法律で定義されている「名誉毀損(棄損)」を見ると、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損すること」と明示されるが、具体的に言えば「不特定多数」の人に情報を「事実として」伝え、それによって主に「社会的名誉(個人や企業が社会から受ける評価)」が傷つけられることを指している。
しかし、これには「公共の利害に関する場合」の特例があって、「.公共の利害に関する事実」と「.公益を図る目的」、そして「.真実であることの証明」があれば、名誉棄損には該当しないとしているのだ。
本誌で特集した「小野敏雄、清瀬雄平弁護士」と「松尾憲之、早川充美」をベースにして制作・公開された動画が非公開の扱いになったことについて前述の法律の要件を当てはめてみると、仮に事実の提示が不特定多数の視聴者に視聴されたことで、小野と清瀬、そして松尾と早川の名誉を傷つける対象になるとしても、彼らの言動は、まさに公益の利害に反する(犯罪性を強く帯びる)ものであるから、それを抑止する(注意喚起する)目的で本誌は記事を掲載し、チャンネル登録者は動画を公開しており、しかも、それを裏付ける多くの証拠を明示している。記事も動画も同等の質と内容であるにもかかわらず、動画のみが何故、名誉棄損に該当するのか。YouTubeが動画を非公開にしたことが余りにも理不尽だというのは、まさにその点にある。チャンネル側に申立に対する聴取を一切行わず、またチャンネル側からの説明要求にも応じていないYouTubeのやり方こそチャンネルの名誉を棄損していることに他ならない。

(写真:小野敏雄 記事を掲載以降、小野の悪事を告発する情報が数多く寄せられている)

小野の動画が非公開の扱いになった時点で、すでに4万人を超える視聴者がついている中で、小野敏雄という人間の悪質さや借金を30年前後も返済しないでいる無責任さ等の本性が正確に認識されていた。小野はすでに人を騙すことができず、周囲との交友にも多大な制約を受けているのではないか。そうであれば、まさに身から出た錆だから、今こそ生き方を改めるべきだ。清瀬もまた弁護士活動が困難になっているかも知れないが、所属の弁護士事務所に迷惑をかけていることを真剣に考えるべきだ。
小野は本誌の記事に対しては直接抗議も反論もしていない。それどころか、本誌で特集している後藤悟志太平エンジニアリング社長の犯罪を疑われるスキャンダルを本誌に持ち込んできたのが他ならぬ小野自身であり、しかも情報を記録した手書きのメモを積極的に提供して来た。小野が後藤社長に関する情報を提供した目的が強迫・強要にあった疑いが強いだけに、小野の行為は明らかに公共の利害に反している。小野はそれを承知の上で、最初に情報発信をした本誌ではなく動画の非公開を狙ったのであろう。小野にとってはこれ以上動画が拡散すれば、それこそ周囲の関係者からも非難を浴びて日常の行動を制約されるだけでなく、10代から所属してきたという右翼団体のNo.2の肩書をはく奪されることも有り得る。動画の拡散によって、家族もいたたまれないと思うのは当然だ。小野には妻の真理、そして息子の光と娘の成美の2人の子供がおり、光も成美も結婚して別に所帯を構えているが、小野が無責任にも放置してきた債務返済については、妻の真理が連帯保証をしており、債権者が小野に対して提起した訴訟では小野とともに被告になっているだけに責任は重い。また、息子の光と娘の成美にしても、小野夫婦と成美夫婦が居住している自宅は平成27年に所有しているが、その資金の出所が債権者であったことは疑いもない。建物は小野が代表である会社と光の共同所有になっており、さらに言えば、小野が債権者から4000万円を2回、合計8000万円を借りたのが平成2年であるから、光も成美も債権者の恩恵に浴して成長し社会人になった事実を踏まえれば、父親の債務に対する一半の責任を自覚するのは当然のことだ。しかし、YouTubeへの申立の背景に家族からの強い要求があったとすれば、それは本末転倒と言わざるを得ない。
また小野が委任した清瀬雄平弁護士にしても、自身ばかりか所属している事務所も相当な影響を受けて評価を著しく落とすに違いないと考え、小野と清瀬の不当な利害が一致したに違いない。

(写真:早川充美 早川の大言壮語は虚言癖を越して犯罪同然である)

また、松尾憲之と早川充美についても「多くの人を騙した揚げ句に姿をくらませるような、最も卑怯な連中だ」と2人を知る多くの関係者たちが、2人の悪事を放置しておけば、さらに被害者が続出するだけだとも言う。それらの批判や非難に呼応したチャンネル制作者が、これ以上被害者を出さないための警告の意味も込めて動画を制作し公開した。

これもまた「公共の利害に関する場合」の特例に該当するものであって、名誉棄損を主張できる筋合いはない。
松尾も早川も、小野と同じく本誌の特集記事に関しては沈黙していたのに、動画が公開されるや、小野と同様の理由で慌てて申立をしたに違いないが、「事実は違うとか、何か言い分があれば、チャンネルに対して直接抗議をすればいいことで、匿名を悪用して陰からこそこそと動画を非公開にさせるなど、卑劣極まりない。それに債権者に会ってしっかり弁明すればいいことでもある。それもしないで、ただ逃げ回っておいて、名誉を傷つけられたと言える訳がない」と多くのチャンネル関係者は言う。

(写真:松尾憲之。巨額資金ブローカー)

それぞれの特集で、小野の言動、そして松尾と早川の言動がいかに悪質であり犯罪性を帯びているかを報じ、その裏付けも明示してきたが、改めて以下に明らかにする。
小野敏雄が債権者に対して債務は存在しないという訴訟を提起して、審理が始まったのは昨年、令和3年2月12日だったが、訴状の内容は前述したとおり、ただ「債務は存在しない」という点を強調しているだけで、主張の根拠はほぼ全てが債権者を誹謗中傷するものだった。あまりにもひどいのは、債権者を「金融の免許を持たない高利の貸金業者」呼ばわりしたり、「債務者を縛り付けるために公証役場で公正証書を100件以上も作成している」などと言って、さも債権者が高利の貸金業を本業にしているかのような、ありもしないことを並べ立てていることだ。そして債務者に恐怖感を植え付けるために強迫や強制を繰り返すとも言う。しかし、その一方で、裁判長が清瀬弁護士に「債務不存在を裏付ける主張をしなさい」と注意するとともに、根拠や証拠の提出を求めても、清瀬弁護士は「ありません」と言うだけで、審理が始まってから1年半以上が経過する今に至るも何一つ提出していないのである。
裁判長がいくら主張の根拠や証拠の提出を促しても、それが出ないのは当然である。小野敏雄が強調している「債務不存在」そのものが虚偽だから、裏付けとなる証拠など何一つ存在しない。
それは、小野の依頼を受けた清瀬弁護士も始めから分かっていたはずだ。小野の委任を受けたとして債権者に通知してきた清瀬弁護士に、債権者が全ての書証類を提示して説明する、それには1時間もかからないと伝えたのは令和2年12月初旬のことだったが、清瀬弁護士は態度を曖昧にし続けて、債権者の申入れには一向に応じなかった。そして、年が明けた令和3年1月中旬に「裁判にするので、面談は控える」と通知してきたのだ。
本来ならば、弁護士の役割として、小野の言い分だけでなく、それを正確に把握するために債権者の説明を聞き調停の役割を果たすことも当然の務めのはずだ。しかし、清瀬弁護士は債権者との面談をしないまま、小野の言うままに虚偽に満ち溢れた訴状を作成し東京地裁に提出した。清瀬弁護士は委任を受けた当初から小野の詐欺行為の共犯関係にあったと言っても過言ではない。何の根拠もない、ただ小野が言っているだけの「債務不存在」という言いがかりを、振りかざしたのだから、まさに弁護士にあるまじきことだ。
しかも、小野の主張を正当化するには債権者をとことん誹謗中傷して貶めるしかないほど、度が過ぎていた。裁判長の度重なる注意喚起を無視してでも 債権者への誹謗中傷を繰り返さざるを得なかったのだろうが、それは決してやってはいけないことで、偽証さえ問われかねない行為だ。

そう見ると、小野敏雄という人間の悪質さだけでなく、清瀬弁護士の資質にも問題があると言わざるを得ない。債権者は本訴とは別に小野敏雄と清瀬弁護士に対して名誉毀損の訴訟を提起するとともに、清瀬弁護士が所属する東京弁護士会に懲戒請求の申立をしたが、虚偽に満ちた主張は債権者の名誉を著しく傷つけ、しかもそれを法廷で何度も繰り返した行為は許されないことだ。清瀬弁護士は、自身が所属する弁護士事務所にも多大な迷惑をかけ、弁護士事務所の信用を著しく貶めている事実をどこまで自覚しているのか。
YouTubeへの名誉毀損の申立は虚偽に満ち、そっくり小野と清瀬の両人が批判、非難されるべきことをすり替えたに過ぎず、名誉を棄損しているのが小野と清瀬弁護士であることはすぐにも判明することである。

そして、松尾と早川についても同じことが言える。動画で公開した情報は全て事実である。松尾と早川はただ逃げ隠れしていただけで記事を掲載してきた本誌に対しては抗議や訴訟提起もなく、動画のみを標的にするという卑劣な手段を取った。
松尾と早川は巨額の導入資金をエサに詐欺を常習にしてきた人間で、松尾は騙された被害者との間で過去に20件以上も大きなトラブルを起こし、拉致監禁されたのは3回もあったが、その度に救ってくれたのが債権者だった。松尾はいつの頃からか定まった住居を持たないようになっていた。松尾はオーナーに40年以上も前から世話になり、何度も命を救われる場面を経験したにもかかわらず、松尾が負っている巨額の債務を巡っては、早川が重畳的に引き受けて債権者に支払うと何度も確約しながら反故にし続け、揚げ句には2人とも一切の連絡を絶って、行方をくらませてしまうという事件が3年ほど前に起きた。松尾と早川が揃って債権者を騙しにかけたのだ。これとは別に早川は、会社の資金約6000万円を横領した容疑で刑事告訴を受けるという爆弾を抱えている。松尾も早川もいつも誰かに追われるような身となっているのだ。

松尾には亡くなった妻との間に息子の慎介がいるほか、妻と先夫との間に生まれた娘が2人いるが、息子の慎介は松尾に似て、その日暮らしをするような日常を送っているようだ。松尾が失踪した際には警察に捜索願を出して債権者と一緒に松尾を探していた中で、父親の債務の連帯保証をしたにもかかわらず突然、行方をくらませ松尾と同様に消息不明となっている。また2人の娘のうち姉の弘美は、松尾と慎介が失踪して安否が気遣われる状況にあっても、ほとんど関心を示さず、関係者が警察に捜索願を出すことを勧めても積極さを一切見せなかった。
早川も10年近く前に妻と離婚して独り暮らしを続けてきたが、2人の間に生まれた真里奈と亜理紗という2人の娘も、表向きには早川とは疎遠になっているようだが、債権者の関係者が真里奈の自宅を訪ねて早川の消息を尋ねた際には、まるで早川の言い訳を代弁するような応対をしていることから、いざとなれば何らかの連絡を取っているのは明らかだった。
松尾も早川も無責任な生き方をして、家族に見放されているようにも見えるが、2人が債権者に負っている債務処理の責任を果たさない限り、松尾と早川の家族も巻き込んでしまうということを全く自覚していない。動画を非公開にする申立で、松尾と早川についても、特に早川の家族から強い要求があった可能性があるが、松尾と早川がどれほど債権者に迷惑をかけ、実害を及ぼしてきたかを考えれば、逆に松尾と早川を説得することを優先するべきではないか。仮に債権者が債権譲渡するような決断をすれば、それこそ自分たちにも多大な影響が出て、日常の生活が覚束なくなってしまうことを真剣に考えるべきなのだ。

これは小野も清瀬も、そして松尾も早川もよく分かっているはずだが、仮に動画を非公開にさせたところで、それは単に日本だけの、しかも一時的なものであり、動画は今も世界中に公開され拡散している。SNSを検索すれば、それぞれの悪行ぶりを明らかにする情報がすぐにも検索結果に現れる。一旦インターネット上に上がった情報を消すことなど不可能だということを、知るべきなのだ。
動画を公開しているチャンネルでも非公開扱いにさせるような卑劣な行為を仕掛けた小野敏雄と清瀬雄平弁護士、そして松憲之と早川充美を放置することはできず、あらゆる対応を取ると明言している。小野も清瀬も、そして松尾も早川も、自分の主張さえ債権者に直接できないで、名誉を傷つけられたなどと言うこと自体、自らの恥を世間に晒していると認識すべきではないのか。(つづく)