読者投稿「鈴木義彦」➃(94)

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《鈴木は心から「お陰様で」という言葉を言った事が今までに一度でもあるのだろうか。人は誰でも大なり小なり人の世話になり助けてもらって生きていると思う。そして、その恩を殆どの人は忘れずにいるはずだ。どんなに些細な事で、してあげた方が忘れているような事でも感謝を忘れずにいる人は多い。鈴木は人生のどん底で救いの手を差し伸べてもらったA氏に対して、頼む時だけ誠実そうな姿を見せて、喉元過ぎれば全て忘れてしまう。そこには「お陰様で」という感謝の気持ちは皆無だ。しかも恩ばかりでなく、今もその恩人を苦しめ続けているという非情さは人間ではない。西に対しても志村化工株の事件で庇ってもらいながら、判決後に態度が一変し、裏切るなどの仕打ちをしている。人に対して心から感謝しない人間には恩を受ける資格はない》

《鈴木は和解後の交渉で平林弁護士と青田光市を代理人にしたが、その後鈴木は和解書を白紙撤回し、2人の代理人が事態を悪化させたようだ。これも鈴木の策略だったかも知れない。西に破棄するように頼んだ合意書が存在していたことで、鈴木は株取引での利益金を認め、60億円を前提として和解書を締結してしまった経緯を全てご破産にする為に、平林と青田を使ったのではないか。鈴木の悪徳な一面は、一度で手にした金をどんな手を使ってでも手放そうとしない点にあり、強欲にまみれている》

《鈴木は和解協議で強迫されて署名指印したと言っているが、和解後にA氏宛てに送った手紙には「過去に大変お世話になり、人物的にも魅力を感じ男としても一目も二目も置いていました…」と書いている事実があるのに、品田裁判長は何をどう判断して被告の主張を採用したのか。裁判官としてやるべき証拠類の検証を怠り事実認定を全く把握していない。原告側の多くの明確な証拠、特に被告側の唯一の物的証拠については便宜上作成したという証拠さえあり、どこをどう検証しても有り得ない判決である》

《鈴木の裁判は事実と真実が歪曲された最も不当な裁判の一つと言えるでしょう。一審の審理に費やした3年の歳月が無駄になりました。品田裁判長によるこの判決は公正性に疑念を抱かせ、裁判史上で最も不当なものとして記録に刻まれるでしょう。また品田裁判長は被告との関係が疑われており、司法界を揺るがす大問題に発展する恐れが懸念されています。この問題を解明しない限り、裁判所の信用は根底から失われるでしょう》

《今の日本の裁判制度は明治新政府から始まったようだが、戦後からを見ても、個人でこれだけの巨額資金を争った裁判はなかったと思うし、こんな滅茶苦茶な判決もなかったと思う。それだけに関心を寄せている読者が非常に多いが、国民の多くが信用していたはずの法曹界の驚くべき実態を知り、驚きと困惑が入り交ざっている状況かもしれない。この事件が今後、どのように展開していくか、少なくとも鈴木の犯罪疑惑、中でも1000億円以上の利益隠匿と10人前後の犠牲者を巡る事件の真実を明らかにしなければ、今後の日本の法曹界に対する評価は国内のみならず世界からも最低のものとなるだろう。そのためにも再審は絶対に行われなければならない》

《品田裁判長が主導した判決は女性目線から見ても、全く説得力のないものでした。特に合意書と和解書を無効とする判断は根拠が全くなく、その誤りは甚だしいものでした。合意書が無効だから和解書も無効、和解書が無効だから合意書も無効という裁定は、無理につじつまを合わせたとしか映りません。このような決定について、品田裁判長には明確な説明が求められます。特に、強迫や心裡留保を根拠に和解書を無効にした点について、その書面の起源や、鈴木がA氏に対して示した行動を考えると、その証拠と矛盾しているのは明らかです》

《「A氏から資金提供を受けるために必要だという西に協力して書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった」と、鈴木は合意書に署名指印した理由を挙げて言い訳しているが、そんな人間が西に10億円も渡して合意書を破棄させようと企てる訳がないではないか。鈴木の発言には裏表がありすぎて悪質な計画性が窺える。こんな嘘つきを品田裁判長はなぜ裁かずに野放しにしてしまったのか。鈴木には「合意書」の存在がそれほどまでに邪魔であり、事件の鍵を握る重要な書類であるという認識が鈴木にはあったという証拠であるのに、品田裁判官はそんな重要な証拠を無効にしてしまった。判決が誤判であることを裏付ける証拠はいくつもある。これだけひどい誤判は永久に汚点として残り、決して消えることは絶対に有り得ない。再審で真偽を明らかにしなければならない》

《西は鈴木によって徹底的に操られたが、同時に西自身もA氏からのサポートに依存していた。A氏から多額の援助が提供されたにもかかわらず、西のビジネスは破綻の一途を辿っていた。事実、西と息子の内河陽一郎はカジノや投資に散財し、金がある時には大盤振る舞いをする生活を送っていた。そんなケジメのない性格を鈴木に見抜かれ、付け入られるスキを与えたのだろう。ただし鈴木に追い込まれなかったとしても、いずれは同じ運命を辿っていたに違いない》(以下次号)

2023.11.11
     
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