読者投稿 「鈴木義彦」(65)

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《この裁判で裁判長が作成した判決文は、A氏の主張をほぼ退けるものとなったが、不可解なのは二転三転した鈴木の主張についての記述がほとんど記載されていなかったことです。嘘だらけの主張について追及せず見解もないというのはどう考えてもおかしい。主張が二転三転するということは「偽証する意思があった」という事だ。裁判官は被告や弁護士の言い分や証拠も調べて、被告が罪を犯したのかを判断しなければならないはずです。矛盾だらけで調べればすぐに嘘だと分かる証言を認めて判決をまとめた責任は大きすぎる。裁判官は身分を保証されているから、停職も俸給の減額もなく罷免もまずない。責任をとる必要がないからいい加減な審理をしても何とも思わないのか》

《鈴木よく聞け。お前を警察や国税庁、検察にリークするのはいつでもできる。その事と裁判で勝った事は無関係だ。今度は刑事事件で告訴される。呑気なことを言っている場合ではないぞ》

《とにかく鈴木の全てが許せない。特にA氏との約束を破る、裏切る手口にはうんざりする。宝林の株の取得資金3億円をA氏から出ていないと言ってみたり、和解書作成の際の50億円以外に「2年以内に20億円支払う」と言ったことも「言ってない」と答えた。挙句の果て手紙の中で「私一人で作った金」などとよくもA氏に向けてそのような事が書けるものだ。非常識すぎる。そしてA氏を騙して西とつるんでいた事も人間として許せない。人が窮地に陥っているのを見過ごせないA氏の性格と、人を窮地に陥らせる鈴木。全く正反対の人間同士の出会いだが、A氏にしてみれば疫病神と出会ったようなものだ》

《鈴木には今、自分の秘密を知っているのは青田、平林、長谷川以外は紀井と茂庭しかいない。心配でしょうがないだろう。紀井に関しては手紙に「嘘ばかり言っているので第三者を入れて真実を明らかにしたい」と書いているがどこからこんな言葉が出で来るのか。第三者とは誰の事を指しているのか。「真実を明らかにしたい」のはA氏の方だろう。第三者を立ち会わせて紀井に来てもらって話し合いをする度胸がお前にあるのか》

《鈴木の代理人弁護士である長谷川は、鈴木の弁護という自分の役割を遥かに越え、弁護士としての品位を失っている。嘘に始まり嘘に終わったこの裁判、長谷川は鈴木の嘘を真実であるかのように創作しつつ、何倍にも増幅させた。「裁判に勝つためなら何でもやる」という信念があるのかもしれないが、人としてやって良い事と悪い事の区別くらいはつくはずだ。しかも名誉棄損にあたるようなA氏への侮辱的な発言、目に余る手法に悪徳弁護士のレッテルを貼ってやりたいが、自分の悪行ぶりを自覚したのか弁護士バッジを外してしまった。しかし引退したからと言って安心できる状況にない事は長谷川自身が一番分かっているだろう》

《最近のニュースで旧ドン・キホーテホールディングの大原前社長が「金融商品取引法の取引推奨」とういう容疑で逮捕された。大原前社長は2018年に自社の株の公開買い付けが発表される前に知人に自社株を購入するよう勧めた容疑らしい。この知人は4億3000万円でドンキ株を購入し6000万円の利益を得たという。2012年(平成24年)に証券会社が某会社の公簿、増資の公開前に顧客に情報を漏らして問題が発覚した事があった。当時は処罰規定が無く、2014年(平成26年)に「取引推奨」を違反とする法律が施行された。この法律は株式購入を勧めた会社幹部もしくは会社に罰則を与えるだけで購入した本人は罪の対象にならない。この容疑での逮捕者が出たのは2014年以来2件目だったらしい。2012以前には両方を罰する法律はなかった。2012年(平成24年)以前はといえば鈴木がA氏からの支援金を元手に株取引で莫大な利益を上げていた時期だ。宝林株、そして親和銀行事件で取締役を退任し、株主名簿からも名前を消した時期のFRのユーロ株発行や第三者増資で得た利益が莫大だったことも頷ける。こうして鈴木は金融商品取引法をすり抜けながら株取引で利益を上げ続け、その利益を独り占めして海外に隠匿し続けている》

《西は鈴木と共謀しA氏を裏切っていたが、それでも鈴木の非道さや人間性を何故見極められなかったのか。鈴木の周りで起きていた不可解な事件についても次は自分の身に起きるのでは、と警戒しなかったのだろうか。鈴木がどんどんA氏と距離を置く様になった頃からおかしいと気が付くべきだった。それなのに結局鈴木の肩を持ち逃亡の手助けをしてしまったのだから西の立ち位置や身の振り方が正しければ、全てに天と地ほどの差が出ていただろう。西はA氏に対する本来の役割を果たさないまま終わってしまった》

《今回の裁判の経緯と結果を読んでいると、刑事裁判の場合は警察の調書、状況証拠、犯人の自白等、裁判になる前にある程度の目途がついているのに対して、民事裁判と言うものに大きな疑問を感じる。警察が関与しない民事事件というのは、原告の訴状に基づく証拠書類と審議中の証人、証人の証言そして原告、被告双方が提出する陳述書をもとに判断される。その他にお互いが主張する準備書面のやり取りはあるが、殆どが裁判官の原告、被告に対する心象と裁判官の能力、人間性が大きく左右する。これで公平な裁判が行われるとは言えないのではないか》

《鈴木が現れてから、この株取引の為にA氏が出資した金額は200億円を越える莫大な金額となっていた。そのためA氏でさえも止むに止まれず資金の融資を知人に依頼した程である。その内情を鈴木は知っているのか。少なくとも和解時には西に言われ、その時点では確実に分かったはずだ。鈴木だけが莫大な利益を手にしている等という現実を誰も許せる訳がない。これまでにA氏が援助した人達の中で成功を収めた人も少なくないというが、A氏も喜んでいることだろう。しかし鈴木義彦に限ってはいくら莫大な利益を生んでも全てが騙しで独り占めした人間を決して成功したとは関係者全員が絶対に認めない。A氏を貶めた人物として多くの関係者より解決するまで絶対に許されることは無い。家族や身内にはいつまでも続くことは間違いない》(以下次号)

2020.12.29
     
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