読者投稿「鈴木義彦」 ④(76)

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《鈴木は、今何処にいるのだろうか。国内なのか、それともタックスヘイヴンの地域にいるのか。裁判に勝ったからと言って、何も解決していない事が分っていないのか。情報サイトに鈴木の悪事が掲載され、世間から大きな注目を集めている。家族もこれからが大変になる。大悪党と言われても、鈴木には何の言い分も無いのか。黙っていても嵐が去る訳がなく、風当たりが益々強くなるだけだ。少しは家族の事を考えるべきではないか。長谷川も今は同様に思っているはずだ。長谷川も自身の今までの弁護士活動がこんな形で終わるとは、考えてもいなかったはずだ》

《生き馬の眼を抜くと言われる証券業界で株の売買をしていくのは、相当な株の知識と人間関係、そして資金力がなければ不可能だと思う。裁判官は、それを承知で合意書の記載事項を検証したのだろうか。無効にする理由として「余りにも無限定」という判断があったが、取り扱う株の銘柄を「限定」していては売買するにあたって「儲ける機会」を逸してしまう。「3人の役割分担が明確でない」とも言っているが、A氏、西、鈴木のその時の状況を検証すれば明確であったのは事実だ。そして、値動きの激しい株を取り扱った時は即断しなければならないので一々協議をする時間は無い。合意書無効は、裁判官の無知からくる言いがかりに過ぎない。合意書は間違いなく有効であり、鈴木の主張は間違いなく嘘だ。そして裁判官の判断は誤判だ》

《鈴木は、和解書を締結した後それを白紙撤回し、青田と平林弁護士を代理人にすることをA氏に手紙で通知してきた。しかし、鈴木の手紙は自分勝手な言い訳を並べているだけだ。手紙から伝わってくるのは「約束した金銭の支払いについて検討してください」という事だけで、後は表面だけを取り繕った言葉だけだ。A氏の要望であった「代理人は何人同行しても良いが、鈴木本人が同席しないと話し合いにならない」ということにも応えず、誠意というものが全く感じられない。所詮、独善的で不道徳な考えしかできない鈴木には本心の強欲を隠すことは出来ない》

《鈴木は今、泥で作った舟で川を渡っている気分ではないかと想像する。信頼できる船頭もいない。積んでいる荷物は途轍もなく重く、泥で作った舟では到底耐えられない。向こう岸につくまでは遠すぎる。誰が考えてもこのままではこの船は沈むという事が分かる。荷を捨てて船を少しでも軽くして元の岸に戻らないと全てを失う事になる。A氏には「私の男気を見てください」等、男らしい言葉をよく使っていたようだが、本当に男気を見せるべきではないのか。自分のやったことが全て上手くいったと思っているだろうが、自身の悪事を省みる気がなければ生きている価値はない。多くの人間の恨みを払拭して家族にも問題が無いようにすることが、残された人生、幸せだとは思わないのか。それが分からないようなら、鈴木も家族や身内も今後にいい人生は有り得ない》

《鈴木は西から、あらぬ嫌疑をかけられてその証拠を捜査機関に提出すると仄めかされ、社会的に抹殺されるのを恐れた事を和解書に署名した理由の一つに挙げている。どこまで自分は弱い立場の被害者だと主張するつもりなのか。鈴木を良く知らない裁判官以外は誰も信じない。そしてそのような考えが浮かぶのは、鈴木自身が人にあらぬ嫌疑をかけ、証拠を捜査機関に提出すると仄めかし、社会的に抹殺するぞと脅したことがあるからだろう。鈴木は社会的に抹殺されるというが、親和銀行事件で逮捕され有罪判決を受けた過去があるから、嫌疑をかけられたくらいで、どうとでもないことは分かっているはずだ。しかも自分に非が無ければ何をされても堂々としていれば良いことであるから、それが理由にはならないことは明らかだ》

《証券界では過去、現在を問わず、数々の事件が起きている。「兜町の風雲児」と呼ばれて多いに証券界を賑わせた「投資ジャーナル」の中江滋樹は「相場というのは、1分でも遅れたらもうその値では取引できない。自分が取り扱っている銘柄の値動きに全神経を集中させ、その瞬間に決断しなければならない。躊躇している暇はないし、その判断を誤れば大きな損を出すことがある」と言っている。裁判官は、合意書に銘柄が特定されていない事を無効の一因としているが、株取引の最初の銘柄が宝林であったことはA氏も西も鈴木も承知していたことで、さらに株売買をする前から銘柄を特定することもできない。合意書を無効にするという事は、平成11年7月8日以降の株取扱に関することが全て無効となる事である。裁判官の勉強不足、知識不足はA氏にとって最悪の結果を招いた。裁判官はこの始末をどうするのか。裁判所は絶対に再審請求を受理しなければならない》

《弁護士という職業には以前から多くの疑問を持っている。刑事裁判では極悪非道で冷酷残忍な犯人の弁護、犯人が未成年だという事だけで被害者が泣き寝入りをしなければならない凶悪な事件の犯人の弁護、ロッキード事件等の政治家絡みの事件。自選国選の違いがあるにしても何故こんな事件に弁護人が必要なのかと思う。解りやすいのはオウム真理教による犯罪だが、この事件にも今や史上最悪と言われる長谷川弁護士も弁護をしていた。この人間は本当に金次第の人間で、今回、懲戒関連の記事が出た後に弁護士を辞めているが、これで問題はないと考える程度の人間としか思えない。民事裁判では鈴木の裁判のように報酬額の魅力だけで依頼を受け、屁理屈をこねながら悪人を勝訴させる。裁判官が無能な事もあるが、これは加害者と同等かそれ以上の責任を負わなければならないと考えるのは当然だ》

《鈴木は「儲かりさえすれば何をしてもいい」という考えが心を占めているのではないか。しかし、そういう考えでは結局は自分が駄目になる。「営利の追求や資本の蓄積は道義に適った形で行われてこそ価値がある」と言われている。人間の日常は営利目的である事が多い。清廉潔白では成し得ない事も多く、清濁併せ飲みながら悪戦苦闘して得た利益には格別のものがあるが、それが、他人を騙して得た利益であれば、それは悪銭となり何時か自分もその報いを受けて騙され大損する。鈴木がこのまま順調に生きられるはずはない。順調でなくなった時に大きな後悔をすることになる。今が大事だという事に全く気が付いていない》(以下次号)

2023.09.16
     
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