《親和銀行不正融資事件で鈴木は逮捕されたが、銀行との間で和解が成立した。保釈後に宝林株の取引きが始まったが、鈴木は保釈されてから僅か1年程で親和銀行へ和解金として約17億円を支払った。どう考えても保釈中の身で自由に動けるはずもない鈴木が、どこでどうやって17億円もの資金を調達出来たのか、疑問が生じるのは当然だ。それが合意書に基づいた株取引の利益金以外に考えられないではないか。不可解なのは、和解金にしてもA氏への返済金にしても、裁判官がその資金の出所について何も明らかにしていない点である。鈴木は利益金横領の罪を犯していた。保釈中の身で、まさに舌の根の乾かぬうちに更に犯罪に手を染めているのだ。何故、裁判官はこの事実に注目しなかったのか。鈴木が犯罪を重ねる悪質な性格の持ち主だとみれば、鈴木の虚偽の主張を採用することなどできなかったはずだ》
《今の日本の裁判所の実態が、鈴木の裁判に如実に表れているようだ。一審での品田裁判長による極端な偏向判決は、被告側との癒着を疑わざるを得ない酷い内容だ。二審では「一審で審議は尽くされた」とするして審理冴え真面に開かないまま棄却判決となり、これは野山裁判長による事実上の怠慢裁決と言わざるを得ない。裁判所は思っている以上に腐敗に満ちているに違いない》
《裁判の経過を見ると、A氏側の中本や戸塚の両弁護士は本当に存在感が薄く、受け身の弁護で方向性を決められなかった印象がある。終始、長谷川主導で裁判が進んで行ったと強く感じる。この裁判は3年もの長い時間をかけているが、それも、長谷川弁護士による虚偽主張を構築するための時間稼ぎであったと思う。確固とした証拠もない鈴木のウソを正当化させるために、時間稼ぎで審理引き延ばしを図った長谷川に対して、中本や戸塚の両弁護士は強く反論して抗う姿勢も見せなかったのは、勝ちを放棄しているようなものだ》
《鈴木は宝林株取得に前後して株取引で利用する複数のペーパーカンパニーを用意するなど準備に余念がなかった。A氏から買い支え資金の支援が受けられたら莫大な利益を独り占めにする事を、すでにこの時から考えていたのだろう。その後のA氏との「合意書」締結に向けての説得交渉では、普段は寡黙な鈴木が率先して熱弁を奮っている。ただ、鈴木が契約や約束事を平気で全て反故にして利益金のほぼ全てを奪うとは予想しなかっただろう》
《鈴木の悪事がネット情報や動画等で世界中に拡散している今の状況を考えると、時間をかければかけるほど鈴木の居場所は無くなるはずだ。鈴木が死んだときに骨を拾ってくれるのは家族しかいないことを真剣に考えるべきだ。家族のことを考えたら逃げずにA氏に謝罪するのが先決だ。そうでなければ、家族や身内に大変な思いをさせることになるのは目に見えている》
《鈴木の裁判で、品田裁判長には「合意書」の法的効力を認めず株取引の事案を裁判の争点から外す事が前提にあったように思われる。品田裁判長が「合意書」を認めない理由が不明で、判決の内容は不合理極まりない。「契約自由の原則」を無視してまで「合意書」を認めない裁定は法的に通用しないはずだ。品田裁判長による横暴としか思えない》
《裁判官の中には検察に不利となる事実調査を避ける者、公正な判決よりも検察への忖度を優先する者が多いという。過去にもある刑事裁判で証拠として提出が認められ、裁判官が文書所持者に意見聴取を行っていたにもかかわらず、他ならぬ裁判官がその事を周囲に隠してしまった。提出が認められた文書が検察と警察の不祥事を立証する文書だったからだという。裁判所(裁判官)が国家権力に忖度したり結託していて公平公正な裁判が望める筈がないのは明らかだが、法の番人たる裁判所(裁判官)でもこうした不祥事が起きている事実を重く受け止めるべきだ》
《鈴木はA氏と知り合った時には親和銀行不正融資事件の渦中にあった。結局は警視庁に逮捕される事になったが、鈴木はその逮捕でさえ金を借りる為に利用するえげつない人間だ。ここぞとばかりに借用書まで用意してA氏の元を訪れ、泣いて土下座し、「このご恩は一生忘れません」と弱者を演出する筋金入りの詐欺師だ》(以下次号)