《裁判の不当判決に対する怒りは、鈴木と長谷川弁護士に向けられるだけでなく、裁定に関与した裁判官たちにも向けられている。この前代未聞の大誤判に、裁判所に対する不信感はますます強まり、SNS上でも他の多くの裁判官に対する批判記事が投稿されている。投稿された記事からは、公正さを欠く判決に対する絶望さえ感じられる。瀬木比呂志氏の著書「絶望の裁判所」では、「裁判所の門をくぐるものは一切の希望を捨てよ」と述べられているが、被害者は最後の頼みの綱として公正な判断を求めるはずであり、裁判所はそれを実現すべきだ》
《日本の税務当局は富裕層の海外資産に関する情報収集に力を入れているという。税務査察部は過去も現在も変わらない情報収集方法としてテレビや週刊誌、雑誌などで、主要な週刊誌のほぼすべてを購読しているという。またインターネットの普及により膨大な情報が入手可能になったともいわれている。インターネットを含むオンライン情報の中でも、詐欺や横領、脱税などの事件を扱うサイトは特に貴重な情報源となっているようだ。鈴木の脱税が暴かれるのも時間の問題ではないか》
《品田裁判長が合意書を無効にした理由については全く理解し難い。裁判官は、「銘柄の特定がない、株取引を実行する期間が明示されておらず、あまりにも無限定」と判決で述べているが、合意書には「本株以外の一切の株取引についても本合意書に基づく責任をそれぞれに負う事を合意する」と明記されている。したがって、銘柄の特定がなくても「本株以外の一切の株取引」と記載されているため、全ての株取引が対象であるということだ。当然のことながら、世界経済の動向次第で時々刻々と変動する株の売買において、事前に銘柄や期間を特定出来るものではない。品田裁判長の無知な判断には呆れるばかりだ》
《鈴木が和解後にA氏に送った手紙には呆れる。「稼いだお金を国内外の移動という現在最も難しいことをなぜ一人でやらなければならないのか」という内容だ。合意書によれば、鈴木は都度A氏に利益を入金する義務があったはずであり、既に鈴木はその義務に違反し、全ての権利を失っている。それにもかかわらず、勝手に海外に流出させて持ち逃げしているというのに、開いた口が塞がらない。A氏に対してはさらに、「海外の口座を作ることを検討してください」とか「和解金の支払い方法等の再考をお願いします」と書いている。これらの内容は和解書を認めたことを意味しており、この手紙自体が、鈴木が自らの行為を認める決定的な証拠となるはずだ。しかし、驚くことに裁判官はこの手紙に触れることなく無視してしまった。裁判官の判断には驚きを禁じ得ない。このまま受け入れることは到底出来ない》
《世界の金融市場は活発だ。コロナ禍やウクライナ戦争で世界的にインフレが蔓延しても、経済活動を止めることは不可能だ。鈴木は莫大な資金の運用をしているのか、それともペーパーカンパニー名義の口座に置いたまま様子眺めをしているのか。プライベートバンクの利回りの平均的な相場でみれば、1000億円以上の資金隠匿により、毎日、約2000万円の利息が付いていると推定される。鈴木には大半が絵に描いた餅になっているに違いない。資金を動かせば、すぐに当局の目に留まり厳しい監視がつくからだ》
《民法というのはつくづく厄介な法律だと思う。人を裁くのに人の思惑と感情が大きく左右する法律は、あまり意味がないのではないだろうか。この裁判がそれを証明しているように思えてならない。自分の権利を主張するための道標として法律がある筈だが、それを正しく適用する(させる)事を職業としているのが法律家ではないのか。弁護士も弁護報酬というものがあり、それを得るためには法律すれすれ、時には違法な弁護をする事もあるが、裁判官は国民の税金で報酬を得ている公人である事を忘れてはならない。清廉潔白を旨とし、法律の番人としての責任を果たすのが当然のことだ。ただ、どうしても法律で判断できない事もあるだろう。その時には当事者間の言い分を調整して「和解」を提案する事も裁判官の重要な職務ではないだろうか。この裁判での品田裁判長を始めとする裁判官達はその行為も怠って、被告の鈴木に有利な裁定を繰り返し、原告であり被害者のA氏を敗訴に追いやった。こんな暴挙を黙認することは絶対に赦せない事だと思う》
《品田裁判長が合意書と和解書のほか、鈴木の書いた念書などを無効にした理由は何だったのか。鈴木のような悪党や長谷川のような狡猾で熟練した弁護士の裁判戦略に対抗できない無能力さや、世の中の常識に基づいた理解しかできない裁判官には人を裁く力がないということだ。品田裁判長には鈴木や長谷川のような規格外な悪党の本性を理解することができなかったのだろう》
《鈴木は、FR社時代から詐欺行為を繰り返していた。上場会社の代表者にはあるまじき所業だが、輸入インボイスの偽造、金融業者を相手にした詐欺、偽造宝石での担保提供など、いかに資金繰りが苦しかったとはいえ、これらは全て犯罪だ。しかも鈴木の詐欺は常習で、何故か被害者が訴えていないから逮捕されなかったに過ぎない。それでも鈴木の資金繰りが行き詰まり、その状況を救ったのがA氏だった。しかし鈴木はA氏に対しても同様の詐欺行為を繰り返したのだから、鈴木はもはや人間ではない》(関係者より)(以下次号)