読者投稿 「鈴木義彦」(56)

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《「鈴木よ、モナコの高級コンドミニアムも、F1レースのスポンサー資金100億円も全部お前にあげるから、出てきて顔を見せろよ」とA氏は言うと思う。A氏は「人の心」「人道」を大事にする人だと思う。勿論、折角頑張って蓄えた資産も大事にする人だとは思うが、情に厚すぎて利息も取らないことも度々で催促もしない場合も多かったようだ。その点、鈴木は口先だけで他人を騙して金を蓄えただけだ。よく考えてみろ、高級コンドミニアムもF1レースの資金も合意書を無視したお前が所有してはいけない、騙し取った資産だという事が解っているのか。元を正せば全ての資産はA氏の物なのだ。A氏は金も大事に思っているとは思うが、お前のような強欲な人間ではない。全部自分の物にしようとは絶対に思っていないはずだ。お前は海外にある金は自分一人のものではないとA氏宛の手紙に書いているが、自分の分はいくらだ。出てきて正直に言ってみろ。もしかして、いつものように仲間と金の事で揉めて、今度はお前が不審な死に方をするかも知れないな。そうなる前にA氏に謝罪して今後の事を相談するべきだ》(関係者より)

《鈴木がいくら資金を海外に隠匿しているのか分からないが、犯罪で得た資金であり、脱税で積み上げた資金でもある事実は揺るがない。そしてここまで周知の事実となれば、どれだけ逃げても隠しても無駄である事は分かり切っている。法律の網を潜り抜け今までまかり通ってきた事が如何に理不尽であったか、鈴木自身が身をもって思い知る事になる》

《A氏が西の紹介で鈴木と会ったのは平成9年(1997年)の秋ごろだった。鈴木は、担保も無く保証人もいなかった。他の金融会社で高利(10日で1割以上)で借り入れをしていたが、利息も元金も返済できないで、どこからも借りられない状態に陥っていた。個人も会社(FR社)も破綻同然だった。西と鈴木がどんな言い方をしてA氏を説得したかは定かではないが、西と鈴木の懇願され融資を承諾した。西と鈴木の提案でとりあえず倒産寸前のFR社の手形を預かることになったが「期日の3日前までに精算するので銀行から取り立てをしないで欲しい」と西と鈴木に頼まれてA氏はその約束を守った。1回目は8月中に7000万円を融資した。A氏の協力で鈴木は高利で借りている先に返済をしていった。鈴木は融資の他に宝石類を持ち込んで言い値(1億2550万円)で買って貰っていた。ピンクダイヤとボナールの絵画も言い値の3億円で買ってもらった。しかし絵画は1度もA氏に見せたこともなく他の債権者に担保として預けていた。こんなこともありながらA氏は平成9年9月~平成10年5月までの10ヶ月で手形13枚を預かるだけで17億円あまりの金額を融資してあげた。この時点で鈴木は既に絵画の件で詐欺を働いていたのだった。しかしA氏は強く問い詰めもせず返済の催促もしなかった。西は全てを知っていながらA氏に忠告しなかった。2人ともA氏の恩情に付け込み大きな罪を犯し始めた。その後2人は様々な嘘をついてA氏を裏切り続けた。こんな悪党が世の中にいるのかと信じられない気持ちになった。その悪党の一人である西は己の罪の深さに耐え切れず自殺した。鈴木はこの西の自殺さえも利用して自分の私腹を肥やし、A氏との約束事を反故にし、今現在も安穏と暮らしている。隠し資産は今や1000億円以上とも言われている。こんな男をこのままにしておいていいのか。いいはずはない》(関係者より)

《一般に株価操作とは、ある会社の株式を高騰させ高値で売り抜ける為に市場で大量に買い付け一部投資家がこれに便乗して株価が高騰した所で高値で売り抜ける。これを前提にすると、鈴木が端から株の利益金を分配する気がなかったならば、A氏から多額の資金を引き出す名目とし、実際に買支え資金とする金で西に株を大量に買い付けさせれば高値誘導することができ、そこに一般投資家まで便乗してきて更に株価が高騰した所で高値で売り抜けられる。得られた利益金にはA氏が買支えのために出した資金がそっくり含まれている。株式市場を利用して利益金を目的とした詐欺である》

《鈴木は平成5年頃から長崎、親和銀行頭取にハニートラップを青田に仕掛けさせ、スキャンダルをでっち上げた。それをネタに総会屋や某暴力団組長から揺すられ親和銀行は窮地に陥っていた。鈴木は味方をする振りをして親和銀行に取り入り、相手方と組んで不正融資をさせた。西もそれを知っていて協力した。西はそんな卑劣な人間を何故A氏に紹介したのか。それは西も同系の悪党だからだ。A氏を欺いて鈴木に融資された資金を西も流用していたのではなかったか。この男も許しがたい事をしている。いつかは一発逆転してA氏に恩返しするつもりだったと思うが、日ごろ人を裏切っている人間にチャンスは来ない》

《今回の一連の株取引、つまり合意書に基づく株取引の発端は、西に宝林の買収の話が持ち上った事から始まっている。西は念入りに調査をし、西単独で交渉をし、800万株の買収資金3億円の出資をA氏に懇願し、A氏が了解して出してあげたところから利益に繋がる。全く何もしていない鈴木はここからあくどさを発揮する。資金を手にした後、宝林株の実際の取引の場に鈴木の知るフュージョン社の人間を立ち会わせ、全株を受け取らせ、金融庁に提出する大量保有報告書はやはり鈴木が手配した杉原正芳弁護士にやらせている。そして、取得資金の出所はA氏ではなく紀井氏の名前で作成されてしまった。全て鈴木の都合の良い人物を関わらせ、鈴木の手の内で実行された。西の油断も無視できないが、鈴木のあくどさは想像を絶するほどで、合意書の取り決めで鈴木は3分の1の分配金を受け取れない。しかし分配金を受け取れない人間が、利益の殆どを奪って逃げているのだから誰もが言葉を失ってしまう》(関係者より)

《A氏は、西と鈴木に疑念を持ちながら生来の男気と肝の太さが仇となって西と鈴木を強く糾弾することが無かった。2人はそれをいいことに、ありとあらゆる手段を使ってA氏を裏切り続けた。こんな悪辣な精神を持った人間は珍しい。西は自殺しても償えないぐらいの裏切りをした。何故、生きることを選択して少しでも鈴木の罪を暴く事に命を掛けなかったのか》

〖鈴木は株取引で得た利益を海外に隠匿しているが、その総額は1000億円を超えるとみられる。不正に蓄積されたにもかかわらず、裁判官はそれに一切着目せず、証言が二転三転する鈴木側に何ら疑念を持たず支持する判断を下した。裁判官は犯罪の隠蔽に加担していると取られても仕方ないだろう》

《鈴木は、FR社 の手形を使って借入を繰り返していた。青田を使って商業手形に見せかけていたのだ。また、おそらく手形で宝石を仕入れて支払期日までの間、商品を質入れしてその現金を流用する。期日になれば、同じことを繰り返す自転車操業で資金繰りをする。破綻するのは分かっていながら他人を騙して借金を踏み倒す、そして邪魔になる人間を排除しながら生きてきた悪党なのだ。表面化していない被害者も沢山いると思う。こんな人間を何時までも生かしておくと不幸になる人が増えるばかりだ》

〖鈴木はA氏を裏切り続け、これだけの多額な利益を殆ど独り占めし隠匿した一方で、A氏以外の債権者に金額にして20億円以上を債務の返済に充てていたと文中にあるが、本当に呆れてものが言えない。A氏でさえもこの株取引関連で資金調達をして、返済しなければならない相手がいるというのに、鈴木の自分さえ良ければどれだけ恩義のある人に対しても他人はどうでもいいという感覚は本当に許せない。明らかに横領をしている人間が、何故自由でいられるのか。世の中おかしい》  (以下次号)

2020.12.08
     
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