松浦隆男はこれまでの長い間、会社役員に多大な迷惑をかけ続けてきたことを本当に分かっているのだろうか。平成元年頃に会社役員の会社に出入りするようになって以降、30年以上にわたって会社役員を騙し続けてきたのだから、松浦の罪は想像以上に重い。しかも、借用書や公正証書を作成して返済を約束しながら、松浦は一切返済することなく放置するだけ放置してきた。妻の和子も連帯保証をしている身にありながら責任の重さをどれだけ痛感しているのか。会社役員の所有するビルの耐震工事を巡り、松浦が紹介した川原某という人間が工事代金の450万円を受け取りながら、工事を一切やっていなかったという詐欺も発生しているが、川原が代金返済に当たって小野登美子を連帯保証人にしながら、結局は知らぬ存ぜぬの無責任な対応に終始した。この件についても、松浦は何一つ後始末をしなかった。
会社役員は昨年12月に松浦に対する債権がすでに5億円以上に膨らんでいる事実を伝えたうえで、松浦がきちっと返済するのであれば、そもそもの元金3450万円+αで良いと言っていた。ところが、松浦がこの期に及んでも嘘ばかり言って誤魔化そうとすることに対して憤ったのは言うまでもなく、松浦に対する債権を複数に分割して譲渡することにすると関係者は決断を口にしている。
債権が譲渡されれば、松浦と連帯保証をしている妻の和子だけではない、家族や親族に影響が出るのは当然で、和子の先夫との間に生まれた2人の娘(七田麻美子、同麻由子)ほか松浦夫婦のそれぞれの兄弟や親族にも容赦のない取り立てが起きるに違いない。同席していた会社役員の関係者が、そのことを伝え、もっと真剣に返済することを考えなければ、大変なことになると言っても、果たして松浦がどこまで本気で聞いていたのか、疑わしい。
前述した七田麻美子も、松浦と妻和子の無責任さがどういう事態を招いているかを実感していないようで、関係者に対しては自身が責任を負うべき意味合いのものではないという趣旨の話をしているというが、母親が連帯保証をしているので、責任を免れることは不可能だ。「それに松浦隆男も妻の和子もこれまでの長い期間、会社役員にどれほど迷惑をかけてきたか、松浦がどれだけ会社役員を騙し続けて来たか、その実態を正確に把握すれば、問題を解決するために何をするべきかが分かるはずだ」と関係者は言う。七田麻美子は大学で教鞭を取っているようだが、そのような立場で松浦夫婦の債務問題を放って置いたら自身の日常に影響を及ぼすとみられる。
家族や親族が今後、どのように悪い影響を受けるか、松浦と妻和子は真剣に返済に取り組み、真摯に会社役員に対応することが何よりも優先していることを認識すべきではないか。そして、松浦と和子の家族や親族も、松浦と和子から本当の話を聞いて、今後どう取り組むべきかを真剣に考えるべきだ。そうでなければ、ネット上での情報拡散はさらに勢いを増して、松浦も和子だけではない、家族や親族も巻き込まれ深刻な影響が出るのは当然のことになってしまう。(つづく)