後藤悟志は明星高校から青山学院大学へ進学しているが、関係者によると「明星高校から青学への進学はかなり厳しい」という。明星高校出身者のツイートでは「とにかく教師と生徒の民度が低く、外見だけで中身は空っぽ」という告白があり、さらに「進学クラスは難関校にも行けるが、本科クラスは偏差値の低い大学か就職かどちらか。1人2人難関校に受かったからって浮かれているやつが多い自称進学校ってやつ」と半ば言いたい放題だが、後藤が果たして進学クラスで学業に励んだのかは疑わしく、これまでにも触れた通り高校時代から賭け麻雀に興じ、エレキギターの腕前は玄人はだしと言われピアノも器用に弾くとあって、そうした娯楽に相当な時間を費やしてきたようだから、関係者が「勉強なんて、とてもとても……」と言うことからすると、自身のレベル以上の大学に進学したことになる。ちなみに、同高校のデータを見ると、青山学院大学への進学は2017年と2018年が6名だったのに比べ昨年2019年は24名に跳ね上がっている。何か大きなきっかけがあったのか、注目すべきデータだ。
また、幼少から現在まで極端に臆病な性格は変わらず、「今でも暴走族に出会うとすぐに逃げ腰になる」(関係者)と言い、ケンカになりそうな場面、巻き込まれそうな場面は絶対に避けて通るというから、後藤を知る周囲の同級生たちから「腰抜け」とからかわれていたようである。そんな後藤にとっては金が一番、何でも金で問題を解決できるという感覚が染みついてしまった所以であろう。
しかし、それにしても後藤の金銭への執着は異常で、後藤の身の回りは脱税疑惑ばかり。会社(法人)を隠れ蓑にしているためにかろうじて見過ごされた可能性はあるが、本誌の指摘により改めて調査をすべき個別の事案が浮かび上がっているのは間違いないことで、すでに後藤の居住地管轄の税務署を含め税務当局が過去の申告書類の確認作業を行い一定の成果を確保しているという情報もある。
一部には沖縄の不動産取引で反社会的勢力への利益供与情報が金融機関にも漏れ伝わって、「取引停止を念頭に置いた調査があった」という情報もある。これが何事もなくもみ消されたのであれば、それを可能にしたのは実兄高志に負うところが大きいに違いない。しかし、それが事実ならば逆に大問題でもある。実兄は東京大学を卒業後に旧第一勧業銀行に入行後、みずほコーポレート銀行副頭取時代に西武鉄道に転出して社長に就いた。西武グループの組織改革、機構改革を進め、今は総帥として西武ホールディングスのトップに君臨するが、それもこれまでに触れている通り、実弟の刑事事件まで視野に入った不祥事に巻き込まれたら、自らの進退に関わることは避けられない。
コロナウィルス禍で日本国中が大変な状況にあるにもかかわらず、後藤の女性漁りはお盛んの様子。自分の一人娘と年齢の変わらない愛人を囲いつつ、密閉空間で密接どころか密着という2密を実践しているようだが、いつ、どこで感染してもおかしくない状況は、後藤の会社グループの飲食部門が経営的にも大打撃を受けている現実を直視すれば分かるだろうし、また本業のビルメンテナンス部門でもクライアントには病院やホテル、大規模商業施設、飲食産業等が多く、収益の悪化がそのまま太平エンジニアリングの経営にも大きく影響を及ぼし始めている現実を承知しているはずなのに、後藤本人は懲りていないようである。それどころか、コロナ禍をこれ幸いと消毒液の販売で一儲けを企んでいるという話も聞こえてきている。全く度し難い人間としか言いようがない。(以下次号)