《平成10年10月2日、株取引の利益の分配金を受け取る目的で香港に飛んだ西は殺されそうになるが、一命をとりとめた。その連絡を受けたA氏が、10月13日に紀井氏経由で鈴木に連絡を取りA氏の会社で会う事になった。その道中、鈴木は気が気ではなかったはずだ。西が一命をとりとめた事を事前に知っていたか、A氏から聞かされた時に知ったかは定かではないが、鈴木にとって西の生還は大誤算であったはずだ。鈴木がA氏の会社を訪れて、株取引について「仮に社長が西に株取引で金を出したとしても、それは私に何の関係もないことです。西の話は全部作り話です」と言っているように、西が株取引の買い支え名目でA氏から金を出させていても、全部着服していて自身(鈴木)は全く知らない事だという西の作り話にする計画だったはずだ》
《鈴木の裁判で長谷川弁護士が創作した「質問と回答書」(乙59号証)は鈴木にとって都合の悪い部分を嘘で塗り替えようとする度を超えた内容だ。また自殺した西を利用し「西が言っていた事」としてA氏が反社会的組織と深い関わりがある等、徹底的にA氏を誹謗中傷することで信用毀損を狙った出鱈目な内容と言わざるを得ない。万一、反社の金で金融をした場合、一つとしてこのようなやり方はしないことは万人に分かることだ。こんな偽証行為を見抜けず重要視した品田裁判長は、本当に裁判官としての資格はない》
《鈴木は普通の考え方が出来ない奴なのか。借りたものは返す。約束は守る。世話になった人には礼を尽くして感謝する。他人の物は盗まない。嘘はつかない。小学生でも弁(わきま)えている事だ。こういう人間に普通の事を言って聞かせるにはどうしたらいいのだろうか。鈴木は今回だけではない。過去に何回も同じ罪を犯して他人を陥れている事は周知の事実なのに、なぜ法は罰を与えていないのか、正しい道を教えていないのか。このままでは、悪銭を持っている悪人がやり放題の世の中になる。不幸な人が増える事になる。これは国の責任だ》
《和解協議の場で交わされた「和解書」の無効の理由が裁判では「強迫」と「心裡留保」となっているが、これは一体どういうことか。和解協議後に鈴木からA氏宛に送られた2通の手紙には「大変お世話になった」とか「今までこんな人に会ったことが無い」「男として一目も二目も置く人間だ」などとあるが、強迫された人間が書く訳がないではないか。品田裁判長は一体何を根拠に鈴木側の主張を一方的に認めたのか。この裁判には誰もが疑問を呈している》
《元裁判官の瀬木氏が自分の著書に、「裁判官は、判決の内容が間違っていなくても、上層部の気に入らない判決を書いたという理由で人事に影響する。裁判所には“自分の意見を自由に言えない„といった空気が蔓延しているので、組織が硬直してしまっている」と書いている。元エリート裁判官が書いているだけに真実味がある。読者の多くもこんなことが信じられないと言っている。裁判所に関する本を読むと、どうやら本当の様で、まともな考えの裁判官は少ないようだ》(関係者より)
《鈴木は裁判の法廷でA氏を目の前にして長谷川弁護士が創作した「質問と回答書」(乙59号証)でA氏をあらゆる事で誹謗中傷する事により裁判官達への印象操作を強めた。この時の鈴木には、平成10年5月28日にA氏の会社を訪れ、親和銀行不正融資事件での容疑がかかり逮捕される直前であったにも拘わらずA氏の温情で8000万円の融資を受けたが、鈴木はその時、A氏の前で土下座して涙を流し「このご恩は一生忘れません」と言った、その面影は露ほども見られない》
《鈴木は自分の仲間を裏切る事も日常茶飯事だったようだ。再審が行われれば判決が覆ることは間違いないが、鈴木は何と弁明するだろうか。普通に考えると全てを認めてA氏に謝罪し、借りた資金を返済し、約束した配当金を支払うべきだが(本来なら鈴木の取り分は一切ない)、鈴木の事だから「弁護士達が勝訴した時の報酬欲しさに勝手に弁護した事であって、私はそんなことを言っていないし、そんなこと言ってくれと頼んだことはありません」と言い、裁判官に関しては「私も不審に思っていました」とでも言うのだろうか。この男なら平気で言いそうな気がする》
《和解協議後、鈴木は青田と平林弁護士の二人を交渉の代理人に立てたが、全く交渉は進展せず難航するばかりであった。裁判では青田は和解協議に参加もしていないのに「和解書にサインしなければ、その場を逃れる事が出来なかった」とか「エレベーターを止められ監禁状態に置かれた」などと鈴木が強迫されたと出鱈目ばかり並べた。青田もいい年をしてこんな幼稚な嘘ばかりついて恥ずかしくないのか。鈴木と同様に青田も人間のクズだ》
《西が生きていれば裁判でどんな証言をしただろうか。A氏は、鈴木と西2人を被告として提訴しただろうか。それとも西を訴えずに自分側の証人で出廷させたのだろうか。長谷川元弁護士は西が生きていて鈴木との共犯として提訴されていたとしたら、この裁判の代理人弁護士を引き受けていただろうか。裁判官も西が生きていれば困った事になったのではないか。しかし西は、いずれにしても鈴木の謀略でこの世から抹殺されていたような気がする》(以下次号)