読者投稿 「種子田益夫」(3)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 〔悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟〕

《病院は公共性が高いと誰もが知っているが、一方で医者はセレブの代表格みたいな職業で、それだけに人としての品格が問われる場面が多くある。そして経営責任を負う理事長や理事も同じはずだ。種子田が口にしていたという公共性は、病院の資産を担保にできないということの言い訳だったが、そうであれば「最終的に病院を売って返す」という話をすべきではなく、債権者に対する完全なダマシだ。例えば土地や建物に抵当権がついたところで、種子田が債権者に約束したとおりに返済すれば問題なかったはずだから、約束は守らないという“宣言”と同じではないか。数百億円の借金がそれで済むはずがないことくらい分からないで理事長が務まるか》(H・Aさん 男性)

《私の知人が市民団体を主宰していて、行政機関に情報開示請求を日常的に行ってきたが、種子田吉郎の問題については明らかに行政の怠慢があると思う。記事にある通り、父親の益夫が暴力団のフロントという情報は、とっくの昔に入っていたはずで、当然聞き取り調査をしていなければおかしい。そして、そういう事情があれば、なおさら監査も念を入れてやっていなければいけなかったはずだ。その両方ともやっていないのであれば、今からでも遅くはないから情報開示請求を積極的にやるべきと私も知人や医師会に進言する》(M・Yさん 男性)

《種子田は社員が備品を壊したりすると、「ここにある物は全部俺のものだ」と言って怒りまくったが、それは社員に弁償しろと言っているのか? 本当にすべてを私物化して息子を理事長に立てたなら、債権者に対する責任を息子に取らさないといけない。病院を担保にすると何人もの前で何回も約束して騙したことになる。詐欺も同然だ》(関係者 男性)

《債権者から金を借りるときは「何とか助けてください」と言って土下座するわ、涙を流すわで、借りることができて債権者の会社を出ると、満面の笑みを浮かべながら「うまくいった」と舌を出した。そんな種子田の振る舞いが記事に書いてあったが、種子田の腹は最初から騙す気持で借りたにしても、病院運営を任された息子の吉郎が借金を返すのは当然のことだ。こんな当たり前のこともできないのであれば理事長の資格などないし、1日も早く辞任すべきだ》(元側近 男性)

《宮崎のシーガイアはリゾート法第1号指定として、昭和60年代から鳴り物入りで着工した記憶がある。開設までのメインバンクは第一勧業銀行(現みずほ銀行)だったが、種子田はどんな手を使ったのか、同行から融資保証書を手に入れて金融業者に持ち込み、資金繰りに充てたという話があった。シーガイアの建設資金は約3000億円で、実際には地元の宮崎銀行他いくつもの金融機関による資金融資を第一勧銀が最終的に保証するというものだったが、種子田はそれに便乗して金を調達しようとしたのだろう。記事を読んで思い出した》(O・Hさん 男性)

《種子田益夫が暴力団から引いた資金、それはたぶん株投機の資金で、儲けを保証した借り方をしたのではないかと思うが、仕掛けた仕手戦でどれだけ利益を出しても種子田が潤うことはなかったはずだ。種子田の資金調達は全てがきな臭くて、それが金融機関の不正融資という事件につながった》(Y・Jさん 男性)

《病院から吸い上げた上納金が年間で7億円もありながら、種子田は「俺のポケットマネーが赤字のゴルフ場の補填で消えてしまう」と言ってゴルフ場支配人をうなり飛ばしていたが、元はと言えばゴルフ場の会員権を裏で大量に販売して、信用をガタ落ちさせたのは種子田自身であった。しかも、会員権の乱売で得た金を種子田は銀座での遊興費に多い時には1か月で8億円ほどを使っていい気になっていたから、経営者の資格はゼロだ》(U・Mさん 男性)

《金を借りて返せなくなると、債務者は必ず債権者の取り立てが厳し過ぎるとか、金利が法外で待ってくれないなど債権者が非人情であると悪口を言い出す。始めから貸さないに越したことはないのだが、切羽詰まったと懇願されて止むを得ず貸しても、借り手が恩義に感じるのは少しの時間だけで、その後は貸し手から逃げる、貸し手を恨む、第三者の力を借りて貸し手を脅す……それが種子田のやり方か》(E・Sさん 男性)

《4日も5日も立て続けに高級料亭に呼ばれて、呼んだ相手に何の思惑もないはずがないと思っていたら12億円の借金。種子田は債権者がどれほどの金を持っていて自由に動かせるのかを探っていたのだろう。それに、会話する中で債権者の人となりを掴んで、借金の頼み方、返済せずに引き延ばす方法などを考えてもいた。それが悪党の真骨頂か》(S・Yさん 男性)

《東京ダークサイトの記事をみると、悪徳弁護士があちこちに登場している。鈴木義彦の弁護に就いた長谷川幸雄は、関根栄郷と同じく子や孫がどれだけ不憫な思いをするか、考えたこともないと思う。長谷川はまだ間に合うかもしれないが、関根はもう手遅れで本当にお粗末な悪徳弁護士という評価しかない。このようなレッテルは未来永劫残る。これが子や孫の人生にどれだけ悪影響を及ぼすか考えたことなどないと思う》(O・Hさん 男性)(以下次号)

2020.05.02
     
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

    お問い合わせ