(写真:松浦隆男)

これまで会社役員の関係者が松浦隆男の自宅を何度か訪ね、松浦に会社役員に直接会って滞っている債務の返済計画を説明するよう促してきたが、一向に埒が明かない状況が続いている。以前に別の関係者が同様の話をしていたが、松浦は「返済は終わっている」とか「債務はない」等と嘘の話ばかりをして、その度に会社役員と関係者を怒らせてきたが、今も具体的な返済計画を関係者を介して会社役員に伝えながら、一度の実行された試しがない。
松浦の債務については妻の和子が連帯保証をしているため、和子にも意思を隠したが、和子は認知症が進んでいるようで、関係者の話をしっかりと理解しているようには思えなかった。関係者が自宅を訪ねた時から、応対に出た和子は笑顔を絶やさず、関係者が話の矛先を向けても相槌を打つだけだった。

これでは、松浦がその場しのぎの話ばかりして気持ちを改める気配が見られない、ということから、やはり家族や身内が松浦を説得することも一つの手がかりになると考え、松浦の子供を始め和子の先夫と間に生まれた子供にも声をかけることにしたという。

(写真:松浦和子)

和子が先夫との間に産んだ子供は娘が2人いるが、長女の麻美子は今国立大学の准教として大学の研究センターで教鞭をとっているが、関係者が訪ねるまでは松浦が会社役員に多大な迷惑をかけ、過去30年以上にわたって会社役員を騙し続けてきた経緯や、債務の返済を放置してきたために債務総額が5億円以上に膨らんでいる事実を知らなかったようで、関係者から話を聞いて驚くとともに、一度母親の和子に会うという話をしたようだったが、その後、改めて関係者が麻美子に連絡を取ると、麻美子は態度を曖昧にして「私が責任を負うべき意味合いのものではない」という趣旨の話をしさらに弁護士にも相談をするとまで言っているというが、関係者が、母親の和子が松浦の連帯保証をしているので、責任を免れることは不可能だ、ということを説諭したという。

「七田麻美子は、松浦隆男と妻の和子がこれまでの長い期間、会社役員にどれほど迷惑をかけてきたか、松浦がどれだけ会社役員を騙し続けて来たか、その実態を正確に把握すれば、麻美子自身も問題を解決するために何をするべきかを自覚するはずだ」と関係者は言う。
松浦は、これまでに借用書や公正証書を作成して返済を約束しながら一切返済することなく放置するだけ放置してきた。妻の和子も同様だった。

平成元年頃に会社役員の会社に出入りするようになった松浦は、その当時から本業が何であるかが不明のブローカー的な人間で、さまざまな案件を持ち込んでは手数料を受け取ってきたが、持ち込んだ案件のほとんどが実体はなく、会社役員から活動資金や手数料を前取りの名目受領しながらほぼ全ての案件がとん挫してしまっていた。会社役員がビルを所有した平成14年には、そのビルの耐震工事が必要になったため、当時、会社役員に3000万円の債務を有していた松浦に仕事を回すことで債務返済の一部にでもなれば、という温情から会社役員はその仕事を回したことがあったが、松浦が連れてきた業者(川原某)は会社役員から450万円の工事代金を受け取ったにもかかわらず耐震工事を行わなかった。これについて、川原は「全て自分の責任です」と言って、小野登美子という幼馴染を保証人にして、いつ払う、いつ払うと散々引き延ばして嘘ばかりを言った揚げ句に逃げたも同然だった。それにもまして、松浦は会社役員が頼んでもいない解体工事(1000万円以上)を勝手に発注して大きな問題になった。

会社役員は、これまでにも松浦に対する債権が30年という長い時間を経てすでに5億円以上に膨らんでいる事実を伝えてきた。「貴方が、無責任にも返済をしないで30年以上も放置しているから、こういう金額になってしまった。私はきちっと返済するのであれば、そもそもの元金3450万円+αで良いと言っていたはずだが、それでも貴殿は嘘ばかり言って誤魔化そうとした」と言った。
債権が第三者に譲渡されれば、松浦と連帯保証をしている妻の和子だけではない、先にも触れた和子の先夫との間の2人の娘(七田麻美子、同麻由子)ほか松浦夫婦のそれぞれの兄弟や親族にも容赦のない取り立てが起きることは間違いない。関係者が七田麻美子に話していることを甘く考えているなら、麻美子は今までのように自身の研究に精を出したり学生に授業することもままならなくなってしまうことを早々に自覚するべきなのだ。(つづく)