《長谷川元弁護士は、鈴木の1000億円超と言われる隠匿資産が話題になる社会現象について、品田裁判長と裏で協議した可能性はあるのか。品田裁判長も株取扱に関する審議について上司と相談した事は多いに考えられる。証券取引等監視委員会との絡みや国税庁との絡み、ましてタックスヘイヴン地域に審議が及ぶことになると、最悪、外交問題にまで発展する可能性も出てくる。裁判所としても避けて通りたい所だったのではないか。もし、そうであるなら、A氏を含めた和解協議も必要だったのではないか。もし、原告と被告の当時者と裁判官の三者が協議して和解の話し合いが出来ていれば、裁判の方向付けが変わったのではなかったかと思うが、和解協議は行われなかった。鈴木の代理人である長谷川弁護士は老獪で裏工作も厭わない悪徳性が窺われ、裁判所との間で裏交渉はお手の物だったと思える。実際にも、そう思えるほどこの裁判は異常過ぎた》
《A氏の代理人の中本弁護士は「質問と回答書」(乙59号証)が法廷に提出されたことをA氏には詳しく話していなかったようだ。それでよく代理人が務まったものだ。A氏が乙59号証の内容を精査していたら、即刻反論したはずだ。中本弁護士の後手、後手の対応は完全に裁判の行方を狂わせてしまった。取り返しがつかないことをしたのは間違いない。A氏と中本弁護士が鈴木と青田から名誉毀損で訴えられたが、A氏はすぐに反論して回答したのに、中本弁護士が6か月以上も裁判所に提出しなかったので、強い口調で抗議したために中本弁護士がすぐに提出すると、A氏への訴えはすぐに棄却されたという。中本弁護士には代理人としての自覚が無さすぎたのではないか》
《裁判においては、裁判官は絶対的存在であり、一点の曇りもなく、間違いがないものと信じていた。それだけに鈴木の判決には一瞬誰もが耳を疑ったことだろう。原告側の主張は退けられ、犯罪者である鈴木に勝訴判決が下された。鈴木の悪事は悉く品田裁判長の捻じ曲がった法解釈により隠蔽され罪を逃れた。品田裁判長の不正行為が要因になったことは間違いない》
《A氏が起こした貸金返還請求訴訟は、当初から原告側が勝訴すると関係者の誰もが思っていた。被告側の代理人の長谷川弁護士も鈴木から依頼を受けた際に、鈴木がどこまで真実を明らかにしたかは不明だが、正攻法では到底勝ち目は無いと確信していたはずだ。それで、この裁判を勝訴に導く為に行き着いた先が「質問と回答書」(乙59号証)の創作だったのだろう。鈴木の矛盾だらけで整合性が全くない虚偽主張を正当化させる事に限界を感じた長谷川は、争いの矛先を変える為に、A氏を反社会的勢力と緊密な関係にあるかのように位置付ける事でしか勝機を見出せないと考え、徹底してA氏の信用失墜を図った》(関係者より)
《世界中を混乱させたコロナ禍やウクライナ紛争が終結の兆しが見えない。そして、世界的な規模で経済情勢が変わろうとしているのが明らかな中で、オフショア地域を取り巻く情勢にも各国の監視が厳しくなっている様だ。日本も「バラマキ政策」で経済の活性化を狙う反面、莫大な国債を発行し、国民が負担しなければならない借金地獄がさらに深刻化している。オフショア地域に隠されている1000億円以上と言われる鈴木の隠匿資産に国税は果たしていつ手を付けるのか》
《西と鈴木には多くの密約があった。中でもA氏を除外しての株取引の利益分配と合意書破棄に始まり、志村化工株事件での鈴木の関与や香港事件につながった利益分配金の授受もあった。その他にも鈴木はA氏を裏切らせることで利益配当を餌に西を操っていたが、結局は密約が果たされることは無かった。西が鈴木から受け取る事になっていた配当金の全額(約130億円)は西の生前にA氏に譲渡されているが、西と鈴木は合意書に違反している為に配当金を受け取る権利は消滅している。株から上がった純利益は全てA氏が受け取るものなのだ。西と鈴木はそういう基本的な約定も無視して、自分勝手で最悪の裏切り者なのだ。こんな分かり易いことに品田裁判長は何故気づかなかったのか、おかし過ぎる》
《控訴審は一つの決められた流れの上にあるだけで何の意味もないのではないかと思う。第一審の訴訟記録や控訴状、控訴理由書を検討するなどして審理の方針を決めたうえで第1回の口頭弁論期日を決めるというが、すでに第一審で審理が尽くされているとみなされ争点整理や証拠調べを必要としない事が殆どだという。第一審のように3年も掛けろとまでは言わないが、審理を開かず、たった5ヶ月で結審するのでは、訴えに対して改めての検証などする時間もない。これでは第一審判決を精査する気が最初からないのと同じだ。この体質には全く失望する。裁判所は、裁判の在り方を根本から改変しなければ法治国家の看板に水から泥を塗ることになりかねず、鈴木のような悪党が増産されるだけだ》
《西と鈴木は、宝林株の情報を掴んだ時に、宝林株に株価が上昇する材料があって購入に踏み切ったわけではなかったはずだ。鈴木と西は、業績の悪い会社の株価を安値で買い、あらゆる手段を使って株価を一時的に高値に誘導し、高値が付いた時に売り抜ける方法を描いていた。しかし、このやり方には一時的にでも高値誘導する資金が必要だ。2人にはこの時点でその資金のあては無かった。それにも拘わらず、予めオフショア地域に宝林株を引き受けるペーパーカンパニーを3社も準備した。まるで、宝林株で儲かる事が解っていたかのような手回しの良さだった事に違和感を覚える。2人の間にはA氏からの支援に頼ろうとする考えがあったとは思うが、その時点では未確定だったはずだ。2人の頭の中には合意書の原案が出来上がっていて、合意書でA氏の了解を得る自信があったのだろうか。余りにも無謀な策略だったと思う。しかし、2人の思惑が成功した。この悪党2人には、A氏に今までどんな無理でも聞いてもらっていたので、土下座でもして頼み込んだらできるという思惑があったのだろう。それで、ここまでの騙しや裏切りをするとは、世界広しと言えど他にはいないだろう。鈴木は他にも10人以上の人間を犠牲にしている。その関係者たちより多くの鈴木の極悪ぶりが寄せられているが、その数は日ごとに増えているようだ。親和銀行事件についても情報は膨大だ。鈴木の異常な強欲ぶりや長谷川元弁護士の極悪ぶり、それに青田の弱者に対する度の過ぎた悪質さ、そして品田の裁判官としての無能さは永久に歴史から消えることはない》(取材関係者より)(以下次号)