《国民の信託を一身に受けている事を認識している裁判官は何人いるだろうか。そして誤審や誤判、冤罪等、数々の失態を犯している裁判所自体が責任感を認識していないように思える。難解な事件にはなるべく関わりたくないという意識が裁判官には非常に強い。難解な事件こそ真実を解明するために全知能を注いで善良な人々を救い、悪人を懲らしめるのが本来の姿ではないのか。裁判官自身が、裁判所という自分達の牙城を守る為に権力者に忖度し、国民を蔑ろ(ないがしろ)にしていては本末転倒だ》
《今回の裁判について、最高裁長官をはじめ品田と野山の両裁判長は、この不当判決に対して然るべき対応をして是正処置を講じなければ、裁判所に対する批判や非難等の風当たりは益々強くなるばかりだ。その為には再審の場を設けて一審判決の誤審による誤判を取り消し、鈴木の犯罪を暴き出さなければならない。また、その結果、鈴木が海外に隠匿してい1000億円を超える資金が「合意書」に基づく株取引によってもたらされた事が判明し、その利益を正当に処理しなければならない》
《控訴審を担当した東京高裁の野山宏裁判長は一審の判決文を何か所も誤字や脱字を訂正することで、さも慎重に検証をしたという体裁を作ったが、一審判決を覆すことは当初から考えていなかった。品田裁判長の誤判を検証するためには審理があまりに短か過ぎたのが理由だ。ただ、品田を始めとする地裁の裁判官が誤字や脱字に気づいていないということは、陳述書や多くの証拠類を真剣に見ていないということになる。高裁の裁判官は主張と書面を何回も読んだのであれば、何故、一審判決の誤りを正そうとしなかったのか。書籍の校閲者と同程度の検証に留めて一審判決を支持するというのであれば、控訴審(高裁)の存在価値は全くない。日本の法曹界がナレアイでいい加減であることが実証されたと言わざるを得ず、誤った事実認定でここまでひどい判決を撤回させるために再審をするべきである。品田裁判長と鈴木の代理人の長谷川元弁護士の間に癒着があるのではないかとさえ疑われるような一審判決に、他の裁判官が疑問を持たないことの方が異常だ》(関係者より)
《金儲けが悪とされていた時代があった。それは、貧困な生活を強いられている人の妬みでもあった。汗水を流して働いた時代から、今やコンピューターを駆使して世界中の情報をキャッチして、それを参考にして稼ぐ人たちが主流となる時代になった。国と国との間ではスパイ活動やコンピューターのハッキングが頻繁に行われている。国家秘密の漏洩が世界の大問題になっている。しかし、全てが人間のやっている事なのだ。どんな時代になっても人間として最低限守らなくてはならないルールがある。鈴木の様に、人生の大恩人を裏切るという最低最悪の行為をして自分勝手な都合だけで生きている人間は、人の心を持たない大悪党だ。恩人への感謝の心も持たず、自分の家族への愛情も忘れたこの大悪党に人の心を説いて聞かせても無駄な事だろう。といって黙って見逃がしている訳には行かない。鈴木が今の姿勢を改めないのであれば、鈴木が一番大事にしている1000億円以上といわれる隠匿資産の真実を大手マスコミにリークして、同時に、監督官庁に告発することが鈴木をこの世で制裁を受けさせる方法ではないか。今はその時機に来ていると思う》
《平成11年7月8日、A氏と西と鈴木の三者間で株取引の基になる「合意書」が締結された。その「合意書」を作成するに当たって、西が「今日の話を書面にまとめましょう」と言うので、A氏が「それなら弁護士に作らせよう」と返すと、西が「いえ、この話は3人だけの事にしたいので、私が作ります」といって社長室から出て行き、しばらくしてから書面を持って戻ってきている。このやり取りもA氏が弁護士に相談させないようにする事と、完璧な内容の書面を作成させない為に敢えて秘匿性を高める為の演出ではないか。更に言えば、西が持って帰ってきたのは抜け道のある書面で事前に準備されていたものであった可能性さえ考えられる。鈴木はA氏に「西さんは口が軽いので3人で合意書を交わした事は絶対に秘密にする様、社長からも強く言って下さい」と何回も頼んだと言うが、鈴木の本当の目的はA氏に頼んで西の口を固くさせる事にあったのではないか》
《鈴木は、株取引で獲得した利益を独り占めにすることが犯罪行為であると自覚していた。最初の銘柄である宝林株から、海外で準備したペーパーカンパニーで株を取得し、紀井氏に高値で売り抜ける作業を全て任せ、さらに獲得した利益を密かに海外に流出させるという一連のプロセスで、鈴木は自身の関与を徹底的に消すことに腐心したことがその証だ。志村化工株の相場操縦事件でも、西を人身御供にして自分は逃げ延びるギリギリの状況を作っていた。鈴木はエフアールを創業した当初から犯罪に手を染めてきた。その渦中で一緒にやった仲間を平気で裏切るような鈴木を決して許してはいけない。また長谷川を始め杉原、平林も弁護士として懲戒を受ける以上のことをしたが、長谷川に関しては「質問と回答書」(乙59号証)のひどすぎる嘘に象徴されるやり方に心が痛まなかったのか。弁護士というより人間のやることではない。しかも鈴木は自殺寸前の状況をA氏に全て助けてもらったのに、全てを裏切った》(関係者より)
《追い詰められて破滅寸前に陥っている人間は、どの様に這い上がって行こうとするのだろうか。自殺を考える者もいるだろう。鈴木の様に社会のルールや人の道を逸脱してでも生きていきたいと考える人間もいるだろう。生きていこうとするならば、後者の方法しかないかも知れない。しかし、それは、命は残っても人間を捨てて鬼畜にならなければできない事だと思う。鈴木はそれを選択して実行した。西の紹介でA氏に会った事によって這い上がるチャンスを掴んだにもかかわらず自分でそれを断ち切って悪用してしまった。鈴木は元々が悪質な性格の持主だったのだろう。他人を騙して裏切って、好意を踏み台にしてでも自分の欲望のために生きようとした。そうとでも考えないと一連の鈴木の言動は理解できない。人間の心を捨てきってしまえば、金と欲の為にここまでの事が出来るのか。鈴木はまさに鬼畜になっている》
《鈴木は最初の宝林株の取引でもたらされた利益からして海外に流出させている。当時は税金対策として海外に流出させた資産は申告がなければ課税対象とする事が難しかったからだ。「合意書」を締結する前から鈴木は脱税対策まで考えて準備を進めていた。という事は、少なくとも億円単位の利益を確実視していたからに他ならない。A氏が買い支え資金を出しつける限り、鈴木は株式市場を通してそっくり利益を確保できるという、極めてあくどい計算があった》
《40億円以上という上代価格の超高級時計(合計13本)を鈴木は4億円でA氏から預かり、そのうちペア時計3セット(1セット10億円)を6億円で処分をしたが、A氏には代金を支払わず現品の返還もしなかった。品田裁判長は「40億円以上の商品を4億と言うのは整合性が無い」として鈴木の債務とは認めなかったが、鈴木が6億円の現金を手にした事実を無視しておいて、何を基準にしたというのか。裁判官個人の勝手な判断で無効にしたとしか思えないが、高価な時計は売れるまでに時間を要するので、親和銀行事件で逮捕された鈴木が再起をかけるというのでA氏が助けるために原価を切ってやったことだ。品田裁判長が鈴木に偏った判決を出した裏には長谷川の工作があったのではないかという読者の声が多いが、裁判官が販売委託に関わる超高級時計(4億円)と、ピンクダイヤと絵画(3億4000万円)はエフアールの責任と認定したことに納得できる根拠が全くない。それなら鈴木の片腕とされた天野氏が知らないはずがない(ピンクダイヤの話だけは鈴木より聞いたことがあったようだ)。品田が裁判官として正しい判断をしたとは誰も思っていない》(関係者より)(以下次号)