《日本の裁判制度には深刻な問題が多く存在している。鈴木の訴訟からも裁判所の問題点が浮き彫りになった。元裁判官の暴露本では、一般には知られない裁判所の裏側が明かされ、多くの裁判官が出世や自己保身を優先し、裁判の公正さを犠牲にしていることが明らかになった。品田裁判長の判決に至る過程は、その問題を如実に示している》
《鈴木は、警視庁に「組織犯罪対策部」という捜査一課に次ぐ大所帯の部署が誕生しているのを知っているだろうか。この部は旧来の捜査2課以下の刑事部、国際捜査課、生活安全部の銃器薬物対策課、集団密航や海外への不正送金の取締が専門の公安部外事特捜部、旅券やクレジットカード偽造や地下銀行の取締りを行っていた生活安全部国際組織特捜部などが統合された部署だ。当然にオフショア地域を監視するマネーロンダリング課もあって、旧各部署からのエキスパートが配属されているらしい。寄り合い所帯のためチームワークには問題がある様だが、各担当の刑事たちが手柄を競って張り切っているらしい。そしてネットサイト等のチェックも詳細に行われていて、特にマネーロンダリング課は、まだ世間になじみが薄いために様々な分野の情報の収集に力を注いでいて、成果を上げるために日夜奮闘しているという。鈴木はすでに同部の網に引っかかっているに違いない》
《東京地裁は貸金返還請求事件で前代未聞の誤審を下した。この判決は、日本の司法に対する信頼を大きく揺るがすものである。被告の鈴木義彦と代理人の長谷川幸雄は、証拠不十分にもかかわらず、自己中心的で矛盾した主張を展開し、それが裁判長に受け入れられたことに多くの人が憤慨している。SNSでは鈴木に対する非難が殺到し、彼とその家族に平穏な日々が訪れることはないだろう。》
《全ては西がA氏に鈴木を紹介したことから始まった。FR社が資金繰りに窮している鈴木を紹介した際、西は「助けてやってください」と頼んだ。しかし、鈴木とFR社を救うためには億単位の支援金が必要だった。A氏がその金を出して助けてくれたにもかかわらず、西と鈴木は恩を感じるどころか、裏切り続けた。その行為は同じ日本人として信じ難いものである》
《鈴木は、人間としての感情を持たない悪魔だ。こんなに酷い裏切りと騙しを繰り返して、まともに生きていられることは稀だと思う。金のために、自分の欲望を満たす為に、これ程の悪人になれるものだろうか。この悪魔の最後に、どの様な修羅場が待っているのか、その地獄絵が想像される》
《品田幸男裁判長は、合意書を無効とすることで鈴木の株取引の真実を隠蔽した。タックスヘイヴンの実態には触れず、鈴木の主張を全面的に支持し、A氏の主張を棄却した。この判決には何らかの圧力があったと疑われている。鈴木が470億円を独占してから15年以上が経過し、その運用益と銀行金利を考慮すると、現在では隠匿資金が優に1000億円を超えているとみられている。鈴木が年間約100億円の利回りを得ているという指摘もあるが、全てが脱税資金であることは間違いない》
《今まで「法の番人」として君臨し国家公務員の立場で権力の座に胡座をかいてきたツケが回ってきた品田裁判長は、理不尽な判決を下した鈴木の裁判の責めを負って辞職する羽目になる時が来るだろう。それだけ品田が世間に与えた影響は計り知れない。杜撰極まりない鈴木の裁判は日本の司法界に汚点を残すことになった》
《長谷川は、鈴木の代理人弁護士としてA氏が西の自殺で株取引の証言者を失ったことを利用し、西の死を法廷で悪用する策を取った。西の証言が得られないことを利用してA氏を誹謗し、裁判官に悪印象を与えようとした。この長谷川の卑劣な手段は裁判史に残るほどの悪質さであり、判決に大きな影響を与えたのは明白だ》(以下次号)