読者投稿「鈴木義彦」⑥(76)

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《これまで鈴木が犯してきた罪は、単に詐欺だけに止まらない。過去10人前後の鈴木の関係者が不審死を遂げている事を踏まえると、当然、鈴木の関与の疑いは強まるばかりだ。現に西が香港で殺されかけた事件も西の都合で事件化はされなかったが、本格的に捜査に乗り出し実行犯のTamの身柄を押さえ首謀者が鈴木だと割り出す事が出来れば、殺人未遂事件の教唆犯として逮捕出来たはずだ。西が自殺した今となっては空論に過ぎないが、それだけ鈴木の本性は凶悪性を秘めている》

《鈴木の代理人であった長谷川弁護士は、司法界の堕落ぶりに気づいていたのかも知れない。一般人には縁遠い世界だけに一部しか分からないが、老獪な長谷川には長年裁判所に足を運んでいて、外からは窺い知れない様子が見えていたのだろう。出世しか考えていない裁判官を籠絡する事はそう難しい事ではないはずだ。裁判官との癒着は表沙汰にならないだけで、頻繁に行われているのではないかとさえ疑ってしまう》

《鈴木が「質問と回答書」(乙59号証)の問答の中で長谷川弁護士の問いに「西に代理権を与えたことは無い」と発言しているが、コイツらは、どうしょうもない悪党だ。こんな当たり前の事を白々しくよく言えたものだと呆れる。A氏と鈴木の関係は西の存在が不可欠で、誰が見ても西は鈴木の代理人だった(多くの書類でも証明されている)。委任状の有無に関係なく周囲にいた人間の100%が「西が鈴木の代理をしていた」と言うのは当然だった。これは長谷川弁護士が、大事な約束は「西が、勝手にした事」と、裁判官にアピールしただけの小細工に過ぎない。鈴木側にはこの様な、訳が分からない小細工が多すぎる。普通の見識を持っている裁判官ならば法廷で鈴木側に注意していただろう》(関係者より)

《鈴木は親和銀行事件の逮捕前、A氏に土下座し涙を流して8000万円の資金を借り受けた。保釈の保証もない中、A氏の温情で借りることができたのだ。また、この時既に西の奥さんからも1800万円を借りていたという。A氏には「西さんには内緒にして下さい」とお願いしている。驚くべきことに、西からも弁護士費用や愛人と子供への毎月の生活費を届けさせていたとは、とんでもない守銭奴だ。鈴木は西をトコトン利用し、相手が西でなくてもドサクサに紛れて金を騙し取ろうと非道な人間だ。これは鈴木の悪行の一部に過ぎない》

《裁判官や弁護士は、真っ当な倫理観と人を思いやる気持ちを持った人がなるべきだと思う。司法試験という難解な試験に合格しても、人間の良し悪しとは別物だと思う。司法試験に合格した事で自分の本質を勘違いして、上から目線で他人を見下している人間が多いような気がする。裁判官は普通の人間と変らないはずで、ただ、勉学には優れていて高学歴があるだけだ。人一倍出世欲が強く、上司に諂い「長い物には巻かれろ」的な人間が多い。この様な人間たちを果たして「法の番人」と言えるのか》

《鈴木は平成11年7月30日に、A氏に宝林株の売買利益金として15億円を西に届けさせた。合意書に基づくと5億円ずつになるが、自分と西の債務の返済金の一部として全額A氏に渡した。A氏は、2人が合意書の約束を忠実に履行した事に安心した。そして、心遣いとして5000万円ずつ計1億円を「2人で分けなさい」と言って西に渡した。2人への貸付金の大半が残っているにもかかわらず、利益金の全額を持って来たことを意気に感じたのだろう。これは、常人には出来ない肝の太さだった。しかし、鈴木と西が株の配当金としてA氏に届けたのは、これが最初で最後だった。鈴木は、A氏を安心させて、西に「今後は配当金が大きくなる」とA氏に言わせて債務40億円超(ただし金利を年15%で計算)を25億円に減額させている。さらに、裁判では株の配当金を渡した事を無かったことにする為、この日の事を否定し、9月30日の債務完済にすり替えた。これは合意書を無効にするためと、債務完済の確認書と辻褄を合わせるための工作だった。これほど用意周到な悪知恵を働かす悪人を見たことが無い》

《鈴木は恩人であるA氏に西を介して出会い、FR社の資金繰りから何から何まで面倒を見てもらった。しかし、鈴木は最初から最後まで恩人を裏切り続けた。株取引での裏切りが明らかになった時には、得た利益は全て鈴木の手にあり、A氏も西も手出しできない状況だった。和解交渉で「合意書」の契約通り履行させようとするが、鈴木は利益金をごまかし、合意書を認めようとしなかった。鈴木は強欲で最低最悪な人間だ》

《裁判官は極めて回りくどい表現をする。肯定しているのか否定しているのか分かりにくい言い回しをしながら、国民を言い負かしているような気がする。判例集をそのまま引用するために論点がずれている事も多い。この裁判でも「論点はそこではない」と思われることが度々ある。裁判官の中には判決文を書けずに準備書面をコピーしたり写したりする者も少なくない様だ。民事訴訟担当の裁判官は刑事訴訟を担当する裁判官より能力が低いのだろうか。この裁判を見ていると様々な事に疑問をもつようになった》(以下次号)

2025.05.10
     
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