読者投稿 「種子田益夫」(8)

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《種子田益夫と息子の吉郎は口裏を合わせて、益夫が「病院には関与していない」と言い張り、吉郎は「父益夫は病院には関係ない」と言って益夫の関与を認めないという主張は極めて悪質だ。吉郎は病院という資産を債権者から守ってきた積りでいるのだろうが、種子田が病院でオーナーとしてふるまってきた全てを吉郎は日常的に目の当たりにしてきたのだから、父親による病院の買収や経営に関わる資金調達をT氏から受けた部分だけを知らないとは言わせない。それが愛和病院グループ形成の発端であることを吉郎は東京本部の役員として見てきたことをすべて承知している》

《石川さゆりは今、種子田益夫との関係をどのように振り返っているのか。芸能情報を見ると、かなり気丈な性格というが、種子田が不正融資事件で逮捕され、石川自身も融資の片棒を担いだように報道された時は、さすがにNHKの紅白への出場も取り沙汰されて憔悴して光景が思い出される。石川をテレビで見た時、何か陰りのあるようなものを感じた記憶があった。種子田益夫は他人を喰いモノにしてきたが、長男吉郎のT氏への不躾な電話対応を見ても、吉郎は父親以上にワルかもしれない》

《種子田吉郎はそもそも自分の力で理事長に就いたわけでもないのに、あまりにも不遜だと思う。日大芸術学部を卒業して間もなく、益夫に命じられて医療雑誌のツアーに参加したようだが、1ヶ月間の視察くらいでは付け焼き刃にもならず、お守り役をした田中延和氏はさぞや苦労したはずだ。吉郎が東京本部の役員につき病院グループを束ねる役目を負うなんて、あまりにもふざけている。病院経営はそれほど甘いものではないはずで、それこそ全てが父の金、父の人脈で経営がなされていたのは間違いない。吉郎は病院に働く医師を一人でも自力でスカウトしたことがあるのか。父親が作った債務は吉郎が返すのは当然で、相続放棄だなんて見え透いた手段を使うなと言いたい》

《種子田吉郎は父親の益夫に命じられてのことか、病院の経理を操作して毎月6000万円を父親に届けていたという。その金を益夫は返済もろくにせずに銀座辺りのクラブで散財していた。本当にろくでなしの父子だ。病院経営の経理処理は不透明で不明朗な事が多いようで、厚労省の天下りが目を光らせていても厳密なチェック機能が稼働しているとはとても思えない。種子田の病院グループを一度徹底的に洗い直す必要があるのではないか》

《吉郎がT氏に連絡をしたのは一度きりしかなく、それも「社長さんや周りの人は金持ちというじゃないですか。それなら、そちらで処理してください」と一方的に言って電話を切ってしまったというが、余りにも無礼な態度で、それが理事長を名乗る大人の対応なのかと憤りを感じる。医師の資格もなしに理事長になれた真相を探れば、莫大なマネーが動いて、かなりの裏技が使われた状況が見えてくるに違いないが、それも振り返ればT氏のお蔭ではないか。吉郎はT氏に感謝こそすれ、通り一遍の挨拶もできない自分勝手な人間だ》

《種子田益夫が買収した病院を密かに資産化したのは明らかに脱税である。病院の権益を資産として守ってきた吉郎の罪は重い。表向きには息子の吉郎が理事長になっているに過ぎないという点を強調しているのだろうが、長い間にわたって吉郎は益夫に名義貸しを続けてきたことになるから、吉郎は父親と同罪で税務署が一番注視する脱法行為となる。病院グループの形成には間違いなく益夫の調達した資金が必要不可欠で、種子田父子は一切申告していなかったから所得税法違反に問われる》

《牛久愛和総合病院を筆頭とする病院グループには500億円を超える隠れた債務があるということが公然となったら、地元の医師会は慌てふためくに違いない。それどころか、病院グループは全国規模になっているから日本医師会にも波及する。吉郎が資格もないのに理事長に就いた背景事情は地元の医師会は良く知っているはずだ。理事長就任の許諾を与えるに際して地元の医師会が少なからず関与したのは間違いないからだ。医師会は驚いて早急に問題を解決するよう吉郎や病院長に問い合わせや指導を行うべきではないか》

《種子田益夫は部下に相当傍若無人な態度を取り続けたのだろう。種子田が逮捕された直後に種子田のボディガードが大量の内部資料をT氏に預けたり、田中延和氏を始め複数の側近が耐えられずに辞める際にT氏に実情を吐露したのはその表れだったと思う。しかし、種子田が山口組芳菱会に内部資料の取返しを頼んだのは異常な感覚と言うしかない。種子田自身がT氏への借金返済をほったらかしにしてきたことを棚に上げて、芳菱会No.2がT氏に「タマを取るぞ」と脅しを架けるのは本末転倒だ。他にも種子田は事実と違う話を周囲に振り撒いてT氏に迷惑をかけたが、種子田の振る舞いがそのまま長男の吉郎にも引き継がれている。T氏は男気で種子田を助けたにもかかわらず種子田父子がT氏を踏みつけにしているのは許されないことで、相応の法的制裁を受けるのが当然だ》

《種子田による病院の買収と運転資金の調達で病院グループが安定化していくにつれて、父親には何の抵抗もできず言いなりになっていながら、吉郎はその資金で随分良い思いをしたのではないか。種子田は過去に売春防止法違反、法人税法違反、特別背任等で有罪判決を受けた完全に犯罪体質の男だ。そんな種子田にとってT氏を欺くことは簡単だった事が窺い知れる。息子の吉郎も父親の体質を知らない訳がない。解っていながら見て見ぬ振りをしてきた。それがいつの間にか吉郎の体質にもなっているように思う》

《種子田が息子の吉郎を病院グループの理事長に据えたのは、種子田自身が表の役職には就けないから、裏で完全にコントロールできる身内の人間の中から選んだということか。T氏とT氏の知人から騙し取った金で買収してきた病院を隠れた資産にするために、種子田は不正な手段を使ってでも医師の資格も無い吉郎を理事長に就かせたが、明らかに計画的犯行だった。関根栄郷弁護士がさまざまにアドバイスをした結果だろうが、10人を超える弁護士の中で唯一残った関根弁護士は種子田の違法な要求に応えた悪徳弁護士だ。関根はT氏が病院を担保に提供する条件を知っていたので田中延和氏がT氏と吉郎を合わせようとしたにもかかわらず、T氏を息子の吉郎とも一切接触させようとはしなかった。種子田にとっては心強い弁護士だった。関根は弁護士には不適格で、種子田と関わっている間は種子田と週に2回ぐらいは銀座に出て、T氏と会った時には必ず席にきて1日も早く返済させますと挨拶していた》    (以下次号)

2020.10.16
     
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