《鈴木にとってA氏の温情は「猫にカツオブシ」「馬に人参」「盗人に追い銭」状態だったことだろう。そんな好意を裏切る奴は絶対に許せない。この悪党は感謝、恥心、義理、人情、真実、礼儀といった最低の道徳さえ知らない人間だと言える。そんな人間には法に則った罰は必要ない。このまま悪事を通すなら超法規的な「天誅」を与えるべきだ。人間としての扱いは無用だと思う。裁判所がそれを認めなくても社会は容認するべきだ》
《過ちを過ちと気付いてすぐに改めれば許容される部分もあると思う。しかし、過ちを誤魔化そうとしたり知らぬ振りをしようとした時、それが見苦しく相手の怒りを誘う。鈴木の場合は改める積りもないだろう。どれだけ裁判で嘘をついても、自分の事を見苦しいとか恥だとは思っていないのだ。こういう人間には、誰でも過ちを犯すことがあるという寛容さは不要だ。他人を騙しても私欲を満足させればそれでいいとする最低最悪な人間だ》
《国税庁の課税強化の対策で一番ポピュラーな制度が2014年から施行されている国外財産調書制度だろう。海外資産の合計額が5,000万円を超えれば「国外財産調書」を提出しなければならない。虚偽記載をした場合や、正当な理由なく提出しなかった場合は、罰則が適用されるが、鈴木は申告等していないだろう。因みに2019年までの申告件数は1万620件で総財産額が4兆2554億円に上るとの事だ。金は使うことで初めて、そこに価値が生まれ、寝かせて置くだけではただの紙切れだと思うが、コロナ禍で疲弊している日本経済の活性化の為にも、隠匿の実態を暴いて国内で使うべきだ》
《エフアールの大石専務が親和銀行事件で有罪が確定した後、執行猶予の期間中に事故で亡くなった。西の書いた記録では鈴木に頼まれて口止め料として5000万円が大石氏の奥さんに支払われている。何を口止めしたのかは分からない。誰かが事故に見せかけた可能性を考えると、鈴木の周囲にはそれぐらいの事が何回も起きているようだ。鈴木は親和銀行(約17億円)や山内興産(約4億円)への和解金等も全て横領した金だということは明白だが、鈴木の犯罪疑惑は底が知れず、関わった人間の誰かが必ず犠牲になっている》(関係者より)
《裁判では通常、当事者は自分自身が有利になるように嘘を付くと考えられるために、裁判官が証言を鵜呑みにすることは絶対に有り得ない。セオリーとして証言や証拠を検証し真実が探求される。品田判決のように被告である鈴木の証言は二転三転し全く信憑性がないにも拘らず採用され判決が下されたことはあまりにも不当と言わざるを得ない》
《この裁判の「肝」である株取扱に関する「合意書」の審議については、鈴木側の徹底した嘘と捏造作戦が功を奏したが、当事者の1人であった西が自殺している事も大きな追い風となっている。半面、原告代理人弁護士は油断を突かれた。民事訴訟は嘘も、つき通せば真実に勝てるのだろうかと思うほど、この裁判の品田裁判長の判決は被告一辺倒でそれを判決に露骨に反映させた。公平、公正、そして正義という言葉はこの裁判の何処にも当てはまらない》
《弁護士は、自分の発言した言葉に責任を持たなくてはならない職業のはずだ。鈴木の代理人である平林弁護士は、発言を二転三転させる事を恥ずかしいとも思わない弁護士だ。しかも依頼人の為とはいえ、広域指定暴力団のトップと面談を繰り返し、鈴木と青田の犯罪を隠蔽しようとした。そして、A氏から懲戒申請されると嘘の証言をして懲戒を逃れようとしている。この弁護士は鈴木と同類の悪党だと思う》
《裁判官という職業も、職務を真っ当に貫こうとすればするほど所内で軋轢が起き、抵抗や圧力が増す場合が少なくないようだ。しかし職業柄、信念が揺らがない強い心を持つべきだ。そこには自分の立場とか組織の事情などを忖度する弱さを捨てて真実の追及をするべきだ》(以下次号)