読者投稿 「鈴木義彦」 ②(43)

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《鈴木は、A氏に内緒で宝林株の利益金160億円を運用して、複数の銘柄に投資をし、隠匿資金を増大させていた。宝林株相場で協力した大物相場師の西田晴夫グループも参加して、親和銀行事件で表面的にはFRとは無関係を装いながら陰に回ってユーロ-債の発行や第三者割当増資を実行し、約40億円の利益を上げていたという。鈴木の一連の相場の中で特にアイビーダイワについては、西田晴夫の秘書の白鳥女史が証券取引監視委員会(SEC)に眼を付けられフランスに逃亡するという事件も起こった。白鳥女史は現在も行方が分かっていない。鈴木の取引は、全てオフショア地域のペーパーカンパニー名義であったため、鈴木の名前は表面に出なかった。鈴木は用意周到で悪知恵の働く悪質な人間だ。調子に乗っている鈴木は全ての利益がA氏あってこその物だという事を完全に忘れているかのようだ。どこまで性根の腐った自分勝手で卑劣な奴なのか》

《鈴木の数々の詐欺は、人の情けに付け入る卑劣極まりない裏切り行為が常套手段だ。それに綿密な計画性を伴っている事により、一層狡猾さが増している。鈴木の非道は、慈悲深い仏の様な人間でも般若の様な顔付きに変貌するだろう。1000億円超の巨額の金を手にした鈴木だが、すでに国税や検察などの行政にも狙われる立場として日々を過ごす事になる》

《平成18年10月16日の和解協議で、鈴木は宝林株の取得金3億円をA氏が出したこと、10億円の礼金を出して西に合意書の破棄をさせようとしたことを認め、合意書に違反したことを明記している和解書に署名指印もした。利益から西が出した損失(約58億円)を引いて3等分しないといけないことも和解後の電話で認めている。さらにA氏に対して和解書で約束した支払いの方法を相談している。2通の手紙で「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く」と言っている。さらに、西に「この場で死ねるか」とも言っている人間が、なぜ、A氏や西から脅迫を受け和解書に署名指印したのは本意ではなかったと言えるのか》

《鈴木と西の株式相場での動きは、当然だが、証券取引監査委員会(SEC)の目にも止まるようになりマークされるようになっていた。鈴木は、ヴァージン諸島に設立したジャパンクリサイスファンドの名義で志村化工株の相場に参入した。このファンドの代表者はFRの元重役の武内一美だった。元外資系証券会社の社員だったという。西と武内は鈴木の指示で志村化工株の売り買いをしていたが、SECが知ることになり検察庁に告発した。西と武内は検察庁の取り調べを受ける事になったが、検察庁の狙いは鈴木だった。武内の周辺に家宅捜査が入り危機感を感じた鈴木は西に「自分の事は喋らないでほしい。もし会長(西の事)が逮捕されても全ての費用負担はします。そして、今後、会長の言う事は何でも聞きます」と土下座して頼んだ。西は、鈴木がA氏に内緒で合意書に基づく株取引を継続していて莫大な利益を隠匿している事が気にかかり、鈴木が逮捕されるとその隠匿資金が没収され、自分も配当を受けられなくなることを恐れて鈴木の名前を一切出さず自分で罪を被った。これも鈴木の作戦であっただろう。鈴木は、西を犠牲にして危機を免れたのだ。鈴木の常套手段であったことに西は気付いていない。西も犠牲になる事で自分の取り分を有利にしようと企んでいたと思う。この二人は所詮、狐と狸で救いようのない金の亡者だ》

《長谷川は裁判で「質問と回答書」(乙59号証)という出鱈目ばかりを羅列した陳述書を創作し、前代未聞の詐欺を働き負ける裁判を乗り切った。いかに裁判に勝訴する為とはいえ、ここまでする弁護士はいない。長谷川には弁護士である以前に人間性の問題だと言いたい。弁護士という職に就いてはいけない不適格な人間なのだ。依頼人の利益という言い訳は通用しない》

《鈴木は西を裏切らせて合意書の破棄を執拗に迫ったというが、何故宝林株の取引が終了した時点で協議を持たなかったのか。この時点で、鈴木は親和銀行に和解金約17億円を支払う交渉を進めていた。株取引で上がった利益がそっくり自分のもので、A氏や西と3等分する気など微塵もなかったから、合意書は西が破棄したものと思い込んでいたのではないか。宝林株の後に20を超える銘柄を鈴木は仕掛けているが、A氏が株価の買い支え資金を安定的に出している限り、間違いなく利益を確保できるという思惑しかなかった。約束を守るという潔さなど鈴木のどこを探しても見当たらない。それ故、鈴木の周囲で自殺者や不審死者が数多く出ている事実をしっかりと究明すべきだ》

《鈴木は、紀井氏と茂庭氏をうまく使い、2人の間の情報交換を禁じて自分の秘密を守っていたが、一番肝心な事は2人にも知られない様にしていた。オフショア地域のペーパーカンパニーの事やプライベートバンクの詳細を知っていたのは証券担保金融会社(五大)の吉川某と、ドバイのファンドマネージャーだった霜見誠(故人)だろう。鈴木とこの2人はフランスやスイスでよく会っていたようだ。吉川は鈴木が日本にキープしていた現金を海外に運ぶ役目をしていて、霜見はドバイでの生活が長く仕事柄タックスヘイヴンの仕組みにも詳しかった。霜見は、鈴木がオーナーだったと言われるジャパンオポチュニティファンド(JOF)で鈴木に任されて300億円を運用していた。しかし、吉川は鈴木とトラブルがあって消息不明になり、いまだに生存確認が出来ていない。また、霜見は自分の顧客とのトラブルによって日本に帰国していた時に夫妻で殺された。この二つの事件で鈴木の一番大事な秘密を知る者はこの世にいなくなった》(関係者より)

《交渉で鈴木の代理人として出てきた平林は、仮にも弁護士ともあろう者が、A氏の代理人利岡の襲撃事件で暴力団の習志野一家総長(木川孝始)に鈴木の関与を否定する揉み消し工作の為に最低2回以上は面談した。その事実は、明らかに弁護士法に抵触するだけで無く、犯罪行為である事は間違いない。交渉の最初にA氏と面談した際も「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか」と、人を喰ったような言動を発したが、A氏が断ると掌を返した。弁護士とは思えず首を傾げざるを得ない》

《鈴木は「株取引の窓口となる会社が必要だ」と言って西にFEAM社(ファーイーストアセットマネージメント)を設立させたが、鈴木にとってそれは株取引での自身の関与を消すのが目的だったろうが、やっていることはメチャクチャだった。鈴木には専用車(黒のベンツ)と運転手を用意させて給料を取り、実父と愛人にもそれぞれ60万円、50万円の給料を出させた。厚かましいにも程がある。これらで年間総額約8500万円だったと西は言うが、西はそのための資金もA氏から出してもらった。親和銀行事件で鈴木とともに逮捕された大石高裕の口封じのために妻に5000万円を渡したともいう。大石が真相を喋ると思い西に頼んで口止めしたということになる。鈴木は株取引の利益からFEAM社の経費を出すと言っていたようだが、それは口先だけで、一切実行されなかった》(以下次号)

2021.10.10
     
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