読者投稿 「鈴木義彦」 ②(28)

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《A氏は鈴木と出会ってから約20年もの間に、いくらでも鈴木を刑事告訴する機会があったはずだ。あるいは第三者に債権譲渡する事も出来たはずだった。しかしA氏はそれをせずに、むしろ鈴木に更生のチャンスを与えて来たようにも思う。それなのに、そんなA氏の心情を察する事も出来ずに鈴木は、後ろ足でA氏に砂を掛け続けてきた。とんでもない裏切りの数々を重ねてきた。鈴木の和解後の2通の手紙を見れば、「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く男に今まで会ったことが無い」とまで言っている。ただ鈴木の言い分の中で特に気になることは、鈴木は西の協力により多くのことが出来た。それに対して合意書破棄の報酬10億円と利益分配金30億円を払っている。その分を西の責任でA氏の分を処理するように言っているところがあるが、それは合意書に基づいて3等分するべきことだ。この事実を知れば誰も鈴木を許す訳がない。人の恩義に感謝せず誠意も見せない人間は徹底的に罪に問うべきだ》(関係者より)

《ある地方銀行の頭取がハニートラップを仕掛けられ、暴力団や右翼に不正融資を迫られていた。頭取は旧知の人間に対応処理を依頼した。依頼された人間が総会屋であり、その先に暴力団組長がいた。裏社会の力関係でこの事件は解決したかに見えたが、当然に解決謝礼金が必要だった。銀行は直接支払う訳にはいかず、苦慮していた。迂回融資の受け皿となるダミーの会社が必要だった。そこに取り入った人間が当時FRの代表取締役だった鈴木義彦であったのだ。鈴木はダミー会社を作り、それを使って不正な迂回融資をさせ、解決謝礼金を支払う事に協力した。鈴木は、裏社会の人間よりも悪質で狡猾な人間だった。暴力団組長を紹介した総会屋と結託して、その銀行にダミー会社経由で100億円以上という莫大な不正融資をさせたのだった。頭取にハニートラップを仕掛けたのは鈴木の悪友である青田光市であったという事実を明かしたのは鈴木自身だった。これが、親和銀行事件なのだ。鈴木は懲役3年、執行猶予4年の刑を科せられた。罪名は「特別背任横領罪」である。この時の裁判長は「被告の責任は重大なものである」と付け加えた。これは、鈴木の人間性を知る大きな出来事であった。その後鈴木は、株式投資に関して恩人に当たる人から提訴されたが、その裁判の裁判長は、親和銀行事件での鈴木の行状を全く無視した判決を下した。鈴木という悪人を生き返らせてしまったのである。この裁判官は自らの責任を自覚して反省し、再審を申し出るか即刻辞職するべきだ》

《裁判で、当事者は勝ちたいが為に双方が自分に都合のよい主張をするのは当たり前だ。特に刑事事件では被告は罪になるかならないか、量刑にも大きく影響してくるので必死に弁護士と相談して虚偽主張を通す戦略を考える筈だ。しかしこれはいつの時代も同じで、裁判官もそんな事は百も承知で主張や証言を検証すると思う。しかし今回の品田裁判官はそうした前提を無視して公正な判断をしなかった。どこまでも被告の主張を受け入れ、判決の判断材料としたことは明白である。その事実を取り上げたインターネットの情報が共感を呼んで、今では世論を動かすのではないかと思えるほどに裁判結果と鈴木らに対する非難が殺到し続けている》(取材関係者より)

《鈴木は親和銀行不正融資事件で逮捕されて以降、反社会的勢力のレッテルを貼られ、また多くの刑事事件への関与が疑われてきた人間だ。今回のA氏による訴訟では、裁判官による不当判決が問題となり、マスコミ等でこの問題が更に大きな話題となり、このまま再審の道が開かなければ、裁判所だけでなく日本の法曹界全体が世界の恥さらしになるのは当然のことだ。不当判決の実態を明らかにするべきだ》

《鈴木は、親和銀行事件で実刑を受けた事により、FR社の代表取締役を辞任し、表舞台から消えた。しかし、鈴木は裏では創業者としての権力を維持し、実権を握り続けたのである。狡猾な鈴木は表舞台から消えたことを利用し、西の協力もあってFR社の新株発行や第三者割当増資を指揮し、宝林株の隠匿利益を横領してFR株相場を作り、莫大な利益を得たのである。この利益は独り占めされ、オフショア地域のプライベートバンク口座にペーパーカンパニー名義で隠匿され、A氏には一切報告されていない。鈴木辞任の後、FR社の代表であった天野氏は鈴木の資金原はA氏の資金であることを承知していたが、後年に病死(自殺か他殺という鈴木の関係者の指摘が多い)し、FR社の存続に協力した西も自殺した。FR社株の相場詳細を知っているのは当時、鈴木の指示によって株取引の売買担当をしていた紀井氏のみとなった》(取材関係者より)

《鈴木については裁判での数多くの虚偽証言が発覚している。原告側には未だ裁判に未提出の証拠類として録音テープが10本以上の他、多くの書類等が残されているという。再審請求を申立てる事由として、虚偽の証言や偽造、変造された証拠などが判決の証拠となったことが証明された場合、再審の手続きに進む事が出来るということなので、鈴木の裁判での判決は鈴木や長谷川元弁護士による虚偽の証言のもとに下されているのは明白である。裁判に提出されなかった原告側の証拠類を再度検証し審議すれば虚偽証言を証明する事は十分可能であり、一審と二審の判決を覆すことは間違いない》(関係者より)

《長谷川弁護士が経験を活かし依頼者の利益を見事に守った優秀な弁護士と言われるかもしれないが、鈴木の犯罪疑惑を隠蔽し、多額の報酬を裏で受け取った事実から犯罪への加担責任は免れない。鈴木の嘘を正当化しようとして裁判官をも騙し操った。この結果、超悪徳弁護士として決定的に位置付けられたのは間違いない。それを自覚してか、弁護士バッジを外してしまったが、最後の事件がこれでは後味の悪いものになっているはずだ。そしてその思いは一生涯付き纏う事となる。判断が歪んでいるという事だが、今のネット社会は鈴木、長谷川の悪事を暴き続けるだけに、鈴木、長谷川の2人と家族にとっては想像を超える恐ろしさがあるのは当然のことだ》

《鈴木は「ドバイのセレブ夫妻殺人死体遺棄事件」の被害者である霜見誠とも昵懇であったという。霜見はFRの相場で相当儲けて、周囲の人間に「FR相場と出会った事で人生が変わった」と言っていた。霜見は、スイスの隣国リヒテンシュタインに所在するジャパンオポチュニティファンド(JOF)のマネージャーをしていて、FRから社名変更したクロニクルに係わっていた。JOFの運用資金は300億円と言われていた。霜見はスイスで鈴木とよく会っていたようだ。JOFのオーナーは鈴木だったという指摘がある。鈴木はこの頃、合意書を反故にしてA氏を裏切り、宝林株やFRほかの株取引の利益を独り占めにし続け300億円以上の利益を隠匿していた時期と重なるからだ。霜見は他の日本の投資家と裁判沙汰になっていて、スイスのプライベートバンクの事で、裁判所で事情聴取を受ける数日前に行方不明になり、埼玉県久喜市内の空き地に夫婦で殺されて埋められた状態で発見された。この事はマスコミで大きく取り上げられた。霜見は殺される前に鈴木と金銭的なトラブルがあったのではないかとの噂もあったようだが、霜見がこの世にいない事で真相は不明だ》

《西は鈴木と交わした密約の実行で鈴木に指定された香港に渡航した際、同行したのは息子の内河陽一郎であった。西の生前、陽一郎は鈴木との株取引や日常の関係をよく承知していたはずである。また香港での事件を目の当たりにした陽一郎が西の自殺の原因が鈴木にある事を分からないはずは無い。それなのに裁判では「自分の名前は公表しないで欲しい」と直接の関与を拒絶した。裁判で証言台に立っていれば陽一郎しか知らない事実があったはずだが、西の無念を晴らす為にも息子として真実を伝えるべきだ》(関係者より)(以下次号)

2021.07.05
     
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