読者投稿「鈴木義彦」 ④(42)

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《平成10年5月29日。親和銀行(佐世保市)の元頭取ら旧経営陣が不正融資を行ったとして、商法の特別背任容疑で警視庁に逮捕された。元頭取らの逮捕に地元は揺れた。発端は元頭取の女性スキャンダルだった。その隠蔽工作を第三者に依頼し、関係者への謝礼などとして不正融資を重ねた。この事件の主犯格として大きく関わっていたのが鈴木義彦だ。事件の発端となっている元頭取の女性スキャンダルとは、鈴木達が仕組んだハニートラップに他ならない。頭取の味方の振りをしながら裏では暴力団と繋がり、不正に融資をさせていた張本人だ。鈴木はFR社だけでなく子会社まで使って100億円以上の資金不正融資で手に入れたと言われている。平成10年5月31日に鈴木は警視庁に逮捕され、鈴木の人生はこれで終わるはずだったが、和解金約17億円を支払う事により執行猶予が付き、実刑を免れた。その和解金の約17億円を、鈴木は株取引の利益から流用したのは明らかで、ここでもA氏から助けられたに等しい。鈴木はA氏に対して足を向けて寝られないはずだ》

《タックスヘイヴン地域は、世界中の悪銭が集中していて、悪の巣窟と言われつつ世界中の捜査機関からマークされているようだ。鈴木は非課税待遇と機密主義で守られていると思っているのだろうが、そんなに甘いはずがない。NGO団体(非政府団体)を経由して、紛争地域の犠牲者救助や難民救助等の団体に、寄付と称して裏金をマネーロンダリングする手法は誰もが実行していて、テロ集団や紛争地域の銃器購入資金、または麻薬組織の資金として世界中に拡散している。これらを牛耳っているのは世界中の裏の組織なのだ。どこの国でも大物政治家や大物企業家達は、自分達以外の誰も知らないネッワークで繋がっているとされる。その世界は金の力だけではどうにもならない歴史があると言われている。米国、英国、仏国、伊国等の主要国の裏の富豪や国王達、日本のごく一部の裏の富豪そして世界中のユダヤ系富豪達が作り上げた組織に、鈴木ごときが仲間入りできる確率は0%だ。鈴木が隠匿資産を使って人脈を作ろうとしても、絶対に無理なのだ。身の程を弁えなければ人知れず排除されてしまう事になる。身分不相応の資産を隠匿している事は命がけだという現実を鈴木は心底知るべきだ。その世界には鈴木の味方はいないが、日本にはまだ味方になってくれる人はいるかもしれない。身に危険が及ぶ前に手を打たないと、取り返しがつかなくなる》

《鈴木は、元証券マンの紀井氏を「儲け折半」という守りもしない好条件の約束でスカウトした。百戦錬磨の証券マンが、こんな条件を真面に信じることはなかったとは思うが、鈴木のペテンに騙されたのだろう。この時、紀井氏はA氏が株取引のスポンサーだという事を鈴木からは知らされていなかった。鈴木は、自分の策略が露見することを恐れて極く少数の人間だけで株取引を始めたが、合意書の約束を無視してA氏には一切報告をしていなかった。鈴木は、紀井氏に取得株の売り担当を全面的に任せ、茂庭氏にはペーパーカンパニーの管理を任せていたが、茂庭氏にも当初に約束した報酬を払ってたとは思えない。当然、2人にも長期間鈴木と一緒に仕事をする気持ちは無かったと思う。元証券マンの習性が働いたとは思うが、茂庭氏には鈴木の悪事を告発する気はないのだろうか。共犯になる可能性も十分にあると思う》

《ファンドマネジャーをしていた霜見誠(故人)は、元新日本証券の社員だったようだ。紀井氏や茂庭氏を含めて元証券マンならば、鈴木の悪評はある程度は知っていただろう。彼らも海千山千で、それなりの思惑があって鈴木の話に乗ったのだろう。鈴木もこの3人を利用しながらお互いの情報交換は禁じていてオフィスも別々にしていた。この辺は全て自分の強欲を達成する為の鈴木の用心深さだが、特に霜見は、鈴木が株取引の利益を海外に流出させた後に、プライベートバンクに預けて隠匿していた資金の一部を運用することでファンドマネジャーの肩書を使っていたようだが、顧客に勧誘する投資商品がいかがわしく、結局は損害を被ったとされる投資家から夫婦ともども殺害される事件を招いてしまった。この事件にも鈴木の関与が疑われたが、事件は表向きには解決したものの背景に謎が多く、未だに解明されていない》(関係者より)

《鈴木は平成10年5月28日にA氏の会社を単独で訪ねた。親和銀行不正融資事件で逮捕される3日前だった。そして、事前に鈴木逮捕の情報を掴んでいたA氏からそれを聞いた鈴木は、唐突に涙を流して土下座しながら8000万円の借入を嘆願し、A氏が応じると「この御恩は一生忘れません」とまで言ったが、鈴木が用意して持参した借用書は、返済日が6日後となっていた。それに、A氏に言い値の3億円で買ってもらったピンクダイヤと絵画も販売委託で預かるための念書も用意してきた。鈴木は逮捕が間近いと実感していたのではないか。借金は返す予定だったが、逮捕されたので返す事が出来なかった、という筋書きでA氏の会社を訪ねたのではなかったか。あわよくば、逮捕にかこつけて、それまでの借金の返済も曖昧な形に持ち込む意図があったのではないか》

《裁判官がやるべき事は、事件の原因とその背景や経緯の検証があり、それを裏付ける証拠を精査することで判決に繋がるのではないのか。この裁判で鈴木は長谷川弁護士の指示に従って、嘘の背景事情と捏造した証拠だけしか提出できず、自分に不利な部分は全て無視した。そして、品田裁判長は辻褄が合わず整合性も全くない判決を下した。民事裁判は裁判官のサジ加減というが、それが本当ならば、絶対に裁判所と裁判官の姿勢を変えさせなければならない》

《品田裁判長は今頃、後悔の念にかられているのではないか。今まででは考えられなかった、自分が担当した裁判の詳細がSNSで世界中に公開されるとは、信じたくない気持ちだろう。内容が内容だけに、恥ずかしくて、いたたまれないはずだ。この裁判は、誰が見ても事実認定からして大きく履き違えており、不当判決でしかない。品田の裁判官としての真意が問われる問題裁判だ》

《鈴木には自分が犯罪に手を染めているという自覚はあるのだろうが、やってはいけないという良心や自制心が全く無いように思う。自分が利益を得るためなら平気で人を騙し裏切ってでも手にしようとし、一旦手にした利益を誰かが狙ってきたら、本気で牙をむいて相手を潰しにかける。相手にどれだけ正当性や権利があろうと、鈴木には敵にしか見えないのだろう。哀れな人間だ。鈴木のような人間が行き着く先は刑務所しかない。自分のやったことと同様の騙しと裏切りを受けるに違いない》(以下次号)

2023.06.06
     
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