読者投稿「鈴木義彦」⑤(93)

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《宝林株の取引開始時から紀井氏は鈴木の売り担当を任されていたが、金主がA氏だという事は知らなかった。まして杉原弁護士が金融庁に提出した大量保有報告書で、宝林株の取得資金3億円が自分からの借入になっている事も鈴木から知らされていなかった。鈴木がA氏の名前を消す為に紀井氏の名前で書類を提出するように杉原弁護士に指示したに違いない。紀井氏は報告書の提出から約9年経過して初めて気付いて、杉原弁護士に抗議の手紙を出したが回答は無かったと言っている。しかも、裁判で鈴木は「杉原弁護士とは面識もない」と言い、紀井氏の名前で金融庁に書類を提出したことも知らないと主張した。では誰が紀井氏の名前を勝手に使ったのか。杉原がそれまで面識のない紀井氏の名前を知る由もなく、勝手にできることではない。誰が見ても鈴木の仕業であるのは明白だ。裁判官はこの件も検証せず見逃した。あり得ない事だ》

《長谷川弁護士は、和解協議で裏切りを追及された鈴木が、自ら提示した支払約束を記した和解書での契約を、強迫や心裡留保を理由に無効を訴えた。A氏の会社に監禁され強迫を受けて無理矢理和解書に署名させられたと虚偽の話をでっち上げ、証拠も何も無い作り話に信憑性を持たせる為に、虚偽で捏造した「質問と回答書」(乙59号証)を提出して、A氏が反社会的勢力の暴力装置を後ろ盾に持つ悪徳金融屋であるかのように、裁判官に強烈に印象付けようとした。これが判決を左右するほど大きな影響を与えたことは否めなかった》

《鈴木の事件をきっかけにして、日本の三権の一角である裁判所がクローズアップされている。鈴木の裁判での、あまりにも理不尽な不当判決に、担当した品田裁判長だけでなく裁判所全体にまで批判や非難が及んでいる。裁判所の実態を暴露した多くの裁判官OBの書籍には「裁判所の門を潜る者は一切の希望を捨てよ」という指摘まである。頼みの綱であるはずの裁判所が、全く信用できないのであれば被害者はトラブルを一体どうやって解決に導くのか》

《世間では、嘘つきの事を「2枚舌」と言うが、鈴木の舌は何枚あるのだろうか。法廷でこれ程の嘘をつく被告は過去にいたのだろうか。元々、民事裁判の口答弁論は被告の嘘から始まると言われているが、この裁判では被告の嘘の主張から始まり、最後までが嘘だった。そして嘘と嘘の間には多くの捏造が挟まっていて裁判として成り立っていなかった》(関係者より)

《鈴木は、嘘をついてバレそうになると、誤魔化そうとして言い訳を二転三転させる。そして鈴木の代理人が鈴木の主張を正当化させようと必死になり、さらに嘘の上塗りをする。裁判で鈴木に幸いしたのは、A氏の代理人弁護士の追及が甘かった事と、何より裁判官が鈴木にとって不利な発言を無視したからだろう。そして、悪徳弁護士の長谷川が鈴木の全ての嘘を誤魔化し、ゴリ押しをしてでも擁護した。悪を栄えさせるようなことを弁護士や裁判官がやっていいのか》

《和解協議後に鈴木がA氏に宛てて送った手紙で「今後全てが解決するまで私がこの件で直接お話をする事はありませんし、金を払う事もありません」と書いていたが、鈴木がその理由として強調した西の香港での殺人未遂事件で首謀者扱いされた件や紀井氏の裏切りについて、二人が悪者で鈴木が清廉潔白であるならば、A氏と直接面談して自分の正当性を直談判すればよかった。そして、鈴木自身が、自分にかけられた嫌疑を晴らすために株取引の経緯を明らかにして、合意書に沿った真実の利益金の支払いを履行すればいいだけではなかったか。A氏が鈴木との話し合いを申し入れても頑なに拒んだ態度は、嘘ばかりついている鈴木が、自分の正当性をA氏に納得させることが出来ないことを自覚していたからだ》

《品田裁判長は、判決を出す前に一番大事な事件のプロセスの合理性、相当性を充分に検証したのかと疑問に思う。重要な部分では殆ど事件の経緯や背後事情を検証せず、自分の偏見や独断で不整合な判定を述べた。それは、被告の返済時期と完済を主張した時期、そして訴訟金額との差異等、全てが不整合であり不自然だった。また、合意書、和解書の無効決定の際にも同様の過ちを犯している。品田裁判長にはこの裁判を被告の勝訴としなければならない事情があったとしか考えにくい》

《判決に関わる誤審や誤判で泣き寝入りなどできるものではない。裁判所には再審や裁判官の弾劾裁判等の制度はあるが、裁判所は当然のように歓迎していない。しかし、裁判官が誤審誤判を冒しても責任を取ることは無く、それでは裁判官の下した判決がすべて正しいという事になるが、果たしてそうか。品田判決は、史上例を見ないほど酷すぎ、許されない誤判事件である》(つづく)

2024.09.03
     
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