読者投稿「鈴木義彦」⑥(62)

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《鈴木の弁護を引き受けた長谷川は、鈴木の卑劣な悪事を、正攻法で弁護しても勝機がないと判断したのだろう。そこで、西が亡くなり証拠が取れなくなったことを利用し、「質問と回答書」(乙59号証)という、A氏の信用を失墜させるための虚偽の陳述書を作成したのだろう。高額な報酬目当てに長谷川は信念を捨てて一線を越えてしまったと思われる。元々長谷川は弁護士としての倫理に欠き、正義から逸脱した悪徳弁護士だった》

《平成11年7月30日に西が一人で株取引による最初の利益金として15億円をA氏の元に届けた。それは株取引が順調に進行している事をA氏にアピールして、買い支え資金を継続的に出させる為の見せ金としての目的があった様だ。株の買支え資金として多額の金を継続してA氏から出して貰わなければ、株取引で利益を得る事が出来ない。持参した15億円の内訳は1人5億円の計算だが、西と鈴木の取り分は、以前からのA氏に対する借金に充てているが、この金も、二人はA氏から心遣いで5000万円ずつ受け取っている。A氏から信用を取り付ける為の姑息な手段にしか思えない》

《西は鈴木によって何度も裏切られ、恨みを抱いていたと思う。さらに鈴木との密約による株取引の利益金を受け取るため香港へ行き命を狙われる事態となったが、なんとか助かった。和解協議では鈴木を追い詰めるためA氏に裏切りの事実を暴露したのに、なぜ西は死に急いだのか。鈴木に騙され、同時に鈴木が青田を使い反社の人間に尾行をさせたことで約束が守られることは無いと悟ったのか。本来ならA氏と共に裁判を戦えば勝機があったはずだ》

《西は、鈴木と出会って「会長」と呼ばれ、いい気にさせられていたようだ。他の人の間でも西を社長と呼ぶ人は一人もいなかった。経験から推せば、自分のバックボーンを語る事は相手に弱点の一部を暴露している事と同じだと思う。西は鈴木の目論見に気が付かず、A氏の事を喋ってしまったのだろう。西は鈴木と違って、自分を大きく見せるために見栄を張る事が多い性格だった。資金繰りが破綻していて個人も会社も壊滅状態だった鈴木は、それを打開するための獲物を探していた。そんな時に西というカモに出会ったのだと思う。そして鈴木は西に自分と同じ匂いを感じて、いろいろな相談をするようになったのが、この事件の始まりだった》(関係者より)

《平林弁護士は和解後の交渉で、鈴木の指示によるとはいえ和解書を無効にする為に支離滅裂な弁護を繰り返したが、合意書については「こんな紙切れ一枚で」とまで弁護士にあるまじき発言をした。極めて不謹慎な発言で、証拠書類を、こんな言い方をする弁護士がいるか。平林には弁護士の資格がない》

《鈴木は自分の企みを実行しようとするときには必ず他人を巻き込む。金額的に破格の好条件を提示して悪魔の囁きの様なアプローチをする。鈴木は自分一人では何もできない事をよく理解しているが、成功すると自分一人で成し遂げたように言い、仲間を疎ましく思うようになると平気で切り捨てる。そして、秘密を握られると、場合によっては命までも…。これが鈴木という悪党の本性だと思う。全ては、隠匿している資産を守る為だろう》

《鈴木は、ピンクダイヤとボナールの絵画を販売委託で借り出す際に、当時の常務取締役天野裕の署名のある念書を入れ「…自分が社会不在になった場合は、当社(FR)の天野、大石の両取締役を中心に会社として責任を持って売却できない場合、貴殿の指示により、速やかに返却する事を確約します」と、鈴木にしては馬鹿丁寧に書いているが、逆に何か意図があっての事ではないかと疑念を抱く。確定日付のある借用書や自署のある合意書や和解書は無効にして、役員会議の承認も得ていない念書を採用する裁判官の判断は公平公正なものとは言えない》

《鈴木や長谷川のよう人間を相手にする裁判は、通常の経験だけでは対処できなかったかも知れない。このような重大な事件では、裁判官さえも理解できない判決が下される可能性があり、そのため、長谷川のような不正な手法を熟知した悪知恵を見抜く弁護士が必要だ。長谷川の不正に法廷で厳しく反論し、追及して阻止することが出来る弁護士でなければならない。しかし、その前に、倫理観の欠如した弁護士の資格を取り消すような制度が必要であり現在の懲戒制度はあまりにも甘すぎると思われる。長谷川の非倫理的な行為によって、今まで多くの人々がどれだけの被害を受けたことか。早急な対策が求められる》(以下次号)

2025.03.29
     
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