《エフアールの大石専務が親和銀行事件で有罪が確定した後、執行猶予の期間中に事故で亡くなった。西の書いた記録では鈴木に頼まれて口止め料として5000万円が大石氏の奥さんに支払われている。何を口止めしたのかは分からない。誰かが事故に見せかけた可能性を考えると、鈴木の周囲にはそれぐらいの事が何回も起きているようだ。鈴木は親和銀行(約17億円)や山内興産(約4億円)への和解金等も全て横領した金だということは明白だが、鈴木の犯罪疑惑は底が知れず、関わった人間の誰かが必ず犠牲になっている》(関係者より)
《鈴木は常日頃から相手を騙して利益を貪ることを念頭に、詐欺の手法を試行錯誤していたのではないでしょうか。常に頭の中では悪事ばかり考えていたと思います。A氏とのケースでは、親和銀行事件の逮捕直前に借りた8000万円ほか一部を除き、ほぼ全ての現金取引を西を代理人として行い、鈴木は直接A氏とのやり取りを避けていたようです。株取引の利益についても、鈴木は自身の利益であることを強調し、全てを西になすり付ける言動を繰り返しましたが、自分は裏方に周り西を全面で動かし、西が株の買い支えをする口実でA氏から多額の金を詐取していたという筋書きを描いていたのではないでしょうか》
《鈴木と長谷川は、裁判で反社の人間と言うだけでなく、何の関係もないトップの実名を挙げた。それが事実であればまだしも、鈴木、長谷川は裁判に勝つためだけに全くの作り話を構築した。長谷川には特に大事な合意書や和解書を無効にさせ、原告の印象を極力悪くするために反社関係の金融屋にするしかなかったようだ。平成11年9月30日の確認書の件にしても、平成14年6月27日の鈴木の15億円の借用書と西の10億円の借用書の件にしても、また平成14年3月頃に原告に呼び出されて会ったという件など、全てが虚偽にまみれている。鈴木はどこで、どのような状況でA氏に会ったというのか。「質問と回答書」(乙59号証)を証拠として提出するに当たっては、覚悟のうえでやったのであれば自業自得だが、早々に嘘であったと謝罪しなければ、問題は深刻になるだけだ》(関係者より)
《役所の上層部は、大事な事を決める時は密室で決めることが多い。一部の幹部連中が上級官僚や政治家に差し障りが無いように神経を使い、忖度して玉虫色の結論を出す。これには国民への心使いは全くない。各省庁に中でも一番力があると言われる財務省や警察庁でさえそうらしい。国家機密ともなれば仕方がないが、役所内部の人事問題や金銭トラブルを密室で決めて、自分達に都合の悪い事は隠蔽してしまうらしいが、裁判所だけは清廉潔白であって欲しい。このサイトを読むと尚更そのように思う》
《A氏は、裁判になって鈴木がこれ程の嘘をつくとは考えてもいなかったようだ。まだ鈴木はそれほどのワルではないと思っていたのだろう。裁判では最初から鈴木の弁護士の抵抗が強く、予想外の展開にA氏側の弁護士が慌てた部分もあったのだと思うが、弁護士との意思の疎通が良くなかったことが裏目と出たのかも知れない。鈴木の弁護士の執拗な揚げ足取りの弁護に、A氏の弁護士は、適格な反論が出来なかった》
《鈴木は、自ら積極的にA氏と会う事はしなかった。それはA氏の洞察力を恐れていたのだろうと思う。但し、自分が秘密にしておきたい時だけは会いに来ていたようだ。親和銀行事件で逮捕される3日前のときはそうだった。この日の鈴木は人間として最低の事をした。自分が逮捕されることを知りながら知らない振りをして、A氏の情に縋り返済の当てもない現金8000万円を借り、販売できる当てもないピンクダイヤと絵画を委託販売と称して借り出している(ただし絵画は一度も持参していない)。借りた商品は即刻、金融業者に持ち込んで資金化している。結局借用書に書き込んだ期限に返済せず、ピンクダイヤと絵画も返却していない。鈴木という男は、自分が弱い立場の時、優勢な時、の使い分けが巧妙で、他人を騙したり金の力で抑圧したり非常に狡猾で用意周到な悪党だ》
《合意書には鈴木に不利な記載は一切なかった。それどころか利益配当率がA氏と同等になっている。通常は、資金提供者でリスクを背負うA氏が70%以上になるはずだ。これもA氏の温情だったと思う。そして取扱う銘柄が限定されていないのは長期的な契約だという事を表していて不合理な事ではない。品田裁判長の判断こそが非合法と言える。そして、「7年間の空白」は宝林株売却後の鈴木の言動からして、鈴木の計略である事が明確だった。裁判所は宝林株の取引明細を何故取り寄せなかったのだろうか。この時は金融庁への「大量株保有報告書」で宝林株を売買したペーパーカンパニー3社の名も明らかになっていたはずだ。裁判所は、職務怠慢によって決定的な証拠を見逃した事になる。この怠慢が無ければ、この裁判は正当な判決によって早期解決していたと思うが、時効が邪魔したのだろうか》
《鈴木と西の株取引においてA氏が出した株の買い支え資金は207億円にも上る。資金が足りなくなると、以前にA氏に世話になり成功した人間が気持ちよく協力してくれた。それだけ「合意書」の契約を真剣に受け止めていたからだろう。鈴木の様な口先だけの人間では無い。鈴木は合意書の契約時に一人熱弁を奮って株取引にかける思いを訴えていたが、それにも拘らず実はその時点ですでにA氏を騙していた。金融庁に提出する宝林株の大量保有報告書に記載する金の出所をA氏ではなく鈴木が今回の株取引の為に個人的に雇った紀井氏名義にしていたからだ。この事を鈴木は故意に報告せず「合意書」を交わしている。この時から既に鈴木による謀略が始まっていたとみれば、西がもっと冷静に鈴木という人間を見極めるべきだった》(関係者より)(以下次号)