債権者を苦しめた「岡田瑞穂」の虚言癖

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岡田瑞穂の虚言癖は犯罪そのものと言っても言い過ぎではない。鶴巻の債務(元本5億5000万円)が返済されないまま時間が経過する中で、その処理で債権者に全面的に対応していた岡田は、鶴巻が保有していた競走馬や不

(写真:念書 日本トライトラスト、デルマークラブの債務返済計画を書面にしたが、岡田の話はでたらめだった)

動産、絵画等を売却すれば債務の返済は十分にできると債権者を騙し、債権者の保有ビルに新しいテナントを誘致したと架空の話を持ち込み、既存のテナントを追い出した上に賃貸契約書を偽造して債権者に多額の被害を与え、さらには債権者の仕事を手伝うと称して、債権者の会社で日常の業務を行いながら、鶴巻の妻・道子や子供たちとの折衝を重ねてきた内容のほとんどが偽りであったなど、債権者が岡田の虚言壁のために被った被害は甚大だった。

これまでに故鶴巻智徳をめぐる特集で触れてきたように、岡田が鶴巻の債務処理で債権者に対応するようになったのは平成14年ころ以降のことだが、鶴巻が平成9年から同10年にかけて自己破産した事実を債権者には隠し続けて、主に絵画や競走馬などの保有資産の売却リストや売却による債務返済計画などを債権者に提示していたが、これが実態のないものであった。
一部には鶴巻の顧問を務めた松本憲男弁護士も、鶴巻が債権者に振り出した手形の処理で「全責任を持つ」と言って債権者に期日を繰り延べさせるなど、鶴巻の周辺関係者が総ぐるみで債権者を騙し続けたとも言えるが、日常的に債権者と向き合って鶴巻の連絡役を果たしてきた岡田による債権者への虚偽の言動は圧倒していた。

(写真:確約書 岡田の個人債務は23年以上引き延ばしたために令和元年現在で約40億円に膨らんだ)

鶴巻が病死したのは平成19年8月5日のことだったが、債権者がその事実を知ったのは、それから2年後のことであり、岡田はこの間に債権者から何度も鶴巻との面談を要請されながら、そのたびに「医者が面会を許してくれない」とか「本人の体調がすぐれないため、日を改めたいと言っている」などというウソを債権者に伝えていたのである。債権者にとっては、岡田が多少でも債務処理にまともに向き合っていれば、鶴巻に対する債権回収が的確に実行できたはずであったことを考えると、10年は間違いなく無駄にしてしまったことになる。

(写真:債務承認書 岡田と妻が債務承認書に署名)

しかし、その無駄な時間は鶴巻が死亡した後もさらに続いた。債権者が岡田を介して鶴巻の妻・道子との交渉を本格化させる中で、岡田は鶴巻との面談設定を引き延ばしたときと同様、道子との面談もずるずると引き延ばし、ようやく道子と子供たちと正式に会うまでに3年以上が浪費された。
岡田は、鶴巻の死後の平成21年から同22年にかけて、道子と債権者への返済計画を協議してまとめたとする「確約書」を債権者に渡していた。それ故に債権者も道子には債務を返済する意思があると信じ込まされてしまい、道子との面談が実行されれば、その時からでも債権の回収が進み始めると考えていたようである。

(写真:岡田優子 岡田瑞穂の妻)

ところが、その後、業を煮やした債権者が鶴巻が残した日本トライトラストとデルマークラブの2社と道子に対して訴訟を起こした際、岡田が債権者に提示した「確約書」にある道子の署名が本物であるか偽造であるかを巡って大きな争いが起きた。そして岡田はこの審理の場で債権者からも道子からも袋叩きにあったのだ。岡田が債権者には道子の署名が本物だと強調する一方で、道子に対しては「自分が代筆をした」ということを言っていた事実が問題になり、裁判官は道子の同意がなかったものとしてしまった。全ては岡田の虚言癖がもたらした結果だった。

(写真:確約書 岡田が鶴巻道子の署名を偽造したとして、書面の有効性が問われた)

岡田の債権者に対する責任は未だに何も果たされていない。岡田は鶴巻の債務返済処理で、債務の連帯保証をした当初から妻の優子や子供たちを巻き込んでしまうような状況を作り出していた。岡田が債権者から個人的に借り受けた金銭や、先に挙げたテナントの架空の誘致話で債権者に与えた損害も返済義務に加わり、それらの債務に対して優子が連帯保証をし、さらにその返済がいつまでも実行されないために岡田と優子の負荷がどんどん大きくなっていく。鶴巻の債務の連帯保証に対する責任だけでは済まなくなっていたのだ。おそらく、岡田は死ぬまで債務を引き延ばすくらいの思惑で債権者に向かい合ってきたかもしれないが、現実にはそんな思惑は通用せず、当然、岡田と優子の3人の子供たちにも責任が及ぶことになる。岡田がそれだけのことを債権者にしてしまい、虚言を弄していたずらに時間だけを引き延ばしてきた責任は極めて大きいと言わざるを得ない。岡田夫人は多くの虚偽の案件の内2~3件の内容を聞いただけでもその場であまりに岡田の酷い嘘に立っていられない程驚いていた。岡田本人は子供を保証人にする、奥さんも、子供達は親を見捨てる様な薄情な子供達ではありませんと言いながら、岡田自身の約30年前に336万円を月3歩で貸して欲しいと言って1年ほど前に40万円返金したのみ。奥さんは最初から借りた物は返さなければいけませんと言っていたが、今や岡田同様に数えきれない程の岡田の嘘を知りながら、保証人になっているのに300万円くらいの金を返そうとしない。子供3人いて返せない事はない筈だが30年前の元金すら返す気がない様だ。今後も岡田の犯した不祥事の一つ一つを具体的に取り上げる。今後は家族身内の未成年以外は名前は当然写真も掲載される事になると思う。(以下次号)

2020.12.20
     

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