読者投稿 「鈴木義彦」 ②(63)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

《A氏とは20数年間も昵懇の関係にあった西は、鈴木と出会う前からA氏に大変な世話になり、会社の資金繰りを始め、100億円を超える支援を受け、ギャンブルや女性関係に浪費する等やりたい放題やってきている。そうした脇の甘さを鈴木に見透かされ、付け込まれた西が籠絡されるまでに時間はかからなかったはずだ。しかし、西を利用するだけ利用して自殺に追い込んだ鈴木の狡賢さ、冷酷さはは尋常ではない》

《西は、見かけ通りのやり手の青年実業家とはかけ離れた悪党だった。鈴木の為に協力するだけの人の好い男ではない。A氏と鈴木を仲介することで自分の資金難を解決しようと目論んだと思う。ただ、親和銀行事件ではヤメ検で有名な田中森一弁護士(故人)を紹介したり、拘留中の鈴木に金銭的な援助をしたりして協力を惜しまなかった。田中弁護士は「闇社会の守護神」とも呼ばれていて凄腕の弁護士だった。西としても鈴木の量刑を軽くして、早期に社会復帰させなければならない事情があったと思われる。鈴木の量刑が罪状よりかなり軽くて済んだのは約17億円の損害賠償と田中弁護士のお陰だったのだと思われる》(関係者より)

《鈴木は和解協議で取り決めた50億円と2年以内の20億円の支払い(20億円は口頭だった)を約束する「和解書」を作成後、支払に向けて、A氏から買い支えによる西の損失額を確認する等「合意書」の有効性を自認しており、利益から買い支えの損失額約58億円を差し引き3等分しなければならない旨をA氏に伝えている。こういう経緯を踏まえれば、品田裁判長が「合意書」と「和解書」を簡単に否定する事は出来なかったはずだ》

《今回の裁判の争点から株取引に関する事案を全面排除した判決理由から、品田裁判長の株知識に関する無知さがさらけ出された。「合意書」の有効性を否定する品田裁判長は経済情勢にすら理解が乏しい。特に現代のグローバル経済において株式市場は目まぐるしく変化している状況だ。そんな中で事前に取引する株の銘柄の特定など出来る訳がないではないか。裁判官として無茶苦茶な判断だ》

《西は、志村化工株の事件で、鈴木を庇って有罪刑を受けた。この時の鈴木はおそらく、西の条件を全て飲んだ密約を交わしたと思う。鈴木という男はその場限りの嘘を得意としていた。西は、鈴木が逮捕されてA氏との合意書に関する利益金が検察に知られることを恐れて鈴木を庇った面もある。西は懲役2年、執行猶予3年の有罪刑を受けたが、社会復帰するには時間がかからなかった。流石に、執行猶予期間は派手な動きは避けていたようだが、鈴木との密約を履行するための面談は繰り返していて、2人だけで英文の合意書を作成して交わしていたのも逮捕前の時期のようだ》

《審理に入る前に、担当裁判官達は事前に原告や被告に関する犯罪履歴等の確認はしないのか。特に被告である鈴木義彦の犯罪履歴に関する情報は原告側より資料が提出されていたはずだ。それに基づけば鈴木がどれだけの悪党で、主張する事に対しての信憑性も自ずと察しがつくものだと思われるが、品田裁判長は鈴木の主張を全面的に受け入れている。誰もが癒着の可能性を疑っている》

《西は、志村化工株事件で、検事の取り調べを受ける中で、検事から自分が知らなかった鈴木の実態を知らされたらしい。この面でも西は鈴木の首根っこを掴んだ気になっていたと思う。鈴木に大きな貸しを作った積りでいた西は、自分が主導権を握ろうとしたことが仇になり、自分の首を絞めることになってしまった。鈴木の方が数倍も十数倍も上の悪党だったのだ。香港での事件から自殺に追い込まれてしまった。鈴木は自分の欲望の為には何でもする大悪党なのだ》

《宝林株の取得後、金融庁に提出する株の大量保有報告書に記載する出資者をA氏ではなく、紀井氏の名前を無断で虚偽記載した杉原正芳弁護士は、鈴木の犯罪に加担する共犯ではないか。今も尚鈴木を知らないし会ったこともないと言っているようだが、それは自分の保身が優先しての事だろう。犯罪収益の脱税に関与する杉原正芳を即刻懲戒処分とし、告発すべきだ》

《品田裁判長は、紀井氏の証言や西の残したレポートと遺言書、そして、A氏側が主張した天野氏との面談内容を重要視する訳には行かなかった。これ等には、鈴木の嘘が満載されているからだ。鈴木もこれらの事を追及されると自分の悪事が暴露され、これまでの嘘が発覚するし、平林弁護士や長谷川元弁護士も手の施しようがなくなったと思う。品田裁判長は西と天野氏がこの世に実在しない事を利用して鈴木を守り切ったのだと思う。鈴木側と品田裁判長は共犯と言えるのではないだろうか》(以下次号)

2021.12.09
     
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

    お問い合わせ