相続財産や残土処理ほか架空話で「小野敏雄」は詐欺横領の常習か(3)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

小野敏雄による詐欺横領疑惑が次から次へと発覚している。前号までに、小野が会社役員に対して借入金の返済を先延ばしにするために多くの作り話を次から次へと話し、最後には会社役員との連絡を絶った揚げ句に警察に警備を依頼したり、弁護士を盾に使って直接の接触をさせないようにするなど、非情に姑息な工作ばかりを繰り返している経過に触れた。
また、小野が連絡を絶ってから発覚した小野の悪事の中には、会社役員の知り合いが居住するマンションの賃貸契約に関して小野が賃借の名義人となっていた関係から、小野に預けた家賃を小野が着服していたという横領疑惑がある。これについて、家賃はオーナーの指定する口座に振り込むことになっていたのに、小野は会社役員に「口座からの引き落としになっている」と嘘の説明をしていたことから、横領が既遂であることは明らかだ。
こうなると、小野は単に金銭にルーズであるというより、自分の金も他人の金も区別がつかない詐欺横領の常習者ということになる。小野は現在57歳になるが、この歳になっても生業を持たず、前号でも触れた國學院大學レスリング部監督という肩書をなぜ大事にせずに、詐欺の被害者を生み出すための道具に使おうとしていたのではないかという疑惑さえ周囲の関係者に持たせるような悪事を重ねるのか、本当に不可解過ぎる。
会社役員との付き合いは過去30年前後に及ぶが、その間、小野は会社役員から金を借りる一方で、返済はほとんどなく、当初に小野が借り入れた4000万円と4000万円の合計8000万円の元金は約30年に及んだ今、金利(年15%、遅延損害金30%。本人は月1割で貸してくださいと言ってきた)も嵩んで10億円にも上っている。その間に小野には真面目に返済をしようとする努力は見られず、逆に会社役員から新たな借り入れを起こそうとしたり、別の貸し手を会社役員に頼んで紹介してもらうようなことばかりを繰り返してきたのだから、常人の感覚では全く理解不能な話だ。返済が滞れば金利の重みが深刻になるというのは、誰にでも想像がつくことで、しかも、小野は実体のない、もしくは休眠状態にあるような会社の役員を引き受けては何枚も名刺を持ち歩いていたという中で、時には貸付の取り立ても請けていたようだから、なおさら自身の債務について深刻に受け止めるべきである。それでも、小野が返済の先延ばしをする手口として選んだのが嘘の作り話であったのだから、もはや小野は始めから返済する意思などなかった、つまり会社役員から金を騙し取る詐欺を仕掛けていたということになるのではないか。

会社役員に持ち込んだ入金話は全てがウソと断定するほかない。なぜならば、それらの話が実現したことが無く、ひとつの作り話で会社役員に約束した返済期日が訪れる度に先延ばしをしつつ新たな入金話を持ち出しているからだ。そして、小野が連絡を絶った直前まで数か月間の作り話が、小野の妻の実家の相続事案である。小野が会社役員から借り入れた債務については、平成8年11月29日付で額面1億5000万円の債務弁済公正証書を作成して、その際に妻も連帯保証をしている。とはいえ、妻の実家の相続という作り話まで持ち込んだら、これは小野が「ウソをついていました、申し訳ありません」と言ったところで済むものではない。
嘘に嘘を重ねることに小野は完全にマヒしているに違いない。しかし、逃げ隠れして自身を防御するために警察や弁護士を動員する悪知恵だけは働かせているから、小野の詐欺師としての本領は筋金が入っていると思われる。
早く謝罪しないと、多くの関係者等からも投稿が来ている中で、最近の傾向として家族や身内の実名が掲載されることは、加害者にとって一番の反省になり、今後の事件の減少につながるという意見が多いようである。 (つづく)

2021.01.02
     

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

    お問い合わせ