読者投稿「鈴木義彦」 ④(50)

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《紀井氏は鈴木との付き合いが長く、鈴木の性格や周囲の評判はよく知っていた為、西が香港で殺されかかった話を聞いて自分の身の危険も感じたらしい。また、鈴木の友人の青田の事もよく知っていたらしい。西の事を聞いて鈴木から離れようと決心したと言っているが、実際には最初に約束した利益折半も嘘だったし、他人からの借金の返済を1/10とか1/20しか払わないやり方等を見ていて、1年ほどで一緒に仕事はできないと感じていたようだ。鈴木の秘密を知っている1人として紀井氏が鈴木と青田の網に掛らないことを祈るばかりだ》(関係者より)

《読者は既に注目しているところだが、西が平成11年7月30日に宝林株の利益分として15億円をA氏に持参した。合意書に基づきA氏は1人5億円ずつだと思っていたが、西と鈴木の取り分5億円の2人分で10億円を返済金の一部として渡した。その時A氏は2人で分けるようにと1億円を西に渡している。この時のA氏の心遣いを西はどういう思いで受け取ったのだろうか。鈴木もA氏を騙しておきながら、そのA氏から5千万円を受け取り翌7月31日にA氏の会社を訪ねた西と鈴木がA氏に礼を述べている。鈴木には良心という人間らしい心はもはや宿っていなかったとさえ思う。そこで西が真実を明かしていたら、ここまでひどい話にはなっていなかったかもしれないし、株取引も中断した可能性はあるが、それでも合意書の約束が守られないならば、中断されても当然だった。しかし、あろう事か鈴木と西は更にA氏を騙し続けていく。考えを変えられなかった鈴木の心は鬼心そのものだ》

《今回の裁判に関わった品田裁判長と他の裁判官達は裁判官としての矜恃を持って裁決を下しているのか甚だ疑問だ。原告にとっては人生が左右しかねない裁判官の判断に納得がいかないからといって裁判官を変えることはできないし裁判官は下した判決に対して一切の責任を負わないし問われもしない。今まで当たり前とされてきたこうした裁判制度の在り方をもういい加減見直すべきだ。そのために再審制度をもっと分かりやすくオープンな制度に変えなければいけない》

《この裁判に3年は必要なかったのではないか。明らかにA氏の勝訴が決定的だった。ずるずる長引かせたから長谷川の偽証満載の陳述、特に心裡留保と強迫に繋がる書面を証拠として出させてしまったのではないかとも思う。裁判が長引くことにより、鈴木の証言が二転三転して嘘が浮き彫りになったことは鈴木にとってマイナスに働いたとは思う。しかし一方で、特に長谷川にあらゆる戦略を練らせてしまった。鈴木の虚偽証言というマイナス面に裁判官が気が付かなかったとは思えず、気が付いていて看過したとしか考えられない。裁判官は3年もの審議の時間をかけたのだから、もっと細かな検証をしなければならなかった筈で、おざなりで手抜きの検証をした結果が多くの誤字脱字にもつながっている。このような大誤判を起こしてしまった。責任は重大だ》

《鈴木は裁判には勝ったが、それで終わったとは思っていないだろう。自分の嘘と出鱈目の主張が弁護士と裁判官の協力で助かっただけだという事を一番よく知っている。このまま逃げ切れるとも考えていないだろう。今、自分が何をするべきか、せめて今、自分が何をしなければならないかを考え、躊躇せず行動に移すべきだ》

《元FR社の天野氏や大石氏も気の毒といえば気の毒だ。会社のために、鈴木のために大石氏は親和銀行事件で鈴木とともに逮捕され、判決で執行猶予とはなったものの、その後交通事故で死亡した。天野氏は、夫婦ともども殺害された霜見誠が第三者割当増資でクロニクルに関わっている中で死亡した。しかも死亡の状況が会社の発表とは全く違うという不可解さを残しており、大石氏の交通事故死を含め鈴木の関与に疑惑が持たれている。大石氏も天野氏もいい思いをした時期はあったかもしれないが、鈴木のような大悪党の下で利用され命を失ったようなものだ。2人の家族がどんな思いでいるか、鈴木は本当に分かっているのか》

《鈴木と長谷川、平林が裁判で主張した「強迫」「心裡留保」の根拠は全く無い。西に渡した10億円についての真相がA氏への返済金としてではなく「合意書」の破棄を目的とする西への報酬であった事実が平成18年10月16日の和解協議の場で、A氏の前で西から暴露され鈴木の裏切り行為が露見したことにより、鈴木は泡を食って動揺し落ち着きを失う状況に陥っただろうが、それを強迫とは言わないし心裡留保であるはずもない》

《鈴木は、和解協議の場に於いて香港の事件で殺人犯に仕立てられそうになったから「和解書」にサインしたと裁判で証言しているが、実際にTamに西への工作を依頼したのは鈴木ではないのか。正直に白状して、A氏と西に対して罪を償うべきだ》(以下次号)

2023.06.30
     
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