読者投稿「鈴木義彦」 ④(87)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

《西が鈴木に初めて会ったのは平成7年で、それから2年後の平成9年に鈴木をA氏に紹介した。この約2年間で西は鈴木の正体をどこまで知ったのか。西は「俺は世界の一流仕事師(詐欺師)になる」と側近に話したというが、鈴木がエフアールの資金繰りで取引先や借入先を騙し、特に親和銀行からは100億円以上の不正な融資を引き出したのを目の当たりにし、ヤメ検弁護士の故田中森一を同行の顧問に紹介する協力もしたが、そこに鈴木の器量を見てA氏に紹介するときに有能と言ったのか。そうであれば、西が鈴木をA氏に紹介した裏に西の思惑が隠れていたことになる。A氏に大変世話になりながら、鈴木のような大悪党を紹介するとは、人間として最低だ》

《世の中には実業家と虚業家がいる。所謂、本物と偽物だ。大手の電気やガス、重工業、金融、不動産等の企業は実業であり、国にはならなくてはならない企業である。こういった企業の経営者は実業家だ。しかし、難解なのは金融や不動産にも様々な業態がある。また、流通、飲食、物販等の分野も様々な業態に分かれているが立派な実業家がいる。ただ、金融、不動産、飲食、物販の業界には比較的虚業家(偽物)が多く、いわゆる詐欺商法が横行する。このような業界は詐欺行為と紙一重のトラブルが多く、裁判沙汰になる事も多い。A氏と鈴木の場合が正にそうである。証券業、金融業、宝石貴金属業が舞台である。この裁判は金額が巨額で、あまり例のない事件だ。裁判官は、業界の表だけを見ていては判断を間違う場合が多々あると思う。鈴木の判決を下した裁判官は表も知らず、裏側は全く知らず、ましてこんな事件はおそらく判例集にも載っていないのではないかと思うなかで、酷い誤審を繰り返して誤判をした。全く逆の判決を出している責任は致命的ではないか。民事裁判がこんな形に終わる事は今後、かなりの問題になるはずだ。また、このまま終わらせてはいけない》

《鈴木の金への執着心は常軌を逸しており、この詐欺事件は、A氏を標的にした計画的な犯罪で、宝林株の買取り資金3億円と株取引の利益を詐取する為に買い支え資金を出させるのが目的だった。結果的に、株価は確実に上昇し、鈴木は宝林株だけでなく全ての株式取引で470億円以上の利益を得ていた。この巨額の利益を鈴木が一人占めし、鈴木に協力した青田、平林、特に長谷川も共犯者として責任が問われるべきで、彼らの行動は卑劣極まりないものだ》

《映画やテレビドラマで、人質を取って立て籠もりをしている凶悪犯を説得する場面がよくあるが、最後に説得役で登場するのは両親、特に母親が多い。それは、犯人の人間としての情愛を呼び起こす為だ。映画やドラマでは犯人は涙ながらに登降したり、持っている銃器で自殺したりする。鈴木には情や家族愛というものの持ち合わせがないのか。いかに自分勝手であっても、家族を思いやる心だけは忘れていないとは思うが、鈴木の心は歪んでいる》

《鈴木は冷酷無比、強欲な上に血も涙も無い人間だ。株取引で巨額の利益を出していたにもかかわらず、西が代表を務めていた東京オークションハウスの第三者割当増資で鈴木に協力を仰ぐと、仲間であるはずの西の頼みでも、鈴木は隠匿していた利益には手をつけようとせず、アイビーダイワ株取引で手を組んだ西田晴夫の側近の白鳥女史に2億円を出させた。いったい、誰のお陰で株取引の利益が得られたのか。全てはA氏と西の尽力の賜物ではないか。鈴木と西はA氏の知らないところで好き勝手なことばかりやっていた》(関係者より)

《ここ数年、検察の特捜部や警察の捜査2課に国民が快哉を叫ぶような成果は見られない。裁判所は「ヒラメ裁判官」が増殖して誤審と誤判だらけだ。世界的な名門電機メーカーの巨額粉飾決算にも全く捜査のメスが入らなかった。検察は総理官邸を庇って出鱈目な国会発言を連発した財務官僚に対し、本来ならば虚偽答弁が問われる事態にもかかわらず不起訴処分で幕を引いた。大物政治家の贈収賄事件も、大企業トップの背任も、官僚の不正も、何一つ摘発していない。政治家たちは目障りな気骨のある検事や警察官、信念のある裁判官を一掃して我が世の春を満喫し、それに媚びへつらうメディアの及び腰が権力の暴走を許している。政治家も官僚も財界人も、そして最後の頼りの裁判所までも倫理のブレーキが完全に壊れ、捜査機関は開店休業状態だ。そのおかげで悪党たちにとっては最大のチャンスが巡ってきている。コロナ禍や世界経済の不安定化の影で考えられない悪事が罷り通っている。崩壊寸前のような不安をこの国に感じる》

《鈴木は宝林株で得た約160億円の利益のうち、A氏にわずか15億円しか渡さず、残りの金額を隠匿した。この利益により、鈴木は今後の株式投資に利用できる資金を手に入れたにも拘らず、更に鈴木は株価を操作し、高値で売るためにA氏からの買い支え資金を株式市場を通じて詐取していた。鈴木は後に「A氏と西の株取引には全く無関係だ」と主張したが、実際には西に指示を出し、A氏の金で株価を吊り上げて利益を独り占めしていた。同時に、西もA氏からの買い支え資金の一部を着服し、自身の株式投資やクラブ経営などに流用しており、鈴木同様に不正を行っていた。両者とも悪辣な行為に手を染めており、鈴木は特に極めて悪質な悪党と言える》

《鈴木には黒幕となる人物はいなかったのか。過去の親和銀行以外の事件や周囲にいた人間の一連の事件、西の香港事件等、これらの事件に絡んで過去に事情聴取を受けた事はあるようだが、逮捕歴は親和銀行事件のみだ。親和銀行事件でも約 17億円の和解金は払ったが、犯した罪の重さから考えると量刑は軽すぎた。A氏との裁判においても考えられない結果で終わっている。これは、偶然では済まされない事だと思う。裁判官の能力はあまりにも酷かったが、普通に考えても裁判所内で何かの事情があったのではないかと思わざるを得ない》(以下次号)

2023.10.21
     
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

    お問い合わせ