《鈴木、お前はA氏と会う前に一度死んでいる。そして、親和銀行事件で有罪判決を受けて社会的にも制裁を受けた事でもう一度度死んだ。その二度ともA氏に救われた。それは紛れもない真実ではないのか。A氏はお前から何の利益供与を受けてもいないのに、ここまでしてくれる他人が居るか。あの時のお前には借金があっただけだ。お前から見返りを期待できる物は何もなかった。A氏は自分の信念だけでお前を支援したのだ。その事を思い出せ。父親が西の会社(A氏が資金を出した)でお世話になり、家族や身内の生活が一変したはずだ。その身内が何も言わないのも不思議な家系だ》
《鈴木は今まで非道な事を繰り返してきて、今後どういう結果が待ち受けているかなど考えもしなかっただろう。後先を考えることができれば、度を超えた悪行は出来ないはずだ。普通は家族のことなどが頭を過ぎって考え直すが、鈴木の場合は我欲さえ満たされれば、自分が犯した罪の深さで家族や身内の今後の人生に多大な影響が出るとしても一切関係無いのだろう。鈴木だけじゃない、家族や身内が何もかも失うことになる》
《A氏の代理人である中本弁護士は今何を思うのか。この裁判で100%勝てる自信があったからこそA氏の代理人に就いたに違いない。しかし法廷の流れが原告側に不利になって行く事を明らかに実感していたはずだ。それでも対抗策を講じる様子もなく、原告側の方針もはっきりしないまま時間だけが過ぎて行ったように思う。確かに鈴木と長谷川のやり方は目に余るほどに悪質ではあるが、その悪質さを徹底して追及し理路整然と反論する気概がなければ、相手が悪いだけにこの裁判は戦いきる事は出来なかった。弁護士であるなら法廷の流れをいち早く読み取り、依頼人に有利になる戦術を展開するべきだった。この大事件に取り組む姿勢があまりにもいい加減だったと言わざるを得ない》
《悪事を犯している人間を諫めて改心させる方法は無いものなのか。参考になる書物も発刊されているが、鈴木のような性根の腐った人間に付ける薬はない様だ。意見をするにもその人間に聞く気が無ければ意味がないが、この人間はここまで悪いことをしていても世間体を気にすることは必要以上に気にする人間だと関係者は承知している。鈴木本人の居所は調査中だが、家族の住まいの近隣にも知らしめるべきだ。今後できることは全てやるべきだ。1000億円以上の金を騙し取ったので何をされても一切文句を言えないし、これは鈴木の家族だけではなく、長谷川や青田も同様だ。それに品田裁判長にも一生消えぬ責任は残る》
《今回の裁判で鈴木の証言が二転三転しているのは誰の目にも明らかだが、裁判官が不信感を抱かずに鈴木の証言を採用する事自体に大きな違和感を覚える。どう見ても結果ありきで審理が進められたとしか考えられない。当然誰もが裁判官と鈴木側に癒着でもあるのではないかと疑っているが、司法の世界も相当堕落している事を世に知らしめる結果になったのは間違いないようだ。裁判では被告だけでは無く裁判官も裁かれているという認識を持って真剣に取り組むべきだ》
《鈴木の周辺では、普通では考えられないような不可解な事件が約10件も起きている。これは異常なことだ。それぞれの事件を検証すれば鈴木の関わりが明らかになる筈なのに、なぜ鈴木に捜査の手が延びなかったのか、本当に不思議だ。犠牲者の親族の心情を思うと居たたまれない気持ちになるが、鈴木の犠牲になったと言える西の身内はどんな気持ちでいるのか。息子や奥さんにしてみれば、自分の父親や夫が鈴木が原因で命を絶ったとすれば、どれだけ月日が経っても憎しみは尋常ではない筈だ。しかし関係者の投稿を見ると、息子の内河陽一郎は原告側に協力的ではない様子だ。その本当の心理状態は理解できないが、特に陽一郎のように鈴木の報復が怖くて及び腰になっているというなら考えを改めるべきだ。今の鈴木には手出しができない筈で、何かあればすぐに捜査機関が動く。それよりも西を苦しめた人間が今も罰を受けずに社会で贅沢に暮らしている事を見逃していいのか。それとも父親と一緒に投資とかカジノに流用したことがバレて何も話せないのか》
《世の中の犯罪で一番卑しいのは盗みと密通だという。刑務所に入っても、罪状によって他の受刑者から軽蔑され、疎まれるのが泥棒と不義密通者らしい。時には虐めにあう事もあるらしい。鈴木の場合は泥棒だが、こんな莫大な金を騙し取ったと言っても誰も信用せず、かえって馬鹿にされるだろ。鈴木は親和銀行事件で100億円以上の不正融資を受け有罪判決を受けたが執行猶予が付いた為に刑務所暮らしは経験していない。一度ぶち込むべきだと思う》
《日本の裁判制度は三審制を取っているが、今回の鈴木の訴訟において一審の判決を不服として控訴しても、大した審議もされず誤字脱字の修正のみで格好だけ取り繕った見せかけの裁判では三審制の制度が全く活かされていないに等しい。誤審を防ぎ、国民の正義を守る為に公正で慎重な裁判を行う義務があるはずなのに、ただの流れ作業と化している裁判所の現状では大きな信用失墜は免れない》
《合意書には「何らかの入金があった時には一旦全ての金をA氏に入金する」とあり、また「乙(西)と丙(鈴木)は本株取扱いにおいて全て甲に報告するものとし、もし報告の義務を怠ったたり虚偽の報告などの不正行為をした時には分配の権利を喪失する」と記載されている。鈴木は合意書に違反し、分配金を受け取る資格が無くなったにもかかわらず莫大な利益を違法に隠匿し今でも逃げ続けている。これを犯罪者と呼ばずに何と呼べと言うのか。しかもこの重大な罪を隠し続けている事実を明らかにすべき裁判官は見抜くことも出来ず、合意書を退けるというむしろ犯罪を手助けする結果にしてしまった。こんな結末があっていい訳がない。この過ちを正そうとする動きが加速するのは当然のことだ。今後はさらにインターネットで多くの情報が掲載され、世界中に計り知れない広がりを見せる。特に長谷川、品田の責任は大きすぎる》(以下次号)