詐話師「松本信幸」は気宇壮大な作り話を振り撒く(4)

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債権者は令和2年4月に松本信幸と連帯保証をしている妻に対して債権の一部請求という形で貸金返還請求の訴訟を起こした。ところが、松本は住民票を置いている住所地に住んでおらず、しかも妻が病死していたことも判明したことから、妻に変わって長女のめぐみと長男の塁に被告を変更する手続きが取られたという。松本は、自分のしでかした不始末を家族全員に負担させようとしているのだ。こんな父親は絶対にごめんだ、と2人の子供たちは叫んでいるだろうが、松本がしっかりと子供たちと向き合わなければ、問題は絶対に解決しない。それを松本自身が何処まで分かっているか、ということである。

松本は数年前から債権者との連絡を絶ってしまい、行方をくらませているが、訴訟になっている事態をどのように考えているのか。自身の無責任で非常識な振る舞いから債権者に大変な迷惑をかけてきた揚げ句に、その不始末を2人の子供たちにまで担がせようとしている。すでに松本が行方をくらませた辺りから家庭崩壊の危機はあったようだが、今さら、知らぬ振りをして逃げ回っているような状況ではないことは松本も十分に承知しているはずだ。

平成19年頃から約7年間にわたって、資産家の長男との関係を持ち込んで、債権者から寸借を繰り返したが、その資産家の長男が松本による作り話であることが発覚すると、今度は知り合いの反社会的勢力の男に頼んで、債権者を亡き者にしようとする暴挙に走ったのである。松本が債権者に持ち込んだ資金計画は資産家長男との共同事業という触れ込みだったが、何もかもがウソだった。
松本はそれらの資金計画が嘘であることが発覚するたびに債権者に「謝罪書」を書いているが、その数は9件にも及んでいる。しかし、言葉では詫びても松本の態度は変わらず、反省の意志を見せて債権者の仕事を「手伝わせてください」と言いながら会社に入り込んだが、周囲の目を盗んで小口の現金を盗むという窃盗行為に及んだ揚げ句に姿を消してしまった。

関係者によると、その後、債権者の関係者が松本の所在を突き止め面談を重ねる中で、松本は「社長にお詫びをしたいので、会社に行きます」と言っていたが、約束の日に債権者の会社近くまで来ながら、結局は顔出すのをためらってしまい、また行方をくらませてしまったという。その時でさえ債権者に本当の話をせず、債権者に約束した債務の返済計画を具体的に持ち得なかったのか、いずれにしても松本に対する債権は膨らむばかりだ。そんな父親の不始末に巻き込まれた2人の子供は、今後、大きく重い責任を負うことになるに違いないが、松本は今こそ態度を明らかにして債権者にしっかり謝罪しなければ、子供たちからも最大級の怒りと恨みを買うに違いない。身内についても今後、ネットにドンドン情報が流出することになるだろう。以前、関係者に松本は「債権者に莫大な借金がある。本当に申し訳ない」と反省する態度を見せていたが、そんな人間が取る態度ではない。松本はその場しのぎの事しか言わない詐欺師だということがはっきりしている。このままでは子供たちだけでなく身内にも大変な迷惑をかけることになるのが目に見えているが、それも当然のことだ。(つづく)

2021.07.01
     

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