《西武ホールディングスの再上場劇の裏に弟悟志が暗躍していた事は知られていない。当局にバレないようにオフショアへ大金が流れているのは悟志の仕業だ。コロナ禍で社員の身体を心配しているフリをしているそうだが、最も心配なのは海外に貯め込んだ脱税マネーのようだ。彼の次の渡航は見逃せない。目論見ありの出張は紛れもない》
《金持ちがケチなのか、ケチでなければ金持ちになれないのか分からんが、この男のケチぶりには見上げたものがある。あの世へ運べない金品への執着はどういう精神から湧き出るのか不思議である。直に発覚して全てを失くしたら気が狂ってしまうのではないか。その様も見てみたい》
《私たちの血税を巡り巡って盗む後藤の犯行は絶対に許してはならない。生まれながらに持つ不公平感は否めないのに、犯罪者がのさばる社会を放置してはいけない》
《貴誌にはつくづく感心させられます。ガードの固そうな後藤兄弟のスクープをどのように入手しているのか、さぞかし優秀な取材スタッフがいると思いますが、それにしてもすごい。後藤家滅亡の日まで頑張って下さい。応援しています》
《後藤悟志殿に進言します。貴方は金儲けの天才です。私は一市民で、違法性を責めるつもりは今のところありませんが、ひとつお願いがあります。稼いだお金は弱き人へ吐き出して下さい。それで貴方は全て救われます》
《安倍首相が病気を理由に勇退となり、解散含みで政変真只中である。貴誌によると、後藤家と安倍の関係は深いとの事。後藤兄弟が今日まで何のお咎めもなく過ごしてこられたのは、少なからず安倍政権の庇護のもとにあったからと想像できる。菅、岸田、石破、この3名はいずれにしても後藤家を守る筋合いにはない。後藤家に潮時が訪れた》
《人間という動物は欲が着物を着ているようなものだと言う。欲には2通りあって、ひとつは我欲、ひとつは他者に対しての施しの欲だ。この2つのバランスが人格というものを大きく左右させるが、後藤の記事を見ていると、バランスどころか我欲しかないと思える。稀有な動物である》
《泥棒まがいの錬金術で得たお金を武器に、いばりちらしたり、女を口説いたり、さらには贈賄の数々。厳罰を望む》
《太平フィナンシャルサービスのやり口はあまりにも酷すぎる。親会社の売掛債権を担保に下請け会社の資金繰りの面倒を見るのではなく、年利24%と暴利を貪っているのが実態だ。太平エンジニアリングは経済的に恵まれているのだから、下請けが仕事を完了させたら1日も早く支払ってあげさえすれば済む事である。後藤の悪知恵の一環だろうが、質が悪すぎるし、いくら何でもやり過ぎである》
《大企業のトップに貢ぎ物をして、信頼を得ているかのように勘違いしている後藤悟志は乳飲み子のような甘ちゃんである。彼らは後藤と物でしかつながるつもりはない。いいように使われているのだ。今回、後藤の犯行が明るみになった瞬間に彼らは蜘蛛の子を散らすように離れていくだろう。後藤は哀れな男だ》 (以下次号)