読者投稿 「鈴木義彦」②(7)

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《西は、志村化工の件で鈴木に株取引の巨額の利益分配という餌を目の前にぶら下げられ、それに目が眩んで死に物狂いで検察から鈴木を庇った。検事が鈴木に事件の主犯と睨んで捜査をしていたので、かなり厳しい取り調べであったはずだ。検察官の取り調べには大抵の人間は白状するようだが、西にそんな根性があったとは思えないが、金の力は人間に想像もできない力を与えたのか、鈴木の作戦が成功した。しかし、西にそんな根性があったのなら、自殺などせずに鈴木と対決すべきではなかったか》(関係者より)

《金融庁が証券業界に対して鈴木の口座開設を許可していないと書いてあったが、この状況は変わらず、というより鈴木への監視はさらに強まっているに違いない。とはいえ、金融庁がそれなりの情報を掴んでいるのなら、何故鈴木から事情聴取をしないのだろうか。どうも関係当局の動きがもどかしすぎる》

《裁判官の宝石、高級輸入時計に関する知識が全くない事に驚かされた。あまり、なじみのない業界ではあるかもしれないが、上代が45億円(バセロンのペア時計1セット10億円が4セットとピアジェやパテック、ピケの男性用時計各1億円が5本)の高級時計を4億円で販売委託をした事を「整合性がない」としたが、鈴木が困っていたので原価よりも安くして挙げたことを、勝手にこのような判断をして、整合性が無いと言うのであれば鈴木に「現品を返しなさい」と命令すべきである。品田裁判長は高級時計の販売委託に関わる契約を無効にし、さらにピンクダイヤと絵画についてもエフアールの責任にしてしまうという、とんでもない認定をしたが、鈴木が個人でやったことで会社には関係ないことであることは天野氏も証言している》(関係者より)

《弁護士の人間性も色々で、人情に篤い弁護士、薄情な性格の弁護士と、人それぞれで他人に迷惑がかからない程度のことならば問題にはならない。しかし、自分が情を掛けられたことがない人間には人の情が理解できないのだろう。長谷川元弁護士や平林弁護士はそういう人間なのだ。彼らの審議中の発言には、A氏の鈴木に対する温情を「世の中の常識では考えられない」とか「経験則上理解できない」と言っている事が何回もあるが、正にそれが長谷川や平林の本質を現わしている。人間の持つ情というものを知らないで生きてきた人間には、A氏の器量は理解できないだろう。人間としても哀れだが、そんな長谷川や平林の主張を受け入れた裁判官も同類の人間だったのだ》

《裁判官は、鈴木が貸金返還請求訴訟での債務約28億円(元金)の返済については、西が「株取引の利益」と言って原告の会社に持参した15億円を鈴木の債務の返済金であり、返済日を平成11年7月から9月と認定したが2か月も幅があるのはおかしい。平成14年12月24日に鈴木が持参した10億円については明確なのに何故か。金額もA氏の主張や証拠と違い、返済時期も極めて曖昧である。判決文には言い訳がましく辻褄合わせのような書き方をしている。A氏は「鈴木の債務の返済金は7月30日の5億円(西の分を合わせて10億円)のみで、その他の金銭授受は全て株取引で得た配当金だ」と主張し、鈴木は「9月30日に西に15億円を持参させて手形原本と確認書を受け取り債務を一括返済した」と主張している。裁判官はこの鈴木の主張を支持したが、その内容も時期も金額も全く出鱈目ではないか。そもそも元金は約28億円である。裁判官は、元々債務の殆どについて鈴木個人とFRを厳格に区別できないと言っていた。全く筋が通っておらず、不自然過ぎる判決文だ》

《元エリート裁判官の瀬木氏の著書に「裁判官は良い判決文を書くより上司の気に入られる判決文を書けるかどうかが出世に影響する」と書いてある。この裁判の判決文のどこが上司の気に入られる部分だったのか。上司と裁判所全体が鈴木の味方であったという事なのか。再審ではこの部分を解明しなければ誰もが納得しない》

《高裁の判決には大いに疑問が残る。誤字脱字の修正のみで、審議が行われた形跡が全く見受けられない。1審の判決がそれほど完璧な判決だったはずがないと考えるのが当然で、1審の品田裁判長と2審の野山裁判長の間で話が付いていたとしか思えない。この裁判は何故か裁判官より裁判所の思惑が働いていたと感じる。もし、そうだとしたら、憲法に保障される裁判官の独立という重大な問題に発展する。裁判所はこの不祥事を隠蔽しようと再審を阻止するのか。絶対このまま有耶無耶で終わらせては、日本の法曹界にとって大きな誤判として永久に語り継がれることになるのは間違いない》

《西と鈴木の私欲をかけての戦いも見苦しい。残念ながらこの2人にはA氏の存在を考える余裕がないほど醜悪な戦いだ。人間、思わぬ金を手にすると気が狂ってしまうのだろう。人間として一番大事な事も忘れてしまっている。残念ながら自分には経験が無いので想像もできない。天文学的な桁の金とはこの事だ。約15年前に約470億円の資金がタックスヘイヴン地域に隠匿されていた事実を紀井氏と天野氏がそれぞれA氏と西との面談で証言しており証明されている。それからすると今や1000億円以上に増えているということは当然である。1000億円という資産を持っている富豪は世界でも約3000人しかいないという。1000億円を運用している投資家も稀だと言われている。全てを運用資金にしていないが、いくら贅沢をしても、少々投資で失敗しても元本は減らない金額だ。鈴木はこれをどうしようと思っているのか。タックスヘイヴン地域の実態の一部を明らかにした「パナマ文書」以降、国税庁とタックスヘイヴン地域の情報交換は頻繁になっていると聞くが、果たしてどうか。目立った金額を日本国内に持ち込まない限り安全なのか。ペーパーカンパニー名義で投資活動をしていると言っても鈴木個人が安全とは限らない。また、鈴木にも寿命があるから、いつまでも生きているわけではない。鈴木が隠匿資金を他人に任せる度胸と器量は無いと思うし、家族はなおさら管理は不可能だ。鈴木が亡き後は2人の子供と愛人の子供にということになろうが、それぞれに影響が出るのは必至で、すんなり事が運ぶ訳もない》

《鈴木が和解後にA氏に送った手紙に「だいぶ以前からA氏、西、紀井が私を陥れるために計画していた」と書いているが、どの口がそういうことを言わせるのか。お前を陥れてA氏や紀井氏がどれほどの得をするのか。その言葉は、利益金を一人占めして隠匿している事を自白しているのと同じだ。カネを持つと被害妄想を持つようになるのか。まさにふざけた発想であり異常な感覚だ。お前は、A氏にどれだけの不義理をしているのか、ある意味、どんな制裁を受けても仕様がないほどの裏切りをしていながら、まだ反省も出来ないのか》(関係者より)(以下次号)

2021.05.04
     
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