《鈴木という人間は、ある意味相当な修羅場を潜っているなと思う。本職の貴金属宝石業界、証券業界そして高利貸を含めたノンバンク系の金融業会。躰を賭けて生きて来たのだと思う。これらの業界は私の知る限り、裏社会との繋がりも深い。生半可では生き残れない世界だ。まして、余り自分に力がない時期だった特に金融業者とのやり取りは相当きつかったと想像できる。もったいないのはその経験が生きていない。言い訳と嘘ばかりを繰り返していた悪い経験だけで生きている。何度も命を無くしそうになった貴重な経験を生かそうとしないのは、鈴木の生き方が悪すぎるからだ。あと何年生きていくつもりか知らないが、最後だけは昔の経験を生かすべきだ》
《コロナ禍で海外への渡航が難しい状態が続いているが、世界の金融市場は活発だ。コロナワクチンが蔓延しても世界中の経済が上昇機運にある。鈴木は莫大な資金の運用をしているのか、それともペーパーカンパニー名義の口座に置いたまま様子眺めをしているのか。1000億円以上の隠匿により、毎日、推定約2000万円の利息が付いている事になる。計算するのもバカバカしいが、鈴木には大半が絵に描いた餅になっているに違いない。資金を動かせばすぐに当局の目に留まり厳しい監視がつく。しかし、A氏等の事を思い浮かべると腹の中が煮えくり返る思いがする》(関係者より)
《2018年ぐらいからネットニュースにかなり注目が集まってくるようになった。まだメディアの主流には遠かったが、肚の据わったワンマンオーナーなら、一発逆転、爆発的なブレイクが匂う出来事だと直感すれば即決で掲載した。ついでに音声データーもセットで流せば効果抜群だったという。まず、若い連中が騒ぎ、ネットであっという間に拡散する。事前に社内で根回しが必要な既存のメディアでは動きが遅すぎる。新聞などはその最たるものだ。鈴木の記事は、数社のネットで時間をかけて、ある意味、慎重に取材を潜行させている。何故かというと、政治家、警察や検察、裁判所までもが裏で関与している可能性があるからだと思う。今まで様子見をしていた新聞、テレビ、雑誌も後追い取材を開始するのではないか。そうなると大変な騒ぎになるだろう。この事件には日本のマスコミ各社がタブーにしているタックスヘイヴン地域が深く関わっている。海外諸国がタックスヘイヴン地域へメスを入れるきっかけになるかもしれない。鈴木も行方を晦ましている場合ではない。家族も通常の生活も出来なくなる。この裁判に関わった弁護士や裁判官も実名がマスコミを騒がすことになる。マスコミは権力に弱腰になるべきではない》
《鈴木は、自分の腹心や仕事の協力者を何人も自殺、失踪に追い込んだワル中のワルだ。これ以上、世の中にのさばらせてはならない。例え多くの人を騙して1000億円を稼ごうが人間の心を失ったら終わりだ。鈴木みたいな大悪人が生き延びて大恩人を裏切って莫大なカネを隠匿している。被害者が訴えても裁判官が悪人の味方をするようでは世も末だ》
《鈴木は、金の魔力に身も心も縛られ、いずれは無様な最期を迎えることになる。カネさえあればこの世に不可能な事は何もないと思っているかもしれない。しかし、家族への愛情、家族からの愛情はカネでは買えない事に気が付いていない。このままでは、後悔しきれない結果になる。反省が無ければ、奥さんや子供たち、身内や愛人サラと娘(25歳くらい)等全員の顔写真が掲載され、青田の2人の姪も同様になるのではないかと思う》(関係者より)
《和解協議の場で、鈴木と西は激しい口論をしているが、肝心な事はあまり話していないような気がする。録音テープを聞いたわけではないが、合意書をA氏に突き付けられ、とにかくその場を切り抜ける為に2人がそれぞれに芝居をしたようにも映る。それが証拠に、西が当時で470億円の隠匿利益がある事を知っていながらその事をその場で明かして鈴木を追及していない。A氏は後日知る事になるのだが、その場で西が全てを話していれば鈴木はそこまでの悪あがきができなかったのではないのか》
《裁判官は、貸金返還請求に関する訴訟だけに絞って何とか辻褄を合わせて裁判を終わらせようとしたが、株取扱の件が追加され慌てたのではないだろうか。それを証拠に株取扱についての合意書、和解書についての審議は全く理解に苦しむ過ちを犯した。原告の主張が全て認められなかった。これには相当の無理があった。まして、控訴審は話にならず、短期間で原審を支持して終結させた。これは有り得ない事で、誰が見ても再審に値する審議内容だ》
《長谷川と鈴木が》でっち上げた「質問と回答書」(乙59号証)について裁判官の発言は特になかったようだが、A氏の心証を悪くするには最大の効果があった。この内容は、自殺した西を利用して全てを捏造したものだ。長谷川元弁護士はこの陳述書を提出することで自分の弁護士生命を終わらせたようなものだ。なぜ弁護士生命を賭けてまで鈴木を勝たせたかったのか。裏で受け取る多額の報酬目当てとしか考えようが無いが、その理由がこの裁判の真実を明かす鍵なのではないか》
《鈴木は、A氏の温情に縋る時や裁判で自分が不利になると解った時は自分を徹底的に弱者に見せる。土下座して借金を頼んだり、脅かされて仕方なく和解書を書いたと言ったり、人間として一番狡く卑劣な行為を平気でする。鈴木の悪事は全てこの手口である。裁判官という職業はこういう人間を見極める能力を持っていなければ務まらない。この判断を間違えれば人の人生や生命に関わるという事を知っていなければならない》(以下次号)