読者投稿「鈴木義彦」⑥(83)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

《「質問と回答書」(乙59号証)のような質疑応答形式の陳述書が法廷で認められるならば、民事訴訟を開廷する意味はないと思う。喧嘩で表現すると「先に殴った者の勝ち」と言える。喧嘩には「正当防衛」というルールがあるが、民事裁判には正当防衛も過剰防衛もない。殴り合って負けた方が裁判にも負ける事になるようだ。何のために法律があるのか。品田は裁判官になるために猛勉強したはずなのに、法の精神をすっかり忘れてしまったというのか》

《西はA氏に鈴木を紹介する際に「エフアールはメチャクチャですが、鈴木は有能なので助けてやってください」と言って懇願した。西は鈴木を利用して自分の資金繰りも調整しようとしたのは間違いないだろうし、実際に鈴木が高利で借りた金融業者の連帯保証をしていた20億円前後の借金はA氏が肩代わりした結果でなくなったのだから、鈴木同様に一息ついたに違いないが、しかし、宝林株取引で総額160億円という利益に目がくらんだのは、鈴木よりも西だったかもしれず、それを見抜いた鈴木が言葉巧みに西をたぶらかし本当に裏切らせたのではないかと思う。鈴木は本当の悪党で、西がコントロールできる相手ではないことがよく分かる》

《品田裁判長は、原告側の証拠類には何かと言い掛かりを付けて、「合意書」や「和解書」の有効性を認めなかったが、反対に被告側に対しては具体的な証拠もないまま、主張だけで「強迫」や「心裡留保」をあっさりと認めるという露骨な不公平さがある。これには当然のことだが批難の声が圧倒している。こうした理不尽な裁判の真実を多くの人達に知らしめる事が出来るようになったのも、SNSが日常生活に不可欠になっている時代ならではの広い情報共有と加速度的な拡散であろう》

《地裁、高裁の裁判官たちが合意書、和解書に記された文言を無視して、A氏、西ほか紀井氏や天野氏の真実に一切目を向けないで、訳の分からない強迫や心裡留保でまとめた理由が全く分からない。多くの関係者や読者には全く理解できない判決となっている。特に品田裁判長がどのように考えたのか、万人に分かる説明が絶対に必要不可欠である》

《鈴木がA氏から騙し取った金は海外で運用して、今や1000億円を優に超えると言われているが、A氏に返すべき金を返しても十分な金は残るはずだ。返す金があるのであれば解決する事に尽力するのは当たり前ではないか。このままでは蟻地獄から抜け出す事は出来ない》

《A氏と鈴木の裁判でも、裁判官(裁判所)に大いに疑問を感じているが、検察庁も信頼できないことがある。司法、立法、行政の三権のうち、裁判所と検察庁の二権が仲が良ければ、これは三権分立の主旨に反する事だ。その一例として、黒川弘務高検検事長が麻雀賭博の件で刑事告訴された事件があった。検察は一時起訴猶予としたが、検察審査会の「起訴すべきだ」という議決を受けて再捜査し、一転して賭博の罪で略式起訴した。検察審査会は「国民の良識的な判断を反映させる制度である」としたが、検察審査会が審議する問題ではなく、当然、検察庁が起訴すべき事件だ。検察庁と裁判所は人事交流の名目で距離がなくなり、裁判所が裁判所としての独立性を失ったとみられるようになってから久しい。そして、裁判所の内部でも、裁判官の自立が疑われている。法律の専門家やマスコミは、詳細に調査して膿を出す責任があるのではないか》

《西が自殺した事を受けて長谷川弁護士は「質問と回答書」(乙59号証)のストーリーの捏造を考えついたのだろう。死んだ西が言っていた事にすれば、死人に口無しで何とでも言える。偽証罪に問われる心配も無いから、虚偽のストーリーを構築した出鱈目の陳述書を率先して作成し、鈴木はA氏に何から何まで世話になったことを分かっていながらそれに同調した。長谷川以上に悪質だ。鈴木も長谷川も人間ではない》

《高級官僚というのは、大学を出て国家公務員上級試験に合格した少数のエリート達だ。裁判所でも同期の数人で出世争いをして、その内の1人が最高裁判所の長官に任命されるという。彼らは減点方式で評価され、直属の部下の不祥事も減点の対象になる。これは霞が関の横並びの慣例なのか、警察庁も検察庁も同様のようだ。従って、エリート裁判官の部下になった裁判官達は出世コースに乗った上司の意向に沿った仕事をしなければならない。それが自分の出世にもつながる事になる。彼らは役人特有の狭い世界で国民の事まで気が回らず、自分の事で精一杯の毎日を送っている。こういう役人達が国を支えているという事に大きな不安や不審を感じざるを得ない》(以下次号)

2025.05.31
     
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

    お問い合わせ