読者投稿「鈴木義彦」⑥(69)

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《合意書締結時、鈴木と西がA氏を説得し秘密保持を強調して他言無用を要求した背後には、株取引の利益を海外に隠匿する悪巧みが外部に漏れることへの恐れと、合意書の正確性に疑念を持たれることやトラブル時の証人になる存在を作らせない狙いがあったのではないか。鈴木は当初から合意書を破棄することを考えていた可能性もある。鈴木の真の意図は裏表のあるもので、合意書を遵守する意思は更々なかったのではないか》

《刑事事件が有罪判決で決着するのが予定調和なら、民事事件の紛争は「調停」で決着するのが理想らしい。本裁判にまでもつれさせる弁護士は、担当裁判官から露骨に「面倒をかけやがって」という目で見られる事もあるらしい。この事件も、鈴木が指名した代理人弁護士の平林が有能なら、本裁判に持ち込む前に決着がついたのではないだろうか》

《裁判官は、法廷で誰からも疑惑を持たれるような言動があってはならないと思う。その点、この裁判は裁判官への疑惑だらけで、裁判所に国民の信頼を裏切る行為が故意に隠されていた様に思えてならない》

《最近の裁判官は「正義」を追求するよりも出世に執着している傾向が強いと見られている。全ての裁判官がそうとは限らないにしても、自分の信念を持ち、正義を貫こうとする優秀な裁判官が、果たして何人いるのだろうか。しかし、そのような裁判官は上級の地位には昇進できないことが通例となっているという。結果として、優秀で正義感の強い裁判官は裁判所を辞める可能性が高いだろう。裁判官不足はそこに原因があるのかもしれない。裁判所は立法府や行政府から独立しているはずで、国民から信頼されているはずの裁判所組織が、ここまで堕落しているとは思いもよらなかった。裁判所組織は早急に改革し、信頼回復に努めるべきだ》

《香港で薬物入りのワインを飲まされながら一命を取り留め日本に帰ってきた西は、和解協議の場で鈴木と再会し、A氏に鈴木の裏切り行為の一部を暴露した。A氏は、鈴木の株取引の売りを担っていた紀井氏の証言もあり、協議の場で鈴木の裏切りを追及した結果、「和解書」の締結に至ったが、鈴木もこれ以上は言い逃れ出来ないと一旦は観念したものの、後に「和解書」を白紙撤回するとA氏に手紙で伝えてくる暴挙に出た。鈴木は最後の最後まで裏切り続けるどうしようもない人間だ》

《日本の裁判制度は公平公正な裁判を実現するために三審制を取っており当事者は合計3回まで審理を受けることが出来る。国民の基本的人権の保持を目的とする裁判所で公平、公正な判断をする事が目的とされているが、しかし三審制とは名ばかりで裁判官の独善的な思い込みや先入観により公正な判断が成されていない。現実に、鈴木の裁判では控訴審判決が多くの誤字脱字の修正のみという何ともお粗末な内容で怠慢過ぎるにも程がある。それに誤字脱字が多いということは何回も読み直しをしていないと思われる。地裁の3人もの裁判官が3年もかかって、あってはいけないことだ。どんなに法整備が成されていても結局はそれを扱う裁判官次第で、高裁で「審理は原審で尽くされている」と判断されれば原審の判決が覆ることはほとんど無い》(関係者より)

《鈴木の裁判の判決を見て、誰もが信じられない結果と内容判決だと感じている。特に鈴木の巨額の海外資産の隠匿について、鈴木が宝林株800万株の取得の際に海外のタックスヘイヴンにペーパーカンパニーを設立し、資金の流出を図ったにもかかわらず、その解明がなされていないのは何故なのか。約470億円にも上る巨額の利益が、平成18年の和解書作成時から十数年を経た今や運用利回り等で1000億円を優に超えると見られており、その金額に関心が集まるのは当然のことではないか。鈴木は脱税疑惑から決して逃れることはできない》

《鈴木のように他人を騙して儲けた金を元手にして始めた投資で莫大な資産を築いても、絶対に成功者とは言えない。まして、その資産をタックスヘイヴン地域の特性を利用して巨額の脱税をしている。鈴木の情報を日本の司法が放置しているように見えるのは何故だろう。穿った考えだが、私欲が絡んだドロドロとした黒い大きな力が裏で動いているのではないだろうか》(以下次号)

2025.04.19
     
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