《この裁判の結審後、マスコミの取材によって色々なことが判明してきている。例えば、西の息子の陽一郎はギャンブル好きで西に似ていて、投資にも興味を持っていたらしい。生前の西と一緒にカジノに出入りしたり株にも投資をしてようだ。西がA氏から借りた金を好き放題に浪費していたということか。この男も父親の悪い所を引き継いでいるようだ》
《鈴木の嘘には驚かされるが、平成11年9月30日付の、西を利用してFRの決算のために便宜上書いてもらった確認書と、便宜上一時返してもらった13枚の手形。それを盾に取って「債務完済」というウソをついた。すぐにバレることを平気で嘘が言える鈴木の神経は普通の人間には理解できない。極悪人と言わざるを得ない》
《長谷川元弁護士は、さすがに百戦錬磨だ。鈴木の嘘を徹底的に正当化し、裁判官を翻弄し篭絡してしまった。しかし、正義の味方としてではなく、鈴木のような悪党の味方をしたことで、この責任は重大だ。多額の報酬(裏金)のために、ここまで多くの虚偽の構築を繰り返し、「質問と回答書」(乙59号証)は見る人が見ればすぐに分かることだ。反社会的勢力の金を使った金融とは金利や担保、返済の期間等の全てで全く違う。この書面の一番のミスは、A氏に呼び出されたと言いながらA氏側の話が一切ないことに長谷川も鈴木も気づいていないことである。長谷川は裁判に勝つために何でもやるというやり方をしているが、長谷川の知識やノウハウの使い方は間違っており、弁護士としての経歴に消えない汚点を残すのは間違いない。今後、大きな報いを受けることになる》(関係者より)
《裁判官たちは金融業界、証券業界、宝石業界の知識が全くない人が多いようだ。それが判決に見事に露呈した。しかし、そのことに何の疑問も不安も持たずに判決を言い渡すなんて、裁判官としてはあるまじき大失態だ。こんなことで良く裁判官が務まるものだと呆れてしまう。裁判所全体が信頼を大きく失ってしまう》
《世の中、こんなひどい話は聞いたことが無い。株取引を始めるに際して最初に購入する株の資金を借りた。普通に言うと、商売を始める時の仕入資金を借りたのだ。その前に10日で1割以上の金も清算して貰っていた。そして儲けが出たら、元金も返済せず、利益が出たにもかかわらず約束した配当金を払わない。そして、借りた金は「借りていない」「利益配当をする約束はしていない」などと言って、こんなことをする人間は見たことも聞いたこともない。これをこのままにしてはいけないし、絶対に許してはいけない》
《平林弁護士はこの問題が裁判になる前に、A氏に50億円での和解を申し入れたことがある。その時は50億円での交渉だったが、そんな金額では話になる訳がない。合意書と和解書、それに買い支え資金や借入金等について全く理解していない》(関係者より)
《日本の法曹界は汚れている。上層部では高検検事長のマージャン賭博問題が、下層部では裁判官の人事異動問題等で組織が疲弊している。明治時代からの慣習が残っていて上位下達らしい。今でいうブラック企業だというからお粗末な限りだ》
《長谷川元弁護士の弁護士資格返上の件、真実を知りたい。様々なことが想像される。今は無職だろうから「手記」でも書かないか。出版社は紹介する。手記で鈴木との顛末について本当のことを書けば大スクープになる》
《この事件が、豊田商事事件やベルギーダイヤモンド事件、オウム真理教事件以上にならないはずがない。鈴木は怯えているだろう。特に豊田商事事件の永野社長が、被害者の意を汲んだ犯人が天誅と叫んで切り殺されたが、鈴木の事件は何人もの死者が出て1000億円以上を独り占めしたことで日本で最大の事件として歴史に残ることは間違いない》
《日本の民事事件の取り扱いは世界中で批判を受けていると聞く。「騙した方が勝つ」とか「金を貸した方が損をする」とか「警察は不介入だから悪い奴は勝手放題する」など、これは本当に不公平の極みだ》 (以下次号)