《鈴木はA氏に送った手紙の中で「平林と青田の協力がなければ現金の受け渡しが難しい」とまで書いているが、こんな嘘をよく言えるものだ。鈴木が平林弁護士と青田を交渉の代理人に指定したのは和解書での支払約束を反故にするためだった。交渉で平林と青田は代理人として何をしたのか。当事者同士で解決するべき問題を、代理人を立てるよう鈴木に意見したのは金の匂いを感じ取った青田だったのではないか。この2人が代理人になった事で交渉は混乱し決裂してしまった。このままでは青田の身内にも未来はない》
《裁判では、当事者が自己利益のために嘘をつくことが多く、証拠が不十分な場合、裁判官はその証言を信用しないのが常識だ。しかし、品田幸男裁判長は、鈴木の変転極まりない証言をほとんど全て認めている。裁判の基本を無視したこの判決は尋常ではない。この裁判は問題視されて当然だ。何らかの不正が絡んでいると見たほうがいい》
《鈴木は和解協議の場で、香港から生還した西の追及を受け、裏切りを認め「和解書」が交わされた。しかし後日「和解書」の撤回をA氏宛ての手紙で通告するという、裏切りの連鎖を働き、これには青田と平林の影響が大きいと思うが、鈴木は何から何まで世話になったにもかかわらずこのような人間はいないと思う。裏切ったのは西と紀井氏であり自身は二人に騙されたという出鱈目な主張を展開するばかりで全く話にならない。この男の裏切りは死んでも治らないだろう》
《鈴木の周囲で「自殺、不審死、行方不明者が約10数人いる」という話には驚愕させられる。一人の人間の周辺でこれほど多くの事件が発生するのは異常であり、被害者たちの災難には鈴木と関係があるとしか考えられない。この問題を放置することはできず、特に鈴木が現在も自由の身であることは非常に危険だ。一件だけなら誤解や偶然の可能性もあるが、10件ともなると鈴木が無関係であるとは考えにくいから解明が急がれる》
《鈴木は「合意書なんて関係ない。私が株でいくら儲けようがA氏には関係ない」と裁判で主張したが、資金支援と合意書作成の懇願はいったい何なのか。A氏の弁護士はこの主張が書かれた被告側の書面を黙って見ただけなのか。即刻A氏に報告したのだろうか。この鈴木の悪辣な暴言を見逃しているようでは裁判には勝てない》
《現状の日本の裁判所の在り方に警鐘を鳴らすべきだ。鈴木の裁判で裁判所や裁判官の多くの問題が明るみに出たが、メディアがこれを報じないのは司法界への忖度かもしれない。法の番人に敵視されることを恐れるのは理解できるが、このままでは民主主義が危うくなる。裁判所の横暴に対し、早急に対策を講じる必要がある》
《和解協議で鈴木は裏切り行為があった事を認め「和解書」でA氏と西にそれぞれ25億円を支払うと約束し、さらにA氏には2年以内に20億円を支払いますと口頭で自分から金額を提示した。それにも拘らず、後日A氏宛ての手紙で、西と紀井氏に騙されたからと苦し紛れの言い訳をして「和解書」の約束を撤回し、後は代理人と話してくれとは身勝手にも程がある。西と紀井氏に騙されたのが事実であれば、代理人など立てる必要は無く、正々堂々と主張出来たはずだ》
《品田幸男裁判長は鈴木が宝林株を取引していたことを前提にしながらも、「その行為が合意書に基づくものである証拠がない」としてA氏の主張を退けた。しかし、鈴木は和解協議でA氏が宝林株の3億円を提供した事実を認めたのに、審理では否認して主張が二転三転した。また、鈴木は合意書破棄のために西に紀井氏と花館を経由して10億円を渡したことも認めているが、それがすべて西のテープに残っているにもかかわらず否認して、裁判官は被告の主張を支持した。これでは被告側と癒着した裁判官が立場を利用して証拠隠滅を図ったと疑わざるを得ない》(以下次号)