問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(2)

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会社役員が、小野に対して8000万円(4000万円が2口)を貸し付けた債権が30年を経てすでに10億円以上(年利15%、遅延損害金年30%)に上っていることを伝え、早期の清算を求めたのが一昨年の夏頃だったが、それ以降、小野が会社役員に説明をした返済計画は全て嘘だった。令和元年8月に8000万円の融資を受けるというという話に始まり、沖縄の知人より2000万円の入金があるという話、残土処理事業に絡む話、そして令和2年の5月頃には6年間付き合いのあった人間との間で3億円を受け取ることになっているという話などを小野は会社役員に説明したが、いずれも小野が指定した期日までに実行されず何回も先送りになっていくたびに小野から持ち出された入金話だった。これを見ても分かる通り、どの入金話も小野の作り話でしかない。そして、妻の実家の財産分与の話も何回か変わりはしたが小野の作り話のネタも尽きたようだ。
小野が3年ほど前より「月1割で借りられるところを紹介して欲しい」としつこく懇願したことから、会社役員が根負けして金融会社を紹介した件についても、小野には信用が無いために会社役員が借りる形を取ったが、これも小野は返済を滞らせ昨年6月末で債務が2億円になっているが、問題は小野が借りたことをきっかけにして他に2人が一時的に借り入れを起こしたが、この2人は時間をかけずに返済を完了した。約束を守らずに返済を滞らせ債務を多額にしてしまっているのは小野自身の無責任さに問題があるのは間違いない。小野はこういうことでも会社役員に多大な実害を被らせてきたのだ。

何故、小野は会社役員に本当の話ができなかったのか。機会はいくらでもあったはずで、話を聞いてくれる人だと30年間で分かったいるはずだ。小野が会社役員から8000万円を借り入れたのは今から30年も前のことで、その後も何回も無理を聞いてもらい、小野はこれほど長期間、債務を返済しようとせず放置してきたのかについて信用して待ってくれていたのに、小野には返そうとする意思もなければ努力もしなかったとしか言いようがない。小野は日常の移動で国産の高級車を乗り回し、東京の閑静な住宅街に一戸建ての自宅を構え、自宅の2階をアパートにしている。家族は妻の真理と長男の光、長女の成美の4人だが、子供たち2人が生まれた時期に小野は会社役員からの借り入れをしているが、果たして小野が外で何をやっているのか、妻や子供たちは真相をどこまで知っているのか。小野が自宅の土地を購入したのは平成28年6月のことで、土地の所有名義は小野が代表取締役を務める会社にし、また建物はこの会社と長男光の共同所有になっている。アパートからの賃料収入という固定の収入がありながら、小野は会社役員には返済をするどころか、その他にも300万円の借り入れを起こしたり、あるいは新たな借入先を紹介して欲しいと会社役員に頼んだりしているのはおかしすぎないか。しかも、自宅の土地建物を購入するに当たっても、小野は会社役員から借り入れした金で賄いながら一切説明していなかった。借り入れをする一方で、長期間にわたって返済を怠り続けたツケがどんどん溜まってドン詰まりになったら、会社役員との連絡を一切絶ってしまったのだ。

(写真:小野敏雄の自宅 土地建物の所有名義は小野が代表を務める会社と長男になっている)

会社役員は常々小野に「少しの事でも何でも遠慮せずに言うように」と言っており、また「私に嘘や間違いが一つでもあればいつでも言いなさい」とも言っていたというが、小野はその都度「いえ全く、何もありません」と言うので、会社役員はそのまま小野に対応してきたという。とはいえ、前述したように小野が説明していた入金話が相次いでとん挫することから不可解に思い、小野が尊敬しているという右翼の大物と言われるトップに一度会わせてほしいと言ったことも数回あったという。
「小野が言う入金話が次から次に先延ばしになるので、小野は本当の話をしていないのではないか、という疑念を会社役員が持ち、そうであれば小野が信頼し尊敬しているという右翼の大物に小野と一緒に直接会って面談すれば、小野も気持ちがほぐれて実際の話ができるのではないかと会社役員は考えたようだ」と関係者等は言う。しかし、小野は逆に会社役員の申し出を頑なに拒んだという。10代の頃から右翼の世界に飛び込んで、人生の大半をその世界で過ごしてきたという小野が、今、会社役員にやっていることはあまりに非常識で無責任であることを、小野は十分に承知しているはずだ。会社役員が小野の尊敬する右翼の大物と面談するという意向を小野に伝えたのは、いわば小野に“助け舟”を出したようなものではないか。それにもかかわらず、小野がそれを拒むのは、恐らく小野が周囲の誰に対しても本当の話をしていないために、全てがバレてしまうことを恐れた結果ではないかとさえ思われる。小野は、事態を解決するどころか、逆に拗らせようとしているとしか見えない。

小野が会社役員に説明した入金話の中でも、3億円の授受に係る話は、明らかに事件性の高い内容であることが分かっており、会社役員が小野からの説明で知る所では明らかに脱税に問われる案件に小野が共犯で関わり、かなり以前から脱税に協力した小野に対しても杉並税務署の調査が進んでいるというものだった。小野はそれを材料にして相手から事実上の“口止め料”として3億円を受け取る予定だったという。小野は「脱税に協力した相手が隠匿した利益は約10億円にもなるので、3億円は高くはない」と言ったというが、小野が6年間も付き合いを続け脱税にまで協力した間柄を無視して恐喝まがいの手口を仕掛けることには驚かされる。果たしてこれが全て小野による口から出まかせの作り話とは思えないが、真相が判明するのにそう時間はかからないと思われる。
「小野はどこか太々しさがあるが、根っからの小心者で、自分一人では責任を全うする自覚もなく逃げ回ってばかりいるが、時間が経てばそれだけ問題の解決が深刻になることが分かっているのか。このまま同じ状況を続ける積りなら多くの関係者は徹底して小野の責任を追及するという。その際には小野だけではなく、小野の債務を連帯で保証している妻の真理を始め息子の光と娘の成美のほか身内を巻き込むほどの影響が出ることを小野自身がどこまで実感しているかに尽きる」と会社役員の関係者は言う。小野の友人、知人の中にも小野に文句を言いたい人も数人いるようだが、会社役員と親しいというので我慢してきた人もいることが今回分かったという。

2021.01.21
     

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