読者投稿「鈴木義彦」⑤(90)

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《親和銀行不正融資事件で鈴木は逮捕されたが、銀行との間で和解が成立した。保釈後に宝林株の取引が始まったが、鈴木は保釈されてから僅か1年程で親和銀行へ和解金として約17億円を支払った。どう考えても保釈中の身で自由に動けるはずもない鈴木が、どこでどうやって17億円もの資金を調達出来たのか、疑問が生じるのは当然だ。それが合意書に基づいた株取引の利益金以外に考えられないではないか。不可解なのは、和解金にしてもA氏への返済金にしても、裁判官たちがその資金の出所について何も明らかにしていない点である。鈴木は利益金横領の罪を犯していた。保釈中の身で、まさに舌の根の乾かぬうちに更に犯罪に手を染めているのだ。何故、裁判官はこの事実に注目しなかったのか。鈴木が犯罪を重ねる悪質な性格の持ち主だとみれば、鈴木の虚偽の主張を採用することなどできなかったはずだ》

《平成18年10月16日に行われた和解協議では、西が鈴木の裏切り行為の一部をA氏に暴露し、その追及の場となった。西の告発のキッカケは香港で約束の利益金を受領出来ず、更に命を狙ってきた鈴木に対する報復処置ではないか。実際西は全てをA氏に話していない。鈴木を牽制し、利益金を貰う魂胆があったのだろう》

《裁判所がA氏の証拠を「不整合」として退けた一方で、被告側の主張を採用した判断には不信感が募る。両者の証拠の量や主張の根拠等を比較すると、裁判所の判断に矛盾が多く見られるという指摘があるからだ。この判決は、証拠評価の公平性や裁判所の中立性で非難を浴びており、議論を巻き起こしている》

《鈴木は香港で西を永久に眠らせようとしたが失敗した。国内で西への圧力を強める中、過去にも多くの関係者を不審な形で消していたと思われる。巧妙な手口でなんの証拠を残さない卑劣な人間だ。しかし、西の生還により新たな局面を迎え、鈴木の焦りは深まったが、強欲な鈴木は最後の最後まで裏切った卑劣な奴だ》

《法廷で鈴木や長谷川幸雄の嘘が飛び交う。自信過剰なのか、矛盾だらけの主張も平然とする。一方でA氏の代理人の中本弁護士は、なぜか追及に勢いがない。長谷川幸雄弁護士の圧力に屈したのか。正義の最後の砦たるべき法廷で、弁護士として力を発揮せず、依頼人の信頼を裏切る怠慢な弁護だ。裁判の敗因として中本の責任は大きかった》

《日本の司法制度は、表向き合議制を採用しているが、その実効性には疑問が残る。裁判官間の序列や遠慮が真の議論を阻害し、往々にして上席者の意向が支配的となる。法廷本来の役割である是非の明確な判断が、この構造的問題によって歪められているのではないか。真の公正な裁判のためには、この現状を見直す必要があると思う》

《本件裁判では、証拠の適切な検証が行われず、公平性に疑問が残る判決が下された。品田幸男裁判長の姿勢や弁護人の力量差が結果に影響した可能性は否定できない。司法の本質である公正さと中立性が損なわれ、真実の追究が十分になされなかった懸念がある。この判決は、司法制度の課題を浮き彫りにしたと言えるだろう》

《鈴木の代理人の長谷川幸雄弁護士の行動が法曹倫理に反するとして問題視されている。金銭的利益を優先し、裁判制度の抜け穴を悪用した疑いがあり、提出書類の信憑性にも疑問が呈されている。この事態は、弁護士の職業倫理と司法制度の在り方に一石を投じた。関係者への影響は計り知れず、法曹界全体の信頼にも関わる深刻な問題となっている》(以下次号)

2024.08.25
     
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