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読者投稿 「鈴木義彦」 ②(38)

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《裁判官が出世する為には高度な知的能力は求められない様だ。上司の顔色を伺いながら上目使いで仕事をする所謂「ヒラメ裁判官」に徹する事が出世の早道らしい。気骨があって知的能力の高い裁判官は逆に出世できないという事であれば、最高裁判所長官とはどんな人間なのだろうか。長官というのはヒラメ裁判官に徹して他人を踏み台にして、上司に気に入られる判決文を書き続けて来た人間しかなれない地位だと揶揄する声もあるくらいだ。これでは気骨があって知的能力の高い優秀な裁判官は育たないし、辞めていく者も多いに違いない。しかし品田のような嘘と矛盾だらけの判決文を平気で書く裁判官が裁判所内に横行しては国民が裁判所を信用しなくなり税金の無駄遣いである》

《平成11年2月、西に宝林株800万株の売却情報が入り、A氏からその買い取り資金3億円を5月末に出して貰い、取得したはいいが、思う様に株価が上がらず利益に繋がらなかった。そこで鈴木と西は株価を高値に導く為の買い支え資金を出してもらおうとA氏に支援を頼む事になるが、今思えば鈴木と西にとっては計画通りの流れだったのかも知れない。宝林株(800万株)を3億円で取得したからといって株価が上がる保証は何もない。仕手戦を仕掛け株価を釣り上げない事には利益が生まれてこない。鈴木にはA氏の支援さえ取り付けられれば、それだけで確実に億単位の利益が生まれる事が分かっていたからA氏の説得に熱が入るのも当然と言えば当然だろう。つまり、鈴木には最初からA氏を騙して株価を吊り上げさせる考えしかなく、利益を分配する発想も全く無かったのではないか。合意書を作成して信用させ、しかも和解書で不正を認めたが、青田と平林、それに弁護士として考えられない極悪非道な長谷川と鈴木は全て虚偽の話を構築したが、やり過ぎたために誰にも分かる噓でバレ、長谷川は懲戒になる前に弁護士を辞職した。何という恥知らずの人間か》

《鈴木は和解後にA氏に送った手紙に「海外の口座を作ることを検討してください」とか「和解金の支払い方法等の再考をお願いします」と書いているが、これは和解書を認めた発言そのもので、裁判でいくら否認しても十分な証拠となるはずだった。しかし裁判官がこうした事実を採用しなかったのは何故か。また、鈴木は「合意書とか和解書とか、そんなものは関係ない」とも述べているが、合意書の作成では鈴木が必死に熱弁をふるってA氏に頼み、しかも「株取引の資金を出して頂かないと社長への返済ができない」とまで言うのでA氏は了解したはずだ。それを、関係ないというのはあまりに強欲で人間の道を大きく外し過ぎている》

《品田裁判長は、鈴木のA氏に対する債務をFRの債務であって鈴木個人に返済の義務はないとしながらも25億円の返済は認めたが、実際にA氏と鈴木の間で動いた金を無視することはできなかったし、株取引の事実を認める判断もなかったから、鈴木の債務返済ということにした、と考えるのが自然だ。生前、FRの常務取締役だった天野氏は「FRにはA氏に返済する資金は無かった」と証言している。鈴木個人にはもちろん返済する資力は到底無かった。しかも25億円という金額はA氏の請求額とも一致していない中途半端なものだった。確かに鈴木がA氏に渡した金額は25億円だったが、鈴木は、この25億円の金額を何度も嘘発言に使っている。決算時に手形と交換で15億円払ったと言い、手切れ金として10億円を払ったと言っている。品田裁判長は強引に辻褄を合わせて返済金としたが、鈴木の供述の都合の良いところだけを繋ぎ合わせただけである。そして、一番重要な返済金の出所は追及しなかった。これは、「ヒラメ裁判官」による「とんでも判断」がもたらした誤判というのが真相であろう》

《鈴木は最初の宝林株の取引で得た利益からして、A氏に相談する事なく独断で外資名義で海外に流出させスイスのプライベートバンクに隠匿していた。その資金が国税局に申告されていない。海外財産調査制度もその当時は法律そのものが無かった。鈴木の元で株の売りを全て任されていた紀井氏によると、平成18年までの約7年間で得た利益の総額は少なくとも470億円以上に上るという。現在は運用益まで加味すると優に1000億円を超えているとみられる。今は世界的に海外資産に対する各国の税務当局の目が厳しくなっている中、日本も世界の国々と情報交換を積極に行なっているから、鈴木が尻尾を捕まえられるのは意外に早いのではないか》

《西義輝は志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕されたが、鈴木が土下座までして口止めを頼んだのなら、なぜその時に鈴木から利益分配を受けなかったのか。西が鈴木を信用していたとは思えず、「もし鈴木が逮捕されることがあれば、今までのあらゆることが表に出てしまい、お金の流れも暴かれてしまうことになり、努力が無になってしまう」ということもレポートに残しているが、西が検察の取り調べで鈴木の関与を否認した行為は、結局は鈴木の言いなりになったことと同じで、西は鈴木に追い詰められ裏切られ自殺した。鈴木には西との約束を守る気などは全く無く、単純に西を騙しただけだろうが、こうした裏切りを当たり前のようにやってしまうのが鈴木という人間の本性だ》(関係者より)

《品田裁判長の宝石や高級時計の価格評価に対する無知から生じる偏見、合意書を無効にした株相場への無知、和解書の後付けの無効理由、鈴木の債務25億円返済の処理、これらの判断は全てが間違っていて酷いものだった。これを誤審と言わずして何というのか。品田には申し開きができない大失態なのに、裁判所はそれを咎める気配もなく、再審を認めないようでは今後の裁判所への信頼に大きく影響するだろう》

《裁判で鈴木の代理人の平林と長谷川は「確認書」に纏わる手形の処理について「通常は手形の約束期日に銀行へ取り立て依頼をするはずなのに、していない事は有り得ない」とか「普通は手形訴訟を起こす事案なのに起こさなかった事は有り得ない」と主張したが、A氏が鈴木と西の要望を全て受け入れていろいろ好意的に協力してやったあらゆる行為について「原告の主張は世の中では有り得ない」としか主張出来なかった。そこまで協力する事が信じられない、そんな人間はいないという思いから「有り得ない」というほかに言い様が無かったのだろう。しかし、A氏にしてみれば協力すると約束した事に対して当然の事をしたまでだったはずだ。そのような、人の行為や情を踏みにじる鈴木の弁護をして、平林も長谷川も恥ずかしくないのか》

《西は香港へ行く際に、何故A氏ではなく息子の陽一郎を同行させたのか。香港への渡航は、鈴木が西への利益分配の一部の支払いを香港で行うということからだったようだが、それならばなおのことA氏と一緒に行くことが優先されたはずだ。西もそれまでA氏を裏切り続けてきて真実を明かす絶好のチャンスだったろうが、その勇気もなかったのか。しかし西は香港で事件に巻き込まれて命を落とす寸前だった。西は息子の陽一郎とカジノで遊びまくっていたらしいが、鈴木に利益分配を実行させる器量がないというなら、A氏に真相をぶちまけてA氏に力を借りるべきだった》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(37)

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《平成10年5月31日に鈴木は親和銀行不正融資事件で逮捕されたが、銀行側と和解が成立した事で実刑を免れた。この時の和解金は約17億円であるが、被告の身であった鈴木に17億円もの多額の和解金をどうやって払えたというのか。裁判でこの和解金の出所を追及すれば、株取引で得た利益から流用した事は明白であったはずだ。またその事実が三者間で交わされた「合意書」に基づく株取引が実際に行われていた証でもあった。鈴木はこのほかにもタカラブネ株(20億円相当)を騙し取られた山内興産からも訴えられ、同じように約4億円を和解金で支払っている。2つの和解金の話は判決文に一つも反映されていない》

《裁判所が再審申立てを却下するようであれば、A氏側としては鈴木の悪行を証明する証拠を揃え、各監督官庁に告発するべきだ。A氏側は鈴木が反省して謝罪すればまだしも、その思いもないのであれば、このまま泣き寝入りすることは絶対にしてはいけない。そうなれば1000億円以上の隠匿利益金の解明と共に、裁判官の不当判決、裁判所の腐敗した実態を世間に訴えていくことになるだろう》

《杉原正芳は弁護士どころか、犯罪疑惑者ではないか。鈴木がフュージョン社の斡旋仲介でトータル100社以上のペーパーカンパニーを手配して株取引を実行し、それぞれの銘柄ごとに複数社を使い分け、株取引が終われば消滅させ、さらに別のペーパーカンパニー名義で利益を隠匿するという流れは全て違法行為の連続だ。杉原はそのスタート部分で鈴木が取得した第三者割当増資株や転換社債の受け皿となるペーパーカンパニーの常任代理人を引き受けている。杉原が鈴木の違法行為を知りながら金融庁への提出書面を虚偽作成し、鈴木から裏金で高額の報酬を受け取っていた事実が公然化すれば、杉原がいくら「知らなかった」と抗弁しても通るはずがない。杉原の弁護士としての経歴で、恐らくこのような犯罪に手を染めることをためらわないほど感覚がマヒしてしまっているに違いない。間違いなく確信犯でなければ鈴木のような大悪党のお先棒を担ぐリスクなど負えないはずだ》

《今回の裁判で明らかになったのは、日本の民事訴訟制度が裁判官の姿勢を含めも含めて欠陥だらけという事だろう。正直者は馬鹿を見る世界だ。これも全て裁判所の方針と評価が、いかに良い判決文を書いたかでは無く、どれだけ件数を処理したかである事に起因していると思う。ほとんどの裁判官が処理件数を上げる為になおざりの裁定を下しているという。裁判所の現状を一般国民は知らなさ過ぎる。テレビ等のメディアが忖度して、今までやりたい放題で来ている。こんな堕落した裁判所と裁判官のせいで、鈴木の様な不当判決を平気で出している。法廷を一番侮辱しているのは品田ではないか》

《弁護士会は、いまだにA氏側が申し立てた杉原、平林両弁護士の懲戒処分を決定していない。弁護士会も自分達の立場を守ろうとする事ばかりを考え、被害者である申立人を無視しているのか。これでは裁判所同様に世の中の批判を受けざるを得ない。法の番人と言われる弁護士を監督する組織と言われる弁護士会や裁判所がこの為体(ていたらく)では法曹界の見識を疑わざるを得ない。このままであれば、これらの事を世間一般の人々に公表していくべきだ》

《鈴木の債務は平成14年6月当時で40億円超(ただし、約28億円の元金に年利15%分を加えたもので、鈴木の持参した借用書にある年利36%では70億円超)であったが、それを西の「これから株取引の利益が大きくなるので、鈴木の債務を25億円にしてくれませんか」という懇願に応えてA氏は25億円に減額したが、鈴木はさらに「西に社長への返済金の一部10億円を渡している」と言い、西もそれを認めたため、鈴木は15億円の借用書を作成し、そのうえで「年内にお支払いするので10億円にしてくれませんか」と言い出して、A氏がそれも了承した。本当に鈴木はずる賢い人間だ。株取引の利益分配には一切触れず、まんまと嘘でA氏を誤魔化してしまい、40億円超の債務を15億円にまで減額させたが、前提である株取引の利益分配など鈴木は一切する気もなく、また西にA氏を裏切らせただけでなく合意書破棄を西に執拗に迫り、その礼金として渡した10億円をA氏への返済金にすり替えることまでやってのけた。これほどの悪党は世界中探しても鈴木の他にはいないだろう》(関係者より)

《鈴木は平成14年6月27日に15億円の、西は10億円の借用書を作成し確定日付が取られている。それにもかかわらず鈴木は裁判で平成11年9月30日付で便宜上作成された「確認書」をもって債務は完済されたと主張した。誰が聞いても馬鹿げた言い分だが、あろう事か担当した品田裁判長は、鈴木が持参した10億円をA氏への返済金にしてしまった。品田は辻褄が合わない事でも平然と鈴木側に偏った判断をしている。原告側の証拠の日付等の細部まで確認していたとは思えない。品田の手抜き裁判を証明する一つと言える》

《日本では刑事事件で検察が起訴した時点で99.9%有罪が決定していると言われている。裁判官は罪状内容を確認して判例を参考にして量刑を決定する。検察官の起訴により有罪が決定しているわけだから量刑の部分だけに神経を集中すればいいと思うが、民事裁判での裁判官はある意味、警察官の役目や検察官の役目を兼ねていると思われる。言い方は適当でないが、自分の裁量でどのようにでもできる。どのような事情があろうと裁判官が当事者の一方との癒着があれば、これは裁判と言えない。この事件の裁判にはそのように思える部分が各所にみられる。裁判所はこの裁判官の身の潔白を証明できるのか。再審で解明するべきだ》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(36)

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《警察官はまず疑う事から始めると聞いていた。裁判官はどうなのだろうか。この裁判では品田裁判長は鈴木の事は全く疑わず、鈴木の都合の良いように解釈していた。A氏のことは全て疑ってかかっていたのではないか、と思うぐらい片手落ちの判断ばかりだった。誰が見ても、これ程不自然な裁判は無いと思う。品田裁判長はどうしても株取引の利益を鈴木が隠匿しているという1000億円のことには触れたくなかったのではないか。民事裁判というのは、検事がいないので裁判官の好き放題に進行できる。A氏の弁護士が検事の役目を認識して品田裁判長の暴走を止める役目をしなくてはならなかったと思うが、それが出来ていない。この裁判でのA氏の代理人中本弁護士の役目は重大だったはずだ》

《日本の組織におけるトップの権力は、通常はかなり限られている。しかし最高裁判所長官は、三権の長の一人として直接的には誰の支配も受けていない。裁判所の中では並ぶ存在はいない。そう考えると、これだけ実質的に一人の人間に権力が集中している事はおそらく他には例が無い事で、つまり最高裁長官は裁判全般においても何かをコントロールしようと思えばどうにでも出来る権力を持っているという事ではないか。そうであれば、法曹界に深刻な悪影響を及ぼしつつある鈴木の不当判決に対する再審請求を通す事など、簡単に出来るはずだ。最高裁長官として事の善悪を弁えたら、どうすべきか自ずと答えが見出せるはずだ》

《鈴木はいい年をして善悪の区別が付かないのでしょうか。人から借りた物は返さなければならないし、約束は守らなければならないと思います。それが、人生で一番と言える恩を受けた人物に対してならば尚更です。しかも鈴木は返せる資金が無いのではなく、十分ありすぎるほどあるではないですか。しかも鈴木が返さなければならない資金です。今こそ本心から土下座をして謝罪するべきではないですか》

《株式投資を知らない人は、利潤が獲得される過程がよく理解できないので、そこには何か不正があるのではないかと強く疑っている人が多く、額に汗して働かないで儲かる筈がないと決めつけている人も多いようだ。品田裁判長は株式投資についてはその程度の知識しかなかったように思う。そうだとしたら、合意書を無効とするにはあまりにも検証を疎かにしている。株式投資について勉強してから判断するべきことがたくさんあるはずだ。自分の資金で自分の判断で売るタイミング、買うタイミングを決断している個人投資家と、他人の金を預かって投資しているディーラーという職業の人間もいる。今回の場合は、鈴木や西が依頼してくるタイミングでA氏が資金を出すという形を取っている為、扱う銘柄を特定することが出来ない。それは鈴木と西に任せておかないとチャンスを逃してしまう。そのために合意書には取扱う銘柄を記載していない。それは3人の暗黙の了解なのだ。合意書を無効と断定する根拠は何処にもないのだ》

《日本の裁判所はシステムが戦前と変わらない、ピラミッド型の階層組織であるから、強大な司法行政権を行使すると、個々の裁判官は司法官僚組織の一員として同調しなければならないという圧力に見舞われる。要は上からの指示は絶対であり、それに背くと出世も出来ないどころか組織から弾き飛ばされてしまう世界であるという事だ。更に訴訟件数を多く処理する事により評価が決まる仕組みになっており、今回の鈴木の裁判も早期に終結させる為に担当した品田裁判長による強引で乱暴な判断から誤判を招くような杜撰な裁定を行ったとしか言いようがない。品田にとってはどちらが正しいかよりも、審理を早く終わらせる事の方が重要だったのだ》

《裁判官は今の職を志した時の初心と司法試験という難関を突破し、希望と正義感に溢れていた頃の気持ちを思い出すべきだ。誰のための裁判なのか、裁判とはどうあるべきなのかを真剣に考えるべきだ。間違っていると分かっても、見て見ぬ振りをしたり、疑問を投げかける事も出来ないような組織に染まるべきではない。誤判が当たり前になってしまっているとは思いたくないが、裁判所の威厳ではなく、自分達の判断によって国民の人生が左右されるという事を今一度肝に銘じて責任ある仕事をすることが裁判官の責務と自覚するべきだ》

《上場企業が上場廃止にならない様にするには、売上の基準割れ、株価の基準割れ、そして債務超過にならない事等の規定がある。無理をして上場した企業は、それらを維持していくのに苦労する。鈴木の場合もそうであったと思う。鈴木はまず株価の安定に力を注いだ。自分で資金を調達して自社株を知人に買って貰って株価を安定させた。その資金調達のために高利の金を借り、借金地獄に陥ったのだ。本来は株主の期待に応えるよう事業を成長させる事を念頭に、企業努力をするものだが、鈴木の場合はそうではなかった。初めから投資家を騙す悪質な経営者だったのだ。会社は上場廃止寸前まで追い込まれていた時に救ったのがA氏だった。そんな恩人を裏切って、自分だけがパラダイスと言われる世界で安穏と暮らしていると思い込んでいるかもしれないが、そんな奴は必ず地獄に堕ちると決まっている》

《鈴木は和解協議後、A氏に送った手紙で和解契約を無効とする言い訳を並べ立て、自身は姿を消し代理人を立てた。代理人として出てきた青田と平林は「合意書」「和解書」を無効にするための嘘を並べ立てると共に、和解協議の際に出てきた話で「470億円は西が作った話で、紀井は言っていない」と応酬している。やはり鈴木が最も知られたくない事は470億円の利益を上げている事実だろう。しかし、紀井氏が作成した確認書が裏付けている。これだけの利益を上げておきながら、「合意書」の約束は破り、宝林株で60億円位の利益しか上がってない様な話をした手前、実際の利益が470億円も上がっていた事実が発覚すれば、言い逃れが出来なくなる。鈴木ほどあくどい人間はどこを探してもいるものではない。極悪の詐欺師でも、自分の人生を救ってくれた恩人に何から何まで世話になりながら、ここまでの裏切りは世界中探してもこれ以上の悪党はいないという声が後を絶たない》(取材関係者より)

《今でもこれだけ多くの人達の反響が読者投稿に寄せられる中、鈴木はなぜ動かないのか。ほぼ全ての投稿が鈴木や裁判の結果を批判する内容であるにも拘わらず、沈黙を続けている理由は全てが事実だから抗議できないことは明らかだ。鈴木は裁判に勝訴している立場である。それを盾に反論すれば良さそうなものだが、それも出来ない理由は一体何なのか。6年ほど前の西の自殺に関する記事に対して、自ら陳述書まで書いて多くの反論をした鈴木が、複数の媒体で今や1000倍以上の記事や証拠が出ても一切無言である。鈴木側の3人の弁護士や青田も一切何も反論できないでいる。この現実を見ても、この裁判は全てが間違っているということが万人に分かることだ。再審の道しかない。日本の法曹界が名誉を挽回するチャンスだ》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(35)

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《日本の三審制度は、一審判決を二審がそのまま採用するまやかしの制度と化している。二審も三審も原審に追随し、控訴による新たな審議は行われず判決が覆ることはほとんど無い。誤字脱字の修正のみに終わり体裁だけを繕った見せかけだけだ。全ては裁判官の意識の低下と怠慢からくる裁判所全体の堕落からきている。裁判官の意識と裁判所全体の改革が必須事案であり、その改革を実行出来るのは最高裁長官しかいないかもしれない》

《裁判の途中で裁判長が交代すると事実認定が曖昧になってしまうのではないでしょうか。審理に3年もかける必要はなかったと思いますが、特にこの事件は金額面や背景が通常ではあり得ない事が多く、前任の裁判官からの引継ぎだけでは誤った解釈をされるリスクが生じる。心証の部分では特に前例や一般社会に倣った判断がされる危険もある。担当した裁判官によって結果が違うのでは本末転倒であるから、全ての裁判官が基本に忠実に公平公正な審議を目指さなければならないが、現実は程遠いというのは重大問題である》

《金銭の貸借で、借入れした人が債務金額を返済した時、貸し付けた人は貸し付けた時に受領していた借用証を返却する。場合によっては双方の前で破棄する。依頼があれば領収証を発行することもある。しかし、「債権債務を完済した」という「確認証」を手交することは借入れした人の側に何かの事情、目的がある場合を除いて通常は手交しない。鈴木の場合は「決算の監査」の為、預けている約束手形を手元に置かなければならない事情があった。A氏は鈴木が諸事情を抱えている事を承知していたので無理な依頼に協力した。しかし、鈴木は裁判でこの債務は簿外債務だと言っている。決算時の会計監査に簿外債務の返済「確認書」は必要ない事だ。逆に簿外債務があった事を証明する書類などあってはならないだろう。鈴木には後日の裁判で悪用するためのものだったことは明らかだ。結局、鈴木のA氏への債務の存在は認められたが、問題は鈴木がこの様な悪どい嘘を平気でつく人間だという事を裁判官が以降の判断の参考とし、判決に反映させなかったことがこの裁判の誤審、誤判を生んだと言える》

《今回の裁判を通じて、日本の民事訴訟制度における様々な問題が浮き彫りになった。中でも折角の制度が活かされなく残念に思うのは、三審制度が名ばかりで全く機能していない事だ。一審の判決結果に頼り二審では真っ当に審議されないという、裁判官による怠慢が主たる要因だろう。裁判官も所詮同じ人間で、楽して高収入を得ようとしているのが現状だ。今回の高裁での野山裁判長は今からでも心を入れ替え裁判官としての初心に戻る事だ。品田裁判長は誤審だらけで、ここまでひどすぎる誤判で決着を付けたことは辞職しても済まされることではない》

《事件に関わる裁判の様子は掲載記事の内容でしか知る由はないが、互いの提出した証拠書類が当然のことながら全て掲載されている訳ではないと思う。おそらく鈴木側が提出してきた全ての書面は「質問と回答書」(乙59号証)に代表されるように後付けの嘘だらけであるのは容易に想像がつく。質問と回答書にあるように、特に西が言った事とする文言が余りにも酷い捏造であり、これを否定、反論できるのは西しかいないのを分かっての手口である。しかしそれが不可能なのをいい事に、もっともらしくいかにも事実であったと裁判官が錯覚するような表現をしている。証明の仕様がなければ却下もされず、印象だけが裁判官の頭に残る。これはあまりにも悪質であるが、残念なことに長谷川と鈴木はこれで完璧だと考えたと思うが、日付を特定せず平成14年3月頃にA氏に呼び出されたと言うが、そうであれば、あれだけ多くの文章でA氏からの話は一切なく、これに気付かない被告関係者や被告弁護士には何も弁解の余地はない。A氏は鈴木の携帯電話の番号を知らず、また西を飛び越えて鈴木に会うことは一切することは無かったが、鈴木が突然に来社することはあったようだ。こうした事実について読者よりの同様の意見の多さに驚かされる。A氏代理人の中本弁護士にもっと力量があればと悔やまれる》(取材関係者より)

《すべてのスポーツ競技には審判がいる。例えば野球において、以前は審判の判定は絶対であった。「自分はルールブックだ」と豪語した審判がいた。この審判はそれだけの自信と矜持を持っていた。強く抗議する選手は退場させられた。これは、サッカーやラグビーも同じだった。人間のやる事なので誤審もあって観客の顰蹙(ひんしゅく)を買う事もあった。公平性に欠けることもあった。しかし現在のスポーツ界では過去の悪しき慣習を改め、公平性を重んじる方法として「ビデオ判定」を取り入れた。審判のプライドを傷付ける方法として多くの反対もあったが実施されることにより、世界中の観客も選手も納得して協議を楽しめる様になった。審判の矜持も傷つけられることなく、技術向上の為に努力することに繋がっている。裁判は「ビデオ判定」を採用する必要性はない。裁判には当事者に不服があれば控訴という制度があるが、それも建前であって殆どが控訴審(2審)迄だ。裁判官の出世欲や裁判所の意向によって機能していない制度など意味がない。裁判途中であっても裁判官の判断に誤りの疑いが生じた場合は裁判を中断してでも裁判内容を検証し直す制度を作るべきだ。その方が裁判官に責任感が生まれ、能力向上意識に繋がると思う。その上、裁判所の威厳を傷付ける事もなく国民の信頼を得られることになるのではないか》

《今回一審で判決を下した品田裁判長は、自身が今まで手掛けてきた裁判について、ネット上でこれ程詳細に取り上げられた事はなかっただろう。しかも、良い事としてではなく、「堕落した日本の裁判長」として世界に紹介されている。それも当然である、全ては身から出た錆である事は品田自身がよく理解しているはずだ。今回に限らず品田も今まで裁判官としてその地位に甘んじて杜撰な裁判で怨みを買ってきた事もあるだろう。今までの償いをする時が来たと反省するべきだ》

《この事件は絶対に再審が必要です。ここまで酷い誤審は聞いたことがありません。判決をこのまま受け入れてしまったら、日本は世界から法治国家として大恥をかく事になります。このままでは国民を守るべき法律が権力を守る法律になってしまう。今回の事件の再審請求は単に「貸金返還請求事件」に対するだけではなく、日本の司法の在り方にも疑問を呈するものでしょう。裁判所側は更に再審のハードルを高くしたいところだと思うが、これだけ再審に世間の注目を浴びている事件となると裁判所側の思惑が簡単に通るとは思えない。再審を受け入れなければ大変な大問題となり、永久に残ることになる》

《鈴木は、2000年(平成12年)1月11日、親和銀行との和解が成立し、約17億円の和解金を支払う事になった。同年の9月30日に懲役3年、執行猶予4年が決定した。これには親和銀行の顧問弁護士だった田中森一弁護士、鈴木の弁護士の長谷川弁護士、そして西の協力があり、罪状からみれば考えられない軽い刑期で決着がついた。それは鈴木が約17億円という金額を支払えたからに他ならない。この約17億円の出所は、A氏と西の3人で交わした株取扱合意書に違反し、A氏を欺いて隠匿している株売買益であっことは間違いない。品田裁判長はこの事を歯牙にもかけず裁判を進行した。品田裁判長にとっては拘わりたくない事項だったのだろう。この問題を無視したことが正しい判決文を書かなかった要因の1つだったと思う》(以下次号)

会社を食いつぶす悪女「小川(旧姓石川)美智代」とダイヤ紛失盗難(5)

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石川美智代の特集記事をこれまで4回にわたって掲載したが、本誌でも特集②で緊急座談会を組んだことでも分かるように、他にも石川を知る元社員や関係者の多くが会社に連絡してきて、誰もが一様に記事に納得し、自分も同様の評価をしていたという声が圧倒していたという。石川の評判は驚くほどに悪く、誰一人として石川を庇う声はない。

(写真:石川美智代)

部長が石川と再婚したことで、石川自身は完全に勘違いして社内で傍若無人に振舞い、公私混同が甚だしい言動が繰り返されるのを目の当たりにして来た元社員や関係者が石川をよく言うはずがないのである。そして、彼らが一番に驚いていたのは部長の多額の使い込みであり、それを石川が帳簿を誤魔化し続けることによって発覚を先延ばしにして来たということに尽きた。使い込みによって2件の大口の保険が失効することで、会社は大変な被害を被ったが、石川は自分の夫の不祥事に寄り添うどころか、まるで自分には責任がないと発言していることが、さらに元社員や関係者の怒りや非難に火をつけている。何より、日常で帳簿を付けていれば、すぐにも不明金が発生している事に気付き、部長に疑念をぶつけて確認するのが当然なのに、石川は何もせず会計事務所にも報告をしなかった。誰も気づくはずがないと高を括って継続させた誤魔化しは、もはや犯罪である。

今回、会社が石川に金銭を伴った責任を求めている問題の中で、石川が一人で責任を持って管理していたダイヤの一部紛失盗難は、被った損害が930万円にも上っているが、これも、不可解な点が多々あって、部長から保管管理を引き継ぎながら在庫のチェックを一切しないまま放置しておいて、ある日、途中入社したNから言われたと言って、必要もないのにNと一緒に在庫確認をしながら、それを社長に報告もしないで、再び放ったらかしにするという行動は明らかに無責任だ。次いで、平成28年から同29年にかけて会社に出入りしていたMという男が会社の金を窃盗したとみられる80万円に加え、同時期に発生した帳簿上の不明金163万473円等を合わせた256万873円がある。特に帳簿上の不明金は、Mが使い込んでいた、というより部長の使い込みを石川が帳簿上で誤魔化していたのをMへの嫌疑にすり替えたのではないかという疑いいが濃厚であった。さらに、石川が会社に勤務している間、自分が受け取る給与を自分で計算して計上するという状況にあったため、石川が作成した給与計算の明細やタイムカードを改めて精査してみると、例えばタイムカードを押さずに出社時と退社時を手書きしたものが数多くあったり、交通費が年によってまちまちになっているなど、極めていい加減で杜撰であることが判明した。そのため、石川に対しては事実上の過払い金が発生しているとして返還を求めることになっている。

これまでの特集で触れて来たとおり、石川は、これらの請求について全く無責任な言動を繰り返してきた。特にダイヤについては、途中入社したNにダイヤの在庫チェックに立ち合わせたことを最大の理由にして、紛失盗難はNがやったことで全ての責任はNにあると強弁した。しかし石川は、自分はやっていないのだから、他にはNしかいないと言う前に、自身が上司の部長から引き継いで以降、ダイヤを一人で管理してきた責任を全く無視している。また贈答品の管理についても、在庫票がいつの間にか無くなっており、実際に保管してある数が適正であるかがチェックできない状況にあり、これも石川が管理責任を問われる重大な問題になっている。部長からダイヤと贈答品の管理を引き継いでからというもの、石川は原則1カ月に一度は在庫チェックすべきものを一度も行っておらず、ダイヤについては前述のNを立ち会わせてチェックしたのが初めてだったようだから、無責任も甚だしく、またNを立ち合わせたこと自体も本来は全く必要ないことだったから、完全に責任放棄と言わざるを得ない。それに、ダイヤの一部が紛失盗難にあっているという事実が判明したのも、石川が唐突に在庫チェックをしたことによるが、何故、それまで放ったらかしにして来た在庫チェックをその日にやったのか、石川は皆が納得する説明をしていない。

会社に出入りしていたMが会社の金を窃盗した事件についても、部長が社長から「Mには1万円以上の金を触らせてはいけない」ときつく指示され、石川もそれを承知していた経緯がある。それにもかかわらずMは朝の出勤途中にある銀行のATMから金を引き出し、何食わぬ顔で会社に顔を出していた。部長がMによる窃盗に気付いたのは、Mが失踪した後であったというから、話にならず管理責任が問われて当然だった。 平成28年当時、石川に対する評判が余りに悪いために、部長が一旦は石川を退職させることになり、石川の事務を松本が引き継ぐ部分があったとはいえ、金銭に関わることに関しては日々の出納帳への記載に留め、通帳とキャッシュカードは部長が管理するのは当然だった。さらに、不可解なことは、Mが失踪後に改めて石川が部長から呼ばれて、帳簿や銀行の入出金、支払伝票等を調べたところ、さらに163万円余の使途不明金があることが判明したという話だ。日々の小口台帳をMが付けていたのは事実にしても、それを定期的にチェックする作業がなぜ行われなかったのか。請求書と領収書、振込用紙等で支払の確認および小口台帳との擦り合わせが行われていれば、Mによる不正はすぐにも発覚したはずだ。それが、実際にはMの失踪後に石川の調べにより発覚したという事実経過が不可解過ぎる。しかも、部長と石川は夫婦だから、最低でもMの挙動について何らかの会話が全く無かったということは有り得ないだろうし、石川にしても経理全般を担当して、それを部分的にしろMに引き継がせた経緯や責任から考えれば、部長に確認を求めるのは当たり前のことだった。

そして、石川の給与(アルバイト料)計算とタイムカードのチェックから、石川が非常にいい加減、というより自分に都合よく給与計算をしていた事実が判明したのである。自分に都合よくとは、タイムカードを押さずに出社時と退社時が手書きになっている日が相当数あり、また、本来は勤務時間が午前10時から午後6時となっていながら、早い出勤時間の分と遅い退社時間の分が超過勤務として時給計算に盛り込まれているのもあった。
こうした給与計算とタイムカードのチェックについて、タイムカードが残存している平成29年から石川が辞めた今年の7月下旬までを調べてみると、合計で約190万円の過払い金が発生していたのである。しかし、これは、タイムカードが平成29年までしか残っていなかったから、そこまでしか遡れなかったが、実際には本社を新宿センタービルから移転した平成14年当時まで遡る必要が当然考えられ、直近の4年間に留まらず約20年近く同じことを継続してやっていたに違いないと考えられる。ともかく、判明分の過払い金については、すでに触れた通り石川に請求すると告知していた。

前回の特集④で触れたように、石川はダイヤの紛失盗難に関わる責任処理について「兄に相談する」と言って、兄の住む故郷(宮城県気仙沼市南が丘)に帰るとしていたが、その後の結果報告では、社長に「兄はそんな大金は払えない、と言っていました」という非常に無責任極まりない言い方をし、しかも石川自身も何も具体的なことに言及しなかった。そのため、石川の兄に事の顛末を伝え、兄として妹の責任処理に協力する意思があるかどうかを尋ねる手紙を送ったが、兄から来た返事は、妹が自分で処理することで、自分が責任を持たなければならないことではないという、あまりにもつれないものだった。石川の兄妹とはそういう関係なのか、というより妹が部長と共に長年にわたって会社を食い物にして来た大きな責任を、未だ十分に理解していないのではないか。石川の兄は地元で石川電気商会という電気工事の会社を経営しているが、そういう立場にあれば、石川のやってきたことがどれほどひどいもので、会社を食い物にした実態をすぐにも分かるはずである。
しかしそれも、今後、石川に対する民事、場合によっては刑事での責任追及の中で、石川自身はもちろん兄も実感するに違いない。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(34)

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《この裁判で、原告代理人中本弁護士の弁護方法に問題があったとは言え、被告の主張がこれ程までに支持された原因が何だったのか、全く不明だ。品田裁判長は貸金返還の部分で被告の主張を一部認めなかったが、その処理は問題だらけだった。株取扱に関する被告の主張のどこに正当性を感じたのか。被告が善人であるという前提で裁判を進めていたのか。それはあり得ない事で不自然すぎる。そうであったとしたら品田裁判長には洞察力が全くなく、善と悪を見分ける能力もまた皆無だったと言える。裁判官を続けることが誤審、誤判を増やすことになる。即刻退官するべきだ》

《今回の裁判はA氏側が一審で不当判決を受けて控訴したが、二審でも審理がまともに行われず、判決内容も形式的なもので一審判決が覆る事は無かった。何より一審判決が疑惑だらけというのに何故検証されないのか。品田裁判長の裁定は特に株取引の関わる部分で全てが被告側に露骨に偏っていて、原告側の主張や証言、証拠の検証の跡は見えず、判決文の内容には無理があり過ぎて説得力は一切ない。関係者や読者の多くから品田裁判長と長谷川の癒着関係が囁かれている。一審判決を前に法廷内で長谷川が「この裁判は絶対に負けない」と豪語したようだが、それだけの裏付けがあったとすれば、それは癒着以外の何物でもないと疑惑が飛び交うのは当然のことだ》

《弁護士の長谷川が筋金入りの悪徳弁護士だという事は周知の事実となったが、宝林株購入で金融庁へ提出する「大量保有報告書」を作成した杉原弁護士も犯罪行為に加担している。「大量保有報告書」の資金の出所で紀井氏の名義を無断で使っている。これはもちろん鈴木に頼まれての事だが、それを受ける杉原も杉原だ。しかも虚偽記載である。相当の報酬を約束されていたにしても弁護士として恥とは思わなかったのか。そもそもこの時点でA氏の名前を出さないのは、明らかな裏切りと横領の計画の証拠に他ならない。この事件でこれまでに鈴木本人と鈴木の悪事に加担した人間たちが誰一人裁かれていないというのは、日本の法律が抜け穴だらけという事ではないか。世界で日本の司法が評価されないどころか笑い者になるのも当然である》

《裁判官は判決文を書きたくない人が多いらしい。その理由は「難解な事件の判断をしたくない」とか「単に判決文を書くのが面倒」、あるいは「出世の妨げになる」という事らしいが、嘆かわしい限りだ。法律を遵守し、判断を表す上で一番大事な判決文を書くことを避けるならば、最初から裁判官を目指さなければいいではないか。弁護士が書いた準備書面をコピーし、丸写しをしている裁判官が多いというのは日本の裁判制度の恥でしかない。品田裁判長による判決も、事実上は長谷川の主張をなぞっているにすぎず、独自に検証した形跡が全く見られない》(関係者より)

《今回の裁判は控訴審判決で誤字や脱字の指摘が結構あったというが、それだけを見ても主張書面や陳述書、多くの証拠類を真剣に検討していないという証だろう。東京地裁の品田裁判長と他の裁判官は審理に取り組む姿勢が全く感じられず仕事らしい仕事をしたとは言えない。これは今回の裁判に限らず裁判所全体に言える事ではないか。国民が考えている以上に今の日本の裁判所は腐敗していると思われる。国民の為の正義や人権の番人であろうとする意識すら感じさせない。一般社会とかけ離れた存在であることをいいことに、国民の目を欺き伏魔殿的存在と化した裁判所は日本の治安や秩序の根幹を揺るがしかねない状況にある》

《読者の間でもこの事件は見過ごす事が出来ない大きな問題となってきているようだ。確かに記事や関係者からの事実に基づいた投稿等で詳細な情報が掲載されており、読み進めると明らかに判決は間違っているという結論に行き着く。現に、他の読者投稿を見ても、こんなに大きな詐欺横領、脱税等の疑惑事件がこのまま放置されれば、今後の日本の法曹界への信頼は全くなくなると、国内に留まらず海外からも数多くの意見が寄せられているではないか》

《品田裁判長が最高裁判所のエリート官僚集団に支配され、自己の思想信条まで束縛され、人事権も握られているということを前提にして、裁判官に同情する向きもあるかもしれないが、それでは人々が抱えているトラブルを真っ当に解決することなどできない。裁判所や裁判官が正義感や公平性というものを持っていないなら、日本の裁判は何のためにあるのだ。ただし、中には少数ではあるが、良識があって個性豊かな裁判官もいるらしい。この人達がイニシアティブを取る環境がなければ裁判所は腐敗が高じて存在価値がなくなり、善良な国民が犠牲になる。早急な改革が必要だ》

《鈴木の父徳太郎は完全に親としての威厳が地に落ちた。鈴木が騙し取った利益金から父親や妹のマンション購入費等に金が流れているので息子のいいなりになっていた時機があったという。A氏の代理人である利岡が訪れた際に「息子と青田は悪すぎる」と言っていたようで、色々な内情を把握していたのは間違いない。言葉からはこんな子に育てた覚えはないという気持ちがあり、実際にも鈴木に苦言を呈したが、時すでに遅しだったのか、父親を煙たがり電話にも出なくなったという。徳太郎は西にも生前世話になっていた事がある中で、西が鈴木に追い詰められ自殺した事を考えると、親として少しは責任を感じていたのかも知れないが、そうであれば鈴木はもう誰からも信頼されず一人でのたうち回るしかない》(関係者より)

《鈴木は宝林株取引で160億円もの利益を上げて、A氏への裏切りが本格化し決定的になったと考えられる。そして、その後の株取引を合わせて470億円もの利益を手にしたが、予想以上の利益を上げたと鈴木が実感したのは間違いないはずだ。普通なら、その時に人間としての倫理観が影響すると思うが、鈴木は正常な感覚など持ち合わせていないから、ここまでの大金を独占するという行為が本来なら論外と思うのにさらに強欲に走ったのは恐ろしい事だ。それより、これでやっとA氏への恩返しができると考えるのが人間の心情であるはずだ。それだけに鈴木の選んだ道があまりにも人道に外れていることを、鈴木自身が全く考えていないとしか言いようがない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(33)

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《時代や社会の流れが悪い方向に向かっている時に、その歯止めとなって国民、市民の自由と権利を守るという司法の役割の一つについて、日本の裁判所、裁判官には殆ど期待できない。今の裁判官達は時代の雰囲気や風潮に追随し、判例の大勢に流されてしまう事は明らかだ。品田裁判長がとんでもなく誤った判決を下したのも、裁判の早期終結を図るという身勝手な名目から、株取引に関わるA氏側の主張や多くの証拠をほぼ全て排除するというあまりに乱暴な判断をしたからに他ならず、そんな不公正な判断を恥とも思わない裁判官が多くいるような裁判所には民主主義の庇護者たるべき司法の姿は何処にもない》

《鈴木が詐取した莫大な金に魅せられ鈴木の悪事に加担する弁護士達は、弁護士としての倫理など微塵も持ち合わせていない。悪徳弁護士の代名詞ともいえる長谷川は言うに及ばず、杉原は鈴木が海外に拠点を置く多くのペーパーカンパニーを外資系投資会社の様に装い常任代理人を務めた。鈴木の犯罪行為に加担しながら平気で弁護士活動を続けている連中を裁くには、是が非でも再審の場を設け悪事を明白にして己の罪を自覚させることが第一だ》

《鈴木の矛盾に満ち整合性もない主張や一貫性のない言い訳、偽証が際立つ一方、反省や謝罪もなく責任転嫁ばかりしている鈴木の人間性を踏まえると、何故鈴木が裁判に勝ったのかが全く分からない。裁判官による証拠の検証や判断は決して信頼できるものではないという事を知り、恐ろしさや不安が募るばかりだ。言うまでもなく、西はこんな人間をどうしてA氏に紹介したのか、西は自分の仕事に関する資金のほか自分の奥さんや愛人や息子に対する資金等、好き放題にA氏を騙して借り入れ、それが限界を感じて鈴木を前面に出すことを考えたと言う関係者が少なくない。それにしても鈴木の強欲さは西の比ではない》(関係者より)

《裁判官になるには当然に司法試験に合格しなければならないが、どうしても勉学の競争に勝ち残った人間が多く、大勢の人がどこか偏っていて、応用性、柔軟性に未熟な人間が多いような気がする。そこで、一つの提案になるが、司法試験に合格して一通りの研修を済ませた後に一定期間、自衛隊に入隊して精神力、体力の限界に挑戦したり、企業が社員教育の為に実施している専門家による「合宿訓練」、警察官が現場に出る前に「警察学校」で経験する訓練の様な「自己啓発」を促す研修を必須とするべきだと思う。その中で、裁判官として、また検察官としての使命感や責任感を叩き込む教育をすれば、元々が頭のいい人ばかりだから理解が早く、現場に出た時に必ず生かされるのではないか》

《鈴木や長谷川にとって最大のネックは、A氏に対する債務の存在と3人で交わした「合意書」に基づく株取引の事実をどうやって無かった事にするかであった。実際にあった事を無かった事にしようというのだから、どうしても無理や矛盾が生じる。それ故に長谷川の弁護はなりふり構わず、嘘の連発に終始した。余りにも度を超えた嘘にA氏と多くの関係者や日本のみならず世界中の読者は呆れ怒りをあふれさせている》(取材関係者より)

《鈴木は主張の証拠がない為に、言い掛りや求釈明を繰り返し、身勝手な嘘や都合の良い嘘を並べ立てた。そして裁判官の心証に最も影響を与えられると予測したのか、A氏と反社会勢力との深い関わりを言い続けた。脅された事等と虚偽を強調して強迫や心裡留保という曖昧な主張をして逃げるしか手が無かったのだと思う。しかしその事によって裁判官の心証が操作されたのは否定できず、A氏が提出した多くの証拠が無視されたようにも思う。しかも根拠のない主張を、事実を裏付ける証拠書類以上に化けさせるには何か別の力が働いたのではないかと思うが、やはり裁判官との癒着(裏取引)があったのではないかという意見も多いようだ》

《裁判所という組織は最高裁判所事務総局の権力によって裁判官を支配し恐怖の坩堝(るつぼ)に堕としているという。そうであれば、裁判官ばかりを責めるのは気の毒だが、この裁判で一番被害者となるのは訴訟を提起している原告であるという事を裁判所は全く理解していない。困って裁判の裁定に縋っている国民はどうすればいいのか。裁判所や裁判官が今のままであれば、自分達で解決しようとして国のあちらこちらで争いが起こり、力のある人間が勝利者となるような事態が起きる》

《西が宝林株の利益分配という事で平成11年7月30日にA氏の元に15億円を持参したが、実はこの金額を巡って鈴木と西との間で姑息なやり取りがあったという。実際にはこの時点で約50億円の利益が出ていたが、鈴木が「自分達は借金が多いので、まともに返済したら自分達の取り分が無くなる」と言い、A氏に持参するのは10億円としたが、西は最低15億円は必要だと言い、結果として15億円に決まったという。二人とも了見が狭いというか狡賢い人間だ。恩義を顧みず裏切る事しか考えていない》

《裁判に関わる記事をここまで注目するのは初めてですが、このサイトを知って日本の裁判はこんなにも善悪の見極めができないのかと情けなく思った。日本は法治国家であり、裁判官は全ての裁判で公平公正の実現を図るものと当たり前のように思っていたのに、心底裏切られた気持ちです。裁判官も人間であるから判断ミスや、裁判官によっては解釈の違いがあるとしても、この事件の勝敗の付け方は酷すぎる。そして裁判所の裏側で何が行われているか分かりませんが、裁判所という組織に属する人達への信頼が完全に失われたのは確かで、民事においてもいち早く裁判員制度を採用するべきと思います》(以下次号)

会社を食い潰す悪女「小川(旧姓石川)美智代」とダイヤ紛失盗難(4)

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石川のいい加減さが現れている一つがタイムカードの打刻だが、午前10時の出社時と午後6時の退社時は当然として、実際には打刻されずに手書きで出社時刻と退社時刻を書き入れているものも多くあり、また出社時刻から退社時刻で時給の計算をしているのは問題で、遡って計算することになり、この分も清算すべきものとして石川に請求するのは当然だ。

(写真:石川美智代)

会社の文房具等の窃盗が日常的となり、前述したU氏やS氏が社長から借り入れた債務の担保にしていた保険の掛け金を横領して失効させてしまったことから、U氏については10億5000万円の保険が、またS氏については10億円の保険が失効するという大きな実害が生じた。そして、その後も部長の横領による使途不明金が増加する中で、経理帳簿の作成管理を行っていた石川がその事実を知りながら、自ら社長に報告もせず、帳簿上での誤魔化しを続けていたと会計事務所も判断していた。会社の小口現金で買い物をしたものについても台帳に記載せず会計事務所に報告していないものや計算が合わないことも起きていたようであった。

そのため、その事実を見かねた会計事務所の大先生が「これは、部長一人だけの問題ではなく、奥さん(石川)も横領の共犯です。部長と石川さんのそれぞれの身内を呼んでください。私から実態を説明しますから」とまで言われ、社長がその旨を部長に告げると、部長は横領の事実を認めつつ「自分の責任で対処します」と返答したことから、問題を不問に付すことではないが、時間をあげることにして、社長もひとまず部長と石川の対応を静観することにした。

しかし、新宿センタービル時代にはなかった不祥事が本社移転後からはごく日常的に起きていることは、曲げようもない事実であり、これは言うまでもなく亡くなった部長と石川に大きな責任があるのは間違いない。会計事務所は、当時は日本でも3本の指に入る実績のある会計事務所であった。事件発覚の数日後、石川から社長に話があるというので、石川の話を聞いた後、本田先生の言ったことを石川に話したら、「ああ、そうですか」と他人事のように聞いていたようだった。

さらに部長と石川に対する嫌疑がもう一つ、平成28年から同29年にかけて仕事を手伝わせて下さいと言って、会社に来ていたMという者が、会社の金を窃盗して姿をくらませる事件が起きた。しかし、会計事務所が承知している窃盗の金額は80万円で、これはMが銀行のATMから直接引き出した金額だったが、この頃、前述したように石川に対する関係者の評判が余りに悪いために、部長も責任を感じて石川を一旦は非常勤として週に2~3回ほど出勤する体制にしたが、Mの失踪直後に石川が部長から呼ばれて、改めて帳簿や銀行の入出金、支払伝票等を調べたところ、さらに163万円余の使途不明金があることが判明した。しかし、石川はその後、毎月初めに会計事務所に台帳のコピーを送っていながら、その事実を一切報告していなかった。この件についても会計事務所は当時から部長と石川の責任を指摘していた。社長は部長に「Mには1万円以上の金は自由にさせないように」と何回も指示していたのは誰もが知っていることであった。そのため、Mが銀行のキャッシュカードを自由に持ち出せたことについて部長と石川の管理責任が問われて当然だった。
ちなみに、部長は石川の評判が余りに悪いために一旦は退職させても、また復職させるということが2~3回あった。石川は退職した後は職探しをしたが、何度面接を受けても合格の返事がなく、ようやく受かったのがビル清掃の仕事だったようだが、石川は自身のプライドなのか就職しなかったという。これは、部長が石川の退職と復職を社長に報告する際に話していたことという。部長にしても、新たな使い込みを隠すために石川の協力が必要だったのかも知れない。

ところで、Mに対しては、その後、新宿警察署に刑事告訴したが、Mが間違いなくATMから金を引き出したという防犯カメラの映像が残っておらず「Mとは断定できない」という理由から逮捕はされなかったが、今回、ダイヤの紛失盗難という事態が起きて、改めてこのMの窃盗事件について、石川に帳簿上の不備(不正)を会計事務所に伝えないままにしてきたのは何故かを聞いても、「部長にはどうするか聞きましたが…」と言うのみで、明確な返答はなかった。そのため、社長が会計事務所とダイヤ紛失盗難の件で協議する中でMの窃盗事件にも触れると、「うち(会計事務所)には80万円しか計上されておらず、その事実しかありません。帳簿の不備(不正)を一切知らせて来なかったのは、やはり部長と石川による付け替えとしか考えようがありません」ということだった。それに長年にわたる経費節減に関しても、全く無視をしているやり方は大きな問題である。

このように、部長による不正を石川が「知らなかった」とか部長の責任に転嫁するような態度を繰り返しても、社長は見守るだけだったが、今回のダイヤの紛失盗難だけは石川の言い訳を聞く訳にはいかない。それに、部長による使い込み以外で同人への毎月の立替分は保険料の約70万円(他にも2件の保険料の立替金がある)のほか株式購入代金2000万円など、キリがないほどたくさんあり、会計事務所も「ダイヤの紛失盗難に関わる金額とMに関わる台帳上の不明金163万円と給料計算の不正分は最低でも払ってもらって、他は社長が判断して下さい」と言っている。石川は「部長は1年半給料をもらっていません」と言っていたようだが、これだけ多額の横領や貸付(立替金)が部長に発生していれば、給与が1年半払われなくても当然というしかないが、この1年半という期間も正確なものではなく、自分の都合で言っている。

石川は7月24日から同25日にかけて宮城県気仙沼市に帰郷し「兄に会って話をしてきます」ということだったが、実際に石川が兄に会い、清算処理についてどのような話をしたのか、全く分からないまま、7月28日午前10時前後に来社した石川から社長が聞いたのは「兄からは、そんな大金払えないと言われた」の一言だったという。しかし、これほど無責任な石川の言い草は有り得ない。少なくとも石川が兄にどういう相談をしたのかについて、説明があって然るべきことではないか。結果的に石川から紛失ダイヤの責任に伴う清算についても具体的な話がないまま面談は終わったが、当然、このままで済まされることではない。「私は逃げることはしません」と言っていたが、嘘を並べ立てて逃げたも同然だ。

石川からの紋切り型の返事のみで、石川の兄の意思が全く伝わってこない中で、会社として石川の兄に手紙を送ることになり、その送った書面では第一に紛失盗難にあったダイヤの代金1000万円弱(原価で計算)及び松本の窃盗横領に関わる不明金258万874円のうち小口台帳上の不明金163万473円の支払責任について、第二に石川が自身で計算し受け取っていた毎月の給与(アルバイト料)は、長期間にわたってかなりいい加減な計算をして会社に請求してきた疑いがあり、再計算が終わり次第過払い分を請求する件について、石川の支払責任を兄も認識して、石川と共に具体的な支払いの方法等を明示する意思があるかどうかということだった。
以前に社長が石川に頼まれ「債権債務はない」とする書面を作成して手交しているようだが、今回、石川の兄に意思を確認したいとした内容は、その後分かったものや新たに発生しているものであり、前記書面の効力が生じるものではないという。
石川の兄の意思を確認したうえで会社も対処する考えにあるというが、石川が言っていたように今回も何もしないというのであれば、止むを得ず石川を民事と刑事の双方で告訴するという。

今までお世話になった会社に対して金額的にも度の過ぎるやり方、ミスがあれば他人のせいにするというやり方をマスコミも放っておく訳がない。しかも一人の女性がここまでやる事件は本当に珍しく、反省が無ければこぞって取り上げるであろうから、近々にも今まで出ていない情報も拡散することになると思われる。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(32)

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《電力会社が原子力発電所を設置するためには地元同意が必要になる。しかし、地元住民の反対によって計画が頓挫することも少なくない。電力会社は、文化人や学者、タレントを起用して地元民を説得に当たる事が多いようだが、そういう人たちに支払う費用が莫大な金額という。この費用については電力会社の費用で賄う事になるが、電気料金に跳ね返ってくる。裁判所も最近とみに多くなっている批判を抑え込むために法律学者や作家に対して裏金を使って「口止め工作」をしているという指摘がある。裁判所に裏金がある事に驚くが、人事異動の時期の予算を調整して調達しているという話まである。事実であれば裁判所の予算が国民の税金である事を全く自覚していない違法行為だ。まして、裁判所が自分達の姿勢を正す努力をせず、金の力で口止めしようとしている事は言語道断だ。こんなことをしている様では公平な裁判が行われるはずがなく冤罪や誤判を乱造するだけだ》

《鈴木義彦は強欲な人間でA氏に関する事件に限らず、利益を独り占めする為にあらゆる嘘をつき、自分にとって都合が悪くなれば側近者であろうが犠牲にし、その者達が自殺しようが行方不明になろうが構わない冷酷な人間だ。現に今までに分かっているだけでも鈴木の関係者が十数人も不審な死を遂げている。そんな鈴木を今回、A氏の事件をきっかけに法廷の場に引きずり出す事が出来たというのに、裁判を担当した無能な品田裁判長のせいで鈴木の悪事を暴く事が出来なかった責任はあまりにも重大だ。裁判所はこんな大悪党を裁かず誰を裁くというのか》

《A氏の代理人を務めた中本弁護士は、判決が出た後に負けた原因をA氏に対する裁判官の悪印象とか金額が大きすぎたからという理由にしたらしいが、とんでもない言い訳と責任逃れであって、そんな事を言うこと自体信じられない。明らかに中本弁護士の戦略のない行き当たりばったりの戦い方に加えて、的確な反論や主張もせず、有効な証拠がありながら提出しなかった事が大きな原因だとは思わなかったのだろうか。鈴木側の悪質過ぎる戦術と常識では考えられない裁判官の判断があったのは事実だが、戦い方次第ではもっと裁判官の心証が違っていたし、鈴木に対する疑念を強調したなら結果は違っていた筈です。反省するどころかA氏のせいにするなど、言語道断である。特に乙58号証、同59号証に対して一切反論していない。それに証拠も提出していないものもいくつもある。青田による名誉毀損と損害賠償請求の訴訟でも、A氏は全ての反論を出したのに、中本弁護士は6カ月以上も提出しなかったため、A氏が自分で直接裁判所に出すと言ったら慌てて出す始末だった。取り組む姿勢がなっていなかったとしか言えない》(関係者より)

《公務員であっても不正な事をすれば懲戒免職になる。しかし、裁判官は誤判をしても罰則も無いという。上司に気に入られなくて左遷されることはあるらしいが、上司の意向通りの判決文を書いていれば誤判であっても出世に繋がるという慣習が裁判所にはあるというが、全くおかしな話で、それでは裁判所とは言えない。善か悪か、正義か不義かを裁く裁判所の中で、このような不条理が罷り通っているのは法治国家の看板を外すべきことで、日本国全体の恥だ》

《鈴木義彦の数ある違法行為の一つに脱税が挙げられる。無申告金額が1000億円を超える個人の場合、脱税事件としては戦後最大級だ。鈴木の場合、多額の金を海外に隠匿しているようだが、だからといって今の時代は安心出来ない。日本の税務当局による様々な海外資産包囲網が張り巡らされている。実際に海外保有資産情報の収集に相当な力を入れているので、鈴木に関するタレコミでもあれば当局の動きは思った以上に速く、鈴木の隠匿資金は抑えられてしまう戦後最大級の脱税ともなれば、鈴木は今後普通の生活を送ることは不可能だ》

《鈴木は和解書を作成した後で、A氏へ手紙を書き平林弁護士と青田光市を代理人に指名してきた。鈴木は平林弁護士を「仕事の出来ない弁護士」と判断し、青田の事は「口の軽い人間」といずれも悪印象を持っていたようだ。それにも拘らずこの2人をA氏との交渉の代理人に指名したまま交渉を継続するというのは、鈴木自身が問題の解決を望んでいたとは到底思えない。逆に2人の悪知恵を利用して何とか支払から逃れようとしたのだと思う。そしてこの2人も代理人とは名ばかりで問題解決などする気は全く無く、結果として鈴木とA氏の間が最悪の状態となってしまった。この時、平林が弁護士として本来やるべき代理人としての仕事をしていたなら結果は全く違っていたはずだが、債務の額や最初の宝林株の資金を誰がだしたか等、三転も四転もしていた。それに青田は和解書にサインしないと、その場を逃れることが出来なかった等と青田自身が同行したようにも言っているが、全てが虚偽である。それに、鈴木はA氏と握手をして帰り、直後に紀井氏に電話をして「100億円以内で済みそうだ。香港の件はバレないか」と心配していたようだ。この2人の代理人の無責任さと非常識には呆れるばかりだ》(関係者より)

《世の中に高利貸しや闇金融が無ければ、担保も保証人もなくて金に困っている人間は後で苦しむ事を承知で、その場しのぎだと解っていても高利な金を借りなければならない時もある。しかし、「必ず返す」と約束して借りた人間がその約束を反故にして、利息制限法違反で警察や弁護士の所に駆け込む事が少なくない。そして被害者と呼ばれる事もあるが、これは不条理だと思う。そして、高利で貸した金融業者が咎められる。これでは高利であっても金を貸した金融業者は泥棒にあったようなものだ。まして、A氏は高利貸しでも、闇金融業者でもない。鈴木が高利で借りている借金を返済するためにA氏に縋ったのだ。それにも拘らず裁判では「債務を完済した」と嘘の主張をし、その証拠としてFR社の決算時の会計監査対策を名目にA氏に無理を言って便宜上書いてもらった「債務完済」の「確認書」を出すという有り得ない嘘で元金までも返済を逃れようとした。鈴木は泥棒以上の悪党だ》

《日本の裁判制度では、実際には再審請求のハードルは高いとされているが、今回の裁判では一審判決に見る誤審と誤判は明白であり、品田裁判長の個々の事案に対する事実認定からして大きな誤認があった事は、証拠類の再検証をすれば全て解明出来ている。これだけ世間を騒がしている裁判だけに、このまま放置すれば日本の裁判史上他に例のない最も恥ずべき判例になる事は間違いない》

《鈴木は、証券会社や金融機関に鈴木の名前で口座が作れない理由を、西や紀井氏が共謀して国税や鈴木の関係者に株取引の事を漏らした事や反社会的勢力との関係をでっち上げられたことが原因であると人のせいにしているようだが、鈴木は志村化工株事件では西のお陰で逮捕されなかったものの、東京地検に本命視されていたのは鈴木であり、親和銀行不正融資事件でも逮捕されて有罪になった。これで鈴木が自らの不祥事を棚に上げて責任転嫁をするような人間という事がよく分かる。鈴木はギリギリのところで逃れ続けているが、常に捜査機関から狙われているという事は覚悟しているはずだ。鈴木にとって脱税は消えることない。世界的に見ても最大級の脱税事件に間違いない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(31)

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《今の鈴木に、親として子供に対して自信を持って何か言える事はあるのか。鈴木の卑劣な本性が明らかになり、誰からも警戒され信用されない人間として生きていかなければならない。それは鈴木本人のみならず家族や身内全員に言える事ではないか。鈴木が生きている内に問題の解決を図らないと非難の対象が後世に継がれる事になるだろう。ネット上で流れた情報はあっという間に世界中に広がり、また解決しなければ消える事は絶対に無い。鈴木自身は勿論の事、家族や親族の事を考え、いい加減年貢の納め時だと覚悟して解決に向けての行動を取るべきではないか》

《鈴木が今では1000億円以上の資金を脱税して海外に隠匿しているという事実を知って、捜査機関が黙っているはずがない。A氏を騙し裏切って得た株取引の利益を隠匿するために何人もが犠牲になり、命を落としていることこそ重大で深刻な問題です。この、大それた事件の主犯である鈴木義彦の隠し資金は運用の利回り等で年々増え続ける一方で、逮捕される頃にはいったい幾らまで膨れ上がっているのだろうか。いずれにしても増えれば増えるほど罪は重くなる。鈴木はこのまま何事もなく生き延びられると思っているのか。それは絶対に有り得ない》

《鈴木という人間は、他人の事を全く考えず自分の都合の良いように言ったり行動したりする。これほど善と悪を斟酌しない人間はいない。そして、弱者には強く、強者には諂い(へつらい)土下座までして情に縋る。恩を仇で返すことも平気でする破廉恥極まりない人間だ。このサイトの情報が拡散して今まで犯して来た悪事が世間に知れ渡り家族や身内をも巻き込んでいる。何がそうさせているかを真摯に受け止めて考えを改めないと、鈴木は家族もろとも生きていく場所を無くすことになる。長谷川も青田も同様だ》

《鈴木が裁判で証拠として出した「確認書」(FR社の決算対策との名目でA氏が便宜的に作成し交付した)を品田裁判長は認めなかったが、平成11年7月30日に西が株取引の利益として持参した15億円を鈴木の債務返済金としてしまった。鈴木が債務完済を主張した同年9月30日(確認書の期日)は当然有り得ない。鈴木の代理人として手形13枚と確認書をA氏から預かった西がA氏に手形の額面総額の借用書と、確認書が便宜的に作成され金銭授受はないとする書面があるだけでなく、FR社の天野氏がFR社に資金的余裕がなかった事実を証言していた。裁判長はそれらの証拠を無視したのだ。また鈴木が持参した借用書や書証類の原本が全てA氏の手元にあるのに、何故債務完済と言えるのか。品田裁判長は明らかに事実認定を故意に誤らせているが、検証すれば誤認するはずが無い。株取引に関わるA氏側の主張や多くの証拠を排除して鈴木の主張をただ都合よく採用しただけではないか。今回の裁判は鈴木側の証言は嘘だらけの上、それを裁断する品田裁判長の誤審誤判だ》(関係者より)

《鈴木がA氏に宛てた手紙の内容は身勝手で卑怯としか言えない。西が紀井氏を利用して卑怯な手を使っているとはよくも言えたものです。鈴木こそ西を利用して裏で卑怯な手を使ってA氏を騙したではないか。和解後の交渉の代理人に平林と青田を立てたのも不本意であったような書き方をしているが、鈴木は元々問題を解決する気などなく、逃げる為に代理人を立てたとしか思えない。あるいは鈴木への平林や青田の煽りがあったのかもしれないが、決断して動いたのは鈴木自身なのだから、自分は騙され陥れられた側であるような被害者を装う言い分など通らない。鈴木を見ていると、人間はここまで卑怯になれるものなのかと呆れてしまう》

《日本の裁判は間違いだらけだ。裁判官が自分の出世ばかりを考えて、真実を歪曲させ公平な裁判を行っていないという現実を最高裁長官は知っているのか。裁判所の現状を憂いて(うれいて)書かれている書物には、最高裁長官にまでなった人が裁判官時代に上司の機嫌ばかりを伺っていた「ヒラメ裁判官」だったと書かれている。これでは裁判制度を改革するために綺麗ごとを並べていても「絵にかいた餅」に過ぎない。確固たる信念を持たない裁判官が少ないと言われ、冤罪や誤判が激増している現状を放置すれば、日本は法治国家の看板を下ろさなければならない時代が来るに違いないという不安を持つ国民が急増するだろう。早急に手を打たないと国内だけでなく海外にも恥を晒すことになる》

《品田裁判長が今回の裁判で下した判決の詳細はインターネットで世界中に拡散されている。同時に品田は世界中の良識ある人々に裁かれているのだ。サイトの投稿記事は品田に下された評価そのものだ。品田に下された評価を全国の裁判官たちは読むべきだ。多分、ほとんどの裁判官が耳が痛くなる内容ではないか。今からの時代は不当判決と思われる裁判は全てネットで詳細を公開され批判の的になる事を覚悟しておくべきだ。今までぬるま湯に浸かってきたツケを裁判官たちは必ず払う時が来るに違いない》

《鈴木は「合意書とか和解書とかそんなものは関係ない」とA氏に送った手紙の中で言ったそうですが、あまりに一人よがりが過ぎる言い方だ。A氏に宝林株の買取資金を出してもらい、その後の株取引の買支え資金支援を必死で懇願して、それをA氏が了解して「合意書」として書面で約束した重要な書類である。ところがその約束を鈴木自身が守らずに利益を独り占めして海外に隠匿し、それがバレてようやく和解書という形で再びチャンスをもらい、支払を約束したことをどう考えているのか。人を馬鹿にするのもいい加減にするべきだ。A氏は事あるごとに目をつぶり情けを掛けてきたからこそ今の鈴木があるという事をしっかり認識しなければ、鈴木は必ず社会から制裁を受けることになる。そうでもしなければ受けた恩情を思い出せないだろう》

《裁判官の不祥事を糾す弾劾裁判や再審制度があるにもかかわらず、特に刑事裁判については「開かずの扉」と言われるほど受理されることが難しいと言われている。これは、旧態依然とした裁判所組織の権力と裁判官の権威を守る為だけではないのか。その為に高いハードルを設けているだけだ。立法、行政と共に国の最高機関を司る裁判所が自分達の城を守る事ばかりを考えている。国民の血税で支えられている事を忘れていては本末転倒も甚だしいと言わざるを得ない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(30)

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《長谷川は一般的には立派に見える弁護士という肩書きを持ちながら、法の知識を悪用して裁判に勝つ事しか考えない、絵に描いたような悪徳弁護士だ。過去の裁判で長谷川に泣かされた者も多数存在するのではないか。真実を明らかにする裁判で上手く偽証した鈴木側が勝つ事などあってはならない。今回の裁判では司法の崩壊が証明されたようなものだ。法の悪用と堕落を放置すれば国家の基盤が脅かされる事になるのは当然だ》

《鈴木は今までに心から「お陰様で」という言葉を言った事があるのだろうか。人は誰でも大なり小なり人の世話になり助けてもらって生きていると思う。そしてその恩を殆どの人は忘れずに生きているのではないか。どんなに些細な事でも、してあげた方が忘れているような事でも感謝を忘れずにいる人は多い。鈴木は人生のどん底で救いの手を差し伸べてもらったA氏に対して、頼む時だけ誠心誠意の姿を見せて、喉元過ぎれば何も感じず「お陰様で」という感情は皆無だ。しかも恩を忘れるばかりでなく、今もその恩人を苦しめ続けているという非情さは人間ではない。西に対しても志村化工の事件で庇ってもらいながら、保釈後に態度が一変し、その後も裏切るなどの仕打ちをしている。人に対して心から感謝出来ない人間には恩を受ける資格はない》

《鈴木は、宝石輸入の偽インボイス、偽造宝石、価値のない不動産等で数々の詐欺行為をして来たが、その度に示談して罪には問われなかったようだが、兎に角悪の限りを尽くして来た。親和銀行事件でも「裏工作をして軽い刑で済ませた」との噂が流れ、A氏との裁判でも長谷川弁護士に卑怯な手段を使わせて裁判官を篭絡したと思われる。そして、今や1000億円以上という資産を持つ。鈴木は日本国に税金を払った事があるのか。もし国税が調査に入ってバレそうになったら「この資産は、A氏からの預かりものです」と平気で言いそうなろくでなし》

《鈴木や長谷川には良心の呵責等は微塵も感じられず、金の為なら手段を選ばず何でもありで、その為に人が死のうが全く痛みも感じない冷酷な人間だ。鈴木の場合は邪魔になった親近者を殺した疑いさえ持たれている。こんな悪党を裁判で裁けないとは、担当した品田は究極の無能な裁判官だ。司法の体たらくが鈴木の様な法の網をかいくぐる卑劣な犯罪疑惑者を生み出していると言っても過言ではない》

《鈴木は紀井氏に株取引の売りを全て任せて、利益金の管理については茂庭氏に担当させていたらしい。そしてこの2人が関わる事が出来ない環境を作って、情報が洩れないようにしていた。また自分は西を間に立たせてA氏との接触を極力避けていた。側近の天野氏に「A氏に会うな」と言ってみたり、異常なくらいの警戒心は自分の悪行がいつどこからバレるかを恐れての対応だったのだろう。そして自分が危険に晒されると感じた人物を排除するという、現実とは思えない事を平気でやってきた人物である。これ以上の恐ろしい人間は世界中探してもいないのではないか》

《裁判で裁判官が作成する書類には「定型」があるそうだ。老獪な弁護士はこの定型に合わせて準備書面を書いて提出すると言われている。多くの裁判を抱えている裁判官達にとっては非常に助かるらしい。何故かと言うと、コピーや丸写しが出来るからだ。裁判官の中には真面(まとも)な判決文を書けない人間もいるらしい。こんなことが日本の民事裁判で半日常的に行われているらしい。こんな裁判官に公平な裁きが出来る筈がない。裁判所は腐りきっている》

《裁判での長谷川の弁護戦略はA氏の人物像を反社会的勢力と密接な関係にある悪徳金融屋に仕立て上げ、裁判官に悪印象を与える事から始まり自殺した西まで利用して徹底的にA氏を悪者とする虚偽のストーリーを創り出したものであった。長谷川が今までの弁護士人生で培ったやり方だろう。今までは長谷川の汚い手段も表面化する事なく来れたが、今回の裁判を切っ掛けにまた通信技術の進化も相まって世界中に知れ渡る事になった。悪徳弁護士としての汚名は未来永劫にわたって消える事は無い》

《鈴木は証言を二転三転させて、心裡留保や強迫を主張し、故人を利用して相手に責任転嫁をした。裁判官はそんな鈴木と長谷川の法廷戦術に苦言を呈すどころか、ほとんどを受け入れてしまうという歪んだ現実がこの裁判から見えてくる。日本の司法はどうかしている。最高裁判所の判事に地方裁判所の判事が最敬礼をする光景は日本だけだそうだ。アメリカは法曹一元と言って裁判官に上下関係はなく、その代わり出世もないという。日本も見習うべきではないか》

《頭脳が明晰でなければ司法試験に合格できるはずがない。大学に在学中に合格する優秀な人もいる。合格すれば一定の研修を受けて裁判官や検事、弁護士等の希望の職に登録手続きを済ませれば資格を取得出来る。弁護士は会計士や司法書士、宅建取引士等の資格も付与されると聞いている。胸に付けるバッジは様々だが、「正義と平等」を本分として職務に励まなければならないのは当然の事だ。果たして「正義と平等」が厳守されているとはとても思えない。品田裁判長は法と正義という言葉を自分勝手に解釈して、ご都合主義的な判決を大量生産しているのではないか。自分の独りよがりな判断や思い込みで暴走したら、その先にあるのは破滅だ》(以下次号)

会社を食い潰す悪女「小川(旧姓石川)美智代」とダイヤ紛失盗難(3) 

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石川は自分に責任が及ぶ事態になると、「知らなかった」と言い、また前日や前々日に言った言葉を翻して違う話にすり替えることが多く、それが社長や他の関係者の不審感を募らせる。また、謝罪しないことも石川の特徴だった。

(写真:石川美智代)

部長は石川とは再婚になるが、前妻と離婚する時に慰謝料を3000万円支払ったという話を社長や以前の社員も部長より聞いていて、その話を石川にした時には石川も黙って聞いていたが、別の機会に石川は「私は300万円と聞いていました」とか「300万円を分割で払ったと聞いています」などと全く違う話をする。そういう問答が石川との間ではたびたびあることで、社長はさすがに石川の言動を不審に思うようなったようだ。以前に部長の年収は3000万円ほどあったので、「贅沢をし過ぎたようだな」と社長が部長と石川の前で言ったことがあり、部長は認めたが、石川は部長を睨みつけ文句を言っていたようだ。

今から10年ほど前になるが、毎月の出納帳に記載されている8000万円以上の金の管理について会計事務所が社長に尋ねたことがあった。帳簿上では会社に現金が8000万円以上あるというのはおかしなことで、銀行口座に預金しておくのが当然だった。そこで社長が部長に聞いたところ、部長は「石川に聞いて確認しますので、1両日お待ちいただけますか」と言う。それで部長の返事を待っていると、2日後に部長が来て辞表を差し出した。社長が「辞表はいいが、私が聞いているのはこの現金が何処にあるかということだ」と改めて尋ねると、部長は立ったまま何も言わずにいたが、しばらくして「すみません、私が使い込みをしました」という。社長は呆れ返ったが、日々の出納帳を付けている石川も部長の使い込みを知っていたはずなので、それを部長に確認すると、「自分の責任で全額返金しますので時間を戴けませんか」と言っていたが、部長はすぐに返済できる金額ではないので、「保険に入って、それを担保代わりにします」と言って、自分の席に戻って行ったが、石川が社長の所へ来たのは、それから2日ほど経ってからで、しかも「部長の件でお話があります」と言いながら、石川が語ったのは「私は何も知りませんが、部長に聞いたら『社長に話をするので』と言っていました」という。この応対に社長は「それはおかしいだろう。君が日々の金を帳簿につけていて、8000万円以上の現金が何処にあるか分からない状況になっていたら、すぐに部長に確認するか、少なくとも私に報告をするのが当たり前ではないのか」と言うと、「部長が『君には関係ないので、私が社長と話をする』と言うので、黙っていました。でも何も知らなかったんです」と、無責任なことを言っていたが、部長に社長と話した結果はどうだったかくらい聞くのは当然のことで、それを放っておくということは有り得ないことだ。全く責任感がゼロだ。ちなみに石川は係長待遇で手当てが付いていたが、肩書に見合う仕事をしているとは全く感じられず、逆に会社に損害を与えるようなことを平気でやってのけていたのだから給料泥棒と言われても当然だった。

社長から巨額の借金を重ねていた知人の一人が10億5000万円、またもう一人も10億円の保険を担保代わりにかけていたが、これも部長の保険料の使い込みが原因で2件とも失効する事態になった。今年の8月の確認協議の中で改めて話が出ると、石川はその事すら「それは知らなかったです」と以前と同じ言葉を繰り返した。2件の大口の保険が失効したことについては、それまでに何回も出ていて石川も聞いていたはずだった。石川は今までにも過ぎたことと言わんばかりに「終わったことじゃないですか」とさえ言って謝罪もせず、終わったことは関係ないと平然と言う神経は普通の女性ではないと誰もが感じたようだ。2人の保険が社長からの借金の担保として掛けられ、部長が保険料を横領していた事実については、部長の社長への謝罪文(遺書)の一部に明記されている。部長は体調を崩し会社を辞めた後、使い込み金の返済に悩み自ら命を絶った。この自殺については石川の責任は大きすぎる。

部長の使い込んだ8000万円以上の金については、不可解なことに毎月の出納帳に残り続け、平成30年1月現在で3000万円以上も増えて記載されていた。不明金が増額した理由は、部長か石川がその後も新たな使い込みをしていた以外には無く、使い込みの内訳は全て分かっている訳ではないが、部長が返済の担保代わりに加入した保険の毎月の保険料や部長の両親の旅行費、その他、いずれも部長が自分の財布から出すべきものだったが、会社の金で処理していたという。これらの使い込みについても石川が知らぬはずがなく、出納帳上で誤魔化し続け、詳細を会計事務所には報告していなかったことになる。

特集記事の(1)でも触れたように、石川は部長が年収3000万円以上あることに魅力を感じて一緒になったと思われるが、部長が内勤になり毎月の収入が少なくなると、部長にきつく当たり出したようだ。それで部長の使い込みが常態化した可能性が高く、また、石川の部長への対応がきつくなるにつれ、部長は退社時間がドンドン遅くなり、仕事はないのに毎日午後10時過ぎまで会社にいるのが当たり前になり、日曜日も月に1回くらいしか休まないという生活が続くようになった。社長が部長に訳を聞くと、部長は多くは語らなかったが、やはり石川が起きているうちには家に帰りたくない、というのが本音だったようだ。帰宅時間が遅く日曜日も出社するのが常態化しているのを見て、社長が部長に「日曜日は休んで、平日は午後8時には帰りなさい」と言っていたのを石川も何回も聞いていながら、今になって「仕事が多くて帰ることが出来なかった」と反発していたが、集約すれば1日に1時間程度の仕事量しかないにもかかわらずあまりに身勝手な言い方に、社長が「君はもっと反省すべきことがたくさんあるのではないか。部長が家に帰りたがらないのは事実で、本人がそう言っていたことだ」と石川をたしなめるほどだった。部長自身が普通の人間の1/10くらいしか仕事ができないと語っていたことは周囲の人間も何回も聞いていた。それで、部長がこのようになったのは石川に大きな原因があると、関係者全員が口にするほどだった。

石川が自分の責任を回避して「知らなかった」という言葉を連発する例は他にもたくさんあるが、社長が会員になっているエスカイヤクラブの会報も、社長が多忙な時には見ないことが多いようだったが、石川はそのまま1年以上も捨てていたために、キープしていたボトルを100本以上も無駄にしてしまった。同クラブではボトルキープは期限がなかったのだが、それを1年間に変更するという重要な情報が会報に掲載されており、それを知らなかったため金額にして300万円以上の損害が出てしまった。しかし、石川からは一言の謝罪もなかったようだ。

会社の関係者が言う。
「石川は昭和59年に入社以来、30年以上も勤務して来たが、今、はっきり言えば、亡くなった部長と石川が会社の経営を根底からおかしくしたのは間違いない。会計事務所の大先生も同様に考えていた。特に新宿センタービルから本社を移転させた平成14年頃以降は、部長による莫大な金銭の横領や、他にも文房具等も部長と石川は自宅に持ち帰り使用するという公私混同が甚だしく(部長自身が部下等に言っていたこと)、洗剤等も必要以上に同じものを多く購入してどれも使いかけのような状態で放置しているかと思えば、3台ある冷蔵庫も実際には1台しか使用していないのに後の2台も通電させていたりするなど無駄が多すぎる。会社の経費節減は何回も言われていたはずだが、石川は全く気にしていなかった。また、会社に届いた中元や歳暮の品は社長の自宅に送るのが基本だったが、それも石川はいい加減にして放っておいたために賞味期限が切れてしまった食品や飲料が包装を解かない状態で見つかるということもあった」

石川に対する周囲の関係者たちの評判は異常なくらい悪いもので、部長と石川による使い込みは会計事務所以外は誰も知らなかったが、あまりにも石川の評判が悪いので、社長は何人もの社員や関係者に誤解しているのではないかと話していることも関係者の誰もが何回も聞いていたが、実際には誰もが「社長の前では猫を被っているが、あれほど性悪な女性はいない。こんな女性は初めて見た」と口を揃えるほどだった。辞めた社員や関係者等は「会社に行けば、どうしても石川さんの顔を見ることになるので、会社の近くの喫茶店か社長の自宅マンションのロビーで会えませんか」と言う者がほとんどだった。

本社が移転した先のビルでは、社長室と事務・業務のフロアーが別になり、部長と石川だけが事務・業務のフロアーにいることが多くなり、社長の目が届かなくなっていた。そうした中で、会社に社長を訪ねて来た関係者や元社員が目撃したのは、石川が部長に対して「部長、何を言っているのっ!」と言った口調で強烈に咎める声がフロアーに鳴り響いているようなことがたびたびあったという。これは部長が悪いことをした時にのみ使う言葉だが、自分が気に入らない時などにも使っていたようだ。誰が聞いても、驚くだけではなく会社内で夫婦の会話同然の公私混同した話し方をする石川に相当な違和感を持ったようだ。本人は公私混同には気をつけていたと言っていたが、全く逆であったようだ。(以下次号)

会社を食い潰す悪女「小川(旧姓石川)美智代」とダイヤ紛失盗難(2)

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緊急座談会
石川美智代の特集記事を8月28日(土曜日)に掲載すると、記事を読んだ石川を知る関係者、さらには元社員らが翌日、日曜日にもかかわらず集まり、緊急座談会の様相となった。ダイヤの紛失盗難事件に留まらず、石川の夫である部長の使い込みと石川の関わり等について多くの話が語られた。参加者の誰もが石川を批判しても同情の声が一つもないのは驚きだが、話を聞けば聞くほど石川の人となりが浮き彫りになり、なるほどと思わせられる。会社を食い物にして屋台骨をぐらつかせたシロアリのような悪女、石川美智代の素顔に迫る。

A:会社を食い物にした女、という話はよく聞くが、自分の身近にそういう女がいるとは、正直、思わなかったな。石川はやることが相当に悪質で、しかも自分の夫である部長を煽って不正を働かせたんじゃないかと、私はそう思っている。

B:実は私もそう思っていましたよ。部長が石川と再婚していなければ、そもそも部長がこんな大それた不正をやったとは思えないし、しかも長期間続いたのは石川が経理帳簿を付けていながら、故意に不正を放置してきたからじゃないですか。

A:部長の使い込みが発覚したのは大口の保険2件が失効してしまったのがきっかけだった。保険料を2か月分未払いにしてしまったことで10億5000万円と10億円の保険が失効したのは大変な損害だ。部長も保険料の使い込みを認めて、社長には自分の責任で対処すると言ったので、社長も様子を見ることにしたが、その後もどんどん使途不明金が増える状況が続いた。帳簿を付けている石川には当然分かっていたはずだ。というより分かっていて帳簿上で誤魔化し続けていたということだろう。

C:部長の使い込みの件は、10年以上も前より色々な事件が起きてようやくその真相が分かったように思うが、聞けば、石川は毎月会計事務所に送っている帳簿の説明を都合の悪い部分は一切していなかったそうで、会計事務所は説明を受けていなければ詳細は分からないから発覚しないと踏んだ確信的なやり方ではなかったかと思う。

D:Mという男が会社の金約250万円を窃盗したという事件も、会計事務所に記録されているのはMが銀行のATMから無断で引き出した80万円だけで、事件の直後に石川が部長に呼ばれて帳簿や伝票類を調べたら、新たに約163万円の不明金が発見されたという報告を部長にしたと言っているが、会計事務所には詳細を伝えておらず、そのまま放置した。

B:Mは社長から多額の借金をしていて返済もせずに逃げ回っていたので、社長の関係者がMの居所を見つけて問い質したら、窃盗は認めたけど金額が明らかに違っていた。Mについては不明金の全額で警察に被害届を出したが、防犯カメラの映像が残っておらず、「Mの犯行と断定できない」という理由で逮捕されなかったが、その後、社長が会計事務所と話したら、やはり、部長と石川が自分たちの使い込みの分を帳簿上でMの犯行に付け替えた疑いが強いと会計事務所では判断していたそうです。

C:部長の使い込み事件は石川が唆した結果で起きていると考えるのは、もし石川がまともな女性であれば、帳簿や伝票類の精査で不正はすぐに分かることだから、何故その時に社長に報告や相談をしなかったのか、ということに尽きる。会計事務所にしても毎月帳簿のコピーを送っている中で、不明になっている部分を伝えれば、当然、その場で解決されたはずで大事にはならなかったはずだ。

D:部長の使い込みは石川が唆したというのは同感です。部長は過去に営業部長で毎月300万円以上の報酬を取るやり手だったが、それで石川は部長に近づいたという話が昔からあって、前の奥さんと別れたのは間違いなく石川が原因、というより石川が強引に別れさせて一緒になった、ということじゃないか。

A:そう考えれば、部長が事務職に移って毎月の給与が平均的な金額になると、石川には不満が出たと思う。それで、部長を怒鳴りつけたり、不正を唆したりすることは十分に考えられる。

B:社長に会いに会社に行くと、いつも石川が受付に出て、社長につないでくれていたけど、最初は割と愛想が好くて応対の言葉使いも優しく丁寧だと思い好感を持ったが、ある日会社に行ってエレベータを降りたとき、部長を怒鳴る石川の声が聞こえてね、「部長っ、何やっているんですか!?」って。驚いて立ちすくんでしまった。いったい何が起きているのかと思った。ホンのちょっとの間をおいて、声をかけたら石川が応対に出て来て、態度はいつもと変わらなかったけど、どういう顔をしていいのか戸惑った。ところが別の日には、私がいることを分かっていても、石川は構わず部長に食ってかかるような口調で喋っているのが聞こえてくるので、いたたまれないと思ったね。

C:私も同じだ。会社は受付のフロアーと社長室のフロアーが別だろう? 待っている時間が妙に長く感じられた。それで、ある時、社長にお願いしたんだよ。会社に伺っても石川の顔を見たくないので、こちらのフロアーに直接伺ってもいいですかって。だけど、来客があれば、それもまずいから、だったら近くの喫茶店とか社長のご自宅のマンションのロビーで会えませんかと。

B:誰もが同じ実感を持っているのは、それが石川という女性の本性なんだろう。ところで、今回のダイヤの紛失盗難ですが、そもそも一人で鍵を管理していた石川自身の責任であるが、解決しないでいて「逃げません」と言っていたようだが、逃げているも同然だ。本当に呆れてしまう。それに非常ドアの鍵と中金庫の鍵は社長が持っていると言い出し、それがファイルに記載されていると辞める直前に言っていたようだが、鍵のことはその前にA氏と打合せ済みだったので、A氏も本当に驚いた様子でした。

A:ダイヤの保管は、部長が辞めた後は石川が全面的に責任を持って管理することになっていた。当然、部長が毎月一度は保管状態をチェックしていたように石川もすべきだったが、石川は何もしなかった。

D:一昨年の10月に途中入社したNという社員が立ち会う形で石川は一度金庫を開けてダイヤの数をチェックしたというが、これも本来なら必要なかったことで、石川は社長にも指示を仰がずにやっていた。その時は在庫表にある数字と合っていたので問題なかったそうだが、その後は、今回、紛失盗難が分かるまで一度もチェックしていないというから全くおかしな話だ。

B:ダイヤの紛失が分かったのは、2か月ほど前の6月10日にコロナワクチンの接種から会社に帰って来たNが泣いている石川を見て、どうしたと声をかけたら、「ダイヤがなくなっている」ということで発覚した経緯になっているようだが、1年半以上もチェックを放ったらかしにしていたのに、何故、このタイミングで、しかも石川一人でチェックしたのか。やり方があまりにも唐突過ぎて、ダイヤが紛失しているということを知らせるために、石川がわざわざタイミングを作ったんじゃないか、と。

C:石川は一緒にダイヤをチェックしたNという社員、彼は入社して9カ月ほど後に辞めているが、Nがやったに違いないと盛んにNに嫌疑をかける発言を繰り返したが、逆に万一のことを考えてNが辞めるときにチェックするべきだ。実際にNとチェックをした時から紛失盗難が発覚するまでの間で鍵を管理していた石川の責任は免れない。

A:私も同感だ。しかもチェックを怠って、放ったらかしにしていた責任も重なるから、責任は二重三重になる。それを石川は分かっておらず、どこまでも他人のせいにしている。

D:しかも、「Nがやった」「Nしかいない」と相手を呼び捨てにしたというじゃないか。ダイヤの保管については石川と一緒にチェックをしたNしか所在と保管状況を知る者がいないのは確かだろうが、Nを呼び捨てにして4人のミーティングの場でテーブルを叩いてまで嫌疑をかけるのは度が過ぎる。

B:石川は自分の責任問題に話が及ぶと、社長が言ってもいないのに「私が盗ったというのですか」と何回も言っていた。社長は「私は石川君が盗ったとは一度も言っていない。但し、最初から言っているようにダイヤを保管する金庫の鍵はスペアーを作らず、管理を部長から石川君の責任ということで任せて来たことだから、その責任は自覚して貰わないといけない」と言っていたようだ。

C:石川は自分に責任が及ぶ事態になると、「知らなかった」と言い、部長に責任を押し付けたり、ダイヤのようにNがやったとまくしたてる。前日や前々日に言った言葉を翻して違う話にすり替えることも一度や二度ではないし、それが社長や他の関係者の不審感を募らせる。それに、謝罪しないことも石川の特徴だ。

A:石川は自分で受け取る給与計算を自分でやっていたそうだが、タイムカードの打刻もいい加減で、打刻もしないで出社時刻と退社時刻を手書きにしていることが多かったり、勤務は午前10時から午後6時ということになっているのに、出社時刻から退社時刻までで計算しているから、まさにお手盛りだ。

Bこんな給料計算が通るはずはないから、正確に計算し直せば必ず過払が出るはずだ。こんなところにも、石川が会社を食い潰しているという感覚が見え見えだ。

D:同じような例があって、会社で購入した文房具や消耗品等の備品を勝手に自宅に持ち帰って、自宅で使っているのは、厳密に言えば窃盗だよ。それに、水回りに使いかけの洗剤がごろごろしていたり、必要もない冷蔵庫を3台も通電させていて、全く節約という感覚がなく、自宅では絶対にやらないことを平気でやっている。

B:それは部長もやっていて、文房具などは他の社員に「いいから、家に持って帰って使いなよ。私もそうしている」という話を何人もの社員が聞いている。今回の確認協議でその話が出たら、石川は、部長は文房具には凝っていて、自分の好みのものを買い揃えていたように思う、と言っていたが、とんでもない。石川はそんな嘘を平然と言うので驚いてしまう。

D:部長が前の奥さんと別れる時に慰謝料を3000万円渡したと社長に言っていた話を私も聞いていたが、今回もその話が出ると、石川はその時は黙って聞いていたが、別の日には「私は300万円と聞いています」と言い、また別の日には「300万円を分割で払ったと言っていました」と言い換える。なぜ、そんなにコロコロと話を変えるのか、聞いている方が石川を信用しなくなるというのが分からないのか、と思う。

A:実際に石川は責任をどう果たすのだろうか。紛失したダイヤの原価(約1000万円)、Mの窃盗事件に関連した帳簿上で発生している使途不明金(約163万円)と松本が銀行から引き出した分(80万円)の責任、さらに石川自身がお手盛りで受け取っていた給与の過払い分など、このほかにもまだあるかもしれないが、この3件については石川自身が具体的な清算の方法を社長に伝えるなりして、実行しなければいけない。

B:石川が「兄に相談する」と言って帰郷しながら、後日会社に来て言ったのが「兄はそんな大金は払えないと言っていました」の一言だったそうで、石川自身も具体的なことは一切口にしなかったようで、それでいて「私は逃げることはしません」ということを社長に言っているらしいが、何も具体的な話をしないでおいて、逃げないというのは矛盾している。これは、社長や会社から石川に尋ねることではなくて、石川自身が意思を明確に表すべきことで、そうでなければ、知らぬ振りをして放置していることになるから、当然、民事、場合によっては刑事での責任を求める話になってしまう。そのことを石川は本当に自覚しなければいけないと思う。社長がその場で「帰りなさい」と言ったのは、AやKから私も聞いていましたが、最後には自分にとってマズイ物は贈答品の在庫表と同様に処分する可能性が十分にあり、石川は払う金が無いと言っているので帰ってもらったようです。

A:最後に、ひとこと言いたいが、新宿センタービルから本社が移転した先のビルでは事務・業務のフロアーには部長と石川が2人いるのみで、好き放題にやっていた。その後、このビルが取り壊しになるということで別のビルに移ることになったが、その頃には石川の体重が10㎏は増えていて関取りのようだった。本当に2人で好き放題やっていたことが実感できると思う。(以下次号)

会社を食い潰す悪女「小川(旧姓石川)美智代」とダイヤ紛失盗難(1)

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新卒で入社して以来30年勤務していたその女性社員の石川美智代は、部長の後妻になってからは、誰に対しても相手に食ってかかるほど性格がきつく、見えないところでは平気で手を抜き、自分勝手な判断で公私混同も甚だしいという生まれつきの性格が露になった。ところが、社長の前ではそんなそぶりは一切見せず、仕事はしっかりしているように見せかけ、電話や来客への応対も温和で丁寧に見えたが、本当は全く違った人格であった。そして、何よりも恐ろしいのは、実は上司に当たる夫と共に10年以上もの長期間にわたって会社の金を食いつぶし、文房具や備品等に至るまで好き勝手に自宅に持ち帰るような善悪の境がまるでない自己中心的、というよりも犯罪であることさえ分からない人間であった。夫の部長と使い込みを始め数えきれないほどの迷惑をかけた損害は莫大で、その影響で会社が根幹からおかしくなったと言っても過言ではない。しかも、夫が責任を取って辞めた後も会社に残った石川はさらなる不正を働き、自ら取るべき責任さえ無視、放棄している。30年以上も勤務した会社に後ろ足で泥をひっかけるようなレベルはとっくに超えていた。最後に石川は「私は逃げることはしません」と言いながら、何一つ反省もなければ、責任に対しては知らぬ振りを決め込んでいるようだが、いくつもの刑事事件になることも言い訳で済まそうと考えているとしても、いくつもの証拠や何人もの証人もいる。石川は本来は小川姓になるが、会社では結婚後も石川で通していたため、本誌では石川姓を使う。

2カ月ほど前の6月、会社の金庫に保管していたダイヤが紛失するという事件があり、金庫の鍵を一人で管理していた石川美智代という女性社員の責任が問われるのは当然の成り行きだった。しかし、石川はどこまでも他人のせいにする無責任さでは度を越していた。
ダイヤの管理について、それまでは月に1回ほどチェックしていたようだったが、石川が上司の部長から引き継いでからは一度もチェックをしていなかったようだ。令和元年10月1日に入社したNという男性社員がいたが、石川は必要もないのにNと2人でダイヤのチェックをしたようだが、Nが約9カ月後に退職する時にはチェックをしておらず、その後も月1回のチェックもしない状態を続けていた。石川は出社しても1日1時間以内程度の経理事務の仕事しかないのに、何故チェックをしなかったのかも大きな疑問だが、本年の6月10日に突然のように一人でダイヤをチェックした(普通は2人でやる)、その理由が分からない。たまたまコロナワクチンの接種から帰って来たAが、泣いていた様子の石川を訝り、どうしたのかと聞いたら、「ダイヤの数が合わない」と言う。Aが社長に報告することになったが、このタイミングで石川がダイヤのチェックを、それも一人でやったことが疑問であった。ダイヤが紛失している事実が明らかになる機会を石川がわざわざ作ったのではないかともみられるほど在庫のチェックは唐突で大きな疑問が残る。

ダイヤの紛失盗難について石川の管理責任は当然だが、事実確認を進める協議の中で、石川はNに責任転嫁する発言ばかりを繰り返し、「Nがやった」「Nしかいない」と相手のことを呼び捨てにしていた。ダイヤの保管については石川と一緒にチェックをしたNしか所在と保管状況を知る者がいないのは確かだったが、Nを呼び捨てにしてまで嫌疑をかけるのは度が過ぎる。一方でダイヤの紛失盗難が発覚した際には、一昨年末に整理した贈答品類についても保管するべき分が紛失しているのではないかという問題も浮上したが、整理はNが中心になってやったので、社長がダイヤと贈答品類の紛失盗難についての問い合わせをした際にNは「贈答品類については、自分が関係したので責任は感じるが、ダイヤは一切知らない」と言ったという。しかしNの返答を社長が石川に伝えると、石川は「Nは安い贈答品類は責任を持つと言って、高いダイヤについては責任を回避している」とまで言って、どこまでもNの責任を追及する態度を繰り返した。このことについても、社長が石川に「何故Nにダイヤの事を教える必要がないのに、教えたのか」と聞くと、石川は「Nが『社長に全て聞けと言われた』と言っていました」と返答したが、部長の使い込みと同様に「部長が社長と話をすると言われたので後は関係ない」とばかりの言い訳で、それではなぜ社長に確認しないのか、自分の時給については平気で聞く人間が本当におかしいと誰もが思うことであった。それに、社長が「贈答品類は1900万円以上で、ダイヤはなくなった分が1000万円弱で金額のための責任転嫁でNが言っているわけではない」と言うと、石川は黙ってしまった。自分に責任が及ばないように過剰に誰かのせいにしようとする石川の対応は誰が聞いても不快でしかない。そして、こうした4人のミーティングでのやり取りの過程で石川は社長が言ってもいないのに「私が盗ったというのですか」と何回も言っていた。社長は「私は石川君が盗ったとは一度も言っていない。但し、最初から言っているようにダイヤを保管する小金庫の鍵はスペアーを作らず、管理を部長から石川君の責任ということで任せて来たことだから、その責任は当然本人も自覚していたはずだ」と協議を重ねる中でも言っていた。なお、ダイヤと贈答品については新宿センタービル時代から在庫表があり、それを基にチェックされていたが、贈答品の在庫表はいつの間にか無くなっていた。石川はNが備品等の整理をした際に廃棄したかもしれないと言っていたが、在庫表は部長から石川が引き継いで管理していたのだから、整理・廃棄をした他の書類に紛れるということは有り得ないことで、その責任が石川にあるのは当然だった。

その後、石川が協議(社長、A氏、石川、K氏)の渦中で「7月15日に辞めます。引越しの手配をして月末には故郷に引っ越します。しばらくは兄の所で世話になります」と一方的に言ったので、「それは、何十年も会社に世話になって色々大変な迷惑をかけて、勝手すぎませんか。それを言うなら完璧に引継ぎや整理、ダイヤ等の問題を解決してからでしょう」と同席していたKが言うと、石川はしばらく下を向き黙っていたが、一旦協議に区切りをつけた際に石川が社長に「今、900万円位の保険に入っているので、社長を受取人にして戴いて、それで返済ということにしてほしいのですが」と言うので、社長は「それはできない。それを言うなら、君のお兄さんにお願いしたらどうか。今回は君が辞めるまでには清算をするように」と言うと、石川は「逃げるようなことはしません」ときつい口調で言っていた。石川は50代で、社長は70代だから受け取りはほぼ無理だし、今まで部長と石川のことでどれだけ会社が大きな被害を受けたか、石川は責任を全く感じていないように見える。石川の兄は地元で電気工事の会社を経営しているようだが、石川が今まで本当の話を兄にしているとは思えず、石川の言動には不信が募るだけだったから、兄の存在は重要に思われた。それにこの頃には、社長は大金庫の鍵しか持っていなくて、しかも自分では開けることが出来ず、以前より石川か部長が開けていたくらいだったのに、社長も非常階段ドアと中金庫の鍵を持っていましたね、と事実でもないことを平気で言い出していた。

社長は、石川には兄と話し合った後にできれば上京して戴き、直接話を伺いたいと伝えていた。本来ならば社長が兄の会社か自宅に出向くのが筋かもしれないが、社長は何分にも足が悪く長距離の歩行や駅の階段の上り下りが困難なため、「ご足労ですが来て頂ければ有難いのですが、その際の費用は負担させて戴きたい」と丁寧に申し出ていた。石川も、この時は「社長が出向くことではありません」と言い、これに関してはまともな回答だと思われた。しかし、石川が間違いなく兄に会って正確な話をして相談するのかについては、全く確証がある訳ではなく、石川もまたその辺りの詳しい話はしなかった。(以下次号)

会社乗っ取りまで企んだ「渡辺新領」の横着な振る舞い(4)

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渡辺新領の悪事は底知れない。どうして、こんな悪人が罪に問われないのか、逆に不可解でならないが、債権者との関係を例に挙げても、知り合ってから数年して、債権者が創業した会社に「働かせてほしい」と言ってきた際に、わざわざ債権者が新会社を設立までしたうえに、社員の給与を保証しただけでなく、債権者の会社に勤務するベテランの女子社員一人を派遣するなど手厚い対応をしたにもかかわらず、わずか1年足らずで新会社を破綻させてしまった。その際に債権者が被った実害は甚大で5000万円以上の赤字が出たが、本人はろくに出社もせず給与を70万円も取っていた。債権者は渡辺が自身の不始末を詫びて退職したため、その責任を追及することもなく許したが、その後も渡辺が会社を何回も訪ねてきて債権者から寸借を重ねても応じて来た。飲食もどれだけ連れて行ったか分からないほどだった(渡辺が支払ったことは一度もなく、それは、渡辺が全盛期の時でも同じだった)。

渡辺は無責任にも返済を長い間放置して逃げ回って来たが、以前には関係者が渡辺の家を訪ね、実際に翌日、渡辺が債権者の会社を訪ねた際には、その場で自ら進んで借用書を書き、「2~3日以内に女房を連れてきて、保証人にします」と言って反省した様子で帰ったにもかかわらず、数日後に渡辺が勤務するタクシー会社の顧問弁護士より書面が届いて、渡辺が自己破産をするということで関連の書類が同封されていたのだ。これほど無責任で非常識な振る舞いをする人間はそういるものではない。しかも、渡辺はその後に改めて関係者が勤務先のタクシー会社を訪ねると、夜逃げ同然で行方をくらませてしまった。渡辺が自分から借用書を書くと言い、妻を保証人にすると言い出したにもかかわらず、約束を破っただけでなく、前記の弁護士よりの書面の中では「(社長に)何回も架空の領収書を切らされた」とかありもしない虚偽の理由を渡辺が並べたてていたことは、債権者にとっては絶対に許すことができないものだった。この人間は、人に迷惑をかけるだけかけて行方をくらませ、謝罪すら一切ないのだから本当に恥を知らないとしか言いようがない。

関係者が渡辺の自宅を訪ねると、同居人と思われる女性が応対に出たが、あまりにも態度が悪く、何を聞いても「知りません」とか「いません」と言うだけで、極めてぶっきらぼうな対応に終始したため、連絡先の電話番号を書いて渡したが、それでも渡辺は応じていないのである。以前に別の関係者が訪ねた際には、警察からすぐに関係者に電話が入ったこともあったというが、関係者が「刑事さんが中に入ってくれるなら有難いので是非お願いします」と言うと、「民事には関われないので、言い分があるなら話し合いをしてください。私どもは関知しません」と言われたという。
債権者にとっては債権の回収はもちろんだが、それ以上に渡辺自身が謝罪しなければ、いつまでも気が収まらないのは当然のことだと思われる。今後も渡辺が逃げ隠れを続けるのであれば、関係者たちは本気で渡辺に対応する構えを見せているようだ。渡辺は債権者以外にも多くの人間に迷惑をかけてきたに違いないが、本誌ではまだまだ明らかにすべきことが多々ある。渡辺がこのままの状態を続けるならば、さらに渡辺の悪事を明らかにする。(つづく)

詐欺破産は「米山宏幸・陽子」には債務逃れの免罪符にならない(3)

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ある弁護士によると、自己破産手続きについて裁判所は申請者の再起を促すという建前で大半の申請を受け付け、破産を認めた上に免責を許可するという。しかし、本当に申請者が真面目に再起を期すのであれば、損害を被った債権者も譲歩する余地はあるかもしれないが、米山宏幸のように自分の都合で債権者から大金を騙し取り、約束した返済計画を勝手に反故にして夜逃げ同然のようにいなくなってしまう人間にまでも、裁判所が免責を許可するのは明らかに間違っている。明らかに裁判所での破産申し立てに関わる条件が問題になるはずだ。

現に、米山の場合は明らかな詐欺破産である。それは米山自身が一番承知していることだ。
本気で再起をかけるための破産申立であるとするなら、債権者への対応がまるっきり違っていたはずだ。債権者から購入したいと言った車の代金を払わなかっただけでなく、米山はその車を悪用して保険金詐欺を働こうとしたり、決められた期日に定額を返済するとともに状況を報告すると約束しながら、その約束を履行せず、そのため債権者が連帯保証人の妻陽子の勤務先の給与を差し押さえると、米山は慌てて債権者の元を訪れ、新たな返済計画を提示するとともに差し押さえを取り下げて欲しいと懇願した。債権者は今度こそ米山が約束を破ることは無いと思い差し押さえを取り下げたが、間もなくして妻陽子が自己破産の申立をするという卑劣な行動を取った。
米山が自己破産の申立をしたのは、それから2年後のことだったが、このときも債権者は破産管財人に対して、米山がどれだけ債権者を騙し続けたか、返済する意思もないのに虚偽の事業計画を持ち込んで債権者から借り入れを行い、その後所在を不明にして逃げ回っていた事実を管財人は一切検証した形跡がない。米山のような詐欺破産など決して認めてはならないはずだ。
だが、仮に自己破産が認められたとしても、米山のやっていることは明らかな詐欺である。債権者の関係者が米山を訪ねた時にも、少しは反省している様子を見せたようだが、そうであれば、何故、債権者に直接連絡を取るなり、会って謝罪するということが出来ないのか。

すでにご承知のように、米山のように余りにもあくどい人間に対しては家族や身内が説得して、本人を悔悛させるのが一番効果があるという考え方が一般的になっているという評価に倣い、本誌でも当事者の家族や身内の実名を掲載することを個々に検討しているが、中には真剣に当事者本人を説得するような動きも出ているようだが、誰かれ構わず家族や身内に関わる情報を掲載しているのではないことは指摘しておきたい。

米山は今も、自己破産したという事実を全面に出しているが、果たしてそれが通るものではないことを改めて自覚するべきだ、何より、自身がしでかした悪事を反省することもなく、ただ逃げ回っているだけでは何の解決にもならない。そうでなければ、米山に対する追及が終わりを見せる事は決してないどころか、今後もますます情報が拡散していくのは間違いない。(つづく)

虚偽主張を繰り返す「吉村駿一」には本当に弁護士の資質があるのか

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政治家には「嘘も方便」という都合のいい表現がまかり通っているが、それを当たり前のように使い、実際にも弁護活動の中で乱用、悪用している弁護士がいる。群馬弁護士会に所属し、これまでに51年以上のキャリアを持つ吉村駿一である。
吉村は、過去に1991年から連続して5回、群馬知事選に出馬していずれも落選しているが、こんな人物が知事選に当選しなかったのは当然だ。いつ頃までかは不明だが、吉村は労働問題を扱う弁護士として実績を積んできたようである。しかし、ここ10年ほどの吉村は事件屋、反社会的勢力に属する人間たちの御用達をしているのではないかと思われるほど依頼人の質が極端に悪いという評価が多く、他の弁護士が受けてくれない事件くらいしか扱っていないようで、それに伴って地元でも吉村自身の評判も非常に悪くなっている。

5年ほど前の平成28年7月に、会社役員が福島(金澤)明彦に対して起こした訴訟で、吉村が福島の代理人を務めたが、審理で吉村は福島の虚偽の言動をそのまま主張してはばからず、さらにそれらの嘘を正当化しようとして吉村自身が嘘を増幅する主張を繰り返したのである。吉村は、福島の連帯保証をしていた妻の万利子の責任を不明確にするために、福島が万利子の同意も得ずに実印を持ち出し、併せて印鑑登録証も添付して借用書や公正証書に署名押印したと虚偽の主張をさせたばかりか、原告である会社役員を誹謗中傷するために、毎日のように嫌がらせや恫喝目的の手紙を自宅に送り付けて万利子を苦しめたなどというありもしない嘘を平然と主張したのである。実は、妻の万利子を保証人につけるので金利を月2%に安くしてほしいという条件を福島が提案した事実を吉村は全く無視していたのだ。福島には金利が月に1割でも貸す人間はいなかったようだ。だが、これに怒った会社役員が、それが事実と言うなら、手紙を一通でも証拠として出しなさい、と要求したが、吉村は一切返答できなかった。当然、あるはずのない手紙を提出できる訳はなかった。
この一事を見ても、吉村が弁護士にはあるまじき言動を法廷という公の場でいかに繰り返しているかが分かる。仮に福島がそういう話をしたとしても、法廷で主張する前に事実かどうかを確かめるのは当たり前の話だ。それもしないで、主張すれば偽証に当たる。

本誌では倉持茂に係る記事を掲載しているが、周知のとおり倉持は会社役員に負っている債務を逃れようとして殺人未遂教唆事件まで起こすほど極めて悪質な人間であることが明らかになっている。そして、会社役員が倉持に対して提起した2件の訴訟とも、吉村が代理人を引き受けているが、当初、吉村は裁判所に対して「倉持と連絡がつかず、代理人を受けることが出来ない」などと説明し、裁判所は吉村の言に従って裁判を結審させ判決の言い渡し期日まで設定したにもかかわらず、判決当日に突然、「弁論を再開して欲しい」という連絡を入れたため審理が継続することになった。吉村は弁護士費用を払わない依頼人に対しては、裁判を途中で中断したりすることも平気のようだ。吉村の事務所の職員は、電話を架けて来た相手の名前や用件等を事細かに聞いておきながら、自分の名前は言いたくありませんと言って名乗ろうとしない、不快な対応をしている。

審理再開について、倉持が豹変したとすれば、その理由は恐らく一つしかない。会社役員が別に提起した訴訟に敗訴して舞台が控訴審に移った時期と合っていることから、その訴訟の対象者である庄子剛の連帯保証をしていた倉持が調子に乗って、自分も会社役員に勝つことが出来るのではないかと安易な期待を描き、吉村弁護士に審理の再開を委ねたことが想像される。庄子が敗訴すれば自分も保証人としての責任を負うことになると思い、真反対の嘘の陳述書を作成して元暴力団組長の上坂等と共謀して全くの虚偽の話を作り上げたことから審理が混迷したために会社役員は敗訴したが、これも後日問題になると思われる。契約して鍵を渡さないなどということは有り得ないことである。庄子は契約の1カ月近く前より倉持紹介の新井のショールームを手がけたデザイナーと何回もビルに出入りしていた。それにもかかわらず「鍵の預かり証がないので契約は不成立」という有り得ない誤判を招いた。
本当に倉持という人間は頭がおかしいのではないか。問題は裁判ではなく、会社役員を襲わせたり、借りた金を返済せずに済まそうとして暴力団を担ぎ出すなど最低最悪なことをする性根の悪さを反省し、会社役員に何から何まで世話になり、謝罪することもしないで会社役員がいなくなれば済むくらいに考えたのか。はき違えも甚だしい倉持の感覚はまさに言語道断である。そんな倉持の実態などお構いなしのように弁護を引き受けて審理の再開を通知してきた吉村も吉村である。福島(金澤)に対する訴訟でクレネとベンツAMGも返さず、借金も一銭も返していないようだが、あれだけ好き放題に言っていた吉村は福島夫妻を指導するべき立場ではないのか。

倉持が約束をほとんど守らず、何事にもルーズな人間であることは何度も報じてきたが、こんなでたらめな対応は見たことも聞いたこともないうえに、吉村も倉持と同じく恥を知らなさすぎる。
2件の裁判のうち、倉持とガレージZEROに対する訴訟で吉村が提出した答弁書と準備書面を見ると、内容は前述した福島の訴訟以上に低劣で、例えば倉持の負っている債務の詳細を故意に不明にして、会社役員が倉持に存在しない債務をでっち上げて借用書を書かせたとか、会社役員が強引に設定した暴利のために債務額が巨額に膨らんだなどという、あまりも杜撰極まりない主張を並べ立てている。倉持が作成して会社役員に差し入れてきた車の売買に関わる数多くの書類を悉く否認して無効と言い張るのも浅ましい限りだ。
もう一件の訴訟については、今後、改めて吉村から答弁書や主張が提示されることになるが、吉村がこれら2件の訴訟でも福島の訴訟展開と同様もしくはそれ以上に虚偽の主張を繰り返したり、原告に対して度の過ぎた誹謗中傷をするようであれば、会社役員の関係者等はすぐにも名誉毀損と懲戒請求の手続きを進めるという。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(29)

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《西の残した鈴木との株取扱についてのレポートがある。鈴木はA氏を裏切って隠匿していた利益金を運用して、多くの銘柄を売買して利益金を増やしていた。その中にエルメという銘柄がある。これは宝林株の情報を提供してくれた角丸証券課長の平池氏の案件で、平池に100万株を譲渡する条件で発行企業体にユーロ債を発行させる根回しを平池氏にさせた。この時に鈴木は約20億円の利益を上げたが、平池氏との約束を反故にした。平池氏は鈴木に対して憤りを露にして、身辺調査までしたらしい。鈴木は10億円分の株券現物を手元に残した。その後、エルメをアポロインベストメントと社名変更し、鈴木はユーロ債及び新株予約権を引き受け30億円の売買益を上げている。その時に手元に残しておいた10億円の株を高値で売却している。その後、アポロインベストメントはステラ・グループと商号変更した。鈴木は複数の企業を業務提携や合併等させながら実質支配するようになり、友人の青田も関与させていたようだ。鈴木はステラ・グループの経営に深く関与していた。クロニクルの天野氏も鈴木の不信な資金運用に気が付いていて、快く思っていなかった。平成23年6月にステラ・グループは上場廃止になった。その原因の詳細は不明だが、ステラ・グループへの関与に不信感を持っていた天野氏がこの2か月後に自宅で急死したと発表されたが、真実はホテルで死亡している。この様に鈴木は株式投資をする中で多くの会社を取得株や金銭で支配し、ユーロ債や新株発行を繰り返して利益を隠匿し続けていった。そして利用価値が無くなればすぐに手を引いた。会社に対しても周囲の人間に対しても同じような感覚で排除するのが鈴木の常套手段であった。鈴木の金銭に対する執念は尋常ではない。この守銭奴にはある意味恐ろしさを感じる》(関係者より)

《この貸金返還請求訴訟は、平成27年7月から始まり同30年11月に二審の判決で終結することになったが、これだけ長い時間をかけて、鈴木の悪行がひとつも解明されなかった事実は全く信じられず、関係者にとっては無念さと怒りが増幅することになったと思う。この結果は今後、裁判所の堕落が生んだ民事裁判史上最も恥ずべき最悪の事件となり、その影響は日本の法曹界全体にも及んで世界中から笑い者になるだろう》

《長谷川弁護士は、裁判での鈴木の嘘の辻褄合わせの為に「質問と回答書」(乙59号証)と題する誹謗中傷の書面を作成して虚偽工作を謀った。弁護士としてあるまじき行為だ。長谷川は法廷で原告側代理弁護士中本に「うるさい、黙れ」等の暴言を吐いている。厳粛であるべき裁判を侮辱する行為だ。こんな長谷川にその後は圧倒されたのか、中本は大した弁護も出来ずじまいで、終始長谷川のペースに押し切られた格好となった。裁判に慣れた長谷川の汚い手段の詳細はインターネットを通じて今後さらに世界に配信される。特に品田と長谷川は日本の法曹界史上最大級の忘恥者となるだろう》

《品田裁判長の証拠の棄却は、全く根拠もないし説得力も全くない。特に合意書と和解書については、それぞれに根拠はなく、合意書が無効だから和解書も無効という具合で、しかも和解書の無効理由に鈴木が主張した強迫や心裡留保を支持して採用しているが、何処にもそんな根拠はなく、単に鈴木と長谷川の虚偽の主張を取り上げているという一方的な誤った判断である。よくもここまでの偏った見方が出来る、というより故意にやるしかできないものだという裁判官への不信が募る一方だ》

《今や鈴木が海外に隠匿している不正資金は1000億円に上るという。しかし、これだけインターネットで注目を浴びれば、鈴木にも色々影響が出て来るだろう。国税庁の課税当局も小まめにチェックしているはずだ。今は日本と「租税条約」を結ぶ国との間で、税務当局同士が情報交換を行うようになっている。財務省は、現在日本と「租税条約」を結んでいる65か国と地域、および、「情報交換協定」を結ぶ10カ国と地域をサイト上で公表している。タックスヘイヴンで有名なスイスやケイマンなども、日本との「租税条約」締結国だ。怪しいと思われる情報が入手できれば、ほぼ情報収集に動ける状況になっているというから鈴木の摘発も近いと思うが、その前にここまでの嘘で固めた誤判は再審しなければ日本の法曹界の信頼はなくなる》

《鈴木の交渉代理人として出てきた青田は、和解協議の場に居なかったにも拘らず、あたかもその場にいた様に「和解書」契約時の様子を「エレベーターを止められ監禁状態に置かれ」た上で「脅迫を受けた」と虚偽の証言をしている。そんな青田の義兄(杉本富利)は東洋大学の元学部長だそうだが、鈴木の金を使ってその地位に就いたという噂もある。交渉の渦中でA氏側の代理人を暴力団構成員に襲わせる事件を起こすような青田はいつ事件化してももおかしくはない。年貢の納め時が必ず来る》(関係者より)

《西は、鈴木をA氏に紹介することにより自分にもメリットがあったと思う。この男も無償で動く人間ではない。ただ、策士が策に溺れた。自分の思い通り操れると思っていた鈴木が数段も上手だったのである。A氏との長い付き合いを利用され、手先のように使われた挙句の果てに自殺にまで追い詰められ、この世を去ってしまった。親和銀行事件でも協力し、志村化工の件では全面的に鈴木を庇い、有罪判決を受けた。それを理由に主導権を握ろうとしたが、鈴木という悪党は甘い男では無かった。偉丈夫になった西を疎ましく感じ精神的に追い詰める手段を取った。鈴木が西を徹底的に利用し、最後には切り捨てるというのは最初からの思惑にあったことで、本当に鈴木は救いようのない大悪党だ》

《鈴木はもう一度人生のどん底を経験しなければ、間違った生き方に気が付くことが出来ないのか。どれだけの人を踏み台にして温情を掛けられて生きて来たのか、今の自分が存在していることが奇跡とも言える状況なのに、人の気持ちなど考えず、好き勝手に贅沢な暮らしをしていること自体、まともではない。今となっては人生のどん底を鈴木だけでなく家族全員が再び味わった時、いくら土下座しても、熱弁を振るっても、誰も助けてはくれない。そして温情など二度と受ける事が出来ない事を思い知ることになる》

《西はA氏に遺書で二人だけの密約を交わしていたことを明らかにしている。英文で作成した契約書もあったらしい。しかし、守られない密約など何の意味もない。西は、密約することで鈴木の暴走を止めようとしていたのだと思う。しかし、鈴木は最初から約束などその場だけのことで、実行する積りもない最低最悪の人間だった。西は密約で自分の命を犠牲にしてしまった。西という人間も本当に無責任で嘘も多いが、鈴木や青田のような人間としていい所が全くない極悪人ではない》(多くの関係者より)(以下次号)

「藤牧義毅」は破産手続きまでも詐欺に悪用した(4)

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今から約13年ほど前に藤牧は債権者を騙して行方をくらませる中で自己破産の手続きを取った。ところが、藤牧が委任した弁護士から債権者の元に届いた通知書によれば、藤牧は「詐欺まがいの土地取引を強要された」とか「野呂周二という反社の人間が回収に行くと債権者から脅しを受けた」など、弁護士には藤牧の都合で事実を勝手に捻じ曲げた話を弁護士に伝え、虚偽の申立をした結果、免責が認められたというのが経緯になっている。藤牧が依頼した弁護士が管財人に就いた弁護士にも藤牧の作り話をそのまま伝えて免責が認められたとしても、これは明らかに詐欺行為だ。
野呂氏についてもわざわざ本名の「周介」を違えて「周二」と誤魔化すほか散々悪口を言っているが、藤牧は野呂氏からご馳走になったことがあるくらいにもかかわらず、その人間に対して好き放題のことを言っているのが野呂氏本人に分かったら、許せないということになるのではないのか。

藤牧義毅は自己破産がうってつけの債務逃れになったと思っているかもしれないが、それはとんでもないはき違えだ。債権者が藤牧に対して謝罪と責任の履行を求める度に、藤牧は住民票をそのままにして行方をくらませ、弁護士を介して自己破産を強調する通知をしてきているようだが、藤牧がいくら法的な権利を主張したところで、債権者が求めているのは藤牧自身の謝罪と責任の履行だ。

「(債権者が)詐欺的な土地の売買交渉を進めることを迫り」という藤牧の話も実際には「藤牧が連帯保証をしている債務の返済のために栃木の土地売却の話を債権者に持ち込んだもので、債権者は藤牧に500万円を支払った」と債権者の関係者は言う。弁護士の話は事実と全く逆なのだ。弁護士は藤牧の言われるままに事実確認を怠り、債権者を悪者にしてしまっている。弁護士が債権者に送った書面では依頼人の名前を『藤牧秀信』としているが、本名は「義毅」であることさえ知らないことを恥とも思わないのか。これだけをみても、藤牧が嘘の言い訳を弁護士を介して管財人にしている事実がはっきりするのに、裁判所は管財人の報告を受けて、というより藤牧の言い逃れで主張した虚偽証言を管財人がそのまま裁判所に報告したので、藤牧の免責が認められた、明らかな詐欺だということが分かる。

そもそも、藤牧が債権者を二重三重に騙しておいて、その嘘がバレて都合が悪くなると行方知れずになり、さらには隠れ潜んでいる先に債権者の関係者が連絡を取ると、急いで弁護士に頼み、自己破産を盾にするというやり方は、あまりに無責任で悪質だ。
藤牧は連帯保証をした責任を今も果たしていない。韓国籍の孫銀翼を債権者に紹介して「私が保証人になるので金を貸してあげてほしい」と言ったのが始まりで、債権者は4000万円と2000万円(いずれも元金)を貸したのだが、結局債権者は孫にも藤牧にも騙され裏切られ債権が宙に浮いた格好となった。孫が債務返済をしないまま行方不明となり、韓国に帰国した事実が後日になって判明したが、その後に藤牧が虚偽の返済計画を債権者に話して時間稼ぎを繰り返す中で、前述したように孫から受け取る紹介料が目的で孫を債権者に紹介したことが判明したのだ。
藤牧が債権者に語った返済計画には「母より1000万円を借りる」という約束があったが、それ反故にしてしまって数年もの間行方知れずとなってしまったのである。
破産管財人による虚偽申告で裁判所が認めることになった破産宣告は、明らかに藤牧による詐欺であり犯罪に等しい。藤牧の依頼する弁護士が債権者や債権者の関係者にそれを告げたとしても、債権者の債権が免責になるはずはないゆえに、藤牧は債務不履行の責任を免れようはない。
藤牧は見た目には真面目に見えるが、韓国人女性と日本人男性の偽装結婚を斡旋しているほかいくつもの違法行為(犯罪)に手を染めるようなとんでもない悪党なのである。
藤牧は、いい加減に逃げ回ることをやめて、債権者なり債権者の関係者と接触をして謝罪することを真剣に考えるべきではないのか。藤牧は自ら事態を悪化させていることを何も分かっていない。しかし、このままの状態を続けていれば、藤牧は本当に家族や身内を不幸に陥れ、自身も言い逃れなどできない場面が来るのは間違いない。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(28)

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《A氏は鈴木と出会ってから約20年もの間に、いくらでも鈴木を刑事告訴する機会があったはずだ。あるいは第三者に債権譲渡する事も出来たはずだった。しかしA氏はそれをせずに、むしろ鈴木に更生のチャンスを与えて来たようにも思う。それなのに、そんなA氏の心情を察する事も出来ずに鈴木は、後ろ足でA氏に砂を掛け続けてきた。とんでもない裏切りの数々を重ねてきた。鈴木の和解後の2通の手紙を見れば、「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く男に今まで会ったことが無い」とまで言っている。ただ鈴木の言い分の中で特に気になることは、鈴木は西の協力により多くのことが出来た。それに対して合意書破棄の報酬10億円と利益分配金30億円を払っている。その分を西の責任でA氏の分を処理するように言っているところがあるが、それは合意書に基づいて3等分するべきことだ。この事実を知れば誰も鈴木を許す訳がない。人の恩義に感謝せず誠意も見せない人間は徹底的に罪に問うべきだ》(関係者より)

《ある地方銀行の頭取がハニートラップを仕掛けられ、暴力団や右翼に不正融資を迫られていた。頭取は旧知の人間に対応処理を依頼した。依頼された人間が総会屋であり、その先に暴力団組長がいた。裏社会の力関係でこの事件は解決したかに見えたが、当然に解決謝礼金が必要だった。銀行は直接支払う訳にはいかず、苦慮していた。迂回融資の受け皿となるダミーの会社が必要だった。そこに取り入った人間が当時FRの代表取締役だった鈴木義彦であったのだ。鈴木はダミー会社を作り、それを使って不正な迂回融資をさせ、解決謝礼金を支払う事に協力した。鈴木は、裏社会の人間よりも悪質で狡猾な人間だった。暴力団組長を紹介した総会屋と結託して、その銀行にダミー会社経由で100億円以上という莫大な不正融資をさせたのだった。頭取にハニートラップを仕掛けたのは鈴木の悪友である青田光市であったという事実を明かしたのは鈴木自身だった。これが、親和銀行事件なのだ。鈴木は懲役3年、執行猶予4年の刑を科せられた。罪名は「特別背任横領罪」である。この時の裁判長は「被告の責任は重大なものである」と付け加えた。これは、鈴木の人間性を知る大きな出来事であった。その後鈴木は、株式投資に関して恩人に当たる人から提訴されたが、その裁判の裁判長は、親和銀行事件での鈴木の行状を全く無視した判決を下した。鈴木という悪人を生き返らせてしまったのである。この裁判官は自らの責任を自覚して反省し、再審を申し出るか即刻辞職するべきだ》

《裁判で、当事者は勝ちたいが為に双方が自分に都合のよい主張をするのは当たり前だ。特に刑事事件では被告は罪になるかならないか、量刑にも大きく影響してくるので必死に弁護士と相談して虚偽主張を通す戦略を考える筈だ。しかしこれはいつの時代も同じで、裁判官もそんな事は百も承知で主張や証言を検証すると思う。しかし今回の品田裁判官はそうした前提を無視して公正な判断をしなかった。どこまでも被告の主張を受け入れ、判決の判断材料としたことは明白である。その事実を取り上げたインターネットの情報が共感を呼んで、今では世論を動かすのではないかと思えるほどに裁判結果と鈴木らに対する非難が殺到し続けている》(取材関係者より)

《鈴木は親和銀行不正融資事件で逮捕されて以降、反社会的勢力のレッテルを貼られ、また多くの刑事事件への関与が疑われてきた人間だ。今回のA氏による訴訟では、裁判官による不当判決が問題となり、マスコミ等でこの問題が更に大きな話題となり、このまま再審の道が開かなければ、裁判所だけでなく日本の法曹界全体が世界の恥さらしになるのは当然のことだ。不当判決の実態を明らかにするべきだ》

《鈴木は、親和銀行事件で実刑を受けた事により、FR社の代表取締役を辞任し、表舞台から消えた。しかし、鈴木は裏では創業者としての権力を維持し、実権を握り続けたのである。狡猾な鈴木は表舞台から消えたことを利用し、西の協力もあってFR社の新株発行や第三者割当増資を指揮し、宝林株の隠匿利益を横領してFR株相場を作り、莫大な利益を得たのである。この利益は独り占めされ、オフショア地域のプライベートバンク口座にペーパーカンパニー名義で隠匿され、A氏には一切報告されていない。鈴木辞任の後、FR社の代表であった天野氏は鈴木の資金原はA氏の資金であることを承知していたが、後年に病死(自殺か他殺という鈴木の関係者の指摘が多い)し、FR社の存続に協力した西も自殺した。FR社株の相場詳細を知っているのは当時、鈴木の指示によって株取引の売買担当をしていた紀井氏のみとなった》(取材関係者より)

《鈴木については裁判での数多くの虚偽証言が発覚している。原告側には未だ裁判に未提出の証拠類として録音テープが10本以上の他、多くの書類等が残されているという。再審請求を申立てる事由として、虚偽の証言や偽造、変造された証拠などが判決の証拠となったことが証明された場合、再審の手続きに進む事が出来るということなので、鈴木の裁判での判決は鈴木や長谷川元弁護士による虚偽の証言のもとに下されているのは明白である。裁判に提出されなかった原告側の証拠類を再度検証し審議すれば虚偽証言を証明する事は十分可能であり、一審と二審の判決を覆すことは間違いない》(関係者より)

《長谷川弁護士が経験を活かし依頼者の利益を見事に守った優秀な弁護士と言われるかもしれないが、鈴木の犯罪疑惑を隠蔽し、多額の報酬を裏で受け取った事実から犯罪への加担責任は免れない。鈴木の嘘を正当化しようとして裁判官をも騙し操った。この結果、超悪徳弁護士として決定的に位置付けられたのは間違いない。それを自覚してか、弁護士バッジを外してしまったが、最後の事件がこれでは後味の悪いものになっているはずだ。そしてその思いは一生涯付き纏う事となる。判断が歪んでいるという事だが、今のネット社会は鈴木、長谷川の悪事を暴き続けるだけに、鈴木、長谷川の2人と家族にとっては想像を超える恐ろしさがあるのは当然のことだ》

《鈴木は「ドバイのセレブ夫妻殺人死体遺棄事件」の被害者である霜見誠とも昵懇であったという。霜見はFRの相場で相当儲けて、周囲の人間に「FR相場と出会った事で人生が変わった」と言っていた。霜見は、スイスの隣国リヒテンシュタインに所在するジャパンオポチュニティファンド(JOF)のマネージャーをしていて、FRから社名変更したクロニクルに係わっていた。JOFの運用資金は300億円と言われていた。霜見はスイスで鈴木とよく会っていたようだ。JOFのオーナーは鈴木だったという指摘がある。鈴木はこの頃、合意書を反故にしてA氏を裏切り、宝林株やFRほかの株取引の利益を独り占めにし続け300億円以上の利益を隠匿していた時期と重なるからだ。霜見は他の日本の投資家と裁判沙汰になっていて、スイスのプライベートバンクの事で、裁判所で事情聴取を受ける数日前に行方不明になり、埼玉県久喜市内の空き地に夫婦で殺されて埋められた状態で発見された。この事はマスコミで大きく取り上げられた。霜見は殺される前に鈴木と金銭的なトラブルがあったのではないかとの噂もあったようだが、霜見がこの世にいない事で真相は不明だ》

《西は鈴木と交わした密約の実行で鈴木に指定された香港に渡航した際、同行したのは息子の内河陽一郎であった。西の生前、陽一郎は鈴木との株取引や日常の関係をよく承知していたはずである。また香港での事件を目の当たりにした陽一郎が西の自殺の原因が鈴木にある事を分からないはずは無い。それなのに裁判では「自分の名前は公表しないで欲しい」と直接の関与を拒絶した。裁判で証言台に立っていれば陽一郎しか知らない事実があったはずだが、西の無念を晴らす為にも息子として真実を伝えるべきだ》(関係者より)(以下次号)

故鶴巻智徳の負の遺産で家族や身内が果たすべき責任

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鶴巻智徳が病死したのは平成19年8月5日のことだったが、親族が鶴巻の死を誰にも知らせなかったために、債権者が知ったのは2年後の平成21年だった。その後、債権者は何度も鶴巻の妻道子に面談を要請していたが、道子は体調がすぐれないとか、他に用事が出来たといった理由で日延べするだけでなく、面談の約束が出来ても当日になると突然にキャンセルするということが鶴巻の死を挟んで3年以上にわたって50回以上も繰り返された結果、ようやく平成23年11月1日に目黒の都ホテル(現シェラトン都ホテル東京)での面談が実現した。

振り返れば、債権者が鶴巻に5億5000万円を融資したのは平成6年7月のことで、翌8月に公正証書が作成されたが、一方で鶴巻は平成2年に日本初のF1を開催するとの目的で大分県日田市にサーキット場を建設したが、2年後の平成4年に日本オートポリスは倒産し、同社の親会社である日本トライトラストは総額1200億円の負債を抱えて倒産した。実は債権者に鶴巻を紹介した森重毅は、鶴巻が個人的にも危機的状況にある事実を隠していたために、債権者は融資をする際に、鶴巻が自宅が建つ目黒区平町の土地建物を担保に入れると申し出たが、債権者が「住居を担保に入れたとなれば、金融機関に対して信用を失くすことが目に見えているので、担保に取るのは控えます」と温情を示したので、鶴巻は感動して何度も債権者に礼を述べた。しかも、鶴巻への貸付金が債権者の自己資金であったならばともかく、実際には債権者が知人より借り受けたものだったから、なおさら債権者の厚意が鶴巻には身に滲みたに違いない。しかし、鶴巻は期限が来ても返済する目処が立たないまま金利の支払いさえ遅れる一方だった。

鶴巻が率いた会社群の中で日本オートポリスと中核の日本トライトラストは倒産したが、デルマークラブ(競走馬関係)、リンド産業(シイタケ栽培)などは表向きには倒産を免れ、債務処理ほかの残務整理を名目に業務を継続した。そして、それぞれの会社が保有する資産、例えばデルマークラブはエーピーインディの種付権(1億円超)のほかに目黒平町に土地を保有し、リンド産業は福島県内に1万坪を超える土地を所有(借地分を含む)していた。鶴巻も個人的に絵画(美術工芸品)を保有しており、保有資産は総額で約10億円から11億円と見込まれた。
鶴巻は滞る債務の返済について債権者には絵画の売却を提案していたが、実際には金融機関が応諾しなかったために実行されなかった。そうした中で債権者にとって寝耳に水の事態が起きた。平成9年から翌10年にかけて、鶴巻が東京地裁に自己破産を申し立て、それが受理されて免責を受けたにも拘らず、債権者には事前に相談も無かったばかりか、鶴巻の顧問の松本憲男弁護士が債権者の下に破産宣告の通知が届かないような工作をしていたのだ。
さらに、鶴巻の側近として融資の当初から債権者に関わってきた岡田瑞穂が実態を伴わない返済計画を債権者に吹き込んでいたために、平町の土地を始め絵画等の売却による債権の回収をすることが出来なかった。

冒頭に挙げた道子との面談であるが、道子は待ち合わせのホテルに単独ではなく、長男の智昭と次女の晴美、そして鶴巻の会社の社員だった田中泰樹を同行したが、鶴巻が死亡してから3年間、債権者が何十回も面談を要請しながら当日になると断ってきたことへの謝罪もしないまま債権者が待つ席に長男と一緒に座った。
そして債権者が貸付金と、その返済にかかる絵画について話を切り出すと、「ご存知のように私は鶴巻とは別居していましたから、社長からの借入金とか、絵画のこととか言われても何も分からない」と言う道子の返答が債権者を不快にさせた。謝意のかけらも感じさせない上から目線のような口ぶりだったからだった。
債権者が岡田に「絵画はどうなっている? あるんだろうな?」と多少は強い口調で2度、3度と質すと、岡田が「はい、あります」と答えると、同席していた長男の智昭が立ち上がり「おい、いい加減にしろ!!」と岡田に向かって怒鳴りつけたため、岡田も向きになって「表に出ろ」と言い返したことから、あわや取っ組み合いになりかけた。そのため、これ以上は面談を続けられる状況に無く、お開きとなってしまい、道子はどうしても岡田を自宅に連れて帰ると言って、気が進まない岡田に対して「来なさい」と強引な態度を取った。

道子との面談が何の成果もなく終わって1ヵ月半ほどした平成23年12月下旬に岡田が債権者に「確約書」と題した書面を持参した。債務の返済に関わる絵画(モネの「松林」)の処理、競売の申立が成された目黒平町の土地に係る処理等が具体的に書かれ道子の署名まであったが、その後、この確約書の約束が履行されなかったために、岡田が翌平成24年1月20日付けで前の確約書とほぼ同じ内容の「確約書」を今度は手書きのまま原本を債権者に持参したのだが、これは岡田の創作に基づいた債務返済計画である上に書名も偽造したと主張する道子側と真っ向から対立したのである。
結局債権者、鶴巻に貸し付けた債権の返還と絵画(クロードモネの「松林」)の引き渡しを求めた訴訟を日本トライトラストと道子に対して起こした。そして、その判決が出たのは平成26年12月のことだったが、裁判官は日本トライトラストに対しては、債権者に対して負っている債務が合計で約8億6400万円あることを認め、その支払と一部2億8000万円については平成12年4月28日から支払い済みまで年30%の金員を支払えと命じている。しかし、道子に対しては全面的に請求が退けられてしまった。岡田が持参した確約書の信ぴょう性が問われたうえ裁判での証言が全く信用されなかった結果である。

岡田が債権者と道子の間を往復しながら、両方に都合のいいことばかりを言ってきたために、道子は債権者の請求を逃れることが出来たが、鶴巻の債務に全く無関係という訳ではないことははっきりしている。モネの「松林」にしても、鶴巻が死亡する直前に銀座の画廊に3億5000万円で売却され、その代金が日本トライトラストの口座に振り込まれた直後にあったという間に引き出されたのは、明らかに道子以下親族によるものだった。
道子の死亡についても岡田は債権者に事実を話さなかったので、債権者は全く知らなかったことだが、少なくとも智昭以下鶴巻の子供たち4人は、相続放棄をしているとはいえ日本トライトラストが負っている債務は父智徳の責任を捉え、少なからずの社会的道義的責任を負うべきではないのか。しかも、日本トライトラストの資産を処分し、自分たちが消費したが、このようなやり方が許される訳がない。この借財については、岡田が連帯保証人になっているが、最初に鶴巻のことを全て分かっていて手数料を稼ぐために債権者につないだ乗り重毅にも大きな責任がある。しかも、この森の裏で隠匿した財産は100億円以上になると言われている。したがって、森の相続人と岡田が責任を免れることは無い。(つづく)

寸借詐欺の常習「佐藤俊次」に課された責任の重み(2)

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佐藤俊次の悪事は非常に悪辣で、目の前の人間がカモになりそうだと思えば、すぐにも寸借で詐欺を仕掛けるような、性根が腐っているとしか言いようがない。

(写真:佐藤俊次 この男も巨額資金に憑りつかれ、揚げ句に寸借詐欺を繰り返し、その後自己破産して姿をくらませた)

これまでに報じてきている通り、佐藤は松尾憲之が債権者に負っている債務を肩代わりし、また基金会が松尾に約束した報酬も佐藤が基金会にかけ合って保証するということで、松尾が所属していた基金会の仕事を引き継ぐことになった。それに伴って、佐藤は債権者に対して松尾の債務のうち1億5000万円については平成11年4月28日に返済するとし、別に25億円については平成13年12月7日に連帯保証をしながら、一切を放置して所在不明を繰り返し、すでに20年近くが経過しているのだ。

佐藤は債務返済について、何度も借用書を書き換え、また確約書も書いて債権者に差し入れて来たが、一度も約束を履行しなかった。そのうえ、債権者に伝えていた住所地には以前から住んでおらず、長い間所在を不明にしてきた。そうすれば債権者から逃げられるとでも思っていたのか、そうした佐藤の対応の一つ一つが債権者に不信感を与え、怒りも増幅させてきたのは間違いない。

佐藤は松尾の関係者のうち最低でも6人以上を騙して寸借詐欺を繰り返した。これらの詐欺行為も全て所在不明で被害者が連絡できないような状況を作ってしまい、被害者に多大な迷惑をかけたのだ。被害者の多くは女性で、例えば、「松尾が金を借りている相手に身柄を押さえられた。このままでは命に関わるので何とか救い出したい」と言って100万円を騙し取った。佐藤は、被害者に松尾を捕まえた相手が暴力団員で、何をするか分からないと女性を最大限に脅えさせ、松尾との連絡を遮断してしまいながら、女性から金を受け取るとそのまま行方をくらませてしまったのである。明らかな詐欺の常習犯である。

被害者に対する謝罪と責任を果たさずに放置している状況を含め、債権者は、佐藤の身勝手で無責任な対応をいつまでも許すことはできないと言い、すでに佐藤に対する債権を第三者に譲渡する準備を進めているという。そうなれば、佐藤だけではない、家族(妻の洋子、娘の利香)や身内は今までのような日常を送ることなど不可能になってしまう。それも、佐藤自身にとっては自業自得であるが、家族や身内を巻き込むのは最低最悪と言わざるを得ない。佐藤のような悪党は、一方では大それたことは出来ないまでも、前述したように数多くの被害者を生み続けているのだから始末に負えないところがある。いい加減に常習的な詐欺行為を止めさせなければいけないし、警察沙汰になってからでは、家族や身内はもっと肩身を狭くして、人の目を気にしながら生きなければいけなくなってしまう。佐藤はそのことを本当分かっているのか。関係者が娘の利香にも連絡を取ったが、父親譲りなのか、全く常識のない対応に関係者も驚いたようだが、このままで済むことではない。(つづく)

倉持茂の犯罪疑惑に姉「矢口洋子」はそっぽを向き「私は関係ない」を連発

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今、倉持茂が日常どういう状況にあるか、倉持の家族や姉夫婦はよく承知している。2年半ほど前に会社役員が3人の暴漢に襲われた事件が、実は倉持が教唆したものであり、倉持がこのまま謝罪の意志さえ見せないならば、会社役員は告訴に踏み切るということもよく分かっているはずだ。
ところが、倉持の家族や姉は何を考えているのか、誰もが無関心を装っているようなのだ。会社役員の関係者だけではない、以前には倉持の身を案じた友人が姉の洋子の自宅を訪ねても非常に素っ気ない対応をして、「私は関係ないから、帰って。二度と来ないで」とまで言って友人を追い返したというのである。洋子も倉持と同じくまともな人間ではない。自分勝手な理由をつけて正確に真実を見ることが出来ない。姉であれば弟を𠮟りつけ、過ちを正させて謝罪させるべきだ。

姉の洋子は倉持が若い頃から素行が悪く、散々に迷惑をかけられ関係したくないとでも思っているのだろう。しかし、仮にそうであったとしても、友人を倉本同様に扱うというのはあまりにも失礼が過ぎる。しかも会社役員の関係者も友人も、それぞれに倉持がこのまま会社役員に謝罪さえせずに逃げ回っていれば、この先は遠からず殺人未遂事件の教唆犯として捜査当局に逮捕されるのが目に見えており、そうなれば倉持だけではなく、倉持の家族も姉の家族も、そして身内全員が世間から非難を浴びて“犯罪者の家族”という烙印を押されてしまうと2人の子供や姉の家族にも影響が出るはずだ。
倉持が会社役員に負っている債務はあまりに巨額で、すでに倉持が単独で処理できるような状況にはないに違いない。その実情は姉の洋子も少しは承知しているようだが、そうであれば、なおさら「関係ない」と言って済まされるものでもないことは十分に分かるはずである。

先ごろ、会社役員は倉持と倉持の債務を連帯保証していた母親(あい)に対して貸金返還の訴訟を起こしたが、倉持も母親も期日に出廷しなかったため、すぐにも結審して会社役員が請求した全額が認められるという判決が下される予定であったが、判決の当日に申し立てをして来たようだ。そして今後も倉持に対する訴訟が予定されている中で、倉持にはいくらでも会社役員に連絡を取る機会があるはずなのに、倉持は一切動こうとしない。そうした倉持の対応に嫌気がさして、会社役員が最後に倉持を見限り、債権を第三者に譲渡することになれば、倉持の家族も姉の家族(夫の實)も、そして親族全員も関係者になってしまい日常の生活にも影響が出て非常に厳しくなることはすぐにも分かるはずだ。
倉持は、今、群馬県内で反社会勢力の手先になり、主に闇金融をやっているようだが、会社役員だけではなく別の人間が被害届や告訴をする可能性も大きい。倉持の身を案じようとする気配すら姉の洋子は見せないというが、いくら倉持がどうしようもない人間であっても、最後に頼るのが家族であり、最後まで見捨てないのもまた家族であることを踏まえると、姉夫婦の対応はあまりに冷酷で全く非常識という印象しかないと関係者全員が言っているが、倉持本人が殺人教唆で告訴された時には姉夫婦は地元にはいられなくなるのは当然だと思われる。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(27)

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《西も鈴木と二人で交わした密約が約束通りに実行されるかどうか、それまでの鈴木との経緯を考えると不安が常にあったと思う。鈴木の卑劣な人間性を痛感していたのは、他ならぬ西であったはずだ。西自身も気付いた時には後戻り出来ない状況下に置かれていて、どうしていいか分からなかったのかも知れない。西にとって唯一の望みが鈴木との密約にあったと思うが、資金を管理している鈴木に不安を憶えつつも、それしか縋るところは無いと考えていたのだろう。逆に鈴木は西のそうした思いをすっかり見透かしてさらに西を追い詰めたに違いない》

《品田裁判長に対する世論はかなり厳しい。この鈴木事件での品田裁判長の対応を知った人達は誰もが同意見を持つはずだ。一部では能力と人格のバランスの取れた裁判官、裁判所のホープ等と褒めちぎっているネット情報もあるようだが、完全に真逆の情報であり、全く信頼性がないどころか最悪の裁判官としての評価しかない。特に国民目線から見たら有り得ない。早く辞職するべき裁判官と言えるのではないか。もっとも品田の御機嫌取りが目的であればどんな情報でも書けるとも思えるが、ここまで取りざたされるようになった品田裁判長に対して評価する事を書けば書くほど、同人への信頼は逆に地に落ちるだけでなく、嘘の情報はすぐに消滅する》

《被告代理人弁護士は、平成10年の11月にFRの天野氏が西を通じて決算対策について「約束手形を借りた日や、それを返却した日は何時か、その証拠を提出するように」と言っていたようだが、鈴木がA氏に預けた手形は事実上の融通手形だから、そのやり取りは鈴木とFRにとって表沙汰にすることが出来ない事なのだ。従って天野氏が約束通りに返却した時点でお互いに秘密にするべきものなのだ。弁護士としてそのような事も理解できていないのか。言いがかりや揚げ足取りばかりをしていると大事なことに頭が回らなくなるのではないか?》

《西が鈴木と出会った頃、鈴木に「会長」と持て囃され鈴木から何度も「私にもいいスポンサーを紹介して下さい」とお願いされたようだが、西は鈴木にA氏が大変な資産家である事や色々な事を話していたのだろう。それと西にもA氏から金を出して貰う名目として鈴木を利用しようという考えが少なからずあったかも知れない。こんな切っ掛けから始まった事が、西が自殺する羽目になりA氏は甚大な被害を受ける程の大事に発展するとは西の責任も大きいが鈴木の極悪非道さは誰もが想像出来なかっただろう》

《A氏とは正反対に鈴木には証拠がないため、言い掛りや求釈明を繰り返し、身勝手な嘘を並べ立てて、弱者を装い、裁判官への心証操作のためにA氏を貶めるような反社との関わりを強調している。そして強迫、心裡留保を理由に発言や署名した書類さえも否定している。第三者的に見るとこの構図は法廷で罪を逃れるために被告が使う手段だと思うが、経験豊富な裁判官がこの手に引っかかったのか、疑念を抱きながらも故意に採用したのか、いずれにしても間違った判断であることは明らかで、どんな説明も納得できるものはない。これは裁判所の恥では済まされない》

《平成14年6月27日に、鈴木のA氏に対する債務を改めて確認し合い、借用書を作成してA氏が確定日付印を取った。これは、実際の債務40億円(年利15%で計算した場合)を25億円に減額し、鈴木が西に渡していると言った10億円を差し引いて作成した借用書であった。A氏が25億円に減額を承諾した理由は西から数日前に「今後は株の配当が大きくなるので減額してやってください」という依頼を受けたからだった。さらに鈴木が当日に「西に社長への返済金として10億円を渡している」という言葉を信じて最終的に借用書の金額は15億円になった。西へ10億円を渡しているという点については、後日嘘だと解ったので、実際の鈴木の債務は25億円だった。まして、利益分配を行っていないのだから、40億円超の債務を減額する前提は崩れている。それどころか、鈴木が平成9年10月15日に持参した3億円の借用書で分かるが、年利36%、遅延損害金年40%の計算では70億円以上になっていた。ところが鈴木は、法廷でこの日の事を「会っていない」「西に社長への返済金の一部10億円を渡したとは言っていない」と主張した。従って西に渡した10億円、借用書作成の事も知らないと惚けたことを言っている。しかし、鈴木が自筆で書いた借用書がA氏の手許に残っており確定日付印迄ある。品田裁判長は、鈴木の債務25億円が存在することを認めた。しかし、その他の事についてはこのような虚言ばかりを吐く鈴木の主張を認めている。その根拠は何なのか明確な説明もなく全く理解不能だ》

《鈴木は和解協議で「合意書」契約について認めようとしなかった。その理由が「西に協力して合意書に署名指印したもので、実際に株取引を実行した事は無いし、A氏と株のことで話したことはない。西が言っていることは全て西の作り話だ」と言っている。A氏と西を目の前にして、こんな嘘を堂々と言える神経に呆れてしまう。紀井氏の証言がなかったら嘘を付き通していたのだろう。利益を一人占めしたいが為に裏切り行為を働く鈴木は、西が遺書で言っていた様に犬畜生以下だ》

《和解協議の後、鈴木は逃げる為に平林弁護士と青田を代理人に指名してきた。しかしこの二人が全くの役立たずで、問題を解決に導くどころか修復不能までにこじらせてしまった。何のための代理人なのか訳が分からないが、この時A氏は代理人を立てても良いが本人が同席することを望んだ。詳しい事情を知らず、一方的な鈴木の話だけを第三者から聞いても、円満に解決など出来ないのは当然で、鈴木は同席するべきだった。そうしていれば仮に誤解があったとしても分かり合えたはずだし、A氏も寛大に対応してくれたと思う。しかしA氏の要求に応じなかったが為に今のような大問題にまで発展してしまった。鈴木にとって裁判に勝訴した事など問題の解決にはならず何の意味もない》

《鈴木は、親和銀行事件で逮捕され、保釈された時は収入もなく、FRの代表取締役は辞任し、株主名簿からも名前が消えていた。社会的信用も皆無だったことを品田裁判長は認識していなかったのか。保釈された翌年に西が宝林株の売却情報を得て調査の結果、儲かる手ごたえを掴んだ。そしてA氏に取得資金3億円の協力を依頼し承諾を得て宝林株を購入した。鈴木は親和銀行事件が公判中であったため表立った動きは避けたようだが、裏では数々の工作をし、A氏からの支援を隠そうとしていたが、宝林株を高値誘導する資金が無く、西と2人で途方に暮れた。そして、西の提案でA氏にもう一度頼むことにした》(取材関係者より)(以下次号)

失踪12年でも消えない「佐藤元夫」の犯罪(4)

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佐藤元夫は債権者から逃げ回った揚げ句に死亡した。競売物件を安く手に入れては高く転売することで利益を出すのが得意な不動産業者だったが、やっていることはめちゃくちゃだった。債権者から受けた資金で落札した物件を債権者には無断で勝手に売却して8億円以上の損害を与えただけでなく、債権者に担保として差し入れていた保険を、突然解約して逃亡資金に充てようとして、その渦中で債権者の関係者に傷害事件まで起こした。

佐藤は家族を蔑(ないがし)ろにしていたとしか思われないが、債権者に負った債務を、責任を持って返済するという認識が全くなかったようで、債権者を信用させるために娘に連帯保証をさせるようなことを平気でやった。それだけではない、その場しのぎの嘘をついては寸借で金銭を騙し取るのが常態化しており、落札物件の占有者の立ち退きほかいくつもの虚偽の理由を持ち出しては債権者から100万円単位の資金を預かり着服を繰り返した。
ちなみに、債権者が佐藤を提訴した際に、娘は自己破産手続きを取り審理の途中で被告から外れるという事態が起きているが、実際にはこれまでにいくつもの例があるように事実上の詐欺破産に当たるもので、実態を一切反映していなかった。

佐藤が死亡した今、佐藤が残した債務は家族や親族が責任を持って清算するしかない。佐藤は言い訳もできないような嘘をついて債権者を騙し、あるいは債権者の資産を横領着服して無断で売却する犯罪まで実行して債権者に莫大な損害を与えている。その責任を全うして問題を解決するのは家族や親族にとっては重い負担になるだろうが、一つ一つ解決していくしかない。一度は佐藤の連帯保証をした娘は、佐藤がいかに悪事を働いていたかを少なからず承知していたはずだが、債権者や関係者と前向きに話し合いを重ねていくことが問題解決の一番早い方法ではないか。(つづく)

詐話師「松本信幸」は気宇壮大な作り話を振り撒く(4)

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債権者は令和2年4月に松本信幸と連帯保証をしている妻に対して債権の一部請求という形で貸金返還請求の訴訟を起こした。ところが、松本は住民票を置いている住所地に住んでおらず、しかも妻が病死していたことも判明したことから、妻に変わって長女のめぐみと長男の塁に被告を変更する手続きが取られたという。松本は、自分のしでかした不始末を家族全員に負担させようとしているのだ。こんな父親は絶対にごめんだ、と2人の子供たちは叫んでいるだろうが、松本がしっかりと子供たちと向き合わなければ、問題は絶対に解決しない。それを松本自身が何処まで分かっているか、ということである。

松本は数年前から債権者との連絡を絶ってしまい、行方をくらませているが、訴訟になっている事態をどのように考えているのか。自身の無責任で非常識な振る舞いから債権者に大変な迷惑をかけてきた揚げ句に、その不始末を2人の子供たちにまで担がせようとしている。すでに松本が行方をくらませた辺りから家庭崩壊の危機はあったようだが、今さら、知らぬ振りをして逃げ回っているような状況ではないことは松本も十分に承知しているはずだ。

平成19年頃から約7年間にわたって、資産家の長男との関係を持ち込んで、債権者から寸借を繰り返したが、その資産家の長男が松本による作り話であることが発覚すると、今度は知り合いの反社会的勢力の男に頼んで、債権者を亡き者にしようとする暴挙に走ったのである。松本が債権者に持ち込んだ資金計画は資産家長男との共同事業という触れ込みだったが、何もかもがウソだった。
松本はそれらの資金計画が嘘であることが発覚するたびに債権者に「謝罪書」を書いているが、その数は9件にも及んでいる。しかし、言葉では詫びても松本の態度は変わらず、反省の意志を見せて債権者の仕事を「手伝わせてください」と言いながら会社に入り込んだが、周囲の目を盗んで小口の現金を盗むという窃盗行為に及んだ揚げ句に姿を消してしまった。

関係者によると、その後、債権者の関係者が松本の所在を突き止め面談を重ねる中で、松本は「社長にお詫びをしたいので、会社に行きます」と言っていたが、約束の日に債権者の会社近くまで来ながら、結局は顔出すのをためらってしまい、また行方をくらませてしまったという。その時でさえ債権者に本当の話をせず、債権者に約束した債務の返済計画を具体的に持ち得なかったのか、いずれにしても松本に対する債権は膨らむばかりだ。そんな父親の不始末に巻き込まれた2人の子供は、今後、大きく重い責任を負うことになるに違いないが、松本は今こそ態度を明らかにして債権者にしっかり謝罪しなければ、子供たちからも最大級の怒りと恨みを買うに違いない。身内についても今後、ネットにドンドン情報が流出することになるだろう。以前、関係者に松本は「債権者に莫大な借金がある。本当に申し訳ない」と反省する態度を見せていたが、そんな人間が取る態度ではない。松本はその場しのぎの事しか言わない詐欺師だということがはっきりしている。このままでは子供たちだけでなく身内にも大変な迷惑をかけることになるのが目に見えているが、それも当然のことだ。(つづく)

「父親の所有土地で代物弁済」と嘘を言って家族を巻き込む「長谷恒雄」の罪

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長谷恒雄に債権の返還を求める訴訟の判決が出たのは10年も前のことになるが、長谷は八王子市内に住民登録を残したままずっと逃げ回っている。しかし、このままの状態を続けていると、長谷はもちろん、長谷の身内にも悪い影響が及ぶことになるのが、どうして分からないのだろうか。長谷の無責任さに巻き込まれて、身内の実名がインターネット上で公開されたら、仮に長谷は我慢するとしても身内が好奇の眼や非難の眼に晒されることになり、どうにも取り返しがつかなくなるのだ。

長谷は、外車が好きだとか時計が好きだと言って債権者に近づいた。そして債権者から借金を重ねた揚げ句に父親の所有土地で代物弁済をすると言いながら、債権者から手付金450万円のほか土地代金750万円を受け取っておいて、土壇場で土地の契約書等を偽造してしまった。実際には長谷の最初からの計画だったのではないかと疑念を持たれてきた。そうであれば、長谷は根っからの詐欺師だ。
過去に長谷は事件を起こして逮捕拘留されたことがあるが、債権者が面会した時のことを長谷は覚えているだろうか。長谷は債権者に「しっかり返済します」と約束した。それ故、債権者は長谷に対する刑事告訴を踏み止まったのだが、それはその場しのぎの騙しだった。長谷は釈放後に行方をくらませてしまって、以来債権者との一切の連絡を絶ってしまったのだ。

債権者の関係者が長谷の自宅を訪ね、長谷の兄(博)に尋ねても「(弟の行方は)知らないし、連絡も取れない」の一点張りだったというが、長谷は兄を始めとする家族にも迷惑をかけっぱなしなのだ。最近も関係者が長谷の自宅を訪ね、兄嫁とインターフォン越しで話したところによれば、「何年も前に出て行ったきりで何の連絡もありません。私たちもすごく迷惑をしている。帰って下さい」と声を荒げる様子だったという。そうであれば、何故、兄夫婦は弟の捜索願を出さないのか、と関係者は疑念を感じたという。長谷は住民登録もそのままにしているから、関係者にしても兄夫婦を訪ねるのは当然だ。兄夫婦は長谷と密かに連絡を取り合っていることは十分に考えられる。

債権者は、これまで長谷に対して平成13年と平成23年にそれぞれ訴訟を起こしたが、長谷は嘘ばかり並べ立てて抗弁していた。しかし、判決が長谷の全面的な敗訴になっていることは十分に承知しているはずだ。それ故、いくら逃げ回ったところで長谷自身が負っている責任から逃れることはできないことを早く自覚するべきだ。逃げ回れば、それだけ自分にかかる負荷が重くなり、身内への影響も深く大きくなる。今、債権者は長谷に対する債権(約4500万円)を専門の債権回収業者に分割して譲渡することを本気で検討しているという。もし、そうなれば、本当に取り返しがつかなくなってしまうのは言うまでもない。債権回収業者は容赦なく長谷の所在を掴んで回収を図るだけでなく、回収が完了するまで長谷の家族や身内全員の自宅や関係先に頻繁に顔を出すことになるから、日常の生活に破綻をきたすのは目に見えている。そのことを長谷は本当に自覚しているのだろうか。もし分かっているというなら、早々に債権者に連絡を入れて謝罪し、具体的な返済計画を立てることだ。一日も早く問題を解決することが、今、長谷がやるべきことだ。(つづく)

車の購入代金6億円超を横領した「千葉宰揮・明子」は業界でも有名な詐欺師だ(2)

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千葉宰揮と連絡が取れなくなってから、すでに10年前後が経過している。この間、債権者は千葉の消息を何回も調べたが、住所は以前の所より移動していない。恐らくは愛人の金明子が公的な手続きをする中で、世間の眼をはばかりながら生きているのかも知れないが、いつまでもそんな生活が続けられる訳はない。
千葉は債権者からスーパースポーツカーの購入を受注して代金を受け取りながら、実際には購入しないで横領する行為を繰り返した。千葉による犯罪行為で債権者が被った被害総額は当時で8億5000万円(元金)にも上った。当然、刑事告訴するという債権者に、千葉は「刑事告訴だけは何とか勘弁して下さい」と何度も頼み込み、必ず返済するとの約束をしたことから、債権者は告訴を踏み止まったが、その後、千葉は行方をくらませてしまった。

千葉は北海道の出身で、地元には妻も子供もいる。それにもかかわらず、東京で単身赴任のような生活をする中で、懇意になった女性を養女にする形を取って変則的な内縁関係を続けていたが、千葉の債務を連帯保証していた女性と、もう一人、連帯保証をしていた札幌時代の頃の千葉の先輩とともにできる範囲での和解を成立させた。
千葉の行方は必ず突き止められるだろうが、そのとき千葉には言い訳など全く通らない。千葉はどうしようもない人間だが、家族や身内はこれまでのことを全く知らないかもしれないが、千葉が今後も同様の状態を続けるならば、家族や身内はさらに巻き込まれる事態が起きるのは間違いない。それ故、今からでも、しっかりと実情を受け止めておくことが必要と思われる。

千葉は恐らく今でも詐欺横領行為を繰り返している可能性が高いが、そうした事態を最小限に食い止めるためにも家族や身内が真剣に千葉を悔悛させるしかないと思われるが、ここで千葉を放り出してしまえば、千葉の行方を突き止めていく一環として例えばインターネット上でも千葉の情報を公開する中で、併せて家族や身内の実情も公開して千葉に改心を促すことになる。千葉と金明子が謝罪をすれば、債権者にも少しは許す気持ちもあろうが、金明子は当時、「千葉の連絡は自分が責任を持ってやらせます。今後は連絡がつかないことは絶対にありません」とまで断言していたにもかかわらず、千葉とともに行方をくらませてしまった。根っからの悪党というほかない。このままで済まされることではないことを千葉も金明子もしっかり自覚するべきだ。「このような悪党は絶対に許す訳にはいかない。必ず居場所を突き止めて自身のしでかした責任を取らせる」と債権者の関係者は言う。(つづく)

ダイヤの買い付け代金を持ち逃げ「田邉達夫」の詐欺商法

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宝飾品会社(GHC)を経営する田邉達夫と債権者が知り合ったのは今から20年以上前のことだったダイヤモンドを盛んに売り込みに来る田邉にダイヤの買い付けを何回も依頼していたが、最後に1900万円を預けたがそのまま田邉はダイヤを買い付けもせずそっくり着服してしまったのである。
田邉は債権者に借用書を差し入れ、月2%の金利を付けて返済すると約束し、また、返済できない時には本人が所有する土地を売却して返済に充てるとしたため、債権者は止むを得ず了解したが、それから間もなくして田邉は行方をくらませてしまった。それからしばらくの間は田邉の所在が分からず、本人の戸籍を取るなどしてようやく田邉の所在が分かり、返済を求める訴訟を提起することになった。
「ベルギーダイヤモンドは世界でも有数の品質を誇るダイヤとして日本でも有名になっているが、過去には資産価値がほとんどない屑ダイヤを未来永劫の資産になると煽り、マルチまがい商法や催眠商法の手口も悪用した販売で事件になった豊田商事の系列会社がそのまま『ベルギーダイヤモンド』という商号を使って豊田商事本体と同規模の被害を出した事件があるが、田邉のやり方も詐欺同然のやり方」
と関係者は言う。

平成30年に提起された訴訟には田邉は出廷もせず、H31年12月14日に「1900万円及びこれに対する平成26年9月1日から支払済迄年5%の割合による金員を支払え」という判決が下された。しかし、田邉は非常識にも一切債権者の前に姿を現さず、さらに住所地を転々とするなど、極めて無責任な対応を取り続けている。
関係者の調査によれば、田邉は家族とも離れて身を隠すような生活を続けているようだと言うが、いつまでもそんなことが続けられる訳はない。
とはいえ、債権者も時間が経過する中で、債権を第三者に譲渡することも視野に入れているようで、そうなれば、田邉だけではなく妻(民江)や2人の子供(亜蘭、健)、さらには身内全体にも深刻な影響が出るのは間違いないところだ。そういう事態を田邉が自ら招いていることを、どこまで自覚しているのか。田邉が逃げ回っている間に債務はどんどん膨らみ、それが家族や身内全員に重くのしかかっていくことになる。いい加減に目を覚ました方が良いのではないか。債権者が刑事告訴をしなかった恩情を仇で返す行為は絶対に許されることではない。早く姿を現して債権者に謝罪し返済をするべきだ。(つづく)

債務不履行で逃げ回る「川和孝之」は訳アリ人間ばかりの住居に隠れ潜む(2)

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最近になって川和孝之から委任を受けたという弁護士からの通知が債権者の関係者の所に届いたという。それによると、川和が2年前の平成31年に自己破産宣告を受け、免責が認められているため、債権者には一切応対できないとして、今後は川和本人ではなく弁護士宛に連絡してほしい旨の内容だったという。
しかし、川和は重大な間違いをしている。債権者には自己破産の手続きを取るという通知が管財人(弁護士)から届いていない。つまり、川和自身が破産手続きを取るに当たって、債権者に負っている債務を管財人に明らかにしていなかった、もしくは管財人が故意に債権者に債権確認をしていなかった、というどちらかの理由のために、実際には非免責として扱われる状況にあるのだ。
管財人は川和が申し立てをした裁判所が選任した弁護士であるから、故意に通知をしなかったということは考えにくい。
そうであれば、これは川和自身が故意に管財人に明かさなかったことが考えられる。何故、川和は隠したのか。理由は単純に川和に対する債務の支払い命令が東京地裁で出されているからで、それを明らかにすると破産の申立自体が認められなくなる可能性が高いと考えたからではないか。しかし、そうであれば、川和の発想は裁判所も騙そうとする卑劣なものではないか。

前回の記事でも触れたように、川和が勤めていた会社の社長が負った債務については、平成26年に債権者が提起した訴訟で判決が下され、川和は債務の一部約1300万円について責任を持つことになったが、もちろん連帯保証をしている限り、債務全体の責任を負うことに変わりはない。川和はこの判決を受けて、最低でも約1300万円+金利の返済をする義務を負った。
川和は債権者に対して「親族から550万円を借りる話がついたので、それで一部を返済します。それと、2500万円の生命保険にも加入するので、これで何とかお願いできませんか」と頼みに来た。ところが、このように具体的な話をしていながら、実はどちらも川和の作り話で、親族から550万円を借りるという日の翌日に川和はいなくなった。

そして、それから3年近くが経過する中で、債権者の関係者が川和が隠れ住むマンションを訪ねると、何と、川和は一つの部屋が漫画喫茶のブースのように仕切られた一部屋に住んでいたのである。
他の誰かが訪ねても部屋番号が記載されていないために、該当する部屋を見つけることができず、マンションの周辺を右往左往することになってしまうのだった。しかし、そのマンションに住む住人の多くが、関係者が川和に会おうとするのを邪魔するような対応を取ったのだ。住人の誰もが訳アリの生活をしていて、川和のように世間の眼を避けるように隠れ住んでいて、特に親密な関係が無くても、その連帯意識から対応をしているようにもみえたという。

しかし、いくら逃げ隠れしたところで、川和が負っている債務が消えることなどは有り得ず、逆に家族や身内に大きな迷惑をかけることになるのは目に見えている。川和という人間は、やることが余りにも子供じみていて、おかし過ぎる。今回の自己破産にしても、故意に債権者に対する債務を隠して、それが通用すると考えているのが、何よりの証だろう。妻と子供、そして妻の両親を放ったらかしにして自分一人だけが逃げ回るという選択は、当然だがいつまでも続けられる訳が無いのである。当然、逃げ得も有り得ない。
また、川和の妻についても、妻の母親が関係者に「娘(川和の妻)は離婚して全て終わっている」と言っていたようだが、婚姻中に夫が負っている債務も共有財産として妻にも責任が生じるのだ。川和の前妻は自身が被害者であるかのように思ってるようだが、そうではない、間違いなく加害者の一人だということを自覚するべきだ。
それにしても、長年にもわたって迷惑をかけているという意識が川和にも川和の元妻にも全くないのには呆れるほかない。
前回の記事でも触れたように、川和が非常識な対応を続ければ、川和の家族や身内の実名さえインターネットに公開することは避けられそうもない。そうなれば、逃げ場などどこにもなくなるし、川和の恥が世間に晒されて家族や身内全員が肩身の狭い思いをするだけでは済まないことを、しっかりと自覚することだ。これ以上逃げ回っていいことはひとつもない、借金がかさむだけだ。(つづく)

賭博の胴元「森重毅」が荒稼ぎした100億円を脱税か(2)

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森重毅は去る令和2年2月14日に死亡したが、本妻の娘(みちる)と愛人の息子(毅)が相続した金は裏で100億円以上あったのではないかとみられる。債権者が森に頼まれて紹介した人間がノミ屋の電話番をさせられていたようだが、その電話番に森が何度も「俺は現金で100億以上ある」という話をしていただけでなく、債権者も一度、森の自宅の一室を金庫代わりにしているという話を森から聞いたことがあり、その時、森が50億円もの現金を債権者に見せたこともあったという。そうやって、恰も自分に保証する力があるように債務者に見せかけ、自分が抱えた不良債権を回収するために債務者を債権者に紹介して借りさせ回収するというあくどさは、もはや詐欺に等しく犯罪行為だ。

そして森が死亡する直前に奇妙なことが起きていた。それは森が死亡する2日前に熊倉君子という女性との婚姻届が出されていただけでなく、それから約半年後に、今度は森(熊倉)君子と実子のみちるが養子縁組をしているのだ。死亡するわずか2日前の婚姻届も異例なら、森重毅の実子であるみちるが森(熊倉)君子と養子縁組をするというのも異例というほかない。熊倉は亡くなった前妻の旧姓で、君子は前妻の妹という話もあり、こんな異例尽くしのことが起きる要因は、おそらく森が隠匿してきた100億円という遺産にあるのではないか。

しかし、森が隠匿してきた100億円以上の資産を国税当局が洗い直しをすれば、真っ先に相続税法に触れて告発されるのは本妻の娘と愛人の息子であり、さらに突然登場してきた熊倉君子という謎の女性だ。脱税及び相続税法違反に問われるべき金額が余りに巨額だから、告発を受ける東京地検が立件すると、10年以上の実刑判決が出るものとみられる。過去に脱税事件で摘発された丸源ビルのオーナー川本源四郎被告(脱税額約10億円)には約5年、また地産の竹井博友被告(同34億円)にも同様の実刑が判決で言い渡されたが、森の場合には常習賭博による利益を継続して無申告で隠匿した悪質さに加え、それを一切秘匿しようとした悪質さが際立っていることが大きく影響するものと見られている。そうなれば、森みちるは娘のひかるを“犯罪者の娘”にしてしまう。果たしてそれほどの覚悟がみちるにはあるのか。

本妻の娘と愛人の息子、そして熊倉君子という女性が当然、その隠匿資金をそれぞれ裏で相続をしているが、債権者は鶴巻智徳ほかの債権回収がままならず、連帯保証をした岡田瑞穂は森のせいで今や50億円以上の借金を抱えることになった。岡田がその責任を自覚して債権者に支払うのは当然として、森の娘や愛人の息子もまた森が債権者にした約束の責任を果たすべきだ。森の悪事はまだ数多くあるので、今後も細部にわたり公開する。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(26)

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《鈴木は和解協議の場でA氏の会社に監禁されて強迫を受け、和解書に無理矢理署名捺印させられたと主張しているが、それなら何故警察に被害届を出さなかったのか。強迫というなら被害届を出すのは当然だったはずだ。品田裁判長も警察への被害届の受理の記録を基に強迫の事実を認定するならまだしも、鈴木の証言だけで強迫があったと判断するのはあまりに乱暴で強引過ぎるのではないか。それに和解書作成後に何回も追認しているし、自分(鈴木)の買い支え損は西から70億円と聞いているが、正確にはいくらですかとA氏に電話で尋ねている。それに和解から1週間後には一人でA氏の会社を訪ねて今後の支払について打ち合わせをしている》

《読者投稿への投稿が途切れることもなく、以前よりも内容が深くなっている。毎日のように寄せられる膨大な投稿の中から選択して読者に届けようとする姿勢に正義感の強さを感じます。インターネットの世界のように風通しの良い公開の場は今回の鈴木事件のような誰の眼にも納得のいかない結果となった事件に注目し、世間からの裁きを受け正しい方向に広がりを見せていく筈です》

《判決文の「判断のまとめ」で、貸金返還請求訴訟の部分では被告の25億円の返済を認めて完済したとし、株取扱合意書については原告の主張を全て認めず無効とし、「原告の請求はいずれも理由がないから、これを棄却することとして、本文の通り判決する」と書かれている。原告側は、当然この判決を不服として控訴したが、高裁の野山裁判長は1審を丸呑みし、誤字脱字の修正作業のみで原告の控訴を棄却した。こうして、鈴木が不法に隠匿している1000億円以上と言われる資産に対する脱税疑惑と、この裁判に関与した鈴木側弁護士、1審2審の裁判官達の数々の犯罪を闇に葬ってしまった。今後、A氏側の申立に対して、国や裁判所は度を越えた誤判を正すために再審を開かなければ最大の誤判として永久に歴史の残ることは当然だ》(関係者より)

《鈴木は和解協議で強迫されて署名指印したと言っているが、和解後にA氏宛てに送った手紙には「過去大変お世話になり人物的にも魅力を感じ男としても一目も二目も置いていました…」と書いている事実があるのに、品田裁判長は何をどう判断して被告の主張を採用したのか。裁判官としてやるべき証拠類の検証を怠り事実認定を全く把握していない。原告側の多くの明確な証拠、特に被告側の唯一の物的証拠については便宜上作成したという証拠さえあり、どこをどう検証しても有り得ない判決である》

《裁判官は、紀井氏の提出した「確認書」の内容から、宝林株から始まった株取引で約7年間に470億5千万円という具体的な利益金額を提示しているのに、なぜ着目しなかったのか疑念が残るばかりだ。それに鈴木が言うように紀井氏が電話番であれば個々の利益の詳細がどうして分かるのか。しかも、利益折半という条件でスカウトするはずもない。さらに売値さえ全て紀井氏の判断に任されていた。裁判官は、漠然とした鈴木の主張を採用し、ハッキリと根拠のある証拠を見て見ぬ振りをしていたなら品田裁判長はとんでもないミスを犯してしまったことになる。品田裁判長はどう責任を取るのか。最低でも自ら再審を支持するくらいの覚悟をもつべきだ》

《この記事を読んで、民事裁判というのは、非常に難しいものだとつくづく感じた。訴訟は原告がいて被告がいる。原告側は、自分が被害を受けた事実を書いた訴状を提出する。そして、被害を受けた事を証明する証拠書類を提出する。それに対して被告側は訴えられた内容を確認し、原告の主張に異議があればその根拠や証拠を示して反論する。原告も被告も法律の専門家である弁護士を自分の代理人とすることが多い。そして、裁判所は、3人の裁判官に裁かせる。刑事裁判は警察の調べが終わっており、検察が起訴すれば99.9%の確率で有罪が決まると言われている。それ故裁判官は量刑を決めるだけなどと揶揄される。しかし、民事裁判の場合は、裁判官の人を見る洞察力、経験を含む能力の問題が大きく影響し、悪辣な弁護士の裁判戦略によって真実が歪められ、その戦略に翻弄された裁判官が誤審を犯し、正しい方が勝訴するとは限らない事があるのだ》

《長谷川が鈴木の弁護の為に創作した「乙59号証」では死んだ西を利用してA氏と反社会的勢力との関係をイメージ付け、金を払わないと家族まで殺される……などと度の過ぎた嘘というより名誉毀損に値する虚偽を並べて立て、裁判官に対して原告の徹底的な印象操作を行った。こんな悪辣な手段を使った長谷川は弁護士として恥ずかしくないのか。まさかインターネットで手口の詳細が世界中に暴露されるとは思ってもいなかっただろう。長谷川は、今は責任を回避する為に弁護士を辞任しているが、インターネットで顔写真まで公開され、今後は家族まで巻き込む事になるのは当然だが、実際にひどすぎる判決になったが、それでも鈴木等の家族や身内にも少しでも「質問と回答書」(乙59号証)に書かれているようなことが現実として起こったか、全てが度の過ぎる作り事で、実際に呼び出したり会ったりしていないことは内容を見れば誰の眼にも分かる。A氏側が呼び出したならば聞くべき何の話もないことはすぐにも分かることで、本当にやり方が悪質過ぎる。絶対に許されることではない》

《この事件の判決文の内容はA氏の主張をほぼ退ける内容となり、判決文を見た関係者の人達が一同に不可解に思っているのは、二転三転した鈴木の主張についての記述がほとんど記載されていないという点だが、それは明らかにおかしい。これだけ嘘を並べたて、一つの主張が二転三転する事は記憶違いでは片づけられない。意図的に偽証する意思があったと判断されても当然だ。品田裁判長はそんな鈴木の悪質な行為を見極められなかったというのか。それにしても鈴木の主張を疑問視せず、判決に取り上げもしないというのはあまりにも偏りすぎていて、品田裁判長の度の過ぎる異常さが浮き彫りになった》

《この裁判は、全体を10割とすると、2割の部分に当たる貸付金返還請求については裁判長の不自然な辻褄合わせと独断で判決させたように見えるが、返済方法、返済時期、返済した金員の出所については解明しておらず、裁判長に丸め込まれた形になっている。残りの8割は合意書、和解書といった契約事に関する事なのだ。いずれも被告が率先し提案した内容で作成されたものであったが、法廷では悉く被告が否定した。これは、被告の自分の勝手な言い分だけであって証拠がない。この各契約書には莫大な金額が絡んでいて、横領、詐欺の刑事事件も絡んでいる。また、タックスヘイヴン地域に係わる大きな問題が隠れている。しかし、裁判長は被告の主張を全て認めて「原告の主張に理由がなく、却下する」という判決を下した。2審の裁判長も1審の判決を丸呑みし、原告の控訴を棄却したのだ。この8割に当たる争いには原告が請求した金額だけでも70億円で、その裏に隠れる金額は鈴木が脱税の罪に問われるべき1000億円以上にも及ぶものであった。金額の大小が裁判を左右するものなのか。この裁判では裁判長がそういう問題に関わりたくないと思っているのではないかという事を感じた。そうであれば、判決は品田裁判長の独りよがりで下され、公正さが微塵もないことになる》(以下次号)

西義輝の長男・内河陽一郎に向けられる「無責任」「非常識」「傲慢」の非難(1)

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平成22年2月初旬、西義輝が自殺したのではないかという連絡をA氏にしてきたのは西の長男、内河陽一郎だった(西が内河家に養子に入り陽一郎が生まれたので姓が内河となっている)。電話を架けて来た陽一郎の声は動揺して上ずっていた。全く要領を得なかったため、A氏が陽一郎に「君の話がよく分からないので、とにかく今から会社に来られないか」と言うと、陽一郎はすぐに向かうと言う。それから1時間も経たないうちに陽一郎が姿を見せた。

A氏が「落ち着いて、もう一度最初から話しなさい」と言って、陽一郎を促した。陽一郎が言うには、西の友人である鯉渕氏から西の妻松子に電話があり、「西さんから手紙が来たが、遺書としか思えないような内容になっている。西さんに何かあったのか」と言う。松子は、西が何日も自宅に戻っておらず、数日前にA氏からも約束の時刻に連絡が無いという問い合わせを受けていただけに不安を募らせていた。陽一郎は鯉渕氏を訪ね届いた手紙を見せてもらった。やはり鯉渕氏が言う通り、手紙は遺書そのものだったという。しかし、手紙を見ても西の所在が分からない。そこで、陽一郎はA氏に連絡をして相談することにした…、陽一郎は経緯をそのように話した。

陽一郎が来社して話を聞いたA氏は、自分の所にも西から手紙が送られているのではないかと思い、社員に確認させたところ、社員が届いていた手紙を持って来た。すると、A氏が手紙を開封する前に陽一郎が「私に見せて下さい」と言ったので、A氏が「これは私に来た手紙だから、ちょっと待ちなさい」と言っても陽一郎が「じゃあ、コピーを取って見せて下さい」と言い出す始末だった。A氏は止むを得ず社員に指示してコピーを取らせ、自分が見る前に陽一郎にも読ませることにしたが、陽一郎がA氏に送られてきた手紙をA氏よりも前に読みたいと急いだ態度が、あまりにも無神経すぎると近くにいた社員には感じられた。

A氏は、陽一郎に「奥さんや陽一郎君宛にも来ているに違いないから、それを見せて欲しい」と言い、陽一郎も「はい、分かりました」と言ったが、その後、陽一郎も妻松子もA氏に手紙を見せることは無かった。よほど見せられない内容だったのではないか、と思われるが、陽一郎のA氏への対応は誰が見ても無礼にしか映らない。しかし、陽一郎はそういうことをやっても平然としているのだ。

3年ほど前の平成18年10月初旬に、西が香港で何者かに薬物を飲まされ死にかけるという事件が起きた。香港警察に保護されて病院に担ぎ込まれた西はその後も数日間意識がない状態だったが、その時にも陽一郎はA氏に連絡を入れながら、A氏が事態を飲み込めるような説明もできず、ただうろたえているだけだった。香港に同行していたのは陽一郎一人だったから、西の身に何が起きたのか、なぜ起きたのかを明確に説明できるのは陽一郎しかいなかったにもかかわらず、全く要領を得なかった。幸いにも西は命を取り留め、その後回復に向かったということだったが、西は香港に向かう前にはA氏に声をかけていたため、A氏はパスポートを用意していたが、西が直前になって陽一郎と一緒に行くと言い出したため、結局A氏が同行することは無かったが、西の説明には鈴木のことは一言もなかったのに、陽一郎の説明では鈴木の名前や株取引の利益分配という言葉が出て、A氏は混乱した。陽一郎では要領を得なかったが、A氏に西の妻松子より電話があり事情を確かめたが、西が事件に巻き込まれた事情を理解することができなかったし、腑に落ちないことが多すぎた。

(写真:確約書 西義輝がA氏に負っている債務総額が323億円であることを承認し、妻松子が連帯保証をしている)

陽一郎は、西が鈴木に裏切られ追い詰められた状況にあることを数年前から承知していたようだが、よもや父が自殺するとは考えてもいなかったようだ。それだけに突然、父親の自殺という事態に何も対応できず冷静さを失ったままA氏に電話をしたのが実情だった。
陽一郎が非常に図々しく横着な性格をしていることは多くの関係者への取材で理解していた。自分では何もできないくせに、何か不測の事態が起きると、すぐに父親の陰に隠れて成り行きを窺うのがせいぜいだった。陽一郎の母親は自殺しているが、この母親は西の会社の社員からは評判が悪く、西のしでかした不始末を社員のせいにしてヒステリックに怒鳴りまくることが度々あったという。

陽一郎は父親の身に何か不測の事態が起きた時にはA氏が何とかしてくれる、という安直な認識しかなく、だからと言って陽一郎自身が自分から積極的に対応することは微塵もなかった。
鯉渕氏に送られた手紙が示す通り、西は妻松子の故郷の秋田県内に建てた別邸の浴槽内で自殺していた。ただ、その死を巡っては秋田県警が関係者に聞き取りをしたこともあって憶測も流れたが、事件として扱われることは無く、葬儀も別邸で執り行われた。関係者の中で葬儀に参列したのはA氏とN氏のみで、陽一郎は何故か他の人間には「来ないで欲しい」と言って断ったという。西が、ある時期から社員の水野に司法書士の資格を取らせるなど目をかけていたことが陽一郎には気に入らなかったのか、水野が新幹線で東京駅より角館に向かうという連絡を電話をすると、陽一郎から「来ないで欲しい」と言われ、水野が涙声でA氏に電話をしたという。陽一郎の無礼さがこれを見ても分かる。

すると、西の死を知った複数の債権者から松子と陽一郎に連絡があり、厳しい取り立てが始まったのだが、この時も、陽一郎は自分で何もすることが出来ず、ひたすらA氏に縋って、何とかして下さいという。債務の金額が多い人は数億円にもなっていたから、簡単に処理できる訳ではなかったが、それでも陽一郎には自分で問題を解決しようという意思が全く見られなかった。A氏は債権者とは面識があった関係から放置しておくわけにもいかず交渉に乗り出し、穏便に済ませた。ところが、事が収まっても、陽一郎はA氏に礼を述べることもなかった。まるで何事もなかったような態度を取ったのだ。
西も、A氏には兄のように甘えて、というより感じはいいが話の内容には嘘が多すぎて、A氏から資金を借り入れるために小狡く立ち回ることが多かったが、陽一郎は小狡いというよりは非常識で、しかも無責任だったというのはほぼ間違いないと関係者全員が言う。A氏が西に頼まれれば大抵のことは聞いてあげていたのを間近で見ていて、陽一郎はA氏が対応してくれるのは当たり前くらいに感じていたのではないかとさえ思われる。
西がA氏から東京オークションハウスでの事業資金やさまざまな投資資金を借り入れ、それが総額で116億円にも膨らみ、さらにA氏と西、鈴木の3人で開始された株取引でA氏が合意書に基づいて出した買い支え資金の総額が207億円に達しながら、鈴木が利益を独り占めにしたことでほぼ全額が補填されておらず、その分を加えると、西がA氏に負っている債務が323億円にものぼっている事実を、もちろん陽一郎は十分に承知していた(鈴木の債務約28億円に対して西が連帯保証している分は含まれていない)。それにもかかわらず、陽一郎はA氏に恩義を感じるような対応をしたことが一度もなかったのである。(以下次号)

キズナ控訴審 高橋譲裁判長は庄子剛の偽証を何故検証しないのか

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去る6月10日、東京高裁でキズナ(庄子剛)の控訴審判決が言い渡された。昨年10月28日の一審判決で、担当した白崎里奈裁判官が、正規な契約をしているにもかかわらず「鍵が正式に渡された事実が認められない」などという非常識極まりない理由から契約の不成立を言い渡していた。その判決は何としても是正させなければならなかったが、控訴審を担当した高橋譲裁判長は一審判決を支持して債権者の請求を棄却してしまったのである。

高橋裁判長は白崎裁判官の判決を本心から支持して判決したのか。単に手続き上や判決文の不備のみを確認したうえで、それには問題がないとして後は機械的に処理したのではないかとしか思われない。
誰が見ても一審判決には重大な問題がある。それは、会社役員の所有するビル1階の飲食店街の全てのブースを借りたいと言ったキズナ(庄子剛)が正式に結んだ賃貸契約を一方で認めながら、鍵の引き渡しが正式にできていないから契約は無効だなどという、あまりにも乱暴すぎる判決がどうして出せるのかという問題だ。会社役員が、契約を仲介した倉持茂や、ビル内の防水工事を担当していた倉持の知人を介して、内装を決めたいという庄子の要請に応えて契約の1か月ほど前から鍵を渡していた事実、飲食店街のブースを借りたいという希望者の一覧表を欲しいと庄子が言うので渡した事実、さらに契約時点では倉持が連帯保証人となっていたが、庄子が実弟を同行してきて、連帯保証人を変えるという話までしている事実がありながら、白崎裁判官は契約後に鍵の引き渡しを証する「預かり証がない」という理由を持ち出して頑なに否定したのである。

控訴審の高橋裁判長がこれほど非常識な判決に何も疑問を持たずに支持したのは何故か。一審での審理で、被告のキズナがいかに積極的に賃貸を希望したかについて、原告が主張した内容や提出した証拠類をどれだけ再検証したのか。庄子は契約後2カ月ほどして解約の意志を会社役員に通知しているが、契約が正規に成立しているからこそ庄子は解約通知を出したのであり、しかも、一審の判決が言うように、もし庄子に鍵が引き渡されていないとすれば、その間に庄子から鍵の引き渡しを要請する連絡が無ければならないが、そんな連絡など一切なかった等について、どれほど再検証をしたのか。キズナの代表者である庄子剛の人間性について、例えば証人尋問での庄子の証言の支離滅裂さをどれだけ再検証したのか。というより何も疑問を持たなかったのか。

会社役員は所有するビルを過去20年前後テナントに賃貸してきたが、鍵の預かり書がないから契約が成立しない、などということは一度もなかったし、契約をすれば鍵を渡すのは当然のことであって、その際に預かり書を交付したこともなかった。庄子は契約をして手付金まで払っているのである。それで鍵を受け取っていないという話は有り得ない。鍵を受け取っていなければ内覧もできず、約1カ月間、社員や内装のデザイナー等を何回も連れて内覧している。その際には、ビルの設備関係の管理者と何回も会っている。それにもかかわらず、庄子は契約から2カ月もたって解約の通知をしているが、これは明らかに庄子側の一方的な事情によるものであって、契約が不成立になる根拠になるはずがない。

契約の際に庄子が「キズナ」と「キズナホールディングス」という2つの会社の称号と印鑑を使い分けたのは明らかに詐欺行為であったし、また前述したように倉持の陳述書の内容が真反対の2通の陳述書を提出したが、こういうやり方を倉持は過去に福島(金澤)明彦の裁判でも同様のやり方をしているが、審理を混乱させた極めて悪質なことで犯罪にも等しい。さらに契約後も、庄子は倉持に同行するなどして、ビルの1階奥の事務所スペースを追加で貸して欲しいという希望を会社役員に願い出て、会社役員も応諾しているが、こうした一審判決に対する疑問は上げればキリがないほど溢れ出るが、高橋裁判長の判決には再検証を行った形跡はなく、ただ一審の判決に至る事実認定を引用するとしか記していない。つまり、何も再検証していないことを自白しているようなものだ。明らかに庄子の言動を全く無視して下された一審判決を、控訴審の高橋裁判長は全く無視したのである。それでも上級審の法廷を司る裁判長なのか、という疑念が大きく膨らむのだ。

高等裁判所は全国に8カ所あり、例えば東京高裁は1都10県にある22の地方裁判所と家庭裁判所を、大阪高裁は2府4県にある12の地方裁判所と家庭裁判所を、福岡高裁は8県にある16の地方裁判所と家庭裁判所をそれぞれ管轄しており、所属する裁判官が担当する件数が多いから審理の長期化を避けるという裁判所全体の意向はあるとしても、だからと言って審理をいい加減にするのは明らかに本末転倒だ。

先に、本誌の読者投稿欄に寄せられた投稿に興味深いものがあった。それは大阪高裁の福崎伸一郎裁判長(64)について、同氏が、通常の控訴審では審議をろくにせずに一審判決をそのまま採用する手抜き裁判が常態化していることに反発して、裁判官としての信念を貫く姿勢を取り続けている、という内容だった。一審判決がどうであろうと意にも介さず、審理に審理を重ねて一審判決を破棄することは平気だという。それゆえに大阪高裁関係者の間では「福崎さんは本当に仕事に厳しく熱心」と高い評価があるという。そして、当の福崎裁判長は「一審判決が公正であるか徹底して証拠を吟味しないといけない」という姿勢を貫いているという。投稿ではその一つの例として、一審裁判所の書記官の法廷記録が捏造された疑惑があった件を挙げ、職権で書記官を法廷に呼び、異例の尋問を行うほどの厳格さを見せた。また、刑事裁判においても伝説化されている裁判官がいる。日本では起訴された被告の有罪率は99.9%という異常な高率を示している中で過去に検察の起訴事件を徹底的に検証して約30件の無罪判決を言い渡し、一度も覆されたことが無いという経歴を持った木谷明(83)という裁判官がいた。福崎氏や木谷氏のように、仮に裁判所の上層部から白眼視されようと、機械的、流れ作業的な審理を嫌い、原審判決を徹底的に再検証して誤りがないかどうか、自身が持った疑念をトコトン解決しなければ判決を言い渡さないという姿勢こそ裁判官としてあるべき姿ではないか。

高橋裁判長は福崎裁判長や木谷氏の姿勢を見習うべきではないのか。一審判決は賃貸契約を認めているにもかかわらず、鍵の引き渡しを証する「預かり証がない」という、それだけの理由で契約を不成立とする重大な誤りを犯した。そのことに高橋裁判長が一つも疑念を持たなかったというのは、恐らくなかったはずだ。しかし、それでも一審判決を支持したのは明らかに怠慢と言わざるを得ず、さらに単に一人高橋裁判長の責任だけで済まされることではないのである。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(25)

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《鈴木は悪だくみをどこまで計画して先を見据えていたのでしょうか。行き当たりばったりの対応ではない事はあらゆる状況からはっきりしていますが、自分を助けてくれた恩人に対して、ここまでの計画性と悪質性を兼ね備えた行為は非道すぎます。少しでも申し訳ないとか後悔するといった人間ならではの心情が浮かばなかったのでしょうか。海外のタックスヘイブンに着目してペーパーカンパニーを利用するといった普通の人には思いも寄らない方向に動いたのは、以前に誰かの指南を受けたのか、誰かの手口を真似したのだと思いますが、真っ当なやり方ではないし生き方そのものが間違っている。強欲が深すぎて悪行を承知の上での行動だったのでしょうが、このような人間こそ裁かなければならない》

《平成14年2月、西は志村化工株相場操作の容疑で、東京地方検察庁の事情聴取を受けた。検事は鈴木を主犯と見ていたが確証を掴めずにいた。鈴木は事情聴取が続く西を訪ねて、「私の名前は絶対出さないでほしい。今後、会長(西の事)の言う事は何でも聞きます。弁護士費用、拘留中の生活費は私が負担します」と言って土下座した。西は、鈴木が逮捕されると合意書に基づいた株取引で隠匿している利益の事と自分への配分が水泡に帰すと考え、鈴木を全面的に庇うことにし、2月27日に逮捕され拘留された。取り調べ中も鈴木の事は一切喋らなかった。西は、同年6月には釈放されたが、平成15年7月30日に懲役2年、執行猶予3年の判決を受けた。鈴木の約束を西がどこまで信用したのか、それとも利益分配のほかに拠り所が無かったのか、西は是が非でも鈴木から利益分配を判決の前後に受け取るべきだった》

《株取引を行うに当たり、A氏、西、鈴木の三者間で交わした「合意書」の約束を三人が信頼関係の下で確実に実行していれば、大きな成果を上げる事が出来たと思う。しかし最初から鈴木の裏切りが始まり利益金の管理主導権を握った事により、西まで金で釣られA氏を裏切った。西は「合意書」破棄の報酬として10億円と宝林株の利益分配として別に30億円を受け取っている。その他にもA氏より受け取っていた買い支え資金の一部を流用していたことも判明している。その西も最後には鈴木に裏切られ全容がA氏の知るところとなり、自分自身でどうすることもできなくなり、追い詰められた気持ちになった西は自殺し、A氏は多大な被害を被った。騙しと裏切りを実行した鈴木がいくら逃げ隠れしようと安住の地はないし、正当な裁きを受けさせなければ、日本はもとより世界の誰もが鈴木と家族や身内に対する非難を止めることは無いはずだ。青田、長谷川にもこの影響は大きいはずだ》

《日本の裁判制度は明治新政府から始まったのでしょうが、戦後からを見ても、個人でこれだけの巨額資金を争った裁判もなかったと思うし、こんな滅茶苦茶な判決もなかったと思います。司法を担当する記者を始めとするマスコミにしてみれば格好の餌食になる事件です。それだけ関心を寄せているでしょうしサイトの記事がとても読みやすく、読者が注目するのも理解できます。自分達が信頼していたはずの司法の驚くべき実態を知り、驚きと困惑が入り交ざっている状況かもしれません。この事件がどのように展開していくか、少なくとも鈴木の犯罪疑惑、中でも1000億円以上の利益隠匿と10人前後の犠牲者の真実が明らかにならなければ、今後の日本の法曹界に対する評価は国内のみならず世界からも最低のものとなるだろう。そのためにも再審は絶対に行われなければならない》

《平成14年6月、西は志村化工株の事件で保釈中だったが、A氏から連絡を受け、鈴木の債務40億円(金利年15%で計算した場合)について話し合い、「今後、株の配当金が大きくなるので25億円に減額してやってくれませんか」と懇願し、A 氏の了承を得ていた。これも鈴木からの依頼であった。平成14年6月27日、鈴木と西がA氏と会って鈴木の債務について新たに借用書を作成することになった。すると突然鈴木が「社長への返済金の一部として10億円を西に渡してあります」と言い出した。A氏は驚いて西に確認すると西も狼狽えていたが渋々認めた。A氏は鈴木に「そんな大事な事を、何故自分で来ないのか、せめて電話ででも連絡するべきだ」と珍しく激しく諫めた。鈴木は「すみません」と言って俯いただけだった。A氏は仕方なく、鈴木に15億円、西に10億円の借用書を書かせ、確定日付を取った。鈴木はまた本領を発揮して「年内に払うので10億円にしていただけませんか」と債務額を値切り、A氏が了承した為、12月24日に紀井氏を同行して10億円を持参した。しかし、鈴木は、裁判では6月27日の会談を無かった事だと否定し、「西に10億円を払ったとは言っていない」と言い出した。12月24日の10億円も返済金ではなく「手切れ金」だったと嘘の主張をした。この10億円と、平成11年7月の15億円とを合わせて品田裁判長はとんでもない独断と偏見によってA氏の貸付金25億円は返済された事になったが、元金だけでも28億1600万円であり、鈴木が最初に持参した借用書でも年36%の金利、年40%の遅延損害金になっていて、当時の計算でも70億円をオーバーしていたくらいだ》(関係者より)

《西は金に目が眩み鈴木の本性に気が付くのが遅すぎた。鈴木の描いた筋書き通り、気付いた時には全て鈴木の代わりに表で動いた西に責任が向けられる状況に陥っていたと思う。香港で命が助かったのは幸いで、全ての秘密を知っている西は鈴木にとって最も邪魔な存在になっていたはずだ。わざわざ利益金を支払う為に香港の地を選んだのも日本より香港の方が断然犯行を実行し易いからではなかったか》

《鈴木や西がA氏から借り入れをする際は、現金でのやり取りであったらしい。鈴木はそれをいい事に証拠が残らない方法を取っていた。最初にA氏から借入れた時にA氏のやり方を知り、利用したのかもしれない。現金の受け渡しは西にやらせて、西にA氏からの債務の金額まで減額させている。その要求はかなり酷いものだったようだが、西は株の利益金が大きくなるという名目を材料にしてA氏を説得している。こうした名目はいつでもどうにでも変更できると鈴木は考えていたのだろう。鈴木のこの計画の実行には西の存在が不可欠だった訳だが、西がここまで思い通りに動いてくれたのは先々の約束があってのことだと思う。散々世話になったA氏を裏切ってしまった後悔が鈴木と違って西には重くのしかかっていただろう。人の人生を狂わせる鈴木の悪行は必ず何らかの形で制裁されなければ、日本の法曹界が地に堕ちることになるのは間違いない、という意見が数えきれないほど多いようだ》

《平成17年5月10日、西は都内のホテルイーストで鈴木と会い、志村化工事件で鈴木を庇った時に作成した合意書(密約)を履行するように催促した。鈴木はすぐには無理だと言って先送りを画策したが、西の執行猶予期間が終わる翌平成18年8月までに43億円の支払いをすることを約束しつつ、香港で銀行の保証小切手での支払いを提案し、西も了解した。西は鈴木が本当に約束を守って実行すると信じたのか。香港で事件に巻き込まれることを案じて息子の陽一郎を同行させたようだが、陽一郎は何の助けにもならなかった》

《西は「遺書」の中で鈴木の狡い考え方や度を超えた裏切り行為に対して猛省を促しているが、金に対する執着心が常軌を逸している鈴木には馬の耳に念仏だろう。鈴木は己の強欲を満たす為なら恩人であろうが仲間だろうが騙しても平気な義理も人情も無い人間だ。この男は死刑囚にでもなって最後の瞬間を迎えない限り自身の多くの悪事に気が付かない人間だ》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (24)

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《ネット情報やマスコミが大きな事件や話題性のある事件を取り上げる方法は様々なのだろうが、裁判所で扱った事件をマスコミが取り上げる前にネット情報が先行して取り上げられるのは貴重だと思う。横並びの情報ばかりしか並ばないマスコミよりもずっと特徴的だ。しかも鈴木の事件については、個人でこれだけの巨額な資金が絡んでいるのは世界的に見ても稀である。そして分かり易く一連の流れを記事にしてくれているから、読者も興味を持って読むことが出来ると思う。今では扱うサイトが複数になっているのを見ると、運営側も世間もそれほど鈴木の悪事と動向に注目しているということだ。裾野が限りなく広がりを見せている分、鈴木は身動きが取れなくなっているというが、時間と共に強大になっていると思われる。鈴木だけではない、家族や身内は肩身の狭い思いをますます強めている状況になっている。青田、長谷川も同様になるだろうが自業自得ということか》

《この裁判は品田裁判長が合意書に関する判断の誤りを認めないと、和解書のみが有効とされることはあり得ない。しかし、和解書締結後の鈴木の言動と約1ヶ月後にA氏に届いた鈴木の2通の手紙には、裁判官が和解書を無効とした根拠の強迫や心裡留保に当たる事が一切書かれておらず、逆に、鈴木がA氏に対して和解書で約束したことを履行しようとしていることが窺える。鈴木は平林弁護士と青田に唆されてその気持ちを撤回したと思われるが、もし、鈴木が和解書の約束を履行していれば合意書の有効も認めたことになり、A氏と鈴木の関係が修復できる可能性はあったかもしれない。裁判中に裁判官の誤審が明らかになることはないが、裁判官も人間なのだ。間違えることもある、そうした場合の救済制度があってもいいのではないか。そうでなければ時間と費用を掛けてこの裁判を継続する意味がない。しかし、鈴木側は和解書を無効にする為に形振り構わず(なりふりかまわず)虚偽の主張を繰り返し、品田裁判官の心証操作をするために人間としてやってはいけない手段まで駆使した。その結果、和解書は無効とされ、品田裁判長は未来永劫まで消えることない非難を受ける誤判を犯した。この裁判は明らかに何らかの圧力がかかったとしか思えない》

《鈴木は宝林株以外で数多くの銘柄を手掛け、総額470億円を超える利益を上げ、ほぼ国外に隠匿している。この巨額の利益を上げることができたのは全てA氏から株の買い支え資金を出してもらい、西が鈴木から指示された銘柄に投入したおかげである。その資金調達ではA氏の元には鈴木は同行せず西一人で行かせて、表面的には西が一人で借りた格好にすることが鈴木の狙いでもあったと思う。鈴木の悪巧みに気付いた時には西の買い支え資金の借金は207億円に達していた。しかし、合意書には「今後の全ての株取引」という文言が明記されているから、鈴木の責任は消えることは無く、それ故に鈴木は西を裏切らせ、10億円もの報酬を出して合意書の破棄に躍起になった》

《他人を助けた人が、助けられた人によって人生を狂わされるほどの実害を被るという事があっていいのか。その上その実害を訴えたはずが、不当な裁判によって敗訴してしまうなんていう世の中は間違っている。この「貸金返還請求事件」の判決を下した品田裁判長には自分が大誤判を犯してしまったという自覚はあるのだろうか。ここまでの誤判は永久に残ることは間違いない。しかも世界中に拡散している》

《A氏は、紀井氏の供述と陳述書を根拠として、鈴木が株取扱合意書に基づく株取扱を継続していて多額の分配金を隠匿したと主張した。ところが、品田裁判長は「紀井自身、平成18年10月16日の和解協議が行われる頃まで被告の指示により行っている株取引の利益が原告に分配されるべきものであるとは認識していなかった」と述べたが、それは鈴木が合意書の記載事項に違反していて紀井氏の役割をA氏に報告していなかったからである。また、紀井氏がこの証言をするにあたっては合意書の仕組みを知らなかった事に何の不都合も無かった事に裁判長自身が気が付いていない。紀井氏は自分が担当している業務を遂行するにあたって知り得たことを正直に語っただけである。しかし、鈴木にとっては致命的な証言と陳述書であった。鈴木はそんな業務を担当させていた紀井氏を「ただの電話番」と言い逃れしたが、電話番であれば「利益を折半する」と言うはずがない。鈴木の周囲の人間が聞いても信じられない発言だったと思う。ところが品田裁判長は鈴木の主張を支持し、紀井氏の重大な証言や陳述書を無視した。鈴木は窮地を救われたのである。この事を見ても鈴木と長谷川と品田裁判長は共犯としか思えない》

《西は「遺書」の他に「鈴木義彦氏がユーロ債(CB)で得た利益について」と題するレポートを残している。これは宝林以外の鈴木と西による株取引の詳細を記録したものである。全ての取引に於いて鈴木が主導し、西が株価を高値で買い支える中、収得した株を売り抜ける手口だ。このレポートこそ三者間で交わした「合意書」に基づく株取引の実態を裏付ける重要な証拠の一つであるのに、品田が一切審議の対象にしなかったのは、「合意書」の有効性を否定する事が出来なくなるからではないか》(関係者より)

《裁判官は、株取引に関する経緯には意図的に着目しなかったように思う。合意書について「役割分担や期間、収支に伴う事務処理的な手続きの細目等が明示されておらず、余りに無限定」としているが、この判断は本来の合意書の目的とは食い違っている。企業間の契約であれば、このような内容も明記されるべきかもしれないが、3人での個人的な約束事を書面で交わしたのだから、役割分担や事務処理の部分に細部までこだわる必要はない筈だ。裁判官は双方の言い分や多くの証拠を全くと言っていいほど精査どころかほとんど見ていないように思う。多くの証拠が全てを物語っている。これほど大事件であるのに、全てにおいて本来の問題点が見えなくなっている》

《合意書を無効にする大きな原因として、品田裁判官は7年間の空白を挙げているが、これは鈴木がA氏との連絡を故意に極端に避け続けた結果だ。A氏が西に鈴木の様子を聞いても「海外に行っています」とか、「都心のマンションの1DKで一人頑張っています」と言って誤魔化し、西は鈴木に依頼されてA氏と接触することを避けさせていた。A氏はある時、自分の会社の訪問者から兜町の情報として「鈴木が活発に株売買をしていて100億円ぐらいの儲けを上げている」と聞いた時、西に確認した事があったらしいが、西は「ただの兜町の噂です。信用しないで下さい」と言っていたという。鈴木はこの時期A氏以外の人間ともほとんど会う事もなく自分の存在を消しながら隠匿している宝林株の利益を運用し、オフショア地域のペーパーカンパニー名義で多数の銘柄を扱い株取引を繰り返していた。ドバイのファンドマネージャー霜見誠(故人)を使いながら莫大な利益を上げていた時期なのだ。A氏は本業の多忙さもあり、西の報告だけを頼りにしていたと思う。合意書には年間の協議回数の定めも、株取扱期間についても特に定めがなかった。期限の定めがないという事は解除するまでは「無限」という解釈ができる。この頃のA氏は西の鈴木へのフォローもあって大きな不審感も持たず本業に力を注いでいたのだろう。品田裁判長の根拠とする7年間の空白に何かの根拠があったのだろうか。あるのなら明白に述べるべきだ》

《品田裁判長は「合意書」の有効性を否定し、尚且つ「和解書」の契約までも軽視して排除した。「和解書」の契約は「合意書」に基づく株取引から派生する契約であるから「合意書」を否認している品田にとっては否が応でも認める訳にはいかないのだろう。しかしこれだけ明確な証拠が多く揃っているにも拘わらず何故品田が認めようとしないのか。偏に(ひとえに)今回の裁判から株取引の事案を排除し、裁判の時短を図りたいがためとしか考えられない。そうでなければ鈴木側と裏で繋がっているとしか思えない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ② (23)

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《鈴木は合意書に署名指印した理由として「A氏から資金提供を受けるために必要だという西に協力して書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった」と言い訳していますが、そんな人間が西に10億円も渡して合意書を破棄させようと企てる訳がないではないか。鈴木の発言は裏表がありすぎ悪質な計画性が窺える。こんな嘘つきをなぜ裁かずに野放しにしてしまったのか。「合意書」がそれほどまで鈴木には邪魔な存在であり、事件の鍵を握る重要な書類であるという認識が鈴木にはあったという証拠であるのに、品田裁判官はそんな重要な証拠を却下してしまった。判決が誤判であることを裏付ける証拠はいくつもある。これを理解もしないで、これだけひどい誤判は再審しなければ永久に残り、決して消えることは無い》

《事件を提訴までの時系列で追ってみると、合意書を締結してから16年、和解書締結から9年、鈴木が新たな15億円の借用書を差し入れてから13年が経過している。この3件について鈴木が、その場では自らが率先するようにして作成した書類ばかりだ。それを時間の経過を利用してあらゆる嘘を構築して全てを否定した。そして、品田裁判長はA氏側の主張をすべて棄却して、すべて鈴木の主張を認定して鈴木の勝訴とした。この裁判は誰が提訴したものなのか、こんな判決を得るためにA氏は株取引の買い支え資金という莫大な費用を出したのではなかったはずだ。その真相は絶対に再審で明らかするべきだ。そうでなければ、日本の法曹界にとって史上最悪の誤判として歴史に永遠に残り、取り返しがつかなくなる》

《原告と被告の関係性について、今回の鈴木事件の裁判の流れでつくづく理不尽に思うのは、鈴木はやっていない、言っていない、そんな事実はないと全て否定して通ってしまったが、原告であるA氏は鈴木が言った、実行した、事実であるということを全て証明しなければならないという真反対になっていることだ。本来ならこれだけの証拠が提出されているので、立証の責任は鈴木にあったはずだ。全ての場面で録音、録画している訳もなく、口約束や電話での発言などもあるから、完璧に証明することなど不可能である。この関係性には非常に疑問を感じる。特に今回の裁判はその色が濃く出ていたように思う。明らかに鈴木を勝たせるための判決を下したとしか言いようがない》

《西は、A氏が鈴木に融資を始める前に、融資の条件として大事な「お願い」を書面にしてA氏に渡している。内容は鈴木個人とFRだけを擁護するだけの勝手な事柄が記入されているにも拘らずA氏は全てを受け入れて鈴木へ融資して来た。A氏は本来、金融業が本業でなく、知人や友人から頼まれて融資をすることが多く、手形を担保で融資することが無かった。所謂、「紳士協定」と「性善説」による融資だった。融資を受けた知人や友人は約束を破る事は無かった。A氏から融資を受けて成功した人も少なくない。返済時にはお礼金を加えて返済して感謝を表す人もいたほどだ。プロの金融業者からすれば考えられない条件での融資だったのだ。プロの金融業者からすればその当時のFRの手形は紙屑同然でしかなかった。これらの事件の背景を裁判官達は全く理解できていなかった。要するに「訴状をよく読んで、背景を整理して判決文を書く」という裁判官の基本を怠り、株取引に関する主張や証拠は恣意的に排除した事が今回の誤審、誤判の原因だ》(取材関係者より)

《裁判官は、「合意書が無効であるにもかかわらず、50億円の和解契約を締結し、被告をして50億円もの莫大な金員の支払を約束させたのである。よって、合計50億円の和解契約は暴利行為というべきであって公序良俗違反により無効である」という鈴木側の主張を採用して和解書の無効を結論づけました。もし合意書が無効であったとA氏が認識していたなら、巨額な株の買い支え資金を出す筈がないのです。しかも50億円という金額は和解協議で鈴木から提示してきた金額であって、これを莫大というのなら、鈴木が横領、隠匿した470億円もの利益金を裁判官はどう判断するつもりなのですか。「暴利行為」という表現を鈴木側が使っているのは明らかにA氏に対する悪意です。これは鈴木側のA氏が反社と関係しているという主張を強調するためなのでしょう。裁判官は短絡的で思い込みにより極めて幼稚な判断をしたと言わざるを得ません》

《鈴木と長谷川弁護士による「質問と回答書」(乙59号証)の中での「西の代理行為」について問答している箇所があるが、長谷川は弁護士としてこんな問答を恥ずかしくもなく書けるものだ。この男は裁判に勝つために弁護士としての矜持も平気で捨てられるのだ。西が鈴木の代理をしなければこの事件は起こらなかった。鈴木が自身をA氏に信用させる材料は皆無だったことは、鈴木と長い付き合いの中で長谷川は知っていたはずだ。西の代理行為と仲介が無ければA氏が鈴木を援助する筈はない。その点では鈴木は西に多いに感謝するべきではないのか。西が自殺していて「何も喋れない」ことを利用して、ここまでの噓がつけるものなのか。これは、長谷川弁護士と品田裁判長にも言える事だ》

《鈴木は合意書を何としても無効にしたい為に証言を二転三転させて、「(合意書を基にした株取引を)実行する認識はなかった」と惚けた主張をしていますが、この合意書が無ければ、A氏から買支え資金を協力してもらえず、買い取った宝林株で160億円もの利益を生むことは不可能だった。まして他の株取引で合わせて470億円もの巨額の利益など夢のまた夢で終わっているばかりか、親和銀行や山内興産への和解金を支払えず、鈴木は実刑が確実だったはずで、もちろん他の債権者への返済など出来る筈もなかった。その結果どんな状況に陥っていたか、鈴木は自分で想像したことがあるのか。鈴木ひとりの勝手な都合で棄却されるような安易な書類ではないのだ。それを鈴木自身が一番よく知っている筈である》

《鈴木の周辺で起こった西の自殺、天野氏の病死、大石氏の交通事故、証券担保金融の吉川某の長年にわたる消息不明、ファンドマネージャー霜見誠夫妻の殺人事件、その他過去には鈴木の周辺に起った数々の事件があった。その中には鈴木が警察に呼ばれて事情聴取された事件もあったようだ。これらの事件は一応警察の処理は終わっているが、不思議な事にこれらの事件の周辺には鈴木の存在があり、必ず鈴木が関わっていたのではないかという噂が流れる。これも非常に稀な事だと思う。鈴木の生き方が垣間見える過去の事件だ。品田裁判長はそういう背景がこの裁判の被告にはあったという事さえ知らなかったのではないか》

《品田裁判長は、A氏が提出した証拠を重箱の隅をつつくような、さらには揚げ足を取って何とか無効にしようとするような判断ばかりしているように思えてならない。これといった証拠が無かった鈴木が嘘を記述して作り上げた陳述書や、言い逃れの主張には特段の疑念も持たずに、当事者や極めて重要な関係者の西の署名がある証拠書類を提出したA氏が何故不利な立場に置かれるのか、全く納得ができない。「不合理な行為」「不合理な主張」「疑問が残る」などとA氏に対してだけマイナス評価をしているのも受け入れ難い。これでは証拠など何の意味もないではないか。鈴木のように証拠もなく好き勝手な主張だけを繰り返して相手を誹謗中傷した者が勝訴するなんて絶対に間違っている。今後、長谷川、平林、杉原は反省の人生を送ることになるはずだ。反省しないようであれば、彼らは人間ではない。品田も同様だと思う。鈴木、青田は今までにいやというほど悪事を重ねているので、何も感じないかもしれないが、いろいろなサイト等に顔写真が載って日本だけでなく世界中に悪事が知られている。身内等にどれだけ多くの迷惑をかけることになるか、考えた方が良い。全て金で片が付く訳ではない。悪銭をいくら持っても意味がない。周囲は正しく判断して見ている。分かっていないのは本人と身内だけではないかと思う》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(22)

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《鈴木と長谷川弁護士が主張するA氏と反社会勢力というありもしない関係については、鈴木自身がA氏の会社で写真を見たと言ったり、西から聞いたという何の根拠もないものばかりだ。A氏のように、現存している第三者からの証言が一切ない。もし事実と言うなら、よくA氏が出かけていた飲食店の経営者や従業員、A氏の周りの友人知人からの証言を取れたはずだ。しかしそのような話は微塵も聞こえてこないために記事にもならない。逆に鈴木に対する「黒い噂」や平林、青田と反社の繋がりが明らかになっている。「火のない所に煙は立たぬ」と言うように、第三者の証言は当事者、事件の関係者より信憑性が高いことも時としてあるようだ》(関係者より)

《鈴木は、A氏に内緒にしていた宝林株取引での約160億円の利益金を使って多くの銘柄の仕込みを計画し、紀井氏に高値で売り抜けさせて利益を積み上げていった一方、A氏の会社の本社は新宿センタービルの43階にあった。同じフロアーにあった喫茶店は「半数以上の客はA社長に面会を求める人たちで、待合室のようになっていた」と利用していた多くの客や店のマスターが語っている。A氏は「来る者は拒まない」という性格で、出来るだけ多くの来客と面談していたようだ。多忙な日々を過ごしていたA氏は株の買い支え資金を出しながら西からの報告を聞くだけで2人に任せ切っていたようだ。高値で売り抜ける役目を負っていた紀井氏は「鈴木は平成18年までの間にペーパーカンパニー名義で多くの銘柄を扱い、オフショア地域に保管している隠匿利益は約470億円に膨れ上がっていた」と証言している。数多くあるペーパーカンパニーの名義で売買していた事によって鈴木の名前は一切表に出でいない。しかし、数多くのA氏の来客者の中にも株に投資している人がいて「鈴木という男が表には出ていないが兜町で派手に稼いでいるが、金主はA社長だと聞いています。私にも出資してくれませんか」という話をしに来た人も数人いたという。A氏は西を呼んでその話の真偽を問い詰めたが、西は「兜町ではよくある話で、ただの噂です」と白を切ったのでその話は終わったらしい。その後の裁判で、鈴木はA氏との株取扱に関しての約束があった事を、虚言を弄して全てを否定した。鈴木の嘘を擁護したのは長谷川元弁護士であり、品田裁判長であった。長谷川と品田裁判長の協力で裁判を勝訴した鈴木は今や、1000億円以上の資産を隠匿していると言われている。こんなことがあって良いのか。鈴木の悪事は白日の下に晒すべきだ。そして、長谷川元弁護士と品田裁判長の責任もトコトン追及するべきだ》(関係者より)

《西はA氏宛の「遺書」で「いつも相手が一枚も二枚も上手で最後にやられてばかりです。…後一歩のところで自分のやり方が悪いのか(略)本当に悔しいです」と今まで鈴木に騙され続けた事を嘆いていたが、やり方というより鈴木を信用したり、自分に都合よく利用しようとした事が間違いであった。株取引をする以前から鈴木に対する不信感は拭えなかったはずだ。FR社の資金繰りの為の借入金返済の約束を守らせなかったり、超高級腕時計の換金を無責任にやらせたり、鈴木に株取引による利益金の口座管理を任せるべきでは無かった。それとも西は早い段階で鈴木に誑(たぶら)かされ、宝林株で上げた巨額の利益の折半という言葉に騙されて自殺に追い込まれたことは遺書で読み取れる》

《鈴木は宝林株を買い取った際に提出した「大量保有報告書」の借入先を無断で紀井義弘名義にして、株取引が合意書に基づいているという話を紀井氏にはせずに、株の売りを全て任せている。そもそも利益を折半することを条件に紀井氏を勧誘したことも騙しであったが、都合のいいように紀井氏を利用したのである。それなのに「紀井に裏切られた」などととんでもない事を言い出し、被害者気取りである。株式の売りを任されていたという事は当然、利益がどのくらい出たのか紀井氏は全てを把握していたことになり、そんな紀井氏が書いた各銘柄の利益の一覧である「確認書」に品田裁判長が着目しなかったのは何故か。本来、この事件を裁く上で避けては通れない株取引に、紀井氏の関わり、証言は重要な意味を持ち、背景に鈴木の悪巧みが透けて見えるはずなのに、品田裁判長は故意にその事実から目を背けた。この事件を裁くために重要な要素を度外視して、真っ当な判決など下せる訳がない。こんな裁判官は長谷川同様すぐに辞職するべきだ》

《鈴木と西は、A氏の融資を受けて宝林株を購入することが出来たが、当初はこれほど上手くいくとは思わなかっただろう。ところがA氏の買い支え資金の支援があった事で株価が上昇し、思わぬ利益を得ることが出来た。ところが鈴木は、この利益を独り占めすることを画策していた。それには株取扱合意書を破棄しなければならない。そこで「2人で利益を山分けしよう」と言って西を唆した。そして、合意書を破棄させること(裏切り)の報酬として複数回に分けて紀井氏から西の運転手の花館聰経由で10億円を支払った。西は鈴木の誘惑に負けて合意書を破棄する約束をして10億円を受け取ったが、実際には鈴木には合意書を破棄したと嘘をついた。西はA氏に合意書を渡して欲しいと言えるはずもなく約束を果たせずにいたのである。鈴木は、合意書は破棄されたものと思い込んで、大胆にA氏を裏切り始めたのだ。宝林株で味を占めた鈴木は隠匿している資金を元手に支配下にあるFR社を始め複数の銘柄を手掛け、西がA氏からの資金で株価を吊り上げた株を鈴木は紀井氏に指示して売り逃げて利益を上げ、その利益金を証券担保金融の会社を経営する吉川某らを使ってオフショア地域に運んでいたようだ。紀井氏は取得株を高値で売り抜けることを担当していた為、実際の売買の詳細は把握していたが、鈴木はこの当時、実際の利益額は西にも話していなかったらしい。後日、西とのトラブルを予想しての事だと思うが、何処までも悪知恵の働く悪党であった。自分のパートナーさえも身内と思わない利己主義の塊で、誰も信じられない疑い深い奴だったのだ。鈴木はすでにこの頃から西を排除する計画を持っていたように思える。西も鈴木も本当に悪党だが、西には遺書からも分かるように少しは情があるが、鈴木は全てが金だけで情も何もない極悪人だ。ここまで悪い人間は世界広しと言えどもいないのではないかと思う。世界中からの非難の眼に耐えられないだろう》

《宝林株の買取資金の援助を西がA氏に頼み込んでA氏が了承しましたが、その時点でA氏は西と鈴木にはかなりの金額を貸出していて、返済もなかったために、A氏はこの出資には躊躇したと思うのですが、西の必死の頼みでもあるので聞き入れたのでしょう。宝林株の買取資金3億円という大金を、それまで一切返済もない人物へ出資するのは普通では考えられません。ましてその後の買支え資金までも了解するのなどという事は並みの人間では絶対に有り得ない。A氏の懐の深さと決断力によるものですが、このようにA氏はあらゆる場面で巨額な資金を貸出て全面協力してきました。この並大抵ではできない行為を鈴木と西は肝に銘じなければならなかった。A氏の立場も考えずに感謝も口だけであったからこのような信じられない裏切りを実行したのだろう。鈴木という人間は史上最低最悪の人間であることは世界中に拡散しつつあるようだ。長谷川、品田も同様の責任を感じるべきだ》

《和解協議の直前の平成18年10月13日に、西の香港の事件もあってA氏が紀井氏を通じて鈴木に連絡して面談し、合意書を見せて株取引の状況を聞き糾した事から株取引の真相が明らかになり始めた。合意書を見せられて鈴木は相当動揺したが、A氏に頼んで西に連絡を取ってもらい、3日後に3人で会う事になり、10月16日、3人はA氏の会社で会った。最初は鈴木と西が険悪な空気であったが、A氏が取りなして本題に入った。鈴木は株取引での利益金は50億円であるとしてA氏と西に25億円ずつを支払うと言ったが、配分の計算で辻褄が合わない事をA氏が指摘すると鈴木は利益を60億円に訂正した。その60億円を前提とした話は、平成19年2月末までにA氏と西に25億円ずつ支払うという提案だった。計算上はまだ辻褄が合わないが、鈴木が言い出した事なのでA氏は一応承諾した。ところが香港から帰った西は紀井氏に会い、香港での出来事を話して今の実際の利益額を聞き出していたので、西が「そんなものではないだろう」と言い出し、2人はまた激しい口論になったが、鈴木が「社長にはお世話になったので2年以内に20億円払います」と言い出した。西は「それも和解書に書け」と言ったが、鈴木が「西の言い方が気に入らないので書きませんが約束は守ります」と言ったためにA氏は了解した。結局、A氏に25億円と20億円の45億円、西に25億円の合計70億円を鈴木が2人に支払う事で決着したが、鈴木はその後もA氏と面談して支払約束を具体的に話したにもかかわらず反故にしてしまった。鈴木は和解書協議でも約束を果たす気があったことは西が録音したテープ(最後まですべて問題なく録音されていた)でも、誰が聞いても分かるが、その後の青田と平林の悪影響で鈴木自身、全てを助けられながらこのようなやり方ができるとは人間ではない。今や、家族や身内は全てインターネット情報で分かっているはずだ。今後、この家族や身内はどのように生活できるというのか。極悪人の身内がその後にどうなったか、今までの歴史を詳しく調べてみるといい》(関係者より)

《鈴木は裁判でも自分があくまでも被害者であるように主張しているが、真実を捻じ曲げるにも程があると腹が立つ。強迫だの心裡留保だのと訳の分からない事を言っているが、A氏や関係者からすれば、例えば和解協議の場での西と鈴木の口論を聞けば、その背景に強迫などなかった事は明らかだし、和解協議から1週間後の平成18年10月23日に鈴木がA氏を訪問し面談した時もお互いに言い合うことなどなく丁寧な言葉で話している。これらは録音されていて何人もの関係者が聞いている。鈴木は法廷での主張と法廷外での言動が掌を返したように裏表があるのだ。裁判官はA氏側の主張にもっと耳を傾けて鈴木の人間性に着目すれば、本質が見えてくるはずだった。中途半端で多くの誤審により最悪の誤判につながった。この責任は大きすぎて歴史より消えることはない、というのは多くの読者等の意見である》(取材関係者より)

《和解協議で西が「あくまでも60億円が前提の話だからな」と含みを持った言い方で念を押した。西は、鈴木が50億円プラス20億円の合計70億円を支払った後に紀井氏から聞いた利益総額が約470億円という話をするつもりでこの場を終わらせたのだろうか。鈴木は取り敢えず70億円で済んだことに安堵したが、オフショア地域に隠匿している金がバレない様に気を使っていたようで、A氏の会社を出た直後に紀井氏に電話をしている。しかし、鈴木は後日の裁判で和解書への署名指印を「脅迫され、監禁されそうになったので仕方なく書いたもの」という嘘を平林弁護士に主張させた。品田裁判長も鈴木側の主張を支持して「心裡留保」で無効とした。そもそも合意書を無効と決めつけた裁判官が和解書だけを有効には出来るものではなかったと思う。しかし合意書と和解書を無効にする証拠も根拠もない。品田裁判長の独断と偏見で判決が下されたと言わざるを得ない。恐らく長谷川、品田は生涯後悔する開することになるはずだ。青田、平林、杉原にも言えることだ》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」 ②(21)

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《もし自分が何らかのトラブルに巻き込まれたり、詐欺に遭った時に、真っ先に弁護士に相談するというのが常識と思っていました。しかし、弁護士も様々であり、鈴木の代理人のような悪徳弁護士では仮に裁判で勝っても後々の安心がないし、A氏の代理人のような弁護士では勝てる事件も負けてしまうので話にならない。それ以上に、担当裁判官に当たりはずれがあるという事は想像もしていませんでした。そんなことを考えると、人に騙されたりトラブルには絶対に遭わない人生を送るしかないと思うのですが、紛争を円満に解決してくれるはずの裁判所がこんな状態では不安が募るばかりで、裁判所が自ら国民の信頼を失うような無責任なことを日常的にやっていることに批判が高まるのは当然のことと思います》

《西は、志村化工株の事件で懲役2年執行猶予3年の判決を受けていた。西の日記によると、2005年(平成17年)5月10日にホテルイーストで鈴木と面談している。鈴木と西はこの日と以降の面談で密約した配当金133億円の内、43億円の銀行小切手を香港で受渡する約束をした。残額の90億円は後日海外のプライベートバンクに口座を作ってそこへ振り込むという事で合意したという。西の執行猶予が平成18年8月に明けるのでそれ以降という事になった。西は、A氏に内緒で鈴木から30億円の配当金を受け取っていた事も後日判明している。西は自分と鈴木の密約を実現するために必死だったようだ。西も自分の事しか頭にないのだ。A氏を蚊帳の外に置いて利益の分け前の相談をするとは許しがたい連中だが、この2人は合意書違反で利益金を受領する権利がない事を忘れていた様だ。他人の物も自分の物も見分けが付かなくなるほど金の魔力に囚われていて、人間の心という物を忘れてしまっている餓鬼どもだ》

《今回のA氏による貸金返還請求訴訟は前代未聞の巨額詐欺事件だ。通常、裁判は紛争の解決に当たって裁判所の前例を検討する事によって結論を導き出すという。今回に至っては前例の無い前代未聞の巨額詐欺事件だけあって、担当する裁判官は事件の内容に圧倒され、有り得ない、信じられないと正直思ったはずだ。品田裁判長は、そういった気持ちも相まって原告側の主張を退け、鈴木側の主張を採用した部分も有るかも知れないが、そうであれば明らかに冷静な判断ではない。鈴木の前科前歴、裁判と裁判以外での鈴木の言動の矛盾と多くの虚偽、貸金に関わるA氏との約束を鈴木が全て破っている事等を事細かに検証すれば、すぐにも鈴木に対して不審感を持ち、主張や証言の矛盾に気づいて採用などできなかったはずだ》

《裁判で被害者ぶるには精神状態が大きく影響すると思う。「強迫」や「心裡留保」などはその最たるもので、この鈴木の裁判でもフルに利用されている。加えてありもしない誹謗中傷で「心証操作」をして偏った判断をさせるように先導してゆく。いずれも便利な裁判用語だと思う。虚偽の主張や証言だから当然だが、鈴木はこれらの心証操作をフルに利用するしかなかった。しかし、見事にここまで誘導されてしまう裁判官がいることに驚く。A氏の代理人は合意書や和解書作成の背景をいくらでも主張し鈴木の矛盾や整合性の無さを指摘して反論できる場面があったにも拘わらず、そのきっかけを逃してしまった。あまりにも力不足であった》

《鈴木が宝林株の受け皿としてフュージョン社を介して取得した会社は、バオサングループ、トップファン、シルバートップという3社だった。この3社はいずれも実体のないペーパーカンパニーだった。このペーパーカンパニーの常任代理人が杉原正芳弁護士で、杉原弁護士は金融庁に提出する「大量保有報告書」に、宝林株の購入資金は「紀井義弘からの借入」と虚偽の記載をした。後日、そのことに気付いた紀井氏は杉原弁護士に抗議したが、杉原からの回答は無かった。杉原弁護士は鈴木の指示で提出したとしか考えられないが、鈴木も杉原もお互いに一面識もないと惚けた発言をしている。鈴木は宝林株の取得当初からA氏を裏切る計画を練っていたと思われる。これに、加担したフュージョン社のスタッフと杉原弁護士にも共犯の疑いがかかる。宝林株の売却利益から多額の報酬(もちろん裏金)が支払われたのは間違いない》(関係者より)

《鈴木は和解協議後A氏宛ての手紙で「合意書」について買う株の銘柄や数量の話し合いを、3者間で話し合った事が一度もないとし、その有効性を否定してきた。紀井氏が和解協議以降、鈴木の元から姿を消したことでA氏側に株取引の全容が全て暴露されたと思い、西と紀井氏を悪者に仕立てると共に「合意書」の契約自体を否定したのだろう。「和解書」で約束した金額は十分払える金額なのに鈴木はどこまで強欲なのか。全ては金に執着する貪欲さからくる鈴木の裏切り行為だ》

《鈴木は罰せられるべきだと強く思う。鈴木は現実に1000億円以上という想像を絶するほどの大金を隠し持っているわけで、不動産などの様々な形に変えているかもしれないが、今では1000億円を遥かに越えていることも充分に考えられる。A氏にしてみれば不当な手段で手に入れた巨額な資金を鈴木や家族が独占して贅沢に暮らしているくらいなら、全額を国庫に没収されても構わないと思っているのではないか。鈴木が今考えるべきは、本当にそれで良いのかという事です。今からでも覚悟を決めてA氏に謝罪する道を選んだ方が得策ではないか。A氏がそれを受け入れるかどうかは別問題だが、しでかした悪事を謝罪して償いをすることだ》

《鈴木は、平成11年7月8日の合意書、平成14年6月27日の15億円の確定日付がある借用書、平成18年10月16日の和解書、この裁判で最も重要な証拠書類の全てを否定している。品田裁判長も被告側の主張の全てを採用して判決に反映させている。裁判官の判定は、A氏の主張が全て嘘で、正当性が認められないというとんでもない判決を下した事になる。何を証拠に、何を根拠にこの様な判定をしたのか。鈴木にとっては最初の合意書さえ無効に出来れば関連のある和解書は当然認められない事を知っていた。これは鈴木にとって隠匿している1000億円まで裁判が及ばないという事になって思う壺だった。品田裁判長はこの1000億円と言われている鈴木の隠匿金には一度も言及していない。1000億円どころか株取引に関する利益金には不自然と思えるほど一切言及していない。故意に触れようとしなかったならば、それは何故か。それが一番の問題だ》

《国税庁では従来から一般に課税漏れ及び徴収漏れに関する情報を受け付けている。税務署には1年を通じて色々な通報が寄せられる。内容の信憑性はともかく寄せられた通報を国税当局は重視しているという。「たれ込み」の多くは(怨み)(妬み)などから何とかして相手を痛い目に遭わせてやろうとする意思もあるため、当局としても調査に取りかかる前に情報の信憑性を調べ上げるという。海外で稼ぎ獲得した所得に係わる課税を免れている者や各国の税制の違い、租税条約を利用して課税を免れている者に関する情報も大歓迎というから、今や海外隠匿資金が1000億円以上といわれる鈴木についてたれ込めば、国税庁も大満足すること請け合いだ》(以下次号)

「菅沢利治」の債務不履行という無責任が子供に降りかかる

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債権者が菅沢利治と知り合ったのは今から25年以上も前になるが、当時、菅沢は愛知県の豊橋市内で宝飾品や美術工芸品等を扱う会社を経営していた。しかし、会社の経営が思うようにいかず、次から次に在庫の商品を持ち込んでは債権者から融資を受けるようになった。その借り方も非常に荒っぽく、約1年間で4億3500万円もの借り入れを行っていた。しかし、菅沢からの返済は常に滞り、金利や遅延損害金が膨らむ一方となった。

実は菅沢の経歴について、債権者は詳しくは承知していなかったのだが、知り合ってから約2年後の平成10年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕されるという事件が起き、この時初めて菅沢が会社を経営する以前は暴力団の組長だった事が判明した。そのため菅沢は10年以上の懲役という重い刑が科され、出所後は実弟の所に転がり込み、農業の手伝いをしていると菅沢本人は語っていたが、実際の所は不明だった。
債権者は菅沢が刑事事件を起こしたことに驚くとともに債権の保全を図るため、菅沢の連帯保証人であった松田洋始(故人)の相続人らに対し訴訟を提起した。その結果、相続人らが債権額の半分に当たる2億1750万円を支払うことで和解した。
残る2億1750万円については当然菅沢に責任があるものだったから、その返済を求めることになったが、菅沢は債権者の貸し方が暴利を目的としたものである(公序良俗違反)とか、脅かされて借用書ほかの書類に署名させられたなど、ありもしない虚偽ばかりを並べ立てて支払いを無効とする主張を繰り返したが、そんな虚偽の言い訳が通る訳もなく、平成28年9月13日に言い渡された判決では「5000万円及びこれに対する平成15年12月28日から支払い済みまで年15%の割合による金員を支払え」という支払い命令が下されたのである。ところが、その後、菅沢は姿をくらませて所在が不明となってしまった。本人の住民登録は千葉県内になっているが、実際にそこに居住してはおらず、また菅沢本人から債権者や関係者への連絡も一切なかった。
それ故、債権者や関係者は菅沢の家族や身内に対しても菅沢の所在確認や連絡を取るよう説得を求めてきたようだが一向に埒が明かないようである。

(写真:菅沢利治の長男浩の自宅)

しかし、菅沢がこのまま債務の履行をしないまま放置しても事態は悪化するばかりであり、結果的には菅沢の家族や身内が深刻なダメージを受けることになる。そのことを菅沢自身がどこまで承知しているのか、今のところ債権者は様子を見ているようだが、いずれは菅沢に対する債権を第三者に譲渡せざるを得ないだろうと関係者は言う。そうなれば、さらに状況は悪化して菅沢だけでなく家族や身内もこれまでのような日常を送ることは不可能になるのが目に見えている。菅沢自身はかなり高齢というが、死ぬまで家族や身内を苦しめることだけは止めにすることだ。(つづく)

姓を「佐野」と変えて逃げ回る「戸井田等」に戸惑う2人の子供

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佐野等は旧姓を戸井田と言うが、長い間、住所を転々とさせているだけでなく、一度目は結婚した女性の増川姓を名乗り、次いで知人と思われる男性と養子縁組をして姓を変えるという小細工を弄してまで、債権者から逃げ回っている。すでにその状態が20年以上も続いているのだから、呆れるほかはない。
債権者が戸井田が経営するシラーコスミックという会社に2200万円を、さらにその後、戸井田個人にも1000万円を貸し付けたのは昭和62年のことだったが、戸井田は債務を返済しないまま行方をくらませた。

平成10年に債権者が戸井田に返済を求める訴訟を提起し、請求額3200万円と判決日以降の金利を支払う命令を下したが、その後も戸井田は返済の意思を見せないまま逃亡を繰り返した。だが、戸井田の逃亡劇は異常というほかなく、判決から2年後に増川いずみという女性と結婚して増川姓に変え、さらに住所を6回も変更した。そして平成19年には増川いずみと離婚した後に知人の佐野利一という男性と養子縁組をして佐野の姓を名乗るようになった。

(写真:佐野(戸井田)帆年の長女彩の自宅)

この戸井田という人間は頭がおかしいのではないか。おそらく、戸井田が借金をしているのは債権者だけではなく、他に多くの債権者がいるために姓を2度も変え、住所も転々とせざるを得ないと考えているのだろうが、そんなことをしても、自らが負っている債務から逃れることは出来ないし、逆に債務がどんどん膨らんでしまい、その影響が間違いなく彩と亮という2人の子供にも及んでしまうのだ。それが戸井田には何も感じないのだろうか。現に債権者に対する債務はすでに20年以上も放置していたために倍以上に上っている。その責任を負わされる可能性が高いと知った子供たちがどういう反応を示すか、戸井田はまるで分っていない。戸井田はすでに70歳を超えた年齢になっているようだが、いつまでもこのような状態が続けられると思ったら、それは大間違いだ。

戸井田が今、住所登録しているのは都内港区の公営住宅だが、果たして、債権者の関係者がこれまでに何度か訪ねても戸井田本人が住んでいる形跡は不明になっているという。だが、公営住宅であれば、当然、入居条件は公の書類を求められるなど厳しいはずで、債権者だけでなく多くの債権者たちから返す意思もなく不正に騙し取った金でのうのうと公営住宅に住むことは、間違いなく入居の適格性を問われて当然である。今のところは戸井田の周辺で何も起きてはいないようだが、そう時間を置かずに戸井田の正体が広く知られ、身の置き所が全くなくなるような事態になる。その際に、誰一人として無責任で非常識な振る舞いを続ける戸井田を庇うとは思えない。それだけに、娘の彩と息子の亮は、すぐにも父親を叱責してでも真っ当な対応をするよう諌めるのが最低限必要ではないか。そうでなければ、自身がそれぞれに長期の債務不履行という父親の無責任な行為の責めを分担して負わなければならなくなる。2人に残されている時間の猶予はない。

(写真:佐野(戸井田)等の長男亮の自宅)

債権者の関係者が戸井田の長男と面談する機会があったが、長男は「姉と相談して父の事には関わらないことにしようと」と言っていたというが、そういう問題ではないことくらい分からないのかと関係者は言う。このまま戸井田の非常識さを放って置けば、その禍根はそのまま子供たち2人に及んでしまうのだ。すぐにも父親と連絡を取って、しっかり責任を果たすように話すことが先決だと思われる。(つづく)

「淀屋民則」の負の遺産を引き継ぐ妻の重い責任(2)

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淀屋民則は会社役員への返済を怠ったまま死亡した。その無責任さが妻の美津子に及ぶことを淀屋がどこまで考えていたのか。妻の美津子は債権者の関係者が淀屋の自宅を訪ねた際、どうしていいのか分からず、逆に関係者に今後の対応を尋ねるような始末だった。淀屋が存命中に作成した公正証書には妻美津子が連帯保証しており、淀屋と妻は会社役員に約束した月に1回の面談を繰り返す中で返済する機会はいくらでも作れたはずだが、夫婦ともに履行することは無かっただけでなく、月に1回の面談をいつの間にか反故にしたうえ、数年間は所在を不明にするという無責任な対応を取り続けてきた。しかし、それで問題が解決することなど決して有り得ないのは当然のことである。

(写真:淀屋民則の次男賢二の自宅)

淀屋が死亡しても妻美津子が連帯保証をしている責任は重く、それは子息(長男の忠則、次男の良治、三男の満雄のほか淀屋の先妻との間に生まれた長男秀樹と賢二)にも影響が出るのは止むを得まい。長年にわたって債務の返済を怠った責任の重さを、妻の美津子は今、ようやく認識したようだが、関係者には4人の息子たちに相談すると言っていながら、なかなか言い出せずにいるようだ。しかし、このままずるずると時間を引き延ばしても、返済するべき債務額が膨らみ続け、負担が大きくなるだけだ。しっかりと息子たちに本当の話をして、返済をどうするかについて協議をするしかないと自覚すべきではないか。一人ひとりが自分の置かれている立場を弁えて対応しなければ、いつまでも問題は解決せず父親の債務に苛まれるだけだ。

それにしても、淀屋は何と無責任な人間だろうか。債権者にかけた迷惑は尋常ではなかった。淀屋が仕掛けた営業マンの大量引き抜きのために、債権者の会社は深刻なダメージを受けた。淀屋は引き抜きが発覚しないために、営業マンたちをそれまで通り出社させて朝礼を受けさせ、その後に引き抜いた会社で営業をさせるという極めて姑息な策を弄した。さらに、引き抜きが発覚した後に債権者が引き抜き先の会社を破綻させるまでに追い込むと、平身低頭で謝罪をしたものの、債権者を騙して買わせた古美術品の対価に対する責任で作成した公正証書に基づく債務の返済を怠り続け逃げ回っていたのである。

そうした父親による詐欺まがいの言動や引き抜きにより債権者に多大な迷惑をかけた真相を、妻の美津子は今こそ本当のこととして隠さずに息子たちに話し、そのうえで責任をどういう方法で果たすのか、を話す時なのだ。最近になって、三男満雄の義父が責任(淀屋には4人の子供がいるので1/4)を果たすということを関係者に伝えたようだが、約束の日までに連絡はなかったという。しかしこの機会を失えば、債権が譲渡された時にさらに苛烈な事態が息子たちに及ぶことも、当然息子たちは承知しなければならないが、父親の無責任さが生んだことだから重く受け止めるしかない。(つづく)

安否不明の松尾憲之 娘の「藤井弘美」は何故動かないのか

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藤井弘美は、松尾憲之氏の亡くなった妻の連れ子である。松尾は、債権者との約束を反故にしたまま過去にも3回、さらに昨年2月頃より失踪をして、一旦は姿を見せたものの、5月30日にまた失踪して約2年が過ぎた状況にあるが、昨年暮れから債権者の関係者が藤井弘美に何回か連絡を取り、松尾の消息を尋ねたが、何年も音信が途絶えているようで全く知らないということだった。関係者は松尾の失踪の経緯を語り、早川充美が関係している以上は松尾の安否に重大な不安が生じているので、すぐにも警察に捜索願を出した方がいいとまで言ったという。

(写真:松尾憲之の娘弘美の自宅)

松尾が巨額資金の誘導で招いた多くの金銭トラブルについて、弘美は少なからず承知しており、もちろん、松尾が債権者との過去40年ほどの関わりの中で多大な迷惑を被らせてきたこともよく分かっていた。松尾が、自ら招いた金銭トラブルが原因で少なくとも3回以上監禁され、命の危険に晒される事態があったが、そのたびに松尾を助け出したのが債権者であり、また松尾が嘘にまみれた作り話をして債権者から借り入れをしてきたことで多額の貸付金も発生してきた話を関係者から聴くと、弘美は表情を曇らせ、自分ではどうしていいのか分からないという言葉を返してきたという。

そこで、関係者が弘美に伝えたことは2つあり、一つは何よりも松尾の所在を突き止めて安否を確認すること。そして、もし松尾の失踪が自発的なものであれば、債権者はこれ以上待つことは限界で、債権譲渡を決断しなければならない状況になっていることの2つだった。松尾に対する債権の金額は過去の長い期間で大きく膨らんでいるために、分割して債権譲渡をすることになるだろうが、その際には、2週間もかからずに松尾の所在は掴めると思われるが、しかし松尾の所在を明らかにさせるために弘美や弘美の家族、身内にも悪い影響が出るのは間違いない点を強調した。もちろん、そうなってしまえば、債権者としては今までのように協力はできず、弘美はもちろん家族や身内全員が日常生活を安心して送れなくなるのは必至だった。
そうした関係者の話を、弘美は戸惑いながら聞いていたが、それは、過去に松尾がしでかしたさまざまな不祥事で大変な迷惑がかかったことを思い出したのかも知れない。

債権者は、いずれ松尾が連絡してくると思い待っていたようだが、この2年にわたって電話もなければ姿を現すこともなかったため、前述したように早川充美の関与が濃厚なだけに、簡単に姿を現すとは思えないという考えに変わっってきたともいう。早川は債権者に松尾の債務履行に責任を持ち、200億円を支払うと何度も断言して置きながら、債権者との連絡を一切経ってしまった。松尾の失踪は正に同時に起きていたのだ。
だが、仮に早川が松尾の失踪に関与していたとしても、第三者への債権譲渡という決断をせざるを得ない思いが強くなっているようで、弘美にとっては決断をしなければいけない正念場といえる。(つづく)

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(9)

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昨年末から年初にかけて、債権者の関係者が早川充美の自宅を訪ねたが、以前と変わらず居留守にして一切応答しない対応だったという。関係者からはその後も断続的に早川の携帯電話に連絡を入れ、あるいはメールを入れるなどしたようだが、早川は一切を無視しているという。早川自身が債権者に「松尾さんが社長に返済する内の200億円は私が責任を持ってお支払いします」とした約束を、何だと思っているのか。しかも、債権者は早川と面会を重ねる中で何度も早川に確認を求め、そのたびに早川は「間違いありません」と断言した。それにもかかわらず、都合が悪くなると債権者からの問い合わせにも応じず一切の連絡を絶ってしまったのだ。そういう経緯からすれば、早川が債権者に自身の意思表示をするという最低の応対さえ無視してきたことが分かる。これには何人もの証人がいる

(写真:早川充美 早川の大言壮語は虚言癖を越して犯罪同然である)

関係者によれば、昨年末から年初にかけて早川の前妻(千晶)と長女(真理奈)にも連絡を取り、実際に自宅にも訪ねて早川との面談を依頼したようだが、長女の夫が一度対応したのみで、長女もわずかにメールで早川とは連絡を取っていない、という返事を返してくるだけで直接の面会を避け続けたという。関係者が早川に電話を架けメールを入れた際には、前妻や長女にも連絡を取っていることを伝えていたことから、恐らく早川と前妻が連絡を取り合い、関係者への対応を決めていたのではないか、と関係者は推測しているが、それも十分に有り得ることだった。

早川の関係者によれば、早川が前妻の千晶と離婚したのは10年ほど前になるが、当時、早川は東京地検特捜部が捜査を進めていた中国(大連)での遺棄化学兵器処理の国家プロジェクト(旧日本軍が終戦直前に満州周辺に大量に遺棄したとされる化学兵器を日本政府の責任で処理する)に関する事件で取り調べを受ける立場にあったが、それを交わすために早川自身は千葉県内に3年もの長期間身を隠すとともに妻の晶子と離婚する手続きを取ったという。ただし、どのような事情か、前妻は離婚直後は旧姓に戻したが間もなくして再び早川姓を名乗るようになったという。早川の関係者によれば、東京地検の捜査が終了したことで離婚の手続きを取ったが、特に早川自身が事件に巻き込まれることもなかったことから恐らく長女と次女の日常生活を優先したために、一時的に早川姓に戻したのではないかという(偽装離婚の疑いもある)。
とはいえ、早川は千葉県内に潜伏中にも刑事事件を起こし、千葉県警の取り調べを受けるような状況を作っていたというから、早川自身の生き様に大きな問題があることは間違いなく、前妻も長女も次女(亜理紗)も早川とは距離を置いてきたようだ。

(写真:早川充美の自宅)

早川の大言壮語、あるいは虚言癖と言える性格は債権者も何度か早川と面談を重ねる中で薄々とは感じていたようだが、肝心の約束事まで自分の都合で身勝手な振る舞いを続けることは、債権者ならずとも決して許せるものではないのは当然のことだ。
早川は巨額資金(以前よりM資金と呼ばれてきた詐欺)のつなぎ役を任じて、周囲の誰かれ構わず嘘のつき放題を重ねては寸借詐欺を働き、ここ数年でも早川の関係者の会社の金(判明しているだけで約6000万円)を横領している事実が判明している。事件が公然化すれば、それだけで早川の家族も世間から好奇の眼で見られ、あるいは非難の対象になるのは間違いない所だが、それを知ってか知らずか、あるいはそこまでの認識を持っていないのか、前妻も長女も債権者の関係者には早川と関わりたくないという対応で終始しているが、そんな単純なことで済まされる問題ではないことをもっと認識すべきなのだ。

早川自身、債権者の誘いで飲食を共にする機会が何度かあったというが、出向いた先の飲食店で働く女性たちを誰かれ構わず口説き続け、「年収は去年40億円で今年は手取りで80億円ある」とか「今付き合っている女性たち3人にはそれぞれ5000万円ずつを預けている」など訳の分からない、極めて下品な口説き文句(全て嘘)を並べ立てる場面を繰り返していたという。揚げ句にはありもしない銃撃戦に巻き込まれたという作り話まで自慢話のような口ぶりで話したことで、債権者も耳を疑ったという。早川の虚言癖は病的で、次から次へと嘘を連発しても、早川自身は悪びれもせず平然としている。自分で嘘を言っているという自覚がない、というのは明らかに正常ではないし、嘘を自覚しているというのであれば、確信的な詐欺師、事件師だ。
しかし、巨額資金に憑りつかれた早川の嘘と、早川が債権者に繰り返し約束した松尾憲之の債務返済に対する責任は全く別の話だ。先にも触れた通り、早川は債権者に対して繰り返し債務返済の責任を持って実行すると約束したが、これは法的にみても「契約」が成立していることになるという。
「契約書がなくても、約束(早川の場合は松尾の債務返済の責任を持つという点と具体的な金額)が明確であれば、その時点で契約は成立している」と法曹関係者が言う。契約の成立には「契約書」という書面の作成は原則不要であり、あくまで約束(合意)ができていたかによるというのだ。それ故、口約束でも契約だということになるから、仮に早川がどれほどの言い訳を言っても、その言い分は通らない。

債権者の関係者によれば、早川の前妻と長女は「裁判でも勝手にやって」という対応をしているというが、これはとんでもない認識不足だ。しかも、一旦訴訟になれば、前妻も長女も必然的に巻き込まれることになり、それぞれの日常生活に大きな影響が出るのは必至の状況となる。
「おそらく、前妻と長女は早川から言われたことを真に受けて対応しているに違いないが、それが事実ならば本当に早川は罪作りの話だ。早川にはその程度の認識もない」
と関係者が言う。出来事の成り行きやタイミングによっては取り返しがつかなくなることも多々あることを早川自身、そして前妻も長女もよくよく自覚するべきではないか。今後は、前妻と2人の子供についてもどんどん記事に掲載する予定で、読者からも情報や写真が寄せられている。(つづく)

2人の娘に重くのしかかる「故原田裕功」の負の遺産(1)

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不動産ブローカーの仲吉良二が債権者から約1億円を借り受けたのは昭和60年9月の事で、これが最初であったが、原田裕功は仲吉の債務を連帯保証をしていたが、福島で町議をしていた佐川栄蔵(故人)や本誌の別稿でも取り上げている松尾憲之ほか、仲吉の周囲の人脈は当事者を装って取引を仲介するような話を債権者に持ち込んでは、手数料の前取りや着手金名目で債権者から金銭を騙し取って来た詐欺グループであった。実はその代表が原田裕功だった。原田は仲吉が債権者から借り受けた債務の連帯保証をしていながら、返済責任を一切果たさないまま病死してしまった。
債権者は止むを得ず、平成16年11月25日に貸金の返済を求める訴訟を起こした。しかし、仲吉も原田も弁護士を選任もしなければ出廷もしなかったために、翌平成17年3月15日に債権者の請求を全面的に認める判決が出された。
その後、債権者と面識のあった塩谷という弁護士が連絡をしてきて「元金だけで勘弁してあげてくれませんか」という打診をして来たこともあったが、原田から債権者に連絡は無かった。

(写真:原田裕功の長女早苗の自宅)

関係者が原田の自宅を訪ね、あるいは原田の娘2人にも会って債務処理の問題を早く解決するよう伝えたが、原田はその頃入院しており奥さんが付き添いで看護していたが、しばらくして原田本人は家に帰ったものの寝たきりの状態だったので、奥さんが「容体が良くなるまで時間を戴けませんか」と頼んできた。債権者は了解し、奥さんからの連絡を待つことにしたが、結局は一度も連絡が無いまま原田は死亡した。

最近になって関係者が原田の2人の娘のマンションを訪ねるなどしたが、娘の子供(原田の孫)と思われるが、インターフォン越しに「私は知りません」と言ったきりインターフォンを切ってしまい何も応答しなくなったという。具体的な話もせずに一方的に会話を打ち切るような横着で横柄な態度には呆れ果てるが、それは親譲りなのか。しかし、そうした横着の態度も、今後は取れないのではないか。実際に、原田は債権者への債務返済を放りっぱなしにしたまま病死してしまったが、その責任を娘たち2人は直接受け止めなければいけなくなっているからだある。

(写真:原田裕功の次女光恵の自宅)

実際に今、娘たちが父親の責任をどれほど果たせるかはともかくとして、何らかの対応をする常識くらいは持ってしかるべきだろう。
そうでなければ、仮に債権が専門の回収業者に分割譲渡されでもしたら、彼らは娘たちだけでなく家族や身内全員に連絡を取り、回収を進めていくことにもなろうから、今まで通りの日常生活を送れず、またインターネット上でも仲吉と共に原田の情報も公開される中で娘たちや子供の名前までも公開されることになるから、世間の好奇の目にさらされ非難を浴びることにもなる。これでは死んでもなお父親の災厄が娘たちを追い詰めることになり、日常の生活に大きな混乱が生じてしまうことになりかねない。(つづく)

被害者を騙して得た金で豪遊「加藤隆一」の悪の行状(3)

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(写真:加藤隆一が住民登録したアパート。実際には長野君香の会社に隠れ住んでいた。次男の隆司も一時住所地にした)

知人の女性から土地の権利書を騙し取ったうえに、債権者の所に持ち込んで借入をしたまま返済もせずに逃げ回っていた加藤隆一。加藤は所在を不明にしながら、以前から懇意にしていた長野君香という女性の会社の顧問を名乗り、会社の一室に隠れ潜んでいたが、債権者の関係者がようやく加藤の居所を突き止め出向いた。しかし加藤は一切対応しようとせず、卑怯にも長野を前面に出して言い訳ばかりを言わせていた。
その長野君香もいい加減で無責任だった。関係者に加藤に会わせると何回も言いながら、結局はその約束を反故にしたのだ。

(写真:長野君香。社会文化功労賞の授賞式で挨拶)

そもそも加藤が詐欺同然で他人が所有する土地の権利書一式を騙して預かり、権利者が加藤と同じ姓だったために「身内に頼まれたので、これを担保に金を貸してほしい」と債権者の友人を同行して借り入れをする材料にした修善寺所在の土地について、債権者が加藤に起こした裁判でも「私は何も関わっていない」と嘘の証言をして、当然、判決でも認められなかったのに、同じセリフを長野に言わせて、その場を逃れようとしたのだから始末が悪い。長野も加藤に言われるままに関係者に伝言して、加藤を引き合わせると約束をしたが、単に時間稼ぎだったとしか思われない。ただし、ここで重要なことは「私は加藤さんに大変お世話になったので、その恩返しをする意味でも、加藤さんの借金は責任を持って保証します」と約束したことだった。
長野は関係者に対して、自身が経営してきた「キミカ」という会社からは退いたので、少し待ってほしい、責任を持つと言っていたが、同社のホームページを見ると、相変わらず長野が代表取締役を務め、自分の名前を冠した「自然化粧品ジュンキミカ」というブランドをしっかりと宣伝している。

(写真:加藤隆一の長男昭弘の自宅)

過去に加藤は催眠商法で被害額が100億円以上の詐欺を2回も働き逮捕されるという前科があるが、その事実を加藤の家族、特に長男の昭弘と次男の隆司はどのように受け止めていたのだろうか。過去に父親のしでかした事件の影響を受け日常の生活もままならないことが窺われる。特に次男の隆司は住民票をそのままにして別の所に隠れ住むような生活を強いられ、娘は前妻と同居するようなバラバラの状況を余儀なくされているようだ。だが、それでも、家族や身内が、今後も改めて、父親の不始末のためにどれほど世間から非難を受けるか身をもって経験するに違いない。加藤が無責任に放置してきた債務の返済について、長男と次男は大きく重い責任を負うことになる。関係者が調査したところによると加藤は昨年1月に死亡している事実が判明しているが、それだけに長男と次男だけでなく長野君香もまた全てに責任を問われるのは、今までの経緯からみても当然であり、本人も十分承知の上で逃げ回っているに違いないが、加藤を庇い、住まいまで提供したうえに「私が責任を持ちます」と言っておいて、いつまでもこの状況を続けることは不可能である。ネット上での情報拡散により、誰からも好奇の眼で見られるのは必至で、そうであれば債権者と真摯に向き合うことが先決ではないか。(つづく)

債権者を苦しめた「岡田瑞穂」の虚言癖(2)

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(写真:岡田瑞穂)

岡田瑞穂が債権者に負っている債務は、岡田自身が虚言を弄して債務の返済を逃れ続けた結果、今や巨額に上っている。鶴巻智徳(故人)の債務を連帯保証した分、債権者の保有ビルに新しいテナントを誘致したと架空の話を持ち込み、既存のテナントを追い出した上に賃貸契約書を偽造して債権者に多額の被害を与えた分、そして岡田が個人的に債権者から借用して返済を怠り続けた分という3件の債務を合計すると200億円にものぼっているのだ。
債務が巨額に膨らみ続けるのは、もちろん岡田が責任をまともに果たそうとせず、数多くの嘘で債権者を騙し続けて来たからである。それ故、岡田の虚言癖は犯罪そのものと言っても言い過ぎではない。
先ずは鶴巻の債務(元本5億5000万円)が返済されないまま時間が経過する中で、その処理で債権者に全面的に対応していた件について触れると、岡田が鶴巻の債務処理で債権者に対応するようになったのは平成14年ころ以降のことだが、鶴巻が平成9年から同10年にかけて自己破産した事実を債権者には隠し続けて、主に絵画や競走馬などの保有資産の売却リストや売却による債務返済計画などを債権者に提示していたが、それらのいずれもがすでに売却済みであったり交渉すらなかったことが後に判明するのだが、岡田は返済計画が現に進行していることを裏付けるかのように書類、伝票類を偽造することも平然とやってのけていたのである。その金額はトータルすると100億円にも達する。これらは、岡田と鶴巻の家族、松本弁護士による責任分担に関わるが、岡田は個人で借り入れた分も含め25年以上も嘘をつき続け返済を先送りにしてきたのである。

鶴巻の債務処理に関しては、鶴巻の顧問を務めた松本憲男弁護士も鶴巻が債権者に振り出した手形の処理で「全責任を持つ」と言って債権者に期日を繰り延べさせるなどしたが、一切責任を果たしていない。さらに鶴巻が自己破産を申し立てた際には、債権者に通知すらしなかっただけでなく、債権者の鶴巻に対する貸付金5億5000万円を「鶴巻からは1億5000万円と聞いていた」と偽るなど、こうした行為は弁護士としての資格を剥奪されるほど重大な過失であり、懲戒の対象となる。その点では鶴巻の周辺関係者が総ぐるみで債権者を騙し続けたとも言えるが、日常的に債権者と向き合って鶴巻の連絡役を果たしてきた岡田による債権者への虚偽の言動は他を圧倒していた。

鶴巻が病死したのは平成19年8月5日のことだったが、債権者がその事実を知ったのは、それから2年後のことであり、岡田はこの間に債権者から何度も鶴巻との面談を要請されながら、そのたびに「医者が面会を許してくれない」とか「本人の体調がすぐれないため、日を改めたいと言っている」などというウソを債権者に伝えていたのである。債権者にとっては、岡田が多少でも債務処理にまともに向き合っていれば、鶴巻に対する債権回収が的確に実行できたはずであったことを考えると、10年は間違いなく無駄にしてしまったことになる。
しかし、その無駄な時間は鶴巻が死亡した後もさらに続いた。債権者が岡田を介して鶴巻の妻・道子との交渉を本格化させる中で、岡田は鶴巻との面談設定を引き延ばしたときと同様、道子との面談もずるずると引き延ばし、当日になって約束をキャンセルすることが30回以上もあって、ようやく道子と子供たちと正式に会うまでに3年以上が浪費された。
岡田は、鶴巻の死後の平成21年から同22年にかけて、道子と債権者への返済計画を協議してまとめたとする「確約書」を債権者に渡していた。それ故に債権者も道子には債務を返済する意思があると信じ込まされてしまい、道子との面談が実行されれば、その時からでも債権の回収が進み始めると考えていたようである。
ところが、その後、業を煮やした債権者が鶴巻が残した日本トライトラストとデルマークラブの2社と道子に対して訴訟を起こした際、岡田が債権者に提示した「確約書」にある道子の署名が本物であるか偽造であるかを巡って大きな争いが起きた。そして岡田はこの審理の場で債権者からも道子からも袋叩きにあったのだ。岡田が債権者には道子の署名が本物だと強調する一方で、道子に対しては「自分が代筆をした」ということを言っていた事実が問題になり、裁判官は道子の同意がなかったものとしてしまった。全ては岡田の虚言癖がもたらした結果だった。

岡田瑞穂は鶴巻が死亡した後も債務処理を主とした残務整理を続けていたが、債務の連帯保証をしていたこともあって、債権者自身の仕事に協力をすることで少しでも役に立てれば、ということであったが、そこでも岡田特有の嘘が頻繁に起きた。その最大のものが、債権者の保有ビルに新しいテナントを誘致したという架空の話を持ち込み、既存のテナントを追い出した上に賃貸契約書を偽造して債権者に多額の被害を与えた件であった。
岡田は平成19年から同22年頃にかけて娯楽施設、医療施設、専門学校等のテナントとの交渉が進み契約締結まで至ったと言って書類を用意したが、これらの施設との交渉は早い段階で終了していたから契約に至ることはないということが分かっていたにもかかわらず、岡田はその事実を隠して嘘を言い続けたために、他に貸すこともできず賃料収入等でさらに大きな損失を被った。
特に娯楽施設がビルの1階から3階(1、2階の一部と3階の全部)を借り受ける契約については、既存のテナントに退去して貰うための交渉から違約金の発生など多くの手続を伴うことになったが、岡田が「実際は最初からの作り話で、条件をどんどん煮詰めていると嘘の報告を繰り返していた」(本人の証言)ために、遂には既存テナントが退去する合意を結ぶところまで行き着いてしまった。しかし、その時点でも岡田は知らぬ振りを決め込み、出店する会社と正式に契約を締結するに際して、弁護士が作成した「契約書」に岡田は出店会社の社印と代表社印を偽造して押捺してやり過ごしてしまった。そして、既存テナントから出店会社への引渡しの段になって、岡田は出店が嘘であることをようやく認めたのだった。当然、債権者は既存テナントから入るはずだった家賃収入や将来的な賃料も見込めなくなる損害を被り、さらに日常の資金調達予定にも大きな狂いが生じたという。
岡田は新たなテナントを確保するまでの賃料に相当する金額(月額約150万円)と既存テナントの立ち退きにかかる費用(182万円)を補償する責任を負った。不可解なのは、娯楽施設との架空契約で岡田にはデメリットしかないのに、何故、相手会社の社印と代表社印を偽造して契約書に押捺するまで嘘を突き通したのか、ということだった。少なくとも、既存テナントとの退去交渉の時点で真っ当に話をしていれば、リスクは最小限で食い止められていた。そして、その後の医療施設、専門学校等とのテナント交渉でも岡田は同様のことを繰り返して多くの書類を偽造した。

(写真:岡田瑞穂の長男寿彦の自宅)

岡田の債権者に対する責任は未だに何も果たされていない。岡田は鶴巻の債務返済処理で、債務の連帯保証をした当初から妻の優子や子供たちを巻き込んでしまうような状況を作り出していた。冒頭にも挙げたように、岡田が債権者から個人的に借り受けた金銭、テナントの架空の誘致話で債権者に与えた損害も返済義務に加わり、それらの債務に対して優子が連帯保証をし、さらにその返済がいつまでも実行されないために岡田と優子の負荷がどんどん大きくなっていて、鶴巻の債務の連帯保証に対する責任だけでは済まなくなっていたのだ。おそらく、岡田は死ぬまで債務を引き延ばすくらいの思惑で債権者に向かい合ってきたかもしれないが、現実にはそんな思惑は通用せず、当然、岡田と優子、そして3人の子供たちにも責任が及ぶことになる。岡田がそれだけのことを債権者にしてしまい、虚言を弄していたずらに時間だけを引き延ばしてきた責任は極めて大きいと言わざるを得ない。岡田の妻優子は多くの虚偽の案件の内2~3件の内容を具体的に聞いただけでも、あまりに岡田の酷い嘘にその場で立っていられない程驚いていた。岡田本人は子供を保証人にすると明言し、妻優子もまた「子供達は親を見捨てるような薄情ではありません」と言っていたが、実際に返済されたのは岡田自身が約30年前に月3%の金利で貸して欲しいと言って債権者から借り入れた336万円に対する40万円の返金だけだった。妻優子は「借りた物は返さなければいけません」と言っていたが、今や岡田同様に数えきれない程の岡田の嘘を知りながら、保証人になっている責任を果たさないままでいる。子供たち(由紀子(孫の侑大)、寿彦(孫の恵輔、智晴)、由美子(孫の賢生))が3人いて、返せない事はない筈だが、岡田自身には個人的に借りた借金すら返す気がない様で、未だに子供たちに真剣に相談をしていないようだ。しかし、ここまで来てしまえば、本当に子供たち3人が何らかの責任を負って、両親の債務処理を進めなければ、今後は家族全員に大きな影響が出ることは間違いないと思われる。何よりも岡田自身がしでかした深刻な失態(全て嘘から始まっている)を全く自覚していないことに尽きるが、債権者の関係者によると、「岡田は返済の日時を切って『ちゃんとします』とか『絶対に大丈夫です』と言うが、その通りの結果になったことが一度もない。先ずはその口先だけの言動を直さなければ、信用などできる訳がない」という。3人の子供たちと相談しなければ解決しないことを認識して早急に対応することだ。

(写真:岡田瑞穂の次女由美子の自宅)

妻の優子も債務内容は1割くらいは分かっているので(それでも、岡田の嘘には本当に驚いているが)、「借りたものは返すのが当然で、子供たちが親を見捨てるはずがない」と言っていたが、実際には子供たちは岡田を嫌っているようで、聞く耳を持ちたくないという対応をしているといい、優子も困り、こんなに何もしない子供たちは他にはいないほどだということが分かると、「子供たちに迷惑をかけたくない」と言い変えているというが、今さらそれが通るはずがないことは岡田も優子も十分に承知しなければいけない。岡田の3人の子供たちの全く非常識な対応も、本来なら許されるはずはなく、岡田が騙した金で育ってきたことを深刻に受け止めるべきだ。(つづく)

詐欺破産は「米山宏幸・陽子」には債務逃れの免罪符にならない(2)

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米山宏幸は債権者を騙して逃げ回ってきたことを少しは認識しているようで、債権者の関係者が自宅を訪ねると、債権者に迷惑をかけていることを詫びる態度を見せていたが、妻の陽子は全く逆の対応だったという。

(写真:米山宏幸の自宅)

陽子がけしかけるように米山に警察に連絡をさせて被害者を装うが、警察が来ても陽子は玄関ドアをわずかに開けた所から応対する始末で、事の成り行きから警察が関係者から事情を聞くと、逆に米山夫婦に債権者とちゃんと話をするよう注意するほどだったというから、完全に呆れられているのだ。それでも陽子は関係者が訪ねるたびに警察に電話をするが、警察は一切取り合わなくなってしまった。陽子がいくら被害者を装っても横着な陽子の態度はすぐに見破られてしまう。米山と陽子は警察に促されるまま「後で債権者と関係者に連絡します」と殊勝に言うが、一度も連絡してきたことは無いという。米山と陽子の態度がこのように横着であればあるほど、2人の娘(絵美、梓)にも大きく影響するのは避けられず、重い負荷がかかることになるのは間違いない。

返済する意思もないのに嘘ばかりをついて金を借り、それが限界になると米山は債権者に返済を約束するが、それは口先ばかりで全て米山自身が反故にしてきた。しかも、それを何度も繰り返した揚げ句に夜逃げ同然に転居して債権者から逃げ回っていたのだ。少なくとも米山が債権者に犯罪に等しい詐欺行為を重ねてきた事実を前提にすれば、それを米山に自覚させることが出来るのはやはり家族が一番である。今のところ、2人の娘は父親の実像をどこまで承知しているか不明だが、そうであれば、本誌がそのきっかけを作るしかないとも思われる。
米山と陽子は過去に自己破産の手続きを取っているが、特に陽子の場合は債権者への騙し討ちで詐欺行為だった。返済に約束をしながら一切実行しない米山に業を煮やした債権者は止むを得ず、連帯保証をしている米山の妻陽子が勤務していた会社で支給される給与を差し押さえることもしたが、陽子が自己破産の手続きを取った。この時も、米山が「格好悪いので、取り下げてください」と債権者に懇願し、具体的な返済計画を言ってきたので債権者も了解して差し押さえを取り下げた。ところが、米山が提示した返済計画は全くのでたらめで、返済をしないどころか、その隙を狙って陽子の破産手続きを進めるというあまりにも非常識な対応をしたのである。
また米山も自己破産をして債務の返済を放ったらかしにしてから20年以上が経過しているが、米山と妻陽子が破産管財人に対してどのような釈明をしようが、それが詐欺にも等しい釈明である限り、債権者の元に存在している債務に対する免責になろうはずがない。米山自身の直筆の借用書や念書、さらに公正証書等の書類(妻陽子が連帯保証している)が、米山の返済不履行を証明しているだけでなく、自己破産手続きが実態を伴っていないことも証明している。

(写真:米山宏幸の長女絵美の自宅)

1万円の返済もしていない2人は、20年ほど前に債権者の会社に来て、その時点で3500万円の公正証書を作成し、その際に金利を安くしてもらいたいと陽子は言っていたが、そうした誠実さを忘れた現在の陽子の態度は全く常識が無く、最悪の女性としか言いようがない。それは、ゆがんだ開き直りともいえるもので、真摯に話をすれば済むものを事を大げさにして警察に連絡をするようなことを繰り返したところで、問題が解決することは決してない。
今のところ米山と陽子の2人には全く反省の様子が窺えず、あまりにも悪質ではあるが、この様な状況が続くと、家族全員の写真もネット上で公開される可能性は非常に高くなる。2人の娘の将来にも大きく影響することは当然のことだ。関係者の話では、米山もワルだが、妻の陽子も非常識すぎるどうしようもない人間のようだ。(つづく)

会社乗っ取りまで企んだ「渡辺新領」の横着な振る舞い(3)

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債権者の関係者が昨年末から渡辺新領に対して、直接自宅を訪ねあるいは手紙を送るなどして連絡を取ってきたという。

(写真:渡辺新領の自宅)

渡辺には何度となく連絡を欲しいと関係者が伝えてきたが渡辺からは何も連絡が無いため、関係者が複数のネット情報誌に情報を提供し始めているようで、本誌の取材チームにも接触があったが、今後、渡辺の前妻や長男(大輔)、長女(美穂子)のほか、渡辺の姉妹たちの実名まで掲載して渡辺の非常識で無責任の悪事を本格的に明らかにしていくことを検討中だ。しかし、関係者によれば、事はそれだけに留まらず、渡辺に対する債権を何人ものプロに譲渡する準備が整えられつつあるという。そうなれば、間違いなく債権回収業者が親族全員の所に出向くことになるだろう。そのような事態になることを、関係者は渡辺に警告してきたというが、渡辺は、詐欺破産は破産として認められないことを認識しているのか。
すでに本誌でも触れてきたように、渡辺は過去に債権者の会社に甚大な被害を与え、さらに寸借詐欺を重ねた揚げ句、一切の責任を取らずに詐欺破産し、かつ所在を不明にして責任を放置してきた。その責任を取らなければならなくなる。

最近も債権者の関係者が渡辺の自宅を訪ねると、玄関のインターフォンに応対した女性が「(渡辺は)いません」という返事の一点張りで、具体的な話をしようともしない態度は非常に横柄だったという。仕方がなく関係者が自分の連絡先をメモに書いて郵便受けに入れて置くので必ず連絡を欲しいと言っても、それには返事もしないという。そうしたやり取りを渡辺は承知しているはずだ。本当に非常識な振る舞いで、渡辺はあまりにも無責任が過ぎていて、自分の不始末を自分で処理しなければいけないという反省が全く見られない。過去に債権者を騙して販売会社を設立させながら、会社の乗っ取りまで企んで莫大な損害を与えた責任を、渡辺は今もって果たさない。今後、債権者が決断した後に渡辺が後悔しても、それこそ後の祭りで、真っ当に対応するのは今しかない。
「もし、渡辺が法的に責任は免れていると考えているなら、それはとんでもない錯覚だ。世の中には渡辺が負うべき社会的責任、道義的責任がある。渡辺も承知している通り、その責任を免れることは出来ないし、しかもその責任を全うしなければ、ネット上での情報が拡散して親族も巻き込まれて、不特定多数の人間から未来永劫にわたって非難され続けると思う」

(写真:渡辺新領の長男大輔の自宅)

と関係者は言う。関係者は予定の行動を取るだけだという。渡辺の悪事の一端については、すでに読者も周知のことと思われるが、渡辺が犯罪加害者であることを前提にすれば、渡辺に反省を迫り犯罪を抑止するうえで最も影響力があるのはやはり家族である。本誌ではその家族や身内の実名を挙げたり写真を掲載することは本意ではないが、渡辺に悔悛がない限りそれも選択せざるを得ないと思われる。前述したとおり、関係者から入手している情報を詳しく精査して今までの悪事を明らかにする。(つづく)

「藤牧義毅」は破産手続までも詐欺に悪用した(3)

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(写真:藤牧義毅)

藤牧義毅は債権者を二重三重に騙しておいて、その嘘がバレて都合が悪くなると行方知れずになり、さらには隠れ潜んでいる先に債権者の関係者が連絡を取ると、急いで弁護士に頼み、藤牧がすでに破産宣告を受けているので債権者の債権は免責になっているとの通知書を送らせるなど、極めて非常識で無責任な対応を繰り返し、典型的な詐欺師と言っても過言ではない。裁判所が破産を認めたと言っても、それは後述するように嘘の申し立てだから、事実上は無効なのだ。

藤牧は、過去に自己破産手続きを取り、裁判所から免責を受けるという手続きが取られている。しかし、管財人から債権者宛に送付された書面によれば、「(債権者が)詐欺的な土地の売買交渉を進めることを迫り」と言うが、藤牧本人しか知らないことで、債権者には土地のことは分かる訳がなかった。債権者の関係者が言う通り明らかな虚偽申告だった。関係者が言う。
「藤牧が連帯保証をしている債務の返済のために栃木の土地売却の話を債権者に持ち込んだもので、債権者は藤牧に500万円を支払った。管財人の話は事実と全く逆だ。管財人弁護士は藤牧の言われるままに事実確認を怠り、債権者を悪者にしてしまった。しかも、藤牧は『秀信』という通称を使い分けていて、管財人が債権者に送った書面では『藤牧秀信』としながら、免責決定の通知では『藤牧義毅』となっている。このことだけでも、藤牧が嘘の言い訳を管財人にしている事実がはっきりするのに、裁判所は管財人弁護士の報告を受けて、というより藤牧の言い逃れで主張した虚偽証言を管財人がそのまま裁判所に報告したので、藤牧の免責が認められた、明らかな詐欺だった」

(写真:藤牧の長女奈峰の自宅)

また、管財人弁護士の通知書には、他にも「(債権者が)暴力団関係者らしき野呂周二(注:周介の間違い)に取立を依頼すると申し向ける」と書いているが、野呂周介氏は藤牧を雇用していた種子田益夫が懇意にしており、その関係を藤牧が知らぬはずはなかった。藤牧自身がカミパレスで日常的に石川さゆりと種子田の業務に係るメッセンジャーをしていたから当然であるだけでなく、債権者が藤牧と一緒にいる時に偶然に野呂氏に会い、食事をご馳走になったことさえあったくらいである。それ故、この管財人弁護士の通知からも分かるように、管財人が藤牧の虚偽証言をそのまま免責の理由にして裁判所に報告した事実が窺えるのだ。

藤牧は連帯保証をした責任を今も果たしていない。韓国籍の孫銀翼を債権者に紹介して「私が保証人になるので金を貸してあげてほしい」と言ったのが始まりで、債権者は4000万円と2000万円(いずれも元金)を貸したのだが、結局は孫にも藤牧にも騙し取られる格好となった。孫が債務返済をしないまま行方不明となり、韓国に帰国した事実が後日になって判明したが、その後に藤牧が虚偽の返済計画を債権者に話して時間稼ぎを繰り返す中で、前述したように孫から受け取る紹介料が目的で孫を債権者に紹介したことが判明したのだ。

(写真:藤牧の次女祐衣の自宅)

藤牧が債権者に言った返済計画は「母の定期預金より1000万円を借り、他に栃木の土地でカバーする」という約束だったが、どちらも反故にしてしまった。それどころか、数年もの間行方知れずとなってしまったのである。
破産管財人による虚偽申告で裁判所が認めることになった破産宣告は、明らかに藤牧による詐欺であり犯罪に等しい。新たな弁護士が関係者にそれを告げたとしても、債権者の債権が免責になるはずはないゆえに、藤牧は債務不履行の責任を免れようはない。

いい加減に逃げ回ることをやめて、債権者なり債権者の関係者と接触をして謝罪することを真剣に考えるべきではないのか。藤牧は自ら事態を悪化させていることで、2人の娘や家族にも悪い影響が出るのは必至だ。藤牧は自身が何の言い訳もできずに娘たちに追及される姿を思い浮かべたことがあるか。それほどまでに藤牧だけではなく2人の娘たちもその家族も惨めな赤っ恥をかくことが目に見えているのに、このままの状態を続けていれば、藤牧は本当に家族や身内を不幸に陥れ、自身も言い逃れなどできない場面が来るのは間違いない。(つづく)

債務返済を20年以上も放置して「松浦隆男と妻和子」に逃げ得はない(2)

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(写真:松浦隆男)

松浦隆男はこれまでの長い間、会社役員に多大な迷惑をかけ続けてきたことを本当に分かっているのだろうか。平成元年頃に会社役員の会社に出入りするようになって以降、30年以上にわたって会社役員を騙し続けてきたのだから、松浦の罪は想像以上に重い。しかも、借用書や公正証書を作成して返済を約束しながら、松浦は一切返済することなく放置するだけ放置してきた。妻の和子も連帯保証をしている身にありながら責任の重さをどれだけ痛感しているのか。会社役員の所有するビルの耐震工事を巡り、松浦が紹介した川原某という人間が工事代金の450万円を受け取りながら、工事を一切やっていなかったという詐欺も発生しているが、川原が代金返済に当たって小野登美子を連帯保証人にしながら、結局は知らぬ存ぜぬの無責任な対応に終始した。この件についても、松浦は何一つ後始末をしなかった。

会社役員は昨年12月に松浦に対する債権がすでに5億円以上に膨らんでいる事実を伝えたうえで、松浦がきちっと返済するのであれば、そもそもの元金3450万円+αで良いと言っていた。ところが、松浦がこの期に及んでも嘘ばかり言って誤魔化そうとすることに対して憤ったのは言うまでもなく、松浦に対する債権を複数に分割して譲渡することにすると関係者は決断を口にしている。

(写真:松浦和子)

債権が譲渡されれば、松浦と連帯保証をしている妻の和子だけではない、家族や親族に影響が出るのは当然で、和子の先夫との間に生まれた2人の娘(七田麻美子、同麻由子)ほか松浦夫婦のそれぞれの兄弟や親族にも容赦のない取り立てが起きるに違いない。同席していた会社役員の関係者が、そのことを伝え、もっと真剣に返済することを考えなければ、大変なことになると言っても、果たして松浦がどこまで本気で聞いていたのか、疑わしい。

前述した七田麻美子も、松浦と妻和子の無責任さがどういう事態を招いているかを実感していないようで、関係者に対しては自身が責任を負うべき意味合いのものではないという趣旨の話をしているというが、母親が連帯保証をしているので、責任を免れることは不可能だ。「それに松浦隆男も妻の和子もこれまでの長い期間、会社役員にどれほど迷惑をかけてきたか、松浦がどれだけ会社役員を騙し続けて来たか、その実態を正確に把握すれば、問題を解決するために何をするべきかが分かるはずだ」と関係者は言う。七田麻美子は大学で教鞭を取っているようだが、そのような立場で松浦夫婦の債務問題を放って置いたら自身の日常に影響を及ぼすとみられる。

(写真:七田麻美子自宅。麻美子は和子の先夫と間に生まれた)

家族や親族が今後、どのように悪い影響を受けるか、松浦と妻和子は真剣に返済に取り組み、真摯に会社役員に対応することが何よりも優先していることを認識すべきではないか。そして、松浦と和子の家族や親族も、松浦と和子から本当の話を聞いて、今後どう取り組むべきかを真剣に考えるべきだ。そうでなければ、ネット上での情報拡散はさらに勢いを増して、松浦も和子だけではない、家族や親族も巻き込まれ深刻な影響が出るのは当然のことになってしまう。(つづく)

会員権販売詐欺の常習「藤原宣昭」の嘘と言い訳(3)

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債権者の関係者が藤原宣昭の長男の自宅を訪ねた時のことだった。長男は藤原のことを「父親とは思っていない」とまで言っている。藤原の連絡先も知らないから、ここ10年間は連絡も取っていないという。実は長男は藤原の近隣に住んでいるが、親子が断絶しているかのような振る舞いだったというのである。子供にこんなことを言われて、藤原は何とも思わないのか。

藤原はゴルフ会員権の販売で債権者を詐欺にかけ騙してきた。そして、藤原の次男は藤原の会社が倒産した際に客への対応を押し付けられたという。藤原が自らの責任を自覚してきちんと処理をしなければ、子供たちまで辛い運命を背負うことになる典型とも思われるが、藤原が何処までそれを自覚しているのかは、疑わしい限りだった。

(写真:藤原宣昭の次男祐也の自宅)

債権者の関係者が昨年末から藤原の自宅に出向いたのは、すでに複数回になるが、そのたびに玄関ドアを開けようとしなかったり、ドアを開けて応対してもいきなり包丁を持ち出して脅かしにかかったり、あるいは「借金の清算は終わっている」という嘘を平気でついたりするなど、全く始末に負えない態度を取る。そうかと思えば、暴力団の実名を出して、弁護士と警察にも相談しているので、弁護士から連絡させるので待って欲しいと言ったりしても、約束通り弁護士から連絡があったためしがない。いったい弁護士や警察に何を相談しているのか、また本当にそういう事実がるのか、藤原の話には真実味が全く無いが、裁判所が藤原に対する債権を認め、支払い命令を出している判決があるのだから、藤原には弁解の余地はない。それでも藤原から投げかけられる言葉は、今も嘘だらけで、つい最近でも関係者に弁護士と相談していると言いながら、その弁護士が誰であるかも明かさず、揚げ句には「自分の親族には警視庁のトップがいる」などと口癖のように言うが、その人に中に入ってもらえばどうかとさえ思う。本当に最低最悪の人間としか言いようがない。

藤原には子供が3人いるが、前述したように藤原は自ら招いた債務返済の責任がこれら3人の子供たちや他の親族にも及んで、多大な迷惑をかけ、それで済まされるとでも思っているのだろうか。「元金を払えば、金利分は無しにするというケースもあるので、そうした話を前向きに考える人たちは重くのしかかる負債を清算して逆に感謝しているくらいだから、しっかりと話し合いに応じるべきなのだ」
と関係者は言うが、しかし、これまでのようにただ放ったらかしにしているだけでは、仮に債権者が藤原に対する債権を専門の回収業に分割譲渡でもしたら、それこそ藤原だけでなく、身内全員に対して厳しい取り立てが開始されるに違いない。そうなってしまえば、もう取り返しがつくはずもなく、家族や身内全員の日常生活が破綻に追い込まれてしまう。そうした事態は藤原には早くから想定できただろうに、何もしないで責任を放棄するような対応を取り続けてきたのは自業自得と言わざるを得ないし、藤原自身が家族や身内全員を不幸のどん底に落としてしまうことになる。関係者によれば、長女も長男と同様に藤原の近隣に住んでおり、場合によっては互いに連絡を取り合っているのかも知れないが、そうであれば、長男(昭仁)も長女(博美)も父親が債権者にどれだけの迷惑をかけ、長い間にわたって約束を守らないできたかを少なからず承知しているはずだ。藤原が嘘ばかりをついて逃げ回っている限り、長男も長女も責任を果たす重みをしっかりと弁えることだ。藤原のように詐欺行為を繰り返すような犯罪加害者は、家族や身内が巻き添えを食ってどれだけつらい思いをするか、よくよく考えるべきだ。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」② (20)

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《裁判官は、何故「心裡留保」という聞きなれない曖昧な言葉を持ち出してまで「和解書」を無効にしたのだろうか。単なる誤審ではないと思う。和解書を無効にしなければならない事情があったのではないか。鈴木側の主張した「強迫と監禁」は何の証拠もなく、後付けの言いがかりでしかない。和解書締結の1ヶ月後に鈴木がA氏宛に書いた手紙にもそのような事は一切書かれていない。逆に鈴木の手紙には西と紀井氏が裏切って諸事情が発生したので支払方法を再考してほしいという意味の事が書かれている。裁判官は、鈴木の手紙を検証していない。その後の2回目の手紙にも、平林弁護士と青田を代理人に指名することを強調していて、今後の事は2人と話し合ってほしいと書いてきている。和解書も合意書も無効を主張するならば、そのような書き方をするはずはなかった。裁判官の事実認定は明らかに大きな間違いがいくつもある》

《コロナ禍の生活も2年が過ぎ、日本国内での貧困問題も表面化している中で、職場を失った母子家庭の母親が食べる物にも困り、一日一食にしているという話は珍しくない。また公園の雑草を取って食べたりというニュースを見たことがある。こんな現実が起きている社会に、一方で人を騙して手に入れた大金で私腹を肥やして悠々自適な生活を送っている鈴木のような人間がいる事は本当に許せない。鈴木が真っ当に働いたとか、正当に大金を手にしたのなら誰も何も言わない。そうではないからここまでの非難が集中しているのに、本人や家族は一体何をしているのか。このサイトを見るようになってから貧困のニュースを見る度に、鈴木の事が頭を過り(よぎり)怒りと共にやるせない気持ちになるのは私だけではないはずだ》

《天野氏は鈴木より人望があったようだ。天野氏が行きつけにしていた赤坂の飲食店の店長によるとFRのスタッフと一緒に飲食を楽しんでいたことが頻繁にあったという。その店で偶然にA氏と会う事も何回もあったらしい。その時天野氏は、一緒に呑んでいるスタッフを連れてA氏の席に行き、「いつもお世話になっています。FRが今あるのも社長のお陰です」と挨拶していたと店長が証言している。天野氏は、ある時鈴木が多額の資金を所有している事を知って鈴木に聞いた事があったらしい。鈴木は、「A社長から数百億円を預かっている」と答えたらしいが、A氏との対立が深まってくると「A氏とは絶対に会うな」と鈴木に厳命されていたらしい》

《鈴木がA氏にしたことは詐欺横領です。他人の財物を無断で、自分のものにする行為だから、横領罪に問われるべきです。しかも鈴木にはA氏の恩に報いようとする気持ちが微塵もなく、散々騙して裏切って、A氏の他にも大勢の人を苦しめているのです。刑事裁判ならば、経験則をもって事に当たり情のある裁判官は鈴木の非を咎めて過去の確定裁判を経ていない罪をも合わせて「併合罪」を適用するくらいの判断を下したのではないでしょうか。複数の罪を犯した犯罪者と思われる人物が正式な裁きを受けないで、しかも裁判官の過ちか不正により誰もが納得しない酷すぎる誤判を下した》

《鈴木は、平成9年10月15日に3億円の借用書をA氏に差し入れて3億円を借入れているが、鈴木は裁判で、ピンクダイヤと絵画を購入した時の代金分であって借入金ではないと主張した。裁判官は借用書を詳しく検証もせず、元金約28億円の貸付返還請求金額から販売委託に関わる7億4000万円を除外した。商品代金を借用書で購入することも異例だが、鈴木は支払いを済ませていないわけだから債務として残っているのは当たり前の事だ。それに鈴木がA氏から買ったというのならピンクダイヤが何故A氏の手許にあったのだ。平成10年5月28日に販売委託として念書を差し入れてピンクダイヤを預かり持ち出しているではないか。鈴木が購入したという主張は辻褄が合わない。裁判官はこれも見落としたと言うのか。品田裁判長の判決より裁判員裁判にした方が正しい判決になったはずだ》

《もう既に読者の皆さんの投稿にもあるように、これだけあからさまで極端に不公正で不当な裁判があるのだろうか。現実の裁判所で行われている事とはとても信じられません。裁判所が一刻も早く判決に持ち込みたかったからと言って、採用する証拠や証言と不採用にする証拠や証言の基準や整合性が全く不明で呆れるばかりです。裁判のやり直しが困難な事を知っての裁判官の判断だとしたらなおさら許せない事です。同時に被告代理人との癒着が疑問視されていますが、ここまで納得のできない結果であればそれも当然の事だと思います》

《民事裁判は、刑事裁判と違って裁判官の心証が大きく左右すると言われている。裁判所は、何処までの権限を与えられているのだろうか。心証が左右すると言っても限度があるだろう。鈴木がA氏と西を騙して株売買の利益金を独り占めしているのは明らかで、何故ならば、平成11年5月末以降の鈴木は、親和銀行事件で特別背任事件の容疑者として逮捕拘留された事は周知の事実だった。その鈴木には株式投資をする資金は無く、社会的信用もない状態だったことは裁判官も裁判資料を読んでいれば承知していた筈だ。そんな鈴木が今や1000億円以上と言われる資産をどうして築けるのだ。貸金返還請求訴訟の内容でも分かるように鈴木は逮捕される直前に、A氏から現金8000万円を借り、高価なピンクダイヤモンドの販売委託を受け、また保釈直後には高額輸入時計を借り出し現金化している事実があるではないか。この時の金を全額隠していたとでもいうのか。たとえそうであっても株投資の元金には到底足りない。そして、親和銀行に支払った17億円、山内興産の詐欺事件で払った約4億円という莫大な和解金はどのように工面したのか。その辺を検証すればすぐに解る事ではないか。品田裁判長はこれらの事を全て無かったことにでもしたかったのか。無理をすると辻褄が合わなくなるのは自然の道理で、品田裁判長の判断はどれをとっても辻褄が合っていない。心証を優先する以前の問題だ。これは、このまま放っておける問題ではない。日本の秩序や法曹界への信頼が失墜しかねない。徹底的に真相を追及するべき事件である》

《鈴木は親和銀行不正融資事件で逮捕されて、その半年後に保釈されています。その時の様子を西は自暴自棄になって酒浸りになっているという言い方でA氏に報告していたらしいですが、鈴木は逮捕前にA氏に土下座をして8000万円という資金を逮捕の事を知っていたA氏から借りている。しかもA氏には「このご恩は一生忘れません」と言っていた。仮に自暴自棄、酒浸りが本当だとして、またA氏の所へ足を運べないとしても最低でも電話で保釈された報告やお礼を改めて伝えるべきではないか。鈴木の土下座や恩に感じる言葉の数々は全てパフォーマンスに過ぎないとしか言いようがない。非常識で、平気で不義理をするような人間を庇っていた西もどうかしているが、日本の裁判所のあり方について日本の多くの国民に大きな不信感が残るのは間違いない。》

《鈴木の代理人平林弁護士は、鈴木がA氏に預けていた約束手形について「手形の支払期日に銀行へ取り立て依頼をしていない」とか、「普通は手形訴訟を起こすはず」と発言していることは正論ではあるが、これは鈴木に頼まれ西がA氏に頼んだことは「お願い書」で分かることである。A氏は業として金融をやっている訳でなく恩情の厚い人であったから、FRが倒産せず、鈴木も破滅しないでいられたという事も認識していない。事件の矛先をかわす為に小手先の論理を展開しても無理な話だ。鈴木の悪企みは、全て判明しているのだ。もう少し気の利いた弁護をしろ。大事な証拠書類である合意書を「こんな紙切れ一枚」などと発言もしている。能力がないだけではなく「品位」の欠片もない。平林には懲戒処分の通知が到達して当然だ。そして杉原もまた、鈴木の脱税に大きく貢献している。絶対にやってはいけないことを平然とやってのけた。平林と同様に懲戒処分は当然だ》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (19)

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《「勇気」とは様々な事を成すときに必要なものだと言われている。ただ闇雲に突進するのは勇気とは言わない。自分を顧みず挑戦するのも勇気とは言わない。自分の器量を把握していて冷静に且つ果敢に行動する事を勇気と言う。容易に出来る事ではないと思う。しかし、他人が困っているのを見て手を差し伸べる事も勇気と言うに違いない。他人を救うには相当の覚悟も必要だと思う。他人の窮地を救った経験のない人間はその有難味を理解できないだろう。A氏は相当の覚悟をして鈴木に手を差し伸べたと思う。鈴木はその気持ちを何よりも大事にしなければならない。それに気づいていないのなら、鈴木は完全に人でなしだ》

《鈴木は過去に暴走族のリーダーだったとの事ですが、明らかに人選ミスですね。鈴木のようなリーダーの下にいたメンバーが気の毒です。自分の事ばかり考えて後輩達を犠牲にするような人間には人の上に立つ資格はありません。鈴木がどのような環境で育ったのかは知る由もありませんが、教育や環境というのは人間形成に大きく影響していると思います。偉そうに言える事でもないのですが、経済的に恵まれても、お金だけで繋がっている人間関係は脆いのではないでしょうか。鈴木はお金しか信じられなくなっていると思います。相手の言動に対して疑う事しか知らない猜疑心に苛まれて、孤独で憐れな晩年になるのでしょう》

《鈴木は和解書締結後、A氏に株取引で生じた西の損失分の正確な金額を確認し「その分を差し引いて利益を3等分しないといけませんね」と「合意書」に沿った分配金の支払いを追認している。またA氏の会社を訪れ今後の具体的な支払い方法の相談までしている。少なくともこの時点では「和解書」の約束通り、50億円プラス2年以内の20億円の支払いを履行しようとしていたことは間違いないと思う。それが約1ヶ月後、A氏宛ての手紙で「和解書」の支払いを反故にしてきたのは、その後に交渉代理人として出て来た平林弁護士と青田がおこぼれを頂戴しようと横槍を入れたからではないか》

《裁判所の中には勉学に優秀な人が多くいると思う。しかし、今の裁判所では、いかに才能があっても、いかに技量があっても無益な人、いや邪魔者となると言われているそうだ。しかし、人からの信用や信頼が無くてはいかに地位の高い人でも世の中の為にはならない。「会社の経営も商業の取引も、行政の運用も裁判の効能も、さらに外交の運用も全てに「信用」の二文字を大切にしなくてはならない。信用を得るには本当に大変で時間もかかる事だが、失う事は簡単だ。そして一旦失うとまた得ることは不可能に近い。裁判官達は肝に銘じなくてはならない》

《鈴木が初めからA氏を裏切るつもりだったのは、宝林株800万株をA氏の資金3億円で取得したのに、大量保有報告書には一切A氏の名前はなく、鈴木の側近の名義で虚偽記載をしていた事から明らかだ。巨額な利益金を目の前にして目が眩んだなら、もちろん許されない事ではあるが、それが最初の買取の段階からとなると、一体いつから計画していたのかと愕然とする。命までも救ってもらったと言える恩を受けた相手に対する行為としては、余りにも酷すぎる裏切りではないか》

《鈴木にとって株取引で得た利益の総額が470億円以上に達する事実はA氏と西には絶対に知られたく無い事だったと思う。ところが鈴木の株取引で売りを任されている紀井氏の詳細な記録となる明細書を含めた証言でバレたことで、鈴木はA氏に対して50億円と2年以内に20億円を支払うと提示したのではないか。利益の総額が470億円以上あったことがバレると、この金額では済まなくなることは言うまでも無い。鈴木はどこまでもあくどい人間だ》

《裁判官は、知らない事を知った振りをせず、言行が間違いなく一致すればその裁判官をほとんどの人から信用されると思う。自分に忠実になる事が自分の信用に繋がる。やたら上司の顔色を気にする事は愚かな人のする事だ。品田裁判長を見ると、全く逆にしか見えない。いったい、裁判官になってからどれだけの事案を担当してきたのかは分からないが、そうした経験や積み上げてきたはずの見識が全く生かされず、ただただ自分の出世欲のためだけに使われている》

《鈴木にも悪の人脈というものが出来上がっていた。西、フュージョン社の町田、証券担保金融会社の吉川社長、ファンドマネージャーの霜見、元山一証券の海外業務担当者の茂庭、そして親和銀行事件、山内興産事件で助けて貰った長谷川元弁護士など。鈴木は、自分の人脈同士も会わせることはせず、情報交換もさせなかった。紀井氏と茂庭は合意書に基づいた株売買の業務を任せていたが2人の間を遮断したうえにA氏にも紹介せず内緒にしていた。紀井氏と茂庭にもA氏との関係を内緒にしていた。鈴木は、自分の強欲を満たす為、用意周到だった。しかし、それで情報が完全に秘匿される訳はない。いずれ、その綻びが鈴木を追い詰める》

《鈴木が隠匿している1000億円もの資金と、長谷川、平林、青田等が裏金で得た報酬などの資金を全て国庫が没収して、長引くコロナ禍で大変な思いをしている国民の為に使うなど、セーフティーネットを構築する一つのきっかけになるのではないかと、A氏が言っていると関係者が話しているという。これは本当に素晴らしい発想であると思う。一刻も早くA氏の意向が実現することを願うばかりだが、これを聞いて鈴木は何を思うか。自分の強欲の為に巨額の資金を独り占めし、自分と身内や一部の関係者のためだけに使ってきたことを恥じるべきだ》(以下次号)

悪質な庄子剛を容認した白崎裁判官の非常識は度が過ぎる!!

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さいたま地方裁判所の白崎里奈裁判官が社会的常識すら感じられないような判決を下していることは、本誌でも4月3日付の記事で触れたとおりだが、あまりにも非常識な判決に大きな反響が寄せられているので、改めて取り上げる。

問題となった不動産賃貸契約は、会社役員が高崎市内に所有しているビルの飲食店街をそっくり借り受けたいという庄子剛(「キズナ」代表者)の要請を受けて交わされたものだった。
庄子は自分から積極的に飲食店街の全ブースを借り切りたいと倉持経由で何回も話をして、「全体を借りないと、統一性がないので」等の理由を語り、会社役員が1ブースか2ブースでの店舗を軌道に乗せてから店舗を拡大させてはどうかと忠告したが、庄子の意志が固かったことから、会社役員は最初の1年は家賃を6割に割引き、さらに保証金も契約から10か月先の12月末まで待つという便宜を図ることにして契約を交わした。

ところが、それからわずか2ヶ月後に庄子が契約の解除通知を会社役員に送って来たのである。そして、会社の担当者が契約に基づいて庄子に賃料の支払いを求めても一切支払おうとしないために止むを得ず訴訟に踏み切ると、庄子は「倉持にしつこく言われて契約をしたが、正式に契約した事実はない」と言い出し、揚げ句には「契約書への署名捺印は脅されてしたもので無効である」とか「契約したが鍵を受け取っていない」とか、「実際に店舗を開店した訳ではないから賃料を支払う義務はない」とまで主張するようになったのだ。

庄子の言い分は当然ながら矛盾だらけで、契約していないと言うなら庄子の方から解約通知を出す必要はないはずであり、しかも契約から2カ月も間を置かずすぐに解約するのが当たり前の話である。また、脅され契約したというのも不可解で、すぐに警察にも被害届を出すはずではないのか。庄子は頻繁に同行していた婚約者を裁判では「ただの事務員です」と言って誤魔化したが、同女はほとんどの経緯を知っているはずだ。ただし同女は庄子に1000万円もの大金を貸しているため庄子の味方をするしかないという指摘はある。そもそも庄子には自分を大きく見せようとする言動が目立つということが後日判明したが、庄子は社員のほとんどの親族から借金をしていて周囲の信用も全く無いのが実情だった。
審理での庄子の主張が滅茶苦茶であるのは、誰の目から見ても明らかだった。庄子は、契約書に印字されている庄子の会社名(キズナホールディングス)と庄子が捺した社判(キズナ)が違っているため、契約書自体が無効であること、そして、それは契約の場で庄子が倉持や倉持の知人と称する元暴力団組長に脅かされたからと主張しているが、契約の場に元暴力団組長が同席した事実はなく、また、契約書に捺した庄子の会社の商号が違っているのは、明らかに庄子が故意にやったことだったが、庄子が言うような脅しなどあるはずはなかった。

庄子は証人尋問でも矛盾だらけの証言を繰り返し、「鍵を受け取っていない」とまで虚偽の主張をしているが、契約の約1か月ほど前に契約を仲介した倉持茂の知人の内装業者より鍵を渡しているので、何度も社員やデザイナーと一緒に内覧しているのだ。庄子の内覧の場にいた倉持の知人が陳述書を書いて、庄子が倉持の紹介したデザイナーと共に何度も内覧しており、知人が鍵を庄子に渡した事実を陳述した。

ところが、裁判を担当した白崎里奈裁判官は、契約が正式に成立しておらず鍵も庄子に渡った事実は認められないので建物(ブース)が引き渡された事実を認めることは出来ないと言う。何故、このような、庄子の虚偽だらけの主張を採用する判決が出るのか。白崎裁判官には真実と虚偽を見極める冷静な判断力が見受けられず、また、庄子が鍵を受け取り、社員や内装のデザイナーを連れて何度も内覧をしている事実があるというのに、鍵の受け渡しを証明する「預かり証」がないことを挙げて認めないという判断はまさに社会経験、つまり裁判官の事実認定でも重要視される「経験則」を全く無視している。

本誌では、これまでに倉持茂という人物について様々な視点から取り上げてきたが、倉持が平成30年12月11日に、暴力団構成員を含む3人の実行犯に会社役員を襲撃させる事件を教唆したことをきっかけにして、倉持の周辺人脈の解明を進めてきた。そうした中で、庄子もまたその重要な人脈の一人であり、さらに「契約の場に同席した元暴力団組長に脅された」と庄子が裁判で証言した、当の元暴力団組長も同じく周辺人脈の重要人物であることが判明している。そして、倉持を取り巻く庄子も暴力団組長も参加する会合が平成30年の年末に開かれていた事実を元暴力団組長自身が話している、という関係者の指摘がある。

実は、会社役員が倉持と新井康弘(ガレージZERO代表者)に対して一昨年7月に提起した訴訟で、奇妙な動きがある。これまで倉持と新井は訴訟に積極的に対抗するような動きは素振りすらなかった。会社役員が倉持と親族を相手に起こした訴訟でも、一旦は倉持の代理人を引き受けた弁護士が「倉持と連絡が取れない」という訳の分からない理由を述べて、裁判所に代理人を降りると通告したため、裁判は最初の審理で結審するという事態になり、当然、倉持の新井を被告とする裁判も同様の事態が起きかけていた。ところが、庄子の裁判で白崎裁判官が前代未聞の判決を下したことが大きな要因になったのか、突如として先の弁護士が裁判所に審理の再開を要請したのである。しかも、裁判に提出した答弁書と準備書面を見ると、これも庄子の虚偽主張と同様に虚偽と矛盾に満ちた主張ばかりで、会社役員側が提出した多くの証拠のほぼ全てを否認する内容になっている。
こうした、倉持の動きを見ると、庄子の裁判結果からあわよくば自分も訴訟に勝てるのではないかなどという身勝手な希望が膨らんだのではないか、とさえ推測されるのだ。会社役員にしてみれば、倉持には調子に乗るなと言いたいところであろうが、白崎裁判官のような実例が倉持と周辺人脈を勢いづかせているのであれば、簡単に見過ごしにできるものではない。
現在、庄子の裁判については控訴審が始まっているが、控訴審でも一審と同様の判決が出る可能性が当然危惧される中で、白崎裁判官のあまりに乱暴な判断で下した判決が支持されるようであれば、裁判所に対する不信感がさらに大きくなることは当然であるだけでなく、今や反社会的組織を背景にして違法行為を繰り返している倉持人脈をさらに増長させることにもなりかねない。法を司るはずの裁判所と裁判官が自ら無法地帯の拡大に加担することなどあってはならないのである。(つづく)

緊急匿名座談会 主張に裏付けがない小野敏雄に裁判官も呆れた(2)

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本誌:小野は債権者の知り合いがマンションを借りるに当たっても、嘘を連発していたようですね。

関係者■氏:家賃の支払いが小野の口座で自動引き落としになっているというのも噓だった。債権者から毎月家賃分の現金を預かるという、そんな面倒なことをしてでも現金を預かろうとしたのは、何か姑息なことを考えていたんだろう。現に、小野が計画的に債権者との連絡を絶った昨年の11月30日までに、債権者が預けた家賃分の現金を小野は支払わず、保証会社からの督促があって確認を求めると、しばらくは知らぬ振りをしていたが、支払督促が来てバレたために仕方なく払った。小野が11月30日に相続財産を受け取り債権者に1億1000万円を支払うと言いながら反故にしたことで、債権者はようやく小野の話が全て嘘だったと確信したが、当初は小野が家賃分の現金を横領した。その際に家賃が自動引き落としではなく振込になっていたことが分かった。少しの間でも自分が使おうとしていたようだ。

本誌:小野は自分の金と他人の金にけじめがつけられないのですかね?

関係者■氏:小野は西義輝の運転手をしていた当時給料を月に50万円もらっていたというが、いくつもの会社の役員に就いてダミーをやっていたようだ。

関係者〇氏:西からは全く信用されていなかったことは明らかで、債権者が西から「小野には絶対に金を貸さないでください」と言われていたようだが、小野は猫を被って真面目そうに見えたので、債権者は頼まれたことは全てと言っていいくらい聞いてあげたのに、ここまでの悪党はいないのじゃないか。西が債権者から数千万円の金を借りる時は、小野の友人の水野が代行し、金額が億円単位の時には西が自ら運転手の花館を同行しており、小野が来ることは一度もなかった。金の面では全く信用していなかったということだろう。

関係者□氏:借りた金をずっと放ったらかしにしておいて、訴状を見ると、最初に借りた8000万円のことは一切触れていないし、平成8年1月と2月に合計4500万円を借りたと、ありもしない作り話をでっち上げている。しかも平成8年の3月31日に500万円、12月31日に1000万円を現金で支払ったというが、これも嘘だ。もともと返済するという責任感が無いからこういう嘘が平気で言えるのだろうが、小野から聞き取りをした弁護士も、よく「現金で支払った」などと証拠もなく主張できるものだと呆れてしまう。

関係者●氏:訴状で小野が債権者に返済したというものは日時も金額も事細かく記述しているが、それを証明する証拠が一つもない。借りた日時も金額も、そして返済の日時と金額も全て小野の作り話で、弁護士も訴状で主張するしかなかったのだろうが、それで胸を張って弁護士と言えるのか。自分の有利になることには几帳面な人間が、返済等で領収書を受け取らないことなど有り得ない。訴状に添付した証拠類には領収書の類が一つもないが、全てがでっち上げだから、主張の全てが崩れてしまうに違いない。

関係者■氏:小野が委任した弁護士の対応はとにかくおかし過ぎる。小野が債権者との連絡を絶った翌日、すぐにこの弁護士が債権者に通告をしてきたので、債権者も手際の良さに小野の行動が計画的だったと実感したようだが、弁護士は債権者が1週間前後で面談することを希望しても一切対応じなかった。弁護士からの要請に応えて公正証書と借用書のコピーを翌日に送っているが、それでも弁護士は面談を引き延ばすだけ延ばして、結局年明けの1月15日前後になって「小野氏が訴訟にすると言うので、面談は控える」と言い出した。その際には債権者の顧問弁護士に「こういう事態になって申し訳ない」と言っていたようだが、明らかに時間稼ぎでしかないことを分かっていて、弁護士は小野の言うままに対応したうえに、こんな嘘だらけの訴状を作成して裁判所に提出している。本来ならば、弁護士は問題を解決するために債権者にも会って小野の主張を検証したうえで、いわゆる落としどころを探って調整するのが役目のはずだ。債権者は弁護士に「どのような質問にもお答えする」と言っているにもかかわらず、何の調査も調整もしないで、このような訴訟をするとはいかがなものかと思う。

関係者□氏:債権者に聞いたことがあるが、債権者が金銭を貸した知人友人の中で山本丈夫は性格が一番あくどいのではないかと。約30年の付き合いの中でも、この人間の性格が一番嫌いだったが、しかし今回の小野のやり方や主張を見て、小野が山本よりもさらに悪質だと言っている。小野も山本も10億円以上の借金があるのに、過払金があるので戻して欲しいという有り得ない主張が共通している。それに山本は若い頃から北海道で右翼活動をしていたが、小野も同じで、今現在も現役で組織の幹部としてトップの運転手ほかいろいろな雑用をしているようだ。小野は暇があれば色々な所に出かけてはカモになりそうな人間を狙っていると思われているようだが、もともと格闘技が好きでその関係団体のメンバーになっているようだが、それでよく右翼を標榜できるものだ。右翼はある意味で日本男児の男らしい考え方が基本にあると思っていたが、50年前後も右翼の社会にいて、たかだかこれかと思う。

本誌:訴状を見ると、証拠書類の中に本誌の記事もあって、それが小野に対する誹謗中傷だと言っているが、何が誹謗中傷なのか。しかも本誌では合計9本の記事と7本の読者投稿を掲載していますが、そのうちの1本だけを取り上げているのが何とも不可解でならない。しかも訴状を見ると、どうやら債権者が本誌への小野に関する情報提供に関与している点を強調しているが、本誌は情報を精査して裏付けが取れれば記事を掲載するのが建前です。もちろん情報提供者が誰かと聞かれても答える訳はない。また本誌と別のネット情報誌も記事で取り上げているが、考え方は同じと思います。こんな姑息な主張をするくらいなら、本誌に対して掲載している記事の全てを対象に事実無根だと抗議をすればよいのに、それもしないのは明らかに記事内容を認めているに等しい、ということでしょう。今や小野の情報は多くのサイトに掲載されているが、名誉毀損や損害賠償請求の訴えは小野以外には一件もない、という事実も確認しています。それだけ正確な情報ということです。

関係者□氏:とにかく、この訴状は肝心なことが全部抜け落ちている。最前から出ている8000万円の債権債務、債権者からの問い合わせで小野が答えて来たいくつもの入金話とその真偽、特に11月30日付で小野が約束した1億1000万円の支払、300万円の貸金に対する未払金利分として300万円の支払、さらに法人契約での5億円の保険加入等、これらの約束を全て小野は放ったらかしにして知らぬ振りをした挙句にウソだらけの訴状を提出した・・・。

関係者■氏:小野は債権者から保険の加入を強要されたと言っているが、有り得ないことだし意味がない。保険契約をした小野自身が契約後の故意にでも2か月間支払を停止したら、契約は失効してしまう。訴状に添付された証拠の中に保険証券があるが、小野が契約したのは平成10年9月1日のことで、債権者が質権を設定したのは2年後の平成12年12月11日のことだ。債権者が強要したというのなら契約の直後に質権を設定するだろう。それに、小野はずっと保険料を支払い続けていて、失効させたのは債権者との連絡を絶って後のことだ。言っていることとやっていることがあまりにも矛盾しているんじゃないか。

関係者〇氏:保険と言えば、訴状には絶対に許せないような文言があって、債権者が「無許可で貸金業を営んでいる、いわゆる高利貸しである」とか、「金銭を貸し付けては利息が膨らんでいる等と言って金銭消費貸借契約公正証書を作成させこれまでに何人もの債務者から不当に金銭を巻き上げて来た」という事実無根の主張を掲げている。その挙句に、債務者をマインドコントロールしている、その債務者に自殺を教唆しているなどとして何人かの実名を挙げているが、これは明らかに債権者に対する誹謗中傷であり、いくら小野を被害者に仕立ててでたらめな主張を正当化しようとする意図があるとしても、決して許せるものではないから、債権者は小野を別途に名誉毀損で訴える準備を進める考えでいると聞いている。小野は全てに証拠と証人を揃えるべきだ。それができない時には弁護士に対する懲戒請求も検討するべきだと思う。

関係者■氏:もちろん、小野が話をしなければ弁護士だって勝手に主張を展開することはできないが、どこまで裏付けを取ろうとしても小野の話には何の裏付けもないし、特に実名を挙げている中には小野が仕事で世話になった西義輝がいて、西がどういう経緯で自殺に追い込まれたのか、小野はよく承知しているはずだ。そうした人の情をないがしろにして小野自身を正当化しようとしても、逆に小野自身が制裁を受けることになるし、弁護士も同様だ。

本誌:この訴状を見る限り、債権者だけでなく小野を知る関係者の皆さんが、小野に対して深い憤りを感じておられることがよく分かります。今後も、裁判の経過を踏まえて、このような座談会を組んでいきたいと思います。(つづく)

緊急匿名座談会 主張に裏付けがない小野敏雄に裁判官も呆れた(1)

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本誌の特集で取り上げている小野敏雄が、去る2月12日付で債権者を相手に「債務不存在確認」の訴訟を提起した。小野については「無責任で非常識極まりない」人間であることを本誌でも繰り返し伝えているが、訴状を見て改めてその通りだったということが実感できた。審理では代理人弁護士が主張を裏付けるべき証拠は「一つもありません」と断言しているのだ。これは訴訟権の濫用ではないか。本誌では債権者と小野を知る共通の関係者から話を伺い、急遽ではあるが内容を整理したうえで匿名を条件に関係者の了解を得て座談会形式にまとめた。

本誌:小野敏雄が債権者を相手に債務不存在確認の訴訟を起こしたということですが、皆さんの感想を先ずは伺いたい。

関係者〇氏:訴状を一通り読んだが、誰が見ても分かるが、小野が有り得ないほど大変なウソつきだということ、それに尽きる。

関係者●氏:私も本当に驚いている。いつも身なりを整えているから、真面目な印象があったが、ここまで度の過ぎた嘘をつく人間とは思わなかった。呆れたのは、債権者から金を借りてもちゃんと返済していて、しかも返し過ぎて過払い金が発生している、と主張していること。30年前後も元金を返さずにいた人間がどのツラ下げて、そんなことが言えるのか。ところが、債権者側が、返していると言うなら、裏付けとなる証拠を出しなさいと要求したら、代理人の弁護士が「証拠となる領収書等は一つもありません」と断言する始末で、これには裁判官も呆然としていたという。それが小野と弁護士が組み立てた作戦かもしれないが、本当に恥知らずとしか言いようがない。

関係者□氏:いや、私は小野に会った当初からおかしな男だと思った。小野は電話に履歴を残さないように、電話帳にも登録しないようにという。それも言い方がかなり強硬だったので、小野の言う通りに消してしまったが、今でも理由が分からない。訴状を見ても債権者に対して最悪の裏切り方をしている。他人のことは、ここまでやってもらって、よくこんなことが出来ますねと善人面していたが、小野は最悪だ。絶対に許せないと思った。

関係者■氏:僕もそうだ。何なんだろうね、あれは。債権者から脅されたとか、書類作成を強要されたとか、言いがかりを超えているよ。訴状には小野が借りているという金額や金利、期間、担保等を事細かく書いているが、全て嘘だ。債務不存在確認というからには全てに証拠があるはずなのに、それが一切ないというのは、訴状に書いた主張が「全て嘘です」と認めているようなものではないか。小野は今後、債権者側の主張にさまざまな反論をするのだろうが、裏付けがなければ、何の信ぴょう性もない。

関係者□氏:聞いたところによると、小野が訴状を提出する3日前の2月10日に債権者が貸金返還請求の訴状を提出していたそうで、本来であれば小野は原告ではなく被告だったはずだ。これは裁判所の事務手続きという単純な理由らしいが、小野の正体がはっきりしている今、小野は原告より被告である方が当然と思うし、分かり易いと思う。

関係者〇氏:本当にその通りだ。小野が訴訟を起こしたのは、レスリング部の監督を務めている国学院大学のOB会や大学執行部向けのアピールで、裁判で原告になっていることで、自分が被害者で訴えている事件ですと言い訳にしているのではないのか。

関係者●氏:私も絶対にそうだと思う。もともと小野には釈明の余地がないほど金銭にルーズだから。しかも可能な限り返済の引き延ばしをしようとして悪知恵を働かせている。そもそもの話だが、小野が債権者にいくつも持ち込んだ入金話が全部実体が無いものや話もまともに進んでいないものばかりで、小野がいかにウソつきかということだ。約30年前に借りた8000万円をいつまでも返さないから、いくら催促をしない債権者でも小野がいつ返すのかを聞くのは当たり前のことだ。それをウソの入金話で誤魔化し続けた。

関係者■氏:本当にそうだ。特に上場会社の社長から令和元年8月に8000万円の融資を受けるので、それを返済に充てると言いながら、それが令和2年5月まで延びて、さらに7月になってからの3億円を受け取るという話も、実態は恐喝だ。会社社長は確かに金銭執着が酷くて脱税を繰り返し、小野もそれを手伝って来たと自白しているが、会社社長からもらった手数料(報酬)が少なかったと言って、後から「もっと出せ」と言うのは明らかな脅しだよ。それに、会社社長の常習賭博に付き合って、6年以上も麻雀賭博を毎週やっている。会社社長は何十年というキャリアだが、それをまたネタの一つにして会社社長を脅かしたのではないかと疑われている。

関係者●氏:そんな男が、どうして債権者に脅されたなんて言えるのか。しかも、小野は父親が右翼だった影響か10代の頃から右翼の世界に飛び込んで、今は日本一の右翼の会長の運転手や秘書的なことをしているというじゃないか。その立場を利用してトラブル等を片付けたり取り立てをすること等でギャラを稼いできたようだが、逆に相手を脅すことに慣れていたんじゃないかと思う。債権者が脅すなんて有り得ないことだし、実際に小野と債権者のことは良く知っているが、一度も見たことはないね。脅されたとか強要されたというのは悪質な債務者が言う常套句だよ。小野はいつ、どのように脅されたと具体的に言ったらどうか。

関係者□氏:債権者が小野を呼び捨てにしたことも聞いたことが無い。「小野ちゃん」とか「小野くん」とか、必ず親しみを込めた言い方をしていた。

本誌:小野が債権者から8000万円を借りたのが約30年前のことで、小野はそれをずっと返さずに来ていて、実際に債権者はそういう対応ができるものかと思っていましたが、鈴木や西の関係で多くの債務者に取材すると、債権者は金融は本業でやっているのではなく、友人知人に頼まれ、困っている人間を助ける積りでやっていると思います。生活苦の人たちからは金利を取らないというケースが何件もある。それに担保も取らないし返済の催促もしていない。

関係者〇氏:債権者は、三重県四日市市の漁業の盛んな土地の出身で、30年ほど前の父親の葬儀の時に東京の多くの友人が参列したが、当時の総理の花輪も並び、町始まって以来の花輪の数には正直驚いた。それよりも驚いたのはタクシーの運転手がタクシー代を取らなかったことだった。理由を聞くと、債権者の祖父や実父は自分の家のものを質に入れてでも困った人達の相談に乗り、助力を惜しまなかったからだという。両親からの教育も嘘は泥棒の始まりと躾けられていたから、知人友人の間でも債権者が嘘を言ったことは聞いたことが無いし、金を貸しても催促するのは良くないと教え込まれていたようで、これは取材チームの人たちも多くの債務者から聞いているようで、サイトにも掲載されていた。

関係者●氏:債権者は、小野に対してもそうだけど、嘘が大嫌いだから、嘘をついたり誤魔化そうとすると、本当の話をしなさいと言うことはあったが、しかし、そういう性格を知っていながら小野は嘘をつき続けた。沖縄の知人から2000万円のもらい分があるとか、残土処理の話とか6年間も付き合いのあった上場会社の後藤悟志社長から令和元年8月に8000万円の融資を受けるとか令和2年7月には3億円を受け取るとか。挙句には奥さんの実家の相続財産の話まででっち上げていた。残土処理の話はトンネル工事に絡む何百万㎥という大規模な残土を処理すると言うので、債権者が知り合いの業者に声をかけ、業者が土地を用意することまでやったのに、小野は予定を先延ばしにするだけで、それっきりにしてしまったために信用を深く傷つけてしまった。小野がずる賢いのは、持ち込んだ事案について「ダメになった」とか「上手くいかなかった」とは決して言わず、別の事情を理由にして「必ずできます」というのを常套句にしていたことだ。話を曖昧にしておくことで、いくらでも先延ばしにしようと企んでいたに違いない。 

関係者□氏:債権者は自分に1回でも嘘があったら、(相手が)何回嘘を言ってもいいが、もし自分に嘘があったら借りている立場上言えないという遠慮はせずに言って欲しいということをほとんどの債務者に言っていた。小野についても、令和2年の5月頃から嘘が目立っていたので、同じことを2~3回言っていたのを周囲の何人もが承知していた。

関係者●氏:小野の話には、沖縄の浦添の土地買収の話もあったな。浦添の米軍施設跡地(274ha)の利用計画が昭和54年から策定されているようだが、小野は、自民党の長老議員の関係で市議会や関係機関と話が出来ているので、いくらでも土地を購入でき、最低でも倍になると債権者に持ちかけていた。債権者はすぐには金の都合がつかなかったようで、すぐに返事しなかったが、今から考えると小野の話に乗っていたら間違いなく騙されていたと思う。

関係者〇氏:普通に考えれば、借りた金を催促されないからと言って放ったらかしにしておいて、金を借りてから8年後に公正証書を作成すること自体、小野は無責任過ぎる。債権者が一度整理しなければならないと考えるのは当然だが、訴状を見ると、その時に奥さんを連帯保証人にしたのは、小野が独断でやったことで、公正証書への署名も押印も小野がやったことだから偽造だなどと主張しているが、その後、令和元年にも奥さんを連帯保証人にしている。

関係者□氏:掌返しというか卓袱台返しというか、小野は本当に性根が腐っているから、こういうことを平気でやる。普通の人間の神経では有り得ないことだ。 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (18)

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《この事件は、原告の代理人弁護士と被告の代理人弁護士の資質や能力に差がありすぎたと思う。鈴木の代理人長谷川弁護士には度の過ぎる悪質さがあり、依頼人を有利に導くためにやってはいけないところに踏み込んでも平然と実行した。一審の重要性を認識して危機感を持った対応をしなかったA氏代理人の中本弁護士は経験不足でもあったのだろうか。この裁判が大事件であることを自覚して原告代理人を請け負うにはあまりに力不足であったのは明らかだ。自信があっても、万が一を考えて一審に全てを注いで勝訴を取らなければ、現実は二審での逆転が困難であることくらい弁護士なら承知していた筈だと思う。まして長期にわたる裁判の中で、不利な流れになって行った事も感じていた筈である。的確な対抗策が無さ過ぎた》

《「遺書」とは一般的に死後の為に書き残した文書であるが、西が残した「遺書」は鈴木と出会ってからの西の知り得る鈴木の悪事に関する詳細な手口を記した貴重な記録書ともいえる。それだけに西の自殺の原因が鈴木にあることは間違いない。この「遺書」を見れば全容を把握する事ができ、鈴木の虚言を全て覆す事が出来るはずだった。それ故に品田裁判長は判決で一言も西の遺書に言及しなかったことが不可解でならない。それどころか品田裁判長が下した判決文の内容は鈴木側の主張を丸呑みしているので、事実とは大きく反するものとなっている。品田裁判長は株取引に関わる主張や証拠をほぼ全て排除するというあまりに乱暴な判決を下したが、再審になった時にはどうやって責任を取る積りなのか。恐らく品田自身が招いた汚点は生涯消えることはあるまい。家族や身内にも永久に迷惑をかけ続けることは明らかだ》

《鈴木に今更「人の道」を説いても無駄な事だと思う。和解書での支払約束を反故にする手紙をA氏に送り付けたとき、A氏は直接の談判を切望して鈴木に手紙を書いたが代理人の青田や平林が鈴木に渡したかどうかは定かではない。A氏は自分の思いが通じない歯痒さ(はがゆさ)を感じながら仕方なく法律に則った判断に委ねたが、裁判官の誤審と誤判によって逆の結果が出てしまった。A氏の関係者の中には強硬な意見を言う人も少なくなかったようだが、A氏は鈴木に良心が少しでも残っている事を期待して連絡を待った。しかし今のところ鈴木からの連絡はない。誰にも我慢には限界がある。A氏だけではない、これだけネット上で鈴木の犯罪疑惑が拡散している中で国税や検察も限界を感じて動き始めているのではないか。鈴木は覚悟すべきだ》(関係者より)

《この事件で、裁判官が意図的に鈴木に偏った判断をして判決文を書いたとすれば、鈴木は公認で国を味方に付けたように見える。裁判官はそれほど大それた誤った判断をした事を自覚しているのか。裁判が長期化し、早期結審を目的に配属されたであろう品田裁判官であるが、ひとつひとつの扱う事件に対して、どれほどの見識と集中力で臨んでいるのだろうか。工場の流れ作業と同じような感覚で右から左へと流しているのではあるまい。今回の事件を知り、鈴木のような大悪党が存在する事にも驚いたが、同時に国民が理想としている裁判所の在り方とは全く違っている事実も知る事になり、日本の法曹界や上級官僚たちの無責任さを痛感させられた》

《裁判では長谷川弁護士が指南して創案した「質問と回答書」(乙59号証)が証拠として提出されたが、これは今まで鈴木が主張してきた嘘の矛盾点を修正するために更に嘘の上塗りをして、いかに正当性があるかのように見せかけたものである。これはオレオレ詐欺の騙し方の台本と同じようなものだ。ここまでやる長谷川弁護士には弁護士としての信念等は微塵も感じられず、人としての道にも大きく外れている。長谷川は弁護士の肩書を最大級に悪用する事件師と言っても過言ではない》

《長谷川弁護士と品田裁判長は「法の番人」という仮面をかぶった悪質な法律家だ。長谷川は、報酬の為に裁判に勝つためには何でもする悪徳弁護士で、品田裁判官は出世の為には裁判官としての信念も曲げ、矜持をも捨てる悪質な「ヒラメ裁判官」だ。日本の法曹界はこの様な弁護士と裁判官をこのまま許しておいていいのか。この様な不祥事を見逃していておけば、必ず世界中の笑い者になる》

《西の息子の内河陽一郎が、この鈴木事件でのA氏の関係者への協力を拒んでいるという。様々な面で陽一郎もA氏から尽力してもらい、父親の西がどれだけA氏にお世話になり、迷惑をかけて来たのかを知っているにも拘らず、鈴木によって命を閉じるまでに追い詰められた父親の無念を晴らそうという気持ちにならないという事か。普通では理解に苦しむところである。A氏の関係者にしても何故だという思いが陽一郎への不満や非難となっているのは当然だ。A氏と一面識もない読者でさえも「鈴木の逮捕」あるいは「鈴木の謝罪」を望んでいるというのに、息子の立場で一体何を考えているのか。西は少しはいいところもあったが、陽一郎は西の悪い所しか引き継いでいない》(関係者より)

《A氏宛ての西の「遺書」には、「私は二十三年前に初めて社長にお目にかかっており、自分の人生でそれまで誰よりもすごいオーラとカリスマ的な存在感を感じました。絶対に大事にしなければいけない方だと思いました。・・・」と西のA氏に対する正直な思いが綴られているが、鈴木に懐柔され結託してA氏を騙したと言われても弁解の余地はない。確かに鈴木の策略に嵌まった感は否めないが、それだけ鈴木が巧妙だった事が窺える。西にも鈴木に付け込まれた大きな落ち度があったという自覚はあったはずだ。だからこそ、行き場を失い誰にも相談できずに「遺書」という形でしかA氏に対して謝罪出来なかったのかもしれない。後悔先に立たずと言うが、勿体ない人生だったと思う。西をここまで追い込んだ鈴木はいつか同じ報いを受ける時が来るだろう》

《鈴木よ、これ程までに他人であるお前に温情を賭けてくれる人はどこを探してもいない。西の紹介でA氏に会っていなければ、自己破産か自殺しか残されていなかったお前一人だけではない、家族も破滅していたのではないのか。そんな恩人に対して、ここまで酷い仕打ちをしてはいけない。よく考えてみる事だ。お前も家族も今生きていられるのはA氏のお陰ではないのか。家族にも真実を話して行動すべきだ。このままだとお前の家族も人間の心を持たない人でなしで終わってしまう。残された時間は少ない。国税や検察が動いたら、どうなるか、過去に逮捕起訴され有罪判決を受けたお前なら一番知っているはずだ》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (17)

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《志村化工株の事件で西は逮捕されたが、この事件は鈴木が西に土下座までして頼んだことから西が全面的に鈴木を庇い罪を被った形となった。取り調べ中に検事から鈴木に関する様々な証拠を突き付けられ、西自身も承知していない鈴木の動向を知らされたが、それでも鈴木の関与を否認し庇い続けた。西は鈴木に騙されA氏を裏切っていたし、裏で利益山分けという鈴木との密約を交わしていたため、鈴木が逮捕されれば海外にプールしている利益金が全て没収され、分配金も受け取れなくなると考えた結果の判断だったという。そして鈴木に恩を売っておけば後々有利になるとも思ったかもしれない。しかしこの判断が鈴木を増長させ、逆に西自身を追い込んでしまうことになった。A氏が莫大な被害を被ったままで、西も結局命を落とし、鈴木だけがぬくぬくと生き延びている現実は間違っているし許される事ではない。西の判断の甘さがこの状況を作り出してしまったとも言えるが、鈴木の悪さは普通の悪さではない。恐らくこの一族には人間の血が通っていないと多くの関係者は言う》(関係者より)

《鈴木は「質問と回答書」(乙59号証)で「合意書の事は忘れてしまっていました」と述べているが、日本語を知らないのではないか。本当は「合意書の事は、忘れたふりをしていました」ではないのか。それに合意書については、西よりも鈴木の方が一人熱弁を振るってA氏を説得したことを忘れるはずがない。しかも「これをやらせて戴かないと、自分も西会長も借金を返せない」とまで言って、A氏に全ての資金を出させて、その後は「ほとんで打ち合わせもしていないので関係ない」と言い訳している。この事件は、合意書締結から始まる。合意書は鈴木にとっては利益を独り占めするために破棄してしまいたい重要な書類なのだ。西に10億円の報酬を払って破棄させようとしたが、西は鈴木には「破棄した」と嘘をついたが、合意書は最初からA氏の手許に保管されていた。これを知った鈴木は狼狽した。西は、株取引が開始して以降は鈴木の横暴を金に釣られて許すようになっていた。鈴木は鈴木で西が鈴木の秘密を知っていた為、西の存在が邪魔になっていた。それが香港での事件に繋がったと思う》(関係者より)

《裁判官はいったい誰の為に裁いているのだろうか。今回の結果を見る限り、とても原告と被告の主張や証拠を公正公平に見て正しい方を採用しているとは誰の目から見てもとても思えない。裁判所の上層部のため、あるいは出世を考えれば自分自身のためとも言えるのではないか。日本の裁判所は裁判官に良心があればもちろん、出世志向に迷いや疚しさ(やましさ)を感じてしまうだけでも挫折するか昇格もおぼつかないという。良心を貫こうとすれば左遷されたり、自殺に追い込まれたりする。信じられない事だが、行政、大企業、マスメディアなどの日本の組織と何ら変わらない。裁判官までも日本の権力構造に組み込まれているようでは、日本の司法界の未来には絶望と悲観しかない》

《長谷川元弁護士は「質問と回答書」(乙59号証)を全力を注いで作成したのだろう。しかし内容は嘘と矛盾に溢れ、A氏と鈴木の出会いからの経緯や宝林株から始まった「株取扱」の経緯には一切触れていない。裁判での鈴木が不利になる内容を切り取って、鈴木が嘘の発言を正当化したい部分だけを繋ぎ合わせて全てを捏造したものだった。弁護士が読み上げるだけの陳述書では鈴木のボロは出ない。A氏の事も言いたい放題で誹謗中傷した内容だった。この長谷川のパフォーマンスに品田裁判長も翻弄され、合意書と和解書を無効にする判決を下すために有効に利用しようとする邪悪な発想が膨らんだとしか思えない》

《この「貸金返還請求事件」で3年もかけたのは本当に無駄だった。もっと早い段階で白黒はハッキリ付いていた筈だ。品田裁判官に担当を代える必要などなかったと思うが、長谷川弁護士の意図的な時間稼ぎが功を奏したのも否定できない。長谷川は交替のタイミングを待っていたのではないか。審議が長引けば裁判所側が早期結審をする為の手段を取って来るからだ。その為に複雑な検証は省かれ、事実よりも印象が大事になってくると裁判の流れを読んでいたとしたらどうだろう。考え過ぎかもしれないが、百戦錬磨の悪徳弁護士の考える事は底が知れない》

《裁判には、事件の原因とその背景、経緯、そして証拠があって結果に繋がるのが通常だが、この裁判で被告は長谷川元弁護士の協力で、嘘の背景と捏造した証拠だけを主張し、触れられては不味い原因と経緯は悉く省略した。そして、最後は品田裁判長が辻褄も合っていない判決を下した。民事裁判は裁判官のサジ加減と言うが、それが本当なら絶対に裁判所と裁判官の姿勢を変えさせなければならない》

《裁判官は鈴木の主張に少しも疑念を持たなかったと胸を張って言えるのか。だとしたら裁判官を即刻辞すべきだ。宝林株の買取資金の出所も鈴木は散々証言を変転させ、自分に不利な事は亡き西のせいにして、惚けて責任逃れをする。主張の殆ど全てが嘘と言っても過言ではない。そんな事も見抜けずによく裁判官が務まるものだ。鈴木が逮捕され有罪判決を受けた鈴木の前歴を裁判官はどう見たのか。過去に警察の事情聴取を受けた事も一度や二度ではないという。そして多くの関係者からも鈴木の人間性を非難する声が上がっている。刑事事件と違って民事事件では決定的な証拠が希薄で証明しにくいとか、双方が嘘をついている可能性を前提にすれば、特に当事者の人間性や背景は審理の参考にすべきである。今回の裁判は裁判官が全くの筋違いで的外れな判断を下して結審してしまった大事件である》

《自殺したFRの天野という人物もこの裁判には重要であったと思う。平成10年、11年のFRの決算時の件、平成10年のピンクダイヤ他の念書の件、鈴木がA氏に13枚の手形を発行して融資を受けていた事情、そして何より、鈴木が合意書に基づいてA氏の支援で実行された株売買で莫大な利益を上げていた真実、これらはA氏が天野氏と面談して確認している。それを鈴木は天野氏が自殺したことを利用して全てを否定した。裁判官はA氏側の主張を認めず、鈴木の主張を支持した》

《鈴木と西は宝林株の買取資金3億円をA氏から出資してもらい買取に成功した。しかしこのままでは買い取っただけで終わってしまう。買支え資金がなければ高値誘導できないからである。そこで鈴木と西は再びその資金の協力をA氏に仰ごうとA氏を説得し了解してもらった。この前提がなければ絶対に株取引で利益を得る事はできなかった。それを鈴木は何をどう勘違いしたのか、「私一人で立案して稼いだ資金」などと図々しい事をよくもA氏への手紙に書けたものだと呆れた。この鈴木という人間は社会の常識というものが全くない。全てはA氏が居なければ何も出来なかった事を思えば、A氏への感謝を持つべきで、一生かけても恩返しをするべきであるのに、それを裏切り騙し続けた鈴木と青田を始め長谷川、平林、杉原の3人の弁護士は人として決して許されない事だ》(関係者より)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (16)

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《志村化工株の相場操縦事件で、鈴木は検察と証券取引等監視委員会(SEC)からマークされ本命視されていた。西も関わっていた為、検察は西から崩そうと考えたのだろう。西は、宝林株以降、合意書に違反してA氏を裏切って鈴木と密約を交わしていた為に、鈴木が逮捕されるとその密約が破談になると考えた。鈴木に哀願されて、それを聞き入れ、その後の鈴木に対する自分の立場を強くする思惑もあって鈴木を庇った。西は欲に目が眩んで結果的に鈴木に嵌められた。この鈴木の悪知恵は生まれつきのものなのか。悪事では西よりはるかに上手だった》(関係者より)

《三者間で交わされた「合意書」の当事者であった西は、この裁判でも当然重要な位置付けにあるはずだった。だが、いかんせん自殺してこの世にいないので証言する事が出来なかったが、西が残した遺書の存在が鈴木の虚偽と悪事の裏付けになる重要な証拠となるはずだ。遺書は嘘を書くことなど考えられないし、事実上の西の直筆の陳述書であり証拠能力が認められるはずだ。しかしながら品田裁判長は判決で一言も言及しなかった。西の「遺書」は、今回の株取引や鈴木の人間性を明らかにする詳細な記録であり、鈴木の虚偽主張を覆す資料ともいえる重要なものの一つであり、品田裁判長は否定することが出来ないと思ったことに対してまともな説明どころか一切触れないやり方をしている》

《鈴木は土下座と相手を称賛する事が常套手段である。詐欺師の典型であるが、A氏のように人生のどん底から救い上げてくれた大恩人に対して、騙す目的でそんな行為を平気でするというのは到底考えられない。親和銀行事件で近々逮捕される事を知りながら8000万円の借用書を作成しA氏を訪ね、土下座をして頼み込みA氏から借りている。しかもこの時、逮捕の事はA氏には言わずに、逆にA氏から3日後に逮捕されると聞かされるという経緯があった。鈴木は逮捕の事は黙って8000万円をA氏から借りようとした。片やA氏は逮捕を知りながら鈴木に8000万円を貸し付ける事を了解しているのだ。鈴木は返済日を記入しているが6日後の日付であり返済する気など最初からないのは明らかだ。片やA氏はそれまでも多額の貸付を鈴木にしているが一切の返済がなく、この時も何時返済されるか分からない事を知りながら8000万円もの金額を貸し付けた。この時のやり取りだけでも2人の人間性に雲泥の差がある事が分かるではないか。鈴木は詐欺師以下の人間であり、それに長谷川という極悪弁護士がありもしない虚偽を好き放題に構築して「質問と回答書」(乙59号証)を作成したものであることは内容からも十分に分かるはずだ。鈴木はA氏が呼び出したと言うが、A氏からの話は全くなく、また反社の金で金融業を営むとまで言っているが、担保も取らず返済期日にも一度も返済がないなど、反社の金融屋がこのような貸し方をするはずがないことくらい誰にでも分かることである》(関係者より)

《鈴木は、過去に親しくしていた人と金銭に絡むトラブルが多く、自分の秘密を知られると排除して来た経緯がある。FR関係者では自殺で亡くなった天野氏、親和銀行事件で共犯者として拘留されていて、判決後に突然の交通事故で亡くなった大石氏。大石氏には西に頼んで「口止め料」と称した金5000万を支払っている。何の口止め料かは誰も聞かされていない。取引先では証券担保金融の経営者で鈴木が儲かった金を海外に運ぶ時に手伝っていた吉川某、A氏を裏切って隠匿していた資金の内、約300億円の運用を任せていたと言われている、夫妻で殺されたドバイのセレブでファンドマネージャの霜見誠。霜見は鈴木のフランスやドバイのペーパーカンパニーや、プライベートバンクの事情は詳しく知っていた。これらの件について鈴木が裏で仕組んだという話は今でも噂でも消えることは一切ないようだ。ただ、鈴木の周囲の関係者からは不審な事件として語られている。なぜならば、亡くなった人たちは、鈴木の金銭にかかわる大事な秘密を知っていた。言い方は悪いがこの人達が亡くなった事で鈴木の悪事の全てが闇に隠され、鈴木にはあまりにも都合のいい出来事となった。西に関しては今更説明するまでもないが、A氏を紹介してくれた大恩人で、A氏と鈴木の3人で合意書を締結し、A氏を裏切った共犯者であった。西は鈴木の全ての事を知っていたであろう。鈴木は西をこの世から排除する機会を伺っていたのは事実という関係者は一人や二人ではない》(関係者より)

《鈴木は西をあらゆる目的で利用しコントロールしてきた。A氏からの借入金の件ではA氏と懇意にしている西が連帯保証することで返済から逃れられ、西の脇の甘さに付け込み、まんまと株取引に於ける株の売買と利益金の管理で主導権を握れるスキームを構築する事が出来た。これにより西には鈴木の利益独占を妨げることが出来なくなってしまった。西もA氏同様、まさか自分にも鈴木が卑劣な手段で裏切り行為を働くとは想像すらしていなかったのではないか》

《再審には時効があるのだろうか。どのようにして法廷が開かれ進んで行くのかは未知の領域ですが、裁判は一審判決のように絶対と思っていても何が起こるか分からない。再審請求には神経を張り巡らせて準備万端で臨んで、何が何でも勝ち取って頂きたいと思いますが、品田、野山の両裁判長のような有り得ない誤判しか下せない裁判官では再審の意味も無くなる》

《西の自殺は、鈴木は元より、鈴木の代理人弁護士の長谷川、この2人には好都合だった。この2人が出鱈目な虚偽を構築して鈴木を勝訴させることが出来たのは、西が自殺していた事を大いに利用出来たことに他ならない。こんな書き方をして西には大変申し訳なく思うが、この悪党たちは「死人に口なし」の諺を大いに利用したことに間違いはない。人間として血も涙もない輩だ。このまま許す訳には行かない》

《元日産の会長ゴーン氏がオランダに設立した統括会社「日産・三菱BV」と結んだ雇用契約を不当に解除されたとし、アムステルダムの裁判所に日本円にしておよそ20億円の損害賠償を求める訴えを起こしていたが、これに対して日産側は「法的に有効な雇用契約は結ばれていない」とした上でゴーン会長に支払われていた報酬を返還するよう求めていた裁判でアムステルダムの裁判所は5月20日、「原告は日産側が契約書を承認したと主張したが、その証拠を示していない。日産側と原告の間には如何なる雇用契約も結ばれていない」としてゴーン元会長の訴えを退けたうえ、日産側の主張を認めゴーン元会長に対して日本円にして約6億6000万円を返還するよう命じる判決を言い渡した。オランダの裁判は正当な判断で判決を下すまともな裁判所である。それに比べ品田裁判長が、原告側の証拠を全面退けて、鈴木側が何も証拠を示せ無いにもかかわらず、虚偽の主張だけを採用して判決を下すという愚行を犯したことは、日本の裁判所に対する信用失墜は免れず、世界から笑い者になる》

《この事件の裁判内容について、原告と被告の提出した書類(準備書面、陳述書など)が全て掲載されている訳ではないが、おそらく鈴木側が提出してきた全ての書面は「質問と回答書」(乙59号証)に代表されるように嘘だらけなのは容易に想像がつく。「質問と回答書」にあるように、特に西が言った事とする文言が余りにも酷い捏造であり、これを否定、反論できるのは西しかいない。しかしそれが不可能なのをいい事に、理路整然といかにも事実であったと裁判官が錯覚するような表現をしている。証明の仕様がなければ却下もされず、印象だけが裁判官の頭に残る。これは非常に悪質ではあり、長谷川は有効な手段として使ったが、決して許されることではなく、犯罪にも等しいのではないか。乙59号証は精査すれば全てが虚偽ということはすぐに分かることだ。「反社の資金でこのような金利での貸し方は有り得ない」「逮捕の3日前の、しかも今まで一切返済もない鈴木に貸すことは無い」「呼び出されたと言いながら、呼び出した側の話が一つもない」など主だった理由を挙げても、全てがウソだということがすぐに分かる。自信過剰の長谷川にとっては取り返しがつかないミスがいくつも明確になっている》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (15)

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《裁判は、どの裁判官に当たるかで明暗が分かれる事があっていい訳がない。しかし、現実に裁判官の人間性によって判決がいかようにも変わるという。裁判官は緻密な事実認定と法解釈によって、倫理的に判決を下すと思い込んでいる人が多いが、実際には極めて直感的に結論を下し、理屈を後付けする。こうでもしなければ莫大な数の裁判をこなせないという事なのか。裁判所の裏事情を知れば知るほど絶望的になる》

《人間は、みんな自分が生きていくために道が必要だと思うが、自分の勝手な行動をとる為の道ではない事を知るべきだと思う。道にはいろいろあるが、どれもが人間として大事な「道」だと思う。日本には昔から「武士道」という道もある。武士道の心得とは「潔さ」だと私は思っている。鈴木よ、武士道の意味を考えてみろ。お前が示すべき潔さとは一体何か、考えればすぐに分かることだ。そう、自首しかない》

《散々お世話になった恩人に対して、ここまで計画的に背信行為をする人間は、この世界の何処を探しても鈴木以外にはいないだろう。鈴木の蛮行・悪行はそれほど酷いものだ。A氏から資金の協力を仰ぐときには必ず熱弁を振るい、土下座までして説得し情をかけてもらう。合意書という書類に署名指印をしておきながら、裏ではA氏を裏切る密約を平気で交わす。言う事もやる事も全てが騙しである。こんな人間が法の裁きを受けずに贅沢三昧に生きている現実を誰が許すというのか。許さないという意思表示がこれだけ多くの読者によって寄せられている。この動きは必ず結果として鈴木を追い詰める筈だ》

《鈴木の悪事を全て正義だとしたこの裁判結果は、裁判官だけではなく、裁判所組織全体が裁判官に大きく影響を与えた結果としか考えられない。いかに出世のために上司の言うとおりに従う裁判官が多いと言っても、1審、2審合わせて品田裁判長以外の5人の裁判官の中に正しい判断ができる者がいなかったとは思えない。上意下達で裁判官を束縛しているのは裁判所組織以外にない。当然、裁判所にこんな権限を持たせている国が率先して裁判所改革に乗り出すべきだ》

《西は鈴木から30億円を受け取っていたという。奥さん宛の手紙が見つかり、そこに書かれていた。株取引で上げた利益である事は西にも分かっているはずだが、A氏には言わずに受け取ってしまったのは情けないと言うより呆れてしまう。鈴木はこのような西の性格を見抜き資金を渡し操っていたのか。自分だけではなく、人を巻き込み裏切らせるという最悪のやり方だ。騙される西はもちろん悪いが、鈴木の手口は汚すぎる。結局、鈴木自身の他の債務者への返済、親和銀行の和解金、西や身内へ渡した資金、弁護士への報酬、その他全ての莫大な金額がA氏から出してもらった資金で成り立っている。そして1000億円以上にも上る巨額な資金までも未だに横領したまま隠し持っている。鈴木は最低最悪の金の亡者である。こんな悪人が許される訳がない》(関係者より)

《鈴木は人前で涙を流し、土下座をすることが人間の情を動かすという事を知っていて、他人の情を利用する卑劣で最低最悪な人間なのだ。それを見抜かなければこの悪党の術中に嵌ってしまう。これだけの嘘を平気でつき、これだけの恩に感謝せず、自己の金欲の為に生きている鈴木という人間には正当な法律は通じない。超法規的な手法を用いてでもと考えるのは無理からぬところだと思う。鈴木はそれ程の大悪人だ》

《A氏は鈴木のような人間の頼みを聞いてあげたために莫大な損害を被った筈です。30年来本社のあった新宿センタービルを出たのも鈴木の影響が大きかったようだし、金銭的にも精神的にも何十年にもわたって大変な思いで過ごして来た筈です。だからこそ、それを知るA氏からお世話になってきた関係者は、自分の事のように鈴木への怒りが収まらないのは当然の事だと思う。鈴木はそんなA氏の事を考えた事があるのか。いつまでも今までのように裏切り続け逃げ回る事など出来る筈がない。その事にそろそろ気付き身の振り方を考えるべきだ》

《西という人間も何を目指していたのだろう。多分、何かに怯えながら生きていたのだろうと思う。大口を叩いて自分を大きな人間に見せかける事に関しては素質があったのかもしれない。鈴木も東京オークションハウスのオーナーとしての西を見て、「良いカモを見つけた」と感じたのだと思う。会長と呼んで煽てて、いい気にさせて全てを喋らせ、A氏の情報を掴んだ。類が友を呼んだのだが、鈴木の方が1枚も2枚も上だった。鈴木はA氏を知った事で「地獄で仏」に会ったような気になっただろう》

《今では「鈴木義彦」の名前で検索すると、サングラスをかけた、いかにも悪そうな鈴木の写真が出てくる(同姓同名の方の別な顔写真もある)。また「鈴木義彦 詐欺師」で検索すると各サイトの悪行についての記事が沢山目に留まる。このまま晒され続けて鈴木や親族は恥ずかしくないのか。ここまで大きくなると、鈴木本人や身内、関係者も当然見ていると思われるが、不思議な事に鈴木の関係者より苦情や反論が一切寄せられていないようだ。普通の神経なら居たたまれない筈だが、鈴木や身内の人間は何を考えているのか。身内までも普通の神経ではないという事だろうか。記事の内容が全て事実であり、反論の余地がないのは分かるが、今後、情報がこのまま消えていく事は絶対にあり得ない。更なる広がりを続け予測のつかない影響力を及ぼす事は覚悟した方がよい》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (14)

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《鈴木の顧問の平林弁護士は、裁判でも代理人に選任されているが、鈴木とは腐れ縁の中だと想像がつく。コイツは本当に弁護士資格を持っているのか。軽薄で信念のない最低の弁護士だと思う。法廷で二転三転する発言、重要な証拠書類である合意書を「こんな紙切れ一枚」と言う無神経さ、「世の中で有り得ない」と言う言葉を繰り返す品位の無さ、「類は友を呼ぶ」と言うが、青田と言い長谷川と言い、よくもこれだけ最低な人間が揃ったものだ。このサイトでも本性を暴かれていて世間に拡散しているだろうが、今でも弁護士稼業を続けているのだろうか。もし続けているのならば、弁護士会に懲戒申し立てをされて当然の人間だ》

《鈴木は証券業界でもかなり評判が悪く、紀井氏は知り合いの証券マンから「長く付き合う人間じゃないよ。よく我慢しているな」と言われたらしい。また、証券業界だけではなく、サイトの取材班によると鈴木を「人非人」と表現する関係者もいて、鈴木の人間性を良いと評価する声は聞こえてこなかったようだ。側近の紀井氏でさえ鈴木に愛想をつかし、A氏側の証人になったくらいである。世の中には人としてやってはいけない行為、越えてはいけない一線がある。人としての心を持たず、自身の事だけを考えて生きてきた鈴木は、淋しく憐れな人間だと思う》

《品田裁判長は、是が非でも合意書を無効にして、鈴木を勝訴させる任務を負っていたのだろうか。そうとでも考えないとこの裁判の辻褄が合わない。控訴審の野山裁判長も同調したという事は誰にも理解できないことだろう。だとすると、莫大な1000億円という金額と、タックスヘイヴン地域との関連性が影響している可能性が強いと思う》

《この株取引で、鈴木は莫大な利益をあげる事が出来た為に資金を隠匿して逃げているが、もし、この株取引が失敗に終わっていたなら、おそらく西を利用して、名演技で又してもA氏に泣き付いていただろう。勝手な想像ではあるが考えると腹が立ってくる。人の情けを利用して騙し続け、私腹を肥やす恩知らずは必ずこのままでは終わる筈がない。事件がここまで反響を呼び大問題となった今、あらゆる方法で何らかの制裁を受ける運命である事を鈴木は覚悟するべきだ》

《鈴木は株取引を実行した痕跡はないとして合意書を無効と主張したが、裁判官は鈴木の主張を支持する前に、A氏が何故、宝林株購入資金を協力したのか、買支え資金を出し続けたのかを検証したのか。合意書は株取扱に関する証拠書類であるが鈴木が株取扱をしていなかったという証拠は何もなかった。この裁判は鈴木側の主張をする証拠は何もなく、鈴木の嘘と捏造で固めた口頭での主張だけだった。紀井氏が真実を証言していたではないか、証拠となる確認書も提出しているではないか。A氏側には多少不充分であっても証拠は揃っていて、裁判官がその書類を全て無効と断定できるようなものではなかった。これは、明らかに裁判官の偏見と言えるものだ。裁判官は数度にわたるこの偏見と思える判断をした事が理解できない。A氏に全ての落ち度があるとでも言うのか。それは誰もが納得できない事だ》

《このまま鈴木が逃げ回っている限り問題が終結する事はない。それどころか鈴木が隠匿している海外のプライベートバンクを巻き込んで大々的なニュースになる筈です。鈴木が裁判で勝ったことが誤判であることは誰の目にも明らかで、しかも単なる誤判ではなく裁判所の裏事情によるものが影響しているとの疑念も大きな問題となっている。すでにこれだけの世論を巻き込んだ大問題に発展し、今後も大きくなる事件として捜査当局も裁判所も放ってはおけない筈だ。日本の法曹界にも今までにない悪影響を与えることは間違いない》

《鈴木が和解書締結後にA氏に電話をしたり、会いに行ったりして和解金の支払いについてうち打ち合わせをしていたが、「質問と回答書」(乙59号証)では殆ど触れていない。裁判官もこれについては全く触れていない。鈴木は香港の隠匿資金がA氏に気付かれていないかを心配しながら調子のいい話をしていた。そして、西と紀井氏が裏切って鈴木を誹謗中傷した為に日本に居られなくなったと言い訳してA氏と会って話す事を避け、海外に逃亡した。このような人間に対してほぼ全てが正しいという判断が何故できたのか、誰もが理解することには無理があると思う。数時間あれば会って話し合うことはできたはずだ。裁判官はこれが鈴木の常套手段だという事を見抜いていなかったのか。これも裁判官の明らかなミスだ》

《裁判官が一人で担当する事件数が約200件に上るらしいが、これは裁判官が不足しているのが原因だと思う。かといって単に人数を増やせば良いというものではなく、国民から信頼される優秀な裁判官でなければいけない。しかし、志を持って司法試験という難関を突破しても、裁判所の実態を知れば、やる気も失せ、サラリーマン化してしまうのも珍しくないのではないか。実際に新人裁判官が上司の目ばかり気にする先輩裁判官にうんざりするという話も聞く。人員が足りない為に、今回の鈴木の裁判の様な中途半端や手抜きの審理をされてはたまったものではない。紛争を解決する手段が裁判しかない以上、裁判の在り方や体制の改革に早急に着手するべきだ》

《鈴木の弁護士は、和解書は脅かされて監禁されそうになったので、仕方なく書いたと主張したが、笑い話にもならない。鈴木が脅迫され、監禁されそうになっても命より大事にしている隠匿金を自分から言い出して支払う約束をするようなことは有り得ないだろう。和解書締結が終わってA氏の会社を出てすぐに紀井氏に電話して「100億円以内で済みそうだが、香港の口座の事はバレないかな」と言った事が鈴木の本心だと思う。悪質極まりない悪党だ》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (13)

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《控訴審の野山高裁裁判長も、原審の品田裁判長の尻ぬぐいなのか、それとも裁判所の思惑に従った共犯者なのか。これからが見ものだと思う。裁判所には魔物が棲んでいるらしいが、裁判官全員が毒されているとは思えず、中には筋を通す信念を持った裁判官もいるのではないか。しかし、そういう人は、裁判所組織に早くに見切りをつけて他の道に進んでいるのかも知れないと思うと、危機感さえ持ってしまう》

《品田裁判長は、鈴木と長谷川弁護士の虚偽証言で固めた「質問と回答書」(乙59号証)に何の疑念も抱かなかったのだろうか。そこに書いてある事が全て真実と解釈したとはとても思えない。あくまでも当事者は自分に有利な証言や陳述書を提出するものだと裁判官も理解している筈だ。しかしこの「質問と回答書」は度を越している。A氏の提出した証拠を全て否定し、主張や証言も全て認めず否定するだけでなく、あたかもA氏が嘘をついているような錯覚さえ覚える。また、長谷川、平林両弁護士によるA氏に対する行き過ぎた誹謗中傷についても、いずれも判決文では触れていないのは有耶無耶にしたと言う事か。しかし鈴木を勝訴にしてしまったという事は、それらを認めた事になる。品田裁判官の証拠に対する判断基準とはいったい何なのか。正常な判断とはとても思えない》(関係者より)

《この裁判を別の角度から考えると、品田裁判長の誤りがはっきり見えてくる。貸金返還請求訴訟について、A氏は、鈴木が主張するように反社の資金をバックにした金融屋なのでしょうか。また、個人への貸付を会社に貸し付けたように見せかける為に約束手形を担保に取ったのでしょうか。貸金を全額回収したのであれば手形金額と貸金額が違うのは何故ですか。金融屋が借用書や念書を返さずに「確認書」など書きますか。これらの事だけを見ても鈴木の嘘の全てが判明する。品田裁判長がいかに金融業について無知であっても判断が付くでしょう。株取扱に関する合意書、和解書等も一事が万事、鈴木の主張と証言は後付けの辻褄合わせなのです。法廷以外では全ての事を認めていながら代理人弁護士に諫められて、「質問と回答書」(乙59号証)で「言っていない」「会っていない」を繰り返して全てを否定しているが、裁判官はそれを認めたのだ。品田裁判長、これが正当で公平な裁判だと胸を張って言える自信があるのか》

《鈴木の代理人である長谷川弁護士は、根本から事実を歪曲する為にA氏が鈴木に貸し付けた資金の出所が不明であるとして、それを理由に鈴木に対する貸し付けはA氏による捏造であると主張することから始まり、実際の出来事と背景についてもことごとく捻じ曲げて鈴木の正当性をひたすら強調する手法を取っている。虚偽の証言、虚偽の陳述、矛盾、変転だらけのこんな主張を、裁判で検証によって却下されることもなく、裁判官からの厳重注意もなく、真逆に認められてしまうという、あってはならない現実が生じてしまった事は到底受け入れられない大問題である。鈴木は勿論、代理人の長谷川も弁護士である以前に人としてやってはいけないことをしてしまったこと等を理由に懲戒請求される情報がサイトで掲載された直後に弁護士を辞めている。長谷川自身がここまでひどいやり方をしたことを十分に承知していたはずだ。しかし辞めたとしても絶対に許されることではない》

《国民の基本的人権の保持を目的とする裁判所で、慎重公正な判断をすることが目的であるとして、日本の裁判制度は三審制を取っている。しかし最高裁判所はごく一部の例外を除いては上告の殆どを「上告理由に当たらない」として棄却してしまう為、日本の司法は事実上二審制に等しいと海外諸国からは批判されている。今回の事件について、東京高裁は「審理は原審で尽くされている」としてA氏の控訴を棄却した。しかし、原審の審議を見ている限り品田裁判長の不可解な判定が多く誤審だらけだと思うし、審議は原審で尽くされていない。高裁の野山裁判長もよく言えるものだ。この裁判を2審で審議しないという事なら三審制など全く必要がない。裁判所は「国民の基本的人権の保持を目的とし、慎重・公正な判断をすることを目的とする」という大義を掲げているが、胸を張って言える職員が何人いるのか甚だ疑問だ。それは大義名分だけのものだ。日本の裁判所は「とんでも裁判所」だ。現在、過去を通じて大勢の人たちが裁判所の横暴に泣かされてきたと思われる。これは、大きな問題として世論に訴えるべきだ》

《鈴木は法廷での証人尋問で、平成14年6月27日に鈴木と西が作成した借用書について、「西さんに原告への返済金の一部10億円を渡したとは言ってない」とか「その日は原告と西には会ってない」とまで証言をしているが、この借用書は鈴木の直筆で書かれていて、しかも確定日付まで取っている。当事者は偽証罪に問われないらしいが、このようにれっきとした証拠により虚偽が明白であるのに、裁判官何ら疑問を持たなかったのだろうか。A氏の代理人が追及し、鈴木の人間性を訴えるきっかけにするべきだったのではないのか》

《鈴木は、西や紀井氏が共謀して国税や鈴木の関係者に株取引の事を漏らした事が原因で金融庁が動いた為に、証券会社や金融機関などに鈴木の名前で口座が作れないと言っていたが、志村化工株事件で、鈴木は逮捕されなかったのは、鈴木が土下座までして西に頼み、鈴木の分まで西が罪を被ったからで、株取引の利益があったからである。東京地検に事件の主犯として鈴木が本命視されていたのは、当時、西の弁護を務めた石上弁護士は、西が鈴木を庇って鈴木のことを一切話さなかったことを疑問に思ったようだ。鈴木が親和銀行不正融資事件で逮捕され有罪になり執行猶予の身であった事が原因である。自分の不祥事を棚に上げて責任転嫁をするような人間性という事がよく分かる。怠慢と思い込みで金融機関に取引をしてもらえないような人間の前歴をよく調べもせず、主張をそのまま鵜呑みにしてこの重大な裁判を結審してしまった裁判官は大問題で、このまま済まされることではない。そうでなければ、今後、日本の法曹界が世界中の恥さらしになるのは間違いない》(関係者より)

《西という男も罪深い奴だ。鈴木に追い詰められとはいえ自殺してしまった事がこの事件を混乱させた。自殺してからの西を鈴木は利用し続けた。鈴木の代理人弁護士の長谷川元弁護士は、西の自殺を利用して鈴木勝訴の筋書きを描き続けた。長谷川は、裁判所組織の腐敗を熟知していて品田裁判長を始めとする裁判官達が持つ悪性と出世欲を利用して裁判戦術を練り、裁判の行方を鈴木有利に誘導した。この戦術にまんまと嵌った品田裁判長は裁判官としてあるまじきことを仕出かした。この責任は重大すぎる》

《裁判は3年にもわたって行われたが、その間に鈴木側が出した証拠書類や証言、主張には誰が聞いても分かる矛盾や言い換え(事実のすり替え)が多くあった。その事に裁判官が気付かない筈はないが、意図的に疑問視せずに見逃したように思う。それとも過大な手抜きだったのか。いずれにしても、そのような検証の杜撰さ(ずさんさ)が間違った判決を導いてしまった事が、司法の恥である事に変わりはない。意図的であったとすれば、裁判において不正が行われている事になり社会的に問題視され、手抜きだったとすれば体制そのものに批判が集中する》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (12)

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《再審請求について、刑事裁判では判決の結果(主文)を変更すべき「明らかな証拠を新たに発見した時」という理由で再審されるが、民事裁判では確定判決が誤りだという決定的証拠を発見したとしても、それだけでは再審理由にならないらしい。民事裁判で再審決定が出されるような再審請求事件は、日弁連が組織的に弁護団を作って長期間苦心惨憺している。刑事事件の裁判で再審はよく「開かずの扉」と言われているが、A氏や多くの関係者はそういう事も念頭に入れながら、再審請求の準備をしているはずだし、鈴木がこれまでに実行してきた犯罪疑惑の究明が、実際には鈴木と弁護士たちの偽証を裏付けることにもなるから、司法当局の積極的な捜査が重要な意味を持つはずだ》

《再審とは確定した判決の法的安定性と正義の調和を図るために設けられた非常救済手続きと定義されている。判決が確定して事件処理が終了したからと言って、その判決に重大な瑕疵があれば、当事者が不服を申立てるのは当然であり、裁判を行った裁判所に対して改めて判決の当否を審判させる手続きを進めることは裁判所の義務だと民事訴訟法が認めている。正に今回の裁判は品田裁判長が重大な瑕疵がある判決を下した事は火を見るより明らかで、裁判所は公正公平な審理をやり直さなければならない》

《この裁判では裁判官が「判断の遺脱」をしている部分が多く見られるのではないでしょうか。判決文に裁判官としての判断の遺脱がある部分を充分に検証すれば、再審請求の道も開かれるのは当然のことと思います。特にA氏側が提出した主張と証拠類の検証について判決文を何度も熟読することが肝要と思われる》

《平成18年10月16日、三者間で和解協議が行われ、鈴木がA氏と西にそれぞれ25億円を支払う旨の「和解書」が作成された。鈴木はA氏に対しては別途2年以内に20億円を支払うとしたが、鈴木は西の言い方が気に入らないと言いつつ「和解書には記載しないが、約束は守ります。社長、私を信じてください」と口頭での約束となったが、今まで約束を反故にするどころか邪魔になってきた西を自殺に追い込んだ鈴木を信じてはいけなかった。ただ、この段階では鈴木の本性が前代未聞の卑劣な悪党であることをA氏にはまだ知る由はなかったようで、A氏に限らずこんな人間が身近に存在していることを誰も想像すら出来なかっただろう》

《裁判官の誤審には弁護士にも責任があるのではないか。多くの弁護士は、懲戒を恐れて違法を行った裁判官の責任追及を行わない。その為、手続き上の違法を犯しても責任追及をされない事を経験した裁判官は、その味を占めて違法行為を繰り返すという事を聞いた。裁判官を訴えるには弾劾裁判があるが、国会や裁判所の高いハードルがあって、再審請求も数としては少ないと言われている。国家賠償訴訟はどうだろうか。とにかく、裁判官の間違いを糾す方法がある限り駆使しないと公平な裁判は望めない》

《今回の不当裁判は正義を実現するためにも当然見直されなければならない。この裁判は審理を指揮した品田裁判長による手抜き裁判であることは明白で、自分勝手な思い込みによる結論を導くために邪魔になる証拠類は全て排除したり無視するという行為は裁判官として許されざる所業だ。最高裁大谷長官は裁判所のトップとして、この不当裁判の適正な是正措置を講ずると共に担当した裁判官達を処分する責任がある。またそれと同時に、この裁判の被告である鈴木義彦の罪を明らかにさせて法の裁きを受けさせる義務がある》

《裁判官を訴えた裁判では、個別の違法行為について、争いの有無にかかわらず事実認定がされないらしい。単に、判決に対する不服とされるのみで「判断の遺脱」が常態化していると言われている。この「判断の遺脱」を証明する方法があれば「ヒラメ裁判官」が減り「とんでも裁判官」「とんでも判決」も減少するのではないかと法の専門家が言っている》

《鈴木は「無い袖は振れない」というやり方が常套手段であった事は間違いない。貸金トラブルで債権者の「泣き所」をよく熟知した鈴木の得意とする心理作戦だ。これに債権者側が反応して暴力を振るえば傷害罪で訴えられ、たちまち立場は逆転する。鈴木は可能な限り減額を狙ってA氏宛ての手紙に虚偽を重ねていたが、最終的に考えていたのはA氏が面談した交渉代理人の平林弁護士が言っていた、50億円で全てを終決させたかったに違いない》

《当事者である原告と被告のどちらでも裁判中に「この裁判官を代えて欲しい」と申立てが出来る。この忌避権を濫用すると裁判官は簡易的に却下出来る。最近の裁判官は自分の点数稼ぎを優先する為に忌避申立ての簡易却下を濫用しているという。理由は、他の裁判官に自分のミスを知られない様にするためらしい。しかし、簡易却下を濫用すれば自分の首を絞めることもある。いずれにしても裁判所の中ではモラルのない出世競争が行われているようだ》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (11)

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《鈴木は、「平成11年9月30日に西に15億円を持たせ、債務完済した」と言い、A氏がエフアール社の決算対策のために便宜的に出した確認書を法廷に証拠として提出している。今までのA氏と鈴木のやり取りからして、この時だけ何故「確認書」が必要だったのか、確認書があることが嘘だと示している。ましてA氏の鈴木に対する貸付は約28億円(元金)あるのに、何故15億円で完済になるのか、まったく意味が解らない。実際に7月30日に15億円の金銭の受け渡しはあったが、これは「株取引の利益」と言って西が持参したもので内容が全く違う。そして、鈴木は裁判で「そんな事実はなく、翌日にもA氏に会っていない」と主張した。それは全くの嘘で、9月30日こそ現金の受け渡しは無く、それはクロニクル(旧エフアール社)のトップにあった天野氏が証言している。鈴木は数字の辻褄を合わせただけの事だ。裁判官はこの時の日付の検証も確定もせず曖昧な判断をした。有り得ない事だ。しかも裁判官は、平成14年12月24日に鈴木が「手切れ金として払った」と証言している10億円を債務の返済金と勝手に断定している。無茶苦茶な話である》

《品田裁判長は被告である鈴木の人間性について全く把握しておらず、親和銀行不正融資事件や山内興産事件での鈴木の前科前歴は周知の事実であり、それぞれの事件処理の為の和解金として約17億円と約4億円を合わせた約21億円もの大金を保釈から2年も満たない期間で用意出来る訳が無いことは常識で考えても分かることだ。金の出所を追及すれば、それが「合意書」に基づく株取引によるものであることが容易に究明できたはずだ。こうした品田裁判長の、裁判官としての事件を把握する能力の欠如が、この裁判では全ての誤判に繫がっている》

《鈴木は平成11年9月30日にA氏からの借入金は完済し、手形原本を回収したと言いながら、借用書や念書等の原本(10件以上)は全て「回収漏れ」と主張した。鈴木の過去の手口を検証すれば、これも100%嘘だと解る事だ。この抜け目の無い悪党が回収漏れをすることは有り得ない。実際に回収するのを忘れたのであれば、A氏に連絡して回収に行けば済むことだ。A氏が鈴木の言うように債権の二重取りをするような人間ではない事は誰もが知っている事だ。裁判官はこの嘘さえも認めてしまったのか》

《品田裁判長は判決文で「合意書」の有効性を否定する根拠の一つに「…平成18年10月16日の三者協議に至るまでの間に株取扱合意の履行が適正に行われているかについて三者間での協議が2回しか持たれなかったと言うのであるから、一層不自然というしかない」と言っているが、実際は合計10回は面談が行われており、協議しようにも鈴木は利益金を着服横領して隠匿を図り、西に言い訳ばかりさせながら姿を隠して逃げている状態にあり、A氏は鈴木の所在を興信所を使ってまで捜していたのである。そういう状況にあったことを品田裁判長は全く考慮していない。それ故、判決文の内容には悪意を感じざるを得ない。ここまで公平公正に欠ける偏った不当裁判を、最高裁大谷長官はいつまで見て見ぬふりをする積りなのか。早期に対応して再審の場を設けて公正な審議をやり直す事が、大谷長官が目指す「国民から信頼される裁判所」に繋がるはずだ》

《それにしてもA氏の代理人弁護士は能無し過ぎる。率直に言えば選任したA氏にとっても悔いが残っているはずだ。弁護士は言い訳は聞かないと思う。まさか、A氏の弁護団が裁判官のように鈴木と長谷川弁護士に篭絡されていた訳ではないと思うが、これは損害賠償に値する所業で、この弁護士も懲戒にするべきだ。敗訴した原因はこの弁護士にも大きくあると言っても過言ではないと思う》

《鈴木は、自分の嘘の辻褄を合わせるために、弁護士の手を借りてあらゆる工作をしていたように思う。まず、平成11年7月30日の見せ金の15億円を9月30日にすり替えて債務返済とした事。西が志村化工株事件で逮捕され保釈された直後、改めて債務を整理する数日前に、西からA氏に約40億円(金利年15%で計算)の債務合計を25億円に減額依頼させA氏に承諾させておいて、6月27日の借用書作成直前に、西にA氏への返済金の一部10億円を渡していると言い出して借用書の金額を15億円としたが、鈴木はこの日の事は裁判で全て否定した。平成11年9月30日に借金は完済したと言いながら、何故この日に改めて借用書を書き直したのかも不明にしながら、平成11年7月31日と平成14年6月27日の出来事を鈴木は「A社長とは会っていない」と否定した。それによって6月27日に書いた15億円の借用書を無かったことにしたかったのである。その為12月24日の鈴木が支払った10億円は宙に浮いてしまい、鈴木は「手切れ金」と「質問と回答書」(乙59号証)で言っているが、裁判官は苦肉の策で債務の返済金として処理した。裁判官は全ての事に疑義も感じず、確定日付印も無視して鈴木の主張を全面的に採用した。これは考えられない事だ》

《かつて裁判上で重要な証人となる2人の人物が自殺したことを利用した被告人がいただろうか。この鈴木義彦とういう被告と被告代理人弁護士、さらに裁判官がまるで連携していたかのような裁判が現実に行われた。故人の言動を悪用して、被告の主張を有利に働かせたのだ。2人は肯定も否定も出来ないのだ。そんなことが許される訳はないだろう。鈴木と長谷川弁護士が組み立てて、裁判官が採用した結果の茶番でしかない》

《裁判官は、鈴木の周りで自殺も含めて多くの人間が亡くなっている事や行方不明になったままになっている事をどう受け取っていたのか。そして、この人達がこの世からいなくなっている事が全て鈴木に有利に働いている事に疑惑を感じなかったのか。それとも、こんなことが鈴木の周辺に起っていた事を全く知らなかったとでもいうのか。そうであれば、裁判官は何も検証していないことを自分で証明しているようなものだ》

《鈴木は、友人の青田光市と弁護士の平林英昭をどれだけ信用しているのか。利岡襲撃事件の時も、青田は当時でも20年来付き合いのある広域暴力団習志野一家のNO2(楠野伸雄)に相談した後に殺人教唆を実行したようだし、平林弁護士は習志野一家のトップと複数回の面談をしたことが、利岡本人の調査とA氏の関係者の調査によって明らかになっている。鈴木も絡んでいたことが解っていたようだが、品田裁判長は無視した。鈴木は、和解協議での支払約束を撤回をした手紙の中で、青田と平林を代理人に指名している。鈴木が和解成立後にA氏に送った手紙で、手の平を返すように西と紀井の言動を理由にして白紙撤回を通知してきたが「脅迫と監禁」の事は一切書いていない。裁判での主張は青田と平林の捏造に間違いない。この2人は間違いなく鈴木の悪事を増長させている。平林は懲戒処分を受けて当然だが、青田も絶対にこのまま許してはいけない。鈴木にとっても、ある意味では危険な存在となるはずだ。鈴木が得意の手口で青田を排除してしまうことも考えられる》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」② (10)

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《鈴木は「質問と回答書」(乙59号証)で、宝林株の受け皿としてフュージョン社の町田修一から斡旋を受けて用意したペーパーカンパニーの事も、杉原正芳弁護士の事も知らないと発言している。タックスヘイヴンに拠点を置くペーパーカンパニーを利用した為に自分の名前が表面に出ず、金の流れが掴めない事を利用した悪質な隠蔽工作をしている事は明らかだ。再審で、杉原弁護士もフュージョン社の町田も証人として呼ばれると思われる。今まで明かされなかった真実が白日の下に晒されることになるに違いないが、その時、鈴木はどこにも逃げ隠れ出来ない。鈴木はそれで終わることになるだろう》

《品田裁判長は利岡襲撃事件について一切触れていない。利岡は鈴木の父親とも約2年間、何度も接触し、その周辺調査を繰り返しており鈴木にとっては疎ましい存在であったはずだ。鈴木の利岡襲撃事件に関連付けられる反社会的組織との緊密な関係という情報があるにも拘わらず、品田裁判長が無視する裏には、利岡襲撃事件まで審議に加えると本裁判の早期終結の妨げになると判断しての事か。それとも利岡襲撃事件の動機を紐解くとその背景には鈴木による株取引の利益金独占を巡るトラブルが明確となり、品田裁判長が強固に否定すると決めた株取引に関する「合意書」に行き着くことになるからか》

《鈴木が平成11年9月30日に15億円の現金を西に持たせて債務を返済したと嘘の証言をすることで、A氏からの債務を無かったものとしようとした。A氏は、エフアール社の決算時の会計監査を切り抜けるために便宜的に協力したものであって現金のデリバリーも無く、確認書も西の依頼で便宜上書いたものである。2つの明確な証拠(西作成の借用書と確認書)と天野氏の証言でも明白である。鈴木は、15億円の借入金は簿外債務にしていた為、貸借対照表に記載していない。手形原本も必要なく日本アジア投資証券だけが必要だったと言っているが、アジア投資証券は以前に西が「鈴木が資金繰りに必要だと言っているので」と言って持ち出してしまっている。通常、監査法人の会計監査は約束手形帳もチェックされる。13枚もの手形が無ければ目につくし、原本がなく使途不明であれば上場廃止要件になる。手形13枚は絶対になければならなかったのである。さらに、15億円では債務完済にならず、A氏の貸付元金の約半分で合致していない。裁判官の言っている事も辻褄が合っていない。抜け目の無い鈴木が借用書や念書の回収を忘れることは100%有り得ない。10件以上ある証拠の全てで回収を忘れることは有り得ないことだ。この話も鈴木の主張は全てが嘘だった。裁判官は嘘に加担したことになる》

《品田裁判長は原告側の主張を裏付ける決定的な証拠が不足していると判断していたが、被告側の唯一物的証拠といえるものは「確認書」のみで、それも正確には偽証に当たるものだ。それに比べて原告側の証言や証拠類は数多くの事実関係を裏付けるに十分であるにも拘わらず、これ以上のどんな証拠が必要と言うのか。鈴木の証言を検証もせず全面的に認める判決を下した品田裁判長には疑念を抱かざるを得ない。再審ではそれらの疑念に対して原告の弁護士が未提出の証拠や証言が明らかになる》(関係者より)

《裁判官が、西の遺書代わりの手紙や日記、鈴木とのやり取りを詳細に書き残したレポートほか資料を全く裁判の参考にしていない。全てが真実だとは言えないかも知れないが、これだけ無視するのは何故だろうかと疑念を持つ。紀井氏の証言に対しても同様だ。鈴木の不利になるような事には敢えて触れないようにしているのが強く感じられる。余りにも一方的すぎる裁きではないのか》

《今回の鈴木の裁判に於ける品田と野山の両裁判長に対する世間の評価は最低最悪で、裁判官としての能力と責任感の欠如、職務に対する不熱心な対応は弾劾に値する。このままではこの裁判の批判だけに留まらず裁判所全体に波及していくだろう。この現状を鑑みて最高裁大谷長官は三権分立の一角を担う裁判所のトップとして真摯に受け止め、真実の追究の為の対応に尽力しなければ、日本の司法界の崩壊に繋がるのは間違いない。品田裁判長の問題が「蟻の一穴」になりかねない事を心すべきだ》

《志村化工株事件も、鈴木の人間性を知るのに重要な出来事だ、品田裁判長は訴外の事件としてあまり重要視しなかったようだ。検察は鈴木の相場操作行為に嫌疑をかけ、鈴木を逮捕すべき周囲の証拠を固めていたようだが、鈴木が西に自分を庇ってくれたら何でもすると言い、株取扱から上がった利益を間違いなく1/3以上は分配することも約束した様だ。しかし、西の執行猶予付きの有罪判決が確定すると手のひらを返し、西の呼び方を西会長から西さんに変えたらしい。これだけでも鈴木の質の悪い性格が露(あらわ)になっている。こんな人間の言動が信じられると判断したのだろうか。こんな裁判官の判定など信頼できるものではない》

《去年6月15日付で申立てた鈴木の弁護を担当した平林英昭と杉原正芳の両弁護士に対する懲戒請求で、綱紀委員会が平林と杉原から聞き取りするために、二人から約半月後に答弁書の提出を受けていながら、それを請求者に一切開示しないまま半年以上も放置していたことが判明した。既存の懲戒制度には問題があり綱紀委員会といえど所詮身内同士で庇い合いが生じる可能性が考えられる。第三者委員会の設置が必要ではないか》(関係者より)

《鈴木が、和解書と口頭の両方で約束した合計70億円の支払については、鈴木が合意書と和解書を無効と主張した事を品田裁判長がすべて認めた事により、鈴木の支払義務は無くなってしまった。しかも、和解書の金額はあくまでも株売買利益が60億円を前提にしたものであって、実際の利益総額は当時で約470億円であったことが紀井氏の証言で証明されている。そして、今や、隠匿利益金は1000億円以上といわれている。西の分と合わせたA氏の配当金は利益総額から経費(買い支え資金の損失分やTAHの手数料等)を引いた金額の2/3という事になるが、合意書の条項に基づけば鈴木の取り分は一切ないから全てA氏のものとなるはずだ。品田裁判官が合意書を無効と誤った判断をしたことで、A氏は大きな損害を被ったが、それ以上に鈴木の犯罪を裁判長が自ら隠ぺいした責任をどう取るというのか。反省や謝罪で済まされることではない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」②(9)

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《平成10年10月2日、株取引の利益の分配金を受け取る目的で香港に飛んだ西は殺されそうになるが、一命をとりとめた。その連絡を受けたA氏が、10月13日に紀井氏経由で鈴木に連絡を取りA氏の会社で会う事になった。その道中、鈴木は気が気ではなかったはずだ。西が一命をとりとめた事を事前に知っていたか、A氏から聞かされた時に知ったかは定かではないが、鈴木にとって西の生還は大誤算であったはずだ。鈴木がA氏の会社を訪れて、株取引について「仮に社長が西に株取引で金を出したとしても、それは私に何の関係もないことです。西の話は全部作り話です」と言っているように、西が株取引の買い支え名目でA氏から金を出させていても、全部着服していて自身(鈴木)は全く知らない事だという西の作り話にする計画だったはずだ》

《鈴木の裁判で長谷川弁護士が創作した「質問と回答書」(乙59号証)は鈴木にとって都合の悪い部分を嘘で塗り替えようとする度を超えた内容だ。また自殺した西を利用し「西が言っていた事」としてA氏が反社会的組織と深い関わりがある等、徹底的にA氏を誹謗中傷することで信用毀損を狙った出鱈目な内容と言わざるを得ない。万一、反社の金で金融をした場合、一つとしてこのようなやり方はしないことは万人に分かることだ。こんな偽証行為を見抜けず重要視した品田裁判長は、本当に裁判官としての資格はない》

《鈴木は普通の考え方が出来ない奴なのか。借りたものは返す。約束は守る。世話になった人には礼を尽くして感謝する。他人の物は盗まない。嘘はつかない。小学生でも弁(わきま)えている事だ。こういう人間に普通の事を言って聞かせるにはどうしたらいいのだろうか。鈴木は今回だけではない。過去に何回も同じ罪を犯して他人を陥れている事は周知の事実なのに、なぜ法は罰を与えていないのか、正しい道を教えていないのか。このままでは、悪銭を持っている悪人がやり放題の世の中になる。不幸な人が増える事になる。これは国の責任だ》

《和解協議の場で交わされた「和解書」の無効の理由が裁判では「強迫」と「心裡留保」となっているが、これは一体どういうことか。和解協議後に鈴木からA氏宛に送られた2通の手紙には「大変お世話になった」とか「今までこんな人に会ったことが無い」「男として一目も二目も置く人間だ」などとあるが、強迫された人間が書く訳がないではないか。品田裁判長は一体何を根拠に鈴木側の主張を一方的に認めたのか。この裁判には誰もが疑問を呈している》

《元裁判官の瀬木氏が自分の著書に、「裁判官は、判決の内容が間違っていなくても、上層部の気に入らない判決を書いたという理由で人事に影響する。裁判所には“自分の意見を自由に言えない„といった空気が蔓延しているので、組織が硬直してしまっている」と書いている。元エリート裁判官が書いているだけに真実味がある。読者の多くもこんなことが信じられないと言っている。裁判所に関する本を読むと、どうやら本当の様で、まともな考えの裁判官は少ないようだ》(関係者より)

《鈴木は裁判の法廷でA氏を目の前にして長谷川弁護士が創作した「質問と回答書」(乙59号証)でA氏をあらゆる事で誹謗中傷する事により裁判官達への印象操作を強めた。この時の鈴木には、平成10年5月28日にA氏の会社を訪れ、親和銀行不正融資事件での容疑がかかり逮捕される直前であったにも拘わらずA氏の温情で8000万円の融資を受けたが、鈴木はその時、A氏の前で土下座して涙を流し「このご恩は一生忘れません」と言った、その面影は露ほども見られない》

《鈴木は自分の仲間を裏切る事も日常茶飯事だったようだ。再審が行われれば判決が覆ることは間違いないが、鈴木は何と弁明するだろうか。普通に考えると全てを認めてA氏に謝罪し、借りた資金を返済し、約束した配当金を支払うべきだが(本来なら鈴木の取り分は一切ない)、鈴木の事だから「弁護士達が勝訴した時の報酬欲しさに勝手に弁護した事であって、私はそんなことを言っていないし、そんなこと言ってくれと頼んだことはありません」と言い、裁判官に関しては「私も不審に思っていました」とでも言うのだろうか。この男なら平気で言いそうな気がする》

《和解協議後、鈴木は青田と平林弁護士の二人を交渉の代理人に立てたが、全く交渉は進展せず難航するばかりであった。裁判では青田は和解協議に参加もしていないのに「和解書にサインしなければ、その場を逃れる事が出来なかった」とか「エレベーターを止められ監禁状態に置かれた」などと鈴木が強迫されたと出鱈目ばかり並べた。青田もいい年をしてこんな幼稚な嘘ばかりついて恥ずかしくないのか。鈴木と同様に青田も人間のクズだ》

《西が生きていれば裁判でどんな証言をしただろうか。A氏は、鈴木と西2人を被告として提訴しただろうか。それとも西を訴えずに自分側の証人で出廷させたのだろうか。長谷川元弁護士は西が生きていて鈴木との共犯として提訴されていたとしたら、この裁判の代理人弁護士を引き受けていただろうか。裁判官も西が生きていれば困った事になったのではないか。しかし西は、いずれにしても鈴木の謀略でこの世から抹殺されていたような気がする》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」②(8)

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《鈴木は、「質問と回答書」(乙59号証)で西から聞いたとして「A氏は、暴力団と深い繋がりが有り、言う通りにしないと家族にも身の危険が迫ると恐怖を感じた」と言って被害者の立場を装った。鈴木の常套手段だが、裁判官はこんなことも信用してしまった。検証すればすぐに分かる嘘だった。一事が万事この様なことでは到底公平な裁判は望めない》

《西は平成14年2月27日に志村化工株価操縦の容疑で東京地検特捜部に逮捕された。西の逮捕直前、鈴木は「西会長が仮に実刑となっても出所後は西会長の言うことは何でも聞くので、私のことは一切秘密にして下さい」と土下座して必至に頼んでいる。鈴木は志村化工株で転換社債や第三者割当増資株の売却により多額の利益を得ると同時に、そろそろ邪魔になってきた西を刑務所送りにする目的があったのではないか。西に損失補填を約束して志村化工株の大量買い付けを実行させ株価操縦の主犯に仕立て上げたが、あわよくば西が実刑になるのを望んでいたのではないか。株取引の利益金の分配を約束していれば西が鈴木の名前を出すことはない。案の定、西の有罪が確定した後、鈴木の西に対する対応は手の平を返したように急変し、明らかに西を切り捨てにかかった》

《鈴木はこれだけの悪事を働いているのに一切表に出ず、法の網を潜って逃れ続けている。罪を認めさせ罰せなければならない司法までも味方に付けるとはどこまで悪運の強い人間なのかと思う。しかし、鈴木はこのままではどこまで行っても当然解放されることは無く、周囲に理解されることも絶対にない。自ら反省して罪を償わない限り、悪人として責めを負うだけだ》

《西がA氏から株の買い支え資金として預かった総額約207億円という莫大な金額は判明しているが、鈴木は和解後に宝林株を始めとする株取引に関わる損失として約58億円という数字を西と紀井より確認しており、その際に「利益より58億円を引いて3等分しないといけませんね」とA氏に電話で話している。西は合計323億円という金額をA氏に借りたまま自殺したが、西は自分がしでかした事は鈴木に騙された結果、鈴木にいいように利用されどうしても償えないと悟って鈴木とトコトンまで争う積りでいたようだが、青田が反社の人間を使い西への尾行が続いたために自殺という選択をしたということが遺書から判断できる》(関係者より)

《和解協議後、鈴木の交渉代理人の一人として出て来た青田光市は、鈴木が逮捕された親和銀行不正融資事件の発端となった辻田頭取に対する美人局事件で、辻田と女性のホテルでの密会現場をビデオに撮った張本人であり、またA氏の代理人を務めた利岡正章が襲撃された事件の教唆犯であるという話を稲川会の他の組織の複数の幹部より関係者等が聞いている。青田は広域暴力団習志野一家の幹部とも深い付き合いがあり「上野の会長」と呼ばれるくらい裏社会に通じている人間だ。鈴木の周辺では10人前後に上る自殺や不審死、行方不明者が出ているが、これに鈴木の裏仕事をしていた青田が何かしら関与していることは間違いないだろう。警察は何故動かないのか》(関係者より)

《鈴木にとっては西と天野氏や大石氏ほか数人が亡くなっている事が大変なプラス材料となったはずだ。この裁判に勝訴した大きな原因といえる。宝林株の利益としてA氏のところへ持参した15億円が返済金ではなかった事、鈴木の代理人として西がA氏との橋渡しをした事、合意書の存在と鈴木が裏切っていた事、そのほか株取引の全容を生の声で証言が出来た。また、天野氏は平成11年9月30日付の確認書が便宜上作成されたものだった事、A氏に大変お世話になっていた事などの事実を証明出来たはずだった。何より鈴木が株取引で巨額の利益を隠匿していた事実は紀井氏と同様に証言すれば説得力も十分であった筈だ。鈴木の勝訴は消え失せていたと言える》

《鈴木は、A氏と裁判沙汰になる事を想定していて、西や天野氏を自殺に追い込んだと言う関係者は多い。本当に恐ろしい男だ。自分の欲と保身のためにここまでの悪事が出来るものなのか。そして、鈴木を擁護し続けた弁護士等に正当な罪を与えなかった裁判官達は共犯と言われても申し開きが出来ないはずだ。コイツ等が現在まで何の処罰も受けず無事に生きている事が許せない》(関係者より)

《宝林株の取引で鈴木と西は約160億円という巨額の利益を上げる事が出来た。鈴木は「合意書」の契約条項を無視して利益を海外に隠匿し、独り占めを謀った。「合意書」作成の提案者は鈴木であり、株取引で利益を上げる自信があると力説していたではないか。金に目が眩んで裏切った鈴木に、口癖にしている男気など微塵もない》

《この裁判ではA氏代理人の存在感がなさ過ぎたと思う。滅茶苦茶で、とても正常な判断の出来る人間の言っている事とは思えないような鈴木や長谷川の主張の勢いがあり過ぎて、強迫や心裡留保、公序良俗違反に加えて反社とA氏の関わりを偽証するなどの戦術を強調した。それもこれも、A氏代理人の裁判に与える影響のなさが原因だ。裁判官に対して鈴木に対する疑念を抱かせるような理路整然とした反論が出来ていれば、明らかに偏向した判決を下せなかったのではないか》(以下次号)

会員権販売詐欺の常習「藤原宣昭」の嘘と言い訳(2)

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今年の1月10日頃に会社役員の関係者が藤原の自宅を訪ねた際に、藤原が「弁護士から連絡をさせるので待って欲しい」と言って1月20日までという期日を切った約束は、結局、会社役員にも関係者にも弁護士からの連絡が入っておらず、そのために関係者が何回も藤原に電話やメールをしても、藤原は一切応答せず返事もないという結果になった。本当に藤原は無責任過ぎる振舞いが今も治らないようだ。

藤原が、会社役員に販売したゴルフ会員権は伊豆ゴルフ倶楽部、青島国際ゴルフ倶楽部、都ゴルフ倶楽部、筑波学園ゴルフ倶楽部、富士河口湖ゴルフ倶楽部等の会員権(いずれもほぼ複数口)ほか多数に上っているが、これらの会員権が購入時よりも高く転売できない場合には藤原の責任で買い戻すという約束の元に会社役員は購入した。しかし、藤原はその約束を果たさずに時間稼ぎをするばかりで、「約束を必ず果たす」という書面を書き、さらに債務弁済契約公正証書を作成したのは平成5年12月27日のことだったが、それによると平成6年2月末までに借り受けた債務1億8695万円余を弁済する(利息は付さないが返済を怠った後は遅延損害金年30%が発生)という。しかし、藤原はその約束も反故にしたうえ消息を絶ってしまったのである。

(写真:債務弁済公正証書 藤原がこの公正証書を作成したのは平成5年12月27日のことだったが、返済は一切せずに逃げ回っていた)

 

会社役員が止むを得ず訴訟を起こすと、あろうことか藤原は「債権債務は存在しない」とか、平成5年12月27日に作成した公正証書に対して「第三者が勝手に署名したもの」などとんでもない言い逃れを繰り返した。しかしそんな言い訳が通る訳もなく、会社役員の請求額が裁判で全額認められる形になった。

(写真:藤原宣昭の長男昭仁の自宅)

藤原は会社役員から逃げ回るだけで、自らの債務を返済しようと努力することさえしなかった。会社役員の関係者が自宅を訪ねた際にも、藤原は血相を変えて玄関のドアを閉めようとしたり、台所から包丁を持ち出してきて、関係者を脅すなどの悶着を起こした。関係者の説得は1時間ほどにも及んだようだが、奥の部屋に閉じこもって1時間近くも出てこなかった藤原がようやく口にしたのは、相変わらず「金は借りていない」とか「全て話し合いで決着がついているはずだ」と言うだけだったという。関係者がそれを証明する書面があるのか、とか公正証書の件を持ち出しても、藤原は「弁護士との連絡が遅れたため、どうしようもなかった」と言いながら「弁護士から連絡をさせるので待って欲しい」と言うに留まったのである。しかし、前述したようにその約束も反故にしたまま藤原は連絡さえしようとしていない。

(写真:判決 平成17年11月18日、藤原に対して4000万円及び平成6年から支払い済みまで年30%の遅延損害金を払えという命令が出た。その後平成24年8月3日にも同じ判決が出ている)

藤原宣昭は「高く転売しますので必ず利殖になります。売れない時は購入された値段で買い戻します」という常套句で顧客を誘い、後は知らぬ振りをして姿をくらますという詐欺を繰り返してきた人間である。しかし、会社役員に対しては藤原のやり方は通用しない。藤原が2度の訴訟で返済義務を負っていることが公に認められながら、それから逃げ回っているうちに、支払うべき債務は令和元年12月現在で約13億円にも上っている。
「このままでは藤原の資産の全てに対して差し押さえをかけるか債権譲渡をするしかない、と会社役員は考えている」
と関係者は言うが、会社役員に一言の謝罪もなく、言い訳がましく弁護士から連絡させると言いながら、それも実行していないようでは、家族や身内にも責任が及ぶ実感が藤原にはまるでないとしか言いようが無い。藤原には妻(いね子)のほかに長女(博美)と長男(昭仁)、次男(祐也)がいるが、父親(夫)が無責任過ぎる対応を続ければ続けるほど、藤原の非常識極まりない無責任さが広く知られるところとなり、妻や子供たちの日常生活に深刻な支障をきたすことを自覚するべきなのだ。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」②(7)

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《西は、志村化工の件で鈴木に株取引の巨額の利益分配という餌を目の前にぶら下げられ、それに目が眩んで死に物狂いで検察から鈴木を庇った。検事が鈴木に事件の主犯と睨んで捜査をしていたので、かなり厳しい取り調べであったはずだ。検察官の取り調べには大抵の人間は白状するようだが、西にそんな根性があったとは思えないが、金の力は人間に想像もできない力を与えたのか、鈴木の作戦が成功した。しかし、西にそんな根性があったのなら、自殺などせずに鈴木と対決すべきではなかったか》(関係者より)

《金融庁が証券業界に対して鈴木の口座開設を許可していないと書いてあったが、この状況は変わらず、というより鈴木への監視はさらに強まっているに違いない。とはいえ、金融庁がそれなりの情報を掴んでいるのなら、何故鈴木から事情聴取をしないのだろうか。どうも関係当局の動きがもどかしすぎる》

《裁判官の宝石、高級輸入時計に関する知識が全くない事に驚かされた。あまり、なじみのない業界ではあるかもしれないが、上代が45億円(バセロンのペア時計1セット10億円が4セットとピアジェやパテック、ピケの男性用時計各1億円が5本)の高級時計を4億円で販売委託をした事を「整合性がない」としたが、鈴木が困っていたので原価よりも安くして挙げたことを、勝手にこのような判断をして、整合性が無いと言うのであれば鈴木に「現品を返しなさい」と命令すべきである。品田裁判長は高級時計の販売委託に関わる契約を無効にし、さらにピンクダイヤと絵画についてもエフアールの責任にしてしまうという、とんでもない認定をしたが、鈴木が個人でやったことで会社には関係ないことであることは天野氏も証言している》(関係者より)

《弁護士の人間性も色々で、人情に篤い弁護士、薄情な性格の弁護士と、人それぞれで他人に迷惑がかからない程度のことならば問題にはならない。しかし、自分が情を掛けられたことがない人間には人の情が理解できないのだろう。長谷川元弁護士や平林弁護士はそういう人間なのだ。彼らの審議中の発言には、A氏の鈴木に対する温情を「世の中の常識では考えられない」とか「経験則上理解できない」と言っている事が何回もあるが、正にそれが長谷川や平林の本質を現わしている。人間の持つ情というものを知らないで生きてきた人間には、A氏の器量は理解できないだろう。人間としても哀れだが、そんな長谷川や平林の主張を受け入れた裁判官も同類の人間だったのだ》

《裁判官は、鈴木が貸金返還請求訴訟での債務約28億円(元金)の返済については、西が「株取引の利益」と言って原告の会社に持参した15億円を鈴木の債務の返済金であり、返済日を平成11年7月から9月と認定したが2か月も幅があるのはおかしい。平成14年12月24日に鈴木が持参した10億円については明確なのに何故か。金額もA氏の主張や証拠と違い、返済時期も極めて曖昧である。判決文には言い訳がましく辻褄合わせのような書き方をしている。A氏は「鈴木の債務の返済金は7月30日の5億円(西の分を合わせて10億円)のみで、その他の金銭授受は全て株取引で得た配当金だ」と主張し、鈴木は「9月30日に西に15億円を持参させて手形原本と確認書を受け取り債務を一括返済した」と主張している。裁判官はこの鈴木の主張を支持したが、その内容も時期も金額も全く出鱈目ではないか。そもそも元金は約28億円である。裁判官は、元々債務の殆どについて鈴木個人とFRを厳格に区別できないと言っていた。全く筋が通っておらず、不自然過ぎる判決文だ》

《元エリート裁判官の瀬木氏の著書に「裁判官は良い判決文を書くより上司の気に入られる判決文を書けるかどうかが出世に影響する」と書いてある。この裁判の判決文のどこが上司の気に入られる部分だったのか。上司と裁判所全体が鈴木の味方であったという事なのか。再審ではこの部分を解明しなければ誰もが納得しない》

《高裁の判決には大いに疑問が残る。誤字脱字の修正のみで、審議が行われた形跡が全く見受けられない。1審の判決がそれほど完璧な判決だったはずがないと考えるのが当然で、1審の品田裁判長と2審の野山裁判長の間で話が付いていたとしか思えない。この裁判は何故か裁判官より裁判所の思惑が働いていたと感じる。もし、そうだとしたら、憲法に保障される裁判官の独立という重大な問題に発展する。裁判所はこの不祥事を隠蔽しようと再審を阻止するのか。絶対このまま有耶無耶で終わらせては、日本の法曹界にとって大きな誤判として永久に語り継がれることになるのは間違いない》

《西と鈴木の私欲をかけての戦いも見苦しい。残念ながらこの2人にはA氏の存在を考える余裕がないほど醜悪な戦いだ。人間、思わぬ金を手にすると気が狂ってしまうのだろう。人間として一番大事な事も忘れてしまっている。残念ながら自分には経験が無いので想像もできない。天文学的な桁の金とはこの事だ。約15年前に約470億円の資金がタックスヘイヴン地域に隠匿されていた事実を紀井氏と天野氏がそれぞれA氏と西との面談で証言しており証明されている。それからすると今や1000億円以上に増えているということは当然である。1000億円という資産を持っている富豪は世界でも約3000人しかいないという。1000億円を運用している投資家も稀だと言われている。全てを運用資金にしていないが、いくら贅沢をしても、少々投資で失敗しても元本は減らない金額だ。鈴木はこれをどうしようと思っているのか。タックスヘイヴン地域の実態の一部を明らかにした「パナマ文書」以降、国税庁とタックスヘイヴン地域の情報交換は頻繁になっていると聞くが、果たしてどうか。目立った金額を日本国内に持ち込まない限り安全なのか。ペーパーカンパニー名義で投資活動をしていると言っても鈴木個人が安全とは限らない。また、鈴木にも寿命があるから、いつまでも生きているわけではない。鈴木が隠匿資金を他人に任せる度胸と器量は無いと思うし、家族はなおさら管理は不可能だ。鈴木が亡き後は2人の子供と愛人の子供にということになろうが、それぞれに影響が出るのは必至で、すんなり事が運ぶ訳もない》

《鈴木が和解後にA氏に送った手紙に「だいぶ以前からA氏、西、紀井が私を陥れるために計画していた」と書いているが、どの口がそういうことを言わせるのか。お前を陥れてA氏や紀井氏がどれほどの得をするのか。その言葉は、利益金を一人占めして隠匿している事を自白しているのと同じだ。カネを持つと被害妄想を持つようになるのか。まさにふざけた発想であり異常な感覚だ。お前は、A氏にどれだけの不義理をしているのか、ある意味、どんな制裁を受けても仕様がないほどの裏切りをしていながら、まだ反省も出来ないのか》(関係者より)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」②(6)

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《鈴木という人間は、ある意味相当な修羅場を潜っているなと思う。本職の貴金属宝石業界、証券業界そして高利貸を含めたノンバンク系の金融業会。躰を賭けて生きて来たのだと思う。これらの業界は私の知る限り、裏社会との繋がりも深い。生半可では生き残れない世界だ。まして、余り自分に力がない時期だった特に金融業者とのやり取りは相当きつかったと想像できる。もったいないのはその経験が生きていない。言い訳と嘘ばかりを繰り返していた悪い経験だけで生きている。何度も命を無くしそうになった貴重な経験を生かそうとしないのは、鈴木の生き方が悪すぎるからだ。あと何年生きていくつもりか知らないが、最後だけは昔の経験を生かすべきだ》

《コロナ禍で海外への渡航が難しい状態が続いているが、世界の金融市場は活発だ。コロナワクチンが蔓延しても世界中の経済が上昇機運にある。鈴木は莫大な資金の運用をしているのか、それともペーパーカンパニー名義の口座に置いたまま様子眺めをしているのか。1000億円以上の隠匿により、毎日、推定約2000万円の利息が付いている事になる。計算するのもバカバカしいが、鈴木には大半が絵に描いた餅になっているに違いない。資金を動かせばすぐに当局の目に留まり厳しい監視がつく。しかし、A氏等の事を思い浮かべると腹の中が煮えくり返る思いがする》(関係者より)

《2018年ぐらいからネットニュースにかなり注目が集まってくるようになった。まだメディアの主流には遠かったが、肚の据わったワンマンオーナーなら、一発逆転、爆発的なブレイクが匂う出来事だと直感すれば即決で掲載した。ついでに音声データーもセットで流せば効果抜群だったという。まず、若い連中が騒ぎ、ネットであっという間に拡散する。事前に社内で根回しが必要な既存のメディアでは動きが遅すぎる。新聞などはその最たるものだ。鈴木の記事は、数社のネットで時間をかけて、ある意味、慎重に取材を潜行させている。何故かというと、政治家、警察や検察、裁判所までもが裏で関与している可能性があるからだと思う。今まで様子見をしていた新聞、テレビ、雑誌も後追い取材を開始するのではないか。そうなると大変な騒ぎになるだろう。この事件には日本のマスコミ各社がタブーにしているタックスヘイヴン地域が深く関わっている。海外諸国がタックスヘイヴン地域へメスを入れるきっかけになるかもしれない。鈴木も行方を晦ましている場合ではない。家族も通常の生活も出来なくなる。この裁判に関わった弁護士や裁判官も実名がマスコミを騒がすことになる。マスコミは権力に弱腰になるべきではない》

《鈴木は、自分の腹心や仕事の協力者を何人も自殺、失踪に追い込んだワル中のワルだ。これ以上、世の中にのさばらせてはならない。例え多くの人を騙して1000億円を稼ごうが人間の心を失ったら終わりだ。鈴木みたいな大悪人が生き延びて大恩人を裏切って莫大なカネを隠匿している。被害者が訴えても裁判官が悪人の味方をするようでは世も末だ》

《鈴木は、金の魔力に身も心も縛られ、いずれは無様な最期を迎えることになる。カネさえあればこの世に不可能な事は何もないと思っているかもしれない。しかし、家族への愛情、家族からの愛情はカネでは買えない事に気が付いていない。このままでは、後悔しきれない結果になる。反省が無ければ、奥さんや子供たち、身内や愛人サラと娘(25歳くらい)等全員の顔写真が掲載され、青田の2人の姪も同様になるのではないかと思う》(関係者より)

《和解協議の場で、鈴木と西は激しい口論をしているが、肝心な事はあまり話していないような気がする。録音テープを聞いたわけではないが、合意書をA氏に突き付けられ、とにかくその場を切り抜ける為に2人がそれぞれに芝居をしたようにも映る。それが証拠に、西が当時で470億円の隠匿利益がある事を知っていながらその事をその場で明かして鈴木を追及していない。A氏は後日知る事になるのだが、その場で西が全てを話していれば鈴木はそこまでの悪あがきができなかったのではないのか》

《裁判官は、貸金返還請求に関する訴訟だけに絞って何とか辻褄を合わせて裁判を終わらせようとしたが、株取扱の件が追加され慌てたのではないだろうか。それを証拠に株取扱についての合意書、和解書についての審議は全く理解に苦しむ過ちを犯した。原告の主張が全て認められなかった。これには相当の無理があった。まして、控訴審は話にならず、短期間で原審を支持して終結させた。これは有り得ない事で、誰が見ても再審に値する審議内容だ》

《長谷川と鈴木が》でっち上げた「質問と回答書」(乙59号証)について裁判官の発言は特になかったようだが、A氏の心証を悪くするには最大の効果があった。この内容は、自殺した西を利用して全てを捏造したものだ。長谷川元弁護士はこの陳述書を提出することで自分の弁護士生命を終わらせたようなものだ。なぜ弁護士生命を賭けてまで鈴木を勝たせたかったのか。裏で受け取る多額の報酬目当てとしか考えようが無いが、その理由がこの裁判の真実を明かす鍵なのではないか》

《鈴木は、A氏の温情に縋る時や裁判で自分が不利になると解った時は自分を徹底的に弱者に見せる。土下座して借金を頼んだり、脅かされて仕方なく和解書を書いたと言ったり、人間として一番狡く卑劣な行為を平気でする。鈴木の悪事は全てこの手口である。裁判官という職業はこういう人間を見極める能力を持っていなければ務まらない。この判断を間違えれば人の人生や生命に関わるという事を知っていなければならない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」②(5)

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《今回、品田と野山の両裁判長が担当した貸金返還請求訴訟で、原告側より提出された証拠類を適正に検証する事無く被告側の出鱈目な主張を一方的に鵜呑みにし、誤った判断で判決が下された裁判は、今やインターネットやSNSを通じて世間から大きな反響を受けている。この裁判は裁判官の怠慢が引き起こした結果であり、今の堕落した裁判所を象徴する一幕と思うが、これだけ世間から注目を浴びている裁判だけに放っておくと批判の矛先は当然トップの最高裁判所長官である大谷直人氏に向くことは免れないだろう。早期の対応が期待され、またその結果が今後の司法界に大きな影響を及ぼす事は間違いない》

《鈴木が、親和銀行事件で逮捕される三日前にA氏を訪ねて8000万円を借りた時、涙を流し「この御恩は一生忘れません」と土下座して懇願した。「この御恩」はどの恩だったのだ。この言葉は人として一生で何度も使う言葉ではない。一度も使わない人も沢山いるだろう。しかし一度でも使ったならば、命にかけても忘れてはならない。まして、その後も何度も「恩」を受けている。鈴木よ、A氏に対してお前がしてきた事を、人としてもう一度思い返せ》

《西義輝はA氏に宛てた「遺書」の中で頻繁に「自分の失敗」という言葉を使っているが、西がA氏に取った行為は失敗では無く完全な裏切り行為ではないか。また「社長が毎日苦しんでおられる姿を見る度に私は本当に辛くて極力冷静に振る舞う様にしておりましたが、自分の力不足な事ばかりで本当に申し訳なく思っております・・・」と書いているが、「合意書」の作成当初からA氏が西に鈴木を入れた三人での協議を呼びかけても、西は「鈴木は海外に出かけていて日本にいない」と言ってはぐらかし、市場関係者からA氏が100億円以上も利益を上げていると言った噂が耳に入った時も、西は「そうした話は噂に過ぎず、鈴木は1DKの部屋で頑張っているので長い目で見てやって下さい」などと裏切り行為を繰り返した。A氏に対しての申し訳ない気持ちが何処にあったというのか。死ぬ間際まで自分を正当化しようとする西は、今頃は地獄の底で釜茹でにでもされていることだろう》

《社会人になれば、学校の勉強が出来たとか成績が良かったというのは通用しない。物事を正しく理解する力と優れた感性を備えていなければならない。感性というのは実際に行動してみて「あっ、そうか。こういう事なのか」と気づくことだ。知識だけあっても「頭でっかち」であっては実践では使えない。この裁判の品田裁判官などは、それなりの年齢だろう。きっと学校の成績は良かったのだろうが、「頭でっかち」で物事を正しく理解する力に乏しく、感性が薄弱だと感じる。裁判官としては、あまり感性が優れていると出世の妨げになるのかも知れない》

《西が「合意書」の作成後に「宝林株で上げた利益」が15億円であるとしてA氏の元に持参してきたが、実際は宝林株の取引はまだ継続中であり、西がA氏に15億円を持参した時点では約50億円の利益が出ていながら、その事実をA氏に隠し三等分して一人5億円だと嘘を付いていた。そんな事情を何も知らず二人を疑う事無く信用していたA氏は、二人が自分達の取り分をA氏への返済金の一部に充てるという気持ちを汲み取り、心遣いで二人にそれぞれ5000万円ずつ渡している。そうしたA氏の二人に対する思いやりの気持ちを、二人は裏で狙い通りに事が進んでいることと受け止めて人知れず笑みを浮かべていたのだろう。A氏の好意を踏みにじる、人として到底許されない所業だ》

《世の中の風評は、ふさぎようがない。まして、ネットニュースの普及は凄いらしい。電子本は書店に並んでいる本の売り上げを上回ったらしい。軽量のパソコンやアイパッドの売り上げも伸びていて持ち歩くことが出来る。鈴木や鈴木の家族、長谷川元弁護士らは恐怖を感じている事だろう。他人の眼を気にして行動しなければならないのでは1日も安心して暮らせない。特に、当人たちよりも家族が気の毒だな》

《今回のA氏による貸金返還請求訴訟で重要な株取引が「合意書」に基づいて実行されたことを認め無い為に、品田裁判長は色々御託を並べ立てているが、そもそも品田裁判長は民法上での「契約の自由の原則」をチャンと理解しているのか。契約内容は当事者の意思に基づいて自由に決定できることは原則となっていて、国が干渉してはならないはずだ。「合意書」の契約自体も当事者間の意思は「合意書」に署名捺印した事によって確認され立証されている。それを品田裁判長が認め無い事自体、不可解でならない》

《ある一般企業の社長が、入社式で「仕事の中に、人生がある。選び方ひとつで人生が良くも、悪くもなる。仕事を通して学習し、成長しなければ将来はない」と話している。ところが、殆どの人は、誰かが自分を変えてくれると思っているとも言っている。裁判所などはどうなのか。法曹界で有名な話がある。第15代町田最高裁長官が新人判事補の辞令式で述べた訓辞で「上級審の動向や裁判長の顔色ばかりを窺う“ヒラメ裁判官„がいると言われる。私はそんな人はいないと思うが、少なくとも私は、全く歓迎しない」と訓辞したのだが、町田長官は若い頃、「青年法律家協会裁判官部会」の会員であり、自らも新人判事補を勧誘していたが、その事を上司に恫喝され、退会したという。その事が出世を遅らせる原因ではないかと思い悩み、”ヒラメ裁判官„として職務を行っていた事が周囲に知られていた。最高裁長官は、日本司法界のトップであるが、自らの栄達、自己保身のためには平気で自らの信念を曲げる。“ヒラメ裁判官„とは町田長官を揶揄する言葉として法曹界に残っている。情けない事にそれが裁判所なのだ》

《鈴木は裁判で「西はいい加減な人間なので西と同席で交わした書類は無効」と論外な主張までされた西は何と哀れな人間だ。こんな鈴木に、西は生前に金で釣られ手足となり利用され、志村化工株価操縦事件では鈴木の罪を被り執行猶予付きの有罪判決を受け、死んでからも死人に口無しをいいことに鈴木側から「西が言っていた」ことと都合の良い後処理役にされる始末だ。西の人生は鈴木に吸い尽くされたかのように思えてならない》(以下次号)

詐欺破産は「米山宏幸・陽子」には債務逃れの免罪符にならない

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超高額の車の購入代金(10数台分、約8億5000万円)を騙し取られた千葉宰揮が車の整備で債権者に紹介してきた米山宏幸という人間も最低の人間だった。
債権者が米山に会った当初は、千葉が悪質な詐欺師であることが分からなかったために、米山も千葉同様に悪事に手を染めているかどうかも承知していなかったが、債権者が千葉に預けた車(ランボルギーニ・デュアブロ)の修理・整備代金200万円が未払いになっているということで、債権者が立替払いをする対応をした後に「購入したい」と言うので、それも了解したが、米山は債権者に支払わなかったのである。債権者は米山が「会社の資金繰りが上手くいかない、どうしても貸して欲しい」と言うので650万円を貸すこともしたが、そうした債権者の気持ちを逆なでするように妻ともども自己破産の手続きを取るなど、極めて非常識で無責任な対応を取り続けた。

最初に自己破産の手続きを取ったのは妻の陽子の方で、債権者が妻の勤務先に対して給与の差し押さえをしたところ、米山が「格好悪いので、取り下げてください」と懇願し、具体的な返済計画を言ってきたので取り下げたら、その隙を狙って破産宣告をするという、あまりにふざけた対応だった。
米山は、車の購入代金と貸金の合計2600万円について何度も支払方法を債権者に伝えながら一度として約束通りに実行したことが無く、同様のことを何年間にもわたって繰り返すために、そのたびに債権者は根気よく米山に付き合わざるを得なかったが、それも限界になっていたところ、米山もまた自己破産の手続きを取ったことが弁護士を介して債権者に伝えられたのである。
米山も妻も明らかな詐欺破産であり、両人が破産管財人に対してどのような釈明をしたかに拘わらず、現に存在している債務に対する米山自身の直筆の借用書や念書、さらに公正証書等の書類(妻陽子が連帯保証)が返済に関わる不履行を証明している限り、自己破産手続きが実態を伴っていないことは明らかだ。

債権者から借り入れた債務を放ったらかしにして、すでに20年以上が経過する中で、米山が今、負っている債務は約2億円にまで膨らんでいる。返済の約束をしながら、いざとなったら反故にして知らぬ振りを決め込み、揚げ句に債務返済を逃れようとして悪質な詐欺破産を仕掛けて、それが認められたと言って「債務は免責された」と強調したところで、そんな言い訳は一切通用しないことを米山も妻の陽子もしっかりと自覚するべきだ。2人とも全く反省の様子が無く悪質過ぎる。特に妻の陽子は相当に横着な性格のようで、給与を差し押さえられたことで恥をかいたとでも逆恨みをしたのか、債権者の関係者が訪ねてもまともに対応しようとはしていないという。しかし、そのような態度を続ければ2人の娘(絵美、梓)にも大きく影響するのは当然のことである。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」②(4)

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《今回の裁判で裁判官が事実認定を誤った場面がいくつもある。強迫や心裡留保を理由に和解書を無効にした点だが、和解後に鈴木がA氏にかけた電話の内容、1週間後の10月23日にA氏の会社に出向いて和解書の支払約束を追認した事実、A氏に送った2通の手紙等を検証すれば有り得ない事はすぐに分かった筈だ。A氏が受け取った15億円と10億円の合計25億円を全額返済金にしてしまった事も本来の趣旨とは違っている。更にピンクダイヤと絵画、高級時計の委託販売の責任をエフアールとした事で鈴木個人への請求を無効とした事など、全て裁判官の大失態である。他にも重要な証拠を認めず鈴木の嘘の主張を採用するなど、裁判官の個人的な感情で審理されたのではないかと感じるような結末となってしまった》

《西は、鈴木からA氏の手許にある合意書を破棄するように頼まれ、報酬として10億円を数回にわたって受け取った。しかし、流石に破棄は実行できなかったので鈴木に「破棄した」と嘘の報告をしていた。ここまでは西も中々やるなと称賛を送りたくなったが、A氏が鈴木を呼んで「合意書の通り約束を履行するように」と合意書を突き付けた。しかし、動転はしても悪知恵が働く鈴木は、合意書に基づいた株取引は実行していないと強弁し、全てが西の作り話だと強調した。鈴木という奴は転んでもただでは起きない》

《サイトの記事を読んで、これだけ多くの人達の反響が多く寄せられる中、鈴木はなぜ動かないのか。ほぼ全てが鈴木に対する批判や非難の内容であるにも拘わらず、沈黙を続けている理由が分からない。まして鈴木は裁判に勝訴している立場である。それを盾に反論すればよいと思うが、それが出来ない理由があるのか。ここに挙げられている投稿が全て正論であるために反論しようものなら袋叩きに遭う事を懸念しているのだとしたら、余りにもお粗末である。いずれにしてもこのまま潜み続けることは不可能だ》

《鈴木は、自分が最悪な状況の時は不器用で真面目そうな言動をする。涙を流して土下座もできる。男が人前で涙を流し土下座をして頼みごとをするというのは、よほどの事だと相手が勝手に解釈し、騙されてしまうのだ。まして、A氏はおそらくそこまでした事は人生で一度も無かった筈だ。A氏は、男としてこんな屈辱的な事までして助けを求められたら助けてやりたいと思う人なのだろう。鈴木はそこまで見越して一芝居を打つ極悪人なのだ。コイツだけは野放しにさせてはいけないと強く思う》

《この裁判は鈴木側の「合意書による株取引はなかった」とする為の主張や証言と、裁判官の株取引は争点にしないという考え方で方向性が一致していたように思う。そう考えると、ここまでA氏側の証拠をことごとく採用せず、「合意書」「和解書」という株取引の核になる証拠を無効にし、鈴木のどんなに出鱈目な主張でも却下しなかったことも頷ける。しかし、これでは裁判官は全くの手抜きであり真摯に事件に向き合ったとはとても言えない。裁判官と被告に正義が潰された裁判だったとも言えるのではないか。だからこそこれから大きく問題視され取り上げられる事件となる筈だ。これだけ大きな事件を無視すれば裁判所は国民から信用されなくなり、日本の法曹界に今後深刻な影響を及ぼすことは間違いない》

《読者からの投稿文を読んでいると裁判官や弁護士に対して実例を上げて批判している文章が多いですね。投稿者に失礼ですが、これって実際に起っている事ですか。事実だとしたら我々が金銭的なトラブルに巻き込まれた時はどうすればいいのでしょうか。自分で相手と話し合えば一番いいと思いますが、それが難しいので裁判ではっきりしたいわけです。裁判官が公平公正な考えを持っていなければ折角費用をかけて裁判しても無駄という事になる。泣き寝入りしかないのですか。弁護士費用も高くて悪い弁護士も多いようですね。こういうことを相談するのは何処へ行けばいいのでしょうか》

《裁判官は、紀井氏の立場を「そもそも紀井は被告の指示に基づいて株式を売り、売買代金を保管するという立場に過ぎず…」といった判断をし、株取引のやり取りで重要な立場にはなかったという内容の判断をした為、紀井氏の証言や紀井氏の提出した確認書を退けてしまった。しかしこれは大きな判断間違いであり、紀井氏の証言こそが鈴木が470億円もの利益をあげた事実を証言しており、その資金の行方がどうなったか、誰が資金を出したかなど追及しなければならない問題が多数あった筈だ。品田裁判長はあまりにも株取引の裏側を軽視した為に重大なミスを犯してしまった。この裁判は早期終結を目論む体質が争点を有耶無耶にした恥ずべき判例となったのは間違いない。日本の法曹界の最大の汚点として永久に残る》

《「心裡留保」とは便利な表現だと思う。和解協議時の鈴木の精神状態を判じて裁判官が採用したものだが、これは鈴木側が主張した脅迫・監禁を纏めたものだ。この表現を使うならば、裁判では検証されなかったが和解協議の3日前、A氏が鈴木に「合意書」を見せて約束の履行を迫った時の鈴木の精神状態を「心裡留保」と言うのではないかと思う。鈴木は西に10億円の報酬を払って破棄させたと思い込み、せっせと利益金を一人占めしてタックスヘイヴン地域に運んで隠匿していた時だ。これは、鈴木にとってまさに「心裡留保」状態になった時だった。それを取り繕う時間に3日の時間が必要だった。それでも時間が足りず、西と訳の分からない口論をしながら何とか和解書に漕ぎつけた。最初は総額50億円の利益と言い、その後は60億円に訂正し、A氏と西に25億円ずつの配当金とし、A氏にプラス20億円の支払を口頭で約束している。その間の必要経費の事も言わず、まして自分の取り分も主張していない。鈴木が自分の取り分を2人より少なく主張する事など有り得ない。裁判ではこの経緯が全く審議されていない。鈴木側も裁判官も和解書を無効にする手段を協議している光景が目に浮かぶ。しかし、鈴木側はこのピンチを「心裡留保」という言葉で切り抜けた。A氏の代理人中本弁護士はこのチャンスを逃している。一気に鈴木を潰す機会だったと思う》

《鈴木は、今回の株取引でも分かるように自分の名前を出す事を極力避け、記録や書面に残るものには神経を配っていたと思われる。その全ては後に問題になった時に知らぬ存ぜぬを通す為であり、また共謀者にも「知らない人物」と言わせる為であったのだろう。しかしそれだけ何にも関与していない人間が、今では1000億円ともいわれる資産を隠匿している事など、どう考えても有り得ない。それこそ裏で違法な行為を行っているという事である。今回の裁判では鈴木に関する不可解な点や疑問視する点が山ほどあった筈なのに、一切解明されず検証もされず無理矢理に判決が下された。こんなやり方で下された判決を確定判決として受け入れる事など到底できる訳がない》(以下次号)

田村憲久厚労大臣他への質問状「種子田吉郎と病院グループ」を指導強化せよ

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故種子田益夫から実害を被って来た債権被害者の会。同会が昨年12月19日付で田村憲久厚労大臣を始め同省医政局の迫井正深局長、中川俊男日本医師会長、そして大井川和彦茨城県知事宛に書面を送ったことは、すでに本誌で報じた。種子田一族の支配下にある常仁会病院グループ(常仁会、晴緑会、明愛会、白美会)に対する指導強化を求めると同時に、長年にわたって病院グループを統治して私物化してきた種子田吉郎氏以下佐居益代氏、種子田安郎氏の弟妹が揃って益夫氏の負うべき責任を逃れ続けた揚げ句に相続放棄まで断行したことは社会通念上からも許されるものではない点を強く指摘するものだった。

本誌では当の吉郎氏や益代氏、安郎氏のほか吉郎氏の長男佑人氏に対して取材を継続しているが、当事者たちは一向に対応しようとせず、一切沈黙している姿勢には明らかに問題がある。そこで、改めて厚労省と医師会、茨城県知事より強力な指導強化を求めるために、直近で送った取材依頼の文面を公開することにした。本誌の読者からも種子田一族への批判や非難が数多く寄せられている中で、厚労省も医師会、そして茨城県も病院グループの健全化に真剣に取り組むべきではないか。なお、当事者各位への文面は大枠で重複が多いためここでは厚労省宛の文面を取り上げる。

取材依頼の要旨

昨年12月19日付で債権被害者の会より、大臣並びに医政局長に対し、常仁会グループ(種子田吉郎理事長)に対する経営実態に基づいた監督指導の強化を陳情する書面が送られましたが、貴省における対応を教えて戴きたく、つきましては以下の項目にお答え戴きますようお願い致します。

1.債権被害者の会の陳情を中川会長はどのように受け止め、対処されているか、また今後、どのように対処されようとしているか、具体的にお教えください。特に、日本医師会は、種子田益夫氏がオーナーとして全国各地の病院を買収し常仁会グループを大きく形成する中で貴会の重責を担っておられた桧田仁氏が傘下の病院施設に多くの医師を派遣し就業させる協力を継続的にされておりました。その関係は極めて重大であると考えます。

2.常仁会病院グループの理事長である種子田吉郎氏は医師の資格もなく、また医療業界での経験もないまま病院グループを統括する理事長のポストに就き、現在に至るまで傘下の病院施設を事実上私物化してきた実態が判明していますが、特に吉郎氏のこれまでの対応は秘密裏に病院グループの収益から毎月6000万円という多額の機密費(裏金)を調達して父益夫氏に提供するという背任に問われ得る行為を繰り返し、さらにコンプライアンスにも抵触する言動が多々あるなど、真っ当に病院グループを統括する資格は皆無と言っても過言ではないという指摘が多方面から寄せられています。いうまでもなく、吉郎氏による経営姿勢は医療法が目的とする医療を受ける者の利益の保護及び良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を図り、もって国民の健康の保持に寄与することが達成し得ないばかりか、告発を前提とした刑事事件に発展する可能性が高く、治療の最前線にある病院が混乱することは必至です。田村憲久大臣並びに迫井正深医政局長は、その点をどのように受け止めておられますか。

3.常仁会病院グループのオーナーであった故種子田益夫氏が債権者に負っている多額の債務について、種子田氏が病院を担保に供し、仮に債務の返済が難しい場合には病院を売却して返済原資にするとの約束を反故にしている事実を踏まえ、吉郎氏はそれを全て承知していながら、種子田氏が負う債務について一切知らぬ振りを決め込んで来ましたが、それはまさに反社会的な行為であり、コンプライアンスにも重大に抵触するものと考えます。種子田氏は平成8年以降で表面化した金融機関からの不正融資事件で罪を問われましたが、実際の債務については返済しておらず、金融機関の破綻処理の国の税金が投入されたにもかかわらず、吉郎氏以下益代氏、安郎氏の弟妹が種子田氏の死亡直後に揃って相続放棄をした行為は、決して許されるものではないと考えます。田村憲久大臣並びに迫井正深医政局長は、その点をどのようにお考えでしょうか。(つづく)

債務不履行で逃げ回る「川和孝之」は訳アリ人間ばかりの住居に隠れ潜む

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昨年末に債権者の関係者が川和孝之が周囲の眼を逃れて隠れ住んでいるマンションを訪ねた。
川和は3年近い前の平成30年8月下旬に突然、家族にも行き先を告げずに出かけて行き、そのまま姿を消してしまったのだ。前日まで債権者との間で、川和は連帯保証をした債務の返済の計画について「親族から550万円を借りる話がついたので返済します。それと、2500万円の生命保険にも加入するので、これで何とかお願いできませんか」と債権者の会社に頼みに来た。このような具体的な話をしていながら、親族から借りる550万円の受け渡しの翌日に川和はいなくなった。
川和の妻や両親は、債権者の関係者が川和の自宅を訪ねたことで、ようやく川和の身に何が起きているかという真相が見え始めたようだったが、債権者から逃げるためとはいえ、川和の行動はあまりに無責任すぎる。

川和が債務者の会社のNo.2の役員をしていた関係から、融資を受けるに当たって連帯保証をしたのだが、その事情を家族には一切説明しておらず、関係者からの電話にも家族には知られないように対応していたようで、関係者が川和の自宅を訪ね、経緯を説明したことで初めて事情が分かったようだったが、関係者もまたそれまで川和から説明を受けていた親族からの550万円の借り入れや保険への加入という返済のための計画が全て作り話だったことが初めて分かった。
それから3年が経過して、関係者が川和を訪ねたが、当初は住所地とされたマンションに川和が隠れ住んでいるはずの部屋番号が見当たらない。マンションの入り口で郵便受けを確認しても該当する部屋番号が無く、マンションの周囲を回って同じ名前のマンションが無いか確かめてみたが、やはり見当たらなかった。
そのため、関係者は改めて当該のマンションに戻り、出入りする住人に問い合わせてみた。すると、一つの部屋が漫画喫茶のブースのように仕切られ、その一つのブースに川和が住んでいることが分かったのである。
しかし、そこまで教えてくれた住人が何故か川和を引き合わせようとはせず、それどころか関係者が川和に会おうとするのを邪魔するような対応を取ったという。一つ一つのブースに住んでいる住人の誰もが訳アリの生活をしていて、そのために特に親密な関係が無くても、ただ同じ境遇にあるという連帯意識からそのような対応をしているようにもみえたようだ。

関係者は結局、川和と会えずじまいに終わったが、そんな隠れ方をしてまで逃げ回ろうとする川和の神経はおかし過ぎる。何より、妻と子供、そして妻の両親を放ったらかしにして自分一人だけが逃げ回るという選択は、当然だがいつまでも続けられる訳が無いのである。
しかも、それで川和が負っている債務が消えることなどは有り得ず、逆に家族や身内に大きな迷惑をかけることになるのは目に見えていることが、何故川和には分からないのか。あまりにも考え方が幼稚で独りよがりが過ぎるのではないか。

川和が勤めていた会社の社長が負った債務については、平成26年に債権者が提起した訴訟で判決が下され、川和は債務の一部約1300万円について責任を持つことになったが、もちろん連帯保証をしている限り、債務全体の責任を負うことに変わりはない。川和はこの判決を受けて、最低でも約1300万円+金利の返済をする約束で前述したような作り話をしたのだろうが、嘘をつけばつくほど自分の首を絞め続けることは川和の例を見れば明らかだ。しかも、川和が逃げ回っている間に債務は裁判の判決通りの金利で計算すれば令和元年12月末現在で約4000万円にもなっている。しかも、大部分は債務者が払っている。川和は債務の一部にしてもらったにもかかわらず債務者の社長からも何十年も逃げ回っている。
債務返済で社長の親族が一部を肩代わり返済し、また社長自身も毎月債権者に返済を続けているために 川和も首の皮一枚でつながっているが、債権者が決断して川和に対する債権を分離して何人ものプロ(債権回収業者)に分割譲渡してしまうと、本当に取り返しがつかなくなってしまう。川和だけではない。先にも触れたとおり、川和の妻や身内の所にも容赦のない取り立てが行われるから、清算するまで収拾がつかなくなる。
そうなれば、もう誰も川和を庇う人間はいなくなるに違いない。川和は自分の都合だけを一方的に話して逃げ得を図っていると思っているようだが、自己破産にしても詐欺破産は犯罪であり、できないことくらい川和にも分からないはずはなかろう。

川和の妻の母親が関係者に言っていたことだが、「娘(川和の妻)は離婚して全て終わっている」と言う。しかし、それは母親の間違いで、婚姻中に夫が負った債務も共有財産として妻にも責任が生じる。それに、長年にもわたって迷惑をかけているという意識が全くないと関係者が言う。
「こんな常識のないやり方がこのまま続くようであれば、インターネットに川和はもちろん家族や身内の実名を公開することになる。逃げ場などどこにもなくなるし、川和の恥が世間に晒されて奥さんと子供、そして身内全員が肩身の狭い思いをするだけでは済まないことを、しっかりと自覚することだ。川和にはもう選択の余地はないと知るべきだ」(つづく)

最高裁大谷長官と品田裁判長そして野山裁判長宛に送られた「書面」を今、公開する(2)

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前号の最高裁大谷長官に送られた「書面」の公開に引き続き、品田幸男裁判長と野山宏裁判長宛に送られた「書面」を公開する。品田、野山の両裁判長宛の書面は大枠の部分で重複しているので、品田裁判長宛の「書面」を本文としつつ「貴職」に当たる部分に野山裁判長宛の部分を加筆した。大谷長官宛の「書面」でも分かる通り、一審の判決がいかに事実と真実を捻じ曲げ誤った判決を出しているかが理解いただけるものと思う。「今の裁判官には幼児に教えるように懇切丁寧に説明をしなければ理解してもらえず、誤判を招きかねない」と嘆く弁護士が数多くいると聞く。両裁判長宛に送られた「書面」もそれにならった流れになっているように見受けられるが、最高難度と言われる司法試験をパスして就いた裁判官に手取り足取り説明しなければいけないような複雑な話ではないはずだ。鈴木の犯罪を厭わない人間性と現に実行された株取引が合意書に基づいていた事実をしっかりと検証すれば、こんなひどい判決が出ることは無かったのである。

品田裁判長と野山裁判長宛「書面」の要旨

事件名
*東京地裁民事18部 貸金返還請求事件(平成27年7月8日提訴)判決言渡 平成30年6月11日
裁判長:品田幸男
*東京高裁民事11部 貸金返還請求事件(平成30年6月22日提訴)判決言渡 平成30年11月28日
裁判長:野山 宏

貴職が裁判長として関わり、判決を主導された上記事件は、以下に示す通り、客観的資料に基づかずに、あらゆる事実について認定を誤った結果で下された誤判であります。特に、当事者間の協議のうえで作成した書面について、書面を作成した事実を軽視し、他方で被告の供述を極端に重視し採用することにより、当該書面(和解書)による合意を心裡留保により無効であると解釈していますが、書面により確認される作成当時の当事者の意思を、裁判時点での被告の供述によって覆すに足りる十分な説示はない上、被告の心裡留保を原告が認識していたことの事実認定についても判断過程が全く不明であります。
また、控訴審での判決は、審理を短期間に圧縮して具体的な検証を行わず、単に原審判決を丸呑みで支持していることから、明らかに誤判であります。特に判決文に記載された内容は、原審判決文の誤字脱字が大半を占めており、控訴審判決は原審判決をいわば「清書」したに過ぎず、原審における判決を左右するべき重要な事実認定について、控訴審として独自に検証を行った形跡はほとんど見られませんでした。

日本の裁判制度は三審制を取っていますが、実際には控訴審、上告審での審理はほとんど行われず、手続き上の不備や新しい事実の提示が無ければ具体的な審理が行われないということになっています。三審制とは名ばかりというのが実態であり、それ故に原審の審理並びに判決を担われた貴職の責任は極めて重要になるのは言うまでもありません。今回の事件のように、東京地裁における事実認定の誤りを正そうとしても、東京高裁が「審理は原審で尽くされている」と判断すれば原審判決が覆ることはほとんどありません。「新しい事実」の摘示という要件は、裁判官の判断の誤謬を正すという作業を著しく阻害し排斥さえしております。

原審裁判長として貴職(品田裁判長)が主導された事実認定の主要な誤りにつき真実の経緯を以下に列挙致します。
(1)被告鈴木義彦の虚偽証言をつぶさに検証しないまま、原告の請求を全面的に退けた誤り。
被告鈴木義彦の虚偽証言は、全て「合意書」に基づいた株取引で得られた巨額の利益を独り占めにして海外で隠匿している事実を隠蔽するために行われたものであります。同時に、原告が平成9年8月頃から平成10年5月28日までの期間に被告に貸し付けた約28億円(元金)の返済をいかに圧縮するかを目的に行われたものであります。金銭の支払いを求められた鈴木が、これを免れるために虚偽の証言を行うことは経験則上明らかなことであり、まして金額が本件のように数十億円となる場合にはその傾向は顕著となりましょう。しかし原審においてはそのような経験則を無視し、鈴木の虚偽証言を信用してしまっています。

*「合意書」の文面にある銘柄欄が空白であることや、「合意書」に署名指印した原告と鈴木義彦、西義輝(故人)3名の役割が明確ではないこと、株取引が実行される期間とその間に取り扱われた銘柄等が無限定であること、また原告が株の買い支え資金を安定的に出すことが明記されていないこと(物証も乏しい)などを理由に貴職らは「合意書」の有効性を認めませんでした。しかし、「合意書」の作成そのものがその場の成り行きから暫定的に作成されたものであったとしても、「合意書」に3人が直筆で署名指印している事実は重く、原告に株の買い支え資金を出して欲しいと熱弁を振るったのは鈴木自身である等の「合意書」を作成するまでの経緯がそれを裏付けております。会社経営者とはいえ、法律知識に乏しい者が作成した書面に法律家が作成するような書面を求めること自体が非現実的と言わざるを得ません。本件「合意書」の記載に不足があるとしても、書面を作成している事実から当事者間の合理的意思解釈を行い、合意内容が何であったかを追求・検討すべきであります。記載内容に不足があることから「当該合意がなかった」と判断することには合理性は認められません。合意がないにもかかわらず合意書を作成することなど通常はあり得ないことであるからです。

*「合意書」の締結は、株取引で確実に利益を出して等分に分配しつつ鈴木と西の原告に対する債務を円滑に返済するとの名目で行われましたが、実際には鈴木と西が株取引を実行中に原告から買い支え資金を恒常的に引き出そうとしたことが目的でありました。鈴木と西は「合意書」の約定に反して実行した株取引の内容を一切原告に報告しなかったことがそれを裏付けています。

*原告が西の要請に基づいて株取引の最初の銘柄である宝林株800万株の買取り資金3億円を出したこと、株取引を実行中に原告が買い支え資金を鈴木と西に言われるままに出したことで利益が確保できた事実は紛れもなく、それは鈴木側の人間である西と紀井義弘がそれぞれ証言、陳述しております。当時の関係者でこれと異なる証言をしているのは鈴木のみです。

*和解協議の場で和解書に鈴木が署名指印したことが「心裡留保に当たる」とする被告側の主張をそのまま採用した貴職らの事実認定は誤りであります。和解協議の模様を録音したテープ、和解後に鈴木が自ら原告に電話をして和解書に鈴木が自らの意思で記した支払約束を追認した事実、和解協議から1週間後の平成18年10月23日に鈴木が自らの意思で原告に電話をして原告の会社を訪ね、和解協議でのやり取りを再確認した事実、さらにはその後に鈴木が原告に送った2通の手紙に書かれた内容等がそれを裏付けているではありませんか。
そもそも当事者間で協議し作成した書面を「心裡留保」として無効とし、さらに従前当該書面記載の義務を否定する主張をしていたことを以て相手方も当該意思表示が心裡留保であると知っていたと判断されるのであれば、協議の中で一方当事者を説得し、支払について確認する書面の全てが「心裡留保」となりかねません。このような法的安定性を欠く判断を安易に、十分な論証もなく行うことは裁判所の存在意義を失わせかねない行為であります。貴職らが被告を勝たせるために考えた苦肉の策なのかもしれませんが、「心裡留保」を持ち出し、事実を歪めなければ至れない結論にどれほどの正当性・合理性があるものなのか、甚だ疑問であります。

(2)貴職(原審裁判長)が鈴木の虚偽の言動を検証していないことの証明。
鈴木義彦の原告に対する虚偽の言動は、西が鈴木を原告に紹介して融資を受けるようになった、その当初から始まっています。

*鈴木義彦は原告から融資を受けるにあたって、重要な場面で西義輝に代理人の役目を負わせていましたが、それは原告と西の関係を悪用したもので、裁判では「西義輝に代理人を依頼したことは無い」と否定を繰り返しました。

*原告による鈴木義彦への貸付は終始個人的な対応で一貫していました。それまでに10年以上の交流があった西からの紹介であり、その時点で鈴木が創業したエフアールの経営危機から資金繰りに悩み、自己破産か自殺しか選択肢が残されていないという鈴木の窮地を聞かされ「助けてあげて下さい」と懇願されたことから、協力したものであります。原告は個人として金融業の免許は所持していますが、それを本業にしたことは一度もありません。従って、鈴木に対する貸付も個人対個人の信用という枠から出ることは無く、担保を取らず約束の返済期日が遅れても特に原告から催促することもありませんでした。鈴木はそうした原告の対応を知って、原告の厚意を逆手に取り、極めて悪意に満ちた借り入れを実行したのであり、それを悟られないように常に西を前面に立てて原告に対応したのです。

*鈴木が融資を受ける際に担保として差し入れたエフアールの手形について、西が原告に「返済期日の3日前までに現金を持参するので、手形を金融機関には回さないで欲しい」という要請をして「お願い」と題する書面を書いたので、原告はそれを守りましたが、これに対して鈴木は一度も返済約束を守りませんでした。上記「お願い」と題する書面の存在及び返済がなされていない事実はいずれも争いのない事実であります。

*平成10年5月20日頃までに鈴木は原告にピンクダイヤと絵画の話を持ち込み、3億円の金額を提示して原告は鈴木の言い値で買ってあげましたが、絵画については後日持参すると言いながら、一度も持参しておりませんでした。後日判明したところでは、その絵画は他の債権者に担保として差し入れられ、原告に販売できる状況にはなかったのです。

*平成10年5月28日に鈴木は単独で原告の会社を訪ねた際に、前述のピンクダイヤと絵画の販売委託を受ける「念書」と8000万円の融資を受けるための借用書を用意していました。原告はその3日後に警視庁が親和銀行不正融資事件に着手し鈴木を逮捕するとの情報を得ており、それを伝えましたが、鈴木はすでに自らが近々逮捕されることを察知しており、身の回りの物品を現金に換える目的で「念書」と「借用書」を用意して原告の会社を訪れたとみられます。なお、貴職らはピンクダイヤと絵画並びに高級時計(13本)の販売委託に係る責任はエフアールにあるとして、準消費貸借の債権7億4000万円は鈴木が責任を負うものでは無いという判決を下しましたが、前述したとおり、原告は鈴木に対して個人対個人で対応しており、原告が鈴木に親和銀行事件で逮捕されることを知らせた当日に持ち込んできた「念書」で販売委託をする者は一人もいないと断言できるもので、鈴木はピンクダイヤと絵画並びに高級時計の現品を原告に返還せず、代金も支払わないという事実上の犯罪(詐欺横領)行為を犯していながら、原告は刑事事件にもせずに準消費貸借という穏便な対応をしました。そのような事実関係を貴職らは全く検証することなく表面的なことしか判断材料にしておりません。

*「合意書」に基づいた株取引が宝林株で開始されたのは、3人の間では周知のことでした。宝林株800万株の売却話が証券会社の平池課長から西に持ち込まれ、西が買取の交渉を進めて、平成11年5月31日に契約が成立しました。この宝林株の取得が無ければ、その後の「合意書」の作成も、また「合意書」に基づいた株取引も実行されることは無かったのは言うまでもありません。宝林株の現株の受け皿(ペーパーカンパニー3社)を用意したのは鈴木であり、現株の受け取りもペーパーカンパニーの調達で作業したフュージョン社の人間(町田修一と川端某)が行い、さらに翌6月1日付で金融庁に提出した大量保有報告書にも資金の出所で、鈴木は紀井義弘の名前を本人には無断で勝手に使い、実際に資金を出した原告の名前を消してしまうという工作を行っており、本来であれば、「合意書」締結の場で、鈴木はその事実と理由及び宝林株ほか多数の銘柄で実行する株取引に紀井を起用するという事実を原告に報告しなければなりませんでしたが、鈴木は故意に触れませんでした。西がどこまで鈴木の真意を承知していたかはともかく、西もまた話題にもしませんでした。そのために原告は株取引の原資を供給していたにもかかわらず、鈴木により株取引の話から一人外される形となってしまったのです。

*「合意書」に基づいた株取引が実行され、鈴木と西は宝林株取引で約160億円という巨額の純利益を得ましたが、その渦中で鈴木が西に利益折半を材料にして合意書の破棄を持ちかけ、西がこれに応じると、鈴木はその後の株取引で得た利益の中から複数回で紀井から西の運転手の花館聰を経由して総額10億円を西に礼金として渡し、さらに宝林株の利益の分配金として複数回で30億円を渡すとともに、西に対しては原告にさまざまな言い訳をさせて鈴木自身が故意に原告との接触を避ける行動を取ったのです。

*平成14年2月27日に、西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕されました。この件には、鈴木も深く関わっており、本来であれば鈴木も逮捕されるべき立場にありましたが、鈴木が西に罪を一人で被るよう土下座して頼み、西が応じたために鈴木は逮捕を免れました。その際に鈴木は西に利益分配の履行を約束しましたが、実際にはその約束を実行することは無く、結果的に西を自殺に追い詰める対応を取り続けたのです。

*平成14年6月27日、鈴木と西が鈴木の債務処理で原告の会社を訪ね、新たに借用書を作成することになりました。これに先立ち、原告から鈴木の債務の返済方法について聞かれた西は、今後の株取引の利益が大きく膨らむので債務を圧縮して欲しいという意向を原告に伝えていました。これを受けて原告と西との協議の結果、それまでに金利年15%で計算すると40億円超になっていた債務(ただし遅延損害金年30%で計算すれば60億円以上)を25億円に減額することとしていました。しかし、当日、原告がその旨を鈴木に伝えると、鈴木が「社長への返済金の一部として西さんに10億円を渡した」と言い出し、西もそれを渋々認めたため、鈴木が額面15億円、西が額面10億円の借用書をそれぞれ作成することになりました。しかし、鈴木が言った10億円を返済したというのは前述した「合意書」破棄の礼金であったから全くの嘘で、この鈴木の対応からも西を用済みとして切り捨てる動きが始まっていたことが窺えます。

*西は平成18年10月2日より長男の陽一郎と共に香港に出向きましたが、その目的は鈴木から利益の分配金を受け取ることにありました。西によると、前年に西が鈴木と面談し、西の執行猶予が明けた後に利益分配を受ける約束ができていたといいます。利益分配金は、銀行振り出しの預金小切手で約45億円分を用意し、残りについてはペーパーカンパニー名義の銀行口座を開設して振込みするとの話が鈴木より香港に出向く直前に伝えられたといいます。しかし、西が香港に出向くと、鈴木より電話があり、香港には行けないので代理人のTamという男が対応すると言ってきたといい、西は、Tamから預金小切手を受け取ったが、その時勧められたワインを飲んだ直後に意識がなくなり、翌朝、香港警察に発見されて病院に担ぎ込まれ、その後数日間、生死をさまよう事態となりました。このとき、西が受け取った預金小切手や関連書類ほか携帯電話も無くなっていました。

*西が香港で事件に巻き込まれたという連絡を受けた原告は、10月13日に紀井を経由して鈴木に連絡を取り、原告の会社で西が事件に巻き込まれた事実関係と「合意書」(株取引の実態を含む)について尋ねましたが、鈴木はいずれも否定して、「合意書」についてはそれに基づいた株取引を実行しておらず、全て西の作り話だとまで言っていましたが、平成11年7月30日に宝林株取引の利益の一部として15億円を5億円ずつ分配して、鈴木と西の取り分をそれぞれの返済金の一部に充てたうえで翌7月31日に2人が原告の会社に来て3人で15億円の処理について確認したものです。それにもかかわらず、ここまでのことがよく言えるものでした。そのため西を交えて確認をしなければ事実関係の確認と結論は出ないということで、3日後の10月16日に再び面談することになりました。

*10月16日の協議の場で話し合われたのは、「合意書」に基づいた株取引の詳細でありますが、その中で鈴木は宝林株の取得資金を原告が出したこと、同じく宝林株取引が「合意書」に基づいて実行されたこと、平成14年6月27日に原告への返済金の一部10億円を西に渡したという話が嘘で、実際には「合意書」破棄で西に渡した礼金であったことを認め、宝林株取引で上がった利益が60億円(最初は50億円と言って誤魔化した)であったとして、原告に25億円を、西に25億円を支払うと約しました。しかし、その直前に西は紀井と面談し実際の利益が約470億円であった事実を聞き取っていたために、西はこの鈴木の提案に抵抗しましたが、原告にたしなめられ最終的には鈴木の支払約束を呑むことになりました。事前に西が用意した「和解書」の文面を鈴木は何度も読み直しており、原告が「必要なら文言を書き換えますよ」と言いましたが、鈴木は「いえ、大丈夫です」と言って金額欄に金額を書き入れ署名指印したのです。その際に西が改めて署名に抵抗しましたが、鈴木が原告に対して「社長には大変お世話になっているので、これとは別に2年以内に20億円を支払います。これは和解書には書きませんが、私を信じてください」ということで、原告も了解し和解協議は終了しました。

*上記経緯のように、鈴木が裁判で主張したような「強迫」があった事実はどこにもありません。また、「心裡留保」についても、その後、鈴木が「和解書」の支払約束を撤回して新たな交渉をすると一方的な通告をした際に、代理人に就いた青田光市と平林英昭弁護士が「(原告の)会社の出入りに使うエレベータを止められ監禁状態に置かれ」、「その場を切り抜けるためには和解書に署名するしかなかった」などと虚偽の主張を繰り返したことによるもので、貴職らが何の根拠もなく「心裡留保」を認めたことが異常であります。青田は10月16日の協議で鈴木に同行しておらず、同席もしておりません。青田は自身がビルの1階に待機していたと言っていますが、1階のエレベータ前のスペースは2畳にも満たず、原告の会社の社員が何回もビルを出入りしており、青田を目撃した社員は一人もいませんでした。鈴木自身も協議の場で西に対して「お前、この場で死ねるのか」などと発言しておりますが、強迫されたと言っている鈴木が強迫したという西と原告に吐く言動ではないことは明らかであり、こうした虚偽の主張に基づいた「強迫」や「心裡留保」を安易に根拠として「和解書」を無効とした貴職らは「和解書」作成の経緯、事実関係について何ら検証していない事は明白であります。

(3)裁判での平林英昭、長谷川幸雄の両弁護士が取った方針は、鈴木の虚偽証言を補強し、同時に原告を必要以上に誹謗中傷することで貴職らの心証を有利に運ぼうとしたことの証明。
鈴木義彦の虚偽証言は、平成18年10月16日の協議でいったんは認めた事実さえ覆して原告の請求を全て否定するものでしたが、平林英昭、長谷川幸雄の両弁護人の主張(陳述)はそれに輪をかけてひどいものでした。

*前述した原告の鈴木への貸付について原告を「プロの金融屋」と規定して「有り得ないこと」という言葉を連発する一方で、原告が反社会的勢力と密接な関係にあるだけでなくその暴力団関係者を金主元として金融業を営んでいると根拠なく事実に基づかない主張を並べ立てました。しかし、鈴木への貸付に対しては担保を取らず(手形は鈴木と西が持ってきたもので原告が要求したものではない)、年15%の金利を一度も払っていなくても催促もなかったことは暴力団関係者が絡む金融では有り得ないことで、それは誰にでも分かることです。

*長谷川幸雄弁護士と鈴木の質疑応答をまとめた「質問と回答書」では、さらに踏み込んで、原告が親密にしているという暴力団とそのトップを名指しまでしたうえ、実際には面談の事実が無いのに「平成14年3月頃に(原告に)呼び出され、完済したはずの債務の二重払いを迫られた」と言って、その後に鈴木が直筆で書いた15億円の借用書に偽の理由付けをしようと謀ったのです。しかも、鈴木は西が自殺して法廷で真実を語れないことを悪用して、原告と反社会的勢力の密接関係を西から聞いたと言い、「原告に逆らえば、どんな危害を加えられるか分からず恐怖を感じた」とまで前記「質問と回答書」に書き記したのです。

貴職が裁判長として主導した判決は、以上の事実関係を、何ら理由を付すことなく悉く排斥して原告の請求を退けてしまいました。重要な事実認定をするに当たって、仮に直接それを立証する物的証拠が不足していたとしても、原告の請求が正当であることを裏付ける多くの事実があり、それを証拠として提出したにもかかわらず、貴職らはその検証すらも怠り、漫然と鈴木の主張を採用したのです。そこには合理的な判断過程もなければ説得的な論証もありません。このように判決が余りに偏向しているために、裁判官としての適性を疑うものであります。そして、貴職らが下した判決によって、鈴木の犯罪が隠蔽されたばかりか、正当に税を徴収するきっかけを失したことで日本国に多大な損害を与えたと言っても過言ではありません。
それ故、貴職らに対する弾劾を実現するべく、然るべき対策を講じておりますが、貴職におかれては、改めて自ら主導された審理に提出した原告と被告双方の主張と証拠を検証するとともに判決をお読みいただき、明らかとなった誤判を正す適切な対応を取って戴きたい。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」②(3)

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《世の中に悪人と言われる人間は沢山いるが、鈴木ほど反吐が出る様な悪人は稀だ。ここまで人間の心を忘れてしまった奴は知らない。ここまで、ネットニュースが拡散し、家族にも取材の手が伸びているにも拘らず、本人は相変わらず所在を不明にしている。コイツは家族への愛情も忘れてしまったのか》

《鈴木のような羊の皮を被った狼が存在する事を、広く世に知らしめなければならない。鈴木の悪行の手口は巧妙で人の情けに付け入って金を騙し取る極悪人だ。こんな鈴木の素顔をインターネットを通じて多くの人々に晒し注意喚起をすることが必要だ。また法廷で弁護士としての理念を逸脱したやり方で鈴木を弁護した元弁護士長谷川幸雄も同罪で見逃してはならない。弁護士を辞めたからといって過去の悪行が水に流される事は無く、何らかの形で清算されないと死ぬまで引きずる事になるだろう。それだけではない、死んだ後も子や孫にまで影響が残ることは間違いなく、ここまで度の過ぎる悪事を重ねれば永久に消滅することは無いのは当然のことだ。2人の子供(娘の久子と息子の勝明)は先々のことを考えて父親を説得するべきだが、鈴木の子供のことだから「金があれば関係ない」と考えているようであれば終わりだ。鈴木ともども世間の非難を将来にわたって背負い続けるだけだ》(関係者より)

《記事を改めて読み、鈴木がA氏から受けた恩の大きさに言葉がない。合意書を交わしておきながら、宝林株取引で160億円以上もの利益を上げたのに利益金を誤魔化しA氏を騙し続け、さらに買い支え資金までも負担させていたという事実は他人事ながら私が聞いても腹立たしい限りだ。そして結局500億円近い利益を横領し1000億円と言われる巨額な資金に膨らんだ。たとえ裁判で勝ったとしても、とっくの前に改心しA氏に謝罪をするべきだった。ましてこんな卑怯な勝ち方をしたのなら尚更である》

《1000億円の詐欺横領事件。世の中、こんなことがあるのか。一般サラリーマンの生涯平均収入が大卒で約2億円(年収400万円×50年)と聞いたような気がするが、そんなセコイ話と比較するのは桁が違い過ぎて笑うしかないが500倍だ。しかし日常の衣食住に消え残る金は1割もない。ということは5000倍である。そんな金を持って鈴木は何をしようとしているのか。オフショアに隠しているらしいが、本当に人間として最低最悪で、こんな人間は家族ともども世の中よりいなくなって欲しい》

《今回の裁判で品田裁判長が下した判決内容を検証してみると鈴木側の一方的な主張を認める不当判決でしかない。余りにも不公平な判決で、A氏側の証拠類を検証もしない裁判官達は到底真剣に取り組んだとは思えない。原告側の思慮に対して何の考慮も見られないこんな事務的な裁判では国民の求めている裁判所の在り方とはほど遠い。これでは今後の司法界は堕落していくばかりだろう》。

《鈴木は西に、A氏を外して2人で利益金を折半するという話を持ち掛け密約を交わしたが、そのために邪魔となった「合意書」を破棄しようと躍起になり、西に総額で10億円もの報酬を渡し破棄させようとしたが、和解協議の場で西に「これくらいは認めろ」と詰め寄られたが鈴木は「忘れた」などと言い逃れをしていた。一端は引き受けた西も西だが、こんな重要な書類を破棄しようとした事実をA氏の目の前で「忘れた」の一言で逃れようとした鈴木の無責任さと邪悪な人間性は許し難い。そして西が言った「これくらいは認めろ」という言葉にも深い意味があると思う。鈴木がA氏に隠している事が他にもあるという意味になるからだ。2人の間にどんな密約があったかは知らないが、鈴木の策略は底知れぬ悪質さを感じる》

《鈴木が1000億円の資産を隠していることを見逃している日本という国は世界から軽蔑されるだろう。日本は、ある意味無法地帯だな。外国人投資家が日本の証券市場を闊歩している事は知っているが、海外のオフショアに設立したペーパーカンパニー名義で儲けて、送金しておくと日本の法律も届かない。一般国民に税金の負担を強いて、大きな魚を海外に放流している日本の政府は何をしているのか》

《鈴木はA氏と出会った頃は最悪の状況に立たされていたはずだ。その時A氏に救われなかったらどうなっていたか。今があるのは過去があったからで、西と出会ってA氏を紹介してもらって今に至ったはずだ。その中でもA氏の存在は甚大でその影響は天国か地獄かの瀬戸際だったはずだ。この恩義に報いるどころかA氏の温情に付け込み更に株取引の計略を練ってA氏から金を騙し取った鈴木は悪魔の化身みたいな奴だ》

《日本の民事法というのは非常に曖昧だと以前から感じていたが、この裁判の裁判官も酷い。刑事裁判と違って弁護士か本人が法廷に出てお互いの主張をするわけだが、証拠書類が揃っていて、証人がいて理路整然と主張している原告と、証拠もなく主張が二転三転する被告とどちらが正当なのか。裁判は、相手の揚げ足を取って、後付けで辻褄合わせをする被告側が正当性を認められるのか。そんなことがある筈もない。しかし、この裁判での被告の主張は、証拠捏造と二転三転する虚偽の主張ばかりである。品田裁判長を始めとする裁判官は明らかに出鱈目と分かる被告の主張をほぼ全て支持した。これは、裏で何か大きな取引が絡んでいるような気がする。実態を再審で明らかにするべきことだ》(以下次号)

賭博の胴元「森重毅」が荒稼ぎした100億円を脱税か(1)

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森重毅は、表向きにはシイタケ菌の販売を商売にしていると言っていたが、実際には常習賭博の「胴元」であった。公営競技の競馬、競輪、競艇は言うに及ばず、野球を始めとして賭場が成立すれば、何にでも手を出してはノミ行為を行ってきた。
また、森はノミ屋の胴元のほかに闇金融にも手を出していたが、その金利は月に25%ととんでもなく高金利だった。しかし、森は「公営の競馬で胴元のJRAは還元率を75%に設定しており、残りの25%が黙っていてもJRAに入る仕組みになっている。競馬のレースはわずか2~3分で終わるが、ワシは1か月だから安いものだ」と周囲には開き直るように言うのが口癖だった。

森は暴力団および関係者との付き合いも深く、彼らが開帳する賭場(麻雀、裏カジノ、スロット等)にも客を連れて出向き、賭場から相当の紹介料(手数料)をせしめていた。連れて行った客が損をすれば、それだけ森が受け取る手数料もハネ上がった。また森は東南アジアを中心にカジノ旅行も客に持ちかけ、カジノから同様の紹介料(手数料)をせしめていた。
それほど胴元として荒稼ぎをしていれば、どこかで森の存在が目立つと思われるが、森は自分が胴元であることを隠すために本物の僧侶を前面に立て、客たちにその僧侶を紹介して、畏怖させていたという。しかし、暴力団関係者には森の正体が分かっており、森が余りにアコギなノミ行為を仕掛けたり、闇金融で法外な利息を取っていることに怒った暴力団が森を監禁して、10億円を取った事例が2件ほど判明している。

森のあまりのあくどさを挙げればキリが無いが、闇金融で債権回収が難しくなった時には面識を持った金持ちを誘い込み、投資(出資)や貸付を債務者に行わせ、その金を自分の債権回収に充てるという卑劣なやり方を平然と行った。事実上の債権の肩代わりだが、もちろん森は「投資金や貸金の保全については責任は持ちます」と言い、鶴巻智徳を紹介された債権者は、当初は1億5000万円の貸付だったが、森から投資話を持ち込まれ3億円の投資に応じた。ところが、自分も半分を投資すると言っていた森がどたん場で「鶴巻のNo.2の岡田瑞穂は詐欺師だというので、投資は止める」と言い出した。実際には鶴巻が自己破産していることを承知の上で、債権者を騙して出させた金を回収に充てたのだ。こうした類の話が、債権者の現場ではほかに数件(井山某に3億円、丹羽志郎に9000万円、菅沢利治に約2億円ほか)も発生した。しかし、債権者が森に保全の責任を求めても、森はさまざまに言い訳を繰り返して約束を引き延ばしにしていた。

森は去る昨令和2年に死亡したが、本妻の娘(みちる)と愛人の息子(毅)が相続した金は裏で100億円以上あったのではないかとみられる。債権者が森に頼まれて紹介した人間がノミ屋の電話番をさせられていたようだが、その電話番に森が何度も「俺は現金で100億以上ある」という話をしていたが、債権者も一度、森の自宅の一室を金庫代わりにしているという話を森から聞いたことがあり、その時、森が50億円もの現金を債権者に見せたこともあったという。
しかし、森が隠匿してきた100億円以上の資産を国税当局が洗い直しをすれば、真っ先に相続税法に触れて告発されるのは本妻の娘と愛人の息子であり、脱税及び相続税法違反に問われるべき金額が余りに巨額だから、告発を受ける東京地検が立件すると、10年以上の実刑判決が出るものとみられる。過去に脱税事件で摘発された丸源ビルのオーナー川本源四郎被告(脱税額約10億円)には約5年、また地産の竹井博友被告(同34億円)にも同様の実刑が判決で言い渡されたが、森の場合には常習賭博による利益を継続して無申告で隠匿した悪質さに加え、それを一切秘匿しようとした悪質さが際立っていることが大きく影響するものと見られている。
本妻の娘と愛人の息子がその裏金をそれぞれ裏で相続をしているが、鶴巻に融資をした債権者は債権の回収がままならず、連帯保証をした岡田瑞穂は森のせいで今や50億円以上の借金を抱えることになった。岡田がその責任を自覚して債権者に支払うのは当然として、森の娘や愛人の息子もまた森が債権者にした約束の責任を果たすべきだ。森の悪事はまだ数多くあるので、今後も細部にわたり公開する。(つづく)

最高裁大谷長官と品田裁判長そして野山裁判長宛に送られた「書面」を今、公開する(1)

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昨年12月19日付で債権被害者の会が最高裁の大谷直人長官宛に、貸金返還請求訴訟の判決がいかに多くの誤りに満ちて不当であるかを訴え、担当した東京地裁の品田幸男裁判長、東京高裁の野山宏裁判長に対する適切な対応を求める「書面」を送ったことをすでに報じているが、今回、その要旨を公開することにした。裁判所がすでに組織として健全に機能しているとは思えないという世論が圧倒的に多い中で、事件の内容の検証を判決に的確に反映しない裁判を見過ごしにしてはいけない。

最高裁大谷直人長官宛申入れの要旨

事件名
*東京地裁民事18部 貸金返還請求事件(平成27年7月8日提訴)判決言渡 平成30年6月11日
裁判長:品田幸男
*東京高裁民事11部 貸金返還請求事件(平成30年6月22日提訴)判決言渡 平成30年11月28日
裁判長:野山 宏

1.東京地裁での判決は、あらゆる事実について認定を誤った結果で下された誤判である。

2.東京高裁での判決は、審理を短期間に圧縮して具体的な検証を行わず、単に原審判決を丸呑みで支持しており、明らかに誤判である。特に判決文に記載された内容は、原審判決文の誤字脱字、あるいは原審判決に不足しているとの名目で加筆されたものが大半を占め、原審における判決を左右するべき重要な事実認定について、控訴審として独自に検証を行った形跡は見られない。

3.日本の裁判制度は三審制を取っているが、実際には控訴審、上告審での審理はほとんど行われず、手続き上の不備や新しい事実の提示が無ければ具体的な審理が行われないということになっている。三審制とは名ばかりというのが実態になっている。今回の事件のように、東京地裁における事実認定の誤りを正そうとしても、高裁が「審理は原審で尽くされている」と判断すれば原審判決が覆ることはほとんど無い。「新しい事実」の摘示という要件は裁判所が裁判所の権威を保つために独自に作ったハードルで、裁判官の判断の誤謬を正すという作業を阻害している。

4.原審裁判官による事実認定の誤り
(1)被告鈴木義彦の虚偽証言をつぶさに検証しないまま、原告の請求を全面的に退けた誤り。
被告鈴木義彦の虚偽証言は、全て「合意書」に基づいての株取引で得られた巨額の利益を独り占めにして海外で隠匿している事実を隠蔽するために行われたものである。同時に、原告が平成9年8月頃から平成10年5月28日までの期間に被告に貸し付けた約28億円(元金)の返済をいかに圧縮するかを目的に行われたものである。
*「合意書」の文面にある銘柄欄が空白であることや、「合意書」に署名指印した原告と被告鈴木義彦、西義輝3名の役割が明確ではないこと、株取引が実行される期間や銘柄等が無限定であること、また原告が株の買い支え資金を安定的に出すことが明記されていないこと(物証も乏しい)などを理由に原審裁判官は「合意書」の有効性を認めなかった。しかし、「合意書」の作成そのものがその場の成り行きから暫定的に作成されたものであったとしても、「合意書」に3人が直筆で署名指印している事実は重く、「合意書」を作成するまでの経緯がそれを裏付けている。口頭であっても契約が成立するという契約に係る法的な根拠が「合意書」の無効という判断で大きく損なわれている。
*「合意書」の締結は、株取引で確実に利益を出して等分に分配しつつ被告鈴木義彦と西義輝(故人)の原告に対する債務を円滑に返済するとの名目で行われたが、実際には鈴木と西が株取引を実行中に原告から買い支え資金を恒常的に引き出そうとしたことが目的であった。「合意書」の約定に反して実行した株取引の内容を一切原告に報告しなかったことがそれを裏付けている。
*原告が西義輝の要請に基づいて株取引の最初の銘柄である宝林株800万株の買取り資金3億円を出したこと、株取引を実行中に原告が買い支え資金を鈴木と西に言われるままに出したことで利益が確保できた事実は紛れもなく、それは西と紀井義弘が証言、陳述している。
*和解協議の場で「強迫があった」として和解書に被告鈴木義彦が署名指印したことが「心裡留保に当たる」とする被告側の主張をそのまま採用した裁判官の事実認定は誤りである。和解協議の模様を録音したテープ、和解後に鈴木が自ら原告に電話をして和解書に被告鈴木義彦が自らの意思で記した支払約束を追認した事実、和解協議から1週間後の平成18年10月23日に被告鈴木義彦が自らの意思で原告に電話をして原告の会社を訪ね、和解協議でのやり取りを再確認した事実、さらにはその後に被告鈴木義彦が原告に送った2通の手紙に書かれた内容等がそれを裏付けている。

(2)裁判官が鈴木の虚偽の言動を検証していないことの証明。
被告鈴木の原告に対する虚偽の言動は、西が被告鈴木を原告に紹介して融資を受けるようになった、その当初から始まっている。
*被告鈴木は原告から融資を受けるに当たって、重要な場面で西に代理人の役目を負わせていたが、それは原告と西の関係を悪用したもので、裁判では「西義輝に代理人を依頼したことは無い」と否定を繰り返した。
*原告による被告鈴木への貸付は終始個人的な対応で一貫していた。それまでに10年以上の交流があった西からの紹介であり、その時点で鈴木が創業したエフアールの経営危機から資金繰りに悩み、自己破産か自殺しか選択肢が残されていないという被告鈴木の窮地を聞かされ「助けてあげて下さい」と懇願されたことから協力したものである。原告は個人として金融業の免許は所持しているが、それを本業にしたことは一度もない。従って、被告鈴木に対する貸付も個人対個人の信用という枠から出ることは無く、担保を取らず約束の返済期日が遅れても特に原告から催促することも無かった。被告鈴木はそうした原告の対応を知って、極めて悪意に満ちた借り入れを実行したのであり、それを悟られないように常に西を前面に立てて原告に対応したのである。
*被告鈴木が融資を受ける際に担保として差入れたエフアールの手形について、西が原告に「返済期日の3日前までに現金を持参するので、手形を金融機関には回さないで欲しい」という要請をして「お願い」と題する書面を書いたので原告はそれを守ったが、被告鈴木は一度も返済約束を守らなかった。
*平成10年5月20日頃までに被告鈴木は原告にピンクダイヤと絵画の話を持ち込み、3億円の金額を提示して原告に買ってもらったが、絵画については後日持参すると言いながら一度も持参しなかった。後日判明したところでは、その絵画は他の債権者に担保として差し入れられ、原告に販売できる状況にはなかった。
*平成10年5月28日に被告鈴木が単独で原告の会社を訪ねた際に、前述のピンクダイヤと絵画の販売委託を受ける「念書」と8000万円の融資を受けるための借用書を用意していた。原告はその3日後に警視庁が親和銀行不正融資事件に着手し被告鈴木を逮捕するとの情報を得ており、それを伝えたが、被告鈴木はすでに自らが近々逮捕されることを察知しており、身の回りの物品を現金に換える目的で「念書」と「借用書」を用意して原告の会社を訪れたとみられる。
*「合意書」に基づいた株取引が宝林株で開始されたのは3人が周知のことだった。宝林株800万株の売却話を西が某証券会社の平池課長から持ち込まれ、西が買取の交渉を進めて、平成11年5月31日に契約が成立したが、宝林株の現株の受け皿(ペーパーカンパニー3社)を用意したのは鈴木であり、現株の受け取りもペーパーカンパニーの用意で作業したフュージョン社の人間(町田修一と川端某)が行い、さらに翌6月1日付で金融庁に提出した大量保有報告書にも資金の出所で、被告鈴木は紀井の名前を本人には無断で勝手に使い、実際に資金を出した原告の名前を消してしまうという工作を行っていた。本来であれば、「合意書」締結の場で、被告鈴木はその事実と理由及び宝林株ほか多数の銘柄で実行する株取引に紀井を起用するという事実を原告に報告しなければならなかったが、被告鈴木は故意に触れなかった。西がどこまで被告鈴木の真意を承知していたかはともかく、西もまた話題にもしなかった。
*「合意書」に基づいた株取引が実行され、鈴木と西は宝林株取引で約160億円という巨額の純利益を得たが、その渦中で被告鈴木が西に利益折半を材料にして合意書の破棄を持ちかけ、西が応じると、その後の株取引で得た利益の中から複数回で紀井から西の運転手の花館聰を経由して総額10億円を西に礼金として渡し、さらにその後も宝林株の利益の分配金として複数回で30億円を渡すとともに、西に対しては原告にさまざまな言い訳をさせて被告鈴木自身が故意に原告との接触を避ける行動を取った。
*平成14年2月27日に、西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕されたが、被告鈴木が西に罪を一人で被るよう土下座して頼み、西が応じたために被告鈴木は逮捕を免れた。その際に被告鈴木は西に利益分配の履行を約束したが、実際にはその約束を実行することは無く、結果的に西を自殺に追い詰める対応を取り続けた。
*平成14年6月27日、被告鈴木と西が被告鈴木の債務処理で原告の会社を訪ね、新たに借用書を作成することになった。従前に、原告から被告鈴木の債務について聞かれた西が「今後の株取引の利益が大きく膨らむので債務を圧縮して欲しい」という意向を原告に伝え、それまでに金利年15%で計算すると40億円超に、また遅延損害金年30%で計算すると60億円以上になっていた債務を25億円に減額することを了解していた原告がその旨を被告鈴木に伝えると、被告鈴木が「社長への返済金の一部として西さんに10億円を渡した」と言い出し、西もそれを渋々認めたため、被告鈴木が額面15億円、西が額面10億円の借用書をそれぞれ作成した。しかし、被告鈴木が返済金の一部とした10億円は前述した「合意書」破棄の礼金であったから全くの嘘で、この被告鈴木の対応からも西を用済みとして切り捨てる動きが始まっていたことが窺える。
*西は平成18年10月2日より長男の陽一郎と共に香港に出向いたが、その目的は利益の分配金を受け取ることにあった。西によると、前年に西が被告鈴木と面談し、西の執行猶予が明けた後に利益分配を受ける約束ができていたという。利益分配金は、銀行振り出しの預金小切手で約45億円分を用意し、残りについてはペーパーカンパニー名義の銀行口座を開設して振込するとの話が鈴木より香港に出向く直前に伝えられたという。しかし、西が香港に出向くと、被告鈴木より電話があり、香港には行けないので代理人のTamという男が対応すると言ってきた。そしてTamから預金小切手を受け取ったが、勧められたワインを飲んだ直後に意識がなくなり、翌朝、香港警察に発見されて病院に担ぎ込まれた後の数日間、生死をさまよった。西が受け取った預金小切手や関連書類ほか携帯電話も無くなっていた。
*西が香港で事件に巻き込まれたという連絡を受けた原告は、10月13日に紀井を経由して被告鈴木に連絡を取り、原告の会社で西が事件に巻き込まれた事実関係と「合意書」(株取引の実態を含む)について尋ねたが、被告鈴木はいずれも否定して、「合意書」についてはそれに基づいた株取引を実行しておらず、全て西の作り話だとまで言っていたが、平成11年7月30日に宝林株取引の利益の一部として15億円を5億円ずつ分配して、鈴木と西の取り分をそれぞれの返済金の一部に充てたうえで翌7月31日に2人が原告の会社に来て3人で15億円の処理について確認した。それにもかかわらず、ここまでのことがよく言えるものだった。しかし、西を交えて確認をしなければ結論は出ないということで、3日後の10月16日に再び面談することになった。
*10月16日の協議の場で話し合われたのは、「合意書」に基づいた株取引の詳細であるが、その中で被告鈴木は宝林株の取得資金を原告が出したこと、同じく宝林株取引が「合意書に基づいて実行されたこと、平成14年6月27日に原告への返済金の一部10億円を西に渡したという話が嘘で、実際には「合意書」破棄で西に渡した礼金であったことを認め、宝林株取引で上がった利益が60億円(最初は50億円と言って誤魔化した)であったとして、原告に25億円を、西に25億円を支払うと約した。しかし、その直前に西は紀井と面談し実際の利益が約470億円あった事実を聞き取っていたために抵抗したが、原告にたしなめられ最終的には被告鈴木の支払約束を呑むことになった。事前に西が用意した「和解書」の文面を被告鈴木は何度も読み直していたことから、原告が「必要なら文言を書き換えますよ」と言ったが、被告鈴木は「いえ、大丈夫です」と言って金額欄に金額を書き入れ署名指印したのである。その際に西が改めて署名に抵抗したが、被告鈴木が原告に対して「社長には大変お世話になっているので、2年以内に20億円を支払います。これは和解書には書きませんが、私を信じてください」ということで、和解協議は終了した。
こうした経緯から、被告鈴木が裁判で主張したような「強迫」があった事実はどこにもない。また、「心裡留保」についても、その後、被告鈴木が「和解書」の支払約束を撤回して新たな交渉をすると一方的な通告をした際に代理人に就いた青田光市と平林英昭弁護士が「(原告の)会社の出入りに使うエレベータを止められ監禁状態に置かれ」、「その場を切り抜けるためには和解書に署名するしかなかった」などと虚偽の主張を繰り返したことによるもので、裁判官が何の根拠もなく「心裡留保」を認めたことが異常である。青田は10月16日の協議で被告鈴木に同行しておらず、同席もしていない。青田は自身がビルの1階に待機していたと言っているが、1階のエレベータ前のスペースは2畳にも満たず、原告の会社の社員が何回もビルを出入りしており、青田を目撃した社員は一人もいなかった。

(3)裁判での平林英昭、長谷川幸雄の両弁護士が取った方針は、被告鈴木の虚偽証言を補強し、同時に原告を必要以上に誹謗中傷することで裁判官の心証を有利に運ぼうとしたことの証明。
被告鈴木の虚偽証言は、平成18年10月16日の協議でいったんは認めた事実さえ覆して原告の請求を全て否定するものだったが、平林、長谷川の両弁護人の主張(陳述)はそれに輪をかけてひどいものであった。
*前述した原告の被告鈴木への貸付について原告を「プロの金融屋」と規定して「有り得ないこと」という言葉を連発する一方で、原告が反社会的勢力と密接な関係にあるだけでなくその暴力団関係者を金主元として金融業を営んでいると有り得ない事実を並べ立てた。鈴木への貸付に対しては担保を取らず、年15%の金利を一度も払っていなくても催促もなかったことは暴力団関係者が絡む金融では有り得ないことで、それは誰にでも分かることだ。
*長谷川弁護士と被告鈴木の質疑応答をまとめた「質問と回答書」では、さらに踏み込んで、原告が親密にしているという暴力団とそのトップを名指しまでした。また実際には面談の事実が無いのに「平成14年3月頃に(原告に)呼び出され、完済したはずの債務の二重払いを迫られた」と言って、その後に被告鈴木が直筆で書いた15億円の借用書に偽の理由付けをしようと謀った。しかも、被告鈴木は西が自殺して真実を語れないことを悪用して、原告と反社会的勢力の密接関係を西から聞いたと言い、「原告に逆らえば、どんな危害を加えられるか分からず恐怖を感じた」とまで前記「質問と回答書」に書き記したのである。

品田裁判長が主導した判決は、以上の事実関係を悉く排斥して原告の請求を退けてしまった。重要な事実認定をするに当たって、仮に的確な物的証拠が不足していたとしても、原告の請求が正当であることを裏付ける多くの事実があり、それを証拠として提出したにもかかわらず、裁判官は検証を怠ったのである。判決が余りに偏向しているために、裁判官としての適性を疑うものである。
それ故、品田裁判官に対する弾劾を実現するべく、最高裁長官におかれては、改めて原審および控訴審判決をお読みいただき、品田裁判官と野山裁判官の誤判を正す適切な対応を取って戴きたい。(品田裁判官と野山裁判官への書面も次回に公開します)

読者投稿 「鈴木義彦」②(2)

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《政策や法律を作成するのは、永田町や霞が関だから、それを作っても社会で実際に活用する際には限度があると言われている。それでは何のために、政策や法律が作られるのか。裁判所や法務省がいい例だと思う。裁判所は法務省に支配され、検事が裁判官に着任することは珍しくないらしい。裁判官と、検事とは立場が逆ではないのか。穿った(うがった)考えをすれば、この2か所の役所が同期生や先輩後輩で繋がっていればやりたい放題ではないのか。この記事の裁判を見ても特に裁判官は、法律を理解していても基本的な「道徳」を無視して、自分の出世の事ばかりを優先している。これでは公平な裁判など出来ない》

《西は鈴木の口車に乗ってしまい、結局A氏を裏切っているが、鈴木のあまりに非情なやり方にA氏に散々お世話になってきた西は後悔したに違いない。西が中途半端に欲を出した為に、結局鈴木にいいように操られ、自分を追い詰める運命となってしまったが、最後の決着まで西のやるべき役割は大きかったはずだ。遺書を残して心を動かされるような鈴木ではなかった》

《鈴木は、自分の利益を優先し、自分の協力者や仲間を粗末に扱い、人知れず排除してしまう事もあったと言われている。もし、その人なりの功績に対して褒章を与え好待遇していれば、たとえ金銭的な繋がりだけであってもそれなりのブレーンが出来ていて、中には鈴木に諫言する人間も育っていたのではないかと思う。いくら莫大な資産を所有していても自分の腹心がいないという事は人間として、男としてあまりにも惨めではないのか。残りの人生、心掛け一つで心安らかに暮らせると思うが、お前にとっては余計なお世話なのか》

《いくら莫大な資産を持つようになっても、その資産が他人を裏切って得たものであっても恩人には「礼」を尽くすことは忘れない事が大事だ。今更、鈴木に言う事ではないが、「礼」を忘れていると大きな誤解を受ける事になり、益々自分の立場が悪くなる。そして、自分の悪事が広まることによって、意固地になり、開き直ってしまう事になる。その上、逆恨みをしてしまう事になり最悪の事態になる。その原因は、恩人に「礼」を尽くしていないからだ。まさに自業自得だ》

《裁判で、特に民事ではほとんどの場合に当事者は自分に有利な証言をし、嘘をついたり、曖昧な表現で行われることも少なくない。そして当事者がわざと真相を明らかにしようとせず、灰色化を目指すやり方もあるらしい。しかし、これは現行の民事訴訟法のもとでは希であり、このような事をさせないようにするのが裁判所の役割とされているとの事だが、現実は品田裁判官のように鈴木や長谷川の嘘を見抜けず、指摘もせず、受け入れて判決に繋げてしまうのが実態だ。理想と現実のギャップが余りにも著しく、受け入れ難い体制である。裁判官の資質を問題視して体制の改革に着手しなければ、日本の裁判所はどこまでも堕落の一途を辿ることになる》

《常に資金難で苦しんでいて、生死の瀬戸際まで追い込まれた人間が九死に一生を得た。それを自分の運と考えるか、他人のお陰で生かされたと考えるか。他人を利用して裏切って莫大な資産を手に入れた人間は、生死をさまよっていた時のことを忘れたのか。1000億円の資産、我々には想像もつかないが、先日、世界長者番付が発表され世界で1000億円の資産を持っている人は僅か約3000人弱しかいないと書かれていた。海外の国王や、大企業の大株主、先代から相続で引き継いだ大富豪や大投資家、そんな人達を含めても3000人しかいない。それを考えると、とんでもない事だと思う。投資で大損失でも出さない限り減らない、それどころか銀行利息で元金が増えていく。ただ、一つだけ気になる事がある。それはリーマンショックの時にどうだったかという事だが、それは知る由もない。ところで、鈴木は日本の税法をどのように考えているのか。オフショア地域のペーパーカンパニー名義の口座と言えど、いざとなれば国際機関は洗い出しにかかるので詳細が判明すれば摘発を受ける。日本に持ち込まなければ日本の税法は適用されないと考えるのは甘い》

《鈴木と長谷川の嘘は半端ではない。都合の悪い事実は無かった事にし、A氏に都合の悪い虚構を作り出した。しかし不思議なのは、それらを細部にわたり検証されれば嘘が発覚してしまう事を恐れなかったという事です。恰も「検証しない」と確信していたような長谷川の行動である。いくら長谷川が裁判所の裏事情に精通していたとしても「万が一」という事があり、こんな危険な賭けをするだろうか。それ程に鈴木側の主張は酷いものだったが、見事に裁判官は疑問を持たず、追及もせず鈴木側の主張が通ってしまった。これをどう解釈しろというのか。裏で何らかの繋がりがあったと思うのが自然ではないか》

《「我も富み、他人富み、そして国家の進歩発達に託すことが真正の富と言う」と昔の偉人は言っている、御尤も(もっとも)な言葉だが、普通の国民はこんなことを考えながら日々励んでいるのか。私などは心の狭い人間なのでバカバカしいと思ってしまう。理想論はどうでも言えるが、他人や国家の事を考える前に自分や自分の家族の事を考えるのが普通だと思う。しかし、必要以上に資産を稼いだ場合は、コロナ禍で緊迫している医療機関には支援するだろう。A氏は真剣に検討している様だ。鈴木は海外から匿名で寄付したらどうか》

《鈴木は悪意を持ってA氏を騙し貶め裏切り続けて来た。しかしそれは鈴木の計画が成功したのではない。A氏と鈴木が出会ってから裁判になるまでの約20年もの間に、何度も何度もA氏が鈴木を訴える場面はあった筈だ。しかしそれにA氏は目を瞑り情けを掛け、鈴木に立ち直るきっかけを与えてくれたからこそ今の鈴木が存在しているのだ。本来あるべき自分の姿を想像した事があるか。人の恩を大切にしない人間には家族共々未来はない。今の成功が自分一人で勝ち取ったものだと大きな勘違いをしているようなので苦言を呈しておく》(以下次号)

 

読者投稿 「鈴木義彦」②(1)

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《企業においては、役員の肩書もその資産も、すべて多数の株主から委託されているものである。だから、株主の信用を失った経営者は、直ちに職を辞すべきだ。コーポレートガバナンス、要は企業内部の不正を防止する自浄機能のことだ。企業は株主のもの、決して経営者個人のものではない。経営者は、常に株主の利益を考える義務がある。鈴木は、FRを創業して上場を果たしたが、おそらくこういう事を考えたことは無いのではないか。会社を創業したことも、上場をした事も全てが私欲の為だったように思う。粉飾決算で上場し、自社の株価を維持するために「証券取引法」に違反していた形跡もある。当時から正常な経営者ではなかった。この頃から株主を欺く似非経営者だった。そして、親和銀行事件。こういった鈴木の履歴を裁判官が把握していたとは思えない。親和銀行事件で有罪判決を受けた背景を知らなかった筈はない。鈴木は詐欺横領の常習犯なのだ。この常習犯、鈴木が勝訴するという結果に終わった。裁判の経緯を見ても、誰が見ても前代未聞の誤判裁判だった》

《鈴木は「合意書」の有効性を否定するために、「和解書」までも無効にしようとして、西が香港で殺されかけた事件で鈴木が犯人に仕立てられそうになり極度の心神耗弱に陥ったという虚偽の主張を展開し、A氏の背後には暴力団が控えていて逆らえば命の危険さえ感じたという「強迫」と「心裡留保」を主張してきたが、全くの出鱈目である。鈴木は「和解書」作成後A氏宛に2通の手紙を送っている。その中で鈴木はA氏の事を「社長には過去大変お世話になり人物的にも魅力を感じ、男としても一目も二目も置いていました。私にはそう思える人物が過去ほとんどいませんでした」と書いている。このことから鈴木が裁判において自分に都合がいいように虚言を弄しているに過ぎないことが分かるだろう》(関係者より)

《判決において真実は必ず勝つのではないのか。弁護士が依頼者の主張を真実と考え訴訟活動をするのは理解出来るが、今回の鈴木事件のように弁護士が率先して偽証を誘導したのではないかとういう行為や弁護士が虚偽の内容で作成した証拠を提出するという許容範囲を遥かに越えた行為が通用してしまうのは理解も納得もできない。裁判官の判断基準に大きな疑問が残る事件であるし、相手のやり方で真実の証拠がここまで役に立たなくなってしまう事に愕然とした。社会で起きる様々な紛争を解決する手段としては、裁判しかないのだから、裁判制度の信頼の確保のためには裁判官を含めた法曹の資質が問われることになる。今回の事件は司法界にメスを入れる重大な事件となったのは明らかだ》

《人を押しのけてまで自分の利益とする人と、他人も自分も、どちらも利益が得られるようにする人、どちらが優れているのか。答えは明らかである。鈴木も答えは解るだろう。自分だけノーリスク、ハイリターンという虫のいい話があって良いものか。そんなことをすれば社会的な信用を無くし、業界からはじき出されてしまう事は鈴木も分かっていたと思う。しかし、鈴木はこの道を選んだ。「金を掴めばそれでいい。自分独りの力で儲けたのだ、何が悪い」と言わんばかりのやり方だ。鈴木は、親和銀行事件で有罪判決を受け、社会的信用もすでに無くしていた。日本に未練がなかったのではないか。この計画の当初からタックスヘイヴンでのパラダイス生活を目指していたのではないだろうか。しかし、隠匿している1000億円以上と言われる資産はお前のものではない。その事実は、ネットニュースが拡散して、世間の多くの人が知っている事を忘れるな》

《裁判所の内情を暴露した「絶望の裁判所」等の著者である瀬木比呂志氏によれば本来裁判官は「準備書面を読んで事実関係を整理し理由と結論を書くべき」としながら「きちんとした判決を書けない裁判官が準備書面をコピー&ペーストして判決文にしてしまうのが横行している」という。それだけ裁判自体が軽視され流れ作業化し、裁判官の質の低下も否めない。今回担当した品田裁判長も原告側の証拠類を全く精査せず短絡的な判断で判決を出した。この男も堕落した裁判官の一人であることは間違いない》

《株の世界というのは、個人でも資金さえあれば恐ろしい程の巨額な利益を叩き出す事が出来るのだと驚きました。しかし問題なのはその利益を鈴木の様に不正に隠匿する事ができる日本の金融界の体制である。租税回避の為に海外のペーパーカンパニーを利用する手法が証券取引等監視委員会や国税局などの目をかい潜り、見事にため込む事が出来る点にあると思う。米国の企業でその種の手法が使われるのは聞いたことがあるが、まさか日本のしかも個人でまんまとやってのける事が出来るとは驚きだ。私が無知なだけで、金額こそ違ってもこのような例が他にも横行しているというのだろうか。しかし現在では「タックスヘイヴン対策税制」なる制度が確立されており不正な課税逃れを防止しているらしい。過去の日本の甘い体制により鈴木の様に巨額な資金の横領と違法行為によって税金逃れをした人間への制裁を、捜査当局は責任をもって実行してもらいたい》

《裁判官や弁護士という職業に就いている人の事を世間では一目置いている。何故か皆が「裁判官や弁護士は優秀な人ばかりだ」と決めつけている。実は、私自身もある時期まではそう思っていた。しかし、実態は違った。弁護士は、報酬を得るためには自分の仕事の内容はどうでもいいと考えていて、裁判官は、出世の為なら自分の信念も曲げることを厭わない。「法の番人でなければいけない使命感など、どこ吹く風」という感覚だ。信念も誇りも無い。日常に金銭的トラブルがあった時、当人同士で決着できない時は何処に相談すればいいのか。弁護士には高い報酬を要求されるし、裁判では正しい方が勝つとは限らない。両方とも頼りにならない》

《宝林株収得後に大量保有報告書を金融庁に提出するにあたって、鈴木は資金の出所について勝手に「紀井氏からの借入」という虚偽記載を常人代理人の杉原正芳弁護士に指示した。杉原弁護士は当の紀井氏より抗議を受けたが、杉原が行った行為は私文書偽造に当たるのではないか。弁護士が平気でこんな真似をするとは世も末だ。しかも鈴木は宝林株取得資金がA氏から出た事実を否定して、自己資金だのワシントングループの河野会長から借りただのと三転も四転もする見苦しい主張を繰り返した》(関係者より)

《鈴木はこれまでに10件以上の不可解な事件で関与を疑われる一方、表沙汰になっていない事件にも関与していると思われる。しかも事故や自殺、行方不明など耳にするのも恐ろしい事ばかりだ。その事件に巻き込まれた本人はもとより、その人達の家族の事を鈴木は考えたことがあるのか。自分の強欲の為だけに邪魔になった人達をゲーム感覚で簡単に排除してきたのではないのか。日本には因果応報という言葉がある。良い事をすれば良い報いがあり、悪い事をすれば悪い報いがあるという意味だが、被害者の家族の苦しみは、そのまま鈴木の家族に報いがあると覚悟すべきだ》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(100)

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《記事を改めて読み、鈴木がA氏から受けた恩の大きさに言葉がない。合意書を交わしておきながら、宝林株取引で160億円以上もの利益を上げたのに利益金を誤魔化してA氏を騙し続け、さらに買支え資金までも負担させていたという事実は他人の私が聞いても腹立たしい限りだ。そして結局500億円近い利益を横領しプライベートバンクに隠匿し続けて今や1000億円以上と言われる巨額な資金に膨らんだ。たとえ裁判で勝ったとしても、改心しA氏に謝罪をするべきだった。ましてこんな卑怯な勝ち方をしたのなら尚更である。読者の誰一人許す人はいないだろう。家族や身内が全ての内容を分かっていて、何も言わないのか。それとも鈴木本人が言うことを聞かないのか。自分も借金地獄で、父親も仕事がなくて家族や身内が全て西に助けられたが、その資金は全てA氏を騙して出してもらったものである。この一族のことは世界中に知られて将来にわたり消えることは決してない。それだけの大事件なのだ》(関係者より)

《裁判官は、西が鈴木の代理人としてA氏に会っていた事を認めなかったが不可解過ぎる話だ。これは裁判を鈴木有利に進めていくための行為だったことが窺える。A氏と西、鈴木の出会いからの経緯を考えれば西が鈴木の代理人として動かなければ3者間の約束事が成り立たず、鈴木への融資話に発展することは無かった。裁判官は誤審ではなく、完全に故意に鈴木擁護の判定をしたに違いない》

《鈴木は西に、A氏を外して2人で利益金を山分けするという話を持ち掛け密約を交わしたが、そのために邪魔となった「合意書」を破棄しようと躍起になり、西に数回で10億円もの報酬を渡し破棄させようとした。しかしこの計画は実行されず、和解協議の場で西に「これくらいは認めろ」と詰め寄られたが、鈴木は「忘れた」などと言い逃れをしていた。一旦は引き受けた西も西だが、こんな重要な書類を破棄しようとした事実をA氏の目の前で「忘れた」の一言で逃れようとした鈴木の無責任さと邪悪な人間性は許し難い。そして西が言った「これくらいは認めろ」という言葉にも深い意味があると思う。鈴木がA氏に隠している事が他にもいくつもあるという意味になるからだ。2人の間にどんな密約があったかは知らないが、鈴木の策略は底知れぬ悪質さを感じる》

《「質問と回答書」(乙59号証)の内容は本当に酷い。記事を読むと、特に文中の39~55は、西が自殺して、確認が出来ないことを悪用して言いたい放題だ。長谷川弁護士は無くなっている人間の事をここまで悪用する弁護士は即刻弁護士を辞めるべきだと思ったが、懲戒のことがサイトに載ったらすぐに辞職したので、少しは安心した。弁護士というより人間のする事ではない。鈴木も調子に乗って西のせいにして言いたい放題言っている。いくら何でもこのやり方は無いだろう。西の長男(内河陽一郎)はこれを見て何とも思わないのか。私なら鈴木を絶対に許さない。どんな形でも敵を討ちたいと思うだろう。これを読むと西を不憫に思う。陽一郎は鈴木の報復を心配して関係したくないと考えているようだ。陽一郎は両親ともに自殺しているが、陽一郎自身にも責任があるのではないか、と思うほどだ》

《民事訴訟においては、裁判官の判断が広く認められている為、原則として証拠能力の制限はないらしい。つまり、誰かから聞いた、誰かがそう言っていたという伝聞証拠は刑事訴訟法では原則として証拠能力が否定されているが、民事訴訟法ではそのような制限はなく、伝聞証拠をどのように評価するかは裁判官の自由な判断に任されている。おそらく、鈴木の代理人長谷川弁護士はこの辺りも熟知していて、鈴木に「西が言っていた」「西に聞いた」という証言を意識的にさせていたのだろう。西が反論も証言も出来ない事が更に有利に働いた事になったと思うが実に汚いやり方だ。生存している人物ならともかく、亡くなっている人物からの伝聞証拠を有効にした品田裁判長の判断は全く理解できない。まともな裁判官とは到底言えない》

《鈴木と青田がサイトの取次業者に記事の削除申立をしたが、現在はその何百倍もの量が色々なサイトに掲載されているが、真実が削除されないことを理解できたようで、今やなにもクレームを付けることはできないようだ。自分にやましいところが無ければ、どのような意見も自由に言えるはずだ。言いたいことがあるなら自分の言葉で反論するべきだ。卑怯な手口はお前たちの得意とするところだが、お前たちの悪事は全て露見していて、もう同じ手口は通用しないと覚悟しろ》

《裁判官は無理矢理と言っていいほどのやり方で「合意書」と「和解書」を認めない判断を下したが、その理由に書類内容の不備もあげている。しかし法律上は口約束でも契約は成立する。互いの意思表示の合致で成立するので、書類の内容が素人であっても証拠として認めなかった裁判官の判断は間違っていたと言えるのではないか。この事件での裁判官の判断には無理があり、疑問が残る点が多い。サイトへの投稿でもその点が数多く指摘されているが、その事実を裁判所はどう捉えているのか》

《鈴木は、A氏という素晴らしい人と出会い、男として一目も二目も置く人間と初めて会ったという文言が手紙にあったが、そういう気持ちになれる人との出会いは滅多にない。にもかかわらず誠実なように見せかけてA 氏を騙し、そして裏切ってしまった。人間として絶対やってはいけない事を幾重にもしている。その報いからは絶対に逃れることはできない》

《鈴木は借金をする際に、「急いでいる」と言って借用書などの書面を書かない事が多かったらしい。西の奥さんからも1800万円を借りているが、その時も借用書は書かずに「すぐに返す」と言って信用させたようだ。あくまでも証拠を残さない鈴木の悪質な手口であるが、返済については「今なら知人に借りて返せる」と言って相手の心理を突いて返済を1/10か1/20にまでさせる酷いやり方だったようだ。こういう一面からも鈴木の人格が窺えるが、鈴木に泣かされた人達は相当いると思うので、読者投稿等を利用するべきだと思う。この家族や親族はどう思っているのか。時間が経てば消滅すると思っているのか、ここまでの事件は拡散しても消えることは絶対に有り得ないことが分からないのか。早く再審をするべきだ》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(99)

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《鈴木は最近の情報の広がりを目の当たりにして、自分が置かれている状況に危機感を抱き、多数のペーパーカンパニーやプライベートバンクに隠してある資金を慌てて見直しているのではないか。預金以外の動産、不動産の管理に気が気ではないと思う。しかし今更悪あがきをすればするほど監視を続けている捜査機関の目に留まり目立つだけだ。時間の経過と共に罪が重くなるのも全て自業自得である》

《鈴木は、とにもかくにも1000億円以上の資産を手にした。自分の仕事に満足はしているだろうが、誇りは持てるはずはない。利益を独り占めするために策を弄し、それが実現した。気分が良いだろう。周りの人間が小さく見えている事だろう。天下を取ったつもりでいるのかもしれない。しかし鈴木は金の奴隷のようなものだと思う。莫大な金が却って手枷、足枷になっていると思う。金で命を狙われることも少なくない、世界中がコロナ禍で失業者も多く、タックスヘイヴンは貧富の差が激しく下級層は貧困に喘いでいてその分犯罪も多い。枕を高くして眠る事は少ないだろう》

《株取引で一攫千金を狙う為にA氏に株価の高値誘導を目的とした資金提供の協力を仰ぎ、その際に交わした「合意書」には「今後一切の株取引について本合意書に基づく責任をそれぞれに負う」と明記されているにも拘わらず、初回の宝林株の取引で思わぬ利益が上がった為に、その金に目が眩んだ鈴木は宝林株以外での取引の詳細についても一切報告せずにA氏を蚊帳の外に置き利益の独占を画策していった。鈴木はA氏に対して感謝の気持ちなど微塵も無く、恩人を平然と裏切る行為は人として終わっており、万死に値する》

《裁判官は判決を下した後で事件を振り返る事などあるのだろうか。次から次へと山積みされる事件の対応に追われて、いちいち振り返る事などないのかもしれない。しかし、間違った判断だったと気が付く時もあるだろう。現に今回の鈴木の事件はこうして判決の誤りが毎日のように書き込まれ、最近では鈴木と長谷川に留まらず裁判官への批判へと飛び火している記事も多い。これらを目にする法曹界の人間は大勢いる筈だ。これだけの人達が意見や感想を寄せているネット社会を、裁判所の権威を優先して放っておいてよいのか。裁判のやり直しとして「再審制度」があるが、異常に高いハードルとなっており現実に再審はなかなか実現しないらしい。司法界が身内の間違いを隠蔽する汚れた組織と思われても仕方のないような制度は即刻見直すべきだ》

《鈴木、お前は二度も、いやそれ以上A氏に救われたが、お前自身は他人の窮地を救ったことは無いだろう。お前の言動から想像するに、お前は弱っている人が縋ってくると振り払って、踏みつけるような人間だろうな。お前ほど情を待たない人間はいないような気がする。そして、お前は非常に嫉妬深い性格をしているような気がする。自分より能力がありそうで評判のいい人間は排除してしまう。周りの人間を大事にしないのはそんな性格からだろう。お前が信用できるのは金だけなのか。情けない奴だ》

《品田裁判長は裁判で「合意書」の有効性を認めなかったが、日本の民法では基本的に「契約の自由の原則」として、当事者の自由な選択の結果である限り裁判所等が契約に介入するべきではないという理念の元に成り立っており、合意の成立が契約の前提であることは明らかな事から、品田裁判長の判断は契約に対する認識から逸脱していると言わざるを得ない。再審の場で「合意書」「和解書」の有効性を巡っての審理が必須となる》

《鈴木はA氏が出した宝林株の買取資金3億円さえも、A氏が出資したものではないと言い張っていたが、結局は和解協議で事実を認めた。それまでも幾度となく無理を言って資金協力してもらい窮地を救われながら、全く信じられない感覚である。しかし鈴木はそれどころかA氏を裏切り続け、160億円という宝林株の利益があれば、十分に賄える(まかなえる)買支え資金までも、更にA氏から出してもらっていたのだから、この鈴木という男の悪質さは尋常ではない。A氏が被った被害額はどれだけになるのか。想像するだけで気が遠くなるが、一体鈴木は何故ここまでA氏を裏切り続けるのか。ますます泥沼が深くなり身動きが取れなくなるというのに》

《「完全なる富は完全なる信念から生じなければならない」 これは、揺るがない完全な信念によって築かれた富だけが本当の富であるという意味だが、鈴木に言わせれば「綺麗ごと言うな、金を掴んだものが勝ちだ。タックスヘイヴンに持っていけばマネーロンダリングはいくらでもできる」ということか。しかし、お前の薄汚い考えが筋金入りの「信念」に勝てることは無い》

《裁判中に弁護士にはマナー違反のようなお咎めはないのだろうか。原告側代理人である中本弁護士に対して長谷川は「うるさい、黙れ!」という恫喝や机をドンドンと叩くような威嚇する場面があったようだ。マナー違反どころか、明らかに弁護士規定に違反していると思われる。それらを裁判官が見過ごしてしまった事は納得できないが、今後の事として再審では細かく経緯を見直し主張すべきところは主張し、反論すべき箇所は漏れなく反論し、徹底的に戦ってA氏には何が何でも今度こそ勝訴を勝ち取って頂きたい》(以下次号)

車の購入代金6億円超を横領した「千葉宰揮・明子」は業界でも有名な詐欺師だ

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「刑事告訴取り下げ願い」まで書きながら10年以上も逃げ回る
債権者からカウンタック40台前後の購入代金を数台分ずつをまとめて預かりながら、実際には購入せずに何台分も横領したのが千葉宰揮である。債権者が千葉を知ったのは35年以上も前のことであった。スーパースポーツカーを特集する雑誌に掲載されていた広告を見て会うようになったが、人当たりも良く、会話での受け答えもしっかりしていたので好感を持ったことが、千葉が債権者の会社に出入りするきっかけになったという。
しかし、それが間違いだった。債権者が車好きであることに付け込んで購入を勧め、注文を受けた車を納車するとすぐに新たな車の購入注文を受けるという流れを作って、千葉が債権者から受けた車の購入はトータルで40台前後にも上っていた。
ところが、その間にいつまで待っても納車されない車が何台もあったのだ。当初は、債権者が購入しようとした車が市場にはあまり出回っていないこともあるために多少は手間取ると考えていたが、あまり時間をかけても手に入らないようであれば次のチャンスを待つしかないとして、千葉に渡した購入代金の返還を求めた。しかし、千葉は「分かりました」と言いながら預けた代金の返還をしない。そのため、債権者が強く返還を求めるようになると、千葉が購入代金を着服したことを白状した。

平成4年から同5年にかけて、当時は千葉を知ってから10年以上が経っていたが、それまでに千葉が横領した金額は6億円以上にも上っていた。車の台数にすると10台分以上にもなっていた。
車関係の仕事をしていて債権者の所に出入りしていた人間は何人もいたが、これほど多くの車の代金を横領したのは千葉くらいであり、事態が発覚して債権者が改めて千葉の業界での評判を尋ねてみると、典型的な詐欺師だという声ばかりが聞こえてきた。
千葉は債権者が購入をしようとする車の発注書や発注先からの書面等を偽造して債権者に渡していたため、債権者にはなかなか千葉の嘘を見抜くことが出来ず、また、千葉から頼まれて運転資金を貸すこともしたためにその金も騙されたという気持ちが強かったが、千葉が返済を約束してそのたびに借用書や確約書といった書面を作成していたために千葉の対応を待った。
しかし、千葉は一向に約束を守らず、会うたびに嘘を重ねていた。債権者に状況を報告するとして定期的に連絡を入れると言った約束も守ろうとしなかった。
平成7年2月には、千葉が債権者に約束した債務の返済がほとんどなされなかったために、その時点での千葉が負うべき債務の総額は約8億9000万円にも上っていたのである。
千葉は債務弁済公正証書を作成した。その際に千葉伸子という女性が連帯保証をしたが、実はこの女性は千葉の内縁関係にあり、千葉姓を名乗っていたのは戸籍上で養女になっていたからだった。
それから約3か月後の5月10日に千葉は債権者に改めて「刑事告訴取下げ願い」という書面を作成して、「私儀、私文書偽造等による詐欺横領告訴の件の取下げをお願い申し上げます」と自筆で書いているが、この時に同行してきた女性は前述の千葉伸子とは別の女性で、金明子と名乗った。

千葉には本妻に当たる女性と2人の子供が北海道にいる。伸子は千葉に騙された可能性が高いが、金明子は千葉とは同類のようで、自分が千葉の対応に責任を持つと債権者に約束し、また所有していた車を担保にして新たに173万円を借り受けながら、その後、千葉とともに行方をくらませてしまった。千葉は「金明子の父親はヤクザ」と言って債権者を脅かそうとしたことがあったという。債権者が「私を脅す積りか」と尋ねると、千葉は慌てて「いや、そういう意味じゃありません」と言って怯んだようだが、千葉は人間姓が悪すぎた。
ちなみに、千葉の連帯保証をした伸子は、その後父親が債務の一部を支払うことで債権者と和解し、戸籍も解消しており、また千葉の札幌時代の先輩が一時千葉の債務の一部を保証した時期があったが、これも同じく一部を清算する形で和解しているという。千葉は、周囲の人間を巻き込んでおいて、自分だけが逃げ回るような人でなしと言うほかはない。

住民登録で調べても、千葉が最後に届けていた区役所の記録が職権により除却されているため、千葉と金明子は所在を不明にしたまま10年以上も逃亡生活を続けているが、千葉は無責任極まりなく、前述の区役所が千葉の住民登録を職権で削除したのも千葉が刑事事件を起こした可能性が高いことを窺わせている。
過去20年以上も前に千葉は刑事被告人になっていたはずだ。それを債権者が温情で告訴までしなかったことを、千葉はなぜ恩義に感じなかったのか。その場をしのぐためだけにウソの約束をして書面を作成するような人間は、必ず事件を起こす。千葉も例外ではないと思われるが、債権者の関係者達は千葉を絶対に許せないとして「どこに隠れていても、必ず見つけ出す」という。
「いざとなれば債権者は千葉に対する債権を何人もの専門業者に分割譲渡することになるが、何より千葉が無責任に逃げ回っている間に今、千葉が負うべき債務総額は莫大な金額になっているが、債権者は謝罪すればできる範囲で済ますことが出来ると答えている。しかし、このままいつまでも逃げているなら、その時にはインターネットに千葉の悪事だけでなく、家族や身内全員の実名が公表されることになるから、千葉の奥さんや子供たち、それに金明子の関係も世間の非難にさらされてしまいかねない。今になって家族や身内の多くが路頭に迷うことになるというのに、それでも千葉はまだ自分のことしか考えず、放ったらかしにする積りなら、千葉をトコトン追い詰めることになる」(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」(98)

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《鈴木、お前はA氏と会う前に一度死んでいる。そして、親和銀行事件で有罪判決を受けて社会的にも制裁を受けた事でもう一度度死んだ。その二度ともA氏に救われた。それは紛れもない真実ではないのか。A氏はお前から何の利益供与を受けてもいないのに、ここまでしてくれる他人が居るか。あの時のお前には借金があっただけだ。お前から見返りを期待できる物は何もなかった。A氏は自分の信念だけでお前を支援したのだ。その事を思い出せ。父親が西の会社(A氏が資金を出した)でお世話になり、家族や身内の生活が一変したはずだ。その身内が何も言わないのも不思議な家系だ》

《鈴木は今まで非道な事を繰り返してきて、今後どういう結果が待ち受けているかなど考えもしなかっただろう。後先を考えることができれば、度を超えた悪行は出来ないはずだ。普通は家族のことなどが頭を過ぎって考え直すが、鈴木の場合は我欲さえ満たされれば、自分が犯した罪の深さで家族や身内の今後の人生に多大な影響が出るとしても一切関係無いのだろう。鈴木だけじゃない、家族や身内が何もかも失うことになる》

《A氏の代理人である中本弁護士は今何を思うのか。この裁判で100%勝てる自信があったからこそA氏の代理人に就いたに違いない。しかし法廷の流れが原告側に不利になって行く事を明らかに実感していたはずだ。それでも対抗策を講じる様子もなく、原告側の方針もはっきりしないまま時間だけが過ぎて行ったように思う。確かに鈴木と長谷川のやり方は目に余るほどに悪質ではあるが、その悪質さを徹底して追及し理路整然と反論する気概がなければ、相手が悪いだけにこの裁判は戦いきる事は出来なかった。弁護士であるなら法廷の流れをいち早く読み取り、依頼人に有利になる戦術を展開するべきだった。この大事件に取り組む姿勢があまりにもいい加減だったと言わざるを得ない》

《悪事を犯している人間を諫めて改心させる方法は無いものなのか。参考になる書物も発刊されているが、鈴木のような性根の腐った人間に付ける薬はない様だ。意見をするにもその人間に聞く気が無ければ意味がないが、この人間はここまで悪いことをしていても世間体を気にすることは必要以上に気にする人間だと関係者は承知している。鈴木本人の居所は調査中だが、家族の住まいの近隣にも知らしめるべきだ。今後できることは全てやるべきだ。1000億円以上の金を騙し取ったので何をされても一切文句を言えないし、これは鈴木の家族だけではなく、長谷川や青田も同様だ。それに品田裁判長にも一生消えぬ責任は残る》

《今回の裁判で鈴木の証言が二転三転しているのは誰の目にも明らかだが、裁判官が不信感を抱かずに鈴木の証言を採用する事自体に大きな違和感を覚える。どう見ても結果ありきで審理が進められたとしか考えられない。当然誰もが裁判官と鈴木側に癒着でもあるのではないかと疑っているが、司法の世界も相当堕落している事を世に知らしめる結果になったのは間違いないようだ。裁判では被告だけでは無く裁判官も裁かれているという認識を持って真剣に取り組むべきだ》

《鈴木の周辺では、普通では考えられないような不可解な事件が約10件も起きている。これは異常なことだ。それぞれの事件を検証すれば鈴木の関わりが明らかになる筈なのに、なぜ鈴木に捜査の手が延びなかったのか、本当に不思議だ。犠牲者の親族の心情を思うと居たたまれない気持ちになるが、鈴木の犠牲になったと言える西の身内はどんな気持ちでいるのか。息子や奥さんにしてみれば、自分の父親や夫が鈴木が原因で命を絶ったとすれば、どれだけ月日が経っても憎しみは尋常ではない筈だ。しかし関係者の投稿を見ると、息子の内河陽一郎は原告側に協力的ではない様子だ。その本当の心理状態は理解できないが、特に陽一郎のように鈴木の報復が怖くて及び腰になっているというなら考えを改めるべきだ。今の鈴木には手出しができない筈で、何かあればすぐに捜査機関が動く。それよりも西を苦しめた人間が今も罰を受けずに社会で贅沢に暮らしている事を見逃していいのか。それとも父親と一緒に投資とかカジノに流用したことがバレて何も話せないのか》

《世の中の犯罪で一番卑しいのは盗みと密通だという。刑務所に入っても、罪状によって他の受刑者から軽蔑され、疎まれるのが泥棒と不義密通者らしい。時には虐めにあう事もあるらしい。鈴木の場合は泥棒だが、こんな莫大な金を騙し取ったと言っても誰も信用せず、かえって馬鹿にされるだろ。鈴木は親和銀行事件で100億円以上の不正融資を受け有罪判決を受けたが執行猶予が付いた為に刑務所暮らしは経験していない。一度ぶち込むべきだと思う》

《日本の裁判制度は三審制を取っているが、今回の鈴木の訴訟において一審の判決を不服として控訴しても、大した審議もされず誤字脱字の修正のみで格好だけ取り繕った見せかけの裁判では三審制の制度が全く活かされていないに等しい。誤審を防ぎ、国民の正義を守る為に公正で慎重な裁判を行う義務があるはずなのに、ただの流れ作業と化している裁判所の現状では大きな信用失墜は免れない》

《合意書には「何らかの入金があった時には一旦全ての金をA氏に入金する」とあり、また「乙(西)と丙(鈴木)は本株取扱いにおいて全て甲に報告するものとし、もし報告の義務を怠ったたり虚偽の報告などの不正行為をした時には分配の権利を喪失する」と記載されている。鈴木は合意書に違反し、分配金を受け取る資格が無くなったにもかかわらず莫大な利益を違法に隠匿し今でも逃げ続けている。これを犯罪者と呼ばずに何と呼べと言うのか。しかもこの重大な罪を隠し続けている事実を明らかにすべき裁判官は見抜くことも出来ず、合意書を退けるというむしろ犯罪を手助けする結果にしてしまった。こんな結末があっていい訳がない。この過ちを正そうとする動きが加速するのは当然のことだ。今後はさらにインターネットで多くの情報が掲載され、世界中に計り知れない広がりを見せる。特に長谷川、品田の責任は大きすぎる》(以下次号)

闇社会の巣窟と化した群馬県に今後は厳しい捜査の手が伸びる(1)

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(写真:倉持茂)

倉持茂の会社役員襲撃教唆事件が新たなステージに入っているようだ。襲撃事件の実行犯については、石橋某が実刑8年6月の有罪判決を受け、本人は控訴したが棄却され刑が確定した。もう一人の名畑某についても7年の刑が確定しているが、2人とも反社会的勢力に属していることが刑を重くしているのは間違いない。関係者によると実行犯の二人は破門になったようで、二人に対する容疑は強盗傷害だったが、事実はスタンガンとナイフを使用した完全な殺人未遂事件だった。実行犯の背後関係として覚せい剤中毒で出所したばかりの上坂駿介や、ネット上で数千件も投稿を受けている福島(金澤)明彦とそのバックにいる暴力団員であるSとTの3人が大きく関与していて、殺人計画を立てたのが倉持と上坂の2人がメインであることが明らかになりつつある。状況証拠からみても倉持による教唆は100%間違いないという地元関係者の意見が圧倒的であり、さらに倉持よりも上坂の方が主犯という反社の人間の話も多い。上坂という人間は、覚せい剤中毒のせいか、言っていることとやっていることが本当に度の過ぎるほどめちゃくちゃで、他の反社の人間もバカバカしくて相手にしていないようである。

そしてこれからは肝心の倉持茂自身への捜査がどのように進展するか、その点に注目が集まることになるが、もちろん、検察と警察当局だけではなく、多くの関係者は「事件は終結していない」ということを明らかにしているだけに、さらに倉持に対する捜査の包囲網が狭まっていくに違いない。まさに倉持は「首を洗って待っている」状態にある。今後、前述の上坂のほかSとTと福島がどのように関わっているかも関心の的になるだろう。他の反社の人間は上坂と倉持が主犯だと言っている。

倉持が襲撃事件の後に「反社の大物がバックについたから、もう何も怖くはない」と周囲に語っていたが、上坂等の話ではっきりしたようだ。その大物とは誰のことか、そしてその大物にとって倉持に協力することでどのようなメリットがあるのかがよく分からないが、大事になる可能性は高いようだ。倉持の事情にいつまでも付き合っていくと絶縁か破門になるのではないかという地元の情報もいくつも入っている。前述の上坂という人間が倉持同様に教唆犯である可能性は非常に高いようで、出所した早々にもいくつもの刑事事件になるようなことを計画しようとしている。被害者が訴えれば、すぐに逮捕され実刑は間違いないから、今度は当分出られなくなると見られている。

(写真:金銭消費貸借借用証書 倉持はFX取引に失敗して会社役員に「助けてください」と泣きつき債務を肩代わりしてもらったが、その累積が約18億円にものぼった)

 

すでに群馬県内に闇社会を持ち込んだ福島(金澤)の人脈については本誌でも触れた経緯があるが、そうした人脈が広域指定暴力団の威力を背景にしつつ恐喝や詐欺、横領等の行為を頻繁に繰り返しているという情報があり、数年前にも建築会社社長より7000万円を騙し取った3人(S、利岡、女性歌手)の事件も解決していないようだ。SやTは使用者責任にも発展するようだ。群馬県警もそれを承知している模様で、今のところ目立った動きは見られないように見えるが、大阪のトップも使用者責任を問われるのではないかとの声も聞かれる(但し、この連中は行政側の各機関を意識して組員として登録していないと言われる)。一般人を巻き込んだ事件が増加すれば、それこそ県警だけでなく県全体としても見過ごしにできない不名誉であるはずだ。

倉持と上坂がそうした人脈に完全に取り込まれている可能性は高いという地元情報がいくつもある。そうであれば倉持はもう逃げようがないに違いない。今後は早かれ遅かれ刑事事件でニュースになる、そのタイミングがいつ訪れるのか、という話だけのことである。反社会的勢力が倉持にどれほどの利用価値を感じているのかは不明だが、20年以上前に会社役員より当時世界でも数少ない車を約20台ほど無償で借り、自分の経営している店舗の展示場に飾ったことで、日本だけでなく世界にも知れ渡り有名になった時期があった。それに、その頃より車を買い入れる時にも数千万円単位の金を会社役員に用立ててもらったことや、ディーラー担当者と倉持と友人の青郷卓治で横領した金で最初は車屋を立ち上げたが、横領事件が発覚した際にこのディーラー担当者が一人で全ての罪を被り倉持と青郷は逃れた。その後、刑を終えたディーラー担当者は仕事が無く倉持に助けを求めたが、倉持は一切助けることもなく切り捨てた。本当に血も涙もない極悪人だ。倉持は1台数千万円から数億円もする車を会社役員から無償で預かったが、管理が悪いために数年後に全て返却することになった。その後も、会社経営者にはいろいろな頼み事ばかりしたため、会社経営者もほとほと嫌気がさしていたが、それでも倉持は何かある度に頼み事が多く、またいい加減な人間を100人以上も紹介してきたが、その中でまともな人間は一人か二人だけであったようだ。

会社役員は倉持からの頼みごとに全て応えてきたと言って過言ではない。しかし倉持のやることは詐欺や横領のようなことばかりで、会社役員は周囲の人間から「相手にする人間じゃありません」と何回も言われていたが、他に倉持を助ける人など誰もおらず、倉持自身もそれを自覚していたくらいで、100万円も貸してくれる人が一人もいなかったようだ。上坂だけは10日で1割という金利だったが貸してくれていたようである。上坂は自分の出した金を会社役員に取られたと言っているようだが、会社役員は10年以上も前から倉持がFXの取引に失敗して「助けてください」と言って泣きついてきた時から年15%の金利で債務を肩代わりしてあげていて、それが7、8年前までの間に18億円以上に累積している。他にもL25(ランボルギーニカウンタック)の話で750万円、ガレージゼロの件も総額で6000万円以上、その他数千万円などそのまま貸金として残っているのだ。こんなことを反社会的勢力の人間が知っていて倉持を庇っているようでは最終的に責任を取るのは当然のことだ。組織の本部にも多大な迷惑をかけることになるだろう。自分たちの都合だけで事を進めていれば、遠からず事件が表面化することが想定される。その時は一網打尽の捕り物が行われるだろうが、さて、何がきっかけになるか、今後も目が離せない。恐らくそれほど時間を置かずに関係者全員の実名が明らかになるものとみられる。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(97)

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《鈴木、「親の因果が子に報い」という言葉を知っているか。親が他人の生命や心を傷つける様な言動を続けていると子供の時代になった時にその報いを子供達が受けるという意味だが、お前が寝食を忘れて一生懸命やった結果であれば、それは称賛に値するが、お前のやっている事は全く逆だ。子孫を不幸にしたくなければ改心する事だ》

《鈴木と長谷川が嘘八百を並べ立てた「質問と回答書」(乙59号証)のようなやり方は長谷川が得意とする手口に違いない。内容も打ち消したいポイントを絞って質問し、余計な事は書かず短い言葉でまとめて鈴木が答えたように作られている。読み手にしてみれば分かりやすい表現と言えるかもしれない。褒めているのではない。悪徳弁護士らしい緻密さで長谷川のずる賢さがよく分かると言っている。しかし第二審まではこれで通用したかもしれないが、何と言っても書かれている事がほぼ全て「嘘」である以上、今後の再審では必ずA氏の的確な反論によって命取りになる筈だ。やり過ぎたことを今更後悔しても遅い》

《鈴木には若い時から尊敬する人や、何でも相談できる先輩、叱ってくれる家族がいなかったのではないか。余りにも他人に対する情がなく、受けた恩に対する感謝の気持ちが無さすぎる。自分勝手な言動と嘘が多すぎる。コイツは生まれた時から腐っていたのかとさえ思わざるを得ない。そんな人間はいないと思うが、この世に生まれてくる資格さえもなかったのではないかと思えるほどお前は極悪で冷酷な奴だ》

《鈴木はなぜ巨額な利益を一方的に上げる事ができたのか疑問だったが、西が株価の高値誘導をしたタイミングを捉えて、鈴木が売りを任せていた紀井氏が売り抜けていた。つまり西が損失を全て被った形だ。その結果、西に買支え資金を融通していたA氏が必然的に巨額の損失を被ってしまった。A氏が出した買い支え資金の総額が207億円であったと西の書いた書面に出ていたようだ。とてつもない巨額な損失をA氏は負っていたのだ。それに比べ鈴木はこんな悪質なやり方で利益を横領し謝罪もしないまま、ぬくぬくと生活してきたのだから全く許せる道理がない》

《人間は誰でも過ちを犯すことがあるが、過ちと気付いてすぐに改めさえすれば過ちは許容されるものだと思う。しかし、過ちを誤魔化そうとしたり知らぬ振りをしようとした時、それが見苦しく相手の怒りを誘うことになってくる。鈴木の場合は改める積りもないだろう。あれだけ裁判で嘘をついても、自分の事を見苦しいと思っていないのだ。他人を騙しても私欲を満足させればそれでいいのか。最低最悪な人間だ》

《鈴木、お前は二つの眼で世間を見ているだけだが、世間は何千、何万という眼でお前を見ている。そして、今のままならその何千、何万の眼に家族も晒すことになる。お前が沈黙を守れば守るほどネットニュースが拡散し、世間の注目も親族や家族に向くことになる。悪事の数々を尽くしているお前は勿論、女房、子供達もこのままでは済まないだろう。鈴木に加担した青田、長谷川たちも同様だが、それでもいいのか、よく考えろ》

《名言集や諺辞典がある。何が正しいという保証はどこにもないが、若い頃に人生の岐路に立った時に参考にした人は少なくないと思う。しかし、齢を重ね、いろんな経験をしていくうちに実戦で様々な事を覚え、若い時ほど名言集や諺に頼らなくなった。この記事を読んでいて、私には鈴木という人間を表現する言葉が思い当たらない。それ程にひどい人間だと思う。あえて四字熟語で言うならば「人面獣心」そのもので、「悪辣非道」の人非人だ》

《鈴木は、事業や個人としての日常が順調な時に何を考えていたのか。今の自分を想像していただろうか。まさか、今の自分は成功者だとでも思っているのか。そうであればA氏を裏切っているという自覚はないのか。周囲に信頼できる人間がいなくて欲得だけの人間関係の中で生きている自分をどう思っているのか。そんな人間は猜疑心の塊となり、疑心暗鬼に苛まれてまともな人間関係がないから孤独死が一番想像しやすい》

《コロナ禍で世界中の裁判所が機能していないようだが、青田はタイの裁判でどうなるのだろうか。青田は鈴木の金を当てにしていつまでも腰巾着としてしか生きられないのだろうが、「上野の会長」と呼ばれていい気になっているのも今のうちだ。今の時代「しのぎ」のないチンピラに小使い銭を渡すのも大変だろう。渡せている間は「上野の会長」でいられるだろうが、金の切れ目は縁の切れ目で、鈴木に捨てられて金が無くなった時には、お前は誰からも相手にされず、逆にボコボコにされて不忍の池の畔に転がされているような姿が見える》 (以下次号)

賃貸契約を無効とする「庄子剛」の虚偽証言を真に受けた裁判官の眼は節穴か

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倉持茂の無責任さといい加減さにより会社役員が多大な迷惑を被っている事態が発覚した。
会社役員が高崎市内に所有するビルの1階部分を、倉持は以前は地元不動産業者と共同で賃貸したが、意見の違い等が表面化して、平成28年頃から「一人で飲食店街を運営したいので、やらせて下さい」と会社役員に懇願し、了解を取り付けるとテナント募集を行ったが、実際には期待するほどにテナントが集まらないまま途中で投げ出してしまった。その間の経緯についてはすでに倉持の特集記事で触れているが、倉持が余りにも無責任でいい加減であるのは、会社役員に飲食店街のブースをテナント付けすると約束し、年末までに10件以上の契約ができない時は全賃料収入の6割に相当する1500万円をペナルティ(約20のブースに電気等の個別メータの設置やトイレ他共有部分の内装ほかのため)として支払うとまで会社役員に豪語して約束したことが、さも実現しているかのように見せかけ装うためにテナント候補を連れて来たが、実際には倉持同様に無責任でいい加減な経営者が多かったようで、賃貸契約を締結したにもかかわらず、その後、一方的に契約を解除すると通告したり、あるいは賃料も払わずに連絡が取れなくなったり、さらにはガレージゼロの代表者である新井康弘を紹介して賃借人の連帯保証をしながら賃借人も新井も賃料を払わないなど、さまざまな経緯があるものの全て倉持が全責任を負うとして連帯保証をしながら、賃借人も倉持も一切賃料を払っていないのである。

ここで取り上げる庄子剛は新井の前に倉持が紹介してきたが、同人は自分から積極的に飲食店街の全ブースを借り切りたいと倉持経由で何回も話があり、その後、会社役員が庄子本人と婚約者の2人に会った際にも、庄子は「全体を借りないと、統一性がないので」等の理由を語り、会社役員が1ブースか2ブースでの店舗を軌道に乗せてから店舗を拡大させてはどうかと忠告したが、どうしても全部と言うので、最初の1年は家賃を6割に割引き保証金も契約から10か月先の12月末まで待つ便宜を図ったうえで契約しながら、わずか2ヶ月後に契約の解除通知を会社役員に送って来たのである。そして、会社の担当者が契約に基づいて賃料の支払いを求めても一切支払おうとしないために止むを得ず訴訟に踏み切ると、あろうことか庄子は「倉持にしつこく言われて契約をしたが正式に契約した事実はない」と言い出し、揚げ句には「契約書への署名捺印は脅されてしたもので無効である」とか「契約したが鍵を受け取っていない」とか、「実際に店舗を開店した訳ではないから賃料を支払う義務はない」とまで主張するようになったが、契約していないと言うなら解約通知を出す必要はないはずであり、もし本当であれば間を置かずすぐに解約するか、それに脅されて契約したらすぐに警察にも届けるはずではないか。ちなみに当時、民放テレビ局の「町おこし」番組で会社役員のビルが一番の候補に挙がっていたが、庄子が「自分の方でやるので、テレビ局の取材はストップして欲しい」と言ったためにできなかった経緯がある。庄子は会社役員に対しても自分を大きく見せるような口ぶりで話すことが多かったが、後日判明したところによれば実際には庄子は社員の親族から借金をしていて周囲の信用も全く無いのが実情だった。また契約当日に同行した女性を、庄子は婚約者と会社役員に紹介していながら、裁判では「ただの社員です」と言って他にも誤魔化すようなところが多く見られた。

庄子は、契約書に印字されている庄子の会社名(キズナホールディングス)と庄子が捺した社判(キズナ)が違っているため、契約書自体が無効であること、そして、それは契約の場で庄子が倉持や倉持の知人と称する元暴力団組長に脅かされたからと主張しているが、庄子が言う元暴力団組長など契約には同席もしていない。契約に立ち会ったのは倉持と庄子、庄子の婚約者、そして会社役員と不動産部門の担当者の5人だった。それ故、庄子が契約書へのサインを強制された等は有り得ず、契約当日は会社役員の誕生日でもあり、庄子は申込金の一部のほかに花やケーキも持参してきたが、会社役員が保証金を年末まで待つと言ったことで庄子と婚約者が大変に喜び、会社役員が会員になっている飲食店に4人で出向いたくらいだった。また、庄子は鍵を受け取っていないとも言っているが、契約の約1か月ほど前に倉持の知人の内装業者より鍵を渡しているので、何度も社員やデザイナーと一緒に内覧しているのだ。契約書を細かく確認しなかった不注意を指摘されても仕方が無いが、そもそも会社役員は庄子が「キズナ」と「キズナホールディングス」という2つの法人を持っている事実を知らなかった。そしてそれ以上に、飲食店街を全部借りたいと大ぼらを吹いて会社役員を騙し、揚げ句に契約書に細工をするという卑怯な真似をする庄子の方が非難されるべきであって、まさに詐欺行為ではないか。他にも埼玉県与野駅近くの3階建てのビルを一棟丸ごと借りてそのままにしたり、今回問題になったビルの近くのビルにも借りるという話をして、そのまま放ったらかしにしている。全く無責任この上ない連中だ。

ところが、審理が進行する中で倉持が会社役員を裏切る事態が起きた。裏切りの原因は、会社役員から借り受けている巨額の債務から逃れようとして引き起こした会社役員に対する襲撃事件(殺人の教唆)である。この事件についても倉持の特集記事で触れているので参照戴くとして、倉持は襲撃事件を起こす直前に庄子の主張がほぼ全て虚偽であるという陳述書(平成30年10月1日付)を出していた。
「私、倉持茂は前に本物件を賃借していたことがあり、ビル所有者から鍵を預かっていて、賃借希望者を案内したりしていた」として「契約の1か月前からキズナの従業員やデザイナーなどが何度も本物件の調査に来ていた」「契約締結後、実際にキズナ(庄子)がどのように本物件を使用したかは知らないが、鍵は渡したままだったので、いつでも使用できる状態だったはずです」と述べ、最後に「鍵は今現在返却されていない」という内容であった。
それが会社役員の襲撃事件前後に倉持は庄子側に有利な全く虚偽の陳述書を提出したのだ。
「私が平成30年10月1日付で作成した『陳述書』について、(略)私が書いた内容はほぼ事実ではありません。(略)私は本物件の鍵をキズナにもキズナホールディングスにも庄子剛氏にも渡したことは一度もありません」と掌を返すように全くの虚偽の内容を述べて、鍵が庄子側には一度も渡っておらず、従って本物件が庄子側に引き渡された事実もないとしたのである。裁判官は庄子が鍵を受け取っていないとしたが、自分が保証人になっているので契約を無効にするためか、倉持は以前より鍵を持っており、庄子にも内覧の都度渡していたが、前述したとおり契約の約1か月前に内装業者(倉持の知人)が間違いなく庄子に鍵を渡していた。倉持は庄子以外にもテナント希望者を案内することもあったために内装業者が預かっていた鍵を渡したものだった。

会社役員は、庄子を紹介したのが倉持であったから、契約書の締結は会社役員の会社で正式に行ったが、契約を交わす前後で会社役員と倉持、庄子が何回か飲食を共にする中で、庄子は飲食店街での店舗展開についての計画を能弁に語っていたことから会社役員も安心していた。庄子による内覧について言えば、倉持が案内しつつ、庄子は約1か月間社員を同行して倉持が紹介したデザイナーと共に内装を検討していたが、当時、ビルの内装工事を行っていた倉持の知人が、工事が終了したとして預かっていた鍵を庄子に渡していた。しかし、いつまでも考えがまとまらないと言って決断をしない庄子に業を煮やしたデザイナーが嫌気して内装の受注を断ってしまった。このデザイナーはガレージゼロの展示場の設営や敷地内の焼き肉店のデザインを手がけていた関係にあった。

賃貸契約を交わした庄子に内覧させ、店舗の内装のためにデザイナーまで紹介しておきながら、その後に倉持が暴力団員らしき3人に会社役員を襲撃させ殺そうとするというとんでもない計画を実行したのだ。これには元暴力団組長の上坂が殺人教唆の主犯として関与しているようだ。倉持が庄子の連帯保証をしていた責任を逃れようとして、こうした裏切りを働いた。一審で庄子は所有するアメ車の1台を勝手に会社役員が自分の倉庫に持って行った等と誹謗中傷したが、倉持が会社役員に黙って勝手に置いていったものだった。後日、「担保になると思って置いていった」と勝手なことを言っていた。

審理では庄子が証人尋問で矛盾だらけの証言を繰り返し、また倉持の虚偽の陳述を覆すために庄子の内覧の場にいた倉持の知人が陳述書を書いて、庄子が倉持の紹介したデザイナーと共に何度も内覧しており、知人が鍵を庄子に渡した事実を陳述したが、裁判を担当した白崎里奈裁判官は、契約が正式に成立しておらず鍵も庄子に渡った事実は認められないので建物(ブース)が引き渡された事実を認めることは出来ない、と言っているのだが、このような何の根拠もなく契約を反故にしてしまう判決が通るものではない。契約が成立する約1か月ほど前から倉持の知人が共有部分の内装工事を終わらせ、鍵を庄子に渡している。契約金の一部を支払っている庄子が鍵を受け取っていないことは有り得ない。

一審での庄子の陳述には、「年末か年始に倉持と庄子、元暴力団組長の上坂ほか数人で打ち合わせをした」とあるが、その時に色々なウソを構築する打合せをした模様だ。倉持と上坂は現在も十日で1割の金利を取る金融で一般市民を脅かしている。支払いが遅れると「殺す」とか「埋めるぞ」と言って脅すことが日常茶飯事なのだ。
会社役員は、不当な判決を覆すために控訴しているが、裁判所の組織改革が叫ばれ、証拠や証言をしっかり検証もせずに自身の思い込みを優先させて不当な判決を下す裁判官が横行していることに非難が高まっている今、この白崎裁判官に対しても同様に多くの読者からの批判がサイトに寄せられるものと思われる。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(96)

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《鈴木、お前には家族愛は無いのか。愛人が何人いようが家族がお前に対して持っている愛には勝てない。死んだときに骨を拾ってくれるのは家族しかいない。鈴木、改心しろ。家族のことを考えて逃げるな。A氏に謝罪するのが先決だ。時間をければかけるほどお前の居場所は無くなる。今の内だ。このままだと家族や身内に大変な思いをさせることになる》

《何よりも鈴木が自分で自分の強欲の為に周到に計画し、A氏を騙し貶めただけでなく西を自殺に追い込んだことの罪も深い。人として大恩人を自らの意思で20年以上も苦しめ続ける行為はまともな人間のする事ではない。困った時にこれ以上ないほど助けてもらってことを、鈴木自身も和解後にA氏に送った手紙でも認めているではないか。ここまでやってくれる人はいないはずだ。約束は守れ。恐らく長谷川も平林も杉原も現在は後悔してもし切れない状況にあるはずだ。そうであれば、真っ先に自分から報告するべきだろう。しかも「合意書」という約束に基づいているのだから言語道断である。鈴木という人間はそもそも人から恩や情けを掛けてもらうような人間ではなかった。自分が苦しい経験をして救ってもらった有難さなど微塵も感じる事が出来ない、鈴木は人間ではないという批判が日本だけでなく世界中に拡散しつつあることが家族や身内の将来にどれだけ影響するかを考える最後の時だ》

《鈴木よ、自分の未来を想像してみたことがあるのか。お前に未来があったとしてもそんなに長い時間は無いだろう。しかし、お前の子供達にはこの先長い時間がある。まして孫たちにはもっと長い未来がある。その未来に汚点を背負わせるようなことをしていて何とも思わないのか。お前には自由に使える時間はあまり残っていない。その時間を子孫のために有効に使うことを考えろ》

《鈴木はA氏へ株の買支え資金を出してくれるよう懇願し、合意書を作成するきっかけとなったが、「数年で20~30億円の授業料を払ってきたので株投資で儲ける自信があります」と言い、更に「この株取引が成功すれば他の銘柄でも実行します。それでなければ私も西会長も社長からの借り入れを返済できません」とまで鈴木は強調したため、A氏がようやく資金提供を了解し、「合意書」を作成することになった。これほどの熱弁を振るい、A氏を信用させ協力してもらっておきながら裁判で「合意書に基づいた株取引はしていない」という主張を正当化するために「強迫」や「心裡留保」という訳のわからない言い掛りをつけてきた。鈴木はこの事件での強欲さや悪質ぶりが改めてサイトで明らかにされ、読者からも虚偽を指摘され非難されて、恥ずかしいと思わないのか。鈴木はこの裏切りを身をもって償うしかない》

《鈴木と長谷川元弁護士は、裁判の中でA氏を虚偽の主張で極度の誹謗中傷した。しかし他人の悪口は程々にしなければ、それがブーメランのように自分に降りかかる。他人をこき下ろすことは小学生にもできる。お前たちは小学生以下の考え方しか持ち合わせていない。特に、長谷川は最高学歴があり、弁護士という職務にありながら、裁判に勝つために、そして高額報酬を得るために人間を捨てたことが今後、息子や孫に大きく影響することが分からないのか。いずれ追及が消滅するとでも思っていたら、それは大きな考え違いであり間違いであることが分からないのか》

《法曹界の実態が様々に取り沙汰されている。元弁護士、元検事、元裁判官など法曹界の裏側を熟知した人達の経験談をネットでも見かけるが、それだけ国民が思う法曹界と現実は違うという事なのだろう。正直驚くことが多すぎるが、裁判所も結局は企業と同じで裁判官はサラリーマンのようなものだと言える。上司の顔色を窺い組織を優先する構図は正に企業そのものだ。そして裁判を担当している間にも異動がある。しかし結果より効率を裁判に求めるべきではない。検証をおろそかにして真実など見極められる訳がない。日本の司法の将来の為にもその体制は絶対に変えなければならない》

《鈴木、自分の過ちを告白する力があるうちに決断するべきだ。A氏の心に慈悲があるうちに過ちを詫び、全てを告白するべきだ。それがお前自身も含め、家族も幸せになれる方法だ。A氏にその心が残っているかどうかは知る由も無いが、お前がまだ生きているという事がそれを証明しているのではないか。勝手に自分を殻に閉じ込めていても、いずれ誰かがお前が守ろうとしている秘密を暴く。そうなってからでは全てが終わりだ》

《ニュースにはならないが、悪い人間というのがどれだけいるのかと驚く。鈴木義彦の悪人ぶりは既に公然となっているが、他にもサイトに取り上げられている悪人達がいる。これらに共通しているのは「逃亡」である。自分が困った時だけ頭を下げて土下座して助けてもらい、散々お世話になっておきながら結局逃げて責任から逃れようとする。まるで「詐欺師の指南書」でもあるのかと思うような同じ手口を使う。裁判で負けて支払命令が下っても、居所を不明にして逃げていれば支払う必要はないとでも思っているのか。これでは裁判の意味が全くない。司法もこのような犯罪者に対して何らかの制裁をさらに取るべきだ。犯罪者の逃げ得は絶対に許さない》

《鈴木は、この悪事を計画した時からその結末を予想していただろうか。そんな覚悟を持ち合わせるほど肚が据わった人間とは思えないが、鈴木はA氏の心境を考えてみたことがあるのか。感謝の心を持ったことがない人間は感謝を形に表わす方法を知らないかもしれないが、自分がA氏の立場ならどうする。お前なら相手をこのまま許すか。無かったことにするか。それがお前に対する答だという事を胸に刻め》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(95)

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《最高裁長官は、日本司法界のトップであるが、自らの栄達、自己保身のためには平気で「自らの信念」を曲げるものらしい。日本司法界の堕落の根拠は歴代の最高裁長官たちの「信念の欠如」と関連していると言われている。最高裁判所の中には「最高裁事務総局」と言われる部署がある。「裁判しない裁判官」と言われるエリートたちが所属する部署だそうだが、ここが優秀な裁判官が育たない元凶だと言われている伏魔殿なのだ。裁判所に関する暴露本や、裁判所の事情が書かれている本が沢山発行されているが、大手マスコミも注目して公に問題提起をするべきだと思う。そうでなければ日本の司法が腐敗していくばかりだ》

《このサイトの記事はもとより読者投稿は、匿名をいい事に勝手な事を書き連ねているようなものとはレベルが違い、皆さん真剣に読み込み鈴木の人間性や裁判への疑惑、司法への不信感を鋭い目線で指摘している。そしてその思いは憤りへと膨れ上がっている。取材班が全力で調べ上げた鈴木とA氏の事件の真相が読者の心を動かした結果だ。ここまで広がりを見せている事件の結末は皆が注目している。しかるべき結論が出るまでは追及され拡散し続けるだろう》

《再審請求や、弾劾裁判が建前だけのもので、請求も少ないと言われている理由が分かった。再審請求を受理決定した裁判官は出世の見込みがなくなり、地方の裁判所に左遷されるらしい。これは裁判所が自分たちの権威を維持し、不正が暴かれないために自己防衛の壁を作っているからだ。裁判所が、検察庁や行政に裏工作をしている事が容易に想像できる。三権分立という国の基本までもが建前だけになっている事は由々しきことだ》

《西が鈴木の口車に乗ってA氏を裏切った事は許されない事だが、志村化工株事件で西が逮捕され、取り調べを受ける中で西の知らなかった鈴木の側面を検事から聞かされ鈴木に対する疑念を深めていたらしい。その事があって鈴木の会話を録音したり証拠物を集める等、西なりに動いたのかもしれないが、取り調べを受けている中で、鈴木の関与を一切認めなかった。その判断は西にしか分からないが、鈴木の関与を早い段階で認めていれば鈴木が1000億円以上の巨額な資産を独り占めする事もなく、それどころか鈴木に関する不信な事件の詳細が公となり鈴木は自由の身でいられない筈だった。西の誤った判断がA氏をさらに苦しめる事になってしまった》

《裁判官の多くは、弱々しく怯えているらしい。それは、上官が人事権を握り、その上官を法務省、検察が支配しているからだという。多くの裁判官は保身に生きているらしい。堂々と胸を張って生きている裁判官は少ない。不正をする裁判官は、判決を出す前からオドオドした目つきになるらしい。良心はあるが、容易に良心を捨てる心構えを持っている。信念を持ち、世間で称賛される裁判官は、裁判所内では、変わり者扱いをされる。裁判所の内幕を知ってしまうと、民事裁判の原告が、高額な裁判手数料や、弁護士費用を支払ってまで訴訟を起こしても無駄なだけだと思ってしまう。裁判所の暴露本や、批判本に書かれているような「ヒラメ裁判官」は、ごく一部の裁判官だという事を祈るしかない。強くて、正義感、使命感に溢れていて、自分を強く持っていて「世間が言う優秀な裁判官」が大勢いると信じたい》

《裁判を知り尽くしている長谷川にとっては、途中で裁判長が2回変わるという状況は都合がよかったのではないだろうか。組織的な流れで前任の判断をそのまま受け継ぐという慣習があるため詳しい検証を改めて行わない可能性が高い事を知っていた筈だ。私を含めて一般の国民は裁判所をあらゆる法律に通じた万能の組織体であるかのように錯覚し、個々の裁判官が替わっても裁判所の連続性は失われないように信じ込んでいる面があるが、実際には異動してきた裁判官が全く新しい事件記録を何十件も一度に目の前に積まれ、次から次へと来る事件の期日に対応していく中で全ての事件記録を前任者と同じように読み込むことなど、人間には出来ない業ではないだろうか。従って裁判官が交替する結果、十分に理解しないまま争点を無視したような判決が書かれてしまう。今回の事件はまさにそれに当て嵌まると思う。あくまでも想像だが、もし長谷川の戦略の中に、裁判官の交替を待ちつつ無駄に裁判を長引かせるという構想があったとしたら、とんでもなく悪質ではありながら、相当な敏腕弁護士ということになってしまうのか》

《自分の身内が他人に大変な迷惑を掛けている事が明らかになった時、当人が世話になった恩人に感謝の意も示さず、裏切り続けている事を知った時、その身内の人間はどういう行動をとればいいのか。仮に、過去にその人間に世話になった事があるとしても援助を受けていたとしても、人間として、身内として迷惑を掛けている相手に対して謝罪をするのが人間の道だと思う。そういう意味でも鈴木の家族、親族は鈴木を説得してA氏に謝罪させ、A氏と面談するように諭すべきだと思う。それをしなければ自分達にも火の粉が掛かる事を覚悟しなければならない》

《鈴木は分が悪くなると、話を転じて相手が喜びそうな話題に切り替える強か(したたか)さがある。これは詐欺師や噓つきに多い傾向の様な気がする。和解書作成の場で、西から「こんな金額では納得できない。社長が他から借りている金額の一部にしかならないじゃないか」と言われ争いになりそうな様子だったらしいが、鈴木はA氏に向けた話題にすり替え、親和銀行事件で逮捕された直後から天野氏がA氏から力付けられて助けてもらっていたという話を保釈後に聞いた事や、株取引の利益金の支払いについても「社長にはお世話になっているので、2年以内にあと20億支払います」と言ってA氏の気を引くようなズルさを現わした。そして別れ際に「社長には本当に感謝しています。2年後に大きな事をやるので見ていて下さい。必ず社長のご恩に報います」と頭を下げているのに、その後A氏の会社を出ると紀井氏に電話し「100億円以内で済みそうだ。香港の金はバレていないだろうか」と同じ人物の言葉かと疑いたくなるような卑劣さを現わにしている。鈴木の騙しは尋常ではなくこの後も現在に至るまで徹底的にA氏を裏切り続けて行く。この様な手段で人の心を弄ぶ(もてあそぶ)人間には二度と自由など与えてはいけない》

《去年の緊急事態宣言の最中に、黒川弘務検事長が麻雀賭博の件で刑事告訴された。検察は一時起訴猶予としたが、検察審議会の「起訴すべきだ」という議決を受けて再捜査し、一転して賭博の罪で略式起訴した。検察審議会というのは、「国民の良識的な判断を反映させる制度である。」としている。しかし、この件は、検察審議会が審議する問題なのか。我々から見れば「当然、起訴される事件だ」。検察庁は身内に甘いのではないか。A氏と鈴木の裁判でも裁判官(裁判所)に大いに疑問を感じたが、検察庁も信頼できないのか。三権の内、二権が仲が良ければ、これは三権分立の主旨に反する事だと思う。ましてや、この件には安倍総理による検察庁への人事介入も関係していると言われている。国民が安心して暮らせるように、法律の専門家やマスコミは、詳細に調査して膿を出す責任があるのではないか》 (以下次号)

「藤牧義毅」は破産手続きまでも詐欺に悪用した(2)

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歌手の石川さゆりが設立した「カミパレス」で管理職を務めていた藤牧義毅。周知のとおり、同社は1980年代に石川さゆりの個人事務所が立ち上げた事業だったが、後に種子田益夫が関与したことで不正融資事件に巻き込まれ石川自身が10億円前後の債務責任を負った。カミパレスは収益の見通しがつかない状況下で充分な担保を設定しないまま、銀行頭取の承認と石川さゆりの連帯保証を得て迂回融資を行い、銀行へ損失を与えた経緯がある。カミパレスは平成11年10月20日に破産宣告を受けたが、その後、藤牧は種子田の下でカミパレスの清算処理を担っていた。
その藤牧が債権者を騙した詐欺事件である。

(写真:藤牧義毅)

藤牧義毅は連帯保証をした責任を今も果たしていない。孫銀翼という韓国人を債権者に紹介して「私が保証人になるので金を貸してあげてほしい」と言う。それで債権者は4000万円と2000万円(いずれも元金)を貸したのだが、結局は騙し取られる格好となった。孫が債務返済をしないまま行方不明となり、韓国に帰国した事実が後日になって判明したからである。孫の紹介者であり連帯保証をした藤牧が実際には孫から受け取る紹介料が目的で孫を債権者に紹介したことも後で分かった。自分が持ち込んだ話で全く無責任この上ないやり方であることは藤牧自身が百も承知していたことだ。

藤牧は、その後、「母より1000万円を借り、他に栃木の土地でカバーする」と約束したが、どちらも反故にしてしまった。それどころか、数年もの間行方知れずとなってしまったのである。
藤牧が失踪して10年以上になる。債権者側が調べて藤牧の所在が判明してからでも6年前後が経っているが、藤牧は「自己破産して免責になっているから、もう関係ない」と弁護士を介して主張しているが、果たしてそれでいいものなのか。何より自己破産は債権者に事前の通告もなく管財人弁護士から突然に知らされたことで、藤牧からは謝罪の言葉もなく、前述したように母親から1000万円を借りて返済の一部に充てるとしたり、あるいは藤牧の友人が栃木に所有している土地を売却して返済すると言って債権者から手付金に当たる500万円を受け取ったまま事実上横領してしまった。完全に債権者を騙した中での自己破産手続きだったのである。不可解なのは、裁判所が何故免責を認めたのか、という点である。藤牧の破産開始手続きを進めた管財人弁護士が債権者に送って来た通知書には「(債権者が)詐欺的な土地の売買交渉を進めることを迫り」とあるが、債権者の関係者によると、「栃木の土地売却の話を持ち込んだのは藤牧自身であり、それ故に債権者は藤牧に500万円を支払った。そうした事実確認を管財人弁護士は怠り、債権者を悪者にしてしまった。裁判所は管財人弁護士の報告を受けて、というより藤牧の言い逃れで主張した虚偽証言をそのまま裁判所に報告したので、藤牧の免責が認められたとしか言いようがない」
前述の管財人弁護士の通知書には、他にも「(債権者が)暴力団関係者らしき野呂周二(注:周介の間違い)に取立を依頼すると申し向ける」と書いているが、野呂周介は種子田益夫が懇意にしており、その関係を藤牧が知らぬはずはなかった。藤牧自身がカミパレスで日常的に石川さゆりと種子田の業務に係るメッセンジャーをしていたから当然であるが、この管財人弁護士の通知からも分かるように、藤牧の虚偽証言をそのまま免責の理由にして裁判所に報告した事実が窺える。

このように、藤牧に対する自己破産開始手続きがあろうと、債権者の債権が免責になるはずはないゆえに、藤牧は責任を免れようはない。債権者の関係者が言う。
「孫からの紹介料欲しさに連帯保証まで買って出て債権者に融資させ、孫の事業が思わしくなくなるや、全責任を負うべき藤牧が破産手続きまでして逃れようとした行為を許してはいけない。しかも免責は全て藤牧の嘘の申告を前提にしているから事実上は無効で、それを承知で関係ないと言っている藤牧は本当に許せるものではない」
藤牧は自分の都合が悪くなると、すぐに弁護士を立てて債権者との面談を拒否する卑怯な臆病者という。
いい加減に逃げ回ることをやめて、直接債権者なり債権者の関係者と接触をして面談の機会を設けてはどうかと思う。このままで済むはずがない状況を、藤牧は自らさらに悪化させようとしていることに早く気付くべきだ。今後は藤牧の家族や身内にも影響が出るのは当然のことである。

 

読者投稿 「鈴木義彦」(94)

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《鈴木は借金をする際に「すぐ返す」「時間が無い」等と言い訳をして、なるべく署名押印した書類は残さず、口約束だけで済ませる卑怯なやり方をしていたらしい。書類も交わさずに相手を信用させて借りるとは、その演技は相当なものだったのだろう。しかも書類を残した場合でも100%回収することに拘っていたと関係者が口にしている。だからA氏の手元に残った全ての借用書等は「回収漏れ」と言って、転んでもただでは起きない呆れた言い訳をしているのだ。そんな鈴木の性格からすれば、命取りになるかもしれない「合意書」を無かった事にする為に、西に10億円もの大金を渡してまで破棄しようとした執着心は頷ける。改めて思うが、鈴木は悪質な策を講じる大悪党である》

《ある刑事裁判で、裁判官が文書(証拠書類)提出命令の必要性を認め、文書所持者に意見聴取を行っていた。文書所持者は意見書を提出したが、裁判官はその事を周囲に隠してしまった。別の訴訟で文書所持者が意見書を提出したことを明らかにし、その事実が発覚した。文書(証拠)提出命令の対象となっていた文書は、検察と警察の不祥事を立証する文書だったという。裁判官の中には検察に不利となる事実調査を避ける者、公正な判決よりも検察への忖度を優先する者が多いという。こんなことが刑事事件裁判で現実に起っているという。権力と司法が結託していて公平な裁判が望める筈がない》

《和解協議の場で見える鈴木の横着な態度には舌を巻いてしまう。西に対する尾行、香港での強盗殺人未遂の追及を受けても、確たる証拠が無いと考えてとぼけ通す。株取引で得た利益金については紀井氏の暴露により発覚しそうになっても、素直に認めるどころか最後までごねまくり、最終的には鈴木が勝手に主張する利益金50億円をA氏と西に25億円ずつ支払うという内容で「和解書」が作成された。鈴木の金に対する執着からくる強欲ぶりが顕著になった。こういう人間だから金を得るためには手段を選ばず卑劣になりきり、人を騙す事が出来るに違いない。鈴木にはA氏に救って貰った恩義に報いる気持ちは微塵も感じられない》

《今回の高裁での判決を見ると、控訴審というのは一つの決められた流れの上にあるだけで何の意味もないのではないかと思う。第一審のように3年も掛けろとまでは言わないが、たった5ヶ月で結審するのでは、訴えに対して改めての検証などする時間もなく第一審を覆すことなど出来ない。第一審の訴訟記録や控訴状、控訴理由書を検討するなどして審理の方針を決めたうえで第1回の口頭弁論期日を決めるらしいが、すでに第一審で審理が尽くされているとみなされ争点整理や証拠調べを必要としない事が殆どだという。この体質には全く失望する。裁判の在り方を根本から改変しなければ鈴木のような悪党が蔓延する一方だ》

《品田裁判官を始め一審の裁判官たちは、A氏が提出した訴状や多くの証拠類に対するしっかりとした検証を怠ったのではないか。そして、鈴木の前科前歴にも目をつぶったのではないか。特に民事裁判では、判決文を書くときに最初の事前調査を怠ると裁判の方向性が間違った方向にいくと聞いたことがある。品田裁判長は、自分が優秀な人間だと自惚れて、肝心な事を軽視してしまった。その結果がこの誤判だと思う。その責任は重大だ》

《今となっては、鈴木や長谷川達関係者のこれまでの悪行が本人達の問題に留まらず家族や身内を巻き込む事態に発展しつつある。A氏を含め今まで鈴木から騙され裏切られてきた人達の恨みを解消することを模索しないと、家族共々悲惨な結果になることは火を見るより明らかだ。当初、鈴木は借金苦で地獄を這いずり回っていたとき、A氏のおかげで救われた。それは頭上から垂れてきた一本の糸に縋り上る事が出来たようなものだった。ところが、糸を垂らしてくれた恩人を卑劣な手段で裏切るとは言語道断だ。鈴木は今も糸を上り続けているように思うが、このままでは糸が切れて、再び奈落の底に突き落とされる事になるだろう》

《長谷川元弁護士は、鈴木の代理人として弁護したかに見えるが、やっている事は愚かな犯罪である。偽証、誹謗中傷、裏取引、そして違法な報酬を裏で受け取り。もし長谷川元弁護士が弁護士を辞めず今も現役であったなら、懲戒請求を申し立てられても当然の言動であった。本人もそれを十分に自覚して弁護士を辞めたに違いない。しかし、これで安心出来ると思ったら大間違いだ。鈴木と同様にどこまでも逃げるつもりならば、未来永劫にわたって追われる身となる。裁判は終わっても鈴木に対する裁きは終わっていない》

《最近、サイトの記事を読んでいて裁判所に関する著書を読むことが多くなった。本を読んでいて感じたのは冤罪や誤審は裁判官が悪いのではなく裁判所の組織が腐敗しているからという事が解った。例えば、原発の再稼働をめぐる訴訟。時おり稼働差し止め判決が出て大きなニュースとなるが、多くの裁判官が稼働容認の方向に流れ、福島での大惨事を経験した教訓が顧みられることは少ない。原発の稼働差し止めとか、再審開始の決定だとか、基地訴訟などで住民勝訴の判決を下した裁判官は出世の道を閉ざされ、地方を転々として冷や飯を食わされる事も珍しくないらしい。これが冤罪や誤審の温床になると言われている。これでは、裁判官を目指す優秀な人間が減少するのは当然の現象だ》

《今回の裁判で判決を下した裁判官達への批判が激増している。一審判決を下した品田幸男裁判官、そして検証も無く誤字脱字の修正のみで一審判決を丸呑みして判決を下した野山宏裁判官に対しての弾劾の声が高まっている。事の善悪や正邪を裁く裁判官が、こんな体たらくな審理を進行させ間違った判決を下すようでは、それこそ裁判所と裁判官の信用失墜も甚だしい。品田、野山の両裁判官は自ら誤りを自覚して辞めるべきで、裁判所と裁判官全体の資質の向上を図ることが急務ではないか》(同様の投稿多数 取材関係者より)  (以下次号)

読者投稿 「小野敏雄」(7)

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《小野が虚偽の作り話で債務延長することは常套手段だということが分かったが、弁護士を介入させたことで悪質さがより明確になった。「交渉の窓口になる」と言って登場した弁護士に会社役員が短時間で済む協議を申し入れても、年末の12月とはいえ、日程の調整さえ遅らせて「年末ギリギリまで時間が欲しい」と言って先延ばしにする始末である。そして、いざ年末が来ると更に年明けと言って引き延ばしたうえに、会社役員の顧問弁護士が連絡を入れても「外出中」を理由に一向に協議の場を作ろうとしない。こうした弁護士の対応は、小野の指示もあるだろうが、時間の引き延ばしが目的の意図的なものに他ならない。弁護士は紛議を調整するのが役目のはずだから、相手方からも真偽を確かめるのは当たり前のはずなのに、やり方がおかし過ぎないか。しかも1時間もあれば全ての内容の確認ができると言っているにもかかわらず、全容を知ろうとしなかった》(関係者より)

《小野が相続財産の話を会社役員にしたのは、令和2年7月のことで、その時は小野の奥さんが受け取る1億2500万円のうちから相当額を返済に充てるとまともな話だったが、小野はそれを信用させるためにしばしば奥さんの実家に出かけると会社役員に言って誤魔化し続けた。しかし一向に分与金を受け取る期日が決まらず、3ヶ月後の10月に入って、小野はいいことがあったとばかりに「株券を始め新たな相続財産が見つかり、自分も分与金を受け取ることになった」と言って、相続財産が2億5000万円から4億5000万円になったという。亡夫の財産を相続した母親が高齢で、小野の妻である娘のために生前贈与をする、ということで小野も1億1250万円を受け取るというのが小野の説明だったというが、その話を受けて会社役員は相続税のために協力して、物納する豪邸を用意した。しかし、小野の話は全部ウソだった。よくもまあ小野はこういう話を創作するものだ。しかも小野が分与金を受け取る11月30日当日に、小野は会社役員からの連絡に応じなくなった。会社役員が小野の行方を知ろうとして奥さんの実家に電話すると、小野はコロナ禍の影響もあって半年以上来ていないと家人に言われたことで、小野が言っていた相続財産の話が嘘と判明したわけだが、会社役員は「小野さんと連絡がつかないから、電話を戴くようお伝えて下さい」と言って電話を切ったのに、小野は弁護士に「借金の取り立てで妻の実家まで電話した」などと嘘を重ねた。この経緯を見ると、小野は全く悪びれもせずに嘘をつき続け、揚げ句に会社役員を裏切り、弁護士を盾にして会社役員との接触を拒否するという卑劣な言動を取り続けている。何故、小野が被害者で、会社役員が小野をいじめる加害者になるのだ? 30年も前に借りた8000万円を返しもせずにずっと引っ張り続けるなんていう話は聞いたことも見たこともない。他にも古川氏と同じところから借りた金も、古川氏はとっくに返済したが、お前は追加で借りる一方で全く返済せず、令和2年6月末で総額が2億円にもなっていた。お前が返さないためにどれだけ会社役員に迷惑をかけているか、古川氏は先方と会っているので承知している。お前がどれだけの弁解をしようと一切通用しない》(関係者より)

《小野という奴は一体何を考えているのか。ここまで掌を返すように豹変する奴を見たことがない。会社役員との30年近くの付き合いで飲食を共にしたことも相当数あるだろうが、他の人も同様だが他人に金を払わすことは一切ないようだ。その上虚偽の入金話で8000万円の債務延長と新たな借入ばかりに知恵を使い会社役員に寄生し続けてきた。小野は絵に描いたような詐欺師の典型だ》

《小野が6年間も裏方を務めて脱税に協力してきた上場会社の社長(後藤悟志氏)を脅かすという話は他にもあることなのか。そういうことをするだけの仕打ちを、小野は会社社長から受けたのか。記事を読んでもそうした経緯はなく、ただ返済に行き詰まったために、会社社長の資産が2000億円前後もあるだけでなく裏金が200億円以上あるとか、別荘に金を埋めて隠しているとか、ゴルフ場に隠しているとか、不動産取引で儲けた10億円の脱税工作に協力して受け取った報酬が足りないとか、8000万円の融資をすると言っていたのに断られたという腹いせのような話で、恐喝に及ぶ小野の神経がどうかしている。報酬は、受け取る際に足りなければ事前の交渉で言うべきことで、受け取って後で足りないからもっと出せというものではないはずだ。麻雀賭博に日常的に付き合って会社社長が何千万円も勝ったというが、小野もほぼ6年間も同様に稼いでいたという。会社社長の威を借りて荒稼ぎをしたのではないのか。そういう姑息でずる賢いやり方が小野の本性であることが分かった今、誰も小野を信用しないし、小野の弁明に味方をするものは一人もいない》(関係者より)

《小野が依頼した弁護士の対応ぶりを見ても分かる様に、明らかに債務返済を解決するための動きとは到底思えない。会社役員との協議を拒み続けた挙げ句に「小野氏が訴訟を起こすと言っているので、申し訳ないが」と口にして、さらにその後も時間稼ぎをするつもりなら、会社役員が刑事と民事の双方で小野を追及するのは当然のことだ。ここまで迷惑をかけ続けたにもかかわらず小野は全ての約束を破った。昨年11月30日に返済すると言った1億1000万円、担保の代わりで法人契約での5億円の保険加入、「月に1割の金利で貸してください」という約束で300万円を借りながら返済もろくにせず、特に令和2年中は一度も返済をしなかったことから「年末の12月31日までにまとめて返済します」と言って遅れていた金利分の一部の支払約束をした300万円等、挙げればいくつも出てくるが、それらの約束を全て反故にして逃げ回る小野は本当に無責任この上ない。いくつもの訴訟や刑事告訴される可能性があるのは、小野、お前の方であることが分からないのか》(関係者より)

《約束の時間に5分でも遅れそうになると必ず電話をする人間であれば、誰でも真面目な奴だと信用する。ましていつもスーツ姿で身なりを整えていればなおさらだろう。小野は口の利き方にも特段の問題はなかったというから、幅広い人脈で様々な人間を見て来た会社役員もすっかり騙されてしまった。会社役員の関係者達は誰もが小野の突然の裏切りや豹変に驚いているが、実際には小野がようやく本性を露にしたということか。そのきっかけが会社役員をこれ以上騙し続けるネタが尽きた、ということかも知れないが、小野よ、今の時代は私刑が禁止されている法治国家で何をしてもいい加減で済ますことが出来ると考えたら大きな間違いだ。お前の罪が暴かれれば塀の中で過ごさなければならない。その覚悟がお前にはあるのか》

《小野は会社役員への債務返済をするどころか虚言ばかりを吐き続けて先延ばしにして来た。それだけじゃない、いかにして返済をせずに逃れられるかをずっと考え続けていたのだろう。自分の妻の実家の相続財産というやってはいけない虚偽話を持ち出した揚げ句にネタが尽き、言い訳が出来なくなると連絡を絶ったうえに翌日には依頼した弁護士から「小野氏への直接の連絡や接触を禁ずる」と通告をさせたが、この一連の流れから、前もって準備した計画的だったことが明らかだ。弁護士を盾に協議の引き延ばしを謀り、逃げ得を考えるような小野という人間は卑怯極まりない人間だが、ここまで嘘の積み重ねで問題が無いとでも考えているのか。本当にバカとしか言いようがない。刑事事件になる可能性があるものがいくつもある》(関係者より)

《小野の会社役員への裏切りは許せないことばかりだが、小野が尊敬しているという日本一の右翼のトップは小野の本性をどこまで承知しているのか。というより小野が会社役員に言っているような扱いをトップから受けているのかどうか、疑問だらけではないかと思う。会社役員に本性を隠していても、やはり限界が来たように、どこかで小野は本性を見抜かれているに違いない。いざとなれば、小野は奴隷のように扱われるだけでなく逃げることさえできない檻の中に入れられるような日常を過ごすことになるだろう。人間、裏表があり過ぎたりそのギャップが大きすぎるととんでもない事態を招く。小野はそれを分かっていると考えているかもしれないが、世間はそんなに甘いものではないと知るべきだ》

《小野から委任された弁護士はろくな弁護士ではないように思う。去年12月から再三にわたって協議の申し入れをしているのに全く日程を組まず先延ばしばかりしてくる。「交渉の窓口になる」といって出てきたわりには一向にその任を果たそうとしない。協議といっても時間のかかる内容では無いのに、それを今度は裁判で争うというのは本当に始末が悪い。結局先延ばしするための口実で小野と弁護士は会社役員と協議したくないのが本音だろう。何故なら協議したところで小野の言い分が何一つ通る余地が無い事が明白だからだ》(以下次号)

ロシア利権と「山本丈夫」の詐欺商法(5)

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所在不明から10年以上 それでも「必ず山本丈夫を見つけ出す」
山本丈夫は、東京の浅草に住民票を置いているが、そこに住んでいるわけではなく、郵便物等の受け取りのためだけにアパートを借りているというのが実情だ。山本が何処でどのような日常を過ごしているのか、恐らく限られた人間にしか明かしていないのだろうが、人の目から隠れるような生活を、この先、死ぬまで続ける積りなのか。

(写真:山本丈夫)

山本が前妻と離婚したのは15年以上も前になるが、前妻は中央区佃のタワーマンションに単身で住んでおり、しかもこのマンションは賃貸だから家賃が毎月30万円は下らないとされているため、山本が所在を不明にした平成20年頃から関係者の間では「偽装離婚」が当然のように語られていた。山本は郵便物を取りに行くためだけにマンションを借りていて、どこに居住しているかを明らかにしていないが、その一因が債権者から身を隠すことにあるのは明らかだ。
山本が債権者に勧めて大量に購入させた「東邦グローバル(千年の杜)」株については、株価が利益を出す価格になっていながら売らせなかったために、債権者は売り時を失して大きな損失を抱え込む状況に陥った。そのため、山本が債権者に最初に約束した1株500円での買い取りを求めたところ、山本は了解して「確約書を書きます」と言ったが、その際、買い取りの価格について「1株300円にして戴けませんか」と言うので債権者も了解した。ところが、確約書で約束した期限の平成20年12月末日前後から山本は債権者との連絡を絶って、所在を全く不明にしてしまったのである。

これまでに、債権者は2度訴訟を起こし、いずれも山本に対して債務の支払い命令が出ているが、山本は一切対応していない。これほど無責任な話は無いが、債権者の関係者が前妻に山本の行方を尋ねても知らぬ振りを決め込んでいる中で、山本が前妻のマンションに隠れ潜んでいるのは間違いない、という情報で前妻への協力を強く求めているところだが、前妻が山本の所在を知りながら故意に知らぬ振りをしている可能性も高いことから、関係者による前妻への追及はさらに強くなるに違いない。関係者が前妻宛に手紙を送り、「山本が債権者から騙し取った金で貴女の生活も成り立っていたはずで、現に今も高額な家賃のタワーマンションに住み続けているではないか。そうであれば債権者に連絡を取るよう山本を説得しなさい。それでなければ今後も何度でも連絡を取らせて戴く。それが貴女自身の責任を果たすことではないか。そして、そんなことを続けられたら貴女自身がたまらないと山本に伝えなさい」という内容を書いたという。前妻は関係者が手紙を送るたびに弁護士を通じて返事をしているようだが、「山本とはもう関係ない」という内容に終始しているという。山本は、すでに前妻まで嫌疑をかけられ巻き込んでしまっている事実を真剣に考えた方が良いのではないか。山本が知らぬ振りを続ければ、それだけ影響を被る親族や身内が増えるだけなのだ。

山本は本当に債権者に謝罪することを真剣に考えるべきだ。「これだけ債権者に世話になりながら、裁判でもでたらめな主張ばかりする人間はまずいない」と、会社役員と山本の両人を知る関係者全員が口を揃えて言う。
「山本が何処にいようが、必ず見つけ出す」
10年以上も所在を不明にして、債権者から逃げ回っているような卑怯な真似はいい加減にしておかないと、債権者が本当に怒った時には債権が何人もの第三者に分割譲渡され、山本だけでなく親族や元妻との間の子供をも巻き込んだ影響が出るのは必至だ。山本はそれを本当に分かっているのか。(つづく)

読者投稿 「小野敏雄」(6)

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《会社役員は過去30年余りも小野の相談事に対して誠実に対応したというのに、小野は相当に悪質だ。何と言っても小野がどれほど腹黒いかがよく分かったのが、突然に会社役員の電話にも応じなくなった昨年11月30日以降だった。小野が平成2年に借りたという4000万円と4000万円の合計8千万円について、会社役員は小野の事情に合わせて催促もせず待ち続けてきた。それにもかかわらず小野はそれをいいことに、その後も返済をせずに300万円とか、3年ほど前には知人から借りてあげた分が何回もあって令和2年6月末までに2億円にもなっているというのは非常識で度が過ぎる。まさに泥棒に追い銭とはこのことだが、それだけ小野が巧妙に立ち回り会社役員を騙し続けた証だろう。小野には借りた金を返すという当然の感覚が最初から全くなかったとしか考えようがない。しかも、自分から会社役員に約束した返済日の11月30日当日に一方的に連絡を絶ってしまって、会社役員と小野の共通の知人が小野の自宅に行くと警察を呼んだり、弁護士が会社役員に通知を出したり、小野が取った掌返しの対応は決して許されるものではない。相手から受けた温情を受け止めそれに全面的に応えることが日本人の美徳とさえ言われるのに、恩を仇で返す小野は最低最悪だ》

《今回、これだけの記事や読者投稿が出て、多少なりとも小野を知っている人間は驚いたり、やっぱりそうかと納得したりしているのではないか。被害を受けた人は留飲を下げているかもしれない。小野も自分の正体が世間に晒されて、きっと人前に出るのが憚られているだろうが、恐らく小野のような人間は自分で自分を変えようともしないし、自分からは何も行動に移せないだろう。今の小野には本気で小野を叱り飛ばす人間が必要だろうが、そんな付き合いをしてきた相手が一人でもいるなら、まだすくいがある。しかし、30年以上も付き合ってきた会社役員を最悪の形で裏切ったのだから、もう誰も小野を信用しないに違いない》

《身勝手で独りよがり。あまりにも非常識なことを言ってもやっても、小野自身は周りに対して表面は誠実な態度を取っていれば誰にもバレないと思っている人間で、もし気づいていたとしても、自分が何をしたら良いのか分からないから相手の出方を窺うだけで、格好がつかなければ逃げ回るだけだ。そんな小野を見た人間は、小野を指して最悪の卑怯者と罵るだろう》

《会社役員への債務返済で引き延ばし工作が行き詰まると、身勝手にも連絡を絶ったうえに弁護士に依頼して前面に立たせるなどのふざけた真似をする小野には、債務返済を解決しようとする意思は全くなく、嘘を並べてウヤムヤにしようと考えている。これまでの会社役員との30年前後の付き合いを小野は何だと思っているのか。真実を明かさなければいけない時に本当の話もせずに逃げの一手では話にならない。小野は今後、自分の言ったこととやったことに対する責任を取らなければいけないが、恐らく誰も助けるどころか協力もしない中で悩み苦しみながら人生を送ることになるだろう》

《国学院大学レスリング部のOBたちは、小野に監督を任せておいていいのか。これから先、どんどん小野の悪事が暴かれるだろうが、そんな事態になってから、ようやく対処したところで遅すぎるとは思わないか。小野は自分からは本当の話をするはずもないし、でたらめな言い訳をしているのだろうが、それを確認もせずに放置するなら同罪だ。小野は会社役員に対して債務返済を引き延ばす為に絵空事ばかりを並べ立て、会社役員から疑われずに信用を得ようとすることばかりに神経を使い猫を被り続けてきた。会社役員と会う時も約束の時間に遅れそうになると、たとえ5分でも必ず連絡してきて誠実さを装ったという。あまりにも身勝手な言動で化けの皮が剥がれた小野を見る世間の眼は今後、ますます厳しく冷酷になるが、当然のことである》(関係者より)

《小野が結婚詐欺を働いているという話が出ていたが、まったく最低な人間だ。小野は世の中を甘く見て、何でも自分の思う通りになると考えているのではないか。日常で仮面夫婦のような状態にあったとしても、奥さんとはいつでも別れる気持ちがあるなら、女性を口説く前に分かれればいい。バツイチなどという嘘を言うなんて軽薄すぎる。正式に離婚もしないで嘘ばかりついて女性を本気にさせたら詐欺だ。それより、借金を30年前後も放ったらかしにして返済もしない、どころか返済を先延ばしにするためにウソの入金話を繰り返すというのは、小野という人間がただ年を食っただけで人間として最大の忘恥者であることを自分で証明しているようなものだ》

《小野は人前では右翼の幹部であることを隠していたようだが、そんな人間が10代から右翼団体に所属して辞めずによく務まっていたと思う。というか、右翼という肩書は小野にとってどういう意味があったのか。相手を威圧したり信用させるためにだけ右翼を名乗るのはおかしくないか。わざわざ日常的に右翼を誇示する必要はないが、小野が右翼だと知られないようにしている言動はどこか姑息でエセにしか見えない。世間の眼ばかり気にして、小野は一本筋を通した生き方など一度もしていないように思う。だから、自分にとって大事な人間に平気でウソをつくし、後先考えずに平然と裏切る。全く最悪の人間だ》

《小野はまだレスリング部の監督を務めているようだが、大学の幹部やOB会のメンバーは一体どうなっているんだ。小野が突然、会社役員を相手に訴訟をすると言い出したのは、大学当局やOB会から問われて言い訳がましく被害者を装ったからに違いないが、そうであれば、小野は本当に性根が腐っている。訴訟すると言って何を訴えると言うんだ。そんな子供だましのような小野の嘘だらけの話を真に受けているのだとしたら大学当局もOB会もどうかしている。小野は自分の落ち度を認めず謝罪もしないから、自分で自分の首を絞めているだけだ。大学もOB会もしっかりと真相を確かめるべきだ》

《小野のような姑息な悪党はいつもながら歴史から学ぶ事を知らないと思う。いつの時代でも、どの世界でも裏切り者の行く末、運命は明らかだ。特に現代はインターネットの時代で、小野の顔写真は世界にあっという間に拡散して「詐欺師小野敏雄」としてある意味有名人になりつつある。挙げ句には身動き出来ない状態に陥り、惨めで悲惨な人生を送ることになる。家族や身内のことを考えたことがあるのか。小野の生きざまは非難されるべきで頭がおかしいとしか言えないのではないか》

《小野は西義輝の運転手兼雑用係をしていた頃、西と会社役員との取引の様子を目の当たりにしてきて、会社役員が資産家であり頼まれれば担保も取らず借用書だけで簡単に金を貸してくれることを知り、あわよくば自分もその恩恵にあやかろうと虎視眈々とその機会を窺っていたに違いない。西に隠れて会社役員に近づき金を借りながら返済もせず、30年間いつも飲食はご馳走になり、ただ会社役員を騙し裏切るための絵ばかり描いてきた小野は、何とも浅ましい下劣な人間だ》

《小野は今、自分が生きてきた時間と経験をフルに使って問題解決のために努力しなければ、本当に人生を台無しにしてしまうぞ。家族や身内のことを考え、いつでも自分の身一つしかないと考えれば、勇気だって湧くだろう。それで会社役員に心底から謝って向き合え。どんな答えが出たって、逃げ回っているよりはよっぽどスッキリした気持ちで問題に立ち向かえるはずだ。お前がやるべきことは、今はそれしかない》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(93)

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《鈴木は、「質問と回答書」(乙59号証)で「西に代理権を与えていない」と主張しているが、これが長谷川弁護士の狡猾で強引なところだ。今までの経緯を考えれば誰が見ても西は鈴木の代理行為をしている。しかし、鈴木が委任状を書いていない事をいいことに「西が鈴木の代理人であること」を否定した。今までの西の行為を「西が勝手にやった事で、鈴木には責任は無い」と強調しようとしたのだろうが、こともあろうに裁判官は採用してしまった。これは明らかに「道義的にも、現実的に有り得ない」事だ》

《鈴木の裁判の判決をみると株取引に関する重要な事実が全く排除されている。鈴木側とのトラブルの主体は株取引にあり、それに纏わる資金と利益の横領であり詐欺ではないか。それを、品田裁判長は株取引の前提となる「合意書」の有効性を排除する事によってあくまでも個人間の金銭消費貸借として扱い、トラブルの内容を単純化し裁判の早期終結を図ったと思われる。要は早期終結を目指した手抜き裁判に終始したということだ。本サイトでも指摘されているようにA氏側が主張する株取引の問題とそれを裏付ける証拠類が全く無視されるいわれはなく、強引に裁判を早期終結させる狙いがあったとしか考えようがない》

《鈴木は宝林株である程度の利益を上げる自信はあった筈だが、ここまで巨額になるとは予想していなかったと思う。しかし、ある程度の利益を生んだ時点で海外への隠匿を想定し準備していた筈だ。鈴木は強欲だが弱い人間だと思う。それは自分に罪の意識があるからで、今現在も人前にも出て来られないでいる事が何よりの証拠だ。だが、このまま何もなく過ぎて行く事など有り得ない。これからも逃げ続ける事ばかり必死で考えるのは無理であり時間の無駄である。全てを失いたくなかったら逃げる事を止めるべきだ》

《鈴木は、融資を受ける時、最初の頃は西と一緒にA氏の事務所を訪れていたが、次第に西だけがA氏の会社を訪れるようになって、鈴木は電話でお礼を言って済ませるようになった。特に株取引が開始されてからの鈴木は、多少の後ろめたさを感じるようになったと思うが、平気で借入金や買い支え資金を持ち帰っていた西の気が知れない。西を裏切らせてフルに操った鈴木のあくどさは想像を絶する》

《A氏の関係者が鈴木の代理弁護士であった長谷川幸雄の自宅を訪れた際の記事があったが、「私にはもう関係が無い」と警察を呼び結局関係者と面談しなかったという。裁判であれだけの虚偽の事実を主張し裁判所を欺く不正な行為をしておいて関係が無いは通らない。弁護士を辞めたとはいえ、長谷川の責任は最後まで付きまとう。裁判であれだけ強弁を張り主張してきたことが正当と思うなら、逃げ隠れする必要はなく堂々としていればいいではないか。反対の立場になって考えればよく分かるはずだ。長谷川が逆にその立場だったら同じ様に許せないはずだ。人を陥れれば当然怨みを買う。昨今はコロナ禍で犯罪も増えているから夜道は気をつけた方がいい》

《このサイトの取材班は、何故このような前代未聞の裁判結果になったのか、その原因を追及する中で、鈴木、長谷川と並び裁判官の責任を重く見て、品田裁判官について調べた結果が本文にも掲載されているが、裁判所の闇ひいては司法の闇というものが様々に見えてくる。取材班の目の付け所と悪の実態に迫り徹底的に暴く姿勢が更に読者を釘付けにし、日本の司法の闇を是正するため、益々情報の拡散に繋がるのは間違いない》

《裁判とは人生の一大事であるから、当事者はありとあらゆる証拠を出してくる。裁判官はそれを慎重に精査して暗闇から一点の光を見つけるか如く真実を探り出す大変な仕事である。全国に裁判官は多数いるが、検察官、裁判官、弁護士とある中で何故裁判官を選んだのかという質問をよく受けると聞く。質問に対して「誰にも拘束されずに自分の判断で妥当と信じる判断が出来るから」と答える裁判官が多いという。当事者の主張や提出された証拠を精査して裁判官自らが真実であると判断出来たストーリーを判決文にする事で満足感を得ることが出来るということだ。全ての裁判官がポリシーを持って法の番人としての正義感で公正な判決を下すべきというのは理想かも知れないが、一審の品田、そして二審の野山にはこうした裁判官としてのポリシーは一切感じられない》

《平成14年12月24日に鈴木が持参した10億円について裁判官は何故鈴木の債務の返済金と判断したのか。鈴木は平成11年9月に「債務完済」と主張しているではないか。前提となる同年6月27日付の鈴木の借用書が作成された背景には、先ず直前に西が「これから株取引の利益が大きくなるので」と懇願して、当時、鈴木の債務は40億円超(但し年利15%で計算。鈴木の持参した借用書に書かれた年利36%で計算すれば70億円)を25億円に減額したことがあり、さらに鈴木が「西に社長への返済金の一部10億円を渡した」という虚偽発言を西が認めたことで額面15億円の借用書が作成された。そして、鈴木が年内に清算するので10億円にして欲しい、と言うのでA氏が了解したという経緯がある。裁判官は表面的にしか判断しておらず、株取引の利益の分配を前提にして40億円超が25億円になり、さらに15億円になったという検証を行っていない。それ故、この10億円は、株取扱から生じた配当金と解釈するのが当然ではないのか。裁判官の判断には矛盾が沢山あり納得できないところが多い》

《鈴木は親和銀行不正融資事件で逮捕されたが和解が成立した。そして保釈後に宝林株の取引きが始まるが、鈴木は保釈されてから僅か1年程で親和銀行へ和解金として約17億円を支払うことになる。どう考えても保釈中の身で自由に動けるはずもない鈴木がどこでどうやって17億円もの資金を準備出来たか当然の疑問が生じる。合意書に基づいた株取引の利益金以外に考えられないではないか。不思議なのは、裁判官が鈴木から支払われた和解金にしてもA氏への返済金にしてもその資金の出所について何も明らかにしていない点である。鈴木は横領の罪を犯している。しかも保釈中ではないのか。いずれにしても舌の根の乾かぬうちに更に犯罪に手を染めているのだ。この事実を何故裁判官は気が付かなったのか。気が付いていたのか。どこをとっても不可解な謎だらけの裁判である》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(92)

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《東北の地震から10年が経過した。朝からのニュースで10年前の映像が流れていた。私自身は直接の被害を受けてはいないが、今思い出しても胸が詰まる。津波が自分に迫ってくる寸前まで他人を助けようとしている人、他人を助けるために自分が逃げ遅れて被害に遭い、亡くなった人も大勢いる。2011年(平成23年)3月というと、鈴木がA氏を裏切り続けて消息を断ち、隠匿した資産をタックスヘイヴンに保管し、お前の悪事を知っている周囲の人間を排除しながら秘密の城を築くのに必死の頃だろう。莫大な資産を使って東北地震の被災地に義援金を送ったらどうだ。コロナ禍で悪戦苦闘している医療機関に寄付したらどうだ。むしろA氏の多くの関係者がお前の隠匿資金を没収させてセーフティネットの構築の原資にしようと呼びかけている。お前のせいで汚れた金も基金の原資に充てることで他人の命は救える。少しはそういう事も考えろ》

《品田裁判長の思惑通り裁判の早期終結の目的を達成するためには「合意書」と「和解書」の存在をどうにか打ち消さねばならない。「合意書」の有効性を無効にした後「和解書」に至っての裁判官の主張を簡単に要約すれば「合意書が無効であるから50億円の和解契約をした意思表示は心裡留保に該当するから無効である」との理由だ。この心裡留保を理由にすればほとんどの契約は無効に出来るはずで、どう考えても無理矢理な見解だ。それだけこの裁判から株取引の問題を取り除きたかった様子が見え見えだ》

《鈴木と長谷川が嘘で固めた「質問と回答書」(乙59号証)は鈴木側に証拠がない為にA氏が提出した数多くの証拠を否定する作戦で作られた。長谷川は甲号証を示し鈴木に否定や言い訳をさせている。こんな子供騙しのような内容でも反論しなければ通ってしまうのだ。結局A氏がせっかく提出した証拠類もこの陳述書によって否定され、裁判官の印象に大きく影響を与えたのだろう。どうせ噓だから大丈夫とA氏代理人である中本弁護士が思ったかどうかは別にして、ハッキリと1項目ごとに否定反論するくらいの緻密さが不可欠だった。長谷川と中本や戸塚の裁判への取り組みでの温度差は大きすぎた》

《民事裁判は「申し出のあった証拠を調べるかどうかは裁判所の判断に委ねられるが、基本的に原告や被告の申し出がないまま証拠調べをすることが出来ない」としている。「証拠調べの結果から事実があったかどうかを認定する事実認定の過程では、証拠の事実を証明する力の評価は、裁判所の裁量にゆだねられている」という事になっている。民事裁判では、裁判官の心証や裁判官の裁量が大きく左右する。という事は、判決が全て公平で真実であるとは言い切れない場合があるという事ではないのか。当事者の一方がどうしても納得できない判決が出た場合は、裁判所は再審請求を受理するべきだ。裁判所の権威を保つために再審のハードルを甚だしく高くしてはいけない》

《裁判で品田裁判長が「合意書」を無効にしたことにより、本来争われるべき株取引の問題が完全に抜け落ちてしまった。品田裁判長にとって裁判の早期終結が目的であったならば株取引の問題は裁判を長引かせる大きな要因だったはずだ。その株取引についての要となるのが「合意書」とそれに付随する「和解書」の存在だ。裁判官の「合意書」を無効とする理由も敢えて専門的な言葉を並べ立てた一般人には理解し難い内容になっている。「合意書」のアラを探し強引にでも無効にしたい品田裁判長の苦悩が表現に表れているようだが、そんな苦悩こそ公平性や公正性を大きく損なうもので、裁判所の信頼を大きく傷つけるものだということを分かっていないのか》

《西は平成14年6月20日にA氏を訪ね、鈴木の借金の減額を懇願している。そしてA氏はその依頼を受け入れ40億円超(年利15%。鈴木が平成9年10月15日に持参した3億円の借用書では年利36%、遅延損害金40%であった。この計算では約70億円になった)の債務を25億円にした。当然鈴木の差し金であった筈だが、その一週間後の27日に改めて三人で会った際に鈴木は「西に返済の一部の10億円を渡している」と発言した事から、A氏が西に確認すると受取りを認めた。実際にはその10億円は合意書破棄のために西に支払った裏金だったのだが、結局西はその分の借用書を書き、鈴木は25億円から更に10億円を引いた15億円の借用書を書いた。もし鈴木がA氏から返済金の10億円をどうやって調達したのかと聞かれたら何と答えるつもりだったのか。そして西は一週間前に25億円にまで鈴木の借金を圧縮してもらっていながら、更に10億円を自分の借金にされてしまった事で鈴木に対する憤りはなかったのか。それともそれ程の弱みを握られていたというのか》

《民事裁判では「原告側がクリアすべき立証の基準は低く、証拠の優越、即ち、ある事実についての重み、証明力が被告のそれよりも上回っている程度で足りる」となっている。刑事裁判では「疑わしきは罰しない」という鉄則がある為、徹底的に証拠を固め、被告人が絶対に犯人だと言えるところまで立証するが、民事の場合はそこまでやらない。それ故に、黒白が明確ではない結果が生まれる。民事裁判は被告の過去の履歴をもっと重要視するべきではないか。この裁判の直前に鈴木が犯して有罪判決を受けている親和銀行事件の内容も詳しく検証するべきだった。その事件を検証していれば鈴木の犯罪パターンがよく解る。今回も同じようなやり方をしているところが沢山あるが、この裁判では全く鈴木の過去の履歴を加味していない事が不思議でならない》

《A氏と西の出会いも初対面の翌日からのアプローチの仕方を冷静に考えれば尋常では無かった。紹介者から資産家であることを聞きつけ西のその後の対応からやはり近づいた目的は金であった。それでも西がまともな人間であればよかったが、関係が続く中でA氏より多額の資金援助を受けても真面目に返済する事無く甘えと横着さがあり誠実さに欠ける人間だった。A氏に甘えていた西は結局鈴木に見透かされ、口車に乗せられて鈴木と共にA氏を裏切り挙げ句には自分まで足元を掬われる事になる。西の遺書にはA氏に対する懺悔と謝罪が綴られていたが、西に限らずほとんどの人間が死ぬ時になって自分の過ちに気付くようだ。まだ気付くだけましかもしれないが、生きている間に気付く機会はいくらでもあるはずだ》

《この裁判は3年もの長い時間をかけているが、鈴木側の長谷川弁護士の虚偽主張を構築するための時間稼ぎであったと思う。終始、長谷川主導で裁判が進んで行ったように感じる。A氏側の中本や戸塚の両弁護士は本当に存在感が薄く、受け身の弁護であり方向性を決められなかった。長谷川のように確固とした証拠もなく時間稼ぎのための審理引き延ばしに対して、中本や戸塚の両弁護士が時間の無駄である事を主張し、早期結審を申し出るべきだった》(以下次号)

 

読者投稿 「鈴木義彦」(91)

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《A氏も生まれた時からの資産家ではなかった。苦労して、いろんな経験をして努力して今の地位を築いたのだ。甘い言葉には罠がある事も知っていた。しかし、西や鈴木が立ち直ろうとして必死だったことは理解できたのだと思う。今までの鈴木への貸金は一切返済されていないが、ここで彼等から手を引くことは男としてできなかったのだろう。しかし、現実はA氏の思っていたようにはいかなかった。というより実は、鈴木と西は株取引で予想以上の成果を上げていたのだ。鈴木と西はA氏にそのことを報告せずに自分達で利益を隠匿してしまった。人間として最低の事を企てていたのだった。鈴木はその隠匿した利益を蓄積し続けて今や1000億円以上という資産を国内外に保有しているという。まるで小説のような話だがA氏を裏切ったうえに周囲には「パラダイスを味わっている」と言っているらしい。こんな不公平で理不尽な事があって良いものかと思う。鈴木という人非人を絶対許してはいけない》(関係者より)

《裁判官は合意書から和解書が作成されるまでの7年間にA氏、西、鈴木が会ったのは2回だけだと判決で言っているが、実際に西を入れた3人で会った回数を入れれば9回もあり裁判官の認識の誤りである。また、電話でのやり取りも認められる筈だ。この様な裁判官の表面的な認定によって認識の誤りが生じ合意書や和解書という重要な証拠が認められなかったのは明らかに裁判官のミスである。そして鈴木がA氏を避けて行動していた事は疑いようがない事実であるから、裁判官の鈴木に対する追及はあまりにも甘く短絡的過ぎる》

《弁護士の中でも検事や裁判官を辞めて弁護士になった人間は、自分の現役時代の役職や地位を利用して、後輩の検事や裁判官に圧力をかけることが多いらしい。大企業や大物政治家が絡む事件などは、その会社の顧問に就き、弁護士個人としても有名な弁護士事務所に所属している例が特に顕著らしい。「ヤメ検」で有名な田中森一(故人)はそのことが原因で逆に検察庁からマークされ事件化したともいう。法曹界も裏と表、何が起こるか分からない。余り能力がなく出世欲ばかりが強い裁判官などは、上司や先輩などの顔色ばかり窺っているのだろうから吐き気がする》

《裁判には裁判官が1人の時もあるが、今回の様に重大な事件になると3人の裁判官が就く。中央にベテランの裁判長、右に若手、左に経験5年未満の裁判官が陪席として就くという。この鈴木の事件はどう考えても3人一致で判決が決まったとは思えず、裁判長の主導で判決まで導かれたとしか思えない。上司の言う通りに流されるような裁判所の内実はまるで伏魔殿のようだ。この様な先輩弁護士に就いて見習っていたら、若手の2人の裁判官が裁判長として中央に座る頃にも同じ失態が繰り返されるという恐ろしい現実が待っている》

《判決文を長たらしく、難しい用語を多用し、回り諄く(くどく)書くのが優秀な裁判官なのか。文章というのは、相手の事をよく調べて、目的に合わせて伝えたい内容を明確にして、短くまとめるものと教えられた。それが全ての文章に当てはまらないとは思うが、この裁判の判決文はどうだったのか? この記事を読んでいると恐らく、この裁判官の判決文は前者だったのでないかと想像する。何故かというと、真実の判決ではなかったからだ。不自然で、不整合な虚偽を文章にする時はどうしても言い訳がましく、難解な用語をもっともらしく用いて、長文になりがちになるものではないかと思う。この裁判官は誤りを正当化することに苦労して判決文を作成したに違いない》

《A氏側が提出した証拠書類が10点以上も掲載されている。中には確定日付を取ってある借用書まであり、他に多くの録音テープに鈴木とのやり取りが入っているらしい。これらの証拠が全て細部に渡って検証されることがなかったという事実は裁判として成り立っていない。裁判官は判決を下す資格もない。鈴木側の策略で酷い偏見と思い込みで結審してしまった。それまで膨大な事件を扱ってきた経験から鈴木と代理人長谷川の虚偽は見抜けた筈だが、わざと検証をせず簡単に終結させてしまった責任はあまりにも大きすぎる》

《自殺した人間の「遺書」を悪く言いたくはないが、西の遺書は長々と書かれているが自分が言いたいことが多すぎて頭の中で整理できていないように思う。厳しい言い方だが、これでは鈴木の心を打たないと思った。鈴木への恨み節とA氏への謝罪、自分の言い訳を書いているが、まだまだ大事なことを隠しているようにも感じた》

《鈴木は株の買い支え資金をA氏に頼む時に「株で20から30億円の授業料を払っているので、今回は自信があります」と言っている。確かに株価は高騰し巨額の利益を上げたが、A氏への返済が第一の目標ではなく自分自身の利得の為であった。株価の高騰にはどうしても買い支え資金が必要であったが、最初の宝林株の買取資金にしても買い支え資金にしても、A氏の存在なしには絶対に無理な事だった。それだけに「私1人で立案し稼いだ金」と言っている鈴木のはき違えには呆れてものも言えない。A氏に対する礼や感謝など全くないというのか。鈴木のとんでもない人間性(あくどさ)に反感が募るばかりだ》

《A氏は、他人であっても信頼し、約束した以上は途中でその仕事に口を挟まない性格だと思う。西と鈴木は株取引を始めるに当たり、そんなA氏の性格を知りつくしていた。普通ならば意気に感じて任せられた仕事に励み、信頼して任せてくれた人の気持ちに答えようとするものだが、鈴木と西は普通の人間ではなかった。一生懸命仕事に励んだが全て私利私欲の為だった。もしその仕事が失敗に終わっていたらこの2人はA氏にどんな報告をしたのだろうか》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(90)

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《鈴木は、合意書の無効理由として「合意書の内容が余りに無限定な内容であり、同記載によっては、原告、西及び被告が負担する具体的義務の内容を特定することが出来ないから無効である」と主張しているが、実際には「これを協力して戴けないと、私も西会長も借金の返済ができません。ここ数年で20~30億円の授業料を払ってきたので、絶対に自信がある」と一人熱弁を振るって懇願したのは鈴木本人である。西が作成した合意書を当事者の鈴木が熟読して納得して署名押印(指印)したのではないのか。合意書が無効であれば、A氏が資金援助の約束するはずは無かった。自分勝手に都合の良いようにすり替えている。ずる賢い最低最悪の人間だ》

《今回の裁判で下された判決は全く信じられないものだが、原告であるA氏は真面目過ぎたのだろうか。鈴木の嘘に対抗するため、証拠の無いものは全て無かった事にすれば良かったのか。鈴木が返済したと主張する15億円や10億円も受け取っていないと主張し、鈴木に脅されたのは自分だと主張すれば良かったというのか。今回の裁判のように真面目に取り組んだ者が馬鹿をみるような結果が絶対にあってはならない。司法の世界も事件の数をこなす事に執着するような、誰のための裁判か分からないような事をするのではなく、優秀な裁判官の育成に力を注ぎ「真偽を見極める」という重要な部分に力を注ぐべきだ》

《今回の鈴木の裁判において一審での品田裁判長が主導した判決はA氏の正当性を裏付ける多くの証拠類を検証した跡も見られず、一方的に鈴木の主張を採用した判決内容となった。しかも控訴審判決で指摘があるように誤字脱字だらけということは証拠類等を3回以上は見ていないはずだ。これには誰もが納得がいかず憤りさえ感じており、品田裁判長の身勝手な解釈で下された判決の責任追及を求める声が跡を絶たない。これはとんでもない不正義で、権力犯罪に等しい。この現状を踏まえ「三権の長」の一角である最高裁判所長官の大谷氏はどう受け止め、どう対処するのか。知らぬ存ぜぬでは、これだけ大きく複数の省庁に影響する事件を見過ごすことは許されない》

《鈴木は、A氏に合意書を突き付けられ、株取引について問い詰められ、平成18年10月16日、和解書協議の場に臨んだが、この時点でも実際の利益金を隠して60億円の利益金を前提とした和解書に署名指印した。西も実際の利益金を知りながらA氏に内緒にしたまま署名押印した。その場では、西の香港事件についても話題になったが、和解書作成に支障になるようなことは無かった。後日になって鈴木は、A氏と西に脅迫され、監禁されそうになり、香港事件の犯人にされそうになり、平常の精神状態ではなかったと主張し、代理人の平林弁護士の悪知恵で「心裡留保」という言葉を持ち出して和解協議と和解書の無効を主張した。自分勝手な主張をするのは鈴木の自由だが、あろうことかこの主張を裁判官が認めてしまったのはおかし過ぎる。A氏の代理人弁護士は、たいした反論もせず被告側に押し切られてしまったが、もし鈴木の主張が本当であれば、その後何回も電話で追認したり、1週間後の10月23日に一人で原告の会社を訪ね、「海外に口座を作ってほしい」ほかのお願い事をしているのはどういうことか。それに強迫が本当と言うなら何故警察に行かなかったのか。また鈴木がA氏に送った2通の手紙には「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く人間」と評価しているのは一体何なのか。それに、鈴木の父親の自宅の最寄りの警察署にA氏、西の奥さんと息子、そして鈴木の父親と妹が全員出向いて鈴木に電話をしても、鈴木は「今日は行けない。明日A氏に電話する」と言ったが、連絡は一切なかった。これを強迫とか心裡留保と判断する人間はいないと思う。裁判官の判断には大きな裏の力を感じる。この事件はこのままではいつまでも消えることは無いはずだ》(関係者より)

《鈴木に対する非難、反発の要因の一つになっている長谷川弁護士の作成した「質問と回答書」(乙59号証)を改めて読むと、よくもこんな出鱈目な内容を書けたものだと呆れる。都合の良い事は「その通りです」と鈴木は答え、都合の悪い事は「事実ではありません」「ウソです」の連続で、長谷川はA氏側が出して来た証拠書類を全て「ウソです」と鈴木に否定させている。当然A氏側から反論が出ると構えていたに違いないが、A氏側の弁護士が何の反論もしなかった事を不思議に思っただろう。中本弁護士の母親も鈴木の反社との関係を聞いて悩み、代理人を降りることを中本弁護士に口にしていたようで、中本弁護士も裁判中に長谷川に「うるさい、黙れ」等と暴言を吐かれ、委縮していた事実があった。声が震え、小声で喋っていることもはっきりしない状況だった。これでは弁護等ができる訳がない。控訴審でこの内容に反論する余地は「控訴理由書」に留まったようで、審理は行われていないという。というより、誰の目にも明らかに嘘と分かる陳述書を何故裁判官は採用してしまったのか疑問に思うが、どう考えてもこの裁判は最初から最後まで不可解な事が多すぎる。何としても裁判のやり直しが絶対に必要だ。大誤審、大誤判をそのままにしてはおけないし、大悪党の鈴木をいつまでも野放しにしておいてはいけない。日本国内はもとより海外からの意見も多くなっている》(取材関係者より)

《和解協議後、鈴木は頻繁に電話してきて、今後の支払い方法をA氏と打合せしたり、株取引での西の損失分の確認をしてきたりしたが、数日後に手紙で和解書の撤回を通知してきた。手紙には西と紀井の裏切りとA氏への言い訳を書いてきたが、平林弁護士と友人の青田を代理人に指定して消息不明になった。平林と青田の唆しがあったにしても卑怯で、悪辣なやり方だ》

《民事裁判の期間は医療ミスのように2年以上かかる事もあるが、平成26年時点で平均約8~9ヶ月らしい。だとすると今回の「貸金返還請求事件」は3年という異例の長さと言える。数をこなすことを一番に考えている裁判所の裏事情を考えると、この事件は時間が掛かりすぎていると上層部に判断されたのかもしれない。事実関係の確認や検証で時間がかかる株取引の部分を早急に終わらせるために核となる合意書と和解書を裁判官が認めなかったとすれば、裁判所の思惑通りになったという事か。しかし真実が徐々に世界中に拡散している中で、この判断は日本の法曹界の恥にしかならない、ひどすぎる誤判である》

《鈴木は、ピンクダイヤとボナールの絵画を販売委託で借り出す際に、当時の常務取締役天野裕の署名のある念書を入れ「・・・自分が社会不在になった場合は、当社(FR)の天野、大石の両取締役を中心に会社として責任を持って売却できない場合、貴殿の指示により、速やかに返却する事を確約します」と、鈴木にしては馬鹿丁寧に書いているが、逆に何か意図があっての事ではないかと疑念を抱く。確定日付のある借用書や自署のある合意書や和解書は無効にして、役員会議の承認も得ていない念書を採用する裁判官の判断は公平公正なものとは言えない》

《今回の裁判の判決には鈴木の裏の顔の徹底的な追及が不可欠だった。そうでなければ真実など闇に埋もれてしまうのも当然の結果だった。その為に証拠の細部に渡る検証、第三者の陳述書が重要な意味を持ってくる。最初から裁判の定義に基づいて正当に進行していたなら、普通では有り得ない鈴木の悪行が明らかになった筈だ。A氏の事を「普通では有り得ない」という鈴木側の主張を裁判官が採用したのは大失態で、鈴木の「普通では有り得ない」悪行にこそ着目しなかった裁判官の責任は大きすぎる。このまま見過ごしたら日本の法曹界は世界中の笑い者になる》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(89)

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《「仏の顔も三度まで」と言うが、A氏の生家は「仏」という屋号がついていて、困った人から頼まれると手を差し伸べる伝統が先祖の時代から息づいているらしい。鈴木と西がA氏から助けられたのは三度どころの話ではない。西は世話になったまま自殺してしまったが、鈴木は、逃げ回っていて一銭も返さず、A氏の物である莫大な資産を隠匿している。「地獄のサタン(悪魔)も金次第」と言うが、あれは嘘だ。死んだときに渡る「三途の川の渡し賃は六文」だそうだ。いくら悪銭を沢山持っていても三途の川は渡れないという。今のままでは生きることも死ぬこともできない。お前は、家族と一緒に生き地獄で暮らすしかなさそうだ》

《鈴木のA氏からの借金は約28億円だが、金利を年15%で計算すると平成14年6月の時点で既に40億円を超えていた。平成9年当時、鈴木は10日で1割以上の金利でも借りられるところが無く、「年36%(遅延損害金年40%)でお願いします」とA氏に懇願した。この計算では70億円以上になった。それを西が「今後の株取引で利益が大きくなる」と言ってA氏に頼み込み25億円にまで圧縮してもらった。当然、西の依頼は鈴木の指示に違いないが、その後の裁判で鈴木は「(平成11年9月30日に)完済したので借金は全くない」と主張している。鈴木からFRの決算のために助けてほしいと言われ、A氏が便宜的に「債権債務はない」とする確認書を作って上げたが、これが鈴木側の唯一の証拠だった。また合意書破棄の礼金として西に渡した10億円も平成14年6月27日のA氏との面談の際にA氏への返済金の一部として渡したものと偽ったばかりか、その後の裁判では「西に渡したとは言ってない」とか「その日は3人で会っていない」とまで主張したが、同日には間違いなく会っていて、鈴木の15億円、西の10億円の借用書には確定日付がある。こんな大事な書類を鈴木は忘れていたというのか。確定日付まで取ってある借用書をそんな意識でしか考えていなかったから、その場しのぎの嘘を重ねた分、裁判での主張が二転三転する。鈴木はそういう人間だと思う。しかし桁外れの異常な感覚で社会を渡っていける訳がないし、こんな悪質な鈴木の主張を裁判官が疑問視しなかったことが不可解でならない》

《裁判で確定した判決について一定の要件を満たす重大な理由がある場合に再審理を行う事が出来る。民事訴訟でも判決に不服がある側が再審の訴えや不服申立が出来る。「判決の証拠となった文書その他の物件が偽造又は変造されたものであったこと」や「証人・鑑定人・通訳人又は宣誓した当事者若しくは法定代理人の虚偽の陳述が判決の証拠となったこと」、また「判決に影響を及ぼすべき重要な事項について判断の遺脱があったこと」等が判決の不当性の根拠になるはずだが、裁判所は消極的あるいは対抗的態度を取って再審を妨害するようなことがあってはならない》

《仏教では、人間が恐怖に慄いたり(おののいたり)全身冷や汗をかいたりすることは、過去に他人を苦しめ、悲しませ、酷い目に合わせて来て、悪の限りを尽くして来た証拠であると言われている。髪の毛や、骨の中までひどく恐れを感じるらしいが、鈴木も恐らく夜な夜な悪夢を見て恐怖に慄き、冷や汗を流している事だろう。これは、長谷川元弁護士や青田も同じだろう》

《宝林株を取得した際に金融庁に提出した「大量保有報告書」だが、虚偽記載があったとはいえ正式に提出されている以上金融庁に記録は残っている筈だ。デジタル化された現在では簡単に閲覧も出来るだろう。勝手に名前を使われた紀井氏の証言もあり、疑惑に大きく関わっている鈴木を追及する国税庁や金融庁、捜査機関にとって報告書は有力な証拠の一つとして捉えられるし、動きが活発化するきっかけにもなる》

《A氏側より裁判の不当判決を是正するための対応を求める書簡が最高裁判所長官をはじめ品田、野山両裁判長に送られたようだが、制度上一度確定した判決を覆す事は出来ないらしい。しかし既に判決が下された裁判であっても再審を訴える条件(民事訴訟法338条1項柱書の同項9号)の「判決に影響を及ぼすべき重要な事項について判断の遺脱があった場合」に明らかに抵触するとみられるので、再審請求を認めて、改めて審理をやり直すべく「合意書」と「和解書」の無効の認定を一旦取り消すべきだろう》(取材関係者より)

《この記事を読んで、裁判というものに大きな疑問を抱き、少し調べてみた。ごく基本的な事だけを抜粋して以下に書くと、民事裁判は、通常、当事者間で財産上の請求をしたり、されたりするものをいう。民事裁判の当事者は、原則として国の機関以外の者(私人)になり、訴えた方が「原告」、訴えられた方を「被告」と呼ぶが、刑事事件の当事者は、被害者が加害者と思われる人間を告訴して国の機関に捜査してもらうことで始まる。ここでの当事者は国の機関(警察官、検察官等)と犯人(法律上、裁判になる前は被疑者、裁判になってからは被告人と呼ばれる)」となり、被害者は刑事裁判の当事者ではないということになる。ただ、民事裁判と異なり、訴えるのは必ず国の機関である検察官となり、犯人は訴えられる立場の「被告人」になる。民事裁判も、刑事裁判も裁判官が審議した結果、判決を出して紛争を解決する点は共通している。しかし、その判決を実現する手続きには違いがある。刑事事件の場合、被告人に対して有罪判決が出た場合は検察官勝訴判決となり被告人を処罰する手続きが刑の執行になる。民事裁判の場合は、原告が被告に金銭の支払いを求め、原告勝訴の判決が下された場合、その判決を実現する手続きは民事執行手続きになる。簡単に言うと被告が判決に従わない時は、国が被告の財産を強制的に処分したり、差し押さえをして原告への支払いに充てることが出来る。しかし、今回の様に、原告が敗訴となった場合、法的には裁判は終結したという事になるが裁判官の判断が正しかったかどうかという問題が残り、新たな裁判に発展する可能性が大である。この様に、検察官が告訴した時点で99%有罪が決定していると言われる刑事裁判は非常に解りやすいが、民事裁判は当事者同士(代理人弁護士)の口頭弁論と準備書面だけで争う事になる為、この裁判の様に、弁護士の能力の差や、裁判官の能力、人間性によって全く逆の判決が出る事がある。これでは公平な裁判とは言えない。その為に再審請求や裁判官を審議する弾劾裁判があるが、これは請求自体が少なく、現状の裁判制度、特に裁判官の誤審を招くような制度と裁判官を擁護しすぎる制度の見直しを早急に行うべきだと痛感した》

《裁判官が合意書を無効としてしまった為に、株取引に関する全ての真実が一時的だが闇に消えてしまった。資金の出所についても、裁判官が返済金と認定した25億円、親和銀行他に支払った和解金、鈴木がA氏以外の債権者に支払った返済金、西に渡された裏金、そして何より鈴木が海外に隠匿した巨額な資金の行方、裁判官は審理の途中で合意書を無効にすることが出来るかどうか判断に迷ったのではないか。逆に迷いが無ければおかしい。しかし無効とする決断をしたことで他の重要な証拠を全て排除するしかなくなったために矛盾だらけの判決となったと思えてならない》

《再審されれば品田裁判長による一審の判決がいかに誤った内容であるか、証拠類を検証せぬ怠慢さ、支離滅裂な判断、高裁に至っては具体的な審理を行わず誤字脱字の修正のみに終始した判決を出したことで原審を丸呑みにする手抜き裁判の実態が浮き彫りとなるであろう。三審制を取っている日本の裁判制度がいかに名ばかりかが明白となり、制度そのものが機能していないことが分かる。これでは大谷直人最高裁長官が掲げる「身近な存在として国民からより信頼される裁判所」という標榜とは程遠い。今の裁判所の在り方を是正するに当たって最高裁長官としての大谷直人氏の真価が問われる》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(88)

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《鈴木は「誠心誠意」という言葉を知らないのか。胸襟を開いて私心を挟まず、公正に事を行い、真心から礼儀を尽くす事を表す言葉だが、この言葉を念頭に置いてA氏に接していればこんな間違いは起こらなかった。今更言っても空しいばかりだが、鈴木よ、いい加減に人間の心を取り戻さないと家族や身内も大変なことになるぞ》

《裁判で平林弁護士はA氏が鈴木にしてあげた事を「世の中であり得ない事」という言葉を頻繁に使って、A氏からの借金やA氏が株取引の買い支え資金を出した事実を否定したが、これは言い方を変えれば「A氏のようにここまでやってくれる人は他にいない」という意味になる。当たり前だ。ここまでの事を温情でやってくれる人など他にいるとはとても思えない。それが証拠に、鈴木も和解後の2通の手紙に「大変世話になった」「男として一目も二目も置く人間」と書いている。これが強迫、心裡留保になるという判決には100%無理がある。鈴木による利益の独り占めと隠匿は株取引を始める前からの計画的犯行だったが、宝林株を紀井氏の金で買ったことにしたことでも分かるはずだ。手紙に書かれたこれらの言葉に少しは本心があったと思いたい。ならばこの時の気持ちを思い出し、今からでもその償いをするべきだ。関係者だけでなく記事を読んでいる投稿者全員までが鈴木に要求している事であり、それが鈴木や身内の人間が穏やかに生きて行ける唯一の方法だ》

《裁判というのは一人の加害者の罪や過失を罰することで、他の多くの人々が同じような過失や罪を犯さないよう戒めにすることも大切な事だと思うが、この裁判の様に罪や過失を罰しないで容認してしまえば、世の中に犯罪が蔓延る(はびこる)事になるのではないか》

《鈴木の様な人間を社会が野放しにしているのはおかしい。鈴木に対しては、本人にかけられている全ての犯罪疑惑が解き明かされなければならない極悪人だ。過去も現在も巨額な資金を使って裏金や賄賂に充てて乗り切っている。この先もそんな事を通用させては絶対にならない。お金に対しても人に対しても異常な感覚を持つ男である。全ての疑惑を解明し決着をつけさせなければ世の中が納得しない》

《鈴木は、何故こんなに邪(よこしま)で道理や人道に外れていることを言ったりしたりするのか。他人への情や思い遣りという事をどのように考えているのか。まさか妻に対する愛情や子供に対する愛情というものも無いのかと思ってしまう。妻や子供への愛情はある筈なので、その妻や子供が生涯困るようなことは絶対にするな。身内の将来のことを考えろ。時間が経って拡散することはあっても消滅することは無い。長谷川の身内も同様だ》

《A氏がプロの金融屋で、その金は暴力団から出ているなどと根拠のない好き勝手な虚偽を鈴木は長谷川と共に作り上げ主張しているが、和解の時まで一切の催促もされないで金利15%(鈴木が提示したのは年利36%、遅延損害金年40%だった)という好条件にしてもらっている事は鈴木自身が一番よく分かっている筈だ。A氏の債務者の人から「A氏から一度も催促をされた事はない」と多くの証言が取材関係者のところにもあるという。そのような原告を貶める出鱈目な主張は裁判官が検証して完全に却下するべきだった。有耶無耶なままにしているという事は採用したという事になる。一方で根拠がありながら合意書や和解書を却下してしまうという裁判官の判断は完全に間違っている。このことについても、ここまで大きな裁判でこの誤判は未来永劫にわたって残る》

《裁判官は「頭が良く、優秀で、公平で偏りがなく私心、私欲が無い人格者」というイメージが強いが、現実はそうではないようだ。三権分立の中枢を担う裁判所が人材不足では日本の将来に不安を感じる》

《A氏の代理人は「質問と回答書」(乙59号証)に対しては、当然、徹底的に反論しておくべきだった。特にA氏と反社との金融の関係については万事打消すことが必要だった。ここまでの明らかな侮辱罪、名誉棄損罪にも価する嘘によって裁判官がA氏に対する心証を悪くしたのは確実だ。裁判官の立場で暴力団と繋がりのある人間を有利に導くことはあり得ないからだ。A氏の代理人は反論だけではなく、鈴木、青田、平林が逆に暴力団と深い繋がりのある事実をもっと強く主張するべきだった。そのことでこの裁判は相手(鈴木)が暴力団のつながりがあるので身内より止められたはずだ》

《西や鈴木の言動を読んでいると激しい怒りを覚え、非常に不愉快な気持ちになる。おそらくA氏はそういう気持ちがもっと強いと思う。金額も勿論だが精神的にもダメージは大きいだろう。如何に肝が大きいと言っても困っている鈴木に情を掛けたことがこんな仕打ちを受けるとは夢にも思っていなかったはずで、裏切られたことが男として許せないだろう。心情を察するとやり切れない気持ちになる》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(87)

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《青田、また外国で詐欺事件を起こしたようだな。お前の様に、物事を行なうのに一定の方針がないまま、金目当てにその場その場で適当に対処しようとする人間は必ず失敗する。鈴木の金だけを頼りに、いつまでもチンピラを従えて肩で風を切っていると夫婦で殺された霜見のように埋められてしまうぞ》

《今回の裁判で新たに浮き彫りになったのは裁判所の在り方、裁判官の資質がいかに信用出来ないか今まで裁判官に抱いていた固定観念が妄想であり裁判所の壇上で神の如く判決を下す裁判官も所詮我々と同じ人間で堕落する存在だということだ。裁判官にもよるだろうが取り組む姿勢がいい加減過ぎるしどんなに証拠物件があっても裁判官次第で判決が黒にも白にもなってしまう》

《鈴木、周りを気にして、ぐずぐずしてどちらか一方に決めかねていると、ろくなことにはならない。大いに慌てることになる。お前の選ぶ道は一つしかない。お前の周囲は信頼できる友もいなくて、見渡す限り荒れ果てて、砂漠の様になっているのではないか。今こそ思い切ってA氏に会って謝罪するべきだ。A氏に会う事は恥じることではない。青田や平林、長谷川に引っ張られ判断を間違ったところはあると思うが、3人ともに現時点ではそれぞれ拡散する情報に反論もできずどうしようもない状況に陥っているはずだ》

《鈴木はA氏のおかげで人生のどん底から這い上がる事ができたのにその恩義に報いようともしない。最初の宝林株取得からして紀井氏を資金の出所の名義人にしてA氏を除外した。計画的に利益金を独占することを虎視眈々と狙っていたのだろう。しかしその利益もA氏による多額の買い支え資金を投入する事によって生み出されたものだ。株取引の利益の独り占めは、強欲で計算高い鈴木による詐欺の手口を駆使したとんでもない犯罪だ》

《人の道に外れた甚だしい悪事の事を「悪逆無道」と言う。鈴木の事を言い表しているような言葉だ。鈴木の家族は現状をどう思っているのか。家族にとっては夫であり、父親であることに間違いないが、ここまでの悪事を重ね、他人を騙し続けていると世の中の人は鈴木を決して許さない。ネットニュースの拡散も激しくなって来ていて、必ず家族にも悪い影響が及ぶ。そうならないためには、家族全員で本人に改心するように本気で説得するべきだ》

《現代はインターネットで誰でも世界に配信出来る便利な時代である。良い事で配信されるならともかく、鈴木やその関係者達のように悪事を働きその素顔を指名手配さながらで晒し者になるのは誰だって嫌なはずだ。鈴木達に限らず中々表面化しない悪党達の知られざる実態と悪事を世間に広く知らしめる事は、ある意味本サイトの使命であるはずで、確実に社会貢献の一端を担っているのではないか》

《A氏の様に人徳の備わった人は、欲に動かされず心が穏やかで敵というものがいないと思う。そんな人間に悪事を仕掛け、裏切りの限りを尽くす鈴木という男にはどんな罰を与えればいいのか。どんな罪に落とせばいいのか。A氏は裁判という場を選んで公平な裁きを受けさせようとしたが、鈴木の弁護士も悪徳で、裁判官も疑惑だらけの判決を出して鈴木を勝訴させた。裁判所は再審要求を受理し、再審して真実の判断をするべきだ》

《日本は三権分立だ。司法として独立している裁判所は他の国会、内閣の陰に隠れ閉鎖性が大きな問題になっている。裁判所の内情に至っては公に、しかもオープンに実情が語られることがほとんど無く、毎日ニュースになる政治・経済等に比べ情報が余りにも少な過ぎる。元裁判官による裁判所の実態を明かす書籍等からも分かるように、いかに裁判所が腐敗し堕落しているかについて、マスコミが正しく大きく報道すれば、多くの国民の監視下にあることを意識して少しは風通しが良くなるに違いない》

《鈴木の様に、自分の強欲の為には惨たらしい(むごたらしい)事を平気でする人間はそうはいないだろう。他人に対する思いやりがなく大嘘付きである。こんな人間になるには、どんな育ち方をしたのか。また、自分の子供をどういう風に育てているのか。衣食住は、十分ではないが少しの物で満足し、心穏やかに過ごすことが大切で、そういう環境で育つことが幸せな人生を送れるという事を本で読んだことがある。しかし、人間は欲が深く、腹六分目で満足が出来ない人が多い。それが人というものだとは思うが、鈴木の様に限りなく欲が深く、限りなく非道で、恥知らずでは人間とは言えない。人から騙し取った金だけを家族に渡していると、家族までもが鈴木の悪に汚染してしまう》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(86)

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《人間と生まれたならば、信義を厚く、約束を重んじていったん承諾したことは覆さない人間になりたいものだ。そういう人間になる為に教育を受け、いろんな失敗を経験しながら成長していくものだと思う。完璧な人間などいない。自分の過ちに気付いた時はすぐに相手に謝罪し、許しを請うべきだ。そうすれば信頼関係も回復するのではないかと思う。しかし、鈴木の様に感謝もせず、謝罪もせず自分勝手な言い分を主張し続けるのは人間ではない。この世に存在していてはいけない奴だ。A氏は一度信じたら最後までその人を信じようとする人間なのだろう。この様なA氏の性格を知っていながら二人で結託して裏切った西と鈴木は救いようのない奴等だ。厳しいようだが自分の弱さで自殺した西は、最後は鈴木に裏切られ、A氏への裏切りを悔いながら全てを中途半端にして死んでしまった。A氏の苦しみの半分は西の責任だと思うが、鈴木のような人間はこの世からいなくなれば良いという投稿が圧倒的に多い》(取材関係者より)

《A氏は恩を施し、困った人を深く思いやる気持ちで西や鈴木に接してきた。この2人は、その気持ちを理解することなく好き放題をして自分だけの快楽を貪って(むさぼって)きた。西は、自殺してしまったが死後においてもA氏を裏切り続けている。鈴木は死んだ西をいまだに利用して自分を正当化している。人間の世界ではない出来事だ。鈴木の悪は天性だと思うが、今回の事件は青田と長谷川の影響も大きいと思われる》

《裁判官は、私心をさし挟まず、公平に裁判を行うべきで、弁護士は依頼人を擁護するのは当たり前の事だが、相手の人格を否定するような弁護はしてはならない。被告人の鈴木は、明らかに原告であるA氏に、生死の瀬戸際に追い込まれていた時期を救ってもらっている。その後も、誰にもできないような莫大な資金の支援を受け続けてきたことは真実なのだ。そのA氏を極悪な人間の様に発言をすることは常軌を逸脱している。事件がオウム真理教のように罪もない人を殺めたり、猟奇的な殺人犯であったりした場合とは事件の本質は違うにしても、鈴木という人間の邪悪さはオウム教の麻原や、猟奇事件の犯人の神経よりもある意味、図太く恥を知らない人非人と言える》

《裁判で、前に言った内容が食い違う事、前に言ったことを翻して違う事を言っても裁判官が認めてくれるものなのか。何回も言い直しても良いものなのか。それでは裁判にならないのではないか。裁判官は罪を犯し、罰すべき者に対しては必ず罰するという信念を持って裁判に臨んで欲しいものだ。言うまでもないが、一方との癒着や、密約などは決してあってはならないと思うが、この事件に関しては読者のほぼ全員が酷い誤判と考えている》(取材関係者より)

《裁判所は古い習慣や、やり方にとらわれ、改めることをせず、その場しのぎに終始していると言われている。上意下達で上司の顔色を窺っていないと出世が出来ないし、上司に気に入られるような判決文を書かないと知らない間に出世の道が閉ざされて僻地へ転勤させられるらしい。こんなことが日常茶飯事に行われているとは夢にも思わなかった。また、裁判官の中には頭脳は明晰だが実際の能力は低く、頑固で視野が狭く、古いしきたりなどにとらわれて融通の利かない人間や道理を弁えていない人間が多いのではないか》

《人の一生の中で、危ういところで奇跡的に助かる事や、殆ど死を避けがたい瀬戸際の時に手を差し伸べてくれる人が現れるといった都合の良い事が起こる事はごく稀である。それはその人が持っている「運」だと思うが、鈴木はこの運をも悪用した。一生懸命、真面目に生きている人に、運がなく瀬戸際の崖から落ちてしまう人が多い中で、鈴木のような悪人にA氏のような救世主が現れた。世の中、不公平で理不尽だ。しかも、鈴木は救世主までも騙し裏切っている。これは、人間の仕業ではない》

《鈴木は、隠匿している1000億円の資産を守る為に必死になっているのだろう。頑なになって、冷静になって人の意見も聞けない状態なのではないか。そして、疑心暗鬼になって何でもない事でも疑わしく感じている様な精神状態ではないのか。そうすると周囲の人間が全部敵に見えてくる。そんな環境から早く脱出しないと誰からも相手にされなくなり、他人と協調出来ない人間になる。それはある意味地獄と言える。そんな時こそA氏を頼って相談したほうが良いと思う》

《鈴木は、A氏を裏切って1000億円もの資産を手にしたが、進むことも退くことも出来なくなっているのではないか。自分自身の中で、論理や行動が食い違い、辻褄が合わなくなっている。所謂、自己矛盾に陥っていると思う。お前も馬鹿ではないと思うので冷静になって考えろ。自分も頑張って貯めた部分もあるだろう、それを理解してくれるのはA氏しかいないのではないか》

《鈴木は、自分の目的が達せられた後に、それまで重用していた人を平気で切り捨てる。自分で自分の世間を狭くしてしまっている。リーダーとなった以上、功績を挙げた人間には褒めて褒賞与え、失敗を犯した人間には罵るのではなく次回にチャンスを与えて、やる気を出させる。そうしていけば人望を集め、困った時には周りの知恵や力を借りることが出来るのだ。何事においても鈴木は人間としての根本的な事を忘れている。特に人の恩を忘れては人間ではない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(85)

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《それにしても裁判は何があるか分からない。真実を裏付ける数多くの証拠があって負けるはずのない裁判が負けるという予想だにしない結果になるとは驚愕するばかりだ。A氏側には勝訴に十分な証拠が揃っていたにも関わらず全てが採用されなかった。そして鈴木の代理人の徹底した嘘の主張。鈴木が主張を二転三転させながらも嘘をつき通したことには恐ろしささえ感じてしまう。片やA氏の代理人は「これだけの証拠が揃っていて負ける訳がない」という奢りと油断があったか。裁判に臨む弁護士の姿勢に雲泥の差があったのは間違いない》

《我々一般の人間は、裁判官に対して「聡明」な人が多いという尊敬の念を持って見ているが、実態はそうでもないようだ。聡明の「聡」は全てを聞き分けるという意味で、「明」は全てを見分けするという意味があるというが、この裁判官を見ていると聡明でも何でもなく、逆に判決を嘘でまみれさせても恥じない人間だという事が分かった》

《鈴木の主張は矛盾だらけだ。こんなに裏表のある人間もいない。A氏に宛てた2通の手紙は鈴木自身が後に裁判になると思っていなくて、自分の保身と言い訳の為に書いたのだろうが、裁判で終始主張していた強迫や心裡留保などに繋がる文面など全くなく、「50億円(の支払)を一端保留にする」という文面の意味は和解書を認めている事に繋がるし、「社長が西、紀井と共謀しているとは思っていません」「社長には過去大変お世話になり、人物的にも魅力を感じ男としても一目も二目も置いていました。私にはそう思える人物が過去ほとんどいませんでした」とA氏の人間性についても書いている。和解協議の際も録音テープにある通り、鈴木が脅されているような背景など全くなかった。裁判でよくもここまでの矛盾を通す事が出来るものだと裁判官として全く恐ろしい人間である》

《鈴木という奴は、人の道に外れた甚だしい悪事を働き、他人を不幸にしてでも自分の欲を満足させるという畜生にも劣る人間だ。自分より力のある人には諂い、同情を買うような態度を示し、自分より弱い人には居丈高な態度を取り、他人に対する思いやりがなく利用価値がなくなると惨たらしく捨てる。この男には何としても罰を与えて罪に服させなければならない》

《A氏が西から香港での事件を聞き、鈴木を呼んで話を聞いた際に鈴木は「お金に困っているようであればいつでも融通しますよ」などと立場も弁えずにA氏に言ったというが、この男は何て無礼な人間だろう。「自分一人で稼いだ金」と勝手に思い込んでいるから出た言葉なのか。だとしたらやはり神経がまともではない。西も香港の事件があって、ようやく鈴木の本性が見えたのかもしれないが、明らかに遅すぎる。西自身も鈴木に騙されA氏を裏切ってしまった事を後悔したに違いない。そしてA氏に多大な迷惑をかけたことに後ろめたさを感じたと思う。鈴木は身の程知らずで、大金を横領して資産家になった積りだろうが、周りを不幸にする最低最悪な人間だ》

《長谷川元弁護士は人間としてのルールを度外視することも厭わない情のない悪徳弁護士だ。しかし、A氏の代理人中本弁護士や、被告側の平林弁護士、そして裁判官達を見ていると、長谷川が敵ながら辣腕に見えてしまう。長谷川以外の弁護士や裁判官は、物事が少ししか分かっておらず、鈴木の本性や事件の本質を充分に理解していないし、生半可な知識や理解でしかものを見ていないからとんでもなく間違った判決を出したとしか思えない》

《鈴木は、自殺した西を利用して「A氏の金主元は暴力団であると西が明言している」というように、A氏と暴力団との関わりを西から聞いたという虚偽を好き勝手に言っているが、「言った」「聞いた」は証拠もなく、鈴木の悪あがきにすぎない。しかも既に証言をする事が出来ない人間を悪用するのは卑怯極まりない。それなのに裁判官は少なからずその言葉に惑わされ、A氏に対する心証を悪くしたのは確かだ。度を超えた偽証は罪に問われる事を鈴木、長谷川は自覚しているのか》

《鈴木は、これまで自分の秘密を守り抜いてきたように見える。しかし、その為に犠牲になっている人が沢山いる。恨みに思っている人も多いだろう。証券業界の評判も大変に悪く周囲は敵ばかりではないのか。青田以外に味方はいないと思われるが、青田にしたところで何時裏切るか分からない。海外での知人はおそらく金と欲で繋がっているプライベートバンクの人間やペーパーカンパニーを用意する人間ばかりだろう。鈴木は孤立無援で時には強い恐怖感を感じて冷や汗が流れることもあるのではないか。そんな生き方がいつまでも続くとは思えない。悪運が尽きた時に今まで自分がして来た悪事の何百倍もの仕打ちを受ける。その時は大いに慌てる事になる。その日も近い。「後悔先に立たず」にならないようにするべきだ》

《鈴木が親和銀行事件で逮捕されたのは平成10年5月で、保釈されたのが同年の12月中旬。合意書を作成したのが平成11年7月8日、親和銀行事件で執行猶予付きの有罪判決が出たのが平成12年9月。鈴木が保釈中の身でありながら株取引違法な利益金の海外流出を行い、執行猶予中に更に株取引を継続して利益を上げ続け隠匿していた事になる。目立った動きが出来ず西を代理人にして鈴木の名前を表に出さないようにしていたのもそのためだった。しかし志村化工株事件で東京地検が鈴木を追い詰めていれば鈴木の執行猶予が取り消された事は確実で、そうした事実関係をこの裁判では無視してあらゆる検証を怠り、新たな事件で逮捕されるべき鈴木義彦という犯罪者を野放しにしたのである。司法の大失態と言える》(以下次号)

読者投稿 「小野敏雄」(5)

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《会社役員の知り合いがマンションを賃貸契約するに当たって小野がその名義人となった件で、小野による家賃の着服が発覚し会社役員の顧問弁護士が賃料の支払いの履行を要求するが、小野は賃貸契約の解除を通告してきた。既に部屋には半年以上も住んでいるというのに何てふざけた対応だ。しかも病院通いで体調が悪いことは小野も良く知っていて、金を騙し取るためだけに自分の名義で賃貸契約を結ぶと言って寸借詐欺同然に利用していた。また新たに部屋を捜し引っ越しを余儀なくされるというのに無責任極まりない。家賃の着服についても、いずれ露見する事を承知しながら、その後に弁護士を立てて身をかわす事を狙った計画的犯行ではないか。小野はどれだけ周りに迷惑をかけようが何とも思わない卑劣な奴だ。ここまで悪い奴はいない。いくつもの刑事事件もあるようだから徹底的にやるべきだ》(多くの関係者より)

《小野は会社役員のみならず、あっちこっちで不義理をし挙げ句には結婚詐欺まで働いているというではないか。自身は結婚している身で有りながら気に入った女性に対してはバツイチといって結婚をエサに相手の両親に挨拶までして信用させ騙し続ける。ここまでくると本格的な詐欺師で男として最低な奴だ》

《小野は後藤悟志の不動産取引に絡む反社への利益供与の調整や脱税といった表に出来ない仕事に協力し相当な報酬を得ていたという。それをネタに嘗ての雇い主である後藤を恐喝し債務返済に充てるというのである。こうした小野の行為は裏切りの最たるもので下衆の極みである。もう誰も小野を信じる者はいない。家族や身内のためにも謝罪して話をつけるか、誰にも相手にされず一人で逃げ回るか、自分の過ちを反省する時だ》

《小野は会社役員に対する債務返済に絡んだ嘘の入金話もとうとう自分の妻の実家のウソの遺産相続話までして際限がない。結局この話も妻の実家に消息を尋ねる電話をしたことで嘘であることが分かった。平成8年11月29日付けで額面1億5000万円の債務弁済公正証書を作成した際に妻が連帯保証人になっている事から今回の遺産相続事案の作り話に妻も一枚噛んでいることが疑われるが、さすがに結婚詐欺については妻も知らないだろうから、発覚したら妻との協力関係は一気に崩れ離婚問題に発展する恐れがあるのではないか》(関係者より)

《小野は会社役員と約束した返済期日を最後に連絡を絶っている。その翌日には本人の代わりに小野から委任された弁護士より「交渉の窓口になる」と会社役員にそれもFAXで通知してくるとは、小野の姑息な計画性が窺われる。また委任された弁護士も会社役員から協議を打診されても一向に前向きな対応を取ろうとせず意図的に時間の引き延ばしをしているようにしか思えない。この弁護士は電話にもまともに対応しようとせず、全く交渉の窓口として役に立たない弁護士ではないか》

《小野から委任された弁護士が「交渉の窓口になる」と言って、結局、協議が2ヶ月弱程引き延ばされ、ようやく1月15日に弁護士から連絡がきたと思ったら「訴訟を提起するので協議は控えたい」という内容だ。散々引っ張って、ふざけるなと言いたいところだ。ただ、これが小野の本心なのか、疑問符が付く。弁護士にも小野が会社役員を訴える理由がないことくらいは分かっているはずだから、あくまでも訴訟提起をちらつかせ、それを口実に協議を避ける狙いと更に引き延ばす為の弁護士も絡んだ作戦ではないか。このようなやり方は弁護士事務所にも影響が出ると思われる》(関係者より)

《小野が購入した自宅の土地所有者名義は小野が代表を務める会社になっており、建物に関してはその会社と長男の共同所有になっているという。自宅である建物の2階はアパートになっていて家賃収入が入る格好だ。土地や家賃収入を簡単に差し押さえ出来ないように考えてのことなのか。会社役員から借りた金がこの自宅の土地建物の購入資金に充てられている可能性は大きいし、彼自身も借りるところはどこもないと言っていた。それに、まともな収入源がない。色々なことをダミー会社を使ってやっているのが実態だ。それに1億5000万円の生命保険を担保にしていたが、これも去年の暮れに失効させ、去年中に5億円の保険に法人契約で入り担保にすることになっていたが(それでも一部にしかならない)、裏工作などしている時ではない。土地建物は一部にしかならないが、謝罪して担保に提供をして、今後どうするかを協議しないと問題は解決しない。放置していたら刑事事件が表面化するのは間違いない。小野は令和2年7月1日付で別途に2億円の債務承認書に署名しているが、全て関係してくることであり、連帯保証人になっている奥さんにしても自宅にノウノウと住んで居られる神経を疑う》(関係者より)

《小野のこれまでの人生は嘘まみれで、多くの人を欺き迷惑を懸けてきている。やはりそこには金が絡んでおり小野なりに知恵を絞って金を騙し取る為の虚言だ。普段はスーツに身を纏い大人しそうな雰囲気を醸し出しているが、中身は非常識で無責任な、質の悪い詐欺師だ。國學院大學のレスリング部監督の肩書きや右翼の名を使って、状況によっては使い分けながら詐欺行為に利用していたのだから呆れ果ててしまう》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(84)

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《昨年から世界中がコロナ禍で苦しめられている中、日本では関連倒産や廃業に追い込まれる企業が2021年で6万3000件になると発表されているが、個人で失業、休業を余儀なくされている人達が何百万人も居るというとんでもない状況に置かれているというのに、鈴木の場合は家族や親族も資金面で鈴木にかなり頼ってきたに違いない。家族ですら鈴木を「金の成る木」くらいの感覚で見ているかもしれないが、鈴木の金は犯罪にまみれており、すぐにも没収されて当然の金だ。こんな現実が許されていい訳がない。家族や親族の中に鈴木を説得しようとする人間がいないのならば同罪と見られても仕方がない。鈴木の隠匿資金の全額が真っ当な使い方をされる事を切に望む》

《この裁判は再審しなければA氏の正当性や鈴木の嘘が証明されないと思う。原告や被告が提出した証拠書類、陳述書を再吟味し、A氏と鈴木の出会い時からの経緯を再検証すれば結末は自ずから見えてくるはずだ》

《鈴木の代理人平林弁護士は、初めてA氏に会った際に「50億円で手を打ってくれませんか、鈴木もそれならすぐに払うと言っているので」と和解を持ちかけてきたが、A氏は納得できるはずもなく拒否をした。しかし裁判になると鈴木も平林、そして長谷川も加わって和解の話など無かったかのように平然と合意書と和解書の無効を訴える虚偽の主張ばかりしている。平林は明らかに「合意書に基づく株取引があり、それに違反した鈴木が和解書を書いた」という事実を50億円の和解金提示の時点で認めているのだ。当然A氏代理人はその事を主張したと思うが、平林は弁護士でありながら自分が代理人として双方の橋渡しをした時の行為を知らぬふりをしても良いのか。長谷川にしても平林にしても全く信じられない悪徳弁護士である。重い処分を受けさせるべきだ》

《西と鈴木の関係はお互いの金銭欲だけの繋がりだ。2人ともA氏に頼り、資金協力を全てしてもらって好き放題している。西は墓穴を掘って自殺したが、鈴木もまともな死に方はしないだろう。1000億円以上という隠匿資産を有効に使えず、A氏の協力者(関係者)の影に怯えながら自滅してゆくのがオチだ》

《鈴木は今どこの居るのか。日本か海外か。コロナ禍で自由に国内外の行き来が出来ない状況を考えると日本にいるのではないかと思う。その辺は水面下で調べが進んでいる事だろうが、迂闊に情報をネットには出さない筈だ。それにしてもこの鈴木という男は本性を知れば知るほど用意周到で緻密な手口を使いどれだけの人を喰いモノにしてきたのかと思う。そして不当に手に入れた利益を共有している家族や身内は、このまま逃げ続けることだけは誰もが許さないと覚悟しなさい》

《鈴木は親和銀行事件以外に前科はないのか? そうであれば鈴木の罪を見逃してきた警察や検察に大きな責任がある。鈴木のせいでどれだけの人が苦しめられてきたか、今も苦しめられていることか。それを真摯に反省して鈴木が関与したとされる事件(特に自殺や不審死、行方不明者等)を再検証すべきではないか》

《この鈴木の裁判で裁判官達はA氏側の証拠類をことごとく闇に葬ってしまった。信じられない恐ろしい現実である。しかも株取引の事実を排除し、鈴木が違法に海外に隠匿している巨額の資金に目をつぶるような判決を下した上に是正もしようとしないことがどういう意味をもつか。サイトが続く限り、ひいてはインターネット社会がこの情報を隠し続ける限り日本の法曹界全体の汚点として残り続け問題視されてゆく。昨今のネット社会の発展と進化と拡散は飛躍的だ。情報収集、発信、コミュニケーションの手段として欠かせないものになった。それだけに国民のほとんどが大きな信頼を置く司法に対して驚愕する実態が明らかになれば、どういう事になるか。これまで公開されてこなかった裁判所の実態や裁判官たちの取り組み方や認識、判決が下るまでの経緯が詳細に分かるようになることを多くの国民が期待している》

《裁判官が鈴木のでたらめな証言を何故これほど支持したのか、その原因や根拠が理解できない。仲裁役であるはずの裁判官が不公平不公正な判断をして西がA氏の会社に持参した株取引の利益15億円を鈴木の返済金に充当したり、そもそも株取引に関するA氏側の主張や証拠を無効や不採用にしたのか。あまりにも判決には矛盾があり法的な解釈でも大部分が間違っているのではないか。これでは裁判官と被告側との癒着を疑われても仕方がない》

《A氏は鈴木に情をかけて金銭面でも精神面でも常に助けてきた。一方の鈴木はA氏に対して非情にも騙しと裏切りを続けてきた。それも強欲を満たすという非常に下劣な発想からだ。誰が見てもこの善と悪で対照的な2人が、裁判という法廷の場において善が敗訴し悪が勝訴するなどとは考えもしないと思う。しかしその考えもしなかった事が現実に起こってしまった。日本の司法が何故こんな判断を下すのか、その背景には何があるというのか。真実が捻じ曲げられた前代未聞の判決の責任を明確にしなければ収まりは絶対につかない》  (以下次号)

読者投稿 「小野敏雄」(4)

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《小野が、会社役員に対して滞らせている借金について全く返済する素振りを見せず、返す当ても無いのに口から出まかせの作り話で新たな借り入れを数年前に頼んだようだが、今現在、その元利合計がどうなっているかを分かっているのに、こんな逃げ隠れをするようなことをして、小野は反対の立場を考えたことはあるのか。無責任で済むことではない。自分は愛人を囲い毎月手当てを出す金があっても会社役員に対して借金の返済は一度も無い。小野には借りた金を返すという道義的責任感など全く無く、あまりに非常識で無責任な人間である。人生の折り返し点をとっくに過ぎた小野はこれから逃げるだけでは済まない人生で終わってしまうぞ》(関係者より)

《小野は嘘の理由で先延ばしにしてきた借金の返済日が迫ると連絡を絶ち、当日関係者が自宅を訪ねた際には居留守を決め込んで警察を呼ぶ等、そんなことをして10代から右翼をやり今では幹部だという人間が恥ずかしくないのか。右翼とは国の為に身体を張り、いざという時に命を投げ出す覚悟を持った人間ではないのか。それが30年近くも御世話になった相手に債務返済が出来ないからといって、騙しを繰り返し逃げ隠れするようでは到底国を守るどころの話では無い。最低の詐欺師だ》

《小野は國學院大學のレスリング部の監督らしいが、大学の監督を務められるというのは大学の基準に問題があるのか。それが何処でどう道を誤ったのか、それとも元々の人格に問題があったのか。そんな小野からはルールを厳守し、公正なプレーを尊重するスポーツマンシップは微塵も感じられない》

《小野は10代から右翼団体に所属し現在では幹部らしいが、その肩書きを詐欺行為を働く為に利用するなんて、ほとんど自称に等しいのではないか。金を騙し取り嘘ばかり付いて返済期日を引っ張り、挙げ句の果てには弁護士を立てて姿をくらます。こんな男が国士である右翼を名乗るようでは、この右翼団体も終わりだな》

《小野が会社役員から最初8000万円を借りた理由も多分作り話の嘘で、入金が遅れて支払いに間に合わないのであれば、入金があったときに返すのが当たり前ではないか。その後、返済の為に色々な入金話を繰り返すが、全て上手くいかず、というより嘘が尽きると弁護士を雇い今後は裁判で争うという。一体何を争うというのか。非は一方的に小野に有るのに会社役員に責任転嫁する作り話を考えるために時間稼ぎをしているのではないか。こんな男が右翼の幹部とは聞いてあきれる。身近の多くの関係者より「こんな最低最悪の人間はいないし、男としても人間としても極悪非道という言葉は小野にピッタリの言葉だ」という話が多く聞こえている》(多くの関係者より)

《小野みたいな姑息なペテン師が右翼団体の幹部とは聞いてあきれるが、今まで右翼を名乗っていたからには特攻隊の生き様ぐらいは知っているだろう。侍精神を引き継いできた特攻隊の生き様に感銘を受け、それを志の糧とする右翼の気概など小野には微塵も感じられない。懐の深さに付け入ることしか考えが及ばない小野は根っからの詐欺師だ。いずれ天誅が下る事を覚悟しておくことだ》

《30年もの間本性を隠し続け、嘘の入金話で引っ張るとは、小野は相当図太く強かな奴だ。会社役員は清濁合わせ呑む人で、善人でも悪人でも来る者拒まず、全てを受け入れる度量が大きい人で、小野に対しても寛容な態度で接してきた。そんな会社役員の器量を知ってか知らずか、虚言を弄してきた小野も此処にきてとうとう化けの皮が剥がれてきた。今まであざとく生きてきた小野は考えを改めぬ限りこれからの人生、茨の道を歩む事になるだろう》(関係者より)

《小野は父親が右翼の世界にいた関係からか10代の頃からその世界に浸り今現在は所属団体の幹部だという。付き合う彼女に靖國の話をよくするらしいが、靖國の何について語るのか、国を守る為に玉砕覚悟で命を懸けて戦地に赴いた本物の国士の御霊が眠る靖國について、エセ右翼同然の小野に語る資格は無い。小野は今までの自身の生き様から右翼を名乗る事が恥ずかしくないのか。小野に右翼を名乗る事は許されず、お前の正体は最悪のペテン師以外の何ものでも無い》

《小野は國學院大學のレスリング部監督として、ルールを守り正々堂々と闘う事を教えてきたのか。そんな部員達が小野の正体を知ったら、さぞかし仰天する事だろう。嘘の口実で借りた8000万円を踏み倒し、その後も多くの迷惑をかけている。詐欺師のレッテルを貼られたまま逃げ隠れする人生を選ぶか、今までの所業を猛省し会社役員に詫びを入れて今後の対応を話し合うか、どちらを選択するかは小野次第だ》

《今回、会社役員と関係者達がレスリング部監督の小野が所属する國學院大學の佐柳理事長と針本学長に小野に対する抗議文を送って、正当な対応を求めたが、未だ何も変化が見られず大学側の事なかれ主義が窺われる。小野みたいな詐欺師を監督として置いておくことは、大学の名誉に関わる事案だと思うが、既にインターネットに掲載されているので芽は小さいうちに摘んでおかないと大学の危機管理規程を発動する間もなく大学自体の悪い評判が拡散され、佐柳理事長が就任時に抱負として語っていた「安定した財政基盤の確立」にも影響を及ぼす事態になりかねないのではないか》(関係者より)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(83)

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《鈴木と西が行った株取引の中で、アイビーダイワの株相場は西田グループが主導だった。側近の白鳥女史が中心で取引の70%が白鳥、20%が鈴木、残りが西田グループという構成だった。西田はIR活動を展開し、投資顧問会社へ資金提供して一般投資家を煽って相場に参入させ、1株50円から700円まで株価を上げた。この相場でも鈴木は西田から重宝がられ、その後も密接な関係を継続していたらしい。鈴木は西田の相場師としての生き方に憧れていた節がある。しかし、鈴木は西田の悪いところばかりを見本にし、A氏を騙して1000億円という途方もない資産を隠匿したのだった》

《鈴木がA氏に宛てた手紙の内容を見ると、裁判での主張がとても信じられません。しっかりと株取引の利益を鈴木が海外に動かし、平林と青田がそれをフォローしていると書いてあるではないですか。「納得のいく交渉と解決をしたいからこそ委任した」と青田光市と平林弁護士の2人を代理人に立てた理由も書いてあるが、現実は真逆で2人は交渉を決裂させるために邪魔をしたに過ぎない。しかも西に対して「命がけで仕事に取り組めば十分稼げるでしょうし、社長の借金も減らせるのではないでしょうか。いつまでたっても人の稼ぎを当てにして人の弱みに付け込んでいてもしょうがないでしょう」と書いているが、「人の稼ぎ」とはどういう事か。今の資金は鈴木の稼いだ資金ではない。全てA氏あればこその資金ではないか。何を言い出すのか本当に恐ろしい男だ》

《鈴木は西の人脈を利用した。昭和ゴムの相場では西の紹介で知り合った伊藤忠の元役員を社長に迎える工作をし、株価上昇につながるIR活動を展開した。鈴木は自分の欲の為には人の人脈を上手に利用する術を心得ていた。そして用済みになったら容赦なく切り捨てていくという血も涙もない外道だった》

《鈴木が今も逃げ隠れしている事が全てを物語っていると思う。自分にやましいところがなく批判や非難が言い掛りだとするならば、どんなに追及されようが正々堂々と反論すればよい事だ。これだけ長い期間身を隠すというのは異常でありそれだけ罪の意識が大きいという事だ。鈴木の周辺関係者の自殺や不審死などの不可解な事件もA氏に対する裏切りも裁判の内容も全てが罪に問われる事ばかりだ。一生掛けても償えない程の犯罪を重ねている鈴木義彦、今が頂上ならば真っ逆さまの人生を送る日も近い》

《鈴木は、自分の名前を出さずに売却するのが難しいユーロ債を早く処分するために、茂庭進を立ち会わせて金融ブローカーや発行企業の内部の人間を利用し、西田グループに頼んで株価を高値誘導し、売り抜けていた。ユーロ債の発行企業の社員が市場での売却に内密に関わるのはインサイダー取引にもなる犯罪であり、鈴木はあらゆる工作をしながら自分の欲望を満たして行った。この事実は西がレポートに書き残しているが、まさに株取引が実行されていた現場であり、鈴木がペーパーカンパニー名義で株取引を実行した重要な裏付けとなる》

《A氏が株取引で鈴木や西への買い支え資金を出し続けて来た総額は207億円にも上り、震え上がる様な金額だが、A氏は西から報告を受けていても西が本当の話をしなかったために、株取引の実態を知ることは無かったが、それでも返済を催促する事もなく株取引の状況報告を強要することもなく、とにかく辛抱強く待ったに違いない(本来株取引の報告は鈴木や西が定期的に行わなければならない義務だった)。そんなA氏の立場に心を向けることもなく、特に鈴木は詐欺横領を繰り返し利益の隠匿を図っていた。人間はここまで冷酷に恩人を裏切れるものなのか。鈴木はどんな目に遭えばA氏が掛けてきた温情の重さを理解できるのか。A氏の決断次第で再び窮地に追い込まれてもおかしくない立場に居ることを自覚するべきだ》

《西がA氏に手交した借入金の確認書の金額が207億円、その内鈴木の指示で株価を買い支えた損失額が約58億円だったことは後日判明したが、残りの150億円は何処に使ったのか。この男には莫大な使途不明金がある。A氏には使い道を言えないものだらけだっただろう。宝林株の取引で160億円という利益を出したことで目がくらみ、A氏を裏切るという鈴木の誘いに乗ったことが西の転落だったに違いない。西は鈴木を信用して利益の分配を受けると思い込み、それでA氏から借り入れを増やしてしまったのだろうが、鈴木に裏切られたことでどうにもならなくなった。自業自得というしかない》

《鈴木は西を巻き込みA氏を裏切った。これは間違いようのない事実である。だから今、ここまで大事件として扱われ鈴木への批判が集中しているというのに、鈴木は裁判で「A氏、西、紀井の3人が自分(鈴木)を陥れるために色々な計画をしていたということに確信を持った」などととんでもない身勝手すぎる主張をしている。全く呆れ果てるばかりだが、A氏が紀井氏と会ったのは2回程度で、いずれも西と鈴木が一緒だった。そんなに深い面識も接点もほとんどない人物と手を組んで何ができるというのか。何をもって確信したと言えるのか。偽証罪に問われないからと言って法廷の場であまりにも目に余る嘘の証言が認められるのは間違っている。裁判官も人の人生を左右する判決を下す立場である事を自覚して責任を持たなければ、さっさと辞職するべきだ》

《鈴木がA氏の呼びかけにも応じず消息を断っていた数年間で数々の株取引が実行された。その実態を西がレポートに残したが、裁判官はこの事実に何故眼を向けなかったのか。株取引の真実を明らかにしようとする意志が全く見られない。しかし、だからと言って合意書と和解書を全く無効にするという判決はあまりにも不公正で、裁判官としての資格はゼロだ》    (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(82)

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《鈴木の主張は、裁判当初から二転三転することばかりだったが、こんなことまで裁判官は見逃している。辻褄の合わない発言も咎めることなく採用している。その決定的な鈴木の主張の中に合意書を否定しながらも「宝林株の利益はA氏と西に渡している」と言う証言があるが、これは辻褄が合わないどころではなく、言い訳にもならない。平成11年7月30日に西が株取引の利益と言ってA氏に持参した15億円を自分の債務返済金にすり替えておいて、何が「利益を渡している」だ。整合性も何もあったものではない。この鈴木の証言を支持した裁判官は故意にA氏側の主張を排除したとしか言いようがない》

《会社の代表取締役であっても自社の約束手形を商取引ではなく借入の担保として発行するには取締役会の承諾が必要で、無断で手形(融通手形)を発行すると背任行為になる。鈴木の場合は明らかにそれに当てはまる事を裁判官は見逃している。A氏側がそのように主張していないと裁判官が言うなら、それは論外の話だ。裁判官がA氏からの借入金は個人ではなく会社の債務だとした部分があったが、この判断は明らかに誤審だ。鈴木がA氏に預けていた手形は全部、取締役会の承認を得ておらず、帳簿にも記載していない。これは個人的に会社の手形を流用した証であり当然、全額個人の債務なのだ。裁判官はFR社の取締役会の議事録も経理帳簿も検証せず、この事を全く無視した判断をした》

《鈴木は、平成9年10月15日の借用書はA氏からピンクダイヤと絵画を買った時の代金として差し入れたものだと無茶苦茶な主張をした。この借用書にはアジア投資証券の1億円の証書を担保にする旨の但し書きがあるが、ピンクダイヤと絵画の購入代金としてという但し書きはない。通常では商取引の未払金を借用書に書くことは考えられない。鈴木は同額の「3億円」に引っ掛けて辻褄合わせのために、この様な子供だましの嘘を平気でつく。それに同調した平林弁護士も弁護士として失格だ。それを咎めない裁判官はさらにひどく、早期に辞職すべきだ》

《鈴木は高級腕時計を「売らせて欲しいと」言ってA氏から借りて、すぐにそのうちのバセロン3セットを担保にして6億円の資金を借りている。また、その前にピンクダイヤと一緒にA氏に買ってもらった絵画も一度も見せていなかったが、後日他の金融屋に担保として預けていた事実が判明した。裁判官はその行為に対して全く検証せず、ピンクダイヤや高級腕時計の委託価格について経済的不整合と判断したばかりか鈴木の債務とせずFR社の責任とした。こんな裁判官がいては裁判所の威厳と信用は地に堕ちてしまう》

《鈴木のA氏からの借入金は、鈴木が平成9年10月15日に持参した借用書の金利(年36%)と遅延損害金(年40%)を入れれば平成14年6月の時点で70億円以上になっていた。しかし、西から「今後は株の配当も大きくなるので鈴木の借金を減額してやって下さい」と頼まれ、A氏は25億円にすることを承諾した。鈴木は減額に対して礼を言うこともなく、「西に社長への返済金の一部として10億円渡している」と言い出し、西も認めたため鈴木は15億円の借用書を、西が10億円の借用書をそれぞれ差し入れた。その後、鈴木は年内に支払うので10億円にして下さいと頼んだのでA氏は承諾して、同年の12月24日に10億円を持参した。約70億円が10億円に減額された。通常ではあり得ない事だがA氏は今後の株利益の配当ありきという前提で了承した事であった。その時鈴木は既にA氏を裏切り、莫大な利益を隠匿していた。鈴木という男は借金を値切って返済するという事は以前から癖の様だったがここまでやるのか。そして、A氏への株配当はこれ以降も一銭も無かったのだ。あまりにも酷い話だ。他の借金も元金の5%か10%にしていた》

《裁判官は「株取引を実行したという痕跡が見られない」として合意書を無効にしたが、最初からA氏側が提出した証拠書類やA氏側の主張、証言を認める気が無かったとしか言いようがない。裁判官の言動に大きな不審を持つ》

《天野氏が平成23年8月3日に自殺し、「セレブ夫妻死体遺棄殺人事件」で世間を騒がせた霜見誠が殺されたのが平成25年12月で、事件が発覚したのが翌年1月下旬だった。約2年の時間差はあるが、実はこの2人は鈴木がオーナーだったJOF(ジャパンオポチュニティファンド)という投資会社を通じて面識があった。鈴木が霜見に資金を預けたのはA氏を裏切り、莫大な利益を隠匿していった時期で、その隠匿した利益金を勝手に流用して設立したのがJOFだった。周囲の人間の話では、霜見はJOFのファンドマネージャとして約300億円の運用を任されていたらしい。天野氏はクロニクルの代表としてJOFを経由しながらクロニクルに関与していた鈴木の狡猾な手法を見ていた。天野氏は、鈴木がいつまでも自分の欲を満たす為にクロニクルを利用していることを良しとせず「会社から鈴木を排除しなければ」と考えていた。天野氏と霜見はこの時期の鈴木の資金の動きについて詳しく知っていたのではないか。鈴木はこの2人に秘密を握られていたことになる。それからこの3人には紆余曲折があり、天野氏は不審な自殺、霜見は不可解な殺され方をして、この世から姿を消してしまった。鈴木にとっては都合の良い出来事だった》

《裁判官は株取引が行われていた証拠がないと言って合意書を無効にしたが、証拠は沢山あった。第一に紀井氏の証言。第二には平成11年7月30日に西がA氏に届けた15億円。そして第三には和解書締結時に鈴木が合意書を認めた事。さらに和解書締結後の鈴木の言動等もあるが、以上の4点は具体的に合意書に基づいた株取引があった事実を示す重要な証拠なのに、悉く裁判官が証拠として認めていない。そんな不公正極まりない判決など絶対に破棄されるべきで、再審をするしかない》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(81)

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《長谷川と平林の両弁護士は裁判で堂々と嘘と矛盾だらけの主張をしておきながら、A氏の主張や証拠類には何かと求釈明と言い掛りや難癖をつけて信憑性がないとした。合意書や和解書を無かった事にするために必死になり「質問と回答書」を創作し、「強迫」「心裡留保」と根拠のない理由をこじつけた。全てが滅茶苦茶であるが、なぜか公平公正であるはずの法廷の場でまかり通った事実は幾ら何でもおかしすぎるために、各サイトで多くの証拠が明らかになって、被告側の人間は一切何も言えなくなった。これで全てが判明したと言っても過言ではない。鈴木の関係者がインターネット情報を見ていることは間違いない。サイト側にクレームを入れないで、何も知らない取次ぎ業者にクレームを入れているが、正々堂々とサイト側にクレームを入れるべきだ》

《西は、宝林株購入時に親和銀行事件で被告となり保釈中の鈴木の事が相手に知られると取引に支障が生じると考え、自分が表面に出て宝林株の取引をした。鈴木は、西に購入資金の用意(A氏から借りる)をさせながら購入前に受け皿にするペーパーカンパニーを取得して取得株を手中に収める裏切りの準備をしていた。そして、金融庁への報告書の提出でも、本当は取得資金をA氏が出したのに「紀井義弘からの借り入れ」と虚偽の記載を杉原正芳弁護士に指示していた。こんな悪質で狡猾な奴は他にはいないのではないか》

《裁判官は宝林株他で、平成18年頃までに470億円という利益を上げている事実になぜ注目しなかったのだろうか。当然それだけの利益を上げる為には株の買い支え資金が必要不可欠であり、その資金をA氏が出している。鈴木は和解書作成後にA氏への電話で自分の分の買い支えによる損失額を尋ね合意書の有効性を自ら認めており、A氏が買支えの損失額が約58億円と伝えると「利益からその額を差し引いて3等分しないといけませんね」と鈴木は言っているのだ。莫大な利益金の行方、利益を上げるまでの経緯などを裁判官が真剣に検証すれば、合意書と和解書を却下するようなことは出来なかったはずだ》

《西は、鈴木の唆しに負けてA氏を欺き続けた。20数年間も面倒を見て貰い、借入金の催促もされず好きな事をしていた。支援してもらった資金をギャンブルや女性関係に浪費し、女房の実家(秋田)近くには豪邸を建て、銀座でクラブ(角館)を持たせていたという。西が自殺したことはA氏とA氏の周囲の人間にとっては痛恨の出来事だったが、誰一人西に同情する人はいなかった》

《鈴木と長谷川が裁判で提出した証拠は全てが嘘と言いがかりであることが全ての証拠により判明している。時間延ばしのために裁判に3年もの月日をかけてしまったために、その間に鈴木と長谷川はずる賢くしたたかに虚偽の主張を構築していたとしか思えない。鈴木に頼まれた西に懇願されA氏が書いた「確認書」(平成11年9月30日付)だけが唯一の物的証拠だったが、鈴木は身勝手に債務完済という虚偽主張の証拠として提出するなど悪用の極みで、ここまでするとは考えられない。関係者と思われる人の投稿を目にしたが、この確認書には同日「便宜上作成したものである」という西が書いた別の確認書と手形13枚の額面総額の借用書が作成されていた。その事実を鈴木は知らなかったのか。便宜上書いた確認書に対して鈴木は「無理なお願いを聞いて頂いてありがとうございました」と電話でA氏にお礼を言っていた。それなのにA氏が好意で書いてあげた書面までも嘘を正当化するために悪用するとは、鈴木という人間は憎々しく冷酷な人間である》

《鈴木は、自分が窮地に陥った時、出来もしない約束をし、その場を凌ぐ手法が得意だった。立場が逆転すると利用するだけ利用し、邪魔になったらその人間を排除するという事を繰り返し、自分の秘密を守ってきた。こんな悪党を今まで生かして来た社会が悪いのかもしれない。今まで鈴木に騙され、泣き寝入りしている人達が記事を読んでサイト主催者に投稿している数は少なくなく、海外からも届いている》(取材関係者より)

《裁判で勝った筈の鈴木がここまで叩かれている。これは当然のことだと思う。鈴木他関係者たちは記事の内容をやきもきしながら見ている筈だが、鈴木サイドの反論が全く聞こえてこない。もっとも反論など出来る訳がない。ここに書かれている事は全てが事実であり大勢の意見は正論だからである。全てウラは取ってある》(取材関係者より)

《鈴木は、志村化工株の事件で自分の身の危険を感じて西と頻繁に会い、口裏合わせを繰り返していた。自分を守る為には必死に悪知恵を絞る。西の弱みも知っていてそれを利用する。最後は金で釣る。鈴木の常套手段だ》

《A氏は貸付の時、借用書1枚で担保も取らず返済の催促もしない。逆に追加で金銭を貸し出すというのが通常であったようだ。それは鈴木に対しても同じで、A氏の温情とも言えるものだったが、その事を長谷川や平林は逆手に取って「融資をする際に債権を保全するための必要書類を取っていない」とか「書類に不備がある」などと理屈をつけて「世の中ではあり得ない事」とまで言って貸付金の存在を否定したが、その事実を一番知っているのは鈴木であり何度も何度もそれで助けてもらっているのに裁判では正直に証言しないのは卑怯で恥を知れと言いたい。しかも和解後の手紙には「大変に世話になった」とか「男として一目も二目も置くような人に今まで会ったことが無い人だ」と本心を綴っている。他にもA氏に同じような対応をしてもらい証言しようとしても、代理人の中本弁護士が何故か軽視したために悔やんでいる人達も大勢いる》(関係者より)  (以下次号)

 

読者投稿「小野敏雄」(3)

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《小野という男は一見純朴そうな、歳の割には童顔でいつもスーツ姿で真面目そうな感じを受けるが、しかしその見た目とは裏腹に、こういうタイプが詐欺師の曲型なのかと驚愕させられるほど強かで狡賢い人間で、それが小野の正体だ。会社役員と30年間付き合ってきた間ずっと騙し続けてきた。会社役員に対して債務返済を実行するに当たって、全く返す当てもその気も無いのに作り話の嘘を並べ立てて引っ張り続け、自分が困った時には全てと言っていいほど協力してもらったにもかかわらず、その恩に報いる事も無く嘘の限界が見えてきたらいつの間にか弁護士まで用意しておいて自分は姿をくらませる最低な人間である》(小野の知人より)

《小野が会社役員との約束を反故にして連絡を絶った直後から弁護士が関わって、小野には接触するな、連絡もするなと言ってきたというが、小野が前もって依頼しない限り、弁護士が関わるはずはない。小野の約束破りは計画的だったことになる。しかし、その弁護士はほとんど動かず、会社役員の顧問弁護士には具体的に小野の意向を伝えていなかった。というより、小野から何か聞いたところで、小野が約束を破って連絡を絶った正当な理由など一つもない。だから弁護士も動くに動けず、ただ会社役員との協議を引き延ばすしかなかった。その揚げ句に「小野氏が訴訟すると言うので協議は控えたい」と通知をするなんて、それが弁護士のすることなのか。小野から、話を聞いたところで1~2時間あれば十分に対応できるはずで、昨年11月30日に約束した債務の返済をいつ、どういう形でするのか、同じく昨年末までに履行するとした担保提供(借金の半分にも満たないが小野は法人契約で5億円の保険に加入すると言っていたほかいくつかの約束)を早急に履行すること等について、小野がどうするのかを顧問弁護士を介して会社役員に伝えればいいだけの話だ。昨年の12月から2か月もかけて何の話もできないのは、委任を受けた弁護士にも問題がある。調整する能力もなければ、知恵も湧かない未熟さだけが際立っているとしか言いようがない。所詮、無責任で非常識極まりない小野が委任する弁護士の、それが実情だ》(関係者より)

《小野は、会社役員の関係者全員に自分の電話番号を消し、メールのやり取りも削除して欲しいとしつこく迫ったというが、何かあるのか。自分の存在を消そうとしたり、関係していることをほかの人間に知られることを極端に警戒する、というのはよほど陰で悪事を働いているのかと勘繰ってしまう。それに会社役員を外して直接連絡を取らないで欲しいというのであれば口頭で済む話で、言われた方が小野に「お前、何様の積りだ」と言いたいほど腹が立つのは当然のことで、関係者の誰もが小野に違和感を持ち不快感を持っている》(関係者より)

《国学院大学は一体何をしているのか。小野の不祥事がネット情報でこれだけ流れている中で、大学自体が最低でも小野を呼び出して真偽を問い、その結果を公式に開示すべきではないか。そうでなければ、故意に小野を庇っているとみなされて大学全体の社会からの信用を大きく失墜させることになり、大学執行部(佐柳正三理事長、針本正行学長他全役員)の責任だけでは済まなくなる。早急に対処すべきだ。レスリング部OB会も同様だ》

《会社役員と小野の付き合いは30年近くに及ぶが、その間色々な形で援助を受け続け世話になったのに、何十回も嘘の報告をして返済を待ってもらい、債務返済の期日が来て言い訳ができなくなり、突然連絡を絶ち、翌日には弁護士を介して「小野氏との直接の連絡や接触を控えてほしい」との内容の通知文を送り付けるとは、用意周到さを感じさせるだけに怒りを感じざるを得ない。債務返済が滞っていただけではなく、困ると金銭面の全てを本当のことのようにお願いしていた。しかし本当の話は一つとしてなかった。詐欺の常習犯としか言えない。そのせいで振り回され被害が他方面に広がり会社役員も多大な迷惑を被った》(多くの関係者より)

《小野の入金話は全てが作り話の嘘で有ることが判明するが、会社役員の所によく出入りしている5~6人の関係者だけで無く会社役員の知人がマンションの賃貸契約するに至って小野の名義で契約したことがあったが、小野はその家賃代金を会社役員から受け取りながらそれを着服する始末で、家賃の未入金はいずれ発覚する事を分かっていたはずだから確信的で会社役員に対する債務返済の延長と合わせて引っ張るのも限界だと悟りなりふり構わない行動に出たと思う。30年もの間お世話になった相手に対して普通こんな暴挙は考えられない。金銭以前の問題で小野には多くの人格的な問題がある。特に出入りしている仲間はほとんどが30年前後も色々と会社役員に世話になっているが、小野が後藤悟志(上場会社オーナー)のことを「飲食やゴルフ、旅行ほかガソリン代まで全て割り勘でがめつすぎる」とよく言っていたが、それが普通であると言っている。もっとも、会社役員は何十年も飲食他で他人に一度たりとも払わせたところを見たことは無いほど気前が良く、そんな人はいないと全員が言っている》(関係者より)

《会社役員は小野の債務返済の為の虚言に振り回され続けた。会社役員の性格上疑う事は滅多になく本人がそう言っている以上その言葉を信じチャンスを与える。ただ迷惑が他に及ぶようだと我慢にも限度がある。小野が持ってきた残土処理の件では小野の「必ず出来ます」という言葉を信じた挙げ句残土の捨て場を確保させた業者に大変な迷惑をかけることがあった。小野は自分の嘘のせいでどれだけ会社役員に面倒をかけて大きな損害を与えてきたか分かっているのか》(関係者より)

《債務返済期限の当日に約束の時間が過ぎても会社役員が小野に連絡が取れなくなり、関係者が小野の自宅を訪問する事になったが、小野の自宅は人の気配が確実にあるのにインターフォンを押しても声をかけても何も応答がない。中庭には奥さんの物と思われる車が止まっており、家の中からは微かに子供の声が聞こえていたそうだ。小野が会社役員に宛てた借用書には連帯保証人として奥さんの名前もあり、明らかに夫婦共々居留守を決め込んでいるが、奥さんは公正証書にも借用書にも保証人になっている。会社役員と30年近い付き合いがあり、自身が不義理をしたにもかかわらずこのような姑息な対応に情け無さを感じて止まない》(関係者より)

《小野の弁護士は無能ではないか。小野の言うままに時間稼ぎをしているだけでは何も解決しないことをよく分かっているはずなのに、小野には何も言えないのか。このままでは委任を受けた弁護士だけでなく、弁護士が所属している法律事務所全体の信用問題になって、誰も相談に行かなくなるに違いない。弁護士の役目は、訴訟前であれば、相手方としっかり協議を重ねてお互いの問題点を絞り込んで解決策を提案することが重要であるはずだが、小野がまともに弁護費用を払っていないので行動が遅いのか、時間稼ぎでは引き受けても意味がない》

《小野が会社役員を相手に訴訟をするって、いったい何を訴えると言うんだ? 小野が会社役員から30年も前に8000万円を借り、今まで放ったらかしにしてきたのは事実じゃないか。しかも、会社役員に迷惑をかけて高利の金を借りてもらいながら、その返済も滞らせておいて、どこまで無責任なことを続ける積りなんだ。それに、右翼であることを口外していないようだが、そんな右翼なんているのか? お前が尊敬しているという大物から永久に破門されるぞ。金がなくて起こした不始末は金さえあれば解決する。しかし周囲から信用を失ったら、お前のように職もない人間が身を破滅させるのは分かり切ったことだ。何の役にも立たない弁護士など使って時間稼ぎなんか愚の骨頂だ。いい加減に会社役員に詫びて、本当の話をして金を作る算段をした方がどれほどましか、よく考えろ。お前のやり方は人間としても男としても最低だ。こんな奴は見たことが無い》(関係者より)

《小野敏雄は結婚詐欺みたいなことをやっているようだが、そこまで悪党だとは思わなかった。女を騙すなんて、男として一番やってはいけないことだし、同じ詐欺でも最低最悪だ。しかもバツイチなどとよく言うよ。もっとも、お前のように好き勝手放題にやっていれば、奥さんや子供からも見放されたらお終いだ》

《小野という人間は生業もなく、報酬を当てにして債権の取り立てや興信所まがいの尾行や素行の調査を請け負っているというが、それが事実なら真面目に生きてきたという証が何もなく、小野という人間を信用すべき根拠が何も無い。会社役員を騙して金を借りても返さず、後藤という会社オーナーの裏仕事(犯罪)を手伝って報酬を受けても足りずに恐喝まがいの脅しをかけるなど、とんでもないことで、さっさと会社オーナーと一緒に逮捕されたらいい》(関係者より)  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(80)

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《鈴木は、裁判の当初から嘘が露呈したために主張や証言が二転三転して整合性が無く、辻褄合わせをする後付け発言が随所に見られた。これらの嘘を裁判官が看過したことにより、原審で鈴木の主張が認定された。そして原告側の主張は殆ど却下された。そんな馬鹿なことがあって良いのか。特に、株取引についての鈴木の主張は代理人弁護士も含め無茶苦茶で嘘だらけの主張であった。現在、裁判官が証拠として採用しなかったA氏側の主張の正当性が多くの証拠によって明らかになっている。裁判制度として裁判所がA氏側の異議申し立てを受け入れるのは再審しかないが、裁判官も自分たちの深刻な手抜かりでとんでもない判決を出してしまったと悔いているのではないか。そうであれば、自らの過ちを認めることだ。そうでないと司法は世の中に対して「裁判に不公平はない」と言い切れなくなり、国民から信用、信頼を失墜することになる》

《日本の民事裁判は職責を全うしようとしない裁判官達によって矛盾に満ちた不当な裁判と化していると言っても過言ではない。もっともらしい嘘を付き通せばでっち上げでも何でも担当した裁判官次第で証拠と見なされる。長谷川弁護士が鈴木の嘘ばかりの主張を補う為に西の自殺を死人に口なしをいいように悪用して「西から聞いた」と鈴木に言わせて、A氏が反社会的組織と密接な関係にある等と出鱈目なストーリーを構築し印象操作を謀る。こんな長谷川弁護士の度を越えた薄汚い手口でも通用するのが今の日本の民事訴訟の実情である》(関係者より)

《鈴木と長谷川元弁護士が共謀して作成した「質問と回答書」(乙59号証)の内容は、裁判官のA氏に対する心証を悪くするには充分な内容だったと思うが、この陳述書を検証もせず、まともに受けていた裁判官は大問題ではないか。裁判官は判決をみればどうやらこの陳述書を全面的に信用してしまったようで、合意書や和解書を始めとする株取引に関わるA氏側の主張を悉く排斥したが、これはあり得ない事で大問題である》

《日本の裁判制度は公平公正な裁判を実現するために三審制を取っており当事者は合計3回まで審理を受けることが出来る。国民の基本的人権の保持を目的とする裁判所で公平、公正な判断をする事が目的とされているが、しかし三審制とは名ばかりで裁判官の独善的な思い込みや先入観により公正な判断が成されていない。現実に、今回の鈴木の裁判では控訴審判決が多くの誤字脱字の修正のみという何ともお粗末な内容で怠慢過ぎるにも程がある。それに誤字脱字が多いということは何回も読み直しをしていないと思われる。地裁の3人もの裁判官が3年もかかって、あってはいけないことだ。どんなに法整備が成されていても結局はそれを扱う裁判官次第で、高裁で「審理は原審で尽くされている」と判断されれば原審の判決が覆ることはほとんど無い》(関係者より)

《裁判官は合意書の記載事項について「記載内容が無限定だ」と無効にする理由の一つに挙げているが、全く言いがかりに過ぎない。A氏側からすると、有効期限が記載されていないという事は、今も有効な契約書だと主張出来るものではないか。鈴木が合意書の存在を恐れ、西に合意書破棄を執拗に迫ったのも、宝林株取引で160億円という期待を遥かに超える利益が上がり、さらに次のエフアール株でも相当の利益が出たことから、A氏には西を介して買い支え資金を出させ続ける中で西を裏切らせて、A氏との距離を置いてゆく密かな企みを膨らませたからに他ならないと思う》

《裁判官は、鈴木が提出した唯一の物的証拠の「確認書」(平成11年9月30日付)が便宜的に作成された事実を判決には反映させないまま西がA氏の会社に持参した株取引の利益15億円を鈴木の返済金に充当してしまい、「合意書」については7年間の空白(和解書締結までの間、3者による協議の回数が少なすぎる)を指摘しつつ、整合性の欠如を無効の理由とした。また、「和解書」は脅迫、監禁があり被告は「心裡留保」の状態だったとして無効にした。これは一つ一つの出来事に対する事実関係を全く無視した、というより原告が提出した多くの証拠をろくに検証もしなかった故の暴挙と言える判決であり、明らかに裏取引を証明している》

《裁判官は、A氏がピンクダイヤ、絵画、高級腕時計数点を貸し出し、返却も受けていないことについて「(時計の委託販売代金には)経済的整合性がない」とか「債務の責任は鈴木個人ではなく会社にある」などとしてA氏の債権(7億4千万円)を認めなかった。この誤判だけでも再審申立ての立派な理由になると思う》

《裁判官が、合意書と和解書を無効と断定した理由の中に「鈴木が明確に意思表示をした事実は認められない」と結論づけしている箇所がある。この判断は、どれだけ被告の肩を持つような一辺倒な考え方をしているかが証明されていて、不公平極まりないと思う。絶対再審するべきだ》

《鈴木は、A氏との間の事は西に任せて逃げ回り、自分がA 氏と会うことを極力避け、天野氏にはA氏と接触することを禁じていた。A氏は鈴木の行動や発言を確認するために天野氏に面談を申し入れた。天野氏は鈴木の手前、会うことを渋ったが「鈴木には絶対内緒で」という事を条件に面談が実現した。天野氏はA氏に感謝していると言い、会社(FR)や鈴木の事を語り、株取引の利益金が総額で470億円超になっている事も「そのぐらいにはなっていると思いますよ」と答えている。ところが、何故か西がA氏に強引に頼んで面談の場に同席していた事から、この面談は鈴木に知れることになり、天野氏と鈴木の関係は険悪になったらしい。鈴木が天野氏を疎ましく思い始めた原因になったのではないか。西が鈴木に告げ口したことは明らかだ。西という男も自分の欲の為には何でもありの最低の人間だが、鈴木のような他人を犠牲にしても関係ないという人間として大悪党はいない》(関係者より)

《裁判官はA氏の履歴、実績と人間性をどのように理解していたのか。また、鈴木の履歴、実績と人間性をどのように理解していたのか。裁判官は、少なくとも同様の前科前歴がある人間を簡単に信用するものなのか。出来事の検証でどれが黒いか白いかの見極めが出来ないのであれば即刻、裁判官を辞するべきだ》(以下次号)

問題先送りで訴訟の愚挙「小野敏雄は狂気の沙汰」(6)

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これまでにも触れた通り会社役員の知り合いがマンションの一室を賃貸するに当たって、小野が自発的に自分の名義で契約をすることになったが、小野は契約に際して会社役員から契約金として最初に100万円を預かり、その後「少し足りません」と言ってさらに10万円を預かった。ところが、その時小野が金額を水増しして会社役員に請求したという疑いが出ているという。
賃貸契約が終了後、小野はすぐに会社役員に報告もせず、ほったらかしにしていたため、会社役員から契約の清算の話を切り出すと、小野は「すみません、うっかりしていました」と言って後日報告に来たが、その時の説明によれば、家賃と敷金、礼金に加え仲介手数料や火災保険等の合計が103万円余であると言いながら、賃貸契約書のコピーを持参していなかったために会社役員は確認することが出来なかった。そして、差額の6万円余についても小野はその場で清算しなかったため、会社役員は「いいよ、取っておいて」と言うに留めた。

そして今回、小野が会社役員への返済約束を反故にして連絡を絶った数日後に、11月30日までに支払うべき賃料(12月分、18万5500円)が未払いであるという督促が保証会社から来たことで小野の着服が発覚した。賃貸契約が完了後に会社役員が賃料を振り込むと言った時、小野が「自動引き落としになっているので、私の方で預かります」と言ったため、会社役員は毎月27日に賃料分として19万円(時には18万6000円)を小野に預けることにしていたが、小野の着服によって、賃料の支払が口座からの自動引き落としであるという小野の説明が嘘であることも発覚したのだ。
そして、会社役員の顧問弁護士が賃料の支払いをすぐに履行するよう要求すると、小野は支払うと言いつつ賃貸契約を解除する旨を弁護士を介して会社役員に通告してきた(保証金を自分の所に戻そうとしたのではないか)。何という無責任な対応か、周囲の迷惑を何とも思っていないのだ。契約の解除により新たに転居先を探さねばならないという面倒を引き起こしたことに小野から一切謝罪の言葉もなかった。

会社役員は小野の弁護士に賃貸契約に係る小野の責任を問うとともに賃貸契約書(コピー)の開示を求めた。賃料の未払いにしても、遠からず発覚することが分かっていたはずなのに放置していた事実から、小野が着服したのは明白だった。
しかし、小野は「(会社役員に)賃貸契約書を見せて必要な金額と同額を受け取り支払いを済ませた」と弁護士を介して言っているというが、引越しを手伝った複数の関係者が引っ越し作業終了後に近隣の飲食店で食事をした際に、会社役員から小野には最初に100万円を渡し、間もなくして「少し足りません」と言うのでさらに10万円を渡したという話は当時より知っている。
会社役員の所に出入りしている関係者は、会社役員が必要な金を渡す時に、端数があれば多めに切りの良い金額で渡すのが慣例であることを誰もが知っている。いくら生業がなくて固定の収入が無いからといって、マンションの賃貸契約に係る誤魔化しをして着服するとは、小野は何とも浅ましいことをして恥ずかしくないのか。

会社役員から小野の無責任ぶりを明らかにされてきた弁護士は、それでも小野の言いなりになって時間稼ぎに協力しようというのか。小野が訴訟を起こすと言って、会社役員との協議を拒むのは、ただの時間稼ぎに過ぎず、弁解や釈明をする余地がないということが弁護士には分かっているはずで、そもそも訴えるべき理由も根拠もないことくらい分かっていなければ、弁護士の資格も疑われる。
「このままでは、弁護士はおろか所属している事務所自体が大きく信用を失いかねない状況になるのは目に見えている。弁護士という職権を乱用して、会社役員の債権回収ほか小野が約束したことの履行を妨害しているのは事実だから懲戒の対象になる。そうなれば必然的に弁護士と所属事務所の実名も明らかにすることになる。所属している事務所の代表者はそうした事実関係をしっかり把握しているのか疑問だ」
と関係者の一人は言うが、同様のことは国学院大学の執行部にも言えることだ。関係者が続けて言う。
「多くの関係者が連帯して国学院大学の佐柳正三理事長と針本正行学長に小野に対する抗議文を送って、大学としての正当な対応を求めたが、未だに何もしていない。これは明らかに大学としての責任放棄で信用失墜は免れないのではないか」
関係者のこの声は前号でも取り上げたが、同大学の体育会連合会レスリング部のHPには今も小野敏雄の名前が監督として、また同部OB会の事務局として載っている。これは一体どうしたことか。小野を査問して真偽を確かめることすらやらないというのは、関係者も言うように明らかな責任放棄であり、小野の不祥事を庇って何も無かったことにしようとしていると思われても致し方のないところだ。早急に対処しないと使用者責任を問われると思われる。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」(79)

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《今回の株取引のトラブルの原因は鈴木のような強欲の悪党が利益金を管理する立場にあったことが最大の問題で、誰が金を管理するか厳選しなければ今回のように最悪の結果になるからだ。株取引の諸条件を決めて「合意書」を作成するまでは良かったが、現実には鈴木のように猫を被り邪悪な本性を隠して逆に信頼を得ようとした場合もある。鈴木が金を管理できる立場を許した西は、株取引を開始した後に鈴木の暴走を止める機会がいくらでもあったはずなのに、逆に鈴木にいいように振り回され最悪の結果になった》

《鈴木は和解協議の場で認めていることを法廷ではことごとく否認している。貸金の現場、合意書作成の経緯、西と鈴木がそれぞれ10億円と15億円の借用書を作成した現場、さらに和解書作成の経緯等の発言についてはA氏側が提出している準備書面とそれを裏付ける多くの証拠で明らかになっているが、裁判官は肝心なところの全てを無視している。そして、不可解なことにA氏の代理人弁護士が反論していない。これでは裁判に負けるのは仕方がないかもしれないが、鈴木の嘘、そして長谷川と平林による鈴木の嘘を正当化するための虚偽構築には、いくつもの矛盾が露呈していたはずで、それを裁判官が咎めなかったところに大きな問題がある》

《鈴木はA氏への対応で西を利用し、和解書の支払約束を反故にするために青田と平林を代理人として差し向けた。借入金や株取引の利益分配について、鈴木はA氏に心を読まれないように、会話の中から騙しを見抜かれまいとした鈴木の策略で、それが最低限必要な時に電話でのやり取りで済まそうとした動きに現れているように感じる。平林、青田を代理人に指名したのは最悪で、当初から和解書の支払約束について交渉する気などなかったことが分かる。何もかも、鈴木が直接A氏の所へ出向き、具体的な説明をすべきだったが鈴木は常に逃げ回っていた。一番卑劣なやり方だ》

《記事を読んでいくと、取材班が多くの関係者等に慎重に粘り強く取材を続け証拠書類を集めた事がよく分かる。A氏の関係者はもちろん一般の読者からの投稿を読んでも、ほぼ100% A氏の敗訴に疑問を投げかけている。読者が裁判員だったら全員一致でA氏の勝利ということになる。それが当然の結果と思うが、実際には裁判官がその真逆の判決を出した。明らかに異常な裁判で、長谷川の術中にはまったか、裏工作があったとしか考えられない》

《鈴木は和解協議の場で西や紀井氏の真相暴露により株取引の利益を独り占めした事実が発覚したことで、宝林株収得資金の3億円をA氏が出した事と、少なくとも宝林株取引が「合意書」に基づいて行われた事をようやく認めたが、それ以外の株取引については「合意書」とは関係が無いと頑として認めなかった。「合意書」には「今後一切の株取引」と明記されており、そもそも鈴木自身が熱弁を振るってA氏に指揮支援を懇願した結果、A氏の了解を得て合意書が作成されたのではないか。最初の宝林株の取引で160億円という思わぬ利益にギラギラした強欲が目覚め、利益を独占したい為に次から次に虚言を吐き、都合が悪くなれば責任転嫁する。鈴木の強欲さには誰もが呆れ怒るばかりだ》

《裁判官を訴追する弾劾裁判は、国会で衆参の国会議員によって行われるらしい。裁判官の過ちを裁くのはこの機会しかない。テレビで実況されることは無いと思うが、経過や結果は報道される。めったにない事なので裁判官という職業が世間から注目される。品田裁判官はそこまで世間に自分の恥が晒される事態をどう考えるか。裁判官としての守秘義務を果たす前に、人間として自分の過ちを潔く認めて謝罪する責任の取り方を選択してはどうか。その方が裁判所の組織改善や裁判官の正義に対する評価を高めると思う》

《裁判官は、平成11年に合意書が交わされてから平成18年の和解書までの7年間余り、A氏と西、鈴木の三者で具体的な報告や協議が殆どされていなかったとしているが、取材関係者の調べだと、A氏は鈴木に9回も会っていて、そのうち3回は西が代理したが6回は鈴木と会っているという。しかも株取引の具体的な報告を避けていたのは鈴木の方で、本来ならば報告書を作成するなどしてA氏と協議すべきだったのではないか。義務を怠っていたのは全て鈴木であって、A氏は鈴木と西に嘘のない言動を望んでいたはずだ》

《鈴木の弁護士長谷川は、裁判では弁護士としての理念などかなぐり捨てて、勝訴するために「乙59号証」等の虚言だらけで限度を超えた書面の提出や陳述を行ったが、決して許されるものではない。鈴木からの高額な報酬に吊られ犯罪に荷担したのも同じだ。たとえ弁護士を辞めても、この責任を取るまでは枕を高くして眠れる日が来るはずがない》

《A氏が、平成9年9月から翌年5月の間で現金で約21億円を融資し、商品(宝石、高級腕時計類)で約7億4千万円、合計約28億円を鈴木に貸した。その他にも鈴木に頼まれ、言い値で現金で買ってあげた商品も少なくない。裁判官はこの現実をどのように検証したのか。債務者が法人か、個人かの問題ではなく、鈴木自身がどんな手段でA氏から借りたのかが問題であることを理解していたのか甚だ疑問だ》

《鈴木はA氏と会った頃、お金が無いどころか多額の借金だらけで命さえもどうかなるという程の崖っぷちに立たされていた。そんな状態の鈴木に対して、会って間もないにも拘らずA氏は無担保で資金を協力してくれた。そのお蔭で鈴木は九死に一生を得たとも言える。この経験は鈴木にとって決して忘れてはならない出来事であったはずだ。この事実だけでA氏には一生をかけて恩返しをしなければならない大恩人となった。それにもかかわらず20年以上もの長きにわたり、A氏を騙し苦しめ続けている事実をどう説明し、どう償うというのか。鈴木の悪行が表面化してきている今こそ、悪あがきやめてA氏に謝罪するとともに罪を償うチャンスではないのか》 (以下次号)

読者投稿 「小野敏雄」(2)

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《金を借りて30年も返済せずにいながら、日常の行動に変わりがないというのは詐欺師の典型じゃないか。金を貸した会社役員もよく小野敏雄という人間に付き合って来れたと思うが、小野が本性を見せなかったから、ここまで無責任で非常識とは思わなかったかもしれない。しかし、小野には初めから返す気などなくて、どうやったら返さずに済ますことが出来るかを考え続けていたのだろうが、会社役員を騙し作り話で誤魔化すやり方は普通の人間のやり方ではなく卑劣過ぎる》(多くの関係者より)

《小野を知る多くの知人や友人たちの全てが言っている。「社長は明らかに間違っている所は本人に直接はっきり言う人だが、相手が何か言い分があればいつでも聞いてくれる人だ。小野に対しても一度の口げんかもなかったはずだが、あまりにひどいときは注意したことが1度や2度はあったようだが、それで、このずるくひどいやり方は絶対に許されない。男として人間として最低だ」》(関係者より)

《小野はレスリング部の監督を辞めるべきだ。小野にはスポーツマンのカケラもない。今回、小野の本性が明らかになっても、大学の執行部が何もしていないようであれば、国学院大学に対して世間や卒業生がどう思うか。小野は自分から監督を辞め右翼も辞めるべきではないのか。所属する組織に迷惑をかけることくらい分からないのか。お前のような下の下の人間が監督とか幹部とかいう肩書をつけて、笑わせるな》(関係者より)

《小野の詐欺行為は筋金入りだ。生業がないのは毎月の収入は会社役員から借りた金が大部分で、他はわずかな金を騙していた。だからと言って、そういう人間が全て詐欺師とはならないはずで、小野の金銭感覚が度外れて非常識だから、知人でも小野に金を貸す人は他には一人もいないという話が圧倒的に多い》

《小野は依然、会社役員の会社の仕事を何回も請け負ったことがあったそうだが、実際に工事をした下請業者には工事代金を払わず着服していたことが何回もあったという。これって、横領になるのではないか。小野がやっていることは返す当てもない金を借りる一方で、実情がバレないようにウソをつき続ける(月に1割という高金利を口にするのも手口の一つのようだが、信用がないので月1割でも貸す金融会社は1社もなかった。10日で2割の金利で10か月借りていたことも本人は言っていたくらいだ)。それで信用を付けるためにいつも身なりを整え約束の時間を守っていた。何とも姑息なやり方で、一番信用できない人間だ》(関係者より)

《会社役員との約束を破ってその後の連絡を一切絶っただけでなく、小野は知人が自宅を訪ねると警察に電話をして警備を頼み、翌日には弁護士に「小野氏への直接の連絡や接触を控えてほしい」と通告させたが、あまりに手際が良すぎるので、小野が責任を取らずに人に迷惑をかけることを常習的にやってきたことが窺える。金の有る無しの実情を何故会社役員に話さなかったのか。話せない特別な理由があったとは思えず、相手との約束を果たすことにあまりにも無責任だ。小野の弁護士も、1時間もあれば全てが分かる内容を2か月過ぎても何も進まない。時間稼ぎをする弁護士を代理人にしても全く意味がないし、このようなやり方をしていると弁護士事務所が叩かれ、信用問題に悪い影響が出るはずだ》(関係者より)

《後藤悟志とは、後藤が格闘技に関心がある関係で知り合ったというが、後藤の脱税に協力して架空の支払を請求したり、不動産トラブルを解決するために反社に利益供与の調整をしたことを材料にして後藤を恐喝しようとするなんて、やることが最悪最低だ。小野には後藤の悪事を告発する資格なんてない。税務署が調査しているというが、この際、小野の申告履歴を調べ直したらどうか。小野には生業がないというから、毎年の申告がどれほどいい加減か分かるはずだ》

《ネットでここまで小野の正体が明るみに出て、小野の奥さんや子供たちはいたたまれないだろう。夫が世間に恥を晒して、無責任だ、非常識だと非難されている。言われている以上のことをやっているのだから当然だが、小野が誇りにしてきたかもしれない国学院大学のレスリング部監督という肩書ももう使えない、というよりOBたちの顔に泥を塗ったようなものだから、今後は会合を含め出入り禁止になるのではないのか。それも当然のことだ。10代の頃から右翼の世界に入って何を勉強したのか。こんな人間は見たことが無い》

《小野は自宅に知人が訪ねてきた際に警察を呼んだというが、何故そんなことが出来るのか。知人が危害を加えるとでも思ったのか。知人は会社役員とも懇意にしているというから、逆に知人に同行してもらい本当の話をするいい機会になったはずだ。自宅に閉じこもって応対もしないというやり方が一番悪質だ。右翼の幹部を長くやって来た人間のやることか。このようなやり方が、小野自身が言う日本一の右翼の教え方なのか》

《インターネットをみた友人知人より会社役員の所には小野を罵倒する話が沢山届いているという。それまでは会社役員と小野の関係が良好だったから、本当の話をするのを控えていたようだが、そうした声を多くの人間から聞いて会社役員も呆れているようで、今後もさらに小野への非難が深まり、中には告発する人間も出てくる可能性があるという。周囲の人間に迷惑ばかりかけてきた小野に非難が集まるのは当然のことだ》

《小野が頼んだ弁護士が会社役員との協議を先延ばしにしたうえに「小野が訴訟を起こすというので協議を控える」と言っているようだが、いったい小野は何を根拠に訴訟を起こすというのか。好き放題のことを言ったりやったりしてきた限界がきて逃げ回っている卑怯者が、今度は裁判所を騙そうというのか。ただの時間稼ぎに過ぎず、いい加減に自覚した方が身のためだが、委任を受けた弁護士も小野のことはどうにもならないことは十分に分かっているはずだ。全てが明らかになるだけで、弁護士としての立場ばかりか所属事務所にも迷惑がかかるだけだと思われる》(関係者より) (以下次号)

問題先送りで訴訟の愚挙「小野敏雄は狂気の沙汰」(5)

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小野敏雄が周囲にどれだけの嘘をついてきたか、今回、数多く寄せられている読者投稿を見てもよく分かる。一般の読者に加えて、小野をよく知る関係者からも多くの投稿があり、小野への批判が溢れ返っているが、そこから派生して小野が結婚詐欺を働いているのではないか、という情報まであって呆れ返ってしまう。小野は昭和63年に妻の真理と結婚して約34年になるが、気に入った女性に対してはバツイチと言って近づき、結婚をエサにして事実上愛人にしているという。事情を知る関係者によると、「小野は女性の実家に一緒に行って両親に挨拶までしているというから、女性も信じて疑わなかったのではないかと思う。女性は銀座で働いていたようで、店を辞めさせて毎月数十万円の生活費を5年前後も渡していたというが、借金を抱えていながら返済もしないで全くどうかしている」という。
小野は女性には「妻とは別れた」と言い続けていたというが、無責任過ぎて恥ずかしくないのか、と関係者は言う。その一方で小野は会社役員への入金話の一つとして妻の実家の相続財産の分与金受け取りを口実に使っているのだから、本当に節操のかけらもない人間と言うほかない。
小野は10代の頃から右翼の世界に飛び込んで、今も所属している団体で現役の幹部を務めているというが、不可解なことにその事実を周囲にはほとんど明かしていないようだ。よほどの後ろめたさがあるのかは不明だが、「女性には靖国神社の話をしばしばすることがあったようだが、小野が何も言わないために女性は知らず、『右翼でもないのに』とからかっても小野は返事をしなかったというから、それを団体のトップが聞いたら、さぞかし怒りに震えるのではないか」(前出関係者)という指摘があるほどだ。

寄せられているさまざまな情報を総合すると、小野が会社役員の元に頻繁に顔を出すようになったのは2年から3年ほど前のことのようだが、それまでに銀座のクラブに出向いて気に入った女性を愛人にして毎月数十万円の手当を渡すような羽振りの良さは、恐らく後藤悟志との関係にあったことと会社役員からの借金が大部分だと思われる。旧知の関係にあった会社役員に改めて近づき、滞らせていた借金の返済を棚に上げて新たな借り入れを懇願するようになった。しかしそうであれば、小野は何故、後藤の裏仕事(主に脱税の協力)で6年間も付き合っている中で会社役員への返済を一度もしなかったのか。愛人を囲い毎月手当を出すような金があるのであれば、それを返済に充てることは容易だったはずで、それをしなかったのは小野には借りた金を返すという責任感が全くなかったということではないか。それ故に、会社役員から返済の当てがあるのかと聞かれても、口から出まかせの話を次から次に連発して何一つ恥じない、それどころか嘘が限界になると一切の連絡を絶って非常識な言動を繰り返す。

ある関係者によると、「小野は裏仕事を進んで引き受けていたが、成功報酬を20%要求していた。後藤が不動産取引で10億円の利益を上げた際に反社への利益供与の調整や脱税に協力して相当な報酬を受け取ったと思われるが、それを材料にして後藤を脅すなんていうのは人間のやることではない」と言い、後藤もそうした小野の本性を見抜いて関係を疎遠にしたのではないかとも言うが、そうであれば、会社役員への入金話の一つである「後藤から3億円」という話は本当に質が悪いでは済まされない。
小野が会社役員に持ちかけた話の一つが、高額の家の建築代金を会社役員から受け取った直後に元請となる小野の会社を計画的に倒産させて、その金で返済するというものだったという。実際に工事を施工した業者には一部しか払わないという話を聞いて、会社役員が「それは犯罪になる」と言うと、小野は「私の問題なので迷惑はかけません」と平然と言ったというが、普通の人間の感覚ではない。

小野には生業がないという話はこれまでにも触れてきたが、こんな小野の本性を垣間見れば、まともな日常生活を送ろうとする発想がそもそもないのではないかともいえるが、そこで不可解なのが小野が今でも国学院大学レスリング部監督を務めているという点である。関係者が言う。
「大学の理事長と学長には昨年末に小野を査問して、小野がどれだけ世間に迷惑をかけているかをしっかり見極め、そのうえで然るべき対応を望むという書面を送ったが、大学の執行部として公には情報開示を何一つ行っていない。インターネットでレスリング部のHPを見ても、相変わらず監督に小野の名前があるだけでなく、大学の体育会連合会レスリング部OB会の事務局にも小野の名前が載っている。つまり、大学の執行部もOB会も小野に対しては何もしていないということになるが、それで済まされるはずがない。小野に対する対応をしっかりやって、公にするべき情報はしっかり開示しなければ、大学の執行部自体が信用を無くし、レスリング部のOB会幹部の責任も問われることになる」
国学院大学の執行部が小野を正当に処分できない理由が特別にあるのか、それは不明だが、小野のやっていることは単なる無責任とか非常識とか社会的道義的責任では済まされない状況にあることを認識すべきではないか。(以下次号)

 

読者投稿 「鈴木義彦」(78)

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《鈴木は、A氏と西の3人で飲食する時に2人の関係を注意深く観察していた事がよく解る。A氏の西への信頼度を感じて自分の計略を練り上げていった。そして実際にA氏から借り入れをしていく中で確信を持ったのではないか。最初の借入ではA氏が信用している西を最大限に利用して法外な金額の借り入れに成功したが、親和銀行事件で数か月後に逮捕され、その6か月後に保釈されたが、一切の返済もなく迷惑をかけたにもかかわらずA氏に謝罪もしないで愛人のマンションで朝から酒を飲み、自暴自棄になっていた。西が日参して、このままではだめになると説得して、西がA氏に何回も懇願して株取引の資金を全面的に協力をしてもらった。A氏の人間としての大きさや温情に眼をつけた鈴木の狡猾ぶりには驚かされると同時に憤りが先に立つ。コイツをこのまま許してはいけない。鈴木は畜生にも劣る人間だ》(関係者より)

《西に対しても「このアホ野郎」と叫びたくなるね。30年もの間、こんなに世話になった恩人を裏切って、西、お前は何をしたかったのかと考えても想像がつかない。西も鈴木と同様、自分の周囲に信用できる人間がいなかったのか。株取引のさ中で自分の裏切りがバレない様にすることばかり考えて、鈴木に都合のいいようにコントロールされたと思う。西はA氏と知り合った当初から自分の周囲の人間にA氏に直接接触することを禁じていたというが、他人をA氏に近づけさせなかったのは、すぐに自分の嘘がバレると思っていたからだろう。しかし、鈴木は同年代の西に対して「会長、会長」と何かにつけてペコペコして西を表面的に立てていた。西も鈴木のことを自分の子分のように思っていたようで「鈴木」と呼び捨てにしてコントロールしていたようだが、西も鈴木に完全に嵌められた。鈴木の悪さは半端ではない》(関係者より)

《鈴木は、裁判に勝訴して日本の法律を甘く見るようになったのではないか。言い換えれば日本の警察や国税庁を馬鹿にしている。過去約20年近くも馬鹿にされ続けている警察や国税庁はいい加減に目を覚まさないと類似の犯罪者にとって日本はパラダイスになる。ニッサンの元会長のゴーンも同じく日本を馬鹿にしてきた。ゴーンの逃走を手助けしたアメリカ人の元軍人は逮捕されたが、ゴーンが日本に連れ戻される可能性は薄いという。日本は世界からも舐められているも同じだから、その意味でも鈴木の犯罪疑惑を徹底的に解明してもらいたい》

《西が平成11年7月30日に株取引の利益金と言って持参した15億円について、A氏は合意書に基づいて3等分するものと考えたが、西が鈴木と自分のそれぞれの取り分5億円はA氏への借入金の返済の一部に充てると言うので、A氏は15億円全額を受け取ったが、心遣いで西に1億円を渡し「鈴木さんと分けなさい」と言った。これはA氏に後々の買い支え資金を安心して出させるための「見せ金」だった。しかし、後日、法廷でその15億円全額を自分の借金返済とすり替えた。平成14年6月27日に借用書を書く際にも鈴木は、本当は合意書破棄の礼金として西に渡した10億円を「社長への返済金を西に渡していた」と嘘をついて自分の借金を10億円も減額させた。平成18年10月16日の和解協議で西にそれを咎められ「これぐらいは認めろ」と言われ、鈴木は認めたが、裁判では西が自殺をして絶対に真相を語ることはできないという実感から再び借入金の返済と主張を変え「社長への返済金の一部10億円を西に渡したとは言っていない」とまた嘘をついた。同様の手口を2度も3度も使うなんて、こんな狡い奴は見たことがない》

《長谷川は鈴木との関係から懲戒請求を受けることや、再審や弾劾裁判で矢面に立たされる可能性を考え弁護士資格を返上したが、責任の重圧から逃れるためであろう、長谷川自身も罪に問われる危険性を恐れたからではないか。万一違うというのであれば、万人に分かる説明を聞きたい。しかし、再審になった時は鈴木だけでなく長谷川はもちろん青田も平林も杉原も、誰も逃げ場がないと覚悟することだ》

《鈴木や長谷川の家族や親族は、鈴木の犯罪疑惑が解明されなければ世の中の非難からは逃れられない。過去のいくつかの事件と比較しても人間としての責任を回避することは死ぬまでできないのではないか。今のうちに本人を説得して、原告に謝罪させなければ子孫の時代まで消えることはなく、影響はいつまでも続くはずだ。過去の事件を振り返れば分かることだ。現在のネットニュースは過去とは違い情報を拡散させていくスピードが何よりも速く、世界中の人たちに届き非難の目が鈴木や関係者達に一斉に注がれる》

《鈴木が裁判に勝訴したにもかかわらず、自分の居場所を隠しているのは何故なのか。鈴木の事だから身の危険を感じてと言い訳するだろう。身の危険を感じるようなことが身近で起きているのなら警察に相談するべきだ。A氏は西が自殺した後、西の家族と一緒に鈴木の父親の徳太郎を訪ね、鈴木の妹も同行して最寄りの警察署に出向いて相談している。その時、妹が鈴木に連絡しても鈴木は警察に出向くことを拒否した。翌日必ずA氏に連絡すると約束しながらその約束も反故にしている。鈴木の父徳太郎は、西が鈴木に頼まれ会社の部長にしていたので、息子(義彦)の悪すぎるやり方を何度も注意していた。息子と青田のことについては天野氏と違って評価が悪かったので父親の電話にも出なくなっていた。妹の徳田邦子は金銭面だけ助けてもらっていて鈴木には協力的だった。A氏と会って謝罪することが鈴木の助かる唯一の道だという事に早く気付け。長谷川も本心を言えば、この裁判でのやり過ぎを後悔していることは間違いないと思われる》(関係者より)

《A氏の多くの関係者達も我慢の限界に来ていると思う。再審請求と弾劾裁判申立ては当然考えていると思う。A氏の関係者が今の段階でお前の身に危害を加えることは無い。そんな行動を起こしたら今まで我慢してきたことが無駄になる事はA氏の関係者が一番知っている。再審や弾劾裁判を待つよりもお前がA氏と会うことが解決の早道だ。このことは長谷川も内心では息子や孫のことが気になり考えていることだと思われる。それに関係者や反社の人間が鈴木達に好き放題の嘘をつかれて、果たしていつまで我慢できるか、疑問だ》

《裁判官は合意書を無効にする理由の1つに「3人の役割分担が明確に記載されていない」と発言しているが何を言っているのか。鈴木と西はA氏には本当の話をしていなかったようだが、株取引の当初は3人で密に協議をするということが合意書に明記されているし、少なくとも発行企業から第三者割り当て増資や転換社債で取得した株の売りを全て紀井氏に任せ利益の管理を鈴木が独占していたことは明白ではないか。だから、鈴木が利益を勝手に海外に流出させて隠匿した資金を独り占めにすることが容易にできた。問題は西が自殺して、その真実を法廷で証言できなかったことにある。裁判官の判決はいいがかりに過ぎないと思う。裁判官はこの事件の点だけを見て前後のことを全く無視している。誤審を繰り返して誤判を招く原因はその辺にあるのではないか》

《和解書締結現場の模様を西がボイスレコーダーに録音した反訳はリアルだ(A氏の会社の社員が録音したテープは途中で切れていた)。合意書の存在を知って、さらに紀井氏の暴露があった事実を知った鈴木だが、それは心裡留保の状況では全くなく、自分の主張はしっかり発言していて、宝林株の購入資金はA氏が出した事と合意書の有効性を明らかに認めている。逆に西の方が鈴木に脅されているように聞こえる。A氏の応答は理路整然としていて解りやすく流石だなと感じた》(関係者より) (以下次号)

債務返済を20年以上も放置して「松浦隆男と妻和子」に逃げ得はない

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松浦隆男は過去30年以上にわたって会社役員を騙し続けてきた。平成元年頃に会社役員の会社に出入りするようになったが、その当時から松浦はブローカー的な仕事をしていたようで、本業が何であるか不明のようだったという。会社役員の会社の代理店の社長だった鷲尾義文の紹介で会社役員に面会してきたのが最初だが、さまざまな案件を持ち込んでは手数料を稼ぐという雰囲気だった。しかし、持ち込まれた案件のほとんどが実体もなく、会社役員から活動資金や手数料の前取りのような名目で金銭を受領しながら案件がとん挫してしまうという繰り返しだった。会社役員がビルを所有した平成14年には、そのビルの耐震工事が必要になったため、当時、会社役員に3000万円の債務を有していた松浦に仕事を回すことで債務返済の一部にでもなれば、という温情から会社役員はその仕事を回したことがあったが、松浦が連れてきた業者は会社役員から450万円の工事代金を受け取ったにもかかわらず耐震工事を行わなかった。それどころか、会社役員が頼んでもいない解体工事を松浦が勝手に発注して大きな問題になった。
松浦は会社役員には業者が詐欺を働いたことを詫び、事件にせず穏便にして欲しいと懇願したが、その後、この業者は450万円を返済しなかったため、会社役員は松浦への不審を強めた。会社役員の関係者の中には業者と松浦が工事代金を山分けしたのではないか、事件の主犯は松浦ではないかと疑いを持つ者がいたほどだった。他にも各フロアーのパーテションを勝手に解体して、約500万円の損害を出し迷惑をかけていた。

昨年の12月下旬、会社役員の関係者が松浦隆男の自宅を訪ねた。会社役員の手元には松浦が直筆で書いた借用書や債務確認書が公正証書のほかに何枚も保管されている(公正証書には松浦の妻和子が連帯保証をしている記述がある)。松浦が指定した期日に返済せず、そのたびに言い訳がましく案件を口にして返済の期日を先送りにする。そして借用書や債務確認書を松浦が書いてきたものであった。耐震工事の工事代金を着服してから15年以上を経過しても、松浦が返済しなかったため、会社役員は松浦の意志を確認したうえで債権譲渡も視野に入れて決断しようと考えていた、と松浦を訪ねた関係者は言うが、関係者が松浦の自宅を訪ねると留守で、妻の和子が松浦に電話をしたが応答がないため、関係者はその日は帰路についたが、その後まもなくして松浦から電話が入った。ところが松浦が「債務の返済は終わっている」と言う。関係者が「それを証明する書類はあるか」と聞くと「それはありません」と言うので、会社役員が改めて松浦と会い、いつどういう形で返済が終了したのかを尋ねると、松浦は返済が終わっているとその場しのぎで言ったことを認めた。
会社役員は、松浦が平気でその場しのぎの嘘を言うことを叱責し、改めて松浦に対し年明け早々に夫婦で来社し返済の計画を具体的に知らせるようにと言ったが、実際に1月8日に松浦が妻と共に会社役員の会社に来社して語った返済計画もまた、松浦の口から出まかせの嘘だったのである。
「松浦は、今プルトニウムの開発研究で経済産業省から援助金が下りる特許案件を進めており、1月中旬に10億円が下りることになっているので、そこから返済に回しますと言ったが、これまでの経緯から信用できず、一緒にやっている人からも話を聞きたいということで、3日後に改めて中村という人が一緒に来たが、やはり、松浦の話は全く逆の話で、中村氏によると1月中旬の10億円は事業資金として松浦が用意することになっている資金で、それが用意できなければ研究も事業も宙に浮いてしまうということだった。全く正反対のことを松浦が平然と言うので、会社役員も松浦を怒鳴ったが、松浦は『すみません』と謝るばかりだった」
会社役員は松浦に対する債権がすでに5億円以上に膨らんでいる事実を伝え、「貴方が、無責任にも返済をしないで20年以上も放置しているから、こういう金額になってしまった。私はきちっと返済するのであれば、そもそもの元金3450万円+αで良いと言っていたはずだが、それでも貴方は嘘ばかり言って誤魔化そうとする」と言って、松浦に対する債権を複数に分割して譲渡することにすると自身の決断を口にした。

債権が譲渡されれば、松浦と連帯保証をしている妻の和子だけではない、松浦の先妻との間に生まれた娘(高木幸子)や和子の先夫との間に生まれた2人の娘(七田麻美子、同麻由子)ほか松浦夫婦のそれぞれの兄弟や親族にも容赦のない取り立てが起きるに違いない。同席していた会社役員の関係者が、そのことを伝え、もっと真剣に返済することを考えなければ、大変なことになると言った。
会社役員も関係者もしばらく様子を見ることにしたというが、松浦が本当に会社役員への返済を具体化させなければ、関係者が言った通りの大変な事態が生ずることを認識するべきである。(つづく)

「淀屋民則」の負の遺産を引き継ぐ妻の重い責任

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会社役員が創業した図書販売の会社に淀屋民則が出入りするようになったのは時代が昭和から平成に変わる前後のことだった。淀屋は当時会社役員と同じ図書販売の日本図書という会社の部長で、会社役員の会社に出入りしている頃、淀屋が「値打ちがあるものです」と言って鎧や絵画を会社役員に持ち込み、紹介手数料を取っていた(購入価格が1億8000万円の2割3600万円が手数料だった)。ところが、ある時、会社役員がそれらを専門家に鑑定してもらうと、全てが偽物であった。淀屋は会社役員に「偽物とは知らなかった。申し訳ありません」と詫びたが、それが最初から本物ではないことは分かっていたことがしばらくして判明する。

会社役員の会社では、毎月5000万円から6000万円の売り上げを誇る営業チームが3チームあり、社内でも常にトップを競う有望な営業マンが揃い約25人ほどでチームを結成していたが、あろうことか淀屋はそのチームの責任者で、日本図書に在籍中の同僚であった角田某に近づいた。淀屋が角田に目をつけ近づいて行ったことは、会社役員はもちろん、誰も気に留めることが無かったため、淀屋の密かな企みが事前に発覚することは無かった。そして、淀屋は出入りするようになってからしばらくして本性を露にして角田を完全にたぶらかし、チームの営業マン全員を一気に退職させて自分の勤めている会社に引き抜いてしまったのである。しかも、引き抜かれた営業マンたちは、あろうことか、素知らぬ顔をして会社で朝礼を済ませてすぐに淀屋の会社に行くようなことをやり、固定給だけを会社役員の会社からもらっていたことが間もなくしてバレた。

会社役員は営業を統括する幹部や他のチームの営業マンにも実情を確認すると、間もなく淀屋による引き抜きであることが判明した。営業マン25人が退職することになり、淀屋の行為に激怒した会社役員は法的な措置を含めあらゆる手段を講じて淀屋を追及し、営業マンたちを引き抜いた会社を破綻するまで追い込んだのだ。会社役員にすれば、当然のことであるが、有力な売り上げを誇る営業マンたちをそっくり引き抜かれたために、会社の売り上げが急落したうえ、社内に走った動揺を鎮静化させることも容易ではなかったから、淀屋への怒りは想像以上だった。その後、引き抜かれた営業マン全員が「戻りたい」と言って謝罪に来たが、会社役員はすべて断ったという。

一方の淀屋は、営業マンたちを引き抜いた会社が破綻寸前まで追い込まれたことに責任を取らねば収拾がつかない状況となり、会社役員に最大限の謝罪をすることになった。会社役員は、謝罪に現れた淀屋を許しはしたが、それまでに会社役員に偽物を売りつけて騙し取った手数料の返還を求め、淀屋がすぐに返済できないため債務弁済公正証書を作成した。
淀屋はこの公正証書を、その後一度書き替え、さらに債務承認書を2度書いている。最初の公正証書の作成は平成7年4月10日で、次の書替が平成12年12月18日、さらに債務承認書は平成22年11月4日と平成26年11月21日だが、この日時を見ても分かるように、淀屋はその間に一切返済していない。そのため、淀屋の債務総額は令和元年12月31日現在で約2億6000万円(年30%の遅延損害金を含む)になった。

淀屋は会社役員への返済を怠ったまま死亡したが、その無責任さが妻の美津子に及ぶことを、淀屋は考えなかったのだろうか。淀屋が作成した公正証書には妻美津子が連帯保証しており、淀屋と妻は会社役員に約束した月に1回の面談を繰り返す中で返済する機会はいくらでも作れたはずだが、夫婦ともに履行することは無かっただけでなく、月に1回の面談をいつの間にか反故にしたうえ、数年間は所在を不明にするという無責任な対応を取り続けてきた。しかし、それで問題が解決することなど決して有り得ないのは当然のことである。淀屋が死亡しても妻美津子が連帯保証をしている責任は重く、しかも妻の美津子が保険会社に勤めていたこともあり、担保がないからと3000万円の保険に加入していたが、いつの間にか勝手に失効させてしまった無責任さは咎められるべきもので、返済が一度もないところで後から困るのは当然のことだ。その責任は子息(長男の賢二、次男の良治、三男の満雄のほか淀屋の先妻との間に生まれた長男秀樹)にも影響が出るのは止むを得まい。長年にわたって債務の返済を怠った責任を、妻の美津子はしっかりと認識すべきであり、4人の息子たちもしっかりと協議すべきだ。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」(77)

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《西は、志村化工の事件で鈴木を庇い、鈴木に貸しを作り、配当金の増額を約束させたが、実際は鈴木に「お前が裏切っていることをA氏にバラしたらお前が困るだろう」と脅されていたのではないか。西が、鈴木の傍若無人な我儘を許していた理由の一つにはそれがあったのではないか。西は自分の裏切りが、A氏にバラされる事が一番の弱みだった筈だ》

《西のA氏への遺書がある。A氏への感謝と謝罪は勿論、自分のだらしなさ、弱さを吐露しているが、自分を取り繕っている部分が一部あり、まだまだ真実を書いていない気がする。遺書にケチをつけるつもりはないが、鈴木との本当のやり取りも、もっとドロドロした部分があったのではないのか。鈴木の本当の悪党としての姿を書いて欲しかった。遺書に鈴木の事を「鈴木氏」と書いていることも気に入らない》

《鈴木は宝林株の取引で、A氏が最初に資金を3億円も出資してくれたおかげで160億円もの利益を上げる事が出来たのに、なぜA氏に買支えの資金をその後も出させるような卑劣な事を続けたのだろうか。A氏の資金力に目を付けていたとはいえあまりにもやり方が汚すぎる。A氏からの返済金を返す、利益を3等分するなどの意識は元々なく、全て自分の資金にする計画だったと思うと虫唾が走る。ただ、和解後の電話で西の買い支え損を確認して、「利益よりその分を引いて3等分しないといけませんね」と鈴木が言ったのは間違いない。テープにも入っており何人かが聞いている。その後、代理人に就いた平林と青田の影響も大きいのは事実であるが、一番の悪い影響は長谷川の乙59号証でやった虚偽の構築で、これが一番の原因と考える関係者は多い。どんな方法でもこの男に責任を取らせなければ誰も納得しないし、この流れは終わらない》(多くの関係者より)

《鈴木が「公序良俗違反」とか「脅迫」されたとか、西と紀井が自分を「裏切った」という言葉を使うたびに心が怒りに震える。お前がどれほどの人間を騙し、裏切って犠牲にしてきたか、死人も出ているではないか。犠牲にした一人一人の顔を思い出せ。お前が使って良い言葉はたくさんあるはずだから、それを口に出して謝罪しろ》

《今回の鈴木の裁判の流れや結果を見て、誰のための裁判なのかと疑念を感じます。司法の裏側は伏魔殿ではないのかと。陰謀や悪事が渦巻いているとしたら…考えるだけで恐ろしくなります。真実を見極めようとせず、裁判所の立場を第一に考え優先させているとしか思えません。原告であるA氏の訴えや主張、証拠の検証を細部に渡って行うより、被告の鈴木の主張である「強迫」や「心裡留保」の方が曖昧である一方、簡単に尤もらしく当てはめる事が出来、判決も下しやすいということではなかっただろうか。いずれにせよ真ともな裁判進行ではなかったし、判決もとことん検証され突き詰めた判断のもとに下されたものではなかった》

《鈴木は何歳なのだろう。A氏に出会う前から同様の手口で人を欺いて助けてもらい、卑劣な方法で裏切るということを繰り返してきた邪悪な人生だったと思われる。人の心の動きまでも利用して用意周到に立ち回り逃げ切る。罪の数も相当になるだろうが、悪運だけでこんなドラマのようなストーリーがいつまでも続くわけがない。この先、責任を問われる驚愕するような人生が待っていると覚悟した方が良い》

《親和銀行は九州の地方銀行としては、それなりの歴史があった。しかし、鈴木の魔の手に嵌り、実質、約100億円の不正融資をしてしまった。100億円は地方銀行にとって大きな痛手になっただろうが、頭取のスキャンダルが明るみに出たことから銀行の信用は地に堕ちた。その為、金融庁の主導による九州圏内の統廃合が繰り返される中で親和銀行は銀行名が残っているだけだという。鈴木と青田は銀行を喰いものにした詐欺師だったのである》

《裁判官は、合意書を無効にしたが、宝林株から始まった株の利益は誰のものなのか。海外に隠匿している1000億円の資産は誰のものなのか。裁判は鈴木の勝訴となったが、隠匿資金の行方はどうなるのか。警察、国税庁の捜査は入るのか。これからが問題だ》

《鈴木がオフショアに隠匿している1000億円以上の資産が解明されていくとペーパーカンパニーやプライベートバンクを置いている国にも世界中からの注目が集まるのではないか。そうなれば日本の恥になり、日本の信用も無くなる。鈴木一人の為に世界中に恥をさらすことになる。監督官庁の責任、即ち国としての責任は重大だ》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(76)

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《今から約30年前に、多額の借金で自己破産の道しか残っていなかった鈴木が、今では1000億円以上ともいわれる資産を手にしているが、その手法とは何一つ自己資金で利益を上げていないばかりか、ことごとく約束事を守らず人を騙し続けて手にしたもので決して許されるものではない。もう読者の皆さんはよくご承知の通りで、あまりに酷いやり方で未だに逃げ続けている鈴木義彦の目を覚まさせるにはネットを利用して拡散する事だと思います。間違いなく鈴木は犯罪者で罪を償わずに逃げ続けている事実を知った以上、放って置くわけにはいかない。海外からの情報もあるようだ》(関係者より)

《鈴木は和解協議後A氏宛の手紙に「男として、一目も二目も置く」と書いてきているが、この言葉は鈴木如きがA氏に使える台詞では無い。本来男としての器量が充分備わった人間がそれ以上自分より優れている金筋の相手に対して敬意を表する意味で使う台詞だ。鈴木みたいな自分の非を認めず嘘の策略で金を騙し取る卑劣でずる賢い奴に言われても何の意味を成さない。鈴木が言うなら「一目」どころか「百目」位必要だ》

《鈴木は親和銀行事件で逮捕される3日前にA氏を訪ね、土下座までして8000万円を貸してもらった。「このご恩は一生忘れません」と感謝の言葉を述べたのは少なくともA氏の対応に感銘を受けたからだったのでしょう。それから約23年、当然この言葉の意味を忘れたとは言わせない。「一生忘れません」というのは「一生かけて恩を返す」という意味があるのです。この23年の間にA氏にどれだけの恩返しをして来たというのですか。それどころか真逆のやってはいけない事を貴方はやり続けているではないですか。恩返しとはどういう事か、何をすれば恩を返すことになるのか、よく考えて一日も早く決断して行動しなさい》

《鈴木はA氏と出会う前はにっちもさっちもいかない状況にあり自殺まで考えていたところをA氏に救われ今が有るというのに、その恩に報いるどころか当初から金を騙し取る策略ばかり考えていたようだ。一連の流れから鈴木の悪どさが随所に窺える。和解協議の場に於いても鈴木の嘘が発覚してもそれを認めようともせず最後まで誤魔化そうとする様は情けなく、恥を知れと言いたい。この男は煮ても焼いても食えない奴だ》

《裁判官の不可解な判断や何故検証、追及しなかったのかと思う点が多々ある。親和銀行事件で鈴木が支払った示談金17億円の出所、紀井氏の証言(株取引の内訳)を取り上げない、宝林株の買収資金の3億円の出所が二転三転したり、有り得ない状況です。更に鈴木が逃げ回っていた事実を取り上げれば本当にきりがない。こんな手抜きの検証でよく恥ずかしくもなく判決文を書いたものだと思う》

《読者投稿を書いている人も様々ですが、鈴木義彦という人は本当に評判が悪いようです。A氏の関係者は勿論、鈴木の元社員、飲食店の店長、ホステス、匿名希望の方など多くの声があがっていますがどれも「良い人」という声が全くない。鈴木は自分がこんなにみじめな人間であると自覚しているのだろうか。お金だけが全てではないと言う事に気が付くべきだ》(取材関係者より)

《鈴木が和解協議後A氏宛の手紙で「お金の海外への移動という現在最も難しいことを何故一人でやらなければいけないのか」と書いているが、そんなことを誰も頼んで無く鈴木が着服横領する為に自分勝手にやった事ではないか。これ自体が裏切り行為そのもので「合意書」に基づけば鈴木の取り分は一銭も無い。こんな出鱈目な言い訳を捏造し自分を正当化しようとする鈴木はどこまでも汚い奴だ。こんな馬鹿に付ける薬は無い》

《罪を償わない犯罪者は本人はもとより、家族親族への攻撃が凄まじいという事を鈴木は知っているのだろうか。ネットでの誹謗中傷は当たり前、どこでどう調べたのか無言電話や張り紙、ウワサ、怪文書などが出回り、人間関係もままならない状況に置かれるらしい。鈴木は莫大な隠し財産と家族のどちらを取るのか。今後は家族や身内もまともに生きていけなくなる日が遠からず来る。娘や息子の顔写真も出るのではないかと思う。青田の姉や2人の姪も同様だろう》(関係者より)

《A氏の代理人中本弁護士は、鈴木側から提出された証拠書類などを細かく検証し、反論しようとしていない。被告側の主張に根気強く反論し、逆に釈明を求めるべきだったと思う。3年もの間に何をしていたのか。反論しないという事は認めたも同然で、原告の代理人としてお粗末過ぎる対応である。鈴木や長谷川にはまともなやり方では太刀打ちできないと中本弁護士は気が付かなかったのか。「裁判に勝つ」という目標に向かっての能力の差が違い過ぎたのではないかと思う》

《鈴木はどれだけ莫大な資金を手に入れても、A氏のような温情を持っていないので、会って間もない困っている人に情をかけて助けるようなことは出来ないでしょう。だから鈴木に感謝し鈴木の為に自らを省みず動くような人物は身近に居ない筈です。青田光市のようなお金のためだけで動く人間では話になりません。信じられるものがお金だけというのは寂しい人間です。家族や身内に同様にみられるのは当然だと思います》(以下次号)

緊急告知 「後藤悟志糾弾」の情報源に判明した犯罪疑惑

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令和2年3月より、当初は糾弾するべき対象者を「G社長」と実名を伏せて記事を掲載してきたが、同年7月7日に掲載した記事から「後藤悟志」と実名に変えることにした。記事掲載の当初に後藤の名を伏せたのは情報源の要請であり、掲載から1か月後に後藤の顔写真が提供されたので掲載することにしたが、周知のとおり後藤の顔以外は全て塗りつぶされていた上にアイマスクをかけることが条件だった。そして、写真の提供直後から突然「後藤の名を実名で出しても構わない」ということになった。本誌としては、実名で報じることは歓迎すべきことで、記事にもある通り後藤には脱税を始めとして金銭に絡む様々な犯罪疑惑が取りざたされているだけに、いつ事件化してもおかしくはないという状況にあったからで、それを本誌はいち早く報じてきた。

ところが、情報源である小野敏雄(別稿にて特集を掲載)には別の企みがあった模様で、後藤に協力して不動産取引に絡んだ反社会的勢力とのトラブルを解決して後藤から礼金を受け取っていたが、後藤がその取引で得た10億円の利益について脱税が疑われる手口を使い、そこにも小野が関わっていたとして税務署から調査を受けたのをきっかけにして、後藤から口止め料(3億円)を取ろうとした事実が判明したのである。「G社長」と匿名にしていたものを「実名にしても構わない」と小野が言い出したのも、まさに後藤に対する威嚇であったに違いない。

そこで、本誌は小野から持ち込まれた後藤に関する情報を改めて精査したが、後藤が金銭に貪欲なあまり、日常的に会社関係者や後輩たちから顰蹙を買っている話に象徴される後藤の個人的な情報のほか、後藤が様々な手口を使っての申告の誤魔化し(脱税)に小野が協力していたことや賭博の常習者であるとの情報には相当の裏付けがあることとして、記事の全面削除はしないことにした。今後、小野が自ら司法当局に告訴告発したり自首する可能性は薄いと思われるが、本誌としての立場から後藤悟志に係る情報源が小野敏雄であることを、先ずは報告に代えて告知する。

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(8)

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自分の都合が悪くなると、相手との連絡を一切絶って、「時には家に何日も閉じこもって一歩も出ないことさえある」(関係者)という早川充美。早川が松尾憲之の債務を責任を持って支払うと約束してからすでに2年近くにもなるが、早川からの連絡が一度もない中で会社役員の関係者が早川の自宅を夕刻に訪ねても、窓から明かりが漏れているから室内にいることが分かっているが、一切応答しない。過去に豊田商事の代表者であった永野某が閉じこもっていた自宅マンションで、右翼を名乗る2人組が玄関先で待機する取材陣にはお構いなく長野に襲い掛かり斬殺するという事件があったが、早川にも何が起こるか分からないのである。

(写真:早川充美 早川の大言壮語は虚言癖を越して犯罪同然である)

松尾憲之も一昨年5月30日以降に失踪して早川と同様に連絡を絶っているので、早川と松尾がそれ以前の失踪の時と同様の動機で所在を不明にしたことは疑いのないところだが、それで問題が解消されると早川が考えているのなら、大きな間違いだ。

松尾は過去40年以上も世話になり、時には命を救われたことが何度もあった会社経営者に巨額の債務があったが、松尾の失踪以後に早川がこの会社経営者と面談する中で、早川が松尾が負っている債務を「責任を持って処理するために200億円分だけは自分が責任を持って支払う」と明言したことから、松尾の失踪事件は複雑な展開を見せると同時に、早川が会社経営者にした支払約束を何回も繰り返しながら守っていない。

早川が会社役員と初めて面談したのは一昨年2月中旬のことで、松尾の長男慎介が同席していたが、早川は「松尾が負っている債務数百億円のうち200億円は、私が責任を持って支払います」と断言した。会社役員は早川が松尾から聞いていたと思ったが、さすがに初対面の人間に松尾の債務を肩代わりするという話をする早川に驚いたが、その後、松尾に対する債権者として何度も早川に確認を求めても、早川は前言を覆すことなく会社役員に固く約束したのだ。面談の当初では「(一昨年の)3月末まで」と期日を指定し、その後、松尾が早川の差し金により失踪を企て、余計なトラブルが発生する中で、改めて松尾が姿を現した後も、早川は会社役員との連絡を曖昧にし続けて、約束を反故にし続けた。会社役員に対するその責任は、早川が考えている以上に重大だ。松尾が長期間失踪しているために、松尾の親族が早川に消息を尋ねているようだが、早川からは一切返事がないようだ。松尾に失踪をけしかけた責任を早川はどのように考えているのか。早川が自信を持って約束したことだから全責任を取るべきなのにあまりに無責任ではないか。

早川の大言壮語は詐欺にも等しいものだが、それはプライベートな部分でも頻繁にみられた。2年ほど前の話になるが、「早川は『去年の年収は税引きで40億円で、今年は80億円』とか『愛人3人にマンションを買ってあげていて、何かのときのために現金5000万円をアタッシュケースに入れてそれぞれに渡してある』などと言って、新宿の会員制レストランクラブでは目の前にいる女性を誰彼かまわず口説きまくっていた」
というが、余りに見苦しく聞き苦しい話を子息や会社役員はその他にもいくつも聞いている。ある時には「田端駅周辺で銃撃戦に巻き込まれた」と早川がまじめ顔で話すのを聞いて、「実際にありもしないし、すぐにバレてしまうような嘘を平気で言うのは尋常ではないし、おかし過ぎる」と松尾の子息慎介も呆れ返っていた。

早川が一旦約束した支払いについて、何度も会社役員が確認しても「必ず約束を果たす」とした約束を実行する義務があるのは当然のことである。それが、早川が最優先に自覚すべきことであって、早急に会社役員と連絡を取り、早川が置かれている今の状況や今後の支払の計画なりを協議するしかない。
会社役員の関係者が言う。
「早川が今までと同じように知らぬ振りをし続けるならば、今後は多くの関係者が早川を見つけ出して、早川に全責任を取らせることになる。連絡も一切せずに2年前後も放ったらかしにしたうえ、松尾を裏で操るような真似をしているに違いないから、その点では第一に会社役員に謝罪して約束の義務を果たす責任が当然ある」

早川の記事を取り上げてきた中で、早川が大言壮語癖で多くの関係者に多大な被害を与えている事実から、刑事事件に発展する可能性を示唆しているが、早川は言動だけでなく、明らかに業務上の詐欺横領を働いている事実が判明している。
昨年末に会社役員の関係者が早川の前妻や娘を訪ねたが、早川の家族は誰もが早川の大言壮語に辟易としているようで、妻が離婚した平成24年以降はほとんど関りを絶っているようだ。自身が招いたこととはいえ、早川自身が自ら連絡をしないままはっきりとした対応を取らない限り、早川の所在確認が続けられる意味でも、また早川自身が自らの意志を明らかにする自覚を持つ意味でも、今後も家族や身内にも悪い影響が出ることを早川は実感しなければいけない。今後は大変なことになりそうな予感がする。時間が経てば経つほど言い訳が通用しないことくらい早川は、それも分かっていないのか。

ロシア利権と「山本丈夫」の詐欺商法(4)

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(写真:山本丈夫)

本誌(令和元年11月11日付、同年12月24日付)で既報の通り、山本丈夫が債権者を騙して居所を不明にして、自らの責任を果たそうとしないため、令和2年11月に債権者が改めて貸金の一部5000万円の請求を求める訴訟を提起した。住民登録地に実際には居住していない山本は、それから間もなくして裁判所に「弁護士を選任する」という連絡を入れたものの、裁判所が指定した期日には弁護士すら現れなかった。東京地裁はその場で結審し、債権者が求めた請求額を満額で認める判決を言い渡した。これを見ても分かるように、山本は極めて無責任な人間であるが、このままで済むはずはなく、また時間が経てば後付けの言い訳も全く通用しなくなる。
その前にも、債権者が平成29年3月に債権の一部1億円を請求する訴訟を提起して、この時も東京地裁は債権の満額を認める判決を下したが、山本は債権者が直後に代理人弁護士を通じて支払いの請求をしても今日まで放置してきたのである。裁判で支払い命令が出ても、実際に住んでいる所を知られずに知らぬ振りを決め込んでいれば、いずれは債権者が諦めるとでも思っているのかもしれないが、それは大きな間違いであることを自覚すべきではないか。
債権者が憤りを隠せないのは、山本が所在を不明にして以来、今日まで一度も債権者の前に現れず、謝罪の一言も発していないことにある。特に、山本が債権者に勧めて大量に購入させた「東邦グローバル(千年の杜)」株については、株価が利益を出す価格になっていながら売らせなかったために、債権者は売り時を失して大きな損失を抱え込む状況に陥った。そこで、山本が債権者に約束した1株500円での買い取りを求めたところ、山本は了解して「確約書を書きます」と言ったが、その際、買い取りの価格について「1株300円でお願いします」と言うので債権者も同意した。ところが、確約書で約束した期限の平成20年12月末日前後から山本は債権者との連絡を絶って、所在を全く不明にしてしまったのである。
株の買い取りに係る総額は約7億円になり、山本は当時進行中の仕事での入金があり、それを買い取り資金にすると債権者には言っていたが、所在を不明にしたままで山本が言っていた仕事の内容も全て不明では、山本の約束自体が全くの虚偽であったと考えざるを得ないのは当然であった。
債権者が山本と知り合って以来20年以上を経る中で、山本は週に何回も債権者と銀座や赤坂で飲食を重ねたが、その時の飲食代を払ったことは一度もなく、債権者も山本に払わせようとしたことは一度もなかった。
それだけではない、山本の金銭的な頼み事にも債権者は応じてきたが、山本は借りる一方で、返済は皆無に近かった。山本が債権者に持ち込んだ金銭に絡む頼み事は全てが虚偽あるいは期待させるような成果など全くないものばかりだったのである。実際には詐欺行為そのものだったと言っても過言ではない。例えばロシア宇宙博や鎌倉カントリークラブのオーナー一族からの13億円の返金の話、あるいはインド美術・工芸品の担保提供等だったが、ロシア宇宙博では、山本自身が豪語していた惑星探査機模型を販売する展示会を兼ねた「ロシア宇宙博」そのものが開かれず、会場に展示するはずの惑星探査機模型を債権者に無償提供すると言いながら一切実現しなかった。また鎌倉カントリークラブのオーナー一族からの13億円の返金の話についても、山本はその13億円を担保に債権者から融資を受けたいと言っていたが、実際に債権者の弁護士が鎌倉カントリークラブの手塚氏を調査すると、山本の言っている話が全くの虚偽であることが分かった。他にも、山本はデマントイドジャパンという会社の株券を「10億円以上の価値がある」と言って担保に供することもあったが、全てが詐欺にも等しい話でしかなかった。
このように、山本は債権者から借りた金銭の返済を怠り、あるいは先延ばしにするために新たな作り話を持ち込んでいたのである。山本という男は、過去に北海道で右翼を名乗っていた時代にも周囲の人間から詐欺師と呼ばれていたようだ。

東邦グローバル株の買取の約束を反故にしたまま所在を不明にしたことで、債権者が貸付金の返還を求めた訴訟を提起すると、山本は、あろうことか「債権債務を捏造された」とか「債権者に脅された」ほか債権者を誹謗中傷する陳述ばかりを行った。判決は前述の通り債権者の請求が満額で認められたが、山本は裁判所の命令を無視して知らぬ振りをきめこんできたため、債権者の多くの関係者が債権譲渡や差し押さえ等あらゆる方法を講じて、今後は徹底的に責任を追及するという。関係者の多くが言う。
「債権者は山本に対して、不本意ながら十分な時間を与え、理不尽な言い訳を聞いてきた。ところが山本は債権者の心情を逆なでし続けてきた。「仏の顔も三度まで」という言葉があるが、債権者の我慢も限界に達している。山本の身勝手な言い訳についても、債権者はこれまで山本が改心することを期待していたが、今では無駄な時間を過ごしてしまったことを後悔している」
関係者の多くが、山本が何処にいようが、必ず見つけ出すと言うが、山本は本当に債権者に謝罪することを真剣に考えるべきだ。「これだけ会社役員に世話になりながら、裁判でもでたらめな話ばかりする人間はまずいない」と、会社役員と山本の両人を知る関係者全員が口を揃えて言う。
ちなみに、山本は前妻とは15年以上も前に離婚しているが、当時から関係者の間では「偽装離婚」が当然のように語られていた。山本は郵便物を取りに行くためだけにマンションを借りていて、どこに居住しているかを明らかにしていないが、多くの関係者が「前妻が居住する中央区佃のタワーマンションに隠れ住んでいるに違いない」と言う。前妻が単独でタワーマンションを購入する資金的余裕があるとも思えないというのが理由だが、山本は離婚したとはいえ前妻まで嫌疑をかけられ、巻き込んでしまっている事実を真剣に考えた方が良いのではないか。山本が知らぬ振りを続ければ、それだけ影響を被る親族や身内が増えるだけなのだ。すでに山本の顔写真が掲載されているため、様々な情報が寄せられている。山本が隠れ潜む場所はどこにもない。(以下次号)

中古車ブローカー「倉持茂」が会社役員を襲わせた動機(6)

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平成30年12月11日に会社役員が自宅のあるマンションの玄関先で暴漢3人組に襲われた事件は、実行犯2人がそれぞれ7年以上の実刑判決が言い渡されている。実行犯らの控訴は高裁で棄却されそれぞれの刑が確定したというが、襲撃を教唆した疑いが強く持たれ状況証拠から判断しても間違いはない倉持茂に対して、会社役員は民事訴訟の後に刑事告訴する予定であるという。

(写真:倉持茂)

倉持が会社役員に負っている負債は多額で、借入金のほかテナント事業に伴う連帯保証、展示用に借り受けたスーパースポーツカーの借受条件(整備や塗装等に係る損害等を総合して精査すると、それだけでも6000万円以上となり、総額で25億円を遥かに超える莫大な金額(うち約18億円はFX取引の資金)になっている。それに加えて5連結ガレージやフェラーリのヘッドライト、大理石の返却を会社役員は倉持、そして一部は倉持と中古車の販売ほかで協働してきた新井康弘に求めてきた(新井には他に飲食店開業に係る賃料、光熱費等の未払いがある)が、一向に埒が明かないために訴訟に踏み切っているが、倉持は過去25年以上にわたって会社役員に何もかも世話になっておきながら、会社役員の所有するビルのテナント事業で無責任な対応を繰り返して迷惑をかけ、中古車販売ではオークションで仕入れた車を会社役員には無断で勝手に売却してしまい、仕入れの原資となる2000万円を含め車の売却代金を横領するなどして一切の連絡を絶ってしまった。それに前後して起きたのが襲撃事件だったから、倉持の関与(教唆)が強く疑われるのは当然のことだった。

倉持は会社役員との連絡を絶つ前後から、会社役員に対する負債について「俺には(暴力団の)大物がついてくれたので、何も怖くはない」と周囲に語っていることが、後日、会社役員の耳に入ったという。新井もまた倉持に同調するように、会社役員が前述した5連結ガレージ等の返却を求めた際に暴力団(Tという)の名前を出して「Tさんと話をして欲しい」と言って一切の対応を拒否したので、会社役員はTに電話をしようとしたが、所轄の新宿警察署より「連絡は一切しないように」ときつく注意をされたため一度は断念したが、その後、ガレージゼロに倉持がいることが分かったので、民事のことであれば良いというアドバイスからTの電話番号を調べて電話をすると、Tは「会いたくない」と言って電話を切ったという。新井の対応は倉持の話に連動しているように思われる。というより倉持がいずれ自ら事件を起こしたり何らかの事件に巻き込まれて警察沙汰を引き起こす危険性を自分から招いてしまったことを何も分かっていないからだ。そのきっかけとして会社役員への襲撃が企図されたのなら尚更ではないか。

倉持は今、家族と離れて単身住まいのようだが、家族や身内は倉持の行状をどこまで承知しているのか。離婚した後も倉持姓を名乗る前妻の澄子や病院で看護師をしている長女の春香、消防局に勤める長男の大成が、それぞれに倉持の悪事が事件化して公になった際にどれほどの影響を受けるか、倉持は何も考えていないのではないかとさえ思われる。倉持は長男の大成に高額の時計やログハウスをプレゼントとしているという話もあるが、それほど余裕があるのなら、早期に会社役員に対して謝罪を含めた問題解決のアクションを起こすべきであるし、また時計やログハウスが悪事の上で得た“戦利品”であるなら、既に子供を事件に巻き込んでいることになる。現状のままでは倉持だけでなく倉持に暴力団を紹介したとみられる福島明彦(金澤)と暴力団にも影響が出ると思われる。(つづく)

会員権販売詐欺の常習「藤原宣昭」の嘘と言い訳

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藤原宣昭はゴルフ会員権を道具にして詐欺を繰り返してきた人間である。本誌の特集で取り上げた竹林利治が会社役員に元本保証をエサにして藤原を紹介してから四半世紀が過ぎているが、藤原は会員権の相場が下落したら会社役員に売った値段で買い戻すとの約束をしていくつもの会員権を会社役員に販売した。伊豆ゴルフ倶楽部、青島国際ゴルフ倶楽部、都ゴルフ倶楽部、筑波学園ゴルフ倶楽部、富士河口湖ゴルフ倶楽部等の会員権(ほぼ複数口を買わされている)だったが、青島国際ゴルフ倶楽部については、藤原が5口全部を再販する確約書を書き、さらに同ゴルフ場の開発を進めていたJCCという会社の矢野龍彦(会長)も藤原に販売した会員権を買い戻す念書、確約書を書いたが、実行されないままだった。藤原自身も時間稼ぎをするばかりで、「約束を必ず果たす」という書面を書き、さらに債務弁済契約公正証書を作成したのは平成5年12月27日のことで、平成6年2月末までに借り受けた債務1億8695万円余を弁済する(利息は付さないが返済を怠った後は遅延損害金年30%が発生)というもので、前述の矢野龍彦も公正証書とは別に確約書を作成したが、それを真剣に実行する気配を見せず、借用書や返済の確約書を何度も書き換えることばかりを繰り返していたために反社会的勢力の人間とトラブルになり、殺害されたという指摘が当時あった。
しかし、藤原は会社役員から逃げ回るだけで、自らの債務を返済しようと努力することさえしなかった。最初の訴訟の際には「債権債務は存在しない」とか、平成5年12月27日に作成した公正証書に対して「第三者が勝手に署名したもの」などとんでもない釈明をしたが、そんな言い訳が通る訳もなく、会社役員の請求額が裁判で全額認められる形になったのはすでに触れたとおりだ。

今年の1月10日頃に関係者が藤原の自宅を訪ねたところ、藤原は血相を変えて玄関のドアを閉めようとして、関係者と悶着が起きそうになった。関係者がドアに挟まれながらも身体を中に入れたためドアを閉めることが出来なかった藤原は、台所から包丁を持ち出してきて、関係者を脅す始末だった。関係者が説得にかかると、藤原はしばらくしてようやく落ち着きを取り戻したが、奥の部屋に閉じこもって1時間近くも出てこなかったという。
藤原は関係者の説得に応じたのか、玄関に出てきて「弁護士との連絡が遅れたため、どうしようもなかった」と言いながら言い訳を始めたが、訴訟の際に主張していたと同じく「金は借りていない」とか「全て話し合いで決着がついているはずだ」と言うだけで、弁護士から連絡をさせるので待って欲しいと言って1月20日までという期日を切ったが、会社役員にも関係者にも弁護士からの連絡は入っていない。関係者が何回も藤原に電話やメールをしても、藤原から返事はなかった。

藤原が2度の訴訟で返済義務を負っていることが公に認められたにもかかわらず、それを一切反故にしようとして逃げ回っているうちに、支払うべき債務はどんどん膨らみ、令和元年12月現在で約13億円にも上っている。藤原はその責任をどうやって果たそうと言うのか。自ら招いたことであるのに、あまりにも無責任過ぎる。
「このままでは藤原の資産の全てに対して差し押さえをかけるか債権譲渡をするしかない、と会社役員は考えている」
と関係者は言うが、会社役員に一言の謝罪もなく、言い訳がましく今も金を借りていないなどという言葉を口にするようでは、家族や身内にも責任が及ぶ実感がまるでないとしか言いようが無い。藤原には妻のほかに長女と長男、次男がいるが、父親が無責任過ぎる対応を続ければ続けるほどその情報が拡散して妻や子供たちの日常生活に支障をきたすことを自覚するべきなのだ。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」(75)

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《民事事件では原告と被告双方が虚偽の証言をしても偽証罪にならず、証人が宣誓して偽証すれば偽証罪になり罰せられるという。偽証の基準がどこにあるのか、裁判官の判断次第かもしれないが不透明だ。訴えられても被告は嘘のつき放題が認められているのも同然で、鈴木や長谷川弁護士のように法を悪用する悪い奴らが出て来る理由の一つになっていると思う》

《どんな事件の裁判でも自選と国選の違いがあっても弁護士が付く。残酷な猟奇事件で誰が見ても死刑だと思っている事件の犯人にも弁護士が就いて弁護する。どんな犯人にも言い分があるという事なのか、人権の問題なのか、国民の大多数が違和感を覚えていると思う。こんな時の弁護士の心情は如何なものなのか。弁護士は検察だけでなく国民の多数を敵に回して戦わなくてはならない。当然マスコミも犯人を非難する。そこまでして弁護を引き受けるのは名前を売る為か、それとも今回の裁判の弁護士達のように高額な報酬が魅力なのか。一般には理解できない》

《鈴木は和解協議の後、A氏に電話をしたり直接A氏の会社を訪ねて「海外の口座を作る事を検討して下さい」と言い、その後にA氏に送った手紙で「和解金の支払い方法の再考をお願いします」としたためている。これは紛れもなく「和解書」を認め、ひいては「合意書」の有効性を認めたことになる。言ったとか言わないではなく、はっきりと書面に記されている内容を裁判官はなぜ取り上げなかったのか。こういう見落としが多すぎることが裁判官には悪意があったのではないか、という疑いを持たせる要因になっている。これ等の証言や証拠をまともに拾い上げれば、鈴木の主張が如何にいい加減で矛盾だらけかが明らかになるのに》

《鈴木は、JITSIC(ジトシック)という名を知っているか。国際タックスシェルター情報センターと言って、租税回避で利益を得ている企業や個人を摘発する組織の事だ。この組織の網に掛ったらお前は終わる。今のまま平穏には暮らせない。お前が「男として一目も二目も置いていて、今までに会った事も無い器量の持ち主」と手紙に書いたA氏に会って謝罪することがお前の生きる道ではないのか》

《取材班が手に入れたA氏側の証拠書類を見ると、「お願い」「約定書」「借用書」「確認書」等の西の署名押印の書類が数多くあります。しかも「鈴木義彦代理人」と書かれているものが多い。鈴木に言われて西がA氏を訪ね差し入れたものであるのだろうが、鈴木はA氏が西を信用して必ず了解するであろうと見越した策略ではないか。そして裁判では「西を代理人に指名したことはない」と言っているが、これは西が自殺したことを悪用した長谷川の悪知恵に違いない。西が鈴木に無断で代理人を買って出ることでA氏から資金を出してもらっていた可能性はあるにしても、鈴木の借入金や株取引に関係した書類は西が鈴木の代理人として作成した書類であることは間違いない。いずれにしても鈴木には裏で用意周到な工作や作戦があった事は間違いない》(関係者より)

《長谷川元弁護士は、弁護士資格を返上して鈴木との腐れ縁をやっと断ち切れて安堵しているのかもしれないが、それで問題が解消されるほど甘いものではない。鈴木という一人の大悪党の為に弁護士資格を犠牲にすることになったが、懲戒処分を受けることに自分のプライドが許さなかったのか。いずれにしてもこれだけネットニュースでこの事件が拡散してしまっては手遅れだろう。長谷川はバッジを外しても汚名を背負っていかなくてはならなくなった。これも鈴木という大悪党を擁護し続けた報いだ。老後の安泰を許すほど世間は甘くない》

《最初の株取引は宝林株であり、A氏が買収資金を出資している。しかも合意書を作成する時、鈴木が熱弁を振るい懇願したことでA氏は了解した。それ故に合意書が交わされた。それにも拘らず鈴木は「取得資金を出したのはA氏ではない」と否定したり「そもそも株の取引きはファイナンスで金は必要なかった」とか「外資系投資会社3社による売買でA氏も西も関わっていない」とまで言い放ち、更に「(鈴木の)自己資金だった」と常軌を逸した事を言っている。嘘はまだ続き、「ワシントングループの河野会長から調達した」と、鈴木の言いたい放題を看過するとは信じられない法廷の場だ。これだけの出鱈目を何度も何度も言い換えて主張をする被告を裁判官は何故放置したのか。鈴木は和解協議で宝林株の取得資金の3億円はA氏から出ていると認めているのである。録音テープを検証すれば明らかだ。このように鈴木の重要な部分での証言の曖昧さや矛盾を追及せずに判決を下した裁判官には不信感しかない》

《鈴木と長谷川元弁護士はこの裁判に勝つために必死になって周りが見えなくなってしまっていたと思う。乙59号証のA氏への誹謗中傷は酷いものだった。反社会的組織の実名まで出してしまったが、それは真実ではない。裁判官のA氏に対する心証を悪くするためにここまでやる必要があったのか。これは明らかにやり過ぎだ。この代償は鈴木と長谷川に後日大きく降り掛ってくることは間違いない》

《鈴木は、西には合意書破棄の礼金として10億円を、株取引の利益から裏で30億円を渡している。利益の取得も分配も三者での合意書のルールを無視した滅茶苦茶なやり方である。A氏に対して分配金を5億円に留めた理由を、鈴木は、宝林株で巨額の利益が出た際に「まともに合意書を守ってA氏に返済したら、自分たちの手元には何も残らない」と言って西をたぶらかし、利益の山分けをエサに密約を交わすという裏切りを西に持ちかけた。恩を受け、返済と分配を第一にしなければならないA氏を外しにかかって、自分の欲望を達成させる為に西を篭絡するために10億円も出す人間なのだ。しかし、それも利益全体(宝林株の利益は160億円以上)からすれば鈴木にとって痛くもかゆくもなかったろう。合意書という約束を反故にしてしまえば、利益の独り占めのためにはA氏をないがしろにすることが第一だったが、西が鈴木に同調したことにはどうしても許せないと思う》(関係者より)

《青田は今でも悪事を働いていて、海外でも詐欺を犯して裁判中らしいが、これは日本人にとって大きな恥だ。この責任の一端は警察にもあるのではないか。A氏の代理人に瀕死の重傷を負わせた時の殺人教唆、赤坂マリアクリニックを乗っ取った時の脅迫を始めとした多くの嫌疑が掛かっていた。証拠と証人は揃っていた。この時になぜ逮捕、起訴まで持っていけなかったのか。そうすれば青田のその後の犯罪を未然に防ぎ、被害者も出さずに済んだ》(以下次号)

問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(4)

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(写真:小野敏雄 記事を掲載以降、小野の悪事を告発する情報が数多く寄せられている)

小野敏雄の記事への反響が大きくなっている。記事を読んだ読者からの投稿もうなぎ上りだ。「小野は国学院大学のレスリング部の監督というが、恥知らずな詐欺師ではないか」「日本で一番の右翼の幹部を自認しているそうだが、こんな詐欺師が10代から約40年も所属している組織というだけで評価が地に堕ちるのではないのか」ほか小野を知る関係者からの非難の声は特に大きく小野の人格まで疑う投稿もあり近々掲載するが、記事で公開した情報は全て裏付けを取っており事実に基づいている。今のところは、小野の際立った無責任さと詐欺にも等しい作り話で会社役員に迷惑をかけ続けてきた情報を記事として公開しているが、投稿の大半が小野への非難に集中していることから見ても、小野が社会性が全くない人間であるという評価は間違っていないと思われる。また、投稿の中には本誌が詳しくは承知していなかった小野の悪事に関する情報提供も多数寄せられている中で、小野が複数の人間(女性を含む)を騙している事実もある(小野は30年以上も前の昭和63年7月19日に妻の真理と結婚した既婚者だが、自分の都合により独身を通している)。また、残土処理の話や3億円の入金話を聞いていたという投稿があったが、小野が会社役員に持ち込んでいた虚偽の入金話を他の複数にも同様に話していたことが窺われる。口から出まかせとはいえ、作り話を生み出すことは常識のある人間には容易ではないはずだから、逆に言えば、小野が嘘をつかなければいけない被害者が多数いるということだ。このような状況をこのまま続けていたら、今後、家族や身内がどうなるかを小野自身考えたことがあるのだろうか。悪事を重ねて逃げ回ることは一般の人間でもしない。右翼の基本的な信念とは何か、40年も所属する右翼団体や国学院大学に迷惑をかけることを何も感じないのか。複数の関係者によると、「昨年末に国学院大学の理事長と学長宛に小野を告発する書面を送ったが、1か月以上経っても何もアクションを起こしていない。小野に対して厳しい査問をしても小野が本当の話をするかどうか疑問だが、少なくともレスリング部の監督を一時更迭してでも、徹底的に監督指導をして使用者責任を果たさなければ、逆に大学当局が姿勢を問われることになる。大学当局は小野の実情を全く知らなかった可能性もあるが、そうであればなおさら小野がどれだけ社会に迷惑をかけているかを認識して適切に対応するのは当然です」という。小野は自分がしでかした不祥事で大学の執行部まで巻き込んでいることを真剣に考えるべきなのだ。

前述の3億円についていえば、これまでにも触れたとおり、小野が裏仕事の手伝いで付き合いを続けてきた後藤悟志(太平エンジニアリング社長)を半ば恐喝するような裏切りを働いて手にしようとしたものだった。会社役員と小野を知る関係者によると、「後藤には裏仕事を手伝う前任者がいたが、小野はその前任者を蹴落として事実上前任者を追い出させ後釜に座った。これは小野自身が認めていることです。後藤が不動産取引で得た利益10億円について『反社会的勢力の人間に話を付けたのは私一人でやった』と小野は自慢していたが、こんな悪事を長年にわたって好き放題をして逃げ回っている人間にできる訳がない。大ぼらを吹く癖があるようだ。小野は後藤に協力して上手くいったことで礼金を受け取ったようだが、その後、税務署が後藤と小野に調査をかけたことを利用して、後藤から口止め料を取ろうとした。それが3億円の真相だった」という。これが明るみに出ると、2人とも逮捕されるとは小野自身が話しているほどだったという。会社役員と小野を知る知人、友人は少なくとも5人以上はいるが、小野はその誰とも近しい関係を作ろうとせず、互いに連絡を取る必要があった時でも、直後に会社役員に「すみませんが私の電話番号を必ず削除するように伝えてください」と言うので、誰もが不可解に思っていたが、今回の小野の所業には「何なんだ、あいつは。言っていることとやっていることが全て正反対じゃないか。本当に珍しい。よく右翼の幹部と言える」と呆れ果てている。会社役員との約束を破り一切の連絡を絶ったという話を耳にした知人友人たちは当初は、それでも時間を置かずに小野が会社役員に連絡すると思っていたようだが、全く逆の行動を取ったことで小野の対応には全員が本当に怒りを露にして「小野の外見と本性があまりに違い過ぎて、周囲を騙してきたのがこれでよく分かった」と言う。

小野と後藤悟志の付き合いは極めて特殊で、後藤は太平エンジニアリング(空調設備工事の大手)の経営トップでありながら金銭に対しては酷く強欲で、小野は6年間も付き合ってきた中で表には決して見せない後藤の実態を垣間見てきたようだ。毎週最低1回は賭け麻雀に興じ、あるいは飲食を共にする中で後藤の素顔や日常の人との関りや行動を小野はつぶさに見てきた。今回の会社役員とのトラブルを起こしてようやく分かったことだが、小野はそれらの全てを材料にしていつでも後藤を脅すことが出来ると考え続けていた。後藤のことを「金銭面でも女性に対しても最低の男だ」とか「男じゃない、人間じゃない」とまで小野は最大限に好き放題のことを言っており、確かに取材してみると小野の話には裏付けがあって後藤は普通ではないが、小野よりもだらしがない悪党は他にはいないと言うくらい男らしさは全く見当たらない。しかし、裏仕事を手伝うような付き合いをして、一部でも秘密を共有するような関係にあった後藤を脅すなどというやり方はあまりにもゲスで、決して許されるものではない。やるなら、堂々と関係当局に出頭して告発するのが筋のはずだ。小野敏雄という人間はいつもスーツを着て一見真面目そうに見えるが、しかし、小野にその発想しかなかったとすれば、この男の人間性を大いに疑う話ではないか。このまま逃げ回っていても問題が解決する訳ではなく、人としてのまともな心情があるなら謝罪するべきことは謝罪して、今後のことを真面目に話し合うのが常識ある人間の行動と思われるが、そうでなければ誰からも相手にされなくなるだろう。家族や身内までもがそうなるのに時間はかからない。

前述したように、小野は会社役員を始めとして何人もの人間にどれだけの嘘をついて大きな迷惑をかけているか、反対の立場に立って考えてみることだ。時間稼ぎをしたり相手に予定させた結果、どれだけ迷惑をかけ続けたことか。同じように残土処理にしても、会社役員は長年の付き合いがある人脈で残土を処理する用地を手配させ小野に協力したが、小野が一向に手続きを進めなかったために、会社役員は残土処理業者を含めて大きな迷惑を被ったのだ。それにもかかわらず、小野は手続きが宙に浮いてしまったことへの明確な説明も謝罪もしないままだった(恐らく架空の話かブローカー話だ)。そんな無責任なことを小野は自身の人生でどれほどやり続けてきたのか。会社役員の所にも何人も相談に来ているというが、小野は逃げた翌日には弁護士に頼み時間稼ぎをしているようでは何の意味もないどころか、小野や弁護士にとって状況がドンドン悪くなることくらい気づかないのか。委任を受けた弁護士には小野を一喝するくらいの気概があって然るべきだ。
今後は、元友人や知人のほか多くの読者から寄せられた投稿を掲載するとともに、寄せられた情報の取材を続ける中で裏付けが明確になった者から順次掲載していくことにする。(以下次号)

長男にも嫌われる長谷川元弁護士の傲岸不遜が鈴木の犯罪疑惑を隠蔽した

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昨年12月の中旬から下旬にかけて、A氏の関係者が長谷川幸雄元弁護士を訪ねた。長谷川は自宅にいたが、応対はインターフォン越しで一切姿を見せようとはしなかったという。関係者が玄関先のインターフォンを押すと、中から応答する返事があったが、関係者が来意を伝えると、長谷川は「面識のない人間に会うつもりはない。帰ってくれ」とぞんざいな応対を繰り返した。そこで関係者が玄関先に回り、玄関ドアをノックし続け、「長谷川さん、鈴木の弁護について話を聞きに来たんです。出てきて、話を聞かせてください。長谷川さん、出て来るまで帰りませんよ、長谷川さん」と呼びかけた。インターフォンを切り忘れたのか、長谷川が繰り返し電話をしている様子がインターフォン越しに聞こえてくる。しかし、長谷川が玄関に出てくる気配は全くない。そのため関係者がなおもドアをノックし続けていると、背後で車が停車する音が聞こえ、見るとパトカーだった。3人の警察官が下りてきて関係者に「大声を出してドアをたたくのは止めなさい。玄関前から離れて下さい」と関係者を制止した。1人が家の中に入り、長谷川から事情を聴いている。インターフォンから聞こえたのは長谷川が慌てて警察署に電話を入れたものだった。

(写真:長谷川幸雄。元弁護士。金のために最悪の弁護活動をした。鈴木の犯罪疑惑を隠蔽した責任はあまりに大きい)

関係者が残っている警察官2人に「先ほどそちらにもお訪ねして、説明をしたでしょう。私は話をしに来ただけです」と言うと、警察官の一人が関係者に身分証明の提示を求め、改めて訪問の理由を聞いてきた。
関係者がまくしたてるように、鈴木の裁判の概略や長谷川が虚偽の構築で鈴木の弁護をした事実、数か月も前に長谷川宛てに手紙を出したが返事が無かったので来訪したことなどを伝え、長谷川と話ができるよう取り計らって欲しいと言ったが、警察官は「長谷川さんにも民事には介入できないと言ったのですが、とにかく来てくれの一点張りで、110番通報があれば現場確認をしなければなりません」と言いながらも、「事情は分かりましたが、本人が会わないと言っている限り、会わせる訳にはいきません。とにかく今日は帰りなさい。そして今後も訪問は控えてください」と言う。
関係者が「長谷川は何と言っているのですか?」と警察官に尋ねると、長谷川は「私にはもう関係が無い。裁判の決着はついている。弁護士も辞めているので一切関係ないんだ。手紙が3か月ほど前に来たが、知らない差出人だったので無視した」等の話を繰り返したという。
警察官とのやり取りは20分ほどだったが、警察官は「民事には介入できないが、これ以上やると貴方が不利になりますよ。他の方法を考えたらどうですか」と言われ、説得を受けるよりなかったという。

関係者による長谷川への訪問で、長谷川が「私にはもう関係が無い」と繰り返し言っていることが、何より長谷川の心情を映し出しているのかもしれない。とにかく鈴木のこと、裁判のことは忘れてしまいたいという。長谷川は警察官に裁判の決着はついていると強調したと言うが、何が決着しているというのか。関係者が長谷川に問い質そうとしたのは、まさにそこだ。鈴木の嘘を承知で、それを補強するためにさらに虚偽を構築して、A氏をありもしないことで誹謗中傷することさえ長谷川は厭わなかった。裁判が形式的には終了しているとしても、それで長谷川の責任が免れる訳はなかった。事は鈴木の犯罪疑惑を隠蔽しただけでなく社会に害悪を蔓延らせる可能性が高い人間を放置する手助けをしたという重大な責任を長谷川は全く自覚していないから、本誌の読者から長谷川への非難が殺到していて、それを順次公開していても、長谷川はまるでカメが甲羅の中に首をすくめるようにしてやり過ごそうとしている。委任を受けた弁護士としてという建前は会っても、報酬のために鈴木の悪事に加担している自覚を持ちながら、それを関係ないとは言わせないのは当然のことである。

関係者は警察官の話を受けて長谷川の自宅から離れたが、その後、長谷川の長男を訪ねたという。しかし長男は留守で2回は空振りに終わったが、3回目に訪ねると、長男が応対したという。だが、長男が関係者に話した内容は意外なものだった。
長男は、父親の長谷川とは半年に一度くらいしか会っていないと言い、その理由を「父親とは性格が全く合わないから」と言う。弁護士としての父親の仕事は詳しく知らないし聞くこともないそうで、関係者は長男の話を聞いて、長男ができれば父親には関わりたくないという印象を持ったという。長谷川が法廷で傍若無人に振舞っていることは本誌でも報じているが、誰に対しても横柄な態度を取っているに違いない長谷川の日常を長男が忌み嫌っているのが窺える。
鈴木の悪事を隠蔽するために、長谷川が裁判で果たした役割は極めて大きく、それが弁護士としてはもちろん人としても許される許容範囲を遥かに逸脱していることを本誌は繰り返し報じてきたが、長男は、事実かどうかは不明だが「ネット情報は見ていない」と言って、長谷川の悪行を詳しく知らないという。本誌としては残念な限りだが、ここまで鈴木に係る情報がインターネット上で拡散している状況がある中で、長男が子息として父親を庇っているようにも窺える。
長男は関係者に「父親のことで自分たち家族が世の中から非難を受けるのは避けたい」と強調していたというが、長谷川は、この長男の言葉をどこまで受け止めるか。長谷川にとっては、すでに首をすくめてやり過ごすような時期は終わり正念場を迎えているということを真剣に受け止めるべきではないか。

この事件は、問題が解決するまでは永久に続く。それを中断するようでは、今後の日本の法曹界が多くの国民の信頼を裏切ることにもなりかねず、この事件をきっかけにして法曹界全体の問題と捉えるべきではないか。いつまでも「日本の法曹界は馴れ合い」と言われるようでは、間違いなくリーダーたちの責任が問われる。(つづく)

抗議も反論も一切なく沈黙する鈴木義彦に犯罪疑惑をさらに糾す

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「A氏が鈴木に貸し付けた総額約28億円(元金)だけでなく、合意書に始まる株取引とその利益の全てについて、さらに和解協議とその後の対応についても鈴木と長谷川、平林の2人の弁護士が裁判で多くの嘘をついたことは、すでに個々の出来事を詳しく精査することで明らかになった。そして長谷川と平林の両代理人が鈴木の嘘を補強するためにさらに虚偽の構築をした事実も判明したことで、東京地裁の一審判決がいかに誤っているかが明確に浮き彫りになったことは大きい」
とA氏の関係者たち全員が言うように、鈴木への貸金については、西が鈴木の代理をすることで逃げ口上(言い逃れ)ができるような場を作り、株取引でも西を矢面に立ててA氏に嘘の言い訳をさせていただけでなく、裏で西をたぶらかしてA氏を裏切らせた上に肝心の合意書を破棄させることに必死となり、そのために紀井氏から西の運転手の花館聰氏を経由して西に総額10億円という巨額の礼金が渡っていたことが裏付けられている。さらに、平成18年10月現在で株取引の純利益が470億円以上にのぼり、その大半(80%以上)を鈴木が違法に海外に流出させ複数のプライベートバンクに隠匿している事実を紀井氏が明かし、確認書にまとめた事実を受けてA氏、西、鈴木の三者による協議で、鈴木が宝林株のみではあったが、同株の取得資金3億円をA氏が出したことと同株の市場での取引が合意書に基づいて行われ、利益が出たことを鈴木が認めざるを得ず和解書を作成してA氏と西にそれぞれ25億円の支払を約束し、これとは別にA氏に20億円を支払う約束をしたことも間違いのない事実として裏付けられている。

(合意書 宝林株800万㈱取得を契機に西と鈴木が仕手戦を企図し、A氏に株価維持の資金支援を要請。鈴木が熱弁を振るってA氏を説得した)

これらの事実は、裁判でも証拠として提出され検証されたはずであったが、しかし品田裁判長ほか2人の裁判官は鈴木に対する債権債務(金利分が入っていないどころか元金にも満たない金額で計算)の問題のみに拘り、株取引に係る証拠を排除してしまった。それ故に平成11年7月30日に西が「株取引の利益」と言ってA氏の会社に持参した15億円と平成14年12月24日に鈴木が紀井氏を伴ってA氏の会社に持参した10億円を鈴木によるA氏への返済金に充当するという大きな誤りを犯してしまった。特に10億円については、その半年前の同年6月27日にA氏と西、鈴木が鈴木の債務を確認する手続きが行われ、本来であれば40億円以上(年利15%で計算。鈴木の借用書に基づいた遅延損害金年40%で計算すれば70億円以上)の債務を、「これからの株取引の利益が大きくなるので減額してください」と言う西の懇願を受け入れたA氏が鈴木の債務を25億円にしたところ、鈴木が「社長への返済金の一部10億円を西さんに渡している」と言い出し西もそれを認めたことから、さらに減額して15億円にするという経緯があった。そのうえで西と鈴木がその場で直筆の借用書を書いた後に、鈴木が「年末までに返済するので10億円にしてください」という要請をしてA氏が了承したことで12月24日の持参となった。そのため、この10億円をA氏も一旦は返済金として扱ったが、実際には鈴木と西が株取引の利益を偽ってA氏には隠し隠匿していたことに加え、A氏への返済金の一部として西に渡したという10億円が、実は合意書破棄の礼金として西に支払われていた事実が判明したことにより、返済金ではなく株取引の利益分配の一部という扱いに変えたものだった。品田裁判長以下3人の裁判官はこうした経緯について、前述したように何故か株取引に関わる判断(検証)を排除すると決めていたようで、検証を怠ったために判決には一切反映されなかった。A氏に渡った15億円(実際にはその中からA氏は西と鈴木にそれぞれ5000万円を心遣いで渡しているので14億円)と10億円という金銭の授受にのみに目が奪われ、合意書を交わして以降鈴木と西がどれほど株取引の実態を隠し続け、A氏を騙し続けてきたかに疑念すら持とうともしなかった。鈴木に対する債権債務と合意書に基づいた株取引および利益の分配が密接につながっているということを裁判官たちが検証放棄した事実が、これまでに触れた鈴木の嘘および長谷川と平林の両弁護士による虚偽の構築を精査することで明確になったのである。

(写真:(写真:平成14年6月27日に鈴木が直筆で書いた借用書。確定日付がある。直前に西が「これからの株取引で利益が大きくなるので」と言って鈴木の債務を減額を懇願し、A氏が了解したことで40億円超の債務(年利15%で計算)を25億円にしたが、鈴木が「社長への返済金の一部10億円を西さんに渡した」と言い出し西も認めたため、額面が15億円になった。しかし、株取引の利益を鈴木が独り占めしたため、減額の前提は崩れた))

しかも、品田裁判官が裁判長として下した判決文が全編にわたって誤っていることを、控訴審の野山宏裁判長以下2人の裁判官はまともに検証もせず、ただ判決文の誤字脱字の誤りを正したのみで、それ故、前述したような一審の裁判官たちが合意書に基づいた株取引と利益についてまともに検証していないことを控訴審が無視して丸ごと支持したが事実が明らかになったと同時に、誤字脱字の指摘や過不足の加筆によって一審の裁判官たちが判決文そのものを繰り返し読み直して、誤字脱字はもちろん判断に遺漏が無いかの検証さえ怠っていることも浮かび上がらせた。これほどの誤判がこれまでの裁判で明確に指摘されたことが果たしてあったのか、それは分からないが、少なくも判決が明らかに間違っているという事実が判明している限り、裁判所として是正する義務があるはずだ。A氏やA氏の関係者はもちろん、本誌もまた再審をするべきだと繰り返し報じてきている所以がそこにある。

本誌は、これまで鈴木義彦に対して抗議や反論があれば、いつでも直接申入れてほしいということを繰り返し報道してきた。ところが、本誌がスタートした令和元年11月1日以降、今日に至るも鈴木は一度として抗議も反論もしていない。それでいて、サーバー管理者と呼ばれる、本誌サイトのインターネット上での公開を取り次いでいる通信業者を相手にして何回となく記事削除を申立ててきた。記事削除申立の趣旨は「名誉権の侵害」で、A氏が提起した貸金返還請求訴訟の判決をその根拠としている。通信業者は何も事情を知らない。本誌が鈴木義彦という個人を極端に誹謗中傷している悪質な情報サイトだという鈴木の代理人、中沢佑一弁護士の申立を裁判所が精査もしないで認めて判決を出せば、それに従うという立場に過ぎない。鈴木の委任を受けた中沢弁護にとって申立の唯一の拠り所は判決しかないが、周知のとおり判決が明らかに間違っていることを鈴木も中沢弁護士も知りながらそれを無視して申立をしたのだから、申立自体が裁判所を騙し、申立を受けた通信業者には根拠もなく記事削除をゴリ押ししているのだ。

(西義輝が10億円の受領を認めて書いた借用書。確定日付がある)

鈴木が本誌を悪質な情報サイトであるというのであれば、本誌サイトに対して直接抗議や反論をするなり、訴訟をすればいいことである。しかし、それをしないのは何故か。わざわざ回りくどいことを鈴木が選んでやり続けてきた理由は、恐らく一つしかない。鈴木自身が本誌と直接向き合うことで自らの姿を公の場に見せなければならなくなるリスクを避けるためだ。そして、前述した訴訟判決が覆ってしまうというリスクによって、鈴木の犯罪疑惑を改めて表面化させるのは間違い無い。取材チームが鈴木に取材依頼をかけても、鈴木は一切応じず無視を続けているが、6年ほど前に西の自殺の現場について現在の1/100にも満たない記事の削除に鈴木は陳述書まで用意して必死になった人間が一切言えないのは、多くの証拠を出され、何も反論できなくなった以外に理由はない。それが関係者や取材関係者、そして読者の100%近い実感であり意見である。

周知のとおり、本誌が掲載してきた記事は、鈴木にかけられている犯罪疑惑、外為法や金商法ほか税法等にも違反して国外に流出させ隠匿している1000億円以上の資金の実態、さらには鈴木個人の人となりにも踏み込んで詳細を極めていると認識している。そして、その詳細な記事の内容を裏付ける証拠(当事者間の書証類)を添付しているので、もちろん記事内容に問題があろうはずはないと考える。それ故、鈴木は抗議も反論もできないのだ。抗議や反論をすれば、鈴木が身勝手に作り上げた虚偽の主張が虚偽だとすぐに判明するだけでなく、長谷川と平林が悪知恵を絞って鈴木の嘘を補強するためにさらに嘘を重ねた事実も判明してしまう。そうなれば、鈴木が今、公に対して拠り所にしている「判決」そのものに多大な影響が出ることも危惧せざるを得なくなる。

読者の方々も気づかれていようが、鈴木が記事の削除を申立てるに当たっては公開している記事の全てに対して削除の申立をしているわけではない。最初に申し立てた時には、読者投稿を除く40本を超える記事の中で24本の記事を選んでいたが、それぞれの記事をよく見ると、鈴木自身に係ることはもちろん長谷川幸雄元弁護士や品田裁判長に関する記事が多く対象になっているのが特徴に見えた(対象記事の中には証拠画像も多く掲載している)。その次には青田光市が自身の悪事を明らかにされた記事の削除を申立てたが、最初の申立の際には鈴木が単独で申し立てをしたために、青田が後から慌てて同調したことが窺えるが、既に「記事削除申立に対する本誌の見解」で詳報している通り、公開している記事の全てを対象にするのならともかく、それもできないという極めて中途半端なことになっている。
この申立に対して、本誌は通信業者に対して申立人が誰であるか、そして申立の訴状を開示するよう何度も要求したが、通信業者が素直に応じることは無く、止むを得ず本誌としての申立に対する反論と公開した証拠画像の全てを通信業者に預け、裁判に反映させるよう要請したが、それがどれほど検証されたのかは全く知らされないまま「記事削除命令の判決が出たから、当該記事を削除して欲しい」という連絡が入り、それに従わなければサイトそのものを閲覧できなくさせる、という恫喝そのものだった。当事者であるはずの本誌が外されたところで、裁判所が勝手に記事削除の命令を出すなど言語道断であるにもかかわらず、通信業者は「法律上の建前があるので、それに則るしかありません」というのみだった。

(和解書 鈴木と西は「合意書」に違反した事実を認めた。鈴木は強迫されて署名したと無効を主張した)

鈴木には、こういう姑息で卑劣な方法しか取れないことが分かって戴けると思う。鈴木の委任を受けた中沢佑一という弁護士はIT業界でのトラブルを専門にしていると謳っており、鈴木の要請に基づいて本誌との直接の接触をせずに本誌サイトに危害(ダメージ)を加える方法を考え、通信業者(サーバー管理者)を相手に申し立てをすることにしたと思われるが、中沢弁護士は鈴木の要請に違和感を持たなかったのか、大いに疑問である。中沢弁護士も申立をするために記事の隅々まで読んでいるに違いないから、鈴木が根拠にしている「判決」がいかに事実認定で多くの誤りを犯した結果のものであるか、少なくとも疑念は持ったはずである。それにもかかわらず繰り返し申立をする鈴木と青田の委任を受け続けるというのは、果たして弁護士としての倫理規定に悖る行為ではないか、という疑念を中沢弁護士が持っていないのならば、中沢弁護士が鈴木や青田の委任を受ける目的は報酬以外には考えにくい。本誌が記事削除の申立に抗えば、それだけ鈴木と青田からの委任が繰り返される。しかし、それを魅力と考えて委任を受け続けているのであれば、中沢弁護士も平林、杉原の弁護士たちと同じく鈴木の犯罪疑惑を隠蔽、助長するために加担していると見るほかない。長谷川はすでに弁護士資格を返上しているが、鈴木の犯罪疑惑が表面化すれば、鈴木の最大の共謀者として世の非難を受けるだけでなく、鈴木から受け取っている多額の報酬についても平林や杉原と同様に今後も徹底した調査が行われるに違いない。

(紀井義弘氏が株取引の利益明細を記した「確認書」。A氏が出した買い支え資金で高値売りに成功し利益を確保しながら、鈴木が密かに海外に流出させ隠匿した)

改めて言うまでもなく、A氏が提起した訴訟は、鈴木に直接貸し付けた債権約28億円(元金)の返還および、鈴木と西がA氏を巻き込んで交わした「合意書」に基づいて始めた株取引で得た利益の分配を求めたものである。
本誌がスタート以来、鈴木を継続して取り上げているのは、誹謗中傷を目的とした個人攻撃では無い。
鈴木が違法行為を繰り返して、今や国外に1000億円以上の資金を隠匿している事実を究明し、併せて鈴木が自らの強欲を満たすために数多くの関係者を犠牲にしてきたことで自殺に追い込まれた者、不審な死を遂げたり行方知れずなっている者が現に存在していることの全容を解明することにある。

鈴木は今も住民登録地には居住しておらず、家族ともども住所不定を続けながら好き勝手放題の日常をしているようだが、そんな鈴木を社会が容認するはずがないという認識をどこまでも拡充させることが使命と考える。A氏とA氏の関係者の多くが連帯して最高裁長官および裁判の当事者である品田裁判長と野山裁判長に対して鈴木の犯罪疑惑究明を疎かにした事実を深刻に受け止め、改めて検証をする義務があることを書面で送付したという。品田裁判長と野山裁判長による深刻な誤判を、最高裁の大谷直人長官が裁判所組織全体の問題であると認識すべきであるのは当然として、どのように対応するか注目されるところである。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」(74)

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《鈴木、お前の爪は長く、手足には水かきがついているのか? 世話になった人や一緒に苦労してきた同志を裏切り後ろ足で砂や泥をかけるのが得意のようだが、お前の強欲のために犠牲になった人間が10人前後にもなっているなんて前代未聞だ。生きているのか死んでいるのかも分からず行方不明になっている人間も多数いるようだが、消息が分かっているなら、深層を明かすべきだ。そうでなければその報いは必ず来る》

《鈴木は、親和銀行事件では卑怯な手を使った。当時の辻田頭取にハニートラップを仕掛ける美人局でスキャンダルを作り上げ、それを総会屋と暴力団組長と共謀して銀行をゆすりにかけ融資を引き出した。自分は銀行側に立ち、相手側と対峙する役目を演じながら、銀行から総額で100億円以上の金を融資させた。総会屋と暴力団組長とはマッチポンプの関係だった。銀行から引き出した金の一部は相手側に還流させた。しかし鈴木は相手側の総会屋と暴力団組長を排除しようとし、西から紹介された悪名高きヤメ検の田中森一弁護士を銀行の顧問にして相手側と折衝の表に立たせ、排除を成功させた。鈴木はこうして暴力団組織と田中弁護士のような裏世界の実力者を金で操っていた。鈴木は小心者で度胸は無いが、全て金の力で生きてきた最低の人間だ》(関係者より)

《株の世界というのは、多額の資金があれば儲けることができる仕組みになっているのか。我々一般には想像もできない。しかし、過去に相場師として名を馳せた人たちがいた。鈴木と深い関りがあった西田晴夫もその中の一人だが、人生の最後はあまり幸せではなかった記憶がある。病死が多く、天寿を全うした人はいないのではないか。鈴木よ、1000億円以上という隠匿資金は、お前の金ではない。いずれは国家に没収されてしまう金だ。だから覚悟を決めて罪を償うために自首しろ》

《裁判官は鈴木が和解書を白紙撤回して、A氏に、2回の手紙を書いた事、平林弁護士と青田を代理人に指名して約7年間消息を断った意味を考えたことがあったのか。この7年間は裁判官が「不自然」として合意書を無効とした期間だ。鈴木が自分勝手な理由でA氏から逃げ回っていただけだ。この実情を鈴木有利の判断をする理由になるのか》

《志村化工の件で、西が鈴木の懇願を断って検察に真実を暴露しようとしていたら、鈴木はどんな動き方をしていたろうか。青田を使っておそらく西を消息不明にするぐらいはやっていたのでないか。鈴木とはそんな人間だと思う》

《裁判官は、「作成から7年間に3人が会ったのはわずか2回で、3人で協議が持たれなかったのは不自然」と言う理由で合意書を無効とした。「不自然」を強調したいのはA氏側だろう。この7年間、鈴木と会えなかったのは鈴木が消息不明だったからだ。A氏は鈴木を探すためにかなりの費用を費やしている。裁判官の言い方ではA氏がわざと鈴木と会わなかったと言っているように聞こえる。これは明らかに可笑しい。これでは裁判官が被告側と癒着していたと言われても仕方がない》

《この裁判は金銭の貸借が、何時、何処で、誰が、誰から、いくら借りたのか、そしてその金銭は何時、何処で、いくら返済されたのかという事や、株取引で誰が購入時の元資金を出して、誰の金で買い支えたのか、そして損益はいくらだったのか、そしてその取引から得た利益は約束通り配当されたのか、元金は返済されたのかという単純なことが被告(鈴木)の嘘で全てが曖昧になっている。その曖昧さを審議し、原告(A 氏)、被告のどちらの主張が正しいかを問う裁判だが、原告の主張がすべて却下され、被告の主張が支持され、原告が敗訴した。金を貸して返済されず、株購入の元金を出しながら返済もされず利益配当も受け取っていない人が負け、借りた金も返さず、株の利益を独り占めして隠している人が勝った。どちらが悪いでしょう。小学生でもわかる問題だ》

《紀井の証言を鈴木は「紀井は全体を知らず、ただの電話番に過ぎない」と発言し、裁判官はこれを採用した。それであれば鈴木は何故、紀井の証言を偽証罪で訴えなかったのか、長谷川元弁護士も平林弁護士も何故進言しなかったのか。それは、紀井の証言が真実だったからではないのか》

《鈴木は、平成11年9月30日に債務は完済したと言っているが平成14年6月に40億円の債務を認め、25億円に減額してもらった事でA氏にお礼を言っている。西にA氏への返済金の一部として10億円預けていると言い出し、西が認めたことで借用書の金額は15億円で確定日付印もある。しかし、この借用書も乙59号証で否定し、この日は会っていないとまで証言している。無茶苦茶な奴だ。やることも言う事も支離滅裂だ。こんな鈴木の主張を看過する裁判官に疑いを持たない人はいないと思う》(以下次号)

問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(3)

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今号では、小野に係る詐欺横領にも等しい言動を時系列で整理してまとめた。併せて、小野が会社役員に持ち込んだ虚偽の入金話を始め小野から委任を受けたK弁護士の対応等も事案ごとにまとめた。以下に列記した時系列を読めば、小野の言動が詐欺そのものであり、会社役員からの借り入れを逃れるために非常識極まりない対応をしてきたかが理解いただけるに違いない。

〔平成元年〕 西義輝(当時は内河)の運転手として会社役員の会社に来るようになった。
*内河は会社役員に会う際は、当時はほとんど小野に運転させ同行させていたが、一切同席はさせなかった。

〔平成2年〕 会社役員から4000万円を2回、合計8000万円を借入れ。
*「一建からの入金が遅れていて、支払いに間に合わないので、どうしても必要なんです。金利は月に1割で」と懇願した。しかし、その後、小野からは「一建から入金」という話は無く返済もなかった。
*内河が周囲の人間に対して、会社役員に直接電話をかけることも、自分を外して会社役員に会うことも禁じていたが、会社役員は全く知らない話だった。小野はそうした内河の指示を無視して会社役員から融資を受けていたことが後になって判明した。
*ある時、内河が会社役員に「社長、ひょっとして小野に金を貸していませんか?」と尋ねる場面があった。内河が何も言わない会社役員に重ねて「貸しているのなら、もうそれ以上は貸さないでください」とまで理由も言わずに言ったので、会社役員は「小野君に金を貸すか貸さないかは私の判断でやったことだから責任を感じることは無い」と言うと、内河は小野には気を付けてくださいと言っていた。この話は小野も承知している。西に借金を何回も断わられていた。
*長男の光が平成元年に、また長女の成美が平成2年に誕生している。

(写真:債務弁済公正証書 会社役員から借用した8000万円を返済しなかったため遅延損害金年30%で計算して債務額を確定する公正証書を作成した)

〔平成8年〕 同年の11月時点で金利を含めた融資額が1億5000万円になったが、改めて公正証書を作成し小野の妻(真理)が連帯保証をした。
*公正証書を作成してから数年後に「300万円を貸してください。何とか助けてください」と言ってきた。この時は金融会社より10日で3割の金利を2割にしてもらったので借りて、10か月間払ってきた(1か月で金利分が180万円になり、小野の言う通りであれば2か月で元金の倍以上になる)が、やっていけないので助けてくださいと言って、「金利は月1割でお願いします」言って、数か月間は月に30万円を持参したが、すぐに滞り出した。それから数年後には「月に金利20万円を払います」と言ったが、これも長くは続かなかった。

〔平成12年〕 小野が「担保にするものが何もありませんので、何か不測の事態が起きた時のことを考えて保険に入っておきます」と会社役員に言い、1億5000万円の保険証券(質権設定)を差し入れてきた。
*別途に借り入れを会社役員に依頼するようになった。会社役員は今までのことがあり当初は小野の依頼を断っていたが、「月に1割の金利で、どうか借り入れできるところを紹介してください」と涙ぐんで懇願を続ける小野に根負けして、会社役員は自分の金を貸したら甘えて今まで通り返すかどうか分からないことと鈴木の裁判関係でも思いのほか金がかかったので、止む無く知人に連絡を取って、そこから借り入れを起こすことができた。ところが、小野はその返済も滞らせた揚げ句に追加の借り入れを何回も頼んできた。
どのような場面でも会社役員は小野の懇願に応えてきたにもかかわらず、会社役員が小野に代わって知人に頭を下げ返済の時間を猶予してもらうということを何度も繰り返しながら最終では令和2年6月末で2億円になっていた。

〔令和2年〕  小野の返済計画は後段に抜粋して掲載する。
*11月30日、小野は1億1000万円を返済するとして午後1時に会社役員を迎えに来て銀行に行くと約束しながら、約束の時刻になっても姿を見せなかった。小野は日頃から時間の約束だけは正確だったが、連絡もないままに約束の時刻に遅れるとは思ってもいなかった会社役員は1時30分頃から断続的に小野の携帯電話に電話をしたが、小野は一切出なかった。その日の夕刻、会社役員が小野の妻の実家に連絡すると、義理の姉と思われる人が電話に出た。「小野さんが昨日もそちらに伺うと言っていたが、その後は連絡がつかないので」と言うと、「いえ、コロナもあってこちらには半年以上来ていません」と言う。それで小野の言っていることが全て嘘だと分かった。義理の姉には「お手数をかけますが、小野さんに電話をして私に電話をするよう伝えて戴けませんか」と頼み電話を切った。その後も小野から電話が無かったため、再度電話をすると、今度は着信拒否になっていた。
小野は令和2年12月までに債務の担保として法人での保険契約(5億円)を行い、それを担保とすると言い、会社役員には契約の候補リストを提示して「契約の際は保険会社に同行してください」とまで言っていたが、11月30日以降中断している(小野が1月生まれのため、保険料が高くなるので12月中に契約すると約束したことだった)。なお、小野が平成12年に担保として契約した1億5000万円の保険契約は令和2年11月分と12月分が未払になっているため失効した。
11月30日夕刻、会社役員と小野の共通の知人が小野の自宅を訪ね、応答がなかったために引き上げることにしたが、帰路で警察官と思しき2人連れとすれ違ったことから、関係者が会社役員に電話をしてその旨を伝えた。そして、会社役員が最寄りの杉並警察署に電話を入れ照会すると、やはり小野が警察署に電話を入れていたことが判明した。
小野の債務は令和2年12月で約10億円に上っている。また、前述した金融業者からの借入総額は令和2年6月末で2億円となり、300万円の債務返済についても、小野は遅滞している金利分の返済を令和2年12月末までにまとめて300万円を持参するとしていたが、未だ実行されていない。

(K弁護士の対応)
小野が委任したK弁護士は、当初12月1日に通知をFAXで会社役員に送ってきたが、会社役員は顧問弁護士を通じて「年末は忙しいため12月8日までなら日時は合わせるので面談したい。その際は小野氏と同行して欲しいが、無理であれば弁護士さんだけでも構わない。全ての質問に回答する」と伝えた。しかし、K弁護士は「年末まで時間が欲しい」と言うので、ギリギリ12月10日まで待つと改めて伝えた。しかし、K弁護士の対応は「年末まで時間が欲しい」と変わらなかった。そして、12月27日から同28日にかけて、今度は「1月8日頃に連絡する」と引き延ばしたうえ、1月8日という日時に合わせて会社役員の顧問弁護士からたびたび連絡を入れても事務所の所員は「外出中」を理由に対応が横着に終始した。1月8日から同15日までにK弁護士と顧問弁護士の間では数回ほどの電話でのやりとりがあったが、そのいずれも態度が曖昧で、時間の引き延ばしをしているようにしか思われない。
令和3年1月15日、顧問弁護士にK弁護士から連絡があり、「小野氏が訴訟を提起したいと言うので、予定していた協議は控えさせて戴くことにした」と伝えてきたが、K弁護士はさすがに会社役員に対して申し訳ないとお詫びに言葉を述べていたようだ。

(小野による横領事件)
令和2年、会社役員の知り合いが新しい住居を探すに当たり、物件(マンション)を探した。そして賃貸契約は小野の名義で契約することになった。契約に伴う初期費用は約103万円で、会社役員は小野に110万円を渡し契約が成立したが、差額の約7万円を小野が返却しないため後日、会社役員が小野に尋ねると「ああ、そうでした。後で持参します」と言ってとぼけたため、会社役員は「いいよ、取っておきなさい」と言って、小野の手数料代わりとした。ところが、同年11月30日に小野が一切の連絡を絶った後、マンションの賃料12月分が未払いになっていることに加え、小野が勝手に契約の解除を進めていることが判明した。その後、小野が未払分を支払った。しかし小野の行為は明らかな横領行為で、K弁護士の指示が無ければ小野は放置していたことが窺える。

(会社役員への小野の説明)
*内河との関係は不可解で、内河が、会社役員を始めとして体裁を整えなければならない相手と会う時には必ず小野に声をかけ、運転手として同行させていたといい、内河はいくつもの会社を興してそれぞれ名刺を使い分けていたようだが、小野は表向きには代表者や役員になっていたようだ。時には債権の取り立てのようなことを請け負いながら運転手兼秘書の役目で50万円という当時としては破格の報酬を受け取っていたという。
*小野には生業というものが一つもなく、小野の友人が語っているが、「今になって思えば、サークルのような大勢の人たちが集まる所でカモを探していたとしか思えない」ということも何人もの知人が話している。そのうちの一人がG氏ではないかという。小野本人も裏仕事は全て自分がやっていたと自慢しているようだ。

(小野による返済計画の虚偽)
*小野は確かな返済計画も持たないまま、さまざまに入金予定があるというウソの話を繰り返し、金を借りることに専念していたようだ。
*令和元年8月には8000万円融資は間違いないという説明があった。
*沖縄の仕事で2000万円入ると言っていたが、いつの間にか話がとん挫した。
*小野が過去6年ほど付き合いのある会社社長から令和2年5月頃に3億円を受け取る予定があるという話があったが7月1日に延び、これも実行は無かった。
*大量の残土の捨て場の話で小野は何年も引っ張り「間違いありません、確実です」と言っていたが実現しなかった。残土業者は会社役員とは以前より信頼関係にある付き合いがあり、大きな捨て場を用意したため多大な迷惑をかけることになった。ということは、会社役員にも当然大きな迷惑をかけたことになる。
これらの入金話は、小野が知人との雑談の中で聞いたような話だと思われる。

(写真 秋田の土地・建物 小野が財産分与の相続税対策で物納するために会社役員が無償で提供することになっていたが、小野の財産相続の話は架空だった)

令和2年7月以降、身内の相続財産の分配の話を持ち込んできた。これは、小野の妻が実家から財産の分与で1億2500万円を受け取ることになったので、そのうち最低8千万円を会社役員への返済に充てるという。しかし財産分与の予定日が何回か繰り延べされる中で、同年10月に「分与するべき新たな財産が見つかり自分(小野)も4億5000万円の1/4に当たる1億1250万円を受け取ることになった」と言い喜んでいたのは全てジェスチャーであったことが後日分かった。小野自身が受け取る分のほとんどに加えて妻が受け取る金の一部を返済に回すことにすると言っていた。妻の実家の財産の分配で夫に権利が生じることは相続法にはないから、何か特別な事情の説明が無い限り小野の話は真に受けられるものではなかったが、小野はその分配金を受け取るのが11月末日なので、同日に会社役員に返済すると約束した。しかし、これも小野が連絡を絶ったことで全て嘘と判明した。

小野が財産分与の相続税が発生するということから、会社役員は物納するために秋田の土地・建物を無償で提供することにして、その手続きを進めていたが、小野の財産相続の話が架空だったために手続きの作業が全て無駄になった。この件には会社役員の顧問弁護士も2回同席をして小野と面識を持っているが、小野の相続の話がでたらめだったことに呆れていた。

「小野の約束は全てが反故になり、返済期日がとっくに過ぎているので、このような全く非常識で最悪のやり方をするのであれば、令和2年12月末時点で10億円、同年6月末時点で2億円、同年12月末時点で元金300万と金利分300万円、マンションの賃料未払いに係る契約解除と転居に伴う損害請求分約120万円の総額約12億円以上を全額、一括で請求する」(関係者)

読者投稿 「鈴木義彦」(73)

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《和解協議後に鈴木の取った行動は青田と平林を代理人として立てることだった。これにより鈴木は今後A氏とは直接対談しないということで有り、和解協議に於いて決められた利益金の支払いも反故にしてくることが考えられる。案の定A氏宛に送られた手紙に鈴木にとって勝手な都合を理由に利益金の支払いの反故を伝えてくるとは実に卑怯千万な人間だ。和解協議の場で謀が次々に発覚し反省する事無く最終的に逃げる事を選択した鈴木は鬼畜以外何ものでも無い》

《民事事件は警察不介入だが、志村化工の株操作、山内興産の詐欺行為など一見、民事事件のように処理されているが、実はこの陰で鈴木は横領、詐欺という刑事犯罪を重ねて犯している。もっと早く警察が介入していれば未然に防げた事件が多くあると思う。実際にこのような例は沢山あるように聞くが、日本の司法は法律を改める事を検討するべきではないのか》

《A氏側の代理弁護士の中本と戸塚は裁判での弁護経験に乏しかったのかほとんど弁護士としての要を成していなかった。鈴木側の長谷川弁護士と比べ経験が浅いのは仕方ないにしても証拠となる陳述書も一部しか提出していなかったり、裁判に対しての準備・対策不足は否めない。せめて裁判に向かう気概の姿勢だけでももっと示して欲しかった》

《西は、完全に鈴木の術中に嵌っていた。A氏に内緒で株取引の利益分配で30億円の配当を受け取っていた。志村化工の件では自分が犠牲になる事を条件に株売買の純益の1/3を受け取るという密約を交わした。しかし、受け取ったのは30億円と合意書破棄の報酬10億円の40億円だった。そして、西は密約した残り約100億円の配当を受け取れずに自殺してしまった。この自殺も、鈴木と、青田に強いプレッシャーを掛けられた末の行為だったらしい。全て悪党鈴木の計画通りになってしまった。これを許しておいていいわけがない》

《当初鈴木は自殺しか考えられない窮地に立たされていた時に西の紹介でA氏と出会い危機から救って貰った。その時鈴木はA氏に土下座し涙を流しながら「このご恩は一生忘れません」と感謝した気持ちは何処にいったのか。A氏にどん底から救って貰っただけで無く全面的な資金提供のおかげで株取引により多額の利益金を掴むことができた。その利益金を約束通り3等分すれば済む話だったのを、何を血迷ったのかあらゆる嘘の工作をして恩人であるA氏を裏切り独り占めを企てるとは一体どういう了見なのか。読者としては鈴木が地獄に落ちない限り許さないだろう》

《西は、自分の欲の為にA氏を裏切り、鈴木を恨みながら自殺したことによって結果的に鈴木を裁判に勝たせてしまった。あの世から鈴木を呪い殺してもまだ恨みは晴れないだろう。鈴木という男は悪党で悪魔のような奴だ。絶対に許せない》

《和解協議が一部公開されてその様子から西は「合意書」破棄の全容をA氏に暴露したがその時点で株取引の利益の総額が470億円有ることを紀井氏から聞いていたが西は最後までA氏に教えようとしなかった。西の思惑としては鈴木と山分けしようと考えていたのか。ここまできたらA氏に全てを打ち明けるべきだった。そうすればまた違った展開になっていたはずだ》

《鈴木は、平成9年8月頃から西の紹介でA氏に会い、人生最大のピンチを助けられた。わずかの間に約17億円という信じられない多額の融資を受けた。しかし、親和銀行で逮捕される事になり、またもや窮地に陥った。今度は間違いなく実刑を受け刑務所暮らしになる事を覚悟していたのだろう。服役中の資金繰りがつかない中、A氏の情に縋って土下座してでも刑務所暮らしの間の資金繰りをしようと計画したのではないか。逮捕直前の鈴木の資金作りは、なりふり構わず、後先考えずで、芝居と大嘘を連発した無茶苦茶なやり方だったように思う。今までのA氏からの借金を一銭も返していない鈴木にはこの手しかなかったのだろう。この男ほど嘘つきで、悪質で、悪知恵が働く最低な人間はこの世にいないだろう》

《和解協議後鈴木はA氏宛に送った手紙に「大変世話になった」「男として一目も二目も置く」と書いてあったが全くその通りのはずだ。だが鈴木はその言葉とは裏腹に裁判ではあろうことか嘘八百を並べ立て弁護士の長谷川が工作した「乙59号証」を用いて質疑応答形式で全くのデタラメの茶番劇を展開する等、元暴走族のリーダーが聞いて呆れるではないか》  (以下次号)

問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(2)

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会社役員が、小野に対して8000万円(4000万円が2口)を貸し付けた債権が30年を経てすでに10億円以上(年利15%、遅延損害金年30%)に上っていることを伝え、早期の清算を求めたのが一昨年の夏頃だったが、それ以降、小野が会社役員に説明をした返済計画は全て嘘だった。令和元年8月に8000万円の融資を受けるというという話に始まり、沖縄の知人より2000万円の入金があるという話、残土処理事業に絡む話、そして令和2年の5月頃には6年間付き合いのあった人間との間で3億円を受け取ることになっているという話などを小野は会社役員に説明したが、いずれも小野が指定した期日までに実行されず何回も先送りになっていくたびに小野から持ち出された入金話だった。これを見ても分かる通り、どの入金話も小野の作り話でしかない。そして、妻の実家の財産分与の話も何回か変わりはしたが小野の作り話のネタも尽きたようだ。
小野が3年ほど前より「月1割で借りられるところを紹介して欲しい」としつこく懇願したことから、会社役員が根負けして金融会社を紹介した件についても、小野には信用が無いために会社役員が借りる形を取ったが、これも小野は返済を滞らせ昨年6月末で債務が2億円になっているが、問題は小野が借りたことをきっかけにして他に2人が一時的に借り入れを起こしたが、この2人は時間をかけずに返済を完了した。約束を守らずに返済を滞らせ債務を多額にしてしまっているのは小野自身の無責任さに問題があるのは間違いない。小野はこういうことでも会社役員に多大な実害を被らせてきたのだ。

何故、小野は会社役員に本当の話ができなかったのか。機会はいくらでもあったはずで、話を聞いてくれる人だと30年間で分かったいるはずだ。小野が会社役員から8000万円を借り入れたのは今から30年も前のことで、その後も何回も無理を聞いてもらい、小野はこれほど長期間、債務を返済しようとせず放置してきたのかについて信用して待ってくれていたのに、小野には返そうとする意思もなければ努力もしなかったとしか言いようがない。小野は日常の移動で国産の高級車を乗り回し、東京の閑静な住宅街に一戸建ての自宅を構え、自宅の2階をアパートにしている。家族は妻の真理と長男の光、長女の成美の4人だが、子供たち2人が生まれた時期に小野は会社役員からの借り入れをしているが、果たして小野が外で何をやっているのか、妻や子供たちは真相をどこまで知っているのか。小野が自宅の土地を購入したのは平成28年6月のことで、土地の所有名義は小野が代表取締役を務める会社にし、また建物はこの会社と長男光の共同所有になっている。アパートからの賃料収入という固定の収入がありながら、小野は会社役員には返済をするどころか、その他にも300万円の借り入れを起こしたり、あるいは新たな借入先を紹介して欲しいと会社役員に頼んだりしているのはおかしすぎないか。しかも、自宅の土地建物を購入するに当たっても、小野は会社役員から借り入れした金で賄いながら一切説明していなかった。借り入れをする一方で、長期間にわたって返済を怠り続けたツケがどんどん溜まってドン詰まりになったら、会社役員との連絡を一切絶ってしまったのだ。

(写真:小野敏雄の自宅 土地建物の所有名義は小野が代表を務める会社と長男になっている)

会社役員は常々小野に「少しの事でも何でも遠慮せずに言うように」と言っており、また「私に嘘や間違いが一つでもあればいつでも言いなさい」とも言っていたというが、小野はその都度「いえ全く、何もありません」と言うので、会社役員はそのまま小野に対応してきたという。とはいえ、前述したように小野が説明していた入金話が相次いでとん挫することから不可解に思い、小野が尊敬しているという右翼の大物と言われるトップに一度会わせてほしいと言ったことも数回あったという。
「小野が言う入金話が次から次に先延ばしになるので、小野は本当の話をしていないのではないか、という疑念を会社役員が持ち、そうであれば小野が信頼し尊敬しているという右翼の大物に小野と一緒に直接会って面談すれば、小野も気持ちがほぐれて実際の話ができるのではないかと会社役員は考えたようだ」と関係者等は言う。しかし、小野は逆に会社役員の申し出を頑なに拒んだという。10代の頃から右翼の世界に飛び込んで、人生の大半をその世界で過ごしてきたという小野が、今、会社役員にやっていることはあまりに非常識で無責任であることを、小野は十分に承知しているはずだ。会社役員が小野の尊敬する右翼の大物と面談するという意向を小野に伝えたのは、いわば小野に“助け舟”を出したようなものではないか。それにもかかわらず、小野がそれを拒むのは、恐らく小野が周囲の誰に対しても本当の話をしていないために、全てがバレてしまうことを恐れた結果ではないかとさえ思われる。小野は、事態を解決するどころか、逆に拗らせようとしているとしか見えない。

小野が会社役員に説明した入金話の中でも、3億円の授受に係る話は、明らかに事件性の高い内容であることが分かっており、会社役員が小野からの説明で知る所では明らかに脱税に問われる案件に小野が共犯で関わり、かなり以前から脱税に協力した小野に対しても杉並税務署の調査が進んでいるというものだった。小野はそれを材料にして相手から事実上の“口止め料”として3億円を受け取る予定だったという。小野は「脱税に協力した相手が隠匿した利益は約10億円にもなるので、3億円は高くはない」と言ったというが、小野が6年間も付き合いを続け脱税にまで協力した間柄を無視して恐喝まがいの手口を仕掛けることには驚かされる。果たしてこれが全て小野による口から出まかせの作り話とは思えないが、真相が判明するのにそう時間はかからないと思われる。
「小野はどこか太々しさがあるが、根っからの小心者で、自分一人では責任を全うする自覚もなく逃げ回ってばかりいるが、時間が経てばそれだけ問題の解決が深刻になることが分かっているのか。このまま同じ状況を続ける積りなら多くの関係者は徹底して小野の責任を追及するという。その際には小野だけではなく、小野の債務を連帯で保証している妻の真理を始め息子の光と娘の成美のほか身内を巻き込むほどの影響が出ることを小野自身がどこまで実感しているかに尽きる」と会社役員の関係者は言う。小野の友人、知人の中にも小野に文句を言いたい人も数人いるようだが、会社役員と親しいというので我慢してきた人もいることが今回分かったという。

問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(1)

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「小野という男は父親が右翼であった影響を受けて10代の頃にその世界に飛び込み、現在も右翼の大物の組織の幹部を務めているようだが、表向きには右翼を名乗ってはおらず、その場の都合に合わせて右翼であることを有効に使っているようだ。仕事として見るべきものはなく、債権の取り立てや紛議(トラブル)の解決を請け負っているようだが、一見すると普通のまともな人間に見えるが、やることなすことが非常識極まりない」と会社役員の多くの関係者が憤りを隠さない。それは当然だろう。会社役員から借り入れた債務の返済を30年間も滞らせて、会社役員が強く返済を迫らないことをいいことに先延ばしにしてきたうえに、特にここ2年ほどはさまざまな虚偽の入金話を言い訳にして借金を重ね、返済の先延ばしを繰り返した揚げ句に一切の連絡を絶ってしまった。他人のことについては「ここまで世話になっておきながらよくこんなことができますね」と平気で言う人間が、何十年も右翼活動をやっていながら礼節を弁えずに詐欺等を繰り返しても一言の謝罪もないことに多くの関係者が「ここまで悪い人間はいない」と呆れ返っている。「金の匂いのする人間にはすり寄って、このような裏切りを平気でする人間は初めてだ」と多くの人間が驚きを隠せないでいる。それ故、小野を知る誰もが小野に同調することなど有り得ないことを小野自身が分かっていない。

しかも、一切の連絡を絶った当日に会社役員と小野を知る共通の知人が小野の自宅を訪ねると、慌てて警察に電話をして警備を頼んだり、その翌日には委任した弁護士が「交渉の窓口になる」と会社役員にFAXで通知するような手際の良さは、小野が会社役員と連絡を絶ったのが計画的であると同時にやっていることが常習であることを強く印象付けている。

(写真:小野敏雄 約束を守らず極めて無責任な人間として、関係者に問題視されている。國學院大學レスリング部の監督というが、OBたちはどこまで小野の実態を承知しているのか)

そもそも、会社役員から逃れることしか考えていない小野にとって、弁護士に委任をしたところで、単に時間の引き延ばしに過ぎないではないか。会社役員には目先の言い訳でしかないウソの返済計画を次から次に並べ立てて本当の話ができないまま、そのネタも尽きたと見るや連絡を絶つとはあまりに無責任な話だ。実際にも委任を受けた弁護士(以下K弁護士という)に対して、会社役員が「問題は至ってシンプルで小野から債権債務を聞き取りするのに時間は1時間もかからないはずだから、1週間前後で協議の場を作ってほしい」と会社役員の顧問弁護士を通じて伝えたにもかかわらず、K弁護士は自身の都合を優先してのことか「年内ギリギリまで時間をほしい」と言って先延ばしにかかった。年末の慌ただしさから会社役員はK弁護士に「ギリギリ12月10日まで」と伝えたが、K弁護士も譲らず前向きな対応をする気配を見せなかった。そして、年末の12月27日から28日になると、「年明けの1月8日あたりに連絡する」と言い出し、さらに年が明け1月8日に会社役員の顧問弁護士が連絡を取っても事務所の事務員が「外出中」と言って、電話にも応対しない。一向に協議の場を作ろうとしないのは、明らかに小野から聞き取りをしようとしても、K弁護士ですら小野から納得のいく説明が聞けず弁護士として対応ができないでいるか、あからさまに時間の引き延ばしだけを小野から依頼されているかのどちらかでしかない。だが、どちらの理由にしたところで、会社役員にとってこの弁護士の対応は妨害行為以外の何物でもなかった。小野は、11月30日に支払うとした約束だけでなく、唯一の担保として会社役員に提示してきた保険契約を未払いのために失効させた。また、借入金が巨額に膨らんでいることから、小野が申し出た法人契約による5億円の保険加入の年内の契約についても何ら意思表示をしないままでいる。関係者によると「小野が1億5000万円の保険が失効させたうえに、5億円の法人契約も曖昧にするのなら、別の担保を出さない限り返済日はとっくに過ぎているので一括で全額を清算するのは当然のこと」と、会社役員と小野の共通の知人は全員が口を揃える。
そして、1月15日にようやくK弁護士から連絡が入ったが、あろうことか「小野氏が会社役員に対して訴訟を提起するので、協議は控えさせていただきたい」というとんでもない内容だった。いったい、何を考えて小野はそんなことが言えるのか。問題の解決は、ただ、小野が会社役員に対する債務の返済をいつ、どういう予定で実行するか、それしかないはずだ。昨年12月1日から弁護士を防波堤のように使って協議の場さえ作ろうとせず、散々会社役員を待たせた揚げ句に訴訟を起こすなどと今になって言っているようだが、小野は詐欺横領を重ねた揚げ句に訴訟を口している。会社役員の関係者は「いつでも自由にしたらどうか。小野は自分の悪事が全て明らかになるだけだ」という。小野に対して会社役員の関係者たちが憤るのは当たり前ではないか。関係者は「全て自分に非があることを承知しているのに、よくこのようなことが言えると思う。大事な証拠となる書証類の一部もK弁護士には送っており、どのような質問にも答える用意はある。それには1時間もかからないので小野氏本人も呼んで欲しい、本人が行きたくないと言うなら仕方が無いが、弁護士と話ができるなら良いと伝えてきたが、1カ月半経っても未だに実現せず、これだけ多くの悪事を重ねて訴訟を起こすというので、『小野は頭がおかしくなったのではないか』と多くの関係者から言われているが、当然のことだ」と言う。

周知のように、小野が会社役員との約束を反故にしたのは、11月30日に会社役員に支払うことになっていた1億1000万円が用意できなかったからである。小野はそれまでに会社役員に言ってきた借入金の返済期日の先延ばしをし続けてきた。11月30日に支払うとした1億1000万円についても、小野が妻の実家の財産分与の話を会社役員にしたのが3か月以上も前の7月初めだった。その際に小野が説明したのは「妻の実父が亡くなった後、母親も高齢のために自分が元気なうちに娘に財産を分けておきたいというので、妻と妻の兄が相続することになり、妻が財産2億5000万円の半分の1億2500万円を受け取ることになったので、8000万円以上を返済に充てます」ということだったが、いつまで経っても手続きが進まず、10月に入ると小野の説明が変わり、「新たな財産(株券等と言っていた)が見つかり、相続財産が4億5000万円になるが、財産分与で私たち夫婦と妻の兄夫婦の4人がそれぞれ1億1250万円を受け取れることになったので、私が受け取る分は全額、それに妻(連帯保証をしている)の分からも返済します」という。その手続きが終了して、小野の銀行口座に振り込まれるのが11月23日(月曜日)の週と言っていたが、それが11月30日になったというのが小野の説明だった。貸金は3種類あるが、最初の合計8000万円に対しては「月1割で貸してください」と小野は会社役員に言ったが、会社役員は年利15%、遅延損害金年30%にしている。また、その後、小野が「助けてください」と言って、他の金融会社へ返すために会社役員が貸し付けた300万円についても、小野は途中で30万円(その後は20万円)をしばらく支払っていたが、返済を滞らせたまま昨年も一度も返済が無かったため、「年末にまとめて300万円を払います」という小野との約束になっていたが、小野が連絡を絶ったために、それも曖昧になっている。

小野が姿を消し連絡を絶ったことで、会社役員が小野の行方を尋ねるために小野の妻の実家に電話をしたことで、小野の話が全くの嘘であることが判明した。小野はそれまでに会社役員には相続の件で妻の実家にしばしば、少なくとも3回は出向いているという説明をしていたが、実際には半年以上も顔を出していなかったからである。しかも小野は、会社役員が小野の妻の実家に電話をして小野の行方を尋ね、小野から至急会社役員に電話をするよう電話に出た義姉と思われる人に依頼しただけのことを、K弁護士には「借金の取り立てで妻の実家にまで電話をした」という嘘の話を大げさにしたため、K弁護士が会社役員に抗議をするということもあり、小野という人間が姿を隠したままで、そこまで話を変えるのか、どれほど会社役員の気持ちを逆なですれば気が済むのかと思う。最近になって分かったことだが、小野は知人たちからは10万円の金も断られるような人間だった。

小野が、会社役員の知り合いがマンションの賃貸契約を結ぶにあたって契約の名義人になっていたこと、そして、「口座からの自動引き落とし」と言って嘘をつき会社役員から毎月の賃料を預かりながら、昨年11月27日から同28日にかけて12月の前家賃として支払うべき賃料を横領していた事実があることを本誌はすでに報じたが、自分から賃貸契約の名義人になっていながら、その後に勝手に解約の手続きをして保証金を受け取ろうとしていた。

「小野は何故、30年以上も全ての面で世話になりながら逃げ回るようなことをするのか。小野はそれでも男と言えるのか、何が日本一の右翼の幹部だ、笑わせるなと言いたい。堂々と出てきて、言いたいことがあれば言えばいい」と関係者の一人が言うように小野のやり方は非常識極まりない。昨年11月30日以降、会社役員との連絡を一切遮断しておいて、小野は姿を現さないまま無責任なことばかりやっているが、それは一番卑怯な振る舞いではないか。小野は10代から右翼の世界に飛び込んで、右翼団体にも所属しながら活動を続けてきたというが、小野のやっていることは人間として許されないことであるだけでなく、自ら標榜している右翼の世界で活動している人たちに対しても明らかに信頼を失墜させることは間違いない。次号では小野がいかに反社会的な言動を繰り返し、詐欺まがいの言動で金銭トラブルをおこしているかについて具体的に触れる。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(72)

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《この裁判の結審後、マスコミの取材によって色々なことが判明してきている。例えば、西の息子の陽一郎はギャンブル好きで西に似ていて、投資にも興味を持っていたらしい。生前の西と一緒にカジノに出入りしたり株にも投資をしてようだ。西がA氏から借りた金を好き放題に浪費していたということか。この男も父親の悪い所を引き継いでいるようだ》

《鈴木の嘘には驚かされるが、平成11年9月30日付の、西を利用してFRの決算のために便宜上書いてもらった確認書と、便宜上一時返してもらった13枚の手形。それを盾に取って「債務完済」というウソをついた。すぐにバレることを平気で嘘が言える鈴木の神経は普通の人間には理解できない。極悪人と言わざるを得ない》

《長谷川元弁護士は、さすがに百戦錬磨だ。鈴木の嘘を徹底的に正当化し、裁判官を翻弄し篭絡してしまった。しかし、正義の味方としてではなく、鈴木のような悪党の味方をしたことで、この責任は重大だ。多額の報酬(裏金)のために、ここまで多くの虚偽の構築を繰り返し、「質問と回答書」(乙59号証)は見る人が見ればすぐに分かることだ。反社会的勢力の金を使った金融とは金利や担保、返済の期間等の全てで全く違う。この書面の一番のミスは、A氏に呼び出されたと言いながらA氏側の話が一切ないことに長谷川も鈴木も気づいていないことである。長谷川は裁判に勝つために何でもやるというやり方をしているが、長谷川の知識やノウハウの使い方は間違っており、弁護士としての経歴に消えない汚点を残すのは間違いない。今後、大きな報いを受けることになる》(関係者より)

《裁判官たちは金融業界、証券業界、宝石業界の知識が全くない人が多いようだ。それが判決に見事に露呈した。しかし、そのことに何の疑問も不安も持たずに判決を言い渡すなんて、裁判官としてはあるまじき大失態だ。こんなことで良く裁判官が務まるものだと呆れてしまう。裁判所全体が信頼を大きく失ってしまう》

《世の中、こんなひどい話は聞いたことが無い。株取引を始めるに際して最初に購入する株の資金を借りた。普通に言うと、商売を始める時の仕入資金を借りたのだ。その前に10日で1割以上の金も清算して貰っていた。そして儲けが出たら、元金も返済せず、利益が出たにもかかわらず約束した配当金を払わない。そして、借りた金は「借りていない」「利益配当をする約束はしていない」などと言って、こんなことをする人間は見たことも聞いたこともない。これをこのままにしてはいけないし、絶対に許してはいけない》

《平林弁護士はこの問題が裁判になる前に、A氏に50億円での和解を申し入れたことがある。その時は50億円での交渉だったが、そんな金額では話になる訳がない。合意書と和解書、それに買い支え資金や借入金等について全く理解していない》(関係者より)

《日本の法曹界は汚れている。上層部では高検検事長のマージャン賭博問題が、下層部では裁判官の人事異動問題等で組織が疲弊している。明治時代からの慣習が残っていて上位下達らしい。今でいうブラック企業だというからお粗末な限りだ》

《長谷川元弁護士の弁護士資格返上の件、真実を知りたい。様々なことが想像される。今は無職だろうから「手記」でも書かないか。出版社は紹介する。手記で鈴木との顛末について本当のことを書けば大スクープになる》

《この事件が、豊田商事事件やベルギーダイヤモンド事件、オウム真理教事件以上にならないはずがない。鈴木は怯えているだろう。特に豊田商事事件の永野社長が、被害者の意を汲んだ犯人が天誅と叫んで切り殺されたが、鈴木の事件は何人もの死者が出て1000億円以上を独り占めしたことで日本で最大の事件として歴史に残ることは間違いない》

《日本の民事事件の取り扱いは世界中で批判を受けていると聞く。「騙した方が勝つ」とか「金を貸した方が損をする」とか「警察は不介入だから悪い奴は勝手放題する」など、これは本当に不公平の極みだ》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(71)

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《鈴木は西の性格を見極めていたと思う。親和銀行事件、志村化工の件等で、言葉では西会長と呼び、土下座までして自分を助けて欲しいとすがり、多額の配当金を支払う約束もした。しかし自分が安全な立場になった時には豹変し、言葉使いも変えた。そして、40億円(合意書破棄の礼金10億円と宝林株の利益分配金の一部30億円)の見せ金を餌に西を自由に操った。その何倍かの配当をも鈴木は約束はしたが約束を守る気は毛頭なかったのだ。西は自分の欲に溺れて鈴木の本性に気が付くのが遅すぎた。そして追い詰められて自殺してしまった。A氏を裏切った天罰ともいえるが、鈴木に親和銀行事件の頃より会長、会長とおだてられ、いいように利用された》

《あまりにも酷い裁判進行と裁判結果です。裁判官は被告鈴木と弁護士長谷川の嘘で固めた主張に何の疑念も抱かず操られているという認識はなかったのだろうか。被告の鈴木が嘘の証言を繰り返し、長谷川と平林の両弁護士がそれを補強するためにさらに嘘を重ねる。罪を逃れるためにあの手この手を講じたのだ。裁判官は嘘を見抜き、正当な判断をする為に提出された証拠から裏付けを取り、検証を重ねて矛盾のないように判断するのが裁判官としての責任のはずだが、この裁判は非常に一方的で、A氏の主張や鈴木の側近である紀井氏と天野氏の証言や証拠でさえも全くと言っていい程無視した。明らかに公正さ公平さを欠いており、原告等の主張も全くと言っていいほど採用しなかった。こんな裁判があっていいはずがない》

《裁判所には代理人弁護士が書いた準備書面を「コピー&ペースト」して判決文とする裁判官がいるというが、この裁判の判決はまさにそれを地で行っている。今回の裁判を担当した裁判官は、原告の主張を理解し汲み取るという発想が最初から無いから、判決では都合の悪いものとして原告側の証拠を排除してしまったとしか考えようがない。こんな裁判官が横行しているとしたら、裁判所の信頼が地に堕ちる》

《鈴木義彦には人間が持つ「良心の呵責」というものが全くないとしか見えない。普通の人間であれば、程度こそ違っても何かしら悪い事に巻き込まれるようなときもあるかもしれないが、しかしそこには理性が働き犯罪に至らずに済んでいるものが圧倒的に多いと思う。そして、もし悪事をしてしまっても良心の呵責から「悪い事をしてしまった結果の反省と後悔」を誰もが感じるはずだ。しかしこの鈴木義彦という人間は全くと言っていい程それが感じられない。この男は本当に人間なのだろうか?と大きな疑問さえ持つ。記事のどこかに人間ではない人間「人非人」の形容が最もふさわしいのではないか。最近の投稿では、この一族は鈴木と同様だと言われている》(取材関係者より)

《鈴木は、輸入インボイスを偽造したり、金融業者を相手に詐欺を働いたり、宝石を偽造して借入の担保にする事等を常習にしていた。被害者が訴えていないから逮捕されていないが、事件になれば鈴木は間違いなく立件されていた。これらは鈴木がFR社で資金繰りに困窮していた頃に頻繁に起きているが、それを救ったのがA氏だった。しかし鈴木はA氏に対しても同様の詐欺行為を繰り返し、ピンクダイヤと絵画をA氏に持ち込んで言い値の3億円で買ってもらいながら親和銀行事件で逮捕される3日前に、売らせてほしいと言って持ち出し、代金を払いもしなければ返却もしなかった。そのうえ、保釈された後に西と始めた株取引でA氏に株価の買い支え資金を出させながら利益を独り占めするという深刻な裏切りを実行した。こんな悪党が世の中に放置されている状況を警察は許していて良いのか。この男の前科前歴は参考にするべきだったと思う》

《西は、すべて鈴木の指示通りに動かされていた。密約した株取引の利益配当金を得るための事だったのだろうが、鈴木から受け取った40億円(合意書破棄の礼金10億円と宝林株の利益配当の一部として30億円)の配当金の一部をA氏へ報告もしなければ返済もせず好き放題に海外に隠匿していた。西の奥さんや前妻の息子の陽一郎は、西がA氏から借りた資金で銀座に奥さんの出身地の角館を店名にした店を出したり、東京オークションハウスの店を銀座に2店舗、日本橋にも1店舗出すなどしていても、A氏には報告を一切していないという。金銭に関わることはA氏には全て内緒にしていた、というのは奥さんや陽一郎もおかしすぎる》

《宝林株の取引で、鈴木と西が約160億円もの利益をあげたという情報は瞬く間に証券市場にも、仕手戦を仕掛ける相場師の間にも広がり、A氏のところへも複数の連絡が入ったらしいが、株の世界の情報の広がりには凄いものがあると思う。鈴木が大儲けをしたのでスポンサーのA氏に是非スポンサーになってほしいという依頼が多かったようだ。しかし一番驚いたのはA氏だろう。寝耳に水とはこの事で、真相を当然確かめるべく西に確認したところ西は「根も葉もない噂」と平然と嘘をついた。正直西も鈴木もバレたらどうしようと慌てただろう。西は鈴木から口止めされていたが、操られる西も西だ。鈴木は何でも金の力で周囲の人間をコントロールしてきたようだが、結局は鈴木自身が強欲過ぎたために本人も家族も永久にいい人生を送ることなどできるはずがない。世話になって命を助けられた人間にここまでする人間は鈴木義彦くらいしかいないとの声が世界中から多くなっている。長谷川、青田の人生も終わったようなものだ》

《西は香港で殺されかけた時に、何故A氏に洗いざらい全てを告白しなかったのか、今更言っても空しいだけで残念でならない。それに、香港の事件では息子の陽一郎の言動が気になる。詳しい事情を知っていてA氏に言っていないのではないか。西と陽一郎はA氏から出してもらった株の買い支え資金名目の金を流用してデリバティブ取引やカジノでギャンブルに耽って散財していたというが、陽一郎は西が鈴木の代理人のTamと会っているときにカジノで遊興でもしていたかもしれない。陽一郎は何故、西に付き添わなかったのか。西がダメだと言っても一緒に行動していれば、西は事件に巻き込まれなかったのではないか。それに、父親のことを「東京オークションハウスの頃の父親はカッコ良かった」と関係者達に言っていたようだが、全てA氏のお陰で、奥さんが保証人になっていることも当然分かっていると思うが、鈴木の関係者が怖いので協力できないとは、人間として男として最低だと思う。A氏宛の西の遺書は、封を開ける前に先に見せてほしいと言ってA氏が中身を見る前にコピーをもらっておきながら、自分と西の奥さんに届いた遺書は見せると言って一切見せなかった。何事においても自分勝手な人間だ》(関係者より)

《株取引の知識も経験もなかったA氏は、西が持ちかけた話で昭和62年に起きたブラックマンデーで20億円以上の巨額の損失を出すという苦い経験をしているという。そんな経験をしていれば、二度と株には手を出すまいと思っても仕方がないと思いますが、今回の宝林株でしかも再び西からの話となれば、A氏もかなり悩んだと思う。鈴木が「株取引を成功させないと、私も西会長も社長への返済ができません」と言い、A氏は鈴木と西に貸し付けた巨額の債権を精算させるためにもと考え、また同時に鈴木の真に迫る話術もあり、A氏は鈴木の言葉を信じてしまった。鈴木はA氏が助けてくれた事や、誰も協力する者などいない中でA氏が資金を出したにもかかわらず全てを独り占めする人間は世界中探してもいないと思うくらいだ。それに愛人が9人いると豪語していたようだが、こんな最低最悪な人間はいないはずだ。それに家族や身内も今や鈴木への疑惑の内容をよく分かっていながら何も言わない。この一族は世界中から相手にされないだろう。一刻も早く国に没収されて、A氏の関係者や多くの人が言っているようにコロナ禍を始めとする国民のためのセーフティネットに利用されてしかるべきだ》

《長谷川は、株取引で巨額の利益が生まれ、しかも鈴木が独占して海外に隠匿しているというA氏側の主張を荒唐無稽な話だと言い続けた(裏金で多額の報酬をもらっているに違いない)。鈴木の関係者は全員が脱税に問われるはずだ》  (以下次号)

「吉郎理事長に監督指導を」厚労省・茨城県・日本医師会はどう動くか

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「突然の申し入れにて大変恐縮ではありますが、茨城県牛久市に所在している「常仁会 牛久愛和総合病院」の理事長、種子田吉郎氏が平成11年(1999年)に理事長に就いて以来、現在に至るも現職として病院を統括している問題につき・・・」という文面で始まる書面が、昨年末に田村憲久厚生労働大臣ほか迫井正深同省医政局長、大井川和彦茨城県知事、中川俊男日本医師会長に宛てて送られていたことが分かった。書面を送ったのは種子田益夫(故人)に騙された債権者たちだが、これまで本誌で触れてきたとおり、種子田益夫は病院を担保に供すると言って債権者たちから融資を受けながら、いつまでも担保提供を履行せず逃げ回っていただけでなく、長男の吉郎もまた病院グループを統括する理事長という要職につきながら、父親の債権債務については一切知らぬ存ぜぬを通すという極めて無責任な対応をしてきた。それ故、種子田益夫が死亡した今、全責任を負うべき吉郎に対して監督官庁である厚労省と茨城県、並びに日本医師会が適切な指導をすべきであるという趣旨で書面が送られたという。

(写真:種子田吉郎)

本来であれば、病院の債権債務に所管の厚労省や自治体等が口を挟む所ではないと思われるかもしれないが、種子田益夫が病院を買収するさ中にあって、新たに病院を買収し、あるいは買収した病院の経営を維持するために債権者たちは融資を実行した。当然、種子田が病院を担保にすると言い、長男の吉郎が理事長を務めているからいつでも病院の権限をいつでも父親の益夫に返すと言っているという種子田益夫の言を信じてのことである。しかも種子田は、いざとなれば病院を売却してでも債権債務の処理を責任を持って履行するとまで言って、債権者たちを騙し続けたのだ。

吉郎が理事長として責任を問われるべきは、父親の種子田益夫が死亡した直後に、吉郎、益代、安郎の3人が一斉に相続放棄するという極めて悪質なやり方を実行し、さらに公共機関である病院を私物化しながら長年にわたってコンプライアンスに抵触する病院支配を行ってきた点にある。厚労省の大臣と医政局長、日本医師会会長、茨城県知事宛に吉郎がトップとして君臨する常仁会グループに対する適切な指導の強化を徹底することを求めるのは当然だが、病院を監督し指導する立場にあるそれぞれが、これまで常仁会グループに対して適切な監督指導が行われてきた形跡はみられない。

(写真:アイワグループの経理担当者が作成した債務残高の計算書。平成15年5月、種子田益夫はその時点での債務総額が368億円以上であることを承認した)

常仁会グループは牛久愛和総合病院を運営する常仁会を筆頭に、晴緑会(高知、宮崎)、明愛会(北九州)、白美会(新潟)の各医療法人(7施設の病院)を傘下に置き、その他2つの社会福祉法人を擁する一大病院グループを形成しているが、医師の資格を持たない吉郎が理事長に就くことができたのは、医療法第46条の6の但し書きに基づき、当時の茨城県知事である橋本昌氏が認可した経緯があるからだった。しかし、吉郎自身には医療業界での実績も経験もなく、あくまで父である種子田益夫の指示で理事長に就いたに過ぎない。

種子田益夫は昭和61年に牛久愛和病院を買収しているが、吉郎が同院の理事長に就いたのが他の医療法人に比べて遅かったのは、吉郎の適格性が問われ続けていたことを裏付けている。中でも常仁会グループの病院はいずれも「地域医療支援病院」として運営しているが、医師の資格が無い者が理事長に就くために必要な要件(医療法第46条の6の但し書き)を整えるために必須だったからである。
本来であれば、吉郎は医療法人の理事長に就けるものでは無く、父親の益夫にしても、過去に法人税法、売春防止法(場所提供)等に違反して有罪判決を受けた身となっており、公共機関たる病院の理事長に就けるものではなかった。
種子田益夫は、側近で医療業界に精通していた田中延和氏に病院を統括する東京本部を立ち上げさせるとともに、田中氏は業界で培った人脈を生かして東京女子医大の医師たちを牛久愛和病院にスカウトしつつ他の大学病院にも人脈を広げていったという。

(写真:牛久愛和病院の院長を務めた村山良介氏の書面。種子田益夫がオーナーとして振舞っていた様子を述べている)

その一方で種子田は、長男の吉郎に白羽の矢を立てて理事長に就かせる時機を待っていた。当の吉郎自身は医療業界とは全く縁のないまま大学(日本大学芸術学部)を卒業後、わずか1か月間、米国の医療業界を視察した後に、俄か仕立てで開設した東京本部の役員に就き、病院経営のまねごとを始めたに過ぎない。それは、吉郎自身の意志に関係なく全て益夫がオーナーとして指示を出した結果である。

種子田益夫は、愛和グループを率いて事業家を名乗ってきたが、実態は虚業家そのもので、複数のゴルフ場を経営しているとしながら実際には公表した定員を遥かに上回る会員権を乱売する詐欺行為を繰り返した。それだけではない、種子田はいくつもの金融機関を経営破綻に追い込むような不正融資を実行させて、そこで調達した資金を株投機や遊興費に充てるという違法行為を厭わない人格の持ち主だった。
複数の金融機関での不正融資(主に特別背任)が相次いで発覚したのは平成8年頃のことだが、種子田は自ら事件の当事者になることを見越して、多額の債務返済から逃れるとともに病院グループを私物化する工作を弁護士に指示して愛和グループと病院グループとの切り離しを本格させた。その結果、3つの金融機関(国民銀行、東京商銀信用組合、武蔵野信用金庫)が経営破綻を余儀なくされた。

病院の買収と買収した病院の経営を安定化させるために、種子田は個人の債権者からも多額の借り入れを起こしていたが、債権者に対して「病院を担保にします」と言って債権者の友人知人をも巻き込ませ「いざとなれば病院を売却してでも返済します」とか「病院の理事長は息子の吉郎にしていますが、息子も『病院は父からの預かり物なので、いつでも必要に応じてお返しします』と言っているので全く問題はありません」などと債権者たちを前に繰り返し述べて融資を受けたにもかかわらず、いつまでも病院を担保にする約束を果たさず、返済も怠り続けた。債権者たちに対しても司法当局の取り調べや公判を理由に何年も直接の面談を避けて逃げ回ってばかりいたために債務総額は平成15年5月現在で368億円以上になっていた(種子田氏は債務承認をしている)。

(写真:日本医師会の桧田仁氏の書面。種子田の依頼により多数の医師を派遣した)

病院を担保にすることはいつでも可能であったはずである。しかし、種子田は病院の公共性を強調し、また厚生省(現厚労省)や地元自治体の許諾が得られないなどと言葉巧みに言い逃れ続けた揚げ句に所在を不明にしてしまったのだ。こうした種子田益夫の言動は詐欺にも等しく、吉郎は吉郎で益夫と悪徳弁護士の関根栄郷の指示により債権者たちとは一切接触をしようとしなかった。

関係機関に送られた書面によると、債権者たちは「債権被害者の会」を組織して、吉郎、益代、安郎に対する債権処理を強く迫ると同時に、吉郎が何時までも常仁会グループの理事長職に居座り続ける問題を早く是正することを強く求めている。吉郎が今に至るも理事長職に安穏としていることは重大な問題であって、厚労省を始め地元の自治体や医師会が然るべき指導を怠ってきた何よりの証である。
債権被害者の会では、「種子田益夫氏が債権者をないがしろにして返済を怠り続け、逃げ回った揚げ句に他界し、益夫氏の子供たちは相続放棄をしてまで益夫氏の負の遺産を拒み続けながら病院グループの収益で豊かな日常生活を享受している現状は決して放置できるものではなく、今後、いかなる法的手段を講じてでも長男吉郎氏ほか益代氏、安郎氏の弟妹に対する責任追及を進める」という強い意志を見せ、さらに吉郎に対して関係機関が「病院グループの理事長という要職に在りながら、あまりにも無責任な振る舞いを続けるならば理事長職を降りるべき」という強い指導力を発揮すべきと要請している。
「債権被害者の会」による行動は当然のことで、種子田益夫が債権者たちを騙して借入をする一方で、返済もせずにただ逃げ回っていただけでなく、吉郎もまた父親の陰に隠れて、関根栄郷という悪徳弁護士の指示で債権者たちには一切接触しようとしなかった言動は言語道断である。しかも、父親が亡くなると、すぐさま相続放棄の手続きを取る周到さは、まさに益夫の長男ならではの悪賢さではないか。

(写真:永田勝太郎氏の書面。東邦大医学部の医師を種子田の依頼により多数派遣した)

種子田益夫は令和元年10月13日に他界したが、直後に長男の吉郎以下益代、安郎の弟妹が揃って相続放棄の手続きを取るという有り得ない行動を取った。それが父親の“遺言”でもあったのだろうが、実際にそれを実行した吉郎は社会的責任を放棄しているに等しく、そのような人間が病院グループの理事長に就く資格はない。同時に所管の厚労省や自治体が相続放棄という法的手段を悪用して平然としている吉郎を許しておくわけにはいかないとするのが必然ではないか。
そして、債権者にとってはもちろん、「他人に迷惑をかけない」という風習を社会的な美徳として重んじている多くの日本国民から見ても断じて許せるものではないのだ。吉郎以下益代、安郎の弟妹も病院グループから上がる収益(地代家賃、給食やリネン等運営に係るあらゆる事業)で、極めて豊かな生活を保証されており、債権者に対する債務の返済が十分に可能な状況にある。中でも吉郎は債権者からの差し押さえを逃れようとしてのことか、毎月数百万円もの賃料の賃貸マンションに住み続けている。一方で、吉郎を始め益代、安郎の弟妹も債権者に対する債務の返済を全く考えないという、あまりにも無責任極まりない対応に終始してきた。その行為は正に犯罪である。吉郎は医師の資格が無いにもかかわらず医療法第46条の但し書きを悪用した父益夫の裏工作により理事長に就任して現在に至っているだけでなく、吉郎氏これまでの対応は秘密裏に病院グループの収益から毎月6000万円という多額の機密費(裏金)を調達して父益夫に提供するという背任に問われ得る行為を繰り返し、さらにコンプライアンスにも抵触する言動が多々あるなど、真っ当に病院グループを統括する資格は皆無と言っても過言ではない。

(写真:側近だった田中延和氏の書面。種子田益夫より吉郎の教育を任されたが、東京本部は田中氏がいなければ成り立たなかった)

債権被害者の会は「このまま種子田一族による病院グループの経営が維持されれば、医療法が目的とする医療を受ける者の利益の保護及び良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を図り、もって国民の健康の保持に寄与することが達成し得ないばかりか、告発を前提とした刑事事件に発展する可能性が高く、治療の最前線にある病院が混乱することは必至です。種子田一族による病院グループの私物化は明らかに背任を含む公序良俗違反であり、コンプライアンスに抵触しております」と吉郎が統括する病院グループの経営実態を告発している。
田村憲久厚労大臣、迫井正深同省医政局長、大井川和彦茨城県知事、そして中川俊男日本医師会長は、種子田一族が内包する問題を解決させ常仁会病院グループの経営を正常化させるために的確な監督指導を強化すべきである。(以下次号)

最高裁長官に届くか「鈴木義彦の犯罪疑惑を闇に葬ってはいけない」の大合唱

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「はっきり言って、こんなでたらめな判決は有り得ない。刑事事件で言えば明らかな冤罪であって、裁判官もそれを承知していながら判決文を書いた疑いさえ強く持たれるほど事実認定の誤りを繰り返している」
鈴木に対する貸金返還請求訴訟を起こしたA氏の関係者が言うように、A氏側で提出した証拠の大半が退けられたことによって、鈴木が繰り返してきた外為法違反、金商法違反、税法違反ほか多くの犯罪までもが事実上隠ぺいされかけている。
このほど、A氏の多くの関係者が一丸となって最高裁長官を始め一審と二審を担当した品田幸男、野山宏の各裁判官に対して送った書面は、まさにその憤りを品田、野山の両裁判官に知らしめ、その判決を是正させる一環として弾劾裁判の設置と再審の扉を開くために鈴木並びに代理人弁護士3人に対する追及を一層強めることを宣言するものだった。
一審と控訴審の判決に対する関係者による抗議は、まさに品田、野山の両裁判長に対する反省だけでは済まされない責任の重さを痛感するべきで、選択によっては辞職することも当然であることを示唆している。同じく最高裁長官に対しても両裁判長の認定がどれほど事実と真実を歪曲しているかをしっかりと見極めなければ、日本の法曹界全体に深刻な悪影響を及ぼす懸念があることを強調したものとなっている。
最高裁長官宛の書面には次のような記述がある。
「特に三審制を取っている日本の裁判制度において、実際には控訴審、上告審での審理はほとんど行われず、手続き上の不備や新しい事実の提示が無ければ具体的な審理が行われないということになっている。三審制とは名ばかりというのが実態になっている。今回の事件のように、東京地裁における事実認定の誤りを正そうとしても、高裁が『審理は一審で尽くされている』」と判断すれば一審判決が覆ることはほとんど無い。『新しい事実』の摘示という要件は裁判所が裁判所の権威を保つために独自に作ったハードルで、裁判官の判断の誤謬を正すという作業を阻害している」
周知のとおり、控訴審での判決は、審理を短期間に圧縮して具体的な検証を行わず、単に一審の判決を丸呑みで支持していることから、明らかに誤判である。しかも判決文に記載された内容は、一審の判決文の誤字脱字、あるいは一審判決に不足しているとの名目で加筆されたものが大半を占めており、控訴審判決は一審判決をいわば「清書」したに過ぎず、一審における判決を左右するべき重要な事実認定について、控訴審として独自に検証を行った形跡はほとんど見られなかった。

過去に裁判官を経験した瀬木比呂志氏が数多く上梓した著書の中で次のような事実を明らかにしている。
「日本の裁判所には、戦前と何ら変わりのない上命下服、上意下達のピラミッド型ヒエラルキーが存在していて、何らかの意味で上層部の気に入らない判決あるいは論文を書いたからという理由で突然左遷される」
裁判官は準備書面を熟読して事実関係を整理し、理由と結論を書くのが当然の職責であるのにもかかわらず、瀬木氏によれば「きちんとした判決を書けない裁判官が、準備書面をコピー&ペーストして判決文にしてしまうのが横行している」という。これに当てはまるのではないかと思われるのが、本誌で問題にしてきた品田、野山の両裁判長による判決で、鈴木が株取引で得た利益を独り占めした事実関係について「合意書」の有効性や実行性に始まり、西のレポートや紀井氏の証言と陳述等についてもことごとく排除し、その根拠として鈴木側の主張を丸呑みすることを選択した。平林、長谷川の両弁護士が紀井氏のことを「ただの電話番に過ぎない」とした主張が、品田裁判長の判決でも同じ位置づけで認定されているのが典型の一つだろう。紀井氏は鈴木から取得株の売りの金額まで全て任され、利益を出したのは全て紀井氏の実績である。その紀井氏が電話番であれば、全ての売値を任せることは有り得ないことくらい判断できないはずがない。

(紀井義弘が株取引の利益明細を記した「確認書」。A氏が出した買い支え資金で高値売りに成功し利益を確保しながら、鈴木が密かに海外に流出させ隠匿した)

鈴木義彦という人間は、株取引の最初の銘柄であった宝林株で約160億円という巨額の利益を得たことに目がくらんでか、西を利益分配で取り込み、A氏を裏切らせた揚げ句に自身もA氏と西に対して徹底的に嘘を重ねてきた。自分自身の強欲を満たすことが最大の目的であり、事実、鈴木が国外に隠匿している資金(資産)が今や1000億円以上に及んでいることは本誌が繰り返し報道してきた。しかも鈴木は目的を達成するために外為法や金商法、税法など多くの法を犯す行為を繰り返してきたばかりか、周囲の側近や関係者たちを犠牲にして自殺に追い込んだり、あるいは不審な死を遂げたり行方不明になっている人間が10人前後も存在しているのだ。一審で判決を主導した品田裁判長は、審理から判決に至る期間が3年間もあったのに、鈴木という人間の本質に目線を凝らすことを一切せず、また鈴木の本質を見抜こうとする気持ちすらなかったのは明らかである。鈴木の行為が単なる悪事では収まらないほど悪質さの度が過ぎているにもかかわらず、鈴木義彦という人間を容認した品田、野山の両裁判長の責任は極めて重いと言わざるを得ない。

品田裁判長による誤った事実認定は数えきれないほどあるが、例えば「合意書」の銘柄欄が空白であったり、「合意書」に署名指印したA氏と鈴木、西の3名の役割が明確ではない、とあるが合意書作成の時点で宝林株だけが買い付けを終了していたので、株取引の最初の銘柄が宝林株であることは分かり切ったことであった。売買が頻繁になることが予想され、そのたびに書き換えるのは不可能に近く、また3人の分担はそれぞれ決まっていた。それに「今後の全ての株取引」と明記されていた。何故、品田裁判官のような判断になるのか。「合意書」に3人が直筆で署名指印している事実は重く、A氏に株の買い支え資金を出して欲しいと一人熱弁を振るったのは鈴木自身であるなど、「合意書」を作成するまでの経緯が有効性を十分に裏付けている。

(合意書 宝林株800万㈱取得を契機に西と鈴木が仕手戦を企図し、A氏に株価維持の資金支援を要請。鈴木が熱弁を振るってA氏を説得した)

品田裁判長宛の書面では「会社経営者とはいえ、法律知識に乏しい者が作成した書面に法律家が作成するような書面を求めること自体が非現実的と言わざるを得ない。本件『合意書』の記載に不足があるとしても、書面を作成している事実から当事者間の合理的意思解釈を行い、合意内容が何であったかを追求・検討すべきである。記載内容に不足があることから『当該合意がなかった』と判断することには合理性は認められない」としている。逆に合意がないにもかかわらず合意書を作成することなど通常は有り得ない。
しかも平成18年10月16日の和解協議の場で「合意書」に基づいた株取引の詳細について話し合われた中で、鈴木自身が宝林株の取得資金をA氏が出したことや宝林株取引が「合意書」に基づいて実行されたことだけでなく、平成14年6月27日にA氏への返済金の一部10億円を西に渡したという話が嘘で、実際には「合意書」破棄で西に渡した礼金(紀井氏より西の運転手の花館聰氏を経由して複数回で渡した)であったことを認め、宝林株取引で上がった利益が60億円(鈴木は当初から利益は50億円と言って誤魔化した)であったとして、A氏に25億円を、西に25億円を支払うと約したことを品田裁判長は無視して排除した。これらの事実からも「合意書」を無効にするために、疑義が生まれる鈴木の発言をしっかりと検証しなかったとしか考えようが無いのである。

鈴木による虚偽の証言や陳述の中でも、宝林株800万株の取得経緯の言動が鈴木の本質である強欲を端的に示している。
「合意書」に基づいた株取引が宝林株で開始されたのはA氏、鈴木、西の3人の間では周知のこと、というより鈴木と西が取り扱う銘柄はその時は宝林株しかなかった。宝林株800万株の売却話を証券会社の平池課長が西に持ち込み、西が買取の交渉を進めて、平成11年5月31日に契約が成立したが、宝林株の現株の受け皿(ペーパーカンパニー3社)を用意したのは鈴木であり、現株の受け取りもペーパーカンパニーを用意するために鈴木の依頼で動いたフュージョン社の町田修一と川端某であった。さらに翌6月1日付で金融庁に提出した大量保有報告書にも資金の出所で、鈴木は紀井義弘氏の名前を本人には無断で勝手に使い、実際に資金を出したA氏の名前を消してしまうという工作を受け皿となる3社の常任代理人に指名した杉原正芳弁護士に指示した。こうした宝林株取得の経緯について、鈴木は「合意書」締結の場で理由を含め宝林株以後多数の銘柄で実行する株取引に紀井氏を起用するという事実をA氏に報告しなければならなかったが、鈴木は故意に触れなかったのである。
西と鈴木は、親和銀行事件で被告の身となっている鈴木が宝林株売買に関わっていることが相手に知れると交渉が破談になることを恐れ、西が前面に出て交渉をやり遂げた。しかし、宝林株の受け渡しでフュージョン社の町田を立ち合わせて現株を手中に収め、受け皿となる外資系投資会社3社についても、西ではなく鈴木が全て主導する形を取り、さらに取得した宝林株の売りを鈴木が自らスカウトした紀井氏に任せるとなると、少なくとも上がった利益の金額と処理は鈴木が西やA氏には報告もしないで独り占めにすることが容易となる。そして、鈴木はその通りに実行することで利益を独り占めし続け、A氏は株取引の買い支え資金を出し続けたにもかかわらず、鈴木と西により株取引の経過を知らされないままカヤの外に置かれたのである。ちなみに合意書を作成した直後、鈴木はA氏に「西は口が軽いので、3人で合意書を交わしたことは絶対に秘密にするよう、社長からも強く言って下さい」と何回も頼んでおり、A氏はその約束を守り西には「合意書のことは絶対に他言するな」と言っていたという。

(和解書 鈴木と西は「合意書」に違反した事実を認めた。鈴木は強迫されて署名したと無効を主張した)

また、和解協議の場で和解書に鈴木が署名指印したことを、品田裁判長は「心裡留保に当たる」とする鈴木側の主張をそのまま採用したが、その事実認定は明らかに誤りである。和解協議の模様を録音したテープ、和解後に鈴木が自らA氏に電話をして和解書に鈴木が自らの意思で記した支払約束を追認した事実、和解協議から1週間後の平成18年10月23日に鈴木が自らの意思でA氏に電話をしてA氏の会社を訪ね、和解協議でのやり取りを再確認した事実、さらにはその後に鈴木がA氏に送った2通の手紙に書かれた内容等いくつもの事実が裏付けとなっているのに、品田裁判長は判決文には一切反映させなかった。品田裁判長宛の書面には次のような記述がある。
「そもそも当事者間で協議し作成した書面を『心裡留保』として無効とし、さらに従前当該書面記載の義務を否定する主張をしていたことを以て相手方も当該意思表示が心裡留保であると知っていたと判断されるのであれば、協議の中で一方当事者を説得し、支払について確認する書面の全てが『心裡留保』となりかねない。このような法的安定性を欠く判断を安易に、十分な論証もなく行うことは裁判所の存在意義を失わせかねない行為である。一審裁判官が被告を勝たせるために考えた苦肉の策なのかもしれないが、『心裡留保』を持ち出し、事実を歪めなければ至れない結論にどれほどの正当性・合理性があるものなのか、甚だ疑問である」

平成14年6月27日付借用書。A氏は西の要請により40億円超の鈴木への債権を25億円にしたが、鈴木が「西に返済金10億を渡した」と発言したため、額面を15億円とした。確定日付がある)

裁判での平林、長谷川の両弁護士が取った方針は、鈴木の虚偽証言を正当化するための補強と同時にA氏を必要以上に誹謗中傷することで裁判官たちの心証を有利に運ぼうとしたことにある。
鈴木の裁判での虚偽証言は、平成18年10月16日の協議でいったんは認めた事実さえ覆してA氏側の請求を全て否定するものだったが、平林、長谷川の両弁護士の虚偽の主張(陳述)はそれに輪をかけてひどいものだった。
A氏による鈴木への貸付について、A氏を「プロの金融屋」と言及してA氏による鈴木への貸付方法や返済への便宜について「有り得ないこと」という言葉を連発する一方で、A氏が反社会的勢力と密接な関係にあるだけでなくその暴力団関係者を金主元として金融業を営んでいるという、根拠もなく事実に基づかない虚偽の主張を並べ立てた。
長谷川と鈴木の質疑応答をまとめた「質問と回答書」では、さらに踏み込んで、A氏が親密にしているという暴力団とそのトップを名指しまでした。しかし、もし反社会的勢力の資金を使っているとすれば、鈴木からは1円の返済もないのに追加で貸し付けることは有り得ないが、A氏は依頼のある度に融資をしており、そのたびに預かった手形が合計で13枚になり借用書が2枚あるほか、価値のない宝飾品を1億2550万円で、ピンクダイヤと絵画を3億円でいずれも言い値で買って上げてもいる。これらの金銭は鈴木が当時は10日で1割以上の金利でも借入ができない状況にあったことを受けてA氏が対応したものだった。前述の借用書の一つは平成9年10月15日に貸し付けた3億円であったが、鈴木は年36%の金利と年40%の遅延損害金を借入の条件として借用書に書き込み持参した。その条件を了解したA氏はその後、金利を年15%に引き下げた。こうしたA氏の対応については西が自殺する直前にA氏や鈴木ほかに送った遺書を見ても十分に分かることだ。また実際には面談の事実が無いのに「平成14年3月頃に(A氏に)呼び出され、完済したはずの債務の二重払いを迫られた」と言っているが、これが本当であればA氏には鈴木に聞かなければいけないことが沢山あったはずなのにそれらの記述が一つとしてないのが不自然であり、またA氏は鈴木の電話番号さえ知らず、もし知っていても西を飛び越えて電話をするようなことはしない(西は志村化工事件で逮捕され拘留中だった)。鈴木は平気で西を飛び越え自分の都合で西には秘密にして欲しいと言ったことが何回もある。また、債務の二重払いについても鈴木は「平成11年9月30日に完済した」と言っていたため二重払いというしかなかったと思われる。ただし、15億円は債務額の約半分で完済とならない。その後に鈴木が直筆で書いた15億円の借用書に偽の理由付けをしようと謀った。関係者によれば、A氏は過去40年以上にわたって、日々の予定や行動の記録を保存してきたという。鈴木が証言している「3月頃」などという曖昧な日時の設定は、その記録とすり合わせれば一目瞭然で嘘だということが判明する。さらに、鈴木は西が自殺して真実を語れないことを悪用して、A氏と反社会的勢力の密接関係を「西から聞いた」と言い、「原告(A氏)に逆らえば、どんな危害を加えられるか分からず恐怖を感じた」とまで前記「質問と回答書」に書き記したのである。

(写真:平成14年6月27日に西が作成した借用書。鈴木が「社長への返済金の一部10億円を西さんに渡した」と言い、西も認めたことから借用書の作成となったが、鈴木が言う10億円は合意書破棄の礼金として紀井氏から西の運転手の花館聰氏を経由して支払われたものだった事実が後に判明した)

品田裁判長が主導した判決は、以上のA氏側が主張する主な事実関係を、何ら正当な理由を付すことなく全てと言っても良いほど排斥してA氏の請求を退けてしまった。重要な事実認定をするに当たって、仮に的確にそれを立証する物的証拠が不足していたとしても、A氏の請求が正当であることを裏付ける多くの事実があり、それを証拠として提出したにもかかわらず、一審の品田裁判長はその検証すらも怠り、漫然と鈴木の主張を採用してしまった。そこには合理的な判断過程もなければ説得力のある論証もない。このように判決が余りに偏向しているために、品田裁判長の裁判官としての適性を疑うだけでなく、鈴木側から品田裁判長に対する何らかの裏工作があったとしか考えようが無い疑いさえ多くの関係者が持っているのだ。

A氏の多くの関係者が品田裁判長に対する弾劾裁判所の設置を実現するべく、政府及び与党自民党有力議員に対し陳情を行っているところという。
実際に、書面を受け取った最高裁の長官ほか当事者たる品田、野山の両裁判長は誤った判決の処理について、どこまでも真剣に見直しに取り組まなければならない。とはいえ、制度上では確定している判決を破棄するということはできないから、再審の場で改めて審理を行い「合意書」と「和解書」の無効という認定を一旦は取り消すしかないのだ。だが、再審が行われれば、「合意書」の有効性が判明して鈴木がA氏に返済金として渡したと主張している15億円と10億円が株取引の利益の分配であり、品田裁判長がそれらを返済金と認定したのが誤りであることもすぐに判明する。また鈴木が国外に隠匿している1000億円以上の資金(資産)についても、それが違法行為の繰り返しの中で蓄積されたもので、鈴木が証人尋問で証言したような外資系投資会社とのコンサル契約による報酬などでは100%有り得ないことも証明される。鈴木の裁判での虚偽証言は、鈴木が巨額資金を隠匿するために10人前後にも上る自殺者、不審死者、行方不明者等の犠牲者を出したそれぞれの事件についても全容が解明されるきっかけとなるに違いない。(つづく)

読者投稿 「鈴木義彦」(70)

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《「合意書」を破棄する報酬として10億円を西に渡したにもかかわらず破棄されていなかった「合意書」をA氏から見せられると、鈴木は「合意書」に基づいた株取引の実績等は無く、A氏は西に騙されているとまで言う始末だった。これにはA氏も開いた口がふさがらなかっただろう。鈴木は嘘を口から空気のように吐く人間だ。こんな奴に同情の余地はない》

《鈴木と西が設立した「ファーイーストアセットマネージメント」社での鈴木のやりたい放題には呆れる。専用運転手付きのベンツ、高額給与、父親と愛人への給与など、何様だと思っているのか。自分が作った会社なら絶対にできないしやらないことばかりで、同社の運転資金の約7億円はA氏が出したというが、鈴木は平気でよくできたと思う。それを許した西もおかしすぎるが、何故鈴木の傍若無人を止められなかったのか》

《A氏が宝林株収得から始まり株取引の買い支え資金を出したからこそ、鈴木も多額の利益を確保する事が出来たのではないか。誰が見てもA氏のおかげではないか。逆にA氏の協力が無ければ鈴木は自殺の憂き目にあっていたはずだ。考え違いもいい加減にしろ》

《鈴木と西の悪だくみはA氏との出会いから始まっているが、何から何まで計画的だ。特に鈴木の悪知恵は半端ではない。宝林株では西を表に立たせて、自分は取得株の受け皿となるペーパーカンパニーの準備をして、A氏から借りた3億円の購入資金は杉原弁護士に指示をして大量保有報告書に「紀井義弘からの借り入れ」と書いて金融庁に申告し、A氏の名前を隠した。利益が出た場合に自分が独り占めするための準備だ。鈴木は根っからの詐欺師だ》

《西は香港で鈴木の代理人と称するTamに殺されかけた。この時一緒に渡航した息子の内河陽一郎は入院中の父親の姿を見て何を思ったのか。あらかた事情は西から聞かされたはずだ。話を聞いて鈴木に対する怒りや敵対心よりも恐怖心が上回ったという。その後に西が自殺した後のA氏や関係者に対しては自分勝手な理由を言い訳にして協力姿勢が全く見られなかった。色々御世話になったことを理解しているのか。何とも情けない男である》(関係者より)

《鈴木は宝林株で得た金を独り占めして勝手に霜見誠に運用させていたという。その舞台はFR社であり、商号を変更したクロニクルでも霜見の名前が出た。鈴木自身は裏に隠れてインサイダー取引をしていたのだろう。天野氏の立場を利用していたことは社内では周知のことだったようで、この時の利益も全て独り占めしたが、天野氏や霜見は経緯を詳しく知っていたはずで、それが天野氏と霜見がそれぞれに巻き込まれた後日の事件につながっているのではないか》

《鈴木の側近であったクロニクル(旧エフアール)の天野氏が都心の京王プラザホテルで首を吊った状態で遺体が発見された。会社の公式発表は「自宅での急性心不全で死亡」と発表。その後天野氏による「個人的な流用」として使途不明金が続々発覚しているという。自殺自体に謎が多く他殺説の噂も多く流れており、また天野氏を裏で操っていたのは鈴木で、二人の間には不協和音も生じていたという。そういったことから一読者としてはこれまでの経緯から考えられるのは、全ては天野氏に使途不明金の罪を被せた鈴木の関与が濃厚とみる関係者が多い》

《西は志村化工事件の件で鈴木を庇うことを条件に鈴木に多額の報酬を要求していたと思われる。株の配当金とはいえ、西が受け取っていた30億円と香港で受け取る予定だった40数億円もその時の約束だったのだろう。西は志村化工の事件で執行猶予のついた有罪判決が確定した後の鈴木の豹変に疑心を抱き、強く催促するようになった。それで香港の事件が起きたのだろう。鈴木は西が疎ましくなり、排除することを考えた。我欲のためには何でもする大悪党鈴木の本領発揮だ》

《平成18年10月初旬、西は鈴木との打ち合わせ通り株取引の利益金の受け渡しのため香港に飛んだ。西にとってはやっとの思いで鈴木への要求が叶う祝杯を挙げたい気持ちで香港の地を踏んだ事だろう。飛行機の中では多額の金を手にしたこれからの人生を思い描いていたのではないか。それが現地での取引相手のTamから勧められたワインを飲んだばっかりに意識を失い、目が覚めても一体何が起こったのか信じられなかったはずだ。警察の捜査に鈴木の名前は一切出さなかったらしいが、当然西は確信していたはずだ。この時命拾いした西は自殺ではなく何故A氏に全てを相談しなかったのか。遺書を書く前に》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(69)

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《裁判内容を振り返ってみるとA氏側の中本弁護士の能力不足、余りにもお粗末過ぎる。人選ミスといっても過言ではない》

《青田は鈴木の秘密をよく知っているだろう。鈴木にとって青田もまた邪魔な存在になりつつある。所詮金だけの繋がりだろうから、いつ青田が裏切ってもおかしくないだろう》

《長谷川がいかに弁護士バッジを外そうが、今までやってきた事に対しての責任からは逃れられない。長谷川の弁護手法は犯罪そのものだ。弁護士のバッジを付けた詐欺師だよ》

《西は鈴木が親和銀行事件で逮捕され拘留されている間、鈴木の愛人に毎月50万円から60万円の生活費を届けていたというが、鈴木は逮捕される前に愛人には3000万円を預けていたことが後日分かった。鈴木という男はどこまでもずる賢い人間だ》

《西の子息の内河陽一郎は鈴木に対して恐怖心があるのか、協力を拒んでいる。父親の恨みを晴らすべく、本来なら率先してA氏の関係者に協力しなければならないのに》

《鈴木にとって利用価値が無くなり邪魔になってきた人間を次々に排除する。どう排除するかは鈴木本人に聞いてみないと分からないが今までの経緯からだと関係者達は事故死や自殺等まともな死に方をしていない》

《「義理と人情をはかりにかけりゃ、義理が重たいこの世界」という歌詞があるが、鈴木には人間としての情のかけらもなく、恩義を感じる心も無い》

《これだけ検証結果を詳細に公表しているにもかかわらず本誌に対して直接の異議申し立ては一度も無い。全てに嘘の工作をしてきたので反論等出来なくなっている。通信業者に対して削除要求するしか方法が無いのだろう》

《鈴木は青田光市を使って、毎日西を尾行していたらしい。西は鈴木と青田の性格を知っているので、鈴木に命を狙われていると知り、その恐怖と闘っていたのではないか。そのプレッシャーに耐えきれなくなって自殺した。そうであれば、これは殺人ではないのか》

《鈴木の関係者達は悪党の集まりで所詮金だけで繋がっている。お互いの信用・信頼等無いだろう。綻びが生じれば関係が崩れて裏切り者が出てくるのではないか》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(68)

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《「一年の計は元旦にあり」で正月に鈴木は今までの過程を振り返って反省せねばならない。A氏から何度も再起のチャンスを与えて貰ったのにそれに応えようともせず嘘ばかりついてきたはずだ。小さな嘘でも付かない人間は少ないだろうが此程の恩義を受けた相手にはそれに応えるのが人の道。よく考えてみることだな》

《青田光市は鈴木の裏の顔語るのに欠かせない人間だ。暴力団との付き合いも多く、金の力で悪事を青田に手伝わせている。鈴木も心底から青田を信用していないようだが、飼い犬に手を噛まれないよう気をつけることだ》

《鈴木は多くの人の怨みを買っているだろう。それがどういう事になるか、鈴木やその関係者はよく考えた方がいいと思う。今はまだ序章に過ぎないが、本番はこれからだ》

《鈴木とその関係者達には俗にいう憎しみや恨みなどと言った生易しいものではなく、激しい憎しみや恨みを買っている事を自覚しているのか。これまでも多くの被害者に対しての数々の悪行の報いを受ける時が遅かれ早かれ来るはずだ》

《裁判官が、鈴木がA氏から預託販売で預かった超高級時計のバセロンの時計等の価格のことで、上代が40億円超の時計が4億円で卸すということについて「経済的な整合性がない」と言っているが、何を根拠にしているのか分からない。裁判官自身が宝石業界の慣習を全く知らないだけではないか。それが鈴木側の主張を採用する根拠になどなるはずがない》

《鈴木達はこれまでに数々の悪事を働いてきた。因果応報、今までの悪事が必ず自分達に降りかかって来るだろう。いまのうちに懺悔しておいたほうがいい。

《A氏の代理弁護士中本の裁判に於ける弁護内容が余りにもお粗末だったのは、家族から「A氏の代理弁護士を辞任してほしい」と哀願されていた事に関係していたかもしれない。これは何らかの脅しが入った可能性も考えられる》

《通信事業者に対しての削除要求に関する関係者と見られる記事を読みましたが、削除要求がされている記事の内容を検証された結果、やはりというか長谷川と品田裁判長の癒着の疑念を読者のほとんどが持っている。理不尽な判決には裏があるのではないか。こんな仕組まれた裁判があるとは驚きを隠せないようだ》

《心裡留保という言葉を調べてみた。「意志表示を行う者が自己の真意と表示行為の内容との食い違いを自覚しながら行う意志表示」と書いてあったが、要するに「脅されて書きたくない書類(和解書)に書かされた」ということになるが、これは全くの嘘だ。脅迫されたという鈴木が強迫したという西に向かって「じゃ、今、この場で死ねば。それだけの度胸があるのか」と脅している。裁判官は物事の真実を直視していない》

《鈴木は「合意書」作成時「協力していただかないと社長からの借入金も返済できない」と言っておきながら全然返す気配がないどころか独り占めしているではないか。自分の言葉に責任を持たない、初めからの計画的な犯行としか考えられない》(以下次号)

会社乗っ取りまで企んだ「渡辺新領」の横着な振る舞い(2)

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渡辺新領は、債権者に対して令和元年12月31日現在で2000万円(元金1400万円及び金利年3%分を加算)を負っている。この債務を渡辺は無責任にも長い間放置して来たが、関係者が渡辺の家を訪ね、翌日に渡辺が債権者の事務所を訪ねた際にはその場で自ら進んで借用書を書き、「2~3日以内に女房を連れてきて、保証人にします」と言って反省した様子で帰ったにもかかわらず、数日後にタクシー会社の顧問弁護士より書面が届いて、渡辺が自己破産をするということで関連の書類が同封されていた。以前にもどういうことかと債権者の知人が渡辺の勤務していたタクシー会社の寮に行くと、渡辺は翌日夜逃げをしたことがあった。

渡辺が困って何回も金を貸してほしいと言うたびに債権者は助けてあげたり、飲食もどれだけ連れて行ったか分からないほどだった(渡辺は自身の全盛期でも債権者に御馳走したことは一度もなく、口先だけだった)のに、さらに、渡辺が自分から借用書を書くと言い、奥さんを保証人にすると言い出したのに、その約束を破り、前記の弁護士よりの書面の中では、渡辺が「(社長に)何回も架空の領収書を切らされた」とかありもしない虚偽の理由を並べたてていたことは、債権者にとっては絶対に許すことができないものだった。この人間は、困った時には平気で金を借りに来ることを繰り返すので、本当に恥を知らない。

渡辺は、債権者が創業した会社に「働かせてほしい」と言ってきて、債権者が新会社を設立し、社員の給与を保証し、さらに債権者の会社に勤務する女子社員一人を派遣するなど手厚い対応をしたにもかかわらず、わずか1年足らずで新会社を破綻させてしまい、その際に債権者が被った実害は甚大で5000万円以上の赤字が出たが、本人は週に1、2回しか出社せず給与を70万円も取っていた。こうした経緯がありながら、債権者は渡辺が自身の不始末を詫びて退職したためにその責任を求めることなく認め、さらに前述したように、その後も渡辺が会社を訪ねてきて寸借を重ねても応じて来た。

しかしながら、渡辺は無責任にも一切の責任を放棄して債権者に謝罪することもなく今日に至っているのはどういうことか。渡辺はこの件に関して、このまま謝罪もしないで放って置いたら良いと思っているのであれば、渡辺の身内は加害者の身内として公表することもあり得る。前回の記事で、こんな人間は金額の多寡ではなく、やり方が非人間そのもので許されないという投稿が多く寄せられている。(つづく)

「藤牧義毅」は破産手続までも詐欺に悪用した(1)

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東京・池袋に拠点を置く韓国人グループを率いる徐(ソオミ)という女が売春防止法(周旋幇助)違反の容疑で警視庁に逮捕された事件を本誌は取り上げた(令和2年2月7日)が、売春のほか闇金融も手掛けて同じ韓国籍の人たちを繰ってでも荒稼ぎを企てていた徐は相当に強かだったが、徐に巻き込まれて闇金融に協力したのが孫銀翼だった。

(写真:藤牧義毅)

孫は徐が約束を破って闇金融での利益を分配しなかったことからじり貧状態となり、債権者から4000万円と2000万円の総額6000万円を借りることになったが、実は債権者に孫を紹介した藤牧義毅と言う人間こそが債権者にとっては最悪だった。
藤牧は「事業資金の融資をお願いしたい人がいるのですが」と言って孫を債権者に紹介したが、債権者から見れば藤牧が連帯保証を買って出るのはごく自然に思われた。ところが、藤牧は債権者が孫に融資をする前後で破産の申し立てをしていたのである。しかも藤牧はその意図を隠して平然と孫を債権者に紹介し連帯保証までしていたのだから、許されることではなかった藤牧の目的ははっきりしていて、孫から手数料を取ることにあった。前述したように、孫の仕事は闇金融だから、いつ摘発されないとも限らず、債権者がその事実を知っていれば融資ができる相手ではなかった。そして案の定、徐が警視庁に逮捕されと孫は行方をくらませ韓国に逃げ帰ったようである。そして、藤牧もまた債権者に対してはさまざまに言い訳をするようになった。破産宣告を受けることによって、藤牧は法的には債務の返済を逃れることができたとしても、藤牧が孫を紹介し、孫への融資で連帯保証をしたという債権者に対する責任の重さは消えるものではない。

(写真:徐吾彌 ソオミ)

藤牧は「母親には1000万円以上の預金があるので、それを借りて借金返済の一部としてお返しします」と債権者に言ったが、いつまでも実行せず、その後には「栃木県に数千坪の土地があって、所有している友人も了解しているので、それを売却して返済に充てます」と言って、債権者から相手に渡す内金500万円を受け取っていたにもかかわらず、それも実行されないまま時間が過ぎたことで、藤牧に対して支払いの請求をすると、藤牧は弁護士を介して「債権者に詐欺的な土地売買交渉を迫られ、脅かされた」と虚偽の作り話をしてまで返済の責任を逃れようとしたが、それは決して許されることではない。債権者から土地取引の内金500万円を受け取っていたのは、明らかに詐欺、横領の犯罪だった。
藤牧はいつまで、このような状態を続け、債権者から逃げ回る積りなのか。債権者に対して一言でも謝罪する気は一片もないのかとさえ思われる。債権者の多くの関係者が、藤牧が債権者に謝罪して善後策を講じると約束するまで絶対に許さないというが、関係者の執念からすれば、藤牧が何処に逃げ隠れしようとも必ず見つけ出す勢いであるから、藤牧はそろそろ潔い態度を見せてはどうか。このことについて身内は知っているようだが、今後は身内の名前も掲載を検討している。(以下次号)

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(7)

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早川充美の経歴がようやく分かりかけてきた。平成21年にパシフィックコンサルタンツ(PCI)をめぐるODA(政府開発援助)絡みの詐欺、脱税、汚職等の事件が表面化した。内閣府が進めていた中国遺棄化学兵器処理事業では人件費約3億円を水増し請求し、香港の関係会社で1億数千万円を裏金として隠匿、あるいはベトナム政府開発援助事業では現地高官に多額の賄賂を提供したなど複数の事件で同社の幹部たちが東京地検特捜部に逮捕された、という事件だったが、早川は損失を出したことで債権者から身を隠すためにPCI幹部の別宅があった千葉県内に3年間も身を潜めていたという。事情を知る関係者によれば、早川は中国語やフィリピン語に堪能だった面を活かして現地労働者を派遣するところでPCIに関わっていたのではないかとみられるが、一方ではODA事業に絡むようになって自民党の複数の国会議員(元閣僚経験者を含む)との人脈を広げる大きなチャンスと持っていたろうから、PCI事件は大きなダメージを食う状況にもなったとみられる。とはいえ、PCIをめぐるODA事業で早川が重要参考人となった形跡はないから、早川自身が重要な役割を果たしていたとは考えにくい。

(写真:早川充美 早川の大言壮語は虚言癖を越して犯罪同然である)

早川は、ほとぼりを冷ましたとみられる平成20年代の前半から半ばにかけてアジア人を日本に派遣するコンサルタントをやっていた模様だが、すでにその頃からありもしない巨額資金に取り憑かれて、周囲に振りまいていたという。
「早川は自分自身と持ち歩く巨額資金について『巨額資金はブーメランと同じだ。結果が出るまでに本当の話になれば良いのだからな。だから、俺のことを嘘つきと言う奴がいても、俺は平気だ。途中経過のことだから』と語っていた」と関係者は言う。
しかし、早川自身が想像の中で作り上げた架空のストーリーが、何をどうすれば本物になるというのか。現に早川を知る多くの関係者が「過去に一度も実現したことがない」と口を揃えていることが、早川が“嘘つき”呼ばわりされる一番の理由なのだ。それにもかかわらず、早川は「途中経過のことだから平気だ」と開き直るが、早川の虚言壁で被害を被っている関係者にとってあまりに無責任な発言で、許されることではない。早川を知る関係者の一人が言う。
「巨額資金を扱っているはずの早川は身内を食うことばかりやっていた。もともと早川はグローバルリンクという会社を経営していたが、同社は主にフィリピン人の派遣事業を行っていたというが、早川が助成金詐欺を働いたり、派遣事業の金を勝手に使い込むようになったため、同社の幹部たちが早川と袂を分かって新たにグローバルマンパワーという会社を設立し、同じくフィリピン人を中心とした派遣事業を継続したが、折しも東日本大震災でフィリピン人の大半が帰国したために派遣事業に代わるものとして再生可能エネルギー事業を手がけるようになった」

(写真:松尾憲之。巨額資金ブローカー)

しかし、ここでも従業員や下請けへの未払いが発生するようになり、改めて早川との関わりができてしまうのだが、その際に早川と密接に関わった男が、巨額資金がそう遠くない将来に入ると信じ込まされ、定住先を持たない早川が定宿にしていた品川のホテル(ガーデンシティ品川)の宿泊代約700万円を立替払いまでしながら早川と行動を共にしたが、案の定、巨額資金など動く気配はなかった。それでも早川は宿泊代を立て替えた男に1円も返済せず平然としていたので、男は『ようやく目が覚めた。早川の虚言癖にはもう騙されない』と言っている」
また、これとほぼ同時期に、別の関係者が設立した会社ビーアンドピーで再生可能エネルギーの設備工事を請け負う事業を継続して行うことになったが、早川は会社の取引銀行の通帳と銀行員を独占して元受けの会社から入金された工事代金の大半を早川は勝手に自分の会社であるグローバルリンクに振り込み、そこからビーアンドピーで必要な資金の支払いに充てる形で残金を横領し、あるいは日常的にATMで引き出しては自身の生活費や遊興費に充てていたという。早川はその会社の取締役に就いていたから、そうした行為は当然背任横領に当たる。
関係者によると、会社を設立した当初からしばらくは孫請けの業者への支払いや役員報酬等に不備はなかったが、ある時早川が社会保険料滞納分の一部700万円について横領した事実が発覚したことから、早川は約半年間も行方をくらませた。しかし、関係者によれば社員や仕事を優先していたために早川の追及どころではなかったという。
他にも「松尾の借金のうち200億円は私が責任を持って処理する(去年の3月末までと言っていた)」と確約したこと等、全て嘘の話で、2回も松尾の身柄を隠した責任は重すぎる。早川は反省もしないで逃げ回るのであれば、徹底的にやるべきだ。そして、捕まった時に早川は一切言い訳は利かないであろう。 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(67)

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《裁判官は合意書について、「取り扱う株の銘柄が明記されていない。有効期限の記載がない等」と無効の理由を述べているが、A氏が合意書に基づいて自分の役割を履行している事についてどのように解釈したのか。鈴木が言うように「1回も株取引をやっていない」のならA氏が出し続けた資金は何に使われたのか。紀井氏が証言し、提出した確認書に記載されている10社以上の株銘柄の買い支え資金は誰が出したのか。紀井氏の証言や提出した確認書を軽視したというが、一度も目を通していないのではないのか。合意書の記載内容が全て履行されていないならばA氏が訴訟を起こすことは無い》

《紀井氏の作成した確認書から、宝林株から始まった株取引の利益総額は平成11年から18年までの間で470億5千万円と分かっている。紀井氏は実際に株取引を任されていた人物であるからこの数字は間違いない。鈴木は初めに合意書を交わし、鈴木がその約束を破った為に和解書を作成した経緯があるが、株取引を実行中はA氏を騙し出資してもらっていた。そして裏切り続けて得た利益である。この膨大な利益にも驚くが、何よりA氏が鈴木に嘘をつかれ裏切られた事を知った時の衝撃は想像を遥かに越えるものだったに違いない。しかも一度ではなく何度も裏切り、ついには逃げてしまった。信用信頼を一番に考えて託した筈が、裏で相手がとんでもない裏切りをしていたという事実を知れば、どういう思いになるか考えなくても分かるだろう。しかし鈴木は一切認めず詫びる事もせず、あろうことか自分が被害者であると主張し逃げ隠れし、今日に至っている。もはや人間とは思えない》

《西のレポートによると、西と鈴木が2005年(平成17年)10月ホテルイースト21のラウンジで株取引の利益分配当の授受について面談し、その後、西が香港に出向く平成18年10月2日までに合計で133億円の配当金を支払う事が鈴木の提案で約束された。内訳は香港で43億円分の銀行の保証小切手で支払う事、残金の90億円は3カ月以内に海外でペーパーカンパニーの口座を2社ほど開設してそこに振り込むという事だった。支払時期は西の志村化工事件の執行猶予が終わる翌年の8月以降と記載されている。そして、2006年(平成18年)10月2日に西は長男陽一郎を連れて香港に渡ったが、香港で小切手の授受が終わった直後に飲んだワインで意識を失い、瀕死の重傷を負った。当時の西と鈴木の配当割合を西が30%だとすると鈴木の隠匿金額合計が約400億円だという事になる。これは470億円の利益があったが、西が鈴木の指示で負った買い支え損が70億円と言っていたようだが、当時はその70億円を含めていたのか。現在、1000億円以上というのは計算上でも間違いではないと思える》(関係者より)

《鈴木は親和銀行事件で逮捕される3日前の平成10年5月28日にA氏に土下座をして涙を流しながら8000万円を借り受け「このご恩は一生忘れません」と言っていますが、この時の借用書に返済日を6月3日と記入した。5月31日に逮捕される事を知らされた鈴木にしてみれば、6月3日に返済など出来る訳もなく返済する気がなかったと思われても仕方がない。A氏にしてみても間もなく逮捕される鈴木が6月3日に返済など出来る筈がないと承知していた筈です。だがA氏は鈴木の保釈後も一切催促をしなかったという。A氏はここまで相手の状況を考えて無理な事は言わなかったのだろう。しかし、それに甘え過ぎていたのは鈴木だ。人の心を理解しようとしない鈴木は、それ以降A氏を貶め、騙し続ける冷酷な極悪人振りを発揮していく》

《鈴木がA氏に送った手紙に「西と紀井がいる限り、秘密保持が出来ない」と書いている部分がある。この言葉が非常に気になる。西は自殺してこの世にいないが紀井氏は生存している。鈴木は青田を使って紀井氏を排除するタイミングを狙っているのではないかと心配になるが、鈴木、青田は親和銀行事件ほかインターネットで今はワルで有名になりつつあるので犯罪を重ねることは無いと思うし、逆に多くの国民に分かって安全ではないかと思う》

《今回の裁判は過去最大の誤審と言えるのではないだろうか。そしてこれだけ証拠を粗末に扱う裁判官が居るのかと驚くばかりだ。A氏は鈴木に貸金が存在している事を証明するために多数の証拠を提出した。それらは全て十分な証拠能力のある資料であった。しかしその証拠価値を裁判官の誤った判断、認識で証拠価値のないものと断定されてしまった。証人尋問での扱いはどうだったのか。この判決を見る限り全てに於いて鈴木に偏った裁判官であったのは明らかで、本来A氏側が認められず鈴木側だけが認められることなどはあってはならないはずだった。そしてA氏は第一審を不服として控訴したが、高裁に於いても何ら新たに検証されることもなく不服とした内容が再検証された痕跡もなく、僅か5ヶ月で結審してしまった。一審二審と揃いも揃ってお粗末な裁判官の存在が表面化してしまったと思う》

《この裁判での裁判官の思い込みと偏見は相当なものだ。鈴木は合意書の存在と合意書に基づいて株取引が行われた事を最終的には認めているのに裁判官はそれさえも受け入れず判決にも反映されなかった。これを一体どう解釈しろというのか。鈴木を勝たせたいという意図が見え見えではないか。また西がA氏の会社に持参した利益の分配金15億円もあろうことか鈴木による返済金として扱ってしまったのである。この15億円も鈴木自身が利益金の分配と認めなかった事への辻褄合わせではないか。一方でA氏側の証拠を軽視し、証言を認めないのでは不公平な思い込みによる判断としか言いようがない》

《鈴木や代理人の法廷での戦術は酷いもので、自分達の主張が通りにくくなるとA氏の人格までも誹謗中傷したり、勘違いや記憶違いまでにも付け込んでしつこく釈明を求めるような事を繰り返して、A氏側が提出した証言や証拠資料等の信憑性を失わせようとした。全く品格のない下劣な手段であったが、この手法に裁判官は騙されたのだろうか、いやそれだけではないと思う。読者の多くもすでに感じているようだが長谷川と裁判官の繋がりに目を向けたくなるのは当然であり、疑念は深まるばかりです》

《裁判官が、西や紀井氏の証言のひとつひとつを検証していれば「合意書」に基づいた株取引が実行された事を無視できなかったと思う。そして「合意書」の存在は認められ、違反した鈴木と西の分配はなくなり鈴木の隠匿金は没収される可能性が高かった。それ故、和解書の存在と有効性も同時に認められ鈴木に50億円プラス20億円の支払義務も生じた筈だ。裁判官の視点が正しい方向を向いて実行さえされていれば、結果は雲泥の差が出ていたと思う》 (以下次号)

読者投稿 「小野敏雄」(1)

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《小野敏雄は、どこまで嘘をつくのが上手いのか。普通であれば期日を2度も変更したら、もう相手は待たずに次の手を打つと思う。しかし、債権者は我慢強いのか小野の対応に合せた。入金の話にしても、去年の8月には8000万円とか沖縄から2000万円の入金とかいくつかあったほか3億円の話は3回も4回も変更になったり、最終が令和2年7月1日になったが実現せず、揚げ句には相続財産まで持ち出して、しかも本来なら相続を受ける権利が無いのに受け取ると言うのだから、小野という人間は頭がどうかしている。そもそも、最初に4000万円を借りた時の理由からしてウソだったのではないか。入金が遅れて支払いに間に合わない、と言うなら、入金があった時に何故返済しなかったのか。しかも同額の4000万円を追加で借りている。小野は典型的な詐欺師だ。会社役員から「気になることが何かあれば、何でも言って欲しい、私に嘘や言い間違いがあれば」と何回も言われていた》(関係者より)

《小野は返済以外で約束の時間だけは正確に守るが、それ以外の話、特に借入と返済の話はでたらめというのは詐欺師の典型だ。そんな人間が国学院大学のレスリング部監督だなんて、開いた口が塞がらない。いったい、大学の執行部は何をやっていたのか。教えを受ける学生たちに小野が詐欺師同然のことをやっていないか心配である。すぐに監督を辞任すべきだ。そして、すぐに騙した人たちに謝罪して罪を償え》(関係者より)

《このサイトに出てくる人間は、どいつもこいつも決まって金を騙し取ることばかりやっていて、それがバレたらアッという間に姿をくらませてしまう。恩も義理もない。それが本性ならば覚悟もできているのだろうが、奥さんと奥さんの実家まで巻き込んだ作り話では、もう離婚されるのがオチだ。子供にだって見捨てられるのではないか。刑事事件になれば、誰からも相手にされない。そういう事態が起きることを自覚しているのか、小野は》(関係者より)

《小野は周囲の人間を騙してきたが、なぜレスリング部の監督になれたのか。國學院大學のレスリング部出身では女子のオリンピック選手を多数輩出した至学館大学監督の栄和人が有名だが、小野という監督にはどんな実績があるのか。こんな人間に絶対に監督をやらせてはいけない》

《小野は30年もよく騙し続けたものだ。付き合いの中でとことんまで世話になったのなら、これ以上、その人を騙すことができないと考えるのが普通じゃないのか。それもしないで騙し続けた揚げ句に知らぬ振りをして逃げ回るなんて許されるものじゃない。もう、小野の人生は終わりだ。身から出たサビとはいえ、これからの人生で被害者に償いを続けるしか生きる道はない》

《小野は相手に嘘を言って、ただ時間稼ぎをするしか能がない人間なのか。何をやってもうまくいかず、失敗の連続で借金を膨らませたという人間は数多くいるだろうが、小野の場合は生業が無いというから、本当に怠け者なんだろう。相手を騙して金を得ることには努力しても、自力で金を生み出そうとする気持ちなどかけらもない。そういう人間の悪事がバレたら、アッという間に限界が見える》

《返済の約束をした当日に連絡を絶って、居場所を探されたら警察を呼んだり弁護士に頼んだりと、小野という人間は最低最悪で、こんな卑怯な男は見たこともない。返済日に連絡を絶つというのは最初からの予定行動なのか? そうであれば、もっと早いうちに債権者の前から姿を消していたと思うが、あまりにやることが無責任過ぎる。こういう時は自分からきちんと謝罪しなければ、本当に人生が終わってしまうぞ。小野は10代から右翼団体に所属して現在も現役のようだが、トップである頭山会長の顔に泥を塗っているようなものだ》(関係者より)

《小野は金銭にルーズな人間というが、生きて社会生活を送ることへの責任が全くない人間ではないか。それが金銭感覚に端的に表れていると思う。会社役員が小野と関わっている中で、小野に生業が無いことが分かったというが、コバンザメのようにクジラやウミガメにくっついてエサのおこぼれを狙って生きているようなものだ。それで、よくレスリング部の監督が務まっているものだ》

《小野は妻の実家の相続で自分も1億円以上の財産を受け取る権利があると言って債権者を騙したというが、同じ嘘をつくにしても妻の実家まで巻き込むような嘘は絶対にしてはいけない。この類の嘘はすぐにバレるし、バレた時には必ず家庭崩壊につながる。現に、債権者が小野の行方を捜すために妻の実家に電話をしたら、一発で嘘が発覚した。小野は本当に無責任過ぎる》(関係者より)

《小野は若いころに真剣にレスリングに打ち込んでいたのか。しかし、小野にはスポーツマンシップを全く感じない。勝負には正面から堂々と向き合うという精神が少しでも宿っていたら、ここまで債権者にウソをつき続けたり、債権者から預かった金を着服するようなマネは絶対にしないしできないはずだ。インターネットで小野の悪事が発覚したので、大学も小野を放置できないだろう。レスリング界も今後は小野を“面汚し”としてしか見ないはずだ》

《自分の都合で金を借り、返済の計画や日時を適当に約束したなら、その約束は実行できるものではないので、新たなウソをついて返済を先延ばしにする。小野はまさにその典型的な方法で債権者を騙しにかけた。返済時期を先延ばしにするための新たな入金話も全くのウソに違いないから、ウソにウソを重ねることになって身動きが取れなくなる。最後にはウソのネタも切れて、行方をくらませるしかない。小野には自分を律して債権者に本当の話をするという意思が最初からなかったことが分かるが、それにしても小野のやっていることは本当に卑劣すぎる。これだけ長期間待ってもらって、全く恩も感じない人間である。ここ1年半ほど前より頻繁に債権者は小野と会うようになったが、小野の話はコロコロと変わることが多すぎたので、債権者は「何か、どのような言い分でもあれば、些細なことでも言いなさい。万一、私の言い分に少しでもおかしいところがあれば、遠慮なく言って欲しい」と何回も言っていた》(関係者より)

《小野には良心というものが無いのか。これまでにも多くの被害者が小野の周りにいるに違いない。こんな卑怯な人間は見たことが無く、弁護士を盾にして時間を稼ぐなんていう発想があるなら、何故、自分から債権者に連絡を取って謝罪しようとしないのか。ウソがバレたら逃げ隠れすればいいというのは、自分をどんどん最悪の状況に追い込んでいくということが、小野には分かっていない》(以下次号)

相続財産や残土処理ほか架空話で「小野敏雄」は詐欺横領の常習か(3)

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小野敏雄による詐欺横領疑惑が次から次へと発覚している。前号までに、小野が会社役員に対して借入金の返済を先延ばしにするために多くの作り話を次から次へと話し、最後には会社役員との連絡を絶った揚げ句に警察に警備を依頼したり、弁護士を盾に使って直接の接触をさせないようにするなど、非情に姑息な工作ばかりを繰り返している経過に触れた。
また、小野が連絡を絶ってから発覚した小野の悪事の中には、会社役員の知り合いが居住するマンションの賃貸契約に関して小野が賃借の名義人となっていた関係から、小野に預けた家賃を小野が着服していたという横領疑惑がある。これについて、家賃はオーナーの指定する口座に振り込むことになっていたのに、小野は会社役員に「口座からの引き落としになっている」と嘘の説明をしていたことから、横領が既遂であることは明らかだ。
こうなると、小野は単に金銭にルーズであるというより、自分の金も他人の金も区別がつかない詐欺横領の常習者ということになる。小野は現在57歳になるが、この歳になっても生業を持たず、前号でも触れた國學院大學レスリング部監督という肩書をなぜ大事にせずに、詐欺の被害者を生み出すための道具に使おうとしていたのではないかという疑惑さえ周囲の関係者に持たせるような悪事を重ねるのか、本当に不可解過ぎる。
会社役員との付き合いは過去30年前後に及ぶが、その間、小野は会社役員から金を借りる一方で、返済はほとんどなく、当初に小野が借り入れた4000万円と4000万円の合計8000万円の元金は約30年に及んだ今、金利(年15%、遅延損害金30%。本人は月1割で貸してくださいと言ってきた)も嵩んで10億円にも上っている。その間に小野には真面目に返済をしようとする努力は見られず、逆に会社役員から新たな借り入れを起こそうとしたり、別の貸し手を会社役員に頼んで紹介してもらうようなことばかりを繰り返してきたのだから、常人の感覚では全く理解不能な話だ。返済が滞れば金利の重みが深刻になるというのは、誰にでも想像がつくことで、しかも、小野は実体のない、もしくは休眠状態にあるような会社の役員を引き受けては何枚も名刺を持ち歩いていたという中で、時には貸付の取り立ても請けていたようだから、なおさら自身の債務について深刻に受け止めるべきである。それでも、小野が返済の先延ばしをする手口として選んだのが嘘の作り話であったのだから、もはや小野は始めから返済する意思などなかった、つまり会社役員から金を騙し取る詐欺を仕掛けていたということになるのではないか。

会社役員に持ち込んだ入金話は全てがウソと断定するほかない。なぜならば、それらの話が実現したことが無く、ひとつの作り話で会社役員に約束した返済期日が訪れる度に先延ばしをしつつ新たな入金話を持ち出しているからだ。そして、小野が連絡を絶った直前まで数か月間の作り話が、小野の妻の実家の相続事案である。小野が会社役員から借り入れた債務については、平成8年11月29日付で額面1億5000万円の債務弁済公正証書を作成して、その際に妻も連帯保証をしている。とはいえ、妻の実家の相続という作り話まで持ち込んだら、これは小野が「ウソをついていました、申し訳ありません」と言ったところで済むものではない。
嘘に嘘を重ねることに小野は完全にマヒしているに違いない。しかし、逃げ隠れして自身を防御するために警察や弁護士を動員する悪知恵だけは働かせているから、小野の詐欺師としての本領は筋金が入っていると思われる。
早く謝罪しないと、多くの関係者等からも投稿が来ている中で、最近の傾向として家族や身内の実名が掲載されることは、加害者にとって一番の反省になり、今後の事件の減少につながるという意見が多いようである。 (つづく)

読者投稿「鈴木義彦」(66)

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今回は、番外として中沢佑一弁護士を取り上げる。中沢佑一弁護士は、鈴木義彦や青田光市の委任を受けて、取次ぎの通信業者に対し繰り返し記事削除の申立を行ってきた。鈴木や青田よりの委任は一貫して継続されているため、中沢弁護士もまた平林英昭、杉原正芳、長谷川幸雄と同様に鈴木の犯罪疑惑を知りながらあえて代理人を引き受けていると断じることができる。

《これまで鈴木義彦に関わる記事を掲載したネット情報誌に対して、中沢佑一弁護士が専従的に代理人をしていたようだ。中沢弁護士は「IT業界に精通している」ことを自身のHPで宣伝しており、東京事務所だけでなく、埼玉、福岡にも事務所を置いて手広く活動しているようだが、最近では鈴木だけではなく青田光市の依頼も受けているので、よほど鈴木から受け取る報酬に魅力があるのかもしれないが、この弁護士のやり方は明らかに考え方も方法も間違えている。継続して鈴木の依頼を受けているなら、鈴木や青田に関する記事の隅々まで読み込んでいるに違いないから、記事削除の申立をする際の唯一最大の「判決」がいかに誤っているか、最低でも10や20の疑問を持っているはずだ。しかも鈴木の犯罪は、1000億円を超えるという巨額の資金隠匿と鈴木の周辺関係者で死者が多く出ている事件が複雑に絡み合う、単独犯としてはあまりにも悪質過ぎる事件として過去にも例を見ないから、取次ぎの通信業者を相手に申し立てをするような姑息な手段ではなく、鈴木に対してネット情報誌を直に訴えるか協議を申し入れてはどうかと進言するべきではないのか。それが弁護士としての公平公正な感覚だと思う。「判決」を盾に取って、繰り返しネット情報誌を悪辣極まりないと裁判所に強調して記事削除の申立を繰り返しても、ネット情報が消えることは金輪際ないので徒労に終わるだけでなく、今以上にインターネット上で鈴木や青田の悪事が質量ともにスピード感を伴って世界中を駆け巡ることになる。鈴木の裁判での主張、陳述は全ての事実関係を糊塗して虚偽を構築したものであることは、すでに中沢弁護士も記事と共に掲載している数多くの書証類(証拠)から実感しているはずで、中沢弁護士は本来ならば鈴木や青田の依頼を受けてはいけないことを早く自覚するべきだ。それを無視してまで今までと同様に鈴木や青田の依頼を受け続けると言うのであれば、平林や杉原の両弁護士に懲戒請求が行われていると同様に中沢弁護士もまた鈴木や青田の犯罪疑惑を隠蔽する者として懲戒請求の対象となるのは間違いない》(関係者より)(以下次号)

寸借詐欺の常習「佐藤俊次」に課された責任の重み(1)

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佐藤俊次は本誌既報(令和2年1月10日)の通り、松尾憲之の債務1億5000万円の返済を平成11年4月28日に、また松尾の債務25億円の連帯保証を平成13年12月7日にしながら、放置して所在不明を繰り返し、すでに20年近くが経過しているという人間である。いったい、佐藤は今、その責任をどのように取ろうとしているのか。

(写真:佐藤俊次 この男も巨額資金に憑りつかれ、その後は寸借詐欺を繰り返し自己破産をして姿をくらませた)

債権者が平成26年3月に佐藤に対し訴訟を提起するや、佐藤は直後に破産手続きの申立を裁判所が認めたが、法廷に提出した陳述等の証言は全て嘘ばかりで、何一つ真実は見られなかった。佐藤が、松尾の基金会での席を譲り受ける代わりに前述した松尾の債務を重畳的に引き受け、また連帯保証をした責任は十分に分かっていたはずだ。その責任は仮に佐藤が破産手続きを認められたとしても免れるものではない。

佐藤は前記松尾の債務返済につき、債権者に対して何度も借用書を書き換え、また確約書も書いてきたが、一度も約束を履行しなかった。そのうえ、債権者に伝えてきた住所地には以前から住んでおらず、所在を不明にすれば債権者とは疎遠にできるくらいに考えていたのかもしれないが、そうした佐藤の対応の一つ一つが債権者に不信感を与え、怒りも増幅させてきたのである。
さらに佐藤は松尾の関係者等、最低6人以上も騙して寸借詐欺を繰り返し、それらの詐欺も全て所在不明で連絡を絶つことによって被害者に多大な迷惑を与えてきた。佐藤が詐欺を仕掛けた被害者は女性が多く、中には「松尾が金を借りている相手に身柄を押さえられて、このままでは命に関わるので何とか救い出したい」と言って100万円をだまし取ったケースもある。佐藤は、松尾を捕まえた相手が暴力団員で、何をするか分からないと女性を最大限に脅えさせ、松尾との連絡を遮断してしまいながら、女性から金を受け取るとそのまま行方をくらませてしまったのである。佐藤のやることはあまりにも単純だが、それだけ常習性がある。しかし、佐藤はいつまでも逃げ隠れしていても問題は一つも解決しない、それどころか、債権者から逃げ隠れして連絡を絶って以降、一度も債権者に謝罪することもなければ、債権者との協議をしようともしなかった。佐藤が債務を保証した松尾憲之も、本誌で取り上げてきたとおり所在を不明にしているが、佐藤も松尾もあまりに無責任であり、絶対に許されることではない。

佐藤に問う。このまま被害者に対する謝罪と責任を果たさずに放置するのが佐藤の意志であるのかどうか。債権者は、佐藤の身勝手で無責任な対応をいつまでも許すことはできないと言い、今後は相当の対策を講じていくという。前回の記事に続き、今後は個々に詳しく佐藤の詐欺行為、同時に自分の娘(佐藤利香)と同年代のクラブの女性の多くに詐欺を働いた等の情報を開示する予定である。(つづく)

ロシア利権と「山本丈夫」の詐欺商法(3)

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本誌(令和元年11月11日付、同年12月24日付)で既報の通り、山本丈夫が債権者を騙して所在を不明にして、自らの責任を果たそうとしないため、令和2年11月に債権者が改めて貸金の一部5000万円の請求を求める訴訟を提起した。住民登録地に実際には居住していない山本は、それから間もなくして裁判所に「弁護士を選任する」という連絡を入れたものの、裁判所が指定した期日には弁護士すら現れなかった。東京地裁はその場で結審し、債権者が求めた請求額を満額で認める判決を言い渡した。これを見ても分かるように、山本は極めて無責任な人間である。

(写真:山本丈夫)

その前にも、債権者が平成29年3月に債権の一部1億円を請求する訴訟を提起して、この時も東京地裁は債権の満額を認める判決を下したが、山本は債権者が直後に代理人弁護士を通じて支払いの請求をしても今日まで放置してきたのである。裁判で支払い命令が出ても、一切知らぬ振りを決め込んでいれば、いずれは債権者が諦めるとでも思っているのかもしれないが、それは大きな間違いであることを自覚すべきではないか。
債権者が憤りを隠せないのは、山本が所在を不明にして以来、今日まで一度も債権者の前に現れず、謝罪の一言も発していないことにある。特に、山本が債権者に勧めて大量に購入させた「東邦グローバル(千年の杜)」株については、株価が利益を出す価格になっていながら売らせなかったために、債権者は売り時を失して大きな損失を抱え込む状況になった。そこで、山本が債権者に約束した1株500円での買い取りを求めたところ、山本は了解して「確約書を書きます」と言ったが、その際、買い取りの価格について「1株300円でお願いします」と言うので債権者も同意した。ところが、確約書で約束した期限の平成20年12月末日前後から債権者との連絡を絶って、所在を全く不明にしてしまったのである。
株の買取に係る総額は約7億円になり、山本は当時進行中の仕事での入金があり、それを買い取り資金にすると債権者には言っていたが、所在を不明にしたままで山本が言っていた仕事の内容も不明では、山本の約束自体が虚偽であったと考えざるを得ないのは当然であった。

債権者が山本と知り合って以来20年以上を経る中で、山本は週に何回も債権者と銀座や赤坂で飲食を重ねたが、その時の飲食代を払ったことは一度もなく、債権者も山本に払わせようとしたことは一度もなかった。
それだけではない、山本の金銭的な頼み事にも債権者は応じてきたが、山本は借りる一方で、返済は皆無に近かった。山本が債権者に持ち込んだ金銭に絡む頼み事は全てが虚偽あるいは期待させるような成果など全くないものばかりだったのである。実際には詐欺行為そのものだったと言っても過言ではない。例えばロシア宇宙博や鎌倉カントリークラブのオーナー一族からの13億円の返金の話、あるいはインド美術・工芸品の担保提供等だったが、ロシア宇宙博では、山本自身が豪語していた惑星探査機模型を販売する展示会を兼ねた「ロシア宇宙博」そのものが開かれず、会場に展示するはずの惑星探査機模型を債権者に無償提供すると言いながら一切実現しなかった。また鎌倉カントリークラブのオーナー一族からの13億円の返金の話についても、山本はその13億円を担保に債権者から融資を受けたいと言っていたが、実際に債権者が弁護士に照会すると、山本の言っている話が全くの虚偽であることが分かった。このように、山本は債権者から借りた金銭の返済を怠り、あるいは先延ばしにするために新たな作り話を持ち込んでいたのである。

東邦グローバル株の買取の約束を反故にしたまま所在を不明にしたことで、債権者が貸付金の返還を求めた訴訟を提起すると、山本は、あろうことか「債権債務を捏造された」とか「債権者に脅された」ほか債権者を誹謗中傷する陳述ばかりを行った。判決は前述の通り債権者の請求が満額で認められたが、山本は裁判所の命令を無視して知らぬ振りをきめこんできたため、債権者の多くの関係者が債権譲渡や差し押さえ等あらゆる方法を講じて、今後は徹底的に責任を追及するという。
関係者の一人が言う。
「債権者は山本に対して、不本意ながら十分な時間を与え、理不尽な言い訳を聞いてきた。ところが山本は債権者の心情を逆なでし続けてきた。「仏の顔も三度まで」という言葉があるが、債権者の我慢も限界に達している。山本の身勝手な言い訳についても、債権者はこれまで山本が改心することを期待していたが、今では無駄な時間を過ごしてしまったことを後悔している」
関係者の多くが、山本が何処にいようが、必ず見つけ出すと言うが、山本は本当に債権者に謝罪することを真剣に考えた方が家族や身内のためにも良いのではないか。(以下次号)

宝石業界で「竹林利治」が今も府中3億円事件の犯人と囁かれる謎(2)

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竹林利治。本誌(令和元年12月19日付)で既報の通り、府中3億円事件の犯人に擬せられたとして宝飾品等の金融の業界ではあまりにもワルで有名な人間だ。竹林が、警視庁の公表した犯人のモンタージュ写真に酷似していただけでなく、宝飾品の業界に入る前にオートバイの修理業をしていた経歴があり、また突然のように金回りが良くなったと周囲から訝られたことが、事件に結び付けられる要因ともなったが、竹林は宝飾品等の金融を業としながら、一方では闇金融や株投機ほか儲かると聞けばなんにでも手を出すようなところがあって、しかも自分の利益を出すために周囲を巻き込んで関係者に損失を出させてもお構いなしというあくどさを持っていることでも名前が知れ渡っていたようである。株投資やゴルフ会員権等、全て元金保証を謳って金を集め、投資家には現株を渡さないというやり方を何十年も続けてきた。金融にしても葬儀に乗り込んで香典を取り上げたり、金目のものは何でも取り上げるほどあくど過ぎるやり方で有名な男だ。

竹林に騙されたある資産家の場合も、竹林に盛んに投資を勧誘されて、「確実に利益を出せます。最低でも元金は保証しますから」と説得されたことで竹林の誘いに応じた。しかし実際には利益が出るどころか損失が大きくなったことから投資金の回収に入ったが、竹林は言を翻し続けた揚げ句に元本から手数料分を取って当資金を資産家に戻すという横着さを見せた。特にゴルフ場の会員権について竹林は勧誘には非常に熱心で、会員権業者まで連れてきて資産家は筑波カントリークラブの会員権10口を始め東相模(現上野原)2口、伊豆ゴルフクラブ1口、富士河口湖カントリークラブ1口などを購入した。しかし、会員権の購入はあくまで投資だから転売益が出なければ意味はなかったが、会員権業者は口約束ばかりで転売は一向に成果が出ず、それどころか元金の保証さえしない事態が起きた。資産家が竹林に会員権業者の紹介者であることや「元本を保証する」と言った責任を果たすよう求めたが、竹林はまともに対応せずに知らぬ存ぜぬを繰り返したのである。会員権業者から資産家を勧誘した手数料を受け取っていた。こんな人間と知り合ったら、普通の人間は全ての財産を騙し取られると思われる。何人にも取材したが、こんな悪党には騙されないように十分注意しなければならない。

そしてまた竹林が資産家に勧めた株式運用の投資案件でも、竹林が「投資した元金は必ず保証するから」という約束をしたので、株投資にはほとんど興味はなかったものの、竹林の言う通りならばリスクはないと考え株の購入に踏みきった。資産家が株式購入を決め資金3億円を竹林に渡して運用を任せることにしたところ、竹林は三洋電機ほか複数の銘柄を提示した中で、実際に運用した資金の多くが三洋電機に振り向けられたようだった。ところが、資産家がいくら竹林に投資した株式の現株を渡して欲しいと言っても、竹林はさまざまな理由をつけて現株を見せることさえせず、電話で竹林に状況を確認したときにも「今は三洋で2億5000万円ほど儲かっている」と答えたので、資産家が売却を指示すると、竹林は自身や仲間との共同歩調を取ってもらわなければ困る、任せた以上は全て任せてほしいと言って売却しなかった。しかし、資産家は竹林の言うままに待ったが、竹林は遂に利益を配当することはなかった。竹林のやり方は、株券を渡すこともなければ現物を見せたことも一度もなかったから詐欺同然であり、しかも高値で売り抜けるために資産家を騙した疑いは濃厚だった。株式の運用投資そのものも嘘でノミ行為を仕掛けた疑いさえ持たざるを得ない手口である。

株投資は約半年ほど続いたが、資産家は竹林に精算を求めた。元金保証が最初からの約束であるため3億円の満額返却を求めたところ、当初は「分かりました」と言った竹林だったが、後日資産家に渡した返済金は2億7000万円だった。竹林は差額の3000万円については明確な説明はなく、ただ「手間がかかったので手数料を戴く」としか言わない。それまでに竹林から勧誘された投資で利益が出ているのならばともかく、それが一切ない中で株投資では三洋株でみすみす約2億5000万円の利益を棒に振ったことで、竹林に大きな不信感を持った資産家は、元金保証の約束を守ることを強く求めたが、一向に埒が明かないために「今日のところは受け取っておくが、残る3000万円の処理をどうするか、近日中に説明して欲しい」と言って竹林の事務所を後にした。

竹林は仕手筋まがいの株式売買を勧める人間の一人で、自分の儲けだけを考えて誘い込んだ相手には損をさせても平然としている。仮に投資を勧誘した資産家に億円単位の損失を与えても平然としているような男だった。竹林の汚いやり方に「知人2人が竹林をどうしても許せないと言っている」というF氏の話が資産家の耳にも聞こえ、不測の事態が起きてはいけないと考えて、F氏に知人2人をなだめてもらったことがあったという。そうした経緯を竹林は知ってか知らずか、人の恨みを買うような利己的な言動を繰り返していたのだ。

竹林はその後、資産家と会うのを避けてきたが、他にも竹林に被害を蒙った人たちが多くいる模様だが、資産家はゴルフ会員権業者とのトラブルや株投資問題等を、元金保証で全責任を持つと言っていたのに解決しようともしない竹林のやり方は詐欺としか言いようがない。金融の取立てでも竹林の冷酷さは際立ち、葬儀の香典も全て集金するようなことを平気でやったという話は有名で、竹林の悪事は底が知れない。それ故にそうした被害者たちの間では、竹林から謝罪がないときには家族や身内に影響が及ぶという現実をどれほど実感しているか、懲らしめる必要があるとまで怒りが噴き出しているという。女子学生にも1か月いくらと決めて援助交際を仕掛けておきながら何カ月もの間1銭も払わないという最悪のクズ人間だ。
「不良関係の人間からも、この男は絶対に許さないと言われているほどだ」という情報が関係者に寄せられているという。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(65)

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《この裁判で裁判長が作成した判決文は、A氏の主張をほぼ退けるものとなったが、不可解なのは二転三転した鈴木の主張についての記述がほとんど記載されていなかったことです。嘘だらけの主張について追及せず見解もないというのはどう考えてもおかしい。主張が二転三転するということは「偽証する意思があった」という事だ。裁判官は被告や弁護士の言い分や証拠も調べて、被告が罪を犯したのかを判断しなければならないはずです。矛盾だらけで調べればすぐに嘘だと分かる証言を認めて判決をまとめた責任は大きすぎる。裁判官は身分を保証されているから、停職も俸給の減額もなく罷免もまずない。責任をとる必要がないからいい加減な審理をしても何とも思わないのか》

《鈴木よく聞け。お前を警察や国税庁、検察にリークするのはいつでもできる。その事と裁判で勝った事は無関係だ。今度は刑事事件で告訴される。呑気なことを言っている場合ではないぞ》

《とにかく鈴木の全てが許せない。特にA氏との約束を破る、裏切る手口にはうんざりする。宝林の株の取得資金3億円をA氏から出ていないと言ってみたり、和解書作成の際の50億円以外に「2年以内に20億円支払う」と言ったことも「言ってない」と答えた。挙句の果て手紙の中で「私一人で作った金」などとよくもA氏に向けてそのような事が書けるものだ。非常識すぎる。そしてA氏を騙して西とつるんでいた事も人間として許せない。人が窮地に陥っているのを見過ごせないA氏の性格と、人を窮地に陥らせる鈴木。全く正反対の人間同士の出会いだが、A氏にしてみれば疫病神と出会ったようなものだ》

《鈴木には今、自分の秘密を知っているのは青田、平林、長谷川以外は紀井と茂庭しかいない。心配でしょうがないだろう。紀井に関しては手紙に「嘘ばかり言っているので第三者を入れて真実を明らかにしたい」と書いているがどこからこんな言葉が出で来るのか。第三者とは誰の事を指しているのか。「真実を明らかにしたい」のはA氏の方だろう。第三者を立ち会わせて紀井に来てもらって話し合いをする度胸がお前にあるのか》

《鈴木の代理人弁護士である長谷川は、鈴木の弁護という自分の役割を遥かに越え、弁護士としての品位を失っている。嘘に始まり嘘に終わったこの裁判、長谷川は鈴木の嘘を真実であるかのように創作しつつ、何倍にも増幅させた。「裁判に勝つためなら何でもやる」という信念があるのかもしれないが、人としてやって良い事と悪い事の区別くらいはつくはずだ。しかも名誉棄損にあたるようなA氏への侮辱的な発言、目に余る手法に悪徳弁護士のレッテルを貼ってやりたいが、自分の悪行ぶりを自覚したのか弁護士バッジを外してしまった。しかし引退したからと言って安心できる状況にない事は長谷川自身が一番分かっているだろう》

《最近のニュースで旧ドン・キホーテホールディングの大原前社長が「金融商品取引法の取引推奨」とういう容疑で逮捕された。大原前社長は2018年に自社の株の公開買い付けが発表される前に知人に自社株を購入するよう勧めた容疑らしい。この知人は4億3000万円でドンキ株を購入し6000万円の利益を得たという。2012年(平成24年)に証券会社が某会社の公簿、増資の公開前に顧客に情報を漏らして問題が発覚した事があった。当時は処罰規定が無く、2014年(平成26年)に「取引推奨」を違反とする法律が施行された。この法律は株式購入を勧めた会社幹部もしくは会社に罰則を与えるだけで購入した本人は罪の対象にならない。この容疑での逮捕者が出たのは2014年以来2件目だったらしい。2012以前には両方を罰する法律はなかった。2012年(平成24年)以前はといえば鈴木がA氏からの支援金を元手に株取引で莫大な利益を上げていた時期だ。宝林株、そして親和銀行事件で取締役を退任し、株主名簿からも名前を消した時期のFRのユーロ株発行や第三者増資で得た利益が莫大だったことも頷ける。こうして鈴木は金融商品取引法をすり抜けながら株取引で利益を上げ続け、その利益を独り占めして海外に隠匿し続けている》

《西は鈴木と共謀しA氏を裏切っていたが、それでも鈴木の非道さや人間性を何故見極められなかったのか。鈴木の周りで起きていた不可解な事件についても次は自分の身に起きるのでは、と警戒しなかったのだろうか。鈴木がどんどんA氏と距離を置く様になった頃からおかしいと気が付くべきだった。それなのに結局鈴木の肩を持ち逃亡の手助けをしてしまったのだから西の立ち位置や身の振り方が正しければ、全てに天と地ほどの差が出ていただろう。西はA氏に対する本来の役割を果たさないまま終わってしまった》

《今回の裁判の経緯と結果を読んでいると、刑事裁判の場合は警察の調書、状況証拠、犯人の自白等、裁判になる前にある程度の目途がついているのに対して、民事裁判と言うものに大きな疑問を感じる。警察が関与しない民事事件というのは、原告の訴状に基づく証拠書類と審議中の証人、証人の証言そして原告、被告双方が提出する陳述書をもとに判断される。その他にお互いが主張する準備書面のやり取りはあるが、殆どが裁判官の原告、被告に対する心象と裁判官の能力、人間性が大きく左右する。これで公平な裁判が行われるとは言えないのではないか》

《鈴木が現れてから、この株取引の為にA氏が出資した金額は200億円を越える莫大な金額となっていた。そのためA氏でさえも止むに止まれず資金の融資を知人に依頼した程である。その内情を鈴木は知っているのか。少なくとも和解時には西に言われ、その時点では確実に分かったはずだ。鈴木だけが莫大な利益を手にしている等という現実を誰も許せる訳がない。これまでにA氏が援助した人達の中で成功を収めた人も少なくないというが、A氏も喜んでいることだろう。しかし鈴木義彦に限ってはいくら莫大な利益を生んでも全てが騙しで独り占めした人間を決して成功したとは関係者全員が絶対に認めない。A氏を貶めた人物として多くの関係者より解決するまで絶対に許されることは無い。家族や身内にはいつまでも続くことは間違いない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(64)

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《鈴木よ、自由に使えない金がいくらあっても仕方がないだろう。青田がミスして尻拭いをしたりしていると、その内そこから秘密が漏れる。大恩あるA氏に会って本当の事を話したほうが楽になれると思う。A氏に謝罪して洗いざらい話を聞いて貰え。A氏ならきっと助けてくれる。それだけ大きな人間だという事はお前が一番知っているはずだ。今ならギリギリ間に合うと思う》

《裁判において鈴木側は鈴木の言動を全て否定し、書いた書類は精神的に追い詰められていたと言い逃れ、一方的に被害者であるように「強迫」「心裡留保」「公序良俗違反」を持ち出し、A氏と反社会勢力との繋がりを作り上げて裁判官の心証に悪影響を及ぼすという嘘だらけで矛盾だらけではあるが憎らしいほどの戦略が見える。しかし、A氏の代理人の戦略は全く見えてこない。反論も主張もこれでは説得力に欠け、裁判官の傾きかけた判断を引き戻すことなど容易に出来るはずもなかった。弁護士の勘や経験が裁判の流れを察知し、相手の出方を見極めて戦略を練り直す等、準備万端にするものではないのか。A氏の代理人にはこの裁判に懸けるひたむきな姿勢が全く感じられない》

《鈴木、A氏の心情を考えたことがあるか? お前のせいでどんな状況下にいるか知っているか? 裁判に勝つために、長谷川弁護士と相談して嘘だらけの主張を作り上げた。今更A氏と会って謝罪する度胸がないと思うが、このままでは何も解決しない。A氏や関係者も、このまま終わらせるつもりは毛頭ない。お前がこのままなら、何があろうと、どんな手を使ってもお前を追い詰めるだろう。勿論、A氏の周囲の関係者はさらに強い気持ちのようだ》(関係者より)

《掲載されている証拠となった書類を改めて見てみると、20種類あるが、これは取材班が手に入れる事ができたものだけで、実際にはもっと多くの証拠類が存在するはずです(録音した音声は複数あると記載されている)。金銭消費貸借契約証書、念書、約定書、借用書、確認書等々、総て複数に及んでいる。これらはA氏と西、鈴木の間で金銭貸借に関する約束があったと証明するものである。本来西と鈴木がすべきことは、A氏を外して2人で利益を折半する密談をする事ではない。いかにして2人の借金をA氏に返済していくかを話し合うべきだった。その為にお互い協力する約束を何回かしている》(関係者より)

《裁判官に何が起こった。やはり、A氏やA氏の関係者、読者達が想像しているように被告側と癒着があったのか?この裁判は被告の勝訴に終わったがこのままでは絶対済むわけがない。鈴木の悪事と共に大変な事件に発展する事は間違いないだろう》

《鈴木は海外で1000億円以上の資金を手にして、おそらく優雅な生活を送っているのだろうが、その裏には多くの人達の協力が絶対不可欠だった。しかし、その殆どの人達が犠牲になり命を落としている。国税当局、司法当局がこういう人物を放って置くことは恥であって、何が何でも追及していかなければならない。未曾有の脱税事件が存在している以上、威信にかけても必ず追い詰めてもらいたい。その為の協力を惜しまない人達が日に日に増えているのは確実です》

《鈴木が和解書を撤回し、A氏に書いた手紙に西が国税庁にリークした様に書いているが、よく考えてみろ。西は志村化工の件でお前を庇い、香港事件でも香港警察の取り調べの時にお前の名前を出していない。何よりもA氏に嘘をつき続けながらお前を庇っている。それは全てお前が隠匿している株取引の利益を守り、自分の取り分を守るためだ。決してお前を守る為ではない事は分かっているだろう。お前が司直の手に捕まってしまったら西の思惑も夢と消える。そんな西が今更、国税庁にリークするはずがない。その話が本当なら今頃お前は一文無しになって刑務所の中だ。どこまで他人を貶めるために自分勝手な嘘をつけば気が済む》

《鈴木はA氏と出会って僅か1ヶ月に満たない時期にもかかわらず7000万円もの資金をA氏に借りる事が出来たが、その後も数カ月の間に約20億円もの膨大な額をA氏から出資してもらっている。鈴木にしてみれば奇跡の連続だったに違いない。そして借金まみれだった状況を打破できたのである。命拾いをしたと言ってもいい。その後の株取引において、合意書に基づいた株取引から得た利益を、鈴木は秘密裏に自分の借金の返済に充て、そして隠蔽して行ったに違いない。鈴木に騙されて今だに借金を背負わされた人達が大勢いるというのにこの差は何なんだ。悪を裁くと信じていた裁判でさえもこの結果では、官の力はあてにならない。民の数の力が今一番頼れるものかもしれない》

《鈴木、お前は大きな勘違いをしているな。お前が今無事で好きなことを言っていられるのはお前が、1000億円と言われる株取引で得た資産を、合意書を無視して隠匿しているからなのだ。例えば手紙に「・・・私の国内外の仕事における被害も最大です。許せません。(中略)・・・三人(西、紀井、A氏)が共謀して私を陥れようとしたのか疑念を抱いています」と被害者めいたことを書いているが、お前を陥れてだれが得をする。このままだとお前は「陥れられる」のではなく、「成敗」されるだろうな。勘違いも甚だしい》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(63)

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《2年前に判決が出たこの貸金事件だが、ここにきて一段と注目を集めている。金額の大きさと勝つべき原告が敗訴してしまったことと、以前からあった鈴木に対する隠蔽疑惑が一気に膨らみ急浮上する事になった。疑念を抱いていた関係者がそれぞれに精査し始めた事が要因だろう。マスコミがどのようなルートで手に入れたのか分からないが、未提出の証拠書類も知れ渡ってきている。ただ、これまでの鈴木の行動を考えるとむやみに表に出ることによる鈴木の報復を恐れている人達もいるという。鈴木の周りで起こった不信な事件を思えばこれは当然の事だろう。しかしその中には西の子息も含まれていて関係者にしてみれば父親がA氏にどれだけお世話になったか子息も知らない訳がないし、「協力してしかるべきだ」と言う人もいるらしいが、心情的にはもっともだと思う》

《A氏の関係者は、再審請求と弾劾裁判の準備は最終段階まで進んでいるらしい。世界中がコロナ禍で大変な事になっているがこの1000億円脱税の首謀者!鈴木義彦》の話題も大きな事件として世の中を騒がす日も近い。ワクチンの開発によってコロナ禍が一日も早く終息すること願うが、鈴木と言うウイルスに効果のあるワクチン開発は無理だな。自分のやってきたことをじっくり考えてA氏と言う名医に縋るしかない》

《鈴木の弁護士長谷川は何歳なのか。ベテランと言われる年齢だと思うが、やっている事は傍若無人で酷すぎる。依頼人の鈴木を「おい」と呼んだそうだが、どういう立場なのか違和感がある。いずれにせよ勝利する絶対の自信があったのだろう。A氏の代理人を恫喝したり、滅茶苦茶な証拠を作って提出したり、A氏を誹謗中傷したり、弁護士である前に人としてやり方が汚すぎると思う。普通なら躊躇するようなことも堂々とやっている。経験豊富な弁護士なら裁判官の心証を悪くするとは思わなかったのだろうか。ただ鈴木からしてみれば「よくやって頂いた」と思っているのだろうが、同じ穴のムジナであり人の道から外れた連中だと思う》

《鈴木と西は平成7年10月頃からの付き合いが始まった。西がA氏に鈴木を紹介したのは平成9年9月頃だ。鈴木と西はこの2年間どんなことをしてきたか。鈴木は既に親和銀行頭取のスキャンダルを仕組み、総会屋と暴力団組長と共謀してマッチポンプ方式で親和銀行から詐欺で約100億円の融資を引っ張り出していた。西も知人の有名なヤメ検で豪腕弁護士の田中森一(故人)を鈴木に紹介してバックアップした。そしておそらく親和銀行から引き出した資金を鈴木のFR社と西が経営する東京オークションハウス(TAH)の資金繰りに流用していたのではないだろうか。しかし、放漫経営者の鈴木と西はそれでも資金繰りが楽にはならなかった。西はそれまでにもA氏から多額の融資を受けている為、これ以上自分の事でA氏に融資を頼むことは出来なかった。そこで鈴木を紹介し、鈴木を支援してもらう事で2人の資金繰りをしようとしたのではないか。私の想像ですが、この2人の悪党ならやりかねない事だと思う。特に、鈴木はこうして他人を騙し、踏み台にして生きてきた外道だ》

《鈴木と長谷川の作成した「質問と回答書」に書かれていることは、目を疑いたくなるような虚偽だらけである。真偽を確かめようのない亡き西が言った事として「A氏の後ろに反社会勢力が控えている」として、鈴木はそれを不安になり危害を加えられるのではないかと恐怖に思ったととんでもない嘘をついた挙句、これも西が言っていた事として、「鈴木さんが支払った15億円は殆どが金主元の反社会勢力の関係者に流れ、自分の取り分が殆どなかったので、原告は債務の返済が無いと言っているのではないかと西が言っていた」としている。しかも尋問で「その通りです」とまで言っている。こんな事まででっち上げて、証言する鈴木も鈴木だが、西が本当にそのような事を言ったのかの確認する術がないにも拘わらず、曖昧なまま裁判官は認めてしまった。こんな出鱈目を何故A氏の代理人は反論しなかったのか。この部分に限らず、全てにおいて反論さえしっかりしていれば、「強迫」「心裡留保」を無効に出来たと思う》

《鈴木が書いたA氏への2通の手紙がある。この手紙には鈴木の二面の顔がある。一つは、A氏に感謝し、尊敬している鈴木がいる。A氏との約束だけは守ろうとしている鈴木がいて、もう一つは裏切り者で強欲な鈴木だ。おそらく和解書を書いたことを青田、平林弁護士に「こんな事をしていたら儲けた金をAに持っていかれる。しばらく俺たちを代理人にして海外にいた方が良い」と忠告され、「俺たちに任せろ、アンちゃんは海外のペーパーカンパニーと、プライベートバンクの口座を管理していた方がいい」と言われたのではないか、この頃の鈴木は合意書が存在することでかなり弱気になっていたのではないか》

《和解書を作成した日に、鈴木が西に対して「それじゃあもう命落せばいいじゃないか今。そんだけの腹あるのかお前」と恫喝した。これは聞き逃す訳にはいかない。「強迫された」と鈴木が主張する原因となった日に、鈴木は強迫された相手にこんな暴言を吐いている。この時のやり取りは録音されていた。ただ反訳がプロではなかった事と録音が途中で切れてはいたが、西のテープには全部の音声が入っており関係者が何人も聞いている。関係者の証言をしっかり検証すれば鈴木の強迫の主張も後付けであることが証明できたはずである》

《鈴木は、青田と平林に任してA氏から行方をくらました。A氏は鈴木の手紙を読んで、直接鈴木と話し合えば解決できると考え、鈴木と会う事を熱望したが青田と平林に邪魔をされ鈴木に会えなかった。その後も、不本意ながら利岡を代理人として鈴木の居所を探し、利岡に鈴木の父親を説得させたが鈴木に会えなかった。そして、利岡が鈴木の住居を探し出した直後に利岡が襲撃される事件が起きた。その後、西が自殺し、全く鈴木との接触が出来ずに時間が過ぎるばかりだった。A氏は仕方なく平成25年7月、東京地裁に「貸金返還請求」の訴訟を起こした》

《この裁判では極端にA氏の証拠をないがしろにし過ぎたと思う。証拠の重要性を熟知している裁判官とは思えない対応である。証拠の証明力の評価は裁判官の「自由心証主義」が前提となっているそうだが、裁判官の専門技術や能力を信頼してその自由な判断に委ねているという事らしい。裁判官はそれだけ重要な立場にある事を自覚しているのか。判断がどれだけの影響力を持つか今更言うまでもないだろう。膨大な数の事件を裁くことに執着し、木を見て森を見ずの狭い視野で楽な仕事をしてはいないか。裁判官である以上、法の秩序を守り、公平公正にその役目を担って頂きたい》 (以下次号)

債権者を苦しめた「岡田瑞穂」の虚言癖

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岡田瑞穂の虚言癖は犯罪そのものと言っても言い過ぎではない。鶴巻の債務(元本5億5000万円)が返済されないまま時間が経過する中で、その処理で債権者に全面的に対応していた岡田は、鶴巻が保有していた競走馬や不

(写真:念書 日本トライトラスト、デルマークラブの債務返済計画を書面にしたが、岡田の話はでたらめだった)

動産、絵画等を売却すれば債務の返済は十分にできると債権者を騙し、債権者の保有ビルに新しいテナントを誘致したと架空の話を持ち込み、既存のテナントを追い出した上に賃貸契約書を偽造して債権者に多額の被害を与え、さらには債権者の仕事を手伝うと称して、債権者の会社で日常の業務を行いながら、鶴巻の妻・道子や子供たちとの折衝を重ねてきた内容のほとんどが偽りであったなど、債権者が岡田の虚言壁のために被った被害は甚大だった。

これまでに故鶴巻智徳をめぐる特集で触れてきたように、岡田が鶴巻の債務処理で債権者に対応するようになったのは平成14年ころ以降のことだが、鶴巻が平成9年から同10年にかけて自己破産した事実を債権者には隠し続けて、主に絵画や競走馬などの保有資産の売却リストや売却による債務返済計画などを債権者に提示していたが、これが実態のないものであった。
一部には鶴巻の顧問を務めた松本憲男弁護士も、鶴巻が債権者に振り出した手形の処理で「全責任を持つ」と言って債権者に期日を繰り延べさせるなど、鶴巻の周辺関係者が総ぐるみで債権者を騙し続けたとも言えるが、日常的に債権者と向き合って鶴巻の連絡役を果たしてきた岡田による債権者への虚偽の言動は圧倒していた。

(写真:確約書 岡田の個人債務は23年以上引き延ばしたために令和元年現在で約40億円に膨らんだ)

鶴巻が病死したのは平成19年8月5日のことだったが、債権者がその事実を知ったのは、それから2年後のことであり、岡田はこの間に債権者から何度も鶴巻との面談を要請されながら、そのたびに「医者が面会を許してくれない」とか「本人の体調がすぐれないため、日を改めたいと言っている」などというウソを債権者に伝えていたのである。債権者にとっては、岡田が多少でも債務処理にまともに向き合っていれば、鶴巻に対する債権回収が的確に実行できたはずであったことを考えると、10年は間違いなく無駄にしてしまったことになる。

(写真:債務承認書 岡田と妻が債務承認書に署名)

しかし、その無駄な時間は鶴巻が死亡した後もさらに続いた。債権者が岡田を介して鶴巻の妻・道子との交渉を本格化させる中で、岡田は鶴巻との面談設定を引き延ばしたときと同様、道子との面談もずるずると引き延ばし、ようやく道子と子供たちと正式に会うまでに3年以上が浪費された。
岡田は、鶴巻の死後の平成21年から同22年にかけて、道子と債権者への返済計画を協議してまとめたとする「確約書」を債権者に渡していた。それ故に債権者も道子には債務を返済する意思があると信じ込まされてしまい、道子との面談が実行されれば、その時からでも債権の回収が進み始めると考えていたようである。

(写真:岡田優子 岡田瑞穂の妻)

ところが、その後、業を煮やした債権者が鶴巻が残した日本トライトラストとデルマークラブの2社と道子に対して訴訟を起こした際、岡田が債権者に提示した「確約書」にある道子の署名が本物であるか偽造であるかを巡って大きな争いが起きた。そして岡田はこの審理の場で債権者からも道子からも袋叩きにあったのだ。岡田が債権者には道子の署名が本物だと強調する一方で、道子に対しては「自分が代筆をした」ということを言っていた事実が問題になり、裁判官は道子の同意がなかったものとしてしまった。全ては岡田の虚言癖がもたらした結果だった。

(写真:確約書 岡田が鶴巻道子の署名を偽造したとして、書面の有効性が問われた)

岡田の債権者に対する責任は未だに何も果たされていない。岡田は鶴巻の債務返済処理で、債務の連帯保証をした当初から妻の優子や子供たちを巻き込んでしまうような状況を作り出していた。岡田が債権者から個人的に借り受けた金銭や、先に挙げたテナントの架空の誘致話で債権者に与えた損害も返済義務に加わり、それらの債務に対して優子が連帯保証をし、さらにその返済がいつまでも実行されないために岡田と優子の負荷がどんどん大きくなっていく。鶴巻の債務の連帯保証に対する責任だけでは済まなくなっていたのだ。おそらく、岡田は死ぬまで債務を引き延ばすくらいの思惑で債権者に向かい合ってきたかもしれないが、現実にはそんな思惑は通用せず、当然、岡田と優子の3人の子供たちにも責任が及ぶことになる。岡田がそれだけのことを債権者にしてしまい、虚言を弄していたずらに時間だけを引き延ばしてきた責任は極めて大きいと言わざるを得ない。岡田夫人は多くの虚偽の案件の内2~3件の内容を聞いただけでもその場であまりに岡田の酷い嘘に立っていられない程驚いていた。岡田本人は子供を保証人にする、奥さんも、子供達は親を見捨てる様な薄情な子供達ではありませんと言いながら、岡田自身の約30年前に336万円を月3歩で貸して欲しいと言って1年ほど前に40万円返金したのみ。奥さんは最初から借りた物は返さなければいけませんと言っていたが、今や岡田同様に数えきれない程の岡田の嘘を知りながら、保証人になっているのに300万円くらいの金を返そうとしない。子供3人いて返せない事はない筈だが30年前の元金すら返す気がない様だ。今後も岡田の犯した不祥事の一つ一つを具体的に取り上げる。今後は家族身内の未成年以外は名前は当然写真も掲載される事になると思う。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(62)

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《鈴木の海外拠点となっているのは間違いなくスイスだろう。スイスは地下銀行やマネーロンダリングの拠点だと言われていると聞く。日本の国税庁との情報交換も頻繁に行われているらしい。鈴木の隠匿している資産はスイスを中心としてヨーロッパにあるタックスヘイブンに分散されていると思うが「パナマ文書」事件以降、各国から注目が集まり、日本の企業や個人のリストも一部公開されている。タックスヘイブンに資産がある事は犯罪ではない。但し、各国のルールに従って申告や、納税の義務はある。それを怠っていれば当然に犯罪になり、その資産を没収されることもあるという。世界は広いと言っても1000億円の資産隠匿は例を見ないだろう。鈴木の事はネットニュースに乗って世界中に拡散している。日本の国税庁も、警察も、検察庁も黙って見ているわけには行かないだろう》

《鈴木はA氏の証拠の中でも中心と言える「合意書」について「A氏から資金提供を受けるために必要だという西に協力して書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった。事実その後A氏とは株の話を一切していない」と言い放っているが全く信じられない主張です。「実行するという認識はなかった」とよくも言えたもので、西に10億円を渡してまでも合意書を破棄しようと躍起になっていたのは誰か。それだけ重要な書類に署名指印したという認識があったからではないのか。しかも「その後A氏と株の話は一切していない」という表現も間違っている。鈴木が逃げ回ってA氏に会わないようにしていたのではないか。言うなら「自分はA氏から逃げて株の話を一切しようとしなかった」が正しい。身勝手な言い分にも限度がある》

《タックスヘイブンに設立するペーパーカンパニーは事務所を持つ事は少なく、連絡のための私書箱があるだけで専門の代理業者が管理していているだけらしい。代表者の名前も誰だかわからないのが普通らしい。そしてプライベートバンクも仮名口座になっている為に本人か、ごく身近な人間しかわからないようになっている。鈴木の場合は、スイスのプライベートバンクに詳しかった霜見が殺され、隠匿資金をヨーロッパに運ぶ役目を担っていた証券金融屋の吉川も消息不明のままになっているので都合の良い状態になっている。しかし、鈴木は、自分の身に何かがあった場合はどうするのだろうか。金の事にかけては用意周到の鈴木の事だから抜かりはないと思うが他人事ながら非常に気になる事ではある》

《鈴木はA氏からの融資は現金でのやり取りである事をいい事に証拠の残らない方法で受け取っていた。現金の受け渡しは西にやらせ、西にA氏からの債務の額まで減額させる(40億円(鈴木が持参した借用書による年利36%、遅延損害金年40%で計算すれば70億円)を25億円にする)など要求もかなり酷いものだった。西が直接A氏に懇願して鈴木は何度も西が間に立つことによって助かっている。とにかく鈴木は西を利用するだけ利用していた。西が鈴木に裏切りを唆され、乗ってしまった事は本当に何を考えていたのかと思うが、鈴木にしてみれば西のA氏に対する裏切りがなければこの「悪のシナリオ」は頓挫していた筈だ。西の存在と西のA氏への裏切りは、この上ない好都合だったであろう》

《A氏に世話になった人は沢山いる。その中で資金的な支援を受けて成功した人も少なくない。取材によるとA氏は鈴木と西との事で急な資金が必要になり、自分の手許にある資金では足りない時にはこの人達に資金の調達を頼んだこともあったという。当然この人達はA氏に受けた恩は忘れていない。そんな時は気持ちよく協力した。この人達はA氏が苦しんでいることをA氏の周囲の関係者から聞いた。A氏の性格はよく知っている人達にとってA氏をここまで騙して裏切り続けているのは絶対許せないと一致団結して鈴木の居所を探しているらしい》

《今回の裁判はあきらかに異常である。平成27年7月、A氏は貸金返還請求の訴訟を起こした。それから3年に渡って審理された裁判であったが、何故こんなに長い時間を要したのか。状況的にもA氏側が圧倒的に有利であり、「負ける訳がない」と誰もが思っていた。あまりの有利さにA氏の代理人は油断したのか。陳述書や証拠も一部の提出に留めてしまった事実は否めないが、裁判官はほぼ全面的に原告の主張を認めず請求を棄却してしまった。鈴木側の主張や証拠は酷いもので嘘や矛盾だらけで単なる時間稼ぎであったのに認められてしまった。何故そんなことが起きたのか、全く理由がわからないというより、はっきり言えば理由はただひとつ、裏で裁判官と繋がっていた。そう考える方が多いと思っています》

《鈴木は昔から証券業界の評判は良くない事は周知の事実だ。大きなお世話かも知れないが、この世の中、いくら金を持っていても一人では生きていけない。金の匂いを嗅いで寄ってくる人間だけだ。お前は裁判に勝ったからと言ってこのままの考えを変えないつもりなのか?数社のネットニュース社がおまえの悪党ぶりを連載していて懸命に取材をしている。今や大きな話題になっている。もうお前の城の外堀は埋められて無防備な状況になっている。これからは内堀を攻められるそれは家族の事だ。これからの取材は家族にターゲットが絞られる。その時になって「家族は関係ありません」というようなフザケタことをいうなよ。すべてが自業自得だ。最後ぐらいは潔くしろよ。「潔く」と言う言葉を知らないのなら、A氏に連絡して教えを乞え》

《一般社会ではここまで酷い嘘や誤魔化し、名誉を傷つける言動は通用しないが法廷では戦術として認められ通用するという事か。鈴木は主張も証拠も人間性も素行もどれを取っても勝ちに繋がるものは何もないにも拘わらず、心裡留保、強迫という方向に誘導して行った。裁判官を心理的に味方に付ける作戦で全てが鈴木と長谷川の思い通りに裁判は進んで行った。まさかの結果となってしまったが、裁判の判決がこんな形で下されてしまっては恐ろしい世の中になる》

《元弁護士の長谷川は弁護士資格を返上して弁護士資格に付帯している資格(税理士、弁理士、司法書士等)も全部失う事になった。生きている間の面倒は鈴木が見てくれるだろうから金の心配はないだろう。しかし人間としての矜持まで捨ててしまったな。弁護士の時は税理士の資格も持っていたのだから鈴木が隠匿している1000億円と言われている資産の管理でもしたらどうだ。ここまできたら一蓮托生の覚悟はできているだろう》 (以下次号)

読者投稿 「鶴巻智徳」(1)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 〔F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円〕

《バブル景気は本当に凄かった。土地、株、会員権と言って投資の話ばかりが身の周りで飛び交っていた。就職も売り手市場で、理工系の学生が銀行や証券会社を始め大手の企業に入ってコンピュータシステム開発の仕事に就く、ということで企業が内定者を抱え込むために1週間の予定で国内外の旅行を組んだりしたが、景気がしぼむと投資に溺れた人だけでなく、勧誘した企業も業者も何十億円という巨額の債務を抱えて倒産する、夜逃げするというニュースや銀行の貸し剥がしが毎日のように流れた。鶴巻智徳というバブル紳士は詳しく知らなかったが、今のサーキット場はさまざまにレースが開催されて盛況のようだから、鶴巻の夢は形で残ったことになる?》

《森重毅という男は表向きはシイタケの商売を装っているが、実際にはノミ屋だそうだけど、まさにそれってウラの稼業だろう。それで100億円以上の財産作ったなんて本人も自慢していたようだが、資産家に近づいては悪の限りを尽くして、好き放題にやってきたという手口や家族を含む周囲の人間がそれをどう見てきたかも具体的に知りたいものだ。会社が破産宣告を受けているのを隠して鶴巻を紹介するような男だから、客に対しても相当にアコギなことをやってきたんだろう》(注:ノミ屋とは、公営競技を利用して私設の投票所を開設している者のこと。知人などから頼まれた投票券を買わずに着服することができるところから“投票権を飲む”と言い、業として常態化した)

《森は鶴巻が死亡した事実を何年も隠し通すなんて異常としか言いようがない。それも、債権者の目を逃れようと、あらゆることを誤魔化し続けて資産を金に換えていたのは詐欺と変わらない》

《金満紳士も晩年は寂しいものだ。周囲の誰にも知られずに死を迎えるのがどういうものか……。しかし、鶴巻の側近の岡田という男が独断で嘘の話を考え、債権者にはいつでも債権の回収が可能な話をしていて、それらが全部ウソだったというのは計画的としか思えない。やっぱり鶴巻の遺族や森も関係していたのではないか》

《債権者に自己破産を知らせず、しかも債務額をお手盛りで減額するようなことを松本憲男弁護士がやったが、懲戒ものではないか。しかも、松本弁護士は、手形のジャンプだって「責任を持つ」と言っていたというから、明らかに詐欺の片棒を担いだに等しく、懲戒では済まない》

《鶴巻の連帯保証をした岡田が債権者に持ち込んできた数十頭の競走馬の売却や種付け権の売却、鶴巻の妻道子が所有する株式の売却、福島県会津に所有していた土地や軽井沢の別荘地、目黒区平町の土地ほかモネの絵画(松林)等の売却などを次々に並べ立てられ、それらのうちどれもが債権回収できるという説明を受けたら債権者ならずとも信用するが、これについては関係者が個々に詳しく、大変驚くような内容を次号で明らかにする》(つづく)

 

読者投稿 「鈴木義彦」(61)

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《鈴木がA氏に対して犯した罪は、明らかに詐欺、横領、窃盗だ。刑事事件として再審してもらいたいと思う。短期間で決着がつくと思う。多くの読者が多くの証拠等を見たり、最初からのいきさつを何回も読み、例外的な所はあるかもしれないが絶対に再審をするべき事件です。こんなでたらめな誤判が出るようでは、日本の法曹界は全く信用できない》

《鈴木の悪人独特の先を見据えた対応には本当に驚愕する。巨額の利益を手にしたが、当然違法の上で手にしたものなので、国内では国税や金融庁の手が延びると懸念し、海外のタックスヘイブンに目を付けて、ぺーパーカンパニーを使い隠匿した。そしてこの一連に関わる事情を知っている人間同士を接触させないようにし、秘密裏に自分だけが全体を知る状況を作り上げた。そして自分も身を隠して逃げ続けているが悪は滅びるべきだ。いつまでものさばる事は許されない》

《この裁判では、故人が生前に語った事や書き残した事が重要な場面で出てくる。西が書き残した遺書や手紙、鈴木との付き合い記録、株取引に関するレポート。そしてFR社の天野が語っていた話、この中にはA氏が鈴木に騙されていた決定的な証拠が多くある、逆に鈴木は亡くなった人の言葉を全て自分の勝手な解釈をして嘘を増長させている。それにも拘らず裁判官は故人が残した書類や発言の殆どを検証することなく軽視して、鈴木の嘘の発言、主張を支持している。これは何を物語っているのか》

〔鈴木の周りの関係者は本当に揃いも揃って悪人だらけです。よくもここまで揃えたと思うほどです。長谷川弁護士、平林弁護士、杉原弁護士、友人の青田光市、弁護士3人に至っては弁護士にあるまじき行為をし、平林、青田に至っては反社会勢力との関わりも指摘されており、とんでもない連中です。そして鈴木はこの連中を適材適所に起用し、うまくハメたと言えるだろう。しかし弁護士はいずれも懲戒相当で、青田は威力業務妨害、窃盗、私文書偽装、詐欺などの嫌疑がかけられている〕

〔鈴木が乙59号証で長谷川弁護士との質疑応答の中で自分が12月24日に届けた10億円の事を平成11年9月30日に返済は完了しているので「二重払い」と言ったり「手切れ金として渡した」と発言している事、「平成14年3月頃にA氏に呼び出され」等と全ての虚偽を構築したが、西のいない間に会うようなことはしないし、鈴木の電話番号さえ知らなかった。このような全くありもしないことを指示する長谷川という弁護士は、全て本当のことが証拠をつけて掲載された。それに懲戒がインターネットで公表されすぐに弁護士を辞めた。こんな無責任な弁護士は見たことが無い。散々悪いことをしてきたと思う。日本で最悪の弁護士として未来永劫消えることは無い〕

〔この裁判は個人としては戦後75年、最大級の事件にもかかわらず、「有り得ない判決」として、司法記者クラブを含むマスコミ各社が関心を寄せている。その上サイトに記事が載り、これだけ大勢の読者が益々不可解な疑惑の判決として注目されている。現実と裁判とのギャップ、事実の歪曲、裁判官の思い込みによる間違った判断が重なり事実とはかけ離れた「有り得ない判決」を生んでしまった。マスコミが関心を寄せるのも当たり前だろう。山は大きく動き出している〕

〔鈴木が平成9年10月15日にA氏から3億円を借りた。この3億円の借用書はピンクダイヤと絵画を買った時のものと言ったが、この時の借用書に年利36%、遅延損害金40%と記載したものを鈴木が持参した。その頃鈴木は10日で10%以上の金利を払っても借りるところが無い状況にあった。この金利も西の願いで金利は年15%、遅延損害金年30%に減額している。A氏がもし裁判で鈴木のように「本来は年30%の計算で60億円をオーバーし、15%でも40億円をオーバーしているものを25億円に減額した覚えはない」とか「西が勝手に言った事だ」と言って減額前の約束の元利を請求していたら鈴木は何と反論しただろうか。実際には遅延損害金の年36%による計算でその時点で70億円以上だった。自分勝手な事ばかり言っているが当時の事を思い出してみろ〕

〔宝林株で上げた利益として、西が合意書を作成して僅か3週間後に15億円をA氏のところへ持参している。個人で3週間の間に15億円もの利益を出せるのだから株の世界は凄い世界だと思うが、実はその時点で50億円もの利益が上がっていた。その金額にさらに驚くと同時に、合意書を作成して間もないというのに、西と鈴木はA氏を裏切り誤魔化していたというとんでもない事実に怒りを覚える。この2人は約束や契約を何と思っていたのか〕

〔鈴木、お前は本当に垢ぬけないゲス野郎だな。銀座、六本木のクラブでもケチで女好きで評判が悪かったようだが気に入ったホステスにはすぐに「バンスを清算してやるから俺の女になれ」と口説いていたそうだな。男として何もかも腐っている。恥を知れ〕(クラブ関係者より)  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(60)

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《鈴木はA氏が提起した貸金返還請求訴訟が審理される中で、西と2人で仕組んだ株取引について数知れない嘘をついた。A氏と出会って融資を受け始めた頃から返済する積りが無いことは鈴木の言動で分かる。A氏が鈴木に融資していたことに間違いないが、それはビジネスとして金利目的で、充分な担保も預かっての「金融業者」と「借り手」という関係ではなかった。言ってみれば、A氏の情と男気だけで一方的に鈴木の懇願に応えた貸付であった。鈴木、考えてみろ、これほど世話になりながらお前は一銭も返済していない事に早く気が付け! A氏に払ったわずかな金は株取引利益の一部ではないか。西には頼み事もあり40億円を払っているが、これでも分配金のほんの一部だ》

《鈴木は物の道理と言う事が全く分かっていない奴だな。世の中には借りた金を返さない人間もいるが、お前ほど自分勝手でひどい奴はいない。お前が返済したと言っている15億円は、合意書に基いて株取引で儲けてA氏に隠していた金なのだ。クソも味噌も一緒にするな。恥ずかしくないのか。お前に何を言っても空しいが、この件で、もしA氏と立場が逆だったらお前ならどうした?  こんなイカサマな裁判に負けたからといって諦めきれるか? その答えを考えてみろ。その答えがこれからのお前の人生だ》

《鈴木は、A氏から金を借りるだけではなく、ダイヤ等の商品を持ち込んで言い値で現金で買ってもらっていた。本来ならば借りた現金の返済期日に返せない時に商品を持って行き、借金と差し引きにして貰うのが本当だろう。A氏の好意に付け込んで借金はそのままで商品の代金は現金で持って帰るという本当に悪辣な人間だ。A氏がお前たちの言うプロの金融業者なら間違いなく商品は返済代わりに取り上げているだろう》

《裁判というのは、鈴木がA氏に買ってもらって、代金は受領済みなのに一度も渡していないボナールの絵画の行方や、預託販売で持ち出した宝石や高級時計の行方を追及しないのか。裁判官は、上代が40億円の高級時計を4億円で預託するのは「あり得ない」と断じたが、それが問題ではなく、その商品を持ち出して返却もせず代金も払っていないことが「あり得ない」大問題なのだ。裁判官は、鈴木が最初から返却や清算するつもりがなく、他の金融屋に持ち込んでそれを担保に融資を受ける目的だったという事を何故見抜けなかったのか。聞きなれない難しい言葉を並べ立てる事が裁判官の能力ではないだろう。鈴木という悪党の人間性を終始見抜けなかったのは明らかに能力不足か長谷川弁護士と事前の打ち合わせができていたとしか考えられない》

《裁判官は商取引というのは需要と供給のバランスで成り立っていることさえ知らないのか。商取引の相手がその商品が欲しいと思えば高くても価格が許容範囲ならば買うし、良い商品でも欲しくなければ安くても買わない。商品の上代や原価は一つの目安であって絶対ではないのだ。例えばその時の商売の目標が1000万円だとしたら1品1品の利益にばらつきがあってもトータルで300万円の利益が得られると判断した場合は、商取引が成立するものなのだ。しかし時には思惑通りいかなくて損をすることもあれば逆に予想外の利益を得る時もある。それが商売の醍醐味なのだが、それを「あり得ない」とか「考えられない」と言っていると商売は出来ない。そんな事さえ理解できない馬鹿なら裁判官を辞めるべきだ》

《西は、志村化工の株取引の件で検察庁に呼び出され事情聴取を受けた。聞いた話だが検事の取り調べは暴力的では無いにしてもかなり厳しく、精神的にボロボロになるらしい。まして検事は鈴木を逮捕するつもりで西を尋問しているわけだから、かなり追い詰められたと思う。西は鈴木が逮捕されると鈴木の隠匿している利益金が暴かれ、何もかもが水の泡と消えることを恐れて必死に鈴木を庇ったのだろう。その根性は褒めてあげたい、と言いたいが、人間、金の為だとそこまで頑張れるのか。悔やまれるのはその根性をA氏の為に使ってほしかった。鈴木をそこまで庇った西も死に追いやった。鈴木という人間は人間としてよい所は全くない、というよりここまでの大悪党は歴史上でも最悪な人間として永遠に残るだろう》

《鈴木は、紀井氏と茂庭氏をスカウトして適材適所で使っていた。紀井氏とは利益折半という約束をしていたらしいが実際はその100分の1ぐらいだったらしい。茂庭氏は利益金を海外のプライベートバンクの口座に入金する役目だったらしいので口止め料も含めて高額な報酬を払っていたと思う。しかし責任を問うつもりはないが、紀井氏も茂庭氏も鈴木からもらっていた報酬はすべてA氏の資金だという事に気付いているのだろうか。紀井氏はA氏に協力して証言台に立ったが、茂庭氏は表立って協力していないように思う。鈴木の秘密の多くを知っているので、今後は立場的に協力せざるを得なくなる。知らぬ存ぜぬでは紀井氏と違って安心した生活を送れないのでは》

《「目には目を歯には歯を」という諺があるが、この言葉は聖書に書かれている様だが、A氏と鈴木の裁判結果を見ているとこの言葉が思い浮かぶ。これからの展開次第だが鈴木を懲らしめるのはこの手しかないと思う。A氏には金額的にも精神的にも有り得ないほどの迷惑をかけ、西に対しては「10億円」「30億円」でいいようにコントロールした。ここまで、何から何まで悪いことをする人間はいないと思う》

《親和銀行事件の事件でハニートラップを仕組まれた頭取は悔しかっただろう。ハニートラップというのは中国が訪中した日本の政治家に仕掛けて話題になった。これを仕掛けられた日本の政治家が中国のスパイ的な行動をするようになったと聞いたことがある。金のために、こんな卑劣な事を仕組んだのが鈴木と青田だったとは驚いた。こ奴らは何でもありだ。親和銀行には鈴木から約17億円の和解金(実際の融資額は100億円以上)が払われたが、そんなものでは銀行の信用も頭取の信頼も取り戻せるものではない。鈴木への不正融資の責任を取って解雇され、人生を狂わせてしまった人も何人もいるだろう。鈴木のやったことはそういう人達を巻き込んでしまっているのだ。警察や検察、裁判官はそういう被害者を出さないためにも毅然として事件に当たらないと国民の信頼はなくなる》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(59)

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《株式相場というのはその時代の経済の指標になっているのではなさそうだ。コロナ禍で世界中が混沌としている現在、ワクチン開発に対する期待感やアメリカ大統領の交代で世界の平和を願う人類の思いが株価に反映している中で、自分の欲だけで株価を操作している悪党たちが世界中にいる。この悪党たちの思惑で株価が動いている。鈴木はその様な大物ではなく、そのおこぼれを拾いながら生きている人間だ。しかし、他人を騙して個人で1000億円以上の資産を隠匿している人間は多分いないだろう。そんな悪党を見逃している日本の司法は恥じるべきだ》

《鈴木が海外に隠匿し続けている資金は1000億円を超えると言われ、プライベートバンクの利回りだけでも年間100億円前後になるというのだから、この数字は現実離れしている。鈴木がどれほど優雅な生活を送っているとしても、その裏で犠牲になっている人達の事を鈴木は考えた事があるのか。1000億円以上の資金は鈴木のものではない。これは関係者も読者も皆共通の認識であり、鈴木の横領という犯罪の上に成り立っている現実を見過ごすわけにはいかない。犠牲になった人達を思うと煮えくり返る思いである》

《完璧な人間などいない。しかし、悪いことをしたら「御免なさい」、他人に親切にされたら「有難うございます」、他人に物を借りたら「お礼を言って返す」、他人と約束したら「守る」、他人に恩を受けたら「感謝してお礼を言う」という人間として少なくても、しなければならない「道」だけは忘れてはならない。鈴木は人間としての「道」を分かっていない。どんな教育を受けて育ってきたのか。そして自分の子供や孫たちに、今後は親として祖父として顔向けができないほど迷惑をかけ、家族や身内が世間の目から逃れながら生きなければならなくなることをどこまで自覚しているのか》

《「合意書」には「今後、本株以外の株取扱についても本合意書に基づく責任をそれぞれ負わなくてはならない」と書かれている。そして有効期限は書かれていないが、終了する時は3人で話し合うことになっていた。鈴木は7年もの間、殆ど消息を不明にしていた事を裁判官は「三者協議が7年間に2回しか行われていなかったのは不自然」と断じた。3人で会ったのは平成11年7月8日、同年7月31日、同14年6月27日、同18年10月16日、の4階で、西が鈴木の代理として会った平成11年7月30日、同年9月30日、同14年6月20日、さらに鈴木と会ったのは平成14年12月24日、同18年10月13日、同年10月23日で、大間違いである。しかも「不自然」な状況にしたのは誰だったかを追及していない。そして鈴木は自分の身を隠して宝林株で得た利益金を流用して株取引を継続していたのだ。それは「合意書の継続行為」に他ならない。要するに「三者で合意書解除や終了の協議はされていない」のだ。裁判官による明らかな判断ミスだ》(関係者より)

《このサイトの取材班は実によく調べ尽くしていて感服します。関係者への取材で「鈴木義彦という男はいったい何か?」との質問に即座に帰ってくる言葉の多くが“人非人”というのだから衝撃だ。『人にあらざる人』という意味らしいが、普通は中々そこまでの言い方は出来ないものだが、鈴木に対しては皆躊躇することなく言い切っている。やはりとんでもない男だ。この男をそう思わせる大きな原因は鈴木の周辺で数多くの不審な死を遂げ、あるいは自殺をしているという人間が10人前後もいるという事実があるからだ。実行犯が逮捕されてもなお、背後に潜む真相は依然として謎のままである事も鈴木に繋がる深い疑惑を抱かせているのは間違いない》(関係者より)

《A氏は鈴木と西が共謀して「合意書」を破棄しようとしていることは全く知らなかった。西が香港で襲われたこともあって、紀井を通じて鈴木に連絡を取った。そして「合意書」を見せて株取引の報告をするよう求めた。鈴木は「合意書」が破棄されたと思っていて、国内外で好き放題のことをやっていた。鈴木は合意書破棄の報酬として10億円という莫大な金を西に払っていた。流石に西はA氏が保有している「合意書」に手を付けることは出来なかった。というより本当に大事なものはA氏が会社に保管していたのだ。そして鈴木に一泡ふかした出来事だったのだが、鈴木との密約にヒビが入り始め、鈴木に自殺に追い込まれる原因になった》

《バブル崩壊後、各業種は資金不足で倒産する会社が多かった。そんな連中が苦肉の策として考えたのが融通手形だった。当時は銀行に当座預金の口座を持っていれば約束手形帳や小切手帳は銀行が簡単に発行してくれた。何社かでグループを組み約束手形を発行し合い、お互いに銀行で割り引いたり、裏書きして商業手形に見せかけて仕入先に渡したりしていた。他にも青田を使い金融会社で割引していた(犯罪にはほぼ全て青田が絡んでいる)。しばらくの間はそれでやり繰りがつくがグループの中で1社でも破綻するとグループは連鎖で倒産することになる。A氏に会う前の鈴木はこの方法で資金繰りをしていて行き詰まったのだろう。A氏に預けていた手形を「銀行から取り立てないでほしい」と願ったのはFRが不渡りを出してしまうと全てが破滅してしまうからだった。この時代の宝石業界の多くの倒産がこの手法だった。鈴木はA氏と会った事で救われたのだ》

《鈴木は、自分には運があると考えているのか。A氏との出会いがなければ今の鈴木はなかった。それどころか人生もすでに終えていた可能性が高い。鈴木はいち早くA氏の性格を見抜き、裏の顔と表の顔の使い分けをしていた。おそらく鈴木は普通の人なら警戒したり断わったりする話でもA氏に頼めばやってくれると確信したのだろう。そして何としてもA氏からの信頼を得て味方につけようと思ったに違いない。その為に西の存在は不可欠だった。そして見事に全て思い通りになった。しかし悪運は悪運に過ぎず、いつまでも続くはずがない。そろそろ覚悟を決める潮時だ》

《裁判官が紀井氏の証言を軽視した理由には驚かされた。「・・株取引による利殖活動の全体像を把握できる立場になかった為・・・」と断じたが、紀井氏は利益金額については鈴木より詳しく把握していた事は法廷に提出した「確認書」で確認できるはずだ。売値は鈴木が決めるのではなく、全て紀井氏の判断でやっていた。裁判官は紀井氏の証言が事実ではないと判断したのなら何故、紀井氏に偽証罪を適用しなかったのか》

《鈴木が仕組んだFR株の仕手戦は明らかにインサイダー取引では無かったのか? 親和銀行事件で代表権者と取締役も退任しているが、実権は鈴木が握っていた事は周知の事実だった。これも明らかに鈴木の法律違反だ》(以下次号)

相続財産や残土処理ほか多くの架空話で「小野敏雄」は 詐欺横領の常習か(2)

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令和2年に入ってからも小野の言動は事実上の時間稼ぎを繰り返してきただけであることは明白だった。小野自身も、遂にその限界もきたと思ったのか、去る11月30日、1億1000万円を返済するとして午後1時に会社役員を迎えに来て銀行に行くと約束しながら、小野は約束の時刻になっても姿を見せなかった。小野は日頃から時間の約束だけは正確だったが、連絡もないままに約束の時刻に遅れるとは思ってもいなかった会社役員は1時30分頃から断続的に小野の携帯電話に電話をしたが、小野は一切応じなかった。その日、会社役員のマンションに来る予定を反故にして、一切連絡が無かったために小野の妻の実家に連絡すると、義理の姉が電話に出た。「小野さんが昨日もそちらに伺うと言っていたようですが」と言うと、義理の姉は「いえ、コロナもあってこちらには半年以上来ていません」と言う。それで小野の言っていることが全て嘘だと分かった。義理の姉には「小野さんに電話をして私に電話をするよう伝えて戴けませんか」と頼み電話を切った。

(写真:小野敏雄 国学院大学レスリング部OB会の集合写真から。本当に監督が務まるのか?)

そして、会社役員と小野の共通の知人が夕刻に小野の自宅を訪ね、応答がなかったために引き上げることにしたが、帰路で警察官と思しき2人連れとすれ違う瞬間があり、関係者が会社役員に電話をして、会社役員が最寄りの警察署に電話を入れると、やはり小野が警察署に電話を入れていたことが判明した。翌日には小野が依頼した弁護士から会社役員宛に通告書が届くという、なんとも早手回しなことを小野は行ったのである。しかも会社役員が実家に電話したことを弁護士には「借金の取り立ての電話があった」かのように伝えていたが、本当にウソの多い人間だ。常日頃から引っかかること(嘘っぽく感じる事)が会社役員にはいくつかあったので、小野には「私に嘘や間違いがあればいつでも言いなさい」と言ったことが何回かあり、小野はその都度「いえ、何もありません」と言うので、会社役員は少しの事でも遠慮せずに言うようにと言っていた。小野が会社役員に連絡を取り、会社役員に真実を話せば、金銭のルーズさでどれだけ迷惑を被っていた会社役員であっても聞く耳を持たない訳ではなかった。しかし、小野は全く会社役員に対応しないどころか会社役員の感情を逆なですることばかりをやっている。会社役員は、何故小野が事を荒立てようとするのか、非は一方的に小野にあって、自分の予定を会社役員に伝えて約束を取り付けてきたにもかかわらず、約束の日になったら一切連絡を絶ち、警察署員を呼んだり弁護士に依頼するなど、やることが余りに身勝手で無責任に過ぎた。

(写真 秋田の土地・建物 小野が財産分与の相続税対策で物納するために会社役員が無償で提供することになっていたが、小野の財産相続の話は架空だった)

小野が会社役員への連絡を絶って数日のうちに小野を取り巻く事情が会社役員にも少しずつ分かりかけてきたが、驚くべき事態が発覚した。今年に入って会社役員の知り合いが新しくマンションを借りるに当たり、小野が名義人となって賃貸契約を結ぶということがあったのだが、その家賃を小野は自分の銀行口座からの自動引き落としになると言って会社役員から毎月受け取っていた。ところが小野は預かった家賃を横領した事実が判明したのである。会社役員の知り合いに不動産管理会社から電話が入り、家賃が振り込まれていないのでどうなっているのかの問い合わせがあったことで、小野が言っていた小野の口座からの引き落としという話が嘘だったことが判明したのである。小野は主に金銭に絡む問題を会社役員に持ち込んで、会社役員はそれを断ることもなく応じてきた。小野が約束した返済を滞らせても、例えば家賃の支払いを小野にさせることをしなかったにもかかわらず、預けた家賃を横領するとは・・。ここにきて会社役員も怒りを表し、小野を刑事告訴する手続きに入る決断をした。今迄にも詐欺事件になるような事を何回もやっている。
家賃は金額的にはわずかなことだが、このような騙し同然のやり方は許されるものではない。小野は最初から全てを思い出すことだ。誰も貸してくれなくてどうにもならない時に会社役員が気持ちよく何度も助けてくれたことをどの様に考えているかだけでも何人もの共通の知人が、男なら正々堂々と出てきて話すべきではないのか、捕まる前に弁護士同行でよいので自分から出てくるべきだと言っている。多い時は週に5回くらい、少ない時でも週に2回くらい会社役員のマンションに来ていてほとんどの事は聞いてもらい、多くの嘘をついて精算を引っ張るだけ引っ張って逃げるとは、小野は現役の右翼の人間だと言っているが、右翼のトップの恥にもなるのではないか。会社役員は小野が右翼のトップを一番尊敬しているようなので、最近「その人の前で何でも思っている事を遠慮なく話しなさい」と2度程話した様だが、それはあまりにも多くの話がおかしかったからだ。

小野の弁護士は会社役員に対して小野の代理人として今後の交渉の一切の窓口になると通告しているようだが、どこまで小野の実態を承知しているのか、極めて疑わしい。聞けば、小野は会社役員に対する債権債務の存在を承知していると弁護士には言いながら、ただ時間稼ぎをするだけの目的で、小野が自ら反故にしている会社役員への約束の内容を具体的には語っていないようであるが、嘘でしかない言い訳を弁護士が鵜呑みにするとは思えないが、最初に通知があったのは12月1日のことで、会社役員は顧問弁護士を通じて「年末は忙しいため12月8日までなら日時は合わせるので面談したい。その際は小野氏と同行して欲しいが、無理であれば弁護士さんだけでも構わない。全ての質問に回答する」と言ったのに、小野の弁護士は「年末まで時間が欲しい」と言うので、ギリギリ12月10日まで待つことにしたという。しかし、未だ連絡はない。今後、小野については共通の知人や関係者より色々な話が出て、小野の正体が徐々に暴露されていくことになるが、人間として最低のように思われ、家族や身内のことが思いやられる。この12月中にも今までの保険料の11月分の未払いがあり、12月分も未払いになると失効する。さらに「借入額が大きくなったので、法人を名義人とした保険に加入するので、保険会社のリストをお持ちします」と言いながら「保険会社へは社長も同行して貰えますか」と言うので、会社役員は承知した。他にも12月中に今年1年分の金利と1億1000万円(6月末の2億円に対して)の返済約束等がある。

小野は人当たりが悪くないので、色々なグループに入ってカモを探しているとしか考えにくい。最近の話では6年間の付き合いがある人間を裏切り、恐喝同然のことをしていた。小野は自分の思い通りにならない人間に対しては自分のことを棚に上げて徹底的に悪く言うし、金のためなら悪いことを平気でやる。小野は恩義も何も感じない最低の人間だと、多くの関係者が言っている。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(58)

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《A氏は地裁判決後に勿論控訴し高裁での裁判となったが、高裁は地裁で3年もかけた裁判をあっという間に結審してしまった。しかも判決は誤字脱字を訂正するだけで、A氏側が事実認定の誤りを指摘して再検証を求めても、それに応じなかった。裁判官は金額が大きすぎて一審を覆すまでの決断が出来なかったのか。それに加え、原告側弁護士の中本と戸塚が高裁に臨むなら、色々作戦等の打ち合わせも必要だと思うが、ほとんどなかった。この点は鈴木側の長谷川とは大違いだ。ただ長谷川と鈴木の多くの虚偽を構築したやり方は許されるものではない。いつまでも歴史に残る裁判だと思うが、中本と戸塚は弁護士としては全く役目をはたしていない》(関係者より)

《鈴木が書いた2通の手紙の事は、長谷川弁護士や平林弁護士は鈴木側が不利になる事が書かれているので審理の場でも内容に殆ど触れていない。裁判官は何故、この手紙に書かれている内容が今まで鈴木側が主張してきた内容と不整合がある事に気が付かなかったのか》

《鈴木は「平林先生の力と青田氏のフォローが無ければ完全な形で現金を受け渡すことが難しいのです・・・」とA氏への手紙に書いている。平林と青田がそんな大役を担っていたとは思えない。ただの時間稼ぎではないのか。この2人が代理人に指定されてからこの事件の裁判が混乱する要因を作ったことを忘れてはならない。他の読者投稿でも多く目にするが、青田は一番のガンだという意見も少なくない。それに何と言っても長谷川の乙59号証の虚偽で構築された質問と回答により、これで迷いもあった裁判官に決断をさせたように思われるが、それにしても原告側の多くの証拠を無視した結果の誤判は異常としか言いようがない、と意見が圧倒的である》(関係者より)

《今回の裁判の結果も説明も到底納得の出来るものではありません。滅茶苦茶な被告側の主張ばかりが不自然に取り上げられた。A氏側に西と天野氏がいなかったのは本当に判決をゆがめることになった。この2人の証言があれば絶対に勝っていた裁判であるとも言える。鈴木はこの2人がいない事も裁判に応じた要因だったに違いない。案の定2人の証言がない事を悪用した主張が多くあった。故人までも利用するとは同じ人間とは思えない。鈴木は全くどこまでも悪党で卑怯な男だ。長谷川も頭が良いので、今や全てが分かって、恐らく反省していると思うが、生涯消えないと思う。本当に鈴木は多くの人間にどれだけ迷惑をかければ気が済むのか。青田にも近いものがある》

《鈴木の手紙には西が破棄したはずの合意書をA氏が持っていた事でかなり動揺した様子が残っているように感じる。平林弁護士も青田も躍起になって合意書を無効にしようと好き放題の発言をしてきた。鈴木には合意書の存在が大きな計算違いだったのか。鈴木側は裁判戦術を合意書と和解書の無効に全力を傾けたように見える。平林弁護士と青田は動揺が大きい鈴木から多額の礼金を取るために代理人を買って出て、A氏から鈴木を隠して消息不明にした。そして、まず和解書作成に難癖をつけて無効にする方法を考えた。それが「脅迫や監禁という事を強引に主張し、精神が正常な状態になかった」とした。鈴木は実は小心で臆病者だったのだ。やはり鈴木の悪事を助長したのは青田と平林だったのか》

《鈴木は、A氏に支援してもらいながらもまだ無茶苦茶な資金繰りをしていた。高級時計を「売らせてほしい」と嘘をつき持ち出し、一部バセロンの高級時計3セット(6本)をすぐに知人に担保として入れて6億円を借りていた。ピンクダイヤと一緒に買ってもらった絵画は一度もA氏の所に持参せず別の債権者に担保に入れていた。親和銀行からだまし取った100億円以上も使い果たし、A氏から短期間で借りた約28億円は10日で1割以上の金利の債務返済に消えた》

《鈴木の悪行に関する記事が掲載されているサイトは他にもあった。詳しく調べてはいないが、おそらくこれはただ事ではない事件と感じ、それぞれに取材する人達が調べあげたのだろう。そして読者からの投稿も物凄い数に上っている。まだ見ていないサイトも他に複数あるだろうから、これが拡散したら今後とんでもない事になる。確実に世論が国を動かすパターンだ。鈴木はネットの恐さを思い知る事になる。青田も必死になって削除しようとしているようだが、万一裁判を誤魔化して1カ所が消えても、これだけの事件で多くのジャーナリストが見逃す訳がない》

《西が掴んだ宝林株売却の情報を切っ掛けにA氏にお願いして再度、資金援助をしてもらい宝林株を購入した。しかし、最初は思う通りにいかなかったので西と鈴木が同行してA氏と面談し、今後の株取引に対する買い支え資金の援助につきA氏は三者で合意書を締結して支援することを約束した。そして宝林株では想定外の利益を上げたことで鈴木は合意書に違反してA氏を裏切り続けた。今や1000億円以上の資産を所有していると言われている。A氏に会った時と現在では金銭的に天と地の差がある。一度掴んだものは絶対に手放さないが、これは、他人のものであって自分の物ではないことを忘れてはいけない。早く気が付かないと何もかも失う事になる》

《紀井氏も茂庭氏も殺されてしまった霜見氏も証券会社の出身だ。証券業界の方には大変失礼だが「株屋にいた人は信用できない」と聞いたことがある。株は貧乏人には手が出せない。証券会社のクライアントは富裕層の人や法人が多い。大きな金額が自分の周りで動いていて金銭感覚が一般人とは違ってきて麻痺し勘違いが起こりやすい。株取引の仕組みを覚えてくると自分でも試したくなる。悪魔の囁きが聞こえてくる。そういう環境の中で生きていかなくてはならない。自己資金で株取引をするには自己管理が大事で難しい業界である。しかし証券業界で「やり手」と言われる人ほど過ちを起こしやすいと言われている。「相場の神様」とか「伝統の相場師」と言われた人も元証券マンが殆どだ。極端に言えば詐欺師と紙一重かもしれない。鈴木は証券マンではなかったが、株取引の魔力に取りつかれてこの世界にどっぷり嵌って、自分の金と他人の金の区別がつかなくなってしまった。それでも鈴木ほど悪質な人間はいなかっただろう》

《鈴木は社会で生きる人間として既に終わっている。今回は「裁判」という白黒を着ける場での争いになった為、書面に書かれている事がどうとか、不備があるとかないとかを審理されるのは仕方がない部分はあると思うが、鈴木が勝訴するとは誰の目にも全くの想定外であった。しかし鈴木義彦という人物は今回の「貸金返還請求事件」での勝者と捉えるべきではない。鈴木の「人間性」を裁かなければならない。「貸金返還請求事件」が第一幕とすれば、これから第二幕がA氏の関係者と、賛同する読者と、情報の拡散を受けた有志達によって始まる、いや既に始まっている》  (以下次号)

財産相続や残土処理ほか多くの架空話で「小野敏雄」は 詐欺横領の常習か(1)

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小野敏雄が会社役員から4000万円を2回、合計8000万円を借り入れたのは今から30年ほど前の平成2年頃の事だった。

(写真:小野敏雄 約束を守らず極めて無責任な人間として、関係者に問題視されている。国学院國學院大學レスリング部の監督というが、OBたちはどこまで小野の実態を承知しているのか)

小野は、何故借り入れが必要なのか、その理由をその時は「一建からの入金が遅れていて、支払いに間に合わないので、どうしても必要なんです。金利は月に1割でお願いできませんか」と懇願したために会社役員は2回とも詳しくは事情を聞かないまま現金を出して小野に貸し付けた。借用書一枚で担保も取らず、金利は年利で15%に抑え、返済の期日が来ても、小野から返済期限の延長を頼まれれば、それにも応じた。会社役員から返済を迫ったことは無かったが、期日に小野に確認することだけはしていた。

会社役員が小野を知ったのは最初に4000万円を貸すことになる1年ほど前のことで、西義輝(当時は内河)の運転手兼雑用として内河が会社役員の会社を訪ねてくるときは決まって小野が車を運転して内河に同行していた。西義輝(内河義輝)については、別稿の鈴木義彦の特集記事で取り上げているので、それを参照して戴くとして、小野は内河が会社役員に事業資金ほかいくつもの案件を持ち込んでは会社役員から借り入れを起こしている場面を知っていたので、会社役員が資産家であり、頼まれれば知人友人に限って融資をし、その際には個人対個人の信頼関係を前提にして借用書だけで担保も取らずに貸してくれるのを目の当たりにしてきた。会社役員が、返済期日が来ても相手の状況に応じて返済を猶予していること等を実感していたようである。それゆえ、会社役員から合計8000万円の融資を受けても、小野はさまざまに理由をつけて返済を繰り延べし、約8年もの間、金利も支払いもしていなかった。
さすがに会社役員も小野への貸付を放置するわけにはいかず、それまでは年利15%で貸していたが、公正証書を作成して遅延損害金年30%にすることにした。その結果、平成10年11月時点で金利を含めた融資額が1億5000万円になったが、小野にはもちろん異論はなく(約1か月ほど前にも、本人が本当は最初は月1割で借りたという話をしていたくらいだ)、改めて公正証書を作成し小野の妻(真理)が連帯保証をした。その後、平成12年に小野は「担保にするもが何もありませんので、何か不測の事態が起きた時のことを考えて保険に入っておきます」と会社役員に言い、保険証券を差し入れてきた。

(写真:債務弁済公正証書 会社役員から借用した8000万円を返済しなかったため年利15%、遅延損害金年30%で計算して債務額を確定する公正証書を作成した)

実は内河が周囲の人間に対して、直接会社役員に電話をかけることも、自分を外して直接会社役員に会うことも禁じていた、ということを会社役員は全く知らない話だったが、小野はそうした内河の指示を無視して会社役員から融資を受けていたことが後になって判明した。ある時、内河が会社役員に「社長、ひょっとして小野に金を貸していませんか?」と尋ねる場面があった。内河が何も言わない会社役員に重ねて「貸しているのなら、もうそれ以上は貸さないでください」とまで理由も言わずに言ったので、会社役員は「小野君に金を貸すか貸さないかは自分の判断でやったことだから責任を感じることは無い」と言うと、内河は小野には気を付けてくださいと言っていた。また小野は会社役員が返済を迫らないことをいいことに一切返済をしないまま、というより無責任にも会社役員が何か言うまでは放置しておこうといったようであった。内河が会社役員に「小野には金を貸さないでください」と言ったのは、恐らく小野が金銭にはルーズな性格であり、内河からも小野に迷惑を被ったことがあったと後日聞いた。

(写真:借用書 平成10年11月に作成した公正証書で確定した1億5000万円の債務を小野は返済しなかった。そのため、平成30年12月末時点で債務は9億円以上になった)

小野が公正証書を作成してから数年後に「300万円を貸してください。何とか助けてください」と言ってきた。この時も金利は月1割でお願いしますと小野は言って、しばらくの間は月に30万円を持参したが、すぐに滞り出した。また、それから数年後には月に金利20万円を払いますと言ったが、これも長くは続かず今年の1月からは一切払っていない。内河が自殺した平成22年以降、小野はごく日常的に会社役員と接触するようになった。特に数年前より貸借のことでよく頼み事をするようになった。
会社役員がこの300万円を貸すに当たっては、「10日で3割の金利だが、(小野が)真面目そうだから2割にしてあげる」と言われて金融業者から借り、10か月くらい金利を払ったと小野が言うので、会社役員は「馬鹿じゃないのか」ときつく叱ったほどだった。小野の金銭に対するルーズさは相変わらずだった。これは小野が会社役員の所に頻繁に顔を出すようになってから分かったことだが、小野には定職がなかったのである。小野自身が起こした会社はあったようだが、どれも中途で経営が行き詰まり、いずれも休眠状態にしてしまうということを繰り返していたようだ。
会社役員に問われるまま小野が語ったところによると、内河との関係は不可解で、内河が、会社役員を始めとして体裁を整えなければならない相手と会う時には必ず小野に声をかけ、運転手として同行させていたといい、内河はいくつもの会社を興してそれぞれ名刺を使い分けていたようだが、小野は表向きには代表者や役員になっていたようだ。時には債権の取り立てのようなことを請け負いながら運転手兼秘書の役目で50万円という破格の報酬を受け取っていたという。つまり、小野には生業というものが一つもなく、唯一のめり込んでいたのがレスリングで、小野は国学院大学を卒業しているが、在学中に所属していたレスリング部との関係を卒業後も深めて、今現在も同部の監督を務めている。どうやらこれが小野にとって唯一の肩書になるようだ。小野は格闘技が好きで、他にシュートボクシングにも関心を持って、これもクラブに加入して役員をしていると小野の友人が語っている。

(写真:借用書 小野は月1割の金利で借用指摘債務も返済を滞らせ、令和2年7月時点で債務は2億円に膨らんでいる)

内河は会社役員から事業資金や投資資金など様々な名目により巨額の借財を残したまま、最後には自殺してしまったが、会社役員には嘘の名目を立てて資金を借り入れ、ギャンブルを始めとする遊興や好みの女への超高額のプレゼントなど好き放題に使っているのを見て、小野は自分も同様に会社役員から資金を引き出そうと考え続けていたようだ。これは小野の知人たちより今回の件で詳しく聞いた。
会社役員から借り入れた合計8000万円について公正証書を作成した後も小野は返済する様子もないどころか、別途に借り入れを会社役員にお願いするようになった。
しかし、会社役員は小野の依頼に対して当初は断っていたが、「月に1割の金利でも構わないので、どうか借り入れできるところを紹介してください」と涙ぐんで懇願を続ける小野に根負けして、会社役員は止む無く知人に連絡を取って、そこから借り入れを起こすことができた。ところが、小野はその返済も滞らせた揚げ句に別途に追加の借り入れをしていた。どのような場面でも会社役員は小野の懇願に応えてきたにもかかわらず、会社役員が小野に代わって知人に頭を下げ返済の時間を猶予してもらうということを何度も繰り返しながら返済してきたと会社役員の関係者は言う。

(写真:小野敏雄の自宅 都内阿佐ヶ谷の閑静な住宅地にある)

小野は確かな返済計画も持たないまま、さまざまに入金予定があるというウソの話を繰り返した。昨年の8月には8000万円融資は間違いないとか沖縄の仕事で2000万円入るとか言っていたが、今年の5月末から7月1日までに約束が何回か延びた。小野が言う過去の事案の中には「今年の5月頃に3億円を受け取る予定になっている」と言って会社役員に協力させようとしたもの(この件については続報で詳しく取り上げるが、大きな事件に発展すると思われる)や、大量の残土の捨て場の話等で何年も引っ張り、間違いありません、確実ですと言っていたが、そのどれもが実現しなかった。と言うより知人との雑談の中で聞いたような話だと思われる。残土業者には多大な迷惑をかけることになった。ただ小野は約束の時間だけは正確に守ったが、それ以外の約束は全てダメと言っても過言ではない。今年の11月末の約束も3~4回変更になり、絶対に間違いないと言っていた小野の話は全て架空であった。詳細は続報で取り上げるが、今年の7月以降には身内の相続財産の分配の話を持ち込んできたが、小野の妻が実家から財産の分配で1億2500万円を受け取ることになったので、そのうち数千万円を会社役員への返済に充てるという。しかし財産分配の予定日が何回か繰り延べされる中で、今度は分配するべき新たな財産が見つかり小野自身も4億5000万円の1/4に当たる1億1250万円を受け取ることになったので、そのほとんどの金額に加えて妻が受け取る同額の分配金の一部を返済に回すことにしますという。妻の実家の財産の分配で夫に権利が生じることは相続法にはないから、何か特別な事情の説明が無い限り小野の話は真に受けられるものではなかったが、小野はその分配金を受け取るのが11月末日なので、同日に会社役員に返済すると約束したのだ。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(57)

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《鈴木は、A氏との約束を守らず宝林株で得て隠した利益金約160億円を元手にジャパンオポチュニティファンド(JOF)を組成し株売買で運用していた。この時JOFのファンドマネージャーが霜見誠(故人)だった。金融証券業界の人間の話では運用金額は300億円ぐらいだという。このJOF はクロニクル(旧FR)の社債を13億円引き受けていて、クロニクルに入った13億円は鈴木が流用していたという。どこまでやり方が汚い男だ。この事は霜見とクロニクル会長の天野裕氏は知っていた。鈴木はここでも自分の欲だけを満たす運用をしている》(関係者より)

《鈴木は「確認書」を盾に「債務は完済された」と主張し、裁判官は西が「株取引の利益」と言ってA氏の会社に持参した15億円を返済金として扱う判断を下しているが、「確認書」に関しては西の懇願(手形13枚の額面総額の借用書と「確認書は便宜的に作成するもの」と書いた書面をA氏に手交)で仕方なく作成した経緯があるのに、またA氏に対する債務額に関しても元金だけで28億円あるのに15億円で何故完済になるのか、を検証していない。鈴木に対しての債務減額の話はあくまでも今後の株取引において継続的な利益配分があることが前提であって、鈴木の虚偽が発覚した時点で当然ご破算になっている。支払われた15億円は「合意書」に基づいた株取引の利益の分配金にほかならない。こうした経緯を裁判官は検証するどころか全く念頭に置いてさえいない》(関係者より)

《霜見誠(故人)は、行方不明になった鈴木の後輩で証券担保金融会社「五大」の社長、吉川とも懇意にしていたという。スイスを舞台にした3人の動向は誰も知らないが、何故か鈴木だけは安穏と豊かに暮らしている。3人には金銭絡みのやり取りがあったと思われるだけに、当然、金銭絡みのトラブルが起こったことも考えられる。3人の中心人物は鈴木であるから、吉川の失踪(鈴木は吉川の知人に死んだと言っている)や霜見の殺害事件の真相を鈴木が知らぬはずはない。鈴木の周りには不可解な事件が多いと言われる所以だ》

《鈴木は、家族と共に神奈川県内に住民票登録をしていたが、事実上は住所不定だった。親和銀行事件で保釈された後、裁判所に届け出ていたのは都内の愛人のマンションだった。平成19年当時A氏の代理人だった利岡は情報収集に奔走し、鈴木の父親の元に2年間通い続け、鈴木を説得するよう依頼し続けた。利岡がそういう動きをしていることを鈴木は父親から聞いていたのだろう。鈴木はそんな利岡を煩わしく思い、青田に相談した。青田は金の為なら何でもやる男だ。青田は当時でも20年来付き合いのある広域指定暴力団稲川会系の習志野一家のNo.2の楠野伸雄に相談した。そして「利岡襲撃事件」が起きた。犯人は逮捕された。伊東署は習志野一家下部組織に所属する組員と無職の男と発表した。利岡は襲われた時の事を「犯人には殺意を感じた」と言った。利岡には武術の心得があったため防御できたが、それでも全身打撲で3ヵ月の重傷を負った。この事件は犯人が所属する組織の組長と利岡の間で示談が成立した為にうやむやに終わったが、ここでも鈴木が金の力で処理したことは想像できる。鈴木とA氏に関連する事件の為、裁判でも取り沙汰されたが鈴木側弁護士が「襲撃ではなく、偶然に起きた諍い、あるいは事故」と主張した。A氏側は反論し病院から入手した診断書を提出したが、A氏の代理人中本弁護士の手違いがあった事もあり、裁判官はA氏側の言い分を無視した》(関係者より)

《合意書から和解書作成までの7年間、殆ど3者間での報告や協議が行われていなかったとして合意書の有効性を認めるには余りに不合理として、裁判官は無効としたが、しっかりと検証すれば当事者が何回会っているか事実を把握できた筈だし、鈴木と連絡が取れなくなったのも鈴木自身の意思で逃げていたのだから協議が出来なかった責任は鈴木にある。しかしそれでも7年間、西が鈴木に言われるがままにA氏から株の買い支え資金を引き出し続けていた事実は判決に大きな疑問を残す事実ではないか。A氏はしっかり主張していたし、借用書等の証拠も出していたが、この事実を裁判官はほとんど無視して詳しく検証していない。西がA氏と株の事でやり取りをするのは、鈴木の代理人の立場でもあった事は間違いない訳だから、鈴木が裏で関わり続けたことに、裁判官はもっと目を向けるべきではなかったか》(関係者より)

《鈴木は、自分にとって都合が悪くなった周囲の人間を切り捨て排除してきた。鈴木が関与しているのではないかと疑いのある出来事は、FRの天野氏の自殺、大石元専務の事故死、証券金融会社社長の吉川某の行方不明さらに香港で西が襲われた事件、A氏の代理人利岡が襲撃された事件等、数え挙げればきりがないほどある。鈴木が直接手を下してはいなくても、金と青田を使って工作した疑いが濃厚で、それだけに一つ一つの事件で説明をするべきだ。鈴木は、詐欺や横領、偽証といった悪事を日常茶飯事のように犯しているが、恐ろしい凶暴性も隠し持っている悪党だ》

《長年にわたり、右腕として鈴木を補佐してきたクロニクルの天野裕氏が京王プラザホテルの一室で自殺したのは平成23年8月3日の事だった。しかし、クロニクルは「早朝に自宅で、心臓発作で死亡した」と発表した。これだけの違いがある発表を指示したのは誰なのか。鈴木以外には考えられないが、自宅で病死ならば警察も検死して解剖されるのではないのか。そのまま病死で処理されたのは不可解だ》

《鈴木が親和銀行事件で逮捕される情報をA氏が3日前に知り鈴木に伝えたが、その時すでに鈴木は警視庁から事情聴取を受けていた筈だ。この時おそらくA氏は鈴木を気遣い、懇願された8000万円を貸し出したが、鈴木にしてみればチャンスとばかりに申し出たに違いない。人の心の動きを敏感に察知する鈴木は、A氏の自分に対する対応に付け込んだのだろう。そして更にピンクダイヤを持ち出している事を考えると、時計やピンクダイヤの売却代金や借入金さえも支払う気などさらさらなかった事が容易に想像がつく。A氏の親切心が鈴木をつけ上がらせてしまったのは皮肉であり、鈴木という人間の感覚は常軌を逸している》

《裁判官は、鈴木がA氏宛に書いた2通の手紙を検証したのか。この中には鈴木がこの事件の真相を吐露している箇所が多々ある。「合意書」も「和解書」も認めているではないか。裁判官の判決文は被告側の準備書面をコピーあるいはトレースしただけではないのか。そうだとしたら裁判官達の犯罪だ》

《鈴木よ、お前は裁判に完勝したと言っているようだが、それを認めているのはお前と弁護士達、青田そして地裁と高裁の6人の裁判官だけだ。良心ある世間の人達はこんな悪事を許さない。これから裁判官と弁護士達は法律家としての罰を受けなくてはならない。お前と青田は多くの刑事事件での罰が待っている。ここまでの記事が発信されてネット上でも世界中に情報が拡散している中でそれを逃れることはできない》(関係者より)  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(56)

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《「鈴木よ、モナコの高級コンドミニアムも、F1レースのスポンサー資金100億円も全部お前にあげるから、出てきて顔を見せろよ」とA氏は言うと思う。A氏は「人の心」「人道」を大事にする人だと思う。勿論、折角頑張って蓄えた資産も大事にする人だとは思うが、情に厚すぎて利息も取らないことも度々で催促もしない場合も多かったようだ。その点、鈴木は口先だけで他人を騙して金を蓄えただけだ。よく考えてみろ、高級コンドミニアムもF1レースの資金も合意書を無視したお前が所有してはいけない、騙し取った資産だという事が解っているのか。元を正せば全ての資産はA氏の物なのだ。A氏は金も大事に思っているとは思うが、お前のような強欲な人間ではない。全部自分の物にしようとは絶対に思っていないはずだ。お前は海外にある金は自分一人のものではないとA氏宛の手紙に書いているが、自分の分はいくらだ。出てきて正直に言ってみろ。もしかして、いつものように仲間と金の事で揉めて、今度はお前が不審な死に方をするかも知れないな。そうなる前にA氏に謝罪して今後の事を相談するべきだ》(関係者より)

《鈴木がいくら資金を海外に隠匿しているのか分からないが、犯罪で得た資金であり、脱税で積み上げた資金でもある事実は揺るがない。そしてここまで周知の事実となれば、どれだけ逃げても隠しても無駄である事は分かり切っている。法律の網を潜り抜け今までまかり通ってきた事が如何に理不尽であったか、鈴木自身が身をもって思い知る事になる》

《A氏が西の紹介で鈴木と会ったのは平成9年(1997年)の秋ごろだった。鈴木は、担保も無く保証人もいなかった。他の金融会社で高利(10日で1割以上)で借り入れをしていたが、利息も元金も返済できないで、どこからも借りられない状態に陥っていた。個人も会社(FR社)も破綻同然だった。西と鈴木がどんな言い方をしてA氏を説得したかは定かではないが、西と鈴木の懇願され融資を承諾した。西と鈴木の提案でとりあえず倒産寸前のFR社の手形を預かることになったが「期日の3日前までに精算するので銀行から取り立てをしないで欲しい」と西と鈴木に頼まれてA氏はその約束を守った。1回目は8月中に7000万円を融資した。A氏の協力で鈴木は高利で借りている先に返済をしていった。鈴木は融資の他に宝石類を持ち込んで言い値(1億2550万円)で買って貰っていた。ピンクダイヤとボナールの絵画も言い値の3億円で買ってもらった。しかし絵画は1度もA氏に見せたこともなく他の債権者に担保として預けていた。こんなこともありながらA氏は平成9年9月~平成10年5月までの10ヶ月で手形13枚を預かるだけで17億円あまりの金額を融資してあげた。この時点で鈴木は既に絵画の件で詐欺を働いていたのだった。しかしA氏は強く問い詰めもせず返済の催促もしなかった。西は全てを知っていながらA氏に忠告しなかった。2人ともA氏の恩情に付け込み大きな罪を犯し始めた。その後2人は様々な嘘をついてA氏を裏切り続けた。こんな悪党が世の中にいるのかと信じられない気持ちになった。その悪党の一人である西は己の罪の深さに耐え切れず自殺した。鈴木はこの西の自殺さえも利用して自分の私腹を肥やし、A氏との約束事を反故にし、今現在も安穏と暮らしている。隠し資産は今や1000億円以上とも言われている。こんな男をこのままにしておいていいのか。いいはずはない》(関係者より)

《一般に株価操作とは、ある会社の株式を高騰させ高値で売り抜ける為に市場で大量に買い付け一部投資家がこれに便乗して株価が高騰した所で高値で売り抜ける。これを前提にすると、鈴木が端から株の利益金を分配する気がなかったならば、A氏から多額の資金を引き出す名目とし、実際に買支え資金とする金で西に株を大量に買い付けさせれば高値誘導することができ、そこに一般投資家まで便乗してきて更に株価が高騰した所で高値で売り抜けられる。得られた利益金にはA氏が買支えのために出した資金がそっくり含まれている。株式市場を利用して利益金を目的とした詐欺である》

《鈴木は平成5年頃から長崎、親和銀行頭取にハニートラップを青田に仕掛けさせ、スキャンダルをでっち上げた。それをネタに総会屋や某暴力団組長から揺すられ親和銀行は窮地に陥っていた。鈴木は味方をする振りをして親和銀行に取り入り、相手方と組んで不正融資をさせた。西もそれを知っていて協力した。西はそんな卑劣な人間を何故A氏に紹介したのか。それは西も同系の悪党だからだ。A氏を欺いて鈴木に融資された資金を西も流用していたのではなかったか。この男も許しがたい事をしている。いつかは一発逆転してA氏に恩返しするつもりだったと思うが、日ごろ人を裏切っている人間にチャンスは来ない》

《今回の一連の株取引、つまり合意書に基づく株取引の発端は、西に宝林の買収の話が持ち上った事から始まっている。西は念入りに調査をし、西単独で交渉をし、800万株の買収資金3億円の出資をA氏に懇願し、A氏が了解して出してあげたところから利益に繋がる。全く何もしていない鈴木はここからあくどさを発揮する。資金を手にした後、宝林株の実際の取引の場に鈴木の知るフュージョン社の人間を立ち会わせ、全株を受け取らせ、金融庁に提出する大量保有報告書はやはり鈴木が手配した杉原正芳弁護士にやらせている。そして、取得資金の出所はA氏ではなく紀井氏の名前で作成されてしまった。全て鈴木の都合の良い人物を関わらせ、鈴木の手の内で実行された。西の油断も無視できないが、鈴木のあくどさは想像を絶するほどで、合意書の取り決めで鈴木は3分の1の分配金を受け取れない。しかし分配金を受け取れない人間が、利益の殆どを奪って逃げているのだから誰もが言葉を失ってしまう》(関係者より)

《A氏は、西と鈴木に疑念を持ちながら生来の男気と肝の太さが仇となって西と鈴木を強く糾弾することが無かった。2人はそれをいいことに、ありとあらゆる手段を使ってA氏を裏切り続けた。こんな悪辣な精神を持った人間は珍しい。西は自殺しても償えないぐらいの裏切りをした。何故、生きることを選択して少しでも鈴木の罪を暴く事に命を掛けなかったのか》

〖鈴木は株取引で得た利益を海外に隠匿しているが、その総額は1000億円を超えるとみられる。不正に蓄積されたにもかかわらず、裁判官はそれに一切着目せず、証言が二転三転する鈴木側に何ら疑念を持たず支持する判断を下した。裁判官は犯罪の隠蔽に加担していると取られても仕方ないだろう》

《鈴木は、FR社 の手形を使って借入を繰り返していた。青田を使って商業手形に見せかけていたのだ。また、おそらく手形で宝石を仕入れて支払期日までの間、商品を質入れしてその現金を流用する。期日になれば、同じことを繰り返す自転車操業で資金繰りをする。破綻するのは分かっていながら他人を騙して借金を踏み倒す、そして邪魔になる人間を排除しながら生きてきた悪党なのだ。表面化していない被害者も沢山いると思う。こんな人間を何時までも生かしておくと不幸になる人が増えるばかりだ》

〖鈴木はA氏を裏切り続け、これだけの多額な利益を殆ど独り占めし隠匿した一方で、A氏以外の債権者に金額にして20億円以上を債務の返済に充てていたと文中にあるが、本当に呆れてものが言えない。A氏でさえもこの株取引関連で資金調達をして、返済しなければならない相手がいるというのに、鈴木の自分さえ良ければどれだけ恩義のある人に対しても他人はどうでもいいという感覚は本当に許せない。明らかに横領をしている人間が、何故自由でいられるのか。世の中おかしい》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(55)

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《鈴木はA氏から過去の借金を棚上げにしてもらい、株取引に関する支援の約束を取り付けた。今までの経験を駆使して株で儲けられると確信的に強調した。FRという会社を生かしておいたのも株取引で上場会社を活用する為だったのだ。親和銀行事件で代表権もなくなり、取締役も退かざるを得ない事を逆に利用して裏で天野氏に指示を出しながらオフショアにペーパーカンパニーを設立し、プライベートバンクに仮名で口座を作って準備万端で株相場を本格的に開始した。株取引に関しての悪知恵だけは突出している。親和銀行事件で逮捕され、拘留されていた約半年間、拘置所は鈴木にとっては誰にも邪魔されずに次の悪事の作戦を練るための場所だったのか。まさに稀代の悪党だ》

《高級時計の販売預託に関して裁判官は「上代40億円以上という高級時計を4億で委託することが経済的に不合理で販売価格に対する客観的で合理的な説明がないから無効とする」という判決を下しているが、販売価格が高いか安いかなどはあくまでも裁判官個人の主観であって、いくらで委託しようが持ち主の勝手である。また価格決定の説明等不要だろうが、困っている鈴木を助けるためだが、問題はそんな事ではない。鈴木はA氏から高級時計を「売らせてほしい」と言って預り、13本のうち6本を6億円で換金している。その後代金も払わず時計の返品もしていないことだ。現在高級時計は鈴木に持ち逃げされた状態にあるというのに、この裁判官はどういう観点で物事を見ているのか。全く理解に苦しむ》

《鈴木よ、今まで読者たちは忠告しているのに無視しているから父親はともかく、お前の妹、妻、長男、長女の実名が記事に書かれて世間に公表された。我々読者の意見や取材班の事を馬鹿にしていると、だんだん追い詰められていくことになる。これは全てお前自身の責任だという事だ。お前の私生活が丸裸にされていくことを覚悟するべきだ。悪徳弁護士達も他人事ではない》

《A氏の代理人中本弁護士は、鈴木側のこんな滅茶苦茶な法廷戦法を指を咥えて見ていただけか。敵と同じ目線で同じ方向ばかり見ていたのでは負ける。せっかくの多数の証拠さえも宝の持ち腐れになってしまう。当然目線を変えて、合意書にしても銘柄欄が空白になっているのは何故か、和解書にしても何故和解書が作成されたのかなど、証拠をもっと有効に扱い存在意義と背景、経緯を徹底的にアピールするべきだった》

《鈴木が宝林株で杉原弁護士に作成させた大量保有報告書を金融庁に提出させたのは平成11年6月1日で宝林株800万株を買った翌日である。合意書作成の約1カ月前だという事はその時点で鈴木の計画は出来上がっていたのか。そうだとすると、非道極まりない悪人だ。親和銀行事件で有罪判決を受けて執行猶予中に次の犯行を開始していたとは、日本の法律を冒涜している証拠だ》

《鈴木は詐欺の常套手段として、相手と折衝する場合は自分はなるべく表に出ず、代役を立て何時でも責任を逃れる状況を作り、借金に対しては「今なら知人から借りて払えるが、この先は返済できるかどうか分からない」と言って5%か10%に損切りさせる。また全ての書類を完璧に回収するなど、こんな知能犯であり確信犯の詐欺師、鈴木とその恩恵に与る家族や身内共々世に晒して必ず懺悔させなければならない》(関係者より)

《鈴木の父親の徳太郎ほか、鈴木の家族の名前が公表された。鈴木は家族や身内が世間の目に晒されて平気なのか。父親の徳太郎はA氏が支援している西の会社から高額な給与を受け取っていた責任を感じていなかったのか。鈴木も、自分が死んだ後も家族や身内に辛い思いをさせてもいいのか。鈴木は責任を自覚してA氏に謝罪するべきだ》

《鈴木は自分を被害者にするためにA氏の印象を悪くする仕掛けをあらゆる場面で行っている。A氏が反社会的勢力と繋がっているというありもしない嘘で布石を打ち、和解書に署名したのは西が香港で殺されかけたという事件の容疑者にされるという不安と恐怖、側近の紀井氏に裏切られたという衝撃からだったと言い、A氏の会社でエレベーターを止められ監禁状態に置かれたとか、A氏と反社会的勢力の大物とのツーショット写真を見せられたと、まるで脅迫されたかのような虚偽の話を主張して、「強迫」の強調という長谷川弁護士の戦法が通り易いお膳立てをした。何処まで行っても卑怯なやり方だと腹立たしく怒りを覚えるが、裁判官はこの手法にまんまと引っかかってしまったのだから全く情けなく思う》

《鈴木の事を赤坂周辺のクラブスタッフたちも天野氏から聞いていることを投稿しているようだ。鈴木は金を持っていながらケチな飲み方しかしていないんだろう。飲食業界でも評判が悪く女性の口説き方も垢抜けないようだ。やっぱり男として全く魅力のない男だ》

《親和銀行不正融資事件において、鈴木は銀行の味方をする振りをして信用させ、それを逆手にとって莫大な融資を引き出している。同銀行の頭取ハニートラップを仕掛けて罠に嵌め、その現場を仲間の青田に撮影させたり、スキャンダルをネタに様々な形で銀行から融資という形で莫大な金を引き出した。A氏に対しても株価操作で得られる利益金の配当を名目に莫大な買い支え資金を出資させながら騙し取った。金を借りる時には土下座したり涙を流したりして、あの手この手で信用させ様々な口実を作っては金を引き出すという卑怯極まりない根っからの詐欺師である》(関係者より)  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(54)

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《鈴木は合意書を無効にしたい為に何回も証言を変えたが、この合意書が無ければ会社は倒産し、親和銀行にも山内興産にも和解金を払えなくて実刑になっていたはずだ。裁判で鈴木側の証言や陳述がいくつもの場面で二転三転しても鈴木側を支持した裁判官が裏工作に応じた疑いは消えない》

《A氏には宝林株だけでなく、他の銘柄でも利益を出すという計画を話し、「これが成功しないと二人(西と鈴木)とも社長への今迄の借金の返済が出来ません」と鈴木はA氏に株の出資を懇願した。A氏にしてみれば借金の返済につながるのであればと協力したと思う。しかし鈴木は宝林株の利益が予想以上に大きく、西に合意書の破棄を指示して「二人で折半しよう、そうしないとA社長からの借金すら返せないだろう」と、この時点で2人は合意書に違反している。このことは和解書でも認めている》

《自分の代理人弁護士達に「合意書は西がA社長から資金調達をするために自分が協力したに過ぎない」と言っている人間が10億円も出して何故合意書を破棄させようとするのか、鈴木の言っていることは支離滅裂である。平林弁護士は「こんな紙切れ1枚・・・」という発言をしているが、鈴木が合意書は処分しないとまずいと思っていたことは西への10億円の礼金で分かる。大事な証拠書類に対して弁護士が言う言葉ではない。交渉では鈴木の主張の辻褄が合わなくなり、長谷川弁護士が窮余の策として作成したのが乙59号証だった》(関係者より)

《鈴木は和解書作成後も何度となくA氏に電話を入れている。支払いの確認で具体的なやり取りまでしていて、その1週間後にA氏の会社を訪ねてその時も支払いの確認をしている。だが、約1か月後に掌を返したようにA氏の元へ手紙を送り付け、50億円の支払いを一旦保留にする旨を書いていた。しかし「和解書」の内容は鈴木が一方的に保留になど出来る訳もなく、身勝手な言い分である。鈴木は平林、青田を代理人にして窓口としたが、2人はさらに事を複雑にこじらせた張本人だった。この2人の出現が話を解決するどころか益々複雑にこじらせ修復不能にしてしまった。不可解なのは何故鈴木が約1ヶ月の間に気持ちを変化させたかである。最低でも50億円+20億円は支払うことについて、約束は間違いなく守ります、信用してくださいと言う鈴木の声が西のテープに入っている。平林と青田がその分を報酬として貰うために悪知恵を吹き込んだ可能性は高い》(関係者より)

《時効の事は詳しくないが、紀井氏に協力してもらって杉原正芳弁護士を私文書虚偽作成で告発してもらったらいいと思う。この時の株式大量保有報告書には最初の宝林株からの鈴木側の嘘を暴く決定的な証拠ではないかと思う。杉原は今でも弁護士かどうかは知らないが法廷での偽証は命取りになるので「知りません」では通用しない。この事から鈴木の悪事を暴くきっかけに掛けになるはずだ》

《裁判で鈴木が、言った事を言ってない、やった事をやってない、そんな事実はないと主張し、それが通用してしまった。理不尽と思うのは、原告側のA氏がたとえば電話で鈴木が言った事、約束した事を三者会談以外の出来事まで全て録音して書面にすることなど常識で考えても不可能なのに、鈴木が言った事や約束したという事実を全て証明しなければならず、片や鈴木は口先で全否定すれば済むという、原告と被告の関係性に非常に疑問を感じる。A氏は勝訴するのに十分な証拠や主張を用意していたはずなのに、最初から否定的な見方をされ、裁判官のやり方は明らかに鈴木の勝訴を目的としていたとしか思えない》

《西がA氏に鈴木の借金について「これから株の利益が大きくなるので40億円(年利15%での計算)を25億円にしてやってくれませんか」とお願いしに来た。どうせ鈴木に頼まれてのことかと思うが、本来は鈴木の借用書にも明記されているが、鈴木は年利36%、遅延損害金年40%で借りに来ている。その約束通りの計算では70億円をオーバーするが、それを25億円にしてあげたが、鈴木は西に10億円を渡したと言い残額の15億円の借用書を書いている。西は株の利益金として3人がそれぞれ5億円だが、自分と鈴木の分は借金返済の一部としてA氏に渡すとしたのでA氏はトータル15億円を受け取った。鈴木が債務返済分として西に、9月30日に持たせたと嘘を言ったのが15億円、鈴木の借金は元金で約28億円あったが、7月30日の15億円と合わせたようだ。と西が何かの思惑があっての数字合わせなのか。不可解に思うのは私だけだろうか》(関係者より)

《合意書に続き和解書までも証拠として認められなかったが、理由として三者間で具体的な協議や報告がされていなかったとしている。鈴木がA氏に意図的に会わずに報告を怠った事ははっきり分かったが、西に対してはどうだったのか。もし西が分かっていれば鈴木の代わりにA氏と何度も会っているから、西から報告を受ける事も出来た筈だ。西にも隠していたのか、それとも西は知っていてA氏に隠していたのかという疑問が残る。しかし株取引に詳しい西が経緯を知らなかったとしたら、なぜ鈴木に問い詰めなかったのか、それが出来ない弱味を西は鈴木に握られていたのか。いずれにしても鈴木という人間は、恩を受けている人に対してさえ平気で裏切る人間なので、弱味などを握られたら想像を絶するほどの扱いをする卑劣な人間だろう》

《裁判官は判決で「整合性が無い」という言葉を随所に使っているが、整合性が無いのは鈴木の言動と、裁判官の間違った判断だろう》

《鈴木が自ら進んで和解書を何度も読み直し、A氏が「訂正するところがあれば書き換えます」とまで言ったにも拘らず鈴木は真っ先に「問題ありません」と言って自ら進んでそのまま署名指印をした。鈴木の発言で60億円の利益だったが、合意書の問題を解決するために25億円ずつA氏と西に支払うとして50億円と記入した。さらに、A氏にお世話になったからと、あと20億円払いますとまで言ったので、西が「それも和解書に書け」と言うと、鈴木は「西の言い方が気に入らないので、和解書には書きませんが、信用してください」とA氏に言ったことから和解書には記入していない。だが、この時既に470億円もの利益が上がっていた事は後の紀井氏の証言で判明する訳で、いかにも自分の取り分はどうでもいいと言わんばかりの態度だが、実際には、70億円なんて鈴木にしてみれば痛くも痒くもなかったということだ。この辺りの悪だくみも躊躇することなく言ってのけたのだろうが、根っからの悪党ならではの手口である》(関係者より) (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(53)

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《原告代理人の中本弁護士の対応は敗訴につながる重大なものだった。特に「質問と回答書」(乙59号証)を反論もせず放置同然にし、A氏に証拠として提出されていることを知らせなかったのは言語道断だ。しかも、これに反論しなかったことで、暴力団との親密な関係を裁判官に印象付ける結果を招いたのではないかという懸念は的中していると思う。これは長谷川が一番に狙っていた戦術で、思惑通りになった。A氏側に比べ、鈴木側の物的証拠は「確認書」(平成11年9月30日付)しかなく、A氏と暴力団というありもしない関係をもっともらしく作り上げて裁判官に強烈に印象付けることが勝訴するための最善の策と考えたに違いない》

《裁判官は、A氏の貸金返還請求については鈴木の債務存在を認めた。その処理には大きな問題は残るが、大事なことはその審理の過程で鈴木がついた嘘の内容を裁判官は忘れてはいけなかったのだ。株取引関係の裁判での言動の中にも同じような嘘が沢山あった。それを見抜けなかった裁判官は準備書面をよく読んでいなくて、事実関係を整理していなくて、理由と結論を的確にまとめていない、つまり能力不足というか、職務怠慢というか呆れて何も言えない》

《長谷川弁護士の法廷でのA氏に対する誹謗中傷、人格攻撃、A氏に対する暴言等、その傍若無人な振る舞いはまさに「弱い犬ほどよく吠える」の譬え通りで、法廷戦術もあったろうが、鈴木を弁護するに当たって長谷川は鈴木のあくどさを知り尽くしているとみられるので、この方法しか取りようがなかったのではないか》

《高裁の3人の裁判官は、まともに審議せず短期間に地裁の判決通りに結審させた。地裁からどのような申し送りがあったかは不明だが、これ以上裁判を長引かせては不都合があったのか? 元裁判官の瀬木氏の著作「絶望の裁判所」と同じではないのか。そうであれば日本の司法界は絶望的だ》

《鈴木にとって青田の影響は小さくない。ある意味でこの青田の存在が一番のガンかもしれない。鈴木の裏の力を補強するもので、汚れた仕事の発案と実行役を兼ねている。A氏の関係者が青田の自宅を訪ねた際に、「A氏がヒットマンを差し向けた」とか「A氏はヤクザ者でシャブ中だ」と喚き立て、警察の介入が必要になるほどの興奮状態で取り乱したらしいが、A氏に対しての警戒心や恐怖心の表れだろう。蛇の道は蛇と言うが、青田の異常なまでの動揺は裏社会を生きてきた人間であるがゆえに、A氏の底知れぬ人間力を薄々感じ取っているのではないか》

《金の魔力は恐ろしい。西と鈴木はA氏に莫大な借金があって、どうしたら返済できるかを模索していた。このままだと二人共、破滅の道をたどるしかない中で、西が宝林株の譲渡情報を掴んだ。西はこの情報を調査し、宝林株で復活できるかも知れないと思ったが購入資金が無い。確かな手ごたえを感じていた西はA氏にお願いに行った。西の説明を聞いたA氏は購入資金3億円を支援することにした。しかし、宝林の株はたいした好材料が無い為に全く上昇の兆しが無かった。上昇させるには買い上がりする資金が必要だった。西は鈴木と相談して買い上がり資金を支援してもらう為にA氏を訪れた。今度は、普段は無口な鈴木が熱弁を振いA氏を説得した。二人の説得にA氏も了承した。西の提案で、三者で「合意書」を作成してスタートした。そしてA氏の資金で宝林株の価格が上昇の兆しを見せ始め、相場師の西田晴夫も参戦して宝林株は急上昇し始めた。そして想定していなかった莫大な利益が上がった。これで鈴木の悪党としての本性が目を覚ました。鈴木は「合意書」を交わしたことを後悔した。西を利益折半をエサに唆し「合意書」の破棄を指示した。報酬は10億円。西も金の誘惑に負けた。ここから二人のA氏への裏切りが始まった。鈴木はA氏との接触をできるだけ避け、西がフォローした。そして、約1か月後に株の配当金、5億円ずつを二人の返済金として10億円がA氏に届けられた。A氏はおそらくここで安心したのだと思う。これが鈴木の巧妙な罠だったのである。これ以降は株の配当金も貸付金の返済金もなかった。宝林株で約170億円もの利益が上がらなかったら、こんなことにはならなかったのではないか。悪党たちの金に対する強欲さが二人を狂わせ、人間として最も大切な仁、義、恩、謝を忘れてしまった。そして挙句の果てに西は自殺。鈴木だけが1000億円以上の利益を隠匿して悠々と生き延びているように見える。これはA氏との裁判で悪徳弁護士達と裁判官を金の力で味方につけた結果である。この鈴木や悪徳弁護士達、裁判官達は天罰を受けなければならない》(関係者より)

《この事件から見えてくる事実は、核となる株取引は全て「合意書」に基づいて行われており、同時に鈴木は全てその「合意書」に違反している。従って鈴木は利益配分を受け取る資格はないという結論になるはずであった。原資は全てA氏が負っているので「何らかの入金があった時には一旦全ての金をA氏に入金することになっていた」。これは第三者が聞いても当然の事であるが、鈴木は従わず、ほぼ全利益金を隠匿したのである。裁判官が株取引が全て「合意書」に基づいて行われていた事実に気が付いていたら、というよりも当然気づいているし、今後全ての株取引と明記されている。そして「合意書」の存在意義を重要視していたのなら、切り捨てるなどという大誤審の引き金になる判断は絶対にしなかった筈だ。そして、鈴木を野放しにしたツケが回り問題が拡散して世界中を巻き込む大事件になっている》

《証券業界は一般の人が考えられない金が動き、考えられない事が罷り通る。証券界では、ある程度の取引実績と口座さえあればパソコンや電話で売買ができる。貴金属宝石業界では高級時計や宝石をアタッシュケース1つで数億円の商品を持ち歩き数億円の取引も可能なのだ。しかし、両方に共通するのは大きな資金が必要だという事だ。少ない資金で出来なくはないが、それではビジネスチャンスを掴めない。周囲の金の動きを見ていると金銭感覚が麻痺する。目の前にある金が全部自分の物だと勘違いし、自分が大きな人間になったような錯覚に陥る。他のビジネスも同じだが株も宝石も仕入資金、経費が当然必要になるし、大きなリスクも背負わなくてはならない。そこで資金力のあるスポンサーが必要になってくる。スポンサーに購入資金を出してもらい、株の場合は値を上げるために買い上がり資金も必要になってくる。当然に利益が出た場合は純利益の中から配当をしなければ誰もスポンサーにはなってくれない。最初は地道に商いをしてスポンサーにも配当を出しながら自分の資金もプールしていく。大きな波が来た時にはスポンサーに協力してもらえるように信用をつけていく。これが理想であり、成功の秘訣だと思う。しかしこの両業界には悪魔が住んでいるのだ。両業界の人達には大変失礼だが、強欲で悪質な人間が蠢いている。詐欺、横領、時には自殺、殺人事件等、何でもありだ。鈴木は、国内外(ほぼ国外)に1000億円の隠し資産があると言われているが、スポンサーに元金も返さず、協力してもらった買い上がり資金も返さず、利益配当も渡さなければ金は貯まり放題なのは当たり前だ。いくら「自分で考えて、資金移動も自分でして」と言ってもそれは最初の資金があったからだということが分からなければ人間ではない。お前の資産はお前のものではないという事を知れ》

《鈴木は全てから逃げている。証言にしても自分の言動や行動に責任を取らず否定し続け、なかった事にして偽の空間を作り出す。そしてA氏が反社会勢力と繋がっているかのように話すが「聞いた話」とし、しかももう証言を聞けない西から聞いたという逃げ道を作り、裁判官の心証に悪影響だけは残る展開をする。そして向き合おうとせず鈴木自身も逃げ続けているのだから話にならない。これだけ卑怯で姑息な人物が今まで罰せられないのはどう考えても理解できない。他の人間が全て犠牲になっている。今後はその何倍もの罪と罰が覆いかぶさってくるのは当然のことだ》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(52)

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《A氏と西義輝、鈴木義彦の3人で「合意書」を作成し、各々が役割を全うして行こうと取り決めた最初の宝林株の取引で利益が160億円も上がり、この巨額さに西も鈴木も目が眩み2人の強欲な本性がむき出しになった。しかし、鈴木は西以上にずる賢く立ち回り、西を唆してA氏を外して利益を折半しよう、そのための合意書を破棄して欲しいと画策した。西もその気になって鈴木に洗脳された格好だが、結局は鈴木に利用されるだけ利用されて追い詰められ命を縮めることになった。鈴木に許されるところは一つもない》

《裁判官が数々の証拠の中でも、紀井氏の証言までも無視したのはどうしてなのか。最も鈴木に近く、取得した株の売りを全て任されていた人物で、各銘柄の株取引の内訳を「確認書」という書面にまとめて、鈴木が殆どの利益を海外に流出させ隠し持っている事実を法廷の場で証言している。これは紛れもなく合意書に基づいて株取引が行われ、同時に鈴木の隠匿、契約違反もはっきりした筈で、合意書の無効を言い渡す理由はなかった筈だ。もし、鈴木側にいた紀井氏が鈴木に反旗を翻して証言したことが裁判官の心証を悪くしたのだとしたら内部告発など有り得ない訳で、これは考えにくい。では何故か、何らかの裏工作があったとしか考えられないではないか》

《考えてみれば鈴木も身内に爆弾を多く抱えている。青田光市、長谷川元弁護士、平林弁護士、フュージョン社の元スタッフ達と数えるとかなりいる。自分の周囲は敵だらけだという事が分かっているのか。この連中をそのうち排除しなければ枕を高くして寝られないだろう。一人でも重い口を開けば、鈴木の破滅につながる導火線に火がつくぞ》

《平成18年10月16日に開かれた三者協議の場において、ようやくシラを切っていた鈴木が「合意書」の事実を認めたが、すでに利益を分配していると言い出す始末だ。また、この時に鈴木が平成14年6月27日に15億円の借用書を作成した際に「西に返済金として10億円を渡している」と言った件について西が追及し、実際は「合意書」破棄を目的とした西への報酬であった事も判明したが、ここまできたら西もA氏に利益の総額が470億円であることを明らかにして全てを精算し、リセットするべきだったと思う。三人で交わした「合意書」の取り決めは一体何だったのか。大金が絡むと本性が現れるというが、リスクを負って資金を出しているA氏が一番「合意書」に忠実だったのは間違いないだろう》(関係者より)

《鈴木の公私混同、私物化は実に甚だしい。西の会社から黒のベンツやガソリン代、維持費を要求し、さらに鈴木の愛人と鈴木の実父にそれぞれ50万円、60万円の給料を支払わせ、それに伴う費用が約2000万円と、とんでもない要求ばかりである。鈴木という人間には真っ黒い血しか流れていないのではないかと思う程に「悪」の文字しか連想出来ない。鈴木の邪悪さは吐き気がする》

《A氏は、西から15億円を受け取った。5億円は株の利益配当金。10億円は5億円ずつ二人の借金の返済金。A氏はこの時、鈴木と西の事を「合意書を守って頑張ってくれている」と安心したのだろう。5000万円ずつ、計1億円を「君たちもいろいろともの入りだろう」と言って渡したという。こんな肝っ玉の太い人はいないだろう。莫大な貸金が残っていて殆ど返済されていないのにここまで二人を思いやっている。鈴木は翌日の打ち合わせの時に礼を言っている。この時、鈴木と西はどんな気持ちだったのか。この時、自分たちの裏切りを反省して、それこそ土下座をして謝罪していれば、三人の関係は修復出来ていたと思うが、今更言っても空しいだけだ。「見せ金」としてA氏に渡した二人は、それ以降裏切りを増幅させて行った》

《今回の裁判において、裁判官は「株取引の利益配分と三者間での協議の回数が少な過ぎるので株取引の効力が継続されている事は疑わしい」と認定したが、回数が多かろうが少なかろうが「合意書」に基づいた株取引が継続されていれば関係ないだろう。そもそも鈴木が裏切って株の利益金を勝手に海外に移し、着服横領している訳だから利益を分配する気など鈴木には微塵もなかった。また鈴木は逃げ隠れして、所在を不明にしていたのだから協議しようにもできない状態ではないか。全くこの裁判官の判断は理解に苦しむ。裁判官の能力不足もさる事ながら、癒着の疑念を強く感じる》

《サイトの取材班は関係者から非常に詳しい内容を聞き出していて本当に見事です。鈴木は親和銀行からの不正融資の際、偽造ダイヤや価値のない岩手の土地40万坪を差し入れて100億円以上の莫大な資金を手にしている。加えて親和銀行の法律顧問に西の紹介した弁護士を配属させ、またしても価値のない油絵を担保に更に20億円の融資に成功している。しかもそれに終わらずA氏から借りた大量のリトグラフも担保にして15億円の融資をさせた。そして暴力団の組長を裏で操り親和銀行に脅しをかけさせその解決金としてFR社は30億円も手にした。あまりの極悪振りに開いた口が塞がらない。親和銀行の味方であるかのように振舞い信用されている事を逆手に不正な融資を引き出す。相手を信用させ出資させる手段、これはまさにA氏に対する騙しの手口と同じである》

《利岡の襲撃事件は中途半端に終わっている。当事者は利岡だから利岡が相手方の暴力団組長と示談をしてしまった。どんな話し合いがあったのかは誰も知らないが、A氏にとっては納得できなかったのではないか。この事件には鈴木と青田が関与していたことは分かっていたが、裁判には何の影響もなく終わってしまった。A氏の代理人弁護士は何をしていた。全くA氏の役に立っていない》

《鈴木は株取引に於いて、自分の存在を隠すために名前は一切表に出さず、株の取得はペーパーカンパニーの外資名義で行い、西に株価を高値誘導させ、紀井氏に投資会社等を経由させ高値で売り抜けさせるという、こうした一連の取引の実態を裁判官がどこまで理解していたのかは疑わしく全く見抜けていなかった。案の定、何ら検証もせずに安易な判断しか下せない。裁判官になる人間は実社会での経験が全く無いのだから、検証努力もしないで理解できる訳がないだろう。こんな役立たずの裁判官に裁く資格は無い》(関係者より)  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(51)

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《この読者投稿欄には鈴木や青田ほか代理人に対する怒りが満ち溢れている。それほど鈴木のやっていることが余りに人でなしで、自分の金銭欲のために誰かれ構わず利用して犠牲にする。時には相手の命に関わることでも青田を使って平然とやってのける。青田も代理人たちも鈴木からの報酬を当てにして違法行為が当たり前になっている等、どれも目に余ることばかりに怒りが収まらないのは当然で、日を追うごとにその勢いが強くなっているのが分かる。そして鈴木が捕まるか自ら現れて謝罪をしてけじめをつけない限り読者からの投稿も減ることは無いだろう。鈴木は追い詰められ逃げ場が無くなる道しか残っていない事を自覚するべきだ》

《鈴木と付き合いが長かった証券金融業「五大」の吉川某という男がいた。周辺関係者の話では彼は鈴木が海外へ行く時や単独で行く時、利益金の運び屋的な仕事をして鈴木を手伝っていた。その吉川も鈴木とトラブルが続き、そのうち消息不明となったという。吉川の知人が鈴木に「吉川はどうしたのか」と聞いたが「あいつは死んだ」と表情も変えずに答えたという。吉川は鈴木の利益金が海外のプライベートバンクの口座に溜まっているのを承知していたようだ。ここにも鈴木の秘密を知る人間がいて消息不明になっている。鈴木の周辺には不可解なことが起きすぎだ。これは単なる偶然で済ませられる話ではない》

《鈴木に関して事情を知る多くの関係者達によると、実父の徳太郎が「息子と青田は悪だが天野は常識人だ」という話をしていた事から、父親は息子の悪党ぶりを十分に認識していたのは間違いない。それなのに親として息子の悪事を正すどころかその恩恵に与っていたから何も言えなかった。金の力の前では親でさえ黙って見過ごさざるを得なかったようだが、これは家族(妻の恵子と息子の勝明、娘の久子)や鈴木の妹(徳田邦子と亜弥と沙弥の2人の娘)、鈴木の愛人(サラ)も同様だ。他にも愛人が9人いたようだ。鈴木も青田(姉の睦子と義兄の杉本富利)もそれを承知で好き放題のことをやっているのだから、重い責任を全て自身が受け止めることは当然だが、家族や身内にも大きな責任がある。現実に何十年もまえの事件になるが、オウム真理教事件での麻原教祖の娘たちは他人の何倍も努力をしているようだが、真っ当な日常生活を送ることもできず、また宮崎勤の女児連続殺人事件でも家族や身内は離婚や辞職、就職の取り消しなどに追い込まれ、自殺や一家離散の状況に陥った。鈴木だけではない、長谷川の家族や身内も同様だ》

《西義輝の子息、内河陽一郎は毎年西の命日(2月7日)に何を思うのか。鈴木との関係が勤務先に色々ばれるとまずいとか、鈴木からの報復が怖い等と言い訳を言って協力を拒んだらしいが、親の仇討ちを果たそうという気持ちは微塵もない様子には本当に呆れる。人として父親を自殺に追い詰めた人間に対して当然抱く気持ちであり、これは万国共通だ。日本では武家社会においては慣行であり制度化さえされていた時代もあった。実の息子とは思えないほど無責任で情けない男だ。それでいてカジノで散財したり、好き勝手に親子で投資をやっていた。それに多くの関係者は、西の前妻が西のミスを全て周囲の人間たちが悪いと言って怒鳴りつけ、その悪態は手の付けようがなかったと言うが、結果的には西も前妻も自殺した。西と前妻の子供である陽一郎を見ると、2人の身勝手さはよく理解出来ると言う》(関係者より)

《長谷川と平林弁護士はあたかもA氏と暴力団との関係が親密だったという偽証を「西から聞いた」と言って裏付けようとしたが、もし本当の話であれば、数えきれないほどの飲食の場でその類の話が一度や二度は出てもおかしくはなく、全く出ないという方が不自然だ。正に死人に口なしでデタラメな嘘を構築して死んだ西に責任転嫁したほか様々な法廷戦術を駆使して、A氏の信用失墜を計ろうとした。弁護士の基本倫理として「職務基本規程」第一章の第五条に唱ってある「真実を尊重し、信義に従い、誠実かつ公正に職務を全うする」に明らかに違反する行為だ》

《一銭の金も無いどころか借金まみれの鈴木はA氏から金銭面で全面協力してもらったおかげで、自己破産や自殺を免れる事ができた。今があるのもA氏との出会いがあったからこそではないか。その事は鈴木自身が一番よく理解しているはずだ。苦境に立たされていた頃を思い出せ。謝罪するチャンスは今しかないと思う。これ以上、この事件の詳細が明白になれば、家族ともども身の置き場はどこにもなくなる》

《エフアール社の監査の都合上A氏が温情で手形の原本と共に出した、決算対策の為に便宣的に作成した「確認書」を悪用してA氏に対しての債務は完済されたなどと恩を仇で返す様なやり方は実に卑劣極まりない。鈴木側からの唯一の物的証拠だが、これが間違いなく決算対策のために便宜上作成したものであることは同日の手形13枚の合計額の借用書と鈴木に渡す確認書が便宜的に作成したものであることを記した確認書がある。このようなやり方は鈴木にとっては常習性が感じられる。親和銀行事件や山内興産事件にしてもやり方がそっくりだ。少なくとも同様の事件があった時は裁判官は参考にするべきだ》(関係者より)

《地裁判決での裁判官の合意書についての見解が「株取引合意において定義されるべき分配対象利益の内容及び範囲は余りに無限定というべきもの」とか「・・・・最低限必要な程度の特定すらされていないものと言わざるを得ない」ということだが、これはあきらかに的外れの品田裁判長の個人の意見で、合意書と和解書の内容や直筆の署名を見て、このように判断する人間は少ないはずだ。2点の書類作成の後の行動ですぐに分かる。西に合意書破棄を10億円を払って頼んだ事実、和解書作成後の複数回の電話での追認と1週間後の鈴木一人でのA氏への来訪並びに支払約束に関するお願い事をした事実等で分かるはずだ。「合意書」の内容や作成の経緯を確認していればこんな見解にはならない。最低限必要な条件は全て満たされているし誰が見ても理解出来る内容だ。品田裁判官に聞きたいが、株取引のスタートの段階でこれ以上何が必要だと言いたいのか》

《今回の鈴木の裁判の判決に対しては誰もが誤審、誤判と考えている。裁判官の認識力が余りにも市民感覚とかけ離れ過ぎていて、不正があったことさえ疑われるのは当然だ。考えてみれば勉強ばかりで実社会での経験が全く無い人間が裁判官になっている。こんな人間に公正な判断など出来るとは思えない。弁護士や政治家は自分(原告本人)で選ぶ事が出来るが、裁判官は原告が選ぶ事が出来ない。判決を下した裁判官を訴えたいぐらいだから、弾劾裁判は絶対に必要だ》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(50)

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《西が残したレポートを見ると、2人が密約を実行するためにお互いに駆け引きをしている部分がある。その中でA氏が話題になっているところがあり、鈴木は「A氏にはもう返済済みだから関係ない」と自分勝手な事を言っている。しかし、それを聞いて西は鈴木を諫めようともしない。何という輩だ。2人共、自分の欲だけしか考えていない。救いようのない連中だ。これが2人の本性だ》

《鈴木は合意書の署名について「A氏からの資金提供を受けるために必要だと言う西に協力して、書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった。事実、その後A氏とは株の話を一切していない」と主張している。常識で考えれば、お互いに約束して書類を交わすというのは署名・押印(拇印)すれば正式に本人の意思として認められるものではないのか。それだけ重要だから責任を持って署名・押印するのではないのか。そうして作成された合意書に、よくもこんな言い訳や言い逃れを鈴木は言えるものだと呆れるばかりだ。しかも鈴木の言い逃れを裁判所が認めてしまった事実は信じられないし、そんな事を許していたらどの様な書類でも後で無効にすることが可能になる。裁判での鈴木のほとんど全てと言っていいウソの証言や陳述からも、鈴木がいかに約束事に対して無責任で相手を騙そうとしているかという鈴木の人間性が露わになっている》

《鈴木、長谷川弁護士は今回の裁判ではあたかもA氏が「反社会的組織」と親密な関係にあったなどという印象操作を工作したが、長谷川が鈴木の弁護をした親和銀行不正融資事件において、鈴木は青田を使って親和銀行頭取(当時)をハニートラップにかけて恐喝するなど、自分達が暴力団まがいの事をやってきているじゃないか。長谷川も鈴木のやり口をよく分かっているはずだ。自分達のことは棚に上げてよく言えるものだ》(関係者より)

《西はA氏から200億円以上の株買い支え資金を受けたはずだが、全てが鈴木の指示で株の売買に使ったわけではなさそうだ。株取引以外の資金、息子の陽一郎と自身の別の投資に使って損失を出したり、カジノで遊興したり、あるいは愛人の一人には高級スポーツカーの新車を買い与え、別の愛人にはソウルに豪邸を買ってやる、さらには西の妻に出身地の秋田の角館を名前にした店を銀座に出すなど、とんでもない流用が発覚している。そう見ると西の裏切りも相当にあくどい。長年A氏に世話になりながら、何故そこまで嘘がつけるのか。揚げ句に西は全ての苦労をA氏に背負わせて勝手に自殺をしてしまった》

《どう考えても長谷川が主張した「強迫」「心裡留保」など最初から最後まで有り得ない。例えば鈴木自身がA氏の会社を訪れて、和解書に記した50億円の支払方法について鈴木自ら再確認したり、平林弁護士もA氏と最初に面談した際に開口一番「50億円で何とか手を打って頂けませんか。50億なら鈴木もすぐに支払うと言っているので」とA氏に持ちかけたり、鈴木からA氏に送られた2通の手紙にも強迫とは程遠い内容の文面になっていて、和解協議の模様を録音したテープを良く聞けば、鈴木が強気ではっきりとした口調で西に詰め寄る場面もあったのに、何故裁判官は鈴木の主張ばかりを採用して、A氏の主張を切り捨てたのか。理解不能な謎は鈴木と長谷川、そして品田裁判官にきっちりと説明させなければならない》(関係者より)

《西はA氏から援助してもらった資金の一部でファーイーストアセットマネージメント(FEAM)という会社を設立したが、鈴木の都合のいい様に資金を使われ、鈴木の全ての要求を容認した。鈴木に高給を出しただけでなく、父親の徳太郎と愛人にも給与を出し、鈴木には運転手つきで高級車を手配までした。こんなことを西は何故許したのか。西も馬鹿ではないと思うが、それほど自分の弱みを握られていたのか。鈴木は高級車(ベンツ)、高額給料、父親や愛人の給料、運転手の給料、車両費用、そして、当時は親和銀行事件の公判中だったFR専務の大石氏に口止め料として5000万円を大石氏の妻に渡した。大石氏も鈴木の弱みを知っていた可能性が高いが、突然の交通事故で亡くなっている。これは鈴木も西も正気の沙汰ではない。鈴木は後で返済すると言ったそうだが、それを信用した西は本当に馬鹿としか言いようがない》

《鈴木は親和銀行不正融資事件で約17億円、山内興産の件で4億円超をそれぞれの和解金として支払うことが出来なければ判決で実刑を受け服役していたはずだ。両方合わせて21億円超という多額の和解金は、普通一般的には支払い不可能だ。だが鈴木の場合「合意書」に基づいた株取引のおかげでその利益金から、結果的に横領して和解金の支払いに充てる事ができた。本来なら最初に取り組んだ「宝林」の株取引で約170億円という利益があった訳だから、自分の取り分から十分支払いが可能で有り、邪な考えを起こさなければ鈴木もこれを機に人生の再スタートが切れていたはずだ。しかし、鈴木のひどい裏切りややり方を見ると、魔が差したということではなく、計画的に実行した確信犯だ》

《裁判に於いて紀井氏の証言は重要だった筈で、注視しなければならなかったのに裁判官はどういう判断で退けてしまったのか。紀井氏だからこそ聞くことが出来た鈴木の隠匿資金の実態や鈴木の本性とも言える証言が一切採用されていない。特に和解書作成後の「100億円以内で済んで良かった。香港の口座はバレていないかな?」などの生々しい証言は、鈴木が470億円以上の利益を株取引で上げ、それが海外に隠匿されているという、A氏を騙した決定的な言葉ではないか。紀井氏の証言はそれほど重大だった。香港の口座にしても海外に隠匿する手法で利益を隠している動かぬ証拠となるのに、裁判官は何一つ注目していない。この証言も掘り下げて検証するべき一つだった》

《鈴木のやり方は、宝林株購入資金と買い支え資金をA氏に出させ、株の取得名義は自分が海外に設立したペーパーカンパニーにするというものだった。利益の隠匿はオフショアに設けたプライベートバンクで、このやり方は特別なテクニックではないと思うが証券取引監視委員会(SEC)や国税庁は何処に目をつけているのだ。当時の鈴木は証券界では名前は売れていたが、いい評判は一つもなかった。志村化工株の件では目をつけていたはずではなかったのか》

《鈴木という人間は、人生のどん底から救ってもらった恩人との約束や誓いを、司法の場でものの見事に裏切り、恩を仇で返す仕打ちをした。これは人間として言語道断で、決してしてはいけない行為だ。盗人猛々しいとはまさに鈴木の為にある言葉だ》

《鈴木は、西田グループと共同で仕手戦を展開し、利益を出している。有名な相場師の西田晴夫も、警察や国税庁に目をつけられ逮捕されているのに鈴木だけがうまく逃げ延びている。西田の側近の白鳥女史も証券取引等監視委員会と国税庁から内定調査を受け、海外に逃亡して未だに帰れていないという。鈴木は周辺で行方不明になっている多くの人間について説明するべきではないか》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(49)

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《鈴木義彦が通信業者へ記事削除の申し立てをしたようだが、何を目的としているのか。鈴木も世間の風評が気になるのか。冗談を言うな。裁判に勝訴したからと言って、お前の悪事は消えることは無い。文句があるなら姿を現して抗議すればいいじゃないか。それとも裁判所に訴えてみるか》

《早い段階でA氏が勝訴していた裁判の筈だった。3年もの月日をかけて審議する必要があったのかが、そもそも疑問だ。鈴木と長谷川弁護士が自分の都合(時効を視野に入れ、ペーパーカンパニーに隠匿している裏金のロンダリング)を有利にするために、ダラダラと姑息な時間稼ぎをした感は拭えない。それに比べて控訴審はあっという間に終わってしまった。控訴審こそ時間をかけて証拠の再請求や検証などを行うべきだった。この一連の裁判は、全てが鈴木に有利に事が運んでいると感じる。鈴木と長谷川の虚偽証言や虚偽陳述を追及する場が絶対にあったはずであり、追い詰める事も出来たはずだ。それを見逃したA氏の代理人弁護士に、これだけの重大な裁判に臨む覚悟があったとはとても思えない。それに当時自費出版で本を出したり、結婚して子供ができたり、毎晩酒を飲む癖もあったようだが、これでは勝訴は無理だ。それにしてもこの裁判の裁判官たちは酷すぎる。特に品田裁判長は異常としか言えない。今後の日本の法曹界への悪影響が大きすぎる。弾劾裁判か再審しかない》

《裁判官は、鈴木と西が株取引の配当金として払った金を勝手に借入金の返済と誤認して相殺してしまったが、その様なことがあっていいものなのか。合意書と和解書を無効にするような無謀な判断をしたために、平成11年7月30日に西が「株取引の利益」と言って持参した金の処理に困って苦し紛れに鈴木の債務の返済金にするしかなかったとしか言いようがなく、また合意書が無効だから和解書も無効というのはとんでもない認定の誤りだ。鈴木自身も合意書は当然認めていて、破棄させるためにケチな鈴木が西に10億円を払ったことも認めている。前代未聞の裁判官だ》

《この読者投稿はサイト側に相当な数が送られているに違いありませんが、サイト側が全部載せていないで、中には過激な内容もあるはずです。鈴木義彦という人間が余りにも悪すぎるために、ここまで我が事のように心穏やかではいられないという内容は他にありません。司法が間違えた鈴木事件の判決。同じ間違いが二度と繰り返されない為にも、これら大勢の怒りの声が鈴木を追い詰める重大な役割を担ってくれると思います》

《当初、鈴木による記事の削除申立は「東京アウトローズ」の西の自殺に関する記事に限られていた。西は鈴木の株取引のパートナーであり、鈴木自身が西を自殺に追い込んだ張本人であることから、少しでも背徳感や罪悪感の意識からきた削除要求ならまだしも、自分に起因する記事が掲載されること自体が目障りでしょうがなかったのか。しかし、その後に公開された記事は削除申立をした記事よりも質量ともに数百倍もあり、多くの証拠も添付されていたにもかかわらず、鈴木は何の抗議も反論もしなかった。いや、できる訳がない。そう考えると、記事の削除申立は苦し紛れの嫌がらせに過ぎないことが見て取れる》

《裁判の場で鈴木側の弁護士等は「強迫」とか「心裡留保」という言葉を使い、裁判官の印象を操作する言い逃れをしているが、このしっかりとした取材に基づいた記事の何処を読んでも、そんな言い訳が通用するようなA氏の振る舞いや関係者の証言は一切無いではないか。それどころか、読み進める度に鈴木の悪行が色濃くなるばかりだ。鈴木と長谷川による後付けにも程があるというものだ。余りに苦しい言い訳に呆れてしまう》

《利岡襲撃事件、香港での西の殺人未遂事件は、鈴木側はこの事件とは別物だ、関係ないと言い張るが、鈴木の犯罪を暴くには極めて重大な出来事だった。裁判官は何故この二つの事件を詳しく検証しようとしなかったのか。この事件は鈴木と青田の暴力団との癒着や、香港マフィアと鈴木の繋がりが隠されていると思う。また、平林弁護士は暴力団の総長と2回以上も面談しているという不審な行動の動機も明らかになるはずだった。青田光市が20年来懇意にしてる暴力団のNo.2の楠野伸雄との関係を考えると、この裁判は事件の核心を外して、うやむやにしていることばかりではないか》

《合意書に基づいた株取引はなかったと、恥ずかし気もなく言い放った鈴木だが、西が株取引に係る資金支援をA氏から受けるにあたっての念書や借用書等をA氏に差し入れているのは紛れもない事実である。「合意書」に基づく株取引を鈴木と西が実行して、A氏が資金の支援をしたという事実を裏付ける重要な証拠はいくつもあるし、最後には鈴木も和解書にサインして、その後も何回も追認している。裁判では「強迫」とか「心裡留保」と訳の分からないことを言っているが、和解から1週間後にも一人でA氏の会社を訪ね、「海外に口座を作って欲しい」等といくつもの勝手な希望を言っていたくらいだ》

《西が自殺前に関係者20人前後に送った手紙(遺書)がある。裁判官は特にA氏と鈴木宛に書いた手紙をどんな気持ちで読んだのか。裁判官はこの審理の中で手紙の内容に何も触れていないからだ。という事は、完全に無視したことになる。裁判官たちが、西のA氏と鈴木宛の遺書を読んで、全ての証拠を見ていたら、このような判決は100%有り得ないはずだ。裁判官は能力も無ければ人間としてもお粗末すぎると言わざるを得ない》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(48)

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《今回の裁判では誤審を疑われる「有り得ない判決」が下されたことで、より一層多くの読者の関心が高まったと思う。今まで鈴木に関して刑事責任が問われる可能性を言及してきたマスコミ関係者は、今後もさらに厳しく追及していく事になるに違いない》

《普通、事件は時が経つにつれて当事者も周りも記憶が薄れてゆくものだが、この鈴木の事件に限っては全く当て嵌まりません。A氏が今どのような気持ちでいるかは分からないが、むしろ関係者の怒りは時が経つにつれ明らかに激化しています。その原因は勿論A氏を裏切ったまま鈴木が今も私腹を肥やし続け逃げ回っているからに違いありません。この先、早い時期に鈴木自身あるいは鈴木の周辺で何かが起こる気がします。それだけのエネルギーを間違いなく感じます。もっともそれを一番に恐れているのは鈴木自身に他ならない》

《鈴木の嘘は数えきれないが、貸金返還請求の部分については単純なので嘘だとすぐに分かる部分は多くある。他にもピンクダイヤと絵画の件もA氏に言い値の3億円で買ってもらって、絵画はすぐに持参すると言って鈴木が持ち込んだのはピンクダイヤとプラチナの爪のみだったが、当日3億円がA氏から支払われている。ところが鈴木は裁判ではA氏が平成9年10月15日に貸し付けた3億円の借用書を使って、A氏より買ったものだと言っているが、借用書の但し書きですぐにウソだと分かる。それに6カ月以上も日付のズレがある。絵画については他所に担保に入っていて一度もA氏に渡していないという。この裁判官はまじめに裁判に取り組んでいたとは誰の目にも映らない。他の地裁の裁判官2人と高裁の3人の裁判官はどのように考え、品田裁判官に同調したのか。品田に任せきりで何も考えず、何もしなかったとしか考えにくい》

《鈴木や代理人は証拠らしい証拠もない為に、嘘だらけの主張を繰り返したり、虚偽のストーリーを綴った書面を出して来た。そして主張が破綻しそうになると、A氏の人格までも誹謗中傷したり、しつこく釈明を求めるような嫌がらせ戦術を繰り返して、ひいてはA氏が提出した証拠資料までも信憑性のないものの様に導いていった。しかしこんな悪どい法廷荒らしの様な手段に、裁判官がまんまと乗せられて鈴木側を信用してしまったのだとしたら、裁判官は辞めるべきだ。しかもここまで来ると、裏での密約疑惑を拭いきれない》

《裁判官は合意書についてA氏、西、鈴木の三者による協議や、手続処理が行われていないのは「整合性が無い」として無効としたが余りにも片手落ちな裁定ではないか。協議や手続処理が出来なかったのは鈴木が行方を晦ましていて所在がつかめない状態が続いた為である。逆に、協議や処理手続をしていないという事は、合意書解除もしていないという事で、合意書は現在も継続しているという事ではないのか。裁判官の偏見か勘違いの一面がはっきり分かる所が多くある》

《鈴木のような人間がもし海外にいるのなら日本の恥だ。とにかく裁判に負けたからと言ってこのまま終わる訳がない。これだけ多くの違法行為を犯している鈴木の一つでも公にすれば他もドミノ倒しの様に次から次へと公然化して罰せられることになる。インターネットで鈴木の極悪、非人間性を世界中に知らしめるために拡散させるべきだ。現実に青田の海外での事件も投稿され、この資金元も鈴木の海外のペーパーカンパニーの口座より振込されている。青田は詐欺で得た利益金を地下銀行を使って日本に送金している》

《証拠として提出されなかった西の録音テープ等の一部がマスコミ関係者にも共有されているというが、週刊誌等で特集記事が連載される可能性もあるのではないか》

《これだけの反響を呼んでいる『1000億円脱税疑惑を追う』だが、ひとつハッキリしている事は、司法の裁きと読者の裁きは180度違うという事。しかし、この読者の裁きが今後、確実に鈴木を追い詰める事になる。鈴木も人間ならばこの事実を認識して、平成9年から同10年の頃を思い出し、今があるのは誰のお陰かすぐに分かるはずだ。反省して謝罪しないと助かることは無い》

《平林弁護士は、A氏が預かっている手形が支払期日に「銀行へ取り立て依頼をしていない」「普通に考えて手形訴訟を起こすはず」と主張しているが、それでも弁護士か。ここでもA氏から初めて融資を受ける際に西が書いた書類を無視している。その証拠はA氏が法廷に提出しているではないか。A氏が西と鈴木の依頼に対して温情で対処してやったからではないのか。もし、A氏が銀行へ取り立てていれば鈴木もFRも大変なことになっていただろう。そんなことも分からずに、行き当りばったりの発言をしてよく弁護士が務まるものだ》

《A氏代理人弁護士の戦略が全くわからない。何故原告の関係者の陳述書や録音テープ、他の書面も一部だけしか提出しなかったのか。そして何故ここぞという重要な部分での毅然とした反論をしなかったのか。原告代理人としてのアピールが弱ければ裁判官に対する説得力もなく、裁判官の心証にも大きく影響したに違いない。原告代理人の姿勢は『自爆』とも言えるのではないか。A氏の代理人弁護士の責任は計り知れないくらい重大だ。先輩の弁護士に負ける裁判ではないと言われたと、自分でも言っていたではないか》(関係者より)  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(47)

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《長谷川弁護士も平林弁護士も今回の裁判で鈴木から得た報酬はおそらく弁護士報酬規定以上のものだろう。しかし、それ以上にこの金は鈴木がA氏を騙して隠匿している汚れた金から裏金で支払われていることに法律家として心が痛まないのか》

《鈴木は、西に合意書を破棄させるために西に渡した10億円を、裁判では「西に10億円を渡したとは言っていない」と言い出した。そんな大金、まして100%信用していた訳ではない西に預けたのなら、普通はA氏に電話で確認するはずだ。あらゆる事に緻密な策略を弄する鈴木が、ここで確認しないわけがないし、その10億円は合意書破棄の礼金として複数回で紀井氏から西の運転手の花館氏に渡した事実が判明した。鈴木の言うことやること全てが信用できないし、本当の話はない》

《鈴木は平成12年に親和銀行事件で懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けたが和解金を17億円払っていて、また山内興産から詐欺で訴えられていて10億円超えの支払い命令出されていたが4億1900万円で示談が成立させている。この21億1900万円という莫大な金額の示談金を払っている。A氏と鈴木と西の3人が合意書を締結したのが平成11年7月だ。A氏の買い支え資金協力で宝林株で約170億円の利益を上げ、その利益金を元手にして数々の銘柄を手掛け、高値で売り抜けて莫大な利益を海外へ隠匿し始めたころと時期が一致する。この利益が無ければ示談金は払えず親和銀行ではもっと重い量刑を課せられ、山内興産事件でも同様であっただろう。詐欺罪等で実刑を受けていたことは間違いない。詐欺での実刑では鈴木の社会復帰は出来なかった。鈴木、これもそれもすべてA氏が協力してくれたお陰ではないか。お前、いい加減に自覚しろ》

《鈴木は生まれつきの詐欺師だ。自分に都合の悪い約束は全て守らず、約束事を書いた契約書や念書を後日、屁理屈や後付けの嘘で否定した。こんな人間は見たことがない》

《鈴木はいうまでもなく、青田光市という男も最低最悪だ。お金の為なら何でも引き受けるとんでもないヤツで、鈴木が関わってきた一連の事件に必ず登場していたが、鈴木が捕まらない一部の要因はこの男の貢献、活躍も大きいからだ。それにしても青田光市は日本ではそろそろマズイと思い海外で鈴木の金を送金させ、ここでも詐欺事件を起こしている。この男も未だになぜ捕まらないのか。そろそろ年貢の納め時だ》

《鈴木が宝林株をはじめとして莫大な利益を上げたが、買った時の価格を買い支えてもらって上がるのを待って、いいところまで上がると売るという素人から見ても金があれば誰でもできることをやっていただけではないのか。鈴木が頭を使ったのは儲かった金を、どこに隠すかという事だけだ》

《A氏側の代理人弁護士の中本と戸塚は裁判での弁護内容が全く納得のいくものでは無かった。余りにも稚拙で懲戒請求に値する。本当にお前達は弁護士なのか、と疑いたくなる。中本と戸塚の両弁護士は今回の裁判で自分達の不甲斐なさを自覚し反省してもらいたい。自信が無ければ、こんな大きな裁判の弁護を受けるなと言いたい》

《このサイトを見る限り、何から何までどこを取っても鈴木という男は救いようがない。今どこで何をしているのか分からないが、財産を全て没収して、約30年前の自己破産寸前の状況に戻して、もう一度痛い目を見せなければ誰も納得しない》

《鈴木は自分が率先して熱弁を奮ってA氏から資金支援の了解を取り付けた結果、締結にこぎつけた「合意書」を、平成18年10月16日の三者の和解協議の場において利益約470億円を60億円と嘘をつき和解はしたが、それさえも実行していない。全く開いた口がふさがらない。紀井氏による株取引の証言の事実や経緯を西に突きつけられ、ようやく宝林株取引が合意書に基づいていたことは認めたようだが、儲けた金を独り占めしたところで、犯罪を隠蔽するのに躍起になり揚げ句には誰も信用できなくなってしまうのがオチだ。何とも情けない男だ。家族や身内の顔が見てみたい》  (以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(13)

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《種子田益夫は病院に関与していないと言い張り、長男吉郎は父益夫の病院への関与を認めないという悪質な主張は、言動そのものが口裏合わせであり、病院という資産を債権者から守ってきた証ということが出来る。病院買収の発端から、種子田が病院でオーナーとしてふるまってきた全てを吉郎は日常的に目の当たりにしてきたのだから、種子田が病院の買収や経営に係る資金の調達をしてきた部分だけを知らないとは言わせない。病院に係る父子の接点はいくらでもある筈で、父親が病院には全く縁がないというところが嘘の固まりの産物である》

《通院している病院を変えようと思う。種子田吉郎のような男が経営する病院だとは知らなかった。所属している医者がどれほど腕が良くても、信頼できるものではない》

《ふざけた親子も居たものだ。グルになって他人様から大事な金を騙し取り、先に死ぬであろう父に全ての責任を押し付けて、病院の権益という遺産はのうのうと生前に受け取り、権益確保のために作った借金という負の遺産は放棄するなどという茶番はまかり通らない。全て責任を息子の吉郎に取らせるべきだ》

《種子田親子という悪党共に関わったT氏やT氏が頼んだ他の債権者が被った被害はあまりにも大きい。当然のことだが、種子田の債務処理を長男の吉郎が全責任を負って実行することに尽きるが、そのために厚労省や地元の医師会を巻き込んだ情報の開示と普及が欠かせないと思う》

《コロナ禍でどこの病院も患者数が減少し、経営難に立たされている。吉郎が理事長を務める病院も例外ではないだろう。ウイズコロナの時代は完全に買い手市場で、患者が病院や医師を選ぶ時代に入っている。この難局に種子田父子のキナ臭い噂が世間に流れたら、患者離れは必至だ。吉郎は今、自分の置かれている立場をどう考えているのか》

《種子田吉郎の病院グループはレセプト点数の高い患者を優先的に診るという。これは金満経営そのものだ。強欲ぶりは父親譲りなのだろう》

《嘘や偽りで固めた人生を過ごしてきた種子田益夫は犯罪歴も多く、病院という公共性の高い施設の理事長にはなれなかった。代役として登場したのが息子の吉郎だ。しかし益夫が実質的にオーナーだった事は誰もが知っている事実だ》

《私は種子田家一族が社会的信用をトコトン失墜することになると考えます。この一族のやっている事は詐欺行為そのものだからです。父親も息子との関係を断ち切ったかの如く演じていますが、単に出来レースに過ぎないわけで計画的犯行です。病院の医者も職員も、そして患者も声を上げて、種子田家を成敗しようではありませんか》

《相続放棄は種子田益夫の遺言か? 平成22年の12月にT氏がようやく種子田と会った際に、種子田は「病院は関係ありませんので、働いて返します」などとふざけた発言をして、その後はまた行方をくらませたというが、吉郎は父益夫から、どんな指示を受けてきたのか、今さら説明もできないだろうが、父親の言うことを真に受けてそのまま実行すれば、それは間違いなく違法行為が含まれることになり、やり方を間違えると今までの味方も全て敵に回ることになる。吉郎に舵取りをするだけの知恵と度胸があるとは思えない》  (以下次号)

 

読者投稿 「鈴木義彦」(46)

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《鈴木がA氏に直接金を渡したのは平成14年12月24日の1度だけで、あとは全部西を通じての事だった。平成14年6月27日の借用書に作成する前に鈴木が突然に「社長への返済金として西に10億円を渡している」と言い出した。さすがにA氏は「何故一言連絡しなかったのか」と鈴木に詰め寄ったが鈴木は、自分の都合の悪いことにはダンマリを通している。また、西も何故か渋々ではあるが認めてしまった。鈴木はこんな大金のやり取りを直接したことは一度もない。自分で借りた金を返すときは自分で出向いて礼を言って本人に返すのが当たり前だ。借りる時は土下座して涙ながらに頼むくせになんと身勝手な奴だ。しかも西に渡した10億円は合意書破棄の礼金でありA氏への返済金ではなかった事実が和解協議の場で判明した。これが鈴木の本性なのだ。肚の底まで腐りきった人間だ》(関係者より)

《鈴木がA氏からの借入金の一部については個人ではなくFR社の債務だと主張した事に対して裁判官は鈴木の主張を採用して鈴木への請求はできないとしたのに、鈴木がA氏に渡した10億円と西が持参した15億円(実際には14億円)の合計25億円(同24億円)をA氏の鈴木に対する貸付金の返済分とした理由が分からない。裁判官はA氏側の証拠書類と証言を認めなかった理由は何か、明白にする義務はあるはずだ〗

〖平林弁護士や青田光市が暴力団と関係していたとは驚きです。ましてや平林は弁護士の身分でそんな事は許されないですよね。弁護士法に違反するとかあるんじゃないの。そういえば青田って自分が暴力団と繋がっていながら「暴力団が殺しに来た、助けてくれ」とか警察に言って騒ぎになっていますね、みっともない。でもそれは暴力団に殺されるような事をしたという自覚が青田にはあるという事ですよね》

《鈴木は和解書を無効と主張する理由として「脅迫された」「監禁されそうになった」と言っている。また、西が「A氏の言う事を聞かないと殺される」と言った事に危険を感じたとも言っているがそれが本当ならば何故警察に届けなかったのか。長谷川弁護士や平林弁護士は何故それを勧めなかったのか裁判を勝訴するにはその方が手っ取り早かったのではないのか。しかしそれは自分の犯罪が暴かれてしまうから警察には届けられなかったのだろう。性根が腐っている》

《それにしても1株数十円だった株が、約200億円もの利益を生むとは、株の世界は私には驚くことばかりです。しかもそのとんでもない金額を殆ど独り占めしようと企てる鈴木という人間は、度を越した守銭奴でそのために10人前後の犠牲者を出しても平然としている》

《西の裏切りにA氏は気が付かなった。逆に言うと西はA氏からそれだけ信用されていたという事だがそれを知っていてその気持ちを利用した。西は、鈴木の意を受けて「鈴木はワンルームで一人頑張っている。株取引に集中しています」とか「今、海外に言ってます」となるべくA氏と鈴木を会わさないように嘘を言っていた。最後は鈴木に追い詰められ自殺したが鈴木にとっては自分たちの秘密を共有している1人がこの世からいなくなったことは非常に都合の良い事だった。それは裁判での鈴木と長谷川弁護士の発言に表れている。西にとっては厳しい言い方になるが生前も死後もA氏を裏切り続けている。全く情けない男だ》

《西は、鈴木の甘言と唆しに操られた。志村化工の件もしかり、A氏との間に入って鈴木を庇い続けたこともしかり、全てがA氏への裏切りに繋がっている。鈴木の秘密の半分以上は知っていたはずなのに西は鈴木から受け取った10億円と30億円が枷となったか真相を語らなかった。逆に鈴木を意のままに操る機会が何度もあったのではないか。所詮、鈴木が一枚も二枚も上だったいう事だったか》

《鈴木義彦はホントに最悪。A氏から資金だけでなく、ピンクダイヤや絵画を3億円で買わせて、1セット10億円相当にもなる超高級時計4セットと男性用高級時計5本を4億円(上代で40億円以上)で「売らせてほしい」と言って持ち出したまま換金して代金の支払もなければ返品もしなかった。そんなとんでもない事をやりながら資金の調達をしていたなんて、これは完全なる詐欺と横領だ。A氏が被害届を出さなかったから罪にならずに済んだだけではないか》

《長谷川弁護士は、何故鈴木の悪事を弁護し続けたのか。いかに仕事であっても報酬の為であっても、この裁判の弁護方法は度が過ぎている》

《長谷川は、今回の裁判官よりも人生経験もあり一般常識はあるだろう。裁判官のミスを誘う戦略は流石だと思うが、それを鈴木のような悪質な人間の為に使っては駄目だ。お前も鈴木同様の、いやそれ以上の悪党になり下がったと思わないか》  (以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(12)

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《悪人には自分がやったことの報いが必ずある。種子田益夫の場合もそうだ。武蔵野信金がらみの背任罪では逆転有罪に、東京商銀信用組合の事件では有罪。さらには臓器移植もドタキャンと、人を騙し続けて過ごしてきた人生で、まだツケを払っていないのが病院グループを巡る債務の返済だが、当然、益夫の死後は吉郎以下益代、安郎の子供たちが連帯して責任を負うべきものだ。種子田益夫は家族に病院を遺したと考えていたかもしれないが、詐欺で人を騙せば、その報いは必ず子供たちに及ぶ。病院グループは子供たちのものではない。借金を払った後に残ったものだけだ》

《相続というのはプラスとマイナスを併せて成立するもので、種子田吉郎ほか益代と安郎の弟妹も揃って負の遺産を相続放棄するのであれば、常仁会病院グループの権益も放棄するのが当然である。種子田益夫は牛久愛和総合病院が500億円以上に評価されると言っていたが、即刻、病院を売却するなどしてT氏とT氏の友人知人に弁済すべきである。息子の吉郎は理事長という責任ある立場で系列病院全ての買収経緯や実態を世間に明らかにして、父益夫の代わりに債権者たちに謝罪すべきだ》

《常仁会病院グループはT氏とT氏の知人からの借り入れで買収し経営維持できたものなので、借金が返せないのなら代物弁済をすれば良い。そんな単純な解決策を実行させるために、吉郎に責任を自覚させるような心ある人間が吉郎の周辺には一人もおらず、父親ばかりを見続けてきたことで吉郎は最低、最悪の人間に成り下がっていると言わざるを得ない。このような無責任な人間に理事長の職を任せるべきではない》

《常仁会グループ病院は恩を仇で返すような理事長が経営する病院と知ったら、いったい誰が信頼して通院するだろうか? 患者の意思を尊重すると謳うならば、地域医療支援病院として先ず患者に対しても誠実な対応をしているという経営姿勢を見せなければならない。ただし病院が多くの債権者から騙し取った金で維持されてきたという実態を知った患者には、どんな治療も処方薬も回復、治癒にはつながるわけがなく、すぐにも退院したいという患者が続出するのではないか》

《種子田吉郎を巡る相続手続きは、父益夫の負の遺産を切り離してしまおうとするあまりにも身勝手な犯罪である。関根栄郷弁護士(故人)がどれほどの知恵を絞って、種子田が買収した病院グループを一族の資産にすり替えたのかは分からない。しかし、長男吉郎及び家族ほか兄弟と家族が益夫から病院の権益を生前贈与されていた事実は揺るがないはずだ。そうであれば、益夫が病院を買収した資金、その後に経営を安定化させるための運転資金をT氏やT氏の知人から借り受けても返済を滞らせ続けた責任は吉郎ほか種子田一族にも及ぶのは当たり前である。T氏やT氏の知人からの巨額の債務を都合よく切り離して権益だけを享受している不公正さは断じて許されないことで、税法上でも問題があるのではないか》(関係者より)

《T氏もたまったものではない。種子田がT氏から借りた借金は平成15年で金利を含め368億円以上になっていたが、山口組芳菱会の幹部に「タマを取る」と脅されたり、男気で種子田を助けたことを種子田益夫本人ばかりか長男の吉郎までもが踏み倒そうとしている。絶対に許されることではない》

《種子田のような人間につける薬はない。長男吉郎の不祥事や責任問題はすでにネット上でも相当に拡散していると思うが、それ以上に“時の人”となってもらうのが良いのではないか。父親益夫前科前歴は売春斡旋(場所提供)に始まり、いくつもの金融機関を巻き込む事件に及び、反社会的勢力との付き合いや演歌歌手の石川さゆりまで登場している。話題には事欠かないはずだ》

《従前より保有していた4か所の病院を統括するとして東京本部が出来て、専務取締役本部長に就いた田中延和氏が経営が落ち着くまでの数年間は種子田が持ってきた資金で資金繰りをしていたと明言している。T氏が種子田に融資をした金が病院経営に使われたのは間違いない。しかも吉郎は常務でもあった訳で、この期に及んで「父親とは一切関係ない」と言い続け、父親が死亡すると相続放棄の手続きまでするのは決して通らぬ話だ》

《吉郎の罪は重い。名義貸しは税務署が一番注視する脱法行為だ。吉郎は名義の貸主なのだから名義を借りた父と同罪になる。明らかな相続税法違反だ》

《吉郎が理事長職に就いた陰には代議士が関与しているそうだが、通常の手続きでは理事長就任が不可能だった証でもある。丹羽雄哉議員への献金と称した贈収賄疑惑だけでも真っ黒だが、用意周到に計画的に借金詐欺を重ね、踏み倒すような振る舞いは看過できないし、その父と共犯に及んだ息子吉郎が自らの悪事を認めないことも許せない。吉郎を公の場に引っ張り出して白黒をつけるべきだ》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(45)

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《裁判官は、鈴木の執行猶予中の行動確認をしたのか。特に海外へ渡航する場合は許可が必要なはずだ。まさか裁判官はそれさえも見逃したのか?》

《鈴木義彦本人は勿論だけど、よくもまあ、こんなに悪い人達が周りを固めたものと思います。類は友を呼ぶって言うが、ここまでひどいとは、鈴木の金に群がった連中世間に公表して、家族や身内にもしっかり反省、謝罪させなければ収まりはつかないと思います。但し、紀井氏への対応と同様で、鈴木は約束の1/100も払わない、本当にドケチな人間だというよりも、詐欺師のように人を平気で騙したり、金のためなら平気でウソをつく。関係者には多くの恨みを買っていて、狙われる可能性は高く、将来にわたって安心できるはずがないと思うのは当然だ》

《株の利益を独り占めした上に、鈴木は会社の決算対策に必要だからとA氏が便宜上書いてあげた債権債務は無いとする「確認書」(これを書くためにA氏は同日戻してあげた手形13枚の額面総額の借用書と鈴木に渡す確認書はあくまで便宜的なものであることを記した確認書を西からもらっている)までも悪用して、A氏からの債務に対して「完済した」と主張して裁判に勝とうとするとは、鈴木義彦ってどこまで卑怯な男なのか。勿論、長谷川弁護士の悪知恵も度を過ぎている。それに鈴木は西が同日A氏に書いた借用書と確認書の存在を知らなかったのか忘れていたのか。恥を知れと言いたい。A氏の弁護士は反論もしないで何をしていたのか。A氏と中本弁護士が青田より名誉毀損と損害賠償の請求で訴えられて、A氏はすぐに反論を書いたが、6か月以上も提出せず、A氏が強い口調で「すぐに出してほしい」と言って提出したら、A氏への訴えはすぐに棄却されたようだ》(関係者より)

《今更ながらに思いますが、本当に西と鈴木の『因縁の出会い』が無ければA氏もここまで被害を被らずに済んだ。さらには西がA氏に鈴木を紹介していなければとも思います。この出会いも出資の話も、全面的に鈴木と西が仕掛けてきた事でA氏から動いたことは一切なく、A氏は全てにおいて受け身となっていた。鈴木に騙され陥れられて、間違いなくA氏は一番の被害者なのです》(関係者より)

《鈴木は、合意書の無効を主張しているが、これから弾劾裁判が行われれば裁判官の誤審だという事が明らかになる。従って合意書、和解書は有効だという事になる。合意書の文面は鈴木と西は約束違反の為、利益配当金は受け取る権利が無い。従って1000億円と言われる利益金の隠蔽額全部がA氏のものになるわけだ。文句があるなら出てきて正々堂々と反論してみろ》

《裁判官を庇うつもりは全くありませんが、大都市の裁判官が常時一人あたり単独事件を200件も抱えているらしいです。どんどん処理をしていかないと未済事件が増えてしまうので、鑑定や検証を省略する裁判官もいるらしく、証人調べや検証は年々減少している傾向にあるとネットで読みました。そんな背景を考えると、今回の様な大きな事件に対しても細かな検証など期待出来なかったということでしょうか。そんな問題は早急に何とかしてもらわないと、益々誤審が増えて大変な事になります。すでに大変な事になっています。これは大問題です》

《A氏が鈴木の要請で仕方なく立てた代理人の利岡氏が伊東市内のパチンコ屋の駐車場で暴漢二人に襲われたのは、利岡氏がA氏の依頼で鈴木の居所を探索していた頃だった。静岡県警察は、暴漢二人は当時広域暴力団稲川会習志野一家の構成員と発表した。習志野一家の幹部の一人(No.2の楠野伸雄)は鈴木の友人青田が当時でも20年来の付き合いだった。これだけで、鈴木が青田に相談し、青田が鈴木の意を受けて知り合いの幹部に相談したことは明らかだ。そして事件は起こった。鈴木は自分の居場所をA氏に隠す為に金を使って他人の命を狙うという暴力団も顔負けの凶暴さを持ち、友人の青田は鈴木に頼まれれば金のために何でもやる人間なのだ。こういう人間を世の中に放置しておくと被害者が増えるばかりだ。檻の中に閉じ込めておいたほうがいいのではないか》

《日々着々と鈴木包囲網は確実なものになっていると思います。逃げ切れないし、隠しきれるものでもない。鈴木の罪は時効になっていないものもあるらしいが、犯罪収益は時効には適応されないはずだ。一味も覚悟することです》

《平林弁護士と鈴木の主張は打ち合わせ通りのウソにまみれたふざけた内容だが、平林がA氏の対応を「世の中であり得ない事」と答えている箇所があるが、これは誰もがやらないことを相手の立場を考えて聞いてあげていることに気が付いていない。呆れるばかりだ。世の中で考えられないような裏切りや悪事を働いているのはお前らだろう。図々しくて本当にふざけた人間たちだ》

《子供に「絶対こういう大人になってはダメよ!」って教える典型的な反面教師の実例です。鈴木自身は身内の子供達にどういう話をするのでしょうか。「大人になったら人を騙してでもお金儲けをするんだよ」とでも教えているでしょうか》 (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(44)

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《西がA氏に「株取引の利益がこれから大きくなるので、鈴木の借金を圧縮してくれませんか」と頼んで、鈴木の借用書通り年36%の金利で計算すれば70億円以上になったが、それを25億円にまでしてもらったが、その時すでに相当な利益が出ていたが、西に少しの礼金で西に頼んだ。本当にやり方が汚い。そして西は鈴木の言いなりになってA氏に無理を聞いてもらった。それにしても記事を読み進めるほどに鈴木は嘘と騙しばかりで本当にうんざりする。西もその時その時で対応するような無責任過ぎる人間だが、性格は息子の内河陽一郎(前妻の子供)よりはまだましだと周囲より言われているようだ》(関係者より)

《裁判になってから鈴木は最初の宝林株購入資金についても発言を二転三転させ苦しい嘘をついて何とかA氏に借りたことを否定していたが、結局はA氏からの資金だという事を認めざるを得なかった。では、この3億円はいつ返したのか。全てが万事、辻褄の合わない嘘をついて自分を正当化しながらA氏に一銭も返していない。西が平成11年7月30日に持参した15億円(宝林株の分配金の一部として)を裁判になってから借入金の返済だとすり替えたが、翌7月31日の午後4時に鈴木と西がA氏の会社を訪ねた際、A氏から心遣いで分配金から5000万円ずつを受け取ったことに2人は礼を言っていた。裁判では株の利益金の配当分だとバレないように鈴木は嘘に嘘を重ねるしかなかった。この辺をA氏の代理人の中本弁護士は何故追及しなかったのか。記事を見ていれば鈴木の発言には自ら嘘を証明している所が何度もあった事は素人の私でも分かる。中本は弁護士としては戸塚と同様に全く弁護士としての仕事をしていないか能力が無いのか。依頼者に迷惑をかけただけだ。これで弁護士か、責任を取れと言いたい》(関係者より)

《A氏は西義輝、鈴木義彦と出会った事で人生を大きく狂わされた。特に鈴木義彦はA氏と出会った事で自己破産や自殺を免れた。人助けをした結果がこの状況では世の中の仕組みが間違っているとしか言いようがない。特に地裁の3人の裁判官、中でも品田裁判長の責任は計り知れないくらい大きい(高裁の3人の裁判官も同様だ)。鈴木のような悪党が何もなく済まされる訳が無い。今後は家族や身内ともども大変なことが過去の事件と同様に永久に続くことになる》

《鈴木は平成14年12月24日に持参した10億円が株の利益であることを隠すのに必死だった。この10億円については「海外(スイス)の投資家を騙した金だ」と言っていた。西の15億円については「A氏への返済金として9月30日に西がA氏の会社へ運び債務が完済された」と主張した。株取引で儲けて隠匿している金だと分かると合意書と和解書の有効性が暴かれてしまうので、弁護士の長谷川に相談して合意書を無効にすることに必死だったのが手に取るように分かるが、こんな、誰にでも分かることまで裁判官は看過してしまった。合意書は銘柄欄が空白になっていたが、最初の株取引は宝林と分かっていたものの、その後は多くの株式の売買をすると鈴木が言い、鈴木と西の意見で宝林とは記入せず、その他の規約を設けた。和解書も2人が不正をしたことを認めている文言があるのに、何故無効となるのか、有り得ない裁判だ》(関係者より)

《鈴木は親和銀行事件で逮捕されて有罪になった後、A氏を騙し続けていたわけだが、執行猶予中であり、西が志村化工の株価操作で逮捕された時もまだ執行猶予期間中だったから、鈴木は西との利益折半をエサにして、土下座をして西一人に罪を被ることを懇願し、西が受け入れたから助かった。しかし西がその時に鈴木の関与を証明していたら、鈴木は執行猶予も加算され重罪になっていたはず。西は鈴木の悪事をしっていることと折半の約束があるために、香港の事件の後は青田と反社の人間たちが自殺にまで追い詰めた。鈴木と青田のやることは人間ではない》(関係者より)

《鈴木は巨万の利益を独り占めするために、国内ではバレると予想して海外のタックスヘイブンに目をつけて、ペーパーカンパニーを使って徹底的に利益金を隠してしまった。その作業を担当していた元証券マンの茂庭進であり、西との間を遮断して、お互いに詳細がわからないようにした。結果的にその膨大な利益を海外に隠すことにしたのは、最初からの計画だった。ペーパーカンパニーを100社前後も用意したことでも鈴木の周到さが分かる》

《西の妻と長男が鈴木の悪を暴くために頑張っているA氏の関係者に協力していないのは気に入らない。西が生前、どれだけ世話になっていたかを知らない訳はないだろう。西の自殺後も複数の債権者に話をつけてもらっている。西が迷惑をかけた分の何万分の1にもならないが、せめて少しでも恩返しをしようという気にならないのか。これも人間として許しがたい所業だ。一言で言えば、2人はともに隠していることが多すぎる。西の奥さんは自分が保証人になっているのに、A氏の金を使って秋田に別邸を建てたり銀座に「角館」という地元の名を冠した店を出したり、愛人にソウルに豪邸を買ったり、赤坂で他の愛人のために6億円資金で店をやろうとしたり、以前には知り合ったばかりの女性にベンツのスポーツカーの新車を買って上げたりして、ここまでめちゃくちゃな連中はいない。これは大きな問題となっている。また、息子陽一郎も他人の金だと思ってA氏には内緒にしてカジノで遊興したり西と投資に耽ったりしていた。西の自殺直後にA氏に郵送された遺書にしても、A氏が見る前に「見せてほしい」と言ったり、陽一郎と奥さんに来た遺書のコピーを持参すると言っておきながら持ってこなかった。それだけ好き放題のことをやっていて、2人には全く反省が無い》(関係者より)

《とにかく鈴木は自分の名前を表に出さない事を徹底した。これは30億円の授業料を払って学んだ保身術だったのか。自分さえ良ければ他人はどうなってもいいという覚悟も責任もない最低の手段。鈴木の周囲で10人前後の人間が自殺したり行方不明になっても、知らぬ振りをしている鈴木という人間には決して関わってはいけないし、一般社会でのうのうとした生活を送らせてはいけない。極刑にするべきです》

《鈴木は西の自殺を報じたネット情報誌に対して取次ぎの通信業者に記事の削除をさせようとしたが、関係が無ければ必要ないことだ。自分自身の悪事を暴かれている事には異議を申し立てていない。少しでも言い分があれば、好き放題に自分の都合のいい嘘を平気で言う人間だ。という事は自分の悪行に対しては全て認めていることになる》

《鈴木の周辺では、鈴木自身の状況が悪くなる原因になる可能性があると思われる人たちが次から次へと不可解な事件に巻き込まれているのは、ここまで来ると偶然とはとても思えない。A氏の代理人にまで手が及んでいるなんてあまりに恐ろしい。徹底的に調べる必要がある。殺人関係では時効はなくなったのでは。こんなに怪しい事件が鈴木の周辺では複数回に及んでいる》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(43)

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《鈴木も宝林株の株取引は合意書に基づいていたと認めていたのに、裁判官は合意書に基づいた株取引が実行された証拠がないとしているが、それでは何故宝林株を売買することができたのか。鈴木に懇願されてA氏と西、鈴木の3人でサインした合意書を証拠ではないと断定する裁判官は他にはいないはずだ。このことについては鈴木自身が認め、それに合意書の破棄で西に10億円を払ったことも鈴木は認めている。関係者の何人もが録音テープを聞いている。しかし裁判官は「和解書」までも無効にしているが、「和解書」が無効と言うなら鈴木が和解後に電話で追認したり1週間後の10月23日に一人でA氏の会社に相談に行ったり、関係者が父親徳太郎の地元警察署に集まったのに鈴木一人だけがその日は都合が悪いと言って来ず、その後も連絡は一切なかったこと等を裁判官はどう説明するのか。A氏側が提出した多くの証拠をないがしろにする裁判官が、鈴木に不利になる証拠が沢山あるのに、それをないと言うのですか。株取引が行われて莫大な利益があった事は揺るぎない事実である》(関係者より)

《弁護士や裁判官は正義の味方と思っている人が大半なのに、それが裏切られたショックは計り知れません。当然、正しいことをやっていれば裁判に負ける訳がないと誰もが信じているにもかかわらず、その考えは現実には通用しないという。しかもこの裁判は普通の裁判ではない。全て何から何までやってもらった鈴木にとって都合の悪い人間が次から次へと死んでいるのだ。鈴木の犯罪が表面化すれば、事態は一転する。その時裁判所はどのような対応を取るのか。審理に関わった品田裁判官ほか5人の裁判官は釈明でもするのか。できるはずがない。全てに近い証拠が提出された、これほど大きな事件を、いとも簡単に鈴木の犯罪を見逃すような誤った判断をした裁判官たちも鈴木ほか青田、長谷川、平林等と同様に世間に顔向けができなくなるだけでは済まされることではない》

《長谷川幸雄元弁護士は鈴木の「大恩人」と言えるだろう。A氏が平成27年7月8日に貸金返還請求訴訟を起こす前は平林弁護士と鈴木の友人の青田光市が代理人だったが、記事を読んでも分かる様に、平林弁護士の弁明は鈴木の発言に振り回されて二転三転し、このまま裁判になれば短期間でA氏の勝訴で終わっていたと思う。青田に至っては鈴木のマイナスになってもプラスになることは無いほど嘘が多かった。多分、鈴木も不安に思っていたのか、親和銀行事件で弁護を依頼した長谷川幸雄も代理人に選任した。鈴木にとっては心強い味方が裁判に参加したが、鈴木が親和銀行と17億円で和解を成立させ、罪状のわりには刑が軽かったのも長谷川弁護士の強引な裁判戦略が功を奏したからだったと思われる。そこで長谷川は17億円の出所の秘密を知ってしまった。鈴木と長谷川の腐れ縁がこの時始まったのだと思う。長谷川という弁護士ほど悪い弁護士は世界中探してもいないと思う。あまりにもひどすぎる裁判をマスコミが取り上げない訳はなく、色々取り上げたらすぐに弁護士を廃業して一切関係しないという姿勢を取っているが、ここまで悪い弁護士がそれで終わるとでも思っているのか。解決しようとしなければ、死んだ後も永劫にわたって子孫や身内にも大きく影響が出ることは間違いない。過去の色々な事件でも分かるはずだが、この事件は1000億円以上の隠匿と10人前後の死人も出ている。鈴木が関係者に対して行った悪すぎるやり方は絶対に許してはいけない。特に長谷川のここまでの悪すぎるやり方(バレそうな嘘をほぼ全て乙59号証で虚偽の構築によりもっともらしく組み立てた)が、これで許されるなら、何をやっても許されることになる。絶対に許してはならない、日本という国のためにも》

《今回の鈴木や長谷川の様な人間を相手に裁判をするには、並みの経験しかない弁護士では太刀打ちできなかったのかもしれない。普通の民事裁判なら一人で充分なのでしょうが、これだけの大事件で、裁判官ですら不可解な審理をする可能性(危険性)があるとなれば、長谷川のような悪徳弁護士の手口を知り尽くしているベテラン弁護士が必要ということになる。長谷川の手口を法廷でしっかり反駁、追及して抑止する。しかし、その前に長谷川のような倫理観のかけらもない弁護士の資格をはく奪するような制度が法曹界にはあるべきで、今の懲戒申立はあまりに生ぬるい。現時点ではどうか分からないが、長谷川の度の過ぎたあくどい弁護で大勢の人たちが今までどれほどのダメージを受けたことか、それが読者投稿にも出てくるのではないかと思う。好き勝手にやったことが今後、子孫に影響を与えることになるはずだ》

《今の裁判制度はおかしくないか。三審制を取りながら最高裁は事実上審理の現場になっていない。何事にも絶対はないとは言うが、鈴木のようにここまで人を裏切り、人を犠牲にして自分の強欲を満たそうとした人間の実態を、裁判官たちは誰一人まともに検証しようとはしなかった。その判決を不服として上級審に申し立てたら、殆ど審理もせず判決は原審判決の誤字脱字の指摘だけで終わらせた。裁判官の倫理観がまさに問われていることで、審理はやり直されるべきだ》

《霜見誠(故人)も数々のトラブルを抱えていたようだ。霜見が持ちかける投資話にはハイリスクハイリターンが多く、損をさせた投資家からかなりの恨みを買っていたようだ。霜見はドバイのトラブルで民事訴訟を起こされていてプライベートバンクに絡む経緯を説明するために出廷する前日から行方不明になり、夫婦で殺害された。鈴木がスイスのプライベートバンクに隠匿している資金についても霜見は知っていたはずだ。霜見が法廷で説明する予定だったプライベートバンクは鈴木とも深い関連があって、説明する内容が鈴木の秘密が暴露されることもあったはずだ。霜見夫婦を殺害した犯人は逮捕され有罪判決を受けたが、情報によると犯人の自白に辻褄の合わないことが多くあり、殺し方から見て単独ではできない犯行で共犯者がいるのではないかと言われている。とにもかくにも霜見が殺されたことで、またまた鈴木の悪事が暴かれずに済んだ。鈴木の悪事を放置するとまだまだ被害者が増えると思われる》(関係者より)

《鈴木が和解書を作成した時の50億円プラス20億円の支払約束を反故にしてしまった大きな原因は、平林と青田の関与が大きかったのは間違いない。鈴木の代理人と言っても解決の方向に動くのではなく、特に無責任で全てウソで生きている青田がメチャクチャにしてしまった。この人間については西の遺書にもあったが、鈴木以上に狙われているようだが当然のことだ。最後には鈴木にいい結果になることはない。長谷川、お前にも》

《鈴木が、和解書締結の場で「A氏に脅された」とか「監禁されそうになって正常な判断が出来なかった」等と発言しているが、借りた金も返さず、約束したことも守らず、長い間消息不明になっていたりしたことを棚に上げてよく言えるもんだ。しかし実際に脅迫などは一切ないから、和解書を何度も読んで署名押印した事実は録音テープで全てわかることで何人も聞いている(西は全ての会話を完璧に録っていた)。鈴木はA氏の会社を出た直後、紀井氏に電話を入れて「100億以内で済んだ。香港の銀行の金はバレてないだろうな」と言っていたくらいだ。鈴木よりの2通の手紙、それに和解時の録音テープとその後の鈴木ととA氏のやり取りを録音したテープを何人もの関係者が聞いている》

《最近、自転車のあおり運転やユーチューバーの迷惑行為などで逮捕されるニュースを目にします。それらの事件は簡単に逮捕されている。あおり運転は事故に繋がる可能性があると理解できますが、ここに出てくる鈴木のように明らかに重大な犯罪を犯し、多くの人たちに多大な迷惑をかけ犠牲にもした人間が何故逮捕されないのか、この違いは何なのか。前者には専門的には明らかに逮捕の要件が揃っているかもしれないですが、素人の私には鈴木こそ逮捕されるべきだと思ってしまいます。間違っているのでしょうか。読者の皆さんの意見としては、逮捕されたら次から次へと余罪が出て、一生出られない可能性が非常に高いと思われます》

《鈴木も青田の事は全面的には信用していなかったことだろう。青田は鈴木がモナコに20億円の高級コンドミニアムを所有していることや、愛人が10名ほどいること(本人は9人と自慢していたようだ)、F1レースのスポンサーをやりたがっていること等、あちこちで自慢話として喋っており、それが多くの関係者の耳にも入っている。青田のように口が軽く、肚が座っていない男はいつ何時掌を返さないとも限らない。鈴木は自分自身のガードはしているかもしれないが、絶対に許せないと思った時には鈴木も終わりを迎えると思う。青田のような人間から水が漏れる。多くの関係者は青田に狙いをつけるべきだ。この2人は世の中のためには絶対に良くない。特に青田は裏で悪いことをやり過ぎている》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(42)

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《これだけ極端に不公正、不当な裁判があるのか? これは裁判官と長谷川の間に何らかの接点があるとか、長谷川が裁判官の相当な弱味を握っているとか、裁判官職を辞職しても一生楽に暮らしていけるほどの金銭を鈴木から受け取ったのではないかと勘繰りたくなる。1000億円以上を隠匿している鈴木には多額の裏金でも用意することは難しいことではない。どちらにしても鈴木側との癒着がなければ、こんな判決にはならないという意見はすごい数の読者投稿が来ているようだ。これは、絶対に再審、弾劾裁判で真実を追及するべきだ》(関係者)

《鈴木は、平成11年7月30日に西がA氏に渡した15億円を翌日にA氏に会って確認しているにも拘らず「その日は会っていないし、15億円は渡していない」と証言し、同年の9月30日に西に15億円を持たせて借入金の全額を返済しているとすり替えて発言している。9月30日は西が鈴木に頼まれてA氏に渡している13枚の約束手形を決算の為に一時預からせてほしいとA氏に頼み、便宜上の「確認書」を受け取り、手形13枚を一時借りただけであって、現金15億円のデリバリーは無かった。恐ろしいほどの嘘つきだ。一致しているのは15億円という数字だけで、デッチ上げにも程がある。要するに手形が手元にあり、便宜上書いてもらった「確認書」を唯一の証拠として裁判に提出したが、さも事実のように主張した鈴木と長谷川、平林の両弁護士は考えられないウソを平気で作り上げる大悪党だ。しかし、その嘘はすぐにウソと分かるもので、当日西が書いた手形13枚の額面総額と同額の借用書に加えて、鈴木に渡した確認書は便宜上のものであるという正確な事実を記した書面があることを鈴木は知らなかったようだ》

《鈴木が何年も逃げ回っていた事実は後ろめたいからに他ならず、嘘、偽り、騙しだらけの裏切りをしていた証明にもなりそうなのに、他の証拠同様に裁判では全くその部分も取り上げなかったのはどうしてなのか。少しでも疑問があればしっかり検証するべきと思いますが、この事件で裁判所も裁判官も謎だらけです》

《西が残したレポートを見ると、鈴木がユーロ債で得た利益について書かれている。紀井氏の証言や証拠書類の「確認書」とも一致していたが、鈴木は全てを否認した。何故か裁判官も鈴木の主張を採用した。これでは裁判に勝てるわけはない。裁判官のやりたい放題であるが、そこまでやるなら万人に分かる説明が絶対に必要である》

《この鈴木という人間は、人を見抜く力に長けていたと言うことか。自分の目的を果たすための分野に優れた人間を徹底的に利用した。そして邪魔になると排除した。しかも一切の責任が自分に及ばないようにして、そして目的を達成した。しかしこれは現段階までである。この先いつまでも続くと思うな。しっかりと精査したネット情報誌の多くの記事により一言もクレームがつけようがないほど証拠が揃い全てが明らかになっている》

《この裁判はA氏が「貸金」と「株取引」に関する合意書と和解書に基づいて精算させるとともに鈴木の罪を白黒つけるために提訴したものである。「貸金」については元金約28億円の内24億円が返済されたという納得できないものとなった。鈴木が持参した3億円の借用書には年36%、遅延損害金年40%と鈴木本人が書き込んでいたが、年30%の計算でも60億円を優にオーバーしていたほどだ。その後、西に頼まれ金利を年15%に、遅延損害金を年30%に変更してあげた経緯がある。株取引の利益だとバレないために長谷川、平林の両弁護士と共謀してあらゆるデッチ上げと虚偽発言に全力を上げ、あえて言うと裁判官の協力を得て何とか逃げ切った。これは公平さ、公正さを裁く裁判ではなく、弁護士と裁判官が鈴木という男の悪事を正当化してしまった裁判だった。これは世間に公表して再審を受けなくてはならない》(関係者より)

《鈴木の友人の青田光市はA氏が一時代理人にしていた利岡氏への襲撃事件に絡んでいる。利岡事件については殺人教唆が疑われる一方、西が香港で事件に巻き込まれ殺されかけた事件でもウソばかりをついた。利岡氏は「教唆犯を教える」という条件で実行犯側の責任者と示談したが、実行犯側の責任者が別件で逮捕され曖昧な形でうやむやに終わっている。西の事件も本人が自殺したことで未解決のままうやむやになっている。特に西の自殺は鈴木の勝手な主張や証言を許し、鈴木を決定的に裁判で有利にする効果を発揮している。鈴木と青田を「悪運が強い」という事では片付けられない。度の過ぎた言動が多くある許せない大事件として世間に公表しなければならない》(関係者より)

《鈴木義彦という人間の実態を世の中に広く知ってもらい、A氏や関係者だけではなく鈴木を非難する一般の数多くの人たちの声がますます拡散している。鈴木自身が解決することを決めるか、そうでなければ再審せざるを得ない状況に持ち込むだけだ》(関係者より)

《それにしてもA氏の代理人の中本弁護士は何を考えてこの裁判に取り組んでいたのだろう。A氏には充分な証人も証拠書類もあったのに法廷で鈴木の代理人弁護士の長谷川に大声で恫喝され委縮してしまったらしいが、何があったのだろうか。素人の自分でも鈴木には突っ込んでいける部分が多くあった。中本弁護士も平林、杉原両弁護士と同様に懲戒に値する》

《西が残した「鈴木義彦がユーロ債(CB)で得た利益について」のレポートと鈴木の側近だった紀井氏が法廷で証言した内容が一致していた。鈴木側が繰り返すでっち上げや後付け証言とは明らかに信ぴょう性が違う。裁判官は西と紀井氏の証言は参考にせず、鈴木側の嘘を重要視したのは何故なのか。これには鈴木側と裁判官の癒着があったと思わざるを得ない》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(41)

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《自分の家族や身内、周囲のことを考えられない人間は、幸せになれない。鈴木、青田、長谷川にはこんなことも分からないようだ。悪いと分かっていても知らぬ振りをする人間は最低で、悪銭をたくさん持っていても誰からも評価されないし、本当に相手にされることはない》

《A氏は何故ここまで鈴木を信用してしまったのか。借りる一方で返済は皆無なのにA氏は鈴木を非難するような事を一度も口にしていなかったなんて普通では考えられない事です。合意書の締結だって、鈴木が一人で熱弁を振るった揚げ句に「これ(株取引)で利益を出さないと私も西会長も社長への返済ができませんので、どうかお願いします」と懇願したことで、A氏も了解した。A氏が買い支え資金を出さなければ株取引はできなかった。しかし、鈴木は最初の宝林株取引からA氏を裏切った(宝林株の取得資金の出所を偽ったのもその一つだ)。これは全て鈴木が仕掛けた、A氏の性格を利用した悪質極まりない詐欺です》

《サイト側にクレームを入れ、裁判にするのは歓迎する。しかし鈴木は取次ぎの業者へ記事削除の申立をしてサイト側に圧力をかけた積りらしいが、そのクレームのつけ方は全くの筋違いだった。とはいえ、裁判制度の詳細はともかくとして、当事者であるはずのサイト側では提訴人が分からず判決文も不明というのが理解不能で、全ての情報がサイト側に開示されないのはおかしい。名誉棄損ほか全ての提訴は受けて立つ姿勢で一貫している。記事掲載までの調査、取材は完璧だ。おかしいのは、鈴木は何故記事全体ではなく、一部に対して文句をつけて削除申立をしたのかという点で、鈴木と長谷川、裁判官に係る部分、その後に青田に係る部分を削除要請しているが、品田幸男裁判官に係る部分は長谷川の指導と思われる。削除申立がサイト側を怯ませるとでも考えたのなら、鈴木の発想はあまりにも幼稚で話にならない》(取材関係者より)

《鈴木は株の利益をここまでにしたのは「私一人で立案して稼いだ金」と、自分の実力だと大きな錯覚、勘違いをしている。そもそもA氏からの多額過ぎる資金支援がなければ何も始められなかった事で、鈴木がやったことは株取引で上がった利益を密かに海外に流出させてプライベートバンクで隠匿しただけではないか。それならば資金の隠匿ではさまざまな法律に違反しているのだから、全ての罪を一人で背負って責任を取ることだ。長谷川も青田も平林も杉原も、実行犯や共犯として一網打尽になる》

《反社の人間たちも今は何もすることが無い。生活ができない人間が多いと聞いているが、この人間に債権譲渡しても問題ないとも聞いている。それに鈴木は反社を利用したいくつもの虚偽の証言をしている。具体的な動きがなければ、長谷川と鈴木、青田は、今後はあらゆる方法でトコトン責められるのは当然の事だと思われる》(関係者より)

《鈴木よ、お前たちは神経が強ばって眠れない日々がこれから続くと思う。記事や読者投稿で日本中の目がお前たちに注がれる。お前だけではない。家族や身内を世間がどのような目で見ているか、徐々に現実になる日が来るはずだ。10人近い死人、その家族や身内、騙された人間の怨念がいつまでもお前たちにまとわりついて離れない。それが今後、イヤが応にも知ることになる》(関係者より)

《鈴木は幼い頃からどういう躾や教育を受けて育ったのでしょうか。暴走族のリーダーをやっていたそうですが、後輩たちまで犠牲にするような人間は上に立つ資格は全くありません。少なくとも「人に感謝をする」「恩返しをする」ということを肌で実感するような環境など皆無だったのは間違いないでしょう。教育や環境はつくづく大切だと思います。金の力で鈴木の周囲に人間が集まっていたのでしょうが、実際には想像を絶するほど孤独で猜疑心に悩まされ、哀れで浅ましい悪辣な人間と思います》

《鈴木、青田、平林、そして長谷川・・・、お前たちとお前たちの家族や身内に今後の人生はない。世間に悪事を広めたことで、お前たちが家族や身内を巻き込んだのだから、家族や身内も良い人生を送るなど有り得ないはずだ》(関係者より)

《鈴木義彦は初めからA氏を裏切るつもりだった。宝林株の取引で予想以上の利益を目の前にしたことで分配するのが惜しくなったこともあっただろう。いずれにしても命を救ってもらい恩を受けた人に対する行為としてこの裏切りは有り得ない。一つ言える事は、宝林株800万株を買った翌日には自分サイド(鈴木の側近)の人間の名義にする事を本人にも2人(A氏・西)にも相談していないし、7年後に初めてバレたということは、最初から利益を独り占めする気持ちがあったと思う》

《鈴木は融資を受け始めた時に「現金は3日前に持参するので手形は回さないでください。会社の手形ですが、会社とは関係ない、個人のことなので…」と西と鈴木にお願いされた。A氏はその約束を守ったが、鈴木は期日前に返済するどころか、次から次へと借り入れを起こし、返済など一度もなかった。鈴木は裁判でエフアールに責任はあっても自分には責任はないと主張したが、「お願い」と題した書面があるではないか》(関係者より)

《鈴木は西に対してはいろいろ言い分があったかもしれないが、遺書を見ても分かる通り西には鈴木に対して言いたいことや裏切られたことが沢山あったようだ。しかし2人ともA氏に対しては多くの感謝以外に言い分はないはずだ。それは西の遺書でも鈴木の2通の手紙でもよく分かる》

(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(40)

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《宝林株取引の実際の利益が160億円以上だったなんて! 全体の利益が60億円と鈴木は言っていたが、合意書に基づいた株取引の利益総額も平成18年10月当時では約470億円で、その利益が今や1000億円を超える金額に膨らんでいる、ということですが、全く現実味が湧かないけれど、個人でこれだけの金額を騙す人物なんて後にも先にも鈴木義彦しかいないでしょう! しかも相手は多大に恩ある人というから尚更です。鈴木は人間としてもう終わっている。鈴木の汚れた金の恩恵に浴している家族や身内も同じで、このまま野放しで良い訳はありません。過去に人間として悪すぎる事件を起こした場合、身内がその後どのような人生を送ってきたか、よく調べたらどうか》

《西が東京オークションハウスの第三者割当増資を実行するので鈴木に協力するように頼んだが、鈴木は自分で金を出さずに宝林株で協力してもらった相場師、西田晴夫の側近の白鳥女史に2億円出させた。恩人であり同志である西の頼みであっても自分にメリットがない事には手を出さない鈴木の底知れない欲深な性格がよく分かる。読者投稿を読んでも、男としても人間としてもここまで最低で最悪な人間はいないと考える読者は圧倒的に多い》

《鈴木よ、ネットニュースの記事掲載にクレームをつけているらしいが、もう無駄だよ。お前の数々の悪行、長谷川、平林、杉原の弁護士3人の悪徳の所業は、国内は勿論海外にも波及している事だろう。お前たちの家族の状況も近いうちに報じられるだろう。残念なことに日本の裁判官の無能さも知れ渡ってしまったが、これは長谷川弁護士の悪事が大きく影響していることが判明して、長谷川は弁護士を辞めることで済ませようとしたが、鈴木と2人で多くの大事な点で嘘を積み重ねて、それで弁護士を辞めたら関係ないで済まされるはずはない。この事件は今後の日本の法曹界には大きな悪影響を及ぼすだけでは済まない。裁判官の無能ぶりや無責任さをも浮き彫りにさせた最大級の事件だ》

《鈴木と西は合意書で約束しながら具体的な収支の状況や株取引の予定等、何一つA氏に報告も説明もしていない。A氏が株に関しては全くの素人と高を括った予定の行動でしょうが、これは結果論で、A氏は2人を信用していたから、西が「鈴木は都心のマンションの1DKで頑張っています」「長い目で見守ってください」などと言って、鈴木がA氏の前に姿を現さないことにも不信感を持たなかったようです。鈴木が故意にA氏と会おうとせず、西もそれに協力していたのは、すでに2人の間で利益折半と合意書破棄の密約ができていた。そのために10億円と利益の一部30億円をもらっている。西の無責任さと鈴木のあくどさはケタ外れです》

《読者の中には、興信所での勤務経験がある人間が何人かいて、そういう人たちからは「鈴木と青田の写真は全面を使って大きく掲載して、今後、被害者が出ないようにするために日本だけでなく世界中に広めるべきです。最近、海外でも犯罪を犯しているが、これも鈴木の裏金を使って青田が詐欺行為を働き裁判中であることが判明している。鈴木や青田の日常の行動記録等を明らかにするべきです」という。ここまで悪い連中は家族の名前や写真も掲載するべきとの意見が増えている》(取材関係者より)

《一生懸命頼めば、A氏は断らないし話を聞いてくれる人物と分かっていたから、鈴木は自分の為に必死でA氏の心を動かすような口先だけの言葉を並べ立てたのだろう。平気で土下座をして見せウソの涙を流すなど何でもする人でなしだ》

《悪い連中に今後、犯罪を起こさせないようにする、やったことに対して謝罪したり反省しないときは家族や身内の実名や写真を掲載するのが相応の制裁であり、一番効果があるという意見が圧倒的である。個人情報保護の問題はあるが、今後はこのようなやり方も検討して情報を精査する必要がある》(取材関係者より)

《私なんか、人から数千円借りても「早く返さなきゃ」と気になって仕方がないのに、何十億、何百億というお金を独り占めして今や1000億円を超える詐欺事件を起こして鈴木は何とも思わないのでしょうか?! これだけ莫大な金額になると感覚がマヒしてしまうのか、お金を自分のものにする為なら人を騙したり犠牲にする事など何とも思わないなんて、普通の人間ならば誰もが一番忌み嫌う悪行です。鈴木のようにやってはいけないことを平然とやってのけるような人間は世の中よりいなくなって欲しい》

《A氏は鈴木と西を信用しすぎてしまった。鈴木が持ち込んだ品物を言い値で買ってあげたり、担保がない上に借用書の書き換え等も強制せず返済の催促もしていない。鈴木のした事はそんな「信頼関係」を大切にするA氏の人間性に付け込んだ悪魔のような手口だ。A氏はどれだけ悔しい思いをしている事かと思うが、これまでに掲載されている読者投稿でも鈴木と長谷川、青田は絶対に許さないという内容が溢れ、西さんの遺書にもあったが、本人たちはもちろん家族にまで影響することに関心が寄せられているようだ。まだ掲載されていない読者よりの投稿も多くが同様の内容というが、他にも家族や身内に対する批判も無数に来ているようだ》(関係者より)

《A氏が信用や信頼を大事にして、書類は二の次にする人である事を鈴木は知って、頼めば次々にお金をA氏が出してくれることに味をしめたとしか思えない。弁護士を入れずに3人だけで合意書を作成したのは、初めからA氏を騙す計画があったのではないかと思う。現に、西が宝林株800万株を取得した翌日に鈴木が杉原正芳弁護士を使って金融庁に提出した大量保有報告書には株の取得資金の出所を偽りA氏の名前を消していたが、鈴木はその事実をA氏にも西にも名義人にも報告していなかった。間違いなく仕組まれた計画的犯行だ》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(39)

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《友人がこのサイトを見てビックリしたって言っていたから、私も検索してみたけど本当に驚いた。現実にこんなことが起こっているなんて。鈴木は何から何まで全てに於いて卑怯な男。この男や身内の人間が今ものうのうと生きているかと思うと本当に腹が立つ。もっともっとこの男の悪事が大々的に世間に知れ渡るようにすればいいと思う》

《世の中でこの事件のように弁護士や裁判官に真実を捻じ曲げられて裁判で負けたり、無罪の罪を被せられている人が沢山いるのではないかと恐ろしくなる。そんな人を救う方法は無いものなのか。裁判官が無能で弁護士は金次第では、世の中が真っ暗で悪人どものやりたい放題ではないか》

《西、紀井氏が卑劣な人間と鈴木は言っているが、オマエ以上の人間は世界広しと言えど、どこにも存在しない。紀井氏には悪い評判は全くない。西は責任感がないと言う人も多いが、鈴木のような悪ではないという声も多かった》(取材関係者より)

《お金も重要だけど、信頼していた人に裏切られたという衝撃は人生をも左右すると思う。人間不信になる》

《お前(鈴木)のようなバカは金を持っても毒になるだけで、ケチな男だ。使うのは家族と愛人のためか。そんなことは絶対に許されないはずだ。家族の名前だけではなく写真もいずれ公開されるはずで、読者がいろいろ写真を撮っているようだ》(関係者より)

《このサイト、大勢の人が見ているようですが、どんどん拡散して悠々自適の生活を送っている鈴木義彦を絶対に許してはいけない。ここまでの悪党はいないと読者や関係者全員の意見です。数は力です!!》

《裁判官や弁護士は「勉学の頭は良いと思うが、一般常識や世間の人間関係には疎い」とよく聞くが、こんなにも酷いとは思わなかった。しかし、「司法試験」に合格しても社会常識や人間関係に欠陥がある人間が「人を裁く」という重大な職業に就いては駄目だろう。まさにこの事件ではそんな裁判官が大きなミスを犯した。これこそが大事件だ》

《鈴木は西の悪いことを並べているが、西も自身が言うように本当に大バカ者だと思うし無責任過ぎる。例えば仕事に見せかけてA氏より金を借り、一人の女に数千万円から億単位の金を使うことは平気で、他にも一人息子の内河陽一郎(前妻との間の子供)と2人で投資やギャンブルをしていた。それに、後妻(西松子)には故郷の角館という名前を付けた店を銀座に出した。A氏に送った遺書には「天文学的な金額をお借りした」と書いているが、鈴木から合意書破棄で10億円、と分配金の一部30億円も遺書を見て知っていたはずだ。奥さんも金の内容を知っていたと思われ、陽一郎と奥さん共に反省するところが多すぎないかと思う。それに遺書にしてもA氏が封を開けて読む前に陽一郎が見せてほしいと言うので、見る前にコピーを渡したが、自分と奥さんに来た遺書は一切見せず、これもおかしすぎる。それでも鈴木とはあくどさのレベルが違う。世界中を探しても鈴木ほど悪い人間はいないというのが関係者や読者全員の意見だ。長谷川も同様だ。ここまで多くのウソで裁判には勝ったが、自分の所属していた事務所にも迷惑をかけることが分かっているので一切の情報を消している。裁判官に対しても気を使っているようだが、誰に一番迷惑をかけたか、長谷川は分かっていないようだ。よく考えればすぐに分かるはずだ。問題を解決してから辞職するのがまともな人間だ。お前のような人間は身内ともども誰からも相手にされない。鈴木は早く逮捕されて生涯収監されていて欲しい。悪いことしか考えない最悪の人間だ》(関係者より)

《鈴木よ、1000億円以上あるようだが、A氏に謝罪してこれからの人生を楽しく暮らしたほうが賢明だと思うよ。本来なら合意書に違反しているので取り分は無いはずだが、A氏の人間性から素直に相談すれば道が開けるかもしれない。とはいえ大事なことはここまで好き放題のことをして、A氏が金だけでは許すことは鈴木と青田、長谷川の3人に対しては無いという意見が多いようだ》

《あらゆる状況で助けてもらって、可愛がられていたのに、何故西はA氏を裏切って鈴木なんかと組んでしまったのだろうか。やはり大金に目が眩んだのか。そんな事とは知らず、ずっと西の資金要請に応えていたA氏の気持ちを考えたことがあるか。最近の関係者の話で、西は表向きの印象は良かったが、最初から金銭感覚がおかしかった。20億円以上の株券をA氏に渡していなかったり、コスモ証券の渋谷支店長を同行してウソの損失補填の約束をさせたり、奥さん自身の話でも自己破産や相続放棄は一切しませんと言っていたり、生活保護を受けていると言っていたが。全てウソではないのかという意見も上がっている。関係者が調査したら多額の保証をした時の文章とは違っていることが出てきたようで、事実関係の調査を今も継続中のようである》(関係者より)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(38)

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《裁判官って、一人でかなりの数の事件を扱うらしいから、ひとつひとつの検証をしっかり行わないで、思い込みや印象で淡々と事務的に進めていったのではないかと思う。それと、勝つ事に全力を注いだ鈴木側の代理人のあの手この手の巧みなやり方とA氏側の代理人は勝てると油断して真剣に取り組んでこなかったことの差は大きすぎる》

《鈴木、長谷川、平林、青田の家族や身内の人間たちが客観的に見てどう思っているか、意見を聞きたい。関係者にも今後、大きく影響する。読者、関係者の中でも身内や家族を独自に調査すると考えている人もいるようだ》(関係者より)

《この鈴木という人、裁判で勝っているのに逃げ回るばかりで、なんで堂々としていないの? やっぱりやましいところばかりでA氏やA氏の周りの人達の反撃が怖いんでしょうね》

《原告側の弁護士は辞職するべきだと思う。裁判に負けた理由を、中本と戸塚はどのように考えているのか。能力が無いのか、真剣さがなかったか、どちらかしかない。2人は弁護士として今後の仕事は難しくなるのではないか》

《鈴木は巧みに人を欺き、自分が助かる為なら平気で土下座でも何でもして涙を流せる人間だ。そして相手が心を揺さぶられる口先だけのセリフを幾らでもいえる血の通わない生き物だ》

《裁判官は、ピンクダイヤと絵画などA氏が鈴木に預けた品物も、鈴木には関係がないと無効にしてエフアールの責任と言っている。全く裁判官の判断力は子供以下だ。しかも地裁と高裁合せて6人もの裁判官がいて、一体何をしていたのか。こんな裁判官は辞任するべきだ》

《鈴木は自分を取り巻く関係者には多額のお金を与えて、自分に有利になる働きかけをしたに違いないね。裁判官までもがお金になびいたとしか思えない。白い物が黒くなったり、嘘が真実となったり、何のための裁判か分からなくなる。恐ろしい世の中だ》

《鈴木の裏仕事を手伝っている青田光市は、院長を脅かして赤坂マリアクリニックを乗っ取った。そして鈴木と協力して別の医療法人を設立しているが、警察に捕まっていないのが不思議だ。それに海外で違法なことをしたり、外為法違反を犯している。鈴木が海外に隠匿している資金を使って悪事を重ねているようだが、この男もこのままにしておくと世の中の為にならない。早く処分する方法を考えた方がいい》(関係者より)

《鈴木と西は自分の欲の為に全ての人間性を失った。いや、もともと持っていなかったというべきかもしれないが、人間として一番大事な「人として守るべき道」を全く分かっていない。逆にA氏は「仏」という屋号の家に生まれ、幼い頃から「わが身の利害を顧みず他人が困っていれば施さずにいられない」というような環境で育てられてきたのだと思う。A氏は西、鈴木とは真逆の考え方で人生を歩んできた。A氏は道義を知り、鈴木は人として守るべき道を知らない不幸な人間だ。必ず天罰が下る》

《ある書物に「他人に頼みごとをする時は正直に訳を話す事。人の心を動かすには何が大事かを考えろ。又、挨拶がきちんとできること、礼節を知ることが信用に繋がる」と書いてあった。鈴木と西は、こういう人間としての心得が全くできていないが、金が絡んだとたんに見た目を誤魔化し嘘をつく、特に鈴木は情に縋る振りをし、土下座も平気で涙を見せるとんでもない人間だ。西も生前はA氏に対して正直に訳を話さず嘘をついてA氏を裏切り続けた。この二人は人としての道義を知らない悪党どもだ。西は人に頼まれるとイヤとは言えない人の好さが少しはあったようだが、借りた金で女性には何でも買って上げ、鈴木とは全く逆の人間だった。鈴木は金があっても「金が無い」というジェスチャーをしていた。「口説く前と全く別人のようだ」と関係者が多くの女性から聞いている》(関係者より)

読者投稿 「鈴木義彦」(37)

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《鈴木とその関係者達に伝えておきたい事として、このまま安泰な人生を送れると思わない方がいい。自分達が今までやってきた事を振り返って考えたら分かるだろう。姑息で醜くあくどい手法を使って物質欲や金銭欲を満足させるために、仲間を裏切ったり多くの人達を不幸に陥れてきた事を後悔する時が来るだろう。A氏の関係者達は怒涛の如く鈴木たちの悪事を暴くことに執念を燃やしている》(関係者より)

《長谷川。乙59号証で「平成14年3月頃に会った」ということから全てがウソの話を構築した。鈴木と長谷川は一言で言って、もっともらしく色々調査したように書かれているが、大事な部分は全てがウソだった。鈴木側の唯一の証拠は平成11年9月30日付の確認書のみで、これもいくつもの証拠でウソと判明している》(取材関係者より)

《西に合意書の破棄をさせようとするなんて本当に想像を絶する。しかもまた10億円のお金で釣って(紀井氏より西の運転手の花館氏に数回で渡している)。鈴木は余程合意書の存在が命取りになると感じたのね。しかし引き受けた西も西だし、何を考えていたのか》

《鈴木は今のうのうと生きている。鈴木の家族も普通に生活しているのだろうが、世話になった恩人を裏切り、騙して取得した金で自分たちの生活が成り立っていることを知っているのか。それは許されない事だ。鈴木本人は勿論、鈴木の悪行を擁護した青田、長谷川、平林、杉原の弁護士達と裁判官も鈴木が犯した罪に加担したので相応の罰を受けるべきではないのか。このサイトの取材記者や関係者、さらに賛同する多くの読者からの鈴木に関する情報、例えば所在や鈴木を含めた家族たちの生活ぶりを撮った写真をサイトに掲載するべきだとの声も日増しに多くなっているようだ》(関係者より)

《A氏は、常に鈴木との直接対話を望んできたが、鈴木は7年間の間で都合の悪いときは消息不明にしてきた。和解書を白紙撤回してA氏に手紙を書いてきて、青田と平林弁護士を代理人に指名した後、A氏との接触を長い間拒否した。これは青田の影響のようだが、そのためA氏は仕方なく告訴した。この間平林弁護士は「50億円」という和解金を提示している。勿論A氏はこんな金額ではと平林の申し出を拒否した経緯があったが、裁判官はこの事実を全く考慮していない。鈴木の不利になる証拠はことごとく採用していない。これは裏取引があったとしか考えられない》

《これは人の心理までも悪用した鈴木の恐ろしく巧妙なシナリオ。自分は矢面に立たず、人をお金で動かして肝心なところで「俺は関係ない」とシラを切る。覚悟も何もなく、誠実や真面目といった言葉とは程遠い汚い卑劣な奴だ》

《最近読んだが、警視庁が南アフリカに17年間逃亡していた「奥多摩殺人遺体遺棄事件」の犯人、神谷某を逮捕したと書いてあった。そんな長い間、海外に逃亡していた極悪人を警視庁が根気よく捜査して逮捕したことを知って少し安心した。鈴木も多くの悪事が露見して早く捕まることを期待したい》

《この事件、これだけの証拠が揃っていて負けるなんて信じられない。控訴審では、判決をひっくり返して莫大な金額の支払い命令を下す勇気が裁判官にはなかったのかも。全く後味の悪い納得のいかない裁判ですよね。これは今後色々な形でいつまでも残り注目されていく筈です》

《志村化工の事件で有罪判決を受け、釈放された後の西と鈴木の間に密約があったことには驚かされた。二人して大恩人をここまで裏切れるのか。西は自殺してこの世にいないが、自分で気が付くのが遅すぎた。生きて鈴木と対決するべきだった。鈴木は反省して態度を決めないと、重ねた罪の重さ以上の大変な苦しみを味わうことになる》

《株取引の合意書は最初から鈴木と西が仕組んだ罠だったのか。A氏は二人の復活を期待して協力した。A氏の性格を知り尽くした西の計略と株取引に長けた鈴木との共同作業だった。二人がもう少しまともな考え方さえ出来たら合意書通りにA氏に利益金の配当をし、次の株取引の作戦を相談をしながら継続していれば三人とも数百億円の利益金を得ていたのではないだろうか。三人ともウインウインで西も死ななくて済んだ。途中でトラブルが起きてもA氏が常識的な話をすることで乗り越えられたはずだ。A氏と鈴木も良い関係が続いていただろうと思う。今更言ってもしょうがないが、目先の資金に目が眩んだ西と鈴木の強欲と悪性が悔やまれる。多くの関係者の意見では、西は先のことを考えず、その場の判断で自分の満足するようにするが、鈴木は先々まで考えた。本当に自分本位で、周りの人間のことは一切考えない。悪賢いやり方を平気でやる極悪人間だ》(関係者より)

読者投稿 「鈴木義彦」(36)

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《鈴木が隠匿している1000億円超の資金を新たなセーフティネット設立の原資にするというA氏や関係者の提案には大賛成だ。日本国民が一丸となって被災者の方々や生活困窮に陥った方々に手を差し伸べる輪を広げるために、知名度の高い芸能人やミュージシャンの方々などが率先してチャリティイベントに参画して戴ければ、大きなきっかけになると思う。コロナ禍で日本経済が強烈なダメージを受けている状況を見ると、セーフティネットの構築が急がれる》

《鈴木は西と出会い、親和銀行の融資で全く価値のない担保で100億円以上を騙し取った。自分の金銭的な利得のために親和銀行を経営危機に陥らせ、九州一円の地方銀行と経営統合を繰り返す事態を招いた。その後、A氏を紹介され、それこそ何から何まで協力してもらって、お前は全てを自分の都合のいいように言っているが、西との出会い、A氏との出会いがなければ誰にも相手にされない状況で、人生が終わっていた可能性が高い。A氏の協力がなければ何もできない状態の中で自分だけ1000億円以上なんて、ふざけるな。身内も絶対に許されない》(関係者より)

《希代の極悪人鈴木とその関係者達の悪事によって、今までに何人の善良な人達が不幸に落とされ泣き寝入りさせられてきたことか。相当な恨みを買ってきているはずだ。鈴木やその関係者達はそんな事等全く眼中に無いだろうが、甘く考えない方がいい。人の恨みを買うと、必ず自分で始末をつけなきゃいけなくなる。その日は遠からず来る》

《鈴木の言葉巧みに相手を説得、納得させるジェスチャーはどこで身に着けたのだろう。和解書作成の時も、A氏の心を掴むようなセリフをぺらぺらと吐いて信用させてしまった。人を徹底的に利用し、儲けは殆ど独り占めにして、役に立たないと分かると平気で人を切り捨てる・・・。側近が証言しているように、口約束で書類は作らない、後から言った言わないの水掛け論に持ち込む手口、A氏の人の良さも鈴木に上手く利用されてしまったのですね》

《鈴木や西は銀座や六本木で飲む事が多かったらしいが、大体高級クラブに飲みに行くこと自体が間違っている。借金を全額返済してから行くのが当たり前じゃないか。まして気に入ったホステスに「バンスを清算してあげる」などと、誰の金で払うつもりなんだ。愛人など持つ身分じゃないだろう。全くモテない男が金の力で9人の愛人がいると本人が言っていたようだが、A氏が同行している時なら尚更目の前でそんなセリフは口が裂けても言える立場じゃないだろう》(関係者より)

《投稿している方々の気持ち、すごくよく分かります。それにしてもこれだけの証拠が認められず、自分の都合のいいように変えた鈴木の証言や度を越した嘘が認められるってどういう事?! こんな裁判あっていいの?!》

《鈴木はここまで非道な事をやればどういう結果が待ち受けているか考えなかったのか。後先を考えれば予想が付くことだと思うが。普通は家族などのことが頭をよぎりストップがかかるが、鈴木の場合は我欲さえ満たされれば家族や身内の今後の人生など、どうなろうと関係無いのだろうか》

《長谷川元弁護士は今回の鈴木の裁判の勝訴後何故か弁護士登録を抹消しているらしいが、さすがに今回は本人もやり過ぎた感が強かったのか、極めつけは誰もがおかしすぎると反響の大きかった「乙59号証」のやりとりだろう。某反社会的組織のトップの名前まで出して工作した事やインターネット上で開示されている証拠を見て、鈴木との多くのウソがバレたことに気づき、今までの様に弁護士活動を続けられないと悟ったか》

《鈴木って、A氏に会う前から同様の手口で人を欺いて助けてもらい、卑劣な方法で裏切るということを繰り返してきた邪悪な40年の人生だったと思われる。人の心の動きまでも利用し、用意周到に立ち回り、ギリギリのところで逃げ切る。数えたら相当な罪に問われるだろうに、地検も検察も国税も手を出せないなんて、まるで作者のいるフィクションのよう。社会現象を巻き起こした『半沢直樹』なら「1000倍返しだ!!」とやっつけてくれるのに。原作者の池井戸潤に是非脚本を書いて欲しい。ノンフィクションなだけに凄い事になりそう》

《杉原正芳弁護士。有印私文書虚偽作成、行使。宝林株の取得資金の出所を紀井氏の名前にした。紀井氏より問い合わせがあっても一切回答がない、というのはやったことが犯罪だと自覚していたからだろう》  (以下次号)

「種子田一族からの回収資金は支援金に」さらに吉郎理事長を責任追及 

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種子田益夫がT氏と債権者に負った債務は平成15年当時で約368億円に上っていた。平成6年頃から種子田への融資が始まって以降、種子田は最初の融資(アイチへの債務1億5000万円の肩代わり)こそきちんと約束通りに返済をしたが、2度目以降は借りる一方で返済を滞らせ続けてきた。その結果がとんでもない金額になっている。T氏は種子田の債務処理に協力すると約束したから、その約束を守り、返済がなくとも種子田の依頼に応じたし、返済の督促もしなかった。しかし種子田はT氏のそうした性格に乗じてとことん融資を引き出そうと企て、揚げ句に返済を滞らせたまま令和2年10月13日に死亡した。種子田が負った債務の返済は当然、吉郎以下弟妹が責任を持って処理すべきだが、子供たち全員が相続放棄という無責任な手続きを踏んだ。種子田の買収した病院の権益で吉郎と弟妹は日々を豊かに暮している。返済能力が無いのではない。有り余るとは言わないが、十分に返済計画を立てて実行することができるはずなのに、それを拒んだのである。

T氏と債権者は平成6年に融資を実行してから現在に至るまで、種子田に強制力を行使してでも回収を図ったことは無い。それよりも、巨額となっている債権を回収した際に社会的に有為な使い方が無いものかという話を何度も繰り返してきたという。折からのコロナ禍で生活が立ち行かなくなっている人が急増して、日本全体の経済も悪化する危険性が高い中で、政府にセイフティネットの構築は大きな期待ができず、民間版でもできることがあるはずだというのがT氏と債権者たちの考えにあるようだ。コロナ禍に限らず、数年前から起きている自然災害、世界に目を向けた時の飢餓難民問題など各国の対策が追い付いていない状況を救済する一助になるのではないかという発想は大いに歓迎するところではないか。
それに引き換え、種子田益夫はもちろん子供たちは自分たちさえよければ、後は関係ないという態度に終始しているのが腹立たしい限りだ。父親が亡くなったから、これで終わりということは決して許されることではない。特に吉郎は理事長として東京本部を統括する立場にあって、長い間、父親の病院買収や運転資金の調達でT氏と債権者の協力支援に負ってきた事実を目の当たりにしてきた。
平成6年にT氏から1億5000万円の融資を受けて以降、種子田益夫が約束通りにT氏に借金を返済したのは、最初の1億5000万円の時と平成10年12月の1億円(種子田の約束では20億円)だけで、後は借りる一方だった。
しかも、その借り方は尋常ではなく、T氏が2度目に12億円を融資した翌日から毎日のようにT氏の会社を訪ねては借金を申し入れ、T氏が難色を示しても「手形を落とさなくては会社が潰れてしまいます」と言って、床に額をこすりつけながら「お願いします」という言葉を連発する始末だった。正月の元旦にA氏の自宅に社員を押しかけさせ借金を依頼することもあり、さすがのT氏も辟易としたが、それでも種子田は怯まず何度もT氏の会社に顔を出した。予定の有無など種子田には関係なかったのである。それゆえ、T氏もついに「これ以上は無理です」と断りを入れたが、そんな時でも種子田はT氏の友人の何名かの名前を出して、T氏の信用ならば借りられるはずなので頼んで欲しいなどととんでもない依頼をした。
こうした借金の申し込みをする種子田に、T氏は何度「これ以上は無理」という断りを言ったのか分からないほどだったが、そうした中で、種子田が「融資をして頂けるのであれば、どんな担保提供も致します」と言って、経営するゴルフ場や病院の名前を挙げた。種子田の経営するゴルフ場は宮崎、広島、兵庫などに複数か所、また病院も茨城県牛久市の愛和総合病院を中核に全国規模で病院を買収している最中にあったようで、それならば知人友人に声をかけることができるとT氏は考えた。

T氏は種子田に融資をするに際しては、金融が本業ではなかったから、殆ど担保も取らず借用書1枚で融資を実行したが、返済もしない種子田は手形を持参しても、いつも書き換えることばかりが続いていた。それ故に種子田も担保提供を口にすれば、T氏も新たな融資に応じてくれるのではないかと考えたかもしれない。
T氏が知人友人に話を持ちかけると、何人かの関係者から「病院を担保にできるなら」という返事があったことから、T氏が改めて種子田に確認すると、種子田は「大丈夫です。息子(吉郎)に理事長をさせていますが、実際の経営者は私なので担保に入れることは全く問題はありません」といい、それはT氏の関係者も聞いていた。そこでT氏は関係者にも諮り10億円、次いで25億円を種子田に貸し付けることにした。
だが、種子田が病院を担保に供すると言った手続きはなかなか進まなかった。というのもT氏が種子田に手続きの話をすると、「私の病院は東邦医大や東京女子医大、京都大医学部などの応援や支持を受けて成り立っており、茨城県や厚生省、社会保険庁などの監視下にもあるため、少し時間をください」と言って先延ばしをするようになった。そして、T氏が手続きの様子を聞くたびに種子田の口調はどんどん後退していき、公共性を前面に出して担保提供が難しいことを強調するようになったのである。種子田はその間にゴルフ場の会員権を大量に持ち込んできたが、実際にはT氏側で販売に協力して、その販売益を債務返済の一部にして欲しいというもので、とても担保に値するものではなかった。しかもT氏が調べてみると、種子田は各ゴルフ場の会員権を定員を遥かに超えて印刷し乱売していることが分かったのだ。この乱売は明らかに違法であった。

種子田からの融資を回収するためには病院を売るしかない。それがT氏の判断だったが、平成9年頃から約10年近くにもわたって種子田は武蔵野信金、国民銀行、東京商銀信用組合などの金融機関をめぐる不正融資が発覚し事件化したため、警視庁や東京地検特捜部に逮捕起訴される事態が起きた。種子田自身は一時的に保釈されるタイミングがあり、T氏の会社を訪ねることもあったが、実際には種子田の側近がT氏に状況を知らせるという状態が続き、その際に経理担当の職員が毎月債務残高の計算書を作成して持参していた。平成15年5月15日付の債務残高確認書によると、すでに債務総額が約368億円という途方もない金額になり、この書面には種子田の承認印が押されているが、もはや病院を売却しなければ清算するのは困難な状況にあった。
しかし種子田はそれでも「牛久愛和総合病院は病床数が500前後もあって大病院ですから500億円以上の価値がありますので、決して問題はありません。息子の吉郎も『父からの預かり物なので、いつでも必要に応じてお返しします』と言っている通りでから、大丈夫です」とT氏や関係者の前ではっきりと言明した。しかし病院を担保に提供する気配はなかった。
種子田は狡猾だった。T氏ほか債権者となった知人友人の前では病院をいつでも売却して生産するということを何度も繰り返していながら、一方では種子田の顧問弁護士である関根栄郷に依頼して、種子田の責任が病院には及ばないよう法的な手続きを進めていたのである。仮に口約束であっても契約は成立するとはいえ、確かな裏づけが無ければトラブルの原因にもなる可能性は高い。種子田はそれを最初から企んでT氏への担保提供を先延ばしにしていた。

種子田はT氏が面談をしたいと連絡をしても居留守を決め込むようになり、電話にも出なくなった。T氏から逃げ回るようになる一方で、刑事事件化した不正融資事件で有罪判決が出て懲役刑を受けるということも重なったため、T氏がようやく種子田と面会できたのは平成22年12月のことだった。しかし、種子田はもはや病院が第三者に強制的にでも売却される恐れはないと確信していたのか、T氏には「病院は私とは関係ないので、働いて返します」と開き直るように言って、債務返済についても具体的な話をしなかった。それどころか、その場で「社長、2500万円をお借り出来ませんか?」と、とんでもないことを言い出した。当然、T氏は応じなかったが、種子田はT氏の複数の友人に電話をして融資をしてもらえるよう口添えをして欲しいと頼んでいたことが後日判明した。T氏は年内にもう一度面談しようとしたが、種子田は「年が明けたら必ずご連絡しますので、1月にお願いします」と言って帰って行ったが、それ以降、T氏や関係者がいくら連絡を取ろうとしても種子田は所在をくらませ、一切の連絡を絶ってしまった。

種子田が買収した病院は現在、牛久愛和総合病院を中核に常仁会グループを形成しており、高知と宮崎の病院を束ねる晴緑会、北九州の病院を持つ明愛会、新潟の病院を持つ愛美会の4団体7施設がある。その4団体を束ねているのが常仁会東京本部で、トップに君臨しているのが種子田の長男である吉郎だ。吉郎はもちろん7つの病院の理事長も兼務する立場にあるが、そもそも、医師の資格もない吉郎がなぜ理事長になれたのか、さらに医療法人をまたがって理事長を兼務するのは違法ではないかという疑念が、吉郎が理事長に就いて以降ずっとつきまとってきたのである。
しかも、種子田がT氏ほか債権者たちに「息子はいつでも病院をお返しします」と何度も繰り返して言っていながら、一度もT氏や債権者に会うこともせず、ある時、種子田の側近であった田中延和氏が吉郎を説得してT氏に電話を架けてきたことがあったが、吉郎は「社長さんやお友達はお金持ちだから、そちらで処理してください」と行ったきり一方的に電話を切ってしまった。極めて無責任な、社会的責任を一つも感じていないような言い回しにT氏は呆れ、T氏から電話をかけたが、吉郎は電話に出なかった。それ以後も、吉郎は一切対応していない。
愛和総合病院を始め病院グループが健在である限り、そこには一定の収益があるはずだから、種子田はもちろん吉郎もT氏や債権者への返済はできたはずである。先にも触れたように債務が巨額に膨らんだのはひとえに種子田が返済を怠ったからである。
病院の収益を吉郎以下安郎と益代の弟妹も存分に享受してきたにもかかわらず、父親が作った債務には目を背けて知らぬ振りをしていることは許されないことだ。それが現実にまかり通ってきたこと自体が不可解でならないが、それもこのあたりで終止符を打たせなければならない。(以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(11)

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《種子田吉郎は、理事長の役目がお飾りでしかないことを就任当初から承知していたはずだ。父益夫が調達した資金で病院を買収し、併せて運転資金を賄っていたことも身近で見聞きしていた。そうした経緯を無視して「父親は関係ない」と言うのは、まさしく父親もワルだが、息子は輪をかけてワルだということになる。病院の公共性を盾に担保提供を拒めば、病院の理事長の立場でしっかり社会的責任を果たせということになり、相続放棄さえすればそれで済むとはならないはずだ。T氏の前で「父がご迷惑をかけました」と一言謝るのが息子吉郎の第一にやることではないか》

《身内の人間ですら種子田親子の悪どさには辟易としていたようだ。それほどのワルだから種子田の後見役として目を光らせて来た瀧澤孝(故人)ですら最後には煮え湯を飲まされることになった。瀧澤がT氏の事務所を何回も訪ねて、最後に別荘の権利証を置いて行った話は、瀧澤なりの誠意だったかもしれないが、T氏が被った被害を埋めるには遠く及ばない》(関係者より)

(種子田吉郎は父益夫の代役を立派に果たしていると墓前で胸を張っているのだろうか。もしそうならば、社会人としてのルールを弁えない本当のろくでなしだ。嘘や偽りで固めた人生を過ごしてきた種子田益夫がいなければ、吉郎には病院という公共性の高い施設の理事長にはなれなかった。しかし、吉郎は益夫が実質的にオーナーだったことを隠してきた。誰もが知っている事実を隠したまま病院の権益を死守しよとしても、それは不可能だ)

《種子田は犯罪行為で有罪判決を受け、償いを求められた。しかし、何一つ反省した様子は窺えない。悪人には必ず報いがあることを息子の吉郎はしっかり受け止めて、自分が悪人と呼ばれないよう、反省するべきだ。人をだまし続けて過ごしてきた人生には必ずそのツケが回ってくる。吉郎はそのことにまだ気づいていないと言うのか。先々、必ず「あの病院は」という悪評がいつまでも残るだけでは済まず、子供たちにも波及する》

《病院は国の社会保障制度を維持する基幹的な役割を持っているが、種子田吉郎に父益夫の債務をしっかり返済させることができたら、その資金もまた社会保障に役立てられる使い方があるはずで、T氏は折からコロナ禍で大変深刻な状況にある人たちを救済する何らかの支援組織を立ち上げるという構想を描いているようだ。その実現のためにも、吉郎はT氏に謝罪して債務の処理方法を話し合うべきだ》

《一般的な親の遺産を相続したという事とは違って、種子田益夫がT氏達を騙し取った金で買収してきた病院に、長男の吉郎を医師の資格も無いまま不正な手段で病院の理事長に就任させながらコントロールしていくという計画的犯行で、息子である吉郎も明らかに父益夫と共謀していて、共犯である》

《種子田吉郎が理事長となった経緯を考えれば、息子の吉郎には「父親の問題は自分には関係ない」と言えるはずはなく、負債が巨額であっても誠意を持って対処していかなければならない。それが責任を果たすことであり、吉郎本人が一番認識しなければならないことだ》

《種子田吉郎が今現在も医師の資格も無いまま理事長として君臨していることが不思議でならない。病院の幹部たちとはどういう関係になっているのか。違法な手段で理事長に就任したんだろうが、今からでも大きな問題として取り上げ、追及しなければならない事案ではないか》

《病院グループが今日あるのは、種子田の側近だった田中延和氏の手腕と言っても過言ではない。その田中氏に対する種子田親子のぞんざいな扱いは、人として到底許されるものでは無い》

《種子田益夫は債務を返済しないまま死亡したが、その債務処理は吉郎ほか弟妹たちが責任を果たすのは当然だが、T氏は債権を回収するのは当然としても、それを今、コロナ禍で生活が立ち行かなくなっている人たちのセーフティネットを作る資金に充当しようと言っている。公共性の高い有益な事業に使われるならこれ以上のことは無い》   (以下次号)

 

読者投稿 「種子田益夫」(10)

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《種子田の借金は金利(年24%)込みで368億円というが、いったいどうしてそんな金額になるまでと思われるかもしれないが、種子田は牛久の病院だけでも500億円以上の価値があるので、500億円までは問題ありませんし息子も承知している(父からの預かり物です)と当時言っていた。しかもこの金額は平成15年当時のものというから、それから17年も経っている今はどれだけ膨らんでいるか、そんな天文学的数字は想像もつかない。息子の吉郎は覚悟を決めてグループのいずれかの病院を売って債務の返済をしなければ、首が回らないだけでは済まないことになる。少しでも良心を相手に示して詫びたうえで、その後の処理を話し合った方が得策ではないか》

《種子田吉郎という男は病院の理事長のくせに、患者の心に寄り添える温かい心というものが感じられない。病人は心も身体もやんでいることが多く、十分なケアができるかどうかが常に要求される。しかし、吉郎の病院だけは健康でも病気になってしまいそうで行きたくない。吉郎自身が精神の病を治療した方がいい》

《種子田吉郎が不法に理事長になって、それが現在まで問題にならずに続いていることが不可解だ。医療の現場で、院長を始めとする医者たちは何を考えているのか。違法な手段で吉郎が理事長に就任した事実を、皆が承知の上で沈黙しているなら、これからでも遅くはないから大きな問題として取り上げ、追及するべきではないか》

《種子田吉郎には何か弁明することは無いのか。これだけの報道が出れば、吉郎は必ず釈明を求められる。その時にいくらシラを切っても、父親の益夫がT氏から融資を受けて病院を買収し、運転資金に使ってきた事実は消えない。もし、そうでないと言うならば、吉郎はその証拠を明らかにする義務がある。しかし、いくら釈明を求められても、吉郎には明確な説明はできず、ただ誤魔化し続けようとするだけだろうが、それも限界に来ている》

《監督官庁の厚労省や地元の自治体、そして医師会は何をしているのか。種子田親子という悪党どもの情報はこれまでにも少なからず入っているはずなのに、何も対策を講じた形跡が見られない。それにしても種子田益夫に関わったT氏やT氏が頼んだ他の債権者が被った被害は深刻で、それを知っている長男の吉郎が知らぬ振りをしているのはあまりに理不尽ではないか。厚労省や地元自治体、医師会即刻動くべきだ》

《種子田益夫以下子供たちのやっていることは詐欺行為そのものだ。種子田家一族がトコトン社会的信用を失墜しても誰も手を差し伸べないだろう。父親が息子との関係を断ち切ったかの如く演じてきたというが、そんなことが本当にできるのか。犯罪人の子供たちが父親との縁を切るという話は聞いたことがあるが、種子田の場合は作為的で計画的犯行だから破たんすると思う》

《数日間にもわたって料亭「口悦」でT氏を接待するなんて尋常ではないが、それが種子田の手だったとすれば、最初からT氏をダマシにかけるのが種子田のやり口だった。そんな男には金を借りても律義に返済する意思など毛頭ないはずだから、種子田は生粋の詐欺師と言っても過言ではない。亡くなった人は責任を取れないが、病院グループの理事長に納まる息子吉郎ほか兄妹には返済能力がある。しっかり責任を果たすのは当然のことだ。T氏とT氏の知人の何人かは、益夫が「息子の吉郎は、父からの預かりもので必要に応じていつでもお返ししますと言っています」と言っているのを何度も聞いている》(関係者より)

《種子田はT氏が断っても床に額をこすり付けるように土下座をして、涙を流して懇願するというが、そんな場面を見たらT氏ならずとも根負けするに違いない。しかし、種子田はT氏の会社を出ると、「上手くいった」と言ってニンマリすると種子田の側近が会社を辞めるときにT氏に暴露した時、T氏は怒りに震えたことだろう。金のためなら済談を選ばないというのが種子田の本性で、骨身を削ってでも種子田に仕えた身内の人間さえも切り捨てる冷酷さは非難されて当然だ。種子田は最初から借りた金をだまし取る計画だったに違いない。そして息子の吉郎また当然のように他人のことなど知ったことではないと考えているようだが、自分のやったことの責任は自分に返って来て必ず吉郎は後悔することになる》

《種子田吉郎には病院に関わる全ての責任を取らなければならない義務がある。父親のダミーだろうが何だろうが、責任者としての義務が免責されることは無い。それが出来なのなら、自分は無責任な人間ですと頭を下げて今すぐ職を辞するべきだ。しかし、それも嫌だというのであれば、早々にT氏と面談して処理方法を話し合うべきだ。1日も早い方がいい》

《種子田吉郎は常仁会グループ病院の権益を放棄するのがいいのではないか。父親の益夫が死んで相続放棄をしたなら、病院の権益も放棄するのは当然である。しかし、その前にT氏への債務処理をしっかり行うことが順番で、見返りを求めずに助けてくれたT氏に謝罪することだ。息子の吉郎にはすぐに決断ができないかも知れないが、それが無ければ系列病院全ての買収経緯や実態が世間に明らかになる。それを吉郎自身がするか、第三者がするか、どちらか二つに一つだ》  (以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(9)

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《種子田益夫に協力して吉郎の理事長就任に貢献した自民党の国会議員(丹羽雄哉)は、厚労族のボスの一人として権力を握ってきたという。病院を買収するたびに吉郎を理事長に就かせるためには恐らく種子田の莫大な裏金が流れこんだように思うが、国会議員への献金がそのまま贈収賄疑惑につながるのに、当時は何故問題にならなかったのだろうか。今となっては時効だろうから、この際、当時の真相の一端でも語ったら驚くような実話が出るかもしれない。そうなると、吉郎自身が「父親とは関係ない」と言い張ってきた根拠が無くなることも有り得るから、吉郎を公の場に引っ張り出して白黒つけさせる有効な手だてになるかもしれない》

《種子田が強力な後ろ盾として頼りにしてきたヤクザの親分に対して、警察に「恐喝された」と訴えて逮捕させたというが、種子田には人の恩情に感謝する心がまるでない。たぶん、息子の吉郎も種子田の血を引いて身勝手な振る舞いばかりしているのだろう。T氏に対しての言動やウソ八百を平気で並べて相続放棄の手続きまでやってしまう吉郎の開き直りの態度がまさにそれを裏付けているように思う》

《種子田吉郎ほか益夫の子供たちが揃って相続放棄の手続きを取ったのは、全ての責任を父親の益夫に押し付けて知らぬ振りを決め込むためで許せない話だ。先に死ぬだろう父親から、兄弟たちは病院の権益という遺産を受け取っていながら、グルになって借金という負の遺産は放棄するなどという茶番はまかり通らない。全ての責任を息子の吉郎ほか兄弟たちにも取らせるべきだ》

《種子田吉郎には父親への対応で相談する知人が一人もいなかったのだろうか。逆に父親が何度も逮捕されるようなヤクザな生き方をしている事実は恥ずかしくて言えないし、病院グループの理事長という身分をひけらかして周囲の関心を誘うことしか眼中になかったのかもしれない。もしそうなら、吉郎は父親の言いなりになっているしか選択肢はないことになるが、吉郎を最悪の人間にしていると思う。吉郎は問題を解決しないと、ますます世界が狭くなり、身近な所からも非難を浴びることになる。解決策は簡単なことで、借金が返せないのなら代物弁済をすれば良いだけである》

《田中延和氏は種子田益夫に病院グループへの復帰を頼んで断られたために辞めたというが、吉郎が安穏と理事長職に就いていられるのは誰のお陰なのかを考えることもしなかった。種子田が田中氏に渡した退職金はわずかに100万円だったと言い、さらに吉郎は種子田が田中氏に上げたロレックスの時計を取り返したという。親子そろって、何という破廉恥漢か。光景を想像するだけで虫唾が走る》

《病院は公共性の高い施設だから、社会的信用が厳しく問われるのに種子田吉郎はそれを全く無視して理事長職にしがみついてきた。父親による多くの悪事はもちろん、病院を密かに一族の資産にすり替える犯罪を親子して実行した悪事や悪評が、今後は堰を切って溢れかえる》

《吉郎にはコンプライアンス違反がつきまとう。種子田益夫が死亡したことで、吉郎はようやく解放されたと思っているかもしれないが、それは絶対に有り得ない。父親の益夫に言われるままに毎月6000万円という裏金を渡して、それが反社へ流れていた事実を消すことはできない》(関係者より)

《ウイズコロナの時代に入って、どの病院でも者数が減少し、経営難に立たされている。吉郎が理事長を務める病院も例外ではないだろう。完全に買い手市場で、患者が病院や医師を選ぶ時代に入っている。この難局に種子田父子のキナ臭い噂が世間に流れたら、患者離れは必至だ。吉郎は今、自分の置かれている立場をどう考えているのか》

《吉郎は息子として「父親の問題は自分には関係ない」と言えるはずはない。自身が理事長となった経緯を考えれば当然で、父親の負債がいくら巨額であったとしても誠意を持って対処していかなければならない。それが社会人として責任を果たすことであり、父親の死亡直後に相続放棄などという姑息な手段を取るのは最低、最悪だ》

《種子田吉郎は病院グループの患者や経理部門に対してレセプト点数の高い患者を優先的に診るようにという指示を出しているのではないか。そんな情報が引きも切らずに聞こえてくるが、それが事実ならば、金満経営どころか詐欺にも等しく、患者軽視も甚だしい。父親譲りの強欲でやっていると、間違いなく医療事故を起こすぞ》(以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(8)

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《種子田益夫と息子の吉郎は口裏を合わせて、益夫が「病院には関与していない」と言い張り、吉郎は「父益夫は病院には関係ない」と言って益夫の関与を認めないという主張は極めて悪質だ。吉郎は病院という資産を債権者から守ってきた積りでいるのだろうが、種子田が病院でオーナーとしてふるまってきた全てを吉郎は日常的に目の当たりにしてきたのだから、父親による病院の買収や経営に関わる資金調達をT氏から受けた部分だけを知らないとは言わせない。それが愛和病院グループ形成の発端であることを吉郎は東京本部の役員として見てきたことをすべて承知している》

《石川さゆりは今、種子田益夫との関係をどのように振り返っているのか。芸能情報を見ると、かなり気丈な性格というが、種子田が不正融資事件で逮捕され、石川自身も融資の片棒を担いだように報道された時は、さすがにNHKの紅白への出場も取り沙汰されて憔悴して光景が思い出される。石川をテレビで見た時、何か陰りのあるようなものを感じた記憶があった。種子田益夫は他人を喰いモノにしてきたが、長男吉郎のT氏への不躾な電話対応を見ても、吉郎は父親以上にワルかもしれない》

《種子田吉郎はそもそも自分の力で理事長に就いたわけでもないのに、あまりにも不遜だと思う。日大芸術学部を卒業して間もなく、益夫に命じられて医療雑誌のツアーに参加したようだが、1ヶ月間の視察くらいでは付け焼き刃にもならず、お守り役をした田中延和氏はさぞや苦労したはずだ。吉郎が東京本部の役員につき病院グループを束ねる役目を負うなんて、あまりにもふざけている。病院経営はそれほど甘いものではないはずで、それこそ全てが父の金、父の人脈で経営がなされていたのは間違いない。吉郎は病院に働く医師を一人でも自力でスカウトしたことがあるのか。父親が作った債務は吉郎が返すのは当然で、相続放棄だなんて見え透いた手段を使うなと言いたい》

《種子田吉郎は父親の益夫に命じられてのことか、病院の経理を操作して毎月6000万円を父親に届けていたという。その金を益夫は返済もろくにせずに銀座辺りのクラブで散財していた。本当にろくでなしの父子だ。病院経営の経理処理は不透明で不明朗な事が多いようで、厚労省の天下りが目を光らせていても厳密なチェック機能が稼働しているとはとても思えない。種子田の病院グループを一度徹底的に洗い直す必要があるのではないか》

《吉郎がT氏に連絡をしたのは一度きりしかなく、それも「社長さんや周りの人は金持ちというじゃないですか。それなら、そちらで処理してください」と一方的に言って電話を切ってしまったというが、余りにも無礼な態度で、それが理事長を名乗る大人の対応なのかと憤りを感じる。医師の資格もなしに理事長になれた真相を探れば、莫大なマネーが動いて、かなりの裏技が使われた状況が見えてくるに違いないが、それも振り返ればT氏のお蔭ではないか。吉郎はT氏に感謝こそすれ、通り一遍の挨拶もできない自分勝手な人間だ》

《種子田益夫が買収した病院を密かに資産化したのは明らかに脱税である。病院の権益を資産として守ってきた吉郎の罪は重い。表向きには息子の吉郎が理事長になっているに過ぎないという点を強調しているのだろうが、長い間にわたって吉郎は益夫に名義貸しを続けてきたことになるから、吉郎は父親と同罪で税務署が一番注視する脱法行為となる。病院グループの形成には間違いなく益夫の調達した資金が必要不可欠で、種子田父子は一切申告していなかったから所得税法違反に問われる》

《牛久愛和総合病院を筆頭とする病院グループには500億円を超える隠れた債務があるということが公然となったら、地元の医師会は慌てふためくに違いない。それどころか、病院グループは全国規模になっているから日本医師会にも波及する。吉郎が資格もないのに理事長に就いた背景事情は地元の医師会は良く知っているはずだ。理事長就任の許諾を与えるに際して地元の医師会が少なからず関与したのは間違いないからだ。医師会は驚いて早急に問題を解決するよう吉郎や病院長に問い合わせや指導を行うべきではないか》

《種子田益夫は部下に相当傍若無人な態度を取り続けたのだろう。種子田が逮捕された直後に種子田のボディガードが大量の内部資料をT氏に預けたり、田中延和氏を始め複数の側近が耐えられずに辞める際にT氏に実情を吐露したのはその表れだったと思う。しかし、種子田が山口組芳菱会に内部資料の取返しを頼んだのは異常な感覚と言うしかない。種子田自身がT氏への借金返済をほったらかしにしてきたことを棚に上げて、芳菱会No.2がT氏に「タマを取るぞ」と脅しを架けるのは本末転倒だ。他にも種子田は事実と違う話を周囲に振り撒いてT氏に迷惑をかけたが、種子田の振る舞いがそのまま長男の吉郎にも引き継がれている。T氏は男気で種子田を助けたにもかかわらず種子田父子がT氏を踏みつけにしているのは許されないことで、相応の法的制裁を受けるのが当然だ》

《種子田による病院の買収と運転資金の調達で病院グループが安定化していくにつれて、父親には何の抵抗もできず言いなりになっていながら、吉郎はその資金で随分良い思いをしたのではないか。種子田は過去に売春防止法違反、法人税法違反、特別背任等で有罪判決を受けた完全に犯罪体質の男だ。そんな種子田にとってT氏を欺くことは簡単だった事が窺い知れる。息子の吉郎も父親の体質を知らない訳がない。解っていながら見て見ぬ振りをしてきた。それがいつの間にか吉郎の体質にもなっているように思う》

《種子田が息子の吉郎を病院グループの理事長に据えたのは、種子田自身が表の役職には就けないから、裏で完全にコントロールできる身内の人間の中から選んだということか。T氏とT氏の知人から騙し取った金で買収してきた病院を隠れた資産にするために、種子田は不正な手段を使ってでも医師の資格も無い吉郎を理事長に就かせたが、明らかに計画的犯行だった。関根栄郷弁護士がさまざまにアドバイスをした結果だろうが、10人を超える弁護士の中で唯一残った関根弁護士は種子田の違法な要求に応えた悪徳弁護士だ。関根はT氏が病院を担保に提供する条件を知っていたので田中延和氏がT氏と吉郎を合わせようとしたにもかかわらず、T氏を息子の吉郎とも一切接触させようとはしなかった。種子田にとっては心強い弁護士だった。関根は弁護士には不適格で、種子田と関わっている間は種子田と週に2回ぐらいは銀座に出て、T氏と会った時には必ず席にきて1日も早く返済させますと挨拶していた》    (以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(7)

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《種子田益夫は病院を担保にすると言って借り入れをしながら、約束を果たさなかった。T氏から逃げ回ってばかりいて、しばらくぶりに会ったら、「病院は私には関係が無い」とは何という言い草か。最初から借金を返す誠実さなんてなかったのだろう。種子田が買収した病院グループのオーナーであることは、種子田自身が「コップから灰皿に至るまで自分の所有物だ」と病院の職員を叱り飛ばしてきたことでも分かる。そういう種子田の振る舞いを、息子の吉郎が身近で目の当たりにしてきたにもかかわらず、知らぬ存ぜぬと言い張っても世間は通らないし、父親の負の遺産を吉郎が負うのは当然で、病院の理事長としての責任でもある》

《種子田父子のような人間は少ないかもしれない。世間に不義理ばかりしている父親を見て育った息子は「父親とは同じ人生を歩みたくない」と思うのが普通だと思うが、種子田の長男吉郎は父親と同じ過ちを繰り返している。すでに吉郎自身の不祥事や責任問題がネット上でも拡散していると思うが、吉郎はただ知らぬ振りをするしかない。しかし、父親益夫の過去の前科前歴や反社会的勢力との付き合い、演歌歌手の石川さゆりまで登場した銀行の不正融資事件など話題には事欠かないはずなので、吉郎を矢面に立たせて責任を自覚させることは当然のことで、債務を負いたくないのであれば理事長職を降りるのも当然だ》

《種子田益夫が死んだら、一斉に相続放棄の手続きを取るというのは、長男吉郎が前もって弁護士に指示してきたことに違いない、しかし、父益夫の負の遺産を切り離してしまおうとするのはあまりにも身勝手な犯罪であると思う。種子田は関根栄郷弁護士のアドバイスで、病院の買収や運転資金の調達で表向きの関与を消したのだろうが、現に医者の資格も経営の能力もなかった吉郎自身が病院グループの理事長に就いてきた事実は揺るがないはずだ。そうであれば、益夫が病院を買収した資金、その後に経営を安定化させるための運転資金をT氏やT氏の知人から借り受けても返済を滞らせ続けた責任は吉郎ほか種子田一族にも及ぶのは当たり前である。病院の権益だけを死守しようとしても、その不公正さは許されないことで、税法上でも問題がある》

《種子田吉郎以下弟妹とその家族による相続放棄は、父親の益夫が反社会的勢力と昵懇で、この先何が飛び出すか分からないし、数多くの詐欺を働いたことで前科前歴も多く、まして巨額の債務を抱えてきたから、という理由からだろうが、それが自分の父親だったという認識で対応しなければ、一気に社会的信用を落とすに違いない。病院経営が危うくなる前に吉郎自身が病院から責任を取らされるのではないか。当然だが、世話になり迷惑をかけ続けたT氏に謝罪して責任を果たさない吉郎たちには医療に携わって欲しくない》

《種子田吉郎は病院の買収にも経営の基盤づくりにも何一つ関わっておらず、全て父親益夫の言うままに、側近の田中延和氏がお膳立てした東京本部に胡坐をかいていただけではないか。しかも田中氏は経営が落ち着くまでは種子田が持ってきた資金で経営の安定化を図っていたと明言しているのだから、吉郎が全くのダミーとして理事長に就いてきたのははっきりしている。T氏が種子田に融資をした金が病院の買収や経営に使われたのは間違いないことで、父親が死亡して相続放棄の手続きまで取るのは決して通らないし、この期に及んでも「父親とは一切関係ない」と言い続けるのは間違っている。世間が許さないことくらい分からないか》

《この際、種子田益夫が担保提供を約束した牛久愛和総合病院を売却してT氏に借金を返すのが吉郎にとっては最善だ。種子田益夫が担保提供をしなかったと言っても、口約束でも契約は成立するはずで、吉郎はしっかりとT氏と話し合いをして問題を解決するべきだ。このまま吉郎が必死に誤魔化し続けても、一旦ついた世間の評価が変わることは無いし甘くもない。それにもかかわらず吉郎は自分から墓穴を掘っているに等しい》

《種子田益夫という男は、いったいどんな人生を送ってきたのか。犯罪に手を染めても反省することもなく、見せかけの事業家として愛和グループを率いながら、自分の為に働いてくれた身内の人間をも平気で裏切り、切り捨てる人間は人の道を大きく踏み外している。巨額の債務にしても、種子田が故意に責任を放棄して返済を滞らせたから巨額に膨らんだのであり、その実は病院グループで実っているのだからさっさと清算すれば良いだけの話だ。この問題は種子田益夫が死んだから終わる訳ではなく、債権者が被害を負っているという現実がある限り、加害者である種子田益夫の責任は長男吉郎ほか相続放棄をしたという弟妹が引き継ぐのは当たり前のことではないか》

《種子田吉郎が自分と父親の関係をいくら切り離そうとしても、父親の益夫がT氏から借りた金で買収した病院の理事長に就いてきた事実は曲げられない。父親が存命中に病院のオーナーに君臨した現場を傍で見聞きしてきた吉郎は父親の犯罪行為を見逃していたのではなく寧ろ応援していたはずで、しかもずる賢く自分の手を一切汚そうとはしなかったと思われる。それ故、吉郎は父益夫の共犯であり、その罪は一生をかけて償う責任がある》

《種子田吉郎が理事長を務めている病院の患者たちが、吉郎の父が反社会的勢力とただならぬ関係を続け、しかも犯罪歴にまみれた人物であるだけでなく、父親が病院を買収するために多額の借金をした債権者に対して恩を仇で返すような対応を繰り返し、それを間近で見てきた息子の吉郎が何の資格もなく、しかも父親の悪事(前科前歴)を承知の上で「病院は父よりの預かり物で自分の物ではないので、いつでも必要に応じて父に返す」と公言しながら理事長に就いてきたという病院の歴史を知ったら、いったいどういう印象を持つだろうか。それでも病院を信頼して通院するのか、それともすぐに転院するか。吉郎は病院グループの理事長として発しているメッセージで「患者の意思を尊重する」と言っているようだが、そうであるなら、先ずは自らの身辺をもう一度見直して正すべきことを正すことだ》

《自分が通院している病院が、種子田吉郎のような男が理事長の席に座っている病院だとは知らなかった。転院して病院を変えようとか迷っている。このような人間がトップでは病院のかかりつけの医者は腕が良いと思うが、病院は信頼できるものではない》  (以下次号)

株取引の真相と西義輝の死

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西義輝は平成22年2月初旬に自殺したが、その原因は鈴木が裏切って株取引の利益分配の約束を反故にしたことにあった。
しかし、元はと言えば株取引の最初の銘柄となった宝林株800万株を買い取る資金3億円、さらに株価の買い支え資金をA氏から出してもらうためにA氏と西、鈴木の3者で合意書を交わしながら、直後から鈴木と2人で利益を折半する密約を交わしてA氏を裏切ったことが、大きな躓きになった。

西は宝石商の紹介で35年ほど前にA氏に会ったが、関係者によればA氏は「西の笑顔が他の人には見られないほどいい印象だった」と西との初対面での印象を語っているという。西が初対面の翌日からA氏に見せたアプローチは相当なものだった。毎日夕刻になると、A氏に電話を入れ「お食事でもいかがでしょうか」とA氏の都合を尋ね、A氏に用事があれば「(A氏の会社が入る新宿センタービルの)地下の駐車場でお待ちします」と言う。A氏が「それは申し訳ないから、日を改めましょう」と言っても、西は平然と「いえ、私は大丈夫ですから、お待ちしています」と言うと、A氏の返事を待たずに電話を切ってしまう。そして、A氏が用事を済ませて会社に戻り、気になって駐車場に行ってみると、西が車の中で待っていた。西は時間を厭わず何時間でも待っていたのだ。そういう場面が何度も続く中で西はA氏との親交を深め、いつの頃からか、A氏は西の依頼に応えて株の投資資金(20億円以上)を出したり、西の経営する会社へ事業資金を支援をするようになった。バブル景気が崩壊した後の平成5,6年頃には西がスタートさせたオークション事業で、A氏は東京オークションハウスの筆頭株主にもなり、新宿センタービルの43階にある会社の一角をオークション会場に提供してあげるほど親密な関係が続いていた。西のオークション事業はA氏の潤沢な資金支援を受けて盛況を極め、一時は上場する話が証券会社から持ち込まれることもあった。

西の幼少期の話になるが、西は中学時代からアメリカで過ごした経験から、アメリカ国内に多くの人脈があり、その関係でブッシュ大統領とも面識があったようだが、伊藤忠アメリカの社長から伊藤忠商事社長に就いた室伏稔氏(故人)とも西は面識があったようで、ある時、A氏に室伏氏に紹介して、その後、A氏をアメリカに招待して室伏氏がA氏をもてなすということがあった。西が室伏氏をA氏に紹介したのには西成の目的があって、それは、室伏氏が伊藤忠商事の社長に就任するための支援だった。A氏は西に棚まれた約束を果たして資金支援を惜しまなかった。室伏氏は社長就任パーティにA氏と西を招待しただけではなく、パーティ終了後にA氏と西をヒルトンホテルでの夕食に招待した。室伏氏のA氏に対する感謝の一端であったが、A氏は室伏氏には一切見返りを求めなかった。それに引き換え西は要領よく室伏氏との面識を利用して不動産取引をいくつも持ち込んでいたようである。

そうしたA氏と西の関係が続く中で、西が鈴木をA氏に紹介する場面となったが、西はA氏から多額の資金支援を受けていても、A氏が督促をしないことをいいことにして、真面目に返済を重ねるという対応をしなかった。というよりも西にはA氏の金を使って事業や遊興に充てても、儲かったら返せばよいというような横着さがあった。しかも、「A氏に自分が頼んだら、何でも聞いてくれる」という甘えが生じ、大きな勘違いがあった。その甘えと勘違いが鈴木を紹介して以降、鈴木の本性を見抜けないままにA氏に金銭的に深刻な負担をかけさせることにつながった。

西がA氏の会社を訪ねる時には、決まって運転手を兼ねた秘書のような仕事を手伝っていた関係者を伴って来たが、ある時、西がその関係者に言ったことがある。「俺は世界一の仕事師になる」と。それを聞いた関係者が「A社長のことはどうするんですか?」と西に尋ねると、西は真顔になって「社長は俺が何をお願いしても聞いてくれる。しかも何の見返りも求めずにだ。これだけ良くしてもらって、裏切ることなんてできる訳がない。だから社長だけは例外だよ」と言っていたという。その言葉が果たして真実であったかどうか、今となっては不明だが、実際に西はA氏に金銭的な面で迷惑をかけるだけかけて、とうとう後始末をしないまま自殺してしまった。中でも最悪のものが、合意書を交わしながら利益を独り占めした鈴木であった。株取引の買い支え資金をA氏に依頼するという話は鈴木と西相談して決めたことだから、西には重大な責任があった。しかし西は、鈴木が合意書に基づいた株取引の資金支援を一人熱弁を振るってA氏に懇願して、A氏が承諾し、実際にも資金支援を行った事実をどれだけ真剣に受け止めていたのか。その後に西と鈴木の裏切りの実態が次第に明確になって行っても、西が自らの言葉で全容をA氏に語らなかったことを考えると、西はA氏に甘えていただけでなくあまりにも軽率だった。ちなみに、西は自分の周囲の人間がA社長と電話で話したり会うことを敢て禁止にしていたので、このような話がA氏の耳に入るようになったのは最近のことだった。

株取引の最初の銘柄だった宝林株で予想外の利益が出ると、西は鈴木の口車に乗せられ、簡単にA氏を裏切った。合意書に基づいた個別銘柄ごとの収支、利益分配等をA氏には報告することもなく、鈴木の指示があったにしろ2人は合意書の約束を無視して一方的に買い支え資金を名目にA氏から資金を引き出していたが、実際にはA氏からの資金の全てが買い支え資金に投じられたわけではなかった。平成18年10月16日の和解協議の後、鈴木はA氏に買い支え損失について尋ねたので、A氏が西と紀井氏に確認すると58億数千万円(鈴木からの依頼分の損失)という数字が返ってきた。A氏が西の要請で出した株価の買い支え資金は総額207億円に達していたから、差し引き約140億円は西の個人的な消費で消えていたことになる。西は鈴木とは別に株投資(デリバティブ取引ほか)をやり、陽一郎もそれに参加していたことを周囲に漏らしていた。関係者によると、西が個人的に消費した金は大半が女がらみで、妻の生家の近くに豪華な別荘をしつらえる建築資金や妻の出身地秋田県にちなんだ角館を店名にした店を銀座に出す資金、赤坂のクラブ歌手(愛人)にはソウルに8000万円の家を購入、銀座のホステスにはベンツのSLの新車を購入、あるいは向島の芸者遊びにふけるなどのほか、息子陽一郎とカジノでギャンブルにはまるなど好き放題に金を使っていたようだが、全てA氏には内緒でやっていたことだった。また、西がA氏に6億円の株購入資金の申し出をしたことがあったが、実際には赤坂の愛人に赤坂で一番の店をやらせる金であったことがA氏にバレてしまい、西も諦めたようだった。このように西が相当にいい加減な使い方をしていた事実が後日判明している。

西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕された直後の平成14年6月20日、西と西の妻はA氏に債務の確認書を作成した。西の債務額は116億円だったが、西は特捜部に逮捕される直前に鈴木との間で英文の契約書を作成して株取引の利益分配を鈴木に約束させていたので、A氏に対してこれだけ巨額の債務承認書を作成しても目算が立つと踏んでいたのかもしれない。しかし、鈴木との約束は実現するどころか、分配金を受け取りに行ったはずの香港で殺されかける問う事件に巻き込まれた。さらに鈴木が和解協議で約束したA氏と西にそれぞれ25億円を支払い、A氏には別途20億円を支払うという和解書の履行を反故にして所在をくらませ、その後の交渉で代理人に就いた青田光市と平林英昭弁護士と向き合う中で、西は合意書を交わして以来の鈴木の行状を明らかにするレポートを作成して交渉に臨んでいた。しかし、その交渉もA氏側の代理人に就いた利岡正章が暴漢2名に襲撃されるなど不測の事態が起きて難航する中で、西は鈴木との密約で受け取る手はずとなっていた株取引の利益分配金(137億円)を債務返済のためにA氏に債権譲渡する書面を作成した。平成21年11月2日付で作成された際の債務の総額は323億円(116億円に株の買い支え資金207億円を加算)になり、利益分配金をA氏に譲渡する債権譲渡契約書も作成された。しかし、そうした場面を経過しても、西はA氏には株取引を巡る真相の一端しか語っていなかったのである。西の妻も本音の部分では強かで、西の債務の保証人になっているのに未だに秋田の別荘の名義変更をしていない。西の妻は「生活保護を受けている」と言っていたが、先に触れた秋田に別荘を所有している身分で生活保護を受けられないと思う。西の自殺後に息子の陽一郎はいろいろなことをA氏に頼んだりした。その中には、西が負っていた債務の処理ができずにA氏に泣きつき、A氏が強力な債権者との間で交渉し10億円以上を解決させた事案もあったが、それにもかかわらず、陽一郎はA氏にはお礼の言葉さえ言っていない。西は愛人の中田早苗と組んでA氏に新たな投資話を持ち込んで、A氏から資金を仰ぐという話もあってA氏は応諾して資金を出したが、その投資話も実態のない詐欺まがいのものだった。西と一緒に行動していた陽一郎は西が負ったA氏に対する債務が総額323億円とあまりにも巨額であることはあるにしても、A氏には知らぬ振りを決め込んでいた。西の妻は陽一郎を信用しているようだが、多くの関係者への取材によると肝心の陽一郎の対応には誠実さがまったく見られなかったのである。

西が自殺したことが判明した直後、陽一郎は、A氏に届いた西の遺書をA氏が見る前に見せてほしいと言うので、A氏は一旦は断った。しかし「コピーを取って見せてほしい」と言うのでその場でコピーを渡したが、陽一郎と西の妻にも西から遺書が届いたと言うので、コピーをくれるようにA氏が言うと、陽一郎は返事だけで一切見せようとはしなかった。これは関係者全員の意見だが、陽一郎は真面目に見えるがウソが多く、人間として父親よりも性格が悪いという。西の妻が知っていてA氏に話していないことが多すぎると最近は感じているようだ。「角館」という店を銀座に出していた件もその一つだし、妻自身が誤解している部分が陽一郎のせいであるようだが、秋田の別荘物件書類に関しても未だに約束が果たされていない理由を明らかにしていない。
陽一郎の母親(西の前妻)については、西の側近たちは全員が西のことで苦情ばかりぶつけられ、「あんな人は見たことが無い」と言っていたが、悪いことは全て西に原因があったようで、20年以上も前に自殺している。陽一郎の教育にも問題があったのか本当に自分勝手な人間だということで関係者は相手にしていない。それでも西自身には良い所があったが、陽一郎にはそれが全く感じられないというのが多くの関係者たちの共通した意見である。
陽一郎は今は内河姓を名乗っているが、東京オークションハウス時代の西に憧れた節があるようで関係者の前でもその当時を自慢していたが、今後、西が負ってきた債務の処理を含め、一半の責任をどのように自覚しているのか、これからが陽一郎にとっての正念場である。

平成14年2月に志村化工株の相場操縦容疑で東京地検に逮捕されるタイミングで、西は鈴木から利益の1/3の分配を受ける言質を鈴木から取って一人で罪を被ったが、結局は鈴木から切り捨てられる憂き目に遭うことになったことになった。西はデリバティブ取引のほかにもギャンブルに走り、息子の陽一郎と共にカジノに入り浸っていたこともあったようだが、逆にA氏に株取引の真相を話すタイミングをどんどん失っていき、平成18年10月16日の和解協議でも真相の一部しか明らかにできず、鈴木を徹底的に追及する機会を失った。
とはいえ、鈴木のA氏と西に対する裏切りと悪辣さは西の比ではなく、鈴木が和解書で認めた支払い約束を実行する潔さがあれば、西には自殺をする以外に選択肢が残されていたかもしれない。 (つづく)

 

読者投稿 「後藤悟志」(19)

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《西武ホールディングスの再上場劇の裏に弟悟志が暗躍していた事は知られていない。当局にバレないようにオフショアへ大金が流れているのは悟志の仕業だ。コロナ禍で社員の身体を心配しているフリをしているそうだが、最も心配なのは海外に貯め込んだ脱税マネーのようだ。彼の次の渡航は見逃せない。目論見ありの出張は紛れもない》

《金持ちがケチなのか、ケチでなければ金持ちになれないのか分からんが、この男のケチぶりには見上げたものがある。あの世へ運べない金品への執着はどういう精神から湧き出るのか不思議である。直に発覚して全てを失くしたら気が狂ってしまうのではないか。その様も見てみたい》

《私たちの血税を巡り巡って盗む後藤の犯行は絶対に許してはならない。生まれながらに持つ不公平感は否めないのに、犯罪者がのさばる社会を放置してはいけない》

《貴誌にはつくづく感心させられます。ガードの固そうな後藤兄弟のスクープをどのように入手しているのか、さぞかし優秀な取材スタッフがいると思いますが、それにしてもすごい。後藤家滅亡の日まで頑張って下さい。応援しています》

《後藤悟志殿に進言します。貴方は金儲けの天才です。私は一市民で、違法性を責めるつもりは今のところありませんが、ひとつお願いがあります。稼いだお金は弱き人へ吐き出して下さい。それで貴方は全て救われます》

《安倍首相が病気を理由に勇退となり、解散含みで政変真只中である。貴誌によると、後藤家と安倍の関係は深いとの事。後藤兄弟が今日まで何のお咎めもなく過ごしてこられたのは、少なからず安倍政権の庇護のもとにあったからと想像できる。菅、岸田、石破、この3名はいずれにしても後藤家を守る筋合いにはない。後藤家に潮時が訪れた》

《人間という動物は欲が着物を着ているようなものだと言う。欲には2通りあって、ひとつは我欲、ひとつは他者に対しての施しの欲だ。この2つのバランスが人格というものを大きく左右させるが、後藤の記事を見ていると、バランスどころか我欲しかないと思える。稀有な動物である》

《泥棒まがいの錬金術で得たお金を武器に、いばりちらしたり、女を口説いたり、さらには贈賄の数々。厳罰を望む》

《太平フィナンシャルサービスのやり口はあまりにも酷すぎる。親会社の売掛債権を担保に下請け会社の資金繰りの面倒を見るのではなく、年利24%と暴利を貪っているのが実態だ。太平エンジニアリングは経済的に恵まれているのだから、下請けが仕事を完了させたら1日も早く支払ってあげさえすれば済む事である。後藤の悪知恵の一環だろうが、質が悪すぎるし、いくら何でもやり過ぎである》

《大企業のトップに貢ぎ物をして、信頼を得ているかのように勘違いしている後藤悟志は乳飲み子のような甘ちゃんである。彼らは後藤と物でしかつながるつもりはない。いいように使われているのだ。今回、後藤の犯行が明るみになった瞬間に彼らは蜘蛛の子を散らすように離れていくだろう。後藤は哀れな男だ》  (以下次号)

「巨額隠匿資金1000億円をコロナ禍の支援金とする」を提案

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昨年12月、中国武漢市でコロナ禍が発生して以降、世界中がコロナ禍の猛威に晒され、日本でも3月以降にコロナウイルスの感染者数が急増した結果、政府が緊急事態宣言を発表したことから経済が大変な状況になり始めた。3密(密閉 密接 密集)を極力避けるために外出自粛要請や夜の街の営業自粛要請のほか勤務形態の変更(在宅勤務、テレワークほか)という急激な変化を余儀なくされた結果、日本だけを見ても、民間調査機関の調査ではすでに観光業界や飲食店業界、中小企業を中心に500件近い倒産が起きているだけでなく、倒産や廃業の予備軍は推計でも30万社に達しているというから、今後もこの数字は激増すると思われる。しかし、政府の緊急事態宣言解除後の政策が的を射ておらず、抜本的な対策が具体的に提示されているとは言えない状況だ。
そうした中で、政府の予算として1000億円規模の政策は決して大きなものとは言えないが、それでも全国民を対象としたセーフティネットを構築する一つのきっかけになるのではないか、という興味深い話をA氏の関係者がしている。

「鈴木義彦が海外に隠匿している金を始め、青田、長谷川、平林たちが鈴木から裏金で得た報酬等の金を全て国庫が没収して、コロナ禍で疲弊している国民が今大変な思いをしていることに使う。一人でも多くの国民を助けるために、意義のある使い方を考えるなら、それに越したことはない。実は、A氏にはそのような発想がもともとあって、A氏自身は自分が出した資金は一切気にしていないが知人から借り受けた資金さえ確保できれば、それ以外は例えば基金や財団を作って有意義な使い方をするための原資にしてはどうか、という考えを身近な関係者たちに話してきた。A氏の周囲への気配りには相当なものがあるが、コロナウイルスの感染が急増して経済全体に大きなダメージが出ている。公務員は別にしても、仕事を失ったりして、いつ出るとも知れないコロナ禍の収束宣言に怯えながら最低の生活すらできなくなっている人たちが無数にいることが現実で一部は報道されている通り、特に非正規社員の状況はひどくなるばかりで、今後、わずか数カ月で住む家さえ確保できなくなるという窮状を訴える声が日増しに増えていても、政府からは国民を安心させる具体的な対策が示されてはいない。それ故、そうした人たちの生活環境を改善する一助にするべく全国規模のセーフティネットとして救済基金(財団)を作ってはどうかという話をしている。こんな発想はなかなかできるものではなく、多くの関係者がさすがと思った」
1000億円という数字は個人には途方もない数字だが、国家的な政策という視点から見ればできる限り多くの協力が得られれば、それに越したことはないので、これを機会に、日本でも多くの企業や個人の資産家たちからも義援金を募り、全国規模のセーフティネット構築の手がかりになればいいという。社会福祉事業を軸としたインフラの整備は日本政府も予算を組んで取り組んできた。たとえば、平成31 年度の一般会計予算(101 兆4571 億円)における社会保障関係費は 34 兆593 億円で予算の33.6%を占めて過去最大となったが、予算の原資となる税収が伸び悩んでいる中で、国債の発行(国の借金)は増えるばかりで、今回のコロナ禍による補正予算約60兆円は全て国債の発行に依っている。それでもまだまだコロナ禍への経済対策は足りないとする声は高く、微力ながらも民間による支援プログラムの提案は歓迎されても反対する者は誰もいないだろう。

周知のとおり、鈴木が国内外に隠匿している資金は、合意書に基づいた株取引を旺盛に繰り返す中で得た利益を鈴木が密かに海外に流出させて隠匿した犯罪収益である。鈴木はまともに税金を払わず、利益だけを貪ろうと発想したもので、鈴木は株取引への自身の関与を徹底して消すことに腐心した。
鈴木と西による株取引が始まった当初は、鈴木から仕事場にあてがわれたマンションの一室に毎日のように利益金が証券担保金融業者から運び込まれ、1億円を1パックにして部屋の一部に山積みされていた、利益金が60億円位になると海外に送金した、と取得した株の売りに専従したK氏が生々しく証言している。それは宝林株の利益金のことだったが、株取引を開始した当時、鈴木は親和銀行不正融資事件の刑事被告人の身で、有罪判決が出るまでには1年以上もあった。さらに鈴木は判決で4年の執行猶予はついたものの自由に身動きができる状況にはなかった。そうした制約の中でも鈴木はせっせと利益金を香港を中心に流出させ、さらに香港からスイスを始めとしたプライベートバンクに送金を繰り返し隠匿を重ねていった。

鈴木は株取引の銘柄ごとに実体のないペーパーカンパニーを複数用意して、利益が溜まる度に海外の口座に送金を繰り返した。さらにスイスを中心としたプライベートバンクに預金し運用することで、年間で数十億円から100億円前後の利回りを確保した。
鈴木は裁判で「海外の投資会社のコンサルタントとして報酬を得ている」と証言していたが、A氏側の代理人からその詳細を尋ねられても証言を拒んでいたが、自分が用意(取得)したペーパーカンパニーの実態を語れるわけがない。それ故、実体のないペーパーカンパニーから報酬を得ているという鈴木の主張も虚偽であり、ペーパーカンパニーがプライベートバンクから受け取る利回りの一部を自身の報酬という名目にしているに過ぎない。仮に鈴木が自分の名義で株取引を行い、獲得した利益を申告していれば問題はないだろうが、実際に日本の証券市場で株取引を行ったのはペーパーカンパニーであり、ペーパーカンパニーが利益を出したことになっているから、鈴木にはペーパーカンパニーとの関係を説明する義務があったのだが、裁判では何も証言することはできなかった。
平成14年2月に西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕起訴された時、西が鈴木の関与を供述しなかったために、鈴木は首の皮一枚で逮捕を免れたが、そうした時機でも鈴木は東京麻布に超高額のマンション(ドムス南麻布)をペーパーカンパニー名義で購入し、自身が隠れ潜んで住むと同時に愛人(清水みのり)も住まわせていたのである。
A氏の関係者がこのマンションを突き止めたのは、ずっと後のことになるが、鈴木はバレたことを知ると、青田に指示して売却してしまった。鈴木には自分が所在を不明にすることに加えて、そのマンションの所有関係から鈴木自身との関係を国税や司法等の関係当局に察知されることを極端に恐れた。
青田光市が鈴木の隠匿している資金の一部について「鈴木はモナコに数十億円のコンドミニアムや豪華クルーザーを所有したり、F1のスポンサーになるという話があって、これには年間100億円はかかる」と周囲に話し、また前述の麻布のマンションについては興信所行動確認で発覚したので、鈴木が慌てて青田に処分させたようだが、それだけ神経質になって自身とペーパーカンパニーの関係を知られないように鈴木が努力をしても、いつかは必ず綻びが生じる。

K氏の証言によると、平成18年10月現在で鈴木が株取引により上げた利益の総額は470億円を超えていたという。それから10年以上を経た今、鈴木がスイスを中心としたプライベートバンクに預金し運用させてきた資金は単純に計算しても1000億円を超えて膨らみ続けているのは間違いない。そしてその原資から生まれる利回りは年間で100億円は下らないとみられ、鈴木はその資金を日常の生活資金や遊興費に充てて好き放題にやっている。
まともに税金も払わず、しかも元はと言えば他人の金で蓄えた犯罪収益である巨額の資金に何故メスが入れられないのか。あまりにも不合理であり、関係当局は何をしているのか、という憤りが関係者や読者から無数に寄せられている。
但し、鈴木が隠匿している巨額の資金についていえば、巨額の資金が動けば、それだけ周囲の目が集まることにもなろうし、その後の資金の流れにも監視の目が光る。
鈴木は今、巨額隠匿資金の利回りという、いわば表の金を使っていると考えているかもしれないが、全て犯罪収益金であるから、そんな理屈が通るはずがない。

鈴木には妻のほかに息子と娘がいて、他にサラという愛人との間にも20歳前後の娘がいるが、いずれ鈴木を始め3人の子供たちも海外にでも移住させ、鈴木と同様にペーパーカンパニーのコンサルタントを名乗るような将来設計を描くこと等を考えているかもしれないが、いずれにしても鈴木の隠匿資金(犯罪収益)から得られる利回りを享受することは有り得ない。もしそのスキームを現実のこととして考えた時、そんな行動を社会が許すはずがない。
すでに読者もご承知のように、鈴木を巡る犯罪疑惑は今や、日本だけでなく広く世界中に拡散し始めている。それは、鈴木が自由に動き回れる場所がドンドン狭まっていることを意味しているが、同時にそれは鈴木本人だけでなく家族や身内に対しても同様のことが言えるのだ。
株取引の利益を違法な手段で海外に流出させたという外為法の問題は、確かに時効の問題があるかもしれないが、所得税法や海外財産調書制度等、鈴木には刑事責任を問われる嫌疑が続出している。
先にも触れたが、鈴木は異常に神経をとがらせて、ペーパーカンパニーと自分との関係を察知されないようにしているようだが、そんな日常がいつまでも続くはずがない。
まして、青田光市や長谷川幸雄、平林英昭、杉原正芳など鈴木を知る当事者や関係者たちが、いつボロを出すか知れたものではないし、他にもプライベートバンクの日本人担当者、株取引に係るペーパーカンパニーを仲介斡旋したフュージョン社の人間、鈴木のパートナーの一人としてペーパーカンパニーの管理を行ってきた茂庭進など、叩けば誇りが出る者がたくさんいる。例えば、自殺者や不審死者、行方不明者が鈴木の周囲に10人前後もいるという問題一つとっても、こうした犠牲者の関係者たちがいつ、どんな形で動き出すか分からないし、人の恨みを買って自分だけが良い思いをしている鈴木は絶対に許されることは無いし、長谷川、青田も同様だ。

些細な躓きによっても奈落に転落する場にいて鈴木は全てを失ってしまうということを、鈴木はどこまで自覚しているのか。また、鈴木にしろ、青田、長谷川、平林、杉原等の当事者たちは、すでに大きな過ちを犯して鈴木の犯罪行為に加担していて、早く抜け出す機会を作らなければ本人のみならず家族や身内を巻き込む深刻な事態がやってくることを分かっているのか。法を破ってでも金を握ることに執着して社会性に無頓着になってしまった自身を顧みることもない、という状況に身を置いているのだと気づくべきではないのか。隠匿資金が巨額であればあるほど、鈴木は執着を膨らませるのかもしれないが、国庫に没収されてコロナ禍であえいでいる日本国民のための基金や財団の原資に使う日が一日も早く訪れることを多くの日本国民が賛同することは間違いない。それは、本誌に寄せられている数多くの読者からの投稿を見れば一目瞭然である。この事件は、過去に起きた府中3億円事件や豊田商事事件、オウム真理教事件等に比べても単独事件としては遥かに大規模で死者も10人出している最悪の事件として歴史に記録され、この事件は永遠に消えることは無い。(つづく)

読者投稿 「後藤悟志」(18)

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《最近の人たちは金持ちが偉いと勘違いしているし、また金持ちも自分達が偉いと勘違いしている節がある。金持ちは金儲けの才能が長けているだけで、ちっとも偉くなんかない。ここに出ている後藤悟志を見れば一目瞭然だ。鼻の下を伸ばして女を追いかけ、取引先の一流企業のトップにはこびへつらい、逆に弱い者は容赦なくいじめ、要は金があるだけの人間だと思う。こういう人間をのさばらしておいては絶対に世の中の為にはならないから糾弾すべきだ》

《弟悟志は青学で兄高志は東大となると、悟志の幼少期から青年期までは、家庭内では全く期待されない存在で、きっとこの時のコンプレックスが彼の性格を歪めてしまったのではないか。これは勝手な想像に過ぎないが、誰の言うことも信用せず、信じられるのはマネーのみとなったとさえ思われる。そう見ると可哀想な気もするが、世間にはもっと辛い思いをしている人が沢山いるのだ。早く反省する気になって欲しい》

《後藤悟志が女に手を出しても、間違いなく嫌われる。お金で転ぶのは限られているだろうし、正直、自慢話をされても興味も別湧かないし、何の魅力も感じない》

《太平フィナンシャルサービスを調べると、ちゃんと金融業の免許がある。それなのに、下請けから年利24%を巻き上げるのは違法(金融業法)ではないのか。それだけではなく、会社を支えてくれている「一友会」のメンバーから金利を取ること自体がモラルに反している。それを後藤も会社の幹部も解ってはいない。告発されるのはそう遠くはない》(関係者より)

《金儲けは基本的に悪ではないと思う。金を儲けて消費する仕組みで経済が回るのだから大いにやって欲しい。但し、後藤みたいに自分から後輩に声をかけておいてご馳走しないとか、割り勘だとか、余りにセコい話で言葉すら出ない。後藤は強欲なだけで、経済の停滞に一役も二役も買っている人物だ》

《約束を反故にするのが金持ちの専売特許というが、金持ち全てがウソつきではないと思う。ウソつきは、他人の物でも自分の物にしてしまう後藤のような泥棒体質の持ち主だけだ。後藤は他の金持ちに迷惑をかけて敵に回す最悪な人間だ》

《後藤悟志62歳。一日たりともお金に困った事がない62年間を過ごしてきた彼に庶民の苦労は全く理解できないだろうし、理解しようとする気もないだろう。永田町の面々も同じで、それは世襲議員ばかりだからである。この人達にはもう一つ理解出来ない事がある。それは貧困層の怨念である。好き勝手な人生を送っている後藤に、周辺で溜まった怨念が襲い掛かって告発を受ける日も近いのではないか》

《ネット仲間にも後藤兄弟の悪事が拡散してきた。炎上する日も近い。後藤の年代の人達はネットの恐さを知らないのか、一度広まったら生涯どころか半永久的に残るのだ。身から出たサビはどんなことをしても落とせない。こんなコロナ禍の時代に、後藤は合コンばかりやって大丈夫なのか? 若い子は無症状だと聞くが、後藤もいいかげんな歳で、重症化するリスクを二の次にして女と遊びたいとは、つける薬がない》

《ビルメンテナンス大手の太平エンジニアリングとホテル業界トップの西武ホールディングス。お化け企業の社長2人が兄弟で一気に評判を落としている。内部事情に詳しい者からの情報では、元々この兄弟は仲が悪いらしい。兄は弟の偏差値を下に見ており、弟は兄のサイフを下に見ている。実にくだらない。この2人の兄弟ゲンカは傍目にはきっと滑稽に映ると思う》(関係者より)

《後藤悟志のように、こんなに悪い人って私初めてです。だってお金を一杯持っているんでしょ。だったら少しは寄付したりとか、困っている人に回したりとか考えないのかしら。悪い事をして得たお金で育てられたお子さんも本当に気の毒です。もし彼が私の父だったら、本当に恥ずかしくて生きていけない》  (以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(17)

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《後藤という男の欲深さを現わしているのは、やはり下請けからのB勘である。後藤悟志は会社の売り上げと同様に自分の財布も大切なのだ。ファクタリングとB勘で下請をいじめると、親から受け継いだ会社なのに、自分の失態で潰してしまうことになるぞ。後藤には周囲への感謝もへったくれもない》

《この記事が本当だとすると、間もなく日本の経済界を震撼させる汚職事件がテレビの報道番組や情報番組、さらには週刊誌にも連日のようにこの兄弟が登場することになる。顔写真はおろか、動画やSNSで家族の事も拡散するだろう。栄枯盛衰を地で行くファミリーだ》

《一旦後藤のグループ企業の下請業者として組み込まれたら、蟻地獄のように抜けられなくなってしまう。記事の初回の頃では下請業者から非難等の声は上がっていない模様との記述があったが、下請にしてみると潰される可能性があるので表立って言えないのが現状だろう》

《卑しい顔つきだね、兄弟揃って。人相っていうのは確かにあるようだ。同じ金持ちでも、もう少しすっきりした人相の人は沢山いますよ。他人の恨みがそのまま映し出された感じで、これじゃあ金積まれても女は拒むよな》

《後藤悟志の社長就任が平成8年とすると、かれこれもう25年ほど社長業をやっていることになる。25年もの間、社員、下請けを泣かせて自分だけが甘い汁を吸い、挙句の果てには脱税での錬金。よく今まで明るみにならなかったものだ。しかし悪が栄えた試しはない。このあたりが限界ではないか》

《追徴課税が30億円は下らないだろうと記事に載っていたが、これだけネットに色々な情報が寄せられ騒がれているのだから、早く国税局も動かないと国民の信頼を失うことになる》

《後藤が所有している高級車の数々、名義はどうなっているのだろうか。節税を考えれば法人名義だろうか。果たしてビルメンテナンスという商売で、こんな高級車が10台も必要とは考えられず、税務署もおいそれと会社の経費とはさせないのではないか。こんなことが罷り通るのであれば、この国は歪んでいる。金持ちに手厚く、貧乏人には冷たい・・・もし国が大目に見ても、この男は絶対に許されない》

《日本昔話ならば、こういう悪党は正義の味方が退治してくれて、弱い者を助けてくれるだろうに、今の世の中に正義の味方は存在しないのか? 政治家と官僚との癒着も目に余るが、誰か後藤をやっつけてくれる人はいないものか》

《これほどの名家である兄弟の事件に関する情報となれば、日本だけに留まることは決してない。韓国、中国をはじめアジア諸国や欧米にまで広がる、まさに日本の恥晒しだ》

《杉並区にある後藤の豪邸の前はよく通るが、記事に載っている写真を見てビックリした。あの家に間違いない。こんな悪徳経営者が住んでいたのか。今度、出入りする人間達の写真を撮って投稿してみようか》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(35)

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《鈴木のやったことや、証言したことは全てが嘘。一番ひどいのは、これだけの証拠を無視して乙59号証の全くの虚偽を鈴木と長谷川が作ったこと。これでなぜ裁判が勝てるのか。日本はもちろん世界中の人々にジャッジしてもらっても100%鈴木が勝てる裁判ではない》

《この誤審による誤った判決は有り得ない。ここまでひどい裏切りをして、独り占めした(西には合意書の破棄で10億円、宝林株の分配金で30億円を渡した。A氏にも払ったと言っているが、いくら払ったと言うのか)。鈴木も長谷川も全てが表に出たら、一切何も言えない。あそこまで嘘を重ね、本当にこれ以上の恥さらしはいないと思う》

《コロナ禍で今後、世界経済がどうなるか分からないという状況にある中で、日本の財政も混乱しているから、国税当局は間違いなく税の徴収を厳しくする。鈴木に対しては取り逃がしてきた積年恨みがあるから徹底的に調べ上げたらいい。今まで以上に鈴木への監視の目を強くすれば、緊張を強いられる鈴木は悲鳴を上げるに違いない》

《青田という男は海外でも悪事を働いているのがよく分かった。本当にとんでもない男だと思う。地元の警察に逮捕されながらすぐに保釈されるなんておかしい。取り調べを受ければすぐには出られないはずで、しかも保釈されたらすぐに日本に帰ったとなれば、ワイロで警察官を篭絡したとしか考えにくい。この担当官も行方不明になっている。それにこの資金も鈴木のペーパーカンパニーより送金して、詐欺を働いて騙し取った利益は青田が地下銀行を使って日本に送金した。こんな人間は日本人の恥さらしだ》

《鈴木が1000億円を超える資金をまともに税金も払わずに海外に隠匿しているのは重大な問題と思うが、それと同様にその資金を蓄えるために何人もの人間が犠牲になっていることもよほど深刻だと思う。自殺したという側近の天野裕と事故死した大石高裕、鈴木と株取引を一緒にやりながら裏切られた西義輝、ほかにも行方知れずが数多くいるというのはあまりにも異常で、事件化しなかったことが不可解で、警察は何をしていたのか。職務怠慢としか言いようがない》

《金融庁が海外にマルサの調査官を派遣しているという話を聞いたことがあるが、そんな所でも鈴木はターゲットになっているのではないか。西義輝が東京地検に逮捕された時に鈴木に逃げられたという怨念を晴らすべき時だと思う》

《鈴木は裁判に勝ったと言って有頂天になっていたかもしれないが、これだけ数多くの証拠を並べられたのだから、改めて説明を求められても鈴木は反論できないし、もちろん裁判の時の証言を繰り返すことは二度とできない。裁判の判決がいかにいい加減で不当であるかがよく分かる。鈴木の拠り所はもうないから、今後は海外の隠匿資金を徹底的に調べられ、10人前後という犠牲者についても改めて関心が集まり、鈴木も青田も、それから3人の弁護士も次々にやり玉に上がっていくに違いない》

《長谷川がシナリオを書いて、鈴木が踊った裁判での証言はでっち上げそのものではないか。いくら被告(鈴木)が嘘をついても偽証罪に問われないことになっているとしても、合意書を始め確認書や借用書、和解書等に対する鈴木の主張や証言が嘘であるだけでなく、非がすべてA氏にあるかのような作り話はやり過ぎだ。揚げ句にA氏が暴力団を背景にしたプロの金融屋というのはひどすぎて話にもならない。記事を読んでいるだけでもそれが嘘だと分かるほどのもので、そうした嘘に注目して判決に反映させなかった裁判官は明らかにおかしい》

《長谷川が裏工作して裁判官に訳の分からない判決文を書かせたのは間違いないのではないか。そうでなければ、裁判官の事実認定にどうして誤りが多すぎるのか説明がつかないし、裁判官による証拠の採用に整合性が無いことの理由も明確ではないからだ》

《青田がタイから日本への送金で地下銀行を使ったというのは違法だから、明らかにその2500万円は不正な金だということが分かる。青田はプラントが欠陥商品だということを最初から知っていたようだ。しかも2500万円も上乗せして売れば詐欺と横領という二重の事件だ。青田はやることなすことの全てが犯罪ではないか》

《鈴木は暴走族リーダーの時代から社会に背を向けて生きてきたようだが、少なくとも他人に迷惑をかけないことが最低のルールではないのか。エフアールを上場させてもまともに経営する気力も能力もなく、西が評価したという有能さを犯罪に使って、それがまるで生業になっている。関わった人間を踏みつけにして得たものは犯罪収益だ。さっさと報いを受けることしか選択の余地はない》

《鈴木よ、脱税の罪は重いぞ。しかもお前の場合は20年前後もの長い期間、巨額の金をペーパーカンパニー名義で国外に持ち逃げしているという、まさに確信犯だから情状酌量はない。お前にかかる罪は修正申告や税の納付だけでは終わらず、間違いなく身柄を拘束されたうえに、株取引の利益を海外に流出させた時点から、溜め込んだ利益は犯罪収益と認定されて全額没収となる。いくつもの違反行為から罪がドンドン重くなって10年は下らない。いや、お前の場合は人を何人も踏み台にして犠牲にしているから、徹底的に調べられ、ひとつでも真相が判明したら、それこそ一生出られない。今さら悔い改めるなんていう殊勝な気持ちにはならないかもしれないが、その方が良かったと思うようなタイミングが遠からずやってくるので、よくよく考えることだ》(関係者より)

《クロニクルの天野裕氏が死亡したのは平成23年8月だったが、会社の発表が間違っていたために謎を生んだ。天野氏はその直前に東南アジアに流出させた9億円の投資資金が使途不明になっているということでSECから原因究明の勧告が起きており、鈴木の関与が濃厚だったが、天野氏の死亡でこれも謎のままになった。大石高裕は親和銀行不正融資事件で鈴木と一緒に逮捕され、有罪判決後の執行猶予期間中に事故で死んだ。公判のさ中に鈴木が西に頼んで大石の奥さんに5000万円を渡したという。鈴木の依頼は「口止め」だった。エフアール時代からの側近だった2人が何故死ななければならなかったのか? 鈴木は何とも思っていないのか。天野氏は鈴木がリーダーだった暴走族の一員だったそうだが、鈴木に対しては律儀だったようで、誰も天野氏を悪くは言わない。クロニクルではもう一人、行方不明者がいるようだが、鈴木は2人(3人?)の真実を明らかにすべきではないか》(関係者より)

《弁護士は金に転ぶとどこまで節操を失くすのか? その問いに鈴木の代理人に就いた平林、長谷川、杉原の3人が見事に回答を出している。平林も長谷川も鈴木がクロと言えば何でもクロにしてしまった。特に長谷川は裁判で完全勝利を目指したのか、A氏をとことん誹謗中傷するという、やってはいけないことまで手を染めた。杉原は鈴木が用意したペーパーカンパニーを実態があるかのように仮装して鈴木の脱税に加担した。しかし、この3人が転んだ報酬の多寡は問題ではなく、その卑しい精神構造が日本の法曹界に蔓延する感染源やクラスターになっているのではないかと考えるだけでも嫌気がさし憤りさえ感じる》

《西義輝は鈴木を有能と評価してA氏に紹介したというが、その時点ですでに鈴木の術中にはまっていたのかと思う。西が鈴木の何を有能と評価したのか分からないが、少なくとも人を騙す話術やお膳立て、それに犯罪を重ねても捕まらないノウハウとか、せいぜいそういった類ではないか。しかし、それを有能と言うなら、西は本当に大バカ者だ。社会では通用しないかもしれないが、悪党には悪党なりの情誼があるはずで、それを踏み外した鈴木は人として評価される対象ではない》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(34)

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《オマエのような人間は金を持っても、全く金の使い方を知らない。女に使うくらいだ。それもケチっているようだ(清水みのりの手紙にあった)。何に使うかは家族のためか、絶対にそんなことは許されないはずだ。青田同様に家族の名前、写真を近々公開することを読者が希望している》(取材関係者より)

《鈴木は、「A氏が暴力団との関係が深いので家族に危害を加えられる危険を感じた」と言っている人間が関係のない組の名前やトップの実名を呼び捨てにしている。しかも全く事実ではない作り事がよく言えると思う。お前は自分がしてきたことを考えたことがあるのか。お前は相手が暴力団であっても親和銀行事件では家族を危険にさらすだけの事をしてきた。今まで無事なのが不思議だ。家族を心配する気持ちがあるとは思えない。利口か馬鹿かよく分からない奴だ。他人を騙すことばかり考えていないで家族の事を心配しろ。このままだと家族も巻き込むことになることは明らかだ》(関係者より)

《西、紀井が卑劣な人間と言っているが、西はオマエにコントロールされて問題のある人間とは思うが、関係者から色々聞いても紀井氏についてはオマエと違って悪い話は出てこない。オマエ以上の悪い人間は世界広しと言えどもどこにも存在しない》(関係者より)

《今後、多くのサイトから取り上げられる予定のようだが、東京ダークサイトに関してもクレームや反論はいつでも受けるという姿勢なのに、告訴人の名前も出て来ないで判決文の理由も分からず、こんな卑怯なやり方でプロバイダーや取次ぎ関係にクレームを入れても意味はない。各サイトは数多くの関係者に聞いた話をあらゆる角度から精査することが基本であり、どんなクレームでも受けるはずだ》(関係者より)

《鈴木の父親、妹は鈴木のこれまでの悪行を知っているのに知らん顔をしている。このままだと自分達も巻き込まれることが分かっていないのかな。ネットニュースはあっという間に拡散する。本人が出てこないと、普通は身内に記者たちが取材に押し寄せるが、鈴木の自宅も父親の自宅も鈴木の指示なのか一切応待が無い。ただ、取材に応じなくても、周囲の大勢の人間からは話を聞いている。1000億円の脱税疑惑だぞ。テレビ、新聞でも報道されると思う。今のうちに身内で説得しないと世間の目に晒されることは間違いない。表を歩けなくなる》

《TAH(東京オークションハウス)が不渡りを出したとき、オークションに出す品物をワシントンの河野会長(反社の世界でも有名な人間)に全て押さえられた。その世界で有名な野呂周介も西に債権があり、直系の子分や顧問弁護士(田辺克己)を同行させてTAHの一室に10人ほど集まっていたが、いざとなったら全員が全く何もできず、A氏一人が相手17~18人と話をつけたことは関係者の全員が知っている。赤坂でも、韓国人の不良15人くらいと地元の人間がもめたが、「クラブ迎賓館」の店内で周囲を巻き込んでけが人を出さないためにA氏が一人で中に入って止めた。A氏は反社ではないが、いざとなれば本当に男らしく独りで話をつけるのを大勢の人間が見ている。いずれも有名な逸話になっている。赤坂の数軒の店の店長や何人ものママから同様の話を聞いた》(取材関係者より)

《鈴木は愛人が9人いて、高級マンション(ドムス南麻布)に住まわせ、モナコには数十億のコンドミニアムや豪華クルーザーを買ったりF1レースのスポンサーになると話したり、「この世はパラダイス」と言っていたようだが、他人の金でいつまでも続くと思うなよ。多くの人がお前を探している。ネットニュースも日本だけでなく海外にも飛び火している。我々読者もこれだけの悪党を見逃さない。パラダイスから地獄に堕ちる日も近い》

《鈴木は東京アウトローズが記載した記事の事でサイトのプロバイダーに圧力をかけて記事を削除させた。我々読者をも敵に回すことになったとは思わないか。読者をなめるなよ。自分の言い分があるなら堂々と反論すればいい。この悪党、どこかで会うのが楽しみだ。お前の顔は写真で見たよ。覚えているぞ》

《A氏は現物を見ないで相手の言い値で物を買ったり、買ったものを再び預けても催促したりせず、返金も鈴木に一度も催促したことが無い人間は世の中広しと言えども見たことが無い。多くの取材スタッフはどう考えても、今までで初めてのことで、実家の「仏」という屋号も親せきや近所等で聞いたり、父親の葬儀で東京から来た多くの友人の話で理解できるという。取材活動は数十年やっているが、初めての経験だと口を揃える。こんな人間を騙す鈴木を絶対に許せない。人間性は鈴木自身もよく分かっているはずだ。金の力には勝てないと言うことか。絶対に許されない》(取材関係者より)

《平成18年10月13日にA氏の会社に行ったときは、西に10億円払って破棄したはずの「合意書」をA氏に見せられ心臓が止まる思いをしたはずだ。その時こそ精神錯乱状態だったのだろう。西に連絡を取ってもらい3日後に3人で会うことになった。10月16日は何とか乗り切ったが和解書を否定するには子供じみた嘘の言い訳だった。それで、裁判の後半で「乙58・59号証」の陳述書を出さざるを得なかった。58号証は平林、59号証は長谷川が担当した。この2通の陳述書はお前らの悪党ぶりを証明することになる。裁判官は認めても世間は認めないし許さないぞ》(関係者より)

《この裁判は鈴木と長谷川が裁判官品田を騙したのか、裏取引があったのか、どちらかしかない。騙されたのは平林と青田の悪影響があったと思うが、はっきり言えることは、この裁判は再審するしかない。誰が見てもこれだけの証拠、鈴木と長谷川はほぼ100%近い嘘を構築した。これで、ここまでマスコミやインターネットで世界に情報が広がり、このまま放置したら日本の法曹界は世界からみてどのように思われるか。日本人の国際感覚が疑われる。鈴木の人間とは思えない性格、多くの人間を犠牲にして一人好き放題やっておいて、ふざけるな。長谷川も乙59号証に象徴されるここまでの嘘を構築するのに、いくら悪徳弁護士でも胸が痛まなかったか。弁護士を辞めたくらいでは足りず、謝罪するまで許されることは絶対にない》(関係者より)

《鈴木のA氏に対する借金は平成14年6月27日で確定している。「借用書は書いていない」とか「西に10億円を渡したなんて言ってない」とか「その日は会っていない」とまで嘘八百を並べているが当日、自署した借用書があり確定日付印まである。何を言っても無駄だ。まして返済額は0円。裁判では全くのトリックで勝ったが、世間は許さないぞ。よく今まで生きていられたと思う》

《通信業者に記事を削除させる、卑怯なやり方は通用しない。いくつものサイトより、掲載されることは間違いない。これも削除するには謝罪して話をつけるしかない。やり方が悪すぎる。A氏を悪者にしてなし得たことは一人では100%できなかったことを思い出せ。裁判官も恥を知れ。このままでは身内や家族にいい人生はない》

《「セレブ夫婦死体遺棄殺人事件」で鈴木と縁が深かった霜見夫妻が殺され、土の中に埋められていた。鈴木、お前のしてきたことを考えると他人事ではないと思え。「1000億脱税疑惑“男”一族の悲劇」とか「三人の悪徳弁護士への報復」とか「極悪人の最後」とか「裁判所は悪の巣窟」という見出しの事件が世の中を賑わすような気がする》

《合意書が無ければ、こんな膨大な利益は上がっていない。買い支えがあったから大きな利益が出たことは誰にでも十分に分かること》

《最初よりA氏に3億円を出させて、宝林株を買うことができた。これが始まりだった。これが無ければ株取引の大きな利益につながっていない。資金の出所を最初から紀井の名前にしたのも許可なし。最初から騙す積りだった》     (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(33)

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《鈴木の周辺には不可解な事件が多く起こっているが、金銭に絡む問題が多い。長谷川、平林、杉原の三人の弁護士、友人の青田など全員が鈴木の金銭的な秘密の全ては知らない。鈴木の金銭に対する執念は凄い。以前からの仕事仲間であっても平気で裏切る人間だったと鈴木を知る多くの人間が同様のことを言っている》(取材関係者より)

《長谷川は、鈴木同様に金のためなら何でもするタイプのようだが(品田裁判官にはえらく迷惑をかけたことになると思う)、裏金をたくさんもらって喜んでいられるのは今のうちだけだと思う。史上最悪の弁護士というレッテルを貼られるのも時間の問題だ》

《鈴木の履歴を見ていると騙しと裏切りばかりの人生だけど、そろそろ年貢の納め時だな。こんなことを続けていると家族もろとも滅亡する》

《鈴木は西と出会い、親和銀行から融資100億円以上を騙し取った。その後、A氏を紹介され、これこそ何から何までやってもらって、オマエは全てを自分の都合の良いように言っているが、西との出会い、A氏との出会いが無ければ、誰にも相手にされない人生を送ることしかできなかった。A氏をここまで不幸にして、自分だけ1000億円以上とは、ふざけるな!! 身内も絶対に許されない》(関係者より)

《鈴木、ネットニュースの記者が取材に来たぞ。私の周辺もかなりの人間が取材されている。昔の株取引のスポンサーとして世話になった人をそこまで裏切れるかと驚いた。あの頃から評判が悪かったけど、相変わらず悪どいやり方をしているな。今回はどえらい金を海外に隠しているらしいな。でも記者が俺達のところまで取材に来るようじゃ、これから大変なことになる。証券業界にはお前を良く言う人はいない。何とか手を打つべきだと思うが手遅れかな》(関係者より)

《鈴木、青田、長谷川については、謝罪が無ければ、反社の人間だけではなく、トップの実名を挙げた。それが事実であればまだしも、鈴木、長谷川は裁判に勝つためだけに全くの作り話を構築した。長谷川には特に大事な証拠数点を覆すことと原告の印象を極力悪くするために反社関係の金融屋にするしかなかったようだ。平成11年9月30日の確認書の件、平成14年6月27日の鈴木の15億円の借用書と西の10億円の借用書の件(この日は会っていない等いくつものウソの証言)、平成14年3月に会ったという件など、鈴木はどこで、どのような状況でA氏に会ったと言うのか。鈴木の証言は全てウソである。乙59号証を証拠として提出するに当たっては、覚悟のうえでやったのであれば自業自得だが、早々に嘘であったと謝罪しなければ、この3人と家族、身内は今後、永久に安心した生活は有り得ないのは当然のことだ》(関係者より)

《鈴木、お前は「大変お世話になった」とか「A氏は男としても人としても一目も二目も置いている」と手紙に書いていてA氏の器量の大きさや人間性をよく理解しているようだ。これが和解後の2通の手紙に書かれているということは脅迫や心裡留保が嘘であることを証明している。早くA氏に連絡して謝罪するべきだ。今のお前を助けられるのはA氏しかいないと思う。お前の事を心配するわけじゃないが、お前の家族が巻き込まれていくのが不憫に思うだけだ》

《青田という人間は本当にバカなウソつきだ。この人間の嘘には誰もが驚く。姉夫婦(夫の杉本富利東洋大学元学部長や2人の娘)にも影響が出るはずだ》(関係者より)

《エフアールの大石専務が親和銀行事件で実刑が確定した後、執行猶予の期間中に事故で亡くなった。西の書いた記録では鈴木に頼まれて口止め料として5000万円が大石専務の奥さんに支払われている。何を口止めしたのか、現在は分からない。誰かが事故に見せかけた可能性が有るんじゃないか。鈴木の周囲にはそれぐらいの事は何回も起きているようだ。ほかにも親和銀行(約17億円)や山内興産(約4億円)への和解金等も全て横領した金だということは明白である》(関係者より)

《紀井の言っているのは表面上の数字、とおおよそ認めているが、オマエ(鈴木)より紀井氏の方がはるかに詳しいはずだ。オマエは夕方に紀井氏にあてがった事務所(都心の1LDKのマンション)に来て女の所へ行くか銀座か六本木に行くか。オマエは彼女が多い(当時9人)ので飲みに行っている暇がないと言っていたようだが、オマエは人間として、男としてのルールも全く分かっていない。父親の徳太郎も妹(徳田邦子)もいいなりになっている。マンションの金を払ってもらっているので仕方ないと思っているのか、金が入れば悪いことは気にしないという一族か》(関係者より)

《裁判官に対して分からないことが多いが、例えば裁判の初期段階で裁判官が誤審を犯した場合、その段階で裁判官は修正することが出来ないのか? それが出来ないと、その誤審を他の裁判官に隠すために裁判は誤った方向に行ってしまうのではないか。この裁判はそんなことが起こったのではないのか。そうでなければ裏取引があったと思わざるを得ないほど片手落ちな判決だ》

《西との出会い、宝林は西の提案、資金はA氏。オマエ(鈴木)は相談もしないで裏工作をしただけだ。一人では何もできないのに利益をほぼ独り占めするとは、いったい何なんだ。オマエの顔は世界中にも広く知れ渡ったと思うが、今後もさらに知れ渡る。本当に表に出られないのではないのかと思うほどだ。早く謝罪しないとオマエ、青田、長谷川は家族ともども人生が終わってしまうほどのことだということがまだ分からないのか。父徳太郎は元気かどうか分からないが、生きているうちに義彦に全てを反省させないと、鈴木家はとんでもない結末になる》

《鈴木と長谷川が作った「乙59号証」があるが、鈴木と長谷川は正気か? A氏が反社会的組織を金主とした「プロの金融屋」と言っているが、それが事実ならこんな金の貸し方はしない。まして嘘八百で一銭も返していない人間に追加で金を貸すはずないだろう。それどころか鈴木は、とっくに家族もろとも破綻していた》(関係者より)

《鈴木は頭がおかしい。金を国内外に移動する、現在最も難しいことを何故一人でやらなければいけないのか、と言っているが、オマエが一人で勝手に独り占めしていたためにやったことで何を言っているのか。本当に大金で頭がおかしくなったのか》

《エフアール社の幹部役員の天野氏が不可解な死で亡くなり、当時専務だった大石氏も親和銀行事件で共に有罪になり執行猶予で保釈されているときに交通事故で亡くなった。大石氏が事故に会う前に鈴木から西を通じて奥さんに口止め料として5000万円が支払われている。テレビのミステリードラマのような筋書きだ。真実は事故に見せかけた事件という関係者も少なくない》   (以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(16)

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《愛娘に愛人の事がバレたら、娘は父親に対してどういう感情を抱くか、後藤は真剣に考えたことがないのか。娘のためにと懸命に脱税して、裏で相続を果たしたとしても娘は嫌悪感一杯で父親に接する筈だ。後藤は救いようのない淋しい男だ》

《ブランド品をプレゼントしても、次の日にはネットで換金してるわよ、今の娘たちは! 悟志さんとやら、貴方は相当なヌケ作ね!!》

《菅新総理の政府も東京都庁もコロナが収束した事にしないと、これ以上国民や都民に金を配るんじゃ大変だと、マスコミを巻き込んで偏向報道ばかりしているという気がする。一般市民の怒りの矛先は、脱税で私腹を肥やしている後藤兄弟のようなところへ向うこと必至である。後藤にとって世論が敵では金の力も及ばない。そろそろ後藤兄弟の正念場か》

《人の容姿について触れる事は控えている積りだが、この後藤に関してはその人間性がやはり顔に出ていると思う。「男の顔は履歴書」と言い、苦難を乗り越えて生きてきた人生の結晶とも言うが、守銭奴と言われる顔がこれか?》

《どうやら後藤悟志は反社に対し裏金で話をつけたらしいが、反社の恐ろしさを知らないと思う。裏金で解決した事をネタに、またユスッてくる。それが反社の反社たる所以なのだ。とことん搾り取られる日もそう遠くはない。後藤より反社の方が上手(うわて)も上手で、太刀打ちできるものではない》

《杉並の大豪邸が悟志名義ではないとすると、個人の脱税では家は押さえられない。自宅を自分名義にしていないのは後藤なりの思惑かもしれないが、国税もそう簡単には引き下がらず、法人を巻き込んだ容疑を探すに違いない》

《後藤もこれだけ多くの情報が日常的にインターネットで発信されれば、強盗の餌食になる機会も増えるのではないか。しかし「隠し金はどこにある?」と脅されても後藤のことだから、きっと言わないだろう》

《後藤の追徴課税が30億円という事は、実刑を免れないのは間違いない。今さら修正申告して全納したところで間に合うはずもない。手口が悪すぎるし幼稚すぎる。それこそ世間をなめている証ではないか。これでは司法界もバカにされているようなものだ。しかし、当局は一丸となって後藤潰しに取り組む予定と聞いている。その時に情状酌量の余地は微塵もない》(関係者より)

《麻雀のレートが黒川元検事長以上と書いてあるが、1000点100円以上というと、一晩に動く金額もかなりのものだと思う。社員何人分の月給がやり取りされているのか。賭博は禁止で、罪になることを後藤だって知っているだろう? この悪人を早く捕まえて欲しい》

《後藤の資産の一部が開示されているが、これは文字通り社員2000人と下請業者の血と汗の結晶だ。後藤は、そのことを何も感じておらず、まるで金を吸い上げる吸血鬼みたいな人間だ》

読者投稿 「後藤悟志」(15)

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《人間の欲望には際限が無いと言うが、後藤は正にその典型だ。多くの人達の犠牲の上にアグラをかいている。因果応報、これから必ず今までの報いを受けるに違いない》

《大会社の社長が反社に反社を当てがうとは、常軌を逸している。耳を疑う話だ。これが表沙汰になったら、全ての会社との取引きは停止となるし、銀行口座だって凍結でアッという間に倒産。本当の馬鹿とは後藤みたいな人間を言うと思う》

《人間は皆妬みの精神を持っている。この金持ち兄弟の凅落は、国民大多数に衝撃を与える一方で溜飲を下げる結果にもなると思う。人を大切にせず、お金だけに固執したために、地に堕ちた例は昔からいくつもある。後藤家もその一例に過ぎないということか》

《後藤の側近達も記事を読んで、図星だと感じているのではないか。仕えるのもそろそろ潮時と思うかもしれない。スケープゴートにされるか、一緒に裁きを受ける羽目になる幹部も出るだろう》

《貸金業法では金利上限が設けられているが、その抜け道がファクタリングと称する暴利システムであるのは周知の事実である。犯罪ギリギリなのだ。街金ならともかく、太平エンジニアリングほどの大企業がいくら法を犯してないからと言って、率先して商売にして良いのだろうか?》

《太平エンジニアリングの社長は何故兄高志ではなく弟悟志となっているのか? もしかしたら先代の頃からお手盛り体質だったので、聡明な高志はそれをいち早く見抜き、後継ぎを固辞した可能性もあるのではと思う。そこで金に目の眩んだ悟志がホイホイ現れた。そんな気がする》

《このコロナ禍で補償金に多額の税金が必要なんだから、早く後藤のような悪徳経営者を摘発して補償金に充当して貰いたい》

《後藤が若い娘を連れ回している様を社員達は一体どう思っているのだろうか。太平グループには女性社員も数多く働いている。相当軽蔑されているに違いない。後藤がそんな事お構いなしの性格だったら、こいつは根っからの悪である》

《風の噂だが、太平エンジニアリングもコロナ禍の中、商いに翳りが見えてきているという。ビルメンテナンスの一業務である清掃などは、今まで顧客から依頼を受けていたが、不景気なので顧客自身でやり、業者には発注を控える所が多くなってきている。金だけが力の太平エンジニアリングが沈没船になるかもしれず、そこから脱出する社員も多かろう。後藤の慌てた顔が目に浮かぶ》

《後藤のように、なかなか表面化してこない悪事に対して『東京ダークサイト』のように悪党達を炙り出す告発的サイトは必要不可欠な存在と思う。ペンは剣よりも強しだ》   (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(32)

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《ここまで悪事を働いた鈴木、青田、長谷川は、今後幾重にもダメージが重なり100%ダメになるのは間違いないというのが多くの取材関係者の意見だ》(関係者より)

《鈴木の親友の青田、こいつもどうしようもない人間だな。「類は友を呼ぶ」とはよく言ったものだ。暴力団との親交があることを言いふらして一般人を威嚇し、自分より力のある人間にはペコペコして、金には強い執着を持っている。都合が悪くなると逃げるのは人間として最低だ》

《オマエたちの家族や身内は、今後の人生は絶対に良い人生にはならない。世間に悪事を広めることを看過した家族や身内が良い人生を送ったことなど過去にもないはずだ》

《鈴木は、過去にもいくつもの事件に関わり、親和銀行事件では実刑も受けた。鈴木のことを家族はどのように考えているのか。鈴木自身は金儲けのためには家族の事はどうでもいいと考えているのか。お前が悪事で儲けた金でお前の家族は生活しているはずだ。世間は許さないと覚悟したほうがいいよ。お前に騙された人やその人の家族が今どうしているか考えたことがあるか》

《鈴木、青田、長谷川、平林に係る読者投稿にはいろいろな情報が入っているが、鈴木義彦の場合は同姓同名の人物が別にいるので、写真は全員掲載することになろうが、家族の写真や情報は読者の意向で今後は検討する》(取材関係者より)

《青田よ、相変わらず鈴木にくっついて良い思いしているようだな。クリニックをあくどいやり方で乗っ取ったらしいが、脛にいろいろ傷を持つくせに、派手に動くとケガするぞ。伊東のパチンコ店駐車場の事件の真相チクってやろうか。鈴木やお前らのやり方を見ているとムカムカしてくる》(匿名希望)

《因果応報という言葉を知らないのか。ここまで事実がはっきりして、この全てが今後さまざまなマスコミにより報じられて、弾劾裁判、再審になれば、身のやり場のないほどの恥になることが分からないのか。本人たちは仕方ないが、家族や身内は今後どれほど生活がしづらく厳しくなるか、考えたことはあるのか。鈴木本人は家族も身内も関係ない、金があればと思っているのか。オマエは日本だけではなく、間もなく世界中に認知される。何もできなくなる。整形しても無理だろう。本当に悪すぎる人間たちだ》

《長谷川元弁護士は、子供や孫もいるようだ。鈴木のような人間を弁護して重大な真実をほぼ全て捻じ曲げていたら大変なことになると思わなかったのか、鈴木の嘘を打ち消すために、そしてA氏に対しての裁判官の印象を悪くするために、反社会的組織の実名や、その組織のトップの実名を使ってまでこんなに悪党の鈴木を擁護した言動は家族も含めて世間から白い目で見られるだけでは済まないと思う。それ程まで命を懸けて鈴木という悪党を庇う理由があったのか。裏でいくらもらったのか分からないが、今後の人生に良いことは無い》

《鈴木、青田の場合、これ以上はないほどの悪事を働いておいて、顔写真を削除しろとは何を言っているのか。今後の写真は情報付きで読者から多く届くはずだ》(取材関係者より)

《鈴木は、相場師の西田晴夫とも親しかったようだ。女好きで、愛人を高級マンションに住まわせて贅沢させていたというが、西田は裁判中に持病が悪化し亡くなったようで、最後は亡骸を引き取る人もいなかったという。鈴木、お前と家族はこのまま悪事を反省しないなら、もっと過酷な状況を実感するはずだ》

《裁判が正しい判決を出したと思っているならここまで多くの悪事に対して多くの証拠や証言で100%と言っていいほど被告(鈴木)側の犯罪が掲載されたのだから再審をしたらどうか。悪事が出るだけで100%敗けることは十分に分かっているはずだ。掲載していない記事はまだまだたくさんあるようだ》(関係者より)

《鈴木は、最初の宝林株で160億円も儲けたのにそれを隠してA氏に金を出させ続けるとはどんな神経をしているんだ。最初からそれを計画していたのか?》

《青田光市のせいで姉夫婦の2人の娘も色々調べられている(海外渡航の経歴等)くらいで、鈴木の家族や妹、長谷川の身内も写真が関係者より送られてくると思う。やっていることが悪すぎるせいだ》(取材関係者より)

《警察が青田の所業を見逃してばかりいるために、また被害者が出た。赤坂のクリニックの乗っ取りの後にタイでの詐欺事件。裏に鈴木が居ることも明らかだ(鈴木が金を送金している)。こいつらの悪知恵と強欲さにはヘドが出る。早く何とかしないと、被害者がドンドン増える。社会の悪だ》(関係者より)

《長谷川は鈴木からもらった裏金をたくさん手にして、これで今後は楽ないい生活ができると思っていたら、それが大間違いであることが近い将来、分かるはずだ。謝罪して決着しない限り、間違いなく悲惨な思いをすることになる》

《品田にも大きな影響が出るだろう。長谷川、鈴木も勝者だと思っているようだが、これから敗者になるだけでは済まない。世界広しと言えども、オマエたちのような悪党はいない。絶対に許されることは無い》  (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(31)

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本誌では投稿者の氏名をニシャルで記載しておりましたが、今回の読者投稿よりそれも記載しないことに致します。ご投稿は一般の方を含め、極めて記事内容を深く読み込まれている方が多く見受けられるだけでなく、貴重な関連情報も交えていることに加え個人情報保護の目的から投稿者の氏名ほか個人情報の一切を開示しないことに致しますので、ご了承ください。もとより、投稿内容については十分に精査するとともに不明な点の確認作業も行っております。

 

《世の中コロナ禍で日本中、世界中が疲弊している。鈴木のような悪党に対して天誅を下したいと願う私設警察もいてもおかしくないだろう。それぞれに色々な思いがあっての事だろうが許される範囲で収まらない時は、中には過激な行動に走る連中も存在するのが世の常だ》

《鈴木の件で、西の文章は最初は内河陽一郎(前妻との間の息子)が、途中から水野恵介が代筆したが、関係者全員が「鈴木は許せない」と、全面協力は当然としてやっているのに、水野も西のお陰で司法書士の資格を取れた。陽一郎にしても東京オークションハウスの仕事をやっていた時も、西に優遇され、その時に知り合った女性と結婚したようだが、この2人に対しては、多くの関係者は人間としてよく思っていない。特に陽一郎は西の金を自由に使っていたようだ。カジノもそうだが、投資も親子2人で好き勝手にやったり、誰の金か分かっていたのか、西(実父)の金ではないことは分かっていたはずだ》(関係者より)

《鈴木は西に幾度となく自分の所在を明かさないように言っていたらしいが、これには西も鈴木が周辺の人達から逃げようとしていることを察知し危険な兆候を感じ取ったのに自分だけには裏切らないと思ったのか。鈴木の方が一枚も二枚も上をいく非情な悪党だった》(関係者より)

《今後は知らぬ存ぜぬの振りをしている悪党(鈴木、青田、弁護士等)に対しては家族や身内の名前を出すべきで、あまりに悪質な場合には写真も出すべきだ。子供や身内に対して「悪いことをして得た金(本来は他人の金)なら相続するべきではない」と知らしめるべきだ》

《鈴木は利用価値が無くなったり邪魔になってきた人間を次々に排除しているが、それが鈴木の生き方だが、絶対に許せるものではない》

《鈴木と代理人に就いた長谷川、種子田の顧問についた関根栄郷弁護士。死亡しているが関根は、今後、いろいろな局面で取り上げられると思うが、長谷川も高齢であるが、関根も最悪の弁護士と悪名を轟かせたが、長谷川は日本史上最悪と言われるに違いない。今のうちに悪いことをやり過ぎたことを反省して、大悪党鈴木に反省、謝罪させるべきだ。調査したら、長谷川には孫もいるじゃないか。子供にも孫にも良い影響はないことくらい分からないのか》(取材関係者より)

《世界中に拡散しつつあるので世界中からさらに非難されることになる。身の置き場所がなくなる。オウムの麻原同様、身内(特に鈴木義彦の妻の恵子と久子、勝明という2人の子供、妹の徳田邦子と娘の亜弥と沙弥)も後々大変な思いをすることになる》(関係者より)

《平林、長谷川、青田は、鈴木からの礼金はほぼ裏金でもらっているはず。脱税になるのはまず間違いないと思われる。確か3年で1億以上で実刑になるはずだ》

《サイトの側にクレームを入れるのであれば分かるが、取次ぎの通信業者にクレームをつけるのは筋違いだ。訴状がサイト側になく、申立人も不明のまま名誉権侵害というが、鈴木に対する疑惑を挙げて、具体的な証拠を揃えて問題提起しているではないか。何が名誉権の侵害に当たるのか。笑わせるな。今後は、もっと家族や身内に対しても読者投稿が多くなる中で、青田同様に読者や被害者が身内の写真を送ってくると思われる》(取材関係者より)

《国庫に押えられた後にもA氏に対する債務はあれだけの書類があり、裁判は誤判によるもので、このままでは当然、家族や身内は後々問題になる》

《品田裁判長をはじめ関係した裁判官達に問う。本当にこんな判決内容でいいのか。自問自答してみろ。己自身は分かっているはずだ。裁判官を目指して司法試験を受けた時の志を思い出す時だ》

《おかしい点、鈴木、長谷川、裁判官に係る部分的な記事削除、その後の青田分、これは長谷川の指導かもしれないが、こんなことをしても多くの取材班がそれぞれ独自に調べたりしているので、消滅することは絶対に無い》(取材関係者より)

《心裡留保とは便利な言葉で、とどのつまり、にっちもさっちもいかなくなってきたから、この手段で逃げ切りを図ってきたようだが、ただこれをよく裁判長が認めたものだ。A氏宛の2通の手紙の内容からも鈴木の意思がしっかり判断出来るのに、何を以て心裡留保に当たるのか。多くの読者より鈴木側との癒着でしかないという疑念が無数に届いている》(取材関係者より)

《この事件は鈴木にとって都合のいい事ばかりが起こっている。西の自殺、腹心の天野の急死、大石の事故死等。それ以外に行方不明、殺人事件。特に西の自殺、天野の急死はA氏との裁判には欠かせない重要人物だ。まるで鈴木には二人が死亡することが分かっていたようにさえ思える》(関係者より)  (以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(14)

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本誌では投稿者の氏名をイニシャルで記載しておりましたが、今回の読者投稿よりそれも記載しないことに致します。ご投稿は一般の方を含め、極めて記事内容を深く読み込まれている方が多く見受けられるだけでなく、貴重な関連情報も交えていることに加え個人情報保護の目的から投稿者の氏名ほか個人情報の一切を開示しないことに致しますので、ご了承ください。もとより、投稿内容については十分に精査するとともに不明な点の確認作業も行っております。

 

《後藤のような金持ちが最後に求めるのはやはり女なのか。しかも若い女。後藤ってかなりの年なんじゃないの? 恥ずかしくないのか、とても不思議です。まぁ好き放題やったツケが回るのは時間の問題でしょう。どのツラ下げてパクられるのか、見物です》

《こんな悪党なんだから、後藤に注意をしない家族も一蓮托生では? 家族全員の写真、ついでに愛人の顔も見たいので掲載を希望します。だってそれ程のことをしでかしていると思います、この男》

《後藤のような人間が日本の大企業の経営者として君臨していることが、このグローバル時代に同じ日本人として恥ずかしい限りだ。周囲の人達から相当な恨みを買っていることだろう。名家滅亡の日は近い》

《無意識や見解の相違で脱税してしまう人とは全く違う後藤の資質、これは計画犯罪そのものです。当局も世間も許すはずがありません。一般市民の怒りを結集して懲らしめるべきだと思います》

《後藤には多くの彼女がいるらしいが、これを機に考え直した方がいいんじゃないか。金だけじゃ無く人間性も考慮して選ばないと、同じ穴の狢に見られて一緒にいるところを撮られて、週刊誌に掲載される可能性も有るかも》

《架空発注とはどういうことですか。発注した事にしてお金を下請けに払ってそれをバックさせているとしたら悪質極まりないです。会社の利益があるから出来る事なのでしょうか。利益があるなら、そんな事をしなくても良いのではと考えます。お金は確かに欲しいですけど、人を欺いてコソコソして生きるなんて僕には到底不可能です》

《太平エンジニアリングの離職率が高いのは、肩たたきもあるという噂です。労基署に所にバレないように用意周到に、でもリストラに遭った皆さんは幸せだと思います。こんな経営者の元で働いていて良い事などひとつもありません。この男からはなるべく離れるべきです。今回の一件で彼が隔離される可能性が高いのでは》(関係者より)

《東京ダークサイトの取材能力には毎回感心させられるよ。インターネットからでも情報がドンドン集まっているようだ。天網恢々疎にして漏らさずと言うが、誰かがちゃんと見てるんだね。悪い事は出来ないものデス》

《もし私の娘にこんなヤツが手を出したら、何もかも捨てる覚悟で復讐します。今、騙している娘の親御さんだってきっと同じ気持ちです。恥を知りなさい》

《後藤という男の記事を読むにつけ、こんなセコイ男が世の中にいるのかと思うほどです。合コンに自分の店を使ったり、コンペは自分のゴルフクラブ、しかも先輩ズラして割り勘でしょ。有り得ないです。これじゃ女にモテるワケないよ。金を使ってもモテないのだから、どうしようもないね》   (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(30)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《民事裁判の被告が自分の代理人弁護士と結託して嘘ばかりを発言し、原告側が証拠書類を提出して証人まで出廷して証言しているのに、裁判官がそれを軽視して被告の口頭だけの主張を重視することはあり得ない事だ。A氏や多くの関係者が納得できないのは当たり前だ。鈴木に関する記事は貴誌以外のインターニュースバンクやザ ニュースサイトでも読んでみたが、世の中の誰もが許さないはずだ。この裁判はやり直すべきだ》(I・Rさん)

《東京ダークサイト側に反論すべきことを、通信事業者に対して記事の削除を申し立てるしか出来ない情けない連中だ。正々堂々と東京ダークサイトにクレームをつけ反論をすれば、全てに分かりやすく回答する。多くの取材関係者が精査したため何も言えないはずだ。鈴木の情報や青田の情報も国内外よりいろいろ入ってきている》(取材関係者より)

《鈴木はもとより、長谷川と青田の家族や身内にも大変な影響が出る。ここまで悪事を働けば、当たり前のことだ。永久に消えることはない》(取材関係者より)

《このままでは世間の記憶から絶対に消滅することはない。豊田商事事件やオウム事件よりも悪質と言われ始めている。鈴木、青田はこのままで済むと思っているかも知れないが、今後は今までと違い、鈴木を取り上げるサイトの数も増え、比べ物にならないくらい早く拡散する。世界中の多くの人たちが興味を持ち始めたようだ》(取材関係者より)

《西の子息内河陽一郎がソニー生命に勤めており、「コンプライアンスに引っかかるといけないので関係するなと所長に言われている」と言って一切の協力を拒んでいるとの事だが、元々父親が一番原因していることで父親の債務や問題処理をほぼ全てA氏に頼んだり、以前に父親と一緒にカジノに耽ったり2人で他の投資に手を出したりしていたようだ。陽一郎は「東京オークションハウスでは父はカッコ良かった」と関係者の前で言っていたようだが、西は借金だらけで自分の金は一切なく、100億単位の借金がA氏にあった状況でも陽一郎は優遇されていた。それにも拘らず父親の恨みを晴らす気持ちが無いのか、本来なら率先して取り組まなければならない立場なのに。A氏に対しても父親の件で大変な迷惑をかけたり世話になっているのに、A氏に対して多額の借金を残したままで多くの関係者は呆れ返っている。それに西の妻も秋田の別荘を名義変更すると以前から西同様に言っていたが、今現在もしておらず(但し、これについては、A氏サイドが書類を紛失したことがあったようだ)、関係者が連絡しても一切連絡が無い状況になっている。これは陽一郎の影響があるのではないかと関係者は言っているが、西からの遺書についても、A氏が封を開ける前に陽一郎が先に見せてほしいと言うので、その場でコピーを渡したが、陽一郎と奥さんに来た遺書のコピーを渡すと言っていながら未だにA氏には見せもせず、渡してもいないという全てのことに対して常識がなく、関係者の諸先輩たちにも食ってかかるなど常識ある人間とはとても思えないと多くの関係者が口にする》(多くの関係者より)

《鈴木の周辺での自殺や不審死、これら全てに鈴木が大なり小なり関与しているのは分かり切ったことだ。鈴木は一人で1000億円以上という大金をペーパーカンパニーに隠匿しているが、この金は鈴木が合意書に違反して隠匿したものであるから、A氏とA氏の友人の金を詐欺、横領した金であることは全ての読者にも分かることだ。これでは死んだ人間が浮かばれず、ここまでの悪党はいない》(D・Mさん)

《オマエたちは眠れない夜がつづく。これからも色々な記事や読者投稿が掲載され、日本だけではなく世界中の多くの人がオマエや家族をどのように見ているか、徐々に現実のものとして分かるようになる。10人近い死人、その家族や身内、騙された多くの人間の怨念がいつまでもつきまとうことになるだろう》(G・Yさん)

《鈴木の悪事、青田や平林、長谷川が裁判では多くの嘘を構築した影響は大きかった。鈴木自身、会社は倒産、自己破産、自殺の道しか残されていなかった人間が全てを助けてもらい涙を流していながら、ここまで度の過ぎた嘘を構築するとは、鈴木も青田も生まれ持っての悪性か、親のしつけが悪すぎたというのが多くの関係者の感想のようだ。鈴木の父親もよく分かっているようで、「天野さんは常識のある人間だが、息子と青田はまともな人間ではない」と関係者に言っているくらいだ。今、反省させないと家族に対しても世間の目が絶対に許すことは無い》(関係者より)

《合意書の作成時に、株価の買い支えで鈴木はA氏に「協力していただかないと社長からの借金も返済できません」と半ば交換条件のような言い方であり、これは脅しにも近いやり方だ。こうして鈴木はA氏を策略に引きずり込み、ここまで色々やってもらって、このダマシは一体何なのか。必ず後悔することになる。当然、長谷川も青田も同様だ》(O・Eさん)

《平林、長谷川も仕事とはいえ、特に長谷川のようにここまでやる弁護士はいない。それに品田裁判官との連係プレイとしか思えないやり方は一体何なのか。誰もが疑問を解消できないでいる。再審ではっきりさせるか弾劾裁判をやるしかない。そのために政治家ほかを動かすために関係者が動き出したようだ。品田、長谷川はここまで事実が明らかになっても、今後も知らぬ振りをして通す積りか。無理だと思うよ。世間の目が許すわけがない》(関係者より)

《特に鈴木、長谷川。長谷川はここまで人の怨みを買うとどういう事になるか、鈴木やその関係者はこれから知ることになるだろう。今はまだ序章に過ぎない》(関係者より)

《平林、杉原の懲戒、そして長谷川の度の過ぎた嘘の構築や品田裁判官の全く理解できない誤判のため再審、弾劾裁判。青田の殺人教唆疑惑等が再浮上するのでは》(K・Aさん)

《自殺や不審死、普通一般的には身近で起こってほしくない出来事だが何故か鈴木の周辺では頻繁に発生していた。それならば本人達自身にもいつ何時そういう災いが起こっても不思議ではないだろう》(S・Jさん)

《今回の件(鈴木のインターネットのこと)は多くの取材関係者が何年も前より多くの知人友人関係者やクラブほかの色々な店から長期間にわたって聞き取りをするなどして調べたが、今後の展開は鈴木や長谷川にとっては本当に取り返しがつかなくなる。鈴木は実刑どころか全額が国庫に没収される。長谷川以下も脱税で何人かは実刑を免れない》(関係者より)

《極悪人鈴木は1000億円以上の金を騙して独り占めしているのに、彼女らにはいつも「金が無い」と言っていたようで、食事は御馳走したが、本当にケチであったようだ。愛人の一人である清水みのりは以前に暴力でろっ骨が折れたようだ。これだけ悪事を重ねていたら、オマエのような人間や家族には今後、いいことは無いだろう》(関係者より)(以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(13)

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《いくら自身で美辞麗句を並べても、お前はオンナの腐ったような男としか評価されていない。脱税や背任は問題外だが、金持ちでも根本的に金払いや面倒見が悪い男は周囲より尊敬されることは無い。自分さえよければ、良い互助の精神を忘れた者は人の上に立つ資格はない》(Y・Dさん)

《悟志君、きっとこの投稿を見ていると思う。君の周りの人間は、君と付き合っているのではなく、仕事上で仕方なく付き合っているのだ。したがって何かあれば君とは付き合わない。付き合う必要が無い。分かるかな? はっきり言うが、人間としての魅力はない、悟志君》(S・Eさん)

《人の親であれば、誰しも子供に財産を残してあげたいと思うのはよく分かる。しかし、その財産が犯罪の下に作られたモノと知ったら、子供の心境は複雑だ。親に感謝どころか、親を忌み嫌うことになりかねない。後藤家の親はどうだったのか。後藤の犯罪体質はDNAなのだろうか。娘さんには遺伝して欲しくない。世のために、老婆心ながら》(K・Iさん)

《太平エンジニアリングの下請け泣かせは業界では有名です。値切り、長い支払いサイト、高利貸付など大変巧妙な仕組みで、下請会社が力を持つことは無く、独立できません。ずっと下積みです。故に太平エンジニアリングはずっと安泰です。しかし皆、後藤の仕業と気づいています。何千人もの恨みが後藤へ向けられています。彼の終焉は間近です》(M・Uさん)

《後藤さんのケチぶりは銀座界隈でも有名です。金持ち自慢を散々聞かされたうえに会計を値切られ、チップもくれません。女の子皆に嫌われてますよ(笑)》(K・Rさん)

《人生100歳時代に突入したとはいえ、いつかはその幕を閉じる。その瞬間、後藤みたいな人間は何を感じるのだろうか。人に媚びて、人をいじめて、人に恨まれて。幸福な人生だったとは思えないと案じている。人生の幸福とは何かを塾考してほしい》(H・Aさん)

《世界中に今日の食べ物が無く餓死する子供がいる。理由は簡単だ。独り占めする奴がいるからだ。後藤は独り占めの権化のような奴だ。こういう奴の最後は決まっている。史実が物語っている》(J・Yさん)

《後藤の家族、特に一人娘は、父親が若い娘をたぶらかしていることを知っているのか。自分の父親がそうと知ったら、口もききたくないと思う。娘のために相続税を誤魔化しているのだろうが、本末転倒だ》(M・Tさん)

《太平エンジニアリングの株主構成は貴誌の記事で分かったが、私は西武ホールディングスの再上場に後藤兄弟がどう関わったのかが気になる。この悪者兄弟が私腹を肥やしてない訳がない。是非メスを入れて戴きたい》(T・Sさん)

《後藤兄弟、悟志と高志兄弟の顔写真を見ると瓜二つです。背格好こそ違うものの顔はそっくり。お金好き、女好きも酷似です》(G・Mさん)

《親名義の家に住み、会社名義の別荘を持ち、個人の裏金は土の中。絵に描いたような脱税魔であるが、手口が実に稚拙である。世の中、節税者は巧みに行っている。指南する人材がいないのも人望の無さか》(S・Wさん)

《塀の兵の中の懲りない面々という映画があったが、こいつは刑務所で反省するとは思えない。むしろ収監前に鉄槌を食らわせるべきだ。暴力ではなく、生き恥を晒させるという意味でペンの力に大きく期待する》(M・Aさん)

読者投稿 「鈴木義彦」(29)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《A氏への債務返済についても株取引の利益分配についても鈴木はウソをつき続けた。少しでも認めれば、自分の犯罪摘発の突破口にされかねないと鈴木は考えたのかもしれないが、それにしてもここまで嘘をついて自分を正当化するためにA氏が反社会的勢力と密接な関係にあるかのような話を捏造するのはやってはいけないことだ。長谷川も苦肉の策で作り上げたのだろうが、その責任は鈴木や長谷川が想像している以上に重いことを知るべきだ》(M・Dさん)

《長谷川の乙59号証を作成するに当たって、ここまでのもっともらしい嘘を構築すれば、完璧だと思ったに違いないが、A氏の人間性をよく知る多くの友人、関係者(この中にはA氏経由で鈴木に金を出した人も数人いる)が立ち上がり、今後の日本の法曹界のためにも、長谷川と鈴木がこんなでたらめが通ると思わせることは絶対に許せないと、とことんやり切るという団結力を見せている。鈴木、長谷川は、このまま静かにしていれば収まると思ったら大間違いだ。ネット情報の広がりは週刊誌や書籍と違ってはるかに早く拡散して消えることもないということを知るべきだ。それに他のマスコミにも出るようだ。通信業者に裁判で嫌がらせをしているようだが、それなら再審請求や弾劾裁判もやるべきだ》(関係者より)

《株取引の最初の銘柄だった宝林が巨額の利益をもたらしたことで、鈴木は狂ったというが、それまでのA氏への返済が一切なく、また親和銀行事件で被告となった身で、鈴木は金にしがみつくしかなかったのではないか。だから合意書の約束を守ろうとする気持ちもさらさらなかったろうし、要は株取引でA氏が買い支え資金を安定的に出し続けてくれさえすれば、利益は確保できるので、西を裏切らせ徹底的に利用した。悪党のずる賢さやあくどさが溢れた発想で、長谷川が裁判でさらに磨きをかけたようなものだ》(K・Sさん)

《ここまで悪の限りを尽くしてきて、現在も長谷川と共に何の謝罪もなく絶対に許される訳がない。話は変わるが、A氏の実家の関係者や親せきからの話を聞くことができたが、A氏の父の葬儀に東京から友人たち(その中に西もいた)が多くが出席したが、四日市始まって以来の花輪の数や屋号が「仏」であることなど驚かされることが多かったようだ。大勢の人を助けることで、祖父の代より有名であったことや叔父にあたる人が日本を代表する企業の創業者だったことも聞かされ本当に驚いたという》(取材関係者より)

《長谷川は過去にオウム事件で死刑の判決を受けた早川紀代秀の弁護を引き受けたが、どういう経緯で引き受けることになったのか気になるところだ。オウム事件はサリンで無差別テロを仕掛けたほとんどの幹部が死刑となったが、鈴木も自分の強欲のために身内や株取引に関わった多くの人間を犠牲にして平然としているという点では変わりない。しかも多くの法に違反しても今はまだ自由だが、そんな鈴木を社会が放っておくはずもない》(S・Wさん)

《鈴木が通信業者に記事の削除を申立てるのは邪道中の邪道だ。記事にもある通り、抗議や反論があるなら何故、東京ダークサイトを相手にしないのか。筋違いもいいところだ。やはり鈴木は、やり方は巧妙だが、あまりに悪知恵が働きすぎる》(M・Hさん)

《天野氏が自殺したというのは、鈴木が切り捨てたということか。和解協議後に天野氏がA氏と会ったことを咎めて鈴木は「A氏とは絶対に会うな」と天野氏に釘を刺したというが、そんな鈴木は和解協議ではA氏に「天野から言われました」と言って、鈴木が親和銀行事件で逮捕され拘留されているときに望外の世話になったと礼を言っていたのが、いったい鈴木という男は何なのか。鈴木の豹変はひどすぎて、いつも人を傷つけて平気な顔をしている。絶対に許せない。こんな人間は死ぬまで償いをするべきだ》(G・Aさん)

《鈴木の人生はダマシと裏切りに満ち溢れている。親和銀行からの融資を受けるためにマッチポンプで協力していた元総会屋と暴力団幹部を裏切り、A氏から巨額の融資を受けても返済は一切せずに西を使ってその場をごまかし、株取引でも西を裏切らせて利益を独り占めにした揚げ句、西が用済みになったら尾行したり張り込んだりして西を追い詰め自殺にまで追い込んだ。こういう人間こそ本当に恐ろしいというのだろうが、鈴木の全ての犯罪疑惑は必ず解明される時が来るはずだ》(H・Yさん)

《裁判では認められなかった紀井氏の証言と確認書、西が鈴木宛に送った最後の手紙、A氏が鈴木の言い値で買って上げたピンクダイヤと絵画、高級時計の販売預託、鈴木が平成14年6月27日に作成した借用書の額面が40億円超から15億円になった経緯等、全ては証拠(書面や録音テープ)などで証明され鈴木の嘘がバレている。どうして品田裁判長ほか2人の裁判官は審理で事実認定を誤ったのか、全く理解出来ない》(M・Aさん)

《鈴木は西をたぶらかして合意書の破棄を執拗に迫ったというが、何故宝林株の取引が終了した時点で協議を持たなかったのか。A氏が株価の買い支え資金を安定的に出している限り、間違いなく取得株を予定通りに捌き切って利益を確保できるという思惑しかなかった。約束を守るという潔さなど鈴木のどこを探しても見当たらない。それ故、鈴木の周囲で自殺者や不審死者が数多く出ている事実をしっかりと究明すべきだ》(K・Iさん)

読者投稿 「鈴木義彦」(28)

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《鈴木が用意したペーパーカンパニー3社の名義で取得した宝林株で大量保有報告書の取得資金を「紀井義弘からの借り入れ」として金融庁に提出したのは平成11年6月1日のことだったから、西がA氏から宝林株の取得資金3億円を出してもらった事実を鈴木は無視していたことになる。それから1か月後の7月8日に鈴木と西がA氏の会社を訪れ、資金の安定的支援を懇願して合意書が作成されることになったが、鈴木は報告書にはA氏の姓名を書かなかった事実を隠していたことから、株取引で利益が上がっても合意書に基づいて3等分することなど考えもしなかったことになる。鈴木のダマシは人を踏み台にして深く傷つける。中途半端な悪党ではない》(関係者より)

《鈴木は平成18年10月16日の和解協議でA氏が宝林株の取得資金3億円を出したことを認め、同株の取引での利益はすでに分配済みだと強調したが、そうであれば、鈴木が完済したという15億円はどこから出したと言うのか。15億円の授受は、西が平成11年7月30日にA氏の会社に持参した、その1回しかなく、鈴木の主張はA氏がエフアールの決算対策のため便宜上で作成した確認書の期日(平成11年9月30日)に合せたに過ぎないことは明白ではないか。また、裁判官も判決ではこの15億円の授受の期日を不明確にしたままのようで、それで合意書や和解書を無効にするという無謀な結論を出している。とんでもない判決だ。今後、このような法曹界の恥さらしとならぬようにトコトン究明するべきだ。絶対にうやむやにしてはいけない最大最悪の事件だ》(S・Iさん)

《乙59号証で長谷川が描いたシナリオは、裁判で鈴木を勝たせることには大いに役に立ったはずだが、今後、鈴木と長谷川を窮地に追い込んでいくのは間違いないと思う。ありもしない作り話を平然と裁判に持ち込んででも鈴木の主張を正当化しようとするやり方は、決して許されるものではなく、長谷川も鈴木も社会的に制裁を受け相手にされなくなるのは当然だが、日本だけではなく全世界に拡散する事件となる》(H・Yさん)

《A氏が株価の買い支え資金として出した金は207億円であると西も認めていること(但し、鈴木に言われてやった分は、約70億円と西は言っていたが、その後、西と紀井氏が精査して58億円プラスαと分かった)。裁判官は、合意書の作成から和解書の作成までの7年以上の間に(3人が会って協議をしたのが)2回しか行われず、三者間での協議が持たれなかったのは不自然だと言っているが、実際には9回で、西が代理で3回、後の6回は鈴木が会っている。合意書作成の平成11年7月8日、西が15億円を持参した同年7月30日は西一人だったが翌31日は3者で会っており、手形原本を預け確認書を作成した同年9月30日(この日も15億円を西一人に運ばせたと言うのか。西が代理したが、金は運んでいない。直後に電話で鈴木と会話をした)、鈴木の債務を40億円超から25億円に減額した平成14年6月20日(西が代理をした)、鈴木と西がそれぞれ借用書を書いた同月27日にも西に10億円を渡したと嘘をついたが、同年の12月24日には紀井と2人で10億円を持参した。これだけは本当だ。A氏が鈴木に合意書の履行について確認した平成18年10月13日、さらに西を交えて和解協議が行われた同月16日、和解書の支払い約束を追認した同月23日である。鈴木が西に頼んで西が代理をしたのは前記の7月30日、9月30日、6月20日の3回しかない。途中で間が空いているのは鈴木が逃げていたためで、警察や興信所にも協力してもらったが、国内外を問わず逃げ回っていた。長谷川弁護士は多くの証拠を提示され、自身の多くの嘘がバレたために弁護士を辞めたが、それだけで助かる訳がない。裁判官は何故多くの疑問を追及しなかったのか。西を前面に出して鈴木本人はA氏と会うことを極端に避けていたことで、その間に代理人が鈴木の父親の所に約2年間話し合いに行ったり、興信所を何年も使ったり、その間は西も鈴木と連絡が取れなくなっていた》(関係者より)

《裁判の審理は約3年間あったというが、この時間は全く意味がない。3人の裁判官は何を調べたと言うのか。何も調べていないと言っても過言ではない。最初から判決は決まっていて、何も調べずそこに導いただけで、年月をかけたのは時効を考えてのことではないかという関係者も多くいる。3年間も裁判をした意味は全く無しと言わざるを得ない。いったい、裁判官たちは何を見ていたのか。鈴木の主張が二転三転することを疑い、あるいはA氏側の主張に反論をするにしても、その大半が嘘で固められているような平林や長谷川の両弁護士の論述には当然破綻が見えていたはずだ。それにもかかわらず、判決は鈴木の主張を認めて強迫や心裡留保を採用し合意書と和解書を無効にした。しかも明確な説明も一切ないという、そんな公正ではない判決など納得できるものではない。今後、大きな問題となる。日本でも最大の事件として後世に残ることは間違いない》(Z・Kさん)

《鈴木義彦については過去に様々な事件でマスコミに取り上げられ、特に親和銀行の不正融資事件で逮捕起訴され有罪判決を受けるという経歴がある中で、何故裁判官は鈴木の主張を確認しなかったのか。ましてA氏側で提出した証拠類の一つ一つが鈴木の嘘を証明しているではないか。裁判官が重要な部分で事実認定を過ったのは作為的としか思われない》(F・Uさん)

《和解書に署名したことで、鈴木も西も合意書に違反した事実を認めている。西は用意した和解書を鈴木は何回も読んで書面に書かれた内容をしっかり検証したはずだ。ところが、青田光市が無責任にも「エレベータを止められ監禁された」とか、「署名しなければその場を切り抜けられなかった」などとでたらめな発言をして、それがそのまま裁判でも強迫や心裡留保という主張で継続されたが、裁判官がその主張を採用するとは信じられないことで、当日のやり取りは録音されていて、どこにも強迫を証拠立てるものはなかったはずだ。そのために長谷川と鈴木はありもしない虚偽のストーリーを構築して乙59号証という証拠をでっちあげた。裁判官はそんなでたらめの書面に左右されて故意に和解書を無効にしたとしか考えられない》(H・Mさん)

《鈴木は西とは何年も会っていないとA氏に言ったが、それならば何故西を尾行したり西の自宅を張り込んだりさせたのか。それも青田が懇意にしてきた暴力団の構成員を使っていたようだから、西からするといつ襲われるか分からないという恐怖感やストレスがたまりに溜まっていたに違いない。そして西は自殺に追い詰められてしまった。それを知らぬ振りをしている鈴木を誰もが絶対に許せないと思うはずだ》(D・Yさん)

《過去に脱税で摘発された事件を見ても1000億円なんていう数字は聞いたことも見たこともない。しかも、志村化工株の事件で事実上鈴木を取り逃がした検察や国税にとっては汚点になっているはずなので、是が非でも事件に持ち込むという執念を燃やし続けているように思う。金融庁が証券業界に対して口座を開設を許可していないのもその一環とみられるが、きっかけは意外にも早く訪れるのではないか》(取材関係者より)

読者投稿 「鈴木義彦」(27)

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《人間は、死を覚悟した時には自分の思いの全てを書き残すものだと思う。西は20人ほどに遺書を書いたようだが、A氏には天文学的な金額の迷惑をかけたことを心底反省していた。鈴木のような最悪の人間に利用された顛末が約20頁にわたって書かれていた。そのほか、鈴木徳太郎、青田光市ほか大勢の人に宛てていた。よほど無念であったに違いない。確かに亡くなった人間には酷かもしれないが、西もウソが多かったのは事実のようだが、鈴木や青田のような何から何まで最悪の人間ではないようだ。鈴木や青田の家族、身内は鈴木が西と会ったことで、その時は終わったも同然の鈴木が復活することができたことは記事を読めば十分に分かる。鈴木や青田本人が反論したければ遠慮なく反論したらいいと思う。ここまで2人は悪いことを好き放題にやったので反省して謝罪するべきだ。長谷川も同様だ。このまま今回の事件が消滅することは絶対にないと断言できるが、理由も明確にしないで裁判所にインターネットの記事を削除申立をしているようだが(鈴木や長谷川、品田にとって都合の悪い部分のみ)、これも品田裁判長と関係しているのではという疑いをもたれている。明確な理由なしに削除はできない。裏から手を回しても無駄だ》(取材関係者より)

《鈴木は借金の返済で額面の1/10、1/20にするというが、平成11年7月30日付の15億円、平成14年12月24日付の10億円で返済の約束を果たしたとでも思っているのだろうか。しかし15億円は株取引の利益分配の一部で、鈴木が債務返済に充てたのは5億円しかなく、10億円についても元金40億円超から減額する前提が鈴木の嘘や騙しであったことに加えて、合意書に違反して利益を独り占めにしたことから、A氏は当初は10億円を返済金として扱ったが、その後には株取引の利益分配の一部であったことが明白になった。約束を反故にしてでも返済(利益分配)を免れようとする鈴木の発想は人間関係の原則を度を越してはき違えている。責任は鈴木にどこまでも付きまとい、逃れようはない》(G・Sさん)

《鈴木は土下座しながら涙を流して、A氏に「この御恩は一生忘れません」と言ったことを忘れたとでも言うのか。親和銀行事件で逮捕される3日前の平成10年5月28日だから、忘れたわけではないだろう。普通ならそういう切羽詰まった時の言葉は忘れるはずはない。鈴木は相手を騙すためにいつでもどこでも言うに違いない。A氏も鈴木がそこまでワルだとは思わずに関わっていたのだろうが、本性を隠すことも鈴木のノウハウで、そのために自殺したり不審な死を遂げたり、あるいは行方知れずになったりする人間が続出しているのを考えると、鈴木は本当に恐ろしい人間だ。いや、人間とは言えない》(A・Kさん)

《鈴木が海外に隠匿している金について「自分の金ではありません」等と言っているが、自分の金なら合意書に基づき取り分が無いことになるが、そうではなく、全く赤の他人の金だと言い訳に使っている。いい加減にしろと言いたい。他人を犠牲にすることに平気な人間が何を言っているのか。お前のためにどれだけ多くの人間が命を落とした事か。人間として恥を知れ。多くの関係者は今後、お前と長谷川については家族全員も同一体と見て取り扱う予定で、仕事は下の者に任せて日夜関係なくトコトンやる覚悟だ。これは執念であり、鈴木と長谷川はもとより家族まで許せない気持ちで徹底的にやり切る気持ちでいる》(多くの関係者より)

《取材班はいくつものグループに分かれているが、完全決着がつくまでは鈴木を徹底的に追及していく。A氏のようにここまでトコトンやってくれる人間は世界中探してもいない。人助けをする気持ちが強い、今までもかなり多くの債務者や関係者から話を聞く作業が続いているが、誰一人としてA氏を悪く言うどころか全員が助けられ本当に感謝している。あんな人は他にいないと言っている。それは鈴木にも十分わかっているはずで、お前のような人間に頼まれてもA氏は断ったことがあるか。逮捕の3日前に8000万円を貸し、ピンクダイヤほか言い値で買ってもらったり、頼んで断られたことは一つもないはずだ。和解後にA氏に送った2通の手紙の中で鈴木は「大変に世話になった」「男として一目も二目も置く」と表現しているくらいだ》(取材関係者より)

《本来ならば、合意書に違反した鈴木と西の取り分は無かったが、鈴木は和解書で利益が60億円であることを前提に25億円×2プラス20億円を払うという約束をしたが、利益が60億円で支払が70億円というのはおかしいと思ったが、西は利益総額が470億円と承知していて、A氏に言わず「この分配金は利益が60億円であることが前提だ」と念を押している》(N・Uさん)

《裁判官は片手落ちというよりも、合意書に基づいた宝林株の取引はあったと鈴木が認めたにもかかわらず「証拠がない」と言って認めず、紀井氏が全ての株取引をやっていたので確認書として書面を提出したのに紀井は(鈴木よりも詳しく承知しているのに)一切認めなかった。紀井氏の書面が万一虚偽であれば偽証罪に問われたはずだ。品田裁判官は何か裏取引があったとしか思えない。鈴木の宝林株の取得代金を誰が出したかについて証言が二転三転しても異議を挟まなかった。青田が和解時に鈴木に同行したなど支離滅裂なウソを並べたが、青田の話には全てにわたって本当の話は無い》(K・Rさん)

《父親徳太郎、妹徳田邦子、妻恵子、長男勝昭、長女久子。それぞれ鈴木義彦のことをどう思っているのか、是非聞きたい。①今や1000億円以上の金を騙し取ったことをどのように考えているのか。②10人前後の人間が鈴木義彦が原因で死亡している事実をどうみているのか。③鈴木義彦とともに家族も将来にわたって安泰に暮らしていけると思っているのか。④鈴木義彦に早く謝罪して問題を解決したいと考えているのか。⑤長谷川弁護士は鈴木義彦にとって良かったと思うか。⑥青田光市という男は鈴木義彦にとってどういう存在と思うか。聞きたいことは山ほどあるが、以上のことは是非聞かせてほしい。長谷川の家族も同様である》(取材関係者より)

《自己破産、自殺寸前の人間が、そこから立ち直れただけでも感謝しないといけないのに、計画的に多くの人間を騙して、今や1000億円以上を持ち逃げしている。鈴木のために犠牲となって死んでいる者さえ多くいることを何も反省しないとはどういう了見か。鈴木はしっかり自覚して解決しなければ、このままでは先々いい人生が待っているはずはない》(S・Wさん)

読者投稿 「後藤悟志」(12)

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《無策な国会議員や自己保身優先の官僚が無駄遣いする国民の血税を嘆いていたが、それ以上に納税もせずのうのうと暮らしている後藤悟志に強い憤りを感じます。絶対に許せません》(A・Yさん)

《コロナウイルスの無症状患者には若者が多い、とは最早周知の事実であるが、この期に及んで小娘らと濃厚接触していて後藤は大丈夫なのか? 仮にも一国一城の主、社内クラスターを心配するより自己快楽に走っているのならば、つける薬はない。それとも出社もしていないのだろうか》(S・Tさん)

《買春男と員売婦の成れの果ては和歌山のドンファン同様ではないか。毒を盛られたり、金を盗られたり。しかし、ひとつも同情の余地はない。略奪した金を脱税し、自分のためにしか使わない卑しい人間へ天罰が下るのは世の常だからだ》(D・Rさん)

《コンプライアンス、ガバナンスが重視されてから久しい。写真に写っているだけでも週刊誌のネタになるのに、金銭の授受が明白になれば、経済界より即刻抹殺であろう。ここまでリスクを冒して得る対価とは何なんだろう。凡人には理解不能であるが、欲という眼鏡は周りが見えなくなってしまうのだろうか》(G・Uさん)

《表向きは優良会社の太平エンジニアリングといえどもコロナ禍の影響は少なからずあるに違いない。ここで、後藤悟志がターゲットにするのはスタッフだ。日産当時のゴーンのように平気で首を切るか、大幅な減俸も有り得る。社員の誰もが要注意だ。転職はお早めに! もっとも、後藤はゴーンのようには逃げられないだろうが…》(H・Mさん)

《自分は殿様にでもなった積りだろうが、石垣は人である。社員を人とも思わない傍若無人は必ず報いがあり、主君を苦しめる結果となる。この会社の行く末は労務倒産かもしれない》(S・Iさん)

《後藤一族は名家ではなく迷家、泥棒一族ではないか》(J・Gさん)

《今回の疫病がもたらすダメージはバブル景気崩壊やリーマンショックの比ではない。浮浪者が町中に溢れ、地獄絵図の様相を呈するかもしれない。しかし、この時すでに後藤は塀の中? 実に複雑な心境だ》(F・Dさん)

《古今東西、悪がはびこった試しがない。あったとしても、一過性に過ぎない。後藤の人生観とはどういうものか。あの世に持ちきれない紙っ切れに囚われ、自分一人で良い思いをし、他人と幸せを共有しない。鬱屈した人生を想像するに易い。決して僻みではない。哀れに感じているだけだ》(A・Mさん)

《オネーちゃんを口説くときは脱税した金のことを言わないだろう。ケンカも強いと自慢するだろう。正義の味方だと威張るだろう。全てがウソである。大うそつきが後藤の正体。他の読者の投稿を見れば一目瞭然だ》(S・Nさん)

《この男の場合、英雄色を好むと言うのではない。真の英雄とは弱きを助け,強きを挫く、大勢の人々から慕われているものだ。後藤悟志は英雄に非ず、その立ち居振る舞いなどは下僕どころか畜生にも劣る。1日も早く国へお金を返したまえ。飢えたる者から呪われるぞ》(G・Aさん)

《お前、セコイんだよ。金を持っているんだったら、割り勘とかやってないで、いつでもどこでも払えばいいじゃないか。こういう話を聞くと、虫酸が走るよ。でも、空威張りができるのも後わずかだろう。これほどの罪、看過されることは無いのだから》(M・Sさん)

《後藤の家に灯りはついていません。夜になってもです。何日もです。何処へ逃げ回っているのでしょうか。GPSや防犯カメラの技術は日進月歩ですからどこに隠れても、すぐに分かりますよ》(S・Oさん)

《賭け麻雀の勝ち金だけでも生活できるくらい。金持ちはどんどん金持ちに、貧乏人はより貧乏になっていく。貧乏人は失うものがない。身を賭して金持ちの足を掬いにかかる。時に乗じて一気にこの兄弟を責め立てると思われる。下剋上だ》(Y・Aさん)

《後藤氏は反社会的勢力の本当の怖さを知らない。今は当局が注目しているから大人しくしているが、落ち着いたら生涯付きまとうだろう、マムシのように。暴対法で彼らも凌ぎが無い。後藤家はこちらの面からも凋落の道をたどることになる》(H・Tさん)

《女の恨みは怖い。貴方の女性蔑視は日本中、否、世界中の女性を敵に回した。人間すべからく男も女も平等である。故に必ず死が訪れる。貴方もそう長くは生きられない。生きているうちに改心して罪滅ぼしをして下さい》(D・Wさん)

《初めまして。いつも拝見して感心しております。圧倒的な取材力と情報量の多さ、証拠に基づく掲載に胸の鼓動は高鳴るばかりです。さて、そこで、ここからは私の貴誌への期待ですが、後藤氏の所有する高級外車やクルーザーの写真は掲載されないのでしょうか? 我々一般人としては大変興味あるものです》(H・Yさん)

《国税局も警察も手ぐすねを引いているのか、それとも政界に顔が利く兄高志が手を回したのだとしたら、許しがたい。ここまでの悪事にお咎めなしでは一般国民は納得できない。早くなんとかして欲しい》(K・Uさん)

《こいつら、余罪もたくさんありそうなので、とりあえず別件でも何でも良いので、身柄の拘束をするべきだ。叩けば埃どころか産廃クラスのゴミがどっさり出てくるはずだ。泣いても喚いても誰も助けてはくれない。むろん、いくらお金を積んでも後の祭りだ》(S・Wさん)

《まさに事実は小説よりも奇なりである。後藤の最終章はどうなるのか。逮捕で終わってはつまらない。世間をなめ、弱い者をいじめ、女を弄んだ奴が落ちるところまで落ちる様を、皆期待している今後、フルスロットルで究明して戴きたい。奴への情はひとかけらも無い》(N・Oさん)

《後藤悟志君、君に金があるのは金が無い人のお陰ですよ。金のない人(金に執着のない人)がせっせと働いて上納してくれるから、君は金持ちなんです。その人たちへの感謝を忘れ、エゴイズムに浸った時点で君の人生はTHE ENDです》(G・Yさん)

《男だから女が好きなのは仕様がない。金目的の女が蔓延しているのも理解する。だが、人を騙したり、人から巻き上げたりした金で女を口説くのはルール違反だろう。心が痛まないのであれば、お前は人非人だ》(S・Iさん)

《余計なことをしなくても一生食べられる財産があるのに、何故悪事に手を染めたのか、理解に苦しむ。後藤悟志はいったいどれだけのお金で満足すると言うのか。いくらあれば納得するのか。貯めこんでどうしたいのか。常人の理解を遥かに越えているが、今回の暴露をきっかけに全てを失うこととなる。流転の人生、後悔先に立たずである》(A・Kさん)

読者投稿 「鈴木義彦」(26)

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《一番悪いのは長谷川のような気がする。乙59号証に反社会的勢力の金を運用している、反社会的勢力のトップとのツーショット写真が社長室に飾ってあった等と言っているようだが、それが本当であればA氏には1日に何十人もの来客があったので、鈴木以外の人も写真を見ていることは数えきれないほど多いと思うが、そんなことを言う人間は一人もいなかった。それに鈴木はA氏を企業舎弟とか準構成員と言っているようだが、それは青田のことではないのか。事あるごとに反社の人間を使っている。鈴木も親和銀行事件で反社を使ったことがマスコミにも大きく取り上げられた。何から何まで世話になった人間に対して、鈴木は恩義も何にも感じない人でなしとしか言いようがない》(H・Aさん)

《鈴木は平成9年当時、自殺の道しかなかった。その人間が現在は1000億円を超えると言われる金をどうやって手に入れたのか、是非説明して戴きたい。平成9年当時、10日で1割以上の金利でも貸してくれる業者もいなくて、倒産、自己破産、さらには自殺等の選択肢しかなかった。現在、隠匿している1000億円以上の金をどのようにして作ったか、是非、秘訣を伺いたい》(S・Iさん)

《鈴木が代理人に就いた平林や長谷川に対して言っているのは、嘘の作り話をどうやって正当化するかが平林や長谷川の腕だったのだろう。そう見ると、2人の弁護士の目的は高額の報酬しかなく、2人の報酬は裏金が大部分を占めていると、ほぼ全員が言っている。確かに鈴木は税金を払っておらず、表の金はほとんどないはずだ。長谷川の乙59号証に見られるような悪知恵はあまりに度を越していて、決して許されるべきものでは無い》(H・Rさん)

《平成11年7月30日に西が「株取引の利益」と言ってA氏の会社に持参した15億円を裁判官は判決で債務の返済金に充当したが、合意書と和解書を無効にした結果、処理に困った揚げ句のことで、全く信じられない。鈴木はこの15億円を平成11年9月30日にA氏に返済したもので、「債権債務はない」とする確認書をもらったと主張したが、鈴木の債務総額は約28億円で15億円では完済にならないだけでなく、確認書がエフアールの決算対策のために便宜的に作成された事実は天野裕常務の証言だけではなく西がA氏宛に書いた確認書でさらに明らかになっていた。裁判官の事実認定はことごとく破たんしている》(G・Iさん)

《上場している金融会社でも担保を取り、期日が来れば催促をするのは当たり前なのに、A氏はそういうことも一切せず、逮捕前の人間に金を貸したり、在庫商品を言い値で買ってくれたりする人間がA氏のほかに誰がいるというのか。A氏から借り入れをしたことがある数十人の債務者に会って話を聞いたが、金利がゼロの人が10人以上いたが、全員がA氏に感謝をしていてA氏を悪く言う人は一人もいなかった。全員がA氏は人助けをすることはあっても、反社会的勢力と組んでのプロの金融屋であるとはまともな人間の言うことではないと証言している》(取材関係者より)

《鈴木の嘘は底が知れない。合意書は西に頼まれ、仕方なく協力したと言い、平成14年6月27日に作成した15億円の借用書については。予め西に元金40億円以上を「今後は株取引の利益が大きくなるので」と言わせて25億円に減じさせる工作をしたうえで借用書の作成当日に「西に10億円渡した」と言い出して15億円にまでしてしまった。西へ渡したという10億円は合意書を破棄させた報酬だった。さらに裁判で鈴木は「その日(6月27日)は会っていない」と証言したほどで、こうした鈴木の主張や証言が幾重にもウソを重ねていることを何とも思わない裁判官は何を根拠にして判断しているのか、異常過ぎる判決だ》(I・Kさん)

《鈴木は西と仕掛けた株取引で、ペーパーカンパニーが株を取得し、利益を密かに海外に流出させるプロセスが犯罪行為という自覚があった。そのために自分の関与を徹底的に消すことに腐心した。志村化工株の相場操縦事件でも分かるが、いつでも西を人身御供にして自分は逃げ延びるギリギリの状況を作っていた。犯罪に手を染める主人公なら、一緒にやった仲間を裏切るような人間は最低、最悪で決して許してはいけない。また裁判で、杉原、平林も弁護士として懲戒以上のことをしているが、長谷川に関しては乙59号証の、ボケとツッコミのようなひどすぎるウソの積み重ねで2人は心が痛まなかったのか不思議だ。弁護士というより人間のやることではない。しかも鈴木は自殺寸前の頃にA氏に全てを助けてもらったのに、生きている資格はない》(D・Wさん)

《鈴木は紀井氏に任せたきりで、日本にいる間は夕方に顔を出して銀座や六本木に行くか、女の所に行くかという生活をしていたので、株取引の内容については紀井氏の方がはるかに詳しく知っていた。裁判官はそうした紀井氏の証言を軽視して何故か鈴木側に偏った判断をしたが、何か裏取引があるとしか考えにくいと大多数の人間が思っている。精査してほとんどの嘘を解明した。ネット情報でも一つの記事でここまでの詳細を調査するケースはほとんど無いと思うが、最後の決着がつくまで 他のサイトでも鈴木を取り上げていくようで日本国内だけでなく海外からも情報が入りだしたようだ。長谷川は真実が分かり辞職したが、それで済まないことくらいは理解することだ》(関係者より)

《株取引のスタートは宝林だった。合意書の銘柄欄が空白だから違うと言うなら、なぜ宝林株を売ることができたのか。西がA氏に懇願して平成11年5月末に宝林株の取得資金3億円を出してもらった事実はもちろん、合意書を作成してA氏が買い支え資金を出した事実、さらに紀井氏が宝林株を売ることができた事実、宝林株で利益約160億円を獲得したからこそエフアールやエルメなどの銘柄を仕掛けて行くことができた事実等、挙げれば揺るがない事実がいくつもあるのに、裁判官は合意書が無限定で書面としての体をなしていないと切り捨てたが、そう判断する裁判官の認定には整合性が全くないことに気が付かない裁判官はいない》(M・Gさん)

《裁判官は何ら検証もなく合意書と和解書を無効にする結論を導くために、ここまで大きな裁判を嘘の構築したものを採用して障害となる証拠や証言をことごとく排除した。西は東京オークションハウスやその前のブラックマンデー等で出した損失の合算が116億円になっており、それがそっくりA氏からの借金だった。また西は株取引でA氏が出した207億円を合わせた323億円の債務を平成14年6月20日付で承認した。西は株取引の利益約470億円より1割の手数料を東京オークションハウスで受け取るほか1/3の分配分を合算した137億円5000万円(経費を差し引いた数字)をA氏に債権譲渡した》(関係者より)

読者投稿 「鈴木義彦」(25)

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《品田裁判官の判断力は一般人よりもはるかに劣っているのか、あるいはウラで何らかの影響を受けたかのどちらかしかないと思う。合意書には「今後一切の株取引」という文言が明記され、違反したら取り分は無いと書いてある。鈴木は合意書の破棄で西に10億円を渡した事実を認めている(テープにも入っている)。こうした経緯があって、何故合意書と和解書が無効となるのか。和解後に鈴木がA氏に送った2通の手紙を見ても強迫や心裡留保になるような文言は一切ない。しかも平成11年7月8日の合意書より平成18年10月16日の和解書までに2回しか会っていないと裁判官は言っているが、A氏は鈴木に9回会っていて、そのうち3回は西が代理したが6回は鈴木と会っている。品田は判決が大きく誤っていることを認めざるを得ない。全てにわたって誤審である》(取材関係者)

《志村化工事件の本命は鈴木である。西に「刑務所を出たら西会長の言うことを全て聞くので」と言って罪を全て被らせておいて、判決後は縁切りする行動は自分勝手というより、このようなやり方を許せない。長谷川もほぼ全ての内容を分かっていて、金のためとはいえ、ここまでやるとは絶対に許されないことである》(K・Oさん)

《A氏の裁判に関わった裁判官は地裁で3人、高裁で3人の6人だったというが、誰一人異論をはさむ裁判官はいなかったのか。仕組みがよく分からないが、裁判長に就いた裁判官に他の2人は自分の意見を言えないような空気があるのか。全員一致という判決の趣旨に沿って裁判長に迎合しているのか。裁判所も裁判官も、どこまで行っても暗闇だらけで、国民のための裁判所ではなく、単なる税金の無駄遣いにしかならない。こんなことでは国は良くならない》(F・Aさん)

《鈴木の周囲の人間が何人も死んでいるが、鈴木が関係していることは間違いが無いと思われても仕方のない状況が多い。他の件でもあくど過ぎるやり方が多い。こんな人間は他にはいないと思うくらいだ》(D・Tさん)

《鈴木は裁判に完勝と言っているが、裁判で一番大事なのは確かな証拠だと思う。この裁判は一種のトリックと言えよう。鈴木の物的証拠というのは確認書(平成11年9月30日付)のみで、ほかにも鈴木の主張が全て虚偽であると判明している。①元金約28億円が15億円で何故完済となるのか。②鈴木は常に貸主より書類を回収しているのに、どうして手形以外の書証類の全てがA氏の手元にあるのは何故か。③西がA氏宛に手形の額面総額と同額の借用書と別の確認書を先に作成して渡していただけでなく、直後に西がA氏にかけた電話で鈴木が代わり、その時何を言ったのか、鈴木は覚えていないとは言わせない》(関係者より)

《裁判官は審理から事実を認定して判決を出すというが、裁判長は自分の書いた判決文にどれほどの責任を感じているのか。過去の事例を見ても、例えば冤罪が認められた事件で、有罪を判決した裁判官が名指しされて辞職に追い込まれるような制裁を受けたという話は聞いたことがない。また、一審で出た判決が二審で逆転してそのまま判決が確定しても、同様に裁判官が謝罪することはない。裁判所が国民の視点に立った法律の運用をしないと、ますます日本の法曹界は信用を失う》(M・Aさん)

《裁判官による事実認定の誤り。例えば、和解書について強迫や心裡留保であるとしたが、鈴木が和解後にA氏にかけた電話の内容や和解から1週間後の平成18年10月23日に鈴木一人がA氏の会社を訪ね、そこで語った内容、さらに鈴木がA氏に送った2通の手紙を読めば、強迫も無ければ心裡留保にもならないことは明白になっているはずだ》(H・Uさん)

《株取引の最初の銘柄となった宝林株800万株の取得代金3億円を出したのは誰か。鈴木が三転も四転もしたのは、最初の金だから何とか鈴木サイドで出したことにしないと不利になると考えた結果だと思うが、嘘はすぐにバレる。鈴木の話で本当のことは、和解時に宝林株の取得代金を最後にはA氏が出したと認めたことと、西に10億円を渡して合意書を破棄させようとしたことを、西に「これくらいは認めろ」と言われた、この2点だけは認めたが、他は全部と言っていいほどウソの受け答え(全て西が録音したテープに入っている)ではないか。恥を知れ。このことも品田裁判長は認めなかったが、グルとしか思えない》(関係者より)

《鈴木は裏金をたくさん手にして、これで今後は楽ないい生活ができると思っていたら、これは大きな間違いであることが近い将来に分かるはずだ。謝罪して決着させない限り間違いなく自滅することは目に見えている。誤った判決を出した品田裁判官も大きな責任を問われる》(N・Yさん)

《長谷川は鈴木同様に金のためなら何でもするタイプのようだが、裏金をたくさんもらって喜んでいられる時期は過ぎた。史上最悪の弁護士というレッテルを貼られるのも時間の問題だ》(A・Mさん)

読者投稿 「鈴木義彦」(24)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《社長は当時で30年以上も赤坂で飲んでいることは誰もが知っていましたが、天野さんは赤坂で飲むようになって3年くらいだったと思いますが、赤坂にも社長や天野さんのようなお客さんはほとんどいないので、本当にどの店にとっても最高のお客さんでした。鈴木は銀座、六本木が多かったようで、たぶん天野さんがほとんど赤坂に来るようになったのは鈴木と会うことが無いし、社長と会いたかったのだと思います。数軒の店の店長やママに「社長は今日は赤坂に出ていないか」と店に来るたびに聞いていたようです。天野さんが自殺したと聞いた時は、すぐにウソだと思いました。誰かの仕業に違いないと思いました》(赤坂のクラブ店長)

《天野さんの使途不明金は死後に発覚したようです。間違いなく鈴木絡みです》(匿名希望)

《鈴木はA氏に合意書作成を依頼する際一人で熱弁を振るって「これをやって戴かないと借金の返済はできない」とまで言ったのに、儲かってきたら合意書の破棄を西に頼み、それを受けた西もおかしいが、鈴木のやることはまともな人間のやることではない。しかもこの合意書も西に頼まれ仕方なしにサインしたと証言している等、裁判でのいろいろなウソ、特に長谷川が代理人に就いてからは、乙59号証を始めとして、有り得ない嘘の構築等で裁判官を騙し(多くの関係者の間では裁判官とグルだという意見が多い》、有り得ない判決となった。鈴木のような人間の頼み事を聞いてあげたことでA氏は30年来本社のあったセンタービルを出ることになり、長い間、鈴木としりあったことでどれほどA氏自身が金銭的にも精神的にも大変な思いで何十年も過ごしたかを考え、友人知人は自分を犠牲にしてでも鈴木と青田だけは絶対に許せないと思う人間は少なくない。西本人も悪かったが、絶対に許せないと心に決めていた一人に違いなかった。現在は長谷川が一番悪い影響を及ぼした人間として絶対に許せないという声が多いが、このまま何も起きないとは考えられない。今のうちに謝罪するべきだと思う》(関係者より)

《品田裁判官はA氏、紀井氏、天野氏他重要人物の陳述書や証言を全く無視した理由だけは多くの人たちが絶対に知りたいと思っているはずだ。証人は偽証罪になるからウソをつくことはないはずだ。裁判官の判決は最初からどんな形にしろ被告を勝訴にすることしか考えていなかったとしか思えない。おそらく、今現在、裁判官と長谷川、そして鈴木は膨大に出ているネット情報に対して一切反論はできない。何故なら裁判の時と違ってほぼ全てと言っていいほど証拠を出した結果だ。裁判所からプロバイダーに原告の名前や判決文、それに記事削除の説明も一切なく、品田、長谷川、鈴木に関する分だけ(全記事の1/3くらい)削除の申立あったようだが、このような正常じゃないやり方で消滅することはない。今後は他のネット情報やマスコミでも事件の大きさや悪質さが認知され、各方面の団体でも幅広く取り上げるようだ》(取材関係者より)

《鈴木義彦の周囲にはまともな人間が一人もいない。青田光市、平林英昭、杉原正芳、そして長谷川幸雄……。鈴木が余りに強欲で、自分の利益を得るために違法を承知で相手を誘い込み、抜き差しならない状況に置いてしまう。カネの力も大きく、高額の報酬をちらつかせて言いなりにさせてしまう。それゆえ、鈴木と関われば、良心は却って邪魔になってしまうに違いない。青田はともかく3人の弁護士もあっさりカネで転んだとしか思えない》(G・Yさん)

《和解書を無効にするために青田と平林はA氏の会社に監禁され、和解書への署名を強要された、と主張し、長谷川は暴力団とそのトップの名前まで出した。ありもしない状況を作り、強迫、心裡留保を演出した。鈴木がA氏に対抗するためには、そうした度を越したやり方しかなかったと思うが、すぐにも分かる嘘を事実と認定して判決した裁判官もおかしすぎる》(E・Iさん)

《私は推理小説等の事件物をよく見るが、友人より貴誌のことを聞いて、鈴木の記事を始め他の記事も見るようになったが、鈴木の事件は大事件で面白いと思い、全体を通して何回も読んでいるが、誰が見てもそうだろうが、鈴木、長谷川には度の過ぎる悪さを感じる。ここまでの悪い人間は小説にも出てこない。品田裁判官にはっきり言うが、これだけ大きい裁判で、死人も何人も出ている事件であるにもかかわらず、鈴木の前科・前歴を調べもしないで、鈴木の人間性についても全く調査しなかったのは何故か。それとも何か裏の事情でやらなかったのか、それなら長谷川同様、すぐに裁判官を辞めるべきではないのか。それで済む話ではないが、私の周囲の人たちも皆同様に思っている。以前より、日本の法曹界は馴れ合いと言われているが、これは日本の法曹界の恥である。この判決を誘導した長谷川が一番悪いという意見も多い。長谷川は鈴木に話をして謝罪させる義務がある。少しでも早い決着をつけないと、情報がますます拡散してどこにも身の置き所がなくなると弁えることだ》(U・Gさん)

《鈴木が裁判に提出した物的証拠は平成11年9月30日付の確認書しかないが、天野裕(確認書作成当時はエフアール常務)や紀井義弘等の証言や陳述書のほか、西義輝がA氏宛に別の確認書を渡していることで鈴木の嘘を明らかにしている。そうした事実を無視した裁判官の姿勢はおかしすぎるし、A氏の請求を棄却したのは故意としか言いようがない。鈴木はいくつもの場面で大事な説明を二転三転させた。それについて裁判官が何も言及しないこともおかしい》(S・Rさん)

《鈴木は、A氏の送った2通の手紙の中で「合意書とか和解書とか、そんなものは関係ない」と言っているが、合意書を作成するに当たって一人熱弁を振るってA氏を説得にかかった鈴木は「株取引の資金を出して戴けないと、西会長も私も社長への返済ができない」とまで言った。その後、宝林で大きな利益が出たら、西に10億円を渡して合意書を破棄させるやり方、こんな人間が許される訳がない。こんな判決しか出せない裁判官は早く辞めるべきだ。それを無責任にも関係ないの一言で済ませられるはずはなかった》(H・Sさん) (以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(23)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《鈴木は和解時にA氏と反社会的勢力のツーショットの写真が置いてあったと言っているが、大きな写真2枚があったのは新宿センタービル時代で、社長室にA氏と当時の伊藤忠商事社長の室伏稔氏との写真と、西とブッシュ大統領のツーショットの写真が置いてあった。A氏の会社があった43階のフロアーには喫茶室があり、客席は50くらいで、マスターの話では客の半分以上が社長の客だったという。社長の所には1日に数十人の客があったので、鈴木の話が本当であれば大勢の人が見ているはずだ。しかし、平成18年当時はOF西新宿ビルでは社長室と応接室が一緒の6坪ほどの小さなフロアーで、写真を置くスペース等もなく鈴木の間違いか虚偽である》(関係者より)

《鈴木は上代で40億円以上の時計(合計13本)を4億円で預かり、そのうち3セット(6本)を6億円で処分をしたが、これを裁判官は「40億円以上の商品を4億と言うのは整合性が無い」とのことで、何を基準にしたのか。個人の勝手な判断で無効としたが、高価な時計は足が遅いのと、鈴木を助けるために原価を切ってやったことだ。それに乙59号証の件にしても、長谷川と品田裁判官は何か裏でつながりがあるとしか考えにくい。これは多くの読者の意見のようだ。その後、裁判官は時計分(4億円)、それにピンクダイヤと絵画(3億4000万円)はエフアールの責任と言い出したが、それなら天野常務が知らないはずがない(ピンクダイヤの話だけは鈴木より聞いたことがあったようだ)。裁判官として正しい判断をしたとは誰もが思わない。それにエフアールか鈴木個人かは整合性には全く関係が無い。あまりにもひどすぎる判決と言わざるを得ない》(関係者より)

《鈴木は合意書については西に頼まれて西の資金繰りのためにサインしただけだなどとよく言えたものだ。鈴木自身が必死に懇願して合意書が作成されたことを忘れたと言うのか。こんな息子を父親の徳太郎氏は恥ずかしくないのか。この期に及んで、本当にずる賢く振舞う、人の道さえ知らない、ここまで最低最悪の人間は他には類を見ない。鈴木は、株の資金を出して頂かないと私も西会長も借金を返せないので、と必死に懇願したのは鈴木自身ではないか》(D・Hさん)

《親和銀行から反社会的勢力を絡めての100億円以上の不正融資、山内興産では20億円以上の詐欺横領。この2件の和解金も宝林株の利益の一部を横領した金である。3人の合意書に基づいた株取引で得た利益を鈴木は一人で無断で使っている。しかも、和解金を払わなければ実刑になった可能性が高いという。どれだけA氏に助けられているか、A氏に関わった人間は全員が分かっていることだ。鈴木はA氏の心情に全く感謝の念が無かった。本当にここまで悪い人間はどこの世界にもいないと思う。家族や身内は義彦に対して家族のためによくやったと思うか。それとも謝罪して約束を守り、解決して世間から後ろ指を差されないように今後の家族のためにも悪い影響がないようにするべきだと考えるか、ぜひ鈴木と長谷川の家族には聞いてみたい》(関係者より)

《平林も弁護士として恥ずかしくないのか。①鈴木の債務額が3回も4回も変わっている。②脅迫、心裡留保と言っているが、本当であればA氏と代理人と3人で会ったとき、「社長さん、50億円なら鈴木がすぐに払うと言っているので、手を打ってくれませんか」という言葉は出ないはずだ。③A氏の代理人が襲撃された事件で、習志野一家No.2の楠野伸雄の子分たちが実行犯だが、習志野一家の総長と2回以上も会った理由は何か。稲川会の他の組織の何人もの幹部より青田が楠野に頼んだことは関係者全員が知っていることだ。④「手形の取り立て依頼をしないことはおかしい」「手形訴訟を起こすはずだ」等々、最初から手形を回さないで期日の3日前までに現金を持参しますと書いている「お願い書」は何のためのものか》(O・Yさん)

《鈴木はA氏にあれだけ懇願して合意書を作成して、全ての金を出させて、後日2人(鈴木と西)で別の合意書を交わすとは呆れかえる。長谷川は内容が分かったうえで、鈴木による嘘をもっともらしく偽装するためにさらに乙59号証でさらに嘘を上塗りしたことで完璧だと思ったようだ。しかし、ネット上の記事で多くの書面が証拠として提出され、今は鈴木も長谷川もマズイと思っているのと同時に、いずれほとぼりが冷めて収まると思っているかもしれないが、それは甘すぎる。他のネット情報にも掲載されドンドン拡散されて消滅することはない。それも、日本だけでなく世界的にみても犯罪収益の大きさ、度の過ぎたあくどいやり方は群を抜いている。特に鈴木のようにここまで悪い人間はいないと世界の多くの人達の心に定着し始めたようだ。家族や身内も全容が分かれば、早く謝罪して片づけてほしいと望むはずではないかと思うが、この事件の悪質さで世間から相手にされなくなるのは当然のことで、早く目を覚ますべきだ。拡散のスピードは速い》(関係者より)

《西の書類の中にあったが、鈴木より30億円もらったという文言があり、驚いたが、鈴木は株取引の利益の一部を西に何か頼むごとに渡して西を言いなりにさせ完全にコントロールしていた。最悪のやり方で、鈴木が使っている金や海外に隠匿している金は鈴木の金ではない。西と息子(内河陽一郎)はA氏に内緒でいろいろ投資をやっていた(これは陽一郎自身が関係者に話していた)ようだが、鈴木と西は合意書に違反しているので全てがA氏の金である》(関係者より)

《青田は「西は香港に行っていない」とか「和解時に鈴木に同行してビルの1階で待機していた」とか「エレベータを止められた」等と、すぐに分かるウソを口から出まかせに並べてきたが、この男の本当の話は一つとしてない。紀井氏に「土下座して謝罪するので、A氏に会わせてほしい」と頼んだが、平林も入りウソを重ねてどうにか有利になると思ったら、和解書のコピーが欲しいと頼んだ時ですらA氏を避けた。この男を信用する人間は姉くらいだと思う。本当に全てが嘘と言っても過言ではない。そろそろ潮時だ》(I・Tさん)

《青田光市という人間は弱い者いじめで有名な人間だ(マリアクリニック乗っ取り事件で威力業務妨害、窃盗、有印私文書偽造・行使、詐欺、横領、強迫公正証書原本不実記録他数知れない)。義兄の杉本氏(東洋大学の学部長)も青田のことは分かっているようで、20年以上前より絶縁状態にあると手紙に書いてきたようだが、青田の身内も裁判を傍聴していたという情報も入っているが、義弟であれば、放っておくと碌なことは無いと思う。以前に地元の警察署で姉と関係者の2人が会うことになっていたが、当日になって光市より姉に電話が入り、姉は警察を中に入れて約束したのに、「光市に行く必要はないと言われたので行けません」と断ってきた。2人の関係者はわざわざホテルに宿泊までして準備したのに、本当に身勝手な話だった。義兄と絶縁というのは全くの作り事だ。青田はノミの心臓と多くの関係者にバカにされているが、一人では何もできないクズだ。鈴木もいつまでも逃げ回っているようだが、2人の情報はネット情報に掲載されている顔写真からさまざまな情報が入ってきているので、今後もさらに拡散して多くの情報が入るはずだ。こうした情報が徐々に消滅すると思ったら逆で、そのうち分かるが拡散する一方だ》(関係者より)

《鈴木よ、お前のように人としての心を持ち合わせない奴は真っ当な裁きを受けるべきだ。だが、それだけでは済まない。関係のない反社の名前を出して呼び捨てにしたり、金のためとはいえ、ここまでいい気になっているバカはいないと思う。周囲の人間に迷惑をかけるだけだ。家族や身内もお前と同様に制裁を受けるべきだ。長谷川の家族も同様である。十分な謝罪をしないと、絶対に許されない。男のくせに、特に鈴木はあれだけワルの限りを尽くして逃げ回るのは見苦しい。今後は逃げ回っていても海外であろうと、所在は判明する。自分が悪いと思わなければ逃げる必要はない。お前の味方をする人間は一人もいないはずだ。ここまで悪いことをすれば、身内に対してもいろいろな批判が集中する時が来るはずだ。オウム事件の麻原彰晃の子供たちもいろいろ努力をしてきたようだが、未だに悪のレッテルは残り、消えることはない。実父に悪い人生のレールを敷かれたようなものだ。長谷川も好き放題をして、死んだら関係ないと思っているのか、反社の人間もいつ行動を起こすか分からないが、このまま永久に放っておくことはないはずだ。身内のことを考えるべき時だ》(T・Rさん)

《鈴木の嘘を列記して、ほぼ全てに証拠をつけたが、まだ他にも証拠がある。録音テープも10本以上ある。関係者の多くはテープを聞いている。鈴木の嘘は限りが無い。和解書で約束した25億円×2プラス20億円、この20億円も途中で贈与と言ったり、その後に言っていないとか、全ては録音テープに入っている。こんな嘘で固めた人間は他にはいない。他の犯罪者とは金額も違うが、あくどさのレベルが違う。A氏に「大変お世話になった」とか「このご恩は一生忘れません」と言っていたが、言っていることとやっていることが正反対で、人間として、男として恥ずかしくないのかと思わない人はいないはずだ。身内の人間もまともであれば、同様に思うはずだ。今後、家族に大きな迷惑をかけることを考えるべきだ。長谷川も同様だ》(関係者より)

《天野さんとA社長の話は赤坂では有名で、多くの人が知っています。天野さんは社長には大変な時に本当にやさしい言葉をかけて戴いたり、鈴木個人は何百億もお世話になっているが、恐らく鈴木は社長にもキチンとしたことをやっていないはずです。人間が全く違うと言っていた。天野さんが言っていたことは、社長と会わなければ会社は間違いなく倒産、鈴木個人も自己破産は間違いなかったことで、天野さんの周囲の人間も同様のことを言っていた。そして天野さんは「私は社長とは会ったことがほとんどなく、話をしたのも1~2回ほどだが、西さんと3人でホテルで会った時も絨毯に頭をつけて謝罪したが、社長から『天野さん、ソファーに座ってください』と言っていただいて、その時の話も本当にこんな債権者がいるのか、と思ったほどで、鈴木にもあんな人はいないと言ったくらいです」と言い、鈴木には「社長と会う時にはよくお礼を言って欲しい」と言ったようです。和解の時のテープにも「天野よりお礼を言うように言われました」という鈴木の言葉が入っているようだが、他のわずかな金額の債権者でも今までとは別人のように乱暴な言葉使いで、暴力を振るう人間もいたようです。西さんが同席した時もありましたが、社長からは文句のひとつもありませんでした。他にも赤坂ではいろいろな話が出ていますが、鈴木は赤坂には来ませんが、噂が本当に悪すぎた。天野さんは自殺ではないと言っているホステスが何人かいました。自殺する人間は(飲み方で)事前に分かるので他殺だと思います、と多くのホステスが言っていました(鈴木の奥さんが韓国人だから鈴木は赤坂には来ないという話もあり、韓国への地下銀行での送金話もあるようだ)。確かに、鈴木個人が間違いなく数百億円の借りがあると、天野さんは鈴木本人から聞いていたようです》(赤坂の店の経営者)(以下次号)

青田光市がタイで逮捕された欠陥プラント詐欺事件(1)

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この稿は青田を告発する関係者の一人から寄せられた告発情報をもとにしており、青田が10数年前からタイのバンコクを拠点にして働いた悪事の一部始終をまとめたものである。

最初に断っておくが、本サイトは読者、関係者から寄せられた様々な情報を精査して裏付けが取れ次第記事化していくことを旨としているが、債権回収のために協力する発想は一切ない。青田の悪事に係る情報を寄せてきた告発者も当初は、本サイトの取材チームに積極的に対応して具体的な内容を開示してくれたが、ある時期から連絡が疎遠となり、その後は一切反応しなくなった。恐らく、青田が国内だけでなく海外でも鈴木の金を使って悪事を働いているという情報が広まり始めたのを恐れて、告発者側と和解したのではないかと思う。もしそれが事実ならば、告発者は遠慮なく申し出てくれればいいはずで、それが無いまま、ただ梯子を外されたようなやり方は許容できない。取材チームは告発者の情報源としての立場を尊重し、鈴木や青田が敵対者に対して極めて粗暴な対応をする人間であることから告発者を擁護する姿勢を保ってきたが、その忖度はもはや無用と思われる。

〇青田は威圧的言動でチンピラ風情

「私と青田が初めて会ったのは約15年前(はっきり覚えていない)。当時青田はバンコクに新会社の設立準備を行っており、バンコク在住のある日本人から紹介を受けたことがきっかけで知り合いました。会社名はブルー・バンコク。ブルーは青田の『青』から取ったのでしょう。主な事業内容はIP電話の販売でした」

初めて青田に会った時から威圧的な言動やチンピラ然とした品のない身なりで印象が悪かったために、あまり付き合いたくはないと思ったという。紹介者からも「青田とは気をつけて付き合うように」とアドバイスがあったほどだった。

青田の事業の主な対象はバンコク在住の日本人。当時まだ国際電話料金が今よりもかなり高額だったため、インターネットの通信代とわずかな通話料だけで国際電話が利用できるサービスとして需要を見込んだと思われるが、「価格設定が悪かったのか、営業力不足からなのか、あまり業績は良くなかったと傍目には映りました」という。青田は1~2カ月に一度訪タイする程度で、実際に会社の切り盛り、営業活動など一切は駐在員が行っており、駐在員は元々青田が日本で経営している人材派遣会社に登録していた派遣社員だった。
「その後あるきっかけで、青田と私は疎遠になりました。駐在員が休みなく奮闘しているものの、一向に業績が上がらない(略)その後、ブルーバンコクはK氏の会社の代理店契約を締結。その後この契約の金銭のことでもめ、両社間でトラブルに発展。ここでは詳細は触れませんが、どちらにも非があったと思います。青田はトラブルについて、K氏を紹介し、契約時に立ち会っていることもあり、私に責任を取るように強く求めました。私は承服できないため、青田との一切の連絡を絶つと、青田は日本からヤクザ風情の人間を多数引き連れ私の会社に乗り込んできましたが、私が警察に被害届を出したことを知ると私への責任追及をやめ、その後は連絡がなくなりました」
青田に対する印象の通り、トラブルが起きると、必ずと言っていいほど青田は暴力団員を手足のように使って相手を脅すから始末に負えない。そして、被害届が出たというだけで尻尾を巻いてしまう。卑怯者の典型だ。ちなみに青田は告発者に対して鈴木のことを話しているが、青田が「兄い」と呼ぶ者からの送金内容について、次のように語っている。
「兄いという存在は、青田がよく口にしていた方のこと。一時はモナコでマリーナの見える部屋のバルコニーからF1モナコグランプリを観戦した話や、購入した大型クルーズ船を売却するという話、ある時は青田が所有するバンコク銀行の口座にお金が兄いから振り込まれたが、多額(金額は不明)であるため、バンクオフィサーから何のお金か説明を求められたので、銀行に同行し、貸した金を返却してもらったということで説明して欲しいと頼まれました。本名はもちろん、どんなビジネスをしている人なのかは話題に出なかったので、分かりません。サハダイヤモンドという社名が会話に出たこともあるのですが、関心はなかった」
青田が「兄い」と呼ぶ者が鈴木であることは間違いない。鈴木は青田のことを「口が軽い」と言っていたが、まさに青田は自分のことのように鈴木の話をしている。青田は今後もこのように口が軽くおしゃべりを繰り返すに違いない。

〇2500万円を地下銀行を使って送金

話を戻して、今から約7年前、青田から電話があり「あの時は悪かった。水に流して」「決して責めたりしない」「とりあえず会いたい」とのことだったので、会うことになったが、青田の新事業について説明があった。それが水と軽油を混合させるプラントの販売だったが、このプラントをめぐり後日、購入したタイの現地企業と青田の間で裁判に発展する。

青田の新事業は自身が役員を務める日本の会社の商品をタイで販売することだったが、青田はタイ現地法人を設立し、代表者にタイ人を据えて商品のタイ国販売代理店契約を現地企業と結んだ。同社の代表はエンジニアのタイ人女性だったが、契約前に青田が商品について、すでに日本で多くの販売実績があり、海外にも輸出していると虚偽(購入後しばらく後に独自に調査した結果、嘘であることを確認=弁護士を通じて取引先リストに問い合わせを行った結果、幾つかの企業より当該商品やそのような設備を購入していないとの返答がり、中には無回答の企業もあった)の説明を行っていたという。購入前に、女性代表者は日本への視察を希望したが、シンガポールに販売したものがあるため、そこに見に行ったという。そして、シンガポールでは確かにプラントがあったそうだが、稼働しているところは見せてもらえなかった。購入前に青田から見せられていた商品説明の資料には1時間あたり200リットルの燃料(水50%:軽油50%の割合)が製造でき、毎日10時間、20時間と連続して製造することで、大幅な燃料代の削減になると謳っていたが、実際に購入後に届いたプラントでは、資料にあった通りの製造ができないものだった。
「まだ、青田が私に気を許していた当時、青田は色々な説明を私にしています。例えば、シンガポールでプラントを購入した企業は設備のブラックボックス的な部分で、契約上開けてはならない箇所(水を改質するための鉱物が入っている部分)を開けてしまったため、サポートできなくなったと。今となっては確認できないですが、シンガポールを訪問した時、すでにこの企業が購入した設備は稼動できない状態にあったのかもしれません。稼動していない設備を見て、購入ムードが高まって購入を決めてしまった企業が慎重さに欠けるとは思いますが、責められることではありません」
告発者が初めてこの設備を見たのは、現地企業がプラントをタイに輸入してからしばらく経っており、まだその運用テストと現地企業のスタッフに操作方法をレクチャーしていた頃だった。青田側の都合で約半年ほどプラントの到着が遅れ、現地企業はその間の高額な空家賃を浪費させられた上、いざ運用指導が始まっても、運転が上手くいかないままに時間が過ぎたという。さらにその後、プラントは何度も移転を余儀なくされたという。

このプラントで使用する水の質は、ある一定の基準をクリアしていなければならない。また汚れた空気も水の改質に悪影響を与え、燃料製造の失敗につながるという。現地企業から再三にわたって、必要な水の基準を求めたそうで、それが分かれば必要な水を作るためのフィルターも用意できるが、最後まで燃料生産はできず、それがより良い環境を求めて度重なる移転につながったというのだ。当然計4度の移転には大きな経費負担もあると同時に、時間の浪費にもつながった。

現地企業の営業努力により、プラントを購入したいという客は既に何社か(大手船会社、鉄道、政府機関など)名乗り出ていたというが、この設備で生産した燃料は自社で使うことが前提で、作った燃料を販売することは不正軽油となるため、必ず使いたい会社は設備を購入し、自社生産が必要となる。現地企業の担当者が販売先のスタッフに作業方法を指導したりメンテナンスを行うという、プラントの販売だけでなく保守業務も見込んでいたようだが、遺失利益は莫大なものとなった。以下、主要な問題点を列挙する。

(1)現地企業が購入したプラントの価格は5000万円であったが、青田の節税を目的にした要望に従い2500万円の契約書を2通作成。現地企業は合計で5000万円を支払っているが、領収証がなく、送金時の書類等で確認できる銀行送金時の資料があるだけである。しかも、半分の2500万円は送金だが、半分はキャッシュで青田が受け取っている。領収証がない代わりに、渡す際にスマホで写真撮影をしようと言われ、撮影したが、それは青田側のスマホで、その後画像データは渡されることがなかった。そのため、5000万円を支払っているにもかかわらず、裏付けとなる証拠がない。裁判で青田は合計2500万円だったと主張し、例え何らかの補償をするとしても2500万円をベースにすべきと主張を続け、争点となっている。
青田が2500万円であると主張するだけでなく、プラントを開発した日本の会社の社長も2500万円と口を揃えるが、青田が総額で5000万円を受け取った事実を知らない様子だった。日本の開発会社には2500万円しか入金されておらず、青田が搾取していることになる。現金で直接払った分は、タイで有名なある両替商の地下銀行を使って日本へ送金しており、現地タイ人も立ち会っているため間違いない事実だが、証拠が残っていない。

(2)支払い条件は着手金、設備製作過程、納品後と3度に分ける契約であり、最後の支払いは納品後であるにもかかわらず、実際には青田が海上輸送の前に払わなければ輸出しないと言った。現地企業としては、契約に従って進めたかったが、輸出されなければそれまでに支払った分を失う恐れがあるために、従わざるを得なかった。外国企業との貿易では、互いのリスクを減らすためにLCでの取引が一般的であるが、青田はLCでの取引を拒否した。

(3)海上輸送費は現地企業が(実費)負担するという契約であったが、この解釈で食い違いがあり、青田がおかしな要求をした。現地企業の本業はロジスティック、運送業で当然、プラントのタイへの輸入にかかる作業は全て自社経由でハンドリングする考えであったが、青田は青田側で手配し、マークアップしてそこでも現地企業から利益を出した。輸出業務に慣れない青田側はプラント製造の遅れをシッピングの会社に通知せず、そのため仕上がっているはずの設備を工場に受け取りに行った、フォワーダーのトラックは荷物を受け取れなかった。そのため無駄な経費も発生したが、それも現地企業に負担させた。

(4)プラントが稼動せず、問題が長期化すると青田が設立した現地法人のタイ人代表者は、ますます青田から距離を置くことになった。そのため告発者が青田と現地企業の間に立つ連絡係のような役目を任され、色々な問題を見聞きすることになった。猜疑心の強い青田はタイ人代表者が裏切り現地企業側に付いたと考え、告発者にどういう状態にあるかを探るよう依頼があった。事実、販売をしたプラントがいつまでも稼働しない責任を感じていたタイ人代表者は、現地企業の立場に立ち、青田に意見をするなどしていたため、青田としてはタイ人代表者が邪魔な存在になった。すると代表者が不在のまま株主総会を開き、代表から外してしまった。タイ人代表者の署名も偽造し、書類を作成し登記の書き換えを行なってしまった。

(5)青田は現地企業のスタッフを怒鳴るなど、プレッシャーをかけたり、作業上の質問をすると威嚇するなどして、辞職者が相次いだ。その度にプラントの運用指導が振り出しに戻ってしまった。そもそも運用指導の前に、操作マニュアルや注意事項をまとめた資料を現地企業側に提出すべきだが、青田はそれをしなかった。再三の催促で提出してきたものは全く使えないもので、「詳細は日本の開発会社に問い合わせください」と書かれたものであった。

(6)青田はプラントを設置した工場内に現地企業代表者が近づくことを禁止した。禁止した理由について、青田は「設備の技術的な核心部分を調べてコピーする恐れがある」と言いがかりをつけて、監視カメラを取り付けるなどして代表者を排除した。そもそも秘密保持契約も結んでいるため、設備のさまざまな秘密をまず開示すべきだが、全くそれが行われなかった。

(7)現地企業が地元警察に被害届を出し、警察は詐欺の容疑で青田を逮捕したが、青田はすぐに保釈され日本へ帰国してしまった。青田の逮捕に関係したある警察官が行方不明になっている。この警察官は青田から多額な金を受け取ったとみられる。青田は裁判のために青田側の主張をまとめたかなり分厚いファイルを逮捕から2日後には警察に提出しており、いつか訴えられることを予期して準備していたとみられる。
告発者が言う。
「詐欺を立証するには幾つかの詐欺を構成する要素を全て満たさなければならないため、現地企業としても裁判は簡単なことではありませんでした。詐欺を確信するに至るだけのことがたくさん積み重なって、告訴に踏み切ったのですが、購入前に『すでに多くの販売実績がある』という嘘は、使えもしないプラントを購入するという誤った判断をさせたということで詐欺に当たります。唯一実際に販売していた会社は、水素水の販売ではマルチ商法で多くの被害者を出している企業で、青田も本当はあんな会社と付き合いたくない、と本音を私に伝えていました。
青田は現地企業が購入したプラントは試作機で、だから本来5000万円であるところ2500万円だったと理由付けしています。現地企業側の証人として、タイ鉄鋼協会のウィロート会長に出廷してもらい現地企業のプラントについて証言してもらっています。まず安全面での対策が不備で、爆発の危険性があること。長く日本の大手産業機器メーカーで勤めた経験のあるエンジニアにも調査してもらったが、まず物理的にも1時間200ℓは生産できず、また例えばもっと少なく100ℓが生産できたとしても連続して生産はできないという結果が出ています。同じ日本人としては、外国の地で不完全な製品を売りつけ積極的に悪事を働き、人に迷惑を掛けたことに憤りを禁じえません」
以上が告発者が明かした青田の悪事の経緯である。青田は、日本国内だけでなく、わざわざタイまで出かけて行って悪事を働き恥を晒しているのがよく分かる。

〇青田は暴力体質にまみれている

告発者の証言にあるとおり、青田は何かにつけて「ヤクザ風情の男たちを引き連れ」て相手を脅かし、恐れさせることを常習にしている。そのヤクザ風情の男たちは間違いなく青田が長年懇意にしている稲川会習志野一家の構成員ではなかったか。同一家のNo.2である楠野伸雄は青田とは30年来の付き合いがあり、青田から頼まれれば、それこそ配下の者に指示して暴行(殺人未遂)さえも厭わない。

平成20年6月11日、青田の教唆が強く疑われる事件が起きた。鈴木義彦がA氏との連絡を絶って所在を不明にした後、A氏は鈴木が指定して代理人に就いた青田光市と弁護士の平林英昭と交渉することになったが、A氏が代理人に指名した利岡正章が静岡県伊東市内のパチンコ店駐車場で暴漢2名に襲われるという事件が起きた。暴漢は金属バットのようなもので利岡を滅多打ちにし、利岡は全治3か月の重傷を負ったが、暴漢を逮捕した静岡県警の調べで、暴漢が習志野一家の構成員だった事実が判明。また事件の翌日、利岡が入院した病院に暴漢の親分に当たる渡辺某が現れ、事件の背景事情を明らかにすることを条件に利岡に示談を依頼した。利岡は渡辺某の依頼に乗ったが、しかし、渡辺は利岡の度重なる催促にもかかわらず、事件の真相を明かさなかったため、解明には至らなかったが、事もあろうに青田が楠野に対して、それまでの付き合いを「なかったことにして欲しい」と口止めし、また平林も同一家の木川孝始総長に最低でも2回以上面談を繰り返していた事実が判明するなど、事件の首謀者(教唆犯)が青田であり、鈴木であることが強く疑われた。

青田は、東京上野で鈴木の金を使って金融業を営み、同一家の多くの構成員から「上野の会長」と呼ばれていたという。そうした中で、青田は告発者も聞いているモナコのコンドミニアムの話や鈴木がF1チームのスポンサーになろうとしている話をしていた。利岡の襲撃事件の前後では同一家の幹部らに対し日常の飲食だけでなく、構成員を含め海外旅行に連れて行ったり、車をプレゼントするなど派手な饗応を繰り返していた事実も判明しているが、そうした事実と照らし合わせれば、タイでの青田の行動も腑に落ちる。

仮に告発者が青田と和解したとしても、青田の悪事が消えることは無い。それ故、改めて告発者からの情報を精査し、記事化することにしたが、読者には青田光市という男が許し難い粗暴犯であることがよくよく分かって戴けると思われる。(つづく)

鈴木義彦、青田光市そして弁護士3人の素描

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(写真:鈴木義彦 鈴木は空港から数時間をかけて愛人と住むマンションに向かった。尾行を最大に警戒する様子が窺えた)

鈴木義彦。西義輝は平成7年に知り合って以降、鈴木の資金繰りを名目にした悪事の数々を目撃してきた。親和銀行不正融資、山内興産を騙した「タカラブネ株」の横領、エフアール社の株価維持をめぐる不正、市場流通を偽装した融通手形の振り出し等、悪事は枚挙にいとまない。それにもかかわらず西はA氏に鈴木を紹介。その時点で鈴木は借金が300億円あると西に語り、自己破産、自殺の道しか残っていなかった。鈴木は何から何までA氏に助けられたのに、結果的には恩を仇で返すように全てを裏切った。宝林株を手始めとした株取引の利益を独り占めして、1000億円以上とみられる金額を騙し取ったが、その渦中で関係者10人ほどが自殺や不審死を遂げている他、多くの詐欺の疑惑が持たれている。同姓同名の「鈴木義彦」氏が別にいることから、誤解を招いてはいけない、ということもあり再度写真を掲載する。以下の青田光市ほか弁護士3人の項でも示すとおり、青田光市ほか弁護士3人は金のためなら何でもするタイプで、鈴木の悪事や虚偽証言を増幅させただけでなく鈴木の犯罪疑惑を隠蔽した疑いを持たれる中で「これ以上極悪な事件はない」と多くの関係者から非難を浴びている。さらにA氏が提起した訴訟の判決に至っては誰もが信ぴょう性を疑うもので、審理が十分に尽くされたものとは言えないために、100%近い人間が裏取引があったに違いないと結論づけている。鈴木や代理人に就いた弁護士たちが法曹界全体の信用を失墜させたことから、再審、弾劾裁判をしない限り名誉回復にはならないという意見に溢れ返っている。

(写真:青田光市。告発者から送られてきた写真。青田はタイで事業に躓くと、わざわざ日本から暴力団員を同行させて告発者ほか関係者を脅かした、という)

青田光市。青田を告発する読者から送られてきた写真であるが、青田は国内だけでなく海外でも事件を起こして逮捕され、すぐに保釈されたのは取り調べの担当官に賄賂を渡した疑いがあり、その直後に担当官が行方不明になった。鈴木が海外のペーパーカンパニー名義の口座から青田に送金した事実や不正に上げた利益を地下銀行を使って日本に送金した事実等が判明しているが、青田自身には他にも多くの脱税の疑いがあり、これには姉夫婦も絡んでいるとの指摘がある。鈴木が逮捕起訴され有罪判決を受けた親和銀行事件で、当時の頭取を美人局によりマッチポンプにかける現場を作り、不正融資を受けるきっかけを作った。また、赤坂マリアクリニックの院長が重病になったことをチャンスと見て赤坂の医療法人を乗っ取るなど、青田のやることには常に暴力装置として稲川会習志野一家のNo.2(楠野伸雄)が関与してきた。鈴木の代理人として平林と共にA氏に対応した際にも、全てが嘘の発言で交渉を混乱させた。稲川会習志野一家No.2の楠野伸雄とは約30年の付き合いで、青田は事あるごとに反社の人間を使ってやりたい放題のことをしていた。青田に対して被害者から数多くの情報が寄せられていることから、徹底的に調査するべきだが、姉や義兄(杉本富利 東洋大学学部長)、2人の姪にも影響が出るのは必至の状況にある。

 

(写真:長谷川幸雄。元弁護士。金のために最悪の弁護活動をした。鈴木の犯罪疑惑を隠蔽した責任はあまりに大きい)

長谷川幸雄。元弁護士。鈴木とは100億円以上の不正融資が発覚した親和銀行事件で逮捕された当時、代理人に就いた関係にある。今回の裁判で鈴木が法廷に提出した物的証拠は「確認書」(平成11年9月30日付 ただしこれも同日の西のA氏宛の確認書や天野裕の証言で決算のために便宜上作成したものであることは明白である)だけで、長谷川は二転三転する鈴木の証言をカバーするために、弁護士としても人間としてもやってはいけないし許されない虚偽を構築した。それ故に、あらゆる証拠により誰の目から見ても誤審が連続した結果の判決であったことが証明されている。それを報道する多くの正確な記事が出たために自身が懲戒を受けることを恐れ、さらに再審や弾劾裁判が提起される可能性を考えて長谷川は弁護士登録を抹消した。しかし鈴木の犯罪疑惑を度の過ぎた虚偽の構築で隠蔽し、誤った判決を出させた責任はあまりにも深刻で、極悪非道な虚偽の構築に対する非難が国内外から寄せられている。死者の数、騙した金額から見ても戦後最大の事件であるだけに、鈴木はもちろん長谷川の名も未来永劫にわたって消えることはない。家族や身内にも、いつまでも悪い影響を与えるだけでは済まない。解決しない限り、いつでも世間に顔向けができない状況になることくらいの判断がつかないはずがない。長谷川はオウム事件で死刑囚となった早川紀代秀の代理人を務めたようだが、麻原の3人の娘たちがどんな人生を送っているか、いくら努力をしても普通の人間として世間は見ない。長谷川は、自分の子や孫が今後の人生に良いことは無いことくらい分からない訳はない。子供たちの将来を考え、一日も早く解決するべきではないのか。  出典:弁護士大観

 

 

平林英昭。弁護士。鈴木が和解書の支払約束を撤回した平成18年11月下旬に指名した交渉の代理人。しかし、平林の言動は鈴木の債務額や宝林株の買収資金ほかで二転三転することが多く、ウソにウソを重ねていると何度も指摘を受けた。A氏の代理人が襲撃された事件についても暴力団習志野一家(実行犯が所属)の総長と最低でも2回も面談している事実を指摘されても、平林は一切返答できなかった。平林はA氏との交渉に入る初対面の場で「50億円で手を打ってくれませんか。それならば鈴木がすぐに払うと言っている」と打診したが、A氏はその申し出を即座に断り、「買い支え分で207億円を出し、鈴木分だけでも58億円以上の損失が出ている。また和解書の支払約束は利益が60億円を前提にしていたが、その後に利益は470億円超であることが分かったので、申し出は受けられない」とA氏は答えた。すると平林はその後は全面否認に転じて、鈴木が自署した「和解書」を無効にするために、和解協議を「強迫」や「強要」の場にして鈴木を被害者に仕立て上げた。その行為は弁護士にあるまじきやり方で、脱税の疑いもあり懲戒請求を受けている。いつまでも無理をしても先々家族や身内には絶対に良い影響を与えない、どころか永久に不憫な思いをすることくらい分かっているはずだ 出典:弁護士大観

 

 

(写真:杉原正芳。弁護士。数多くのペーパーカンパニーの常任代理人を務めたが、鈴木の犯罪に加担した責任は大きい)

杉原正芳。弁護士。合意書に基づいた株取引で、鈴木は利益を海外に流出させ隠匿するために、タックスヘイブンに数多くのペーパーカンパニーを用意(取得)したが、杉原はそれらの会社の常任代理人を務め、ペーパーカンパニーを実体のある投資会社に装って大量保有報告書の作成、提出(有印私文書偽造行使)を担った。鈴木が用意した会社は100社以上に及ぶとみられ、杉原の関与は脱税に大きく加担していることから懲戒請求を受けている。杉原は、本当に弁護士としての善悪の勉強をしてきた人間なのかと思う。紀井氏の質問(抗議)に対しても悪事を働いて知らぬ振りを決め込んでいるようだが、この事件は、世界中を見ても、また過去を振り返ってみても例を見ない大きな規模の事件だということを分からないはずはない。今や、世界中が注目している。今後は家族や身内にどれくらいマイナスの人生を送らせることになるか、考えるべき時ではないのか。このままでは未来永劫にわたって悪事が不問になることは無い。  出典:弁護士大観  (つづく)

 

 

 

 

読者投稿 「後藤悟志」(11)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《情けない人ですね、後藤って人は。高級車が暴走族に追いかけられている様子は滑稽だとは思いますが、かなりのビビりというので、Xデー近しの報道にいても立ってもいられないのではないでしょうか。誰も助けてあげられませんよね、一人で苦しむしかない》(S・Wさん)

《青学といえば、モテ男モテ子の宝庫です。その中で青春時代を謳歌できず性格がひん曲がってしまった……。誰かを見返してやりたい、受けた屈辱に報復したいといった思いが後藤を拝金主義者に仕立て上げ、犯罪にも無自覚にさせてしまったことは想像できます》(I・Uさん)

《後藤の商法はユダヤ商法そのものだ。ダマシも商売の一環として成立するから、商売相手はたまったものではない。契約行為がいつでも後藤側の判断で無効になるのだから、信じた方が負けなんだと思う》(K・Rさん)

《後藤は人相学上最低である。自我が強く、利己のみを優先して、地球は自分を中心にして回っていると考えている。金銭の節約術、錬金術には長けているが、人心掌握術が著しく欠如している。そのため、他人より恨みを買う羽目に陥り、晩節を汚す人生が待っている》(M・Iさん)

《ホテルニュージャパンの放漫経営が火災によって明るみになり、故横井英樹社長に刑罰が下ったのは昭和57年と記憶している。今回、プリンスホテルグループを擁する西武ホールディングスの後藤高志社長が、実弟悟志の不祥事から注目を集めることになり、経営状況も自ずと明かされるはずだが、乗っ取り合戦に勝利できた真相も明らかになるのではないかと、こちらも楽しみだ》(H・Fさん)

《沖縄の土地取得について、疑問がある。いくら欲の深い輩と言っても、ヤクザ絡みの土地を購入するには相当のリスクと高いハードルがある。特に金融機関のチェックは厳格で、よくそれをスルー出来たと感心する。実兄の力か?》(A・Yさん)

《太平エンジニアリングに労働組合は無い? 貴誌や他のネット情報が本当だとしたら、時代錯誤も甚だしい。労組が無ければ、誰か労働基準監督署に出向き、相談すべきだ。社員も今が立ち上がるチャンスではないか》(U・Aさん)

《後藤兄弟の悪だくみは野党にとっては格好のネタである。辞めるとはいえ安倍総理と近い後藤兄から政権を崩せば政財界を一掃でき政権交代も期待できる。混乱期に政権交代は望ましくないという声もあるが、後藤兄弟は罪が深い》(G・Sさん)

《コロナ禍で世界の大金持ちは資産価値を上げたという。皮肉な話だ。果たして後藤の場合はどうか。総資産2000億円と言っているが、世界レベルでは子供の部類である。威張っている様は傍から見ても恥ずかしくなる》(D・Mさん)

《一旦、欲に憑りつかれた人間は、ウイルスが体内を侵食するようにぼろぼろになるまで自覚が無いという。後藤は病気なのか。良心という抗体が無かったのが原因だろう》(M・Aさん)

《税務署が差し押さえた車や時計などは全て公売される? その時は以前の持ち主は分かるのか? 公売で買った人は悪運ももらってしまうのでは、と心配になる》(H・Tさん)

《後藤が大きな脱税をしているということは、巡り巡って私たちのお金が盗まれているということになる。私たちにとって、後藤は泥棒になる。そう考えると許せない気持ちになる》(S・Uさん)

《悪の栄えた試しはない。後藤悟志はある程度の年まで人生を謳歌したのだから、ここで天罰が下っても納得すべきである。ただ、家族や親族が可哀想な気もする。後藤と共に汚名を背負って人生を送らなければならないから》(H・Aさん)

《女で身を亡ぼす典型の後藤悟志様。あなたが金で弄んできた女の怨念が、あなたを許さなかった。今さら謝っても、手遅れです》(B・Aさん)

《後藤は金、モノ、麻雀、女など全ての中毒症だと思う。麻薬中毒患者が地獄のような日々を強いられながら再犯率も高い。後藤もそのクチではないか》(O・Tさん)

《先輩ヅラするのだったら、後輩に御馳走くらいするのが当たり前だ。しかもカネはふんだんにあるんだろう? 後藤にはいくら言っても無駄かもしれないが、そういう習慣が身についていない後藤の人生は薄っぺらだ》(S・Rさん)

《後藤の写真を見ると肥満が窺える。毎日美食ばかりに手を出しているからに違いない。女たちもこんな男と食事をして楽しいのか? 自慢話ばかり聞かされ、親父ギャグも連発されて…金の力は偉大だ》(G・Iさん)

《ヤクザに利益供与した事実が発覚したら、ヤクザの組名も分かる。後藤という男、警察が捕まえなくても、いや、どこかで組名を明かされたら放っておくわけがない》(K・Sさん)

《後藤が雲隠れするとしたら、どこの別荘、どこの土地か。コロナ禍で海外逃亡は難しい。後藤も男の中の男と自負するなら、堂々と姿を現しなさい》(J・Mさん)

《実際の後藤って、どんな印象なんだろう? それを確かめたい興味が湧くって、変人かな?》(W・Sさん)

読者投稿 「後藤悟志」(10)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《貴誌の記事を読んでいると、つくづく人間の愚かさを痛感させられる。傍から見れば、裕福な一家の長が悪事に手を染めるなんて考えも及ばないだろうが、各家の事情はそれぞれの数だけあって、本人にしか分からない苦悩も潜んでいるかもしれない。しかし、だからと言って後藤を擁護する気など全くない。むしろ、早く事件が公になれば良いと思っているが、後藤も明日は我が身という自戒を持つことだ》(F・Mさん)

《金はあるが精神が無い。欲望に任せて生きて何が悪い。これらの感覚、発想は戦後教育が生んだ産物ではないか。後藤高志、悟志の兄弟はまさにその典型のように思う》(G・Uさん)

《記事を読んでいると、詐欺や横領、脱税等の数多くの事件が今、自分の住んでいる日本で毎日のように起きているように見えて、やるせない思いがする。大人が次から次に悪いことばかりして、子供たちには何を教えたら良いのか。社員の範となるべきトップの後藤悟志が事件まみれなんて、示しがつかないではないか》(H・Iさん)

《後藤悟志は間違いなく顔で損してる。こんな男からエルメスやシャネルのブランド品を目の前に置かれても、絶対に断る。でも後藤の場合は顔立ちと言っても内から滲み出しているものがあるんじゃない?》(D・Tさん)

《男女間のことはお互いが納得していればいいんじゃないか。相手の女性が未成年だったら大ごとだけど、いくら何でも自分の娘よりも年下には手を出さないんじゃないか? 但し事件が発覚したら関わった女性も事情を聴かれることになるから、その時に新事実が飛び出すかもしれない》(Y・Sさん)

《後藤悟志は経済的に恵まれて豊かではあるのだろうが、心は極端に貧しいと思う。それも自業自得だから哀れさを感じる》(A・Wさん)

《後藤のように他人の物を節操もなく欲しがり、自分の物は決して手放さず唾さえ惜しむ人間は上質のスーツを着て高級外車に載っていても野蛮人だ。本人はこれからも絶対に変わらないだろうが、徹底的に懲らしめてやったら少しは反省するか。もしかすると「何故、俺が」と思うかもしれないが、度を越えてやった責任は必ず取らされるのが社会のルールだろう》(Y・Hさん)

《後藤のように悪事のデパートみたいな男を社会が放っておくことは有り得ない。金の切れ目が縁の切れ目と言うが、そのような場面が後藤一族でも起こりうるかもしれない。骨肉の争いはとにかく醜く、末代にまで影響が及ぶ。それも後藤自身の金満主義によるものだから自分で責任を取るしかない》(K・Hさん)

《脱税額が1億円を超えると実刑とのことですが、追徴課税が30億円と途方もない金額の後藤氏の場合は、いったいどんな処罰が待っているのでしょうか。きったかなり重い刑になるのでしょうね》(G・Iさん)

《男を犯罪に走らせて貢がせる能力がある女性は恐ろしい。後藤悟志は若いころからモテなかったと思う。そんなコンプレックスが犯罪者を育てたのではないかと思うと、それも恐ろしいが、後藤は早く自分の罪を深く自覚すべきだ》(D・Rさん)

《後藤にかけられているいくつもの嫌疑の中で一番卑しいのが買春と思う。援助交際は買う側の男が絶対に悪いと思う。自分の快楽を満たすために相手の女性、その女性の将来なんかまったくお構いなしで、事実上のレイプ魔と思う》(W・Sさん)

《弱い者いじめで召し上げた金で女を口説いているなんて、後藤悟志はサイテーだ。男だったら、自分の金で遊べよ》(Y・Nさん)

《後藤悟志の記事を見ていると、お金持ちって、みんなワルなのかと思う。しかし、金があれば何をやっても許されると錯覚しているんじゃないか》(I・Gさん)

《後藤悟志は金に囚われ過ぎて魂の向上を忘れてしまったようだ。ただし今からでも遅くはない、改心して先ずは女遊びと弱い者いじめを止めることだ》(O・Aさん)

《コロナ禍で客足も途絶え、私の小さな飲食店は潰れる寸前です。同業の仲間たちも皆追い込まれています。真面目に何十年もこつこつ働いてきて高い税金を払わされて、いざとなったら誰も助けてくれない。私たちよりも先に脱税者が潰れるべきですそうでなければ納得がいきません》(S・Tさん)

《後藤高志は東大卒で、一見すると真面目な人生を歩んでいると思われがちだが、西武ホールディングスの上場の立役者と言われながら目的達成のためならば手段を択ばない冷酷非道な人物と聞いている。みずほ銀行から西武グループに降りた時からの黒い噂を全てもみ消した実績もあるようで、今回も実弟の不祥事から波及する火の粉を払うのに躍起になっているのでないかと思われるが、本当に消せるのか》(F・Mさん) (以下次号)

 

《後藤悟志の事件が表面化したら、TVドラマのような華麗なる一族の崩壊が始まる。是県にも格好の話題を振り撒くことになりそうだ。巨額の脱税、反社会的勢力との癒着、不倫、賭博、売買春……、ネタとしては十分すぎるくらいある。実兄も巻き込んで日本の政財界を震撼させるストーリーになるのではないか。脇役にトップモデルのような美人が登場すれば、さらに華やぐ》

 

強欲 鈴木義彦に残された選択肢(7)

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〔鈴木の犯罪は今も続いている〕

裁判官は法廷で判決を下すが、その認定に誤りがあったとしても責任を取ることはない。それは何故なのか? 刑事事件の訴訟で有罪判決を受けた被告がその後無罪となったときに、有罪の判決を下した裁判官が罰せられることも無ければ、当事者に謝罪することも無い。

人は間違ったことをして他人に害を及ぼせば謝罪し、何らかの賠償責任を負うのは社会のルール、基本原則であるはずだ。今回の事件についてみると、度が過ぎる認定の誤りが多すぎる。それが故意ではないかと疑いの目を向ける指摘が多くなっている。裁判官も人間だから一定の範囲のミスは仕方がないにしても、地裁、高裁の裁判官6人全員が同じミスを犯すことは有り得ない。それ故に故意や裏取引の可能性について、多くの人が疑いの目を向けている。

本誌では鈴木義彦の悪事、それも結果として裁判所を騙したことになる悪事をさまざまな形で取り上げてきているが、不可解なことに鈴木本人は沈黙を貫いたままでいる。ならば、鈴木が実害を被らせたA氏をはじめ関係者に一言でも謝罪しているかと言えば、それもなく、何一つ抗議も釈明も無いことが人として不可解だと言っているのだ。

「そもそも西との出会いが無ければ、鈴木はエフアールもろとも破たんするしかなかった。その西を裏切って自殺に追い込んだり、さらにA氏に対しても恩義を忘れたかのような対応を繰り返して来たのだから、鈴木には謝罪という発想はない」と関係者は言うが、そうだとしても度が過ぎる。問題となった「和解書」作成後に鈴木から送られた手紙の文面からも十分理解できるように、「(社長には)大変世話になった」とか「男として一目も二目も置く」等と書くはずが無かった。

鈴木は裁判に勝訴したのではない。担当した裁判官が鈴木に騙され、あるいは故意に騙された振りをして、原告側の主張を退けただけである。その結果、何が起きているか、といえば、鈴木の犯罪が今も見過ごしにされているということである。裁判官は自ら認定を誤ったことで、1000億円を超える課税対象について日本国が被害を被るという深刻な事態を招いている責任を重く受け止めなければならない。また単純に金額での比較をしても、5000万円の政治資金や選挙資金で公職を追われた元知事2人の例もある。鈴木の場合は弁護士に対して金の力で思い通りにさせているほかに10人前後の人間が自殺や不審死、行方不明という事態が起きているのだから、よほど深刻ではないのか。

鈴木が西義輝や西田晴男とともに実行した株取引で犯した犯罪は、西義輝が相場操縦の容疑で東京地検に逮捕、起訴され有罪判決を受け、鈴木は巧妙に逃げおおせたことで区切りがついたと思われるかもしれないが、株取引で得た利益が海外で隠匿されている限り、鈴木の犯罪は今も継続している。裁判官の最大の過ちは、鈴木の犯罪を解明する機会を見逃した点にある。

鈴木が株取引で用意したダミー会社は100社にも及んでいた模様で、それらは用済みになり次第清算していったと思われるが、鈴木にとってダミー会社が自身の隠匿資金を隠す唯一の“武器”であるはずだから、今もダミー会社が存在しているに違いない。また、隠匿資金を金や貴金属、高額品等に換え、さらにもう一度現金に換えるというロンダリングを繰り返しているかもしれないが、その工作もいずれは綻びが生じて水泡に帰す可能性が高い。

貸金返還請求訴訟の法廷で、鈴木の主張はことごとく破綻していた。エフアールと鈴木個人の使い分けで責任逃れをしたこと、「合意書」に基づいた株取引を頑なに否定しながらも最後には宝林株の取引で「合意書」の有効性を認めたこと、したがって「和解書」でA氏と西にそれぞれ25億円を支払い、さらにA氏には別に2年以内に20億円を支払うと約束しながら、法廷では強迫や心理留保などというありもしない理由を並べ立てて否定したこと、鈴木は外資系投資会社のコンサルタントをして生計を立てていると法廷で豪語したが、その外資系投資会社こそ鈴木が用意したダミー会社であり、実体などなかったこと等、それらの主張の破綻を裁判官はなぜか全て見逃して、A氏側の主張を退けたのである。裁判官が鈴木の主張の破綻の一つにでも注目して検証作業を進めていれば、鈴木の嘘は芋づる式に解明されていたから、すくなくともA氏の主張がほぼ全面的に退けられるような判決にはならなかった。

これまでにも触れてきたように、今後、鈴木が隠匿資金がらみで刑事責任を問われる可能性が高く、実際にも現実のこととなったとき、裁判官(裁判所)はおそらく冒頭に挙げたように何一つ意思表示をすることは無い。しかし、それで済むはずはないのではないか。

裁判所という世間一般の日常とは隔絶したような環境下で真っ当な裁決を下せる裁判官がどれほどの割合を占めているのか、裁判所のトップに位する最高裁において裁判官の資質を問う制度が何故起動しないのか。制度としては国会議員で構成される弾劾裁判所があり、裁判官を裁判する場が唯一だが存在しているから、そこで説明責任、説明義務を問われる事態を招くことになる。貸金返還請求訴訟で判決を下した東京地裁の品田幸男という裁判官、そして地裁判決を丸呑みして、自ら検証した痕跡など一つもない判決を下した東京高裁の野山宏という裁判官は、この弾劾裁判所で資質、資格を問われて然るべき裁判官ではないかとさえ思われる。品田、野山の両裁判官が、弾劾裁判で裁判官を罷免する事由となる「職務上の義務に著しく違反し、または職務を甚だしく怠った」ことは明白で、だからこそ判決に至る裁判官による認定に多くの疑義が生じている。それ故、訴追委員会の委員となり裁判員となる国会議員(20人)がこの貸金返還請求訴訟を検証すれば、すぐにも判決に誤りがあるとの認識を持つに違いないし、それが再審にもつながる大きな意味を持っているはずなのだ。テレビ局を始め取材のオファーや海外からの問い合わせも日増しに多くなっているのは、これが社会問題であることの証であると思われる。(以下次号)

強欲 鈴木義彦に残された選択肢(6)

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〔鈴木が「私一人が作った金」と暴言〕

さらに裁判官にも目を向けると、裁判長がまとめ上げた判決はA氏の主張を退けるものとなったが、極めて不可解なことは二転三転した鈴木の主張についての記述が判決ではほとんど言及されなかったという点である。

特に、平成14年6月27日に鈴木と西がA氏に宛てて作成した「借用書」について、鈴木は「西に返済金として10億円渡したのか?」と聞かれて「(そのような事実は)ありません」と答えただけでなく、「当日はA氏と西には会っていない」とまで答えた。しかし、「借用書」の原本には鈴木の直筆による署名と指印があり、当日の確定日付も取ってあった。また平成18年10月16日の「和解書」作成の際に、鈴木がA氏に「2年以内に20億円を支払う」と言った事実も否定して「言っていない」と答え、20億円についても以前は贈与と言っていた。これも西が録取した音源に残っていた。主張を疑うべきは原告のA氏よりも被告の鈴木であったはずだが、裁判官はそうした事実に目を向けようともしなかった。

裁判官による審理への取り組みには大きな疑問がある。先に触れたピンクダイヤと絵画、高級時計の詐欺横領行為について、「ピンクダイヤや絵画の販売受託はエフアールで、鈴木個人ではない」としたり、「上代価格が45億円の時計を4億円で販売委託するのは経済的合理性にそぐわない」として、鈴木が約束した総額7億4000万円の支払債務を認めなかった。しかし、ピンクダイヤ持ち出しの際の念書や、バセロンの高級時計3セット(6本)で6億円を借り受けた事実をどうやって説明できると言うのか。

株取引で獲得した利益についても、鈴木はA氏に送った手紙の中で「私一人で作った金」と書いているが、株取引での巨額の利益獲得はすべて鈴木の株式相場における経験や知識、情報、そして人脈が総動員された結果であると言わんとしていると思われる。だが、鈴木の大きな過ちは株価の買い支え資金を西に請われるままに提供した金主のA氏、そして市場で実際に株の売り買いを繰り返して高値誘導を実行した西がいたからこその協力体制、つまりは「合意書」による株取引がすべての始まりであり、A氏と西、鈴木の強力な信頼関係が前提であったことを全く無視していることだった。

それを裏付けたのがエフアールの決算対策のためにA氏が交付した「確認書」を鈴木が悪用して「15億円を支払い『確認書』の交付を受けたので、(A氏への)債務は完済した」と主張したことや、西が志村化工(現エスサイエンス)の相場操縦容疑で東京地検に逮捕された際に、鈴木が西に土下座しながら「私の関与は絶対に秘匿してください」と言って命乞いをした結果、西が取り調べで黙秘を貫いたので鈴木は首の皮一枚で逮捕を免れた。しかし、西が保釈されて1年も満たないうちに鈴木が西に縁切りを宣言したことだった。

平成9年から同10年当時、鈴木(エフアール)が資金繰りに窮し10日で1割以上の金利でも借金できずに経営破たんして上場廃止となる可能性は高く、鈴木自身も親和銀行事件で逮捕、起訴されるという事態が起きたために自己破産あるいは自殺の選択肢しか残されていなかった。それを救ったのが西でありA氏であったが、鈴木がそのことに何の恩義も感じていなかったとすれば、もはや“人非人”の類でしかない。

人が窮地に陥っているのを見過ごしにはできないというA氏の性格、情愛を鈴木は見抜いて、それを逆手に取った典型的な例がいくつも見られるが、鈴木には利用できる者を徹底的に利用し、用済みとなれば平然と切り捨てる性格が際立っていたのである。

鈴木がいかに悪業に長けているか、読者も存分に実感したのではないか。金銭的な利害に絡むトラブルは、ほとんど全て鈴木に原因があり、トラブルに巻き込まれた当事者たちの多くが自殺に追い込まれたり不審な死を遂げ、あるいは行方不明になる者もいれば霜見誠夫妻のように殺人事件に巻き込まれる事件さえ起きたことから、鈴木という男を絶対に許すことはできないと考えている関係者は想像以上に多く、また読者からも圧倒的な反響が寄せられているのだ。特に、鈴木は「和解書」作成後に送った2通の手紙で少しは感謝の気持ちを表現していたが、その後の対応が掌を返したようになったのは青田の影響が大きいのではないか、という声が高まっている。

人に危害を加えてでも目的を達成しようとする人間がいることに気づく。しかし、鈴木のように人との日常的な関係を可能な限り遮断しておいて、自分が必要と思った時に近づいてくる人間には防御のしようもなく、いつの間にか受け入れてしまうのではないか。そして、事が終わってみると、鈴木から多大な実害を被らされ、それを取り戻そうとして躍起になると、鈴木は獲得した利得を独占するために相手が命の危険さえ実感するほど逆襲する。

鈴木は、そのような生き方を繰り返して来た男なのだ。その根底には大きな利得を得ることしかなく、考え得るリスクは予め分散するとか誰かに集中させるかして、自分は火の粉を浴びないところに身を置いている。違法であることを承知で人を巻き込み、いざとなればその人間に罪をかぶせて逃げ延びればいい。鈴木は西や西田との株取引を通じて、まさにそれを実践した。今は、1000億円を超える利益を独り占めにしてのうのうと生きているが、そんな男を、決して許してはいけない。すべての神経を集中して知恵を絞り、あらゆる手段を講じてでも追い詰め、鈴木が自身でやったことの責任を取らせることでこそ最良の結末を迎えることができるに違いない。

本誌でも鈴木にかかる連載を始めて以来、反響は大きく、多くが「鈴木を許せない」とか「検察や国税は何故動かないのか」というコメントを寄せて来ている。中には「鈴木は地獄に堕ちろ!!」といった過激なものもあるが、誤解を怖れずに言えば、鈴木義彦という男が史上稀に見る悪性の持ち主であることを伝えんとする記事の趣旨に共鳴しているからに違いないと考える。

鈴木の金銭に対する強欲さは、鈴木に関わった関係者たちに犠牲を強いることで満たされるという構図になっている。「鈴木と関わっても付き合いは長く続かず、せいぜい1年か2年で限界が来る」とは関わった誰にも共通した認識になっているが、その大半の原因が鈴木による利益の独り占めにあった。

貸金返還請求訴訟はA氏の主張が退けられるという余りに不可解としか言いようがない結果となったが、だからといって鈴木の主張が認められたと考えるのは大間違いで、鈴木による違法な行為で1000億円を超える巨額資金が海外で隠匿されているという疑惑は、これまで見てきたようにさらに深まって確証にまでなっている。再審請求のハードルが極めて高いのは分かるが、せめて地裁の裁判長を務めた品田幸男裁判官には万人が納得する説明義務があるはずだ、という声が報道記者からも寄せられており、また本誌にアクセスしている読者は国内に留まらず、海外諸国でも特に香港、中国、シンガポールほかフランス、ドイツ、スイス、アメリカなどから頻繁に閲覧があると同時にさまざまなコメントや情報も寄せてきているため、それらの情報を隈なく精査しつつ深く掘り下げた上で今後も記事化を進めていく。(以下次号)

強欲 鈴木義彦に残された選択肢(5)

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〔鈴木は悪事の巣窟〕

改めて、A氏と西、そして鈴木をめぐる主要な出来事を整理してみると、以下のような時系列になる。

(1)平成9年9月から平成10年5月28日までに手形(13枚 約17億円)、借用書(3億8000万円)、ピンクダイヤと絵画、高級時計(7億4000万円)の合計約28億円の貸付が発生。ピンクダイヤと絵画は鈴木が買って欲しいと懇願して、言い値でA氏に買ってもらいながら、「売らせてくれ」と言ってピンクダイヤを持ち出したもので、絵画は一度も持参しなかった。理由は他に担保に入れていたからだった。

(2)親和銀行不正融資事件で鈴木が警視庁に逮捕された。不正融資は100億円以上に及んだ。

(3)平成11年5月30日、宝林株(800万株)取得資金3億円については鈴木の言い分が三転も四転もしたが、最後にはA氏が出したと認めた。

(4)平成11年7月8日、A氏と西、鈴木の間で宝林株を始めとする株取引を開始する旨の「合意書」が交わされた。「今後の株取引の全てについて責任を負う」と明記。

(5)平成11年7月30日、西義輝が「宝林株取引の利益分配」と言って15億円をA氏の会社に持参。

(6)平成11年9月30日、A氏が預かっていた手形につきエフアールの決算対策を名目に西経由でエフアールに渡すとともに「債権債務は無い」とする「確認書」を西経由で手交した。鈴木に頼まれ便宜上作成したものであったことはいくつもの書類で明らかであり、天野裕常務も認めていた。

(7)平成14年2月27日、西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検に逮捕された。

(8)平成14年6月20日、西が債務323億円を認める「確約書」をA氏に手交した。

(9)平成14年6月27日、鈴木と西がそれぞれ15億円と10億円の「借用書」を作成しA氏に手交した。西の借用書作成は、鈴木が「直近で西に10億円を渡してある」と言ったため。(年利15%ならば40億円超、年30%の遅延損害金では60億円超になるが、それを25億円にしたにも拘らず、鈴木は裁判で「10億円を西に渡したとは言っていない」「覚えていない」「この日に会っていない」と証言したが、鈴木と西が平成14年6月27日付で作成した借用書には確定日付を取っていた)

(10)平成18年10月16日、A氏と西、鈴木の三者協議が行われ、鈴木がA氏と西にそれぞれ25億円を、またA氏には2年以内に別に20億円を支払う旨を約した「和解書」が作成された。その後、鈴木は20億円について贈与と言ったり、「そんな話はしていない」(西による録音記録)と言ったが、このほかにも証拠が沢山見つかっている。

(11)その後、電話での複数回の会話を経て、平成18年10月23日、鈴木がA氏の会社を訪ね、改めて「和解書」に基づく支払等の確認がなされた。その間に鈴木が株取引での西の損失額を確認し、「その分を利益から引いて3等分しないといけない」旨の発言をして「合意書」「和解書」を追認した。

以上がA氏と西、鈴木をめぐる時系列の経過だが、それぞれについて補足すると、鈴木はA氏と知り合った直後から、A氏から金を引き出す画策をしており、逮捕直前に借りた8000万円、ピンクダイヤを持ち出すために予め用意した「念書」などがまさにそれだった。また「合意書」を交わした直後から鈴木の裏切りが始まり、西を篭絡して同調させ「合意書」の破棄を執拗に要請するとともに、鈴木自身はA氏との関係を希薄にしていった。宝林株の取引が予想外の利益を生み、鈴木が金に対する執着から利益の独り占めを謀った結果だった。

巨額の利益を獲得した結果、鈴木は親和銀行との間で示談を成立させ約17億円を支払ったために実刑を免れたが、示談金は利益金の一部だったから、A氏や西からすると事実上の横領であったが、流用は鈴木が厳に秘匿した。

西が保釈された後の平成14年6月、改めて借用書を作成するに当たり、鈴木は西に今後の利益分配を前提に債務を圧縮させた上、「合意書」破棄のために西に渡した10億円をA氏への返済金と偽り、さらに減額させた(約束通りの遅延損害金年30%で計算すると60億円を超えていた)。三者協議の場で鈴木は「合意書」の有効性を頑なに否定したが、紀井が銘柄ごとの利益明細を証言している事実を知り、最後には宝林株の取得資金3億円をA氏が出し、宝林株取引が「合意書」に基づいて行われた事実だけは仕方なく認めた。

「和解書」の作成により、一旦は「合意書」に基づいた株取引が行われた事実を認めた鈴木だったが、その後の翻意はA氏と西には意外に思えた。しかし、その後、鈴木が所在を不明にする中で交渉の代理人となった青田光市と弁護士の平林英昭の対応を見る限り、鈴木からの報酬目当てとしか思えないほど事態を混乱させたのは他ならぬこの二人だった。

青田は「鈴木はA氏と西氏に脅かされて怖くなり、和解書に署名しなければ、その場を切り抜けることができなかった」と言い出した。しかし、青田は三者の話し合いには一度も立ち会っておらず、その場の雰囲気すら分かっていなかった。平林も鈴木の債務額を4回も言い換えるなど支離滅裂で、おそらくは鈴木が背後でA氏への支払額を限りなくゼロにする指示を出していたに違いない。また平林は利岡襲撃事件に関連してN一家のトップと少なくとも2回以上会うなどして事件の隠蔽工作を謀り、弁護士の倫理観のかけらもない対応を繰り返した。暴力団のトップとの面談が公然化したら、平林は懲戒では済まされないということを分かっているのか。鈴木が用意したダミー会社の代理人に就いていた杉原正芳弁護士も同じである。今後、鈴木と青田は猛省するタイミングが近づいていることに早く気づくべきだ、と指摘する声が増している。(以下次号)

強欲鈴木義彦に残された選択肢(4)

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〔鈴木の報復を怖れる西義輝の息子〕

これまでに触れてきた事実(真実)は、全て多くの裏付けに基づいたものである。鈴木には海外に巨額の資金を隠匿しているという疑惑が以前からあり、それがここにきて急に浮上することになった理由は、ほかでもなく関係者全員が、鈴木が裁判に敗訴すると思っていたが、逆の結果になったために、それぞれが精査し始めた点にある。

鈴木においては、裁判におけるいくつもの虚偽証言が明確になっているだけでなく、裁判に未提出の証拠類(10本以上の録音テープ、預り証や借用者ほか多くの書類等)もある中で、それらが次第にマスコミにおいても共有されつつある。ちなみに鈴木の関係者の中には、鈴木の報復を恐れて口を噤んでいる者も何人もいるが、西が香港に渡航する際に唯一同行した子息、内河陽一郎もその一人である。

陽一郎は父親の無念を考え、先頭に立って関係者にお願いする立場のはずだが、A氏が提起した訴訟において「自分の名前は公表しないで欲しい」との要請をしており、西の関係者もそれに沿った対応をしたが、陽一郎は、勤務する某保険会社のコンプライアンスと鈴木の報復が怖いと言って、関係者の多くが「鈴木は絶対に許せない」という意思で一致して協力しているのを横目に一切の協力を拒んでいる。そしてもう一人、西の部下だった水野恵介も司法書士の資格を西の会社で取らせてもらいながら、西への恩義を忘れたかのように思われる。

「西が香港で殺されかけたのを身近で実感したのは陽一郎だった。何より陽一郎は、西の部下の水野とともに西の指示でいくつもの書面を代筆し、鈴木との株取引や日常の関係をよく承知していたはずだから、陽一郎や水野が、西が鈴木の犠牲になって東京地検に逮捕され有罪判決を受けたことや、鈴木や青田の関係者に尾行されて神経を尖らせた揚げ句に自殺をしてしまった無念さ、鈴木への恨みを共有しないということが不可解でならない。何と言っても実父の無念さを考え、多くの関係者に礼の言葉があってしかるべきだ」と口を揃える。

もう一つの理由に陽一郎が挙げるコンプライアンスだが、陽一郎が保険会社に就職するに当たって、当然身上調査が行われたと推測されるが、実父西義輝が相場操縦の容疑で逮捕され有罪となり前科がついたこと、さらに鈴木に追い詰められて自殺した事実を知れば、会社としてのコンプライアンスを気にして鈴木への対応で「関係するな」と言う上司はいないはずだ。まして、仮に陽一郎が会社の意向に沿わず鈴木に対峙したからと言って、それで陽一郎を責めることはできるはずがない。

「西が自殺した後、A氏は西の家族のために複数の債権者を説得し、億円単位の債務を解決させた。A氏は西に総額で323億円もの資金を出し、その全額と言っていい金が焦げ付いたままだが、A氏は何も言わずに来た。そうした実情を知れば、会社を辞めさせられることにはならないはずだ」と、多くの関係者が陽一郎の人間性に大きな疑問を感じている。裁判で判決は出ていても、鈴木をめぐるトラブルは依然として収束しておらず、却って周囲の関心が高まったといえる。(以下次号)

強欲 鈴木義彦に残された選択肢(3)

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[鈴木にはさらに注目が集まる]
鈴木をめぐる裁判については、マスコミ(特に司法記者クラブ)が「有り得ない判決」と違和感を持って関心を寄せており、裁判記録を精査している記者が多くいる中で、東京アウトローズ誌の記事の削除という事態が起きても、本誌(東京ダークサイト)を始めマスコミによる鈴木に対する取材が滞ったり中断することなど無いのは見てきたとおりである。
特に「合意書」の存在、そして「合意書」に基づいて宝林株の取引が行われたことを鈴木が認めていながら、裁判官はそれさえも受け入れず判決にも反映させなかった。それが判決をめぐる最大の違和感を生んでいる。裁判官は、自分の思い込みをただただ判決文にした。それ故、西がA氏の会社に持参した利益の分配金15億円を、事もあろうに鈴木による返済金として扱ったのだ。しかもこの15億円について裁判官は、西が持参した7月30日と手形の原本とともに「確認書」をA氏から預かった9月30日のいずれであるか、15億円の授受の期日も特定せず、さらに加えれば鈴木自身が利益金の分配を認めているにもかかわらず何故返済金扱いにしたのか。それが判決ではまったく明らかにされていなかった。誰もが疑問や違和感を持つのは当然だった。

また、本誌に寄せられている情報によれば、鈴木は多くの刑事事件への関与が疑われてきたために、今後刑事責任を問われるような事態がいくつも生じる可能性に言及する記者も複数いる中で、A氏による訴訟で裁判官が重大な誤認に基づいた判決を下しているのではないかという疑念を深め、さらにその後の再審請求の可能性にまで思いを巡らせている記者が何人もいる模様だ。それは、仮にそのような状況になれば、鈴木の主張が再び認められる可能性が極めて少なく、ゼロに近いということである。(以下次号)

強欲 鈴木義彦に残された選択肢(2)

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〔相次ぐ自殺や不審死〕
鈴木の側近だった大石高裕は、親和銀行事件で鈴木と共に逮捕され、平成12年9月20日、懲役1年6月(執行猶予3年)の有罪判決を受けた後、交通事故で死亡した。余りに突然のことだったが、事件発覚から逮捕・起訴後の公判が続く中で、鈴木と大石の関係に亀裂が入ったようで、西義輝が大石の妻に5000万円を渡した事実が西のレポートに綴られているそれによると、鈴木から「大石の口を封じたい」という依頼があり、1999年11月に貸付を実行したという。こうした経緯を耳にすると、大石が命を落とした交通事故に故意は無かったのか、天野、大石の2人が側近中の側近だけに大きな疑問が残る。
天野、大石の例だけではない。鈴木をめぐっては、周辺関係者とトラブルが起きると、相手がいつの間にか自殺や不審な死を遂げるなど物騒な出来事が余りに多いのだ。原因は決まって鈴木の身勝手な約束違反に端を発した金銭トラブルで、西と仕掛けた株取引の初期の段階で利益金の海外流出に一役買った吉川某は、平成12年から同13年にかけてSECからマークされたことからフランス(パリ)に逃げたが、その後、鈴木との関係がこじれて険悪になったという話を聞いていた関係者が鈴木に吉川のことを尋ねると、鈴木が「あいつは死んだよ」と素っ気なく返事をしたことに大変驚いたという。吉川の消息は今も不明だ。
また、同じく株取引で鈴木とタッグマッチを組んだ西田晴男は、平成19年に南野建設の相場操縦容疑で大阪地検に逮捕された後に、持病の糖尿病が悪化して4年後の平成23年3月に死亡したが、自らの証券口座を持たず、株の取引は全て側近らの口座を使い、銀行口座すら自らのものを持たなかった。側近の口座等にたまった”N勘定”と呼ばれる潤沢な資金については、誰もその所在も行方も分かっていないが、西の前出のレポートによると、「(西田の側近だった)白鳥女史は、このユーロ債(アイビーダイワ)にて15億円以上の利益を上げることができた。ただ、白鳥女史にSEC(証券取引等監視委員会)および国税庁(東京国税局?)から内偵調査が入り、彼女は2002年(平成14年)にヨーロッパへ逃亡し、未だ帰国出来ない状況にある」と記しているが、鈴木が西田の“溜まり資金”を放置することなど有り得ないので、白鳥女史と謀って運用に動いた可能性は大きいと多くの関係者が口を揃える。

[細木数子と鈴木義彦の密接関係]
鈴木義彦という男は、いったい何か? と聞かれて、即座に帰ってくる言葉の多くが“人非人”という衝撃的なものだった。
人にあらざる人……。こんな言葉を特定の個人を指して言えば、名誉毀損に当たる可能性が高いと思ってはいても、鈴木を知る多くの関係者たちにそう言わせるのは、何よりも鈴木の周辺で数多くの人たちが不審な死を遂げ、あるいは自殺しているからに違いない。
セレブ夫妻殺人事件としてマスコミでも話題になった霜見誠(JOF)の事件も、“実行犯”が逮捕、起訴され、有罪判決を受けたことで決着がついたように見えるが、背後に潜んだ真相は依然として謎だらけのままだ。
鈴木が海外に隠匿し続けた資金は、今や1000億円を超えるといわれ、恐らくはプライベートバンクの口座名義人の口座に振り込まれた利回り(これだけでも年間100億円前後になる)で優雅な暮らしを満喫していると思われるが、「それは西を始め多くの人たちの協力がなければ成し得なかったことなのに、恩恵を受けているのは鈴木一人で、他は全員が犠牲になっているのは許されないことだ」という話を一人や二人だけでなく関係者全員が指摘していることを鈴木は重く受け止めるべきだ。
「過去に、鈴木と細木数子の関係が取りざたされたことがあったが、鈴木が株主から依頼されて金を預かり調達した宝石(1億数千万円のネックレスという)を、株主に渡さずに細木にプレゼントしたという事件があって、二人はどういう関係なんだ? と話題になった。真相は分からないが、海外資産に絡んだものではないかという話も多くあり、ここにきて鈴木との関わりで足元をすくわれる結果になりかねない」(関係者)
国税当局にしても司法当局にしても、こうした鈴木の行状や悪事がこのまま見過ごされていいはずは無く、やがては未曾有の脱税事件として国内外で大きな話題となる可能性は高いと考えられる。もっとも、そうした状況に置かれても、鈴木に対する民事上の責任を追及する動きが止まるはずはない。
「そもそも鈴木にとって、西の紹介で始まったA氏との関係がなければ、鈴木の命運は尽きていた。10日で1割以上の金利を伴う借金をA氏は担保も取らずに快く肩代わりした上に、株取引に係る株価の買い支え資金まで出させておいて『それは西の関係で、俺には関係ない』と嘯いた鈴木は絶対に許されない」と多くの関係者が言う。(以下次号)

強欲 鈴木義彦に残された選択肢(1)

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[海外ファンドで使途不明金9億円]

エフアールで鈴木の側近として動いてきた天野裕は、鈴木が親和銀行をめぐる不正融資事件で逮捕された後、エフアールがなが多、クロニクルと社名を変えても一貫して“独裁”を維持してきたことが大きな要因となったのか、平成23年8月3日、都心の京王プラザホテルの客室で、首を吊った状態で遺体が発見された(当時は会長)一部には「何者かが天野氏を吊るした後に足を引っ張った」という恐ろしげな指摘もあるが、天野の死には余りに謎が多いのも事実だった。
会社の公式の発表は「8月3日午前5時、急性心不全により自宅で死亡」としたが、事実は明らかに違っていた。なぜ、このような違いが起きたのか。クロニクルは曲がりなりにもジャスダックに上場する企業だったから、企業としての信用を憚ったのは良く分かるが、余りのギャップの大きさに却って不信感が募ることになった。しかし、クロニクルが具体的なコメントを出すことは無かった。
天野は、会社では投資事業を専権事項にして具体的な情報を社内外に開示することは無かったという。鈴木が、親和銀行不正融資事件で逮捕されたことでエフアールの代表権を失うとともに株主名簿からも名を消し、さらに平成12年に取締役を退いたことで鈴木とエフアールの関係は無くなったと業界には受け取られたが、それはあくまでも表向きのことに過ぎず、天野には鈴木の存在を無視することなど出来なかった。
それ故、なが多やクロニクルで発表されるユーロ債(CB)の発行や第三者割当増資が、実は全て鈴木の指示(意向)の下に実行されていた事実を一部の人間に明かすことにしたことがトラブルの一つといわれている。
しかし、天野が死亡すると、続々と使途不明金が発覚し、平成24年1月、過去の会計処理と有価証券報告書虚偽記載の疑義に関する事実関係の調査をするとして、第三者委員会が立ち上げられた。
すると、SECが、天野がシンガポールにファンドを3個組成して合計9億円もの資金を流し、ファンドから自身に対して資金を還流して個人的な流用を計画していたとして金融庁に課徴金を課すよう勧告していたという情報も表面化した。
問題は「個人的な流用」で、これまでの情報ではファンドの組成から資金の還流が天野単独による犯罪行為とみなされた模様だが、天野の背後には常に鈴木の存在があったことを考えると、還流資金が一人天野の私的流用と断定していいのかどうか強く疑われる。鈴木が天野の背後でエフアールに関わってきた事実を、社内の人間は少なからず承知していた。

そもそも3個のファンドをシンガポールに組成して行う投資事業とは何だったのか? その情報すらクロニクルは公表していなかったが、それこそ鈴木の本領と考えるのが自然で、天野は「エフアール 代表取締役」という名義(肩書き)を使われた可能性が高いのだ。天野だけではない。今回の事件では10人以上が事件に巻き込まれ自殺や不審死さらに数人が行方知れずになっているだけに、鈴木の悪事を許せないと関係者は揃って口にする。
第三者委員会が調査して判明した使途不明金は平成20年からとなっていたが、それは、鈴木が平成18年頃から旧アポロインベストメントを軸にしてステラ・グループを組織し、同興紡績ほかいくつもの企業買収を繰り返し、あるいは業務提携を活発化させた時期と重なっていた。
ステラ・グループへの変貌と企業活動に要した資金を鈴木が調達するに当たって、クロニクル(天野)が利用された、と考えると、天野の自殺はこれまでに伝えられてきたものとは全く違っていた。(以下次号)

青田光市は「反社」を使い乗っ取り、詐欺の常習者(2)

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[青田が院長を「バカヤロー!殺すぞ」と強迫]

【そうこうするうちに、私の知り合いの患者さんから、「『赤坂マリアクリニック』に行ったら、経営者が代わったと言われた」という話が、次々と舞い込むようになりました。そこで、勤務している先生など、病院の関係者に話を聞くと青田は、受付の女の子を増やしたり、事務長を入れたりするほか、私が病院に入れないように鍵を替え、ロビーにある絵を売却するなど勝手な行動をしていることが伝わってきました。

青田は私が自宅療養リハビリ中で身動き取れない状況につけこんで、早い時期から悪巧みを実行していたようで、すでに 18年5月1日には虚偽の社員総会の議事録を作成し、私を退職させ、6月2日には理事長を川口えいすけに代えていました。社員総会には、私は出席していません。印鑑も青田が勝手に持ち出したものです。さらに11月には医療法人緋地梨会の登記簿を変更し、港区赤坂から台東区千束に移転してしまいました。この移転に伴い「赤坂マリアクリニック」の名前を「赤坂マリアビューティクリニック」に変更して看板を出しています。完全に医療法人緋地梨会赤坂マリアクリニックを私物化して、乗っ取っています。そのうえ青田は、18年の9月中旬に私の携帯電話に電話を架けてきて「バカヤロー!殺すぞ」と強迫して来ました。10月には、手下二人を連れ私のマンションに押しかけてきて、「出て来い根岸! ふざけんな」と脅しをかけました。電話での強迫は11月の中旬にもありました。身体の自由がきかない私は青田の違法行為を罰し、医療法人緋地梨会赤坂マリアクリニックを元の状態に戻すことを願ってやみません】

以上が、平成19年2月25日付で根岸重浩が経緯を書き留めていた書面である。青田光市という男は、本当にヤクザな生き方しか出来ないのではないか、と思われるほど、やっている悪事が粗暴で常習的である。

西義輝が鈴木義彦から聞いた、親和銀行不正融資事件の発端となった辻田徹頭取に対する美人局事件の真相によると、青田は辻田と女性のホテルでの密会場面をビデオに収めた“張本人”であったというし、鈴木の“黒子役”としてA氏との交渉役(代理人)を務めた際には、A氏の側の代理人が暴漢2人に襲撃された事件の教唆犯であることが強く疑われるなど、青田の名前が取沙汰されるときには、必ず刑事事件が付きまとうのだ。代理人を襲った暴漢の所属している暴力団の何人もが「襲撃事件の後に青田自身が口止めに動き、今までの20年以上の付き合いを対外的には無かったことにするよう頼まれた」と証言しているのだから、青田には全く人徳が無い。

冒頭に挙げた「赤坂マリアクリニック」の乗っ取りでも、青田にかけられた嫌疑は威力業務妨害、窃盗、有印私文書偽造・行使、詐欺、横領、強迫、公正証書原本不実記録など数知れない。クリニックを乗っ取られた側の根岸に非があったとすれば、それはリベート欲しさで言い寄ってきた青田の口車に乗って、付き合いを継続してしまったことではなかったか。

ちなみに、青田は根岸が理事長を務めていた緋地梨会という医療法人を私物化して、役員変更や移転など好き勝手なことをしたのと併行して「義光会」という医療法人を立ち上げ、鈴木が青田とともに役員に名を連ねて「赤坂マリアビューティクリニック」の運営母体となった。義光会の「義」は鈴木義彦の義を、また「光」は青田光市の光をそれぞれ取って付けた名称であるという。クリニックは現在も塚越が院長として運営されているが、医療法人義光会について、提供いただける情報があれば、ご一報いただきたい。

青田光市が弁護士の平林英昭とともに鈴木の代理人としてA氏側との交渉に当たっていたのは前にも触れたとおりだが、その言動は全てが虚偽であるだけでなくA氏に対する誹謗中傷は度を過ぎていた。それが鈴木とA氏の交渉を混乱させ最悪の状況を作ったともいえる。それらの言動は本人が法廷で証人の宣誓をしていないから免れたが、明らかに法廷偽証に相当するものだった。

青田は、長年の付き合いがある暴力団との関係を維持するために鈴木の資金力を利用してきたが、「鈴木がF1チームのオーナーになる」という話まで吹聴して鈴木の資金力を誇示していたようである。F1チームのオーナーともなれば、年間で100億円からの資金が無ければ務まらないと言われるだけに、金にものを言わせ手足として使うには十分すぎる印象を暴力団員に与えていたに違いない。

「鈴木がF1チームのオーナーになるという話が出るのは、鈴木が『合意書』に基づいた利益分配を独り占めしたからに他ならない。『合意書』には違反をした者は取り分がないと明記しており、隠匿資金の全額が没収の対象になるのだから、青田が軽はずみに吹聴することではない」(関係者)

そうした一方で鈴木の所在が掴めず、行方を確認しようとした関係者が青田の住むマンションを訪ねた際、青田は何を慌てたのか、その関係者を指して「Aが俺を殺そうとしてヒットマンを差し向けた」とか「Aはヤクザ者でシャブ中だ」などとわめいて、ひどい興奮状態にあったため、周囲に集まってきた10人近くの近隣住民が驚き110番に架電して警官を呼んだ。そして、駆けつけてきた警官は放置できず関係者から事情を聞かざるを得なかったという。青田の対応は暴力装置と警察を自己都合で使い分けるような卑怯な発想から生じていた。青田は暴力団N一家のNO.2とは20年来の付き合いがあったことから、利岡襲撃事件で教唆犯を強く疑われ、さらに香港から帰国した西義輝に尾行をつけるなど常に“闇の中”でうごめいているような日常を過ごしてきた青田だからこそ、同様の報復を受けるという恐怖感を持っていたのではないか。しかし、そうした発想を持たざるを得ないほど青田はA氏を始め関係者に誹謗中傷を繰り返し、時には暴力装置さえ動かした疑いを強く持たれており、それ故に告訴、告発が準備されているという。

鈴木のウソを正当化するために、杉原正芳弁護士は金融庁へ提出した大量保有報告書で全く実体のないペーパーカンパニーの代理人と称して虚偽の事実を平然と書き、長谷川幸雄弁護士は、それが戦術だったとはいえ、法廷で原告Aの人格攻撃をいとわず法廷での傍若無人さが際立ち、A氏の代理人に対して審理中にもかかわらず「うるさい、黙れ」などの暴言を吐いて裁判官からたしなめられるという場面があった。また、長谷川が事前に判決の内容を知っていたのではないかと疑うような発言を判決の当日にしていた。書記官が判決文を法廷に持ってくるまでの待機時間に、長谷川は同席していた被告側弁護士たちに「大丈夫、この裁判は負けない」と居丈高に言い放っていたのである。実際に判決もA氏の敗訴となったが、「負けない」と豪語した長谷川には何らかの裏づけとなる根拠があったかのように思われた。特に全国の地裁レベルでは現在でも裏取引があるという噂は拭い切れずに残っているという。判決が不可解で異状であったことは誰の目から見ても明らかだったが、真偽は今も不明だ。

同じく代理人を務めた平林英昭弁護士も暴力団トップとの面談行為を繰り返すなどして、いずれも弁護士にあるまじき懲戒相当に当たる作り話を大々的に拡散させた。鈴木の傍にいて事件を誘発させた青田には赤坂マリアクリニックの乗っ取りで威力業務妨害、窃盗、有印私文書偽造・行使、詐欺ほかいくつもの嫌疑がかけられているが、いずれ法廷偽証、名誉毀損、信用毀損等でも法的措置が突きつけられ、大きなダメージを受けることになる。(以下次号)

青田光市は「反社」を使い乗っ取り、詐欺の常習者(1)

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[赤坂マリアクリニック院長の悲痛な叫び]
【青田光市との出会いは昭和60年代に交通事故の傷害保険で治療する患者を連れてきたのが始まりです。その後、年に2人~3人の患者を連れてきました。それが縁で、年に2回~3回ほど食事をする仲になりました】
「赤坂マリアクリニック」という病院が鈴木義彦の悪友、青田光市に乗っ取られたのは2006年から2007年にかけてのことだったが、当時の理事長(院長)だった根岸重浩がその手口を具体的に明かした。
【平成17年の初め(記憶では2月から3月頃)、青田が「脱毛の患者を連れて来るから、紹介料として50%のリベートをくれ」と持ちかけてきました。リベートの率は脱毛50%のほか、隆鼻、ホクロ手術は30%などの条件がつきました。私は、たとえ青田にリベートを払っても病院の収入が増えればいいと判断し、青田と患者紹介の契約を結びました。
その後、私は平成17年の夏に、脳梗塞で日大病院に入院。手足が麻痺して、言葉もうまく発音できず、当初は全く話が出来ない状態でした。そして、入退院を繰り返し、リハビリ治療を受け、自宅療養の生活を送っていました。そんな状況のなかで、娘二人が「青田の性格がどうしても気に入らないし、50%もリベートを払うのは納得できない」と反発してきました。当時、長女は東京女子医大に勤務していて、週に1日「赤坂マリアクリニック」で診察をし、次女は経理を担当して私を助けてくれていました。しかし、青田との契約がもとで娘二人との親子関係が悪化しました。その結果、長女と次女は平成18年の3月いっぱいで病院を去って行くことになりました。

娘二人がいなくなるため、東京女子医大の若松信吾先生に協力していただき、4月から新体制を組み、「赤坂マリアクリニック」の運営に当たることになりました。
新体制は、月曜・火曜を塚越芳久先生(千葉大学医学部卒)が診察、水曜は休診、木曜・土曜は長尾公美子先生、(琉球大学医学部卒)が診察、金曜は若松先生が診察することになりました。
私の留守を預かる若松先生は、私に毎月30万円の生活費とマンションの賃料27万円を支払うことを約束してくれました。そして、青田との患者紹介の契約も解除しました。ところが、7月頃になって、青田が「『赤坂マリアクリニック』に200万円の赤字が出たので補填した。早く返せ」と言ってきました。娘二人がいた3月までは黒字だったことは確かです。どうも赤字は平成17年度分の税金が未納になっていた分の支払いのようです。それでも、青田に言わせると、200万円の赤字を私に返せという理屈になるようです。患者を紹介する仕事を頼んだだけなのに、なぜ、青田が病院の経理まで口を出すのか、納得できませんでした】(以下次号)

鈴木義彦の処世訓は「詐欺」と「裏切り」(7)

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〔飲んだワインで意識昏倒〕
西のレポートの最後には「香港を舞台にした金銭授受、そして……」の見出しが記されているが、レポートを忠実に再現する。
「私は鈴木と2005年(平成17年)10月に東陽町にあるホテルイースト21のスカイラウンジにて、1時間半かけて色々な打ち合わせを行った」
便宜的に二人の会話の主要な部分が描かれているので、それを挙げると、
西(談)  来年(2006年)の8月にて執行猶予が切れて、パスポートを手に入れることができるので、徐々にお金の準備をしていただきたい。
鈴木(談) 今は200億円程度の利益しかない……。
西(談)  さまざまな理由を述べずに、400億円以上の利益に対しての3分の1の分配として決定しよう。
鈴木(談) 株券の在庫が多く、西さんが言っている金額は全ての株券を売却しなければ難しい。
西(談)  本来、当初の取り決めは社長、私、鈴木さんで均等にて分配(注:西とは別にTAH社に手数料10%)するという約束であったはずですよ。
鈴木(談) 社長と結んだ合意書及び借用書は、2002年末に破棄したと言ったじゃないですか。
西(談)  この話は、貴方と私の間で結んだ契約書に基づいてのことですよ。
「これらのやり取りを私なりに総合して考えると、おそらく鈴木は自分の思っていた以上の多額の利益を得たために、配分を減らすことを考え、また、私を丸め込むことが出来ると考えたと思う。また、私に対しては小額の現金を与えればよいということを考えていたとも思う。何故ならば、『西さん、お金に困っているのであれば、1億くらいのお金を融通することは出来ますよ。どうしようもないときは言ってください』ということも会話の中にあったからだ。また社長の名前が会話に出てきたときには、『社長は関係ないだろ。貴方が取りまとめてくれるっていつか、言っていたじゃないですか? 帳尻合わせは全て済んでいるはずだから』という言い方さえしていた」

「私はその時、過去を振り返った。一銭の金もないころの鈴木は、社長から金銭面で全面協力をいただいた。(合意書を交わしての株取引では)企画、発案、取りまとめに関しては私の役割で、鈴木は株式の売却の役割を担っていたが、実際の売却に関しては紀井が9割以上を担当しており、また、お金の管理に関しては茂庭の力を借りた。また、色々なユーロ債と口座の開設等に関しては、元フュージョン社の町田、川端を使い、いつも役割ごとにうまく人を活用していた」
西は、鈴木との金のやり取りの方法に関する連絡を密に取っていたが、最終的には平成18年10月の初めに、香港で約46億円の受け渡しを行うという話があり、鈴木は「マネーロンダリング法が脅威となっているため、香港での取引は全て現金で行わず、日本から海外に持ち出されている銀行振出の保証小切手にて行いましょう。そして残りに関しては、海外のオフショア口座を2社ほど開設し、その後3ヶ月以内に約90億円のお金の振替を必ず実行します」と言った。そして、9月30日の鈴木との会話で西は10月2日に香港へ向かうと述べ、インターコンチネンタルホテル香港に宿泊するとも伝えた。すると、鈴木が『西さんが以前の打ち合わせの際に、私の紹介で面会したことのあるTamという人間と香港で会い、打ち合わせを行ってください。私も時間があれば、香港に行きますから』ということを西に伝えた。

西が香港に着くと、鈴木から連絡が入り、「10月3日の14時にTamが香港での専用携帯電話を渡します。私はどうしてもやらなければいけない仕事が入り香港には行けません。西さんもTamとは会ったことがあるので、今回はTamとの取引でお願いします」ということだった。その後、Tamから携帯電話を受け取り、同日の16時に香港島のリッポセンターの2Fロビーで待ち合わせをし、一部保証小切手の確認をすることになった。
しかし、Tamが用意していた小切手は約17億円分(23枚)で、『残りの29億円分は市場で今集めており、10月4日の午後には全額が揃うので、責任を持って渡す』と言うので西も了解した。
そして、翌4日の午後8時にリパレスベイのレストランで待ち合わせをすることになったが、実際にはTamの方が遅れ気味となり、西が近くの公園を散歩しながら待っていると、午後8時半過ぎにようやくTamが現れ、車の中で46億7000万円分の小切手を確認し、オフショア会社設立のための書類へのサインをしたほか英文契約書の金額の一部変更へのサインも行った。
西はビジネスファイルバッグに書類と保証小切手を入れ、最初に待ち合わせをしたレストランに向かおうとすると、Tamからワインを勧められ、それを飲んだ直後に意識を失った。
それから約16時間後、西はリパレスベイの浜辺で発見されたが、所持品は無く、契約書類、小切手、携帯電話もなくなっていた。
「着用していたスーツは破れ、靴は砂まみれの状態、とても再使用できる状態ではなかった」
体調の回復を待ち、3日間の入院の後、西は病院を退院した。日本領事館での説明、そして領事館から紹介された弁護士へ対応を依頼して西は帰国の途についたが、ここでもまた、西は香港警察や領事館からの聞き取りに鈴木の名前を出すことは一度も無かった。(以下次号)

鈴木義彦の処世訓は「詐欺」と「裏切り」(6)

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[西が鈴木と交わした密約(英文契約書)]

「私はこのような鈴木からの要請が何度も続いたことに対して疑いを持ち、2001年11月に鈴木が借りたホテルオークラのエグゼクティブフロアーの部屋にて鈴木との間で一つの英文による契約を結んだ。それは【この契約日から5年以内に、総利益の内の経費を引いた3分の1を、契約に基づいて西義輝に支払う。但し、年に一度は利益の推移を必ず確認を行いあうこと。契約期間は2006年11月末日までとする】という旨の内容だった」 この書面はA氏と西、鈴木が交わした「合意書」とは違いA氏の名前が無い。その理由として鈴木は「以前にA社長には14億円の利益の分配をしているので、これ以上を支払う必要性は無い。但し、借り入れている18億円(注:実際は元金28億円超)に関しては、解決の方法を考えているから」と西に言ったという。「常々、鈴木は私に対して『周りの人間たちには鈴木は国内にはいないと言って欲しい。名前を表に出さないで欲しい。エフアール社を絡めた部分で300億円の個人保証をしているので、表に出るわけにはいかない。また、ユーロ債の新株発行に関しては私が表に出て行えば利益を稼ぐことが難しくなるので』と、さまざまな機会で何度も言っていた。私は、その時鈴木が周囲の人たちから逃げようとしているということを察知した」
英文の契約書を作成ことになったのは、鈴木の身勝手な言動、さらにそれまでの2年間で受けた鈴木の行動に対する不審感からだったというが、それ以上に「志村化工株の大量買付けにより、東京地検特捜部から私(西)に捜査の手が伸び、証券取引法違反による逮捕が固まりつつあったことが大きな要因となった」
「鈴木も志村化工株売買によるインサイダー容疑での逮捕が確実で、もし逮捕されることがあれば、今までのあらゆることが表に出てしまい、お金の流れも暴かれてしまうことになり、努力が無になってしまう」と西は考えた。また鈴木には親和銀行不正融資事件により5年間の執行猶予がついていたため、「次の逮捕により全ての刑が鈴木に覆いかぶさってくる。この英文契約を結ぶ条件として、私は鈴木を逮捕から守ることがあり、私は鈴木にそのことを約束した」という。
平成14年2月27日、西は証券取引法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕された。「拘置所にいるときの検事の取調べは本当に過酷なものだった。私と検事の間でさまざまな駆け引きが行われていく中、私はその後保釈に至るまで、鈴木のことは一言も話さず、最後まで鈴木を守った。結局、鈴木のこの件での逮捕はなかった。その後の同年3月末、すべての取調べを終えて私は保釈された」 西は、逮捕されたことはあくまで自分の責任で判断し実行した結果での失敗としながらも、「鈴木のその後の行動や態度に関しては、今思えば余りにも非人間的な考え方であったと思う」と記した。

〔「面倒を見るのは終わりにしたい」と鈴木が西に捨てゼリフ〕
「志村化工株の株価操作事件の逮捕劇からおよそ1か月、私の保釈後、鈴木は今までと変わらぬ対応で私に接し、保釈金の立替、毎月の生活費用(100~150万円)、弁護士費用を払い、裁判の結審が行われるまで、非常に密に意見交換を繰り返していた」
仮に公判中ではあっても、西の言動によっては鈴木の逮捕が有り得たからで、鈴木の秘密を知っている西に対して、鈴木は大事に扱っていたに違いない。
2003年(平成15年)の夏、西の刑が確定し、懲役2年、執行猶予3年の判決が下った。すると、同年の9月、鈴木から西に電話が入り「一度ゆっくり話がしたい」というので、西と鈴木は西麻布の喫茶店で会ったが、「その時、彼は私のことを『西さん』と呼ぶようになっていた。今まで私のことを『西会長』としか呼ばなかった鈴木が、裁判が終わった直後に態度を変えたことに対して私は非常に驚いたが、それ以上に驚いたことは、『西さんへの毎月の生活費の支払いをそろそろ止めたい』と言われたことだった。私は、その時鈴木にたった一つの事だけを言った。『執行猶予が切れた暁には、二人で交わした契約を実行していただきたい』。私はその時約300億円以上の利益が積み上がっていることを伝えられており、『自分には多額の借入金があり、それの清算をしなければいけない。もちろん、A社長にも返済しなければいけない金額が沢山ある』というと、驚くことに鈴木が私に言った言葉は『Aは俺には関係ないだろう。西さんが取り分をどうしようと勝手だけど、俺は14億円の分配と10億円の借入金を返済しているので、もう全てが済んでいる。俺と一緒にはもうしないでくれ』ということだった」
西はその場を終えたが、その直後から鈴木の携帯電話がつながらなくなり、紀井経由でなければ連絡が取れなくなったという。ただし、西が必要に応じて紀井に電話をすると鈴木からは必ず連絡があったので、少しは安心をしていたという。(以下次号)

鈴木義彦の処世訓は「詐欺」と「裏切り」(5)

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〔志村化工株大量買い付けで追加証拠金〕

さらに同年9月以降、鈴木が志村化工株を大量に買って欲しいと言って来た。「鈴木に『大丈夫ですか?』と尋ねると、『武内から志村のユーロ債で得た株券を大量にもらうから、一切心配は要らない』と頼んできた」

こうした鈴木のアプローチについては、西も後々になって分かったことだが、必ず何らかの事情が隠されていて、今回はユーロ債割当株の売却をするためであることは西にも想像がついたようだ。案の定、同年11月になると株価が暴落を始め、西は信用取引を活用していたことから、口座に多額の追加証拠金が発生したという。しかし、西には「鈴木から頼まれて購入した」という事情があったとして、「昭和ゴム100万株を鈴木より受け取り、追い証用の担保として差し入れ、解消させた」。

12月に再び鈴木から依頼が入り、「志村化工株の大量購入が可能な会社か人物を紹介して欲しい」という。そしてもしそれが不可能であれば、西の証券口座で志村化工株を取得できないか? という。そこで西は「野村證券出身の阪中氏を介してソフトバンクグループの北尾氏を紹介され、イートレード証券で志村化工株1000万株を信用取引にて購入する旨の了解を取った」という。西は、鈴木と武内から6ヶ月以内に買戻しをする旨の約定書を作成するという話を聞き、実際にも2001年の5月から7月にかけて約定書を預かることが出来たため、安心して株式の大量買付けを行っていたという。(以下次号)

鈴木義彦の処世訓は「詐欺」と「裏切り」(4)

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[西の会社で鈴木の実父と愛人に給与]
宝林株での巨額の利益獲得で勢いづいた鈴木と西は「今後のM&Aの専門的な会社を作る必要がある」と考え、「ファーイーストアセットマネージメント」(FEAM社)を資本金5000万円で設立した。
「ユーロ債発行会社との交渉やコンサルタントが会社設立の目的」となったが、鈴木は実に横着な要求をいくつも西に申し出た。そのひとつが専用の車と給料の提供だったそうで「『FEAM社より専用の車と専属の運転手を用意して欲しい』と言い、さらに『収入があることを見せたいので給料を出して欲しい』とも言った」
鈴木は「関西のグループとの付き合いで、私に見栄も必要となって来るので、黒のベンツにしてください」とか「給料は社会保険付きで」などとも言ったというが、ベンツの購入代金が1400万円、専属の運転手の雇用では1999年9月から2000年12月までおよそ1200万円、他にもガソリン代や維持費等で250万円がかかり、給料に至っては2250万円を支払ったという。西は、なぜ鈴木の要求を呑んだのか?

だが、鈴木の要求はそれだけではなく、鈴木の愛人と鈴木の実父にそれぞれ50万円と60万円の給料を支払う約束をさせられ、それに伴う費用が約2000万円を要した。また、鈴木と同じく警視庁に逮捕されたエフアールの専務だった大石の妻に5000万円の貸付が発生した。「鈴木と大石は公判中でもあったため、鈴木から『大石の口を封じたい』という要請があった」

これらの支出は、鈴木が責任を持って利益を積み上げるという約束の下に西は実行したというが、鈴木からFEAM社への返還はなかった。結局、鈴木から宝林株での利益分配で西に30億円が支払われていたが、これまでに触れたように、宝林株のユーロ債発行手数料に1億2000万円とか鈴木及び鈴木の身内への給料等の支払に1億3000万円、さらに宝林株の市場買付分として4億4000万円などが支出されていて7億円前後が鈴木の関係で費消された計算になる。西は株価の買い支え資金をA氏から出してもらっていただけではなく、FEAM社の前記のような運転資金も全てA氏から出してもらっていた。
鈴木がどのような名目を使ったのかは詳しく書かれていないが、独り占めをするために海外に流出させ隠匿した利益を、鈴木は一切吐き出さなかった。

西が志村化工株に絡んだのは平成12年のことだったが、鈴木が、DTMパートナーズというファンドを兼ねた投資顧問会社を経営する武内一美を西に紹介したのがきっかけになったという。
「武内の経歴は、中央大学を卒業後、公認会計士の資格を取得してプライベートバンクのクレディリヨネ東京支店に勤務し、支店長を務めたこともある信頼できる人物だ、ということで紹介を受けた。その際、鈴木は『今後一緒に仕事をしてゆく仲間であるから、安心して付き合ってください。私が全て指示を出すので、武内と歩調を合わせてください』ということだった」
鈴木は志村化工株のユーロ債の発行を近々に発表すると言い、それに伴って株価が上昇するからと、一部個人での購入を勧められ、西は同年の2月から3月にかけて株価が230~250円台のときに5000万円から6000万円分を購入したという。

ところが、鈴木は志村化工のユーロ債の発行(約56億円 1株190円)を決定しており、その事実を西には言わずに「宝林には増資した資金が残っていると思うが、20億円をクレディリヨネに預けないか? 責任を持って運用させますから」と、宝林の経営陣を説得する役割を西に頼んだのだ。
「私は秘書の水野恵介に指示を出し、商品券約500万円分を安藤氏に渡し、宮崎氏には彼個人が株式投資で出した損失分の約700万円を肩代わりすることで、約1か月近くかけて説得した」といい、同年12月にシンガポールのクレディリヨネの支店に20億円を振り込んだ。運用期間は1~3年で、6ヶ月が経過すればキャンセルも可能となっていた。

「この20億円は、2000年2月に行われた志村化工のユーロ債(56億円/1株190円)の払い込み代金の一部として使われ、クレディリヨネのファンド運用という鈴木の話は全くの作り話だった。志村化工の株価は、わずか3ヶ月弱で1300円まで上昇し、大きな利益を出したことは事実だった」(以下次号)

鈴木義彦の処世訓は「詐欺」と「裏切り」(3)

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[預かった時計の一部を担保に6億円を借り、さらに質入れ]
「私は鈴木から新しい金主の紹介を依頼され、A社長を紹介することに」なったが、「A社長が貸し付けた金額の詳細だが、手形担保貸付金(手形13枚)16億9100万円、それとは別に平成9年10月15日に借用書にて3億円、それ以外に後に判ったことだが、私が知らない中で、鈴木が逮捕される直前に8000万円の借金も存在し、ピンクダイヤモンド(1億3000万円)、及びボナールの油絵併せて2点を言い値の3億円で買ってもらい、それを3億4000万円以上で売る約束の下に鈴木が持ち出し(注:油絵はそもそもA氏に買わせておいて、一度も持参しなかっただけでなく、他の債権者に担保で入れていた)、これらの品物もA社長に返されていない状態である。金利を除いた合計貸付金額は、元金が24億1600万円となる」(注:これに加えて上代が45億円の時計の代金4億円がある)
「証券会社出身で資産家の中村氏との間で、A社長より預かった時計(バセロンコンスタンチン1セット上代は10億円)を、中村氏に持ちこみ3セットで6億円の借入れをし、途中で担保を入れ替える約束で時計を取り上げ、質店・玉や商事に質入し、別途5000万円の資金調達を行った。このときの鈴木の目的は資金繰りにあり、売り先があるという建前の下3ヶ月間を期限としてA社長より時計を委託で借りるということを依頼した」
A社長から逮捕情報を聞いた鈴木が、その場に土下座して涙を流しながら8000万円を借り受けたことは、これまでにも別の稿で触れたとおりだが、「売らせてください」と言って持ち出した時計とピンクダイヤ、それに一度も持参しなかった絵画についても、鈴木の行為はまさに詐欺・横領の類だ。「中村」という人物もA氏と同様の被害実感を持ったに違いなく、さらに質入したということは、鈴木にはA氏に現品を返還する意思は全く無かったのではないか。

[鈴木は詐欺の常習者]
西のレポートから読み取れるのは、鈴木が詐欺の常習行為を繰り返してきたという疑いで、その例がいくつも記されている。
「輸入時計の購入資金として偽の輸入インボイスを作成させ、日本橋の金融業者(宮崎氏)より総額20億円の借入れを行い焦げ付かせた」「古屋貴石社長(古屋氏)を利用し、他社より3~4億円を借入れさせ、エフアール社に貸し付けさせる。古屋氏に対する一部担保としては、エフアール社の第三者割当増資で発行した株券(一定期間売却不可能な株券)及び手形割引等があった」「ノモスの佐藤新一との間では、ブルー、ピンク、レッドダイヤモンドを担保として3億円、かつ手形割引(融手含む)を担保として1億円、第三者割当増資で発行した株券により2億円前後の借入れを行った」「その他、他の業者からの借入れとしては、町金融のアイチより6000万円、その他、他社より手形割引を含め3億円の借入れを行っている」
西もまた、知人の在日パチンコ店経営者から通算20億円、1回につき1~3億円を10日で1割の金利を払って借り入れていたというが、こうした借財の清算をA氏がしてやったことになる。これだけ複数の債権者がいれば、いずれ破産の申立を受け、あるいは詐欺で告訴されていたのは簡単に予測できる。また、そうなれば、鈴木が資金繰りのために簿外で手形を乱発していた事実が表面化して、エフアール自体も倒産していた。
「(鈴木が)多方面で多用している手形割引は、鈴木が直接行わず、仲介として金融ブローカーや悪友の青田光市を使い、商業手形に見せかけて資金の調達をして」いたからだった。
こうした状況の中で親和銀行事件が表面化した。
事件に関連して西も東京地検から呼び出しを受け、「その時、5、6本のビデオの録画テープを見せられ愕然とした気持ちを、私は今でも忘れることはできない」と記している。

西のレポートには随所にA氏に対する詫びとともに「自分の一命を持ってしても許されることではない」という文言が出てくるが、平成18年10月16日の三者協議での約束を鈴木が平然と反故にした揚げ句、その後の代理人となった弁護士の平林英昭と青田光市がさらに事態を混乱させる中で、鈴木から利益分配金を回収する可能性がどんどん無くなっていくことや、青田光市と反社会勢力の人間による尾行、あるいは利岡襲撃事件も重なって、西は「一命を賭す」思いをより深めていったのではないかと思われる。(以下次号)

鈴木義彦の処世訓は「詐欺」と「裏切り」(2)

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〔無価値の担保で100億円の不正融資〕

鈴木は平成10年5月31日に親和銀行不正融資事件で警視庁に逮捕されたが、事件に至る経緯が触れられている。

「鈴木は親和銀行の総会屋的な役割を担っていた副島氏と出会い、その紹介により暴力団S組の組長とも知り合う」ことになったが、副島と組長が「親和銀行のスキャンダル(美人局、不正融資、背任、横領等)の情報を基に親和銀行を脅していた」という中で、鈴木は同行に対して頭取の味方と称して副島と組長を抑える役割を買って出ることになり、その見返りに地方銀行の融資額としては異例の借入金を手にした。つまり融資金の一部を貸付金やコンサルタント料名目で副島や組長に還流させることで、鈴木自身が同行経営陣に深く食い込んでいったという。

「FR社に対する融資の担保として、甲府にある古屋貴石社(注:エフアールの株主)に作らせた偽造宝石、ノモスコーポレーション・佐藤新一氏より購入した価値のない岩手の土地(山林)約40万坪、その他を差し入れた。それにより、エフアール社は総額100億円以上の資金を手に入れた」

西が鈴木と出会った頃、エフアールはひどく資金繰りに窮しており、頼みの綱は親和銀行からの融資だった。そのため、西は面識のあった“ヤメ検”弁護士の田中森一(故人)を紹介し、親和銀行の法律顧問に迎えさせた。それによって、鈴木は価値の無い油絵ほかを担保にして新たな融資20億円を引き出すことに成功したほか、西がA氏より借り出した数多くのリトグラフも担保にして15億円の融資を受けた。また、「新たに副島、組長を裏で操り、親和銀行に脅しをかけさせ、その解決金としてFR社は12億円の新規融資を手にした」というが、その手法はまさにマッチポンプで「鈴木及びエフアール社は、親和銀行側の味方である振りをして、信用されていることを逆手に取り融資を引き出していた」という。

「親和銀行を安心させるためには、鈴木が(同行の)会長、頭取、東京支店長を守る約束が必要であり、田中の肩書きが大きな役割を果たすことになって、新たに32億円の融資を受けたが、そのうちの1億7000万円を副島に、また1億円を組長に“手切れ金”として渡した。残る約29億円を鈴木個人とエフアール社の資金繰りに充てた」というが、その時鈴木は、副島や組長には受けた融資が32億円だったことは明かさなかった。鈴木は自分の資金繰りのために副島や組長を巧みに利用したことが窺えるのだ。

ところで、「エフアール社には上場をめぐる特殊な事情」があったと西は言う。それは、「会社が上場すれば、公募増資等により資金調達が出来、上場益が経営者に入るため、創業者である鈴木及びエフアールの資金繰りも楽になるのが通常であるが、鈴木のケースは違った」からだった。

「上場後の彼の構想の中に、エフアール社の株価を高く維持することにより、多額の資金調達をするというものがあったが、それが実現できなかったため、鈴木はとても苦しんでいた。FR社の株価を維持するため、知人にFR社の株を買わせたりしていたが、そのための資金を鈴木個人の借入れ等で賄っていたこと、また上場前の借金の清算を行わなければいけなかったこと、また、商売の面では、高額宝石の買取補償や、その商品のファイナンスに多額の資金が必要であったこと等で、FR社も鈴木個人も資金繰りが大変困難な状況にあった」

鈴木はエフアールを上場させるために決算を粉飾していた疑いがあり、さらに上場後も、経営が芳しくない実情を隠すために株価を維持させるのに必死となり、「知人に株を買わせる」など違法すれすれの経営を続けていた、と言っているのだ。そうした状況の中で「鈴木とA氏の出会いが1997年(平成9年)9月にあった」(以下次号)

鈴木義彦の処世訓は「詐欺」と「裏切り」(1)

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[新規融資で親和銀行に故田中森一弁護士を顧問に]

西義輝が残した「鈴木義彦との出会いから現在」というレポートがある。このレポートそのものは法廷に提出されなかった。何故、原告側代理人が提出しなかったのか不可解でならないが、本誌では明らかに代理人弁護士の手抜かりではなかったか? と思わざるを得ない。

ともあれレポートのボリュームがA4用紙30枚にもなるので、主要な部分を取り上げることにするが、冒頭に「鈴木義彦とは平成7年(1995年)10月6日に恵比寿ウェスティンホテル2Fにある中華料理店『龍天門』の個室で初めて会った」とあるように、西が平成7年10月から平成18年10月までの11年間の出来事を綴ったものだ。

龍天門で鈴木に会うことになったきっかけは、「天野氏を含む数名のエフアール社の社員が、東京プリンスホテルで開催されていた骨董市の、TAH(東京オークションハウス)社のPRコーナーを訪問し、TAH社の事業に対して非常に興味を示したことから始まった」という。

「鈴木からは、私宛に毎日のように愛人でもある秘書の青木女史を通じて連絡があり、食事、お酒の招待をいただいた。彼からすれば、私は伊藤忠商事を通じて、経済界の名のある方々を知っていたので利用できる人間だと感じたのだろう」

当時、エフアールの本社は渋谷の南平台にあったが、「当初はオークション事業の提携で、FR社はTAH社が入居していた三井信託銀行が保有する麻布にあるビルの6階に、私の紹介で本社移転を行うことになった」といい、その後、お互いに会社の経営状態を語り合うようになったが、1996年(平成8年)4月頃、長崎にある親和銀行に絡む大きな問題解決、及びFR社の資金繰り悪化を打開するため新たな資金を親和銀行より調達したいという相談が鈴木より持ち掛けられた。オークション事業は常務の天野に任せ、「鈴木は真剣にこのことだけの相談で必死だった」(注:このレポートでは「エフアール社」と「FR社」が混在しているが、あえて表記は統一していない)(以下次号)

誤審だらけの判決はなぜ是正されない!?(3)

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[裁判所に対し溢れ返る批判 疑問だらけの裁判官]
裁判官の実態を明らかにする書籍が少なからず出版されているが、「疑問だらけの裁判官」というキーワードでネット検索すると、問題判決を実例として取り上げて裁判官の姿勢を問い、原因を探る内容が描かれているので、いくつかの例を引用する。

『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』ほか『民事訴訟の本質と諸相』『民事保全法』など多数の著書を上梓している瀬木比呂志氏は1979年以降裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務して来た経験から「日本の裁判所には、戦前と何ら変わりのない上命下服、上意下達のピラミッド型ヒエラルキーが存在して」いて、その結果、「何らかの意味で上層部の気に入らない判決」あるいは「論文を書いたから」という理由で突然左遷されるという。異動の辞令を受けた裁判官は何故左遷されたのかという基準が分からず、また、どの判決文によって反感を買ったのかを推測するしかないから、いつ報復されるかも分からない不安に駆られるために、多くの裁判官は上層部の顔色ばかり窺っている、というのだ。

「判決の内容は間違っていなくても、上層部の気に入らない判決を書いたという理由で人事に影響する。裁判所には“自分の意見を自由に言えない”といった空気がまん延しているので、組織が硬直してしまっている」
と瀬木氏は裁判所の状況を憂慮している。
「裁判所の服務規定は明治20年(1888年)に作られたもので、休職はもちろん、正式な有給休暇の制度すらない」「かつての裁判所は、平均的構成員に一定の能力と識見はあったので「優良企業」だった」が、今の状況では「ブラック企業」と呼ばれても仕方がないという。(以上ITmediaオンラインでのインタビューより)
「いい裁判官とは? 普通に考えれば、質の高い判決文を書ける裁判官のことだが、実際の評価基準がそうだと思ったら大間違い」と言い、その理由として「裁判官の人事評価の基準は、『どんな判決文を書いたか』ではなく『何件終了させたか』です」と中堅弁護士がコメントしている。
「裁判所では、毎月月初に前月末の「未済件数」が配られる。裁判官の個人名は記されず、「第○部○係、○件」とあるが、どの裁判官がどの事件を抱えているかは周知の事実。前月の件数との差し引きで、誰がどれだけ手掛けたかがすべてわかる」
と言うのだ。また中堅弁護士もPRESIDENT誌( 2012年12月3日号)に次のような一文を寄せている。
「事実上、これが彼らの勤務評定。判決文を何百ページ書こうが、単に和解で終わらせようが、1件は1件。和解調書は書記官がつくるから、同じ1件でも仕事はすべて書記官に押し付けることができる」

本来、裁判官は「準備書面を読んで、事実関係を整理し、理由と結論を書く」べきとしながら、「きちんとした判決を書けない裁判官が、準備書面をコピー&ペーストして判決文にしてしまうのが横行している」(前出瀬木氏)というが、本稿で問題にしている裁判官も「合意書」の有効性や実行性については鈴木側の主張を丸呑みした格好で西や紀井の陳述を軽んじたり無視をして否定した。さらに東京高裁の裁判官に至っては、第二審として独自の検証をせず、見解も示さないまま、ただ地裁判決文の誤字・脱字などの誤りの訂正をしただけという、余りにお粗末な判決を平然と出した。貸金返還請求訴訟の判決が誤審を重ねた揚げ句の誤判であるとする所以だ。(以下次号)

誤審だらけの判決はなぜ是正されない!?(2)

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[鈴木は偽証罪に問えないのか]
民事訴訟においては原告、被告がどれだけ嘘をついても法廷偽証にはならない。偽証罪は「証人」が虚偽を述べたときに成立するが、証人とは「裁判の当事者以外の人で、証言をする人」を指し、裁判の当事者はそもそも「証人」ではないからだ。
鈴木の主張が嘘だらけであった事実は、これまでに何度も触れてきた。そして、法廷での証言が二転三転すれば、裁判官は不信を抱き証拠として採用しない、というのが通例であるので、よもや裁判官が鈴木の主張、証言を採用することなどあり得ないと考えるのは当然のことだったが、判決を見ると真逆の結果となった。それは、いったい何故なのか? 裁判官が正当な判断能力を行使せずに、何らかの思惑で判決を導くことはあるのか? 貸金返還請求訴訟で最大、深刻な疑問は、まさにそこにあった。鈴木の証言が嘘だらけで、しかも二転三転させても平然としている、その典型的な例が宝林株取得の資金3億円を提供したのが誰だったのか? という点である。

ロレンツィ社が保有していた宝林株800万株の買取りについて、鈴木は「買取りではなく、海外の投資会社がイスラエルの大株主ロレンツィ社から、800万株を1株(20.925円)でバルサン(ママ。バオサンが正確な表記?)300万株、トップファン250万株、シルバートップ250万株と3社に譲渡された」と主張した。併せて、その購入代金をA氏が出したという事実を否認。しかし、西が株式買取りの作業を全面的に行ったことから主張が二転三転した。また、株式の購入資金についても「株式の買取り企業が直接出した」という主張が途中から「自分の金を出した」とすり替わり、さらにその調達先も「ワシントングループの河野博昌」からと言い換えられ、全く辻褄が合わなくなっていた。前記の外資3社は鈴木がフュージョン社を介して用意(取得)した、実体のないペーパーカンパニーであり、紀井がその事実を明確に証言している。

また、前記の外資3社が大量保有報告書を金融庁に提出するに当たって、「紀井義弘」からの借入という虚偽の記載を行って、代理人の杉原正芳弁護士は当の紀井から抗議を受けたが、杉原からの回答は一切無かった。鈴木が志村化工株価操縦事件で西とともに逮捕されていたら、杉原も必然的に取調べを受ける状況にあった。(以下次号)

誤審だらけの判決はなぜ是正されない!?(1)

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〔株取引が実行されていた事実を無視した裁判官〕
貸金返還請求訴訟で、「合意書」や「和解書」は無効だから原告(A氏)の請求を棄却する、という信じられない判決を出した東京地裁の裁判官の姿勢について、改めて考える。

裁判官は「合意書」に基づいた鈴木と西が株取引を実行した痕跡がみられず、何よりも平成18年に「和解書」が作成されるまでの7年間に株取引に係る三者の協議が行われたという具体的な証拠も提出されていない、と言って「合意書」の有効性や実行性を否定した。法廷に提出された多くの証拠書類を精査すれば、鈴木が故意に会おうとしないで逃げ回っていたことが分からないはずが無い。

(紀井義弘が株取引の利益明細を記した「確認書」。A氏が出した買い支え資金で高値売りに成功し利益を確保しながら、鈴木が密かに海外に流出させ隠匿した)

しかも、西のレポート「鈴木義彦がユーロ債(CB)で得た利益について」や「鈴木義彦との出会いから現在」を次号より掲載するが、これを読めば明らかな通り、「合意書」に基づいた株取引は実行されていた。それを裏付ける証拠が他にもいくつも法廷に提出されていて、例えば、
(1) 鈴木が取得した株の売り抜けをほぼすべて任されていた紀井が、各銘柄の株取引で得た利益とその総額を「確認書」という書面にまとめ、さらに鈴木が利益のほとんどを海外に流出させ密かに隠匿している事実を法廷で証言したこと。
(2)「合意書」が交わされた直後の平成11年7月30日に西が「株取引の利益」と言って、A氏の会社に15億円を持参したこと。
(3)A氏はその15億円を「合意書」に基づいて5億円ずつ分配すると考えたが、西と鈴木の取り分をA氏への借金の返済の一部に充てると言ったことから全額を受け取り、そのうち1億円を心遣いで「鈴木さんと分けなさい」と言って西に渡したこと。
(4)翌7月31日、西と鈴木がA氏の会社を訪ね、15億円の処理を確認したこと。その際、西と鈴木が5000万円ずつを受け取ったことに礼を述べたこと。
(5)平成18年10月16日の三者協議で、鈴木が西に「合意書」の破棄を執拗に迫り、その報酬として10億円を複数回に分けて渡したことを認めたこと。
(6)その場で「和解書」が作成されたが、その後の約1週間の間に鈴木が何度もA氏に連絡を取り、「和解書」で約束した金員の支払を追認するとともに、西が株取引で蒙った損失を「合意書」に基づいて補填しなければいけないと発言していたこと。
など、挙げればいくつも出てくるのだが、裁判官はそうした事実関係の検証を完全に怠り判決に反映させなかった。

宝林株で約160億円という巨額の利益を獲得したために、鈴木が西を巻き込んで「合意書」を反故にすることを企んだのは間違いなく、「利益を二人で折半しよう」と西に持ち掛けた。すると、西はその誘いに目がくらんでかA氏に対して、はぐらかしの対応ばかりをするようになり、A氏は株取引の実態が掴めなかったのが真相であった。

鈴木については、エフアールの代表者時代から殺人事件への関与の疑いや親和銀行不正融資事件ほか多くの事件で報道されてきた過去を持つ。特に親和銀行事件では総会屋、暴力団との密接な関係が明らかになり、それ以降は反社会勢力の「一員」というレッテルが貼られ、すでに触れたように「金融機関や証券会社等での口座開設ができない」と鈴木自身が自白した。
そして、その後、平成25年1月下旬、前年の12月から行方が分からなくなっていた霜見誠夫妻が遺体で発見されるという事件が起きたが、霜見が主宰していたファンドJOF(ジャパンオポチュニティファンド)の金主が鈴木ではないか? という情報がマスコミに一気に報道されたのである。もちろん、鈴木が金主である可能性は極めて高く、その資金が西や西田とともに繰り広げた株取引で得た巨額の利益の一部であったことは言うまでもない。霜見夫妻の殺人事件に鈴木が関与したという真偽は不明だが、事件の2年前にクロニクルの代表者天野裕が京王プラザホテルの客室で謎の自殺を遂げていることとの関連を考えると、鈴木が何らかの真実を知っているに違いないと思わざるを得ない。

裁判には前述の報道記事が証拠書類として提出されたが、それらの記事に描かれた鈴木の人間性を抜きには「合意書」と「和解書」の真実は明らかにならないというのが趣旨だった。しかし、東京地裁で3人、同高裁で3人の、合わせて6人もの裁判官たちは「合意書」と「和解書」に記された文言を無視して、それぞれの書面に込められたA氏、西、そして鈴木の真実には一切目を向けなかったことに誰もが大きな疑問を感じた。
当事者たるそれぞれの人間を無視した上に書面の文言も無視したと言わざるを得ない。(以下次号)

鈴木義彦は強欲極まりなく、極悪な非人間と西の遺書は語る(4)

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〔社長が騙された金は323億円〕
「社長、大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。私の様な人間を今まで全面的に信頼をしていただき、沢山の資金を出していただき、本当に有難うございました。(略)
私は二十三年前に初めて社長にお目にかかったおり、自分の人生でそれまで誰よりもすごいオーラとカリスマ的な存在感を感じました。絶対に大事にしなければいけない方だと思いました。お会いした後、社長に大きなチャンスや沢山の協力を与えていただきながら、私の片寄った生き方、考え方から、いつもつじつま合わせや自分流の考え方ばかり主張して押し通してしまい、社長の人生を台無しにしてしまいました。社長は考え方が大変まじめな方でいらっしゃいますのに、私は余りにもけじめのない事ばかりして、とりかえしのつかない大きな失敗ばかりしてしまったと思います。
今まで、社長に資金を依頼して一度もことわられた事はなく、人から借りてでも私にだけは、必ず用立てて下さいました。私は、そこまでして用意してくださった多額のお金を投資に回して、成功できる事が沢山あったにもかかわらず、詰めの甘さや人を信じすぎて、最後にいつも大きな失敗をしたり、人を見る目がないために裏切られてばかりで、本当に申し訳ありませんでした。社長が毎日苦しんでおられる姿を見る度に、私は本当に辛くて、極力冷静にふるまうようにしておりましたが、自分の力不足な事ばかりで、本当に申し訳なく思っております。内心では、社長に対して自分でできる事があれば、何でもしようと心がけてはおりました。しかし、それでも、社長に安心感を与えるまでの事は何一つできませんでした。私が行った数々の失敗について、何一つ言い訳ができる事ではありません」
「私に一命を絶つ事で許される事は一つもありません。お借りしたり、投資をしていただいたお金につきましても、天文学的な数字(注:総額では323億円に上るが、株取引だけでも207億円に及ぶ)ですし、誰以上に社長が私を信用してくださった事、(略)私はすべて解っておりましたが、それも自分勝手な理解でしか過ぎなかった事です。死をもってつぐなう事など何にも社長の役に立つ事ではない事も分かっております。しかし、あらゆる事がうまくいかない状況では、けじめをつけるしか他に道がないのです。社長を残して先に死んで行く事にしても、ただただ、自分に逃げているだけで、本当に無責任な事です。大好きな社長の側に、少しでも長くいて、力になれる事があれば、どんな努力でもするつもりでおりましたが、今回は、自分の頭でどのように考えても、生きていく方法を見つける事ができませんでした。

私は本当に大バカものです。いつも、いつも社長に期待ばかりさせて、失敗ばかりしている。色々な事を、自分の中で最大限こなそうと努力だけはしても、いつも相手の方が一枚も二枚も上手で、最後にやられてばかりです。多額の資金の運用をしたり、まかせられたり、管理できるようになっても、後一歩のところで自分のやり方が悪いのか、引きずってきている過去が悪いのか、運に見放されているのか、本当に悔しいです。
私は、社長のお力に一番ならなければいけない立場なのに、チャンスが沢山あったにもかかわらず、いつも見すかされていて、それすら気づいていない。いつも、今度はかならず成功すると頑張り、結果を出せない自分がおり、この先、どんな努力をしても、あらゆる信用を失ってしまった現況では、もう、どうする事もできません。(略)どんな言い訳も説得もできない事を、自分が自分にしてしまいました。社長に対しても、本当に御迷惑ばかりおかけして、何一つお役に立つ事ができませんでした。どうか、どうか、お許しください。大好きな社長の思い出だけを頭にうかべながら、一命を絶ちます。本当に二十三年間の長い間、大事にしていただき、命と引きかえに御恩礼(ママ)申し上げます。
もう一つ、お願いがあります。手紙にて内河陽一郎氏(注:前妻の長男)にユニバーサルデータに届く私宛の手紙、郵便物などを社長にお渡しし、相談に乗ってもらうよう、頼んでおりますので、その節はくれぐれもよろしくお願いを申し上げます。  社長様のご健康、ご発展をお祈り申し上げます」

文中に「お借りしたり、投資をしていただいたお金につきましても、天文学的な数字です」とあるが、この天文学的な数字は、総額323億円に達しており、そのうち207億円が西と鈴木の仕手戦に投じられた総額だった。もちろん、全てが自己資金というわけではなく、友人や知人等から借り受けて用立てた分が過半数を占めているという。
また、「色々な事を、自分の中で最大限こなそうと努力だけはしても、いつも相手の方が一枚も二枚も上手で、最後にやられてばかりです」とあるが、ここで言う「相手」とは恐らく鈴木が一番メインになっていた。西は鈴木が「合意書」や隠匿した利益金の存在を認め、約束を履行することを強く迫り、その成果が得られなかったとき、社長には繰り返し「命を懸ける」とつぶやき、そのたびに社長に叱責された。しかし、そのやり取りも虚しく終わりを告げた。西が「合意書」に係る鈴木との関わりや株取引の詳細を明示する“生き証人”であったことを考えると、社長にとって最大に悔やまれる出来事になったに違いないし、鈴木は許されざる人間という思いが一層深まったに違いないと思われる。

〔警察署からの電話に応じず〕
「社長」は西が自殺した後、西の妻と子息を伴って鈴木の実父の自宅を訪ねた。西は鈴木に頼まれ、実父を会社で雇用していた経緯があったからだ。妻は西の遺影を持参したそうだが、西を自殺に追い込んだ最大の原因を作ったのが鈴木である、という認識は西の妻にも同じくあり、鈴木の実父にも面識があったから、実父が西の自殺をどのように受け止めているか、それを確かめずにはおれなかったという。
鈴木が所在を不明にしている限り真相は何もはっきりしない、ということもあり、社長と西の妻と子息、そして鈴木の実父と鈴木の妹が同道して最寄の警察署に出向き、警察署を介して鈴木の妹が電話を架けると、鈴木は電話に出たが、言を左右にして「今は警察署には行けない」と言って拒み、「明日以降で必ず社長に電話をするから」と言ったにもかかわらず、一度も電話をしてくることは無かった。
鈴木は平成18年10月16日と23日のA氏との面談内容を反故にした揚げ句、「和解書」は強迫されて書かされた、と主張するようになったが、そうであるならば、こうした警察署での面談など、鈴木にとって絶好の機会であったはずである。それを鈴木自身が拒否したことで、自らの悪事を認めているに等しい。

〔鈴木の“黒子” それは青田光市〕
西は鈴木の友人である青田光市にも宛てて書面を残した。
「貴殿は今回、鈴木氏の件について、色々とアドバイスや協力をしてきた様だが、事の重大さを認識しないで無責任な発言が多すぎたようだ。私のホンコンの件についても、私がホンコンに行っていないとか、そのような事件がなかったとか、社長の会社のエレベーターを止めて鈴木氏を監禁したとか事実でない事ばかりを想像で何事も言っているが、エレベーターを止める事も出来ないし、ホンコンについても犯人は確定していないが、事件があった事も確かだ」(略)
「貴殿は今まで黙って状況を見ている社長の本当の姿を、何にも解っていない。鈴木氏より依頼され、身の回り(周り?)の事、運転手の手配やマンションの手配、鈴木氏のダミー的な事、その他あらゆる事を報酬と引き換えに色々とやっている様だが、貴殿の事についてもほとんどの事が調査済みである。鈴木氏の今後の行動や解決の方法によっては、貴殿の立場も大変な事になるような気がする」
などと綴っているが、鈴木の“黒子”として暗い所ばかりを歩いてきた青田が鈴木との関係で登場するのは、親和銀行事件(鈴木宛の書面参照)や利岡正章襲撃事件(鈴木義彦の嘘と言い訳参照)など、いずれもきな臭い事件がらみの場面だった。

〔海外業務に精通した元山一證券マン 茂庭進〕
そしてもう一人、茂庭進という人物に宛てた書面もあった。
「貴殿が鈴木氏の海外の口座の管理や資産管理、その手続を一手にやっておられた事は昔、私の事務所の一部屋を使って仕事をしていた時から分かっておりました。私は、鈴木氏が、大変仕事ができる人をスタッフに持ったと内心びっくりしておりました」
と述べているように、鈴木が決して表に顔も名前も出さないようにするために用意した人物である。茂庭は海外業務に精通した元山一證券マンで、そのノウハウは鈴木が仕掛けた仕手戦で用意したオフショアカンパニーの取得を始め、転換社債や第三者割当増資をこれらのペーパーカンパニーが引き受ける際に如何なく発揮されたことが窺える。
西は茂庭が鈴木の実態や仕手戦の真相をどこまで承知して関わっていたのか、について切り込むように「本当の真実を詳しく書いた手紙を一緒に送らせていただきます。(略)社長、私、鈴木氏と交わした合意書に関して、今だ何一つ実行していない鈴木氏を、私は許すことは絶対にできません」と綴り、さらに「茂庭さんもしっかりと事実の確認をしていただき、鈴木氏と一緒に仕事をするのであれば、自分の立場をよくわきまえて、行動することが大事」と忠告している。

〔鈴木の実父徳太郎は西の会社で優遇〕
西は鈴木の実父にも書面を残していたが、裏切り行為への悔恨、そして鈴木が一日も早く合意書に基づいて約束を実行するよう、実父も一生懸命に働きかけて欲しいという文言が書き連ねられていた。利岡もまた平成19年当時、所在を不明にした鈴木と接触を図るために約2年近くも実父の自宅に日参していたが、鈴木は頑として応じなかった。
西が茂庭宛に綴った書面の末尾は「最後に残す言葉があるとすれば、鈴木義彦は人間の顔をした犬畜生だ。こんな人間を周りが許すわけがない」で終わっている。(以下次号)

鈴木義彦は強欲極まりなく、極悪な非人間と西の遺書は語る(3)

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〔書面に滲み出る西の無念〕
西は鈴木に篭絡され、株取引の利益金を「折半する」という密約を交わし、それを英文の契約書にしていた。これは、三人で交わした「合意書」に反した行為だった。
「社長に対する借金返済を少なくするために、私を利用したり、社長に多額な利益約400億円がばれないよう、私の置かれている弱い立場を利用してウソの報告ばかりさせてきた。私はもちろん、貴殿がやってきた事すべても絶対に許される事ではない。合意書の件についても、私が英文で書かれた合意書を貴殿からもらっていたため、社長と三人で交わした合意書については処分する約束で、常に貴殿に聞かれる度に処分をした事を伝えていた。そのため、貴殿は、ずっと合意書は残っていないと信じていたはずだ。この合意書の件については、貴殿も何度も有無を私に確認し、今思えば、本当にしつこかった。色んな事があって、その、無いはずの合意書を社長から見せられた貴殿は、さぞびっくりしたはずだ。2006年10月16日に社長、私と貴殿で社長の事務所で会って、貴殿は新しい支払い条件を社長と私に提示したわけだが、私はこの時、貴殿の言っている利益金が50億円~60億円しか無かったと言ったことに反発をし、貴殿が提示した50億円プラス2年以内に20億円の金額支払確認書にはサインをするつもりはなかった(20億円の支払は確認書には入っていないが、西が録取したテープには残っていた)。なぜなら、貴殿が稼いでいた利益は470億円以上あったからだ。貴殿の下で働いていた紀井氏も茂庭氏も私に前もって教えてくれていたし、天野氏に確認した時も470億円の金額にも一切の驚きもせず、それぐらいはあると思いますよと平然と応えた。この時は、ただ言葉だけで確認をしたのではなく、紀井氏の利益明細書を見てもらった。

しかしながら貴殿と三人での打合せの時にも、社長に私は本当の利益額を正直に伝えようとしなかったため、社長に貴殿の説明による利益金での判断をさせてしまい、あのような少ない金額の確認書(和解書)になったわけである。この三人の打合せの時でも、貴殿は利益金額を騙し、ウソの金額で押し通したわけであり、決して許される事ではない(但し、何人もが何度もテープで聞いている)。
その後も、約束した確認書(和解書)の金額を支払う事もせず、好き勝手に逃げ回っている。貴殿及び身内のことはすべて把握されていることだし、もっとよく考えて行動もすべきである。いつもそうであるが、貴殿は、自分は表に出ないで、私にずっと今までやらせてきた。同じ方法で何事に関しても引き延ばしをしているわけだが、私は貴殿にこれ以上、好き勝手な事をやらせる訳にはいかない。社長に大変辛い思いをさせている。これ以上貴殿も誤った判断をしてはいけない。貴殿は、貴殿を殺ったら金が取れなくなるのでやるはずがない、体をかけてまでやらないだろうと考えているのではないかと思うが、それこそ大きな間違いだ。貴殿も分かっていると思うが、社長の面倒見の良さ、人柄で社長のためならと思っている人は一人や二人ではない。普通の場合、殺ることを躊躇するのは長い刑が待っているからだ。しかし、死を決めた時から何も怖くはないし、何でもできると思うようになった。私をここまで追い込んだのは貴様だ。私は貴様を道連れにするつもりであったが、社長に話したらやめろと止められたので、仕方なく断念せざるお(を)得なかった」
「私も貴殿も、あんなやさしい人を裏切るとは本当に悪だと思わないか。社長の周りの人達は、社長が金を出し、三人で合意書まで作っているにも拘わらず一人占めするとは絶対に許すべきではないと思っている人が何人もいる。

貴殿は自分の事だけじゃなく、身内、彼女、関係者等の事を考えた事はあるのか。色んな事が調査済みであるし、かならず独断で動く人間が出てくると思う。最悪の結果を招く事になる。きっとその時には、社長でも止めようはないだろうし、早急に社長と話し合いをして解決する事だ。私の人生で悔いが残る事は、貴様と知り合った事と道連れに出来なかった事が無念で仕方がない。私の死後、貴殿もそんなに時間の余裕は無いはずだ。お金も持っているんだから、命を無駄にしないでしっかりと解決する事だ。死んでいく人間の最後の忠告だ。
私にはもう何一つ残っていないし、社長のお陰で素晴らしい経験も沢山させてもらった。 先にいく」

西が残した書面には無念さが溢れているが、それと共に鈴木がいかに非道な行為を続けていたか、それが金銭の独り占めという強欲から出ているため余計に始末が悪いが、西も述べているように真実を明らかにしなければ収まりは決してつかない。鈴木は人を助けるようなことなどしたことがないと見られるので、反対の立場で“わが身”を振り返れば、いかに悪いかが分かるはずだ。(以下次号)

鈴木義彦は強欲極まりなく、極悪な非人間と西の遺書は語る(2)

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〔私は大バカもの〕
前号に続いて西義輝の鈴木義彦に宛てた「遺書」を公開する。
「宝林株について詳しく書く。(略)社長にお金を出していただいた最初の宝林株800万株の代金を含め、貴殿に売買を任せる約束をしていたために、指導権(主導権?)を貴殿に取られてしまい、私のやりたい方法ができず、言いなりになってしまったため、社長に本当の事を言えなかった。合意書で利益を3等分するという約束であったが、貴殿に最初の宝林株800万株やその後、行った第三者割当増資で手に入れた宝林の新株も、売買を貴殿が行う三者間の役割分担であったために、貴殿の提案に私は従うしかなかったわけだ。

その後も、第三者割当増資を数十社に対して行ったが、貴殿は報告するだけで、お金のコントロールは貴殿がすべて行い、私は言い訳やウソの報告ばかり社長にすることになったわけだ。しかし、全体の利益のうち、1/3の取り分は必ず私に渡すという二人の約束があったため、私もそれを信じ、貴殿の言いなりになって社長を欺いてきたわけである。1回ずつの取引や利益金を社長に報告していれば、こんな事にはならなかったと、自分の考え方ややり方に呆れてしまっているが、今更社長に何を言っても言い訳にしか過ぎず、本当に申し訳なく思っている。私にとって最大の不覚であった。貴殿の言いなりになって、社長を欺いてきたわけである。私が絶対やってはいけない事を一番の恩人にしてきたわけだから、私は絶対に許されることではないし、貴殿も絶対に許されることではない。私は貴殿の汚いやり方にやっと気づいた。貴殿は、どんな時でも、自分が弱い立場にいる時、あらゆる事を言ってでも助けを乞うが、自分が強い立場になった時には、まず一番重要な立場にいて、貴殿のパートナーに近い人間や色々貴殿の秘密を知っている人間を追い落とし、弱くさせながら自分の思うようにコントロールするやり方をずっとしてきている。私以外でも、過去に貴殿が利用した人たちに対して、全く同じひどいやり方をしている」

続いて、志村化工株の相場操縦容疑で平成14年2月27日に東京地検特捜部に逮捕、起訴された事件について綴っている。
「自分に身の危険が迫っていることを分かっていて、何度となく私に会って、必死に口裏合わせを依頼した。私は、この時もまた、貴殿に騙されたと思ったが、私が本当の事を言って、貴殿が逮捕されれば、親和銀行で執行猶予の身でもあり、今まで貴殿と行ってきた三者合意による利益分の事も心配になり、私が全責任を取り、貴殿を逮捕から守る事にしたのである。私が貴殿の事を一切喋らないと約束した後、貴殿は私に頭を下げて言ったことを今でもはっきり覚えている。絶対に忘れる事はない。西会長の身の回りのことや弁護士費用、公判中の生活費用、そして三者合意での利益の分配のうち、少なくとも1/3の利益分に関しては、全責任を持って支払う事を約束したことだった。この志村化工事件でも貴殿を守りぬき、私だけが罪をかぶり解決したわけだ。ここまで貴殿のペースにはまるとは、私は大バカものだ」(以下次号)

鈴木義彦は強欲極まりなく、極悪な非人間と西の遺書は語る(1)

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〔欲望からの偽り〕
西義輝が自殺したのは、2010年2月のことだった。正確な日付は不明だが、関係者に最後に郵送された手紙の消印を見ると2月9日だったことから、その直後と思われるが、「遺書」の性格を持つ書面は、西が崇拝して止まなかった「社長」(A氏)を始め、鈴木義彦、青田光市、茂庭進のほかに鈴木の実父徳太郎にも宛てていたようである。西が自殺した後に、会社のデスクマットの下にあった大量の文書(コピー)を発見して分かった。それらの書面の宛先がA氏や鈴木ほか数名になっていた。なお、茂庭は山一證券で海外業務を歴任した人物で、鈴木の下では外資のペーパーカンパニーを管理しており、また、鈴木による利益金の海外流出にも関与していた。

本誌は、このたび、その書面の一部を公開するが、より具体的な出来事については、これまでに取り上げた「鈴木義彦への公開質問」や「海外の隠匿資金1000億円超の全容解明」などの記事を参照いただくとして、特徴的なのは「裏切り」という言葉が書面の随所に出てくることだ。例えば、三人で合意したいくつかの約束事に関する裏切行為、私の浅はかな考えから、貴殿の狡る賢しさにコントロールされ、社長に大変な実害や信用を傷つけた件、社長を利用することによって与えた大きなダメージなど、貴殿と私で行った社長への大きな裏切り」であり、「貴殿が真剣に反省しなければいけない事が沢山ある。まず貴殿のずるい考え方からやってきた、人間としてやってはいけない裏切り」などである。

「三人で合意した」とは、西が宝林株を取得後の平成11年7月8日に「社長」と西、鈴木が交わした「合意書」を指す。鈴木は西を利用して「社長」から株取引資金を引き出す計画をしたが、宝林株で予想外の利益を出したことに目がくらみ、利益の独占を画策した。

西と鈴木は仕掛けた株取引で「二人だけでは成し得なかった事を、社長に全面的な資金面の協力をしていただいて成功した数々の株取引、資金を出していただいて始(初)めて実行できた」にも拘らず、利益を独占するために「社長」に対して最大の裏切りを働いたことを西は悔いているが、一方の鈴木は何一つ真実を明らかにしようとせず、最終的には西をも「嘘つき」と罵倒して切り捨てた。これが、西が自殺を決意した一番の要因だったと思われる鈴木宛の書面は18枚からの長文で、
「この手紙は、貴殿に私から最後の手紙であり、正しい判断をするか否かが貴殿の人生を大きく左右する事になるだろう。(略)最初の貴殿との出会いから今までのあらゆる約束事に関する貴殿の裏切り行為を書き残すもの(で)ある」とあるように、鈴木が逮捕された親和銀行事件の、今まで語られていなかった“秘話”に始まり、株取引のきっかけとなった宝林株の取得や、鈴木による利益金の支配に西が抵抗できなかったこと、金銭欲に憑りつかれた鈴木の人間性等を生々しく描いている。抜粋になるが、書面の重要な部分を以下に挙げる。

「今から文章に残すことはすべて真実であり、貴殿の身内、関係者だけでなく、マスコミ及び関係各所にも、貴殿の今後のやり方いかんでは大きく取り上げられることを先に申し述べておく」
社長及び私の助けだけで誰も協力してくれなかったころの貴殿を今一度しっかりと振り返りながら考えるべきである
「私は伊藤忠商事のコンサルタントをしていた経歴を貴殿に伝えたところ、(略)西会長を100パーセント信用するので、是非色々な相談に乗っていただきたい事がある、といわれ、貴殿の熱意に感動し(略)相談に乗るようになった」
鈴木が持ちかけた相談とは、親和銀行からの新規融資であったが、その際に鈴木が意外な話をした。それは、事件が公然化した後も関係者の間でくすぶっていたことで、鈴木が同事件で“主犯”に擬せられた真相でもあった。

青田氏(当時興信所勤務)を使い、さも副島氏グループがやったようにして、親和銀行会長に女性を近づけ、長崎市大村のラブホテルでの女性との秘事をビデオに撮らせたりして、いかに副島氏が危険な人物であるかのように会長に説明をし、その後、会長に取り入り、もみ消しを貴殿に依頼させ、恩義を売った。副島氏グループを親和銀行から遠ざけた。(略)新たに親和銀行より15億円を、価値のない絵やA氏から借りた数千点のリトグラフ(これは貸金約28億円に含まれていない)を担保に借りられるようにしたり、田中森一元特捜検事を親和銀行の顧問弁護士になってもらい、価値のない土地を担保に20億円を借り入れできるようにした。
親和銀行の借り入れができなくなった後、当時のクリソベル(クレスベール)証券の紀井氏の紹介で北九州市の投資家(末吉氏)よりタカラブネ株20億円分の株券を預かり、FR社の資金繰りに利用した。

貴殿はタカラブネ株20億円を担保に新規に60億円分のタカラブネ株を購入できると言って、末吉氏にウソをついて20億円分の株券を預かったり、(略)タカラブネ株の株券を売却した資金を使い果たした後に、貴殿は、私に先でFR社の第三者割当増資をやるので、かならず返済をすると言って、お金を1年ぐらい貸してもらえるところがないかの要望があり、私にとって一番大事な金主であり、いつも弟のように大事にしていただいていた社長を紹介する事になった。貴殿は、私にすごい力のある人物がバックにいることを日ごろからの会話で聞き知っていて、計画的に私に頼んだわけだ」
「貴殿は借りるお金について、私の保証が入っている事を分かった上で行っている私と社長の性格をよく理解した上での、このようなやり方には、貴殿の狡る賢しこさの一部がよく分かるが、私は今になってはそれを解決する方法がないため、非常に残念に思う。(略)平成10年5月末より(略)貴殿は逮捕される日まで周囲を騙してきた。出頭する1時間前に私の家内に電話をし、金銭的な協力や後の事を西会長によろしく頼むことを伝え、私にその後、電話をし、弁護士に対する着手金の支払い1000万円やFR社に来る債権者に対する対応などを頼んできた。(略)貴殿の愛人で子供もいるサラ女氏(史)の三田のマンションにいた時も、毎月、生活費として50~60万円を届けながら、私が必ず大きな仕事をする用意を考えているから頑張っていこうと励ました日々だったと思う。
後に分かったことだが、貴殿は逮捕前にサラ女氏(史)に3000万円のお金を預けていたと聞いて、私は自分の馬鹿さ加減に呆れてしまった」

「逮捕され、信用をなくしていた貴殿は、沢山の借財を抱えていたためである。宝林株800万株の購入資金についても、社長にしかお願いできる人がいなかった。その後、お金の協力をしてもらい、社長、私そして貴殿の3人で役割の分担を決めて合意書の作成までしたわけだ。我々は以前から社長に借りている借金、貴殿も私も多額の金額が残ったままであったにも拘わらず、出していただいた。他の人よりお金を調達してまでも社長は全面的に協力をしてくれたわけじゃないか社長は自分で持っていたお金だけじゃなく、他の人より借りてまでやっていただいた。理由としては、我々がお金を返済していないため手持ち現金が少なくなっていた。(略 鈴木は)逮捕される3日前にも私に内緒で8000万円のお金を土下座までして借りている。社長は逮捕される事を分かっていたが、貴殿の置かれている立場を理解した上で、土下座してまで必要なお金であればと思い、出してくれたのだと思う。きっと、この8000万円のお金は、この時の貴殿にとっては10億円にも匹敵するお金であったはずだ。他に誰も借して(貸して)くれる人(は)いなかったはずだ。この時だって、社長の性格や人間性を分かった上で利用しただけじゃないか。宝林株の成功がなかったら、貴殿の人生は今の私より大変な状況であったことは確かだ」(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(9)

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〔紀井の証言は何故軽視されたのか〕
「合意書」に基づいた鈴木と西による株取引は、平成11年7月から平成18年10月までの間に宝林株に始まり、エフアール、アイビーダイワ、昭和ゴム、ヒラボウ、住倉工業など判明している分で11銘柄に加え、銘柄を明らかにしていない分が20銘柄あったとした上で、鈴木が得た純利益は「合計約470億5000万円であることに相違ありません」と、取得株式の売り抜けを任されていた紀井が証言していた。
ところが、裁判官は「そもそも、紀井は、被告の指示に基づいて株式を売り、売買代金を保管するという立場に過ぎず、株取扱に必要な資金を誰から取得し、どのようなスキームでこれを運用し、株取扱により得た利益を誰にどのように分配すべきかといった、株取扱による利殖活動の全体像を把握できる立場にはなかった」と断じて、紀井の存在を軽んじただけでなく証言や陳述を当然のように退けたのであるが、真実を全く理解していなかった。

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鈴木と西が仕掛けた株取引で、鈴木は徹底して自分の存在を消しにかかった。自らの名前を表に出さず、ユーロ円建転換社債(CB)や第三者割当増資による株式の取得はペーパーカンパニーの外資名義で行い、市場で西が株価を高値誘導すると、タイミングを捉えた紀井が投資会社や証券担保金融業者を経由させて売り抜ける。これら一連の取引に鈴木は名前を出さないだけでなく直接介在することもなかった。それ故、西が志村化工株の相場操縦容疑で逮捕された時にも、西や武内が鈴木の関与を白状しなかったために鈴木は逮捕を免れた。
そうした“密室”のような状態の中で、限られた人間によって株取引が行われた実態を裁判官は何ら検証せず、「合意書」と「和解書」は無効という“結論ありき”を導くために障害となる証言はことごとく排除したのではないか、という疑いを強く持たざるを得ない。

なお西は、同じ平成14年6月20日付で「確約書」を作成し、この書面もA氏に手交したが、これは、西が経営していた東京オークションハウスの資金調達でA氏が協力したことから、約116億円の債務を負っていたことに加えて、前述の株取引に係る207億円を合計した323億円が西の債務総額であることを確認したものである。また、鈴木が所在を不明にして姿を現さず、交渉の窓口になった平林、青田との交渉も不調の状況が続く中で、西は改めて323億円の債務を承認する「承諾書」を作成し、A氏に手交した。鈴木との密約に基づいて西が鈴木から受け取ることになっていた137億5000万円をA氏への返済に充当するとあった。

西が自殺する直前の平成22年2月9日付で鈴木に送った手紙(遺書)には次のような件がある。
「貴殿は逮捕される3日前にも私に内緒で8000万円のお金を土下座までして借りている。社長は逮捕される事を分かっていたが、貴殿の置かれている立場を理解した上で、土下座してまで必要なお金であればと思い、出してくれたのだと思う。きっと、この8000万円のお金は、この時の貴殿にとっては10億円にも匹敵するお金であったはずだ。他に誰も貸してくれる人はいなかった。この時だって、社長の性格や人間性を分かった上で利用しただけじゃないか。宝林株の成功がなかったら、貴殿の人生は今の私より大変な状況であったことは確かだ」(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(8)

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〔40億円超の貸付金を25億円に圧縮〕
鈴木は平成14年6月27日付でA氏に対して新たな「借用書」を作成していた。この「借用書」は、その4ヶ月ほど前に西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕された後に保釈となり、A氏と西の間で鈴木の債務処理について話し合いが持たれたことから「借用書」の作成となったのだが、その際、西が「今後、株取引の利益が大きく出るので、鈴木の債務を圧縮していただけませんか」とA氏に依頼した。鈴木が負う債務は、その時点で返済が一切無く、元本約28億円に対する金利(年15%)が4年分加算され40億円を超える金額になっていたが、A氏は西の依頼に応じて鈴木の債務を25億円とした。

ここで問題になるのは、鈴木が平成11年9月30日付の「確認書」を悪用して「債務は完済されている」という主張を交渉や裁判の場で展開したが、この「借用書」によってその主張が虚偽であることが明らかになったという点である。さらに、鈴木が西にA氏への返済金10億円を渡したと唐突に言い出し、西がそれを認めたことから鈴木の債務は15億円となったが、実はこの10億円は、平成11年7月8日付けで作成された「合意書」の存在をひどく疎ましく思った鈴木が、西に破棄させようとして何度も要請し、西がそれに応じたかのような対応をしたために、その“報酬”として複数回にわたって西が受け取ったものだった事実が後日判明した。したがって、鈴木の債務は圧縮後でも15億円ではなく25億円であった。

また、鈴木は債務15億円について、「年内に支払うので、10億円にしてくれませんか?」とA氏に依頼し、A氏は鈴木が実行するかどうか不明だったが、それに応じた。すると、同年の12月24日、鈴木がA氏の会社を訪ね10億円の現金を持参した。

A氏はこの10億円について鈴木との話し合いの通り債務の返済金として扱っていたが、その後、鈴木と西が「合意書」に違反して巨額の利益を上げながら、それをA氏に報告をしないどころか、利益を二人で折半する密約を交わして隠匿してきた事実が判明したために、返済金の扱いを白紙に戻した。そして、貸金返還請求訴訟においては、この10億円は株取引の利益分配金の一部であるとした。

〔裁判官は認めなかった207億円〕
鈴木と西が平成12年頃から仕掛けていた志村化工(現エス・サイエンス)株の仕手戦で、証券取引等監視委員会(SEC)が悪質な相場操縦であるとして東京地検に告発。西は平成14年2月27日、オフショアカンパニーの代表者であった武内一美、さらに川崎定徳(川崎財閥の資産管理会社)の桑原芳樹と共に逮捕されるという事態が起きた。

武内が代表だったジャパンクリサリスファンドは英領ヴァージン諸島に本拠を置いていたが、武内自身はエフアールの元役員だった。鈴木が仕手戦を仕掛けるために手配した会社であることは明らかで、武内を代表者に仕立てた疑いが強く持たれた。

西が保釈されて間もなく、西が市場で仕掛けた銘柄の株価を高値で維持するためにA氏が協力をした資金の処理についても話し合われ、同年6月20日、西は「平成11年7月8日、私とA氏、鈴木義彦氏の三者間で作成した合意書に基づき、貴殿が本業務遂行の為に本日迄に207億円を出資している事を確認致します」と記した「念書」を作成しA氏に手交した。

しかし、貸金返還請求訴訟において、裁判官は「原告が株取扱に関して被告及び西に対して提供した金額は207億円に上っていたというのであるところ、仮にそれが真実であるとすれば、株取扱合意に基づく分配対象利益の分配が上記7年以上の間に上記の2回しか行われず、その額も上記の2回程度しかなかったにもかかわらず、平成18年10月16日の三者協議に至るまでの間に、株取扱合意の履行が適正に行われているかについて三者間で協議が持たれなかったというのであるから、一層不自然というほかない。これらのことは、株取扱合意が三者間で継続的に効力を生じていたとの原告の主張に対し、根本的な疑義を抱かせる事情といえる」として排斥した。(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(7)

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〔逮捕寸前に鈴木が土下座して懇願〕
鈴木義彦は、自らの資金繰りで手形と借用書以外にも物品を持ち込み、言い値でA氏に買ってもらっていた。特に平成10年5月頃、ピンクダイヤモンド(1億3000万円)とボナールの絵画(1億7000万円)を一旦はA氏に言い値で買わせておきながらボナールの絵画は「近々持参する」と言って一度も持参しなかった。その後、「ピンクダイヤと絵画を3億4000万円で売らせてほしい」と言って5月28日にピンクダイヤモンドを持ち出したほか、A氏が保有していた高級腕時計、バセロンの時計4セット(1セットの参考上代価格が10億円相当 世界一流図鑑参照)に加え、上代が1億円前後の時計5本(パティックやピアジェ)なども「売らせて下さい」と言って平成9年10月頃から平成10年4月頃にかけて、A氏から複数回に分けて預かったまま返却もしなかった。それらの総額は、鈴木が最低売却代金として提示した金額で言えば7億4000万円に上る(バセロンの時計3セットを担保に6億円を借り入れした、との鈴木の側近の証言がある)。貸金返還請求訴訟では、代金合計7億4000万円を損害賠償債務として請求した。

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ところが、鈴木は「ピンクダイヤモンドと絵画は合計3億円にて買受けることに」した上で、平成9年10月15日付で借受けた3億円を「売買代金を原債務として準消費貸借により貸金」とした。したがって、「原告からエフアールに対して金3億円は交付されていない」などと、支離滅裂な主張を法廷で展開した。

鈴木の主張にある嘘は、そもそもピンクダイヤモンドと絵画は、鈴木が資金繰りのためにA氏に持ち込んだものであり、しかも言い値の3億円でA氏が買い受けたという事実を隠して、鈴木が「買受けることにした」という点である。

A氏がピンクダイヤモンドと絵画を買受けたのは平成10年5月頃のことだったが、鈴木はさらに約7ヶ月も前の平成9年10月15日にA氏が3億円を貸し付けた際の借用書を持ち出し、この3億円がピンクダイヤモンドと絵画の売買代金であり、その支払は約7カ月前に準消費貸借による貸金として金銭消費貸借借用証書が作成された、という。誰が見ても、そんな言い訳が通らないことはすぐに分かる。

ところが、裁判官は鈴木とA氏の主張でどちらが正しいのか、虚偽かを認定せず、鈴木が「売らせて欲しい」と言って持ち出したという手続の正当性や可否だけを論じて、7億4000万円の債務を負うべきはエフアールで鈴木ではないと結論付けたのだ。

判決によると、「原告によれば、合計45億円相当の価値を有するという本件腕時計を合計4億円で販売することを委託するというのは、そもそも経済的に極めて不合理な行為というほかない」としつつ「販売価格の決定過程に関する客観的かつ合理的な説明はされていない」とした。またピンクダイヤモンドと絵画についても「原告から本件絵画等の販売委託を受けたのはエフアールであり、被告個人ではないというべきである」としたが、A氏と西が天野と面談した際に、天野が「(エフアールが責任を持つことなど)有り得ない」と述べており、「白紙の下部に常務取締役天野裕と書くよう鈴木に指示されサインした」とも述べた。ちなみに、天野が言う「有り得ない」とは、鈴木がA氏に提示した念書はエフアールの取締役会の決議を経ていなかったという事実に基づいていた。ちなみに平成11年9月30日付の「確認書」も同様である。
「被告が本件腕時計本件絵画等の販売委託契約の債務不履行に基づく損害賠償債務を原告に対して負うことなく、同債務を旧債務とする準消費貸借契約が原告と被告との間で成立する余地もない」と裁判官が下した判決は明らかな誤りである。

ダイヤモンドや腕時計等の上代価格と卸値に差が生じる点については「業者間では、決算対策等で差が生じるのはむしろ業界の商慣習であって、全く無いことではない」と業界関係者も言うように、そもそも論述の前提になりようがなく、それよりも問題は、鈴木が約7ヶ月も前に作成された3億円の借用書をピンクダイヤモンドと絵画の売買代金である、とした主張がどれほど荒唐無稽であるかだ。

「金銭消費貸借借用証書」はA氏が鈴木に3億円を貸し付けた際に作成されたものだが、この証書の「特約事項」には「JAIC・日本アジア(エ1)号投資事業組合加入確認書による金1億円、日本アジア投資株式会社の発行する証書を担保とする」という担保明細が明記されており、これをピンクダイヤモンドと絵画の売買代金とするなら、その旨が明記されなければならなかったはずだ。

また、同じく「念書」は、鈴木が平成10年5月28日にピンクダイヤモンドを「売らせて欲しい」と言って持ち出した際に、鈴木自ら手書きしてA氏に手交した書面だが、文面の冒頭に「販売目的で貴殿からお預かりしました」と明記している。鈴木の主張通りならば、「預かった」という言葉ではなく、売買代金はすでに「支払済み」と書かれたはずだ。そして、「売却できない場合、貴殿のご指示により速やかに返却することを確約いたします」とも書いていたが、前述したように「バセロンの時計3セットを担保に6億円を借入した」との鈴木の側近の証言があり、鈴木が詐欺横領に等しい行為を働いたのは明白だった。

なお、この5月28日という日は、親和銀行不正融資事件で鈴木が逮捕されるという情報をA氏が鈴木に伝えた当日であった。鈴木は驚愕して涙を流しつつ、その場で土下座までしてA氏から現金8000万円を借りた時、鈴木は「このご恩は一生忘れません」とまで言っていたのだが、A氏に鈴木の逮捕情報が入っているということは、すでに鈴木は警視庁から事情聴取を受けていたに違いない。それ故、A氏の所からピンクダイヤモンドを持ち出したのも同日だったことを考えると、鈴木にはそもそも売却代金を支払う気などない、計画的な行動だったのではないかという疑念が強く残る。(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(6)

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〔借用書には確定日付〕
(1)平成14年6月27日、A氏が鈴木に対する貸付金の整理をするために西と鈴木を会社に呼び確認をした際、鈴木が「社長への返済で西に10億円を渡した」と主張した。驚いたA氏が同席していた西に確かめたところ、西が曖昧ではあったが授受を渋々認めたために、鈴木への債権25億円から10億円を差し引いて15億円とし、西も10億円の借用書を書いた。A氏は鈴木に対し「私に対する返済金であれば、なぜ直接来て話をしなったのか。もしそれができないときでも、なぜ私への返済金の一部として西に渡したということを、最低でも電話で何故言わなかったのか」と言うと、鈴木は「済みませんでした」と言って謝罪し俯いた。

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ところが、西が鈴木から受け取った10億円はA氏への返済金などではなく、「合意書」の破棄を西に執拗に迫り、その結果、複数回にわたって西と鈴木の間で報酬名目の金銭の授受が発生したものであった。平成18年10月16日の三者協議の折に、西が鈴木に「これくらいは認めろ」と言うと、鈴木は渋々認めた。

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(2)前記(1)に関連して、鈴木はその後、法廷に提出した証拠資料(「乙59号証」)の中で、「6月27日に、原告(A氏)との間で債務合計金25億円とする準消費貸借契約の合意をしたことがあるか」という被告側弁護士の質問に「全くない」と言い、続けて「西に対して『原告に支払うべき25億円のうち10億円は西に預けている旨を述べたことはあるか」という質問にも「ない」と答え、A氏からの借入金を25億円に減額する旨の協議など6月27日には無く、A氏への返済金10億円を西に渡したことさえも否定した。当日の二人の借用書には確定日付がある。

しかし、これまで触れている通り、A氏が「今後は株で大きく利益が出るから、鈴木への貸付金を25億円にして欲しい」という西の依頼を了承して6月27日の面談協議になった経緯があり、その場で鈴木が「西に10億円を渡した」という発言がなければ、さらに減額した15億円の借用書を作成することなどなかったし、西もまた10億円の借用書を作成してA氏に渡すことなどなかった。同日の借用書の存在は、年利15%で計算しても(遅延損害金は30%)40億円を優に超えていたから、鈴木が平成11年9月30日付の「確認書」を悪用して「A氏への借入は完済した」と強弁していることにも明らかに矛盾している。

何より「完済した」という債務が9月30日当時、鈴木はいくらあったという認識だったのか。仮に百歩譲って、15億円が返済金であったとしても、A氏が有していた鈴木への債権は元本だけでも約28億円あったのだから、「完済された」などと言えるはずはなかった。

(3)平成18年10月16日に作成された「和解書」について、鈴木は「西が香港で殺されかけたという事件の容疑者にされる、という不安と恐怖感、そして側近の紀井に裏切られたという衝撃から、書面に署名指印してしまった」と主張して、あたかもA氏と西に脅かされたからということを強調した。さらに、A氏の会社はビルの8階にあるが、そのフロアーに上がるエレベーターを止められ、監禁状態に置かれたとか、A氏と反社会的勢力の大物とのツーショットも見せられた、と言い、脅迫を受けたかのごとき主張をした。

しかし、当日の面談は録取されており、A氏や西が鈴木を脅かした事実など無いことは明白で、前記(4)にもある通り、紀井が鈴木の指示で取得株式を売り抜け、巨額の利益金を確保している事実を突きつけられたため、弁明が通らないと覚悟して、それでも隠匿資金の流出を最小限に食い止めるために、さっさと「和解書」に署名、指印したことが推察される。なお、鈴木は「和解書」を2度3度と注意深く読んでおり、「文言に不備があれば修正する」というA氏の言葉にもかかわらず署名指印したのである。(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(5)

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〔A氏は蚊帳の外に置かれた〕
(1)平成11年7月8日にA氏、西、鈴木の三者で交わした「合意書」について、鈴木は「原告から資金提供を受けるために必要だという西に協力して、書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった。事実、その後、原告とは株の話は一切していない」と主張した。しかし、「株の資金を出してもらわないと、西会長も私も社長への返済ができない」と言ったのは鈴木自身であった。鈴木の主張が事実ならば、何故、紀井に指示して宝林株を売らせることができたのか。西がA氏から宝林株800万株の取得資金3億円を借り受け、その直後からの株取引で株価を高値誘導するための買い支え資金もA氏から支援を受け、実際に鈴木の指示する銘柄の株価を高値誘導し、そのタイミングで鈴木の側近であった紀井が売り抜けた事実は、紀井の証言からも揺るがないのだ。西が鈴木に言われるままにA氏に株取引の情報を入れず、またA氏と鈴木の関係を故意に希薄にするような対応をしたために、A氏は蚊帳の外のような状況に置かれたが、そのことで『合意書』に基づいた株取引は無かったという鈴木の主張は正当化などできるはずは無かった。

何より、西が志村化工の相場操縦容疑で東京地検に逮捕された際、鈴木の側近であった武内一美も逮捕され、鈴木の関係先が家宅捜索されていた。取り調べで、検事が執拗に鈴木の関与を追及しても、後日、利益分配を受けるために西が頑なに否認し続けたからこそ、鈴木は首の皮一枚で助かったようなものだった。

(2)前記「合意書」に基づいて、平成11年7月30日に西がA氏に納めた利益の分配金15億円について、鈴木はA氏に対する債務の返済金であると言って(1)に挙げた「確認書」との整合性を取るために支払日を無理やり9月30日と主張した。しかし、西が15億円をA氏の会社に納めたとき、A氏は「合意書」に基づいて、自分の取り分を5億円とし、残る10億円は西と鈴木のA氏に対する債務の返済金の一部に充てるという手続きをした。また、二人への心遣いとして「鈴木さんと分けなさい」と言って西に1億円を渡した。その翌日、A氏の会社に西と鈴木が訪れた際、15億円の処理と1億円を西に渡した件をA氏が鈴木に確認すると、鈴木は「有難うございました」とA氏に礼を述べた。15億円が鈴木の言うように返済金であるとしたら、西と鈴木にそれぞれ5000万円を渡すようなことは無かったはずだ。

(3)ロレンツィ社が保有していた宝林株式800万株の買取りについて、鈴木は「買取りではなく、海外の投資会社がイスラエルの大株主ロレンツィ社から、800万株を1株(20,925円)でバルサン300万株、トップファン250万株、シルバートップ250万株と3社に譲渡された」と主張した。併せて、その購入代金をA氏が拠出したという事実も否認。しかし、西が株式買取りの作業を全面的に行ったことから主張を維持できず、また、株式の購入資金についても「株式の買取り企業が直接出した」という主張が途中から「自分の金であった」とすり替わり、さらにその調達先を「ワシントングループの河野博昌」からと言い換えたり、全く辻褄が合わなくなっていた。

前記の外資3社は鈴木がフュージョン社を介して用意(取得)した、実体のないペーパーカンパニーであり、紀井がその事実を明確に証言している。
また、前記の外資3社が大量保有報告書を金融庁に提出するに当たって、「紀井義弘」からの借入と虚偽の記載を行って、代理人の弁護士、杉原正芳は当の紀井から抗議を受けたが、杉原から紀井への返答はなかった。(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(4)

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〔捻じ曲げられた信義〕
交渉の場や裁判で変転している鈴木義彦の主張、証言を以下に挙げる。
(1)平成11年9月30日付で、A氏がエフアール宛に出した「確認書」は、鈴木が融資を受けるためにA氏に振り出した手形(13枚)を、同社の監査の都合上、どうしても一旦お借りしたいという鈴木の依頼に応え、A氏の温情で手形の原本と共に渡したものだった。もちろん、それまでに貸付金の返済は一切ない。ところが、鈴木はこの「確認書」を悪用して、「A氏に対する債務は完済された」という主張を当事者間の交渉だけでなく、法廷の場にも持ち込んだ上に、「債務者はエフアールで、被告は関知しない」とまで主張したが、そうであるならエフアールも鈴木も関係ないことになる。

しかし、手形の原本と「確認書」をA氏から預かるに当たって、当時、西はA氏に「借用書」と「確認書」を作成して渡していた。そして何より、当時のエフアールは、経営が危機的状況にあり、手形を持ち出した経緯から見ても、鈴木個人の責任は大きすぎた。A氏が貸したのは鈴木個人であって、会社であれば実務の全てを仕切っていた天野が対応しなければならなかったが、A氏は当時、天野とは面識すらなかった。そもそも9月30日に金銭の授受は一切なく、その後の天野との面談でも天野は「会社に債務を返済する資力は無く、『確認書』は便宜的なものだった」と認めていた。なお、鈴木はA氏の手元にある「借用書」や「預かり書」等の多くの書類の全ての原本を「回収漏れ」と言ったが、鈴木を知る誰もが「鈴木は返済済みであれば、相手方にある書類の一切を回収することに執着する男で、回収漏れなど絶対にあり得ない」と言う。

(2)鈴木が資金繰りのためにA氏に言い値の3億円で買ってもらったピンクダイヤモンドとボナールの絵画について、平成10年5月28日にA氏の会社を訪れ、「売らせてほしい」と言って「念書」まで渡しピンクダイヤモンドを持ち出した(絵画は別の債権者に担保として入れていた)。しかしその後、売却代金も払わず現品も返却しなかった件について、鈴木は、それ以前に融資を受ける際にA氏に渡した借用書で「原告より買ったものだ」と主張した。ピンクダイヤモンドをA氏から預かる半年以上も前のことである。まったく支離滅裂な主張でしかなかった。

(3)前記(2)に関連して、5月28日に鈴木がA氏の会社を訪れた目的は、借金の申し込みとピンクダイヤモンドを「売らせて欲しい」と言って持ち出すことにあった。鈴木は、「私から手形を受け取っているにもかかわらず、当時のエフアールの常務の天野に絵画やダイヤの念書を連名で書かせろとA氏が念書を要求した」と主張した。しかし、A氏は金融業の免許は所持しているが、本業としているわけではなく、鈴木が予め念書を用意して持参したので預かったまでのことであった。A氏は鈴木の逮捕情報(親和銀行商法違反事件)を伝えた時、鈴木の依頼に応えて8000万円を貸し付けた。近日中に逮捕される人間に金銭を貸し付ける金融業者などいるはずがない。
鈴木側代理人は裁判の場でA氏を「金融のプロ」と呼称して、A氏の心証を悪くさせようと躍起になっていたと思われるが、しかし事実は全く逆である。(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(3)

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〔高裁判決は地裁判決の誤字脱字を修正のみ〕

貸金返還請求訴訟において、鈴木は平成9年9月から同10年5月28日までの期間で発生した債務約28億円(ダイヤモンド、絵画、時計等の詐欺、横領分を含む)について、平成11年9月30日付でA氏が鈴木に対して交付した「確認書」をもって「債務は完済された」と主張した。

(写真下:ピンクダイヤモンドと絵画の販売受託を示す念書)

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手形原本をエフアールに預けるのは2度目であったので、A氏は問題はなかろうと了解したが、さらに債権債務は無いとする「確認書」も欲しいという鈴木からの依頼があった。この手形の預け依頼は、2度ともA氏と天野、鈴木の間に入った西が行っており、特に「確認書」の交付についてA氏は西に「大丈夫なのか?」と確認し、西が問題はないことを証するため「手形原本の預けと『確認書』交付はエフアールの決算対策のために鈴木の要請によるもので、債務は返済されていない」旨を記した「確認書」を別に作成して当日A氏に渡していた。

A氏は同じ趣旨の「確認書」を西の会社(東京オークションハウス)にも交付したことがあったために躊躇はしたが「確認書」の交付に応じた。西が手形原本と「確認書」をA氏から預かり鈴木に渡した後、鈴木からA氏宛に「無理なお願いをして申し訳ありません。本当に有難うございました」と礼を述べる電話があった。

そうした経緯がありながら、株取引の利益分配でA氏と西、鈴木の関係に溝ができ深刻な対立が起きると、鈴木は一切返済していない債務約28億円を反故にする為に「確認書」を持ち出した。鈴木が裁判で証拠として提出したのが唯一この「確認書」で、このことだけでも鈴木の言動が嘘であることが明確に分かる。

また、「合意書」に基づいた株取引を行った事実も認めず、「和解書」についても交渉で平林が主張した“強迫”と“心裡留保”を根拠にして、それを裏付けるような虚偽の出来事を陳述したのであったが、虚偽であることを裏付ける証拠も多く見つかっている。

貸金返還請求訴訟で裁判官は「合意書」については、鈴木が宝林株での株取引があったと認めたにもかかわらず、それに基づいた株取引が実行された証拠がないとして認めず、したがって「和解書」も無効だとする判決を下した。鈴木が認めた部分さえ証拠と捉えず、納得のいく説明がないまま終了した。

A氏は、当然ながらそれを不服として控訴した。しかし、控訴審の裁判官は審理もろくに行わず、誤字脱字の修正のみで地裁判決を丸ごと支持する形でA氏の主張を退けた。

地裁判決によると、「株取扱合意において定義されるべき分配対象利益の内容及び範囲は、余りに無限定というべきもの」であり、「被告に対して法律上の具体的な義務を負わせる上で最低限必要な程度の特定すらされていないものといわざるを得ない」という判断をした。
裁判官が、「合意書」の体裁や文言の定義づけに拘るのは仕方が無いとしても、鈴木の証言や主張は場面が変わるに従って、どんどんひどく変転した。A氏、西との対応や発言、鈴木が所在不明となって以後の平林と青田の支離滅裂で不当な主張、そしてそれを裁判ではさらに増幅させた。裁判官は、そうした鈴木の主張や証言の変転に何ら目を向けなかったのは何故か。

平成18年10月16日に和解書を作成した三者協議の後、鈴木は頻繁にA氏に電話を架け、「西の買い支え損は約70億と言っていたが、正確にはいくらか?」と尋ね、それを確認して「全体の利益より引いて3等分しないといけませんね」と鈴木はそこまで「合意書」の有効性を追認した。また1週間後の10月23日、鈴木が三たびA氏の事務所を訪れた。これほど立て続けに鈴木が姿を見せるのは珍しかったが、「和解書」で約束したA氏と西それぞれに25億円を支払うことと、その後2年以内にA氏に20億円を支払うことについて、より具体的な説明をした。鈴木は、少なくとも「不正があれば利益の分配は受けられない」ことが「合意書」に明記されていたからこそ「和解書」でも不正を認め、金額50億円の支払を提示したことが容易に推察される。それ故に“強迫”や“心裡留保”など根拠になりようがないのに裁判官はあっさりと採用してしまったのである。

鈴木のように二転三転するような証言を裁判官が証拠として採用することはない、というのが裁判官による認定の通例であるにもかかわらず、ほとんどが虚偽の証言を裁判官は「合意書」と「和解書」の無効を理由にして、「(鈴木が)明確に意思表示した事実は認められない」と判断する一方で、西が「株取引の利益」と言って持参した15億円、鈴木が持参した10億円をA氏への返済金と断定してしまったのは、あまりに不可解で、誤審といわざるを得ず、判決は誰が見ても誤りとしか言いようが無い。

原告の主張を裏付けるべき証言が必須だったはずの西義輝が平成22年2月に自殺し、「合意書」に基づいた株取引の実態を、説得力をもって裁判官に訴えることができなかった点は大きかった。

西はA氏に決定的な裏切りを働き、鈴木に言われるままA氏と鈴木の間の距離を意図的に作り出し、平成11年7月30日に15億円の利益金をA氏に納めて期待をさせながら、それ以後の株取引で利益が出ているのにもかかわらず、西は具体的な報告も実情も語らないままA氏から株価の買い支え資金を引き出し続けたのである。それ故、A氏が当事者として「合意書」や「和解書」の作成経緯を法廷で正当性を訴えても、裁判官の思い込みを排除することは叶わなかった。(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(2)

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〔「和解書」に50億円を自書〕
西は平成18年10月2日、香港に向かった。「鈴木から利益金の分配金を受け取るため」だったという。「日本国内では色々まずい面もあるので、香港で受け渡しをしたい、と言う鈴木の意向に応じたものだった。もちろん社長には秘密であった」。
ところが、西はTamと称する鈴木の代理人と会った直後に事件に巻き込まれ、殺されかけた。西が宝林の2回目の第三者割当増資の際にTamに会っていることは紀井も承知していた。

西は香港から帰国後、ようやくA氏に香港に行った理由も含め、これまでの経緯の真相を語り始めた。A氏は鈴木が株取引で獲得した利益を独り占めにして、海外に隠匿している事実を初めて知った。
「合意書」に基づいて、平成11年7月から約7年間、株取引はずっと継続しており、しかも莫大な利益を上げるための原資は全てA氏が負ってきたので、何らかの入金があった時には、一旦全ての金をA氏に入金することになっており、鈴木が利益を3等分するのは当然のことだった。

平成18年10月16日にA氏と西、鈴木の三者協議が持たれた。その場でA氏は、西と鈴木に真実に沿ってしかるべき対応をするべきだと強く主張した。しかし、鈴木は頑として「合意書」に基づいた株取引を行った事実を認めなかった。

だが、紀井が宝林以外の銘柄でもそれぞれ10億円単位の利益を出した事実について、西に説明している録音テープを聞かされたことで、鈴木は最後には宝林株取得の資金はA氏が出したことを認め、宝林株の取引が「合意書」に基づいたものであったことも認めた。最後には「社長には、これまで大変お世話になったので、西の話は受け入れられないが、この問題を解決するために50億円を払います」と述べた。

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西があらかじめ用意していた「和解書」を鈴木の前に提示すると、鈴木は文言を何度も読み返し、真っ先に自筆で空欄となっていた金額欄に50億円(A氏と西それぞれに25億円)と書き、併せて住所と氏名を書き記し指印した。書面には「最近の経緯から乙(西)丙(鈴木)は本合意書に反したことは明白である」との表記があり、合意書どおりならば2人には利益の取り分は無く、鈴木と西がそれを認めた事実は重い。これを裁判官は無視できなかったはずだが、判決を見る限り一切考慮していない点は批判されるべき汚点である。

〔株資金を懇願し続けた鈴木と西〕
それから約1ヵ月後の11月末、鈴木はA氏宛に手紙を郵送し、「和解書」について「どうにも納得ができない」として「もう少し考えさせてほしい」という文言を書き連ねていた。そして、鈴木自身はA氏との直接の交渉に応じず、代理人として弁護士の平林英昭と友人の青田光市の二人を立てるので、代理人と交渉をして欲しい、という極めて無責任なものだった。

この手紙が郵送されて以降、鈴木は所在を完全に不明にして、交渉の窓口に立った弁護士の平林英昭と友人の青田光市は問題を解決するどころか逆に紛糾させるだけだった。(以下次号)

海外流出資金470億円は今や1000億円超(1)

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〔鈴木義彦の巨額利益独占〕
平成11年2月、東京オークションハウス(以下「TAH」という)の経営者である西義輝に、宝林(現サハダイヤモンド)株800万株の売却情報が持ち込まれ、西は調査の結果、スポンサーであるA氏に宝林株800万株の買取り資金3億円の相談をした。A氏は資金3億円の用意を約束し、買取り決済日(5月末)までに資金を西に預けた。
宝林株800万株を取得後、西と鈴木義彦は株価維持の資金に不安を覚えA氏に今後の資金協力を要請した。
二人は、宝林株だけでなく他の銘柄でも証券市場で高値で売り抜け利益を出すという計画を話し、鈴木が一人熱弁を振るってA氏を説得にかかった。そして鈴木は「これが成功しないと、二人(鈴木と西)ともA氏に今までの借金の返済ができない」とも告げ、A氏は鈴木と西の説得に応じた。そこで西が「合意書」の作成を提案し、その場で簡単ではあるが最低限の要件を整えた書面が作成されることになった。

「合意書」は、A氏、西、そして鈴木が株式の売買、売買代行、仲介斡旋、その他株取引に関することはあらゆる方法で利益を上げる業務を行うことを第1の約定とした。株式の銘柄欄は空白で、ただ「本株」とだけ書かれていたが、それが宝林株であることには疑いがなかった。また、「今後本株以外の一切の株取扱についても、本合意書に基づく責任をそれぞれに負う」ことや「合意書」に違反した行為が判明したときは「利益の取り分はない」と明記して、西と鈴木が継続的に株取引を実行する意思表示がなされた。

株価維持のための資金協力をA氏に仰いで巨額の利益が生み出されたにも拘らず、鈴木と西はA氏を裏切り、利益を折半する密約を交わしてA氏には株取引の情報を伝えなかった。

鈴木に指示されて取得株式の売りを全て任されていた紀井義弘は後日、「平成18年までの約7年間で得た利益の総額は少なくとも470億円以上」として書面にしたが、鈴木はA氏に相談することなく勝手にそのほとんどを外資(ペーパーカンパニー)名義で海外に流出させ、さらにスイスのプライベートバンクに集約させていた。  (以下次号)

明らかになった鈴木義彦の虚偽証言(6)

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〔「上野の会長」と呼ばれた青田光市〕
(1)西が自殺した直後、A氏は西の妻子と共に鈴木の実父(鈴木に頼まれ、西の会社で働いていた)の自宅を訪ねた。鈴木の実父と鈴木の妹が同道して最寄りの警察署に出向き、鈴木に電話を架けると、鈴木は言を左右にして「今は警察署には行けない」と言って拒み、「明日以降で必ずA氏に電話をするから」と言ったにも拘らず一度も電話はなかった。脅しという言葉をA氏に対して使うならば、警察署でその意思を明言する良い機会でもあったはずだ。

(2)鈴木の側近(裏方?)として永い付き合いのある青田光市は、広域指定暴力団幹部とは20年来、実懇の関係にあり、そうした暴力団幹部らと金融などの付き合いで彼らから「上野の会長」と呼ばれているという。さらに、鈴木の代理人弁護士を務めた平林英明も、その暴力団トップと複数回面談している事実がある。これは懲戒に当たる行為ではないのか。

(3)A氏の代理人となった利岡正章が平成20年6月11日、伊東市内のパチンコ店駐車場で広域指定暴力団(N一家)の構成員ら暴漢2人に襲撃され、全治3ヶ月の被害を受けたが、裁判で鈴木の代理人が「襲撃ではなく、偶然に起きた諍いあるいは事故」と主張した。その後、利岡や関係者の調査で、利岡の襲撃は「青田の依頼による」という複数の証言が得られた。利岡襲撃事件の後、青田が20年来懇意にしてきたN一家のNO.2に「(自分とは今まで)一切付き合いはないことにしてくれ」と口止めをしたり、同一家の構成員らに車を買ってやったり、海外旅行に連れて行ったりしたという証言もN一家の上部団体の幹部数人よりあった。

(4)A氏の下には鈴木や西とのやり取りを始め数多くの面談の録音記録があるほか、相当数の関係書類があって、それらがA氏の代理人弁護士により的確な形で証拠として提出されなかったのは大きな不手際に違いなかった。鈴木側が法廷に提出した証拠と言えるものは、前述したように「確認書」(平成11年9月30日付)だけだったから、そこにA氏側の弁護士に大きな油断があったのではないかと思われる。

(5)なぜ、裁判官がA氏側の証言や証拠を適正に検証せず、故意にとさえ思われるほど西や紀井の証言を軽視したのか、不可解でならない。
鈴木は、別誌記事削除仮処分の審尋に提出された「陳述書」で「海外での資産運用で生計を立てている」と述べているが、前述したように、その資産なるものはいかなる経緯で形成されたものであったのか? また、海外財産調書制度に基づいて国税当局に申告をしたものであるのか? など事実関係の究明が今後、マスコミを含めてなされることは必至の状況にある。すでに、鈴木が真っ当な主張で訴訟に勝ったのではないという事実に触れてきたが、鈴木が勝訴したことで逆に重荷を背負うことになると想定されるのは、まさに前述の動きがあるからである。(以下次号)

明らかになった鈴木義彦の虚偽証言(5)

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〔捻じ曲げられた真実 裁判官はなぜ騙されたのか〕
A氏との貸金返還請求訴訟において、鈴木側が法廷に提出した物的証拠は先に触れた「確認書」1点だけで、それ以外は全て鈴木の構築した虚偽の証言を無理やり裏付けるための主張でしかなかった。ところが、裁判官は何を根拠にしたかを明確にしないまま、鈴木の主張した「強迫」や「心裡留保」を採用して、「合意書」と「和解書」を無効とする判決を下してしまった。「合意書」から「和解書」に至る7年間に現金の授受はあったにしても、三者による「合意書」の履行に伴う具体的な協議や手続処理が行われていないのは整合性がない、というのだが、A氏が何度も協議を申し入れても西が裏切って正確な情報をA氏の耳に入れず、鈴木は故意に姿をくらませて所在がつかめない状態で、どれほど的確な対応ができたのか、はなはだ疑問だった。そして、鈴木がA氏に送った2通の手紙の内容からも「和解書」作成時の話し合いが強迫には当たらず、心裡留保にもならないことは十分に分かるはずだった。整合性のない鈴木の主張を、裁判官が証拠として採用したのが不可解でならず、誰が見ても誤審を疑わざるを得ない。

(1)「確認書」に関連して鈴木の代理人は、「手形の約束期日に銀行へ取り立て依頼をしていない」とか、「普通は手形訴訟を起こすはず」と主張したが、A氏が鈴木の要望を全て受け入れ協力してやった好意につけ込んであらゆる事項で「原告の主張は有り得ない」という。何故そこまで協力したかが分からないために「有り得ない」としか言えないのだ。「和解書」作成以後もA氏への手紙で「大変お世話になった」とか「男として一目も二目も置く人には会ったことがない」と述べたのは鈴木自身だった。

(2)鈴木の証言や主張は場面が変わるに従って、どんどんひどく変転した。鈴木が所在不明となって以後、平林弁護士と青田は支離滅裂で不当な主張を繰り返し、そしてそれを裁判にまで持ち込んでさらに増幅させた。裁判官が、そうした鈴木の主張や証言の変転に何ら目を向けていなかった。裁判官は鈴木が「売らせて欲しい」と言ってA氏の会社から持ち出した時計(4億円相当)やピンクダイヤモンドと絵画(3.4億円)について、「(時計は)上代が40億円超と言いながら、それを4億円で取引するのは経済的整合性がない」と断じて債権を認めなかったが、業者間での取引や決算対策等では一つの手段として行われていることだ。裁判官が単に「世間知らず」ということで、7億円超の債権が認められず、鈴木の悪意が見逃されるのは本末転倒だ。

(3)さらに鈴木は平成14年6月27日の借用書作成時に「社長への返済金として西に10億円を渡した」と言っていたが、法廷に提出された証言では「言っていない」とか「言った覚えはない」と翻し、また平成18年10月16日の「和解書」作成時に鈴木は「2年以内に20億円を払う」と約束したが、その後はこれを「贈与」と言ったり、最後には「20億を払うとは言っていない」と変わったこれらの証言が虚偽であることは、面談の録音記録に残っていた。

(4)鈴木のように二転三転するような証言を裁判官が証拠として採用することは先ずない、というのが裁判官による認定の通例であるにも拘らず、こうした虚偽の証言を裁判官は「合意書」と「和解書」の無効を理由として、安直に「(鈴木が)明確に意思表示した事実は認められない」と判断する一方で、西が「株取引の利益」と言って持参した15億円、鈴木が持参した10億円をA氏への返済金と断定してしまった仮に原告が鈴木のような人間であれば、この2件の金の授受は証拠が無いのでA氏はシラを切ることさえできた。しかし、原告はそれをありのままの真実の証拠として提出したのだが、それも裁判官は無視したのである。鈴木が法廷に提出した証拠が唯一[確認書]であったにもかかわらず、6人の裁判官が疑問を持たなかった理由は何か。金額の違い他あらゆることに整合していない。

(5)鈴木は西から聞いた話として、「A氏の背景には反社会的勢力が控えており、逆らえば命に関わる」などというありもしない作り話を証拠として平気で法廷に提出した。しかし、この言い回しは全て西が語っていたことという、まさに「死人に口なし」の作り話であって、A氏と西、鈴木の間でそのような会話がなされたことも一度もなかった。したがって、裁判官には確認のしようもない、極めて卑劣な誹謗中傷の作り話であることが分かるちなみに、A氏の会社は東京・新宿の高層ビル街に建つ新宿センタービルの43階に本社があったが、同ビルに入居するには厳密な審査があって、仮に鈴木が言うような経歴がA氏にあれば、決して30年も継続して入居などできなかった。鈴木の証言は西が死亡していることを奇貨としてA氏から反論されても「聞いた話」という逃げ道を作った、言いたい放題の証言で、裁判官がこうした証言をまともに採用したとは思えないが、少なからず心証に影響した点は否めないのではないだろうか。(以下次号)

明らかになった鈴木義彦の虚偽証言(4)

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〔今後一切の株取引と合意書に明記〕
前述したピンクダイヤモンドと絵画の準消費貸借契約について、鈴木は平成9年10月15日にエフアールを債務者としてA氏が3億円を貸し付けた際の借用書と合致させて「3億円は借りておらず、ピンクダイヤモンドと絵画の代金3億円の借用書を書いた」と主張した。期日を確認すれば明らかな通り、3億円の貸付は平成9年10月15日で、ピンクダイヤモンドの持ち出しよりも7ヶ月も前のことだった。さらに平成10年5月28日付の「念書」まで書いているのだから、支離滅裂としか言えない。(しかも、鈴木は絵画を一度も持参しなかった)

平成18年10月13日、16日、23日の話し合いの場において、鈴木はかろうじて宝林株が「合意書」に基づく株取引であった事実を認め「利益は二人に分配した」と言った。そしてまた、その後の株取引は鈴木個人によるもので「合意書」に基づくものはひとつもなかったと主張した。しかし、「合意書」には「今後本株以外の一切の株取扱についても、本合意書に基づく責任をそれぞれに負う」と明記しており、鈴木の主張は通らない。株の売りを全て任されていた紀井の証言によれば、「宝林株の時より、誰か大きなスポンサーが付いたと思ったが、後日『合意書』を見て理解できた。宝林株以後の銘柄も数多くあったが、それらも全て『合意書』に基づいた株取引だった」ということだったが、当然の事である。ちなみに実行された株取引は宝林株のあとエフアール、アイビーダイワ、住倉工業ほか数多くの銘柄を挙げており、西もまた具体的な経緯を説明していた。「合意書」の解除は三者の協議による同意を必要としたのは言うまでもなかった。(以下次号)

明らかになった鈴木義彦の虚偽証言(3)

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〔香港へ渡航 その先にあったのは殺人未遂〕
鈴木義彦への疑惑の核心は、西と鈴木が「合意書」に基づいて株取引が行われ、巨額の利益がありながら、鈴木と西が密約を交わしてA氏を外しにかかり、さらに鈴木は西をも排除して利益の独り占めを謀ったという点にある。西が鈴木の裏切りによって、次第にA氏に真相を明らかにするようになり、また鈴木の側近で、鈴木の指示で取得株式の売りを全て任されていた紀井義弘も重い口を開いたことから、ようやく株取引の実態を理解したA氏が平成18年10月16日に鈴木を呼び、西も同席して鈴木を質した。

(1)鈴木は「宝林株」の取引すら「合意書」とは関係ないと言い張り、「合意書」は交わしたが、「何一つ履行した事実がなかったので忘れていた」などと言って、完全に否定した。しかし最後には宝林株の取得でA氏が3億円を出したことと株取引だけは認め、「分配金はすでに渡し終わっている」と言った。「合意書」が関係ないと言うなら、何故、宝林株を売ることができたのか。また、「合意書」には「今後一切の株取引」と明記されている。仮に鈴木が単独で株取引を実行したとしても、「合意書」を前提にA氏や西に報告をして、協議しなければならなかった。

(2)西は平成18年10月2日に香港に向かったが、その目的は利益の分配金を受け取るためだった。その際、西は妻に「置手紙」を残していたが、その中に「(鈴木と)二人の約束は、今後宝林だけでなく、あらゆる第三者割当増資(ユーロ債)から得られる利益を、経費を除き折半する約束」「平成11年から平成14年までは、彼は私との約束を守り、30億のお金を払ってくれ……」と注目すべき部分がある。鈴木が西に30億円を渡した事実が明らかになったことから、鈴木の主張が嘘であることが明白となったが、「分配金は渡している」との証言に基づけば、鈴木はA氏にはいつ、いくらを支払った、というのか。

(3)株取引の利益は最終的に60億円という鈴木の発言を基にしつつ、「合意書に関する問題を解決するために50億円(A氏と西にそれぞれ25億円)を支払う」と鈴木が言ったことから、西が予め用意していた「和解書」に鈴木は金額を書き入れ、署名指印した。さらに鈴木は「社長には大変世話になったので、2年以内にあと20億円払います」とまで語ったが、「西の言い方が気に入らないから」と言って、それは「和解書」に書かなかった。裁判官は鈴木が「和解書」に署名指印したことを強迫や心裡留保と決めつけたが、和解後にA氏に届いた手紙の中にも「(A氏を)男として一目も二目も置く」とか「大変世話になった」と直筆で書かれている。

(4)その後、鈴木は何度となくA氏に電話を入れて支払の確認をする時に、「西の買い支え損は約70億と言っていたが、正確にはいくらか?」と尋ね、それを確認すると「全体の利益より引いて3等分しないといけませんね」と鈴木はそこまで追認していた。1週間後の10月23日には再びA氏の会社を訪ね、そのときにも支払についての確認をしていた。

(5)しかし、約1ヵ月後の11月末に「50億円の支払を一旦留保する」旨の鈴木からの手紙がA氏の元に届いた。A氏は翻意を促す手紙を書いたが、内容がほとんど同じ手紙が再び届き、以降、鈴木は所在を不明にし、弁護士の平林英昭と青田光市が「代理人」として窓口に立った。途中で代理人を立てるくらいなら、何故、最初から弁護士を入れなかったのか。

(6)これら両人は、問題を解決するどころか逆に紛糾させるだけだった。青田は「鈴木はA氏と西に脅かされて怖くなり、和解書に署名しなければ、その場を切り抜けることができなかった」と言い出し、また平林は鈴木の債務総額について、交渉のたびにコロコロと変わるほど主張を変転させた。さらに「和解書」についても青田と同様に「強迫」とか「心裡留保」というありもしない状況を根拠に無効を主張した。それが本当ならば、A氏と初対面の際に「社長さん、50億円で何とか手を打って頂けませんか? 50億円なら、鈴木もすぐに支払うと言っているんで……」と平林は言ったが、そのような言葉を口にするはずはなかった。それ故に「強迫」だの「心裡留保」など有り得ない。

(7)青田は三者の話し合いには一度も立ち会っておらず、その場の雰囲気すら分かっていないのに、「エレベーターを止められ監禁状態に置かれた」とか「ビルの下で待機していた」、あるいは西が香港で事件に巻き込まれたことについても「西は香港へは行っていない」など、都合によって口からでまかせの発言をする人物という評価が関係者全員の一致した印象だった。しかも、「和解書」の作成後に鈴木からA氏に送られた2通の手紙には強迫や心裡留保に当たる文言は一切なく、支払の撤回は西と紀井の情報漏えいを理由にしていた。したがって、平林弁護士が鈴木の依頼に応え苦肉の策で作り出した強迫や心裡留保は後付けに過ぎなかった。

(8)平成9年9月~平成10年5月までにA氏が融資した金額が約28億円あったが、鈴木は前述の「確認書」を盾に「平成11年9月30日に15億円を支払い完済した」と主張した。鈴木の言う15億円は西が同年の7月30日に持参した15億円を指していたが、9月30日に金銭の授受はなかった。手形の原本は確かに鈴木の手許に戻ったが、借用書や預かり書など全ての原本はそのままA氏の手許にあり、「確認書」が債務完済の根拠になどならないのは明白だった。また、貸付金約28億円は元本であったから、15億円では完済とならない。エフアールの常務(後に代表者)だった天野裕は、「前年の平成10年9月にも決算対策のために西さん経由で手形を預けて頂き、再びA氏に返した。お陰で取締役会で議題にもならなかった。従って平成11年当時の確認書も便宜上のものと認識している」と鈴木の主張を完全に否定した。

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(9)天野は平成23年8月3日に急逝したが、生前に偶然、東京・赤坂の高級クラブでA氏とも会ったことが数回あった。「天野会長は社長(A氏)と会う度に社長の席に挨拶に行っていた。その際には、『鈴木が大変お世話になっています』と挨拶をし、一緒に来ていた3~4人の取り巻きにも『鈴木が今あるのは、全てこちらの社長(A氏)に数百億円の資金をお世話になっているお陰です』と言っていた」と某クラブの店長が言う。ほかにも何人もの同様の証言がある。

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(10)ある時期に鈴木が巨額の資金を有している事実を天野が質すと、鈴木が「A社長の資金だ」と答えたというが、その後、A氏との対立が深刻になると、鈴木は天野に「A氏とは絶対に会うな」と命令したにも拘らず、前述したように鈴木には内緒でA氏と会ったために、鈴木からひどく咎められ、以来、二人の関係は険悪になったという。ちなみに、天野の急逝について、クロニクル(=旧エフアール)は「自宅で病死」と発表したが、一部には都心の京王プラザホテルの客室で首を吊って自殺し、それには「鈴木が関係している」と言う関係者も少なくない。また、天野が鈴木の保釈後「A氏には感謝しなければいけない」といった趣旨の話をしていたというが、それについて鈴木は「和解書」作成時にA氏に感謝の言葉を伝えていた。(以下次号)

明らかになった鈴木義彦の虚偽証言(2)

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〔裏切りの報酬10億円〕
(1)西と鈴木は平成11年5月末から開始した仕手戦で一攫千金を狙い、株価を高値誘導、維持するために、A氏に資金支援を頼み協力を仰ぎながら、その際に交わした「合意書」(平成11年7月8日作成)の全てを反故にして騙し、A氏に巨額の損失を負わせ鈴木は利益を独り占めにした。この「合意書」は銘柄欄が空白で、ただ「本株」とだけ書かれていたが、「本株」が宝林株式であることに疑いはない。また「今後本株以外の一切の株取扱についても、本合意書に基づく責任をそれぞれに負う」と明記しており、西と鈴木が継続的に株取引を実行する意思表示がなされていた。
平成11年7月30日、西が「株取引の利益」と言って15億円をA氏の会社に持参した。A氏は「合意書」に基づいて3等分するものと考えたが、西が「私と鈴木の取り分は返済金の一部に充てる」という約束通り、A氏は全額を受け取った。が、そのうち1億円を心遣いとして「鈴木さんと分けなさい」と言って渡した。翌7月31日、鈴木と西がA氏の会社を訪ねた際、A氏が利益金の処理を確認したところ、二人とも了解し、A氏から5000万円ずつを受け取ったことに礼を述べた。

(2)ところが、実際に鈴木は西と組んで仕掛けた仕手戦で巨額の利益を出しながら、A氏には全うな報告もせず、西を窓口にして「都内のマンションの1DKで頑張っているから長い目で見て欲しい」などといった言い訳ばかりをA氏の耳に入れさせていた。西と鈴木の仕手戦の最初の銘柄は「宝林」で、同株の利益約160億円は次に仕掛ける銘柄の“仕込み”に使う一方で相当額を鈴木は密かに海外に流出させていた。

(3)鈴木は周到な計画を立て、海外に流出させた利益金の詳細を西にも詳しく語らず、独り占めを図った。そして、平成14年2月27日に志村化工株の取引で、東京地検特捜部が西ほかを相場操縦の容疑で逮捕するや、鈴木は西と距離を置くようになった。特捜部は事件の本命を鈴木と睨んでいた。しかし、「逮捕直前に鈴木が土下座をして、『私の名前は絶対に出さないで欲しい。そうしてくれたら、西会長が出た後には言うことは何でも聞くから』と懇願した」と西は後に証言したが、取調べで西が鈴木の関与を否認したために逮捕が見送られたと思われる。西の保釈後、鈴木は掌を返すように西との距離を置き始めた。このことだけでも鈴木の人間性が分かるのではないか。

(4)なお、平成11年9月30日付でA氏はエフアールに対して「債権債務はない」とする「確認書」を交付した。鈴木はA氏から融資を受ける際に手形か借用書を預けていたが、決算対策上は処理しておかねばならず、前年の平成10年9月にA氏は手形の原本を西経由で天野に渡して、監査法人の監査終了後に問題なく戻ってきたため、同様に協力したものだった。「確認書」は、この時に西から頼まれ便宜的に作成したに過ぎなかった。

(5)西が保釈された直後の平成14年6月、A氏が貸金と株の話をしたところ、「株取引の利益がこれから大きくなるので(債務を)圧縮して欲しい」と西がA氏に話したため、A氏は了解し、鈴木への40億円超(金利年15%を含む)の貸付金を25億円に減額したうえで、同月27日に新たに借用書を作成した。その際、鈴木が「社長への返済金10億円を直近で西に渡している」と言い出したため、A氏が西に確認したところ、西が金の受け取りを渋々認めたため、鈴木が15億円、西が10億円の借用書を作成し署名した。この二人の借用書には確定日付(6月27日付け)がある。

(6)しかし、西が受け取った10億円は、実はA氏への返済金ではなく、鈴木が「合意書」の破棄を西に執拗に迫り、それを西に実行させるための「報酬」として複数回にわたり紀井から西の運転手である花館を経由して手交されたものであったことが後日判明した。平成18年10月16日に話し合いが持たれた際に、西に「これくらいは認めろ」と言われ、鈴木もこのことについては認めていた。

(7)なお、鈴木は西との仕手戦で獲得した利益の中から親和銀行に対して損害補填による示談を申し入れ、約17億円を支払うことで示談を成立させた(平成12年1月19日付け)。もし損害補填がなければ、鈴木は執行猶予とならず実刑だったに違いないが、「合意書」に基づけば、鈴木は横領を働いたことになる。エフアールや鈴木個人の借金(負債)の清算に充てるという、こうした例は他にタカラブネ株の返還訴訟で山内興産に約4億円を支払って和解した事実もある。(以下次号)

明らかになった鈴木義彦の虚偽証言(1)

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〔記事削除申立について〕(公開質問状に鈴木は一切の反論はできない)
2015年に掲載された「東京アウトローズ」での西義輝の自殺に関する記事の削除申立で、鈴木は「陳述書」まで提出するという異例な対応をしていたが、その中で「証券、金融口座が開けない」と吐露した。しかしそれは鈴木自ら「反市場勢力」と金融当局から認定されていると告白しているに等しいではないか。もちろん口座開設拒否の責任を情報誌に押し付けること自体、余りにお門違いの言いがかりで論外だが、本誌は鈴木が裁判に勝訴したことには大いに疑問を持ち、裁判記録を検証する中で、先ずは裁判に至る経緯を取り上げ、さらに鈴木が事実を隠蔽するために吐き続けた嘘の数々を列挙し、さらに訴訟の場で裁判官が何故鈴木の嘘を見抜けず(誤審)、誤りの判決を下すことになったかについて具体的に検証した。

記事削除を申し立てた「東京アウトローズ」の情報は西義輝の自殺に限られていたが、記事削除後に新たに貸金返還請求訴訟について具体的な問題点を詳しく取り上げたにもかかわらず、鈴木は何ら抗議をすることも無く、また責任ある回答もしていない。それどころか、判決を受け削除された記事が残存しているとして、鈴木はプロバイダーだけに圧力をかけ、その後に発信した記事には一言も反論していないのである。本当におかしな話ではないか。鈴木には本誌の問いに答える義務があると考えるが、鈴木をめぐる疑念と裁判官による誤審(誤判)については公にすべきと考え公開質問とした。

〔株取引が疑惑の始まり〕
鈴木をめぐる裁判については、マスコミでも「有り得ない判決」と違和感を持って関心を寄せており、裁判記録を精査している記者が多くいるかと思うが、当方の意思に拘わらず、記事の削除という事態が起きたことを理由に鈴木に対する取材が滞ったり中断することはない。さらに本誌に寄せられている情報によれば、鈴木が今後刑事責任を問われるような事態がいくつも生じる可能性に言及する記者も何人かいる中で、裁判官が重大な誤認に基づいた判決を下しているのではないか、という疑念、そして再審請求の可能性すら想定しているようである。鈴木には海外に巨額の資金を隠匿しているという疑惑が以前からあり、それがここにきて急に浮上することになった理由は、ほかでもなく今回の裁判で原告(A氏 鈴木が「陳述書」で呼称)のまさかの敗訴に対して、双方の関係者やマスコミが誤審と考え精査が始まったからだ。裁判で判決は出ていても、誤判を疑われる故に鈴木をめぐるトラブルは依然として収束しておらず、却って周囲の関心が高まったといえる。

以下に挙げる事例は全て事実であり、鈴木がその場その場をやり過ごすために言いつくろった虚偽の証言が多く確認されている。
(1)鈴木の記事削除申立で提出された「陳述書」は、勝訴を前提にしているとはいえ、まさに度が過ぎるほどに事実を歪曲しており、裁判におけるいくつもの虚偽証言が明確になっているだけでなく、裁判に未提出の証拠類(10本以上の録音テープ、多くの書類等)も沢山ある中で、それらが次第にマスコミにおいても共有されつつある。

(2)「陳述書」には西義輝に関する記述があるが、鈴木が平成10年5月31日に親和銀行不正融資(商法違反)事件で逮捕される直前の半年ほどの間で、西がA氏からの約28億円(詐欺横領に係る分を含む)という巨額の融資を仲介して保証人となり、鈴木の窮地を救った関係にあった。そして、鈴木が弁護士費用や生活費等を名目に借り入れを依頼した際に西の妻が1800万円を貸し、また、これとは別に西個人でも鈴木の愛人宅に毎月50万円を届けるような支援をした経緯があった。さらに西が鈴木に頼まれ、会社で鈴木の父徳太郎を雇用して60万円の給与を支払っていた。そうした事実を無視して西を足蹴にする言動を平気でする鈴木は決して許されるべきではないのではないか。

(3)10日で1割以上の金利を伴う借り入れでも資金繰りが追いつかず、自己破産はもちろん、自殺という選択肢すら鈴木の脳裏に浮かんでいたような状況を救ったのはA氏であり、またA氏以外にはいなかった。A氏は鈴木からの返済が一切なかったにも拘らず、逮捕直前にも8000万円を貸しているが、そんな人間は他にはおらず、それはA氏、鈴木周辺の関係者全員が認めていることで、鈴木も分かっているはずである。

(平成10年11月26日、決算対策でエフアールに一時預ける際に、西が手形(一部)のコピーに添え書きした。)

 

(4)鈴木は手形以外にいくつも物品を持ち込み、A氏はそのたびに言い値で買ってあげていた。ピンクダイヤモンドとボナールの絵画も言い値の3億円でA氏に買ってもらっていた。但し絵画は一度も持参しなかった(他の債権者の担保に入っていたことが後日判明)。関係者によると、「鈴木は後日トラブルになることを想定して、証拠の残らない方法でA氏から融資を受けていた。帳簿に記載したり銀行口座を介して金を動かしていれば、もっと早い時期に鈴木の嘘は発覚していた」(以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(9)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《後藤家の連載を毎回楽しみにみている。後藤氏にかかっている嫌疑で一番悪質なのは何でしょう。国税局と警察の間に暗黙の了解みたいなものがあり、うまく調整するものなのか》(K・Nさん)

《後藤のようなとてつもない資産家って、政治家とか官僚とか上の者同士でつながってお咎めなしになることもあるかと思う、安倍政権と黒川元検事長の関係のように。しかし罪は罪として追及して欲しい》(O・Aさん)

《火のないところに煙は立たないというが、後藤家の場合はとっくに全焼ではないか。人を人と思わず、罪を罪とも思わず、という後藤から想像するとまだまだ余罪が沢山ありそうだ。いくらセレブでも年を取ってからの容疑者では情けないと思う》(S・Tさん)

《まだエゴサーチには引っかからない後藤兄弟だが、強大な資金力を盾にネット業界に圧力をかけている可能性もあるんじゃないか? 金に転ぶ業界人がいるとしたら》極めて遺憾だ》(K・Sさん)

《東北大震災の直後、いち早く現地を訪れたのは警察や自衛隊ではなく、これは商売になると見越して行動した、その筋の人たちと聞いています。案の定汚染処理の仕事は利権化して、関わった人たちは相当な金儲けになったとのことです。コロナ禍騒動の真っただ中で消毒液の商売を始めようという感覚には猛烈に違和感があり、不動産取引の後始末で反社と取引する後藤の反社感覚には合点がいく》(F・Uさん)

《西武ホールディングスのCEO、後藤高志氏は成蹊学園のOBで構成されている安倍晋三後援会の会長を務めているのではないか。その人脈を利用して実弟のやらかした悪事のもみ消しに躍起となっているのではないか》(A・Wさん)

《後藤は手当たり次第にオンナ漁りをしているようだが、コロナ感染や他の病気の心配はないのだろうか。こういう人物には怖くて近寄ることもできない。きっと麻雀の誘いも断られているんじゃないか》(Y・Nさん)

《後藤氏を擁護する投稿は無いのですか? 無いとすれば、後藤氏は本当に孤独で助けてくれる友人が一人もいないことになる。哀れな話だ》(E・Sさん)

《5チャンネルに載っている太平エンジニアリング、これじゃ社員から総スカンというのがよく分かる》(M・Tさん)

《後藤のような人物たちにはマルサよりもコメ(資料調査課)が内定しているケースが多いと聞いている。コメはマスコミの情報も参考にして突然踏み込むというから最強のチームであるらしい。こんなチームからターゲットにされたら、後藤も逃げられないだろう》(I・Hさん)

《男って、どいつもこいつも若い娘が欲しいのか理解できません。後藤さんにももちろん正妻がいるでしょ。若い娘が正妻から損害賠償を請求されたら、どうするでしょう。事実を皆さんが知ってからでは遅いのですよ》(Tさん・S)

《太平エンジニアリングはビルメンテナンス業界の雄です。めちゃくちゃお金を持ってます。同業の上場企業や海外の優良企業も丸呑みできる力があり、誰も逆らえません。実兄の人脈もあるからなおさらですが、どんどん真相を暴露して欲しい》(M・Tさん)

《三代目は身上を潰すというが、これは日本の税法上(相続税)の話で、万人が平等にという考え方に起因した課税方法によるものという説のほかに、二代目は初代の苦労を目の当たりにして育つが、三代目は何の苦労もなく大学を卒業すると家業を引き継ぐために、経営能力や洞察力が備わっていないから、という理由による説がある。後藤氏の場合、前者を避けようと画策したが、ここにきて全てがバレており、また後者にはぴったりと当てはまるために、近い将来、確実に潰れると断言できるんじゃないか》(W・Nさん)

《この会社の支店で設備工事をやってもらった友人から聞いた話によると、最初の打ち合わせから担当者がとても親切で、工事に来た職人たちも良い人ばかりだったという。施工も大変丁寧で大満足だったと友人は太鼓判を押したが、一方で5チャンネルや貴誌の記事の話をすると、友人は驚いて開いた口が塞がらないと言った具合だった》(M・Aさん)

《まさかとは思うが、この金持ち家族も特別定額給付金をもらっていたりして。合コンや飲み会の支払いも割り勘にするくらいセコイ奴なら、有り得るか。恥ずかしくないのかねぇ》(A・Sさん)

《昔の豪傑は器量が大きかった。妾を囲うのもコソコソしない。また一度妾を囲えば一生面倒をみる。それが男と心得ていた。要所要所で気前の悪い後藤氏は手切れ金さえ値切りそうだ》(E・Dさん)

《国費を使ってキャバ嬢へプレゼント……。東日本大震災の当時、鹿島、清水建設、安藤ハザマ等の大手ゼネコンが下請け業者からキックバックを受けたり接待されたり。後藤氏はそのお金で高級時計をプレゼントとしたということです。全部、国民の血税です。しかも震災復旧の現場での話です。悪者は後を絶たない》(Y・Fさん)

《国税の査察が入ってもパンクした人はいないというが、それは国税局が納税額の妥協点を示し、後は不問にするからだと思う。しかし、後藤に関しては徹底的に追及して欲しい》(O・Nさん)

《当局の動きがじれったいように感じる。コロナ禍もあるかと思うが、着手となれば未曽有の事件として大きな話題になるから、慎重を期しているのかもしれないが、やはりじれったい》(I・Jさん)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(22)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《代理人が就いてからは鈴木の言い分が一変したようだ。和解直後、A氏に電話で「買い支え損は、西は70億円と言っていたが、正確な数字を聞いてくれませんか」と言うので、西に確認を取り58億円+αと分かり、2~3日後の鈴木からの電話に答えると、鈴木は「利益よりその分を引いて3等分しなければいけませんね」と言っていた。その鈴木が、青田と平林が代理人に就いてからは言い分を激しく変えた。(青田が「そんなもの払う必要はない」くらいのことを言って、自分たちへの礼金を多くしようとしたのではないかという意見が関係者の間では多く出ている) 青田、平林の影響も悪いが、長谷川と鈴木による乙59号証で構築された嘘はあまりにもひどすぎるが、それだけで済まされることではない。それに品田裁判長の判断はとても公平を期して出した判決と言えるものではない。最高裁長官に上申書か嘆願書を出すべきだ》(A・Sさん)

《平成18年10月16日の和解から1週間後の10月23日に、鈴木は一人でA氏の会社を訪れ、「海外の口座を作ってください」とか「海外に金を取りに行って来ます」と言っておきながら、その後、海外から送って来た2通の手紙を見ると、何故裁判官が判決で強迫や心裡留保を採用したのか。100人中100人が疑うのは当然のことである。品田裁判官には万人に分かる説明が必要不可欠である。日本の法曹界は国内だけでなく世界中から信頼を失くすことになりかねない》(E・Hさん)

《西の遺書にしても、長谷川や品田裁判官はしっかりと読むべきだが、覚悟を決めて自殺する前に嘘はないはずだ。鈴木が裁判で多くの嘘を言っているが、唯一の物的証拠である確認書(平成11年9月30日付)も便宜上作成されたものであったことは、A氏が出した多くの証拠や証言から明らかで、鈴木の主張が虚偽であることが明白になった。これで鈴木が勝訴する根拠が全く分からない。このトリックは一体何なのか》(O・Iさん)

《鈴木は「債務者はエフアールで被告(鈴木)は関係ない」とまで主張しているが、債務者がエフアールであれば、責任者である天野裕常務がA氏の会社へ一度も挨拶や手形の期日の書き換えで来ないことは有り得ない。それに最初の西を交えた3人の話で、「全て鈴木個人のことで、私(西)が保証するので手形は回さないようにお願いします」と西が書いた「お願い書」も証拠として出されているではないか》(Y・Rさん)

《A氏への債務は平成11年9月30日に完済したと鈴木は言っているが、元金が約28億円あって何故15億円で完済になるのか。これだけでも判断がつくはずだ。本当に鈴木の言っていることはバカバカしいとしか言えないが、裁判官の判決の根拠が全て不明だ》(K・Uさん)

《鈴木は宝飾品等の売れ残り商品、ピンクダイヤと絵画をA氏の所に持ち込み、A氏に言い値で買ってもらったにもかかわらず、「自分がA氏より買った」と言って、同額(3億円)の借用書(平成9年10月15日付)を証拠にした。しかし借用書の但し書きや、ピンクダイヤと絵画をA氏が販売預託する際に鈴木が差し入れた「念書」等で全て鈴木の嘘が分かる(絵画はA氏に買ってもらいながら一度も持参しなかった。後日、担保に入っていたことが分かった)》(W・Dさん)

《誰が見ても一目瞭然であるのに、どんな嘘を言っても長谷川が上手くフォローしてくれると考えて鈴木が主張しているのか。その内容は支離滅裂で、ここまでの嘘を鈴木は平気でよく言える、鈴木以外にはいないと思うくらいだ。普通、急ぎの買取等の場合、価格は足元を見て言い値の半額くらいがいい所らしいが、鈴木は借金の金利も払っておらず、催促もない中で言い値で買ってもらって、しかも絵画に関しては持参もしていなかったので、A氏は現物を見ずに買ってくれている。そうまでして金を融通してくれる人は世界中探してもいないと思う。そんな人に対して鈴木は何から何まで裏切っている。A氏のような人間も、また鈴木のような人間も他にはいないと思う》(E・Kさん)

《平成10年5月28日、鈴木は突然、一人でA氏の会社を訪れ、土下座して涙を流し、「近々逮捕されると思います。弁護士費用のほかいろいろ金がかかるので」と言って8000万円をA氏から借りた(鈴木は「このご恩は一生忘れません」と言って土下座した)。さらに「ピンクダイヤを売らせて下さい」と言ってA氏から預かった。A氏には鈴木が3日後の5月末日に逮捕されるという情報が入っていて、そのことを鈴木は初めて聞かされ「本当ですか?」と言ったようだが、そのような人間にそれまでの返済が一切ないところに8000万円を貸したりピンクダイヤを預けたりする人間が他にいると思うか。絶対にいないと言っても過言ではない。鈴木の言うことを全て聞いてもらっていて、何故、こんな裏切りができるのか。本当に信じられない。家族や身内にも聞いてみろ、お前のような人間は生きている価値はない》(M・Uさん)

《合意書は西に頼まれサインしたに過ぎないと鈴木は言っているが、合意書は西というより鈴木が一人で熱弁を振るって、「今までに20~30億円の授業料を払ってきたので、絶対に自信があるので是非やらせて下さい。これができないと、私と西会長は社長への返済ができません。必ず、これで返済しますから」と何回も懇願したうえでのことではないか。いい加減にしろ。お前はそれでも人間か》(I・Gさん)

《杉原正芳弁護士は、株の大量保有報告書を金融庁に提出するのに無断で「紀井からの借り入れ」と名義を使ったことについて、未だに紀井氏に説明していないが、何故か。それに加えて、実体のないペーパーカンパニーの常任代理人になっているが、弁護士の資格はない。即刻弁護士を辞めるべきだ。鈴木は杉原のことは知らない、話したこともないと言っているが、鈴木に頼まれなければできないことを、杉原が勝手にやったと言うのか》(D・Aさん)

《A氏は反社会的勢力の金を使っていると言って、長谷川と鈴木はそのトップの実名まで平気で呼び捨てにしている。それが本当であればまだしも、全くの作り事で、それに関係のない人間にケンカを売るつもりか、こんな危険なことを平気でやるバカはいないと思う。長谷川は鈴木に言われてやったにしても、本当にバカとしか思えない。以前のように10日で1割以上の高額金利の金を借りていたならまだしも、年15%の金利など反社の金を使うことは有り得ないことだ。こんなに分かり切ったことまで嘘をつく神経が分からない。その場が良ければ後のことは関係ないと腹をくくって覚悟を決めてやっていることであれば、それも勝手だが、どこまで嘘をつけば気が済むのか》(Y・Nさん)

《平成14年6月27日に西と鈴木がA氏の会社を訪ねたが、その数日前に西がA氏を訪ねてきて、「鈴木の借金について期日はとっくに過ぎているので遅延損害金として年30%になりますが、年15%の金利にしても40億円超になりますが、今後の株取引の利益が大きくなるので、25億円位にして頂けると助かるのですが」と言うので、A氏は仕方なく了解したようだ。ところが、6月27日の当日、鈴木がさらに「西に社長への返済分10億円を渡してある」と言うので、A氏が西に確認すると、西は仕方なさそうに「一応受け取りました」と言うような返事をした。そこでA氏が鈴木に「10億もの返済に何故同行しなかったのか。それに、最低でも電話で西に10億円渡しましたと言うことくらいはできるはずだ」と言うと、鈴木は一言「すみません」と言ってしばらく下を向いたままだったようだ。しかしこの10億円も合意書を破棄するために鈴木が西に渡した金であった(鈴木の相方(紀井氏)より西の運転手の花館氏に複数回で渡したものだった)。鈴木も西も悪すぎる。しかも、鈴木は裁判では西に10億円を渡して合意書を破棄して欲しいとは頼んでいないと言い出したり、6月27日には会っていないとまで言い出した。しかし、同日付の確定日付のある借用書(鈴木15億円、西10億円)が証拠として記事に掲載されている。さらにその後の和解協議の模様を録音した西のテープにはっきり入っていた》(関係者より) (以下次号)

取材データから読み解く「鈴木義彦」の株取引を巡る真実(7)

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《鈴木はA氏との関係が無ければ、親和銀行不正融資事件で逮捕起訴された時点で終わっていた。本業で汗を流すこともなく悪事ばかりを重ねてきた鈴木が天野氏に託してエフアールを立て直す気力もノウハウもなかったのは間違いない。西の宝林株800万株の取得情報に飛びつき、その取得資金をA氏から出してもらった上に株価の買い支え資金を安定的に出してもらったからこそ巨額の利益獲得につながった。しかし、その手口はA氏と西に一方的に損失を被らせるという詐欺そのものだった。A氏に対する恩を仇で返すとは、まさにこのことで、鈴木はさらに深刻なウソを重ねてA氏を裏切り続けた。鈴木の大きなここまでの裏切りは長谷川元弁護士の影響が計り知れないくらい大きい。鈴木も乙59号証のここまでの作り話には抵抗はあったと思う。何故なら、和解後の2通の手紙を見ても分かるように「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く人間に会ったことが無い」と書いているからで、これは強迫、心裡留保と言われている後の手紙である。このことを考えれば、鈴木は、幾ら悪い人間でもここまでやることには大きな決断があったはずだ。また、このことから考えて、一番悪いのは長谷川であるという意見も読者より数多く寄せられ、長谷川が鈴木に正しい指導をさせるべきだという意見も圧倒的多数を占める》

《裁判官は西が株取引の利益と言ってA氏に持参した15億円を鈴木の債務返済金とする判決を下した。西が持参したのは平成11年7月30日で、鈴木が主張する同年9月30日では有り得ないのに、判決では15億円の授受の日を特定しないまま債務返済に充当するという愚かな事実認定をしたのだ。15億円の授受が7月30日であったことの裏付けは、翌7月31日に鈴木と西がA氏の会社を訪ね、15億円の処理を確認した上に、A氏が心遣いで西と鈴木に5000万円ずつを渡したことに2人がお礼を述べたことでも分かる。一方で、9月30日に鈴木が15億円を返済してA氏から確認書を受け取ったという全てが虚偽の主張であり、確認書そのものがエフアールの決算対策のために便宜的に作成交付されたもので、しかも鈴木に確認書を作成する前提として西がA氏に別の確認書を作成していたことを鈴木は知る由も無かった。当時は常務だった天野氏も前年(平成10年)にも手形原本を預からせてもらうという同じことをやってもらっていたと言ったことに加え15億円を返済して手形13枚を戻してもらったというのは勘違いか嘘であると証言していることで十分だったはずだ。こうした証言を裁判官は無視して判決したのだから誤りは明白であり、これで鈴木の唯一の物的証拠もウソと判明した》

《西が鈴木に追い詰められ自殺したことについて、息子の内河陽一郎は周囲の関係者とは逆の受け止め方をしていた。鈴木に対する怒りで関係者は全員が西の無念さを感じて動いているのに、陽一郎は鈴木に対する恐怖心から鈴木に対抗することで報復されるに違いないと思い込み、関係者を呆れさせたばかりか、勤務先の新宿にある保険会社の支店長が「鈴木がコンプライアンスに抵触しているので関わってはいけない」と陽一郎に指示したと言い、そのことからも関りを持てないと言ったという。西がA氏を裏切って鈴木から一時的にしろ受け取っていた大金で恩恵を受けたからとでも考えているのか。あるいは、西がA氏には話さなかった真実を陽一郎も承知していて、それを明らかにすると不都合が生じるということか。しかしそうであるなら、はき違えも甚だしい。株取引を開始して以来、西が鈴木からどのような扱いを受けてきたかを、陽一郎は語ろうともしないが、平成18年10月2日に西と共に香港に向かい、西が事件に巻き込まれた現場を承知していたのは陽一郎だけで、語るべき真相はいくつもあるはずだった。実の父親が自殺に追い込まれて何も感じず、もし自分の都合を優先して対応を決めているのなら、全くおかしいと言わざるを得ない。西の自殺後に反社会的勢力を含めた債権者とのトラブルを全て解決したのはA氏だったが、それを陽一郎が忘れるはずはない。また父と一緒に多額の投資をA氏には内緒でやったり、香港ではカジノに入り浸ったりして、いったい何なのか。それでも父親の自殺を真正面から受け止めているならまだしも、男として、人間として最低だという意見が多くの関係者から出ている。陽一郎に関しては関係者よりいくつもの情報が入っており、次号以降に明らかにすることとする》

《鈴木には相手と交わした約束を守る、約束を果たすという誠実さが全くない。常に自分の利害を優先して、利益を獲得するために嘘を重ねるから、鈴木の約束は単なるダマシなのだ。親和銀行事件で逮捕される3日前の平成10年5月28日、土下座をして涙を流しながら「このご恩は一生忘れません」と言いながらA氏から8000万円を借りながら、借用書には逮捕から数日後で返済が不可能な6月3日を返済日としたが、5月31日に逮捕されることを承知していたA氏は保釈後も一切催促をしなかった。紀井氏には「利益折半」と言って株取引に誘い込みながら(この約束はそもそも合意書に違反している)、実際には1/100にも満たない報酬しか渡さなかったり、など挙げればきりがない。そして約束を反故にするために嘘をつき続け、その嘘がどんどん深刻になり、約束そのものを無かったことにする。このような鈴木を誰が許せるものか。世間の人も一人として許すはずはない。それに家族や身内への今後の悪影響を考えない鈴木義彦は単純な極悪人ではない。長谷川幸雄も同様である》

《日本は法治国家といいながら、法の番人のはずの裁判官が適格であるかどうかを計る基準も国民が審査する手段もない。裁判所は閉ざされた世界そのもので、外部には何の情報も提供されないいびつさが際立つ。一人の裁判官が受け持つ訴訟案件は年間で200件を超えるというが、これでは審理をまともに行えず、案件を処理する(早期に判決を出す)ことに気持ちが傾いてしまう。このような法曹界には再審は絶対に必要不可欠である。また、これでは裁判の本質から外れても戻しようがなく、多くの証言や証拠をよく見ないで簡単に処理するようでは問題が残るのは当然のことだ》

《鈴木と西が宝林株取引で約160億円もの利益を上げたという情報は、瞬く間に証券市場にも仕手戦を仕掛ける相場師たちにも広がったようで、A氏のところにも複数の連絡が入った。鈴木が大儲けをしたのでA氏も潤っているに違いないから、ぜひ自分のスポンサーになって欲しいという依頼が多かったようだが、そうした引き合いに戸惑ったのはA氏自身だった。しかし、A氏からの問い合わせを受けた西は、「そんな話はガセ(ウソ)ですよ。市場には根も葉もない噂が飛び交っているので、いちいち真に受けてはいられません」と平然とウソをついた。日々の株取引について具体的な報告を受けていなかったA氏は西の返答をそのまま聞くしかなかったが、鈴木と西は宝林株からエフアール、エルメなど旺盛に株取引を仕掛けていた。西は鈴木にコントロールされA氏に嘘ばかりを吹き込んでいたのだろうが、それが、まさに西が鈴木に支配されていることの証だった》

《西はクラブのホステスたちの気を引くために一晩で数百万円の大金を平気で使い、自分を大きく見せようとして仕事の話で大口をたたくことが多かったようだが、これもすべてA氏を騙した金である。そのような姿を鈴木はバカにしながら利用するにはもってこいの人間だと見ていたはずだ。合意書の破棄を実現させて、A氏から安定的に買い支え資金を出させ続けるためには西を最大限に利用することが第一と考え、鈴木自身はA氏と接触せず、西にA氏へのアプローチをさせ、株取引についてはウソばかりを言わせた。鈴木のずる賢い悪知恵だった》

《鈴木と西が知り合った当初、鈴木は秘書を通じて毎日、西に電話を入れ飲食等の招待をした。西は「彼からすれば私は伊藤忠商事を通じて経済界の名のある方を知っていたので、利用できる人間だと感じた」のではないかと言っていたが、その後の経過を見ると、鈴木は西の話が本物かどうかを確かめていたに過ぎなかった。当初は西に「会長」と呼称を付けていた鈴木が、西が志村化工株事件で逮捕起訴されると「西」と呼び捨てるようになり、平成18年10月16日の和解協議では西を罵り「おまえ」になっていた。鈴木が人を利用するだけ利用して、不要になれば切り捨てるという例の典型だった》

《西から鈴木を紹介されて以降、親和銀行事件表面化までに手形や借用書だけで約21億円を貸し付けた期間、宝林株の取得をきっかけに合意書を交わして株価の買い支え資金を出しながら、鈴木が西を裏切らせて嘘ばかりの報告をさせ続けた期間、さらに志村化工株の事件で西が逮捕起訴され有罪判決が出るや、西を切り捨てにかかった期間、それらのいずれをとっても鈴木はA氏を騙し続けた。平成18年10月16日の和解協議で鈴木は総額70億円の支払を約束したが、それも反故にして、後はウソを重ねるだけ重ねて金の支払を頑なに拒否し続けた。和解協議で「私の男気を信じてください」と何回もA氏に言ったのは真っ赤なウソで、これが鈴木の本性だったが、鈴木という人間には男らしいとか男気等という言葉は当てはまらない。恩にも感じない最悪の本性で生まれ持っての詐欺師だという人ばかりだ。関係者、取材班、読者の圧倒的な意見である》

《鈴木と西の株取引は金商法に触れるもので、西が志村化工株の相場操縦容疑で逮捕起訴されたのは必然の流れだったが、鈴木の命乞いで西が罪を被ったために鈴木は逃げ得となった。そうであれば、鈴木は西に約束した利益分配を実行するのが当然だったが、逆に切り捨てにかかるという残忍な選択をした揚げ句に西を自殺にまで追い込んだ。周囲の鈴木に協力した人間でさえ、用済みとなれば容赦なく排除する鈴木という人間は決して許されるべきではない。鈴木義彦本人と家族、身内も日本だけでなく世界中から最悪の一族と言われかねない。長谷川一族も同様だ》

《発行企業にユーロ債(CB)の発行や第三者割当を実行させ、取得株は海外のオフショアに拠点を持つ投資会社を装うペーパーカンパニーが受け、香港を中心にして日本の証券市場で取得株を売りにかける。上がった利益はそのまま投資会社の海外口座に送金されるというのが、鈴木と西が取り組んだ株取引の手口だったが、そもそもその手口で行けると踏んだのは、宝林株を取得するに際して作戦を練った西と証券会社課長の平池某だった。それを、鈴木はA氏へ送りつけた手紙の中で「一人で立案し稼いだ」と言い放ったが、鈴木がやったことは利益を海外に送金するための口座を開設し、さらに隠匿するためにプライベートバンクに金を移動させただけだった。人のフンドシで相撲を取って、白星は自分の手柄として利益を独り占めしている鈴木は、愚かにも自分のしでかした罪がどれほど重いものか、今後、必ず後悔する時が来る》

《西が書いた「鈴木義彦がユーロ債(CB)で得た利益について」というレポートには株取引の手口が生々しく描かれている。ヒラボウの株取引では、ユーロ債の発行手続きに関わった茂庭進が立ち合ってFEAM社に呼んだ金融ブローカー、ヒラボウの社員ほかに株券の受け渡しを行い、そのうえで社債を転換した後の新株の売却を実行させた。株を売るタイミングであらかじめ割当価格の1~2割程度の価格で譲渡を受けていた西田グループも動き、株価を高値に誘導した結果、鈴木は新株の大量売却に成功し利益を確保した。これらの手口は全てインサイダー取引や相場操縦を禁ずる金商法に触れるものだった》

《赤阪マリアクリニックの乗っ取り事件で、青田光市にかけられた嫌疑は威力業務妨害、窃盗、有印私文書偽造行使、詐欺、横領、強迫、公正証書原本不実記録など、まるで犯罪のデパートだったが、これが青田の常習的手段だった。懇意にしている暴力団の構成員たちを手足に使って相手を脅しにかけるのは日常茶飯事で、警察が何故摘発しなかったのか、不可解でならないが、青田の行為が常習的である限り必ず馬脚を現す。それが鈴木の致命傷となる可能性は高く、平林、杉原の各弁護士、弁護士登録を抹消した長谷川も悪事が露呈していくに違いない。青田の姉夫婦(杉本氏)も、弟の光市がここまで悪いことをしていると気づいていて何故諌めないのか。姉は裁判にも傍聴に来ていたようだが、このままでは姉や姉の娘2人にも影響が出る可能性もあると考えられる》

《裁判官は、鈴木の証言が二転三転したことを判決で言及しなかったが、それは何故だったのか。誤解を恐れずに言えば、故意に合意書を無効にするという発想が働いていたから、鈴木の証言に触れることは最小限に留めたのではないかと言わざるを得ない。合意書が無効とすれば、和解書も必然的に効力が薄まり、それを補強するためにありもしない脅迫や心裡留保を採用して鈴木がした署名指印を無力化した。また、公序良俗についても、手形を担保にしておいて金融機関に回さないで欲しいと懇願する鈴木の方がよほど公序良俗に反している。判決は全部がおかしすぎる。絶対に再審請求する事案であるという意見は圧倒的である。市民団体を始め各団体から多くの声が寄せられている》

《鈴木の強欲に巻き込まれて犠牲を強いられた多くの人たちの声が本誌に寄せられているが、鈴木を巡る事件情報は今後もますます拡散して、誰もが知るところとなる。裁判で鈴木に最大の恩恵をもたらした長谷川幸雄の罪は鈴木以上に重く、鈴木同様に裁かれなければならない。裁判に勝つことだけが弁護士の仕事ではないが、長谷川の思惑は裏で貰う高額報酬しかない。そうであれば、長谷川は人として最悪である。弁護士の登録を抹消しても、長谷川の悪事が風化することなどあり得ず、拡散していくばかりだ。一日も早く鈴木と長谷川は謝罪して、これ以上拡散しないように解決するべきだ》

《取材班はこれまでに長い年月をかけ、多くの関係者から話を聞いてきたことから、未だ記事掲載には至っていないものが多くあるが、平成9年秋に10日で1割以上の金利でも貸す人がいない中で倒産、自殺しか道が残されていなかった鈴木にとって、西の紹介で出会ったA氏のお陰で今や1000億円を超える隠匿資金を保有して、A氏に対しては約20年も大変辛い思いをさせてきたことが分からないのか。30年いたセンタービルを退去したのも鈴木に最大の原因がある。鈴木には全く反省が無い。有り得ない嘘を重ねながらも、和解後にA氏に送った2通の手紙で鈴木は「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く」と書いていながら、このようなやり方はいったい何なのか。確かに誰に聞いても「あんな人はいない」と言うようにA氏を悪く言う人は一人もいない。鈴木はそろそろ目を覚まして謝罪しなければ、先々で身内にも相手にされなくなると思うほどだ。長谷川も同じである》(以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(8)

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《コロナ禍で、行政の対応が余計に信じられなくなった。議員の顔ぶれも世襲ばかりで苦労を知らず、お蚕ぐるみで育った者は、常識が一般とはまるで違っていることに気づいていない。またその価値基準も利己主義、排他主義の最たるもので、これでは国民はたまったものではない。後藤悟志という男も世襲と記事にあるが議員たちと変わらない》(T・Mさん)

《安定した人生なのに、危険を犯してまで金を貪るという後藤悟志の心境が分からない。この人物は、いったいいくらあったら満足するのか。天井知らずなら哀れというほかなく、どうせ墓場まで金は持っていけないのだから「程(ほど)」を知ったらどうかと思う》(H・Yさん)

《後藤という人物が脱税王であることはよく分かった。記事に載っている、クルーザーを使った脱税というのを詳しく教えてほしい。減価償却後のクルーザーを売って、どのように脱税したのか……。単純売買では課税対象になると思うが、何か奥の手があるのだろうか》(O・Gさん)

《昭和の時代に、一部の日本人が高度成長に浮足立って東南アジアに買春旅行へ行き、世界中の非難を浴びるという事件があった。金にものを言わせて女をもてあそぶのは正に恥さらしで、後藤のやっていることは恥さらしたちと全く一緒だ。一人娘がいるというがバレたらどういう言い訳をするのか。情けないやらアホらしいやら、一日も早く被害者がいなくなるよう願うばかりだ》(F・Aさん)

《人に頼みごとをして成果を出した相手にした約束を反故にするなんて最悪の男だが、後藤のような金持ちの専売特許か。後藤のような男は約束したことさえ忘れた振りをするし、相手がどうなろうと知ったことではないという態度を取る。自分の利益に傷がつかなければ何事もOK。しかし、そんなことを繰り返していると、必ず人の恨みを買いしっぺ返しを受ける。子々孫々まで祟られるのは間違いない》(H・Sさん)

《後藤悟志に関する投稿が増えているようで、それだけ後藤悟志の悪名が知れ渡っているということでしょう。後藤本人は何を考えているのだろうか。心中穏やかではないと思うが、どれ一つでも事件が表面化した時に後藤が気づいても遅すぎますね。自分のしでかした悪事の償いをすることです》(A・Jさん)(以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(7)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《大企業に勤めるサラリーマンの生涯収入は平均で2億円程度と言われている。しかもこの数字は課税前の数字。後藤悟志は1年でこの2億円をウラ金で稼ぐとのこと。つくづく人間の不公平な有り様を感じる。僻んでも仕方ないが、但し私は使途も不明なままの血税を納め生活している。収入の違いは甘んじて受け止めるとしても脱税している者と真面目に納税している国民にある不公平感は絶対にあってはならない。日本は法治国家である。後藤のような人間をのさばらせないために、公務員は私たちの血税から給与が支払われている事実を重く受け止め、厳正に対応してほしい》(M・Sさん)

《私は、そもそもWEBサイト上のニュースを疑ってかかる人間だが、証拠の開示や丁寧な説明、時系列に即した内容等で貴誌は信用できると思っている。貴誌に掲載されている後藤兄弟のお手盛りには、正直、驚きを禁じ得ない。片や日本中の誰もが知っている西武ホールディングスの高志社長、一方は未上場ながら時価総額数千億円と言われる太平エンジニアリングの悟志社長。どちらも経済界のスーパースター的存在で、確かにこの2人が組めば怖いもの知らずになるのも致し方のない所かもしれない。あらゆる懐柔で難局を乗り越えてきたのか、三権分立が三すくみどころか三つ巴状態になってしまっている現代社会で彼らに真っ当な審判が下るかは懐疑的だが、せめて貴誌においては社会正義を貫いて戴き、迷宮入りだけは回避させてほしいと思う》(A・Eさん)

《ネットの投稿サイト(5チャンネル)で太平エンジニアリングのスレッドを見ると、社員のPCをチェックしたという情報が載っている。これは後藤が自社の社員を信用していない証だ。他のページを覗いても社員の不平不満が満載で、我が勤務先もブラック企業だが、この会社は群を抜いている》(I・Uさん)

《後藤氏が御殿場の別荘に何かお宝を埋めているって本当? 徳川埋蔵金みたいな話だが、土木工事屋潜るかな。もしお宝が現金だったら、間違いなく脱税の証拠になる》(W・Aさん)

《もし私が後藤ほどの金持ちだったら、コロナ禍のせいで立ち行かなくなった人たちや身体を犠牲にして戦っている医療従事者への寄付を考える。後藤という人物はそういう考えが少しも浮かばないのか。女遊びは今も止めていないというが、まさに人でなしだ》(H・Iさん)

《明星高校は良い学校です。一人の男のために詰められたり、バカにされたりするのは心外です。悪いのは後藤悟志という輩で、学校は悪くありません》(K・Yさん)

《消毒液の販売を企んでいるという記事があったが、多くの人が困っているのに乗じて商売をするという性根が許せない。腐っている。消毒液は売るのではなく、自分が使って周囲に迷惑をかけるな》(H・Tさん)

《金持ちに顕著なのが資金力イコール発言力と勘違いしてしまうこと。傘下の人間はボスの発言を反論もせずに聞く。それは仕方ないからだ。ボスは勘違いをして傲慢になる。そして、知らないうちに多くの恨みを買い、妬みや僻みから集中砲火を浴びる》(S・Tさん)(以下次号)

取材データから読み解く「鈴木義彦」の株取引を巡る真実(6)

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《西田晴夫は自分名義の証券口座、銀行口座を持たず、周辺関係者の口座を使用して溜まった潤沢な資金を株の売買に使っていたというが、その手口はそっくり鈴木に当てはまるが、鈴木の場合は他人の口座ではなく全てペーパーカンパニーに蓄えられ、利益を独り占めするという強欲さは鈴木独自のものだ。金に余裕ができると、鈴木は金で何でも解決できると考えて、青田や平林弁護士、長谷川弁護士に高額な成功報酬を提示して彼らの欲得を刺激したに違いない。しかし、裁判の判決が鈴木に有利に働いたかと言えば、判決では一見そのように見えても内容は決してそうではない。嘘で固めた鈴木と長谷川の主張は全てが崩壊したと言っても過言ではない。多くの証拠(書面や録音テープ)や多くの関係者の証言で全てが露呈した。青田も平林も、そして長谷川も鈴木から裏でもらった報酬は必ず国税当局に睨まれる。その時に鈴木および関係当事者全員に身の置き場はなく、家族や身内も巻き込まれるのは必至だ》

《ペーパーカンパニーがユーロ債や第三者割当増資で株を取得する際の書類つくりや手続きを進めていたのが茂庭進だったが、同人は元山一証券出身で、平成9年に山一が自主廃業に追い込まれる原因となった不良資産の飛ばし業務を担っていた一人だった。鈴木にとっては極めて有能な人材に違いなかったが、鈴木は紀井氏の時と同様に言葉巧みに否応なく取り込んで、金商法違反や外為法違反等の犯罪に加担させた手口は極悪と言わざるを得ない》

《鈴木の若いころを知る人たちによると、鈴木は世田谷区を拠点にする暴走族のリーダーで、相当にヤンチャな日常を過ごしていたという。エフアールの前身の富士流通を創業した当初は、その暴走族のメンバーが多数集まり、鈴木は絶対的な存在だったというが、会社を興しただけで経営ノウハウもなく、うさん臭い金集めばかりに手を出していたというから、エフアールとして株式を公開しても株主にまともに対応できるノウハウなどなかったことが分かる。それ故に、株価維持のために粉飾決算や自社株売買に手を染め、あるいは取引先を騙して詐欺的な行為を繰り返していた。強欲から生まれた処世術で世の中を渡れるはずはなく、今は、海外に隠匿した巨額の資金の運用利回りで裏の資金を増しているが、そんな日常は綻びが見えた途端、あっという間に崩壊してしまう。それが鈴木には見えていないようだ。あらゆる方法を駆使して、多くのマスコミが取材に動いている。鈴木や長谷川はインターネットの威力の凄さが分かっていないようだが、最悪の結果を招くことになる》

《鈴木が株の売りで巨額の利益を確保したのは、売りのタイミングで鈴木が西に大量の株を買わせ(買い支えは株価を上げる最大の手段である)、売りを有利に運んだという鈴木のやり方は明らかにダマシの手口だった。本来なら合意書に基づいて鈴木は利益を3等分しなければならなかったが、鈴木は利益を隠匿し、西は株価が暴落した全株損失を抱える一方だったが、これは鈴木の最初からの計画で、銘柄ごとの相談もなく利益分配もせず、西を金で手なずけA氏も騙して利益のほぼ全てを海外のペーパーカンパニーへ隠匿した。そのやり口は当然、合意書に違反しており、鈴木の取り分は一切ない。鈴木は利益の一部を親和銀行や山内興産との和解金に使っているが、これも横領事件になる。本来、資金を出す人間が70%程度の利益を取るのはリスクを考え普通のようであるが、1/3ずつというのは、A氏が鈴木や西とは違って強欲ではないという証である》

《鈴木は自分の身勝手な都合から連絡を絶ったり所在を不明にしてしまうことを常套手段にしているが、その最たるものが合意書を交わした平成11年7月から平成18年10月の和解協議までの約7年間で、その間にA氏と顔を合わせたのは平成11年7月31日、平成14年6月27日、そして平成14年12月24日のわずかに3回しかなかった。西を「利益折半」の甘言でたぶらかして、A氏に対しては「都心のマンションの1DKで頑張っている」「長い目で見てください。利益は確実に出します」などの言いわけを用意して、それを西に言わせていた。まさに最低、最悪の人間だ。また、和解協議で利益60億円(実際は470億円)を前提にA氏と西にそれぞれ25億円、A氏には別途20億円を払うと約束して、その後もA氏に何回も電話をしたり、直接A氏の会社を訪ねるなどして支払い約束の追認をしていたにもかかわらず豹変して、青田と平林を代理人にしつつ鈴木自身は身を隠し続けた。A氏が平林を介して鈴木との面談を強く希望して、同行する人物が誰であろうと何人であろうとA氏は一人で会うので鈴木本人が同席するようにと何回呼び掛けても、鈴木は一度も姿を現そうとしなかった。この姿勢だけでもどちらが正しいか、判断がつくと思うが、鈴木の豹変はより確信的な犯罪者へ突き進む大きな分岐点だったのではないか》

《裁判所では上層部が気に入らない判決を書いたり、論文を書いたという理由で左遷される裁判官が多いという。事例を受けた裁判官自身が何故左遷されたのかも分からないようで、裁判官全員がビクビクしている。そんな風通しの悪い環境は長年の蓄積から生じたもので、簡単に変えられるものではないというが、品田裁判長のような裁判官では今後の日本の法曹界に大きな問題を残す可能性が大きいというほかにも、警視庁や検察庁に刑事事件の訴えを相談しても受理しないケースが非常に多く、実際に事件化してしまうことも多いという意見は関係者、取材班、読者間で圧倒的多数を占める》

《西は、鈴木から頼まれて宝林が増資して得た資金の一部20億円の投資運用話を当時の安藤社長に持ちかけ、クレディリヨネに預けさせた。「安藤社長には商品券500万円分を渡し、宮崎氏には投資での損失700万円の補填をして説得した」というが、鈴木はその資金を志村化工のユーロ債の払い込み資金に流用して、その後の大きな利益につながったが、西への見返りは同株の相場操縦容疑で東京地検による逮捕だった。西は鈴木に何回も煮え湯を飲まされながら、利益の分配を実行させることにこだわったようだが、鈴木の言いなりになるのではなく、A氏に相談するとか他に方法があったはずだ》

《合意書を交わした平成11年7月8日から和解書を作成した平成18年10月16日までの約7年間に、鈴木と西は宝林株を手始めに合意書に基づいた株取引を開始し、その後はエフアール、エルメ、アイビーダイワなど数多くの銘柄でユーロ債の発行や第三者割当増資を仕掛け、約470億円という巨額の利益を獲得しながら、合意書に基づいての約束を履行したのは宝林株の利益と言って西が持参した15億円のみだった。しかも、これも見せかけで、宝林株の利益だけでも160億円前後であったにもかかわらず、鈴木も西も正確な収支報告と利益分配を実行せず、利益を海外に流出させて隠匿してきた。そうした事実に対して、裁判官は合意書に基づいた協議も収支の清算もほとんどなかったのは極めて不合理だと一蹴した。鈴木の犯罪疑惑に目を向けず、書面の整合性についても精査もしないで、誰もが認めることができない強迫や心裡留保を十分な証明も一切なく採用して結論付けてしまったことから事実認定がは明らかに間違っていると言わざるを得ない》

《鈴木の周りでは自殺者や不審死者、行方不明者が数多くいる。クロニクルでは会長を務めた天野裕氏が平成23年8月3日に死亡しているが、天野氏には東南アジアでの投資名目の資金約9億円が使途不明金となり、証券取引等監視委員会が金融庁に課徴金の徴収を勧告するという報道があったが、こうした海外を絡ませた投資案件に鈴木が絡んでいないはずはない。天野氏の死亡に不信の目が注がれるのは自然の流れだ》

《鈴木が国外財産調書制度(平成25年からスタート)に基づいた申告をしてきた形跡は見られないが、金融庁(SECを含む)や国税局のこれまでの動きをみると、断続的に鈴木およびその周辺の動向が情報として流れているように映る。それは鈴木が「金融・証券口座を開設できない」と自白していることからも分かる。鈴木に対する包囲網は徐々に狭まり、遠からず身動きができなくなるのではないか。鈴木をVIP扱いしているプライベートバンクの日本人担当者は特に要注意であり、犯罪に加担したことになる可能性は高い》

《河井克行元法相夫妻による公職選挙法違反事件で、地元選挙区の県議や市議、町議、徐元有力者の多くが事件に巻き込まれ、30人以上の当事者が職を辞すなどして世間から非難の目を向けられている。単純に比較はできないが3000万円を参議院選に向けてバラ撒き逮捕起訴された河井夫妻に対し、鈴木は海外に流出させ隠匿してきた株取引の利益が今や1000億円を超えているという疑惑に包まれている。その隠匿資金は金商法や外為法等に違反して溜めてきた犯罪収益であり、もちろん無申告の脱税疑惑も持たれているが、今後のマスコミ報道(特にインターネット)が突破口になることは間違いないようである》

《青田が鈴木の隠れた“暴力装置”であるのは周辺関係者の誰もが知る通りだが、30年来の付き合いが続く習志野一家のNo.2である楠野伸雄といくら口裏を合わせたり金融業を廃業しても青田が反社会的勢力の一員である事実が消えることはない。赤坂マリアクリニックの乗っ取り事件やタイで引き起こした詐欺事件(地下銀行を使った日本への闇送金を含む)など、青田のやっていることは大半が非合法で、鈴木が青田に足を掬われる可能性が高いと考えるのは自然の成り行きに違いない》

《裁判の判決日に、長谷川元弁護士は法廷で誰にも聞こえるような大声で「この裁判は負けない」と言って顰蹙を買っていたが、それは単なる傍若無人とか強がりとは思えないほど事前に判決の要旨を知っているかのような自信に満ちたものだったという。そうであれば、長谷川の自信の裏付けは何だったのか。裏取引を疑わせるのに十分すぎるほどのパフォーマンスだったために、誰もが長谷川の発言を訝しく思ったという。そしてそれを裏付けるように、品田裁判長が書いた判決文は誤った事実認定に満ちたものだった。真実はいずれ全て明らかになるに違いないが、その時には長谷川への非難は決定的となる。多くの証拠や証言により、全てが判明していると言っても過言ではない》

《西田晴夫が病死した際、側近の口座等に溜まった“N勘定”と呼ばれる潤沢な資金の行方に誰もが関心を持ったが、実態は分からなかった。鈴木はいくつもの銘柄で西田とタッグを組み、またアイビーダイワ株では西田の側近の一人だった白鳥女史がSECや国税の目を逃れヨーロッパへ逃亡する際も一番身近にいた関係もあったことから、西田の溜まり資金を放置することは有り得ないので、白鳥女史と謀って運用に動いた可能性は高い》

《鈴木は細木数子とはどのような関係にあるのか。エフアールの株主から依頼され調達した1億数千万円相当のネックレスを流用して細木にプレゼントしたという情報から、鈴木が海外に隠匿する資金のロンダリングで細木からノウハウを学んだ可能性を示唆する関係者は多いが、細木もウカウカとはしていられず、鈴木の事件に巻き込まれるのではないか》(以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(6)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《記事を読めば読むほど、後藤という男に対する怒りが収まらなくなってくる。何故、金持ちなのに国民の義務である税金を払わないのか。何故、金持ちなのに反社まで利用して私腹を肥やそうとするのか。何故、金持ちなのに少しでも他人のことを考えないのか。そうでなければ、金持ちなんかなりたくない、クソくらえだ》(U・Rさん)

《私は同業者なので後藤のことはよく知っていますが、そのやり口は業界でも有名です。下請会社や他社との業務提携契約がひどいものです。とりあえずは基本合意契約をしますが、契約の履行直前に見直しと称して自社に有利な契約内容に変更するのです。どの業者も資金繰りが大変なので、言うことを聞かざるを得ない状態に追い込み、不均衡な契約に押印させられます。このM&Aの手法で企業の拡大を謀ったのが太平エンジニアリングなのです》(同業者)

《金の亡者は世の中によく見かけるが、恐らくここまでの人間は他に類を見ないだろう。生き恥を晒すくらいなら死んだほうがましと、昔の日本人なら迷わず死を選んだだろうが、後藤という人間は死んでも末代に恥を晒すほどの悪党のように思える。金があるとか、税金を払わないとかという問題ではなく、この人間は弱い者いじめをベースに人生を送っているからで、後藤の末路は悲惨なものになるはずだ。また、そうでなければならないと思う》(Y・Fさん)

《この、後藤という人、今、どういう生活を送っているのかしら? これだけ誌面で叩かれて……、このサイトはかなりの読者数なんでしょう? ちょっとした街の有名人になっていると思う。もし街で見かけたら、頬っぺたの一つも張り倒してやりたい》(K・Yさん)

《Xデーって、いつなんですか? とても気になります。次号にでも予測を載せてください。テレビドラマよりよっぽどワクワクします》(R・Dさん)

《後藤さんの彼女さん、目を覚ましなさい! 貴女のパパはもうすぐくたばるわよ。普通の恋愛をなさい。それが女の幸せというものよ》(O・Rさん)

《貴誌の記事を読んでいると、世の中悪人だらけと錯覚しそうだ。この、後藤のみならずこんなに悪い奴が多いと、悲しくさえなってくる。悪い奴の共通項って、皆ウソツキってこと。人間誰しも大なり小なりウソをつく。しかし他人を思いやるウソや空気を読むためのウソは罪ではない。最も卑劣なウソは、自己満足のために他人を騙し、大勢の人に迷惑をかけるウソだと思う。後藤は、その最たる人物で、地獄に落ちるだろうが、生き地獄も味あわせてやりたいというのが私の本音であり期待だ》(F・Eさん)

《脱税、利益供与、賭博、買春、裏口入学斡旋(?)etc. 法的な見地から見ても、酌量の余地は皆無。社員の扱い、下請会社泣かせ、女性蔑視、差別の横行などなど人道的にも許せる部分が全くない。それが後藤という男だ。何故、今日まで生きながらえて来られたのだろうか。1日も早く彼の人生ゲームを終わらせ、人々を救済しないといけないが、当局に委ねるしかないのか》(H・Oさん)

《あまりにも珍しい人なので、杉並区の豪邸見物をしてきました。絵に描いたような要塞というか豪邸です。よほど悪いことしているんだと感じる塀の高さと、外車が沢山格納できそうなパーキングのシャッターが印象的で、一般市民には縁のない光景だが、記事を片手に訪ねると楽しいです、本当にあった!という感じです》(S・Uさん)(以下次号)

取材データから読み解く「鈴木義彦」の株取引を巡る真実(5)

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《A氏、西、鈴木の3人で交わした合意書が無ければ、A氏が株価の買い支え資金を出すことはなかった。そもそも宝林株800万株の取得代金3億円をA氏が西の依頼で出したから、鈴木が紀井氏に任せて株を売ることはできた。合意書があってのことである。また、宝林株だけであれば売った利益をすぐに精算するはずだ。宝林株取得の3億円は鈴木が出したとでも言いたげに、最初は主張を三転四転させたが、鈴木自身も認めざるを得なくなって認めたではないか》

《合意書が無ければ、いろいろな銘柄で次から次へと株取引を実行できるわけはない。全ての売りに専従した紀井氏が各銘柄の利益を確認書という書面で提出している。そこに嘘があれば、紀井氏は偽証罪に問われていた。鈴木や長谷川は紀井氏のことを裏切り者とか電話番とか言っているが、誠実な人間であることは周囲が認めている。もし西が鈴木ではなく紀井氏とA氏の3人で合意して株取引をやっていれば、全く問題は起きなかったと思われるほどだ》

《平成10年5月末に宝林株の取得代金3億円をA氏が出し、同年7月8日に合意書が結ばれた。そして同月の30日には15億円の利益を3等分している。ただし、実際の利益はこの時点で50億円以上あったが、鈴木と西はA氏に正確な報告をしなかった。鈴木は、思ったよりも利益が出たことで西を巻き込んで合意書を破棄するように仕向けた。その結果、紀井氏と花館(西の運転手)を経由して西に複数回で10億円を渡している。その頃、鈴木は西に「利益は2人で折半しよう」と持ちかけ、西はその話に乗ったが、鈴木はどうしようもない悪党だ。西も東京オークションほかでA氏に100億円以上の借金があるのに、A氏を裏切るなんて悪すぎた》

《裁判官は鈴木の証言が二転三転していることに目を向けなかった。完全におかしい話で何か裏があるとしか思えない。鈴木は親和銀行不正融資事件に前後してさまざまな事件への関与を疑われ、マスコミでも数多く取り上げられてきた。鈴木自身も「金融機関や証券会社等での口座開設ができない」と自白しているように、金融証券市場では不健全な人物とのレッテルが張られているのだ。裁判でもマスコミで取り上げられた記事が証拠として提出されたが、裁判官は鈴木の証言が二転三転する事実を鈴木の人間性に要因があると深刻に受け止めるべきだったのだ》

《裁判官や弁護士等も言っているが、裁判官の評価の基準は「どんな判決文を書いたか」ではなく「何件終了させたか」にあるとコメントしている。》

《親和銀行事件でも、鈴木は甲府にある古屋貴石社に偽造宝石を作らせたり、ノモスの佐藤新一に価値のない岩手の土地(40万坪)等を提供させて同銀行への担保にした結果、100億円以上の不正融資を受けた。その際にいい思いをしたのは鈴木とノモスの佐藤だけである。鈴木は同銀行へ食い込んで、総会屋・暴力団を排除する名目で32億円を引き出したが、同銀行への食い込みの切っ掛けとなった副島と暴力団への手切れ金は2億円ほどだったといい、融資金の大半は独り占めした》

《鈴木はエフアールを上場させるために決算を粉飾していた。さらに株価を維持するために知人の名義を使って自社株売買を繰り返すという違法行為をしていたが、幸い発覚しなかった。しかし、そのために鈴木とエフアールの資金繰りは悪化するばかりで、親和銀行から不正融資を引き出す事件へとつながった》

《鈴木の悪事は底が知れない。創業者利得を得るためにエフアールを上場させたが、その目論見が外れて鈴木は窮地に立った。エフアールの経営状態を改善するという名目にもかかわらず、鈴木は本業の宝石、輸入ブランド品等の販売に活路を見出そうとしたのではなく、人を騙して金を手にする方法を繰り返した。その一つが偽のインボイスを作成して、日本橋の金融業者(宮崎氏)に対して20億円を焦げ付かせたが、手形割引は鈴木が直接行わず、ワルで有名な青田光市を使い商業手形に見せかけて相手を騙したのだ。鈴木には悪事を働くことしかノウハウはなかった》

《鈴木の依頼で西が設立したFEAM社で、鈴木と愛人、実父の給与を出させ、ベンツ、運転手ほか大石(高裕 エフアールの元専務)への口止め料などで約7億円が費消されたが、全てA氏が出している。FEAM社を設立した当時、鈴木はすでに株取引の利益を巨額に確保していたが、その金は一切出さずに西に給与や社用車(ベンツと運転手)を要求した。しかし鈴木からの見返りはなく、西がそれに抵抗した様子も見られなかった。すでに利益の分配というエサにつられ鈴木のコントロール下にあったのではないか》

《西は鈴木に400億円以上の利益を合意書通りに分配して欲しいと言うと、鈴木は「株の在庫があるので全て処分しないと400億円の現金ができない」と返事をしたが、西が東京オークションハウスにも利益の10%を約束だったと言うと、鈴木が「社長と3人で結んだ合意書は平成14年末に破棄したと言ったじゃないですか」と反発した。西は「この話は、あなたと私の2人で結んだ合意書に基づいてのことですよ」……などと鈴木と西は呆れるばかりの話をしていた》

《平成17年10月に西と鈴木が東洋町のホテルのラウンジで会ったと西が書き残した。目的は利益の分配であったが、鈴木は分配の授受の方法として「とりあえず日本から海外に持ち出されている銀行振り出しの保証小切手(46億円分)を(香港で)渡し、残りは3か月以内にオフショアに開設する口座への振込(90億円)を必ず実行する」と鈴木は言った。しかし、西は鈴木の代理人により香港で事件に巻き込まれたと言い、鈴木は「この数年、西には会っていない。全て西の作り話です」と言って西を大嘘つきとまで言って罵倒した。合意書に基づいた利益の分配は鈴木の最低の義務であり、それを果たさずに嘘ばかりを繰り返す鈴木が西を大嘘つき呼ばわりするのはお門違いだが、西もまたA氏を裏切ってばかりいたから、A氏にはどちらを信じるか計りかねたかもしれないが、最低でも鈴木が当初の約束を守れば、殆どの問題は解決されたのだから利益を独り占めした鈴木の強欲は許されることではない》

《株取引で鈴木がどれほどの利益を確保したかについて、西が書いたレポートを裁判官はほとんど無視したが、その理由が分からない。西は株取引で手がけた数多くの銘柄で具体的な手口と利益を書いているから、審理では重要な争点になり、西のレポートは紀井氏の作成した確認書を裏付けるものと位置づけられるべきだったが、裁判官はそれをしなかった。故意に合意書を無効にしたとしか考えられず、当然、紀井氏の確認書も西の書面も無視せざるを得なかったとしか言いようがない》

《西はエフアールの株取引について、鈴木が先ずはユーロ債を発行して株式に転換後、「株価を800円から1000円前後まで上昇させるので350円前後で買いを入れてほしい」と頼んできたので、約600万株という大量の買いを入れたという。しかしこれは、西の買いによって株価を上げる鈴木の罠だった。西は株の買いのために約8億円を使ったが、買い付けを行った直後に株価が暴落し、160円前後まで株価が下がったところで全株を売却せざるを得ず、最終損失は約12億円に達した。鈴木はその時約40億円の利益を確保したと言うが、鈴木は利益の分配を一切行わなかったから西と鈴木の落差はあまりに大きく、平成13年に鈴木に確認を求めると、鈴木は「それまでに見たこともない彼(鈴木)の態度と言動により、彼の本心、性格を知ることに」なったという。鈴木がその時、どのような態度を取ったのか、西は詳しくは書いていないが、おおよその想像はできる。合意書の破棄で西にさみだれ的に総額10億円の報酬を渡していたと同様に、鈴木はタイミングを計って西にわずかな金を渡していたに違いない。それを盾にして西に噛みついたのではないか。真っ当に利益を分配せず、それでいて西から要求されたら「ふざけるな」と開き直る鈴木の悪知恵とずる賢さがそのまま窺える》

《鈴木は親和銀行不正融資事件で逮捕起訴され、平成12年に懲役3年、執行猶予4年の判決を受けたが、それまでにエフアールの代表取締役を降り取締役も返上した。はた目には鈴木の経営への関与は一切ないように見えたが、実際はそうではなかった。不正融資事件では大石も一緒に逮捕起訴されたので、エフアールの経営は天野裕が継いでいたが、鈴木と西の株取引でエフアールの名前は何回も登場し、平成12年のユーロ債の発行、平成17年の新株予約権付きの転換社債の発行などが行われている。これは正に鈴木がエフアール(なが多、クロニクルと商号を変更)を絶対的に支配していた証である》

《鈴木と西田晴夫との関係は密接で、一部の報道では宝林株の仕手戦は西田が仕掛けたものだと誤った情報を出したものまであったほどだが、鈴木よりも西田の方が話題となる市場で、鈴木にとっては却って都合が良かったはずだ。宝林株で鈴木は160億円を超える利益を確保したと紀井氏は明らかにしたが、西田がいなければ、複数回にわたって利益を獲得することはできなかったに違いない。しかし、鈴木と西は株取引の最初からA氏に対して利益を誤魔化し、正確な報告もせず、買い支え資金を出させ続けた。仮に鈴木が利益の3等分を実行していれば、鈴木の手元にも十分な利益が確保されていたはずなのに、独り占めにこだわり、西に対しても志村化工株の相場操縦事件で罪を被らせたうえに西の排除にかかった。鈴木ほどの悪党は見たことが無い》(以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(5)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《これまでの記事を読み、人生や金についていろいろと考えさせられる時間が増えた。人間生まれながらにして千差万別、特に経済力の有無については良きにつけ悪しきにつけその人の人生を左右する大きな要因と思われる。本シリーズの主人公である後藤悟志氏は自身の人生で経済的困窮に陥ったことなど一度もなく、我が世の春を謳歌しているのだろうが、この状態こそが一番の不幸であるということに気づいていないようだ。お金だけが頼りということは、他にどこにも拠り所が無く、たまらなく孤独といえる。また、皮肉なことに、人生には必ず落とし穴が待っている。彼が差別心をもって接してきた生霊に足元を掬われるのだ。親の因果が子に報いという諺が現実になるのか、それとも刑事事件が表面化するのか、いずれにせよ後藤氏は逃れられない修羅の道に入り込んだと確信する》(A・Uさん)

《裏口入学っていうことは、真面目に勉強して受験した生徒が落とされているということですね。自分さえよければ、他人はどうなっても良いという身勝手の極みです。しかも、斡旋まで行っているとしたら、刑事罰は当然として人の道を踏み外しています。斡旋料ももらっているとしたら、これも無申告、脱税ですね。箱根マラソンの清々しい勇姿のイメージが総崩れです。残念至極です》(I・Yさん)

《隠匿ブラザーズ!! この称号を後藤兄弟に捧げる。血は争えないと言うが、その典型だ。こういう輩は放っておいては碌なことにならないが、8月いっぱいで豊島園が閉園し、悟志の会社も業績が徐々に落ち込む状況が垣間見える中で、栄枯盛衰も世の習いであることをしみじみと感じる》(O・Jさん)

《昔から絶対に潰れないと言われてきた会社が倒産する例はいくつもある。その原因が何となく分かった。経営者の慢心と放蕩。後藤もそうだが,そういう経営者は自業自得だ。社員が気の毒だ。泥船からのエスケープを勧めたい》(N・Hさん)

《女性はこの男からプレゼントをもらったり、お金をもらってしまったから、ある意味泣き寝入りっていうこと? 体を張っている女はいいけど、普通の女の子が毒牙にかかるのは許せない。名前も顔も分かっているのだから、これ以上被害者を増やさないようにする方法を誰か明かしてもらいたい》(G・Dさん)

《記事(名家滅亡への道12)に書かれていた追徴課税が30億円を下らないのであれば、大事件だ。罪科も2年や3年で済むはずはなく、執行猶予もつかない》(H・Rさん)

《それにしても哀れな人生の結末である。溢れんばかりの資産がありながら、さらなる金への執着で身を滅ぼす。自分の身どころか子孫にまで恥をさらして消えることはない。冷静に考えれば分かりそうなものなのに、お金の恐ろしさを改めて思い知らされた》(S・Tさん)

《100万円は欲しいけど、このオジサンの顔が無理、髪形も無理。一瞬で鳥肌が立つ》(K・Wさん)

《後藤悟志に告ぐ。万が一お上からの沙汰が無い場合でも、我々、世論が君を許すことはない。どんなに実兄高志の力に頼って本件をもみ消しても、必ず再燃する。君はそれほどの悪事を働いたのだから、当然だ。胸に手を当てて、よく考えるべきだ。良心の呵責があるのならば、自首もその一つ。一人娘のことを思い猛省すべきである》(Y・Rさん)

《太平エンジニアリングを民間調査機関で調べた。超優良企業だ、表面的には。ネットの投稿でも検索した。社員のスレッドが立っていて、超ブラック企業である。社員を鵜飼の鵜のように扱い、後藤だけが良い思いをして、ほとんど全員に恨まれている超ワンマン社長。社員の中で何人が本シリーズの記事を読んでいるのか知る由もないが、ぜひ拡散して欲しい。皆、留飲が下がるとともに自身の将来について考える材料が沢山ある》(B・Uさん)(以下次号)

読者投稿 「後藤悟志」(4)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《いつも興味深く拝読しています。後藤悟志氏の記事も途中から実名と顔写真が明らかになったのには正直驚かされました。もっとも、読む側からすれば、「G社長」についてアレコレと謎解きのように想像していましたが、今は、シンプルに後藤という人物を非難するようになりました。貴誌も情報に十分な裏付けがあってのことと思いますが、他のマスコミや国税は情報のリークにより追い詰める方法もあると聞いたことがあるので、ますます興味がわいている所です》(O・Sさん)

《良い学校を出て一流企業に就職し、出世して後藤のような人間から金品を受け取り、記事にある三井不動産や東京ガス、野村不動産などの幹部たちは後藤の巻き添えを食うことはないのだろうか? 後藤が事件で表面化した時には、こうした幹部たちも実名を明らかにして欲しい》(U・Nさん)

《世の中のほとんどの人たちが何とか金のやりくりをして生活している、マジメに働いて税金を目一杯払って……。後藤という人物は金の苦労もなく毎日を贅沢三昧に送っているというのに、金には貪欲で悪いことをしてばかりいる。それが明らかにならないというのはあまりに不公平過ぎると思う。一日も早くしっかりと税金を払わせてほしいと思う。マジメな人間がバカを見る世の中は最低だ》(A・Gさん)

《難しいことは分からないが、後藤という男は税金をちょろまかして、ヤクザに金を払って仕事をしてもらい、女と自分の大切にする企業のお偉いさんたちには高価なものをプレゼントして、社員や下請はコケにしている、っていうことだよね? そんなこと許される訳ないじゃないですか。社員の中から訴える人が出るんじゃないか》(W・Fさん)

《後藤悟志の年齢はいくつですか。母親が健在のようだが、相当のマザコンではないかと思う。大人の皮を被った幼児のように思えてならない。こういう人間こそさらし者になって重罪を受けるべきと思う》(R・Dさん)

《これほど具体的な記事が出ているにもかかわらず。当局が放っておく意味が分かりません。ネット上でも世論を動かして一日も早く事件を公然化すべきだ》(I・Jさん)

《売買春は売る方が悪か、買う方が悪か。世の中は強者のロジックで成立しているとはいっても、どっちもどっちだが、後藤は明らかに女性をモノとしか見ていない》(Y・Sさん)

《街宣車で軍歌を流している右翼団体は何をしているんだ? こういうヤツこそ君らの力で懲らしめてほしい。法が裁かないのであれば、誰かが裁くしかない》(B・Kさん)(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(13)

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後藤悟志は明星高校から青山学院大学へ進学しているが、関係者によると「明星高校から青学への進学はかなり厳しい」という。明星高校出身者のツイートでは「とにかく教師と生徒の民度が低く、外見だけで中身は空っぽ」という告白があり、さらに「進学クラスは難関校にも行けるが、本科クラスは偏差値の低い大学か就職かどちらか。1人2人難関校に受かったからって浮かれているやつが多い自称進学校ってやつ」と半ば言いたい放題だが、後藤が果たして進学クラスで学業に励んだのかは疑わしく、これまでにも触れた通り高校時代から賭け麻雀に興じ、エレキギターの腕前は玄人はだしと言われピアノも器用に弾くとあって、そうした娯楽に相当な時間を費やしてきたようだから、関係者が「勉強なんて、とてもとても……」と言うことからすると、自身のレベル以上の大学に進学したことになる。ちなみに、同高校のデータを見ると、青山学院大学への進学は2017年と2018年が6名だったのに比べ昨年2019年は24名に跳ね上がっている。何か大きなきっかけがあったのか、注目すべきデータだ。

また、幼少から現在まで極端に臆病な性格は変わらず、「今でも暴走族に出会うとすぐに逃げ腰になる」(関係者)と言い、ケンカになりそうな場面、巻き込まれそうな場面は絶対に避けて通るというから、後藤を知る周囲の同級生たちから「腰抜け」とからかわれていたようである。そんな後藤にとっては金が一番、何でも金で問題を解決できるという感覚が染みついてしまった所以であろう。

しかし、それにしても後藤の金銭への執着は異常で、後藤の身の回りは脱税疑惑ばかり。会社(法人)を隠れ蓑にしているためにかろうじて見過ごされた可能性はあるが、本誌の指摘により改めて調査をすべき個別の事案が浮かび上がっているのは間違いないことで、すでに後藤の居住地管轄の税務署を含め税務当局が過去の申告書類の確認作業を行い一定の成果を確保しているという情報もある。

一部には沖縄の不動産取引で反社会的勢力への利益供与情報が金融機関にも漏れ伝わって、「取引停止を念頭に置いた調査があった」という情報もある。これが何事もなくもみ消されたのであれば、それを可能にしたのは実兄高志に負うところが大きいに違いない。しかし、それが事実ならば逆に大問題でもある。実兄は東京大学を卒業後に旧第一勧業銀行に入行後、みずほコーポレート銀行副頭取時代に西武鉄道に転出して社長に就いた。西武グループの組織改革、機構改革を進め、今は総帥として西武ホールディングスのトップに君臨するが、それもこれまでに触れている通り、実弟の刑事事件まで視野に入った不祥事に巻き込まれたら、自らの進退に関わることは避けられない。

コロナウィルス禍で日本国中が大変な状況にあるにもかかわらず、後藤の女性漁りはお盛んの様子。自分の一人娘と年齢の変わらない愛人を囲いつつ、密閉空間で密接どころか密着という2密を実践しているようだが、いつ、どこで感染してもおかしくない状況は、後藤の会社グループの飲食部門が経営的にも大打撃を受けている現実を直視すれば分かるだろうし、また本業のビルメンテナンス部門でもクライアントには病院やホテル、大規模商業施設、飲食産業等が多く、収益の悪化がそのまま太平エンジニアリングの経営にも大きく影響を及ぼし始めている現実を承知しているはずなのに、後藤本人は懲りていないようである。それどころか、コロナ禍をこれ幸いと消毒液の販売で一儲けを企んでいるという話も聞こえてきている。全く度し難い人間としか言いようがない。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(12)

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「後藤悟志がこれまでに積み重ねてきた悪事を客観的に分析してみると、国税当局から受ける追徴課税は、30億円は下らない」と関係者は語気を強めて言う。後藤は、いったいどれほどの悪事を重ねてきたのか。30億円超の追徴課税、中でも最も重い重加算税がかかる場合に国税は検察庁への告発を前提にすることが多いというから、後藤もしくは会社を対象に過酷な調査が進められるに違いない。本誌がこれまでに触れてきた疑惑を持たれている手口だけを見ても架空発注(キックバックの収奪)があり、個人資産を会社資産に置き換えた所得税逃れ(不動産取引)、あるいは資産売却に伴う減価償却を利用したキックバックの無申告等、もし、反社会的勢力への利益供与の事実が表面化すれば、不動産取引で得た個人所得を誤魔化している事実が発覚するというように事件発覚の連鎖が始まるのは間違いない。

前号でも触れたように後藤はモノだけではなく人に対してもブランド志向(?)で、太平エンジニアリングの取引先である東京ガスや三井不動産など各業界のトップクラスの企業のトップや役員に対する媚の売り方は尋常ではなく、「現金や常識を超えた値の張る進物は、場合によっては会社法(贈収賄ほか)に触れる」と先の関係者が言うが、問題はその金の出所だ。交際費の限度を超えた分は課税対象になり、その責任は後藤が取るのか、それとも会社に押し付けるのか。

後藤は愛娘を溺愛しているようで、資産を娘の名義に移しているようだが、相続税をケチるために度を越したやり方をすれば、国税の調査対象になる。杉並区内にある後藤の自宅の所有名義は敷地の半分が母親で、残りは太平エンジニアリングとなり、後藤自身はほとんど所有していない。これも太平エンジニアリングが後藤家の創業会社であるゆえだろうが、後藤個人の税金対策の一環と思われる。ちなみに太平エンジニアリングの主な株主構成をみると、後藤悟志(持ち株比率21.2%)を筆頭に後藤睦月(4.7%)、後藤高志(3.1%)、後藤俊子(0.8%)となっており後藤家の保有率は約30%で、民間調査機関の調査では「非同族」となっているが、これまでに触れてきたとおり、同社を支配して好き放題のことをしているのは後藤悟志であり、私物化同然の経営状態にあるから同族経営であることに間違いない。

先に触れた架空発注やさまざまなキックバックで荒稼ぎした金を御殿場にある別荘の建て替え資金に充てているのは、まさに会社私物化の証でもあるし、後藤は御殿場には土木工事の時から足繁く通っていたために、後藤を知る関係者の間では「土の中に何か埋めていたものを回収したか、あるいは新たに埋めたかしたのではないか」と噂になるほどだったという。

後藤悟志への怨嗟の声がますます激しくなっているようだ。低賃金で不当労働を強いられる社員や、工事代金を極限まで値引きされた揚げ句にファクタリングと称するファイナンスに縛られる下請け会社などのほか、後藤に裏切られた人間は枚挙にいとまがない。後藤の裏切りは全て後藤自身の異常な金銭欲から端を発しているが、裏切りを実感した人間は全員が異口同音に「後藤を絶対に許さない」と言っている。特にある団体は「威信にかけて後藤にシロクロをつけさせる」と言っているが、今後、さらに後藤にとっては深刻な情報(前号でも取り上げた国税の追徴課税に係る個別具体の情報)が本誌に寄せられるに違いない。

後藤の実兄は西武ホールディングスのトップに君臨するが、同人の場合も過去に女性問題で週刊誌が情報収集に動いた経緯があったが、特に真面目一本やりでスキャンダルめいた話が無かった実兄に降って湧いた、それも女性絡みだっただけに血は争えない。

後藤による反社会的勢力への利益供与、架空発注に伴うキックバックの収奪など、いずれも後藤個人に係る脱税案件はそう遠くない時期に表面化すると言われ、本誌も注目しているが、より詳細な情報を提供していく。(以下次号)

取材データから読み解く「鈴木義彦」の株取引を巡る真実(4)

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これまで長期にわたって鈴木義彦に係る取材班の多くの記者が関係者たちから聞き取りを何回も重ねて集めた取材データを十分に精査したうえで整理して公開する。

《鈴木は、和解書に署名指印したのは側近の紀井の裏切りがあり動揺したこと、西からあらぬ嫌疑をかけられてその証拠を捜査機関に提出することをほのめかされたため社会的に抹殺されることを恐れたこと、という2つの理由をあげたが、紀井の裏切りを理由にするなら、長谷川は紀井を「電話番に過ぎない」とこき下ろしたが、株の売りの全てをやっていた紀井がA氏や西に明かした鈴木の株取引利益約470億円は紀井が株取引の全体を把握していた結果、算出された数字であるから鈴木は動揺したはずだ。また、鈴木がやっていることを公にされたら社会に抹殺されるとは、自身がやってはいけない悪いことをしていると認めているに等しく、鈴木は親和銀行に関しては100億円以上の反社会的勢力を絡めた不正融資事件で逮捕起訴され有罪判決を受けており、その他にも犯罪関与の疑いがマスコミでも数多く取り上げられ社会的評価は当然下の下で、さらに前科がついていたから、西にかけられたあらぬ嫌疑で社会的に抹殺されるという理由にはならないはずだ。そもそもあらぬ嫌疑ならば、鈴木が逮捕されることはなかった。社会的に抹殺というのは、鈴木はA氏に何から何まで助けられたにもかかわらず、ここまでの多くのウソと最悪のやり方をしたことに対して今後、人としての鈴木と長谷川の対応次第で世間が判断し評価することである》

《合意書に基づいた株取引の最初の銘柄は宝林だったが、鈴木は裁判で株の取得資金を出したのがA氏ではないと否定したり、宝林株取引は合意書に基づいたものでは無いとして「そもそも株の取得はファイナンスで金は必要なかった」とか「外資系投資会社3社による売買でA氏も西も関わっていない」、さらには「鈴木の自己資金だった」と言ってみたり「ワシントングループの河野会長から調達した」と言い替えるなど言い訳が三転も四転もしつつ嘘を並べ続けたが、鈴木は平成11年当時は刑事被告人の身で身動きが取れなかったうえに、鈴木が創業したエフアールが宝石販売業者のために鈴木の関与が宝林の筆頭株主のロレンツィに知られると交渉そのものが破談になることに西が最大に神経を注いでいた。そのような状況を無視した鈴木の主張を事実上採用した裁判官の認識の根拠は何なのか関係者の誰もが理解できない。おかしすぎる判決としか言いようがない。しかも鈴木は和解協議では宝林株の取得資金3億円はA氏が出したことも認めていたことについても、品田裁判長は認定しなかった》

《西が鈴木と出会った平成7年ころ、鈴木は既に資金繰りに困り果てていた。西が鈴木から直接聞いた話によると、エフアールを上場させても株価が思うように上がらず、創業者利得が得られなかったことに加え、株価を維持するための資金繰り(知人名義で自社株売買を繰り返していた)に窮していた。それ故、親和銀行から不正融資を引き出し、事件が表面化した。鈴木は目的のためには手段を選ばず、非合法なことでも平然と手を染めるというやり方が身に染みついているのではないか。自身の強欲から株取引の利益を独り占めするためにA氏を裏切り、西をたぶらかして最後は自殺にまで追い込んだ。人の命を軽く見る鈴木のやり方は決して許されるものでは無い》

《西は鈴木宛の遺書で「社長に対する借金返済を少なくするために私を利用したり、社長に多額な利益400億円以上がばれないよう、私の置かれている弱い立場を利用して嘘の報告ばかりさせてきた」と書いているが、鈴木は株取引の最初の銘柄であった宝林株での予想外の利益で強欲な本能が目覚め、利益を独占するだけで頭の中がいっぱいになったとしか言いようがない。裁判で鈴木は嘘だらけの主張を繰り返して、その嘘を長谷川が全て補強したが、裁判に勝つことしか考えない長谷川の方が鈴木よりも罪は重いはずだ。鈴木の嘘を正当化することで得られるメリットは報酬しかなく、金のために真実を捻じ曲げるにも限度というものがある。よくここまで何重もの嘘を構築したものだ。ここまでやると極悪弁護士というレッテルが貼られて、当然のことだが未来永劫にわたって消えることはない。弁護士を辞めても罪から逃れることはできない。きちんと事後処理をすべきだ。このままでは史上最悪の弁護士と言われかねない。やり方のあまりのあくどさに気づいたのか、判決後に弁護士の登録を抹消しているが、そのような無責任なことで許されるはずがない。家族や身内のことを考えるべきではないのか。物事にはどんなにミスがあっても最後にけじめをつけることが大事なことくらい分からないのか。この判決を正しいと判断する人は、関係者や取材班、さらに読者の中にも一人としていないことで分かるはずだ》

《鈴木が平成11年9月30日に15億円を払って債務を完済したと主張しながら、3年後の平成14年6月27日に作成した15億円の借用書の存在を打ち消すため、長谷川はさらに悪質な虚偽を創作した。ありもしない平成14年3月頃のA氏からの呼び出しをでっちあげ、もし真実であれば青田と平林が代理人の時(長谷川が加わる前)に何故、この話が出なかったのか。平林から出た話は「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか」ということくらいだ。債務の二重払いを強要され、それを強要したA氏が反社会的勢力の密接関係者で、しかも暴力団関係者を金主元としたプロの金融屋であるとして、暴力団のトップの実名まで出した。民事訴訟では証人以外は嘘が罷り通るとはいえ、そこまでやる弁護士は見たことが無く、言い訳など通用しないことが分からないくらいの恥知らずだ。鈴木と長谷川は勝訴したのだから、どう批判をされようといつかはほとぼりが冷めると判断しているかもしれないが、それは有り得ず、今後も消えることはない。弾劾裁判や再審への方向付けはもちろんだが、ネット上でも「史上最悪の事件」として拡散することはあっても風化することなどない》

《和解協議(平成18年10月16日)で鈴木が合意書に基づいた株取引を認め、その結果で支払いを約束したA氏と西へそれぞれ25億円、別にA氏へ20億円の合計70億円という金額は、鈴木が獲得した利益約470億円(平成18年当時)から見れば2割弱に過ぎなかった(但し、これは利益が60億円であることを前提にしていると西にクギを刺されている)。だから、協議直後に紀井氏に電話した鈴木は「2人分で100億円以内で済んだ」と安堵した様子で言ったに違いない。その事実を長谷川はどこまでもA氏と西による強迫があったからと主張して、裁判官もそれを認定した。そんなバカな話がどこにあるのか。意外に少ない金額で収まったと喜んだに違いない鈴木の強欲を煽って、鈴木を被害者に仕立てた長谷川のやったことは絶対に許されることではない。実際、合意書によれば鈴木の取り分は一切ない》

《長谷川が弁護士バッジを外そうと、鈴木の代理人としてやったことは消えるものでは無い。鈴木の犯罪が疑われる、株取引の利益の海外流出と隠匿を、長谷川は裁判で鈴木を勝たせることにより全容解明を封印させたように見えるが、しかし、裁判の判決が全ての結果ではない。長谷川による虚偽主張の構築という犯罪同然の手法、そしてそれを認定した裁判官に対する非難の声はますます大きくなっていくに違いないし、日本の法曹界にとって最大の汚点として語り草になり長谷川の悪名はしっかりと犯罪史に記録される》

《鈴木のような人間の代理人を務めることにためらいが無かったのは高額の報酬(しかも裏での支払い)のためか。それで幸せが約束されると思ったのか。身近の人間に迷惑どころか生死に関わるような言動を繰り返してまで強欲を満たそうとしてきた鈴木を擁護すればするほど、長谷川自身がどんどん窮地に追い込まれる結果になることを知るべきだった。このようなことが反対に万一自分の身内に起きた時のことを少しでも想定したら、絶対にできることではない》

《合意書には「今後本株以外の一切の株取扱についても、本合意書に基づいたそれぞれの責任を負う」という要件が明記されている。鈴木は平成18年10月16日の和解協議で宝林株の取引が全て合意書に基づいたものであったことは認めたが、鈴木は宝林株以後に仕掛けた銘柄で西に大量に株を買わせて紀井氏が売るタイミングを計っていた。西が株の買いで投入した資金はもちろんA氏が全て出した。その事実から鈴木と西が仕掛けた株取引は合意書に基づいていたことが明らかであり、A氏の資金支援が無ければ、鈴木は利益を確保することができなかった。長谷川はその事実を打ち消すために法廷という公の場でA氏を誹謗中傷し問題をすり替えた》

《鈴木は平成14年に麻布に超高級マンションをペーパーカンパニー(マジェスティックインベストメンツ)の名義で購入して愛人と隠れ住むアジトにした。特注の高級外車(6000万円以上の価格であるマイバッハほかロールスロイス等)を乗り回すようになっていたが、その年は西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検に逮捕起訴された年であった。鈴木は西に土下座までして口裏合わせを説得し、利益の最低でも1/3は渡すと約束して、鈴木一人が逃げのびたが、実際には西の有罪判決が出ると、手のひらを返して西を切り捨てにかかった。合意書に基づいた約束を当初から破り、利益を独り占めにして奢った日々を過ごしていた。そんな鈴木には正当な裁きを受けさせなければならなかったが、長谷川が弁護士にあるまじき悪事を働いて阻止したが、このままで済むほど世の中は甘くはないことを知るべきだ。今や、鈴木を巡る事件は東京ダークサイト等で読者から圧倒的に注目されており、世界中からも読者投稿が寄せられ始めている》

《自分の利益を最優先にして周囲の人間を騙すやり方が骨身にまで染みついている鈴木の悪事を徹底的に暴き、真相を全て明らかにしなければ収まりはつかない。鈴木に加担した長谷川元弁護士を始め平林、杉原の両弁護士、悪行三昧の青田はもちろん、数多くの事実認定を過って事実上鈴木の犯罪疑惑を封印してしまった品田裁判長ほか5人の裁判官(控訴審を含む)も、結果的には相応の責任が生じている。その扉を開けるのは鈴木であり長谷川であるが、あまりに自覚が足りないのか、鈴木を巡る悪事はネット上で拡散し続けている。このまま放置すれば、拡大した情報が消えることはなく逆に世界中に広がる一方である》

《人間は、窮地に追い込まれなければ本音を語らないというが、鈴木は和解協議の場で、紀井氏が鈴木の利益隠匿を西に明らかにしていたが、西はA氏に伝えなかっただけでなく、全ての真相を明かさなかった。鈴木が合意書の破棄を西に執拗に迫って、それをやり遂げたという西に報酬として総額10億円を複数回に分けて支払ったことを、西はその場で鈴木に認めさせたが、それでも西は紀井氏から利益総額を聞いていながらA氏にはそれを明らかにしていなかったことから、鈴木が利益は50億円とか60億円と言っていたが、利益は明らかになり、鈴木は今、針の筵に座らされている状況にあるのではないか。裁判で長谷川が鈴木の嘘の証言を正当化してくれたお陰で、これで安泰になったと思ったかもしれないが、実際には次々に真実が暴かれて、さらに身動きが取れなくなっている。そして鈴木を追及する動きは心底謝罪しなければ、解決にはならない。長谷川も同様である。鈴木に加担したことで鈴木の背負う重荷を一緒に担ぐハメに陥ったのは自業自得で、裁判に勝つために人としてやってはいけないやり方を幾重にも構築したことを反省するべきだ》

《鈴木は平成14年6月27日に鈴木が作成した借用書は全て手書きになっているが、鈴木はそういう場面に慣れていて、関係者によると「金利をゼロにして頂いたので最優先で払います」とか「万一この返済が終了するまでに他に返済した場合には公正証書(作成すると言っていて、鈴木はこの時点でも作成していなかった)に基づく金利年15%をお支払いすることを確約いたします」と言った文言を書いている。ところが、乙59号証「質問と回答書」ではA氏に言われるままに書かされたと答えたが、これが本当であれば、平成18年10月16日の和解時に「西の言い方が気に入らないので書かないが、信用してください」とA氏に言って別途20億円の支払いを明記しなかったことからみても、その場の状況を読んで巧みに言動を使い分けながら自身の意思を通していることが分かる。つまり、借用書の文言を言われるままに書くことなど鈴木にはあり得ないはずなのである。実際には長谷川のシナリオ通りに答えたものに違いないが、全く逆の発言をしても平然としている鈴木は人を騙すことを何とも思わない恐ろしい人間で、周囲に犠牲者をどんどん作ってきたに違いない》

《はっきり言うが、世間から何と言われようと、金さえあればすべて良し、世間体など一切気にしない、家族にも金を渡せば良いと考えるならば、鈴木も長谷川もこのまま放っておいたら家族も同様に犯罪者と見られるのではないか。河井克行夫妻の事件でも分かるが、関係者は今後、肩身の狭い思いを強いられる。鈴木を巡る事件では、鈴木の家族身内は鈴木自身のしでかした事件だから鈴木同様の責めを負うのは当然として、一番に被害を受けるのは長谷川本人と家族身内ではないかと思う。鈴木の父徳太郎は関係者に「息子と青田は悪い人間」と認めていた。息子の家族についても「嫁の恵子と長男の勝昭はまともな常識ある人間ではないが長女の久子だけは気が付くいい子です」と言っていたようである。特集記事に掲載している以外にも多くの証拠やテープ類がたくさんあるが、今後も必要に応じて公開する。本誌以外の他のメディアでも事件を取り上げる動きがあるようだ》

《本誌ではあらゆる角度から多くの関係者に取材を進め、この裁判は鈴木が勝てる確率は100%なかったことはさらに明確になっている。第一に株取引に係るペーパーカンパニーの常任代理人に就いた杉原、反社会的勢力の暴力団トップと面談を重ねた平林の両弁護士による違法行為、青田、平林による多くの虚偽の構築、鈴木による多くの人命にかかわる詐害行為疑惑、鈴木の虚偽構築を度を越して補強した長谷川、そして品田裁判長ほか控訴審を含む裁判官5人の裁判官による事実認定の誤りなどが主な根拠となるが、これで終結することなど当然、有り得ない》(以下次号)

読者投稿 「G社長 後藤悟志」(3)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《G社長の実名が後藤悟志と分かって、すっきりした。しかも兄が西武ホールディングスの社長だなんてスゴイ一族なんですね。しかし金持ちだからと言って何でも許される訳ではありませんよね。金の亡者シリーズをずっと見てきて、後藤のやっていることは全て犯罪じゃないですか。私はお金に縁のない人間ですが、後藤みたいな人生にはちっとも魅力を感じません。100万円で女性を買うのも売春防止法違反ですよね。ネットニュースで後藤が逮捕される映像が見られるのでしょうか。後藤は反省した顔つきを見せるでしょうか》(A・Kさん)

《後藤、このおっさんは渡部建と一緒で女の敵です。一人娘がいるらしいけど、自分の父親がこんなにも女にだらしなく、もしかしたら自分と同じ年頃の娘たちにまるで援助交際みたいなことしていると知るだけでなく世間にバレたら、いったいどう思われるでしょうか》(E・Nさん)

《ヤクザに金を渡して土地取引の問題を解決しただとっ!? 昭和の時代じゃあるまいし、時代錯誤も甚だしい。バレたらヤクザも黙ってはいないはずだから、見ものだね、これは》(I・Hさん)

《後藤の顔を見たが、あまり日本人くさくない。ホントに思想は右なのか? 犯罪気質のみならず稀代のウソつきのようなので、国籍すら疑ってしまう。人種差別は良くないけれど、他人を裏切ったり、嘘をつきまくったりは決してやってはいけないことで、泥棒の始まりだ。そういえば税金も申告していないのは泥棒しているのと同じだ》(Y・Fさん)

《私、この人知っています。クルーザーに乗せてもらったことがあって、女の子たちはみんな水着を強要されました。この人はいやらしい目でずっと私たちの体を見続けていました。もしかしたら盗撮もしていたかもしれない。今考えても気持ちが悪くてしょうがない。私は大丈夫だったけど、友達は後日、後藤さんに食事に誘われたから、彼女も餌食になったと思うと気持ち悪さ倍増です》(R・Dさん)

《いつも興味深く記事を読んでいます。名家後藤家が音を立てて崩れていく様子が手に取るように実感できます。それにしても貴誌の情報収集能力には感心させられます。内部告発もあるでしょうが取材力もすごいし、後藤がトップにいながら人望のなさが招いた結果でしょう。Xデーがいつなのか、今後の記事を楽しみにしています》(W・Sさん)(以下次号)

 

取材データから読み解く「鈴木義彦」の株取引を巡る真実(3)

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これまで長期にわたって鈴木義彦に係る取材班の多くの記者が関係者たちから聞き取りを何回も重ねて集めた取材データを十分に精査したうえで整理して公開する。

 

《平林、長谷川の両弁護士は、平成9年8月から同10年5月28日までの間にA氏が鈴木に貸し付けた約28億円(ピンクダイヤ、絵画、高級時計の横領分を含む)について、こじつけや言いがかりも同然の内容で釈明を求めたりA氏が約28億円を鈴木に貸し付けたことも事実なのに、裁判官は虚偽を構築した長谷川の術中にはまってしまい、重要な証拠を採用せずA氏の主張を退けた》

《青田光市は暴力団(習志野一家)の構成員たちを金や飲食で手なずけ、車を買い与えたり海外旅行に連れて行くなどして、A氏の代理人である利岡正章を襲わせたのは疑いが極めて高い。利岡の状態が全治3か月の入院と分かると、今度は習志野一家のNo.2(楠野伸雄)に「付き合いはなかったことにして欲しい」と口止めした。20年から30年もの付き合いが続いて、それを無かったことにできる訳がない。青田のやることは全てが暴力的で、恐喝、強迫、窃盗ほか何でもありの状況で、いつ事件が表面化してもおかしくはないが、長谷川は裁判で利岡の診断書を医学大辞典まで引っ張り出して分析するような体裁を取ったり、「事件は偶発的に起きたもの」と反論したが、そうであれば青田が口止めに動いた事実はどう説明するのか》

《鈴木はピンクダイヤモンドと絵画をA氏の所に持ち込んで、A氏に言い値の3億円で買ってもらった(絵画は持参していない)のに、鈴木が所在を不明にした後の交渉や裁判では平成9年10月15日の3億円の借用書を使って「ピンクダイヤと絵画を買い受けた際に作成した借用書で、借用書記載(但し書きですぐに内容が分かる)の3億円の授受はなかった」と言い出した。鈴木が平成10年5月28日(逮捕3日前)に「売らせてほしい」と言ってA氏からピンクダイヤを預かった際に鈴木は手書きの「念書」を用意して「預かりました」とまで書いており、3億円の借用書についてはその7か月も前のことだから、全く整合性もなく支離滅裂だった。いくら鈴木が金を払いたくないと考えたとはいえ、平林の主張は幼稚で嘘がすぐにバレるものばかりだ。それを何とか補強したのが長谷川だったが、長谷川の嘘のトリックは巧妙だが、A氏に対する誹謗中傷(反社会的勢力の金を使っているとか、そのトップの実名を何回も出すなどありもしない虚偽の構築をしている)が度を越していて、到底許されるべきものではない》

《鈴木は紀井氏に提供した仕事場(都心のマンションの一室)を何度も変えた。芝公園や麻布十番ほか数か所を転々としたのはSECや国税の目を逃れるためだった。鈴木が株取引に関わっていないようにするために西をコントロールして前面に出し、株を大量に買いささえなどして目立たせたのは、いざという時に西を隠れ蓑にする算段だったろうが、志村化工株取引では、土下座までして西に罪を被らせることに成功し、鈴木は検察の手から逃げのびた。本当に卑怯な人間だ。それで、利益の最低でも1/3を渡すという西との約束を反故にした。鈴木は罪を他人になすりつけたり強欲さも異常としか考えられない。西を自殺に追い込んだ責任は絶対に取らなければならないほど責任は大きい。長谷川はそんな鈴木の代理人を務めたが、長谷川は恥知らずというよりここまで悪賢い弁護士はいないという多くの関係者や読者からの意見が圧倒的だ》

《A氏の代理人の利岡正章が鈴木の父徳太郎を説得して、鈴木がA氏との面談をするよう働きかけたが、鈴木が独り占めした金を父親や妹のマンション購入や身内のために消費しているので完全に息子の言いなりだった。父親は利岡には「息子と青田は悪いが、息子の相談相手になってほしい」などと利岡には言っていたが、本心は違っていた。鈴木に頼まれた西が会社で徳太郎を雇う形を取り、毎月60万円という高額の給与で西にも世話になっていたから「線香を上げに行く」と言っていたが、それも口先だけのことで、息子を説得し諌めるどころか逆に息子に伺いを立てるような状態にあると言わざるを得ない。この事件はこのままでは日本史上最悪の事件として、未来永劫にわたって歴史に残ることくらい分からないのか。徳太郎は天野氏を「まともな人間」と評価していたようだが、息子(義彦)のせいで死亡したのだ》

《志村化工株取引で、東京地検は鈴木を本命視していたが、西が一人で罪を被ったために取り逃がした。その後、鈴木に対する国税当局や検察(警察)が継続して監視の目を注いでいる。鈴木がどれほど巧妙に巨額の資金を隠匿して、マネーロンダリングをやっても、必ず綻びが出る。取材班の多くの記者が動き記事が発出され続ける中で、関係当局に温存されてきた情報もつながり実を結ぶ。鈴木には世界中のどこにも居場所はなくなる》

《鈴木が裁判で債務は完済されたとか合意書に基づいた株取引などなかったと言うなら、何故、宝林株を売ることができたのか。A氏の主張に対して全面否定を繰り返したのは、平林や長谷川が構築した虚偽のストーリーを丸呑みしたからだろう。それほどまでに鈴木は強欲だと言うことだ。しかし、だからと言って、鈴木の周辺で多くの人間が犠牲になり自殺したり不審な死を遂げたり、あるいは行方知れずになったりしているのは決して看過できるものではない。自己破産や自殺の道しか残されていなかった鈴木の窮地を救ったA氏をとことんまで裏切り、さらに利益を独り占めした金を何としてでも出さないという発想は餓鬼そのもので、人ではない》

《鈴木の利益の海外流出について真相の一端を承知している茂庭進(元山一証券出身)やフュージョン社の町田修一は、鈴木からどれほどの恩恵を受けたのか。相当なものを受け取ったから、口を噤んで来たのだろうが、鈴木に実体のない外資系投資会社を100社前後も提供した上に裁判でウソの陳述書を平気で書いた町田、そして利益の海外での隠匿に加担した茂庭の2人は知っている事実を墓場まで持っていけるはずがない。鈴木にとっては今や時間の問題と言われているが、その時は目の前が真っ暗になるのではないか》

《鈴木はA氏に送った2通の手紙の中で「私一人で立案し稼いだ資金を国内外の移動という、現在最も難しいことで、なぜ、一人だけでやらなければいかないのか」と書いているが、一人で立案し稼いだとはとんだはき違えで、誰が鈴木に頼んだと言うのか。株取引の最初の銘柄である宝林株の取得は西の働きによるもので、A氏が宝林株の買取資金や株価の買い支え資金を出さなければ利益は確保できなかったし、その都度3等分しないといけない金をA氏に無断で海外に送金したり運ばせたりして、ここまで恩を仇で返すような自分勝手な人間はいないと多くの関係者、取材班の意見である。志村化工株でも西が罪を被らなければ鈴木も間違いなく東京地検に逮捕されていた。国内外の資金移動を最も難しいことというが、鈴木が勝手に利益を海外に流出させ隠匿しただけの話で、自業自得というほかない。そうした脱税ほかいくつもの違法を繰り返した鈴木の犯罪行為を長谷川はすべて承知のうえで弁護を引き受けたのだろうから、鈴木同様かそれ以上に全ての責任を負わなければならない立場にあるのは当然のことだ》

《鈴木は人との関りでウソをついて利益を自分に誘導することを常習にしてきた。そうでなければ、交渉の場でも裁判でも嘘に嘘を重ねるような恥知らずなことはしないはずだ。長谷川も鈴木と同じ類の人間で、裁判に勝つためには手段を選ばず、鈴木の嘘を丸呑みしてさらにA氏を誹謗中傷してまで裁判官に鈴木の主張の正当性をアピールした。鈴木も長谷川も絶対に許されるものではなく、その責任を果たさぬ限り本人はもちろん家族や身内にまで未来永劫にわたって影響は及ぶ》

《鈴木は和解書で約束を留保する理由に「紀井の裏切り」と「3年間に及ぶ西の全てが嘘の作り話をはっきりさせず、西の罠にはまり、安易に和解してしまった」と言って、A氏から借金を重ねる中で金利を含め一切返済しなかったのは誰か。合意書を交わして宝林株の取引を介した当初からA氏を裏切ったうえに西をたぶらかして利益折半の密約を交わしたのは誰か。揚げ句、密かに海外流出させた利益を独り占めして最終的には西をも裏切って自殺に追い込んだのは誰か。裁判で鈴木が嘘に嘘を重ねる主張のシナリオを構築した長谷川は、場合によっては鈴木よりも罪は重い。何故なら、鈴木には思いつかないし考えられもしない嘘を提案した張本人は長谷川以外にはいない。乙59号証は見事であるが、鈴木はA氏に世話になるだけなっておいて人間とは思えない。このようなやり方を金のためなら平気でやる人間はまずいない。鈴木の責任は当然として長谷川の無責任で好き放題なやり方が許される訳はない》

《鈴木と長谷川は西が自殺した後までも西を利用して鈴木の嘘を正当化しようとした。死者をもてあそぶように悪用するのはもってのほかで、人間としてやってはいけないことだがさらに長谷川と鈴木は「西から聞いた話」としてA氏を誹謗中傷した。そうしたやり方も決してやってはいけないことだ。鈴木はA氏に対して西を徹底的に「ウソつき」とこきおろしたが、鈴木は西よりもウソの数は少ないかもしれないが、嘘の大きさやあくどさは西の比ではないと関係者全員が口を揃えている。しかし、長谷川は鈴木の嘘をどこまで擁護して正当化したことか。その手段として「死人に口なし」の作り話を構築して西を最大限に悪用した。鈴木と長谷川は死ぬまで償いを続けても西は報われないだろう》

《A氏が株価の買い支え資金を総額で207億円出した点について、品田裁判長は判決で「(株取引が継続した)7年以上の間に(A氏、西、鈴木による)協議や金銭の授受が2回しか行われず、平成18年10月16日の三者協議に至るまでの間に、三者間で協議が行われなかったから一層不自然というほかない」と一蹴したが、実際に鈴木が所在を不明にし続け、西を使って嘘の経過説明と報告をさせ続けた結果、A氏には一つも正確な情報が無くカヤの外に置かれた状況があった事実や、A氏の交渉代理人に就いた利岡正章が鈴木の父親に約2年間、鈴木本人と会えるように接触する中で地元の手土産を持参したり本を届けたり、あるいは一緒に食事をするなどしたり、さらに2か所の興信所に調査を依頼したことで、数千万円に費用が掛かっていること等に裁判官は何ら関心を寄せていない。それでは審理を尽くしたとは決して言えず、そのような状況に裁判官を巧みに誘導したのが長谷川であったが裁判官にはいつまでも問題が残る》(以下次号)

取材データから読み解く「鈴木義彦」の株取引を巡る真実(2)

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これまで長期にわたって鈴木義彦に係る取材班の多くの記者が関係者たちから聞き取りを何回も重ねて集めた取材データを十分に精査したうえで整理して公開する。

《西義輝は鈴木に「会長」と呼ばれて持ち上げられ、鈴木から「私にもいいスポンサーを紹介してください」と何度も懇願されてA氏を紹介し、短期間にA氏から約28億円(ピンクダイヤモンド、絵画、高級時計の販売預託分を含む)もの貸付金を引き出す役を引き受け、株取引でも鈴木に株の売買を任せたために利益の管理で主導権を握られるという、最悪の環境を作ってしまった。その後、鈴木の口車に乗り鈴木と2人でA氏を外すやり方をして、最初の宝林株取引の収支や利益分配を合意書通りにはやらなかった。西にもA氏を騙して利益をかすめ取る考えが少しはあったかもしれないが、それを鈴木に見透かされて簡単にたぶらかされてしまった》

《鈴木は株取引で数十社に対して第三者割当増資を行ったが、西には事後報告だけで具体的な打ち合わせは一切なかったようで、それに伴う資金のコントロールや上がった利益の詳細等を鈴木は一切漏らさなかった。「鈴木は自分(西)に対しては社長への言い訳やウソの報告ばかり言わされていた。しかし、最終的に利益の最低でも1/3を必ず渡すという約束があったので、社長を欺いてきた」と西は鈴木宛の遺書に書いているが、資金を一人で管理している鈴木にどうして約束を守るという保証があったのか。約束を守る人間ならば、その都度清算をしていたはずだが、西は次第に蟻地獄のような状況に追い込まれていったのではないか》

《天野は平成23年8月3日に急逝したが、会社(クロニクル)は「自宅で病死」と発表したが、実際には都心の京王プラザホテルの客室で自殺(他殺の疑いもある)したのが真相だった。これほど違う状況を広報するよう指示したのが誰なのか、鈴木以外には考えられないというのは当然のことで、天野氏の死には重大な事情が隠されているに違いないと関係者は言う》

(写真:西義輝がA氏に出した「お願い」。鈴木が融資を受ける際に担保としたエフアールの手形を市中に回さないようにとお願いした内容となっている)

《鈴木がエフアールの手形を担保にA氏から融資を受ける際に、西が「手形は絶対に金融機関に回さないでください」という内容の御願書を早い段階で書いている。それだけで鈴木が取締役会の決議を経ずに勝手に手形を振り出していたことが分かり、鈴木は特別背任に問われていた。しかし鈴木は裁判では素知らぬ顔で、決算対策(監査法人の検査)のためA氏から一時的に返してもらったことはないと証言したようだが、よくもぬけぬけと言えたものだ。西のA氏宛の確認書、それに前年の平成10年の決算対策でも協力してあげていることを天野常務も認めていた》

《鈴木のように主張や証言が二転三転すると、裁判官は決して鈴木を信用せず証拠としても採用しないはずが、何故、この裁判では採用されたのか。この判決は真相が判明した時に弾劾裁判の対象になるのは間違いない。鈴木のウソを代理人が二重三重に重ねてもっともらしく論述したが、それにも裁判官は疑問を持たなかったようで、A氏の請求を故意に退けるためにA氏側の証言や証拠類を採用しなかったのは何故かと多くの関係者、取材チームの記者が口を揃える。鈴木、長谷川の多くの嘘の構築を品田裁判長は何故見ぬ振りをしたのか。》

(西はA氏から確認書をもらうに当たって「エフアールの決算対策のために手形を預かる」とする確認書を別途にA氏に差し入れた)

《平成11年7月30日に西義輝が株取引の利益と言って持参した15億円、平成14年12月24日に鈴木と紀井が持参した10億円のいずれも領収書がなく、A氏がこれらの金の授受がないものとして裁判に臨んでいたら、どういう経過をたどっていたのか。鈴木は平成11年9月30日に15億円を支払って確認書を受け取ったというが、15億円を支払ったという裏付けを鈴木は示すことができる訳はない。同日に西が作成した確認書で鈴木に渡した確認書に実態がないことは明白である。鈴木が平成14年6月27日付で作成した15億円の借用書についても、裁判で主張したと同じくA氏に債務の二重払いを強要されたというのも長谷川が訴訟に加わってから乙59号証で初めて出てきたことである。A氏は裁判では真っ正直に2件の金銭授受を明らかにしたが、これらにも全く証拠はなかったが、全て正直に答えているのに対して、一方の鈴木は全ての主張、証言が嘘と言っても過言ではないと言えるほどの証拠も揃っている》

《鈴木も長谷川元弁護士も裁判に勝つために何でもありの戦術を取って、西から聞いたという話を根拠にしながら、A氏を、暴力団関係者を金主元にしたプロの金融業者と特定したり、西の証言として虚偽の主張、証言を連発した。「死人に口なし」を最大限に利用した長谷川の悪知恵で、裁判には勝った(?)のかもしれないが、こういうやり方は決して許されることではない。鈴木が強欲から巨額の金を独り占めにしたためにA氏が裁判を起こしたことから、犯罪行為を隠蔽するために長谷川が悪知恵を働かせて裁判を乗り切ったかのように見えたが、その責任を鈴木は一身で負わなければならないが、長谷川にも同様に重大な責任がある。何度でも言うが、本来、合意書によれば鈴木の取り分は一切ないのである》

《青田光市に付きまとう反社会的勢力とのつながりは、必ず事件として表面化する。暴力団員から「上野の会長」と呼ばれていい気になっているようだが、それは鈴木の金を利用して成り立っているもので、いつどんな形で裏切りが起きるのか知れたものではない。現に、青田と昵懇の組に対して同じ組織の別の組幹部がいくつも青田のことを生々しく語っている》

《鈴木から株の売りを全て任されていた紀井義弘氏が作成した「確認書」(株取引の銘柄と利益明細)。紀井氏本人は、それを明らかにしたことで鈴木からの報復を恐れて鈴木との接触を絶ったというが、そういう場面をいくつも見聞きしてきたに違いない。鈴木の本性は恐ろしいと実感している。そうした紀井氏の証言を何故裁判官が採用しなかったのか。どう考えても裁判官の認識は全て誤っているが、この理由を明らかにしていない。これは関係者はもちろん、取材班の記者全員が同じ実感を持っていることで、長谷川と品田裁判官の接点は直接か関節かは別にして必ずあるはずとの意見で一致している》

《平林英昭弁護士は交渉で初めてA氏と会った際に「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか。50億円なら鈴木もすぐに払うと言っているんで……」と言っていたが、鈴木が株取引の利益を隠匿していた事実を物語っているし、和解書で約束した支払いを認めたことになる。それ故、その後に平林や青田がこじつけで言い出した強迫もなければ心裡留保も存在しない。和解協議の場にいなかった青田が「ビルのエレベータを止められて監禁状態に置かれた」「和解書に署名しなければその場を切り抜けられないと思った」などと見ていたような作り話を言い出して、それが心裡留保の裏付けになったと思うが、それを採用した裁判官はとんでもない認定をしてしまったものだ。手続きはともかくすぐに判決を撤回して辞任すべきではないか、そうでなければ日本の法曹界に悪影響を及ぼすという意見も多い。エレベータ会社が「エレベータは止めることができない」という書面を作成し、それを以前に提出している》

《鈴木が和解後にA氏に送った2通の手紙の中で「社長には大変お世話になりました」と書き、また「男として一目も二目も置くような人には会ったことがほとんどありませんでした」と書いたのは、本心の現れである。和解協議で西とは裏切り者同士、お互いに罵り合うことはしてもA氏に対しては少しは歩み寄った感じはあったようだが、鈴木の強欲さは尋常ではなく、その後豹変した。原因を作ったのが青田光市だったとしても、金を払いたくないという選択をしたのは鈴木だから、鈴木は一度は見せた本心を改めて封印してしまったに過ぎない。しかし、その覚悟が今後もその意地を持ち続けられるのか正念場が続いて鈴木、長谷川の両人は、今後、精神面だけを取っても、真人間であれば維持できるものではない。家族や身内も同様に大変な思いを未来永劫にわたって持ち続けていくつもりなのか。とても平穏な日常を送れるとは思えない。家族や身内には気の毒な気もするが、未成年者はともかく成人であれば実名の公表もやむを得ないという意見も圧倒的に多い》

《鈴木が東京ダークサイトのプロバイダーに対して記事削除の申立を行ったようだが、そんなことをしても問題解決にはならない。掲載されている記事に対して抗議も反論もしない(できない)で鈴木のやっていることは相当に往生際が悪く、恥知らずと思わないのか。今後も鈴木の情報が溢れるようにドンドン拡散して、鈴木自身、行き詰るのではないか。自分のやったことは結局は自分で責任を取らなければならないというのは社会の常識だから、自業自得と言わざるを得ない。他のネット情報でも、事件が大きいことに加えあまりにも前代未聞のあくどさから取り上げる動きが始まっているようだ》(以下次号)

取材データから読み解く「鈴木義彦」の株取引を巡る真実(1)

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これまで長期にわたって鈴木義彦に係る取材班の多くの記者が関係者たちから聞き取りを何回も重ねて集めた取材データを十分に精査したうえで整理して公開する。

《鈴木は証拠の残らない方法でA氏から融資を受けていた。後日トラブルになることを想定して、A氏の貸付が現金だったのを悪用して、担保価値のないエフアールの手形を振り出し、借用書での貸付は2回しかなかった。銀行からの振り込みであれば、もっと早い時期に鈴木の嘘は発覚していたが、鈴木は最初から全て銀行を通すことは嫌っていた》

《「合意書」は銘柄欄が空白で、ただ「本株」とだけ書かれていたことを裁判官は「合意書の要件を満たしていない」と言ったが、書面に記載した「本株」が宝林株であることに疑いはない。また「今後、本株以外の一切の株取扱についても、本合意書に基づく責任をそれぞれに負う」と明記していて、それは西と鈴木が継続的に株取引を実行する意思表示であったと同時に、鈴木と西がA氏に対して株取引の収支を明確にして全てを清算して3人で合意書の終了確認をしない限り、合意書に基づいた3人の責任は継続することになっていたはずである。しかし、鈴木と西は最初の宝林株からA氏を裏切っていたが、西はさらに鈴木に裏切られた末に自殺してしまった》

《西が東京地検に逮捕起訴され、保釈された直後の平成14年6月、A氏が貸金と株の話を西にしたところ、「株取引の利益がこれから大きくなるので鈴木の債務を圧縮して欲しい」と西がA氏に懇願したのでA氏は了解した。西は、相場操縦の容疑を一人で被ったことやA氏への借金を圧縮して安くすることの了解を取れば自分の立場が優位になると思ったようだが、西は鈴木に完全に取り込まれていただけで、鈴木は巧妙にも西を使って40億円超(金利年15%を含む)の債務を25億円に減額させたが、裁判では「その日(平成14年6月27日)はA氏には会っていない」と言い「西に債務の減額を依頼したことはない」と否定した。鈴木は本当にずる賢い、というよりここまで何重にも嘘を重ねる人間はいない。鈴木が西に10億円を渡したと言うのでA氏は了解し、西が10億円、鈴木が15億円の借用書を書き、当日付の確定日付を取った。鈴木は裁判の後半では「西に10億円を渡したとは言っていない」まで言い出したが、そうであれば西が何故10億円の借用書を書く必要があったのか。後日判明したが、この10億円は合意書破棄のための礼金だった。このことは紀井氏が西の運転手の花館氏に渡していた事実が発覚しそうになったからではないか。いずれにしろ当日の模様は全て録音されている》

《平成18年10月16日の和解協議後に、鈴木はA氏に何度も電話を入れて和解書で約束したことを追認したり、さらに10月23日にはA氏の会社を一人で訪ねていた。裁判官はそうした事実を何故無視したのか。電話では「西の買い支え損は約70億と言っていたが、正確にはいくらですか?」とA氏に尋ね、それを確認すると「全体の利益よりその分を差し引いて3等分しないといけませんね」と鈴木はそこまで追認していた。鈴木はその後にA氏に送った手紙の中でも「海外に口座を作って下さい」とも言っている。和解協議で認めた支払の約束を果たす意思を何回も見せていて、何故それが強迫や心裡留保となるのか。裁判官の認定は全くおかしい》

《鈴木は物品を持ち込み、A氏はそのたびに言い値で買ってあげていた。ピンクダイヤモンドとボナールの絵画も言い値の3億円でA氏に買ってもらっていた。その際に絵画は持参しなかったが、現物を見ないで絵画を言い値で買うというのは有り得ない。またダイヤモンドにしても鑑定もせずに、これも言い値で買うということもあり得ない。つまり、A氏が買って上げたのは鈴木の資金繰りに協力したという以外には有り得ないことで、鈴木はそのことに感謝もせず逆に現品を返さず返金もしなかった。絵画は他の債権者の担保に入っていたことが後日判明したというが、それだけでも信じがたい話で、鈴木は本当に許されない人間だ》

《合意書を破棄させることで西に支払った総額10億円を、鈴木は「社長への返済の一部として西に渡した」ととんでもない嘘をついたが、西はもらったことを認めたが、なぜA氏への報告を誤魔化していた事実を明らかにしなかったのか。その話があったのは平成14年6月27日で、西は直前に保釈されたばかりだったから絶好の機会でもあったはずだが、鈴木に目先の金でコントロールされていたのだ》

《天野裕(エフアール常務)は赤坂のクラブでA氏と数回会ったが、A氏の席まで毎回挨拶にきて、一緒に来ていた取り巻きに「鈴木が今あるのは全てこちらの社長(A氏)に数百億円の資金をお世話になっているお陰」と言っていたという。鈴木はエフアールで何度もCBの発行や第三者割当増資を行っていたから、天野もまた鈴木の手口を知り尽くしていたのと数百億円の金がA氏の金だと鈴木が説明していたことから、A氏に会ったときにそういう言葉が出たのだろう。周辺の誰もが株取引の実態を知っていたのに、それが裁判で否定されるという理由が分からず、何故、鈴木の主張に裁判官が疑念を持たなかったのか、この裁判官たちは本当に信用できない。日本の法曹界は馴れ合いとも言われているが、この事件は正に当てはまる。天野氏が出入りしていた2軒以上の店の店長やママほか何人もの従業員から取材班の何人もが聞いていることで間違いはない》

《西義輝は遺書の中で鈴木義彦が稼いだ利益は470億円以上あった、と言って和解書に署名指印することに反発したと書いているが、鈴木が和解協議で提示した金額がA氏と西にそれぞれ25億円、別にA氏に20億円だったことから考えれば、総額で1/6にも満たない金額で収めようとしたことがよく分かる。しかし、A氏を裏切って鈴木にそれだけの隠匿を許してしまった西の責任は大きいが、西はいったん清算した後に買い支え損もあるので私に任せてくださいと独り言のように言っていた。和解協議の場でもA氏には利益の総額を言っていなかったことが問題を解決どころか混乱させた。その理由は、鈴木と西が勝手に作った密約の書面(利益を2人で折半するという英文の書面)が関係していたようだが、それは不正の証でもある》

《志村化工株の相場操縦事件で、西は鈴木が逮捕されれば、執行猶予の身であることから株取引の利益のことが心配になったとして、自分が全責任を取り鈴木を守ることにしたと遺書に書いている。西は鈴木が必死になって口裏合わせを依頼して土下座までしたことで、鈴木が利益分配に応じると考えたのだろうが、鈴木の金銭への執着が異常に強いということを嫌というほど見てきたはずだから、A氏に報告するべきであった。それをしただけで、事態は大きく変わっていたはずだ》

《裁判官が紀井氏について「そもそも紀井は被告(鈴木)の指示に基づいて株式を売り、売買代金を保管するという立場に過ぎず……」と認定しているが、紀井氏が株の売りの全てを担当していることを強調しているのに何故裁判官は逆の判断をしたのか。我々取材班は多くの関係者から全ての聞き取りを進めたが、裁判官の判断は異常としか考えられない。弾劾裁判の話があるが、当然である》

《裁判官はピンクダイヤと絵画、高級時計の販売預託について、判決では上代40億円という高級時計を4億円で委託することが、経済的に不合理で、販売価格の決定過程に対する客観的で合理的な説明がないとして無効とする認定をしているが、原告に求めれば分かりやすい説明があったはずだ。それに金額を安くしたのは、鈴木を助けるためだったことが何故分からないのか。ピンクダイヤと絵画のことでも十分に理解できるはずだ。問題は鈴木が資金繰りのためにA氏から高級時計を預かり、その後、代金を支払わず返品もしなかったことだ。つまり、販売委託をした事実を打ち消すだけの認定が判決では説明されていない。それで、少なくとも4億円の債権を無効にされたA氏や関係者にとっては全く理解できる話ではない。それにピンクダイヤと絵画についても責任はエフアールにあって鈴木にはないとした認定はもっとおかしい(A氏、天野氏、西の3者面談内容で十分理解できる)。裁判官としてこのような判決は有り得ないことだ》

《鈴木がウソにウソを重ねるような主張を裁判で繰り返したのは、とにかく金を払いたくないという一心からだろうが、そもそも鈴木が自己破産や自殺の選択肢しか残っていなかったときにA氏が手を貸したからこそ助かったことを考えれば、本当に人でなしだ。鈴木はそう言われても痛くも痒くもないと言うかもしれないが、これだけネット上で情報が世界中に拡散していて、何一つ反論できない状態が続けば、それこそ身の置き所が無くなるのは間違いない。長谷川も同様だ》

《合意書を交わした平成11年7月8日に、鈴木はA氏に株価の買い支え資金を安定的に出してほしいと懇願したが、そのとき、鈴木は「これ(株取引)が成功しないと、私も西会長も社長への返済ができません」と言った。そして宝林の株取引で約160億円という予想外の利益が転がり込むと、鈴木は一気に強欲の本性を丸出しにしてA氏への返済を無視しただけでなく西を騙して合意書の破棄を執拗に迫った》

《鈴木が委任した杉原正芳、平林英昭、そして長谷川幸雄の3人の代理人に弁護士を名乗る資格は無いと思う。杉原は外資系投資会社の常任代理人を務めてきたことで、それらの会社が実体のないペーパーカンパニーであることを承知して鈴木の犯罪行為に加担しているし、平林と長谷川は弁護士の倫理観や誠実義務を放棄して鈴木の強欲を満たすために虚偽の論述を繰り返した。まさにやりたい放題だが、いくら報酬に目がくらんだとしても限度をはるかに超えている。罰則がないからと言って懲戒で済まされることではない》

《鈴木が確認書(平成11年9月30日付)で「債務は完済された」と言っているが、A氏が課した総額が約28億円(年15%の金利で40億円を超えていた)で、どうして15億円で完済になるのか。それに鈴木が支払ったという15億円は同年の7月30日に西が持参した株取引の利益分配の一部であった。鈴木は確認書に「債権債務は無い」と書いてあるということを理由にしているが、A氏はそれまでに金利分を含め一切の返済が無いので「確認書を書くのは無理だ」と断ったが、西が先にその場でA氏宛に確認書を書いたので仕方なく作成したものである。その後、西が会社に戻って鈴木に確認書を渡したとき、西からA氏に電話がありA氏が出ると鈴木に代わり、「本当に無理なお願いを聞いて戴いて、有難うございました」と礼を述べた。その後、A氏に鈴木が額面15億円の借用書を書いたのは平成14年6月27日のことで3年も後のことで、それも株取引の利益が大きくなるからという西からの懇願をA氏は聞いてあげた結果だった。その数日後の三者会談(A氏、西、鈴木)の時に「西に返済金の一部10億円を渡した」という鈴木のウソと株取引の利益分配がA氏に実行されなければ減額は無効になっていた。そういう経緯があっての15億円で、確認書そのものが、A氏が鈴木の依頼に応えて便宜的に作成し交付したことが分かる。裁判官が本当に細部にわたって鈴木の主張(ウソ)を検証したとは言えない》

《裁判官が鈴木の主張や証言がコロコロと変わっていることに疑問を感じていないのは何故なのか。日常でも言動が変われば「嘘つき」とか「信用できない」となるが、東京地裁の品田裁判長以下2人の裁判官は何も違和感を持たなかったのか。判決はA氏の主張までも無視したが(紀井氏の確認書も無視している)、それで良いはずがない。鈴木が海外に隠匿した金は1000億円を超えるとみられるというが、それが犯罪の繰り返しで蓄積されたものであれば、なおさら裁判官の責任は重い。単に事実認定の誤りでは済まない、犯罪の隠ぺいではないか》

《鈴木は株取引で得た利益の中から親和銀行へ約18億円、山内興産(末吉和喜)へ4億円超を和解金として払っているが、合意書に基づけば収支の報告義務に違反していて、当然、A氏の了解を取っていないから、これは横領に当たる。鈴木は山内興産が買い占めたタカラブネ株約20億円分を利益を出すと言って騙して預かりながら、山内興産には無断で市場で売却してエフアールの資金繰りに充てていたもので、これも場合によっては刑事事件に発展していた。鈴木(エフアール)が犯罪を犯してでも資金繰りをしなければならないほど窮地にあったかが分かる。和解金が支払われなければ実刑は免れなかったと思われる。これらもすべてA氏のおかげであることは鈴木にも分かっていたからこそ、和解後の手紙に「大変お世話になった」とか「男として一目も二目も置く」と書いたのではないか。それを、代理人が就いたことでここまで多くの嘘を構築して、人間としてこのやり方は絶対に許されないことである》(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(11)

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後藤は大変な女好きである。同社関係者によると「背の高い女」が好みのようだが、後輩や下請会社に声をかけて合コンなどを不定期に開くのもめぼしい女性を物色することだけが目的で、周囲の人間は顔には出さないが一人として楽しんでいる人はいないようだ。合コンで好みの女性に会えばブランド品のプレゼント攻勢が始まる。プレゼントで堕ちない女性に対しては最後に「現金100万円を渡す」(同社関係者)というが、世の中全てが金で解決できると、後藤は本気で考えているようで、それこそが後藤の人格や品格を疑問視する大きな要因になっていることを後藤自身が気づいていない。女性へのプレンゼントや現金攻勢での成功率は2割にも満たないのが何よりの証だ。女性には後藤の下心が見透かされているし、バカにされているに違いない。後藤はブランド志向が強く、上場会社のトップや役員には尻尾を振って媚を売っている。後藤自身に人やモノを見極める力はなく、取引先の東京ガスや三井不動産、日立ビルシステムほかゼネコンなど大手企業のトップクラスへの貢ぎ物には金に糸目をつけず、ブランド品、宝石類等を贈答している。これらと同様に女性へのプレゼントも当然のように経費で落としているという。後藤は自分を「男の中の男」とか「金払いが良い」 と周囲にも吹聴しているようだが、後藤がそれを言うたびに誰もが苦笑しているのだ。前号でも触れた通り、自分から飲み会やゴルフに誘っておいて支払いは全て割り勘にするような後藤を誰が「金払いが良い」と思うだろう。さらに下請会社などの弱者から巻き上げた金で口説く女性へのプレゼントを買うような後藤を誰が「男の中の男」と思うだろうか。

後藤の年収は表で3億円だが、裏でも2億円を確保しているという。裏とは無申告(脱税)の金で、手口の一つが架空発注だ。本来は納税義務のある法人の利益を架空発注で調整したうえに後藤個人にキックバックさせる。これは特別背任行為で重罪である。また、資産として所有する高級外車やクルーザー、航空機の買い替え等で減価償却を利用する手法も駆使しているが、気心の知れた知人や業者に超低価格で売却した後に業者が相場で売った代金の差額の一定額をキックバックさせる。沖縄の土地取引では10億円前後の利益を出したが、この取引では反社会的勢力に利益供与を実行するという犯罪を犯している。これも事実が表面化すれば金融機関は一発で取引を停止するから、太平エンジニアリングは経営危機に陥るし、後藤家の一族も非難を浴びるに違いない。中でも実兄の高志への影響は甚大と思われる。みずほコーポレート銀行の副頭取から西武ホールディングスに移り、同社のトップとして再上場を果たしたが、そうした実績も実弟の不始末で泥をかぶることになる。実兄は太平エンジニアリングの株主でもあるから、コンプライアンスから見ても責任は重い。

そうした犯罪行為が発覚した際に自身を含め周辺にどれほどの影響が出るのかを後藤はどのように受け止めているのだろうか。62年の人生で金の苦労は一切ないはずなのに金への執着は人一倍で、常習の賭け麻雀は、基本勝つまで止めない。あと半チャン、あと半チャンと言って雀卓を囲む相手を困らせ、止むを得ず敗ける相手から容赦なく掛け金を取る。ゴルフでのニギリも常習で、自分のゴルフ場ゆえにやりたい放題という。そんな日常を後藤は平然と繰り返しているのだから、恐らく犯罪という認識もないのであろう。後藤は今、証券会社に勤務する一人娘への相続税対策に躍起となっており、すでに娘に資産を移し始めているというが、これも節税の度を超すと重加算税を徴収され告発の対象にもなるから、その事実が実名も含め広く世間に公表される。しかし、後藤の場合はこれまでに触れているようにいくつもの犯罪行為が絡み合ってくるので、税の徴収だけでは済まされないに違いない。

他にも後藤は知人に無理な頼み事をして、何人もの人を動かして成果を出したにもかかわらず、約束を何回もずらして最終的には完全に反故にして連絡を絶ったとある関係者は言う。「知人の関係者等は後藤を絶対に許さないという覚悟を決めているようだ」。何人もの人に対して平気で裏切るようなやり方をする後藤が、近い将来に自身を滅亡させることになるのは自業自得である。このような人間が大企業のトップにいつまでも君臨していれば、後藤自身も会社も必ず破滅につながる。周囲の人間のことを考えない人間に発展はないから、さっさと社長の座を降りるべきだ。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(10)

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後藤は太平エンジニアリングの代表取締役で、同社は後藤一族の創業会社である。先代の後藤一之氏から社長を引き継いだのは平成8年のことで、後藤が同社に入社してからわずか9年目のことだった。典型的な世襲社長だが、後藤の金銭に対する執着は度を越していて、創業会社とは言え社長在任が長くなるにつれて後藤による会社私物化の本領が現れている。自身の年収は3億円前後(ウラで2億円)というのに、役員は軒並み1000万円前後で、本人は社用車として個人的に乗り回している車が10台ほどあるが、役員には社用であっても1台も認めておらず、年商約700億円を誇る空調設備工事業界上位企業の役員と言えども、取引先に出向くときには電車を使うという差別的な冷遇状態にある。

さらに同社は業界が厳しい雇用環境にある中でもさらに劣悪な状態にあるようで、社員の給与は「基本給」を低く抑えることで年間総支給額を圧縮しているという。民間調査機関の調査によると、新卒社員の3年後離職率は15%から20%とかなり高く、年中社員の臨時募集を行っているが、「ボーナス〇か月支給」と募集要項に謳いながら、基本給が低いために実際の手取り額の低さに失望する社員が多くいて離職につながっている。こうして、社内では上級役員から平社員まで後藤に対する怨嗟の声が渦巻いているという。

それだけではない、下請いじめも相当なもので、発注代金の値切り方も凄まじい。「一友会」という下請会社を束ねる会に対して発注のたびに見積もりを値切るだけ値切る手法を取っている。「ダンピングに応じない場合はキックバックを要求する」(同社関係者)というから、これは明らかに公正取引委員会や厚生労働省の指導対象である。こうした社員約1800人や下請会社に対する締め付けは全て後藤の指示によるもので、後藤の会社代表者としての責任は極めて重い。

これまでに後藤個人の常軌を逸した金銭感覚についても触れてきたが、後藤は後輩たちとの旅行会、飲み会(合コン)、ゴルフ等に自分から誘っておいて全て割り勘に徹しているという。合コンを開く場所は自分の店。ゴルフ場は栃木県にある自社所有の馬頭ゴルフクラブといった具合で自分の腹は痛まないどころか、これらについても後藤にとってプラスにはなってもマイナスになることは一切ない。銀座ほかのクラブのホステスの前では金持ちの自慢話に終始している後藤が、支払いになると同席者との割り勘にすることは常識で、必ず値切っている姿を想像すると、単なるドケチを超えたさもしさを感じる。周囲の人たちは仕事上の関係があるので仕方なく付き合っているが、楽しんでいる人は一人もいない。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(21)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

《他の読者も同じ印象を持っていると思うが、鈴木義彦がここまで繰り返し多くの記事が書かれて、東京ダークサイトには何の反論もしていないところで取次ぎのプロバイダーに記事の削除申立という圧力をかけているが、事情を何も知らないプロバイダー側にクレームをつけることではない。今後も今以上に記事が出るようだ。読者投稿もますます増えて鈴木への非難が集中しているが、記事の内容が事実で何も反論できないのであれば、自分を正当化できるはずはない。真実を明らかにするか謝罪するしか道はないと知るべきだ》(W・Sさん)

《鈴木が裁判で証拠として出したのは「確認書」だけで、それも「債務は完済された」と言いながら、借用書や書証類の原本が全てA氏の手元にあって、何故「債務は完済された」と言えるのか。この問題一つ取っても、鈴木は反論できるはずがない。ネット上で流れた情報は拡散が早く、しかもあっという間に浸透していくから、鈴木はもちろん家族や親族だっていたたまれないはずだ。鈴木はどんどん身の置き場が狭くなって動きが取れなくなってしまうのではないかと思う》(T・Oさん)

《記事を読むと、鈴木は相当な女好きのようだが、粗末に扱っていると告発されるぞ。青田も本心は金でつながっているようなものだろうから、いつだって都合次第で裏切るに違いない。その時はあることないこと何でも喋ってしまう。神経が休まらない状況に自分を置いて、いつまで持つのか。金が全てで世間体を気にする人間のようだが、やり過ぎだ。いつか後悔する結果になると思う》(U・Hさん)

《鈴木は裁判で暴力団とトップの実名を出したというが、すぐにバレるような嘘をついて、あまりにも危険すぎる。決着をつけようとしても簡単に済むものではないことは分かるはずなのに、鈴木と長谷川に確たる目算があったとも思えない。いくら裁判に勝つためとはいっても、それは鈴木と長谷川だけの都合に過ぎないから、中途半端な形ではいつまでもトラブルの火種が消えず、追い詰められる。まさに鈴木にとっては自業自得としか言いようがないが、その点で長谷川はもちろん、このまま放っておけば、日本のみならず世界中に拡散するのにそれほど時間はかからないのではないか》(I・Kさん)

《「猫は3年飼っても3日で恩を忘れる」という諺があるが、鈴木は猫以下の人間だ。自己の利益を確保するために周囲の人間に犠牲を強いて平気な鈴木は鬼畜以外の何物でもない》(O・Aさん)

《平成18年10月13日にA氏が初めて鈴木に連絡を取り、鈴木が「何の用事だろう?」とうろたえて紀井に相談し、紀井から「社長には世話になっているので、会った方がいいですよ」と言われてようやくA氏の会社に顔を出したという場面があるが、鈴木がA氏とのやり取りの中で「困っているなら融通しますよ」と言ったのに対してA氏が「理由のない金は要らない」と返していた。A氏から借りた金を返しもせずによくそんな言葉が口から出るものだ。A氏は「合意書」で約束した利益を真っ当に分配するべきだと要求した。15億円の1/3は合意書を交わして実行した宝林株取引で得た利益の分配の一部であったが、その後、「合意書に基づいた株取引はなかった」と言って全否定した。鈴木は嘘ばかりを並べ立てて、都合の悪い所は西につなぎをさせて知らぬ振りをする。そのようなさもしい根性の鈴木は、自分のやったことの始末は自分でつけなくてはならないのは当然のことだ》(G・Aさん)

《乙59号証は長谷川元弁護士が鈴木のウソだらけの主張を補強するために知恵を絞って、ありもしない「平成14年3月頃のA氏との面談」を捏造して債務の二重払いを強要されたと鈴木に言わせ、その根拠に西から聞いたとしてありもしないA氏の背後関係(反社会的勢力の密接関係者)を強調するものだった。そんな悪知恵がどうすれば出てくるのか、長谷川にはそのような虚偽のストーリーを構築できるような、似たような経験が過去にあるのかもしれないが、そうであれば、長谷川は裁判に勝つためには手段を選ばない恥知らずな悪徳弁護士としての汚名が後世にもずっと残るのは間違いない》(S・Eさん)

《人としてやってはいけないという規範を鈴木も長谷川も全く持っていないと思う。鈴木は金銭への執着を満たすために人を騙し犠牲にしても痛みを感じない人間で、長谷川は法律という社会規範を営利目的に乱用している。2人とも度を越えて悪賢く、そしてずる賢く、裏道ばかりを歩いてきたに違いない。鈴木は有り余る金で何でも思う通りになると考えているかもしれないが、長谷川は弁護士を辞めたというから、もう鈴木を擁護することはできない。今、裏切りの芽がジワジワと鈴木を蝕んでいるのではないか》(O・Fさん)

《青田光市は鈴木に憑りついた“ヒル”みたいなものか。鈴木の金を当てにして、どこかで鈴木の“共犯者”を装って悪事を働き、腹いっぱいになるまで鈴木の血(金)を吸って離れる。血を吸われた鈴木の部位は腫れ上がり、場合によっては毒が回って鈴木の致命傷になるかもしれない。青田とは、そんな無責任な人間だ》(Y・Gさん)

《鈴木に任されて株の売却を一人でこなし、莫大な利益をもたらした紀井という人物の証言や証拠(確認書)を、裁判官たちは何故無視したのか。それも鈴木や長谷川が「ただの電話番に過ぎない」と言った言葉をそのまま真に受けている。そんな裁判官がいるのか。裁判では証拠、証拠というが、その前に人間の真実から出る言葉があるだろう。いくら「状況でしかない」と言っても冤罪を疑う刑事事件とは違うのだから、紀井という人物の証言を軽視した裁判官の認定には大きな誤りがあったと思わざるを得ない》(K・Iさん)

《鈴木が「債務を完済した」とした証拠の「確認書」について、鈴木は電話で「無理を言って申し訳ありません」とA氏に礼を述べている。鈴木が15億円の借用書(平成14年6月27日付)は手書きで自署があるだけでなく確定日付まで取っているのに、鈴木は裁判で「その日はA氏に会っていない」とまで言って否定した。平成18年10月16日の和解協議で鈴木は合意書の有効性を認め、「宝林株取引の利益分配をしている」と言及したのに、裁判では合意書に基づいた株取引はなかったと全否定した。こうした鈴木の嘘が嘘であるという痕跡を残しているのに、裁判官は何故無視したのか。証拠として採用されない理由はないはずで、逆に鈴木の嘘の主張を見抜く材料になったはずだ。裁判官の事実認定の誤りは明白だ》(I・Sさん)

《裁判官による判決はやはりおかしい。A氏の主張を不当に退けているように思うが、中でも合意書の有効性を何故全面的に否定したのかが分からない。鈴木が平成11年7月8日の合意書作成から平成18年10月16日の和解書作成までの約7年間で巨額の利益を獲得した事実は、株の売りを一任された紀井が確認書を書いて証言しているし、西が書いたいくつものレポートもある。それらの証言や証拠を採用しないで、逆にA氏や西に強迫されたという疑問だらけの鈴木の主張を採用するのはあまりにも不自然さがある。これでは裁判官が何か思惑をもってA氏の主張を退けたとしか考えにくい》(S・Wさん)

《A氏と西、鈴木による和解協議の後、鈴木がA氏に何回も電話をして、株取引での西の損失額を尋ねたり、1週間後の平成18年10月23日には鈴木自身がA氏の会社を一人で訪ねて、和解書で約束した支払いについて追認もしている。そうした事実を前提にすれば、鈴木と長谷川、平林の両弁護士が作り上げた「強迫されてその場を切り抜けるために署名した」というウソの主張は心底疑うべきである。まして、鈴木がA氏に送った2通の手紙にも強迫を受けたという文言はどこにもないのに判決にはA氏側の主張が全く反映されていないようだが、あまりにも不当な話だ》(T・Uさん)

《A氏にとって重要な証人となるはずの西義輝や天野裕が自殺したのは大きな痛手だったと思う。株取引に関わった関係者も何人かが行方不明になっているようで、中には霜見誠のように夫妻で殺人事件に巻き込まれたケースもあるが、これを“偶然”と見るのは不自然過ぎる。鈴木の側近だった大石という人物も交通事故で命を落としたようだが、何故、鈴木の周辺でそのような事態が相次いで起きているのか。警察は深刻に受け止めて実態を調べる必要があるのではないか。何もなければそれに越したことはないが、見逃していたでは済まされない》(A・Oさん)

《鈴木の窮地を救うとしてわずかの期間に手形だけでも約17億円も貸し付け、あるいは宝石や絵画を言い値で買って上げるなどしたA氏の温情を、鈴木は後ろ足で泥をかけるような対応をした。犬畜生にも劣る人でなしだ。鈴木とは2年以上は付き合えないという評価が定着しているというが、場合によっては鈴木の正体がすぐに分かるはずで、そのようにみると、A氏は鈴木の本性を見透かしていても鈴木を追及しなかったことを鈴木は改めて認識するべきだ》(Y・Uさん)

《多くの取材記者が多くの関係者を取材した中で判明しているが、鈴木が現在隠匿しているとみられる1000億円以上の金は、とっかかりとなった宝林株の買収資金と株価の買い支え資金の全てを出したA氏と、紀井氏の株を売るタイミング、そして西田晴夫の協力で莫大な利益が上がったことに尽きる。鈴木は裏でズル賢くコントロールしただけのことで、強欲にも利益を独り占めしただけのことである》(H・Oさん)(以下次号)

鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士への質問状(5)

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鈴木義彦、長谷川幸雄は未だに何一つ反論も抗議もせず、沈黙を続けている。本誌の取材に協力してコメントを戴いた多くの関係者の話や読者投稿を総合して、以下簡単にまとめた。

多くの読者投稿にも出ているが、特に鈴木、種子田は、いろいろ掲載されてもほとぼりがいつか徐々に冷めると考えているかもしれないが、特集記事の掲載はもちろん読者投稿も今後も増える一方と感じられる。このような悪党どもには、大事なものを失う被害者の気持ちを考えず、しかも懇願され涙を流されて可哀想に思い協力して助けてもらっているにもかかわらず、本当に悪すぎるやり方である。その騙した金で家族や身内が良くなるという考え方は大きな間違いで、問題のない財産を正当に相続するのと違って、このようなやり方は批判や非難されるだけではなく、やってはいけないことだ。他人に迷惑をかけた金銭は、きちんと返済するのは当たり前のことである。
他人の善意に付け込み騙し取った金を子供たちに引き継がせることなどあってはならないことだ。それでも自覚も反省もせず姿勢を正さないときは、家族や身内も同様の責任を負うものとして実名を列記すべきだ。他人から騙し取った金は受け取らない、という気持ちは人として大事なことであり、犯罪者の金を受け取った時点で共犯と言われても仕方がない。それが健全な社会の基本であり常識である。(読者投稿でもこのような意見が圧倒的多数を占めている)

鈴木の代理人であった長谷川幸雄弁護士、種子田の代理人であった関根栄郷弁護士……、関根は銀座の一流クラブで種子田と夜ごと遊びほうけていた。ホテルのラウンジで関根が若い女性と一緒にいるところを何回も取材スタッフにに目撃されている。種子田には弁護士が15人ほどもいたが、種子田の人間性で関根以外は全員辞めている。
長谷川もこのままではネット上だけでなく、各種の媒体を通して世界中に悪事が拡散したまま、最悪の弁護士として死後も消えることがなく残る。自殺寸前にあった鈴木をここまで助けてくれたA氏に対する長谷川と鈴木のやり方は人間としてあまりにも悪すぎる。長谷川、鈴木の家族や身内には後世にも絶対に良い影響はない、という読者は圧倒的に多い。

鈴木の強欲さは、紀井氏の陳述にもあるように尋常ではない。紀井氏は鈴木から利益を折半すると言われて株取引に誘われながら、実際の分配金は1/100以下にされ、周囲の人間からはよく7年も続いたと不思議に思われた。鈴木は株の売りを全て紀井氏に一任していたが、長谷川と鈴木は「ただの電話番だった」と言って、紀井氏の重要な証言を排除して裁判官を騙した。騙された裁判官も審理にまともに取り組んでいるとは思えず、裏で何かあるとしか考えられない。鈴木は日頃から借りた金を1/10にも1/20にも値切り「今しか返せない」「今なら他から借りられる」というセリフで債権者を説得すると周囲に自慢していたが、紀井氏もそれを聞いていた一人でいい加減うんざりして、すでに限界を超えていたようだ。平成18年10月16日の和解協議の直後に、鈴木は利益約470億円を3等分するはずが2人分で100億円以内で済んだと喜んで紀井氏に電話していた。もっとも、合意書に基づけば鈴木の取り分は一切なかったから、上出来と思ったに違いない。鈴木がそんな電話をした事実がありながら、何故強迫や心裡留保になるのか。本当にひどすぎる裁判だ。しかも、和解協議の数日後に鈴木が金額を書いていない和解書が欲しいと言って、青田が京王プラザホテルに取りに来たが、その時点で何故、警察に被害届を出さなかったのか。しかも、西が自殺した後にA氏と西の家族が鈴木の父親宅を訪ね、父親と鈴木の妹も同行して最寄りの警察署から鈴木を呼び出してもらっても、鈴木はいい加減な理由をつけて「今は行けない。明日にもA氏には電話する」と言い、警察署には来なかったし、翌日以降もA氏には電話は1本もなかった。鈴木にとっては「強迫を受けた」と訴える絶好の機会であったはずなのに、自分からそれを拒否したのだ。そのような事実があって何故、裁判官は強迫と認定できるのか。
鈴木がA氏に2通の手紙を送って所在を不明にした後に交渉の代理人に青田と平林が就いたが、青田は全く無責任な男で、おそらく「アンちゃん(鈴木のこと)、金なんか払う必要ないよ」などと鈴木をけしかけて、鈴木もその気になり、さらに強欲になったと思われる。長谷川は鈴木の嘘をもっともらしく裏付けるために、乙59号証にあるとおりの悪辣な虚偽を構築したが、絶対に許されることではない。

今回の事件で鈴木と長谷川は、本当に反省して謝罪しない限り収まりがつくはずがない。鈴木の強欲さで、何人もの人間がそれぞれ犠牲になっている。(ほかにも生死に関わった人が何人もいる)
長谷川は実際にはない話で鈴木の嘘をもっともらしく構築した。乙59号証。これは、判決を大きく左右した。鈴木は平成14年3月頃にA氏に呼び出されて会ったと言っているが、100%架空の話である。これほど重要な出来事について期日を特定できないのがそもそもおかしい。それでも鈴木が絶対に自信があると言うなら、A氏の関係者は平成14年3月1か月間のスケジュール表を出す用意もあるという(過去40年分を保管している)。西が香港から帰国した後にA氏が鈴木と会ったのは、平成18年10月13日に西から紀井氏の電話番号を聞いて初めて電話した時くらいで、A氏は鈴木の電話番号すら知らなかった。それ以前は平成10年5月28日、鈴木が親和銀行不正融資事件で逮捕される3日前に突然来社した時のみである。しかし、それでもA氏が呼び出したと言い張るのなら、A氏が呼び出すからにはA氏が鈴木に話すべきことがあったはずだが、書面の内容は全く違っていて、鈴木の嘘を長谷川と2人でもっともらしく作り上げた内容のものでしかなく、A氏側からの話は何一つ無かった。そして約3か月後の平成14年6月27日に3者(A氏、西、鈴木)が会った時にも、乙59号証に書かれた話が一切出なかったのはおかしすぎる(ウソの話を西の前でできるはずがない)。長谷川の悪賢さは群を抜いているが、こんな分かりやすい嘘をついている。それにしても、何から何までA氏に世話になって、こんな話を作る2人(特に鈴木)はまさに度を越えた人でなしだ。

青田は無責任この上ない人間だ。おそらく自分と平林が代理人になり、A氏に払わないで済ませたら、かなりの大金が礼金として裏でもらえると考えたに違いない。それに強迫、心裡留保等と言うが、和解協議に同席もしないで、全く逆の話を作りあげた責任は重い。青田は和解協議の際にビルの1階で待機していたと言っているが、1階には何時間も待機できるような場所はない。さらに、鈴木が帰る際にはA氏がビルの出入り口まで見送ったが、青田の姿はなく、鈴木が乗ってきた車の運転手しかいなかった。

マリアクリニック事件、数年前のタイの事件でも常に反社会的勢力の人間たちをタイに同行させ脅しに使っている。その工作資金は鈴木の海外口座から大金が振り込まれた。青田は事件でだまし取った金を地下銀行を通じて日本に送金しているほかにも多くの問題がある。

平林はA氏との最初の面談で「50億円で手を打ってくれませんか」と言ったくらいで、少しまともな所はあったが、これを後から脅迫、心裡留保と言い替えたり、習志野一家総長との面談が2回以上あったり、債務金額を3回も4回も言い替えた。交渉は問題だらけで、高額の報酬目当てで鈴木の「金を払いたくない」という要請に応えようとして虚偽の論述を繰り返したことは明らかだった。合意書には違反をしたら取り分は一切ないということが明記されているが、平林は「こんな紙切れ一枚」と弁護士とは思えない言い方をした。

鈴木は和解書作成後にA氏に送った2通の手紙で「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く男にほとんど会ったことがない」と書いているが、強迫や心裡留保に当てはまるような文言はどこにもなかった。(読者から寄せられるご意見で共通しているが)記事に書かれた内容とそれを裏付ける証拠により、長谷川も鈴木も一切の反論はできないと考えるが、それでも言い分があれば反論を聞きたいものである。同時に、真剣に反省し謝罪することは絶対に必要であることも忘れてはならない。

これら4人の悪党ぶりに対して家族や身内の実名は出すべきで、この4人とも脱税している疑義がもたれている。特に鈴木の脱税はケタ違いだ。
今回の裁判は長谷川が中心となって構築した虚偽で裁判には勝訴したが、品田裁判長を始め控訴審(東京高裁)を含めた残る5人の裁判官にも大きな責任があり、誤った判決を出した事実は未来永劫、歴史に残り続けることは間違いない。長谷川、鈴木の責任は大きすぎ、日本の法曹界にとって大きな汚点とはなるだけに、それがこのまま自然消滅することなど決してあってはいけない。これまで日本の法曹界は馴れ合いが横行しているという国民の声を聴くべきで、鈴木を巡る事件は過去最大級の最悪事件として永久に残るに違いない。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(9)

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前号で予告したとおり、今号からG社長の実名を明らかにして記事を掲載する。G社長とは太平エンジニアリング社長の後藤悟志である。空調設備工事とビルメンテナンスサービス事業で年商約700億円を誇る企業のトップである後藤個人の脱税疑惑にまつわる問題について本誌では、関係者の証言と共にいくつかの物的証拠を今後必要に応じて開示する。

(写真:後藤悟志社長 金銭欲が激しく脱税疑惑が浮上)

後藤による犯罪の一つに会社を舞台にした架空発注がある。これは後藤にとっては日常的なことで、知人や下請けたちの法人へ仕事を発注したかのように見せかけ、送金した金を後藤個人にバックさせるという、昔から知られたB勘定にする手口だが、会社に損害を与える特別背任であり、後藤は受け取った金は当然申告をしていないから脱税も加わる。
そして賭けマージャンでの所得隠し。後藤は昭和32年11月12日生まれで現在62歳になるが、10代の頃から賭けマージャンは常習で、これまでにも触れている通りプロ級の腕前で、後藤は毎日のように会社の幹部や社員、下請会社の社長、業界及び取引先の関係者に声をかけては雀卓を囲み、後藤がこれまでに得た金は累計で億単位になるというが、この金が女性へのプレゼントや遊興費に変わるのだから、雀卓を囲んだ相手が歯噛みする姿も見えてきそうだが、これはもはや接待麻雀の域を超えた犯罪だ。
さらに、本誌でも後藤の資産として紹介した高級外車数台やクルーザーを使った脱税もある。車やクルーザーの減価償却は6年から7年だが、十分な減価償却をした後に第三者に販売した形を取り、後藤にキックバックするという手口だ。後藤は最近、6億円のクルーザーを買っているが、減価償却を利用してしっかり裏金も稼いでいる疑いが持たれている。後藤はその一部もまた若い女性を口説くためのブランド品の購入や遊興費に使っているのだから、始末に負えない。家族や親族(特に大手ホテルチェーンを傘下にする企業グループのトップに君臨する実兄)は、どこまで後藤の事実上の犯罪行為を把握しているのだろうか。後藤をめぐるスキャンダルは金銭への度を越した執着に根差しているだけに、表面化した時の衝撃は大きく、後藤の家族や親族を見る周囲の目も大きく変わるに違いない。特に今は社会人で一流証券会社に勤務する未婚の娘への影響は甚大であることは間違いなく、後藤はそうした世間の評判というものを自覚すべきだ。実兄の場合も企業グループが上場を果たした8年ほど前から話題になり、特定の女性をターゲットに取材を続ける媒体もあったほどだ。

太平エンジニアリングは「一友会」という下請会社を束ねる会(加盟社約1000社)に一定の支払いサイトを設定している。また下請会社同士の見積もりによる競合を強いているので、仕事を取ったとしても下請会社に余裕などない。後藤は下請会社を完全に支配し、さらに本社の利益を確保するために、下請会社から会費を徴収するだけでは飽き足らず、子会社の太平フィナンシャルサービス(以下太平FS)というファイナンス会社を使って下請会社に対するファクタリング制度を設けている。
支払いサイトを長期にすることで、下請会社は資金繰りのために太平FSを利用するが、その際に担保となるのが太平エンジニアリングから下請会社への支払代金で、太平FSは決して取りっぱぐれがない。問題は太平FSが設定している手数料で、金利換算すると年24%(月2%)相当にもなる暴利なのだ。太平エンジニアリング、というよりも後藤からすると大幅なコスト削減につながる仕組みだが、これらのファクタリング収益が太平エンジニアリングの年商約700億円にどれほどの成果をもたらしているか、詳細を明らかにしていないが、公正取引委員会や厚生労働省は後藤が優越的地位を乱用して収益を確保しているかを徹底的に調べるべきではないか。そして、東京国税局もまた後藤個人の申告を洗い直すべきだ。太平エンジニアリングやグループ会社を隠れ蓑にして毎年の申告を誤魔化しているだけでなく、私財を増やし続けている手口について、さらに明らかにしていく。(以下次号)

種子田益夫の死で親族全員が相続放棄の愚挙(1)

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種子田益夫が死亡していた。昨年10月13日のことだったという。死因は病死ということだが、2~3年ほど前には80歳を超えて臓器移植のために渡米まで予定していたようだから、種子田本人にはまだ死ぬ覚悟などなかったのだろう。
「種子田は2年前の夏に臓器移植の手術を受けると言ってアメリカに渡航する準備をしていた。ところが、突然それが中止になって、本人はえらく気落ちしていたが、予定されていたドナーに問題が起きたのではないかという話だった」と関係者は言う。その後も日本国内に留まり、恐らくは愛和病院グループのいずれかに入院し治療を受けていたものとみられる。本誌が入手した情報によると、種子田の死亡地は四国地方とのことだが、高知にはグループ内の高知総合リハビリテーション病院がある。

(写真:種子田吉郎)

直近で種子田の名前が取り沙汰されたのは、5年ほど前の平成27年5月に種子田が警視庁に被害届を出した山口組元最高顧問による恐喝事件だった。元最高顧問の故瀧沢孝(芳菱会元総長)は、本誌でも取り上げたように永らく種子田の“後見役”を名乗り、種子田がトラブルを起こすたびにその処理をしてきた人物で、そもそも種子田にとって被害届を出せる関係にはなかったはずだ。瀧沢は警視庁の調べに対して「ガセネタだ」と容疑を否認したというが、種子田が身勝手にも瀧沢を排除するために捜査の現場と何らかの取引をしたのではないかという憶測すら飛び交った。しかし、それよりも種子田自身がどれほど好き放題の振る舞いをしても瀧沢の協力で身の安全を保証されてきた、というお互いの関係を一切無視して取った行動こそ、種子田の独りよがりの本性が現れていると言っても過言ではない。そして、吉郎も父益夫の血を色濃く引き継いでいる。

種子田の訃報についてネット情報を追ってみたが、情報はなかったずる賢い吉郎のことだから密葬で済ませ、周囲には一切知らせていないのではないか。しかも調べてみると、長男の吉郎以下親族全員が相続放棄の手続きをしているという。種子田の病状を睨みながら、長男の吉郎は父益夫の死亡後を見据えて周到な準備を進めていたのではないか。
しかし、そうであれば、吉郎の考えは根本から間違っている。本誌がこれまで掲載してきた特集で何度も触れてきたように、吉郎が愛和病院グループの理事長に就いてきたのは飽くまで父益夫の指示によるもので吉郎は完全なダミーであって、吉郎自身が自分の力で資金を調達して買収し、経営を維持してきた病院は一つもない。債権者たちから種子田益夫が融資を受ける際に「いつでも病院を担保にする」と言い、受けた融資金で病院を買収していった。その経緯からすると、当然、愛和病院グループはいずれも種子田益夫に係属している財産であるということだ。種子田はその実態を隠蔽するために関根栄郷という悪徳弁護士を使って巧妙に工作してきたのである。そうした経緯を吉郎は百も承知で、債権者たちから身をかわすために相続放棄という手続きを父益夫の死と同時に取ったに過ぎない。吉郎の妻の幸の実家は新潟にある病院で、愛和病院グループに帰属している。吉郎の弟の安郎、妹の佐居益代も病院グループから高額の報酬を得ていながら、病院グループは父益夫とは何の関係もないなどという弁明が果たして通用するのか。極めて卑劣な話で、相続放棄は親族全員による詐欺行為であると言えるし、以前から愛和総合病院の初代院長を務めた故村山良介氏を始め多くの病院関係者が種子田益夫がオーナーであると証言してきた。

病院の買収資金の調達で、種子田益夫は債権者たちに「病院を売却してでも返済を実行します」と約束してきた。「息子の吉郎は理事長に就いているが、本人も『いつでも病院をお返しします』と言っていますので、間違いありません」とまで言っていたが、債権者がそれを実行させようとする段になると、種子田は「公共性があるのでタイミングを図りたいと言って担保提供を引き延ばし続け、揚げ句には所在を不明にし続けた。その後、債権者が種子田に会った平成22年12月には「今後は働いて返します」とまで言い出したのだ。そのような経緯がありながら、吉郎は父親の債権債務には一切関係はないし関知もしないという横着な対応を取り続けてきたが、吉郎ほか親族全員が種子田益夫と同じ詐欺行為を働き続けてきたに等しい。。
種子田の側近だった田中延和が、吉郎を説得して債権者に電話を架けさせたことがあったが、その際に吉郎は「社長も周囲の方もお金持ちばかりだから、そちらで何とかしてください」と言ってすぐに電話を切ったのである。父益夫が多額の債務を返さず長い年月が過ぎている事実、債権者たちから融資を受けるに際して病院を担保にすると言ったうえで売却で返済原資を作るとまで言っていた事実を知りながら、その債権者に対して発する言葉ではない。しかも一方的に電話を切っておいて、債権者がかけ直しても吉郎は電話に出なかった。それだけでも吉郎に社会性が全くないことがよく分かる。
医師の資格もない吉郎が、どうして理事長に就き、現在に至っているのか。自力で病院を買収することもできない吉郎が、何故、続々と病院をグループの傘下に収め経営を維持することができたのか。そうしたいくつもの疑問に、吉郎を始め親族一同には答える義務があるはずで、父益夫の債務は一切関係ないという言い草は筋の通らないものだ。

種子田が死亡した今、それで種子田がしでかした不始末が終結する、と吉郎は胸を撫で下ろしているかもしれないが、何の責任も果たしていないところで逃げ得が許されるはずはない。
吉郎自身が病院の収入から毎月6000万円という大金を父益夫に提供してきた事実、父益夫の債務に係る金利等の返済で吉郎自身が反社会的勢力と接触した事実、そして何より、大学を卒業して間もなくの時期から、父益夫が買収した病院グループを束ねる「東京本部」の中枢に収まり理事長職に就いていった事実等、上げて行けばキリがないほどに吉郎が父益夫のダミーであるという実態が浮かび上がってくる。吉郎は、前科前歴が多数あって社会的には制約を受けざるを得ない父益夫の代わりに永らく理事長に就いてきた故に、重大な責任があるということなのだ。本誌の特集記事に掲載している情報を共有している複数の市民団体(オンブズマン)も種子田益夫の不当な財産形成、しかも極めて公共性の高い病院という財産を相続の対象外に置くという詐欺行為に憤りを持ち、吉郎を始めとする親族全員を追及する態勢を整えつつある。吉郎は法的に守られていると言うかもしれないが、これまで述べている通り病院グループは父益夫による吉郎以下親族への生前贈与であることは事実なのだ。

今後、父益夫がいなくても吉郎が理事長職を継続していくことは可能なのか。冒頭にも記したように、吉郎は周到に準備を進めているのかもしれないが、自らの責任と義務を真っ当に果たさぬ限り、吉郎自身の社会的信用が回復することはない。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(8)

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自民党の安倍政権で次から次へとスキャンダルが噴出し、政権の維持を脅かしている。黒川弘務東京高検検事長のマージャン賭博による解任、河井克行・案里夫妻の公職選挙法違反は、どちらも事件としては微罪なのに、誰もが安倍政権の崩壊を予感するほど大きなダメージとなった。その原因は全て、揺るがない権力を保持しているという奢りにあると誰もが指摘している。
堰を切ったように事件が頻発する背景には、コロナ禍で動きようがなかった司法当局が緊急事態宣言の解除により威信を取り戻すべく一気に攻勢に出たことが窺える。
G社長の場合はどうか。G社長は次男でありながら創業会社の跡取りとして何一つ不自由のない状況の中で、好き勝手放題に金銭への執着を強めてきた。事実上は裏金となる下請会社からの上納金、累計でも億円単位となる賭けマージャンの勝ち金、不動産取引で得た利益10億円(取引自体が反社会的勢力を憤らせる権益の横取りだったために利益供与という犯罪まで実行した)など、これらはすべてG社長個人の脱税の裏付けになっている。
G社長をめぐるこうした脱税疑惑が発覚したとき、本人はもちろん認識しているだろうが、堅実な生き方で今や大手ホテルチェーンを傘下にする企業グループのトップに君臨するG社長の実兄は、守銭奴そのものでブランド品のプレゼント攻勢で女性を漁りまくっている実弟G社長の実態を知らないはずなので、相当にうろたえるに違いない。実弟のG社長が刑事事件を起こせば、実兄もタダでは済まないことくらいすぐに分かる。G社長はすでに8年前後も前から実兄が企業グループのトップに上る中で実兄をおびやかす存在であった模様で、マスコミの関心事でもあったが、なかなか裏付けが取れなかった経緯があった。

(写真:G社長)

これまで本誌は、G社長を匿名で扱い、顔写真も背景を加工して掲載してきたが、それは、G社長との関係は不明ながら、某団体より記事化しようとするたびに圧力がかかっていた経緯があったからだが、それも最近になって「Gに関しては一切関知しないことにした」との通知を受けた。何があったのか、本誌が関知することではないが、これまで抽象的な形でしか記事化できなかったG社長をめぐる脱税疑惑、反社会的勢力への利益供与、賭博行為、さらには数多くの女性スキャンダルについて、全てを具体的に明らかにしていく。これまでのような生ぬるい記事にはしない。それは、本誌が特集しているほかの記事を参照すれば一目瞭然のことだ。
読者諸兄にG社長が何者であるか、そして、恥知らずな事件の詳細を明らかにするタイミングがようやく来たのである。これで、東京地検への告発を前提にして情報収集に動いてきた国税当局と確信的な情報共有ができる。(以下次号)

「長谷川幸雄」は弁護士登録抹消で許しがたき責任逃れ(3)

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〔虚偽のストーリーを構築した責任の重さを長谷川は自覚していない〕

本誌では、鈴木義彦が記事削除の仮処分申立をして以降、これまでに掲載した記事の検証をさまざまに行ってきたが、何ら筆禍に相当するものではないという結論を出している。
本誌に対して訴訟を起こすのではなく、通信業者に対して記事削除を申立てるという卑劣な手段を用いた鈴木が、何故、本誌に抗議、反論をしないのか、という疑問に対しても、記事と共に数多くの証拠を揃え、それぞれの証拠について詳しい説明をつけてきた(説明そのものがA氏を始めとする関係者たちの間で起きた経緯の真実を明らかにしている)ことから反論も抗議もできるはずがない。鈴木の主張は全て「貸金返還請求訴訟に勝訴した」ことを根拠にしているが、反論や抗議をしてボロを出したら藪蛇になるとでも考えたに違いない。
何度でも繰り返して言うが、貸金請求訴訟は原告の請求は誤審により棄却されたのであって、被告(鈴木)の主張が全面的に認められたというものではないことは明白である。しかも、東京地裁の品田幸男裁判長ほか2人の裁判官が事実認定で深刻な誤りを犯した揚げ句に誤った判決を下し、さらに控訴審の東京高裁の裁判官3人も盲目的に一審判決を支持したのだから、それをもって鈴木が「完勝した」などとウカウカしていられる状況になどないはずだ。本誌のこうした考え方は決して詭弁によるものではない。それ故に鈴木は、せいぜい記事削除を申立てる以外に方法を取れなかったと思われるが、何度繰り返しても無駄である。多くの取材現場で、鈴木を巡る情報を共有しているので、消滅することはない。

こうした本誌の鈴木をめぐる特集記事の趣旨に多くの読者が賛同して投稿を寄せて戴いた結果、鈴木の読者投稿欄はすでに20本を数えた。1本の記事の中に10本から15本の読者からの投稿をまとめる形で掲載しているが、未掲載のものが多数あり、投稿が寄せられる勢いも日増しに強まり、止まる気配は全くない。というより今後も間違いなく件数は増える一方である。それぞれの投稿を読んで戴ければ分かる通り、いずれも鈴木に対する非難に満ちた文言が溢れ返っている。
中には鈴木、長谷川、青田に対して過激すぎる投稿もあり、それらは本誌の判断で割愛しているが、鈴木は合意書作成直後からの裏切りや自己中心的な強欲さ等、異常な金銭執着から仲間の人間さえ裏切ったことにより自殺に追いやられたり、不審な死を遂げたり、行方不明になっている者が大勢いることへの疑念や全容解明を期待する数多くの声が、鈴木に対する怒りとなって表れているに違いない。

鈴木は、最初からA氏を騙し裏切っていた。西義輝を上手にコントロールして価値のないエフアールの手形を担保にして、高金利の借り入れを清算するためにA氏から借り入れを起こし、他にも借用書で3億円と8000万円を借りたうえに在庫品の宝飾品やピンクダイヤモンド、絵画を言い値で買ってもらい、さらにピンクダイヤモンドと絵画に加えA氏保有の高級時計13本を「売らせてほしい」と言って持ち出しながら、販売代金も払わず現品の返却もしない詐欺横領同然のことを実行した。借入金の総額は約28億円にのぼり、鈴木は金利さえ払おうともせず、さらに「公正証書を作ります」と言いながら、それを自分から実行しようともしなかった。催促を一度もしないA氏の温情を逆手に取って返済する気など片鱗も見せなかったのである。

その後、鈴木と西は株取引の買い支え資金支援で、「合意書」を交わした直後から鈴木は西にある程度の金を渡しながら自分の思いのままにコントロールして、A氏から買い支え資金を出させ続けた。
株取引で最初に手掛けた宝林株から鈴木は西に事前に相談することはほとんどなく、A氏には全く秘密にしていた。鈴木は西田晴夫の協力もあって、最初の宝林株だけでも160億円以上の利益を上げたことから、異常な金銭欲に火が付き独り占めを謀った。西がA氏に多額の借り入れがあることを承知の上で、西に対し「このまま社長(A氏)にまともに返したら、西さんの手元には大した金は残らない。俺の計画通りにすれば、十分な金が残るようにしてやる」と言って唆し、西を裏切らせることに成功した。そのうえで鈴木は西に合意書の破棄を執拗に迫り、西が応諾して「破棄した」といい加減なウソをつくと、鈴木は複数回に分けて紀井義弘から西の運転手である花館聰経由で西に総額10億円の報酬を渡した。そして西は、A氏から状況を聞かれても「鈴木は都心のマンションの1DKで頑張っています」とか「海外に行っています」「利益は確実に上がりますので、長い目で見てやって下さい」などと誤魔化して、実際の株取引の収支をA氏に報告することはなかった。

西は愚かにも志村化工株の相場操縦容疑で平成14年2月27日に東京地検に逮捕起訴されても、鈴木から利益の分配を受け取れる夢を見て罪を被った。その4か月後の同年6月に保釈された後、西は「合意書」破棄の報酬で受け取ったはずの10億円について、平成14年6月27日、鈴木が「社長への返済金として西に渡した」と言ったことから、A氏はそれを認めて鈴木が15億円の借用書を書いたが、鈴木から確実に利益の分配を獲得するためにはA氏に真実を語るしかなかった。しかし、西は鈴木には逆らえない立場に置かれていた。鈴木はA氏に対する債務総額40億円以上(金利年15%)を「今後は株取引の利益が大きくなるので」という西の口利きを前提として25億円に減額してもらった上に西が10億円を被ったおかげで15億円まで債務額を減らし、西と同様に借用書を書いて確定日付を取った。
しかし、平成15年に西の有罪が確定すると、鈴木はいよいよ本性を現して西の切り捨てにかかった。西は妻宛に残した書面の中で鈴木から10億円のほかに30億円をもらったと書いているが、恐らくこれは一括で受け取ったものではなく、鈴木が日常的に西をコントロールするためにさみだれ的に渡していた金銭の総額であろう。それも功を奏してか、西は平成14年6月に保釈された後から和解協議のあった平成18年10月までの約4年間、A氏には一切真実を語らなかった。何時でも機会はあったはずなのに、それをしなかった西の罪も鈴木と同様に重い。

「合意書」には「合意書に違反した場合には取り分はない」と謳っていることから、本来であれば鈴木も西も取り分はなかったが、A氏は資金を全て出したからと言って独り占めするような人間ではないことは、A氏を知る周囲の人間全員が十分に承知している。
平成18年10月16日に行われた和解協議において、鈴木が株取引により得た利益の総額を隠しつつも、これまでに得たA氏に申告していない利益は50億円であるので、A氏と西に各25億円ずつ渡すと述べた。しかし,A氏が、50億円の利益で私(A氏)と西に25億円ずつを払えば,貴方(鈴木)の取り分が無いのではないかと尋ねると、鈴木は慌てて利益は60億円ですと言い直した。それを聞いた西が「それでは社長が借りた金の一部にしかならない」と言うと、鈴木がA氏には2年以内に別途20億円を支払うと言い出した。このことからも利益が60億円というのは明らかに虚偽と分かる。「合意書」に基づけば、鈴木の申し出の全てをA氏は受け入れられないはずだったが、A氏は西より「今後は株取引で大きな利益が見込めるので、最初(和解時)は鈴木の言うことを聞いてあげましょう」という前置きの言葉があったので了解したのだった。
和解協議とその直後の1週間ほどの経緯を見ると、鈴木は「和解書」で約束をした支払いをする気でいたのではないか。しかし、青田光市が無責任にも鈴木の強欲を目覚めさせ(青田自らも鈴木からの報酬という金儲けを企んで)、鈴木に約束を留保させたことから事態は混とんとして行った。弁護士の平林英昭は初めてA氏と面談した時には「社長さん、鈴木はすぐに50億払うと言っているので、これで手を打ってくれませんか」とA氏に持ちかけたが、A氏が「それは無理です」と断った後から弁護士にはあるまじき虚偽の主張を並べ立て、合意書についても「あんな紙切れ一枚」と不謹慎な発言までして無効を強調し、鈴木が金を払わなくて済むように強迫とか心裡留保を前提とした虚偽を構築した。そして極めつけは、「裁判に勝つためには何でもあり」を自認する弁護士の長谷川幸雄が平林のすぐにも破綻しそうな虚偽の主張を裏打ちさせる中で、A氏が暴力団と密接な関係にあるだけでなく、暴力団関係者を金主元とするプロの貸金業者であると、暴力団およびそのトップの実名を挙げて断定するなど、あまりにも度を越した虚偽のストーリーを構築し、それを証拠として裁判に提出したのである。

自分のやったことの深刻さに気付かされたのか、長谷川は弁護士登録を抹消して、まるで「鈴木の件には一切関係ない」と言わんばかりの対応をしているが、それで世の中が通る訳がない。鈴木もまたA氏に対する裏切りを正当化するために長谷川の指示(指導)に従い同調した。本誌が関知することではないが、自分たちの強欲のために嘘の材料として実名を出した暴力団およびそのトップに対して鈴木と長谷川には当然責任がある。そして、それは間違いなく大スキャンダルとなって鈴木と長谷川はもちろん青田や平林にも今後、襲いかかってくるに違いない。もっとも、乙59号証「質問と回答書」を作成して証拠として提出することを決めた時点で鈴木、長谷川にそれだけの自覚があったとは思えず、ただ目先でA氏の主張(請求)から身をかわそうとした程度のことだったかもしれないが、後の祭りである。
鈴木と長谷川、そして青田、平林も含め、これら4人がやるべきことは真実を明らかにしてA氏と自殺に追い込んだ西の妻に謝罪することだ。それに全く関係のない組織を持ち出し、トップの名前を出したことが、今後どのように影響するかも考えず、このまま許されることは有り得ないと思わざるを得ない。
「長谷川は鈴木に係る問題を早期に解決しないと、一番困るのは本人と家族、身内ではないか。これ以上、国内外に情報が拡散すれば、どうしようもなくなる。鈴木本人はなるようになれと諦めもあるかもしれないが、家族や身内が世間から非難を浴びて突き上げを食えば、家族や身内はその非難のレベルを倍にも三倍にもして当事者(鈴木、長谷川)にぶつけることになるのは目に見えており、西の後を追うことになる可能性もあり得ることだ」
と関係者は言うが、青田も平林も、今後はどう身を処していくのか。解決の仕方は一つしかないと思われる。弾劾裁判、再審、世界に拡散する情報に対策を講じようとするなら今しかない。

もとよりA氏の代理人に就いた中本弁護士と戸塚弁護士が真剣に取り組んだとはとても思えない。戸塚自身は名前だけ連ねたが、書面一つ作成したことがないようだ。中本は毎晩酒を飲まないと翌日の仕事をする意欲が湧かない人間で、手が震えるのはアル中ではないかとA氏の関係者の何人もが不安を感じたこともあったと関係者たちは言い、続けて「中本弁護士は依頼人等には好き放題を言うが、一審の判決前に結婚と出産があったので、さらに意欲がそがれた様子だったのではないか」とも言う。裁判に重要と思われる陳述書等も多く出していないばかりか、西の奥さんや他にも証人を出すとA氏が言っても、中本弁護士は「必要はない」と一蹴するなど、証人や証拠を出そうとしなかったのは被告や被告の代理人を恐れていたからではなかったのかと多くの関係者が言う。弁護士の選任で原告側にも大きなミスがあったことは悔やまれる。
「控訴審での弁護士は裁判官の経歴を持つ柴谷弁護士が加わったが、「柴谷弁護士は最初から『負ける裁判ではない』言っていたが、何と言っても最初から中本が中心となってやったので、柴谷さんも口を挟み難かったのは事実で、中本の友人の戸塚は何をやっていたか全く分からない」(関係者)

中本、戸塚の両弁護士には、乙59号証について何故原告と打合せすらしなかったのか、それをしっかり説明する義務があるはずだが、両弁護士は何と答えるか。

自民党の安倍政権で次から次へとスキャンダルが噴出し、政権の維持をおびやかしている。黒川弘務東京高検検事長のマージャン賭博による解任、河井克行・案里夫妻の公職選挙法違反は、どちらも事件としては微罪なのに、誰もが安倍政権の崩壊を予感するほど大きなダメージとなった。その原因は、全て揺るがない権力を保持しているという奢りに起因している。
翻って長谷川も鈴木、青田も同じく「裁判に勝った」と言って、まるで自分たちがやったことに免罪符が与えられたかの如くはしゃぎ、これで全てが免除されると奢っているとしか思えない。
だが、果たしてそうか。鈴木のウソは自分の強欲を満たすためであり、その嘘をつき通すために多くの犠牲者を出し、さらに隠匿した金は全てが公にはできない制約を受けている。長谷川も平林も青田も、鈴木から受け取った報酬が裏である限り税務当局の追及を受けるのは必至で、鈴木とはどこまでも一蓮托生で問題を解決しなければ、鈴木の犯罪が露見し司法当局が全容の解明に動いたとき、同じ悲惨な思いをするのだ。
そして、悲惨な思いをするのは本人だけではない。河井夫妻から金を受け取った地元選挙区の市長や町長、町議たち30数人が検察の事情聴取を受け、耐えきれずに辞任した者も多くいる。黒川検事長と一緒に雀卓を囲んだ産経新聞、朝日新聞の記者たちも将来にわたって現場復帰は叶えられず、辞職するしかなくなっている。黒川が高検検事長でなければ、間違いなく逮捕されていた。表には出てきていないが、黒川や河井の家族もまた針の筵に置かれているに違いなく、しかも子供や孫へと付きまとうことにもなる。そうした事態が起きれば、生き恥をさらすのは本人だけではないということがよく分かるだろうが、起きてからでは遅すぎて取り返しがつかない。鈴木も長谷川も、そして平林も青田も、しっかりとそうした事態の進展を認識すべきなのだ。(以下次号)

会社乗っ取りまで企んだ「渡辺新領」の横着な振る舞い(1)

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今から数十年前になるが、T氏と渡辺新領は東京・神田にある「東京ブックス」という百科事典を販売する会社で知り合った。その後、T氏が飲食関係の仕事で名古屋で支社長をしていた頃に渡辺と電話で話す機会があり、その時に渡辺は中央線の三鷹に一軒家の豪邸を建て年収も4000万円以上はあると言い、さらに「金を使いきれないから、金を使うことを手伝ってくれないか」というくらいの自慢話をして、「上京した時には一度寄ってよ」と言うので、東京本社での会議で上京した際に明治通り沿いの花園神社の隣のオミビルで書籍販売会社の支店長をしている渡辺を訪ねると、秘書を2人置いて見るからに成功しているようだった。その後、T氏は東京本社への転勤を機に転職することになり、以前の東京ブックスで再度仕事をすることになったが、平凡社の世界大百科事典の販売で日本全国のコンテストでT氏は全国一位となったことから、日本図書という大手の販売会社から声がかかり、それを機に独立した。

東京・駒込で会社を興してわずかの間で社員が増え、間もなく新宿に移転することになったが、会社は社員も50人ほどになり思いのほか順調に売り上げが伸びていた。移転先の新宿のビルは階は違うが以前に渡辺の会社が入っていたビルだった。すると、しばらくして渡辺が「あなたの所で働かせてくれないか」というので、T氏は迷ったが、渡辺が何度も頼むので雇うことにしたが、渡辺の態度は真摯にお願いするという姿勢ではなく、待遇面で「給料は毎月70万円は欲しい」とか「あなた(T氏)と毎日顔を合わせながらでは仕事がやりづらいので、別会社として事務所を借りてほしい」「前の会社の後輩2人を連れてきてチームでやるから、全てを任せてほしい」などと要求してきたが、全て聞いてあげた。
T氏は渡辺の注文に応えて、70万円の給料を出し、近くのビルに事務所を借り、別会社は東京象牙貿易と名付け、渡辺が連れてきた後輩2人分の給料も保証したが、さらに渡辺は秘書が必要と言って、本社の女子社員の中からベテラン一人を選び、渡辺の新しい事務所に勤務させたのである。後日判明したことだが、これにはある理由があった。本社の社長や会社全体の主要な状況を把握するために、この女性と関係を持って内情を聞き出したようだ。まさに2人の後輩が言うように、スキがあれば会社を乗っ取ろうと計画したことは間違いないと思われた。T氏の人の好さを利用した企みで、渡辺は人として本当に最悪だと関係者は口を揃える。

渡辺は、T氏がそこまで希望通りの体制を作って上げたにもかかわらず、1年も経たないうちに新会社を破綻させてしまった。売り上げも上がらず、営業体制が軌道に乗る気配が見えない中で、渡辺が連れてきた2人の後輩が渡辺に愛想をつかして辞めると言い出し、便せん20枚以上に実情を訴えてきたのだ。T氏がそれを読むと、渡辺は1週間にわずか1、2度しか出社せず、顔を出してもいつの間にかいなくなってしまうという状況だった。本社での月に一回のミーティングでも一切話をしなかった2人に、どんなことでも良いから意見を出して欲しいと言うと、2人がようやく重い口を開いた。それまでは「社長から何を聞かれてもイエスかノー以外には答えるな」と渡辺にきつく命じられていたようだが、2人の話から渡辺自身は仕事は一切しておらず、会社を乗っ取ることしか考えていない人間と分かり、そこで事務所を閉めることにしたが、T氏にとっては会社を立ち上げたばかりの時で資金がいる時に大きなマイナスとなり、非常に大きなダメージを受けた。後輩2人は「渡辺とは前の会社から一緒だったが、あんな最悪の人間は初めてだ」と言っていた。

(写真:借用書 平成2年8月12日付550万円)

 

渡辺は「社長には本当に迷惑をかけました」と人が変わったような態度で退社したが、その後、何の用もないのに会社に顔を見せながら実際には金に困った時だけ相談に来たが、返済はその後何年もの間で一度もなかった。そこでT氏の知人が渡辺の自宅を訪ねると、応対した渡辺が「今はタクシーの運転手をしていて、社長の会社近くをよく通るので何回も挨拶でお邪魔しようと思ったが、敷居が高く行けませんでした。明日には伺います」と言って、翌日、本当に顔を出した。そしてその場で本人自ら進んで借用書を書き、「2~3日以内に女房を連れてきて、保証人にします」と言って反省した様子で帰ったが、数日後にタクシー会社の顧問弁護士より書面が届き、渡辺が自己破産をするということで関連の書類が同封されていた。渡辺はその数年前にも同様のことをしていて、T氏の知人が渡辺の所在を突き止め、勤務していたタクシー会社の寮に行くと、渡辺は翌日夜逃げをしたのだった。
T氏が許せなかったのは、渡辺が困って何回も金を貸してほしいと言うたびに助けてあげたり、飲食もどれだけ連れて行ったか分からないほどだった(渡辺は自身の全盛期でもT氏に御馳走したことは一度もなく、口先だけだった)のに、さらに、渡辺が自分から借用書を書くと言い、奥さんを保証人にすると言い出したのに、その約束を破り、しかも書面の中で弁護士が、渡辺が「(社長に)何回も架空の領収書を切らされた」とかありもしない虚偽の理由を並べたてていたことから、T氏は金額面では無く絶対に許すことができないと思うようになった。

(写真:借用書 平成12年8月8日付1400万円)

 

その後、T氏も日常の仕事にかまけて時間が過ぎてしまったが、関係者が「このまま済ますことは渡辺本人の今後のためにも良くない」と言って、渡辺の新しい住所に行くと、たまたまエレベータで一緒になったのが渡辺の同居人の女性で話を聞くことになったが、「態度がとても悪くて、(渡辺は)ほとんど帰ってきませんとか、何を聞いても知りませんと言うので、連絡先の電話番号を書いて渡したら、警察からすぐに電話が入ったので、私は『刑事さんが中に入ってくれるなら有難いので是非お願いします』と言うと、民事には関われないので、言い分があるなら話し合いをしてください。私どもは関知しませんと言われた」という報告がT氏にあった。T氏にとっては債権の回収はもちろんだが、それ以上に渡辺自身が謝罪しなければ、いつまでも気が収まらないと思われる。今後も渡辺が逃げ隠れを続けるのであれば、関係者たちは本気で渡辺に対応する構えを見せているようだ。渡辺はT氏以外にも多くの人間に迷惑をかけてきたに違いないが、本誌ではまだまだ明らかにすべきことが多々あるのと、渡辺の言動等についても次号より詳細を明らかにする予定である。(以下次号)

被害者を騙して得た金で豪遊「加藤隆一」の悪の行状(2)

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本誌で特集した加藤隆一についてさまざまな情報を収集している中で判明したのは、加藤が債権者から身を隠し続けた先が長野君香の所であったことだった。

(長野君香)

数年前に債権者から債権の譲渡を受けた第三者が加藤を訪ねた際に応対したのが長野君香で、長野は加藤に会わせると何回も言いながら、結局はその約束を反故にした。そもそも加藤が詐欺同然で他人が所有する土地の権利書一式を騙して預かり、権利者が加藤と同じ姓だったために「身内に頼まれたので、これを担保に金を貸してほしい」と債権者の友人を同行して借り入れをする材料にした修善寺所在の土地について「私は何も関わっていない」と裁判でも嘘の証言をして認められなかったのに、同じセリフを長野に言わせて、その場を逃れようとした。長野も加藤に言われるままに第三者に伝言して、加藤を引き合わせる約束をしたり、保証するとも言っていた。

第三者とそうした約束をしていながら、長野は自身が経営してきた「キミカ」という会社からは退いたので、少し待ってほしい、責任を持つと言っていたが、同社のホームページを見ると、相変わらず長野が代表取締役を務め、自分の名前を冠した「自然化粧品ジュンキミカ」というブランドをしっかりと宣伝しているのだ。加藤がその場しのぎでウソを言い続けてきたように、長野もまた“同じ穴の狢”と言って良い。しかも、ホームページには平成15年2月26日付で日本文化振興会より社会文化功労賞を受賞したとして、また同年12月5日付で世界学術文化審議会より国際グランプリ世界最優秀商品に認定されたとするそれぞれの写真が添えられている。
そのような栄誉ある賞を贈られながら、長野君香という女性は本当に評価を受けるだけの実績を持っているのか。少なくとも、受賞した平成14年当時、加藤は債権者から4800万円の請求訴訟を受け、責任を持って返済すると言っておきながらも、長野が匿っていたために所在が不明の状態が続いた。その間に、一度債権者の知人が加藤の所在を確認したことがあったが、長野が車(ベンツ)に加藤を乗せて逃げたこともあった。
土地の所有者を騙して権利書を持ち出し、それを債権者の所に持ち込んで1300万円を借りながら、その後は一切返済しようとしない加藤という人間を匿っておいて、何が「社会文化に貢献した」ということになるのか不可解でならない。

(社会文化功労賞の授賞式で挨拶する長野君香)

前号でも触れたように、過去に加藤は催眠商法で被害額が100億円以上の詐欺を2回も働き逮捕されるという前科がある。催眠商法は、チラシや景品などで通行人を誘い、会場に呼び込んだ後に景品の無料配布や話術で雰囲気を盛り上げて会場内を興奮させて、冷静な判断を失わせた後に高価な商品を買わせる詐欺商法をいう。その際の商品には羽毛布団や健康機器のほか健康食品、高額化粧品、アクセサリーなどが使われると言い、被害額は35万円前後から数百万円というケースもあるという。加藤はホテルほかの施設を定期的に借りて、その都度100人以上の客を集めて100億円以上の金を集めながら、一部特定商取引法で規制の対象になっているクーリングオフに応じなかったために詐欺と認定され逮捕されたが、その後も更生したとは決して思えない。土地の所有者や債権者を騙したのはその後のことだからだ。加藤は未上場会社の株券を債権者を含め大勢の人に「十分な価値がある」と言って信用させていたが、実際には公に評価されるものではなかった。加藤は、自分がしでかした悪事を「知らない」と平気で否認するような人間で、そんな人間と長い付き合いがある長野君香も同様の人間と思われる。長野は債権者に対して何度も「責任を持つ」と言ってきたが、それを早く実行すべきだろう。
長野が扱っている化粧品は「自然化粧品」を謳い、「無効物油 無石油系界面活性剤 無合成香料 無タール系色素」を強調しているが、それぞれの商品価格が6000円以上、中には15000円という商品もあってかなり高額だ。
長野は債権者に「加藤さんには大変お世話になった」と言って「私が保証人になり責任を持ちます」と約束していることを忘れるはずがない。加藤の詐欺商法に加担した過去があれば、いずれ真実が顕在化することを忘れないことだ。それに、自身の約束を守れない人間がいろいろな賞をもらうことなど有り得ないと思われる。今後、日本文化振興会や世界学術文化審議会という、この2つの団体と長野君香、加藤の関係を徹底的に調査する。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(20)

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世界中から多くのご意見が届いており、読者投稿もどんどん増えている状況にあります。鈴木義彦、青田光市に係る具体的な情報等も入ってきており、色々なご意見があるために表現や内容の重複は避けられませんが、今後も積極的に掲載を続けて参ります。読者の皆様のご投稿をお待ちします。(本誌)

記事タイトル:極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《平成11年9月30日には決算の対策でA氏に無理を言って確認書まで書いてもらっておいて、15億円払って完済したと、本当に恥ずかしくないのか。元金は28億円で、それが15億円でどうして完済となるのか。これが暴力団の金で金融をしている……、平成18年の和解の時まで催促は一度もされていないで有り得るのか。こんなでたらめな話を構築した長谷川が、悪賢さはすごいと言えるが、こんな話を誰が信用すると思うのか。しかし不思議なことに、裁判官は信用した。しかも、鈴木のような大嘘つきがどうにもならなくて認めたことまで覆した。鈴木義彦は親和銀行事件で100億円以上の不正融資を引き出したほかいくつもの前科前歴がある人間だ。片やA氏は、当時は審査が一番厳しいと言われた新宿センタービルに120社の応募を抑えて入居し、以後30年近くも本社を構えて家賃の滞納も一度もしなかった人間だ。
そして、鈴木は最近また記事削除に関する筋違いのクレームをプロバイダーにつけたが、東京ダークサイトにクレーム、反論を入れるべきであることくらい、分からないのか。この削除したいとする記事には鈴木、長谷川、さらに品田裁判長に都合の悪い部分が目立つ。これも不自然だ。鈴木、長谷川の話が本当だと判断する人間は被告側の身内にさえいないと思う》(関係者より)

《原告の弁護士もいろいろ批判されているが、当然だと思う。西を原告に紹介した古川氏、それに西と最初から同席していた小野氏らの陳述書を完璧に無視した。原告は興信所への調査費用や裁判費用が控訴段階までで優に1億円以上をかけていること、関係者の間ではすべてトータルすると2億円以上かかっていると聞いている。今後はさらに細部にわたってドンドン暴かれていく中で、鈴木、長谷川はどうにも身の置き所をなくしていくはずだ》(関係者より)

《西義輝(旧姓は内河)、この男は鈴木よりはまともだが、十数年前より錦糸町のクラブで知り合ったホステス(中田早苗 3人の娘がいる)がいた。中田は一見真面目そうに見えるが、この2人がシャフィーロファンドという架空の投資会社を作り数人の人間から合計で100億円近い金を集めて騙した。これは、中田が大きく絡んでいるというより事実上の主犯に近い。この事務所には西の長男内河陽一郎も出入りしていた。この事件が発覚してから、中田は「こんな利回りがホントにあったら、私もやりたい」と騙したことに対して開き直ったという。中田は自分の個人口座に数億円を分けて振り込んでいた。シャフィーロというのは架空の人物で、中田は3、4回会ったことがあると言ったが、架空の人間に会える訳がない》(関係者より)

《余りにもひどい鈴木の事件は、いくつもの市民団体等にも広がりつつあることは関係各所から耳にしているが、このまま放置して終結するということはない。原告側にほぼすべての証拠があることは記事に添付されているからよく分かる。それとは別に録音テープも10本以上もあるようだ。鈴木と長谷川は、でたらめな反社会的勢力のことを書いて、家族にまで危険が及ぶと書いているが、本当にこんなやり方が許されると思っているのなら、記事の削除とか女々しいことをやっていないで、2人のやったことは2人で早く解決することを考えるべきではないかと思う。鈴木は完勝と考えているなら、記事に怯えることはないはずだ。ただし、プロバイダーにクレームをつけたところで何の意味もない。今は日本のみならず世界からも多くの意見が届いているという。ここまで来ても裁判に勝ったから問題ないと本気で思っているなら、それでも良いが、いずれどうにもならなくなることは目に見えている》(関係者より)

《鈴木という人間は一体何なんだ。鈴木がついた嘘で全てに証拠が突き付けられてウソがバレてしまったら、反論やクレームのつけようがない。それで取次ぎのプロバイダーに対して部分的に削除申立をした。これも不思議に思うが、削除申立は鈴木自身の隠匿資金のこと、長谷川と品田裁判官のことくらいに留まっているが、意味が分からない。世間体を考えてのことかとも思うが、読者投稿もどんどん増えているので、鈴木に関する情報が消えることなど有り得ない》(G・Rさん)

《鈴木のやったことは人として許されることではない。自殺寸前で何から何まで助けてもらって、中に入った西は責任を感じて自殺した。鈴木よ、お前は1000億円以上の裏金で好き放題をしても咎められない世界などどこにもないことくらい分からないか。長谷川も今後のことを考えて弁護士登録を抹消したはずだ。今後、この件で自分にも責任が及ぶことを考え、早々に弁護士を引退したのだろうが、それが問題を解決してからのことであればまだしも、好き放題をしたままでというやり方は世間が絶対に許さないことくらい分からないのか。自分一人で済まされる話ではない。鈴木には最大の問題が残る》(U・Hさん)

《和解協議がA氏と西による強迫の場だったと鈴木は言うが、後日、鈴木がA氏に電話をして「和解書のコピーを欲しい」と言ってきたときに「金額欄が空欄のものにしてください」と付け加えた。そのコピーは青田光市が京王プラザホテルのラウンジまで来るということだったが、鈴木は青田には金の詳細を知られたくなかったようで、以前から側近の紀井には「青田は口が軽いから何も喋るな」と口止めをしていたくらいだ。そして青田からコピーを取りに来るという電話が入り、A氏が自ら行くと言ったら、青田は「いえ、社長ではなくて部下の方に持って来させてください」と言って、A氏と会うのを避けた。鈴木が強迫を強く言うのであれば、金額欄が空欄では不自然で、整合性がないではないか》(関係者より)

《事物の善悪を弁え、悪法から人を護るのが弁護士の使命である。弁護士はそれ故の資格でもある。これらの倫理観をかなぐり捨て、稀代の悪である鈴木義彦の代理人を務め、私利私欲のために事実関係を全て歪曲した男がいる。元弁護士、長谷川幸雄である。弁護士という職業柄、依頼人の利益を最優先に活動することは、なるほど道理であろう。しかし、長谷川による蛮行は、戦後史上で最大級とも言われた貸金返還請求訴訟として取り上げられた。
訴訟で被告となった鈴木義彦と企み、鈴木の強欲を満たすためにウソにウソを重ねる弁論を展開し、その最たるものとして乙59号証「質問と回答書」が裁判に提出された。騙した側と騙された側の立場を逆転させるために、長谷川は相手方を暴力団排除条例に違反する密接共生者(もしくは準構成員)に仕立て上げ、裁判官に対する印象操作まで行った。
噂によると、長谷川は普段より誰に対しても高圧的であり、その態様は法廷内でも見受けられ、反社会的勢力に近いのは寧ろ長谷川自身であるのは皮肉なことであり滑稽でもある。
本投稿は、裁判における原告と被告、さらには勝訴、敗訴等に係るものではない。あくまで長谷川幸雄への糾弾を目的とする。権利を振りかざし、善良なる市民の生活を脅かす危険性が高いと分かって、それを看過することはできず、何よりも社会正義を貫くために、法律や現実社会が鈴木や長谷川を放置(野放しに)するのであれば「天誅も已む無し」である。空威張りの人生で晩節を汚すわけにはいかず、懲戒を免れるために、長谷川幸雄が自ら弁護士登録を抹消したのだから真実は明白である》(悪者成敗の会より)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(19)

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世界中から多くのご意見が届いており、読者投稿もどんどん増えている状況にあります。鈴木義彦、青田光市に係る具体的な情報等も入ってきており、色々なご意見があるために表現や内容の重複は避けられませんが、今後も積極的に掲載を続けて参ります。読者の皆様のご投稿をお待ちします。(本誌)

記事タイトル:極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《鈴木のような裏切り者は世界広しと言えども、いないのではないか。平成10年5月28日に鈴木はA氏から8000万円を借りたが、借用書に書かれた返済日は6月3日になっていた。返せる訳がないと思っても、A氏は必死になって助けを乞う人間に思いやってあげている気持ちが鈴木には全く分かっていない。その場限りの人間でしかない》(N・Mさん)

《金のために鈴木は側近や仲間の人間さえ犠牲にする哀れなヤツだ。青田も同じ類の人間だ》(K・Sさん)

《東京地裁、同高裁の裁判官たち(6人)は審理に真面目に取り組んでいないか、それとも裏取引があったとしか思われない》(I・Mさん)

《鈴木は破産、自殺も頭をよぎったころに、10日で1割以上の金利でも金を借りることができず、八方ふさがりの時に西の紹介でA氏と出会った。高い金利の金を全て清算してもらい、在庫品を言い値で買ってもらい、さらにそれらを「売らせてほしい」と言って持ち出して返さない。株取引の資金も、買い支え資金は207億円も出させて今や1000億円以上を独り占めしている極悪人である。こんな人間は世界中を探してもいないはずだ。A氏と出会わなければ、会社は倒産、自己破産、揚げ句に自殺の道しかなかった可能性は非常に高い》(G・Kさん)

《長谷川は早く正しい判断をして鈴木に指導をしないと、どうにもならない事態になることも想像さえつかないのか。ここまでネット情報やマスコミ各社でも公表され明らかになれば、全てがバレて鈴木や長谷川、その身内は身の置き所が無くなるという投稿が多いようだ》(A・Mさん)

《長谷川、鈴木に一言いいたいが、鈴木一人の判断ではなく、長谷川は何をなすべきか、分からないはずがない。納得してもらえるかどうかは別にして、特にA氏と西の奥さんには謝罪が絶対に必要だ》(関係者より)

《読者投稿。東京ダークサイトの記事は私の周囲でも多くの人が見ているが、それぞれに意見はあるが、鈴木の裁判でワルの順番をつけるとすると、一番は鈴木で、次に長谷川、青田、鈴木の身内、平林、杉原、品田裁判長、という順番のようだ。コロナウイルス騒動で、世界中の大勢の人間が何カ月も自宅待機となっている中で、暇を持て余し、記事のことを多くの友人知人が読んでいる。ここまでのワルはそうそういない。世界広しといえどもここまでの悪は初めてだという意見が多い。今後も読者投稿に反映されると思うが、今は鈴木、長谷川の記事が一番楽しみだ》(W・Dさん)

《平林もいい加減だが、鈴木の指示で50億円ならばすぐに手を打つと言ったが、原告が断ったら、その後は態度が豹変した。青田は、最初はA氏に土下座してお詫びをしてから原告と話をしたいと言っていたが、様子が逆転したと思ったら、今度は謝罪するどころかウソを言いたい放題で、さらに長谷川は要所要所で辻褄が合わないので、その整合性を調整しないと勝てないという判断で、ここからは鈴木との蜜な打ち合わせをしたはずだ。それが乙59号証だ。結果を見れば分かるはずだが、反社会的勢力の金を使って高利の金貸し(実際には年15%の金利)平成9年10月15日に3億円を借りた時に持参した借用書には鈴木自身が年36%と書いていたが、後日、それをA氏は西に頼まれ年15%にしてあげた。鈴木は西を代理人に頼んだことはないと言っているが、全くのウソで、お前のような人間に金を貸す人間が他にいるか。
それに、払わないと家族まで殺される……、こんなことが長谷川は弁護士の立場でよく書けたと思う。お前たちは、家族まで殺されても良いと思って乙59号証を作成したのか》(O・Sさん)

《和解協議で強迫があったので署名指印は心裡留保に当たると言うなら、鈴木は何故警察に被害届を出さなかったのか? 和解協議の後、鈴木は紀井に電話をして「100億以内で済んで、助かった」と言っているではないか。何が強迫だと言うのか》(Y・Nさん)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(18)

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世界中から多くのご意見が届いており、読者投稿もどんどん増えている状況にあります。鈴木義彦、青田光市に係る具体的な情報等も入ってきており、色々なご意見があるために表現や内容の重複は避けられませんが、今後も積極的に掲載を続けて参ります。読者の皆様のご投稿をお待ちします。(本誌)

記事タイトル:極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《平成10年5月28日、鈴木より突然A氏に電話があり、「少し時間を取って戴けませんか」と言うのでA氏は応じた。そのとき、A氏が「鈴木さん、月末にあなたが逮捕されるという情報が入っているので、気を付けた方が良い」と言うと、鈴木は逮捕が近いことは分かっていたようだ。そこで、持参していた8000万円の借用書を出して「何とか貸して戴けませんか」と土下座して涙目で懇願した。A氏は可哀想な思いで応じると、「このご恩は一生忘れません」とまで口にした。そして、A氏に言い値で買ってもらったダイヤと絵画を鈴木が「売らせてほしい」と言ったのでA氏はこれにも応じてダイヤを預けた(絵画はA氏が買ったときから持参していなかった)。
逮捕3日前の人間にここまでやる人間はいない。しかも今までに20億円以上、元金も金利も払っていないにもかかわらず、その後に長谷川弁護士と構築した(全てが虚偽の)乙59号証を証拠として提出するなどということは絶対にやるべきではない。本当に2人とも最悪の人間たちだ。この裁判で品田裁判長は鈴木の前科前歴まで無視したように思う。インターネットには多くの証拠が掲載されていて、誰が見ても長谷川と品田は直接ではないと思うがつながっているように思う。あまりにもおかしすぎるからだ》(H・Oさん)

《平成10年5月28日の時点で鈴木には約28億円の債務があったのは間違いない。手形13枚(約17億円)は、平成11年9月30日にエフアールの決算対策のために西経由で鈴木に預けた。前年にも西経由で天野常務に預けている。
手形の原本のほかに決算対策のために便宜的にA氏に作成してもらった確認書を悪用して、鈴木は全額を完済したと言っているが、鈴木は借金の返済で、額面の5%、10%の金額を債権者に提示して、「今であれば知人から借りて返せるが、今後は無理だ」と言って債権者と話をつけたうえで借用書を返してもらう。こうしたやり方を側近に自慢している人間が、A氏に対する債務約28億円については手形13枚以外に書類一式をA氏が所持していることが不自然である。それに天野も「(返済は)有り得ない」と言っているほどで、元本約28億円に金利年15%分を加えた40億円超、また遅延損害金年30%で計算すれば60億円以上になるものが、なぜ15億円で完済したと言えるのか。鈴木の言っていることは全て整合性がゼロだと言わざるを得ない》(D・Mさん)

《東京ダークサイトの記事をすべて読んでいるが、鈴木と青田、そして3人の弁護士(平林、杉原、長谷川)を加えた5人の悪さは人間として最低だ。特に鈴木と長谷川は今後、身内に迷惑がかかることを気にしていないのが不思議だ。それに日本の法曹界のいい加減さには開いた口が塞がらないくらい驚いている。絶対に再審請求や弾劾裁判をやるべきだと思うが、世界中より多くの意見も届いていると思うので、どんどん掲載して欲しい》(S・Uさん)

《オウムの麻原や豊田商事事件の永野会長より悪質な人間は少ないと思うが、永野の自宅前に陣取るマスコミをしり目に暴漢が永野を惨殺した光景について鈴木や長谷川はどのような印象を持つのか。反対にA氏の人間性を仏(実家の屋号)のように思っている関係者は多いようで、西は鈴木に一矢報いると言いながらA氏に止められ、結局は自殺に追いつめられた。他にも西と同様にA氏に止められた人間がいるようだが、鈴木や長谷川も本当に認識しなくてはいけないと思うほどやり方が悪すぎる》(I・Kさん)

《東京オークションハウス(TAH 西の会社)が不渡りを出したとき、同社の商品を債権者であるワシントングループの河野博昌会長が差し押さえた。TAHの一室にTAHの幹部や弁護士等10人ほどが集まっていただけでなく、反社会的勢力の世界では有名な野呂周介も西に債権があり、直系の配下の人間を同行させたが、いざとなったら全員が何もできず、A氏一人が取り巻きの配下15人以上を従えていた河野が占有していた西が執務する会長室に行って話をつけた(全ての商品を返却させた)ことで関係者の間では語り草になっている》(関係者より)

《西はA氏と知り合う前は新橋辺りのカウンターバーで飲むことが多かったようだが、A氏と知り合った後は銀座で飲む機会が増え、それが数年間は続いたようだ。A氏は赤坂で飲むことが多く、西も赤坂に出かける回数が増えた。鈴木は銀座や六本木が多く、3人で飲むときは銀座と六本木に行く回数が増えた。
※西と鈴木は、気に入った女性以外とはほとんど話をしなかったが、A氏は逆に相対での話よりも大勢で面白い話をするのが好きのようだ。
※西は気に入った女性に仕事に絡んで話を大きく膨らませて話すのが好きのようで、熱心に口説くが、再婚してからは囲うことはしなかった。
※逆に鈴木はどの店でもママに開口一番「いい女を紹介してくれ」と言うのが口癖で、席に着いた女性を気に入ると「バンス(店に負う借金)を清算してあげるから、俺の女になれ」という口説き文句一辺倒だった。親和銀行事件で逮捕された鈴木が保釈後に身を寄せた愛人のサラもその一人だった。鈴木は口説いた女には金は使わないが、サラと娘には金を惜しまなかったようだ。しかし、その金は全て人を騙して得たものだった。
※西は気に入った女性がいると、金遣いは半端ではなかった。一軒の店だけで一晩で500万円以上を使うこともあった。このやり方で大手焼肉レストランの社長の愛人を横取りしたり、ある歌手には韓国のソウルに7、8千万円の家を買ってあげたという話が広まり有名となった。西は口説いてからも頻繁に店に通うが、鈴木は口説いた後は店にはほとんど行かなかった。
※A氏は楽しく飲むので人気はあったが、口説きは一切しなかったようだ。
※天野と西の金遣いの荒さは相当なもので、有名でもあった。
※A氏は口説くためにめちゃくちゃな金の使い方はしなかったが、赤坂界隈ではNo.1かNo.2で飲食代はほとんどA氏が支払っていた。
※はっきり言えば、鈴木は女性にも一番人気がなかった》(関係者より)(以下次号)

鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士への質問状(4)

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鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士に答えてもらいたい、鈴木には真実を語ってほしいという趣旨の読者からのご意見、ご質問を「鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士への質問状」としてお届けする4弾目である。もとより、本誌の特集記事に一度も反論していない鈴木が真正面から答えるとは思えないが、参考までに本誌の把握している事実関係を述べることにした。

1  A氏側の代理人(利岡正章)が暴漢に襲われた事件は、本当に青田光市が仕組んだことだったのか?
〔本誌〕利岡を襲った暴漢は稲川会習志野一家の構成員で、青田は同一家のNo.2の楠野伸雄とは30年来に付き合いがある。利岡は全治3か月の重傷を負ったが、示談を申し入れてきた暴漢の組長に対しては退院後に事件の真相を明かすよう迫ったが、これはうまくいかなかったものの、青田が楠野に対して「自分との付き合いはなかったことにして欲しい」と口裏合わせを依頼したり、平林弁護士が同一家の木川孝始総長に最低でも2回以上も面談している事実が判明していることから、青田と鈴木の事件への関与が極めて濃厚であることは間違いない。(注:取材では稲川会の別の組織の幹部の何人もが証言しているが、ただし、同じ稲川会のことなのでと困惑気味だった。青田が依頼したことは間違いないと言える)

2  A氏が金銭面でどれほど鈴木の窮地を救ってきたか、鈴木自身で自覚していることだけでも挙げてみろ。鈴木は土下座をして涙を流しながら「このご恩は一生忘れません」と言った。A氏に感謝する場面を順番に思い出してみるが良い。それでも、今までと同じくA氏を悪者にしたままでいるのか?
〔本誌〕平成9年8月頃に西が鈴木をA氏に紹介してから、平成10年5月28日までの約10か月で、A氏が鈴木に貸し付けた金額は約28億円になる一方、合意書を交わした後、鈴木と西が開始した株取引でA氏が出した株価の買い支え資金は総額で207億円にも上る。鈴木が獲得した利益は、鈴木が西に指示して大量の株購入をさせ、株価が高値になったところで紀井が株を売り抜けた結果であったから、A氏の協力が無ければ鈴木の利益は確保されなかった。そうした経緯を含めれば、全てがA氏のお陰と言って良いものを、鈴木は自らの強欲を満たすためにA氏を足蹴にするような真似をしてきた。それは絶対に許されることではない。

3 平成10年5月28日までに鈴木がA氏から約28億円を借りたのは、手形はコピーとしても、借用書ほかの書証類がA氏の手元に全て揃っているから間違いないと思う。それに手形も、エフアールの決算対策で原本を渡すときに「債権債務はない」という確認書をA氏に便宜的に書いてもらったものを鈴木が悪用した。鈴木は何故、元金約28億円の債務を15億円で「完済した」と言えるのか?
〔本誌〕鈴木が悪用した「確認書」(平成11年9月30日付)はA氏がエフアールの決算対策のために便宜的に作成したもので、そもそも同日に金銭の授受はなかった。それに、西が同日、A氏に宛て「鈴木に渡した確認書は便宜上作成したものである」との確認書を書いている。前年にも天野常務から手形を預かりたいという申し出があり、A氏は応じたが、天野は当然だったが監査終了後に返却した。鈴木の言う15億円は返済金ではなく、株取引の利益分配の一部であって、西が持参したのは平成11年7月30日だったから、期日も金の趣旨も違う。

4 鈴木は本当に度を越した悪党と思う。金銭の貸借で借金の5%とか10%の金額を「今なら、知人から借りてでも返せるが、この先は無理だ」と貸主に言って、貸主の足元を見るかのような交渉をするのが常套手段という。そんな手法をどこで身に着けたのか? しかも、後腐れが無いように、貸主に預けた借用書ほか書類の一切を回収するという話を自慢気に側近に話しているという話を聞けば、鈴木が「債務は完済した」とか「合意書に基づいた株取引はなかった」という話などウソだらけにしか聞こえない。鈴木はいい加減に真実を明らかにしたらどうか?
〔本誌〕鈴木は、和解協議の後でA氏に何回か電話を架け、直接A氏の会社を訪ねて、「和解書」で約束した支払いを追認していた。その時点では鈴木にも約束を守るという意識が少しはあったと思われるが、A氏に2通の手紙を送って、約束を留保して支払いを留保すると言ったところから豹変が始まった。A氏の関係者によれば、青田が「Aにそんな金を払うことはない」とけしかけたことで、鈴木の強欲に火が付き、さらに平林英昭弁護士も報酬目当てで「確認書」を最大限に悪用する手はずを整えていったに違いない、という。仮にそれが事実としても、鈴木が約束を守らなかったことが一番の問題で、青田や平林が作り上げたでたらめのストーリーに同調してウソにウソを重ねた鈴木が最悪の選択をしたのは間違いないのだ。乙59号証にもある通り、長谷川弁護士は、鈴木の嘘を補強するために「西から聞いた話」としてもっともらしい作り話を構築したが、正に死人に口なしを悪用した最たるものだった。「反社会的勢力をバックにした高利の金貸しで、約束を守らないと殺される」等という作り話を、何故裁判官は鵜呑みにしたのか、全く不可解である。貸付けをしても担保を取らず、催促もしない、さらに相手が困っていれば金利をゼロにすることもあったA氏を指して「(A氏に)家族ともども殺される」などという長谷川と鈴木の造り話を真に受けたかのような判決を出した裁判官に対して、裏取引があったのではないかと思われても仕方のないことである。鈴木という人間は、自身の強欲のためにどれほど多くの人間を犠牲にしたことで人格を疑われているか、知るべきだ。

5 鈴木が警視庁に逮捕される3日前にA氏を訪ねたのは、鈴木自身に逮捕される自覚があってのことだったのか?
〔本誌〕平成10年5月28日に鈴木からA氏に電話が入ったが、何の前触れもなかったことで、鈴木が「少し時間を取って戴けませんか」と言った。A氏にはすでに鈴木が逮捕されるという情報が入っていて、鈴木が訪ねてきた際にそれを伝えると、鈴木は持参した借用書を出して8000万円をA氏から借りた上に、言い値の3億円で買ってもらっていたピンクダイヤモンドと絵画を「売らせてほしい」と言ってピンクダイヤモンドを持ち出した。絵画は一度も持参しなかった。間もなく逮捕される鈴木にそこまでやってくれる人間は絶対にいないが、一方で、鈴木は金に換えようという思惑しかなかったに違いない。借用書に書かれた返済日は数日後の6月3日で返済は実行不可能だったし、またピンクダイヤと絵画の持ち出しでは「念書」を用意していたが、そこには鈴木はもちろんエフアールが責任を持つと書かれており、鈴木はいざとなれば自分の責任を放棄してエフアールに全てをかぶせる算段をしていたのだ。そして、実際にもA氏との対立が表面化した後の鈴木は、エフアールの責任を強調した。しかし、貸付の相手は最初から鈴木個人と分かり切ったことで、A氏はエフアールの大石高裕、天野裕という鈴木の2人の側近とは面識も無ければ電話で話したことも無かった。

6 乙59号証はいくら何でもひどすぎる。反社会的勢力を背景に債権債務の二重払いをA氏に強要されたとか、人としてやってはいけないことばかりを鈴木は述べているが、判決を書いた品田裁判長は鈴木側に確認もしなかったのか? 確認書を盾に「完済した」と言った手前、平成14年6月27日付の借用書の整合性を取るために、長谷川と2人で乙59号証を作成したが、このようなやり方は許されるはずがない。鈴木にとって他の都合の悪い部分も全て乙59号証のひどい嘘で打ち消そうとしている。
〔本誌〕鈴木は証人尋問で陪審の裁判官から15億円の借用書(平成14年6月27日付)について聞かれた際に、乙59号証を追認するように「西が殺されるというようなことを言って、自分に危害が及ぶというのもありましたけど、よく考えれば、払わなくても良かったのかもしれない」と答え、さらに「暴力団の名前とか出ましたけれど、それはどれくらい現実味がある話なのか」と聞かれると、鈴木は「(信ぴょう性が)ありました」とまで答えた。品田裁判長たちは明らかに鈴木と長谷川が創作した乙59号証を重要視したために、あえて鈴木に質問したと思われる。鈴木と長谷川には深刻かつ重大な責任が発生しているというのは、まさにA氏の請求が棄却された大きな原因を、この乙59号証がもたらした点にあるといえるが、ここまでやれば、犯罪ではないのか。絶対に許されないことだ。

7 これまでの鈴木に関する記事を読むと、鈴木は何故一つも反論をしていないのかが不思議でならない。今の時代、一旦情報がネット上に拡散すると、その情報が定着することはあっても消えることはないから、反論すべきは反論しなければいけないと思う。先ごろにもネット上での炎上で自殺とみられる犠牲者が出て話題になったが、痛ましいと思うと同時に本人の家族にも多大な影響が出る。そういうことを鈴木や長谷川は何も考えず、ただ陰に隠れ逃げ回っているようだが、家族や身内の将来を一切考えていないのではないか?
〔本誌〕本誌の記事に対しては、先に「記事削除命令に対する本誌の見解」と題して、4回にわたり特集を組んだ。そこにも触れている通り、申立人(鈴木と思われる)は卑怯にも通信業者に対して記事削除を申立てただけで、本誌には一切抗議も反論もない。というよりも、鈴木には一切反論できないと考える。鈴木が唯一よりどころにしている訴訟の判決は、A氏の請求を棄却したからと言って、鈴木の主張は誰が見ても決して認められるものではない。つまり、本誌が再三指摘している、裁判官の事実認定に誤りがあるという点に判決は何も答えていないのだ。

8 鈴木や長谷川のウソがはっきりとしたとき、この2人や他に平林弁護士、青田はどういう責任が取れるのだろうか?
〔本誌〕長谷川幸雄が弁護士登録を抹消して、自分には責任がないかのような対応をするつもりでいるなら、それは大きな間違いであることを指摘してきた。何よりも重要なことは鈴木自身が自らの非を認めてA氏をはじめ、鈴木の周囲で犠牲になった人たちへ謝罪をすることだ。そして、全ての真実を明らかにして果たすべき償いをすることは人間として最低やることだ。少しも家族や身内のことを考えないのは不思議に思う。鈴木に係る情報は決して消えることはなく、逆に拡散する一方である。

9 辻田頭取に対する美人局の仕掛けは青田光市が深く関与したとのことだが、そもそも青田とはいつ、どのような経緯で知り合ったのか?
〔本誌〕青田光市の名前が鈴木から出たのは親和銀行の辻田徹元頭取に対する美人局で、ラブホテルでの女性との場面を盗撮したのが青田だったと西が鈴木から直接聞いていた。青田は元興信所に勤めていたというが、口が軽い。多くの事件で本当にいい加減な対応しかできず、最悪な人間だという評価しかない。

10 宝林の筆頭株主が持ち株800万株を売却するという話を西から聞いた時、何を考えた? 刑事被告人の身で大っぴらに活動できないと思ったか? 第一、債権者から身を隠している中で株の購入資金をどうやって調達できると思ったのか?
〔本誌〕全ての交渉を西に任せ、西はA氏にしつこく懇願したが、その後のやり方は普通のあくどさではない。誰もが驚くだけでは済まないほどの事件で、歴史の1頁に残るのは間違いない。

11 フュージョンアセットマネージメントという会社とはどんな付き合いがあったのか? タックスヘイブンに拠点を置くペーパーカンパニーを多数用意して西と株投資に臨むというのは誰の発想か? 宝林株の取引だけでも3~5社も用意したようだが、最終的に利益が160憶円以上も上がって、どうやって隠しこんだのか?
〔本誌〕海外にペーパーカンパニーを数多く用意して、それぞれ役割を持たせながら利益を隠匿する、という手法は鈴木だけの知恵でできるものではないはずで、フュージョン社の協力は不可欠だったに違いない。日本国内では茂庭進や吉川某に管理や利益の“運び屋”をやらせた。全てが鈴木の指示だった。

12 株取引で獲得した利益が証券担保業者からマンションの一室に運び込まれた時、札束が詰まった段ボール箱が積み上がっていくのを見て、何を感じていたのか? SECや国税当局の目を逃れて、利益を海外に流出させるノウハウは誰から教えてもらったのか?
〔本誌〕宝林株の取引で約160億円という巨額の利益を出して、西も鈴木も目がくらんだのは間違いない。鈴木は自分の強欲さから「この金は俺一人のものだ」とでも考えたか。実際にそれを実現させていったのが弁護士の杉原正芳や茂庭進ほかであった。こうした一人一人の知恵が結集して鈴木もノウハウを身に着けたものと思われる。そんな鈴木を誰が許せると思うか、という投稿が多数寄せられている。(以下次号)

鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士への質問状(3)

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鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士に答えてもらいたい、鈴木には真実を語ってほしいという趣旨の読者からのご意見、ご質問を「鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士への質問状」としてお届けする3弾目である。もとより、本誌の特集記事に一度も反論していない鈴木が真正面から答えるとは思えないが、参考までに本誌の把握している事実関係を述べることにした。

1 西が逮捕されて起訴されるまでの間、鈴木はビクビクしていたのではないか? ジャパンクリサイスファンドというペーパーカンパニーの代表者だった武内一美も逮捕されたが、武内にはどれほどの約束をしたのか? 利益を独占するために、どれほどの犠牲者が出ているか、自分でも実感していると思うが、犠牲者に対して何も言うことはないのか?
〔本誌〕武内は外資系証券会社に勤務しているときに鈴木にスカウトされたが、志村化工株でどれほどの利益を確保したのか、それが有罪判決を受けても帳尻が合うと思うほどのものだったのか。ジャパンクリサイスファンドもまた鈴木が用意したペーパーカンパニーの一つに違いなく、武内がスケープゴートにされたことも間違いない。鈴木は逮捕されずに利益を享受してのうのうと日々を過ごしていることに武内は怒りを感じていると思うが、鈴木を怖がって何も言えなかったのではないか?。

2 平成14年6月27日付の15億円の借用書を、鈴木は直筆(A氏に送った手紙と同じ筆跡)で書いているが、その前に西と会ったか? 会ってA氏に対する債務の処理について話をしたか?
〔本誌〕西は志村化工株の相場操縦容疑で逮捕起訴された後の平成14年6月に保釈され6月20日にA氏と会った。その際にA氏より鈴木の債務処理について尋ねられたが、西が「今後の株取引で大きな利益が見込めるので鈴木の債務を減額していただけませんか」という依頼をした。その時点で鈴木の債務は元本28億円に年15%の金利分を加えると40億円超となり、また遅延損害金の年30%で計算すると60億円を超える巨額だったが、西はそれを25億円にして欲しいという。西がそういう依頼をするからには、当然、事前に鈴木と打ち合わせをしていなければ減額の話はできなかったのではないか。西は逮捕前に鈴木と密約を交わして株取引の利益の1/3以上を受け取る約束が出来ており、また逮捕後の金銭的な補償も約束されていたから、鈴木の言いなりでA氏に依頼したことが窺える。

3 15億円の借用書を書くに当たって、鈴木は突然「西に社長への返済金10億円を渡している」と言ってA氏を驚かせ、A氏が西に確認すると西も渋々認めたため額面が15億円となったが、10億円の話は西と打合せ済みだったのか?
〔本誌〕A氏は10億円の話を聞いて、鈴木に対し「10億円という大金を返すのになぜ同行しなかったのか? 仮に大事な用があったとしても、電話くらいはできたはずだ」と鈴木をたしなめた。すると、鈴木はただ「スイマセン」と言って頭を下げた切り、しばらく顔を上げようとしなかった。そして、鈴木は「年末までにお支払いしますので10億円にしていただけませんか?」と切り出した。A氏は驚き、内心では鈴木が何を考えているのかを訝ったが、「12月は私も慌ただしいので、24日までにできるなら、その金額で良い」と応えた。ただし、40億円超の債権額を25億円にしたのは株取引の利益分配が大きくなり、確実に分配されることが前提にあったからだった。

4 平成14年12月24日、鈴木は紀井を伴って10億円をA氏の会社に持参したが、その時、A氏から領収書を取らなかったのは何故か? それだけの大金をどうやって調達したのか?
〔本誌〕鈴木が本当に10億円を持参したことにA氏も驚いたようだが、鈴木が「スイスの投資家を騙した金」と言った。A氏は株取引で鈴木が隠匿していた利益総額を知らなかった。後日、A氏が西に鈴木の持参した金の出所について尋ねたが、西は「鈴木が言っていた話の通りのようです」とだけ答えたが、この時点ではかなりの利益が上がっていたが、スイス人を騙したというのは西と口を合わせた作り話だった。

5 西が平成14年6月に保釈された後、西に約束した金銭的な面倒を何故打ち切ったのか? 打ち切るならば何故、西に約束した利益分配を具体的に進めなかったのか?
〔本誌〕西は平成15年7月30日に懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡されたが、それから2か月後の9月に鈴木は西を呼び出して、「西さんへの毎月の生活費の支払いをそろそろ止めたい」と通告した。それに対して西は「執行猶予が解けたら、(利益分配の)契約を実行してもらいたい」と西が言うと、鈴木は利益分配に関しては具体的な話を一切出さなかった。鈴木の話はウソだらけで株取引の利益分配ではA氏を外しているから論外であり、借入金は10億円ではなく、鈴木が西をたぶらかして債務を減額させた上に「西に社長への返済金10億円を渡している」とウソを言った。この10億円を返済金とするなら、正確な情報を下にA氏と協議をしなければならず、そもそも鈴木と西が勝手に決めることではなかったはずだ。西はそれ以降、紀井経由でなければ鈴木との連絡が取れなくなってしまった。

6 平成18年10月に西は鈴木から利益分配金を受け取るために香港に出向いたが、鈴木の代理と称するTamという男から薬物の混入したワインを振舞われ、意識を失った。鈴木は本当に西を殺そうとしたのか?
〔本誌〕平成18年9月に何回か鈴木と面談を重ねる中で、鈴木が10月2日に香港で約46億円を日本国内の銀行振り出しの保証小切手で支払うとした。現地でTamに会えと指示したのは鈴木だった。10月4日、香港のリパレスベイでTamと待ち合わせ、Tamの車の中で小切手の受け渡しを行った後、勧められたワインを飲み、西は意識を失い、その後の記憶が全くないという。
西が鈴木との面談で香港に向かい、指示されたTamと会った経緯からすると、西が事件に巻き込まれたのは鈴木の仕掛け以外に考えられないのではないか。

7 平成18年10月13日にA氏から「合意書」を見せられると、鈴木は「株取引の実績はない」と否定して、A氏は西に騙されているとまで言った。鈴木は何もかも自己中心的で、西まで悪者にしたが、それで乗り切れると思っていたのか?
〔本誌〕A氏が「合意書」を見せると、鈴木は驚いたが、合意書に基づいた株取引は行っていないから忘れていたととぼける始末だった。合意書には「今後の全ての株取引」と明記しているだけでなく、A氏が「合意書の話は、鈴木さん、あなたが私に買い支えをやって戴けないと、2人とも借金を返すことができないと言ったことを忘れたのか」と言うと、鈴木は黙ってしまった。さすがに西が同席していなければ、話が平行線をたどるだけとして3日後の10月16日に3人で会うことが決められた。西が香港で事件に巻き込まれた原因が鈴木にあったことはほぼ間違いなかったことだが、鈴木はどこまでも開き直ってシラをきったので、すぐに合意書に基づく株取引の利益の話になった。

8 A氏と鈴木の面談から3日後の10月16日にA氏の会社で3者協議が開かれたが、鈴木は「合意書」の破棄を西に迫った事実を認め、宝林株の取引が合意書に基づいたものだと認めたのに何故合意書に基づいて3等分しなかったのか?
〔本誌〕3者の協議は、A氏が鈴木との協議の場を作り、鈴木に「合意書」を見せて株取引での利益について尋ねた。鈴木は当初は否定し続けたが、鈴木は遂に合意書に基づいて宝林株の取引を行った事実を認めたが、すでに利益を分配していると言い出した。平成14年6月27日に鈴木が15億円の借用書を作成した際に、「西に社長への返済金10億円を渡している」と言った、その10億円についても、実際には合意書の破棄を目的にした西への報酬だった事実を西が鈴木に突き付け、「それだけは認めろ」と言うと、鈴木はそれも認めた。ただし、鈴木も西も株取引で得た利益の総額については口にしなかったため、A氏はこの時点でもまだ利益総額が470億円ということを知らなかった。

9 A氏が株取引の利益がいくらあるのかを鈴木に尋ねると、鈴木は最初は50億円と答えた。そして、A氏と西に25億円を支払うと約束した。すると、A氏が、利益が50億円でA氏と西に25億円ずつを払ったら鈴木の取り分はないではないか聞くと、鈴木は慌てて60億円と言い変えた。協議の終了後に紀井に電話して「100億以内で済んだ」と言ったというが、A氏と西に支払う分が25億円ずつと別にA氏への20億円で済んだと、内心でホッとしていたのではないか?
〔本誌〕和解協議での利益にかかるやり取りは質問部分にある通りで、協議を終えると鈴木はホッとしたのか、帰り際にA氏に握手を求めたほどだった。そして、鈴木が紀井に電話をした事実は紀井自身が語ったもので、紀井自身が承知していた利益総額は470億円以上であったから、鈴木が「100億以内で済んだ」と言うのは、本当に鈴木のやり方は強欲というより完全な騙し以外の何物でもない。納得できる数字で落ち着いたと理解できる。鈴木は紀井に「香港の件はバレていないだろうな?」と確認しているが、鈴木が海外に流出させた利益の送金先(ペーパーカンパニー名義の口座)のことと紀井は言う。

10 和解時に、A氏には別途20億円を支払うと約束したのは、西より「A氏が知人から借りた金の一部にしかならない」と言われ、鈴木としてみればA氏にお世話になったという気持ちからだったと思うが、もしそうであれば、合意書で何回も懇願したのだから奇麗に3等分するべきだ。本来ならば金主が一番リスクが大きいので70%以上を取ると聞いているが?
〔本誌〕鈴木は和解協議の場で、A氏に対して「2年以内に20憶を払います」と言った際に「今、大きなことを始めています。見ていてください」と言う話をした。それがおそらくステラ・グループ(旧アポロインベストメント)の業務拡大や新たな事業構想だったのだろうが、同社は平成20年までにSECの強力な監視下に置かれたこともあって、鈴木が期待するような状況にはならなかった。

11 和解協議の後、鈴木は何回かA氏に電話を入れ、また1週間後の10月23日にもA氏の会社を訪ねて、和解書で約束した支払いを追認したが、それが何故豹変して和解書を反故にしたのか? 鈴木は後日、和解書は強迫や心裡留保で署名させられたと言い出したが、それが本当ならば、このように一人で来社するなどの言動は有り得ないはずだ。
〔本誌〕鈴木はA氏への電話で、西が株取引で被った買い支え損を正確に知りたいと言い、A氏が西と紀井から聞いて58億数千万円と答えると、「それを差し引いて利益を3等分しなければいけませんね」とまで言って和解書で約束した支払いを追認したのである。それが、何故、豹変することになったのか。鈴木がA氏に手紙を送ってきたのは約5日後で、手紙の日付は11月28日になっていた。これは後日判明したことだが、鈴木と青田光市とのやり取りで、青田が「Aにそんな金を払うことはない。俺に任せてくれれば何とかする」と言って「和解書」を反故にしてしまうよう口説き、鈴木もそれに乗ったということであった。

12 西田晴夫が大阪地検に逮捕された時、事情聴取を受けることはなかったのか? 西田が逮捕された平成19年当時、旧アポロインベストメントを中核にステラ・グループと商号を変えて業態を拡充させていた。いつも裏に潜んでいる鈴木は青田光市を前面に立てて青田を毎日のように出勤させていたようだが、西田の逮捕でその構想もとん挫したのではないか?
〔本誌〕鈴木はエフアールと言う上場企業の代表取締役を務めたが、真の事業家ではなく、同社の株価を高値に誘導して第三者割当増資などで資金を調達し、創業者利得を得ることくらいしか頭にはなかったようである。合意書を交わして株取引を開始して以来、巨額の利益を海外に隠匿する中で、ステラ・グループでも転換社債の発行や第三者割当増資等で海外のペーパーカンパニーが多く登場するという株取引と同様の構図が見え、その中には霜見誠の名前も見え隠れした。そうした動きが活発化した平成20年から同21年にかけて西田晴夫が大阪地検特捜部に逮捕される動きが重なっていたのである。鈴木は間違いなく金融庁や検察にマークされていた。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(7)

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G社長は無類の麻雀好きで、しかも腕前は超プロ級という。毎月3~4回は麻雀卓を囲むペースが過去10年以上も続いているそうで、誰もがG社長を「中毒患者」のように見ているという。相手を選ぶことなく、部下の役員や社員、下請会社からクライアント、経済界の顔見知りに至るまで、片っ端から誘いの声をかけるというから、声をかけられた方もたまったものでは無い。
賭けのレートは高く、先に解任された黒川弘務東京高検検事長はテンピン(千点100円)で首を切られたが、G社長の場合は常習賭博の容疑が真っ黒である。
そして、声をかけられた方もおいそれとG社長に勝つ訳にもいかず、顔を窺いながら付き合わされた揚げ句に負け分をしっかり払わされ、G社長がこれまでに儲けた金は累計で数千万円にも上るというから、半端な話ではない。
そして、麻雀で儲けた泡銭は、お決まりのごとく女性たちへのプレゼントに変わる。エルメス、ルイビトン、シャネルなど、高級ブランド品を眺める女性の隣でだらしなさそうに顔を崩しているG社長を想像してみると良い。もっとも、プレゼントをもらった女性がなびくかと言えば、確率はほとんどゼロに近く、ただただ賭博罪の容疑を自ら固めているようなものだ。
前号でも触れた通り、G社長を巡っては反社会的勢力への利益供与疑惑が色濃く浮上しているが、本誌にも新たな情報が続々と寄せられているので、今後も続報をお届けする。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(6)

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〔G社長の利益供与にキーマンX氏がいた〕
本誌は、G社長が、沖縄の不動産売買で巨額の利益を得ながら、反社会的勢力への利益供与を行っている疑惑を報じたが、つい最近になって思わぬ情報が飛び込んできた。それは、G社長には“黒子”とも言うべき人物(仮にX氏と呼ぶ)がいて、問題の土地取引だけではなく、G社長が秘密裏に処理したい案件の数々をX氏が処理をしていた可能性が高いとして、関係当局が情報収集に入った模様だという。ある捜査関係者が次のように言う。
「Xの行動が正確に把握できれば、G社長に関する証拠も揃う。XはG社長とは昵懇のようだが、周囲にたむろしているイエスマンたちとは明らかに違う」
利益供与を受けた反社会的勢力の中で利益分配に与れなかった者が県警サイドに告発しているというのだが、どこから綻びが生じるか分からない。X氏については、どうやらG社長の会社関係者ではないようで、利益供与問題でも反社会的勢力とは堂々と渡り合って処理をしたということで知られた存在になった模様だ。
G社長が土地取引で利益を横取りしたような印象を持たれていただけに、反社会的勢力との調整は是が非でも必要だったのかもしれないが、取引に不具合が無ければ警察に相談すれば良かったものを、何故利益供与など行ったのか。
G社長もX氏による調整で巨額の利益を確保できたようだが、X氏は数字にも明るくG社長が重宝がっているので、それだけG社長について相当の真実が見えてくるに違いない、と前出捜査関係者は言うのだ。本誌もG社長に係る連載を続けてきたが、それもいよいよ正念場を迎えたようである。(以下次号)

記事削除命令に対する本誌の見解(4)

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〔本誌に反論もなく通信業者に記事削除を申立てた鈴木の卑劣さ〕
記事削除の申立をした人間が誰であるのかも分からないという、極めて不愉快な状況の中で、裁判所の削除命令に対する本誌としての見解を述べてきた。ここでは申し立てた人間を鈴木義彦と断定して稿を進めるが、鈴木は本当に卑怯で臆病な人間ではないか。本誌が昨年11月から鈴木の特集記事を連載している中で、鈴木は一度も記事に対して抗議をしたり、あるいは訴訟に訴えるという行動を取らなかった。そして、連載を開始してから約5か月後の3月になって、内容も事実関係も何も分からない通信業者を相手に記事削除の申立をしたのである。

鈴木は何故、本誌に対して何も言わないのか。読者の方たちもご承知のように、重要な事実関係を裏付ける証拠類はほぼ全て掲載しているので一切の反論ができないのだ(ほかに録音テープ10本以上がある)。鈴木はA氏が提起した訴訟で「完勝した」と豪語してそれを根拠にして申立をしたが、正面切って抗議をするべきだったが、それができなかった。何故ならば、訴訟で鈴木が主張したことの全てが虚偽に満ちており、長谷川元弁護士の悪辣な戦術に頼らなければ勝訴は有り得ないというのが真実であった。

鈴木は悪の極みである。親和銀行で100億円以上の融資を受けたのは田中森一弁護士(西の紹介)のお陰だった。田中が生きていたら、(西義輝の兄のようであったから)鈴木はこれほどしたい放題はできなかった。それに西がA氏に正確な報告していれば、こんな好き放題もできなかったはずである。
合意書についても多くの関係者や読者もよく分かっているように、裁判で鈴木は「西に頼まれサインしただけ」と言ったが、本当のところは鈴木が一人熱弁を振るってA氏に懇願したのである。
それ故、裁判での主張はほぼ全てがウソだった。側近たちは鈴木が自分の都合の良いようなやり方(金を借りる際も書類はほとんど作らず、返す際には1/10か1/20しか返済しないにもかかわらず、相手方に預けた書類がある場合はすべて回収する)をやっていることを承知していたが、そんな人間が「西に頼まれて」などとよく言えたものだ。西にも悪い所はたくさんあったが、A氏に大変世話になっていたのに、鈴木の口車に乗ってしまって、本当に悪だが、鈴木の悪党ぶりはケタ違いで、相手に全く恩義を感じない人間だ。青田と同様、恥を全く知らない忘恥者の極みだ。

鈴木のように人への恩義が全く分からない極悪な人間は世界広しと言えどもいないという読者投稿が非常に多い。
平成7年頃に天野裕が東京オークションハウスに見学に来て、その後、鈴木が会いたいということで西と鈴木が面談し、それからしばらくして親和銀行より数十億円の融資を副島の関係で受けていたが、暴力団との絡みを解決するということだったにも関らず、副島にも暴力団にも1億円前後の金(手切れ金)しか渡さず、残りは全部鈴木が着服した。鈴木は味を占め、親和銀行よりもっと融資を引き出そうと西に相談して、田中を顧問に迎えさせて多額の融資を引き出した。その際に提供した担保が価値のないものばかりだったため、不正融資事件として警視庁が摘発した。鈴木は西を会長、会長と持ち上げ、良いスポンサーを紹介して欲しいとしつこく何回も頼み、遂にはA氏を紹介してもらうことになった。

記事削除の申立書で、該当記事の何が鈴木の名誉権を侵害しているかを弁護士(これも誰なのか星は知らない)が説明している文章には具体的な記述が一つもなく、A氏が提起した訴訟の判決を唯一の裏付けにしているのだが、改めて触れるまでもなく、A氏の請求は退けられたが、それは鈴木の主張が認められたからではない。A氏の代理人の落ち度もあって鈴木の主張に反論すべきことを十分に反論せず、また平林、長谷川の両弁護士が悪質な作り話を構築してA氏側の主張に信ぴょう性がないかのごとき論述を展開した結果、裁判官が多少なりとも疑念を感じて不採用としたために事実認定を大きく誤り、判決にも重大な影響を及ぼしたということである。鈴木が大手を振って「訴訟に完勝した」などと豪語できるようなものでは全くなかった。
本誌が鈴木の特集記事を継続して掲載するのも、まさに判決で鈴木の犯罪を疑われる行為も隠蔽されてしまったことを問題としているからであり、同時に重大な誤りがある判決を正させることにある。

鈴木だけではない。鈴木の弁護を引き受けた平林、長谷川の両弁護士は鈴木の犯罪の隠ぺいに加担しているという認識を全く持っていないようで、ただ報酬目当てとしか思えないやり方では忘恥者の弁護士と言われるのは当然のことである。特に長谷川に至っては訴訟が終結した平成31年以降に弁護士登録を抹消した。本誌で特集している「『長谷川幸雄』は弁護士登録抹消で許しがたき責任逃れ」にある通り、弁護士を辞めたから全てが終わったと思ったら大間違いで、鈴木による犯罪を疑われる行為を隠蔽した事実に対して知らぬふりをしようとしても、そんなことが許されるようなものではない。過去の例のない最大級の事件として未来永劫にわたって歴史の1頁に刻まれる。

今回の記事削除申立に対して、本誌は終始「訴外」に置かれた。それ故、冒頭にも記したように、利害関係人ではない者に個別情報は開示できないとして、本誌では申立書も見ることができなかったために訴えた人間さえ分からず、さらに議論を交えることさえできないままの状況にあったが、だからと言ってそれで済まされる訳がない。鈴木には本誌に対して何も抗議をしない(できない)ことへの後ろめたさがあると言わざるを得ないが、すでに本誌が連載してきた鈴木に関わる情報は国内外を問わず拡散し、マスコミだけではなく一般にも定着しつつある。それ故、今後、万一にも同じようなことが再び起きた場合、鈴木はモグラ叩きのように複数の媒体を相手に次から次へと記事の削除を申し立てなければならず、しかも情報の拡散もスピードを増すので鈴木や家族(身内)はさらにマスコミの関心の的となり孤立化していくだけなのである。
本誌に数多く寄せられている読者投稿でも分かるように、裁判官の事実認定にはいくつもの誤りがあり、それ故に判決もあまりにもひどい過ちを犯していると、読者の多くが実感しているところであるが、このような判決を放置しておくことなど許されるはずはなく、いずれ再審請求や弾劾裁判の機会が必ず訪れることを、国内外を問わず、多くの読者や関係者、さらには鈴木を知る多くの人たちからも期待する声が届いている。(以下次号)

「長谷川幸雄」は弁護士登録抹消で許しがたき責任逃れ!(2)

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〔相手方の代理人に「うるさい」「黙れ」の恫喝 〕
長谷川幸雄は、貸金返還請求訴訟で被告鈴木義彦の代理人に就いたが、そこでの弁護活動は原告A氏の名誉、信用を毀損するもので、決して看過できるものではなかった。
長谷川がどのような弁護活動を得意としてきたのかは分からないが、相当に癖の強い人間であることは確かだった。長谷川の法廷での振る舞いは極めて傍若無人で、無頼を自認するかのように若い世代の不良が好んで着用するような服装で法廷に臨み、裁判官からも顰蹙を買っていたようだが、場所を弁えず、大声でまくしたてるような弁舌は明らかに原告代理人を威嚇するものだった。
審理が開始されて数回目の頃、A氏の代理人に対しても、長谷川はA氏の代理人が陳述中にもかかわらず「うるさい」「黙れ」などと発言して妨害したのである。法廷はさして広いわけではなく、原告、被告の代理人は向かい合ってお互いの顔が見える程度の距離しかないから、法廷中に反響した長谷川の声にA氏の代理人は驚き、委縮してしまった。長谷川は裁判官から注意を受けて「すみません」と謝ったが、反省している様子はほとんど見られなかった。相手方代理人に対する妨害はA氏の代理人に限ったことではなく常習的に行われてきたものではないかと思われるほどで、相手を威嚇することで審理を有利にしようという魂胆さえ垣間見えた。そうした長谷川の戦術にはまってしまったのか、A氏の代理人は当日だけでなく、その後の審理でも被告の陳述に積極的に反論する意欲を見せなかった。陳述の声も小さく裁判官に正確に聞こえたかどうかも不安だったくらいである。特に控訴審が開かれた高裁では震えながらか細い声で全く聞き取れない状態で、陳述も1~2分で終えてしまった。これでは何のために控訴したのか、意味が無かった。

長谷川は鈴木に対しては「おい、鈴木」と呼び捨てにして言いたいことを言っていたが、鈴木も長谷川には文句も言わずに従っているほどに私淑しているという。
長谷川は自分のやったことの影響が今後、どのように自分自身に降りかかってくるかを考えるべきだ。単に弁護士を辞めて責任を取ったと思うのは長谷川本人だけで、誰もが責任逃れとしか受け止めていない。長谷川が所属している弁護士事務所がどこまで訴訟の経緯や鈴木との関係を承知しているかは不明だが、事務所としてもA氏の提起した訴訟に関与しているだけに今後、同事務所に対する評価も変わってくるに違いないことくらい、長谷川は分かるはずである。

長谷川のA氏側への反論は確かに緻密で、鈴木が嘘に嘘を重ねるような主張を繰り返していることは百も承知で、法廷ではそれらの嘘をただ強調するのではなく、A氏側の主張や提出された証拠類の悉くに言いがかり同然の質問を繰り返した。長谷川にしてみれば、勝つためには何でもやるというのが作戦かもしれないが、それ以上やってはいけないという倫理観が長谷川には全く見られない。しかも悪質なのは、鈴木にそれが真実であると主張させていることだ。A氏が反論するにしても、鈴木と一緒に株取引をやっていた西が死亡しているから、法廷で西の生の声を裁判官に聞かせられない。それに株取引の全てを任せられていた紀井の証言に対しても電話番のように扱ったやり方にA氏は決定的な主張も反論もできないと考えた末の悪辣な作戦である。

貸金返還請求訴訟で、A氏が鈴木に貸し付けた債権は、裁判官が宝林株取引の利益15億円と、平成14年12月24日に鈴木がA氏の会社に持参した10億円を返済金と認定して相殺してしまった。鈴木と長谷川はしてやったりと思ったに違いない。
しかし忘れていけないのは、鈴木が海外に流出させて隠匿した470億円以上の金は犯罪収益なのである。直接的には外為法や金商法等に違反する犯罪を長谷川は承知したうえで、「合意書に基づいた株取引はなかった」ことを強調したのだから、明らかに“共犯”関係にあると言えるし、鈴木が裁判に勝ったことで、鈴木から受け取った報酬が裏で高額であれば、それが何よりの証拠となる。
長谷川、平林による弁護は鈴木の犯罪を隠蔽してしまおうとするために、A氏の名誉を著しく傷つけた。裁判でいかに有利な弁護活動をするかは長谷川の能力だが、しかしA氏に対する名誉毀損、信用毀損は許されるものではない。それは弁護士職務基本規定にある「信義誠実」(真実を尊重し、信義に従い、誠実かつ公正に職務を行う)に違背しているだけでなく、判決にも多大に影響を及ぼしたと実感されるために、A氏と関係者は鈴木だけではなく長谷川や平林に対しても民事と刑事双方での事件対象者にするほどの憤りを感じてきた。

宝林の利益分配ということで、平成11年7月30日に西が15億円を持参したが、事前に鈴木と西がその時点での利益50億円をA氏にいくらで報告するかについて、鈴木は10億円と西に持ちかけた。ここまで助けられた人間を無視して、鈴木は西に「自分たちは借金が多いので、まともに返済したら自分たちの取り分が無くなる」と言ったが、西はさすがに15億円位は必要と考えたようだ。
この2人はレベルが違うが、世話になった人間に対する恩義というものがない。ただ、合意書に始まる一連の関わりの中で、鈴木が少しは人間らしい思ったところは一つしか無い。誤った判決で強迫とか心裡留保と認定されたが、和解協議後にA氏に送った2通の手紙で鈴木が本心を少しはみせた。それは「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く人間には今まで会ったことがほとんどなかった」と書かれていることだ。しかし、鈴木が言うような「ほとんど」ではなく、生涯、絶対と言って良いほど会えるはずのない人間だ。立場が反対であれば、鈴木はどう対応したかを考えてみると良い。西は頼まれると嫌とは言えないところがあったと思うが、鈴木には1/100もできることでは絶対にないと断言できると関係者は言う。そして、とことん世話になった人間の名誉を傷つけたり、社会的信用を貶めた鈴木に一番加担したのが長谷川だった。

長谷川の弁護は乙59号証「質問と回答書」にみられるとおり、A氏をとことん誹謗中傷することに終始しているが、それは、A氏に対する債務が存在しておらず、さらに「合意書」に基づいた株取引が実行された事実などないという主張(合意書には「全ての株取引」という文言がある)に帰結するために、虚偽であろうと何であろうと構わないという乱暴な主張を繰り返す論述であったが、平成19年当時の青田と平林との交渉でも見られなかったほどの悪辣さであった。それ故、訴訟に向けた方針や個々の具体的な取り組みは、長谷川による鈴木への指導、指示が平林を圧倒していたのは間違いない。

鈴木と西は最初から合意書に違反していた。紀井義弘や茂庭進を入れたり、西田晴夫と組んだり、あるいは吉川某を使って利益を海外に流出させたり……、これらは西には一部は話していたが、A氏には一切の報告をしていない。鈴木は借金だらけで身動きが取れず、自殺の道しか残されていなかった。それがどうだ、今や1000億円以上という巨額の利益を独占して、今だに青田の悪事にも協力して海外のダミー会社より送金するなどして平然としている。ここまでの悪党は世界中探してもいない。そして弁護士たちも悪すぎる。杉原、平林、長谷川。この弁護士たちは報酬をほとんど裏でもらっているようで、この事件がさらに拡散すれば国税当局や金融庁の調査からは逃げられない。
特に長谷川の悪賢さは半端ではなく、鈴木の嘘を際限ないまでに増幅させた。鈴木の悪質さについては、親和銀行や山内興産との示談交渉に長谷川が関わっていたからよく分かっていたはずだが、金(報酬)のためとはいえ鈴木の犯罪に大きく加担し、悪の限度も考えない。このままでは最悪の弁護士として永久に語り継がれるほどの事件である。そして今後、日本の法曹界にも大きく影響すると思われる。
長谷川は、やってはいけない悪事をどれだけ隠ぺいしたか。杉原も海外に拠点を置くペーパーカンパニーを外資系投資会社のように装い、永らく常任代理人を務めた。
平林も悪だが、小細工を弄し過ぎている。例えば、鈴木の借金について、平林は鈴木同様に主張を二転三転させて破綻している。杉原はやっていることが犯罪と承知しながらやっている。長谷川は乙59号証が象徴するように、人としてやってはいけないことを平然とやった。例えば、暴力団の金を使って金融をすれば、金利を安くしたり催促をしない等はある訳がない。マスコミやネット情報で懲戒にかかると報じられたら、さっさとバッジを外すなんて全くの責任逃れで、許されることではない。鈴木には何でも思うままにやらせていた長谷川の責任は大きすぎる。謝罪して責任を取るのが当然である。このままで許される訳がない。これ以上、情報が拡散すれば、身内に対しても未来永劫にわたって計り知れない大きな迷惑をかけることくらい分からない愚か者なのか。

長谷川は弁護士登録を抹消しても、鈴木を勝たせるために行った弁護活動そのものが犯罪を構成している事実は消せないと知るべきだ。本誌が連載している記事を何度も何度も繰り返して読んでみるが良い。長谷川自身がA氏に対して何をやったのかがよく分かるはずである。それでも、逃げ得しか考えられないのならば、長谷川は人間として最低である。それは単純にボタンを掛け違えたというものではない。A氏に対する名誉棄損、信用毀損は長谷川が想像している以上に深刻で、長谷川もまた鈴木と同様に今後対応しなければならないのはA氏だけではなく、鈴木から事実上被害を受けたA氏の関係者全員であることを肝に銘ずるべきなのだ。

長谷川も自ら反省して良い解決を見出せば、悪徳との評価も徐々に薄れるかとは思うが、そうでなければいつまでも鈴木と長谷川に対する悪評は消えぬまま人々に記憶され、また後世に記録として残り続けることは間違いないと思われる。
長谷川はオウム真理教事件の裁判で弁護士として関係していたというが、単純に比較はできないものの、人に危害を加えても平然として自身の強欲を満足させようとする鈴木義彦の弁護をした長谷川は、自身の倫理観や社会性が、今、厳しく問われていることを何よりも自覚すべきではないか。被害者の人脈は広く、関係者及びその先へと広がっているために、鈴木が被害者に対して犯した加害行為がA氏の人脈に及ぼしている影響は非常に大きく、鈴木が単純に真実を明らかにして謝罪をすればそれで済むということではなくなっている。そして鈴木を煽動した長谷川も、鈴木と同等かそれ以上に被害者および多くの関係者には許せない存在に映っているのである。(以下次号)

「長谷川幸雄」は弁護士登録抹消で許しがたき責任逃れ!(1)

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〔弁護士バッジを外しても長谷川の罪は消えない〕
長谷川幸雄が弁護士登録を抹消していた長谷川に何があったのか? 登録を抹消した時期についての詳細は分からないが、少なくともA氏が提起した訴訟が終結したのは平成31年1月のことで、その後、本誌において東京地裁、同高裁の判決がいかに誤った事実認定に基づいて下されたかの問題提起を行っていく中で、鈴木の強欲さを煽ってA氏に対する債務も株取引に係る利益分配も全くのゼロにしてしまうでたらめな論陣を構築した平林、長谷川の両弁護士が果たした責任は極めて重いという指摘をしてきた。それ故、本誌の一連の問題提起が、長谷川が弁護士登録を抹消したきっかけにつながったことは十分に考えられることだが、理由はどうあれ圧倒的多数の読者が乙59号証のような虚偽のストーリーの構築が無ければ、原告が負ける裁判ではなかったという意見を本誌に寄せている。

しかし、長谷川が単にバッジを外したからといって、それで責任を果たしたと思っているなら、それは大間違いだ。するべきことを手順を踏んでやった上でバッジを外したと言うならともかく、ただ本誌の問題提起から、いずれ懲戒請求を受ける可能性を感じ取り、少なくとも法曹界で恥をさらしたくないという自分勝手な都合だけでしか考えていないことは明らかではないか。再審請求や弾劾裁判をするべきだという意向を伝える読者からの投稿も相変わらず多く、鈴木を決して逃げ得で許してはいけないというが、当然だ。

「合意書」に基づいた株取引を繰り返して、鈴木義彦は今や1000億円を超える隠匿資金を有していると言われるが、その過程で鈴木がやったことは犯罪そのものであり、あるいは犯罪を疑われるほど極めて重いものばかりで、特に長谷川は審理の場で鈴木の嘘をさも真実であるかのように創作しつつ何倍にも増幅させることをやって、事実上鈴木の犯罪を隠蔽したのである
「裁判に勝つためなら、何でもやる」というのが長谷川の弁護士としての信条かもしれないが、それと同等かそれ以上に「人としてやってはいけないこと」の認識も持っていなければならないはずである。しかし、長谷川はそのハードルを大きく越えてしまった。

A氏が提起した訴訟で提出した証拠類に対して、平林は当初から言い訳がましい否定ばかりを繰り返していたが、A氏が鈴木に請われるままに手形13枚を担保に約17億円を、また、これとは別に借用書で3億円と8000万円を貸したのは事実である。そして、長谷川は乙59号証にみられるとおり、A氏に対する債務の二重返済を強要されたとか、あるいは「和解書」への署名指印が強迫に基づいたものであることを裏付けるためにA氏が反社会勢力と密接な関係にあり、暴力団関係者を金主元にした貸金業者であるなどという有りもしない作り話を構築して「質問と回答書」という形で書面化し乙59号証として提出したそれは明らかにA氏の名誉を傷つけ、社会的信用を著しく貶めるものであったが、裁判官に強く印象付けることによって鈴木に有利な判決を勝ち取ろうとしたもので、これ以上の卑劣で悪質なやり方はないものとさえ思われる。

鈴木は、過去に親和銀行事件で有罪判決を受けながら執行猶予がついた。その裁判の弁護を引き受けたのが長谷川で、鈴木が長谷川には頭が上がらず、長谷川の指示には全面的に従うという場面を鈴木の周辺関係者が目撃してきたという。
そうであれば、長谷川がやるべきことはただ1点、裁判に勝ったとしても、鈴木に事実を認めさせることだ。そのうえで長谷川もしかるべき謝罪をしてバッジを外すのが責任の取り方ではないのか。(以下次号)

鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士への質問状(2)

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前号に続き「鈴木義彦および長谷川元弁護士への質問状」(2)を掲載する。

1 鈴木は親和銀行事件で逮捕された時、その後、保釈されるまで拘留されていた期間、何を考えていたのか? 西は故田中森一弁護士を親和銀行に紹介して顧問に据えた関係から事情聴取を受けたようで、その際に銀行幹部との面談模様を収録したビデオを見せられたと言っているが、西を主犯(スケープゴート)に仕立てようと考えていたのか?
〔本誌〕西は親和銀行から新規に融資を引き出すための相談を鈴木から受け、その際に鈴木から辻田徹元頭取に対する美人局の経緯や総会屋、暴力団の関りを聞いた。そして、旧知の関係にあった故田中森一弁護士を紹介し、鈴木が同人を親和銀行の顧問に据えるよう画策し、総会屋や暴力団を排除する見返りに新たな融資を引き出していった。親和銀行での不正融資が発覚して、西が事情聴取でビデオを見せられたのは、西自身が語っている通りで、誰がそのようなビデオを収録したかを考えれば、鈴木の差し金と言わざるを得ない。

2 平成11年当時は、まだ刑事被告人の身であり、平成12年に執行猶予を受けてからの4年間も活動には制約を受けたはずだが、その間にどれほど海外諸国と日本を往復したのか? 裁判所や法務省にはどういう名目で届を出したのか?
〔本誌〕この辺りの事情は本誌でも詳しく聞きたいところである。過去に面識のあった吉川某という証券担保金融業者が、紀井が取得株の売りを指示するために鈴木が用意した東京都心のマンションに日々の利益金を届けていた様子を紀井自身が語っているが、吉川は鈴木の指示で主にフランスに渡航して現地で鈴木と合流していたという。吉川が利益金の運び屋だった時期があった。しかし、吉川もSECに監視されるようになり、慌ただしくパリへ逃亡した。

3 宝林株を始めとしていくつもの銘柄で故西田晴夫とタッグを組んだようだが、西田とは利益の分配でどういう話し合いがあったのか? 特にアイビーダイワの株取引では西田の側近の白鳥某女がSECに目をつけられて海外に逃亡したようだが、手引きしたのか? その後も連絡を取り合っていたのか?
〔本誌〕宝林株を始めアイビーダイワほか複数の銘柄で西田は鈴木とタッグを組んで株価を高値誘導した。そうした状況下で鈴木がさらに西に株の購入を依頼し、株価が上がったところで紀井が売りを仕掛ける。大きな利益が出るはずだった。西によると、アイビーダイワは西田の側近だった白鳥女史が鈴木に持ちかけたものであったというが、当然、SECの監視下に置かれた白鳥女史の動向を知ることは鈴木にとっても必須だったに違いない。白鳥女史の逃亡先が証券担保金融業者の吉川某と同じパリだったという点は注目すべきところだ。

4 平成11年7月30日に西がA氏の会社に15億円を持参するにあたっては、A氏にいくら渡すか、西と協議をしたのではないか? その時に利益はいくら上がっていたのか?
〔本誌〕西のレポートによると、7月下旬の時点で確保された利益は約50億円あったが、宝林株の取り引きに係る収支の明細をA氏に報告して利益を3等分するという考えは鈴木にも西にもなかった。宝林株の取引で予想外の利益を獲得したために、鈴木は西をたぶらかして利益を折半しようと持ちかけていた。「A氏に利益を分配すると、自分たちの手元には何も残らない」と言う鈴木の誘惑に西は乗ってしまった。そして、今後の株取引に向けた準備金の確保という名目からA氏に渡す分を10億円と提案する鈴木を退けて西が15億円で押し切ったという。それにしてもA氏の力が無ければ何もできないのに、最初から約束を破っている。2人ともまともではない。

5 A氏の会社に15億円を持参するとき、何故鈴木は同行しなかったのか? A氏から株取引の詳細を聞かれては困ると考え、西にうまくやるように頼んだのか? A氏の心遣いで西とそれぞれに5000万円を受け取った時、何を思ったか? A氏が合意書に基づいて3等分すると言ったときに、西が「自分と鈴木の取り分は社長への返済の一部に充てます」と言ったが、それは最初から西と打合せ済みのセリフだったのか?
〔本誌〕A氏と西、鈴木が3人で面談や会食する時、鈴木はほとんど寡黙で自分から積極的に語ることはなかったというが、宝林株取引で予想外の利益を確保した鈴木はすでに利益を独占する思惑を膨らませており、それ故、A氏との接触も徹底的に西に代行させていた。実際に鈴木はこの15億円をA氏への債務の返済金だったと主張するようになったが、その思惑がすでにこの時にあって、西に単独で持参させたことが窺われる。

6 翌日の7月31日に西とA氏の会社を訪ねた時、株取引について詳しい説明をしなかったのは、すでに合意書を反故にして利益を独占しようとする思惑があったからか? A氏から受け取った5000万円について礼を述べていたが、どんな心境だったのか? 2人はA氏を騙していて受け取ることに抵抗はなかったのか?
〔本誌〕鈴木は西と共に15億円のうちの取り分をA氏への返済に充てることを確認し、併せてA氏からの心遣いで西と鈴木がそれぞれ5000万円を受け取ったことに礼を述べた。ところが、その裏で鈴木は西に「合意書」の破棄を執拗に迫り、その報酬として総額10億円の報酬を渡すとともに、西も鈴木からの報酬に目がくらんでのことかA氏には「(鈴木は)都心の1DKのマンションで頑張っている」とか「海外に出かけているが、株取引は長い目で見ていただければ、必ず利益を出します」と言って煙に巻くような発言ばかりをして具体的な報告を避け続けた。本当に悪党どもだ。

7 平成11年9月30日付でA氏に「債権債務はない」という確認書を出してもらったが、それは西の入れ知恵か? 前年に鈴木が拘留中のとき、西と天野裕が同社の決算対策でA氏に頼んで手形の原本を預かったという話を天野から聞いていたと思われるが、確認書は西が言わなければA氏がそこまで協力していた事実を知らなかったのではないか?
〔本誌〕鈴木は西から手形の原本と確認書を受け取った際にA氏に電話で「無理をお願いして申し訳ありません、本当に有り難うございました」と礼を述べた。「確認書」については、西の会社(東京オークションハウス)で毎年のようにA氏にやってもらっていることを鈴木は西から聞いていた。但し、鈴木の頭の中は、この「確認書」を使ってA氏への債務をゼロにしてしまおうということは平林や長谷川との打ち合わせの中で構築された悪だくみであったが、その後の平成14年6月27日付の借用書の存在で辻褄が合わなくなってしまうために、乙59号証にみられるとおり、もっともらしい虚偽のストーリーを構築した。これは長谷川の提案だと思われるが、明らかに犯罪だ。また、その後の株取引で鈴木はエフアールを銘柄に選んでいるが、転換社債発行や第三者割当増資をさせるためには、監査法人の承認を取らなければいけないという思惑でいっぱいだったのは間違いない。

8 夫婦で殺された霜見誠は新日本証券に勤務していた時代から、いわゆる仕手筋との関係が深かったようだが、鈴木とどんな付き合いがあったのか? 霜見の関係者によると、平成13年から同14年当時には密接な関係にあったというが、それは事実か?
〔本誌〕霜見夫妻殺人事件が報道されているさ中に、東京国税局が霜見誠が主宰してリヒテンシュタイン国に拠点を置く「ジャパンオポチュニティファンド」の銀行口座の洗い出しのためにスイスのプライベートバンクに照会をかけたという報道がなされた。同記事はファンドの真のオーナーが鈴木(記事ではイニシャル)であるとしていたが、その後の情報は出ていない。霜見夫妻が事件に巻き込まれた背景は依然として未解明のため、鈴木は積極的に知り得ている事実を語るべきではないのか。

9 一連の株取引を青田光市はどこまで知っていたのか? まさかカヤの外というわけではなかったと思うが、知られてはまずいこともたくさんあったのではないか?
〔本誌〕鈴木は株の売りを任せていた紀井に「利益については青田に絶対に言うな。あの男は口が軽いからだめだ」と口止めしていた。鈴木は自分の“汚れ役”として青田を重宝がっていたようだが、青田は金のためなら何でもするといわれている。鈴木の関与が指摘されたステラ・グループの本社には青田が勤務している姿が毎日のように目撃された。鈴木にしてみると、本音は関与させたくなくとも、青田が出しゃばれば「駄目だ」とは言えなくなっていたのではないか。A氏による訴訟提起で、青田は鈴木の弱点を握り金をせびっている現場があるが、鈴木はノーとは言えない弱みが沢山あり、青田の海外での悪事にも鈴木はプライベートバンクから送金している。青田は悪事で上げた利益を地下銀行を使って日本に送金している。

10 西が志村化工株の相場操縦容疑で告発を受けると知ったのはいつのことだったか? 知ってから西とは何回会って口裏合わせをやったのか? 鈴木には利益を独占管理している強みがあったから、西は罪を被ると考えていたか?
〔本誌〕志村化工株の相場操縦容疑でSECの告発を受けた東京地検が捜査に乗り出したことから、鈴木は何度も西に会って「私の名前を出さないでほしい」と懇願した。得意の土下座までして「(罪を償って出所したら)西会長の言うことは何でも聞くから」と言った鈴木に、西は株取引の利益の1/3は最低でも払うという約束をさせて、英文の書面を作成した。西は、それまで株取引の現場で鈴木に煮え湯を飲まされていたようで、それを一気に挽回できると考えたのか、逮捕後の取り調べでは鈴木の関与を否認して口を噤んだが、鈴木は自分さえ助かれば西との約束は何時でも反故にできると考えていた。案の定、西との約束は果たさなかったどころか、西を自殺にまで追い込んでしまった。取材班は30年以上も取材と執筆の仕事をしてきて、鈴木ほどの悪党は見たことがないというのは全員の一致した意見だ。この人間は恩義と言う言葉を知らないのか、大悪党と言われても返す言葉もないはずだ。鈴木は今まで掲載してきた多くの特集記事に何一つ反論していない。数多くの証拠や何本もの録音テープの存在で反論できないというのが実情ではないか。(以下次号)

F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円(8)

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〔言動はほぼ全て嘘にまみれ実印も偽造〕

岡田瑞穂は鶴巻が死亡した後も債務処理を主とした残務整理を続けていたが、債務の連帯保証をしていたこともあって、債権者自身の仕事に協力をすることで少しでも役に立てれば、ということであったが、そこでも岡田特有の嘘が頻繁に起きた。

(写真:岡田瑞穂)

例えば債権者が所有していたビルのテナント付けという業務である。岡田は平成19年から同22年頃にかけて娯楽施設、医療施設、専門学校等のテナントとの交渉が進み契約締結まで至ったと言って書類を用意したが、これらの施設との交渉は早い段階で終了していたから契約に至ることはないということが分かっていたにもかかわらず、岡田はその事実を隠して嘘を言い続けたために、他に貸すこともできず賃料収入等でさらに大きな損失を被った。

特に棚娯楽施設がビルの1階から3階(1、2階の一部と3階の全部)を借り受ける契約については、既存のテナントに退去して貰うための交渉から違約金の発生など多くの手続を伴うことになったが、岡田が「実際は最初からの作り話で、条件をどんどん煮詰めていると嘘の報告を繰り返していた」(本人の証言)ために、遂には既存テナントが退去する合意を結ぶところまで行き着いてしまった。しかし、その時点でも岡田は知らぬ振りを決め込み、出店する会社と正式に契約を締結するに際して、弁護士が作成した「契約書」に岡田は出店会社の社印と代表社印を偽造して押捺してやり過ごしてしまった。そして、既存テナントから出店会社への引渡しの段になって、岡田は出店が嘘であることをようやく認めたのだった。当然、債権者は既存テナントから入るはずだった家賃収入や将来的な賃料も見込めなくなる損害を被り、さらに日常の資金調達予定にも大きな狂いが生じたという。
岡田は新たなテナントを確保するまでの賃料に相当する金額(月額約150万円)と既存テナントの立ち退きにかかる費用(182万円)を補償する責任を負った。不可解なのは、娯楽施設との架空契約で岡田にはデメリットしかないのに、何故、相手会社の社印と代表社印を偽造して契約書に押捺するまで嘘を突き通したのか、ということだった。少なくとも、既存テナントとの退去交渉の時点で真っ当に話をしていれば、リスクは最小限で食い止められていた。そして、その後の医療施設、専門学校等とのテナント交渉でも岡田は同様のことを繰り返して多くの書類を偽造した。

(写真:債務承認書 岡田と妻が債務承認書に署名)

岡田が何を目的に関連書類を偽造してまで嘘をつき続けるのか、債権者にも不可解でならず、債務返済で誠実な対応を見せかけようとしたと考えてもデメリットの方が大きく、嘘をつき続ける理由が全く分からなかった。

ある時、債権者が「私に何か言いたいことがあるのか?」と尋ねても、岡田は「全く何もありません」と答えるのみだったという。岡田の虚言癖が留まるところを知らないために、100歳にもなる実母は永らく勘当を解かず、未だに岡田を許していないという。家族からも見放されている状態にあるのが実情だ。ちなみに岡田の妻も、岡田の虚言癖がこれほどとは思っていなかったようで、ほんの一部の事実を知らされただけでも、その驚きようは尋常ではなかった。

(写真:鶴巻の債務を承認する「念書」 )

岡田が債権者に持ち込んできた競走馬60頭の売却や種付け権約1億円の売却、道子が所有していると言っていた株式の売却、さらには東京目黒や軽井沢、福島県会津に所有していた土地の売却等による資金調達で債務を返済するという計画について、それらのいずれもがすでに売却済みであったり交渉すらなかったことが後に判明するのだが、岡田は返済計画が現に進行していることを裏付けるかのような書類、伝票類を偽造することも平然とやってのけていたのである。その金額はトータルすると100億円にも達する。これらは、岡田と森、鶴巻の家族による責任分担に関わるが、岡田は個人で借り入れた分も25年以上返済していない。

ちなみに、鶴巻の代理人を務めていた松本憲男弁護士は、鶴巻が振り出した手形について「全責任を持つ」と3回以上も言って依頼返却をさせながら、いざ、鶴巻が自己破産を申し立てると、債権者には通知すらしなかった。さらに申立では債権者の鶴巻に対する貸付金5億5000万円を「鶴巻からは1億5000万円と聞いていた」と偽るなど、こうした行為は弁護士としての資格を剥奪されるほど重大な過失であり、懲戒の対象となる。

鶴巻の妻道子が訴訟審理の場に提出した陳述書の中で「鶴巻が『岡田に会社をめちゃめちゃにされた。あいつとは二度と会いたくない』と語っていた」と述べていたが、債権者はそれとは比べ物にならないくらいの大きな被害を受けた(債権者の子息の留学に岡田が便宜を図ると言いながら3、4年を無駄にさせた、という例もある)。岡田が負った責任はすでに物心両面で少なからず親族にまで及んでいるという深刻な事実を決して忘れてはならない。すでに鶴巻の債務だけでなく、岡田自身の負債についても「子供たち(長女藤井由紀子、長男岡田寿彦。次女庄内由美子)を保証人にする」という書面を岡田の妻も同意の上で作成しているという。岡田が実行した悪事は十数件に上るが、今後、それらの一つ一つを具体的に取り上げていく予定である。(以下次号)

鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士への質問状(1)

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読者から数多く寄せられている投稿の中で、どうしても鈴木義彦と長谷川幸雄元弁護士に答えてもらいたい、鈴木と長谷川には真実を語ってほしいという趣旨のご意見、ご質問が多いため、一部は本誌で要約したが「鈴木義彦及び長谷川幸雄元弁護士への質問状」としてお届けする。もとより、本誌の特集記事に一度も反論していない鈴木が真正面から答えるとは思えないが、参考までに本誌の把握している事実関係を述べることにした。

1 宝林株800万株の取得資金3億円は誰が出したのか?
〔本誌〕鈴木の主張は三転も四転もしたが、平成18年10月16日の和解協議の場では、鈴木自身がA氏が出したことを認めた。これは鈴木が認めた数少ない事実の一つである。ところが、裁判官がそれさえも採用しなかったのはあまりに不自然だった。この事実認定を誤らなければ、平成11年7月30日の15億円の授受についてもA氏への返済に充てるなどという誤った判決にはならなかったはずで、裁判官が明らかにおかしいと言わざるを得ない。

2 親和銀行事件で逮捕される3日前にA氏から逮捕情報を聞いて8000万円を借りた時、土下座して涙まで流して「このご恩は一生忘れません」と言ったが、それは演技だったのか?
〔本誌〕鈴木がA氏の会社を訪ねた目的がピンクダイヤの持ち出しにあり、「念書」まで用意していたことで分かる。8000万円の借用書で返済日を10日以内としていたが、その約束を実行することは事実上不可能であることをA氏は承知で鈴木を助けた。そうした機微が鈴木にはどうして分からないのか。A氏から金を借り、ピンクダイヤを引き出すために土下座をして涙を流して懇願し、揚げ句「西さんには内緒にしてください」と頼んだ。

3 A氏と同じ名目で故西義輝の奥さんからも1800万円を借りているが、借用書を奥さんに渡さなかったのは返す気がなかったからか?
〔本誌〕鈴木は金を借りる際に可能な限り書面を残さない、署名をしない等を徹底していて、後でトラブルになることが頻繁にあったと側近は言う。西の奥さんからの借用でもその性癖が出た。つまり返す気などさらさらなかったのではないか。

4 A氏に言い値の3億円で買ってもらっていたピンクダイヤモンドと絵画を平成10年5月28日に「売らせてほしい」と言って持ち出したのは逮捕されるのが確実と実感して金に換えようと思ったのか? 絵画は別の債権者に担保として入れていたことが後日判明したが、これも、現品を返すことも販売代金を払うことも考えていなかったのか? ピンクダイヤを持ち出すにあたって「念書」(預かり書)を用意していたが、天野裕(当時エフアール常務)は、鈴木が白紙の右下に「ここに名前を書け」と指示されて書いたと言っていたが、エフアールの名前を使う時には、いつもそんな調子か? エフアールの代表取締役として、外部の取引先に文句を言われたことはなかったのか?
〔本誌〕A氏の耳に逮捕情報が入っていたということは、鈴木はすでに警視庁の監視下に置かれ、事情聴取を受け逮捕される実感を持っていた可能性が高い。そうした中で、A氏に言い値で買ってもらっていたピンクダイヤを「売らせてほしい」と言って「念書」まで用意するのは、おかしな話である。しかも、トラブルが発生した場合には会社の責任にして、自分の逃げ道を作っている。鈴木の発想は卑怯で悪質だ。そもそも逮捕される人間に金を貸したり、ピンクダイヤの販売預託に応じるような人間がA氏のほかにいるはずがない。世の中広しと言えどもそこまでやってくれる人は一人もいない。ここまでやってもらった人間に対して鈴木はよく考えるべきだ。

5 親和銀行事件で逮捕起訴されて後に保釈された際、何故家族の住む自宅に帰らなかったのか? 愛人宅では朝から痛飲して自暴自棄に陥っていたのか?
〔本誌〕鈴木は逮捕直前に西にエフアールの存続と愛人と子供のことを頼んでおり、西は天野裕(当時常務)と共にエフアールの債権者との交渉を続ける一方で愛人宅には毎月50万円~60万円を届けながら世話を焼いていた(この金もA氏が出している)が、鈴木が保釈後に愛人宅に身を寄せたのは、債権者から身を隠すことにあったことが考えられるが、刑事被告人となり有罪での服役となれば、再起はほとんど見込めなかった。西からA氏を紹介してもらって、A氏に事実上高利の債務の肩代わり返済をしてもらい、最悪の状況から救われたはずだ。

6 西が宝林の筆頭株主が持ち株800万株を手放すという情報を聞いたのは平成11年2月頃だったが、西からその話を聞いて、どういう反応を示したのか?
〔本誌〕西が残したレポートによると、宝林が倒産する可能性は無いという調査結果が出て、株式の取得に前向きとなったが、鈴木が「今の自分には資金の用意もできないし調達する当てもない」と言うので、西が「A氏に相談して、何とかする」と言い、実際にもA氏から3億円の借り入れができ、西が売買交渉に入ることになった。この経緯からも鈴木は執行猶予の身であったので全く身動きできない状況にあったことが分かる。

7 西が宝林株の取得を決めたとき、西とどのような計画を練ったのか?
〔本誌〕西は宝林株の取得に当たり、証券会社の平池某課長との間でユーロ円建転換社債の発行により外資系投資会社が発行株を引き受け、取得した株を市場で高値売りすれば利益は外資系投資会社名義で確保できる、というシナリオをつくり、それを鈴木に相談したという。すると、鈴木は、外資系投資会社の手配、および外資系投資会社による宝林株の売買契約は自分の方でやると言った。このことから分かるように、鈴木は取得する宝林株を自らの手中に置くために売買契約を鈴木自身が差配することにしたのだ。一番肝心の部分をコントロールして鈴木が主導権を握ろうとしていることに西は気づいていなかったのではないか。西は鈴木が刑事被告人であるため宝林株売買に関与している事実を隠すことに専念したようで、交渉の場(特に売買価格 1株37円)を切り盛りした。

8 平成11年7月8日にA氏の会社を訪ねたのは、株取引の資金支援依頼だったが、その時は誰がA氏を説得したのか?
〔本誌〕平成11年5月31日に宝林株800万株の売買契約が成立して後、西と鈴木は市場で宝林の株価を高値に誘導しようと図ったようだが、利益を確保するまでには至らず、資金も安定的に確保できなかったことから西がA氏に相談しようと言った。鈴木は「社長には西会長も私も多額の借金をしているから、金を出してくれとは言えないし、無理ではないか」と弱気な言葉を返したが、西が「ともかく当たってみるしかない」と言ってA氏に相談することになった。同年7月8日、西と鈴木がA氏の会社を訪ねた。資金支援要請の口火を切ったのは西だったが、実際に熱弁を振るってA氏を説得に係ったのは鈴木だった。「証券市場では、ここ3、4年で20~30億の授業料を払ってきているので、絶対に自信があります」「それに、これが上手くいかないと、私も西会長も社長に返済ができません」等々と言う鈴木の話を聞いて、A氏は鈴木と西の依頼に応じ資金支援を承諾した。すると、西が「今日のことを書類にしておきましょう」と言って、西が書面を作成した。それが「合意書」である。

9 「合意書」を交わす際に、株取引は宝林株くらいしか頭になかったのか?また書面の項目の中に「今後の全ての株取引」とあるが、2人は株取りきは買い支え資金が潤沢にあれば勝てるという確証があった、と言うことか?
〔本誌〕「合意書」の銘柄欄は空欄であったが、鈴木は、宝林株に始まりその後も次々に銘柄を仕掛けていく中で、この「合意書」を作成するのは飽くまで3人の秘密であるから、自分たちが仕掛ける銘柄は万が一にも外部に知られたくない、という説明だった。鈴木は特にこの点を強調していた。そしてA氏、西、鈴木の3人がお互いに責任を果たし、もし「合意書」に違反する行為があれば、その者の取り分はなく、またこの「合意書」の効力は今後の株取引の全てに及ぶという条項が盛り込まれた。

10 西から紹介を受けてA氏と会って間もなく融資を受けることになったが、A氏が要求もしないのにエフアールの手形を担保に出したのは何故だったのか? しかも融通手形を常用するなんて粉飾の典型だから、その当時、エフアールが経営危機に陥っていること、従って同社の手形に担保価値がなかったことはA氏に説明したのか?
〔本誌〕エフアールはすでに経営危機に陥り、どの金融機関からも融資を受けられないどころか10日で1割以上の金利を取る金融会社からでさえ相手にされなかった状況にあった。それ故、鈴木が手形を持ち込んだのは、A氏から融資を継続的にしかも頻繁に受けるための工作ではなかったか。手形は商行為を伴わない融通手形で、発覚すればエフアールはすぐにも上場廃止の憂き目にあうため、西はA氏に「手形は絶対に金融機関に回さないでください」と言う書面を渡していた。A氏は「こんなもの(手形)は必要ない」と言っていたが、貸付の金額が分からなくならないために預かった程度で、信用だけで貸していた。それは、A氏が逮捕前に8000万円を貸した事でも分かるはずだ。

11 平成9年10月15日に3億円をA氏から借りたが、何に使ったのか? 主債務者をエフアールにしたのは、後で「エフアールに請求しろ」という積りだったのか? A氏から借りるときに西が同行したのか?
〔本誌〕もちろん、西は同行していた。A氏が「借主がエフアールになっているが?」と尋ねると、鈴木が「書き直します」と言ったが、A氏は双方が分かっていることだから、このままでも良いと言った。それはA氏が西から鈴木への融資を頼まれた当初から、鈴木個人への貸付ということを3者が分かっていたことである。
鈴木がA氏に融資を依頼する際に、あらかじめ借用書や念書などの書面を用意しているのは何か思惑が隠れているのではないか。3億円を借りる際の借用書には1億円の証券を担保にすることが但し書きに書かれていたが、その後、西が「鈴木の資金繰りで使わせてあげてくれませんか」という依頼をしてきて、A氏が応じたため無担保状態になった。A氏はもともと借り手が返済すると信用して担保を要求することはなかったから、鈴木の資金繰りに協力すると考えていただけであった。鈴木は借用書に金利年36%と書いていたが、その後、A氏は年15%の金利(遅延損害金は年30%)で十分だと言って書類を西に渡したくらいだった。(以下次号)

記事削除命令に対する本誌の見解(3)

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(3)訴訟での虚偽証言
平成11年9月30日付の「確認書」について。A氏が鈴木から貸付金の担保として預かっていた手形につき、エフアールの決算対策を名目に西経由でエフアールに渡すとともに「債権債務は無い」とする「確認書」を西経由で鈴木に手交したが、鈴木に頼まれ便宜上作成したものであったことはいくつもの書類で明らかであり、鈴木の側近であったエフアールの天野裕常務も認めていた。
鈴木はこの「確認書」を悪用して「A氏に対する債務は完済された」という主張を法廷の場に持ち込み、「債務者はエフアールで、被告は関知しない」とまで主張した。
しかし、A氏が融資をしたのは鈴木個人であって、エフアールという認識がなかったことは、平成9年9月頃に西が鈴木を紹介して以降、西の強い要請に応えてわずか数カ月の間に手形13枚を担保に約17億円、借用書で3億円と8000万円、さらに鈴木が持ち込み言い値で買ってもらったピンクダイヤモンドと絵画に加えA氏保有の高級時計等の預託販売代金の未収分約7億4000万円の合計約28億円を融通したことで容易に分かる。仮に債務者がエフアールであれば、天野裕(当時は常務)が対応しなければならなかったが、A氏は鈴木との対立が表面化する直前まで天野との面識は一度もなく、電話でのやり取りさえなかった。
そもそも9月30日に金銭の授受は一切なく、天野もまた「当時、会社に債務を返済する資力は無く、『確認書』は便宜的なものだった」と認めていた。しかも債務は元本だけでも28億円超であったから、15億円では整合しない上に、西が15億円をA氏の会社に持参したのは同年の7月30日で、それも株取引の利益金の一部を3等分したうえで西と鈴木は返済金の一部として5億円ずつを返済したものだった。A氏は翌日、西と鈴木に15億円の処理について確認し、西も鈴木もそれぞれA氏が心遣いで渡した5000万円を受け取ったことに礼を述べていた。
さらに言えば、鈴木が平成14年6月27日付で作成した「借用書」と、同年12月24日に鈴木がA氏の会社に持参した10億円を鈴木はどのように説明するのか。「借用書」には確定日付もあるが、「確認書」をもって「完済された」と言うならば、この15億円の「借用書」と同年12月24日の10億円の授受は鈴木には説明がつかないはずだ。
裁判官は、「確認書」については鈴木の主張を採用せず、債務が残存しているとしたが、「合意書」を無効としたために宙に浮いた格好となった15億円と10億円の授受について、鈴木によるA氏への返済金として相殺してしまった。15億円の授受に対する事実認定は明らかに誤りである。
平成10年5月頃、鈴木が資金繰りのためにA氏に言い値の3億円で買ってもらったピンクダイヤモンドとボナールの絵画について、平成10年5月28日にA氏の会社を訪れ、「売らせてほしい」と言って持ち出し、その後、売却代金も納めず現品も返却しなかった(しかも絵画は一度も持参しなかった)。同じく以前にA氏が保有する高級時計(上代価格40億円以上)を持ち出し、売却代金も納めず現品も返却しなかった。鈴木は高級時計の一部を投資家に持ち込んで6億円を借り受けた後に、他の時計を全部玉や商事という質店に質入れした。この質入れ分についてはA氏が後日金を払って質から出した。鈴木による一連の行為は、A氏が事を構えていれば詐欺横領になったはずだ。
鈴木は平成9年10月15日にA氏が3億円を貸し付けた際の借用書と合致させて「3億円は借りておらず、ピンクダイヤモンドと絵画の代金として買った際の借用書だった」と主張した。期日を確認すれば明らかな通り、3億円の貸付は平成9年10月15日で、ピンクダイヤモンドの持ち出しよりも7ヶ月も前である。鈴木はピンクダイヤモンドを持ち出す際に「念書」まで用意していたのだから、支離滅裂としか言えない。なお、天野によれば「鈴木より白紙の右下部分に署名捺印しろと言われ、書いた」と言い、それが「念書」の実体だった。しかも「念書」には「預かりました」とあるのが、何故、鈴木は「買った」と言えるのか。3億円の「借用書」の但し書きには証券1億円分を担保に入れると明記していた。なお、この担保は西が「鈴木の資金繰りに使わせてあげてください」とA氏に頼み、A氏は渡していたが、訴訟の場で「完済したので返してもらった」とウソを平気で言える鈴木の神経が分からない。
裁判官は、時計について「合計上代45億円相当の価値を有するという腕時計を合計4億円で販売委託するのは、経済的合理性がない」として退け、また絵画等の委託販売についても「原告から本件絵画等の販売委託を受けたのはエフアールであり、被告個人ではない」として退け総額7億4000万円の債務を無効にしてしまった。しかし、鈴木の側近の天野は「ピンクダイヤは見たことがあるが、絵画は一度も見たことがない」ということをA氏、西との面談の中で語っていたから、裁判官の認定は明らかに間違っていた。前述のとおり、鈴木によるいくつもの整合性のない主張を裁判官がことごとく採用した結果が債務の無効だったのである。誰が見ても裁判官が事実認定を誤って判決を下したということが分かる。

(4)鈴木の暴力団との関係
削除申立10の記述は、西義輝が鈴木から直接聞いた話として記録していたものである。
冒頭にも挙げたとおり、鈴木の暴力団との関係は青田光市を抜きには語れない。利岡襲撃事件は青田光市が依頼したものであり、鈴木が関与していないのならば、何故平林弁護士が少なくとも2回以上も習志野一家の木川総長と面談する必要があったのか。平林はA氏の関係者に対して「私は青田の弁護はしていない。鈴木個人の弁護をしている」と述べていた。
なお、青田は「赤坂マリアクリニック」を乗っ取り、暴力団員を引き連れて院長の根岸重浩氏宅を訪ねて「出てこい! 根岸」「殺すぞ」などと脅したうえ、医療法人まで乗っ取って私物化した。青田と鈴木は「義光会」という医療法人の役員に名を連ねている。鈴木義彦の「義」と青田光市の「光」を取ってつけた名称であることが一目で分かる。

(5)詐欺、脱税などの犯罪行為
前述したとおり、鈴木が親和銀行事件で逮捕される直前に、一度はA氏に言い値の3億円で買ってもらったピンクダイヤモンドと絵画を「売らせてほしい」と言って持ち出しながら、現品の返却も販売代金の支払いもせず、高級時計に至っては最後に残った時計を質入れまでしており、持ち出した当初から販売代金をA氏に支払う気などなかった。それこそ詐欺、横領ではないか。
親和銀行から融資を引き出すにあたって差し入れた担保物件についても価値のない土地や古屋貴石が作った偽造のダイヤであった事実が発覚して鈴木は逮捕された。詐欺を指摘した記事は、主に西の遺書に書かれたもので、その信ぴょう性は前述のとおりである。
鈴木による脱税疑惑については、すでに触れている通り、鈴木に任されて取得株の売りをすべて担っていた紀井が証言している。利益を獲得した名義人は鈴木が海外のオフショアに用意したペーパーカンパニーであり、茂庭と紀井が日本での申告義務はないという名目の下で香港やシンガポールの証券会社経由で送金する役割を茂庭と2人で担っていた。本来ならば鈴木自身が申告しなければならなかった性格の資金である。

(6)自殺者、不審死者、行方不明者への関与
鈴木の周辺で挙げるべき西の自殺、天野の不審死、そして行方不明となった証券担保金融業者「五大」の吉川某は、いずれも鈴木と関わりながら、不慮の死、行方知れずとなっているが、その原因が鈴木には全く関係ないとは言わせない。
西が自殺する直前に認めた書面は鈴木宛だけではなく、鈴木の実父徳太郎や青田光市等にも宛てていた。いずれの書面も鈴木が株取引の利益を独り占めしている事実を非難したうえで、鈴木に改心を求めたものだった。
天野は、クロニクル(旧エフアール)の公式の発表とは大きく違い、自宅での病死ではなく都心のホテルでの首つり自殺(不審死)だったことが明らかになっている。何故、クロニクルは明らかに虚偽の広報をしたのか。鈴木は、親和銀行事件以来、エフアールとは一切関係ないと公言していた模様だが、実際には側近の天野に影響力を行使して、西と仕掛けた株取引における新株の発行企業として名を連ねている事実は紀井の証言や「確認書」からも明らかだった。また平成19年にA氏と面談した際にも、天野は鈴木から「A社長とは会うな」と叱責され、両人の間に深刻な亀裂が生じた事実も判明している。こうした事実を踏まえれば、クロニクルによる虚偽の広報に鈴木が関与していないとは考えにくく、逆に天野が首つり自殺をした真相の一端を知っていたのではないかとさえ言われている。
また、大石高裕についても記事で触れたとおり、西義輝が親和銀行事件で公判中の鈴木より「大石の口を封じたい」と頼まれ、大石に5000万円を渡したと言い、天野と同様に鈴木との間に亀裂が生じていたことが窺える。それ故、大石が交通事故に巻き込まれるような状況の一部でも鈴木は承知していたのではないか、という関係者は少なくない。(以下次号)

記事削除命令に対する本誌の見解(2)

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(1)合意書に基づいた株取引の利益分配及び利益金の海外隠匿
鈴木は平成10年5月31日に親和銀行不正融資事件で警視庁に逮捕され、同年12月中旬に保釈された。鈴木はA氏より逮捕される3日前にその事実を聞かされていたこともあってか、西義輝にエフアールの存続や愛人と子供の生活費の工面等への協力を依頼していた。そうした経緯から、西は保釈された鈴木の下を日参するかのように訪ね、朝から酒浸りになっている状態を一日も早く脱して日常を取り戻すよう説得し続けた。それは、鈴木が借金を重ねてきた中で多額の債務保証をしてきた経緯があったために、西にとっても必死の説得だった。平成11年2月から3月にかけて宝林の筆頭株主が持ち株を売却するとの情報が西に持ち込まれ、これが西と鈴木にとっては利益を生み出す希望が湧くきっかけとなった。西は宝林株取得を決め5月30日までに取得資金3億円をA氏から借り受けた。鈴木と西は株式市場で宝林株の高値誘導を目論んだが、買い支え資金が維持できずA氏に協力を求めた。7月8日、A氏と西、鈴木の間で協議が持たれ、鈴木が一人熱弁を振るってA氏を説得した。結果、宝林株を始めとする株取引を行う旨の「合意書」が交わされた。そこには「今後の株取引の全てについて責任を負う」という一文が明記された。7月30日、西が「宝林株取引の利益分配」と言って15億円をA氏の会社に持参した。
(鈴木の虚偽主張)
鈴木は「A氏から資金提供を受けるために必要だという西に協力して、書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった。事実、その後、A氏とは株の話は一切していない」と主張した。しかし、資金協力要請でA氏を説得するに当たり熱弁を振るったのは鈴木自身で、「株式市場で20億、30億という多額の“授業料”を払い、ノウハウを学んだ。株の実務は私と西会長でやる。株取引で利益を出すには株価を維持する資金が安定的に必要で、それを社長にお願いしたい。絶対に自信がある」「これが成功しないと、社長に返済ができない」などということを何度も繰り返してA氏に訴えたのである。鈴木と西による株取引が本格化する中で、鈴木は故意にA氏との接触を避けるようになり、西はA氏に鈴木が海外に滞在中であるなどという虚偽の経過報告を繰り返した。また、鈴木の代理人であった平林弁護士は「合意書」の無効を強調する際に、その根拠を何度もすり変えた。例えば宝林株の取得資金については当初「ワシントングループの河野氏から調達」としたが、間を置かずして「売買ではなくファイナンスの依頼で、取得資金は不要だった」と言ったかと思えば「鈴木自身の自己資金」とまで言い替えた。こうした主張のすり替えは他にも重要な場面で何回もあった。そして、何より鈴木に任され宝林株に始まる取得株式の売りをすべて担っていた紀井義弘が銘柄と利益をリストにまとめ「確認書」として提出するとともに、西が株価を高値誘導し、そのタイミングで売り抜けられたのはA氏に買い支え資金を全て出してもらったからと証言している。
平成18年10月16日の協議で、鈴木は宝林株の取得資金をA氏が出した事実を認め、またその後、A氏に送った2通の手紙の中でも宝林株を取得できたのは西の実績であったことを認めていた。

(2)志村化工株の相場操縦事件への関与
平成14年2月27日、西義輝が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕された。志村化工株の取引をした経緯について、平成22年2月に西が自殺する際に鈴木宛に送った書面(遺書)には、次のような記述がある。
「志村化工株に関しては、もっとひどいやり方をさせた。貴殿は、当時、FR社の役員でもあった武内一美氏を私に紹介し、志村株の買収に力を貸して欲しいともちかけ、購入してくれた志村株については、後に全株を買い取るとの約束のもと、私の信用取引を利用し、1000万株以上の志村株を買わせた。貴殿は一方で、海外で手に入れた志村の第三者割当株(1株約180円)、金額にして約20億円分を売却した。この20億円の購入資金も、貴殿が調達したお金ではなく、以前に宝林社に増資で入れた資本金を、私に宝林社の安藤社長を説得させ、年利回り3%で海外のプライベートバンクに預けて欲しいと依頼までさせ、了承させる役割までやらせた。その後、海外に送金させた20億円を志村株の第三者割当増資に流用し、ウラで多額の利益を出している」
「貴殿らは、私が志村株を買っている時に志村株の売却を同時にした事で、私及び武内氏は株価操縦の容疑がかかり、その後、私と武内氏は東京地検特捜部に逮捕された。貴殿は私が逮捕される前に、自分に身の危険が迫っていることを分かっていて、何度となく私に会って、必死に口ウラ合わせを依頼した。私は、この時もまた、貴殿に騙されたと思ったが、私が本当の事を言って、貴殿が逮捕されれば、親和銀行で執行猶予の身でもあり、今まで貴殿と行ってきた三者合意による利益分の事も心配になり、私が全責任を取り、貴殿を逮捕から守る事にしたのである。私が貴殿の事を一切喋らないと約束した後、貴殿は私に頭を下げて言ったことを今でもはっきり覚えている。絶対に忘れる事はない。西会長の身の回りのことや弁護士費用、公判中の生活費用、そして三者合意での利益の分配のうち、少なくとも1/3以上の利益分に関しては、全責任を持って支払う事を約束したことだった。この志村化工事件でも貴殿を守りぬき、私だけが罪をかぶり解決したわけだ。ここまで貴殿のペースにはまるとは、私は大バカものだ」(以上抜粋)
鈴木は「志村化工株の相場操縦事件には関与していない」と主張するが、鈴木に裏切られたことに絶望した西が自ら死を選ぶに当たって書き残した書面の内容に嘘があるとは思えない。東京地検は西や武内の逮捕に前後して鈴木にも家宅捜索や事情聴取を行った。しかし、西が容疑の全てを被ったために確たる証拠が見つけられなかった、ということであって、鈴木の主張には同調できないどころか、協働した人間を貶めて平然とする鈴木の人格さえも疑う。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(17)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 極悪!!稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《ここまでの裏切り者は世界広しといえどもいないのではないか。平成10年5月28日、鈴木が親和銀行事件で逮捕される3日前のその日に、A氏から逮捕情報を聞き、その場で8000万円を借り、その前に言い値の3億円で買ってもらっていたダイヤと絵画を「売らせてほしい」と言って持ち出した。間もなく逮捕されるという人間にそこまで温情をかけてくれたA氏に対して、鈴木は後ろ足で泥をひっかけるようなことを繰り返した。裁判で勝ったからと言って、それで鈴木のやったことに全て正当性があると思ったら大間違いだ。品田裁判長が鈴木の嘘を見抜けなかった(あえて黙認した)だけのことで、社会が許すわけがない》(U・Sさん)

《鈴木は8000万円を借りる際にA氏に土下座して涙を流しながら「このご恩は一生忘れません」と言ったが、その言葉は本音でなければどこから出てきたと言うのか? 鈴木は言った覚えはないと開き直るのか?》(D・Mさん)

《親和銀行事件は、鈴木が担保価値のない土地や宝石、大量のリトグラフ等を持ち込んで100億円以上の金を騙し取ったというものだったが、そもそもそれほど巨額の融資を引き出せたのが辻田頭取への美人局で、これは総会屋や暴力団が絡んだ事件に発展したが、西が鈴木から直接聞いた話によると、青田光市が盗撮に関与した揚げ句、総会屋と暴力団を排除すると頭取や同行幹部に取り入って、巨額の融資を引き出した。この経緯からも、鈴木のやっていることは全てダマシであり裏切りだ。自分さえよければ、後はどうなろうと構わないという強欲はいずれ必ず制裁を受ける》(S・Aさん)

《鈴木は、自分が一生懸命に語ってA氏を説得した結果、合意書が作成されたという経緯を「忘れた」と一言で済ませたが、多くの銘柄で株取引が継続された中で株価の買い支え資金を総額で207億円も出したA氏にしてみると、許しがたいことだ。西義輝の裏切りは大きかったとしても、鈴木の裏切りは底が知れず、恐ろしささえ感じる》(O・Gさん)

《親和銀行事件で鈴木は有罪判決を受けたが、銀行との和解が無ければ実刑だった。和解金約17億円は株取引の利益からの流用で、他にも鈴木はタカラブネ株を騙し取った山内興産に対しても約4億円を和解金として支払ったが、これも株取引の利益からの流用で、鈴木は自分のためだけに利益を使っていることが分かるが、これだけ見ても20億円を超える利益が株取引で上がっていた裏付けになるはずで、裁判官たちが鈴木のウソをどうして見抜けなかったのか、不思議でならない》(B・Nさん)

《和解書が作成された後、鈴木がA氏に和解書のコピーが欲しいと言ってきた際、実際にコピーを取りに来たのは青田だったが、鈴木は「金額欄を抜いた和解書にしてください」とA氏に依頼した。鈴木は、少なくとも青田には金額を知られたくなかったこともあるが、ある程度の金は払わないといけないと考えていたのかもしれない。後日、交渉の代理人に就いた青田と平林は和解金額が大きいと考えたに違いない。これを処理すれば金になると思い、数多くのでたらめな話を構築したはずだ。青田も平林も鈴木からもらう礼金は裏金であり、脱税しているのは間違いない》(H・Dさん)

《A氏が故西義輝から鈴木を紹介された平成9年8月頃、エフアールは経営危機を超えて破綻が目の前にあるような状況にあった。鈴木個人も10日で1割の金利でも融資を受けられないほどで、それ以前から付き合いのあった西もまた鈴木が融資を受ける際の連帯保証をして20億円前後の資金調達に協力していたが、それも限界にきて、鈴木自身は自己破産や自殺さえ頭をよぎっていたのではないか。西がA氏に鈴木への融資を依頼する際にも鈴木の実情を語っており、「エフアールは経営状態がめちゃくちゃですが、鈴木は有能です。何とか力を貸してやってください」とA氏に懇願していた。そんな話を聞けば誰も鈴木には貸さないが、A氏は快く貸した。鈴木はこのままA氏の心情に応えないで放ったらかしにするつもりか?》(I・Mさん)

《西と鈴木による株取引では、株価が一定以上の高値を付けないと売るに売れない。そのために西と鈴木はA氏に株価の買い支え資金を途切れることなく出させ、利益が確保できるときに売り抜けた。A氏が資金を出さなければ、利益は確保できなかった。鈴木はそんな簡単な理屈が分からないのか。それを鈴木は「一人で立案した」などとA氏への手紙で書いているが、血迷っているとしか言いようがない》(A・Hさん)

《宝林株の取引で西と鈴木の予想をはるかに上回る利益を出したことで鈴木の強欲に火が付いたのは間違いない。合意書を交わしてからわずか3週間後の7月30日に西が「株取引の利益」と言ってA氏の会社に15億円を持参したのは、その後にA氏から資金を出させても利益はA氏には渡さないための工作だった。鈴木は、A氏に15億円を渡したのは平成11年9月30日で、それも株取引の利益ではなくA氏への返済金とウソをついた。西と鈴木は7月31日にA氏の会社を訪ね、15億円の処理について確認をしたうえ西と鈴木が受け取った5000万円について2人がA氏に礼を述べたではないか。一旦懐に入れた金を出したくないという鈴木の強欲さに応えた平林と長谷川の作り話は度を越えていた》(Y・Fさん)

《平成11年9月30日にA氏が鈴木に出した「確認書」はエフアールの決算対策のためで実態はなかった。それを裏付けるために西が同日付で別に「確認書」を書いてA氏に渡している。鈴木はそれを知らずに「確認書」を悪用して「債務は完済した」と言ったのだろうが、元本だけでも約28億円の貸付が何故15億円で完済したと言えるのか》(O・Tさん)

《鈴木のウソを地裁と高裁の裁判官たちが誰も重要視しなかったのが不可解だ。真剣に仕事に取り組んでいないと言わざるを得ないが、それで済まされる話ではない。鈴木のウソの積み重ねは全て合意書と和解書の否定につながっている。平林や長谷川が報酬に目がくらんでめちゃくちゃな作り話を審理に持ち込んだことを裁判官たちはあまりに軽く見たのではないか?》(M・Aさん)

《「合意書」に基づいた株取引は、多額の利益を出して華々しいスタートを切ったかのようにA氏には思えたかもしれないが、最終的に約160億円の利益を出しながら西と鈴木は一切A氏に報告しなかった。株取引のスタートからA氏はカヤの外に置かれた状態で、西に請われるまま株価の買い支え資金を出し続け、株価が高値になったところで売りぬけて得た利益を鈴木が海外に流出させ、隠匿を図っていた。その資金が今や1000億円を超えていると言われるのに、国税当局は何故動かない?》(J・Kさん)

《鈴木のウソの中でも主要なものは、①A氏に負っていた債務について、平成11年9月30日に15億円を支払い、債務は完済された。同日「債権債務はない」とする「確認書」をA氏より受け取っている。②「合意書」に基づいた株取引は一切なかった。③「和解書」に署名指印したのは、A氏と西によって、西が香港で殺されかけたという事件の容疑者にされそうになり恐怖を感じたこと、側近の紀井が裏切ったために動揺したこと、和解協議の当日、A氏の会社で監禁状態に置かれ、署名指印しなければその場を切り抜けられないと思ったことなどを理由に挙げて、強迫に基づいた署名指印した書面は無効である、という3点に尽きるが、平林、長谷川の両弁護士が知恵を絞り、言いがかりの求釈明という手段でA氏の主張や証拠類に難癖をつけて信ぴょう性が問われるとした。しかし、ウソがバレることはないとして鈴木、平林、長谷川が構築した作り話はあまりにも悪質で、犯罪でさえある》(H・Aさん)

《A氏は金融を本業としていないから、鈴木への貸し付けでは借用書1枚で担保も取らず催促もしない、鈴木が窮地に陥っていると思えば逆に追加で金銭を貸すということが日常だった。そうしたA氏の対応を平林、長谷川は逆手に取って「融資をする際に債権を保全するための必要な書類を取っていない」とか「書類に不備がある」などともっともらしい理屈をつけ、「世の中では有り得ないこと」とまで言って貸付金の存在を否定したが、実際に誰もがやらないことを鈴木はA氏に何回もやってもらっているのに、言いがかりとしか取れない。そんな言いがかりが世の中で通るものか》(N・Tさん)

《裁判の当初からA氏のことを「プロの金融屋」と言っていたことに飽き足らず、「暴力団を背後の金主元にした高利貸し」(乙59号証)と暴力団を実名で上げ、「そのトップとのツーショットをA氏の会社の社長室で見せられた」とまで言及して、和解書作成時に鈴木が抱いた恐怖感を裏付けようとした長谷川のやり方は許しがたい。A氏の人格までも貶めて、それでも裁判に勝つことが弁護士の名誉か? それはとんでもない間違いだ》(B・Sさん)

《A氏の代理人は何故、重大な所で手を抜いたのか。鈴木による「A氏から受けた強迫」(平林と長谷川の創作)という極めて深刻な虚偽の主張に対して、代理人の中本光彦弁護士はほとんど無視をして、真っ向から反論する機会を作らなかった。もちろん、書面も提出していないから、地裁、高裁の裁判官たち6人が錯覚し、事実の認定を誤ってしまう重大な過失を犯してしまったのではないか。弁護士の資格にも関る重大な問題だ》(A・Wさん)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(16)

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記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《鈴木は、和解後に「大変に世話になった」「男として一目も二目も置く」と手紙に書いたが、裁判になってからはウソの連続で、その嘘を乙59号証で正当化しようとしてもウソの上塗りでしかなかった。全てがめちゃくちゃで、これに一番加担したのが長谷川だ。当時は、本人たちはこれで完璧だ、よくやったと思ったはずだが、こんなダマシで通用すると思ったのか。やっていることが悪すぎる。これからが大変な思いをするのは目に見えている。鈴木を始めとした事件師たちに関する記事には一切クレームもなく今後も継続して出るに違いないが、そうなれば子供たちの身の置き場が無くなると思う》(D・Yさん)

《西も本当にいい加減な人間だが、鈴木のようにこれ以上の極悪人はいないというのが関係者全員の意見で、1000億円の金があっても世界中の多くの人より極悪人としか評価されず、家族全員が今後の人生で良いことはないと考える人が圧倒的に多い》(関係者より)

《乙59号証に関しても金融に反社会的勢力の金が使われているというが、そんなウソはすぐに分かるはずだ。(金利が安い)(催促がない)(担保を取らない)(返済が無くても困っていて、真剣に頼まれれば鈴木と同様に何回も貸す)これらを見ればすぐに分かるはずだ》(H・Sさん)

《A氏の会社で大きな写真を2枚見たことがある。1枚はA氏と当時の伊藤忠商事社長だった室伏稔氏、もう1枚は西とブッシュ・アメリカ大統領が握手をしている。この2枚の写真を見たことがあるが、暴力団のトップとのツーショットを見たなどとよく言えるものだ。A氏の会社(本社。新宿センタービル43階)には女性社員だけでも100人くらいはいた。鈴木の言うような写真があれば、社員が定着することはないし、噂にもなったはずだ。当時は日本でも一番審査基準が厳しかったビルに本社を30年以上も置くことはできなかった。ちなみに本社を移転したのは鈴木への融資等が以前に助けた友人たちの協力があってこそできたことで、元金は大半は返済したようだが、金利分等は一切払っていなかったために新宿センタービルを出ることになった、と側近や社員から聞いている》(友人知人より多数の投稿がある)

《平成14年3月頃、A氏に呼び出され……乙59号証のような話があれば、平成14年6月27日にはこの話が絶対に出るはずだが、一切なかった。それに、40億円以上(年15%の金利で計算。本来は遅延損害金年30%の計算で60億円以上)の貸金を、「今後、株の利益が大きくなるので」と言う西の頼みで25億円にしたにもかかわらず、鈴木は「西へ10億円を渡している」と言って、さらに15億円に減額させた。鈴木が言った10億円は合意書の破棄のために鈴木が西に渡した報酬で、実際には紀井から花館を経由して複数回で西に渡された金であったことが後日判明した。ところが、鈴木は自分が以前に言った言葉も否定して「西に10億円を渡したとは言っていない」とか「6月27にはA氏と西には会っていない」とまで裁判の後半で言い出した。残念ながら、鈴木の15億円、西の10億円の借用書には確定日付が取ってあった。これも記事中に証拠として掲載されている。鈴木は確定日付のことは忘れていたのではないかと思われる》(同趣旨の意見が多数ある)

《西は和解協議の際に株取引の利益が470億円もあったことを紀井や茂庭から聞いていたが、A氏には言わなかった。鈴木との利益折半の密約や株取引のさ中に30億円をもらっていたという話がバレると思ったのか、一切触れなかった》(関係者より)

《乙59号証により、これが裁判で脅迫、心裡留保の決め手になったと思われる。これに反論しなかったA氏の代理人である中本弁護士の言動は本当に信じられないことではある。他にも鈴木の証言が三転も四転もしていることに何人もの裁判官が矛盾も感じていない。しかも、鈴木が認めているところですら裁判官は認めなかった。品田裁判官の判決も、誤判としか言いようがない。弾劾裁判や再審になれば、大逆転により鈴木、長谷川、品田は立場がなくなるのは間違いないと断言できる》(多くの関係者より)

《オウムの麻原よりも鈴木、長谷川の方が悪いという読者投稿がたくさんある。和解後の手紙でさえ「大変世話になった」と書いていて、その後の言動は一体何なんだ。紀井が鈴木の強欲さを「毒でしかない」と表現したが、鈴木は人命よりも全てカネという人間で、ここまでの悪党はいない》(関係者より)

《A氏より過去に金を借りている数十人に取材したが、驚いたことに全員が催促を受けていない。中に時効の関係で債務承認をした人が半数近くいたようだが、金利は年15%が基本であったが、中には生活苦の人たちに対しては金利をゼロにするケースが何件もあった。この人たちはいつでも証言すると言い、「A氏のような人は見たことがない」と口を揃える》(ジャーナリストより)

《鈴木や種子田(吉郎 愛和総合病院理事長)は一定期間待って、反省が無ければ家族の実名を出しても構わないのではないかと思う。やっていることの全てがダマシで、そこまでしないと彼らや家族には反省がない》(病院関係者よりの投稿も多数ある)

《A氏は鈴木や種子田の事件が解決した後の金銭処理については、鈴木、種子田に出資した人たちと話をして、コロナウイルス対策で苦しんでいる人たちのために役立てることができれば、満足のようだ》(関係者より)

《今回の訴訟絡みで鈴木、長谷川、青田は今後のこともあるので、絶対にこのままで済ますことはさせないと多くの関係者が最後まで徹底的にやると言っている、最近になってその意志の強さと団結力には驚かされる》(ジャーナリストより)

《東京アウトローズは10年以上もインターネット上で多くの記事を掲載してきたことが事件師たちを更生させるきっかけになったことも少なからずあるようだ。西の自殺の現場を取り上げた記事を鈴木は削除するようプロバイダーに圧力をかけ、その頃、アウトローズの責任者は体調の問題から入退院の繰り返しで対応ができず、サイトが開けなくなってしまったが、再度復活する勢いで頑張っているようだ。鈴木は反省もしないで、金の力で圧力をかけて潰そうとしているところもあるが、正しいという自信があるので圧力に屈することはない。現に、ダークサイトの記事に鈴木は一つも反論できないでいる。謝罪なしに許されるはずがない。鈴木に関わる情報はマスコミ各社が共有しているので、どこまで行ってもイタチごっこのように消えることはない、ということを鈴木も長谷川も知るべきだ》(ジャーナリストより)

《A氏は「仏」という屋号の家に生まれたが、それを知る前から友人たちはA氏のことを仏のようだと言う人たちが多くいると古くからの友人たちから聞いていた屋号だが、A氏は自分だけでなく関係者にまで迷惑をかけられて、果たして鈴木を許せるものかどうか……?》(ジャーナリストより)

《友人知人の話では、A氏は①ウソをつかない②いったことは100%守る③周囲の人間のことを本当によく考えている④頼まれると断れないというタイプの人間だ》(友人多数より)

《西が経営していた東京オークションハウスが占有されたことがあった。反社会的勢力の人間が15人以上でオークションハウスの一室に陣取り、多くの商品を強制的に差し押さえるような無謀な手段を取ったが、オークションハウスの10人ほどいた幹部社員、株主ほか弁護士の誰もが怖がって見ているだけの状態にあった中で、A氏が占有したグループが陣取る部屋に入りトップと話し合い円満に解決した。この事件は、その後、誰もが知るところとなり語り草になった。A氏は友人知人等の関係者に何かあれば、自分が前面に立って解決した。もちろん出しゃばるようなタイプの人間ではないが、友人知人を守る責任感には周囲の人間を驚かせる場面が数回あった。いずれそれらのエピソードも話題になる》(多くの関係者からの聞き取りによる)

《鈴木は借金の返済では、金額を1/10とか1/20に減額させ、しかも関係書類をすべて回収することを徹底するという複数の側近の話である。しかし、A氏の手元には鈴木に貸し付けた際の借用書や念書などが全てが残っている。つまり、鈴木は返済をしていない証拠である》(関係者より)

《A氏は金融と古物の免許を持っているが、それを業としてやっているわけではない。本当に人助けでやっているとしか思えない。側近や友人知人はいくつもの場面を見てきた。A氏と西、鈴木の3人が夜の銀座や赤坂でどんな飲み方をしていたか、そこでどんなエピソードがあったかなど興味深い話も多い》(ジャーナリストより)

《警察や検察は、はっきりした事件でもいろいろと言い訳がましいことを言ったりして告訴を受理しないことが多いと、多くの人が経験している。事件のほんの一部は報道で取り上げられているが、受理していたら未然に防げた事件がどれほど多いことか。警察庁、警視庁のトップは部下に対する指導をより完璧に徹底するべきである。
インターネットのニュースに載った情報がでたらめであれば、当事者は名誉毀損や損害賠償請求で訴えられることは十分に分かっているはずだ。問題があるから訴えているのである。
一般市民の声をもっと親身になって聞くことは平和な社会にするためには絶対に必要で大事である。多くの日本国民が警察に頼っても、話をまともに聞いてくれないと思っている人がどれだけ多くいるか、本当に日本の警察や検察のトップは真剣に考えてほしい。と同時に、コロナウイルスで先が全く見えないが、国を守ってはくれないと思っている人は国民の大半に及んでいるのではないか》(ジャーナリスト他同趣旨の投稿多数)

読者投稿 「鈴木義彦」(15)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《裁判に完勝と豪語していたが、東京ダークサイトの記事には鈴木は一言の反論もできないでいる。それでいてプロバイダーに対して記事の削除を申し立てるのは筋違いで、万一問題があれば東京ダークサイトに対してクレームをつけるべきだが、全てと言って良いほど証拠を掲載しているので、反論やクレームは言えないはずだ》(マスコミ関係者より)

《本裁判では合意書、和解書に基づいて清算するのは当然のことだが、実際の請求金額は一部請求だった。それでもこれほど大きな裁判は、特に個人では歴史上まれだと思うが、このように誰もが不審に思い納得できない判決を出した裁判も珍しい。これは明らかに日本の法曹界の恥である。判決のいい加減さがインターネット上で証拠を揃えてほぼ全て明らかになった以上、再審や弾劾裁判をするべきだという感想や意見が圧倒的に多いのは当然のことだ。鈴木、長谷川がウソの構築をやり過ぎた結果である。謝罪するなら1日も早い方が良いが、ここまでやられてA氏ほか関係者が許すかどうか分からないが、今や世界レベルでの情報拡散は凄まじいことは念頭に置くべきだ》(ジャーナリストより)

《オウム事件の時より麻原の子供や身内への社会的配慮はなくなった。一人の常識のかけらもない強欲者のために、いかに鈴木の仕事に関わった多くの人が犠牲になったか。鈴木、長谷川、青田の身内(血縁関係)は重視され、同様の道をたどる可能性は高い》(宗教研究者より)

《乙59号証は誰が見ても長谷川と鈴木がもっともらしく構築したとしか考えられない。反社会的勢力の金を使っている、その金でA氏が金融をやっていると強調するが、これだけを取っても100%有り得ないことが分かる。A氏に助けられた多くの人間がいつでも証明すると言っている。①催促をしない②担保を取らない③返済が無くても相手が困っていれば躊躇なく貸す④金利はゼロの人も何人もいた。どこが高利貸しになるのか》(マスコミ関係者より)

《A氏が人助けでやっていることは鈴木も十分に承知していたので、A氏に送った和解後の2通の手紙に「大変お世話になった」とか「男として一目も二目も置く人間」と書いているくらいで、品田裁判長が和解について何故強迫や心裡留保を採用したのか、誰もが納得できないのは当然のことである。実際に大勢の人たちが助けられ、成功した人も何人もいる。鈴木のような恩知らずの人間は他にはいないと思うほどだ》(関係者より)

《多くの人たちにも一瞬魔が差すこともあり、それが原因で失脚しているが、鈴木の場合は過去20年ほど多くの人を犠牲にして、自分の都合のいいように青田のような反社の人間を使ったり、金の力で収めてきた。ここまで悪いことをした人間はいないと思う。そろそろ天罰が下る時だ》(M・Kさん)

《青田の海外での犯罪行為で今だに鈴木の裏金を使っている模様だ。青田が裏で2000~2500万円を日本に送金したやり方について現在、調査中である。青田は鈴木が資金を隠匿しているペーパーカンパニーから振り込みをしてもらい、海外にも反社会的勢力の人間を送り込んでいたが、裁判資料等の分析で事実関係が判明すると思われるが、青田は裏金を日本に送金した事実を鈴木には知らせていないのではないか》(ジャーナリストより)

《「天野は自宅で病死」と嘘の情報を会社が出した。これは鈴木の命令であると言われていて、他には考えにくい。家族も金で抑え込まれていると思うが、実際には京王プラザホテルの客室で自殺(というより殺人の可能性が高い)という事実が調べたら分かるはずだ。何故、鈴木は死因について本当の話をしなかったのか。他の記事で目にしたが、誰かが首を吊ったように見せかけ、足を引っ張ったという話である。エフアールの大石元専務の事故死も不自然な点が多くあるようだ。鈴木は親和銀行事件に絡んで、西経由で大石に5000万円を渡して口を封じている》(関係者より)

《オウムの麻原よりも鈴木と青田の方が悪党だという意見も少なくない。本当に世の中から消えた方が良いと思うくらいだ。恩を仇で返す典型的な最悪の人間だ。長谷川という弁護士もよくここまでやってこられたと思う。泣いている人が多くいると思う》(I・Gさん)

《品田裁判官は、審理にあれだけ長い年月をかけて、鈴木の主張に矛盾を感じないのはおかしすぎる。裏があると感じざるを得ないのは誰が見ても当然である》(U・Fさん)

《長谷川、青田、平林たちは反省がないと、鈴木の悪事に加勢したという情報が世界中に拡散して、この先、本人や身内のことが思いやられる。そういえば、平林は、市川海老蔵暴行事件でもインターネットで叩かれていた》(E・Hさん)

《平成11年9月30日に作成された確認書。これは、鈴木が百も承知していることで、西の電話を代わりA氏にお礼を言っていたほどで、同日に西が別に書いた確認書があることを知らないで、「債務は完済された」と言い通す人間に恐ろしさを感じる。元金約28億円が何故15億円となるのか、全く理解できない》(K・Sさん)

《金を管理していた鈴木に西はコントロールされ、利益から見れば本当に一部に過ぎない金でコントロールされていた。「遺書」ではA氏には多くのことを謝罪しているのは分かるが、遅すぎた。A氏と鈴木が真逆の人間であることは「遺書」にもある通り鈴木が極悪非道な人間であることは誰が見てもよく分かる》(A・Nさん)

《鈴木は平成14年3月頃にA氏に呼び出されたと言っていたが、A氏は鈴木に電話をしたこともなかった。電話番号さえ知らなかった。それに、もしA氏が鈴木に電話をしていたら、会って話す内容が全く違うはずだ。話したという内容が、今までの鈴木のウソを全て肯定しているのみで、すぐにバレると長谷川は感じなかったのか。こんな子供だましのようなやり方に反論しないA氏の代理人もおかしいが、乙59号証についてA氏に一切見せなかったのは何故か。見せたと言い訳をしても、A氏と協議をせず審理の場で反論をしなければ弁護士として全く意味がないというより逆にマイナスでしかなく、大きな責任が残る。鈴木、長谷川の作文には本当に呆れる》(関係者より)

《平成14年6月27日に会った時に、何故、乙59号証の話が一切出なかったのか。おかしいことに気づいていない。しかも、同日に鈴木が真っ先に「西に10億円を渡した」と言ったときに、A氏に「10億円という大金なのに、何故同行しなかったのか。それ以上に大事なことがあれば、最低でも電話くらいはするべきだ」と言われて、鈴木は「スイマセン」と言ったきりしばらく下を向いて顔を上げなかった。それも忘れたと言うのか。その場で西が10億円、鈴木が15億円の借用書を手書きで作成し、確定日付まで取っていることを忘れ、揚げ句に証人尋問では「10億円を渡したとは言っていない」「その日は会っていない」とまで言い出した。確定日付でバレることに気づいていなかったようだ》(関係者より)

《平成10年5月、鈴木の言い値の3億円で絵画とダイヤをA氏に買ってもらっておいて、平成9年10月15日に作成した3億円の借用書を持ち出して「A氏より買った際の借用書」と言っているが、担保や金利が書かれていることを忘れたのか。本当に鈴木の話は100%虚偽である。長谷川は分かり切ったウソをもっともらしく乙59号証として作り上げたが、決定的なミスがいくつもあることは誰にも分かることだ》(S・Wさん)

《今後、いろいろな情報を精査してドンドン掲載することになるのだろうが、鈴木、長谷川、青田はどうにもならなくなる予感がする。家族や身内にどれだけ肩身の狭い思いをさせることになるか、よく考えるべきだ》(ジャーナリストより)(以下次号)

記事削除命令に対する本誌の見解(1)

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〔鈴木義彦はやはり卑怯なやり方しかできない〕
本誌が掲載してきた特集記事「極悪!! 稀代の事件師『鈴木義彦』の正体」に対して記事削除の申立が去る3月中旬に起きた。日時が曖昧なのは鈴木義彦(裁判所では申立人を債権者と呼んでいる)が裁判所に提訴した訴状および一件書類が手元にないからである。
結論から言えば、裁判所が去る5月27日に削除命令を出したことから、プロバイダーが本誌に期限を設けて記事削除の請求をしてきた。本誌としては裁判所の裁決が前提になっているので、請求には応じる予定であるが、申立が起きてから裁判所の裁決が出るまでの過程には大きな違和感を持っている。本誌は記事を作出した当事者であるにもかかわらず、終始「訴外」として扱われてきた。それ故、記事削除を申し立てた者が誰であるのかを今現在も正式には承知していない。削除を申し立てた特集記事が鈴木に関する記事だけなので、債権者は鈴木であると考えているに過ぎない。しかも審理が何回行われ、どのように経過したのかも一切分からない。判決文も今日現在、プロバイダーから届いていないので詳細も分からない。それでいて、裁判所が削除命令を出したから削除しなさい、というのはあまりに理不尽な話ではないか。

もうひとつ、本誌は昨年11月1日に特集記事を公開して以降、「極悪!! 稀代の事件師『鈴木義彦』の正体」の連載を現在も継続しているが、この間、鈴木からは一切クレームも反論もなかった。それにもかかわらず、本誌を除外してプロバイダーを対象に記事削除申立を断行したのである。記事を公開するに当たっては十分すぎるほど裏付けを取り、可能な限りの証拠を収集してきたと自負しているからこれまで鈴木より抗議や反論が一度もなかったのは当然とも考えるが、いきなり記事の削除申立がなされたことに強い憤りを覚える。と同時に鈴木のやり方が極めて卑劣であることを改めて強調したい。

鈴木義彦による記事削除申立で、本誌の手元にあるのは訴状に添付されたと思われる「別紙」(削除申立の主張を陳述)のみであるので、その範囲で述べるしかないが、対象としている各記事について主張がそれぞれ述べられているものの、記事の記述が虚偽であると書かれているのみで明確な立証がない。わずかにそれらに共通している前提(根拠?)が平成27年7月8日に東京地方裁判所に提起された貸金返還請求事件訴訟において平成30年6月11日に言い渡された判決と同年11月28日に東京高等裁判所にて言い渡された判決である。
しかし、判決はいずれも原告(A氏)の請求を退けるにあたって、いくつもの事実認定に誤りがあっただけでなく、その結果、被告(鈴木義彦)の犯罪をも容認するものとなってしまったことから、それは決して看過できないことであった。
本誌が鈴木義彦を特集し公開してきた一連の記事に一貫しているのは、前述の判決に対するいくつもの疑念を明らかにし、併せて鈴木義彦に向けられている犯罪疑惑への問題提起である。それ故、鈴木からすると、記事の一部を指して削除申立をする性格のものではないはずである。

削除申立がなされた記事は、
「鈴木義彦の嘘と言い訳」(1/1)(2/2)(3/3)(5/4)(6/5)
「海外の隠匿資金1000億円超の全容解明へ」(1/6)(2/7)(5/8)(9/9)
「西義輝が残した『遺書』が語る鈴木の闇」(1/10)(2/11)(4/12)
「裁判官の姿勢を糾弾する」(1/13)(2/14)
「西レポート『鈴木義彦との出会いから現在』」(3/15)(6/16)
「プライベートバンクの担当者要注意! この顔に見覚えはないか?」(/17)
「総括 鈴木義彦とは何か」(1/18)(2/19)(3/20)(4/21)(5/22)(6/23)(7/24)
合計24本であるが、何故、これらの記事を選んだのか、他の記事には削除を申し立てる該当部分がないとする理由が見当たらないため、本誌としては不可解でならないが、先ずは前記記事のそれぞれに便宜的に順に番号を振り(カッコ内の後番号)、概ね以下のキーワードで分類した。
*合意書に基づいた株取引の利益分配及び利益金の海外隠匿
対象記事 ⇒ 3 6 7 8 22
*志村化工株の相場操縦事件への関与
対象記事 ⇒ 2 9 11 16 21 24
*訴訟での虚偽証言
対象記事 ⇒ 4 14 24
*鈴木の暴力団との関係
対象記事 ⇒ 5 10 12
*詐欺、脱税などの犯罪行為
対象記事 ⇒ 15 17 18 20 24
*自殺者、不審死者、行方不明者への関与
対象記事 ⇒ 1 3 13 19 23

鈴木より削除申立された24件の対象記事の中で「虚偽の事実の摘示」の論拠(前提)に前記訴訟の判決を直接挙げているのは3、4、6、7、14、22ではあるが、それ以外の対象記事についても鈴木が判決で勝訴したことを論拠(前提)にしているのは明白である。
そこで、前記の分類に沿って記事による問題提起が事実に基づいて記述されていることを明らかにしたうえで、前記訴訟の判決がいくつもの誤った事実認定に基づいて下されたのかを最大の問題提起とする。

1.判決の事実認定の誤り
(1)「合意書」と「和解書」を無効としたこと。
「合意書」は平成11年7月8日付で前記訴訟の原告と鈴木、西義輝が交わした株取引に係る書面であり、「和解書」は「合意書」を交わして以降に鈴木と西義輝が株取引で得た利益を「合意書」を反故にして鈴木が隠匿したために、履行を促すことを目的に行われた協議で、鈴木が認めた支払い約束を記した書面である。
一審の裁判官がその事実認定を誤ったことで、貸付金及び原告が株取引に係って提供した資金の全額が焦げ付いたばかりか、鈴木が外為法違反を承知で海外に流出させた利益金の追及さえ中途半端に終わらざるを得なくなってしまった。
(2)原告の鈴木に対する貸付金の返済が完了したとしたこと。
平成11年7月30日にA氏が西と鈴木から受け取った15億円は鈴木と西による株取引の利益分配金の一部であったが、裁判官は「合意書」を無効としたことを理由に、根拠もなく債務の返済金に充当した。鈴木は前記15億円の授受を平成11年9月30日と偽り、同日の日付で原告が鈴木に交付した実体のない「確認書」をもって「債務は完済された」と主張したほか、個々の債務についても虚偽の主張を繰り返した。裁判官は、そうした主張に振り回されてのことか、原告が鈴木に販売預託したピンクダイヤモンド、絵画、高級時計等の販売代金についても無効としたほか、1円も返済されていなかった貸付金が、前述の15億円とその後の10億円によって相殺されたと結論づけてしまった。
(3)鈴木には青田光市という旧知の友人がいる。鈴木が西を介して原告と面識を持った直後に、鈴木が紹介する形で原告も青田と面識を持つようになった経緯があった。青田は以前から反社会的勢力との関係が深く、原告と鈴木の間に亀裂が生じたころ、20年来昵懇の関係にあった広域指定暴力団稲川会習志野一家の幹部、楠野伸雄に依頼をして、原告が鈴木の要請に基づいて立てた交渉の代理人(利岡正章)を静岡県伊東市内のパチンコ店駐車場内で楠野の配下の者2名に襲撃させるという事件を起こした。その事実は稲川会の別団体の構成員ばかりか、当の習志野一家の幹部、構成員も暗に認めている。しかも、その襲撃事件が、利岡が示談に応じたことで起訴猶予になったことに不安を感じてか、鈴木の代理人である平林英昭弁護士が少なくとも2回以上も習志野一家の木川孝始総長と面談している。一方で青田が楠野に対し「付き合いはなかったことにしてほしい」と口止めしたと同様に、鈴木もまた平林を通じて「襲撃事件には関わっていない」旨を伝えるなどの工作をしていたことから、2人の事件への関与は明白だった。
鈴木が貸付金の返済と「合意書」「和解書」の履行を如何に逃れるかで腐心しながら、虚偽の主張を繰り返して履行を先延ばしにしてきたことから、原告は止むを得ず訴訟を提起し、その過程で前記襲撃事件についても触れたが、裁判官は事件の真相に目を向けようともしなかったため、鈴木の真実を見逃してしまったと思わざるを得ない。(裁判官による事実認定の誤りについて、具体的な事例は必要に応じて述べる)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(14)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《鈴木よ、お前とは違って、A氏は30年~40年の付き合いのある人間が何十人もいるようだが、エフアール(鈴木の会社)は以前から定着が悪く、まともな友人もほとんどいなかったと思う。それくらいお前は自分勝手な人間だったが、親からどんな教育を受けてきたんだ》(元社員より)

《鈴木は銀座、六本木で飲むことが多かった。飲み方は、席に着いたらすぐにママに「いい女を紹介してくれ」と言い、ホステスには「店を辞めろ。バンスを清算してあげる」と言って口説くが、その時だけでケチな男のようだ。カッコいい遊び方ではないので人気はなく良い評判も一切なかった》(飲食店の店長、ママ、多くのホステスの声)

《自分のことだけではなく、周囲の人間のことを考える人間になってほしいと思う。A氏と鈴木義彦は真逆の人間だ。鈴木のように自分さえよければいいという人間のために10人ほどの人間が死んでいる。歴史にも残る最悪の人間だ。青田や長谷川も鈴木に近い人間だと思う》(G・Hさん)

《鈴木よ、お前は平成9年頃、親和銀行事件、山内興産事件ほか多くの事件にも関係して、多額の借金があり、にっちもさっちもいかないときに西と会い、A氏を紹介され、今や1000億円以上の大金を裏金として海外に所有しているようだが、この、恩人の2人をよくもここまで犠牲にして、反省どころか好き放題のウソや作り話は多くの証拠で全てと言ってよいほど証明された。長谷川幸雄弁護士の実際にはやってはいけない悪知恵が無ければ訴訟に勝てなかったと思うが。長谷川はここまでいろいろなことがバレてしまったことを実感して反省しなければ人間ではない。鈴木と同様にネットに掲載されれば、お前たちの子孫たちにも「あの最悪、極悪人の子供」というレッテルが貼られ未来永劫、消えないことが分からないのか。オウムの麻原の子供たちと同様、子供たちがいくら努力しても社会が許さないのが現実だ。本当に裁判をまともにやったものであれば評価もされるはずだが、鈴木と長谷川のやり方は人間として許されることではない》(S・Rさん)

《西義輝と会うまでは多額の借金に苦しんでいた人間が今や1000億円以上の蓄えがあるというが、誰の資金を使って、どのようにしてそれだけのものを作ったのか、誰もが分かるように説明をしてみろ。できるはずがない。A氏の金で西が宝林の株800万株を買収した。このことがスタートで、これが利益1000億円につながったことは誰にでも分かる。あまりに悪すぎると思わないのか。ここまでの聞き苦しいウソと言い訳を人として人間として何とも思わないのか。それに買い支え資金でさえお前が「これをやって戴けないと、西さんも私も返済できません。2~3年で30億くらいの授業料を払ってきたので、絶対の自信があります。ぜひお願いします」とA氏に懇願して合意書が作成されたことを思い出せ。そこまでやってもらいながら「合意書に基づいた株取引はしていない」と言い訳を言っているが、合意書には「今後の全ての株取引」と明記されているではないか》(関係者より)

《自殺の道しか残っていなかった男が、今や1000億円以上……、しかも悪徳弁護士に裏金を渡し、全てがウソの内容で裁判に勝っている。平林英昭弁護士は①最初に「50億円で手を打ってくれませんか」、②3回も4回も鈴木の債務額を変えた。③習志野一家総長に2回以上も会っている。長谷川幸雄弁護士は乙59号証をみても、ここまで悪いやり方をする弁護士はいないのではないか。度が過ぎるということだけでは済まない。反対の立場になったときのことを考えろ。杉原正芳弁護士は不正と分かっていて無数のペーパーカンパニーの常任代理人を務めていた。株の取得資金の出所を偽って紀井の名前にした。鈴木以外に杉原に依頼する人間はいないはずだ。品田裁判官の事実認定は誰にも理解できないと思う》(O・Mさん)

《長谷川幸雄弁護士の出した乙59号証は間違いなく犯罪である。ここまで巧妙にやるとは前代未聞の悪党だ。反省しないなら、お前が指導したのだから全責任を取れ》(U・Rさん)

《鈴木を含め、3人の弁護士(長谷川幸雄、平林英昭、杉原正芳)はそれぞれにあれだけ多くの不正が判明していることに対して、一切の反論ができない、ということは事実を認めているに等しい。それであれば、責任を取るのは当然のことである。3人の弁護士は懲戒だけでは済まない》(N・Oさん)

《鈴木のことはネットで世界中に流れているので、解決しないと本人だけではなく家族にも迷惑がかかることが分からないのか。身内の人間は何と言われようが、騙し取った金でもあれば良いと考えているのかもしれないが、どこにも身の置き所がなくなる。それに、品田幸男裁判官についても今後、どう対応するのか見ものだ。長谷川弁護士は裁判官にも迷惑をかけたが、品田裁判官も本当に裁判官とは思えない。絶対に弾劾裁判、再審請求をするべきだ》(K・Nさん)

《東京高裁の裁判官は一審判決を覆すことは敢てしなかったが、何か所も誤字や脱字を訂正することで、さも慎重に検証をしたという体裁を作った。これを見ても分かるように、地裁の裁判官が誤字や脱字に気づいていないということは、陳述書を始めとする多くの証拠類を真剣にみていないということになる。逆に高裁の裁判官が多くの誤字や脱字に気づくということは多くの書面を何回も読んだことになるが、そうであれば地裁の品田幸男裁判長や他の裁判官たちの真剣さを疑いたくなる。これほど大きな裁判は本当にまれだと思うが、この程度の検証で済まされるならば、日本の法曹界がナレアイでいい加減であることが実証されたと言わざるを得ず、誤った認定でここまでひどい判決を撤回させる再審をするべきである。そのための弾劾裁判も行う必要がある。品田裁判官を疑えばキリがないが、長谷川幸雄弁護士が何らかの工作をして誰かが動き、品田裁判官とつながった可能性は高いのではないかと多くの関係者が感じている》(関係者より)

《黒川弘務検事長の行動は良くないことではあるが、長谷川幸雄弁護士のやり方の方が人間としてはるかに悪い。鈴木のウソの内容はほとんど分かっているのに乙59号証のようなやり方をしたことについては損害賠償請求できるのではないか。品田裁判官もどんなつながりがあるのか分からないが、明らかにおかしすぎる。長谷川は以前から鈴木から裏金をもらっていると言われているので、鈴木同様に家族や身内を含めた預金のチェックを徹底的にやるべきだという意見もある》(関係者より)

《鈴木義彦と長谷川幸雄弁護士は謝罪するか、それとも覚悟するかだ》(Y・Hさん)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(13)

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記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《原告代理人の中本光彦弁護士と戸塚敬介弁護士は東京地裁の一審で何故敗けたのか、その原因を一切考えなかったように思う。2人の弁護士は多くの関係者の陳述書を何故出さなかったのか。裁判に負けた原因を原告の悪印象とか、金額が大きすぎたからという説明で済ませたようだが、特に乙58号証、乙59号証の反論を地裁でも高裁でもしておらず、特に中本は高裁では蚊の鳴くような小さな声で一言二言言った程度だった。これでは訴訟費用をかけて控訴した意味がない。弁護士は何を考えて裁判に臨んでいたのかを明確にする責任があり、弁護士としてこれでよいのかと思う》(関係者より)

《A氏は鈴木義彦には逮捕3日前の平成10年5月28日に8000万円を貸し、その少し前に価値のない貴金属1億2550万円と、3億円でピンクダイヤと絵画をすべて査定もせず言い値で買ってあげたが、これらは鈴木を助けるためだった。そしてピンクダイヤと絵画を「売らせてほしい」と言ったので、A氏はその依頼にも応じた(鈴木は絵画を一度も持参せず、他に担保に入れていた。特に絵画は見ないで買う人はいないから人助けということが分かる)。3日後に逮捕されるということが分かっていて先が見えない鈴木にそのような対応をする金融業者はいない。A氏は友人知人に頼まれ助ける気持ちで協力している。このことは鈴木はよく分かっているし、長谷川幸雄弁護士にも分かっているはずなのに、乙59号証のような度を過ぎた虚偽のやり方は絶対に許されるべきではない。ここまでやる人間はいない》(同様の意見が多数ある)

《鈴木は土下座して涙を流しながら「このご恩は一生忘れません」と言っていたにもかかわらず、青田光市、平林英昭が代理人になってからは豹変しただけでなく、言動のほぼ全てがウソである。①合意書を結んだ内容について。利益を3等分する(普通は出資者がリスクがあるので半分以上を取る)。②合意書に違反したら取り分はないのに、鈴木は独り占めした。③和解書で鈴木と西は違反を認め謝罪したが、その後、鈴木は強迫され仕方なく署名指印したと言い出したが、全てが虚偽であることは書面だけでも明白だ。④鈴木が送ってきた2通の手紙には「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く男には会ったことがない」と言っていた人間が、裁判での証言や陳述で100%虚偽であったことが証拠で証明された》(F・Eさん)

《今回の事件は、会社倒産、自己破産、自殺しか考えられなかった鈴木を救ったA氏を完全に裏切った事件で、ここまでひどいやり方は誰が見ても、こんな人間は絶対に許せないと思うのは当然のこと。青田光市、平林英昭弁護士、杉原正芳弁護士、特に長谷川幸雄弁護士の悪評は今後、世界中に拡散すると思う。前述の4人は裁判に完勝したので関係ない。徐々に薄れていくと考えているかもしれないが、逆に居場所さえなくなってしまうのではないか。(注:鈴木の関係のマンション住民からも問題が起きているようだ)》(U・Hさん)

《鈴木義彦は愛人を10人ほど作って飲みに行く暇もないと豪語していたようだが、周囲の人間10人くらいが死亡したり行方不明となり、それにモナコに数十億円のコンドミニアム購入など、本当に好き勝手をやっている。少し前に海外で青田光市が悪事を働いて逮捕された。金の力で釈放されたようだが、取り調べをした地元警察の刑事が行方不明(賄賂をもらって逃げたか、それとも殺されたか)。しかも現地の青田関係の口座に鈴木のダミー会社から多額の送金があったことは青田自身が話している。鈴木と青田には全く反省がないどころか、どんな悪いことをやっても金の力で片付くと考えている。今後も問い合わせや投稿を元にドンドン記事化してほしい》(関係者より)

《以前にA氏が金銭的に助けた人が多くいる中に成功者も数人いて、この人たちの中に鈴木の件で協力してくれた人に対して、A氏の許可なく金利の交渉で西が勝手に会いに行ったりしたことがあったようで、西はA氏の借金についてもほとんど知っていたので、和解時の模様を録音したテープにもあるが、A氏と西に25億円を払うと言った鈴木に対して西は「借りている一部にしかならない」と言っている》(関係者より)

《青田光市の義兄(杉本)は東洋大学の学部長だが、その地位に就いたのも鈴木の金が影響しているようだが、そうであれば学生に教える資格はない。ふざけるなと言いたい》(I・Nさん)

《元都知事の舛添と猪瀬の2人は数千万円で失脚した。鈴木義彦は1000億円以上の不正。これに10人前後の犠牲者。現在も大金を元に悪事のし放題。史上最悪と言わざるを得ない。鈴木の悪の遺伝子は子供にも引き継がれるのではないか。今後のこともあるので、子供の実名を公表すべきで、反省しないときは長谷川幸雄弁護士も同様にするべきだ。長谷川は何をしても勝てば良いと思っているのか。バッジを外せ》(S・Gさん)

《長谷川弁護士は、今までのいろいろな書面を参考にして、まずい所を乙59号証「質問と回答書」でもっともらしく文章を作り上げても、悪知恵が働くだけの人間で悪徳弁護士と思われることくらい分からないのか。
金利ひとつとっても、暴力団の金融屋にどうして当てはまるのか。本当に感覚が全くおかしい。暴力団の金融屋が年15%(遅損年30%)で貸す等有り得ないことくらい分からないのか。実際に鈴木は平成9年10月15日に3億円を借りた時、年利36%(遅延損害金40% 担保として1億円の証券)と書き込んだ借用書を用意して持参したが、平成14年6月27日に金利を年15%で計算して貸付金の総額を40億円超としたうえで、それを「今後の株取引の利益が大きくなるので」と西に頼まれ25億円に減額した。しかも、鈴木は西にA氏への返済金10億円を渡したとウソをついたために借用書の額面は西が10億円で鈴木が15億円になった。こうした経緯を鈴木は全く無視して、借用書には確定日付もあるのに「その日は会っていない」とか「西に10億円を渡したとは言っていない」とまで法廷で証言した。文章はもっともらしく作成しているが、めちゃくちゃだと何故気づかないのか。A氏からは一切催促もされていないことは鈴木に聞けばすぐにも分かることで、上場している金融会社でも催促しない会社は絶対にないと言い切れる》(A・Kさん)

《ピンクパンサー事件を知っている人は多いと思うが、この事件には同情する人も少なからずいると思う。鈴木義彦、青田光市、長谷川幸雄等のように本当にここまでやる人間が他にいると思うか。お前たちは悪すぎて、人間じゃない》(D・Eさん)

《原告の弁護士も、裁判で長谷川弁護士のようなやり方は良くないが、大事なポイントだけは真剣に考え、取り組むべきだった。関係者の陳述書も一部しか出していなかった。真剣さが全く足りない》(T・Gさん)

《多くの関係者や取材班、読者たちも鈴木とA氏が真逆の人間だと本当によく分かったはずだ。分かっていないのは青田光市ぐらい。長谷川は分かっているはずだ。鈴木と青田は好き放題のことを言ってきたが、ここまでやると危険すぎると思わないのか。ふと豊田商事の事件を思い出した》(関係者より)

《A氏は担保も基本的に取らないし、催促もしない。そのやり方は金融業者では有り得ない。それも暴力団の金融屋等とよく言えると思う。A氏に会わなければ鈴木も西もとっくに終わっていた。特に鈴木は》(N・Sさん)(以下次号)

読者投稿 「倉持茂」「金沢(福島)明彦」(1)

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記事タイトル

〔中古車ブローカー「倉持茂」が会社役員を襲わせた動機〕

〔金澤(福島)明彦が群馬に持ち込んだ闇社会〕

《金沢(福島)明彦とその周辺の男たちのために群馬が暗黒街になっているように感じた。プロ野球選手の清原が覚せい剤を手に入れるルートも確か群馬だったとニュースで流れて、わずか一握りの人間のために悪い印象ばかりが目立ってしまうのは地元の人間としては本当に嫌悪を感じる》(群馬県住民)

《人間追いつめられると、とんでもないことをしでかしてしまうことはあるかもしれないが、倉持は会社役員に対して20年以上も約束を守らなかったのに頼み事はほとんど聞いてもらったというじゃないか。倉持はそんな恩義を忘れちゃいけない。しかも、FXの投資の失敗で18億円以上も肩代わりしてもらったというのは誰にもできないことだ。そんな会社役員が、倉持の一番の友人から止められて頼みを一度だけ断ったことがあったからと言って、反社会的勢力に襲撃を頼むとはなあ……、逆恨みもいいところだ。倉持本人も「100万円の金を貸してくれる人が一人もいない」と言っていたが、この会社役員の1/1000もやってくれる人はいなかった。倉持の感覚は明らかに異常で、関係者ならずとも怒りを感じる》(地元関係者より)

《Rという男が恐喝を繰り返しているようだが、何故、群馬県警は事件にしないのか。仮にRが雑魚だからとか被害者が泣き寝入りしているからということなら、それは間違いだ。Rが一般の個人を標的にして恐喝や脅迫を繰り返していることは警察も十分に分かっているはずだから、それをやらないのは怠慢なだけだ。Rのような人間を野放しにしておいたら、必ず深刻な事件を引き起こす。金澤は一時期Rの悪口を言いふらしていたが、その中にはRが資格もないのに弁護士まがいの仕事をしているという話があり、これも金澤が窓口になりお膳立てをしている。ネット上で取り上げられる件数では金澤は群馬県では断トツ1位(件数では日本全国でも1位か)で、ネット情報だけでも数年前には1000件を超えていた。Rはウソ、はったりで最悪の男だと充分承知している。先日も逮捕されたばかりだが、Rの逮捕歴は10回どころではない。口がうまく、悪賢いだけで最低の人間だ。弁護士法違反はすぐにも摘発できるのではないか。度胸もないのに金のためなら何でもする最悪の人間だ》(地元関係者より)

《会社役員の襲撃事件で倉持茂が主犯という話は多くの状況証拠から言っても間違いないと地元の人間全員が言っている。倉持は警察に取り調べを受けているし、裁判でも「相談はしたが、頼んではいない」と言い訳をしていたようだが、まだ逮捕されていないところを見ると、実行犯2人が口を割っていないようだが、時間の問題だと思う。事情を知る関係者によると「実行犯には口を割らなければ出所後に謝礼をするとの約束があるようだ」という。被害者が告訴すれば10年前後の懲役は覚悟しなきゃいけないだろう》(地元関係者より)

《スーパースポーツカーを大量に借りて展示した結果、商売が繁盛するほど注目を浴びたなら、もっと商売をまじめにやるのが普通じゃないのか。何でヤクザ者なんかと結びついて悪事を働くのか分からない。倉持も金澤も自分が悪事を働いている自覚がマヒしているんだろうな。バックにRやSという最悪のヤクザがついているようだが、2人ともウソとはったりの男だ。しかし最後は墓穴を掘るしかない》(地元関係者より)

《金澤(福島)は、ずいぶん前からネットで散々にこき下ろされて、投稿が数千件にもなっていた。「詐欺師だ」「ヅラがおかしい」と書かれ放題だが、本人は何とも思っていないように振舞っているが、気が小さくて自虐的な投稿をしているようだから話にならない。家賃の滞納、踏み倒しで何度も自宅を変えているそうだが、こんな奴を前橋の面汚しと言うんだろうな、ホント。現在の女房の万利子は5度目で、万利子も3度目だが、どうしようもない女と言われている。万利子もどう考えているのか、普通の奥さんであれば注意するはずだが、金になるなら何でも良いと考えているようで、子供たちにも悪い影響が出ることが分からないのか、小さな町だぞ。アンタの責任も大きい》(地元関係者より)

《福島やRは記事にもある通り詐欺や恐喝を繰り返している。修理名目で預かった車(ベンツAMG)を「盗まれた」と言い訳したり、新車同様の車(クレーネ 新車価格約4500万円)をキャブレターを修理すると言って栃木の業者(舶来屋)に持ち込み、2週間以内に納車すると言ってから約10年になる。会社役員と当時決めた金額で持ち主に早く返して、倉庫代は金澤が舶来屋の社長と決めた責任を取る話だ。いつまでも問題を解決しないでいると舶来屋も信用がガタ落ちになり、仕事に大きな支障が出るはずだ。このサイトは世界中に読者がいるから、ニュースが出ると一気に拡散する》(地元関係者より)

《Rと金澤(福島)夫妻はめちゃくちゃに非常識なことをしており、人間としても最低でこのままでは群馬にいられなくなるのではないか。警察が何故動かないのか、疑問だ。おそらく被害の相談をしても、警察が本気で動かないから福島やRが侮ってのさばるに違いない。RやSの動きには目に余るものがあるので、そろそろ群馬県警も重い腰を上げるのではないかといわれている。実名をフルネームで出すべき時機ではないか》(地元関係者より)

《ガレージZERO社長の新井という男は、いくら倉持に引きずられていると言っても地元のヤクザを前面に出すなんて、とんでもないヤツだ。倉持の悪事の片棒を担いでいることを自分で証明しているようなものじゃないか。大理石やガレージ、それに横領した金も2000万円以外にもいろいろあるようだが、さっさと返すべきだ。預かった車(ジャガー 現在の価格は2億円以上。世界に5台しかないLMは10億円を優に超える。限定100台のマクラーレンのF1かそれ以上の価値があると評価されている)の部品をたくさん紛失させたりエンジンに水をためるなんて、やっていることがめちゃくちゃだ》(車関係者より)

《倉持が会社役員との関係で車関係の仲間等に『自分には大きなバック(暴力団)がついたので何も怖くないし問題はない』と豪語していたというが、大きなバックを使って会社役員を脅すつもりでいたのか? そうだとすれば、全くはき違えている。倉持がしでかした不始末はガレージゼロの新井と2人でのものだが、車の仕入代金の横領ほか金銭問題ばかりだが、どれも倉持に非があるものばかりではないか。その揚げ句が襲撃事件か? 倉持には自分で決着をつけるという意思も行動力もない。これでは家族(息子は消防署員、娘は看護師のようだ)に迷惑をかけるばかりだ》(車関係者より)

《中古車販売の店を埼玉県内で4店舗も5店舗も経営していて、会社役員から借り受けたスーパースポーツカーの展示でさらに集客に弾みをつけたはずなのに、倉持が群馬に流れて行くまでのプロセスは“転落”か? FX投資失敗は転落の原因か、倉持は自堕落な人間で、何をやっても中途で投げ出してしまったのではないか。頭も悪そうだ》(A・Oさん)

《金澤は暴力団と警察の間を都合よく立ち回っているようだ、とあるが、暴力団の準構成員のような男が警察にも都合よく立ち回るのは、知り合いの暴力団員の情報を提供するか、捜査に手心を加えてもらうとか見逃してもらうとか、つまりはそういうことと思うが、コウモリと仇名がついているくらいで、Rのこともウソ、はったりで最悪の人間などとこき下ろしていながら、今やこの2人と暴力団のSが付き合っているようで気が知れない》(地元関係者より)

《自分の不祥事の始末もつけられないで、依頼した弁護士に費用も報酬も払わず愛想をつかされるなんて、金澤(福島)はとんだ了見の男だ。それで、よく「社長」なんて肩書を振り回している。まともな人間には誰にも相手にされないことでコンプレックスの塊になっているに過ぎない》(Y・Fさん)

《会社役員の襲撃事件で倉持茂は会社役員のプライベートの情報を多く持っていたというが、決め手になるのは事件の現場が転居して間もなかったマンション前の路上だったことではないか。襲撃事件が起きたことを誰も知らない時に友人と電話で事件の話をしていたことも大きいと思う。倉持は今、身の置き所が無くなっているに違いないが、さっさと警察に出頭した方が良い》(D・Hさん)

《倉持が仲間内に「大きなバック(暴力団?)が着いたから大丈夫だ」と見栄を張ったというが、反社会的勢力の人間はいざとなったらどれほどの力にもならない。倉持を擁護すればするほど、自分の身が危うくなることを知っているからに違いない。倉持はそれを勘違いしているのではないか》(K・Sさん)

《会社役員が金澤に対して起こした裁判で、金澤は敗訴したのに、預かった車も返さなければ数千万円の債務返済も一切していないという。もし会社役員が催促したら、自己破産すると嘯いているようだが、それで収まりがつくとでも思っているのか。金澤は裁判で預かった車3台のうち1台は「盗まれた」と言ったようだが、被害届も出していなかったのはおかしすぎる。売却して金に換えたというのが真相ではないかと思うが、そうであれば窃盗か横領だ》(地元関係者より)

《会社役員が預けた車庫(倉庫)の返却を求めたら、新井康弘は「倉持から譲り受けたものだから返す必要はない」と弁護士を通じて回答したというが、それは盗品に当たるのではないか。新井が会社役員からの預かり物だということを、知らなかったでは済まされない》(D・Aさん)

《倉持茂の家族は倉持を迷惑ばかりかけるとんでもないヤツと思っているのではないか。倉持の友人が倉持を心配して家族に様子を尋ねても冷たくあしらわれたというが、会社役員との対応を見ても容易に想像がつく。ただ、襲撃事件の教唆だけは許されることではないし、実際に刑事事件になれば家族全員、特に2人の子供は身の置き所をなくしてしまう。倉持はどこまで自覚しているのか》(G・Uさん)

《Rには前科前歴が数多くあるというが、そういう男は何度も同じ事件を繰り返す。金澤もまた暴力団との人間関係をバックに常習的に詐欺や強迫、恐喝を繰り返し、倉持もまた金澤に引きずられるように犯罪に加担しているというから、Rと同じ命運か》(A・Mさん)

《夫唱婦随というか、金澤にしてこの妻ありの実感しかない。金澤の妻万利子は「自分の亭主が何をしても金になれば良いと考えているような女で、時には男性従業員を脅すことがあった」という話が広がっているというが、金澤がまともな人間であれば、こんな噂が広がることはないので唖然とする》(W・Sさん)(つづく)

弁護士も裁判官も弾劾する!!「鈴木義彦」を巡る訴訟告発(8)

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〔鈴木は警察署の呼びかけさえも拒否した〕

本誌取材班は、鈴木と西による株取引及び鈴木による海外隠匿資金の実態について真相を確認することに加え、裁判が終結してからは敗けるはずのない裁判が何故敗けたのか、というテーマについても取材を進める中で、鈴木および青田光市、茂庭進、鈴木の実父や青田の義兄に当たる杉本夫婦に関係者たちは取材をかけたが、一人もまともに応じることはなかった。杉本の妻(青田の実姉)を地元の警察署で呼び出してもらった際にも、一旦は来署すると言っていた実姉が後に電話をしてきて「弟が行く必要はないと言っているので」と言って断る場面もあった。肝心の鈴木の所在は一向に掴めず、住所地にも何度か出向いたが、家族すら住んでいる気配はなかった。青田や茂庭ほかの関係者も応対に出たのはわずかで、殆どがインターフォンへの応答すらなかった。

青田は前述したように習志野一家のNO.2とは当時で20年来の付き合いがある密接共生者で、本誌でも触れたとおり、犯罪行為を繰り返して赤坂マリアクリニックを乗っ取った男である。青田は鈴木の裏方としていくつもの汚れ役を果たしてきたので、これまでは鈴木にとっても重宝な一面はあったに違いないが、逆にみれば鈴木を抜き差しならないところまで追い込んでいる張本人ともいえる。「和解書」で鈴木が約束したA氏と西への支払いを青田が反故にさせた(?)ことで、鈴木の自制心が完全に切れてしまったのではないか。
青田は習志野一家の組員たちから「上野の会長」と呼ばれており、いい気になっているようだが、それも鈴木からもたらされる金で威勢よく振舞っているにすぎず、やっていることが犯罪であるのは赤坂マリアクリニックの乗っ取りを見れば分かる。この乗っ取り事件で、青田にかけられた嫌疑は威力業務妨害、窃盗、有印私文書偽造・行使、詐欺、横領、強迫、公正証書原本不実記録など数知れない。このことが原因で院長の根岸重浩氏は2人の娘とも疎遠になったようだ。また青田の義兄も青田とは20年以上前から縁を切っているかのような話を表向きにはしているが、青田は自身の悪さを恥じるべきだ。

鈴木の実父徳太郎は、西が設立したファーイーストアセットマネージメント(FEAM)社で毎月60万円の給与を取っていた。西によれば徳太郎は平成12年から同13年にかけて約1年間勤務していた模様だが、その時期は鈴木が相次いで株取引を仕掛けた時期でもあり、父親として息子の悪事を見聞きしてきたにもかかわらず、息子を叱責することはなかったようだ。FEAM社で鈴木は愛人に50万円の給与を出させたりベンツを購入させるなど横着な要求をして7億円以上を消費しており、それもA氏が出していたことを徳太郎はどう考えるのか。鈴木の所在が不明になってから、利岡正章が1年以上も足繁く徳太郎の家に通い、鈴木とA氏の協議実現に協力するように説得を試みたが、徳太郎には積極的に息子に働きかける様子は見られなかった。徳太郎が利岡の前で鈴木に電話をしても鈴木は一切出なかった。鈴木が独り占めした利益のほんの一部を徳太郎の住むマンションの購入資金や生活資金に充てていることで、何も言えない父親になってしまっていた。

(鈴木の父徳太郎が住むマンション)

ちなみに、先ごろ本誌宛に実父と同じマンションに住む住人と思われる人物から投稿があった。それによると、過去に怪文書が郵便受けに断続的に入れられていたことがあって、それは西の自殺に関わるものだったが、西を自殺に追いつめた鈴木の父親がこのマンションに住んでいて気味が悪いという趣旨だったという。そのマンションには別の階に鈴木の妹と子供が住んでいる(この部屋も鈴木が脱税した金で購入したと側近は言う)。妹はエフアールの社員と結婚して子供ができた後に離婚したが、前夫の姓(徳田)を名乗っている。投稿者には怪文書が入れられていた当時は何のことか分からなかったが、本誌の記事を読んでようやく分かったとのことであった。西の自殺が鈴木の実父の住むマンションの住人にも波紋を広げていたことが、この投稿によって分かる。鈴木が引き起こした事件は一人鈴木の問題ではなくなっているようで、取材を進めると鈴木の家族が住む相模原市内のマンションでも同様の事態が起きているようで、2人の子供たちにも影響が出るのではと思われる。

西が自殺した直後にA氏と西の妻と子息(内河陽一郎)、そして利岡が徳太郎の自宅を訪ね、西の自殺について思うところを尋ねるとともに鈴木との面談設定を改めて徳太郎に依頼した成り行きから、徳太郎が娘(鈴木の妹)を同行してA氏たちと最寄りの警察署に向かい、同署の課長が応対する中で妹が鈴木に電話をすると鈴木が電話に出た。そこで妹が鈴木に事情を伝え、課長が電話を代わって「すぐに来て欲しい」と言っても、鈴木はさまざまに理由をつけて「都合がつけられないので、A氏には明日電話します」と言って面談を拒否してしまった。鈴木と長谷川が作成した「質問と回答書」に基づけば、鈴木にとってはA氏と西に強迫され「和解書」を作成したというのであれば、警察署に訴える絶好の機会であったはずではないか。しかし、鈴木は言を左右にして面談を拒むだけで、翌日以降もA氏に連絡を入れることはなかったのである。鈴木の言動がいかにちぐはぐなものであるか、それを目の当たりにした徳太郎は一言も発しなかった。利岡は、徳太郎の家を訪ねる度に伊東で獲れるキンメダイほかの手土産を持参したり、いろいろな書籍を届けていたが、数か月後には徳太郎が「息子に協力してあげてくれませんか」と頼むことが1度や2度ではなかったようだ。また鈴木の所在確認では2か所の興信所に頼んで2年以上で数千万円の費用をかけていたが、そうした経緯を品田裁判長は無視して「7年間も放っておくことはおかしい」と一方的に判断したのは不可解である。
ちなみに、鈴木は「和解書」の作成経緯について、西が香港で殺されかけた殺人未遂事件の容疑者にされそうになったことから恐怖感が募り、署名指印しなければその場を切り抜けることができなかったと主張したが、その日のやり取りを完璧に録音したテープが見つかり、鈴木の主張がウソであることはその音源で証明される。また、鈴木と青田が謀って西を頻繁に尾行させたのは何故だったのか。しかも尾行を繰り返していたのは、どうやら青田が目をかけてきた反社会的勢力の人間であった疑いもあり、西の自宅前でも張り込んでいたことが何度もあったようで、西が気を抜けばいつでも不測の事態が起きるような緊張感を与え続けたようだが、そこまで西を追い込まなければいけなかったのは、西が何らかの真相を暴露することを恐れたからではなかったか、とも思われる。このように、実際にはA氏や西が鈴木を強迫したのではなく、鈴木が自分にとって不利な事実を知っている西を強迫していたに等しかったと言える。裁判官が強迫や心裡留保を採用して「和解書」を無効と認定したのが大きな誤りであるのは、こうした一つ一つの真実に目を向けなかったからと言わざるを得ない。

A氏と鈴木の双方の関係者の多くが言う。
「貸金返還請求訴訟の結果は途中経過でしかない、ということは何度も繰り返して言ってきたが、鈴木には真相を語らせ、犠牲を強いた関係者に対しても相応の謝罪をさせなければ事が決着したことにはならない。そのための方法として、裁判官に対する弾劾裁判を始め、弁護士に対する懲戒、そして鈴木自身に対しても可能な限り法的措置を講じて行く」
鈴木に対する取材が長らく続いてきたが、今回、取材班は初めてA氏に接触することができる可能性が出てきたこともあって、A氏の心境や鈴木に対する取り組み方等を関係者から聞いた。
関係者によると、「平成18年10月16日に和解協議があり、その後の1週間の間にも鈴木からA氏に何度も電話があり、また10月23日には鈴木が一人でA氏の会社に来て、A氏や西に約束したことを追認していた。ところが、その後に青田光市と平林弁護士を代理人に立てると言い出してから、鈴木の態度が豹変した。具体的な経緯は分からないが、恐らく和解協議のさわりを聞いた青田が出しゃばり、『そんな金を払うことはないよ、俺に任せてくれれば何とかするよ』とでも言ったのではないか。その言葉で鈴木の強欲に火が着いて、一気に事態が変わり今日まで来てしまったように思う。和解協議後に鈴木がA氏に電話を入れたやり取りで、株価の買い支えでの損失が約58億円あり、それを差し引いて3等分しないといけないと言っている話が録音されていて、何人もが聞いている」という。

問題の「質問と回答書」についてA氏は、「鈴木のウソは、もともと平林や青田が構築したウソのシナリオに沿って鈴木が主張してきたことで、すぐにも綻びが生じるような幼稚なものだったが、この乙59号証は明らかに今までと違っていて、それまでの証言や陳述の不備をもっともらしく修正するために作成したものであり、長谷川はA氏が暴力団関係を金主元にしたプロの金貸しであるという事実無根の前提を作り、鈴木にその点を強調させ、鈴木も同調した。これは絶対に許せないことです。A氏は友人知人に貸し付けをしたが、金融は本業ではない。金を貸して人助けをした時に催促をしないのはA氏の実家の家訓になっているくらいで、A氏もそれを守ってきた。困っている人を助けることで、実家は古くから「仏」という屋号がついていた。A氏の父の葬儀に西を含め友人知人が列席した際に、送迎のタクシー運転手や地元の人たちから屋号を聞いて驚き、その話を鈴木も西から聞いていたからA氏の人となりを十分に承知していたはずだ。鈴木は手形、借用書では次から次に融資を依頼し、また在庫で処理できなかった宝石や絵画等も買取を依頼した。しかも絵画についてはA氏に買ってもらいながら一度も持参しなかったが、別の債権者の所に担保で入れていた事実が後日判明した。それでもA氏は一度も催促をしなかった。A氏がその時に鈴木の本性を分かっていれば金は貸さなかったし宝飾品等も買い取らなかったはずだ。ところが鈴木が「質問と回答書」で述べたのは、あろうことかA氏が債務返済を二重に強制したということだった。A氏は、そんな卑劣なことは一度もしたことはないと断言できる」と双方の多くの関係者は言う。そして、今後の取り組みについても聞くと、鈴木に対しては徹底的に真実を明るみに出すことになると思うと関係者は言う。
「裁判は残念ながら、原告側の弁護士の対応に大きな落ち度もあって想定外の敗訴となったが、判決が全てではない。もちろん、可能な限りの法的な措置は取っていくが、問題の地裁判決については、例えば公開でシンポジューム(討論会)を開いて、何故、裁判官たちが事実の認定を誤ったのか、何故、訳の分からない判決を下すことになったのかについて、討論者だけでなく聴取者からもさまざまな意見を出してもらい問題意識を高めてもらうという意見が多い。方法はいくつもあるのではないか」という。
関係者の話にもあったが、裁判官を裁判にかける弾劾裁判の制度があるが、これは民間版のようなものと言える。鈴木や長谷川が法廷で行った論述だから、もとより異存はないに違いない。
「多くの関係者が、国内外の一人でも多くの人にこの事件の真相を理解して欲しいと考えています。裁判は敗訴になったが、裁判に未提出の多くの証拠の中で未だ公にしていないものもある。そうした証拠からも判断すれば万人にも分かるはずで、和解書の文面にもある通り、鈴木も西も不正を認めている。従って和解書の作成経緯が強迫や心裡留保には当てはまらないことは、和解協議後に鈴木がA氏に送った2通の手紙でも十分に理解できるはずである。ただ、この頃には青田や平林の悪知恵が加わっているが、少なくとも手紙の文面が真実を証明している。『大変お世話になった』とか『男として一目も二目も置く人には今までほとんど会ったことがない』という文言で判断できるはずだ」
と関係者は言い、鈴木が隠匿し続けている1000億円を超える金はいずれ国庫に没収されるに違いないから、折からの新型コロナウィルス対策で大型予算が組まれる中で有意義に使われるなら、A氏がA氏への出資者と協議をするのはもちろん必要だが、それが最適、最良ともA氏は考えているようだとも言う。(以下次号)

弁護士も裁判官も弾劾する!!「鈴木義彦」を巡る訴訟告発(7)

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〔鈴木には大恩人の 長谷川弁護士が暴走した乙59号証〕
鈴木義彦が裁判に提出した「質問と回答書」(乙59号証)についてこれまで全6回にわたって取り上げたが、もし長谷川幸雄弁護士が鈴木の代理人でなかったならば、判決がどうなっていたか分からなかったと思われるほど乙59号証は、鈴木が提出した他の書面や書類に比べて重要な意味を持っていたことが窺われる。
しかし、鈴木が勝訴したことで長谷川が鈴木にとっては“大恩人”となったかもしれないが、鈴木の悪事は全てが株取引で得た利益の独占と隠匿から始まっている犯罪なのだ。利益を独り占めにするために、鈴木はウソを吐き、側近の多くの人間を犠牲にして、彼らが自殺しようが不審な死を遂げようが、あるいは行方不明になろうが、平然としてきた。それ故、生死に関わる一人一人の問題に鈴木の関与が疑われてきた。鈴木が親和銀行事件で逮捕される3日前に8000万円を借り受けた際に、鈴木はA氏に土下座して涙を流し「このご恩は一生忘れません」とまで言っていた。そうした言葉は忘れるものではないが、当の鈴木はここまでウソを吐き、何人もの人間を犠牲にしてきた中で、A氏や西にほぼすべての無理を聞いてもらっていたのである。そうした経緯を、長谷川自身が鈴木からどのように聞いて理解していたのか、ぜひ長谷川自身から聞きたいものだ。

鈴木が「合意書」に基づいて「和解書」を作成しながら、その後、A氏に2通の手紙を送る中で、「和解書」で約束したことを反故にして所在をくらませ、代わって青田光市と平林英昭弁護士が交渉の代理人に立ったが、鈴木のウソは、まさに青田や平林が構築したウソや言いがかりに同調したところで二転三転していて、全てが矛盾だらけで辻褄も合っていないものばかりだった。
裁判官が判決で根拠を示さないまま採用した「強迫」も「心裡留保」も青田と平林が編み出したロジックだったが、そうした交渉の過程でA氏側の代理人に就いた利岡正章に対する襲撃事件が起き、あるいは西義輝にさえ頻繁に尾行をつけて西を精神的に追い詰めるようなことを鈴木と青田は謀っていた

長谷川は弁護士だから、鈴木から委任を受ければ相応の対応が求められることはあるにしても、だからといって犯罪に加担すれば弁護士資格以上の問題に発展することくらい分かっているはずだ。ところが、長谷川だけではない、平林も杉原も弁護士としての資格や倫理観を忘れ、踏み越えてはいけないハードルを越えてしまったと言わざるを得ない。利岡を襲撃した暴漢は広域指定暴力団稲川会系の習志野一家の構成員だったが、青田が同一家のNO.2に当たる楠野伸雄とは平成20年当時でも20年来の交流があっただけでなく、平林が同一家の木川孝始総長と最低でも2回以上も面談している事実が判明している。それも利岡の襲撃事件が起きた時機にである。青田は「付き合いはなかったことにして欲しい」と楠野に強く口止めさえしていた(楠野自身が関係者に告白した)。また、杉原正芳弁護士は鈴木が株取引に関連して用意した外資系投資会社を装うペーパーカンパニー(累計で100社前後に及ぶ)の常任代理人に就き、金融庁へ届け出る報告書等に虚偽記載をした事実が判明している。報酬が目的であったとしても犯罪が疑われる行為に自ら加担するのは許されることではない。平林も杉原も本誌取材班の取材に応じなかっただけでなく記事に対する抗議や反論もないため、事実と認めているのも同然という解釈ができる。そして、長谷川が超えてしまったハードルが「質問と回答書」であり、本誌がその細部にわたって検証し、記事として掲載した理由がそこにあった。

長谷川が、鈴木がウソにウソを重ねて証言していることを知らなかったとは言わせない。何故なら、審理を重ねる中で鈴木の証言や陳述のほとんどが二転三転して、どれが本当の話なのか鈴木本人でさえ分からなくなっていたのではないかと思われるほどだ。その結果、長谷川は鈴木の証言を丸呑みした上でさらにウソを増幅して構築する必要に迫られた。鈴木が乙59号証「質問と回答書」でここまで虚偽の証言をしたのは長谷川の主導によるものだったと思われる。訴訟に勝つためである。とはいえ、A氏のように全ての頼み事を聞いてあげ催促もしない人間などいないと言っても過言ではない。

(A氏が鈴木から宝飾品を購入した際の領収書。鈴木が買ってほしいというものをA氏は査定もしないで言い値で買ってあげているが、ほとんどが価値のないものだった)

平成11年9月30日付の「確認書」でA氏に対する債務は「完済された」と鈴木はウソを吐いた。鈴木が「買ってほしい」と言って持ち込んできたピンクダイヤと絵画をA氏は言い値の3億円で、また価値のない宝飾品を1億2550万円で買ってあげたが、ピンクダイヤと絵画については間もなくして「売らせてほしい」という鈴木の要望にもA氏は応えて販売預託にした経緯を鈴木は無視して、その7か月も前に3億円を貸し付けた際に作成された借用書がピンクダイヤと絵画の買受代金に当たるものだとウソを吐いた。また、「合意書」を交わすことになる最初の重要な銘柄となった宝林株800万株の取得代金3億円をA氏が出した事実を否定するために、鈴木のウソは「自己資金は必要なかった」とか「自己資金で賄った」「ワシントングループの河野氏から借りた」ほか二転三転どころではなかったこれらのウソは鈴木が吐いたウソの一部ではあるが、すぐにも辻褄が合わなくなるものばかりで、こうした鈴木によるウソの証言や陳述を長谷川はつぶさに見てきた。そして長谷川が生み出した奇手が、辻褄が合わなくなった部分を修正するためだけにはとどまらず、A氏を最大限に誹謗中傷することによって鈴木のウソを糊塗しようとしたことであり、それが「質問と回答書」(乙59号証)だったのである。

しかし、この「質問と回答書」には大きな問題がある。それは、A氏が鈴木を呼び出したというのであれば、A氏が鈴木に問い質さなければならないことが数多くあったはずで、単に債権債務という括りで済まされることではなかったはずだが、文面にはそれらの説明は一切なく、全くおかしな構成になっていることだ。
しかも、西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕された直後の平成14年3月頃というのであれば、A氏は「合意書」に基づいた株取引の内容について鈴木に確かめなければならないことがいくつもあった。銘柄や収支の明細もあるが、西の逮捕容疑に関する事実関係を掌握するためには鈴木に確認するのが一番であったからだ。そして、それらの情報の掌握は鈴木と西の債務返済計画に影響していたからである。しかし鈴木は「合意書」の話は出なかったと言い切った。A氏が呼び出したと言いながら、A氏が聞くべき項目が何一つなく、「質問と回答書」では一切触れないまま、鈴木はA氏が唐突に債権債務の話を持ち出しただけだと言っている。A氏が質問したいことが何一つ入っていない、この「質問と回答書」の内容はおかしすぎる。鈴木が逮捕される3日前に8000万円を借りる際、A氏に「このご恩は一生忘れません」と言った言葉を無視して、鈴木と長谷川は人としてやってはいけない作り話を構築したのである。
債権債務についても手形や借用書に係る公正証書の作成についての確認やピンクダイヤモンドと絵画、高級時計の販売預託についての確認等、具体的に聞かなければならないことがA氏にはいくつもあったのに、鈴木と長谷川はそれらには一切触れなかった。鈴木が一方的に「完済したはずの債務の返済を迫られた」などという単純な話で済まされるはずはなかったのだ。鈴木が西に「A社長に直接連絡を取って2人だけで会うことはしません。全て西会長にお任せします」と言って頼んでいたことをA氏は当初から聞いていたが、平成10年5月28日の時には鈴木から電話があり、「少し時間を取って戴けませんか」ということで会い、またその前にピンクダイヤと絵画を買ってほしいと言って来社したこともあった。これらは鈴木からの連絡によるものだった。鈴木も「西会長には内緒にしてください」とA氏に要請していた。このように、鈴木を紹介したのは西だったから、A氏がその関係を飛び越えて鈴木に直接連することは一切ないというのは周知のことだった。A氏が初めて鈴木に連絡を取ったのは平成18年10月13日のことで、それも西に紀井の電話番号を聞き、紀井から鈴木に連絡を取ってもらったくらいで、それ以外で直接鈴木に連絡することは一切なかった。前述の通り鈴木の電話番号さえ一切知らされていなかった。

「質問と回答書」は、このように全く整合性がないにもかかわらず、A氏の弁護士は「質問と回答書」が証拠として提出された事実さえA氏に明かさず、したがってA氏とは一度も協議もしなかったから反論のための陳述さえしなかった。事はA氏による鈴木への債権回収と「合意書」に基づいた利益分配要求が全て強迫であったという作り話で構成されているような深刻な問題である。これでは、A氏の弁護士に何か別に思惑があって利益相反を疑わざるを得ないことになる。少なくとも「鈴木の陳述に否認していない」という印象だけが裁判官には残って、裁判が敗ける可能性を高めたとも言えるのではないか。一審で敗訴した原因が中本光彦、戸塚敬介というA氏の弁護士に何の考えもなかったことにあったとしか思えない。

鈴木は利益の独り占めという強い我欲のためにさまざまな事件を引き起こしてきた。しかも、側近であった天野裕、大石高裕は言うに及ばず、関わった人たちの大半を犠牲にしたために彼らの家族さえ不幸に陥れている可能性も高いと思われる。鈴木が「質問と回答書」でA氏に逆らえば命に関わるとまで証言しているが、それを実行しているのは他ならぬ鈴木と青田ではないかということが関係者の間では共通の認識になっているのだ。
それ故に、A氏が提起した鈴木に対する訴訟は実態が不明の部分を炙り出し、より真相にたどり着く大きなきっかけになるものと期待されたが、周知のとおり地裁だけでなく高裁の裁判官までもが事実の認定をしないままでは関係者には疑問しか残らず、訳の分からない判決を出したことで、問題を解決するどころか混乱させてしまっているのが実情だ。それ故に鈴木の代理人、中でも長谷川の対応には重大な責任が生じている。
ちなみに、長谷川は、鈴木が親和銀行事件で逮捕起訴されたときに代理人を務めており、鈴木のことは裏も表も承知している関係にあると思われる。鈴木が有罪判決を受けながら執行猶予を取れたのは、親和銀行に対する示談を申し入れ、約17億円の和解金を支払ったからだったと思われるが、それも長谷川の指示によると考えるのが自然だ。鈴木の周辺関係者たちは、長谷川が周囲に誰がいようが鈴木を呼び捨てにして、さまざまに指示を出していた現場を何度も目撃していた。鈴木も長谷川には否も応もなく一言「分かりました」と言って従っていたという。そのような阿吽の呼吸から生まれた「質問と回答書」であると考えれば、鈴木が自分の言いたいことを強引に長谷川に納得させたとは思えず、またその結果、この書面ができたとも決して思えない。長谷川に大きな責任が生じている所以だ。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(12)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《長谷川弁護士は鈴木に対して横柄に振舞い、人前でも「おい、鈴木」と呼び捨てにしていると言い、鈴木も逆らうことなく長谷川弁護士の指示に従っていたというが、そのような関係にあればこそ、この「質問と回答書」が鈴木と長谷川の間では成立したはずだ。しかし、2人の創作がどんな場面でも通用することは有り得ない。それどころか、長谷川はどれほどの責任をもって「質問と回答書」を作成したのか。それが今後、厳しく問われることになると思われる》(元側近)

《青田光市という男は暴力団排除条例に違反する密接共生者である。暴力団の幹部との20年来の付き合いを背景にして配下の構成員を手足のように使って恫喝を繰り返してクリニックを乗っ取ったのは、明らかな犯罪ではないか。何故、警察は動かなかったのか》(C・Uさん 男性)

《長谷川弁護士は「質問と回答書」を鈴木から聞き取りしたものと書いていますが、その内容はまるで鈴木義彦氏がA氏に食い物にされているかのような実感を持ち、債務の二重払いを強制されたとしているようですが、それが鈴木氏の本心だったら、A氏に送った手紙の中でA氏に対して「大変お世話になった」とか「男として一目も二目も置くような人間には会ったことが無い」と書くはずはなかったのではないかと思います。「質問と回答書」は明らかに長谷川弁護士の創作から生まれたもので、裁判所に提出するなどおこがましく証拠などと呼べるものでは無かったはずです》(H・Sさん 男性)

《鈴木は若いころに世田谷区内を拠点にした暴走族のリーダーで、とにかくガラが悪かった。富士流通を創業した時も幹部連中は全て暴走族時代の友達で固めていて、鈴木は絶対的な存在だった。天野はエフアールの前身である富士流通の時代から鈴木の指示で怪しい資金繰りをさせられていた。鈴木の周辺で行方が分からなくなっている者が今でも何人もいる》(富士流通の元社員)

《暴力団を背景にした力と鈴木は言っているが、それこそ親和銀行事件で鈴木は総会屋や暴力団を利用して親和銀行にマッチポンプを仕掛けた張本人だ。その時の経験から、A氏に対する悪いイメージを作り上げたのではないのか。記事でA氏と暴力団の関係を強調している部分は、全部、鈴木自身の話ではないのか。それに、3人で飲食する機会が多くあったが、もし本当であれば、その時にそのような話が一度も出ないはずはない》(関係者より)

《株取引の利益15億円を持参したのも、手形の原本をA氏から預かり確認書を書いてもらったのも鈴木義彦ではなく西義輝だった、というところに鈴木の悪知恵があったように思う。15億円の時には授受の翌日(7月31日)に3人で確認をした後に、また、手形の原本と確認書の受け渡しの時(9月30日)には鈴木が西から受け取った後に西の電話を代わり、A氏に電話でお礼を言っているのに、それをよく知らぬ振りができると思うのです。A氏の代理人弁護士は長谷川のように作り話をする必要はなかったでしょうが、真面目に真剣に取り組んだとはとても思えません》(G・Yさん 男性)

《鈴木の嘘は引っ込みがつかなくなって言いわけ的にしているのとは違って、利益分配を拒み、あわよくば借金も返済せずに済ませようとする確信的なもので、悪質の最たるものだ。A氏の側にも裁判での手際の悪さや弁護士の怠慢があったが、裁判官は鈴木の吐いているウソの中でも重大な所をA氏側が反論していないので、訳の分からない強迫や心裡留保という判決を出したが、当然明確な説明はできなかった》(S・Oさん 男性)

《西は、結局A氏にも鈴木にも中途半端な対応をしてしまったように思う。自分の命と天秤をかけて鈴木と対峙するのだったら、何故、生きて鈴木に迫らなかったのか。それが悔やまれる。長い間、鈴木に会長、会長と呼ばれ、いい気になっていたようだが、鈴木と同様に何から何までA氏に世話になって、遺書で初めて全てを詫びているが、普段からそこまでやってもらって反省するのが本当に遅かった。西にもいい加減なところはあったが、西は鈴木にいいように利用されたに過ぎなかった》(D・I・さん 男性)

《3人のクラブでの遊び方。鈴木の若いころのこと等を取材したエピソードが掲載されたら、こんな最悪な人間は見たことが無いとほぼ全員が思うはずだ》(飲食店経営者)

《家族や子供のことを公表するべきだ。今やコロナウイルスでパチンコ店も自主規制するように言われている中で、それでも数軒の店は金のためとはいえ国や自治体の方針に逆らって営業しているが、このやり方は鈴木の小型版のように思う。鈴木と青田、長谷川に反省が無いようであれば、身内にも責任があると思うので、鈴木の家族や愛人のこともすべて公表すべきだ》(U・Gさん 男性)

《今回の乙58号証と乙59号証の、長谷川のこのやり方は本当であればまだしも全くの嘘を構築したものである以上、優秀かも知れないが、長谷川のような人間が弁護士をやっていたら泣く人間が増えるだけだ。弁護士費用も特別高いようで、今回は鈴木からいくらもらったのか、想像もつかないが、半端な金額ではないと思う。長谷川には以前の裁判で裏でも礼金を払ったと鈴木が話していたが、今回も同様ではないのか》(関係者より)

《長谷川弁護士は、中本弁護士と違って報酬のためか真剣さを感じるが、弁護士という職業の割には人間として悪すぎる。都合の悪いところは全て乙59号証の質疑応答で事細かに打ち消している。しかもA氏を反社扱いにして。親和銀行事件を見ても、鈴木は反社の人間よりははるかに悪いやり方をしている。日本のトップの名前を呼び捨てにして、ウソの作り話をすることがいかに危険か、そのくらい分からないのか。鈴木も青田もノミの心臓と言われるくらいで、金のためだけで突っ張っている一番危険な人間だ。長谷川もやり過ぎで危険ではないかと思うほどだ》(匿名希望)

《鈴木はA氏から二重に債務の返済を迫られたと言うが、そんなことが果たして可能なのか。鈴木の言うことが事実であれば、A氏が訴訟を起こすことは有り得なかったのではないのか。A氏から一度も催促がなかったことをどう説明するのか。そして、A氏に逆らうこともできなかった、などと心情を吐露したように振舞っているが、本当にウソつきはこれだから許せない。危害を加えようと考えるのは鈴木自身ではないのか。長谷川弁護士は以前からの付き合いで鈴木の本性を知っていたはずだが、平林弁護士は鈴木の本性を知って関わったのか?》(関係者より)

《弁護士が裁判所に出す証拠の中身が捏造だったら、被告の鈴木も含めて罪にならないのですか。弁護士は人一倍高い倫理観を求められるはずですが、長谷川弁護士のように平気で事実と異なる書面を作成するような人間は即刻バッジを外すべきですが、それだけでは絶対に済まないと思う》(J・Rさん 男性)

《鈴木が書いた15億円の借用書について、鈴木自身が「手切れ金という認識だった。文面はA氏の言われるままに書いた」と言っているが、一方で西から聞いた「逆らえば命に関わる」と言うなら、父親の地元警察に関係者が集まり、警察の課長が鈴木に電話したが、鈴木は何故相談しなかったのか? 課長が鈴木にすぐ来るように言っても、鈴木は「今日は都合が悪いので、明日にはA氏に電話をする」と言ってはぐらかし、その後一度もA氏には電話がなかった。そのことだけでも鈴木のウソが分かる。それに鈴木の証言が事実なら、A氏の行為は恐喝だろう? それを15億円とか10億円とか訳が分からないほどの金額を渡してしまう鈴木の方がおかしい。つまり、全てがウソだということだ》(K・Eさん 男性)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(11)

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記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《天野がエフアールの決算対策のためにA氏から手形を預かった事実を、鈴木は天野からは何も聞いていないという嘘を根拠に否定したが、鈴木自身が和解協議の際に「天野からA氏にお礼を言って下さいと言われました」と言って認めていたではないか。これは録音テープに残っている。鈴木の言動は和解協議後にA氏に手紙を送った頃、そして青田と平林弁護士が代理人に就いて交渉を混乱させた頃から明らかにおかしくなり、平気で嘘の主張がそれまで以上にひどくなった》(関係者より)

《A氏に担保で預けた手形の件について天野は知らないと思う、などと鈴木はよく言えたものだ。親和銀行事件で逮捕される直前に、鈴木自身が西にエフアールの存続を頼み込んだので、天野と債権者巡りに奔走したではないか。鈴木には人に対する感謝も誠実さも全くない》(関係者より)

《鈴木がピンクダイヤモンドと絵画を3億円でA氏に買ってもらいながら、絵画については一度も持参しなかったというのは、とんでもない話だが、ダイヤも絵画も「売らせて欲しい」という鈴木にA氏が応じたのを良いことに、現品を返却せず代金も支払わなかったのは明らかに詐欺横領だ。裁判官がそれらの債権を全額無効にしたのはもっと不可解で、鈴木に便宜を図ったとしか言いようがないが、裁判官は公正さが一番ではないのか》(I・Aさん 男性)

《平林弁護士は、A氏の鈴木への貸付と対応について「世の中で有り得ないこと」と繰り返したそうですが、何でそんなことが言えるのか、不可解です。A氏をプロの金融業者と決めつけて、その枠にはめるような言い方しかできないのが実情で、完全な言いがかりではありませんか? 平林弁護士や長谷川弁護士はA氏が一度も返済の催促をしなかったことを鈴木に確かめたのでしょうか?》(F・Wさん 女性)

《鈴木は悪質過ぎる。警察に逮捕される直前にA氏に土下座して涙まで流しながら8000万円を借りながら、西さんには言わないでくださいと口止めしたのは、西の奥さんからも1800万円を借りていたからではないのか(注:鈴木は「急いでいるから」と言って西の奥さんには借用書を書かなかった)。それに志村化工事件では、自分が助かるために西に罪を被らせて逮捕を免れ(注:西の代理人、石上弁護士も承知している)ながら、カネを独り占めするために西を切り捨て自殺にまで追い込んだことは遺書を見れば分かる。鈴木こそ一生刑務所に入れた方が良いとさえ思う》(関係者より)

《鈴木、と言うよりも長谷川弁護士や平林弁護士が一生懸命に知恵を絞って「質問と回答書」を作り上げたのでしょうが、一番の問題は、その作り話を見抜けなかった裁判官とA氏の弁護士ということになると思います。そして、他の裁判でも同様の判決を出しているとしたら、と考えると、とても恐ろしいことと思います》(K・Aさん 女性)

《A氏側の弁護士は何故、主張すべき重要な部分で主張(反論)しなかったのだろうか? 合意書を作成するに当たっては、鈴木が一人熱弁を振るってA氏を説得した点、鈴木が「売らせて欲しい」と言ってピンクダイヤを持ち出す際にA氏に渡した「念書」には「預かりました」という文言があって、鈴木が言うような「A氏から買った」という話ではない点などいくつもある。揚げ句に長谷川弁護士から恫喝されて尻込みしたというのでは話にもならない》(関係者より)

《鈴木が親和銀行事件で逮捕起訴された身で宝林株の取得に動いた、と主張した点を裁判官はどのように聞いていたのか。鈴木は保釈中の身であって自由に活動することはほとんどできなかったはずで、西が全て交渉したからこそ宝林株を取得できたはずだ。しかも、A氏を巻き込んで「合意書」を交わした後の株取引でも、鈴木は検事や裁判官の眼を逃れるために西を前面に立て、紀井や茂庭に株の売りやペーパーカンパニーの管理をさせた。そうした事実に裁判官はまるで目を向けていない》(W・Sさん 男性)

《鈴木は金を借りるときにエフアールという会社を最大限に悪用している。連帯保証人に対する認定を裁判官は誤っていると思わざるを得ないが、鈴木は代表取締役としての身分で連帯保証をしていて個人ではないと言っているが、平成9年から10年当時、エフアールは事実上倒産の状況にあったことを裁判官は無視したに違いない。それ故、鈴木個人に責任はないなんていう間違いを犯している》(G・Uさん 男性)

《A氏のような金の貸し方は誤解を受けるかも知れないが、多くの人が救われているのも事実で、何人もの債務者がいつでも誰にでも真実の話はできるという。しかし鈴木はそれに付け込んで嘘を重ねた鈴木と、鈴木の嘘を正当化しようとしてA氏を誹謗中傷したり、鈴木に度の過ぎる嘘の入れ知恵をした平林と長谷川の両弁護士は、どちらが罪深いのかを考えると、平林より長谷川の方が数倍罪が深いと思う。乙59号証の虚偽のストーリーの構築、それに平林は鈴木の弁護は初めてのようだが、長谷川は今まで何回もやっていて、礼金を裏でもらっているという話も出ているが当然だと思う。鈴木の金は全てが裏金である》(関係者より)

《鈴木は、宝林株の取得の際に外資系投資会社の常任代理人に就いた杉原正芳弁護士とは一面識もないと言っているが、何故、紀井の名前が大量保有報告書に出ているのか? 紀井は鈴木がスカウトして株の売りを任せた人間で、そもそも鈴木の人脈ではないか。杉原との接点について、鈴木は何の説明もしていないどころか、話したこともないし知らないとまで言っているが、確認すればすぐに分かることだ》(S・Aさん 男性)

《天野が鈴木には内緒でA氏と会い、多くの真実の証言をした事実が鈴木に発覚したことで、鈴木から「A氏とはもう二度と会うな」と厳しく叱責されたというが、それこそ鈴木は自分の主張していることがウソであることを自白しているようなものだ。鈴木と天野の間に深刻なしこりが残ったというのも当然だったろうが、それが天野の死亡につながったというのは容易に推測できることだ》(I・Gさん 男性)

《鈴木は西に代理権を授与したことなど一度もなかったと言うが、それもほぼウソである。合意書を作成後に株取引を進める中で、A氏との接触を極力避けるために西に「海外に出ている」とか「都内のマンションの1DKで一生懸命に頑張っている」と言わせていたのは鈴木自身である。利益の分配金に期待があったとはいえ、西の遺書には鈴木への恨みがこれでもかというくらいに書かれていることを鈴木はよく分かっているはずだ。西にバレると思うとき以外は西を代理人にしていたことは最初からの約束事であった》(関係者より)

《西は、鈴木は頭が良いとか才覚があると言っている時があったが、ただの悪賢い、人道を知らないクズではないのか。自分の利益獲得でウソを繰り返し、周囲の関係者を裏切り、揚げ句には自殺者、不審死者、行方不明者をたくさん生み出すなんて、とても許されるものではない。そしてそんな鈴木に加勢した長谷川弁護士も平林弁護士も鈴木を勝たせるために弁護士の道というより人間の道を大きく踏み外したことを自覚すべきだ》(H・Rさん 男性)

《鈴木はA氏の背後に暴力団が控えていると力説して、鈴木の家族に危害を加えられる危険を感じたとまで述べているが、それが本当なら、平成14年6月27日の3人の話し合いで一言も出ないはずがない。その話は全く逆で、鈴木自身が周囲から恐れられているのではないのか》(K・Iさん 男性)

《西がA氏の金主元を暴力団と明言しているが、西が生きて証言台に立っていたら、何と応えるのか? 死人に口なしで好き勝手放題のことを言っているとしか思えないし、第一、西が鈴木に宛てた遺書にはそのような趣旨の文言が一字でもあったか? 度が過ぎたウソは命取りになりかねないことを、虚偽のストーリーを作った長谷川弁護士も自覚した方が良い》(D・Oさん 男性)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(10)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《鈴木と長谷川の「質問と回答書」(乙59号証)はひどすぎる。確認書の正当性を自殺した西からの聞き取りで裏付けるという手法が裁判で通るなら、何でもありじゃないか。こんなにウソだらけの書面をよくも証拠だと言って出せるものだ。長谷川が鈴木に指示を出して、鈴木が応じた結果に違いないが、長谷川は弁護士を辞めるべきだ。歴史に残るほどやり方がひどすぎる》(G・Sさん 男性)

《A氏側の代理人、中本弁護士はおかしいと思います。なぜA氏に「質問と回答書」(乙59号証)の反論をさせなかったのでしょうか。A氏にとって重大な問題を放置したら利益相反を疑われるのは当たり前のことでしょう》(H・Yさん 女性)

《A氏側に数多くの証拠があって負けるわけがないと関係者全員が考えるのは当然の成り行きだった。しかし、中本弁護士の手抜きも甚だしく、長谷川弁護士も悪すぎるが、能力の差は比較にならない。長谷川は、次回の審理期日を決める際にも、自分の都合を優先したり、高齢を理由に期間を開けようとするなど傍若無人だ》(関係者より)

《昔、その世界にいた者から言わせてもらう。鈴木よ、お前さんは裁判で具体的な名前を出したようだが、その意味を分かっているのか? 本当のことならまだしも、言っていることがウソだらけで、きっちり責任を取らなければいけないというのはどこの世界でも同じだ。長谷川も同罪だ》(匿名希望)

《弁護士というのは、いざとなると全く信用できない。長谷川のやり方は悪質過ぎて、ひょっとすると中本も裏でつながっていると思われても仕方がないくらいに真剣に取り組んでいないと疑ってしまう。「質問と回答書」に反論しなかったら、これだけでも敗ける可能性が高いことくらい分からないはずはなく、何のための弁護士か》(関係者より)

《裁判に勝つために原告を反社会的勢力の人間であるかのように仕組んで、その際に暴力団と組のトップを名指しで明らかにしているが、鈴木は本当に大丈夫なのか? 鈴木は強迫されて和解書を書かされたと青田の話に便乗したが、実際に鈴木は逆に「今、ここで死ねるか」と西を脅かしているではないか。録音テープ10本以上が見つかり、何人もが聞いている。それですべてが分かる。鈴木も長谷川も勝訴の判決を取るためとは言え、ここまでのウソを構築して勝負をかけたのだったら、覚悟は決めていると思うが》(匿名希望)

《鈴木という人がいくら上手に嘘をついても、つじつまが合わないことだらけで、今後A氏がマスコミ関係の取材を受ければ、新事実がいくらでも出ると思う。平林、長谷川の両弁護士が寄ってたかって知恵をつけて鈴木氏に証言させたのでしょうが、しかし、そうなると、弁護士たちは懲戒を免れないし、鈴木氏も認めているようにA氏にはいろいろ世話になってきたのですから、このようなやり方が許されると本当に考えているのか疑問でもあります》(C・Fさん 女性)

《A氏の会社で弘道会のトップとのツーショットを見せられたと鈴木は言うが、ヤクザの事務所じゃあるまいし、そんなこと誰が真に受けるか。鈴木はいつ、どういう状況でA氏から写真を見せられたのか? もしそれが事実なら、鈴木はその後もA氏や西と付き合いを続けないはずだし、何故、A氏に質問しなかったのか。作り話は辻褄が合わなくなるものだが、間違いなく鈴木と長谷川弁護士は暴走し過ぎた。A氏の弁護士は乙58号証と乙59号証に対してA氏に事実確認をしないことは、弁護士としての職務放棄だ。長谷川とつながっていると疑われても仕方のないやり方だ》(U・Aさん 男性)

《今や情報が世界中に拡散されつつある中で、こんなひどい裁判がこのまま終結したら、日本の裁判は100%信頼をなくし、法曹界だけではなく日本の国そのものが世界の笑い者になると思う》(K・Oさん 男性)

《法廷荒らしというのは、どちらかと言えば正義感の強い弁護士に形容されると思っていたが、長谷川の場合は全く逆で、度を越した創作で誹謗中傷をすることはいくら何でも許されることではない。鈴木から想定外の報酬をちらつかせられて目がくらんだか? 裁判は勝てば良いっていうものではないはずだ。法治国家を謳う日本のレベルが問われる問題だ。長谷川や平林のような弁護士は排除されるべきで、懲戒だけで済まされる話ではない》(W・Fさん 男性)

《海外に流出させ隠匿したという資金を、国税は早く摘発して欲しい。鈴木もさまざまにロンダリングしているに違いないだろうが、茂庭や金融機関担当者ほか関係者に協力させて全て洗い出しをするべきだ》(Y・Aさん 男性)

《鈴木の代理人に就いた弁護士と青田は、本当に最悪だ。A氏の弁護士等も全く弁護士として論外と思うほど歯がゆさを感じるのは関係者や読者全員ではないのかと思う》(A・Iさん 男性)

《鈴木は平成11年9月30日付の確認書でA氏への債務は完済したと言っているが、総額28億円余りの債権に対して15億円を払って、何故、完済なのか? それに、同日付のA氏宛の確認書があるほか、鈴木は西から手形と確認書を受け取った直後にA氏に電話を入れて礼を言っているのに、A氏の弁護士は何故強く反論しなかったのか?》(S・Eさん 男性)

《この「質問と回答書」で鈴木は平成14年3月頃にA氏から電話があって会ったと言っているが、A氏との面会の事実は一切無く、その後に鈴木が言っている事実関係は全てデタラメな作り事ということになる。そんなウソの塊みたいな書面を、鈴木も弁護士も良く証拠だと平気で裁判所に出せたものだ》(O・Hさん 男性)

《鈴木は平成14年3月頃にA氏から呼び出しを受けて会ったとしているが、そうであればA氏には鈴木に聞かなければいけないことが沢山あったはずで、真っ先には西が逮捕された直後だけに株取引の経緯。さらには債務の返済に関連しても例えばピンクダイヤと絵画、時計のことや手形に関わる公正証書の作成の件もどうしたのかと聞いたはずで、「質問と回答書」に書かれた内容は鈴木の嘘を追認するためだけのことで全く整合性がない。全くの作り話であることは一目瞭然で、それを知ってか知らずか、A氏の弁護士が何の反論もしないのは弁護士の資格なしと言わざるを得ず、また長谷川は今までにも同様のやり方をしてきたと思うが、一日も早くバッジを外して責任を取るべきだが、それだけでは済まない》(H・Yさん 男性)

《鈴木義彦さんがA社長と平成14年3月に会ったという話は嘘だと思います。西さんと鈴木さんは何度も店に来ていますが、西さんは私には仕事の話をよくされていて、A社長のこともよく話に出ましたが、A社長が自分から鈴木さんに電話をすることは一切ないはずです。鈴木さんは西さんを「西会長」と呼んでペコペコしていましたね。何か頼み事が多かったように思います。同時に鈴木さんが悪質だと思うのは、志村化工株の相場操縦で西さんが逮捕されたことを他人事のように済まそうとしていることです。西さんが残した鈴木さんへの遺書を読むと、鈴木さんを許せないと思い、どうしようもない怒りを感じました。志村化工株は鈴木さんが仕掛けたもので、西さんが東京地検検事に鈴木さんの名前を出さなかったから助かったというのが実情だったのです。商売柄で事件師のような人たちを大勢見てきましたが、ここまで悪い人間はいないと思いますし、鈴木さんのウソは絶対に許されることではないはずです》(クラブの女性経営者より)

《15億円という金額はとても巨額で、そんな金の授受がいつ行われたのかを間違える人間はいない。鈴木は和解協議の場でも、その後にA氏に送った手紙でも宝林株の取得は西の実績であり、資金をA氏に出してもらったことも認めていたのだから、それは当然利益の分配がA氏になければ辻褄が合わない。そして、15億円の授受を9月30日にしたのは平林弁護士や長谷川弁護士の悪知恵であって、そのような強引な主張でもしなければ、鈴木のウソを隠すことはできないと長谷川と鈴木が考えて創作したとしか考え難い》(H・Yさん 男性)(以下次号)

 

読者投稿 「鈴木義彦」(9)

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記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《地裁、高裁の6人もの裁判官が合意書、和解書に記された文言を無視して、A氏、西ほか紀井や天野の真実に一切目を向けないで、訳の分からない強迫や心裡留保でまとめた理由が全く分からない。関係者や読者には全く理解できない判決となっている。特に品田裁判長がどのように考えたのか、万人に分かる説明が絶対に必要不可欠である》(G・Fさん 男性)

《裁判官は鈴木や平林が言っていることが二転三転していることに気づかないのか、目を通していないのか、それともほかに理由があるのか。特に重要なことが二転三転したことには大きな理由があることくらい分からないはずはないと思う。鈴木の変転ぶりは長谷川、平林、青田の影響があったにしても、ここまでウソで固めた話は有り得ないことだ》(J・Aさん 男性)

《株の売りは全てと言って良いほど紀井がやっていた。裁判でも詳しく説明しているのに、裁判官がまともに受け止めていない理由は何か。証人がウソをついたら偽証罪になるし、そんなことはしないはずだ。もし裁判官の言っていることが正しいなら、何故、紀井を偽証罪にしないのか? それに、実際に株の売りをやっていた紀井の方が鈴木よりはるかに詳しいはずだ》(関係者より)

《鈴木は金を借りて返済するときは1/10か1/20にするという。知人などから借りた時には「今だったら友人に借りて返せるが、今後はどうなるか分からない」と言って、金利どころか元本の10%とか5%で片づけるのは極めて卑劣なやり方だった》(側近より)

《鈴木は買い支えを認めている。西と紀井の確認で損失の58億は認めた。和解書作成の数日後、鈴木がA氏に架電してきて株取引の買い支え損失は、西は70億と言っていたが、正確な金額はいくらかと尋ね、A氏が西と紀井に確認後58億数千万円と伝えると、鈴木は「利益からその額を差し引いて3等分しないといけませんね」と言ったので、A氏も「それが合意書で決めたことだ」と答えている。この電話でのやり取りを始め何本もの録音したテープを私を含め何人もが聞いている。買い支えが無ければ、平成18年頃までに470億という利益は出ない。こうした経緯が裁判でも陳述されているはずなのに、裁判官は何故証拠として採用しないのか、不可解だ》(関係者より)

《平成9年頃、10日で1割の金利でも借りるところがなく、西にA氏を紹介させ、A氏が元金も金利も返済が無くても催促を一切しなかったという。そんな人間はいないことを鈴木は承知していたから、和解後にA氏に送った2通の手紙にも「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く」と書かれている。鈴木がA氏からこれだけのことをやってもらっていたことを平林も長谷川も知らないはずだ。A氏には証拠が山ほどあるのに、鈴木は証拠と言えば、平成11年9月30日に西経由で頼んだ「確認書」のみ。これも別に「便宜上作成したものである」という西の確認書が同日付で作成されA氏に渡されていた。しかも同日、鈴木は「無理なお願いを聞いて戴いて有難うございました」と電話でお礼を言っている。本来、確認書は税務署対策にはなっても他には何の効力もなかったはずで、それを文字通り債務完済に使うなんて、鈴木はなんて恥知らずなんだ》(U・Rさん 男性)

《親和銀行の不正融資はトータルで100億円以上。このやり方も悪すぎる。17億円を払って和解、20億円強の損害を与えた山内興産にも4億5千万円で和解したので執行猶予がついたが、この金は3人で交わした合意書に基づいた株取引の利益の一部で、鈴木が2人の同意なしで使用したのは横領になる》(S・Wさん 男性)

《平成10年5月28日(鈴木の逮捕の3日前)、鈴木は土下座して涙を流し、8000万円を借りた(A氏は鈴木の逮捕を承知の上で貸した)。そのような人間に対してプロの金融屋とかバックが暴力団の金貸し等とよく言えると思う。それにピンクダイヤモンドと絵画を合わせて3億円で買ってもらい、3億円を受け取ったにもかかわらず、鈴木は「絵画は近々持参します」と言っておきながら一度も持参しなかった。絵は見ないで買う人がいるか。鈴木が困っていて、金が要ると言うので言い値で買ってあげた。ピンクダイヤモンドも逮捕の3日前に「売らせてください」と言って持ち出し、そのまま返していない。それでもA氏は催促を一度もしなかった。こんな人がいると思うか。長谷川についても、ここまで悪い弁護士はいないと思うが、鈴木や青田も悪すぎて、こんな人間たちは他にはいない。時計も、定価が40億以上のものを4億円で卸してくれたのは、原価を切ってでも困っている鈴木のためにやっていることが分からないのか。鈴木は時計の一部の3セットを6億円にしている》(関係者より)

《親和銀行事件でも仲間を裏切っている。若いころは暴走族をやっていたようだが、暴走族のトップは男気があり、何かあれば自分が責任を取るような男が多かったようだ。鈴木は責任逃れがこのころから得意で、自分さえよければ周りはどうなっても良いという人間で、両親の育て方に大きな問題があったのではないのかと、エフアールの前身の富士流通時代の社員たちは知っていたので、長くは続かずに辞めたという。鈴木の父親も息子と青田はまともではないと言っていたが、天野は常識がありまともな人間と言っていたようだ》(関係者より)

《鈴木は金を借りる際に、「急いでいる」と言って借用書も書かないことが多かったと側近が言っているが、西の奥さんから借金する時も借用書を書いていない。何から何まで全てやることが悪すぎる》(G・Dさん 男性)

《品田裁判官の姿勢が全く理解できない。こんな判決を出す裁判官がいるなら、日本の法曹界は恐ろしい。それに一審の2人の裁判官、高裁の3人の裁判官も盲目かと言いたい。日本の法制度は一体何なんだ。裁判官には使命感はないのか》(F・Yさん 男性)

《品田裁判官と長谷川はつながっているのではないか。(注この意見が多く寄せられている)2人とも正しいことをしていると言うなら、長谷川の法廷での言動はどうなのか。裁判での態度、そして普段着というより不良の若者のような服装で法廷に臨むのは何なのかと思う》(関係者より)

《宝林株の取得金3億円をA氏が出したことは、鈴木は最後には認めている。それに10億円を出して西に合意書の破棄をさせたことも認めている。和解書では合意書に違反したことも認めている。利益より、買い支え資金(自分の分のみで58億円)これを引いて3等分しないといけないとも電話で認めている。和解書作成後、A氏に対して支払い方法を相談している。2通の手紙で「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く」と言っている。さらに、西に「この場で死ねるか」とも言っている人間が何故正しいのか》(Y・Eさん 男性)(注:同趣旨の投稿が多数ある)

《鈴木についてのすべてのウソがバレていることが何故、平林、長谷川、杉原、青田、品田他5人の裁判官には分からないのか。これほど分かり易いことに、何故、このような判決が出るのか、全てがグルと思われるのは当然のことだ》(I・Gさん 男性)

《西が10億円を(A氏に)渡せば片が付くようなことを言っているが、和解時のテープ(最後の部分に入っている)を聞けばすべてわかる。それに15億円の借用書とのつじつまが合わないので苦し紛れにA氏の言う通りを但し書きに書いた等とまで言っているが、25億円を2人に、その後20億円については西の言い方が悪いので和解書には書かないという人間が西の遺書を見て、よくこのようなことが書けると思う。それに、A氏の弁護士は何をしていたのか》(関係者より)

《平成9年10月15日付の3億円の貸し付けは、エフアールが借主で連帯保証人が鈴木となっていた。鈴木はA氏に「借主は鈴木さん本人ではないか」と問われ、「書き直します」と言ったが、A氏が「双方が分かっているのでこれでよい」といった。このことも裁判官はエフアールの負債と判断しているが、裁判官に連帯保証人の意味が分からない訳はないはずだ。それに、鈴木が認めていることも認めないのは裏でつながっているとしか誰もが思わないほどひどい判決、誤審であると言わざるを得ない。おかしいところが何十か所もある》(関係者より)

《長谷川弁護士は、この裁判で本当に悪徳弁護士のレッテルを貼られるはずだ。平林弁護士も近いものがある。杉原弁護士にも影響が出るはずだ。3人の弁護士も鈴木の言い訳も通らない。また裁判官についても問題になるはずだ》(S・Wさん 男性)

《鈴木の証言で平成14年3月だけは「頃」と言って日時を特定していないが、バレると思ってそうしたのではないか。長谷川も鈴木もここまでの作り話をよくできると思う》(O・Hさん 男性)

《5、6年前の東京アウトローズの記事(西氏の自殺)に対し、鈴木が裁判に完勝したとしてプロバイダーに圧力をかけて記事を削除させた。その数か月後に東京ダークサイトで記事が掲載され、鈴木、西、A氏の関係が細かに書かれ、全ての証拠についても詳細が明らかになったが、鈴木より何一つ反論ができない内容であり、実際に一つでも反論があればするはずだが、一切していない。何故なら証拠となる書面やテープがあるからだ》(関係者より)

《借金だらけで、10日で1割の金利でも借りるところがなく、自己破産、会社倒産、自殺の道しかない頃に西と知り合い、田中森一を親和銀行の顧問に紹介することで100億円以上の融資を受けることができた。その他、西より多くの人間を紹介させながら、恩人に対して自殺に追い込み、あるいは資金面で全面協力してもらったA氏も完全に裏切り、今や、1000億円以上の金を海外の銀行にペーパーカンパニー名義の口座で保有している。こんな悪党は前代未聞だ》(関係者より 同様趣旨の投稿が多数あり)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(8)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《天野会長は赤坂では4、5軒の店に行っていたがA社長も赤坂によく飲みに行くと鈴木から聞いていたようで、どの店でもA社長のことを聞いていたようです。いつも4人前後で飲んでいましたが、店でA社長に会うたびに取り巻きを連れて挨拶をしていた。鈴木が独り占めした株取引の利益(約500億円)を、天野会長は「この金はA社長より運用させてもらっている」と鈴木から聞いていて、そのことでA社長にお礼を言っていた。その話は、私や店の店長を始めママやスタッフが何人も聞いていて、当店だけではなく赤坂では有名な話だ》(クラブ経営者より)

《和解書(西の顧問が作成)では、西も鈴木も合意書に違反したことを認め、鈴木が何回も時間をかけて読んでいるので、A氏が「文言を変更しても良いですよ」というと、鈴木は「大丈夫です。間違いありません」と言って2人はサインした。それが強迫や心裡留保になるはずがない。裁判官は裏でつながっているという意見も多いようだが、当然のことだと思う》(関係者より)

《7年間も間が空いたのはおかしいと裁判官は判決で言っているが、その判断はおかしすぎる。それに原告の弁護士は何のための弁護士か分からん。鈴木がずっと逃げ回っていたのを何回も興信所を使ったり、警察から電話を架けてもらっても出てこない人間を正しいと言うのか。それに10本以上のテープが後日見つかり、何人もが聞いているという。また、証拠もそれぞれについているのに本当に裁判官6人、特に品田裁判長は全てのチェックを全くしていないとしか言いようがない》(I・Jさん 男性)

《鈴木についた3人の弁護士は懲戒で、鈴木、青田は名誉棄損、損害賠償請求で訴えられるようだが、楽しみだ》(関係者より)

《利岡の事件も鈴木が金を出し、青田が暴力団の楠野伸雄に頼んだことはバレバレではないか。だから、青田は楠野に20年来の付き合いは一切なかったことにして欲しいと頼んで口止めしたが、いまだに付き合いがあるようで、青田は海外でも悪いことにこの連中を使っているとの情報が入っている》(関係者より)

《鈴木の性格から言って、この男と知り合って幸せになった人間は一人もいないと思う。2人の側近も死亡(天野は自殺? 大石は事故死?)し、他にも自殺、不審死、行方不明が多すぎる》(S・Aさん 男性)

《金融のプロが年15%で遅延損害金年30%、担保も特に取らずに貸すことはない。暴力団絡みの金融屋では月に15%(30%)でも貸すことはない》(金融業者)

《西の遺書はA氏、鈴木、鈴木の実父、青田、茂庭宛に送ったほかにもあるが、西の直筆の文面には「オマエは本当に前例のない大悪党だ」とあり、この一言がほぼすべてを物語っている》(関係者より)

《和解後に鈴木が書いた2通の手紙でも、ずいぶん勝手なことを書いているが、強迫、心裡留保等に当てはまることは一切書かれていない。西と紀井が自分(鈴木)のことを国税や金融庁にチクったようなことを言っていたが、鈴木は被害者を装ってやっていることが悪すぎる。西と紀井が税務署へ情報漏えいしたことはなかったが、裁判官はどう捉えたのか》(関係者より)

《日本の裁判所はこれでよいのか。一審での判決は品田に大きな過ちが多くある。二審でも一切の検証をしていない。誤字、脱字のみの修正。本当にこれでよいのか。最高裁長官の立場がないのは指導に問題があるということか。日本の法曹界は世界よりいったい何だと思われる。どこの国でも裁判は証拠が一番のはずだが、この裁判は全く違っている》(J・Fさん 男性)

《強迫、心裡留保については明確な説明が一切ない。鈴木の証言はほぼ全てウソということが分からないはずがない。それに証拠は便宜的に作成した確認書のみ。これで完勝と鈴木は言っているが、被告弁護士や裁判官たちは恥ずかしくないのか》(D・Uさん 男性)

《鈴木や弁護士はA氏のことを金融のプロなどと言って印象を悪くしようとしたが、1回も手形の支払いや金利も払われていないのに、それ以上貸す金融業者はいない。よくこんなことがよく言える。何から何まで、誰もやらないことをA氏にやってもらっていて、催促だって一度もされていないことを鈴木は百も承知しているではないか》(関係者より)

《鈴木の愛人(サラ)に毎月50万、鈴木の父に60万の給料を西に要求して FEAM社で働いているという名目をつけたが、同社にも全ての費用で総額7億円以上をA氏より出してもらっているのに、ここまででたらめな人間はどこを探してもいない。反省するだけでは済まない》(R・Dさん 男性)

《西は、鈴木が利益を折半すると言っていたが、取り敢えず1/3は合意書にも書かれているので香港で受け取る予定で行ったが殺されかけた。事件の黒幕は、やはり鈴木しか考えられない》(U・Hさん 男性)

《株の売りをやっていた紀井は平成18年当時、利益が470億円以上と明言していた。鈴木は紀井にもスカウトする際には利益を折半しようと言っていたが、実際には1/10どころか1/100にもならなかったとこぼしていたという。紀井は「鈴木は金銭欲が強いのは仕方ないとしても、度が過ぎると毒でしかない」と表現していた。紀井が年間6000万円位で、鈴木はその100倍以上の60億円以上を毎年のようにオフショアカンパニーに蓄えて、税金は一切払っていないようだ。紀井が一人で株を売ったのは事実である。株を高値で処分しているから全ての利益は分かっているはずだ》(関係者より)

《鈴木は手紙の中で「自分一人で立案した」と言っているが、最初の宝林は西の提案と和解時に認めている。鈴木が一人で立案というのは、海外のオフショアカンパニー約100社に送金するだけのことではないのか。株の売りも全て紀井ではないか。紀井には利益を折半すると言いながら、1/100以下ではないか》(Y・Sさん 男性)

《青田の悪さは半端ではない。赤坂マリアクリニックを乗っ取り、他にもいろいろ悪どいことをしているとの情報が沢山あるようだ。青田と鈴木の2人は早く逮捕されるべきだ。青田は赤坂マリアクリニックの院長の自宅へ不良を何人も連れて行き「出て来い」「殺すぞ」などと怒鳴り散らしたりして、常にこのようなやり方で一般人を脅しているようで、関連情報が入っているならどんどん出してほしい》(N・Gさん 男性)

《裁判でもまずくなると口封じをすることは鈴木の常とう手段か。大石高裕(側近の専務)には西を介して5000万円を渡し、その後、車の事故で死亡したが、これも疑いが晴れない。常務の天野の京王プラザでの自殺と同様だ》(H・Dさん 男性)

《細木数子ともつるんでいるようで、億単位のプレゼントをしている(海外での資金の隠し方や精神面での相談と言われている)のは興味深い。そろそろ細木数子にも被害が及ぶのでは》(S・Iさん 男性)

《鈴木の記事はアウトローズの頃より見ていたが、今は東京ダークサイトでより詳しく長期間掲載されているので通しで10回以上も読んでいるが、鈴木の人間性、平林や長谷川の弁護士としての対応、青田の暴力団でもやらないような、金のためなら何でもウラの人間にやらせるというやり方などがいつまでも問題にならないと思っているようだが、これら4人は大変な思いをすることになると思う。それに、品田裁判官ほか5人の裁判官もタダでは済まされないと思う。原告の弁護士も何のために弁護したのか本当によく分からない》(A・Oさん 男性)

《記事を読めば、鈴木の多くのウソに気づかない読者は一人もいないはずだ。長谷川、平林も大いに反省するべきだが、それだけで済むはずがない。青田は話にならず論外だ。今後、どんな成り行きになるのか興味を持っている読者は世界中に沢山いるようだ。最近の「弁護士も裁判官も弾劾する」の記事を読んだが、鈴木と長谷川の悪さが際立っている。今後も期待する。何よりも面白い。テレビでもドラマ化される可能性だってあるのではないか。A氏の協力があれば実現しそうで楽しみだ》(A・Kさん 男性)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(7)

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記事タイトル 極悪!! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体

《鈴木をよく言う人間は一人もいないのは当然のことだ。青田も鈴木の性格を知っていて、持ちつ持たれつでお互いに都合よく付き合っているだけで、お互いを心底信用していないから一旦2人の関係に亀裂が入れば、すぐに崩れそうだ》(注:隠匿した株取引の利益について、鈴木は紀井と茂庭に「青田は口が軽いから、絶対に言うな」と口止めしていた。親和銀行不正融資の発端となった美人局の隠し撮り(青田が実行犯)を鈴木は西に話している)(E・Kさん 男性)

《西と3人で「合意書」を交わしたにもかかわらず、鈴木は「西さんも社長に返済したら、取り分が無くなるので合意書は破棄して2人で折半しよう」と持ち掛け、西をその気にさせ……志村化工株相場操縦容疑で西は鈴木に懇願されて一人罪を被ったが、執行猶予が解けた後に利益分配を鈴木に求め、その受け取りで香港に行き殺されかけた。帰国後はさらに尾行がつくなどする中で鈴木から利益分配を延ばされ続け自殺に追い込まれた。鈴木が青田に尾行の指示をしていると鈴木の側近より西は日時を知らされ、尾行は毎日のように繰り返されて心身ともに追い詰められたのではないか》(G・Hさん 男性)

《鈴木は東京ダークサイトの記事に反論できない。出来るはずがない。今までは長谷川弁護士と度の過ぎるウソを構築してきたが、この弁護士にも(多くの鈴木の嘘が)判明して、これ以上鈴木と歩調を合わせたら自分も大変な事になると思い始めたのではないかと思う》(I・Fさん 男性)

《多くの取材記者たちの中では、何十年の経験の中でここまでの悪党はいなかったという意見が圧倒的だ》(関係者より)

《東京アウトローズと同様にプロバイダーに圧力をかけ記事を削除させても、鈴木のような悪党には多くの取材陣が攻勢をかける構えに違いない》(D・Yさん 男性)

《鈴木の悪事がどんどん世界中に拡散して、そのうち止めようが無くなり、鈴木自身も西や天野を追い詰めたと同様に、今度は自分が追いつめられることになると思う。それは自業自得だ》(Y・Jさん 男性)

《弁護士、特に長谷川と平林は今後、大変な思いをする。杉原弁護士にも近いものがある。青田もノミの心臓と言われているくらいで、身の置き場が無くなるのではないのか》(E・Sさん 男性)

《これだけ多くの証拠で何故、裁判官には真実が見えないのか? 裁判官は盲目か。家族や親族、縁者のためにも裁判官として良くないと思わないのか》(U・Bさん 男性)

《鈴木よ、オマエは必要な時に必要なだけ金を借りて、在庫の物品も言い値で買ってもらって、借金に対しても一切催促なしで、揚げ句にこのようなやり方をする奴は世の中広しといえどもオマエと青田ぐらいしかいないと思う》(W・Sさん 男性)

《西に渡した10億円も「合意書」破棄の金とは……。それも辻褄合わせに「言っていない」とか「その日は会っていない」とか裁判で証言をして、確定日付を見て何とも思わないのか》(Y・Hさん 男性)

《本当に世話になった西とA氏には申し訳ないと思わないのか。確かに鈴木にも西に対しては言い分があるかも知れないが、西も鈴木のことを庇ってA氏に多くのウソをついているので、ある意味鈴木と西はどっちもどっちだが、ずる賢さでは鈴木以上の人間はいない。親和銀行と山内興産、それに特にA氏にはどれだけ迷惑を掛けたら気が済むのか。それに、反省するどころか長谷川と組んでウソだらけの陳述書(乙59号証)を作成するとは、いったい何なのか。恩を仇で返すとはこのようなことだと、弁護士をやっていて分からないのか。長谷川は恥を知るが良い》(R・Dさん 男性)

《鈴木は本当に困ったときは、A氏に土下座して涙をこぼして助けてもらっているが、逆の立場になっときには相手を足蹴にするような人間だ》(S・Jさん 男性)

《鈴木はエフアールの株主、社員、側近その他友人知人がいても、本当の友人知人はいないと思うのは、全ての人に迷惑しかかけていないはずだからだ。オマエは恩義という言葉を知らないようだ》(F・Iさん 男性)

《鈴木が1000億円以上を裏金にできたのは宝林株のスタートがきっかけで、それを西が作ったことは最後には認めたが、最初の資金の出所を何回言い換えたか。4~5回言い換えている。この金がスタートの金で、ここから始まっている。A氏に対してどれだけ世話になったのか、分かっているのか。お前のような人間は毎日、仏前で手を合わせて西や天野、大石ほかの犠牲者に対して死ぬまで償いをしろ》(G・Iさん 男性)

《合意書を作成したのがきっかけで、今や鈴木は1000億円の金を掴んだが、この合意書のことを「忘れていた」などとよく言えたものだ。合意書が無ければ、A氏が207億円もの金を買い支え資金に使うわけがない》(O・Kさん 男性)

《鈴木が親和銀行事件で実刑にならなかったのは和解金17億円を、山内興産事件でも4.5億円を払ったからで鈴木は助かったが、その金はA氏が最初の宝林株取得の3億円と買い支え資金(207億円)を出したから得られたものではないか。平成18年頃で約500億円儲かったというなら、A氏や西には株取引の銘柄ごとに分配する約束になっていた。利益を独り占めするとは、これ以上の悪党はいない。しかも、10日で1割以上の金利でも借りられず会社は倒産、自己破産、自殺以外に道はなかったはずだ。その時、西の紹介でA氏に全てを肩代わりしてもらって、こんなことが良くできると思う。その原点を思い出せ》(H・Aさん 男性)

《10人近い愛人を作って一人はドムス南麻布に住まわせたり、モナコに数十億のコンドミニアムを買ったり、F1のスポンサー(100億円規模)になると話すなど、A氏や西を騙してよくできると思う。西やA氏に会わなかったら、誰も相手にしなかったはずだ》(R・Sさん 男性)

《鈴木は香港の件で殺人犯に仕立てられそうになったと言っているが、西は株の利益分配があるので鈴木の名前を出していない。(香港事件の)犯人にされそうになり(和解書に)サインした……そうであれば、西は香港警察に鈴木の名前を出しているはずだ。しかもA氏を外して2人で分ける話とは、いったい何なんだ》(Y・Uさん 男性)

《西が奥さんへの置手紙で「(鈴木から)30億円もらった」と書いているのが後日判明したが、これは株の分配金以外には無いと思う。そうであるなら、何故A氏には渡していないのか》(I・Fさん 男性)

《西は207億円をA氏から株の買い支え資金として出してもらって、鈴木の指示で70億円(58億円)の損失……、他は西が自分勝手にやったようだが、3人で交わした合意書に基づけば株取引の利益よりコストの207億円を引いて3等分するのが本当ではないか。このことから、西は25億(和解書での支払約束)と137億5000万円(鈴木と西の密約での西の取り分)をA氏に債権譲渡している。西はそれまでに116億円の借金があり、それに207億円の買い支え資金があったからだ》(関係者より)

《平成18年10月16日に和解書を作成して、その1週間後の10月23日にA氏の会社を訪ねて、鈴木は「外国に口座を作って欲しい」「日本へ運ぶのは大変だから」と言っているが、勝手に自分の判断で茂庭を使って海外へ運んだのだから自己責任だ。鈴木の音声が入ったテープが多く存在するのに、何故強迫とか心裡留保になるのか。この判決は色々なポイントで誤った事実認定が多すぎる。A氏や紀井には犯罪歴はないが、鈴木は親和銀行事件だけでなく、今までマスコミに取り上げられた疑惑だけでも10件以上もあり、ほとんどそれを金で口封じしてきたのではないのか》(H・Rさん 男性)

《青田というチンピラは、鈴木が株取引で上げた利益額を知らないで、鈴木に「あんちゃん、俺に任せてくれたら、うまくやってやるよ」くらいのことで好き放題の嘘を並べ立ててA氏との交渉を混乱させたが、利益額を知ったら、今度は鈴木を脅すくらい平気でやる人間だと思うが?》(E・Gさん 男性)

《平林もA氏に「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか」という話を出している。他にも鈴木の債務についても4回ほど額が変わっている。それに木川総長(習志野一家)と2回以上も会っているというのは何事か。一切反論をしていないことには呆れてものも言えない》(T・Jさん 男性)

《A氏の弁護士は能力不足か真剣さがないかのどちらかだ。青田がA氏と弁護士を名誉棄損と損害賠償請求で訴えたようだが、A氏が反論を出したら、すぐにA氏への請求が却下されたではないか。A氏の弁護士が陳述書を6か月も出さなかったようで、何を考えているのか分からない。この弁護士はA氏の関係者の陳述書もほとんど出していなかったというからいい加減すぎる》(関係者より)

《貸金28億1600万円に関連した証拠が多数あるのに、何故、15億で完済なのか。小学生の子供にも分かることである。判決はおかしすぎる。しかも15億円は株取引の利益で、計算上の鈴木の返済分は5億円しかなかった。平成11年7月30日、西が来社して15億円を持参。西と鈴木は5億円ずつを返済の一部とした。A氏は心遣いで2人に5000万円ずつ渡した。翌日の7月31日に鈴木は御礼まで言っているのに、金の授受を同年の9月30日にすり替えた。西がA氏に無理を言って作ってもらった「確認書」で、恐らく西は鈴木から金をもらっていると思うが、A氏は今まで鈴木からの返済(金利を含む)は受けておらず確認書は気が進まなかったのは当然だったが、同日付けで西がA氏にも確認書を出した。鈴木は西がA氏にも確認書を渡したことに気づかず、これで完済と言ったが、28億円が15億円になるはずがない》(G・Hさん 男性)

《鈴木はこれだけの金を出してもらい、元金と金利を一切払ってないうえに逮捕(鈴木はA氏から情報を聞いた)の3日前に8000万円を貸す金貸しがいるか。それに、長い期間、1回も催促されていない。さらに言い値で買ってもらったピンクダイヤモンドと絵画についても現品を返さず代金も払っていない。頼むときに土下座して涙ぐむ人間だったら、少しは恩を感じるはずだが、鈴木にはそれがない。時計の4億円も同様で、裁判官は何故こんな分かり切った事実を見逃すのか。裏があると思われるのは当然のことだ》(E・Jさん 男性)(以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(6)

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記事タイトル 〔悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟〕

《記事を読んでも種子田が債務を債権者に返済する気などないことが分かる。借りる際の担保物件がすぐには金にならないゴルフ場となれば、どうしようもない。揚げ句に病院を一つでも二つでも売却すると言いながら一切実行しない(注:牛久の病院だけでも売れば500億円以上になると何人もの債権者の前でいっていた)。やっぱり息子の吉郎の無責任さが一番罪が重い》(O・Yさん 男性)

《種子田が長い間、債権者から逃げ回っていたというのも問題だが、債権者の前にようやく姿を現した時に、何年も返済がなかった状況を無視して新たに借金を申し込むとは、いったいどういう神経をしているのか。しかも、債権者の知人にも声をかけ『手数料を払うから社長を説得してほしい』と依頼していたという話を聞けば、債権者でなくとも腹が立つ。種子田には真剣に返済をする意思がないことを白状しているに等しい。種子田が借金を依頼した時は真顔だったというが、誰だって「ふざけるな」と思ってしまう》(関係者 男性)

《種子田が病院を担保にすると強調して融資を受けながら、実際には息子の吉郎を病院の理事長に据えたまま、種子田と病院の関係を本格的に疎遠にして、債権者や債権者の多くの友人や知人から病院を守る態勢を作ったとのことだが、社会的、道義的にも通る話ではない。まして息子の吉郎が理事長に就いてきたのだから、種子田の債務に責任を負うのは当然のことだ》(関係者 男性)

《種子田には弁護士が15人ほど顧問に就いていたが、そのうち14人は種子田に愛想をつかして辞めていき、ただ一人関根栄郷弁護士だけが残った。関根が悪徳弁護士と言われるゆえんだが、種子田と関根は毎晩のように銀座のクラブ、あるいは若い女性とホテルのバーで飲んでいるところを頻繁に目撃されていた。飲食代は種子田が払う代わりに法律に触れるような悪事を関根がフォローしていた。別の記事にある鈴木義彦の代理人長谷川幸雄と同様で、この二人の弁護士はいつまでも最悪の弁護士として身内ばかりか法曹界でも語り継がれるに違いない》(元側近)

《企業のコンプライアンスが法律でも厳しく規定されている中で、種子田吉郎がグループの医療法人の理事長に居続けることが不可解でならない。政治の力か、それとも病院の医師たちが告発をためらう理由が他にあるのか》(O・Sさん 男性)

《何年も債務の返済をしなかったところで、ようやく「(平成10年の年末までに一部として)20億円を返します」と言っておきながら、実際には1億円しか返済しなかった。これでは債権者と言わずとも約束違反を問題にするのは当然だが、種子田はそうした事実を隠して、「1億円を返したら、たったそれだけか?」と言われたと周囲に愚痴をこぼした、というが、種子田の心根は明らかにねじれていて、まともじゃない。それが息子の吉郎にも遺伝しているのか、吉郎の対応も決してまともじゃない》(Y・Mさん 男性)

《債務を返済せず膨らむ一方で総額が300億円を超えていたころ、種子田は債権者に「金利分として毎月3000万円くらいなら支払える」と言ったことがあったが、債権者が「そんな金額では、あなたのために巻き込んでしまった友人知人に支払う金利分にもなりませんよ」と言って断ったのは当然だった。種子田が口にした3000万円というのは、息子の吉郎が病院に指示して種子田に渡すために用意させた6000万円の半分に当たる。そういうやり取りを聞いて、種子田が約束通り牛久の病院を売却すれば、すぐにも清算できるのに何故しないのかと思った》(元側近)

《債権者に偽名での領収書を依頼しておいて、周囲には「領収書もくれない」と債権者の悪口を言う。種子田のような人間とは真っ当な話はできないことが窺え、債権者も業を煮やしたに違いない》(M・Aさん 男性)

《一口に病院の買収というが、それこそ厚生省(現厚生労働省)や自治体の監視が厳しかったはずだ。種子田にはそれを潜り抜けるノウハウがあったのだろうか》(F・Kさん 男性)

《種子田吉郎も男なら、潔くきっちりと父親の債務を認めて問題を解決することを考えたらどうか。放置していても問題がなかったことにはならず、何時までもつきまとうものだ》(S・Uさん 男性)

《種子田益夫は、周囲にはとんでもない事件屋でも家族には心を架けたつもりでいたのだろうが、あまりにも長年にわたって周囲に迷惑をかけ過ぎた。その帳尻は、今、息子の吉郎が裕福な環境にあるに違いないから、しっかりと詫びて清算をすべきではないのか》(M・Sさん 男性)

《病院経営を軌道に乗せるために、側近の田中延和と秘書の梶岡の2人が尽力したというが、種子田吉郎はその恩義に報いたのだろか? 記事を読んでいる限り、それは少しも感じられないが、そうであればどこかで必ずスキャンダルを起こして躓くに違いないと思う》(K・Rさん 男性)

《悪事を働けば、必ず世間から制裁を受けるというのは当たり前のことだが、種子田吉郎のように「父親のトラブルは関知しない」と言って知らぬふりをしている人間を見ると、どうしても許せないと思う。吉郎がやっていることも立派な犯罪ではないか。そのような自覚はないのか。自分のやったことは自分で始末をつけなければ収まりはつかないことが分からない人間には理事長が務まるはずがない》(O・Eさん 男性)

《種子田益夫は病院を担保にすると言って債権者から多額の融資を受けながら、真面目に返済をしなかったためにいつの間にか債務総額は巨額になってしまった。債権者には「いざとなれば病院を売却して返済に充てます」という言い訳まで用意していたので、債権者も種子田の言葉を信用して待ってしまったが、種子田にはその気など全くなく、20年以上も債権者から逃げ隠れを繰り返してきた。しかも、種子田の長男吉郎を筆頭に長女の益代、次男の安郎、さらには吉郎の子供(息子2人と娘1人)まで相続を放棄する手続きを取っており、債権者が病院には手を付けられないと思われるハードルを設けたのだ。これは益夫と吉郎が以前から周到に計画していたものに違いなく、吉郎は長男として、また病院グループを統括する理事長として実行したものだろうが、決して許されることではない。益夫の債務はあまりに巨額で、その全額を一括で清算するためには益夫が約束したとおり病院を売却するしかない。吉郎はその全責任を負っている》(元側近)(以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(5)

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記事タイトル 〔悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟〕

《病院を担保にする、いざとなれば病院を売却して債務を返済する、息子は自分が理事長に据えたから、いつでも病院を(父に)返すと言っている、などと言っておいて、種子田が債権者に言った言葉が「これから働いて返します」とは、なんという言い草だろうか。そんなダマシで片が付くわけがない。吉郎も父親から理事長というポストを与えられてのうのうとしているのではなく、解決策を考えたらどうなのか》(N・Mさん 男性)

《企業は大きくなっても、社会的信用を失ったらアッという間に潰れてしまうのはたくさんの例がある。病院も同じだ。吉郎自身のスキャンダルが信用を落とし、吉郎の責任問題が噴き出すに違いない》(K・Hさん 男性)

《種子田は「宮崎で車のミュージアムをやりたい」と債権者に言ったそうだが、車を数十台以上保有しているからと言って、仮にオープンしても採算が取れるものなのか。車はインターオートの一宮と東京の環八沿いの店に預けていたとあるが、インターオートの代表者は反社で有名な野呂周介だった。種子田は、車のファンの中にどうしても欲しいというマニアがいるかもしれないので、保有車全部を売ってしまおうとしてミュージアムを開くつもりでいたのかもしれない。種子田がその話を債権者にしたのも、債権者が興味を持って購入の気持ちを持つことを期待したのか》(F・Aさん 男性)

《種子田は事業家を装った詐欺師だが、病院に目を付けたきっかけは何だったのか? 暴力団と縁を切ると言って債権者から12億円も借りたのに、滝沢と手を切るどころか強力なガード役にして返済を先延ばしにした。(注:種子田への貸し付けは平成6年に始まったが、融資は膨らみながら返済がないまま平成15年には貸付金総額が300億円を優にオーバーしていた)息子の吉郎もそうした状況を身近で見聞きしていたはずだが「社長さんの関係者は金持ちだから、そちらで処理してください」なんていうセリフはどうやったら出てくるのか》(M・Oさん 男性)

《ネットで調べてみると、牛久の愛和総合病院はすごい規模で大きくなっている。病床数は489だが、介護施設ほかの付属施設が増強されており、診療科目も多くて全て賄ってしまうような印象がある。その成果はもちろん吉郎の力ではない。そうした実績が父親の問題を放置していると水の泡になってしまうことに早く気付くべきだ》(H・Sさん 男性)

《種子田が金融機関からの不正融資を受けて東京地検に逮捕起訴された当時、吉郎は何故、理事長の職を降りなかったのか。父親の益夫が裏で工作したかもしれないが、吉郎自身は社会的に責任を取るという認識を持っていないのか》(N・Kさん 男性)

《種子田の日常が仕手戦を仕掛ける相場師への資金融資でハイリスクハイリターンによる利益獲得を目指し、それを業とするほどにのめり込んでいたと記事にはあって、法的にも問題のある行動を繰り返していたともいうが、そうであったら行政機関が何故放置していたのか、怠慢としか言いようがない。地元の医師会も医師会だ。吉郎は医師の資格を持っていないというから、院長以下医師たちが声を上げないことがおかしすぎる》(M・Kさん 男性)

《種子田が債権者に「ゴルフ場を担保にする」と言っても、そのゴルフ場は会員権を何千人も水増し募集していて、実態は二束三文だった。揚げ句に債権者に会員権を売ってくれれば売り上げの大半を返済に充てたい、などと横着な依頼をしている。債権者は会員権の水増し乱売を知らず、逆にその後始末のための融資をしていたかもしれない。そう考えると種子田は明らかに悪質だ》(A・Gさん 男性)

《記事を見ると、牛久愛和総合病院の初代院長の村山良介、日本医師会の桧田仁、医師の永田勝太郎など錚々たる人たちが種子田益夫に頼まれ医師を派遣したり、病院の運営に協力したと証言しているのを、息子の吉郎は何とも感じていないのかな? たぶん今も病院の医師たちはこうした人たちの人脈がつながって勤務しているのだろうが、吉郎が父親に全ておんぶに抱っこで理事長の座にアグラをかいているとしか思えない》(関係者 男性)

《種子田吉郎が理事長を務めている病院グループは茨城(牛久)のほか宮崎、福岡、高知、新潟にあるが、それぞれの病院が別の法人格となっていれば、吉郎はどうして理事長を兼務することができたのだろうか? 法的には兼務することは原則禁止になっているはずで、これも、吉郎が理事長に就いたと同じ工作によるものと思う》(関係者 男性)(以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(4)

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記事タイトル 〔悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟〕

《種子田に買収した病院を資産から切り離す知恵をつけたという関根栄郷弁護士は相当のワルで、法律の抜け道をとことん知り尽くしていたのかと思う。しかし、弁護士としての倫理観から言えば最低の男で、債務の返済方法を指導するのも弁護士の仕事ではないか》(W・Sさん 男性)

《債権者は何故、種子田に息子の吉郎との面会や債務の連帯保証を取らせなかったのか。種子田は公共性を謳いながら、それでも借入金の返済方法が病院しかないと言い、「病院は息子に預けており、息子もいつでも返すと言っている」という種子田の言葉を信用して何人もが協力した。これで返済が無ければ、種子田親子は詐欺を働いたことになる》(A・Rさん 男性)

《愛和病院は茨城県内でも基幹病院として地域医療の重要な役割を持っている。種子田吉郎は、病院がそこまで成長するのにどれほど尽力したのか? その実績がなければ、理事長の資格には疑問符が付く。オーナーという呼び名には病院運営の全てに責任を持つ義務があるはずだ。職員の多くもこのまま無視するようであれば、医師たちも安心して医療に携われないはずだ家族や身内に対しても、このような病院で仕事をすることにプライドなど持てないのではないか》(I・Kさん 男性)

《種子田吉郎は医療の現場には全く介入できないだろうが、例えば人事面で病院長や幹部医師たちにものが言えるのか? 病院の経営で利益を上げるとすれば、医療器具やリネンの納入や配膳(給食)等の付帯業務を独占したり、付属の介護やリハビリの施設の開設などで稼ぐことになるのだろう。しかし、病院長や幹部医師たちとの関係が良好でなければ、トラブルがあちこちで発生しそうだ》(Y・Rさん 男性)

《茨城の県議会議員や牛久の市議会議員は、もちろん種子田吉郎と面識があって良く知っているのだろうが、吉郎をどう評価しているのかを聞いてみたい。「地域医療に貢献」なんていう表向きの話ではなくて、債務の責任をどうとるかを吉郎自身の言葉で語らせるべきだ》(O・Nさん 男性)

《宮崎市内の和風邸宅の競売(平成14年1月)では、種子田のダミーと見られる「汗牛社」が平成15年8月に自己競落して、その後の平成17年3月に息子(吉郎)が個人名義により売買で取得し、さらに同年12月に医療法人晴緑会(高知総合リハビリテーション病院と宮崎医療センター病院を経営)に転売したという事実は、まさに愛和病院グループのトップたる息子が種子田の支配下にあることを明確に示しているのではないか。和風邸宅は数十億円をかけ、隣接の洋館(別荘)も50億円、さらに海に面した洋風別荘にも約60億円の建築費をかけた。そこまで贅を尽くしておきながら、債権者には真っ当に返済をしなかった。私的財産となっている病院を息子(吉郎)が任せられている以上、息子は当然、父益夫の負の部分も引き継がなければ、いつまでも不当と言うレッテルは取れないと言わざるを得ない》(元側近 男性)

《種子田吉郎にとって最大の疑惑は医師の資格もないのに理事長に就任したという問題をどうやってクリアーできたのか、という点である。つまり吉郎が理事長に就いたのは“ウラ口”であり、そのウラ口は多分に違法性の高い特殊なものだったということになる》(S・Dさん 男性)

《種子田のボディガード兼運転手だった男が種子田から収監される前に『預かっておいてくれ』と頼まれた段ボール箱10数箱を、密かに債権者の会社に運んできた。それは、種子田の債権者に対する対応が余りに悪過ぎたからで、平気で人を騙し、金主から集めた金を病院の買収や設備の拡充で積極的に集中的に使いながら私的財産として誰にも渡さないよう工作する、などといったやり方が腹に据えかねたということだったが、その段ボール箱には種子田の悪事の全てが詰まっていると聞いている。これが公開されれば、吉郎もただでは済まないのではないか。種子田は何一つ反省しなかったようだが、ならば吉郎も理事長の座を降りるべきだ》(I・Kさん 男性)

《種子田のガード役をやっていた山口組芳菱会の最高顧問が『種子田のやっていることは、正直ワシも許せんと思ったことが何回もある。息子の吉郎は父親が病院を利用して債権者を騙していることを良く知っていて知らん振りを通している。種子田が病院も事実上の担保にして、いつでも必要であればお返しすると息子の吉郎が明言しているなどと言って時間を引き延ばしてきた。吉郎もそれに同調していたので、父親以上に悪質だ』と言った、という話を、当の吉郎はどう思っているのだろうか。この最高顧問が吉郎の話をするのは、吉郎と面識があるということだろうか》(I・Nさん 男性)

《種子田吉郎が一度だけ債権者に電話を架けた時、『社長さんの関係者は金持ちが多いので、そちらで処理して下さい』と一方的にしゃべって、謝罪の言葉もなくわずか1分ほどで電話を切ったというが、全く信じられないことだ。しかも病院の理事長とは思えないぞんざいな言葉遣いだったといい、一方的に電話を切ったともいう。何故、謝罪しなかったのか。最低でも父親の不祥事を債権者に詫びて、問題の処理について自分の言葉で語るべきではないか》(H・Kさん 男性)(以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(3)

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記事タイトル 〔悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟〕

《病院は公共性が高いと誰もが知っているが、一方で医者はセレブの代表格みたいな職業で、それだけに人としての品格が問われる場面が多くある。そして経営責任を負う理事長や理事も同じはずだ。種子田が口にしていたという公共性は、病院の資産を担保にできないということの言い訳だったが、そうであれば「最終的に病院を売って返す」という話をすべきではなく、債権者に対する完全なダマシだ。例えば土地や建物に抵当権がついたところで、種子田が債権者に約束したとおりに返済すれば問題なかったはずだから、約束は守らないという“宣言”と同じではないか。数百億円の借金がそれで済むはずがないことくらい分からないで理事長が務まるか》(H・Aさん 男性)

《私の知人が市民団体を主宰していて、行政機関に情報開示請求を日常的に行ってきたが、種子田吉郎の問題については明らかに行政の怠慢があると思う。記事にある通り、父親の益夫が暴力団のフロントという情報は、とっくの昔に入っていたはずで、当然聞き取り調査をしていなければおかしい。そして、そういう事情があれば、なおさら監査も念を入れてやっていなければいけなかったはずだ。その両方ともやっていないのであれば、今からでも遅くはないから情報開示請求を積極的にやるべきと私も知人や医師会に進言する》(M・Yさん 男性)

《種子田は社員が備品を壊したりすると、「ここにある物は全部俺のものだ」と言って怒りまくったが、それは社員に弁償しろと言っているのか? 本当にすべてを私物化して息子を理事長に立てたなら、債権者に対する責任を息子に取らさないといけない。病院を担保にすると何人もの前で何回も約束して騙したことになる。詐欺も同然だ》(関係者 男性)

《債権者から金を借りるときは「何とか助けてください」と言って土下座するわ、涙を流すわで、借りることができて債権者の会社を出ると、満面の笑みを浮かべながら「うまくいった」と舌を出した。そんな種子田の振る舞いが記事に書いてあったが、種子田の腹は最初から騙す気持で借りたにしても、病院運営を任された息子の吉郎が借金を返すのは当然のことだ。こんな当たり前のこともできないのであれば理事長の資格などないし、1日も早く辞任すべきだ》(元側近 男性)

《宮崎のシーガイアはリゾート法第1号指定として、昭和60年代から鳴り物入りで着工した記憶がある。開設までのメインバンクは第一勧業銀行(現みずほ銀行)だったが、種子田はどんな手を使ったのか、同行から融資保証書を手に入れて金融業者に持ち込み、資金繰りに充てたという話があった。シーガイアの建設資金は約3000億円で、実際には地元の宮崎銀行他いくつもの金融機関による資金融資を第一勧銀が最終的に保証するというものだったが、種子田はそれに便乗して金を調達しようとしたのだろう。記事を読んで思い出した》(O・Hさん 男性)

《種子田益夫が暴力団から引いた資金、それはたぶん株投機の資金で、儲けを保証した借り方をしたのではないかと思うが、仕掛けた仕手戦でどれだけ利益を出しても種子田が潤うことはなかったはずだ。種子田の資金調達は全てがきな臭くて、それが金融機関の不正融資という事件につながった》(Y・Jさん 男性)

《病院から吸い上げた上納金が年間で7億円もありながら、種子田は「俺のポケットマネーが赤字のゴルフ場の補填で消えてしまう」と言ってゴルフ場支配人をうなり飛ばしていたが、元はと言えばゴルフ場の会員権を裏で大量に販売して、信用をガタ落ちさせたのは種子田自身であった。しかも、会員権の乱売で得た金を種子田は銀座での遊興費に多い時には1か月で8億円ほどを使っていい気になっていたから、経営者の資格はゼロだ》(U・Mさん 男性)

《金を借りて返せなくなると、債務者は必ず債権者の取り立てが厳し過ぎるとか、金利が法外で待ってくれないなど債権者が非人情であると悪口を言い出す。始めから貸さないに越したことはないのだが、切羽詰まったと懇願されて止むを得ず貸しても、借り手が恩義に感じるのは少しの時間だけで、その後は貸し手から逃げる、貸し手を恨む、第三者の力を借りて貸し手を脅す……それが種子田のやり方か》(E・Sさん 男性)

《4日も5日も立て続けに高級料亭に呼ばれて、呼んだ相手に何の思惑もないはずがないと思っていたら12億円の借金。種子田は債権者がどれほどの金を持っていて自由に動かせるのかを探っていたのだろう。それに、会話する中で債権者の人となりを掴んで、借金の頼み方、返済せずに引き延ばす方法などを考えてもいた。それが悪党の真骨頂か》(S・Yさん 男性)

《東京ダークサイトの記事をみると、悪徳弁護士があちこちに登場している。鈴木義彦の弁護に就いた長谷川幸雄は、関根栄郷と同じく子や孫がどれだけ不憫な思いをするか、考えたこともないと思う。長谷川はまだ間に合うかもしれないが、関根はもう手遅れで本当にお粗末な悪徳弁護士という評価しかない。このようなレッテルは未来永劫残る。これが子や孫の人生にどれだけ悪影響を及ぼすか考えたことなどないと思う》(O・Hさん 男性)(以下次号)

読者投稿 「種子田益夫」(2)

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記事タイトル 〔悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟〕

《ネット検索で「種子田益夫」と引くと、昔の犯罪歴が出てきた。昭和59年(わ)16号判決は、種子田が経営する「丸益産業」がソープランド経営者に建物を貸して賃料を取っていたとして売春防止法(場所提供)違反で懲役1年、罰金20万円の有罪判決とか、最高裁第三小法廷平成3年(あ)1094号判決は、種子田の経営する「中央産商」が法人税(有価証券売却、受取手数料、受取利息などの所得)違反で上告棄却……。以前はこうした情報は出てこなかったが、一連の報道で見えるようになったのか。まだまだ検索に引っかかる情報が増えるような気がする》(E・Mさん 男性)

《数年前の報道で警視庁が山口組の最高顧問を逮捕したとあったが、被害届を出したのが種子田益夫と聞いて驚いたものだった。しかし、種子田関連の記事を読むと、その最高顧問は種子田の“ガード役”だったというではないか。報道によると、種子田は最高顧問から1000万円の価値があるという絵画を脅し取られたというが、ガード役が種子田を脅すなんてあるのか。種子田は恩義のある人間を田中延和(元専務)と同じように不要になったとして切り捨てようとしたのか》(O・Sさん 男性)

《病院グループの基盤づくりを果たした田中延和氏が退職するときに、種子田が払った退職金はわずか100万円だったというが、呆れてものも言えない。田中氏がいなければ、病院を買収したところで運営ノウハウを持つ人間はおらずめちゃくちゃになっていたと思えば、種子田はしっかり田中氏の実績を評価するのが当然だった。吉郎が理事長になれば、もう田中氏に用はないというのは許される話ではない》(関係者 男性)

《種子田益夫が病院を買収して、私的財産にしているという記事があったのでネット検索してみると、本当に全国にたくさんあって、しかも7か所の病院に付帯するように介護施設とかリハビリテーション施設が開設されている。案外、種子田吉郎はこうした付属の施設の方で儲けているのかもしれないが、4つの病院グループを統括しているという「東京本部」の実態がどうなっているのか。以前、幹部数人への取材で益夫に毎月6000万円の裏金を渡していることが分かったと書いてあったが、どうなっているのか調査するべきではないのか》(H・Mさん 男性)

《新型ウィルスで院内感染が次々に起きているという情報が流れているが、愛和総合病院は大丈夫なのか? 他にも茨城(牛久)、新潟、高知、福岡(小倉)、宮崎などにグループの病院があるようだが、そもそも種子田益夫の子息の吉郎が病院の公共性を自覚しないまま理事長に就いて現在まで来ているというから、重要な情報を開示していないのではないか、と不安がよぎる。今、病院は感染者の治療でテンテコマイに違いないからエールを送りたいが、吉郎は理事長としての責任を果たしているのか、大きな疑念を持っている》(U・Fさん 男性)

《種子田吉郎は父益夫の言いなりで病院グループの理事長を務めてきたというが、病院長や医師、看護師たちは何の違和感も持たなかったのだろうか。種子田益夫は病院へ行くと医師たちが玄関まで出迎えて最敬礼していたり、院内にオーナー室を作っていたというが、息子の吉郎にも同じ対応をしてきたのだろうか? 吉郎は日大芸術学部卒業のはずだが、今は学習院大学卒の学歴に変わっている。いつ、学習院に入り直したんだ? そしていつ卒業したんだ? 日大よりも学習院大の方が聞こえが良いということかと思うが、実態を説明できなければ経歴詐称の疑いさえ持たれかねない問題で、金(寄付金)の力を取りざたされることにもなる》(I・Gさん 男性)

《種子田吉郎についての情報が東京ダークサイト以外では殆んどないが、吉郎は公共性の高い病院(グループ)の理事長という公職にありながら、社会貢献は何もやっていないのでは? プライベートなことで知られたくない話が多いから、今までずっと名前が出ないようにしてきたのか。しかし、父親の問題は関係ないと知らぬふりをしてきた責任は正に吉郎自身にあると思う。どの業界でも跡を継ぐ際に内実を分かっているところで負の部分だけを引き継がないというのであれば、理事長は責任感のある人間に任せるべきだ》(A・Oさん 男性)

《父親がどうしようもない極道で世間から白目で見られていても、子供たちは健気に生きるという、というのは、テレビドラマによく出てくるストーリーだが、種子田は息子の吉郎に“美田”を残したわけではないだろう。何故って、病院の買収に使った借金を吉郎も責任を持ってこそ、誰からも後ろ指を指されずに済むからだ。病院が自立して、介護ほかの施設を付属で開設しているなら十分に返済する資力はあるはずだから、それを「父親は関係ない」と一蹴することがおかしい。父親がいなければ理事長にはなれなかったことを肝に銘じて、父親が債権者たちにかけた迷惑を詫びて罪滅ぼしをすることが息子の役目ではないのか》(M・Yさん 男性

《厚生労働省、病院を所管している茨城県や宮崎県などの各自治体は種子田吉郎をどう見ているのかね。父親が暴力団の密接共生者(暴排条例違反)といっても、息子の吉郎は全く関係ないと言えるのか。父親に代わって吉郎が暴力団関係者に金利分を払っていた事実もある中で、現状を継続させるということは吉郎もまた父親同様に反社会的勢力を引きずっているのではないかとみられる。その辺りは徹底的に調査済みなのか?》(N・Kさん 男性)

《バブルの時代にはゴルフ場の会員権を水増し乱売するのは当たり前だったが、種子田もめちゃくちゃに乱売したクチだった。バブル景気がはじけると、会員権の相場が崩れただけでなく、水増し乱売分は簿外にして処理していた業者が多かったから事件にもなった。種子田は毎晩のように銀座に繰り出し、一番カネを使った男と言われたそうだが(注:多い時には月に8億円も使ったと言われる)、会員権の乱売でよく事件にならなかったものだ。しかも、病院買収や運営資金に充当して私財にしていったのだろうから、やっぱり悪党だ》(I・Kさん 男性)(以下次号)

弁護士も裁判官も弾劾する!!「鈴木義彦」を巡る訴訟告発(6)

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〔原告の代理人は長谷川弁護士の恫喝に震えた!?〕
A氏側の代理人弁護士の中本光彦について、中本は何故かこの「質問と回答書」に対して反論らしい反論もせずにやり過ごしてしまった。それは正に裁判官に事実と認めているかのような誤った心証を与えてしまったのではないか、という疑念が残っている。A氏が要請した多くの関係者の陳述書もほとんど提出されなかったが、代理人弁護士はA氏に詳しい理由を説明していなかった。関係者は「この文書が鈴木からの証拠として提出されたことをA氏は知らされていなかった。もし承知していれば最優先で反論し、鈴木に対してすぐさま名誉毀損の訴訟を起こしていたのは間違いなかった」と関係者は言う。A氏には日常の予定や起きた出来事をメモする習慣が若い時からあったという。それゆえに関係者は「そのメモを、例えば『合意書』が交わされた平成11年から『和解書』が交わされた平成18年までの時系列で整理したうえで証拠として提出することだってできたはずで、そのメモは出来事を十分に客観化できたはずだった。中本弁護士にはそんな知恵が浮かばなかったのかと思う」と言う。
“後の祭り”と言ってしまえば語弊はあるが、実際に、東京地裁の品田幸男裁判長の名下で下された判決は、数多くの事実認定の誤りに基づいて、例えば前述の「和解書」を裁判長が無効とする根拠として「強迫」と「心裡留保」などという有りもしない鈴木の主張を採用した点は、この「質問と回答書」が少なからず影響を及ぼしたことが窺われ、それ故に鈴木の言動は明らかにA氏の名誉を著しく傷つけ、さらに社会的信用をも著しく毀損したものであった。
この和解協議の際に、鈴木は株取引の利益を50億円位と言いながら、A氏と西にそれぞれ25億円ずつを払うと言ったので、A氏が「鈴木さん、それではあなたの取り分がないではないか」と聞くと、鈴木は「いや、(利益は)60億くらいです」と言い替え、A氏に「社長には大変お世話になり、自分がシャバにいないときのことを、天野からも聞いていますが、一番迷惑をかけている社長には感謝しないといけませんと言われていました。本当に有り難うございました」と言っているのだ。そんな状況下で、どうして強迫という言葉がまかり通るのか。

(和解書 鈴木と西は「合意書」に違反した事実を認めた。鈴木は強迫されて署名したと無効を主張した)

裁判の経緯を知る関係者によると、「長谷川弁護士は法廷での態度が横柄で傍若無人だったために、裁判官から数回注意を受けたが、A氏側の代理人に就いた中本光彦弁護士は、法廷で陳述中にいきなり長谷川弁護士から『うるさい』『黙れ』等と恫喝されて、すっかりうろたえてしまった。もともと代理人に就く際に、鈴木が親和銀行事件で暴力団や総会屋との関係が取りざたされたり、A氏の代理人が襲撃された事件があったので、家族から代理人に就くことを強く反対されたと聞いている。鈴木に対する恐怖感が潜在的にあったのかもしれず、長谷川弁護士の恫喝以降の中本弁護士の対応は特に腰が引けていたことは確かだった」という。中本弁護士は法廷でまともな弁護ができず、地裁、高裁での答弁では裁判官には聞こえないほど蚊の鳴くような小さな声で、しかも手を小刻みに震わせ、答弁はわずか1~2分で終わらせてしまうことがあったという。だが、そうであれば、中本弁護士は代理人から降りるべきであった。

裁判官についても提出した証拠類をしっかり検証しているとは思えないほど、なおざりである。これまで見てきたように、一つ一つの出来事に対して鈴木の主張に注意を払えば、二転三転している、主張とそれを裏付ける根拠が矛盾しているなど整合性のないものばかりで、いずれも採用できないと判断するのが当然と思われた。ところが、品田裁判長を始め二人の裁判官はA氏が常識では有り得ないような金の貸し方(催促を一切せず、本当に困っている人からは金利を取らなかったこと)をしたことに対して「おかしい」と言って、A氏側の主張を退けた。鈴木はピンクダイヤモンドと絵画についても言い値の3億円でA氏に買ってもらいながら「売らせて欲しい」と言って持ち出し、現品を返さず代金も支払わなかった。鈴木は「3億円で買った」と言ったが、鈴木が持参した「念書」を見れば一目瞭然である。さらに高級時計の販売預託についても鈴木が売らせてほしいと言うので定価が40億円超の時計を4億円で鈴木に販売預託したら、品田裁判長は「経済的合理性に合わない」とか、販売預託についての具体的な疎明資料がないなどと言って請求を無効にしてしまったが、鈴木の行為は明らかな犯罪だったのである(鈴木はペア時計3セットだけでも担保に入れて6億円を借りていた)。裁判官は何故、そうした違法な点を見逃したのか、不思議としか言いようがない。A氏に現品の返却もなく、販売代金の支払いもなかったことから貸付(準消費貸借)に止むを得ず切り替えたが、鈴木はピンクダイヤモンドを持ち出す7か月も前の、3億円を借りた時の借用書が買受代金の借用書であると言い出した(借用書の但し書きには日本アジア投資の証券1億円分を担保にすると書かれていた。この証券も西に「鈴木が資金繰りに使いたいと言っているので」と頼まれ渡したが、鈴木は平成11年9月30日に完済したので返却を受けたと全て整合性のないことを言っている)うえに、責任は鈴木個人ではなくエフアールが負うべきとまで言って言い逃れた。当時の責任者だった天野裕も鈴木個人がやったことを認めていた。そして、裁判官は鈴木の言い分を採用して鈴木への請求はできないとしたのである。誰も納得できる話ではなかった。
高裁の裁判長ほか2人の裁判官も一審の判決を支持したが、検証した痕跡が無く一審の判決を鵜呑みにしたと疑わざるを得ないような判決を下して平然としていることに多くの関係者が疑念を持った。職務放棄、裁判官としての使命感ゼロと言わざるを得ない。

なお、西義輝は平成22年2月9日頃に、また天野裕は平成23年8月3日に自殺しており、A氏が前記訴訟で西と天野に証言を求めようとしても不可能な状況にあり、裁判官も認識を誤らせた疑いを多くの関係者が持っている。長谷川の脚色は弁護士としての立場上では偽証罪には問われないことに加え、鈴木による陳述が「西から聞いた」「天野は知らなかった」として“死人に口なし”という極めて卑劣な思惑の中で行われており、鈴木は虚偽主張を大きく増幅させたのである。

鈴木が西義輝と共に証券市場で仕掛けた数多くの仕手戦で巨額の利益を獲得しながら、大半を海外に流出させて隠匿した上に独占した事実(鈴木がフュージョンアセット社に指示してオフショアに用意させたペーパーカンパニーを茂庭進が管理し、また常任代理人を杉原弁護士が務めていたこと)は、すでに本誌で取り上げてきたとおりだ。そして、A氏が起こした訴訟は、言うまでもなく鈴木に対する貸付金の返済は言うに及ばず、仕手戦で獲得した利益についても、鈴木が和解協議の場ではA氏と西にそれぞれ25億円のほか、A氏には別途20億円を支払うと約束した総額70億円を一部請求として求めたものだった(20億円については、鈴木が「和解書には西の言い方が気に入らないので書かないが、社長、約束は絶対に守ります」と断言していた。こうしたやり取りは録取した音源に残っている)。
「和解書」を作成した後に鈴木が再びA氏の会社を訪ねるまでに、鈴木は何度もA氏に架電しているが、そのやり取りの中で、鈴木は「買い支え分は70億と聞いているが、正確にはいくらか聞いてくれませんか」とA氏に尋ね、A氏が西と紀井に確認すると58億数千万円であるとの回答を得て2日後の鈴木からの電話に答えると、「利益からその分を引いて3等分しなきゃいけませんね」とまで言って「和解書」に約束した以上の支払いを追認していた(このやり取りも録取され何人もの人が聞いている)。

(西義輝がA氏に宛てた承諾書 株取引で得た利益のうち鈴木が約束した分配金約137億円をA氏に譲渡するとある)

西は株取引を行う前からの債務があったことから、鈴木が支払いを約束した25億円と鈴木との間で交わした密約に基づく利益分配金の137億5000万円をA氏に債権譲渡していたので、訴訟での株取引の利益に係る請求分は一部として70億円としたが、「合意書」に基づけば、鈴木と西は「合意書」に違反していたから取り分は一切無かったはずだ。A氏が西に「これでは元金にもならない」と言うと、西は「実際の利益は鈴木が言う60億円ではなく500億円位なので、70億円の支払いが済んだ後にしっかり清算させましょう」とA氏を説得した。
A氏の下には鈴木の発言を録取した音源が多数存在しており、また多くの関係者が聞いていることから、鈴木がいくら裁判で勝訴したからと言って、嘘で誤魔化すことはできないということを改めて知るべきである。
ちなみに、今回の記事を編集するにあたって、改めて多くの関係者に取材をしたが、これまでマスコミには一切接触がなかったA氏自身もマスコミ各社の取材依頼に応える模様だ。とはいえ、関係者の多くが「先ずは鈴木自身がA氏に直接会って謝罪しないことには助かることはない。鈴木が今まで同様に度が過ぎる嘘を言い続けるならA氏は取材に応じていくことになると思われ、今後は全てが露見してしまう可能性は大きい」と言う。そうであれば、鈴木の嘘がさらに新たな事実が暴かれ真相が一層明確になるに違いない。
また、訴訟の現場においても、実際に再審請求のハードルが高いとしても品田裁判長が下した判決、そしてそれを鵜呑みにした高裁の判決には数多くの重大かつ深刻な事実認定の誤りがあったことは、これまで見てきた通りで、絶対に是正させなければいけない。裁判官を裁く弾劾裁判も、再審請求と同様にさまざまな要件をクリアーしなければならないところもあるが、制度として存在している限りは十分に可能性があるということである。鈴木の違法行為(脱税事件としては1000億円を超える個人としても戦後最大級のもの)をこのまま放置してはならない。こんな不合理なことが司法によって守られるようなことがあってはまさに司法制度の崩壊にもつながる。本誌では、読者もご承知のように読者投稿の欄を設けて以来、投稿が殺到しているので、積極的に読者のご意見やご感想を一部ではあるが掲載している。掲載記事についてさらにお尋ねがあれば、この読者投稿をご活用いただいてお問い合わせ頂きたい。本誌が掌握している客観的な証拠や証言に基づいた事実、真実を踏まえて真摯にお答えする。今回の特集でさらに読者投稿が殺到すると思われるが、同趣旨の投稿はそれぞれ代表的な投稿に収れんすることでご了解いただきたい。(以下次号)

弁護士も裁判官も弾劾する!!「鈴木義彦」を巡る訴訟告発(5)

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〔10億円の支払いはA氏との手切れ金という大嘘〕
「質問と回答書」の(4)の1~24については、前述したように(3)の質疑応答と重複している部分が多いため、必要と思われる部分を取り上げるが、鈴木は、平成14年6月27日に借用書を作成するに際して、「西にA氏への返済金として10億円を渡した」と言った事実を否定し、A氏への債務は完済されていたので、西がA氏に依頼した債務額の減額を鈴木が依頼した事実もないと言った。その一方で、宝林株取引の利益の報酬として10億円を支払ったことをA氏に平成14年3月頃に話したという。何度も繰り返すが、A氏はこの時期に鈴木とは一切会っていなかった。そして、次のような件が続く。
11(長谷川)6月27日の話を続けます。あなたは、原告に対し、どんな話をしましたか。
(鈴木)幾ら何でもA氏から殺されるという話はできませんので、自分は、原告には金15億円を返済し債務はないと考えている。しかし、原告からの融資が無ければエフアールが倒産していたのも事実であり、恩義があることも承知している。私およびエフアールとA氏との間には今後何の関係もないということを約束してくれるのであれば10億円であれば支払っても良いと述べました。

(鈴木が書いた借用書。すべて自署で、確定日付がある)

12(長谷川) 原告は、どう言いましたか。
(鈴木)それで承知したと言いました。何時までに支払ってくれるかと聞いてきました。
13(長谷川)あなたは、どう答えましたか。
(鈴木)年内には用意できると答えました。
14(長谷川)原告は、どう言いましたか。
(鈴木)年末は忙しいので、12月24日までに用意して欲しいと言いました。
15(長谷川)あなたは。
(鈴木)承知しましたと答えました。
〔注〕借用書を作成した後に鈴木が「年内に返済するので、(15億円を)10億円にして頂けませんか?」と依頼して、A氏が応じたということで、10億円の返済で鈴木が言うような話など一切出ていない。
16(長谷川)(甲4を示す)。「借用書」とあり、額面が金15億円、支払い期限が平成19年12月末日となっています。連帯保証人欄以外は、あなたが記載したものですか。
(鈴木)そうです。
17(長谷川)この文章は、あなたが考えたものですか。
(鈴木)違います。原告の言うとおりに私が書いたものです。
〔注〕A氏は誰の場合でも、書面の書式や内容については相手に任せている。これについては、すでに触れている通り、多くの債務者に確認して判明している事実だ。
18(長谷川)額面が15億円となっている理由は何ですか。
(鈴木)原告が、利息なしで支払期限が平成19年12月末日であり、万が一のことがあるかもしれないので金15億円にしてくれと言いました。
19(長谷川)あなたは、どうしましたか。
(鈴木)年内には金10億円は用意できることは確実だったので承知しました。
〔注〕鈴木が10億円を持参した時、「スイス人の投資家を騙して調達したもので、身を隠さなければいけません」と聞きもしないのに言ったので、A氏は驚き「大丈夫なのか?」と聞き返したほどだった。その後、A氏が西にも確認すると、西も「どうも、そうらしいですよ」と答えていたが、西はまだ鈴木との蜜約で利益分配をうけるものと考えていたようで、A氏をはぐらかす言動を繰り返していた。
20(長谷川)「借用書」となっている理由は何ですか。
(鈴木)原告は、名目は貸金にするほかないので、「借用書」としてくれというので、指示通りにしました。
21(長谷川)平成14年12月24日に金10億円を支払いました。
(鈴木)同日、現金で10億円を支払いました。
22(長谷川)この金10億円については、あなたは債務がないことを知りながら支払ったということですか。
(鈴木)その通りです。
23(長谷川)納得して支払ったということですか。
(鈴木)納得はしていませんが、自分の意思で支払ったということです。
24(長谷川)原告は、金15億円の貸金を、あなたが金10億円に値切ったと主張しているが、どうですか。
(鈴木)私の記憶は先ほど述べたとおりです。
〔注〕よくもまあ、これだけの作文ができるものだ。シナリオを描いたと思われる長谷川は小説家の素質があるのかもしれない。しかし、これはフィクションではなく現実の話であって、こんな弁護士がいて良いものかとさえ思う。「確認書」が便宜上で作成されたものであること、A氏への15億円の授受は平成11年7月30日であり、株取引の利益分配金であったこと、さらに平成14年3月頃と言っているが、正確な日時を特定すれば、A氏の日記で確認することができる。それ故、A氏が鈴木とは会っていない事実を踏まえれば、この「質問と回答書」に描かれた質疑応答はすべてが長谷川と鈴木による創作であることが分かる。そして、長谷川がこの書面で密かに狙った思惑は、A氏が反社会的勢力と密接に関係した人間で暴力団の金を運用する貸金業者であるという印象を強烈に裁判官に植え付けることではなかったか、と思われる。この思惑が成功すれば、鈴木がウソを誇張しても裁判官に許容される可能性は高いとも考えたのではないか。しかし、鈴木が平成14年6月27日に作成した借用書の但し書きに「金利をゼロにしていただいたので」とある通り、A氏のやり方が決して貸金業者のやり方ではないことは多くの関係者への取材でも判明している故、金主元に暴力団が控えていることなどあり得ないのだ。

以上のとおり、個々の事実から言えば、鈴木が長谷川弁護士に問われるままに語っている内容は全て鈴木の作り話か長谷川の指示であり、聞き手の長谷川弁護士が、原告が提出した証拠や審理で鈴木の主張が不利になっていると思われる要点を最大限に盛り込みながら嘘を誇張し巧妙に脚色して質疑応答という形に仕立て上げたものである。しかし、その嘘の誇張は、弁護士として決してやってはいけない、懲戒にも相当する職務規程違反だったのである。紀井によると、長谷川は普段は鈴木を呼び捨てにしており、鈴木も長谷川の指示には従っていたというから、この「質問と回答書」は飽くまで長谷川と鈴木の質疑応答と言う形式になっているが、実際には長谷川がシナリオを緻密に描き、その通りに鈴木が答えたのは間違いないと思う。鈴木は単純なウソつきで、ここまで器用なウソは思いつかないと思われる。

この「質問と回答書」を証拠として提出することによって鈴木が狙ったのは、A氏がエフアールの決算対策のために便宜的に作成し交付した「確認書」をもってA氏への債務が完済されたということを裏付けようとしたこと、そして15億円のA氏への交付は平成11年7月30日ではなく9月30日であったことを裏付けようとしたこと、さらに15億円のA氏への交付が9月30日であることにすれば、宝林株取引の利益と言って西が15億円をA氏に持参した事実はなくなり、したがって「合意書」に基づいた株取引もなかったことを裏付けようとしたことであった。和解協議の際に鈴木が認めていた事実さえ翻している。
しかし、「確認書」が前述のとおり便宜的に作成された事実は生前の西義輝と天野裕(当時エフアールの常務取締役)がいくつもの事実を下に陳述し、あるいは聞き取りを録取した音源が存在している中で、強引にもA氏が暴力団と昵懇の関係にあることを背景に強迫をもって鈴木を支配しようとして、事実鈴木は不安と恐怖を感じたと陳述して自らの主張を正当化しようとしたものだった。ちなみに、裁判に提出された音源には不備があった(音源が途中で切れていた)が、10本以上の音源が後日発見された。
繰り返しになるがA氏と西、鈴木の三人での面談や飲食等でA氏が鈴木に不安や恐怖を与えるような対応をしたことは一切なかったのである。何よりも和解から一週間後の10月23日に鈴木が電話を架けてきて来社した時にも、「和解書」に基づいた支払いの方法等を追認しており、またその後に鈴木がA氏に送った手紙で支払いを留保と言ってきたときでさえ、鈴木はA氏のことを「大変お世話になった」「A氏のように一目も二目も置くような男にはほとんど会ったことがない」とまで書き添えていた。そのような文言を見て、鈴木がA氏に強迫されたと考える人間は恐らく一人もいない。(以下次号)

弁護士も裁判官も弾劾する!!「鈴木義彦」を巡る訴訟告発(4)

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〔暴力団をバックに貸金業という嘘〕
前号に引き続いて鈴木が証拠として提出した「質問と回答書」の後半部分を取り上げる。A氏に対する債務は完済されたという主張を正当化するために、そして「合意書」に基づいた株取引はなく、したがって「和解書」で約束した支払いはA氏と西に「強迫」されたことにより「心裡留保」の状況下で署名指印したものだから無効だという主張を正当化するために、鈴木はありとあらゆる嘘を吐いたが、この「質問と回答書」はその最たるものだった。以下、具体的に触れる。

45(長谷川)あなたも、原告が弘道会と関係があるのではないかと感じていましたか。
(鈴木)はい。原告が、弘道会の構成員もしくは準構成員なのかどうかは知りません。しかし、A氏の会社で、原告から数回、原告と司忍が談笑している写真などを見せられたことがありましたので、原告は暴力団の弘道会の力をバックにして貸金業をやっているのではないかと思っていました。
〔注〕新宿センタービルの43階にA氏の本社があった当時、A氏が社長室に飾っていた写真は、A氏と室伏稔氏(当時は伊藤忠商事アメリカ社長、後に本社社長)のツーショットと、西とブッシュ大統領のツーショット写真以外になく、鈴木の言うような事実があれば、A氏は新宿センタービルに30年以上も本社を置くことはできなかった(入居の選考では120社以上の中から選ばれ、家賃の滞納も一度もなかった)。
46(長谷川)西は、その他にどういうことを言っていましたか。
(鈴木)西は、「原告の金主元はほとんど知っている。多くは弘道会絡みである。弘道会を甘く見たら駄目であり、原告も弘道会と関係があり、原告を甘く見たら大変なことになる」などと言っていました。原告のために命を捨ててもよいと思っている人間は一人や二人ではないとも言っていました。
〔注〕A氏は金銭問題では大勢の旧知の知人たちを助けてきたことが数十人に上る関係者への取材で判明しているが、貸金業を本業にしてはいないので借り手は知人友人であり、さらにその先の知り合いも数人いたが、A氏から催促された人は一人もいなかったこと、また、生活資金に困っている人には金利をゼロにして貸していたことは正直驚かされる話だ。そして、その知人友人の中には事業に成功した者が何人もいる中でA氏の投資に参画した者がいる。西はそうしたA氏の人脈をよく承知しており、暴力団が絡むような金主など一切ないことを熟知していたから、仮にも鈴木が言う様な話を西が発言すること自体あり得ない。また、もし西が同様の話をしたとしても、それはA氏を畏敬する関係者たちの中に鈴木の嘘や余りに身勝手な言動を許さないという者が多くいたことも事実で、そうした趣旨に沿ったもので暴力団とは何の関係もない。そもそも鈴木に貸付けを始めた当初から元金はおろか金利の返済もないままに金銭を貸し続け、しかも催促もしないことはプロの金融業者には絶対に有り得ないことだ。鈴木も、一度も催促されたことはないはずだ。会社が経営危機に陥り、暴力団絡みの闇金融業者から融資を受けたことがある経営者によると、「金利は10日で2割3割がざらで、1カ月で返済は倍近くになった。しかも取立が厳しく、少しでも遅れると毎日、会社や自宅に電話が何回もかかって来るだけでなく、業者がやって来て仕事どころではなかった」と言う。A氏は鈴木に頼まれるままにわずか数カ月の間に簿外の融通手形13通を担保に約17億円を貸したが、その間、金利の返済すら猶予したうえ別に借用書一枚で3億円や8000万円を貸してもいた。また、鈴木が持ち込んできたピンクダイヤモンドと絵画(2点で3億円)のほか数多くの貴金属を言い値で買ってあげていた。それはA氏がプロの貸金業者ではなかったからで、金主元が反社会的勢力であれば決してできない金銭の貸し方だったのである。しかも、鈴木が西の紹介でなければ、A氏と言えども融資を断るほどで、鈴木の融資依頼は上場企業代表者としてエフアールが経営破たんしている事実を自ら明らかにしていた(A氏は西からもエフアールの実情を聞いていた)。もし、鈴木が当時から前述のような話をしていたら、特にピンクダイヤモンドと絵画については「売らせてほしい」と言ってピンクダイヤモンドを持ち出しながら、現品の返却も販売代金の支払いもなく、絵画は「近々持参します」と言っておきながら一度もA氏には渡していなかったが、もともと別の債権者に担保に入れていた事実が後日判明して確実に事件になっていたはずである。鈴木は、それまでにA氏に対していくつも刑事事件になることをしていた。

(3億円の借用書。鈴木はピンクダイヤと絵画の買受代金で金銭貸借はないと主張したが、時期に7カ月のずれがあるうえ、担保明細にそのような記載はない)

47(長谷川)あなたは、西の話を聞いて、どう思いましたか。
(鈴木)西のいろんな話を聞いているうちに、原告の言うことを聞かなければ危害を加えられるのではないかと不安になり、恐怖に思いました。
〔注〕鈴木が本当にそのように思っていたなら、裁判ではここまでウソで固めることはしなかったのではないか。本当であれば、あまりに危険すぎると思わなかったのか。
48(長谷川)西は、その他にはどんなことを言いましたか。
(鈴木)鈴木さんも、原告に金を借りてエフアールの資金繰りをつけたことがあったのも事実であり、恩義を受けたのも事実であると強調していました。

 

(額面8000万円の借用書。鈴木は、3日後に逮捕されるという情報をA氏から聞き、土下座して涙ながらに借用した。訴訟ではさすがに鈴木も問題にはできなかった)

49(長谷川)結局、西は、どう言ってきたのですか。
(鈴木)まず、鈴木さんが支払った金15億円は、殆んどが金主元の弘道会関係に流れ、自分の取り分が殆んどなかったので、原告は債務の返済がないと言っているのではないかと言っておりました。次に、殺されてしまっては、幾ら金があっても意味がない。鈴木さんも恩義をうけたのも事実であり、手切金と思って金を出してほしい、旨を述べました。
〔注〕A氏と鈴木に宛てた西に「遺書」を見れば分かるが、西は悔しくて何回も「鈴木や青田を絶対に許せない」とA氏に訴えており、A氏に「馬鹿な真似は絶対にするな」と止められた。それは鈴木も十分に理解しているはずだ。平成9年9月頃より手形を担保に鈴木に貸し付けが発生して以来、平成14年6月まで返済はなかったし、A氏は一度も催促をしていなかった(ただし、平成11年7月30日に西が「宝林株取引の利益」と言って15億円を持参した際に、A氏は「合意書」に基づいて15億円を3等分したが、西と鈴木の意思により2人の取り分5億円ずつをA氏への返済金の一部として処理した。A氏は西に心遣いで「鈴木さんと分けなさい」と言って1億円を渡した。翌7月31日午後4時に西と鈴木がA氏の会社を訪ね、15億円の処理の確認をした後で鈴木は5000万円を受け取ったことに礼を述べた経緯があった。平成14年6月当時、鈴木への貸付金は元本に金利を入れて40億円を超えていた(年15%の金利。本来は遅延損害金年30%で計算すると60億円を超えていた)が、折から西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検に逮捕起訴された後に保釈されたのをきっかけにA氏が鈴木に対する債権について尋ねると、西は「今後、株取引の利益が大きく膨らむので、鈴木の債務を25億円まで減額して戴けませんか」と言ったことからA氏は了解し、改めて借用書を作成することになった。そして6月27日、西と鈴木がA氏の会社を訪ね、いざA氏が貸付金を25億円にすると言うと、鈴木がそれに対して礼を述べたうえで「社長への返済の一部10億円を西に払った」と唐突に言い出した。A氏は驚き、西に確認を求めると、西が渋々「一応受け取りました」と認めたため、A氏は止むを得ず了解し、鈴木が15億円、西が10億円の借用書を作成した。A氏は鈴木に対し「何故西に同行しなかったのか。最低でも西に10億円を渡したという電話をしてくるのが当たり前ではないか」と言ってたしなめたが、鈴木は「すみません」と言いながら俯いたままだった。従って、鈴木が「平成11年9月30日付の『確認書』にあるとおり債務は完済された」と頑なに主張していることは、この借用書と矛盾しており、借用書に自署したうえに確定日付がある限り鈴木の主張は全くの嘘であることが分かる。また前述の10億円については、鈴木と西がA氏を外して密約を交わし、その上で鈴木が利益を折半するために「合意書」を破棄させようと西に執拗に迫り、その結果として西に何回かに分けて支払われた報酬であった(実際には紀井義弘から西の運転手の花館聰を経由)。こうした経緯を見れば、鈴木が平成11年9月30日に15億円を返済してなどいないこと、また西に払った10億円はA氏への返済金ではなかったこと、したがってA氏の金主元という暴力団に流れたために二重の返済を迫られたという鈴木の話が全くの創作であることが分かるはずである。ちなみに、鈴木は貸金返還請求訴訟の証人尋問で、「西に10億円を渡した」という点については「そんな話はしていない」と言い、借用書を作成した6月27日には「会っていない」と二重三重の嘘を重ねた。
50(長谷川)あなたは、最終的には、どうすることにしたのですか。
(鈴木)何故、自分がそんなことをしなければならないのかと思いましたが、万一、自分の身内に危害を加えられたらどうしようという不安、恐怖、金で命を救うことができるのなら金を出すのもやむを得ないと考え、また、原告からの融資でエフアールが存続できたのも事実であり、西には、「俺も殺されるのは真平だから、A氏とは金輪際、関係を断つということで手切金を出す」旨述べました。
51(長谷川)西は、どう言っていましたか。
(鈴木)喜んで、「宜しくお願いする、これで命が助かる」などと言っていました。

〔注〕これが本当であれば、A氏と鈴木に宛てた西の「遺書」は誰が書いたというのか。
52(長谷川)あなたは、幾ら、手切金として渡そうと考えていたのですか。
具体的には考えていませんでしたが10億円位は必要とは思っていました。
53(長谷川)金額につき、西には何か言いましたか。
(鈴木)10億円位なら年内には何とかなると思うが、それでA氏と話をつけると言いました。
54(長谷川)西は、どう言いましたか。
(鈴木)それで十分に話はつけられる、自分もA氏に前もって話をしておく旨を述べました。それと、西は、「自分が根回しをしておくから、3人であったときは難しい話はしないでくれ、金額と期限の話だけにして欲しい」ということも言いました。
55(長谷川) あなたはどう言いましたか。
(鈴木)分かっていると答えました。
〔注〕借用書の作成経緯が全く違っていて、明らかに鈴木の創作であることは借用書の但し書きを見れば明白である。この質疑応答では、鈴木が平成14年3月頃、直前に西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検特捜部に逮捕起訴されたのを受けてA氏から呼び出され、貸付金の返済について問われたという設定になっている。だが、その時期、A氏は鈴木には会っていないどころか、鈴木の電話番号さえ知らなかった。

鈴木はA氏に債務は平成11年9月30日付の「確認書」にもある通り完済されていると反論したが、「A氏は西の債務返済と株取引の利益分配に充てたと言うだけで話し合いは平行線をたどった」と述べたうえで、次に西には保釈された直後の6月下旬に会い、A氏との債権債務をめぐるやり取りについて確認を求めたと言い、その内容が前記39~49の質疑応答となっている。

A氏は、それまでは西が鈴木の連絡役を常に担っていたので、鈴木と直接連絡を取り合うことは敢えて一度もしなかった。そして、A氏が西から鈴木の電話番号を聞き鈴木に初めて電話を架けたのは平成18年10月13日のことだったが、実は西もその頃は鈴木の電話番号を知らず、連絡をするときには必ず紀井を経由していたのだった。A氏の電話を受けた紀井は「鈴木は海外に出かけています」と言い、A氏が「では、連絡があったら、私に電話をくれるように伝えて下さい」と言って電話を切ると、間もなくして鈴木から電話が入った。この経緯を見ても、鈴木がA氏にさえ所在を明らかにしていなかったことが分かるはずで、西をクッションにしてあらゆる言い訳(作り話)を用意していたことが窺える。ちなみに紀井によると、鈴木は自分からは一切電話には出ず、紀井には「誰からの電話も絶対に取り次ぐな。不在と言え」と言っていたという。また、A氏から電話が入ったことに鈴木はうろたえ、紀井に「何の話だろうか? どうしたら良いだろうか?」と尋ねながら落ち着かない様子で部屋の中を歩き回った揚げ句、紀井から「社長には大変世話になっているので、すぐに電話をした方が良いですよ」と言われて、ようやくA氏に電話を架けたという。(以下次号)

弁護士も裁判官も弾劾する!!「鈴木義彦」を巡る訴訟告発(3)

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〔「A氏とは二度と会うな」と天野を叱責した鈴木の真意は〕
前号で触れたように(2)の1~11については宝林株の取得に係る「合意書」との関連性のやり取りとなっているので、ここでは省略するが、宝林株の取得資金3億円を西の要請に基づいて出したのがA氏であったことを誤魔化すために鈴木は多くのウソを重ねている。西が宝林の株800万株取得で動いた平成11年の2月から5月当時、鈴木は刑事被告人の身であって、大っぴらに動くことができなかった。しかも、宝林は宝石の販売を業とする会社だから、鈴木が株式の取得に関わっていることが分かれば、すぐにも話は潰れていたはずだ。鈴木はそうした立場を弁えてものを言っているのか? という疑念を誰もが持つに違いない。また、受け皿となった投資会社が金融庁に大量保有報告書を出すにあたって、常任代理人となった杉原正芳弁護士は資金の出所を「紀井義弘」と虚偽の記述をした。紀井には無断であったために後日、紀井から抗議を受けたが、杉原は一切返答しなかった。鈴木は「杉原を知らない」と言っているが、それならば誰が紀井の名義を使えと指示できたのか。鈴木以外には有り得ないのだ。

(写真:杉原弁護士は宝林株の取得に際し、金融庁宛の報告書に資金の出所を「紀井義弘」と虚偽記載をした。紀井の抗議に杉原弁護士は一切返答しなかった)

次に(3)の借用書の作成に係るやり取りについて触れる。
質疑応答の(1)~(20)については、平成14年3月頃に鈴木がA氏と面談した時のやり取りを再現しているが、長谷川も鈴木もいろいろな辻褄を合わせるために、よほど鈴木とA氏が面談したという架空の話を作るしかなかったに違いない。そのために同じ状況の説明が、多少は文言を変えて繰り返されているので、これらの質疑応答は省略する。
21(長谷川)原告及び西は、エフアールの決算に必要なので、手形の原本を、平成10年11月26日に天野に返還し、平成11年9月30日にあなたに返還するために西が預かったと主張していますが、事実ですか。
(鈴木)事実ではありません。
〔注〕西が手形と確認書を持ち帰った後にA氏に電話を架けてきて、鈴木が代わり、「無理なお願いを聞いて戴いて有難うございました」と礼を述べていた。
22(長谷川)それでは、これら(甲56(手形コピー)~甲57(手形の預けに係る西の借用書)を示す)の内容は虚偽ということですか。
(鈴木)ウソです。
23(長谷川)甲56は、何故、ウソということになるのですか。
(鈴木)平成11年(平成10年の間違い?)11月26日というと、私が親和銀行事件で拘留中でしたが、保釈後、天野から決算のために手形13枚の原本が返還されたことは一切聞いておりません。したがって、決算終了後に原告に返還したということを聞いたこともありません。
〔注〕A氏と天野、西が面談した際に天野は認めている。なお、天野は鈴木には言わずにA氏と会い多くの真実の証言をしたが、その後、面談での多くの事実が鈴木に発覚し、天野は鈴木から「A氏とはもう二度と会うな」と厳しく叱責された。そのために鈴木と天野の間に深刻なしこりが残った。
24(長谷川)そもそも、天野は、エフアールが甲1の手形を振り出し、原告に交付したことを知っていたのですか。
(鈴木)天野は、当時、営業担当の常務取締役であり、甲2の金3億円の件やピンクダイヤモンドなどの件は承知していたと思いますが、甲1の手形については、私以外知らなかったものです。
〔注〕鈴木の話で明らかだが、エフアールではなく鈴木個人が勝手にエフアールの手形を使用した。鈴木は親和銀行事件で逮捕される直前に、西に何度も連絡する中で「エフアールを存続させるために、何とか協力して下さい」と懇願していた。それ故、西は同社の債権者に天野と共に折衝を重ねた経緯があったから、手形についても天野が知らないはずはなかった。平成10年の決算対策でA氏から手形を預かったのはその一環である。和解協議の際に、鈴木が「保釈後に天野から『社長には大変お世話になったので、お礼を言って下さい』と聞いています」と言っていたことを忘れたわけではあるまい。なお、「ピンクダイヤモンドなどの件」とあるのは、鈴木が持ち込んできた「念書」に天野が連署していたから、そう言ったのだろうが、天野によれば、「白紙の状態で署名を指示されたという事情があったためにそのような表現となったのではないか。
25(長谷川)甲57はどうですか。

(平成10年5月28日、鈴木がA氏に言い値で買ってもらったピンクダイヤモンドと絵画を「売らせてほしい」と言って持ち出す際に持参した「念書」)

(鈴木)私は平成11年9月30日に、西を通じて、エフアールの決算に必要であるから、手形の原本を返還して欲しいなどと依頼したことなどありません。同日、金15億円を返済し、債務を完済したので、甲1の手形13通の原本などの返還をうけたものです。
〔注〕15億円では債務の完済とはならないどころか、元金の約半分にしかならない。
26(長谷川)甲87では、エフアールの決算終了後、手形の原本を原告に返還するとありますが、手形の原本を決算終了後に原告に返還したことはありますか。
(鈴木)ありません。
〔注〕鈴木はA氏に「公正証書を作ります」と言っていたが、親和銀行事件で曖昧になっていたが、当時のやり取りで鈴木は公正証書を作ったものと勘違いしていたくらいであった。
27(長谷川)原告から、もしくは西を通じて、手形13通の原本を返還するように請求されたことはありますか。
(鈴木)一度もありません。
〔注〕前述のとおり、貸金返済の催促をしたことがないのと同様で、鈴木は公正証書も作ると言っていたので、その言葉を信用してあえて返却の催促をしなかった。
28(長谷川)西は、鈴木義彦代理人として署名押印していますが、あなたは、西に代理権を授与したのですか。
(鈴木)全くそんな事実はありません西と原告が結託して作り上げたとしか考えられません。
〔注〕結託したのは鈴木と西である。鈴木が同行する時と鈴木が一人で来社した時以外は、西が全てを代理する形で対応していた。株取引の利益15億円の授受、手形の原本と「確認書」の預かり等の大事な用件も西が単独でA氏に対応したのではないか。いずれの場合も西と鈴木は電話にて対応すのが基本だった。今から考えれば、鈴木のやり方は後々、言い訳ができるように考えていたからではないのか。
29(長谷川)経験則上、論理則上、債権者、それも無登録の高金利(月利10~13%)を取る貸金業者が、返済もうけていないのに、債権の存在を証する手形の原本や担保物である金1億円の証書を債務者に変換するということは考えられないのですが。
(鈴木)その通りです。金15億円で債務を完済したのでこれらの返還を受けたものです。
〔注〕30~38については、手形の返還がエフアールにとって、どのような意味を持っていたかについてのやり取りとなっているが、鈴木はA氏から手形を担保に融資を受けるにあたって、A氏が個々に借用書や金銭消費貸借借用証書を取らなかったことを悪用して、借主が鈴木個人というよりもエフアールであったという認識を強く打ち出そうと謀った。しかし、そもそも西からA氏を紹介された当時、鈴木もエフアールも破産するギリギリの状況にあった事実を思い出すべきだ。A氏はあくまで鈴木の窮状に手を貸すということで、わずか数か月で手形のみで約17億円を貸し付けた(A氏に自己資金がないときは友人知人から借り受け、金利面でも鈴木が「年36%でお願いします」というのを年15%にした)。手形はA氏が要求したものではなく鈴木が持ち込んだもので、どの金融機関でも担保価値はなかったから、A氏が鈴木に乞われるままに貸し付けをしたことははっきりしている。鈴木はA氏と会う以前から融資を受ける際にこの手法を用いて、全ての責任を法人であるエフアールに押し付け、自身は連帯保証人で名を連ねていても、「責任はエフアールが負うべきもの」と言って債権者から逃れてきた事実がある

(平成10年11月26日、決算対策でエフアールに一時預ける際に、西が手形(一部)のコピーに添え書きした)

39(長谷川)あなたと西の面談の話に戻ります。話はどうなったのですか。
(鈴木)西は、乙41(A氏とエフアールには債権債務はないとする確認書)の内容はその通りと言い、原告が、債務が返済されていないと主張する理由については黙ってしまうということが続き堂々めぐりのようなことになりました。
〔注〕鈴木への「確認書」交付の際には、西が別に「エフアールの決算対策のために便宜的に作成したものであることを確認する」旨を記した「確認書」をA氏に交付していた。「確認書」は2件とも9月30日付で、鈴木はその後にA氏に架電して「無理なお願いにもかかわらず、本当にありがとうございました」と礼を述べていた。それ故に西が確認書の内容を事実と認める発言をしたということは有り得ない。
40(長谷川)その後、どうなったのですか。
(鈴木)この場は印象的で良く覚えていますが、突然、西の顔が引きつって、泣き出すような表情になり、「鈴木さん、俺の命を救ってくれ」と懇願してきました。私は、何を言っているのか分からなかったので、「どういうことか」と聞きました。
41(長谷川)そうすると、西はなんと説明したのですか。
(鈴木)原告の要求に従って金を払わないと、原告に殺される、鈴木さんも鈴木さんの身内も殺されると泣きそうな顔で言いました。
〔注〕このような事実があれば、平成18年10月13日、そして10月16日の和解協議の際にも、さらにその1週間後の10月23日に鈴木が一人で来社した時にも当然議題になっていたはずだが、そうした事実は一切なかった。全て鈴木による後付けの作り話である。仮に西がA氏には逆らえないという話が事実とすれば、「合意書」を交わした後に西は何故A氏を裏切って鈴木と利益折半の密約を交わすことができたのか。西はA氏への「遺書」の中で、裏切りを最大限に詫びていたが、鈴木が西をも裏切ったからこそ自ら命を絶たざるを得なかったことが遺書からも明白である。さらに天野裕の自殺を始め、鈴木の周辺関係者たちが不審な死を遂げ、あるいは行方不明になっている疑いがある中で、逆に鈴木の身内や家族に危害が及ぶような事実があったのかを問いたい。さらにこれが公になったとき、全く関係のない濡れ衣を着せられた事実は深刻過ぎて、何事もなく収まるのかと心配するほど大胆なウソである。
42(長谷川)あなたはどう思いましたか。
(鈴木)にわかには信じることができませんでした。
43(長谷川)西は何か言いましたか。
(鈴木)鈴木さんも分かっていると思うけれど、A氏のバックは山口組の弘道会。自分も平成7年3月に金銭トラブルで弘道会の組員にピストル2発を腹に撃たれたことがあり、弘道会の凶暴性をよく知っているなどと言いました。
〔注〕A氏、西、鈴木の3人での面談や飲食等で暴力団に関わるような話が話題になったことは一度もなかった。西がトラブルに巻き込まれて暴力団員に狙撃されたのは事実であっても、そのこととA氏は何の関係も無く、鈴木が勝手にこじつけた創作であった。(以下次号)

弁護士も裁判官も弾劾する!!「鈴木義彦」を巡る訴訟告発(2)

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〔鈴木はA氏との架空の面談を創作した〕
「質問と回答書」や乙58号証の書面での鈴木の陳述は、当然、青田と平林が交渉の場で作り上げたストーリーに乗った形で行われていたが、それらが全て鈴木の演出によるものとは考えにくく、青田と平林の発想や思惑も加わってあまりにも多くの嘘を構築して極端に増幅させた。

(確認書 平成11年9月30日、エフアールの決算対策のためと言う鈴木の要請に基づきA氏が便宜的に作成し、西経由で交付した。鈴木が電話でA氏に礼を述べた)

「質問と回答書」には、鈴木がA氏から借り受けた債務はすでに完済されているのに、何故、まだ清算されていないと言うのか分からなかったとして、西に確認を求めたという件がある。以下、具体的に触れるが、個々に〔注〕を入れて事実を記しておく。質疑応答は大きく4つに分類され、(1)はA氏と鈴木の債権債務の存否に係るやり取り、(2)は宝林株取得に係るやりとり、(3)は平成14年6月27日に鈴木が作成した借用書に係るやり取り、そして(4)は(3)の借用書に基づいた支払いに係るやり取りとなっている。(2)については宝林株の取得に係る資金や受け皿となった海外の投資会社についての主張となっているので、これまでに触れてきた記事を参照してもらい、また(4)については多くが(3)の質疑応答と重複するため、必要な部分のみを取り上げる。

平成14年6月27日付借用書。A氏は西の要請により40億円超の鈴木への債権を25億円にしたが、鈴木が「西に返済金10億を渡した」と発言したため、額面を15億円とした。確定日付がある)

(1)債権債務の存否に係るやり取り
1(長谷川) 甲4(平成14年6月27日付で鈴木が作成した15億円の借用書)の作成経緯についてお尋ねします。(略)あなたの主張は、平成11年9月30日に、原告に対し15億円を返済し、それで従前の全ての債務を完済した、それで原告作成の、原告とエフアールおよび被告間には何らの債権債務も存在しない旨の同日付確認書(乙41)の交付をうけたというものですね。
(鈴木)その通りです。
〔注〕鈴木は借金を全額返済した際には、関連書類を残さず引き上げるという。それ故、鈴木の主張が事実であれば、手形以外の書証類も受け取っていたはずだ。そもそも、鈴木の債務は元本だけでも28億1600万円(詐欺横領分7億4000万円を含む)あったのに、何故15億円で完済などと言えるのか。平成11年9月30日当日、A氏の会社に来たのは西一人だった。前年にもエフアールの天野裕常務(当時)の依頼を受けた西が「決算対策のために手形を一時預かりたい。会計監査が終了次第お返しする」とA氏に依頼し、A氏が応じた経緯があり、この時はA氏の下に手形が戻った。A氏はその経験があったので手形の預けに応じたが、西が「確認書も書いて戴けませんか」と言ったので、A氏は危惧して「大丈夫なのか?」と尋ねると、西が「別途に社長宛に私の確認書を差し入れます」と言ったことから、A氏も応じた。西が手形の原本と確認書を持ち帰った後にA氏に電話を架けてきて、鈴木が代わり「無理なお願いを聞いて戴き有難うございました」と礼を述べた。
2(長谷川)平成11年9月30日にすべての債務を完済し、乙41の交付もうけているのに、平成14年6月27日付の甲4を作成したのか、誰もが疑問を持つところなので、お聞きします。甲4を作成した契機、切っ掛けはどういうことですか。
(鈴木)平成14年3月頃、原告から私に、「どうしても話をしたいから事務所に来て欲しい」旨の連絡がありました。
3(長谷川)どんな用件でありましたか。
(鈴木)何を話しするのか分かりませんでした。
4(長谷川)平成14年3月頃というのは、西が証券取引法の相場操縦で逮捕・勾留されていたころですか。
(鈴木)そうです。西が同年2月末頃に、志村化工事件で逮捕されて、数日後に原告から連絡があったと記憶しています。
5(長谷川)原告経営の会社(注:原文実名)の事務所に行ったのですか。
(鈴木)はい。社長室に行きました。
6(長谷川)あなた一人で行ったのですか。
(鈴木)はい。そのとおりです。
7(長谷川)西は志村化工事件で逮捕・勾留中だったのですか。
(鈴木)そうです。
8(長谷川)原告はどんな話をしてきたのですか。
(鈴木)1つは、エフアール振出の手形などに関する債務は弁済されていない、どのように返済するのかということ。
9(長谷川)あなたは、それに対し、どう言ったのですか。
(鈴木)まず、平成11年9月30日に、西を通じて現金で金15億円を支払い、全て完済していること、したがって、原告作成、立会人西のA氏とエフアールおよび鈴木間には何らの債権債務も存在していない旨の確認書の交付をうけていると反論しました。
10(長谷川)それに対して、原告はどう言いましたか。
(鈴木)西に言われて書いただけだと言いました。
11(長谷川)あなたは、どう言ったのですか。
(鈴木)債務の弁済もないのに、債権債務は存在しないことを確認する書面を作成して債務者に渡すということは世の中で有り得ないという反論をしました。
12(長谷川) 原告は、確認書(乙41)を作成し、債務者に渡したことにつき、さらに説明をしましたか。
(鈴木)いいえ。西に言われて書いただけということを繰り返すだけです。
13(長谷川)何故、西が、そういうことを言ったのかについては説明がありましたか。例えば、エフアールの決算のために必要であるとか。
(鈴木)そういう説明もありません。

(西はA氏から確認書をもらうに当たって「エフアールの決算対策のために手形を預かる」とする確認書を別途にA氏に差し入れた)

〔注〕2~13について。平成14年3月にA氏が鈴木に架電して会社に呼び出した事実はない。A氏は鈴木の電話番号さえ知らなかった。従って、鈴木が主張するような債権債務の存否に係るA氏と鈴木の協議などなく、全くの作り話である。A氏が鈴木と2人だけで会ったのは、鈴木が逮捕される3日前の平成10年5月28日、和解協議前後の平成18年10月13日と10月23日の3回しかない。志村化工事件で西は逮捕されたが、東京地検特捜部が本命視していたのは鈴木であった。西は検事の取り調べで鈴木の関与を頑なに否認した。それは、鈴木が逮捕前の西に縋り、「西会長が出所したら何でも言うことを聞きます。私は今、執行猶予の身なので、絶対に私の名前を出さないでください」とまで言って土下座して懇願したからだったが、西は株取引の利益分配に目がくらんだのか、鈴木には利益分配を実行する保証はないという冷静な判断が西にあったならば、事態がどう転んだか分からなかったという点を鈴木は自覚するべきではないか。「確認書」を裏付けとする債務の完済というが、「確認書」は天野も認めたように決算対策上で便宜的に作成されたものであり、天野は「前年も手形13枚を預けて戴いた。会社には社長(A氏)へ返済する資金は用意できるはずはなかった」と証言していた。なお、平林弁護士は交渉の過程で、A氏の鈴木への貸し付けに「世の中では有り得ないこと」と言う言葉を頻繁に使ってA氏の主張を否定したが、この「質問と回答書」でも同じ言葉を連発している。しかし事実は事実であり、鈴木が和解後にA氏に送った手紙に「社長には過去大変にお世話になった」とか「男としても一目も二目もおいていた」と書いていたのは、世の中で有り得ないようなことをA氏が何回もしてくれたと鈴木が実感していたからである。(注:平成10年5月28日に鈴木が初めて単独でA氏の会社を訪ねたが、それは鈴木から言い値で買ってあげていたピンクダイヤを「売らせてほしい」という名目をつけて持ち出すことにあり「念書」を用意していた。その時、鈴木が「近々、親和銀行での不正融資事件が表面化すると思うのですが……」と言うので、A氏は「実は、鈴木さんが3日後に逮捕されるという情報が入っている」と伝えた。すると鈴木は驚き、その情報が間違いないと実感すると、別に8000万円をA氏から借り受けるために土下座して涙を流して懇願した。また平成18年10月13日はA氏から初めて鈴木に電話したが、この時は西から紀井の電話番号を聞き、紀井から鈴木に連絡を取ってもらった。さらに和解協議後の10月23日は鈴木から電話がありA氏の会社を訪ねて来た。ところで、前記にあるとおり平林弁護士が「有り得ないこと」という点で特にこだわったのは、鈴木に対する40億円超の貸付金を25億円に減額したことだったが、A氏は債務者に催促をしたこともないし金利をゼロにした人(借主)が十数人いたことが取材で判明している。加えて、西が「今後、株取引の利益が大きくなるので、25億円に減額してあげてくれませんか」という依頼をしたのでA氏は了解をした)

14(長谷川)次に、あなたが、平成11年9月30日に西を通じて原告に交付した金15億円については、どう言っていましたか。
(鈴木)西の自分に対する借金の返済に充てた。また、一部は株取引の配分金ということを言いました。
15(長谷川)それに対し、あなたはどのように反論しましたか。まず西の債務返済に充てたということについて。
(鈴木)そんなことは通用しない、エフアールと私の債務返済として金15億円を渡したのであり、したがって、確認書を作成したのでしょうと言いました。
16(長谷川)原告はどう言いましたか。
(鈴木)鈴木さんと西は一蓮托生みたいなものだから、西の債務に充てたと世間では通用しない理屈を言っていました。
17(長谷川)株取引の利益分配金ということについては、あなたはどう言いましたか。
(鈴木)原告と株の話をしたこともなく、株取引をしたこともないのではないかと反論しました。
18(長谷川)原告は株取引の利益分配金は甲5にもとづくものであると主張したのですか。
(鈴木)いいえ。甲5については何の話もありませんでした。私も甲5については忘れてしまっていました。
19(長谷川)原告が甲5にもとづく株取引の利益分配金ということを主張してきたのは、何時ですか。
(鈴木)甲6作成直前の平成18年10月13日です。この時、初めて、これを忘れてはいないかと甲5を見せたものです。
20(長谷川)原告は、甲5の話もしなかったということですが、宝林株800万株の利益分配金という主張はしたのですか。
(鈴木)具体的な銘柄についても話はありませんでした。

(合意書 宝林株800万㈱取得を契機に西と鈴木が仕手戦を企図し、A氏に株価維持の資金支援を要請。鈴木が熱弁を振るってA氏を説得した)

〔注〕14~20について。15億円の授受は平成11年7月30日であり9月30日ではない。しかもその15億円は「(宝林株取引の)利益」であるとの説明を受けたA氏は、「合意書」に基づいて3等分すると思ったが、西が「自分と鈴木の取り分は返済金の一部に充てます」と言うのでA氏は15億円を受け取り、そのうち1億円を西に渡し「鈴木さんと分けなさい」という心遣いをした。そして翌7月31日午後4時に西と鈴木がA氏の会社を訪ねた際に15億円の処理を三者で後日のために確認し、鈴木は5000万円の礼を述べた。
鈴木は15億円の授受の日時を変えただけでなく、「西の債務支払いと株取引の利益分配金に充てた」などと都合よくすり替えているが、7月31日午後4時に3人が会ったのは15億円の処理を再確認するためのことだけだった。
なお、鈴木は平成10年5月31日に親和銀行事件で逮捕起訴された後の同年12月に保釈された当時、東京・三田の愛人(サラと鈴木の子供)のマンションに身を寄せる中で朝から酒に溺れ自暴自棄になっていた。それを見かねた西が鈴木に再起を促すために日参し、折から宝林株800万株の売却話が持ち込まれた話をして、これをきっかけに株取引を進める話をした。それがA氏との「合意書」の作成につながったのである。A氏を巻き込むにあたっては、鈴木が一人熱弁を振るってA氏を説得し資金支援を取り付けた。こうした経緯がこの「質問と回答書」には何一つ触れられていない。鈴木は「3~4年で20億円以上の授業料を払った(株で損をした)ので絶対の自信があります。それに、これをやらせて戴けないと、私も西会長も借金を返す目途が立ちません」とまで言って懇願したので西の提案で「合意書」が作成された(以下次号)

弁護士も裁判官も弾劾する!!「鈴木義彦」を巡る訴訟告発(1)

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〔西義輝が「A氏には逆らえない」と言ったという嘘〕
鈴木義彦関連の膨大な資料の中に「質問と回答書」(乙59号証)という表題の文書がある。鈴木が貸金返還請求訴訟で提出した証拠の中で物的証拠と呼べるものは唯一「確認書」しかなく、その他の証拠はA氏側が出した証拠や陳述への反論でしかなかったが、この乙59号証も鈴木が反論の一つとして提出したものであった。しかし関係者によれば、この書面に書かれた内容は明らかにA氏の名誉、社会的信用を著しく毀損したものであるだけでなく裁判官の事実認定をも大きく狂わせ判決にも深刻な影響を及ぼした可能性が高いとして、関係者は鈴木と弁護士に対して法的措置を取っているという。(注:平成10年、11年の2年度にわたって、エフアールの決算対策のため鈴木がA氏から融資を受ける際に担保に供していた手形を監査終了まで一時的に預けたが、11年度には鈴木の要請に基づいて「債権債務は存在しないとする」書面(確認書)も交付した)

(貸金返還請求訴訟に出された「質問と回答書」 鈴木が架空の面談を基に構築した虚偽の陳述 A氏の名誉を著しく毀損している)

乙59号証の文書は21ページからなり、代理人弁護士の長谷川幸雄が質問し鈴木が答えるという体裁になっている。内容の多くはA氏が「貸金と合意書、和解書に基づいた約束を果たすこと」を求める訴訟まで起こした債権の存在を否定するという主張を繰り返し述べているが、鈴木が主張を裏付けるためにありもしない嘘を並べ立て、それを長谷川が巧妙に脚色するという手法が一貫して取られていたまた、この「質問と回答書」とは別に鈴木が反論として提出した書面(乙58号証)があり、それには表題は無いが、「平成18年10月13日(金)と10月16日(月)の話し合いの件」と「平成18年10月16日(月)以降」という見出しをつけて「和解書」を作成した前後の鈴木の言動をまとめたものとなっているが、これも鈴木が自分に都合よく好き勝手な嘘で固めた陳述書であった。ところが、この書面と「質問と回答書」に書かれた鈴木の陳述の中には度を越してA氏を誹謗中傷している部分が多くあり、決して許されるものではないと多くの関係者が言う。
乙58号証の書面で、鈴木は、その直前に西が香港で殺人未遂事件に巻き込まれた出来事を前提に、西が同事件で鈴木の名前を出さなかったにもかかわらず、鈴木自身がA氏と西によって容疑者に仕立て上げられそうになり、また側近の紀井義弘が裏切ったと決めつけて、その不安と恐怖の中で用意された「和解書」に署名指印せざるを得なかった、と主張した。「和解書」は西の顧問だった警視庁のキャリアOBが作成したもので、鈴木が時間をかけて何度も読み返していたので、A氏が「気になるところがあれば、文言を書き換えますよ」と言ったが、鈴木は「問題ありません」と言って署名指印したものだ。そうした経緯を否定して「和解書」無効の主張を正当化するために過度の言い訳を並べ立てたのが乙58号証の書面だった。それは鈴木が、一連の株取引が「合意書」に基づいて行われたという事実を認めたが、しかし「和解書」が作成されたという当然の成り行きをどうしても否定しなければいけない、という思惑から構成されたもので、平林英昭弁護士が悪知恵を絞って作成したと思われるが、和解協議を録取した音源に残された鈴木の発言と矛盾して整合性のないものであった。何よりも、鈴木の言動が書面に書かれた内容と違っている事実を鈴木自身が一番よく分かっているはずで、何から何まで無理を聞いてもらったにもかかわらず、このようなやり方は人として許されることではない。

(和解書 鈴木と西は「合意書」に違反した事実を認めた。鈴木は強迫されて署名したと無効を主張した)

平成18年10月16日の和解協議の場では、鈴木が株取引の利益を50億円とした発言に西は噛みつき、「そんな少ない金額ではない」「鈴木さんの側近から聞いている」と言うと、鈴木が「誰が言っているんだ!?」と強い口調で西に詰め寄るという場面があった。西は紀井や茂庭から利益金の明細を聞いていたが、具体的な名前を出さずにいると、鈴木が激しく詰め寄ったために西も紀井の名前を出さざるを得なかった。紀井が真相を語っていることが明らかになったことで、鈴木はA氏と西にそれぞれ25億円ずつを支払うと約束して「和解書」が作成されたが、最終的にA氏には別途20億円を支払うとも言った。ただし20億円については、鈴木が「西の言い方が気に入らないので、和解書には書かないが、間違いなく約束は守ります」とA氏に断言した(音源が残されている)。

鈴木と西は「和解書」で「合意書」に違反した事実を認めて謝罪をするとともに、前述の通り鈴木が支払いを約束したが、その後、しばらくしてA氏に手紙を送り付け、約束した株取引に係る利益分配金の支払いを留保して、その後の交渉の代理人として青田光市と弁護士の平林英昭を指名すると一方的に通告してきた。しかも、青田と平林による対応は交渉どころか、「和解書」を無効にするための言いがかりであり、A氏に対する誹謗中傷であった「質問と回答書」の文面は、まさにその延長で仕立てられたもので、鈴木の嘘が増幅したものだった。

青田と平林は「和解書」を反故にするために好き勝手放題の嘘を並べ立てた。
青田は「和解書」作成の場に立ち会っていないにもかかわらず、「A氏と西に強迫され、また出入りができないようにするためにエレベーターを止められて事実上の監禁状態に置かれたため、その場を切り抜けるためには署名押印するしかなかった」というありもしない作り話を平然と言ってのけた。「和解書」は正常な協議の下に作成したにもかかわらず、青田の作り話によって交渉は混乱を招いただけでなく、強迫という文言を乱用することでA氏の名誉と社会的信用を著しく毀損したものだった。A氏が初めて平林と会った際にも、平林から「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか。そうしてくれれば、鈴木がすぐに支払うと言っているんで……」と打診してきた事実が、何よりも「和解書」が正当に作成されたことを物語っていたが、A氏がその申し出を断ったことから、青田と平林による誹謗中傷がひどくなったのは明白だった。ちなみにA氏は青田の嘘を証明するためにエレベーター会社から「エレベーターは止められない」という証明書を出してもらった。青田はビルの1階で待機していたと言って前述のような好き勝手放題の嘘を吐いたが、実際にはビルの1階にはおらず、同行していたら当然のように協議に同席したはずで、A氏が鈴木を車(来社した時に乗ってきたマイバッハ)まで見送った際に運転手しか乗っていなかったのを何人もの社員が見ていた。

青田による悪質な妨害行為は目に余った。A氏が鈴木の要請に基づいて止むを得ず立てた代理人(利岡正章)が、平成20年6月11日、静岡県伊東市内のパチンコ店駐車場内で暴漢2名に襲われるという傷害事件が起きた。暴漢はそれぞれ金属バットのようなもので利岡を滅多打ちにしたため、利岡は殺されると実感したという。利岡は両腕で頭部を庇っていなければ間違いなく命に係わる重傷を負ったことから、暴漢には殺意があったのは間違いなかったという。暴漢2名を逮捕した静岡県警は暴漢が広域指定暴力団稲川会習志野一家の構成員であると発表した
伊東市立病院に入院した利岡を翌日に見舞った暴漢の親分に当たる渡辺某組長が利岡に示談を申し入れ、利岡が自分を襲った理由と指示者(教唆者)の名前を教えるよう条件を出すと、渡辺がそれに応じたため利岡は示談に応じた。
しかし、退院後に利岡が渡辺組長に連絡を入れ、襲撃事件の動機と教唆犯の開示を要請したが、渡辺組長は態度を曖昧にしたまま回答を先送りにした揚げ句、別の事件の容疑で逮捕される事態となり、以降で渡辺組長が約束を果たすことはなかった。

(平成20年6月11日、利岡正章が暴漢に襲われたことを報じた伊豆新聞の記事。犯人は青田光市が昵懇の関係にある暴力団構成員だった)

襲撃事件については渡辺組長から真相を聞き出すことはできなかったものの、利岡及び関係者が聞き取り調査を重ねた結果、稲川会系の別の組幹部複数人の証言によると、青田が前記習志野一家NO.2の楠野伸雄とは20年来の昵懇であること、青田が事務所を置く東京上野の周辺の警察署では青田が習志野一家を含む暴力団関係者より「上野の会長」と呼ばれている事実を承知していること、利岡襲撃事件に前後して青田が習志野一家構成員らを海外旅行に招待したり車を買い与えたり、さらには飲食も常態化していたことなどが判明するとともに、青田が「鈴木はモナコに数十億円もするコンドミニアムを所有し、F1のスポンサー(100億円規模)をする予定である」といった話も周囲にしていたことも分かったまた、鈴木が密かに愛人(10人いると自慢する中の一人である清水みのり)と住むための住居としていた超高級マンション(ドムス南麻布)は、鈴木がオフショアに用意したペーパーカンパニーが所有していたが、そこに居住してるのが発覚すると間もなくして青田が処分した。なお、襲撃事件の直後には青田自らが楠野との関係を隠すために「関係は一切なかったことにしてほしい」と口止めしていただけでなく、鈴木の代理人弁護士の平林英昭もまた稲川会習志野一家総長の木川孝始に最低でも2回以上も面会していた事実が判明した。それ故、利岡襲撃事件は青田(鈴木)の依頼(教唆)に基づいて実行された疑いが強く持たれている。(以下次号)

読者投稿 「G社長」(2)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられているものをピックアップして掲載しています。

記事タイトル 〔金の亡者 名家滅亡への道〕

《G社長のように大変な金持ちでプール付きの豪邸に住み、別荘に車、クルーザーを持っているとなれば、行き着く先はやっぱり女ということになるが、よくスキャンダルが起きないな。よっぽど金のほかにたくさんのプレゼントを買ってやっているんだろうけど、別れ方も上手なのか? それでも女は分からないというからご用心、ご用心》(O・Mさん 男性)

《G社長の実兄が大手ホテルチェーンを束ねる会社の代表というが、その実兄も冷や冷やものだろう。記事で利益供与の話が出ていたけれど、いつG社長の名前が表に出てもおかしくない。そうなると、会社もおかしくなるが、実兄だって何らかの責任を問われるのではないか》(N・Kさん 男性)

《G社長の会社では絶対に働きたくない。会社を隠れみのにして私腹を肥やしているような人間が経営のトップに就いているような会社は碌なものじゃないし、どこかでとんでもない事件を起こしても誰も責任を取れないようなトンチンカンな社員しかいないだろうから、真面目に働いている社員に必ずしわ寄せがいくに決まっている》(U・さん 男性J)

《G社長の交際費って、いくらくらいあるんだ? それでも足りずに下請をいじめて上納金をせしめるっていうのはアコギなヤツだ。下請け業者も反発すると仕事ができずに倒産ということになるから我慢しているのだろうけれど、何かG社長を懲らしめてやる方法はないものか?》(G・Sさん 男性)

《G社長は女遊びが道楽みたいだが、どんなタイプが好みなのか、東京ダークサイトで張り込みでもして、一度公開して欲しいものだ》(T・Oさん 男性)(以下次号)

読者投稿 「松本信幸」(1)

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記事タイトル 〔詐話師「松本信幸」は気宇壮大な作り話を振り撒く〕
《架空の資産家を作り上げるなんて、無茶苦茶だな、松本信幸という男は。しかもカネの桁が大き過ぎて、誰も信用しないはずだ。揚げ句に嘘がバレそうになると相手を殺そうとするなんて、尋常じゃない。松本のような人間が本当に凶悪犯になるんじゃないか》(S・Kさん 男性)

《謝罪文を何枚も書くというのは、そもそも改心する気持ちがないことの証。書かせる方にはどこかで態度が改まるという期待があるのだろうけれど、無理というか本人に全くその気がない。殊勝に会社の仕事を手伝うと言いながら、実際には金を横領して逃げる。そういう男には制裁しかない》(M・Tさん 男性)

《全部ウソの作り話を、いくらでも持ち込んで詐欺を働くというのは才能か? そういう詐欺話ばかりをやり取りしている溜まり場的な所があるって聞いたことがある。松本という男も、きっとそこでネタを仕入れて仕掛けを打つのだろう》(G・Tさん 男性)

《相手を騙すのが限界にきて、殺そうとする発想は松本が心底から犯罪者という証だ。さっさと警察が捕まえないと被害者が続出する》(Y・Aさん 男性)

《債権者の前から姿を隠して逃げると記事にはあるが、それ以外での所で松本は普通の顔をして、のうのうと生きているのだろう? 自分のやらかした事を悔やむことなど一つもないはずで、しかも収入の道は詐欺を働くことだけとなれば、松本は新たなカモを探す。絶対に捕まえるべきだ》(O・Hさん 男性)(つづく)

読者投稿 「山本丈夫」(1)

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記事タイトル 〔ロシア利権と「山本丈夫」の詐欺商法〕
《金を借りて返済がうまくいかなかったら、というより山本丈夫という男は始めから返すつもりはなかったのではないか。だからその場しのぎのウソをつき、時間を稼いだうえで逃げ時を図る。しかし、そうであっても、貸した人間との間で約束したことは「約束した」と言わなきゃ誰からも恨まれて行き場を失う》(F・Hさん 男性)

《ロシア博とか、インド仏像・工芸とか、海外のカジノとか、山本の詐欺の道具は国際的だね。しかし、やっていることは陳腐で、何の特徴もない。バレそうになったら次の詐欺話を繰り出して、それも限界が来ると逃げて姿を隠す。詐欺師の典型だ。揚げ句に訴えられたら、相手のことをクソミソに避難して自分が被害者面をするなんて最低だ。警察に捕まっても、ずっと否認しまくるのだろうな》(K・Sさん 男性)

《口から出まかせ、というけれど、すぐにつじつまが合わなくなって自分が苦しくなるだけじゃないか。本気で謝罪する気もないくせに「嘘でした、ご免なさい」って謝ることに何の恥も感じないというところが、たぶん詐欺師の真骨頂なのだろう》(N・Fさん 男性)

《相手に実害を与えておいて逃げまくれば、いずれ相手が諦めるという感覚はひき逃げ犯と同じか。ひき逃げは被害者が死んだら罪がグンと重くなるが、詐欺師の場合は被害者の数とか被害の金額で判断することになる? 山本はいったい何人の被害者が出てくるのか?》(K・Nさん 男性)

《人を騙す、人を裏切る、人に危害を加える。記事を読んでいると、自分の身の回りにもそんな人間がいて、逆に自分も気づかないところで人に恨まれるようなことをしているかもしれない、という印象もある。しかし、やってしまったことに対してはきっちりと責任は取らなければならず、山本のように逃げ得を狙っているような男は必ずどこかで制裁を受けるものだ》(S・Tさん 男性)

《嘘を吐き通すなんてできるわけがない。だから嘘はつかない。しかし山本のような男は別の嘘を考え出して、人を騙し続けるのだろう。許しがたい男だ。身近にも似たような男がいたが、そいつも警察に捕まった。とはいってもそういうヤツは反省などしないから、今度こそうまくやるとしか考えないのかもしれない。記事にもあったが、山本が裁判ではウソを吐きまくって、却って被害者やその関係者の怒りを増幅させたというのは反省がない証だ》(K・Kさん 男性)(つづく)

 

 

読者投稿 「G 社 長」(1)

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記事タイトル 〔金の亡者 名家滅亡への道〕
《G社長というのは、ケチ男の典型ですね。金持ちのくせにやっていることは貧相そのもの。これではまともに女にもてることなどありません。会社のトップが好みの女に高価なブランド物をプレゼントするために下請けを虐待しているような公私混同は、いずれ制裁を受けるに違いありません。下請けが黙っちゃいないから、告発されるのは間違いない。ニュースが楽しみです》(I・Nさん 男性)

《G社長って誰なんだろう。年商が700億円とか800億円と言ったら上場企業では中堅どころだが、きっと同族会社に違いない。それじゃないと、下請をいじめて上納金を差し出させるなんて日常的にはできないはず。しかも数億円のクルーザー、高級車を10台前後も所有したり、自宅にプールがあったりなんて、サラリーマン社長にはできない。……と想像している間にそろそろ種明かしをして欲しい》(S・Tさん 男性)

《暴力団への利益供与と言えば、昔の総会屋を思い出す。上場企業の総務部は、いつも株主総会前はピリピリしていて、警察沙汰にならないよう神経質になっていた。しかし、会社の代表者自らが関与するというのは異常だし、それだけG社長が金銭欲が強くて、社内の幹部にも知らせず金儲けに走っているということだ。しかし、利益供与が発覚すれば、相手は暴力団だから、即刻銀行取引停止になるので会社は立ち行かなくなってしまう。そうなると、機密費(裏金)の問題は相当に深刻で、会社が家宅捜索を受けてバレたら、社員はべらべら喋ってしまうだろうから、G社長は二重三重に助からない》(S・Yさん 男性)(以下次号)

 

 

 

鈴木義彦の偽証を増幅させた長谷川幸雄は悪辣(6)

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読者投稿で寄せられた「ご質問」の中で多く寄せられたものの中から代表的なものを選び、以下に掲載します。ご質問の多くは鈴木の虚偽証言、誤った事実認定に基づいた判決を出した裁判官に関することですが、他にも鈴木や青田の家族、親族が彼らをどう見ているのかといったご質問も散見されます。これらのご質問は本誌が鈴木や裁判官に対して抱いている疑念でもあるため、読者投稿の欄とは別に編集することに致します。

《鈴木の証言や陳述が多くの証拠によりほぼ全てウソだと判明しているというのに、裁判官は一部を見抜けなかったなら分かるが、全てを見落としたか無視している。それに鈴木が認めている部分さえ認めていない、というのもおかしすぎる。鈴木の多くの事件の中で特に親和銀行事件で逮捕された容疑を見ると、担保価値がないものを持ち込んで総額100億円以上の融資を受けたり、暴力団がらみでマッチポンプを仕掛けたというが、そうした鈴木の姿勢(手法)に裁判官は何故注目しなかったのか、誰もが不信感を持つのは当然で、万人に分かる説明が絶対に必要不可欠だが、品田裁判官には裁判官としての使命感はなかったのか? 高裁を含む他の裁判官はどうだったのか?》(注:同様の趣旨の投稿が最も多くありました)

《鈴木が外為法違反を承知で株取引で利益が出るたびに海外に大部分を流出させたのは、どうして可能だったのか。オフショア―に作ったペーパーカンパニーのお陰か? 茂庭進という海外駐在が長かった元証券マンや常任代理人に就いた杉原正芳弁護士のノウハウか?》

《鈴木に聞きたい。自分が犯罪を重ねていることに自覚も反省も無いのか? 自覚があれば、のうのうと生きていられるはずはないと思うし、億単位の金を使っていれば、すぐに人の目に留まると思うから、それにも神経を使っているはずだが、それほど上手に生きられるものなのか? それでも、許されることではないし、世界中で数多くの人間が注目している中で誰かに見られていると思わないか。記事には鈴木や青田の顔写真が載っているが、もし青田が悪事を働いてもすぐに金の流れで鈴木の動きもキャッチされ、正体が知られてしまうのではないか?》

《鈴木のウソが証拠によりほとんどが暴かれたことで、この裁判については国内外から疑問の声が多く上がっているようだが、それは当然のことで、もちろん関わった弁護士や裁判官に対してもこのまま見過ごしたら日本の法曹界は笑いものになるのではないか? それに自殺者、不審死者、行方不明者すべての解明はできないのか? 鈴木が用意して杉原弁護士が常任代理人を務めたペーパーカンパニーのリストを作成して公開できないか? 読者からの情報提供もできるだけ公開するべきではないか?》(注:世界中の読者、関係者から同様の投稿が多く寄せられています)

《裁判官の過ちを糾したり、問題提起することはできないのか? これができなければ、日本の法曹界はナレアイというレッテルを貼られ、裁判所の威厳がなくなるだけでなく恥さらしと言われかねない》

《鈴木は親和銀行事件で有罪判決が出たというが、執行猶予中の平成12年から平成16年までの間の海外渡航で裁判所の許可はいらなかったのか?》

《鈴木は合意書や和解書、借用書に自署しているのに、裁判官の一存ですべて無効にできるのか? 裁判官は、鈴木が主張した強迫や心裡留保を採用したが、和解協議の場で鈴木が西に対して「それじゃあもう命落とせば良いじゃないか、今。そんだけの腹あるのかお前」と発言したことを裁判官は何にも考慮していない。強迫しているのは鈴木であって、こんな明らかなことを裁判官は見逃しておいて合意書と和解書を無効にしたのだから、重大な過失ではないか》(注:裁判官の責任感、使命感への疑問が多く寄せられています)

(写真下:鈴木の自宅があるマンション 鈴木と家族は住んでおらず所在を不明にしている)

《鈴木や青田の悪事を身内も家族も知っているはずなのに、鈴木の行為が事件化したら家族も世間から未来永劫いつまでも白い目で見られると、本人たちはどこまで本気で真剣に考えているのだろうか?》

《鈴木にかかっている嫌疑はあまりにも多いが、いい加減な判決ひとつで済ませてしまって良いのか?》(注:日本の裁判所に対する評価ですが、世界からどのように思われているか? という疑問は多く寄せられています)

《鈴木の虚偽の証言や主張は弁護士との合作と思うが、裁判の原則は証拠主義ではないのか? この一件で裁判所への信頼がなくなるのでは、あまりにひどすぎると読者の多くが感じているのではないかと思う》

《鈴木義彦さん、あなたは、本当はA氏から手形や借用書でいくら借りたのか? 「念書」では預かったと書いたピンクダイヤと絵画を裁判ではA氏から買ったと言った。どっちが本当なんだ? A氏は貸金を28億円と言って証拠も出したが、借りていないものまで書類を書いたというのか? A氏から金を借りられたのは、西義輝が明かしているように全て西の保証があったればこそではないのか? 弁護士や裁判官も記事を読んで、本音ではどう考えているのかを知りたい》

(写真下:鈴木の実父と妹が住むマンション 鈴木が脱税した金で買ってもらったと言われる)

《鈴木と西の株取引は宝林株から始まったという。その買取のための3億円は鈴木の証言は二転三転しているが、本当は誰が出したんだ? 鈴木は親和銀行事件で逮捕される3日前にA氏から8000万円を借りたというが、何故それを西には内緒にしてとA氏に頼んだのか? 西の奥さんからも1800万円を借りていたからか?》

《ピンクダイヤモンドと絵画をA氏に言い値の3億円で買ってもらっていて、絵画は他に担保に入れていたために一度も持参しなかったというのは詐欺だ。その2点を「3億4000万円で売らせてほしい」と言ってピンクダイヤモンドを持ち出しながら返しもしなければ金も支払わなかったのは信じられないほど悪質過ぎる。鈴木がピンクダイヤモンドを持ち出したのはA氏から逮捕情報を聞いたその日にというのは計画的だったのではないか? 裁判官は、当事者はエフアールで鈴木ではないと認定したが、A氏はNo.2の天野という常務に会ったことすらない上に、天野自身が鈴木の主張を否定しているのに何故鈴木ではないと言えるのか。全くおかしい》

《東京地裁の判決が出る直前に鈴木の代理人である長谷川弁護士が大勢の前で「絶対に勝訴する」と大声で断言したというが、いったい何の根拠があってそんな言い方になったのか? 文字通りに受け取れば判決を書いた裁判官から事前に何らかの情報をもらっていたことになる。それって、裏取引があったということではないか?》

《合意書にサインしたのは西への協力で仕方なく、ということではない。鈴木は資金繰りに窮してにっちもさっちも行かなった上に親和銀行事件で逮捕された直後のことだから。しかも、「株では20億、30億の授業料を払ってきたから自信がある」とA氏を説得したのが鈴木であったということであれば、それを裁判官が審理で確認しなかったのは何故だったんだ?》

《平成14年6月27日にA氏に返済する10億円を西義輝に渡したと言って鈴木が15億円の借用書を書いた件、借用書には確定日付があるのに、鈴木は「西に10億円を渡したという話はしていない」とか「その日は会っていない」と言い出したが、借用書に署名して公証役場で確定日付を取っていることをどう説明するのか? 西はA氏から問われて鈴木から10億円を受け取ったことを認めて同額の借用書を書き、これにも確定日付がある。じゃあ、鈴木が西に10億円を渡した目的は何か? 合意書の破棄への報酬と言った西に鈴木は反論できないどころか、和解協議の際に西に「これだけは認めろ」と言われて仕方なく認めたのじゃなかったのか? そうであれば、唯一の証拠として出した確認書(平成11年9月30日付)も鈴木の主張がウソだということが明白になる》

《和解書の作成経緯が強迫とか心裡留保とか、裁判官は何故、鈴木の主張を認めたのか? 鈴木自身がその後の手紙でA氏に大変世話になったとか、一目も二目も置く人間と書いていた。そうであれば裁判官が「強迫があった」とした上に「それ故に心裡留保だ」としたことには何の根拠もなかったのではないのか?》

《鈴木がA氏に送った手紙には「本日再度、出国せざるを得ません。当分の間、帰れません。理由は、国内で問題が発生しました。国内から海外へ切り口を付けようと本気のようです」「海外に口座を作ってほしい」と書いているが、これは、まさに鈴木が株取引の利益を海外に流出させて隠匿している事実を自白している。そして情報漏洩は「西しかいない」と言っているが、和解書でA氏と西に25億円を支払い、さらにA氏には20億円を別に支払うと約束しているのにそれを反故にするようなことは有り得ない。鈴木が所在を隠すための言い訳に過ぎない。鈴木は利益の隠匿(脱税)をしっかり認識して神経質にさえなっているが、どうしてこういう問題を裁判官は無視したのか?》

《鈴木と青田の関係は正確にどう見たら良いのか? 記事では、青田は鈴木の“裏方”とか“汚れ役”とか言って、親和銀行の美人局を仕掛けたり、利岡襲撃事件に関与が疑われたりで、目先では鈴木には重宝だろうけれど、とんでもなくプレッシャーになる存在ではないかと思う。下手をすると命取りにだってなりかねない。そういう目で見た時、例えば和解協議の後で約束を反故にして代理人を立てると言って青田を指名したのは、青田が「A氏に金なんか払うことはない。俺に任せてほしい」などと言いながら金のために横やりを入れたからとも考えられる。青田に引きずられて、どんどん泥沼にはまり込んで行くような状況に鈴木はブレーキをかけられずにいる、とも考えられる》

《裁判官の不正は以前からも指摘されているが、品田裁判官は鈴木がA氏に送った手紙を読んだのか? 手紙を読めば、和解書を強迫とか心裡留保の結果作成されたという裁判官はいないと思う。読者の多くが品田裁判官の姿勢をすべて理解できず、何か思惑があったのではないかと感じていると思う。原告の弁護士も大事な所で反論も追及もしていないように思うが、それも理解できない》

《合意書の取り決めから言えば、鈴木と西は和解書で不正を認めているので取り分はないことになるが、鈴木は何社かのペーパーカンパニー名義で1000億円以上を蓄えている。鈴木と西が株取引で使った株価の買い支え資金は西が認めていた分でも207億円だったというから、それをコストとして差し引いたうえで3等分するのが合意書を交わしたときの約束ではなかったのか? 鈴木は真実を認めてその約束を先ずは実行することだ。西は全ての債権をA氏に譲渡しているではないか?! 本来ならば2人は合意書に違反したから取り分はなかったはずだ》

《西義輝は鈴木の口車に乗って取り返しのつかないことをしたと、命と引き換えの反省(後悔)を遺書に残したが、鈴木は西の行為を全く無視した。そこまでのワルはいない。その鈴木の悪性を容認した品田という裁判官は罪が深い》

《青田と平林は鈴木から多額の報酬をもらおうとして、脅迫や心裡留保なんていう好き勝手な作り話をしたとしか見えないが、それさえも裁判官が判決で採用した。しかし、鈴木が株取引の利益を独り占めしているという点にはほとんど関心を示しておらず、それで審理に大きなズレが生じてしまった。裁判のポイントを裁判官自身が故意に外しているとしか思えず、動機は何だったのか? これだけ大きな裁判で余りにおかしすぎる判決と言わざるを得ない》(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(6)

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記事タイトル 〔極悪!稀代の事件師「鈴木義彦」の正体〕

《西の自殺でA氏が被ったダメージは、裁判で負けるという予想もしなかった結果が先ず第一にあると思う。鈴木は言いたい放題でウソを並べ立て、証拠は一つしかないのに(それも、便宜上A氏に作ってもらったもの)、何故A氏は勝訴できなかったのか。逆にA氏側の証拠ですべてのウソが明白になっているではないか。何より株取引の実態がもっと具体的に明かされて、数多くの投資会社がペーパーカンパニーであることや隠匿資金の存在が何故裁判官にも伝わらなかったのか。裁判官もひどい判決文を書いたと思う。一審の判決は品田裁判長がまとめているが、他の2人の裁判官と二審の裁判官3人も、この判決に問題ないと思った裁判官はいないはずだ》(O・Jさん 男性)

《青田が西に尾行をつけた、という話が記事にあったが、香港での事件や利岡襲撃事件を考えると西をどこかで襲う機会を狙っていたとしか考えようがない。「邪魔者は消せ」とかいう映画が昔あったが、鈴木の周辺ではそれを地で行く話がいくつもありゾッとする》(K・Gさん 男性)

《命を絶つというのは相当な覚悟と思うが、西義輝の場合はどうだろう? 同じ命を懸けるなら、いっそのこと香港の事件で鈴木の名前を出して公にしても良かったのではないか。同じように訴訟という選択肢も活かせたろう。鈴木に裏切られた、A氏に取り返しのつかない裏切りを働いたという二重の絶望感で板挟みになったことは想像できるが、金と命を天秤にかけても何も生まれない》(G・Sさん 男性)

《西義輝が自殺に際して送っていた手紙(遺書)を見て、鈴木義彦のほか鈴木の父親(徳太郎)や青田光市、茂庭進などはどう考えたのか? 金の力で鈴木のやり過ぎを誰も咎められず、逆に亀のように首や手足を引っ込めていただけだったのではないか》(T・Kさん 男性)

《西は何故A氏を裏切ったのか? 株取引の利益の管理を西がしていたら、西はどう動いていたろうか? 鈴木が始めから西に損失を負わせて逃げるスキームで取り組んでいたことを、西は感づいていたと思う。しかし、香港事件が西の言う通りなら、西はA氏を香港に同行すべきだった。そうすれば、もっと違った形で鈴木を追及できたはずだ》(A・Uさん 男性)

《1000億円の隠匿って、間違いがなければ何故、金融庁や国税は鈴木を追及しないのか? そんな巨額の脱税が事件で表面化すれば日本史上で初めてではないか。西はA氏に語らなかった事実がまだ多くあったに違いない。命を天秤にかけるなら、全てを語ればよかったのに。そう考えると、この裁判は仕組まれている。弁護士や裁判官は大変な立場に追い込まれる予感がする》(Y・Mさん 男性) (以下次号)

鈴木義彦の偽証を増幅させた長谷川幸雄は悪辣(5)

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〔西義輝の自殺が裁判に与えた影響〕
平成22年2月9日頃、西義輝が妻の故郷に建てた別邸で自殺した。多くの関係者には相当な衝撃だったことは明らかだったが、原因の大部分を占める鈴木義彦に対して「絶対に許さない」という感情を共有したのも事実だったに違いない。西義輝がA氏を始め鈴木ほか実父徳太郎、青田光市、茂庭進、さらに10人以上の友人知人に送った書面(遺書)を基に特集記事を組んだのだが、「鈴木は人の死を何とも思わないのか」という印象を強く持ったという読者投稿も多く寄せられている。鈴木の周辺では自殺や不審死、行方不明者が相当数いるという話も出ているだけに、つくづく鈴木が恐ろしい男に見えたに違いない。

平成7年から同9年当時、西と会わなければ鈴木の人生がとっくに終わっていたことくらい鈴木や実父(徳太郎)には分からないはずはなく、鈴木の実父は息子や青田が悪の限りを尽くしていたことは十分に承知していたはずだ。事情を知る多くの関係者は、実父の徳太郎が「息子と青田は悪だが、天野は常識人だ」という話をA氏の代理人にもしていたという。そうであれば、何故父親として息子の悪事を諌めなかったのか、不可解でならない。

そしてそれ以上に、西義輝の子息(内河陽一郎 内河は前妻の姓)が鈴木の報復を恐れて何もできない、と言ったことには呆れてものも言えないと多くの関係者が言う。それは、西の自殺を避けて無視しようとするただの言い訳ではないか? 子息は父親に同行して香港にも行ったというから、父親が殺されかけた現場を目の当たりにしたはずで、少なくとも自分から鈴木に“報復”するような気持になるのが当たり前ではないかとも思われる。鈴木に立ち向かうことに多くの関係者がみな協力している中で、勤務先の保険会社にさまざまなことがバレるとまずいとか、鈴木と青田の報復を恐れているからといって、年上の関係者に食ってかかるような態度さえ見せたというが、そうであれば、あまりに身勝手な対応と言わざるを得ない。

西が自殺したのではないかという騒ぎになったのは、鯉渕という西の友人に書面が郵送され「これは遺書ではないか」と鯉渕が西の子息に架電してからだった。陽一郎が慌ててA氏に電話した時、陽一郎はしどろもどろになって話ができないような状態だったためにA氏の会社に来たが、A氏も陽一郎の話を聞いて驚き、社員に指示して郵便物を確認させると、西からの手紙が届いていた。すかさず陽一郎が先に見せてほしいと言ったが、A氏に制せられると「コピーを取ってください」と言うので、それにはA氏も同意した。A氏は「奥さんや君にも来ていたら見せてほしい」と言い、陽一郎も同意したが、しかしその後に陽一郎が西の遺書をA氏に見せることは一度もなく、何事においても自分本位で本当に身勝手だと、関係者が口を揃える。

鈴木のウソには底知れなさがあって、西義輝がまさに裏の裏を一部明らかにしたところもあった。親和銀行事件で「青田光市を使い、さも副島グループがやったようにして、親和銀行会長に女性を近づけ、長崎市大村のラブホテルでの女性との秘事をビデオに撮らせたりして、いかに副島が危険な人物であるかのように会長に説明をし、会長に取り入り、もみ消しを貴殿に依頼させ恩義を売った」というのは正に犯罪だ。(注:この話は平成11年頃、鈴木が西に直接していたと西が語り記録に残していた)

このように西義輝は真の鈴木義彦を数多くの場面で見てきたはずだから、その後の裁判で審理や判決にも大きく影響するほど鈴木の実体を事実に基づいて明らかにできたに違いない。最低でも鈴木が言いたい放題に虚偽の主張を繰り返すことはできなかった。同じく裁判官もまた、実態を無視して「合意書」と「和解書」を無効にするような判決を下すことはできなかった。
関係者によれば、「西は鈴木を絶対に許せないと言い続け、鈴木と青田を成敗してから自殺すると口走ったことが何回もあった」と言う。そして「A氏に止められなければ本当に実行していたように思う」とさえ言う。
本誌では「読者投稿」の欄を設けているが、読者より戴いているご質問の中で特に多いものを選んで次号で掲載することにした。(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(5)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 〔極悪!稀代の事件師「鈴木義彦」の正体〕

《鈴木も志村化工株の売買でインサイダー容疑での逮捕が確実だった、と西は実感したと言い、「もし逮捕されることがあれば、今までのあらゆることが表に出てしまい、お金の流れも暴かれてしまうことになり、努力が無になってしまう」ともいう。それで英文の契約書を作る条件として西は鈴木を逮捕から守る約束をしたが、鈴木は西との約束など守る気は全く無く、単純に騙しただけだ》(K・Fさん 男性)

《鈴木は親和銀行事件で、表向きにはエフアールの代表権や保有株の名義も無くなったが、実際にはそうではなく、側近の天野裕に指示をしてユーロ債の発行や第三者割当増資を実行させるという影響力を行使した。しかし、完全に会社法違反でアウト。バレていたら保釈取り消しになったと思う》(D・Sさん 男性)

《志村化工の相場操縦で逮捕された西が懲役2年、執行猶予3年という判決が出ると、鈴木は「一度話をしたい」と言って西を呼び出し、縁切り宣言をした。それまで「西会長」と呼んでいたのが「西さん」に変わっていた。利用するだけで約束は真っ赤なウソだった。鈴木という男は自分の都合で話を言い替えるのが常習で、あまりに悪すぎる》(T・Kさん 男性)

《平成17年10月に西が鈴木に「密約」で約束した利益分配の履行を求めると、鈴木は西への支払いを香港で行うと言い、さらに日本から海外の持ち出されている保証小切手(46億円)を使うと言った。残りの金はオフショアーに開設した口座で振替を行うと約束したが、反故にしてしまった》(E・Aさん 男性)

《青田、お前は利岡を襲撃した暴力団幹部と昵懇で、事件後「付き合いはなかったことにしてほしい」と口止めしていた。「和解書」の履行をめぐる交渉で、お前はいくつものウソをついたが、A氏、西、鈴木の三者協議には一度も立ち会っておらず、その場の雰囲気すら承知していなかったのに、何故そんな好き勝手なことが言えるのか。お前の資金は全て鈴木から出ているが、その金は全てA氏から出ていることくらい十分に分かっていたはずだ。お前は「A氏に土下座して謝罪する」と紀井に頼んでいるではないか。お前は本当に悪党だ》(U・Sさん 男性)

《鈴木と株取引でタッグを組んだ西田晴男は証券口座だけでなく銀行口座も持たずに周辺関係者の口座を使い、個人資産は表向きにはほとんどなかった。鈴木はその手法をそっくりまねたのだろう。側近の口座にたまった資金は「N勘定」と呼ばれ潤沢にあったが、西田の死後はその所在が誰にも分っていない。しかし、鈴木が西田の溜まり資金を放置するはずはないと多くの関係者が言っている》(O・Dさん 男性)

《宝林株で約160億円という巨額の利益を獲得したために、鈴木が西を巻き込んで「合意書」を反故にすることを企んだのは間違いなく、「利益を二人で折半しよう」と西に持ち掛けた。すると、西はその誘いに目がくらんでかA氏に対して、はぐらかしの対応ばかりをするようになり、A氏は株取引の実態が掴めなかったのが真相であった。西の遺書にも書かれているが、これだけ世話になった人に対して、取り返しのつかない裏切りを働いたと悔やむ。鈴木の口車に乗ったとはいえ、西はまともな人間ではないが、長男の内河陽一郎も“欠陥人間”と言われている? 鈴木の報復を恐れるとか勤務先会社のコンプライアンスとか記事にはあるが、父親の自殺をどう自覚してきたのか、人としてどうかと思う》(I・Sさん 男性)

《鈴木は何故一方的に利益を確保できたのか? それは西が株価の高値誘導をしたタイミングで鈴木が紀井に売り抜けさせたので、損失は西が被った。その結果、西に資金を融通したA氏が必然的に巨額の損失を被った。損失額は実に207億円と西の書面に出ている》(Y・Aさん 男性)

《西がエフアールとの関係で「当初はオークション事業の提携で、FR社はTAH社が入居していたビルの6階に、私の紹介で本社移転を行うことになった」と言い、その後、親和銀行に絡む大きな問題解決とエフアールの資金繰りで親和銀行から調達したいという相談が鈴木より持ち掛けられたと言って「鈴木は真剣にこのことだけの相談で必死だった」という。それだけのことをしてもらって、鈴木の家族や身内は何故本人に注意しないのか。騙した方が勝ちとでも考えているのだろうか。今やインターネットの時代だから情報は世界中にどんどん拡散することに本人や家族、身内は耐えられるのか。すべての責任は鈴木と青田にある》(D・Kさん 男性)

《鈴木は住民登録地に住んでおらず、毎年の申告も不透明。海外のプライベートバンクに預金、運用している隠匿資金を日本の国税に申告している気配は全くない。国税局は何をしているのか》(S・Jさん 男性)

《青田による赤坂マリアクリニックの乗っ取り。平成18年5月に根岸重浩院長を退任させる社員総会議事録を偽造し、さらに医療法人も登記変更して青田が私物化した。さらに青田は根岸氏に架電して「バカヤロー」「殺すぞ」と脅したり、自宅に配下の者を連れて押しかけ「根岸、出てこい。ふざけんな」と脅した。これ以外でも、トラブルになると稲川会の習志野一家(No.2の楠野伸雄)の構成員を使っている》(匿名希望 男性)

《青田にはクリニックの乗っ取りで威力業務妨害、窃盗、有印私文書偽造・行使、詐欺、横領、脅迫、公正証書原本不実記録等多岐に亘る嫌疑がかかっている。青田のマンションを訪ねたA氏の知人に対して「Aが俺を殺そうとしてヒットマン(暴力団員)を差し向けた」「Aはシャブ中だ」などと喚き、警察官が駆け付ける騒ぎとなったが、暴力団ではなかったので数日で釈放された。青田の義兄は埼玉のT大学の学部長だそうだが、都合が悪くなると、青田とは20年以上も前より絶縁していると言いながら、法廷には青田の実姉(義兄の妻)が傍聴していたようで、義兄が言う絶縁はウソであり、青田の悪事は全部承知しているはずで、何故注意しないのか分からず、教育者とは言えない。学部長の身分も鈴木からの金で買ったというのは本当か?》(R・Aさん 男性)

《杉原正芳弁護士が金融庁に提出した大量保有報告書は、全く実体のないペーパーカンパニーの名義になっており、また虚偽記載もあり、懲戒処分だけでは収まらないはずだ》(K・Gさん 男性)

《鈴木と細木数子の関係は以前より注目されているが、鈴木の海外隠匿資金と関係が深いようで、細木はマスコミの怖さも十分に承知しているはずだ。鈴木が自分の都合でいくらでも手の平を返すことには気づいていないようだが、今や多くの人たちが今後の展開に注目しているのではないか》(O・Fさん 男性)

《鈴木は「私一人で作った金」と手紙に書いたが、A氏と西がいたからこそできたことで、反対の立場で考えることができない、全くの詐欺師としか言えない》(H・Fさん 男性)

《鈴木が用意したペーパーカンパニーは今もいくつかが生き残り、鈴木のコンサルタント契約先(顧問先)になっている。ただし、隠匿資金はすでに宝石や金等に換え、ロンダリングを繰り返している可能性は高いのではないか》(H・Dさん 男性)

《瀬木という元裁判官が「判決の内容は間違っていなくても、上層部の気に入らない判決を書いたという理由で人事に影響する。裁判所には“自分の意見を自由に言えない”といった空気がまん延しているので、組織が硬直してしまっている」と言っているが、これでは公正と言えないし、そもそも法治国家なんて偉そうなこと言えないじゃないか》(H・Aさん 男性)

《いい裁判官とは?「普通に考えれば、質の高い判決文を書ける裁判官のことだが、実際の評価基準がそうだと思ったら大間違い」と言い、その理由として「裁判官の人事評価の基準は、『どんな判決文を書いたか』ではなく『何件終了させたか』です」と中堅弁護士がコメントしている。本当に日本の法曹界はナレアイと言われているが、これでは日本の将来が思いやられる》(S・Sさん 男性)

《西は「A社長より預かった時計(バセロンコンスタンチン1セット上代は10億円)を、証券会社出身で資産家の中村氏に持ちこみ3セットで6億円の借入れをし、途中で担保を入れ替える約束で時計を取り返し、質店・玉や商事に質入し、別途5000万円の資金調達を行った」と言っているが、鈴木のやっていることを何故A氏に言わなかったのか? 鈴木だけじゃなく西もA社長を騙したことになる》(I・Gさん 男性)

《青田光市という男は卑怯な奴で、一般の人間には口から出まかせのウソを並べて詐欺を働き、それがバレると懇意にしているヤクザ者を引き連れて居丈高に「殺すぞ!」などと悪態をつきながら脅かすのに、逆に太刀打ちできそうもない相手には下手に出るくせに陰では好き勝手に悪口をまき散らす。面と向かってきちっと話ができるような度胸なんて微塵もない。やっていることが悪質で、金のためなら何でも引き受けてしまうような愚劣な男だ》(G・Sさん 男性 ほか同趣旨の投稿が国内外から多数寄せられている)

《西が鈴木と東陽町にあるホテルのスカイラウンジで行った打ち合わせは生々しい。西が「来年、執行猶予が切れるのでお金の準備をして欲しい」と言うと、鈴木が「今は200億円程度の利益しかない」と返す。西が「400億円以上の利益の3分の1を分配すると決定しよう」と言えば、鈴木は「株券の在庫が多く、全ての株券を売却しなければ難しい」。西がA氏も交えた「合意書」の件を持ち出すと、鈴木は「社長と結んだ合意書及び借用書は2002年末に破棄したと言ったじゃないですか」と言い、さらに西が「この話は、貴方と私の間で結んだ契約書に基づいてのこと」と畳みかける。このやり取りを見ると、鈴木が金はあっても分配する気はなかったのは明白で、しかし合意書や和解書に則れば西と鈴木には利益の取り分は一切なかったはずだ》(T・Hさん 男性)

《西が書いた株取引のレポートを見ると、鈴木が西との間では利益を折半すると言っていながら、実際には西に対しても分配を先延ばしにしていたことがエフアールとアイビーダイワの株取引の現場で分かる。西が分配に預かろうとして、東京オークションハウスの第三者割当増資を持ちかけても、鈴木は自分では金を出さず、故西田晴男の側近だった白鳥女史に2億円を出させたというから徹底している。紀井は「鈴木氏の人間性を見ていて、金への執着心は凄いものがあるが、度が過ぎると毒でしかない」と裁判で証言していた》(T・Hさん 男性)  (以下次号)

読者投稿「種子田益夫」(1)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 〔悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟〕

《事業家を装った詐欺師って、新聞やテレビのニュースでよく見る。騙されるのは女性が多いように思うが、どうしてそんなに簡単に騙されるのかって、いつも疑問がある。演歌歌手の石川さゆりも種子田には痛い目にあった。種子田は汗水流して稼いだ金を横からかっさらうようなことを繰り返して、恥ずかしくないのかね?》(Y・Tさん 男性)

《昔から医者とか弁護士はセレブの代名詞だが、どちらかと言えば家業のように子供や孫が引き継ぐという印象だった。しかし、種子田はそういうのとは違って人から騙し取ったも同然の金で次々に病院を買収して、借りた金を返さない。しかも息子を理事長に据えて病院を私物化している実態は最悪で、そんな病院には信用できないから誰も行かなくなる。早く真相を究明して、息子の進退を明確にしないといけない》(S・Iさん 男性)

《種子田の息子はどうして理事長になれたのか? おおかた、政治家とか役人に金をばらまいて取り入ったのだろう。記事を読むと、大学を卒業してまもなくで経営側に入ったとあるが、実績も経験もなく、まして資格もなければ理事長なんて有り得ない。息子は医学部出身じゃあないんだろう。人間誰しもコネは欲しいと思うから、種子田の息子は、全部父親とその側近たちがお膳立てしてくれたんだろうから、羨ましい話だが、そんな病院はいつ潰れるか分からないよね……》(D・Sさん 男性)

《理事長の父親が反社会的勢力という事実、どうして今まで問題にならなかったのか。不思議な話だ。一般の会社ならば即退職勧告だ。》(K・Mさん 男性)

《暴力団と昵懇で、不正融資事件で銀行を倒産に追い込み何度も逮捕されてきた男の息子が病院の理事長に納まって何のお咎めも無い、というのが分からない。しかもその息子は医師の資格もないというのであれば、もっと不可解だ。愛和病院は単独じゃなくて、宮埼や高知、新潟などにグループの病院を従えているとなれば、どこから不祥事が起きても不思議じゃない。厚生労働省とか自治体が知っていても調べもしない、ということもおかしい》(W・Uさん 男性)

《記事で載っている事件師たちはニュースになってもおかしくないことを長年やってきたと思うが、何故捕まらないのか。種子田益夫は過去に何度も捕まっていたようだが、こんな男は百害あって一利なしだ。人から金を借りて、何のかんのと言い訳をして返さない。それでいて私腹を肥やしている。病院を隠れ蓑にしちゃいけない》(O・Rさん 男性)

《病院て、何でそんなに儲かるんだ? 死にそうな患者に高い薬をバンバン投与するからか? 必要もない手術をして高い手術代をせしめているからか? 病院が受け取っている治療や薬にかかる代金は診療報酬で、国や自治体からもらう税金だろう? そんな公共性の高い病院で悪いことをするなんて、許されることじゃない》(M・Yさん 男性)

《金はないと言って断られても、毎日のように顔を出して涙を流しながら「何とか助けてください」とか、社長の友人知人の名前を何人か挙げて、その場で電話をしてもらい金を借りてもらうことも何度かあった、と種子田益夫の記事にある。金は無尽蔵にある訳じゃなく、稼がなければ得られない。しかし、種子田益夫という男は本当は金を稼いでいるんじゃなくて騙し取っているだけだろう。病院を担保にすると言われれば債権者は安心して金を貸したはずだ》(T・Yさん 男性)

《種子田益夫は最悪の部類の人間と思う。息子の吉郎も、オヤジが人を騙した金で病院を買収して、それを引き継ぐのは資格があって負の部分も責任を持つのであれば良いと思うが、借金は引き継がないというのは有り得ない話だ。20年以上も理事長に就いていたって医師の資格もないのに実績がどれほどあるのか分からないが、息子も借金を引き継がないなら辞めるべきだ》(K・Tさん 男性)

《種子田益夫は暴力団のフロントだっていうけど、いったいどれほど暴力団に利益を渡していたのか。山口組芳菱会会長の滝沢孝というトップに食事に誘われて1~2か月に1回、その度に2000万円を渡していたと記事にはあったけど、それって、何か起きた時に守ってもらうためか?》(M・Iさん 男性)

《不正融資に株投機、ゴルフ会員権の乱売etc 悪銭身に付かずというが、種子田益夫は親族に病院を残している。息子はそれを引き継いだのだから、借金も責任を持って返すのが道理だろう。それを知らぬ振りをするのは父親譲りの悪性か》(W・Tさん 男性)

《息子の吉郎の年収はどれ位なんだろうか? 身内はそれぞれがお手盛りの名目でかなりの給料を取っていることは病院幹部の何人かしか知らないというが、父親がいなければ子供たちは豊かな暮らしは望めなかったに違いない。それならば借金もしっかり負って責任を果たすべきだ》(H・Gさん 男性)

《種子田益夫がどれくらいのワルなのか、何にも知らないので現実味がない。しかし、そのワルを息子はしっかり受け継いで、のうのうと病院理事長に納まっているのは明らかにおかしいと思う。やっぱり国や自治体が指導するべきではないか》(E・Hさん 男性)

《病院で裏金を作って、息子が父親に毎月6千万円も渡していたことを何人もの幹部に話していた中で、種子田は6000万円でも足りなかったと記事にあるが、吉郎が何人もの幹部に話して裏金を作らせたということになる。しかし、病院はどうやってそんな巨額の裏金を作ることができるのか?》(I・Nさん 男性)(以下次号)

鈴木義彦の偽証を増幅させた長谷川幸雄は悪辣(4)

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〔宝石強盗ピンクパンサーと鈴木の大きな違い〕
非常に巧妙な手口で、わずか数分で宝石類の窃盗を行いながら、今まで殺人は一度も犯さず、警察に捕まった仲間を助けるということを特徴としている犯罪組織のピンクパンサー。これまでの情報によれば、ピンクパンサーは旧ユーゴスラビア(現セルビア)難民を中心に200人ほどのメンバーで組織され、ヨーロッパを拠点に過去10年間で約128億円の被害を出しているという。
日本でピンクパンサーの名が話題になったのは、平成16年3月に東京銀座の高級宝石店で約35億円の宝石が奪われる事件が起き、2人組の犯人がピンクパンサーのメンバーではないかと報道されて以来だった。また、3年後の平成19年にも同じく東京銀座の宝石店が2人組に襲われ、2億8000万円相当のティアラ、ネックレスが奪われる事件が起きたが、この事件についてはその後、警視庁がICPOを通じて国際手配した結果、平成21年3月29日に偽造旅券で出国しようとした容疑者の一人がキプロスで逮捕され、翌平成22年8月に日本に引き渡され、日本の裁判所で懲役10年の判決を受けた。

プロの犯罪集団でありながら、わずか数分で犯罪行為をやってのける鮮やかな手口や殺人を犯さないという“信条”(?)に、誤解を恐れずに言えば共感する声もあるほどピンクパンサーは日本でも有名になったが、それと単純な比較はできないものの鈴木義彦の事件を見れば一目瞭然で、鈴木に共感する者は誰一人としていないということが分かる。それどころか、鈴木が平成18年当時で総額470億円を海外に流出させたという事件では、すでに触れてきたように天野裕、大石高裕を始め10人前後の身内の人間が自殺や不審死、あるいは行方不明になっており、いずれも真相が解明されていないのだ。ピンクパンサーの特徴に挙げられている、警察に捕まった仲間を助けるという逸話についても鈴木は全く逆で、志村化工株の相場操縦事件では逮捕・起訴された西義輝に罪を負わせて独り逃げ切ってしまった。しかも、西が口をつぐむために鈴木が約束した利益の分配をしなかったばかりか、分配金を受け取るために出向いた香港で西は殺されかける事件さえ起きた。鈴木は「西に香港で分配金を渡す、という約束をしたことは一切なく、すべて西の作り話だ」とまで否認したうえ、それに前後して鈴木の悪友である青田光市が指示する格好で西に対する尾行がつけられ、西は極めて不安定な精神状況に置かれた揚げ句、自殺してしまった。
自己の利益を最優先にして、周囲の関係者を犠牲にしても平然としている鈴木という事件師を、鈴木を知る者の誰もが許さず「天誅」を望むのは当然の心情である。(以下次号)

読者投稿「鈴木義彦」(4)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 〔極悪!稀代の事件師「鈴木義彦」の正体〕

《鈴木の指示で取得株の売りの全てを担った紀井が作成した「確認書」と法廷での証言を裁判官が軽視した理由は何か? 万一ウソの証言やウソの陳述書を出したら偽証罪に問われることは宣誓で分かっているからウソの証言をするはずがない。万一、裁判官が偽証と言うなら、何故紀井を逮捕しないのか》(K・Nさん 男性)

《平成11年7月31日、A氏、西、鈴木の面談協議。前日、西が持参した15億円の処理を確認し合い西と鈴木がA氏からもらった5000万円の心遣いにお礼を言った。それを無かったことにした鈴木はどういう人間なんだ?》(H・Tさん 男性)

《鈴木にはエフアール時代から刑事事件への関与が指摘されてきた過去がいくつもある。そんな人間を信用し、そうではない、前科前歴のない何人もの人間を信用しない裁判官の考え方は全く理解できない》(U・Kさん 男性)

《A氏との裁判に勝訴しても「金融機関や証券会社等での口座開設ができない」と自白しているが、自分の過去を振り返れば分かるはずだ》(F・Gさん 男性)

《裁判官は「合意書」「和解書」の有効性を認めなかったが、A氏、西の真実をすべて無視した理由は何か。7年間も協議の場がないのは整合性がないというが、鈴木が所在を不明にして逃げ回り、故意に会おうとしなかったというA氏側の主張に耳を傾けなかった。警察が電話しても、鈴木はその場しのぎで「明日A氏に電話する」と言って嘘をついた》(D・Hさん 男性)

《民事訴訟では被告の鈴木はどれだけウソをついても偽証にならないことを知ってか、証言の全てがウソだったと言っても過言ではない》(H・Rさん 男性)

《鈴木は法廷での主張を二転三転させた。にもかかわらず裁判官はそれを咎めなかったのは何故か(判決に反映していない)》(J・Sさん 男性)

《裁判官が正当な判断能力を行使せず、何らかの思惑で判決を導くことはあるのか?》(D・Gさん 男性)

《宝林株800万株の取得について、鈴木の説明・主張は何度も変転した。この説明はぜひ聞きたい》(K・Rさん 男性)

《鈴木はウソを重ねるたびに証言を変えているが、そのことを何故質問しなかったのか、全く信じられない。裏でA氏の知らない何かがうごめいていたとしか思えない》(S・Rさん 男性)

《鈴木の用意したダミー会社の代理人を務めた弁護士の杉原正芳を何故証人に呼ばなかった? 杉原はいずれ事情聴取を受けることになるのではないか?》(H・Aさん 男性)

《裁判官の世界は昔と変わらぬ上命下服、上位下達。上が気に入らぬ判決を書くと人事で飛ばされる。服務規定は明治20年に制定されたもの。現状は「ブラック企業」と同じ。判決文の質ではなく件数処理がバロメーターと言われている。きちんとした判決をかけない裁判官が横行し、コピー&ペーストが流行している、という裁判官を経験した瀬木比呂志さんと中堅弁護士の話は印象に残った》(I・Sさん 男性)

《親和銀行不正融資で、鈴木は古谷貴石社に作らせた偽造宝石、ノモスの佐藤新一から購入した価値のない土地40万坪等を担保に差し入れ100億円以上の資金融資を受けたと記事にはあるが、古谷も佐藤も“共犯”と言われても仕方がない。佐藤は以前から暴力団との関係が指摘されている》(G・Aさん 男性)

《親和銀行経営トップへの食い込みで、鈴木は融資を受けた32億円の中から宝山の副島に1億7000万円、暴力団組長には1億円を払い手切れ金とした。鈴木はエフアールを上場させるために決算を粉飾した疑いが持たれる中で受けた融資の残りを独り占めした模様だが、本当に悪党だ。鈴木はトータルで100億円以上の不正融資を受けた模様だ》(H・Kさん 男性)

《鈴木の資金繰りは大半が犯罪行為で時計の購入資金名目で輸入インボイスを偽造したり、金融業者を騙して20億円を焦げ付かせ、あるいは古谷貴石を騙して金を作らせ、エフアールの株券や割引手形でごまかしたというけれど、よく事件にならなかったな》(A・Hさん 男性)

《鈴木による手形割引は、青田光市が協力して商業手形に見せかけた融通手形だったそうだが、バレたら会社は倒産だ》(U・Jさん 男性)

《株取引の窓口となるFEAM社で、鈴木は専用車(黒のベンツ)と運転手を用意させ、給料を取り、父親と愛人にもそれぞれ60万円、50万円の給料を出させた。厚かましい男だ。これらで年間総額約8500万円だったが、西はそのための資金もA氏から出してもらった。親和銀行事件で鈴木とともに逮捕された大石高裕の妻に5000万円を渡したという話もあった。鈴木が「口封じをしたい」と要請したそうだが、大石が真相をしゃべると思い西に頼んで口止めしたということになる》(D・Fさん 男性)

《鈴木は、エフアール社の上場後に株価を高く維持させて多額の資金調達をする計画だったが、それが実現できず苦しんでいた。それで株価を維持するため、知人に株を買わせるために資金を鈴木個人の借入れ等で賄ったり、上場前の借金の清算も行い、また、商品として高額宝石の買取補償とその商品のファイナンスに多額の資金を必要としたことなどで、エフアール社も鈴木個人も資金繰りが大変困難な状況にあった。自己破産や会社の倒産も西のお陰で免れたが、その西を追い詰めた責任は重すぎる》(A・Jさん 男性)

《志村化工の株取引の際、鈴木は宝林から20億円の投資資金を出させるために西に工作を依頼。西は経営陣の安藤に商品券500万円、宮崎には株投資の損失700万円の補填をするなどして説得。しかし、鈴木はその20億円を志村化工の第三者割当増資引受資金に流用した。西はそんな真相を取り調べの検事に話すべきだった。西が鈴木をどれだけ庇ったか、鈴木はしっかり振り返るべきだ》(Y・Sさん 男性)

《長谷川幸雄弁護士は法廷で相手方弁護士に「うるさい」「黙れ」などの暴言を吐き、裁判官に注意を受けるほどだった。法廷戦術ではA氏の人格攻撃をいとわなかった。事前に判決の内容を知っていたのではないかと疑う発言をして、不信感を招いた。こんな非常識な弁護士は日本中を探してもいないと思う》(K・Sさん 男性)

《志村化工株の高値誘導のために、西は阪中に頼み、野村證券出身のよしみで北尾の紹介を受け、イー・トレード証券で1000万株購入の手配をしたが、それも鈴木の依頼に基づいていた》(R・Mさん 男性)

《鈴木と西は2人で利益を折半する密約(英文の契約書)を交わし、「契約から5年以内に利益から経費を引いた3分の1を西に支払う。契約期間は2006年11月末まで」とした。「合意書」はA氏を入れたものになっていたが、鈴木は「以前にA社長には14億円の利益分配をしているので、これ以上支払う必要はない。ただし借り入れている18億円(実際は元金のみで28億円)については解決の方法を考えている」と西に語った。鈴木が必死に頼んだうえで3人で交わした合意書の件は一切話がなかったのは完全に騙したことになる。鈴木は自分本位というより、他人を利用しただけでなく騙したのだ。そこまでやってくれる人間は他にはいないはずで、それを分からない奴は人間じゃない》(S・Wさん 男性)(以下次号)

鈴木義彦の偽証を増幅させた長谷川幸雄は悪辣(3)

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〔実体のない法人に隠匿された巨額資金〕
鈴木義彦の指示で紀井義弘が取得株の全てを売りにかけ、獲得した利益の大半を海外に流出させた。それは明らかに外為法に触れる犯罪行為だったが、表向きには取得株の所有者が外資系投資会社だったから、目先で金融庁やSECに咎められることはなかった。しかし、すでに触れてきたように外資系投資会社は実体のないペーパーカンパニーであり、鈴木が日常で関わってきたフュージョン・アセット・マネージメント社に依頼してオフショアに用意させたものだったから、何らかのきっかけがあれば、すぐに株式の取得経緯や売り抜けにより獲得した利益の海外流出の実態が発覚したに違いない。

鈴木がオフショアに用意させたペーパーカンパニーは全部で100社前後はあったという。仕掛ける銘柄ごとに複数を用意したことになるが、利益を獲得すると相次いで休眠あるいは消滅させていった。利益を確保するまでのプロセスは鈴木にとって、まるで“地雷原”を行くような感覚を持ち続けていたろうが、数多くの仕手戦で約470億円という巨額の利益を海外に流出させた上に、それをプライベートバンクで預金、運用で利回りを上積みしてきた結果、鈴木の隠匿資金が1000億円を超えていると言われる今も何一つ変わらない。

利益総額470億円という事実は、平成18年10月に紀井が売り抜けた株それぞれで獲得した利益を銘柄ごとに明らかにしたものだったからウソはなく、実際に紀井はそれを「確認書」にまとめて裁判所にも提出し、自ら証言台にも立った。それから10年以上を経た今、前述したように元本が2倍以上に膨らんでいる。

鈴木は、隠匿した巨額の金を守ろうとして必死になった。平成18年10月16日にA氏と西の3者で協議の場を持った際に「合意書」に基づいた株取引を全面的に否認し、獲得した利益についてもわずか50億円とか60億円などと言って誤魔化そうとしたが、西が破棄したはずの「合意書」をA氏に提示され、さらに紀井が利益の明細を明らかにしている事実を知らされ、最初に仕掛けた宝林株だけは「合意書」に基づいていたことを認めつつ、A氏と西にそれぞれ25億円ずつを支払い、さらにA氏には別に20億円を支払うと約束したのだった。
しかし鈴木は和解後にA氏宛に手紙を送り、「西が最初の宝林(JAS)のきっかけを作った」と認めたものの支払いを留保したうえで「(利益獲得のプロセスは)私一人が立案した」と書いていたが、鈴木が2人を騙して海外に利益の大半をプールさせることを計画したということを自白したようなものだった。

(写真下:青田光市)

鈴木はA氏に手紙を送りつけた後に所在を不明にして逃げ回る中で、交渉の代理人となった青田光市と弁護士の平林英昭が「合意書」「和解書」の無効を強調するためにありったけのウソを並べ続けた。その一つとして「470億円は西が作った話で、紀井は言っていない」とも反論していたが、紀井が作成した「確認書」が裁判に提出されており、あまりに苦し紛れであることは明らかだった。
また「和解書」が無効であるとする理由に強迫や心裡留保という有りもしないことを挙げたが、中でもA氏の背後に暴力団がいるかのごとき話さえ鈴木はもとより青田、平林も出すようになった。しかし、そのような話は一度もなく、逆に鈴木が青田経由で稲川会習志野一家のNo.2の楠野伸雄の配下を事あるごとに使っていながら、そのことで都合が悪くなると、青田が「一切付き合いはなかったことにしてほしい」と楠野に口止めをしたり、今回の訴訟でも証人申請をしたほどだった。鈴木たちは「自殺した西から聞いた」として確認不能の話を法廷に持ち込んだのだった。その西に対しては青田が尾行を繰り返していたために、西の自殺に大きく影響していたとの指摘が側近の関係者たち数人からあった。鈴木、青田の二人には“史上最悪”という声が関係者だけでなく国内外の驚くほど多くの読者からも届いている。

鈴木がA氏に負っていた債務約28億円(元金)についても、鈴木は「完済した」と主張してA氏への支払いを拒んだが、A氏は数多くの証拠に支えられていたにもかかわらず裁判は敗訴となった。関係者によると、「A氏の代理人は鈴木に就いた長谷川幸雄弁護士に怯えていたのではないか」という。開廷中の審理のさ中に長谷川から「うるさい」「黙れ」等と言われ、A氏側の弁護士はか細い声、蚊の鳴くような声で論述し、いつも震えているように見えたという。鈴木の周辺では身内であっても今まで何人もが死亡し、あるいは行方知れずになっていることから、原告の弁護士が鈴木の人間性にひどく怯え、また弁護士自身が「身内から弁護を断るように言われていた」と明かしていた。結果的にA氏の代理人は証拠類を適切に活かせず、また多くの陳述書等も何故か提出しなかった。

鈴木が訴訟でA氏を退けることに成功したとはいえ、それで全てが終結したのではない。むしろ、鈴木が海外に隠匿している巨額の金の存在が浮かび上がり、それを必死で守ろうとする鈴木の一挙一動にも多くの注目が集まったとさえいえるのだ。
本誌にも数多くの情報が寄せられる中で、有益な情報については精査をして、裏づけが取れ次第記事化し情報開示を継続させる。真実はどこまで行っても蓋をすることはできない。
また、鈴木がおそらく一番恐れている国税、司法当局も密かに情報収集を進めている模様だ。鈴木は裏金隠しにあらゆる方法を講じているに違いないが、すべてを闇の中に隠し続けることは不可能なはずだ。プライベートバンクの人間、株の関係者、旧エフアールの出資者、元社員ほか関係者等、誰一人として鈴木を良く言う人間はいないから、どのような形で綻びが生じてもおかしくないのである。また、海外からも日増しに多くの情報が入っているので、これも同様に裏付けを取りながら記事化することで読者の期待に応えていく。
鈴木はもちろん、鈴木の親族もまた何から何まで世話になった人間に対して恩を仇で返すようなことをしても平然としているそのようにみると、鈴木だけではなく青田、平林、杉原、長谷川など代理人弁護士にも批判の目が向いているのは注目すべきことだ。(以下次号)

読者投稿「鈴木義彦」(3)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 〔極悪!稀代の事件師「鈴木義彦」の正体〕

《鈴木義彦が西の自殺事件について5年ほど前に書かれた記事を掲載した媒体に「削除しろ」と言った際に「裁判で完勝した」と書かれていたが、多くのジャーナリストによるその後の取材も加わり、すべての証拠により鈴木、青田、平林、長谷川の主張が虚偽であることが判明したことで裁判の判決は誤判ということになり、裁判官には疑念を持たざるを得ないというのが大方の意見のようだが、それも当然だ》(B・Tさん 男性)

《鈴木義彦、青田光市のために自殺、不審死、行方不明になった者が多すぎる。絶対に解明すべきことだ。鈴木が多くの人たちとその身内や家族をどれだけ犠牲にして不幸にしたのかという真偽が解明されたら、鈴木の嘘を暴くだけではなく、償いをさせるべきだ》(M・Yさん 男性)

《鈴木は自分の弁護士まで騙し、または弁護士も承知の上で(金の力で)正当化しているのではないか。平林英昭、杉原正芳、長谷川幸雄の弁護士たちは操られている自覚はないのか。裁判官も同様に思われる》(S・Iさん 男性)

《A氏への借金は全額返金したと鈴木は言っているが、元金は28億なのに何故15億で完済となるのか。それに確認書は便宜的に作成したものであることは西の書面で誰にでも分かる。確認書を交付した後に西も鈴木もA氏に礼を述べている。それに鈴木の主張を側近の天野も紀井も「有り得ない」と言っているにもかかわらず、裁判官が鈴木の非を認めないのは何故か?》(K・Gさん 男性)

鈴木義彦 読者よりの投稿

 

《7月30日の15億円に関しては、3人の分配金と考えていたが、返済金と言うなら、A氏にはいつ、いくらを渡したと言うのだろうか?》(U・Tさん 男性)

《西は奥さんへの置手紙で鈴木から30億円を受け取った、と書いているが、それだけ受け取っていたら、鈴木の言いなりになるかもしれない》(N・Hさん 男性)

《鈴木の証言が二転三転しているところが数多く見受けられる。宝林株取得資金ですら4、5回も変わっていたが、最後にはA氏が出した事実を認めている》(W・Jさん 男性)

《鈴木は和解後の手紙では、稼いだ金を国内外の移動という現在最も難しいことを何故一人でやらなければいけないのか、と書いているが、合意書に基づけば、一回ずつ精算しなければならないことを二人には無断で自分勝手にやったことで、合意書にある通り鈴木の取り分はないのに1人で持ち逃げしたことになる》(H・Mさん 男性)

《A氏に「海外の口座を作ることを検討してください」「和解金の支払い方法等の再考をお願いします」というのは和解書を認めた発言としか取れない。それが何故強迫とか心裡留保になるのか》(A・Jさん 男性)

《鈴木は「合意書とか和解書とか、そんなものは関係ない」と言っているが、鈴木が必死に熱弁をふるって頼み、しかも「株取引の資金を出して頂かないと社長への返済ができない」と言うので合意書を作成することになったのではないか? それを関係ないというのは無責任過ぎるということだけでは済まされない》(G・Jさん 男性)

《和解書について、鈴木も西も不正を認めた上でサインしたものを「関係ない」と言えるはずがない。裁判官は合意書と和解書のほか重要書類に目を通していないとしか思えない》(K・Kさん 男性)

《A氏に対して和解後に「大変お世話になった」とか「男として一目も二目も置く」と言っていたのだから、明らかに強迫や心裡留保には当たらない。裁判官は鈴木の2通の手紙を読んでいないのか?》(J・Tさん 男性)

《鈴木が言う「JAS(宝林)の件では双方に金を渡している」というのは、西に合意書破棄で10億円の礼金とその後に30億円を渡したことを指しているのだろうが、A氏にはいつ、いくらを払ったというのか? 明確にするべきだ》(U・Kさん 男性)

《株取引の利益470億円は西の作った話で、紀井は言っていない」と鈴木は主張したようだが、側近中の側近であった紀井と天野は潔く認めているのに往生際が悪すぎる。裁判にも紀井は書面を提出したのではないか?》(D・Hさん 男性)

《エフアールで側近2人の死亡の原因を作ったのは鈴木、青田にあると思う。 それに鈴木の周辺の人間たちも全員が鈴木の都合の良いときに死亡しているようだが、そんな人間を放っておくなんて、日本の警察や国税は何をしているのか。徹底的に調べたらいくつも事件が浮かび上がってくると思う。今後の成り行きにはインターネット上でも話題になり日本だけでなく世界中が注目している》(Y・Aさん 男性)

《裁判で鈴木が出した唯一の証拠(平成11年9月30日作成の確認書)については、西、天野、紀井ら3人の証言、それに同日に西が書いた証拠書面(確認書)で明らかである。鈴木は平成14年6月27日に40億円以上の債務を25億円にしてもらったうえに西に10億円渡した分があるとウソを言って、15億円の借用書を書いた。しかもこれには確定日付があるというのに、裁判ではさらに「言っていない」とか「当日は会っていない」と分かりきったことまでウソの主張をしているが、頭がおかしいんじゃないか?》(T・Hさん 男性)

《裁判官を騙した被告側弁護士も責任は重く懲戒になるのではないか。それに鈴木、青田は名誉毀損、損害賠償請求の対象になると思う》(E・Hさん 男性)

《鈴木に対する裁判を見ると、日本の裁判のあり方に大きな疑問を感じる、と同時に日本の法曹界にも大きな問題が残る》(K・Dさん 男性)

《鈴木は弁護士に対して本当の話をしていないから、つじつま合わせのために主張が二転三転しているところが多すぎる。裁判官も鈴木のウソの言い分を採用するとは信じがたい。特に地方の裁判所では今でも裏取引が指摘されているようだが、今回の裁判は日本でも最大級の事件で、誤審を疑われないためにも判決を書いた品田裁判長は万人が納得する説明をするべきだ》(T・Rさん 男性)

《鈴木が今までどれだけ多くのマスコミに取り上げられたか。親和銀行事件では有罪となり、そのような人間に対してもっと審議する必要があるのに、裁判官はそれを無視して鈴木が認めていることまで判決では認めていない。このようなやり方に、多くの人が不信感を強く持っているに違いない。裏で何か別の力が働いているのでは、と強い疑念を持つ。改めて見直すべきだ。このままでは疑惑は後世まで永遠に続くのではないか》(Y・Hさん 男性)

《万人にも分かる判決文を出すべき。地裁、高裁の裁判官にとって、これだけ大きな誤審は許されるべきではない。後々まで問題を残すことになるのは間違いない》(U・Kさん 男性)

《長期間(7年間)話ができなかった理由は、……地元警察の呼び出しにも応じなかった被告の責任であったことは明白だが、裁判官は原告の責任にしている。理由が分からない。鈴木と西は和解書で不正を認めた上でサインしているはずだ》(H・Aさん 男性)

《裁判官は高級時計の預託販売について40億円以上の売値を4億円にするなんて有り得ないとして無効にしたが、鈴木はその中の3セット(6本)を担保にして6億円を借りているではないか。私は業界の人間だから実感があるが、あまりに高額過ぎる時計は中々売りにくい、ということで上代の1割前後で売買された例は過去にいくつもある。ショパールの時計代理店が潰れた時、上代の12~13%で売買されたことがあった。(数百万円の時計は売るのに時間はかからないので取引の比率は少し上がる)》(G・Kさん 男性)

《誤審の理由は数点の説明で十分理解できるのではないか。例えば、和解書については特に強迫、心裡留保であれば、その後の2通の手紙、電話の内容で明白になっているはずだ。また、被告の唯一の証拠である確認書が便宜上のものであることもはっきりしている。西、天野、紀井等が書面でそれを認めている。鈴木はいくつもの場面で大事な説明を二転三転させている。鈴木が逃げ回ってA氏は長期間会えなかった。誰にも分ることだ》(T・Tさん 男性) (以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(5)

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〔沖縄の土地売買に絡む反社会的勢力への利益供与が浮上〕
G社長が私的財産を強欲に増やし続けてきた経緯は、これまでにも触れてきたとおりだが、特に税務問題や反社会的勢力との関係は刑事事件に発展しかねない深刻な問題を含んでいる。そんな“危ない橋” を渡ってでも貪欲な金銭欲を満たしてきた事実をG社長が果たしてどこまで自覚していたのか、ひとつ問題提起をしたい。
G社長は2年ほど前に沖縄の土地1万坪超を地元の会社に売却して多額の利益を得たという情報が流れている。その土地を取得したのは数年ほど前に遡るのだが、実はその土地は反社会的勢力がしっかりと絡んでいたために、土地の価値は高かったにもかかわらず長い間誰も手を出せずにいた問題の土地だった。

しかし、売却すれば相当な利益が確実に出ることが分かると、G社長は目算があったのか、土地の所有者と交渉を進めて、あっさりとグループ会社の名義で購入した。案の定、取引に関わらなかった反社会的勢力が騒ぎ出し、本来ならば警察に相談すべきだったが、G社長は何故か秘密裏に反社会的勢力の攻撃を収めてしまおうと図って金銭で解決した模様だ。
周知のように、沖縄県は平成23年10月1日に暴力団排除条例を施行しており、G社長の行為は明らかに利益供与に当たる。

土地取引での利益獲得だけに目を奪われ、揚げ句には事を収めるために法律違反という暴走をしてしまったG社長にとって、この犯罪行為は氷山の一角に過ぎず、一族の崩壊につながる予感さえする。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(4)

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〔情報入手! G社長の資産が見えてきた〕
G社長が会社で働く約2000人の社員には低賃金で雇い、下請けは発受注でいじめるだけでなく“上納金”を吸い上げて自分の好みの女性にプレゼントする原資にするようなドケチ人間であることは何度も触れてきた。それでいて、プール付きの豪邸に住み、高級外車を10台前後も所有して優雅なセレブ生活を送っているというが、このほど、その資産内容の一部が具体的に分かったのでお知らせしよう。
(写真下:G社長の豪邸)

先ずは杉並区内にある自宅だが、敷地400坪で写真にもある通りの大豪邸だ。敷地内にはプールがあるだけでなくガレージも優に外車3台以上が収まるスペースだ。そして、所有する高級外車だが、ロールスロイスファントム、ベンツ、ベントレーを始めフェラーリ、ランボルギーニに加えてポルシェは911、カイエンなどのスーパーカーが居並ぶ。また、数億円のクルーザーを所有しているほか所有別荘も多彩で軽井沢に始まり御殿場、湯沢、伊豆今井浜などに保有しているという。御殿場には岸信介邸があり、岸氏は周知のとおり安倍晋三総理の祖父にあたるが、屋敷は岸氏が昭和62年8月に死亡して後に御殿場市に寄贈され、今は一般公開されている。湯沢はコンドミニアムの模様だが、G社長の実兄が代表取締役を務めるホールディング系列のチェーンホテルがある。さらに、栃木県の那須にゴルフ場を有して、経営はグループ会社が行っているという。ちなみにこのゴルフ場は元の経営母体がバブル景気崩壊後に民事再生法の適用を受け競売を経た有名物件だった。

G社長の個人資産は1000億円単位と言われているので、ここに挙げた分はほんの一部と言えそうだが、それほどの資産家が好みの女性にプレゼントするブランド品を買う金を惜しみ、下請け業者から“上納”させるという甚だしい公私混同を繰り返しているのだから始末に負えない(浮気が妻にバレても懲りないという話もある)。 (以下次号)

読者投稿「鈴木義彦」(2)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられている項目の中からピックアップして掲載しています。

記事タイトル 〔極悪!稀代の事件師「鈴木義彦」の正体〕
《弁護士には倫理観があると思う。しかし、記事にあるように鈴木の主張がウソだらけであれば、鈴木は自分の弁護士まで騙しているか、それとも弁護士も承知の上で正当化させようとした。金の力で操られているということだ。ひょっとして裁判官も?》(T・Yさん 男性)

《鈴木義彦は、相手を排除するためにどんな嘘でも平気で吐く、という印象が強い。借金が28億あって、15億しか返していないのに「完済した」なんてよく言えると思った。残る13億についてはそれぞれに名目をつけて、「そのような借金はない」と言っているんだろうが、そんな都合の良い嘘が通るはずがない。まして、「確認書」が便宜的に作られたことは鈴木自身も認めていたのだから、良心のかけらも感じない》(L・Mさん 男性)

《和解書を作ったときに鈴木が合意書の存在を認めたのに、裁判官は何故認定しなかったのか。裁判官の思い込みというだけではなく、ほかに何か理由があったと思うが、それが分からない。しかし、それで真反対の判決が出たのだから、裁判官はもっと分かり易い説明をするべきだった》(M・Cさん 男性)

《鈴木義彦がA氏に送った手紙の1通めで「私が一人で立案した」と書いていたようだが、合意書を作成した経緯があるのに、どうしてそんなことが言えるのか。嘘をつくのが当たり前で、バレたら開き直る―まさに典型的だ。それが手紙の2通めで「合意書とか和解書とか、そんなものは関係ない」という文面に現れているように思う。しかし、「海外での口座開設」を検討してほしいとか、「金の支払い方法の再考を」とかA氏に気を持たせるような部分もあって、なかなか巧妙に思う》(B・Tさん 男性)

《裁判で裁判官を騙した鈴木側の弁護士の責任は重いと思う。懲戒の対象になるのではないか。また強迫や心裡留保を持ち出して裁判官に認めさせた鈴木義彦(青田光市)は名誉棄損や損害賠償請求の対象になると思う》(E・Rさん 男性)(以下次号)

読者投稿 「鈴木義彦」(1)

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【読者投稿】これまでに掲載した記事に対して読者の皆様より戴いたご感想、ご意見、ご質問等の中で多く寄せられているものの中から代表的なものを選び掲載します。併せて、多く読まれている記事をランキング形式で掲載します。

記事タイトル 〔極悪!稀代の事件師「鈴木義彦」の正体〕
《私も裁判を経験していて、原告であれ被告であれ相手方の主張を崩さなければ自分の主張が認められないという実感を強くしました。それでも記事を読むと、鈴木義彦という人物への非難が一方的ではないかと思っていましたが、「鈴木義彦」側が一つも反論していないのは反論できないからではないかとも思います。裁判所で鈴木側の答弁書や陳述書を閲覧して読んでみましたが、そこに書かれた主張が記事内容とは全く逆で、そうであれば、記事に対して何らかのクレームをつけるのが当然なのに、それがない。しかも、裁判資料をよく読むと主張の根拠が二転三転しているようで、それにも疑問を感じました。何故勝訴したのか、それが大きな疑問です》(N・Hさん 男性)

《記事を読んで印象に残るのは、鈴木義彦の周りで「自殺や不審死、行方不明の人間が10人前後いる」と書かれていたことだった。その原因が全部鈴木に関係しているのであれば、鈴木という男は本当に凶悪な人間だ。警察はきちんと調べたのか?》(I・Kさん 男性)

《原告側の弁護士が出すべき証拠を出さなかった、と記事にはあったが、そんなことがどうして起きるのか。依頼する人間は素人だから、弁護士が裁判に勝つために何が必要かを依頼者に説明しないの? 記事は大量で全部が全部理解できていないけど、証拠が証拠として役に立っていなかったというのが本当なら、その弁護士は最低だ》(K・Nさん 男性)

《一度ウソをつくと、次から次にウソをついて、何が本当なのか分からなくなる。鈴木義彦のウソは利益を独り占めにするため、そして独り占めしていることを知られたくないからその場しのぎで何を言ってでも言い逃れをしようとしているのだろうが、書かれているようなウソをつかれては、単に鈴木のウソをあばくだけでは足りず、しっかり償いをさせなければ収まりはつかないように思う》(H・Iさん 男性)

《人を踏みつけにして金を一人占めするなんて、許せない男だな、鈴木というヤツは……、記事にもあったが、こんな男と付き合ったところで何の得もないし害ばっかりだから、絶対に長くは付き合えない。こういう類の男の正体を最初から見抜くことって、できるのかな?》(A・Oさん 男性)

《金を稼ぐには違法でも何でもやらないと手に乗らない。記事を読んでいると、鈴木はそんな感性しか持っていないとつくづく感じるが、まるでミステリー小説の犯人を地で行っている。しかし、これはリアルな話で、小説のようにハッピーエンドにはなっていない。それに他人をどれだけ犠牲にして不幸に陥れても、今のところは何の罪にもなっていない、という理不尽さもリアルだ。いつ、どんな形で鈴木に天罰が下るのか、いや下ることを信じたい》(T・Yさん 男性)

《心裡留保という言葉は聞きなれないもので、ほとんど専門用語だろうが、記事を読んでいて、何が心裡留保に当たるかが全く分からない。それに強迫……。裁判官が根拠にしているところもわかりづらいので、機会があったら「資料」の形で判決文を掲載してもらうと有難い》(S・Nさん 男性)

《原告側の弁護士がいろいろな証拠を提出しなかったのは何故なのか、考えても理解できない話だ。多くの証拠を出せば、事実や真実の解明がしっかり行われて敗訴になるわけはない。しかし、西が鈴木から30億円をもらっていたという話が出ていたが、裁判官は何故注目しなかったのか》(Y・Tさん 男性)

〔本誌より〕
読者の皆様、たくさんのご投稿を戴き有難うございます。情報を取材し記事を発信するうえで大変な励みになります。「鈴木義彦」に限らず「種子田益夫」、「金澤(福島)明彦」、「鶴巻智徳」等に関するご投稿も数多く、折角戴いているご投稿ですので、今後も「読者投稿」欄を充実させ取り上げて参ります。ご意見、ご感想、ご質問等を奮ってお寄せください。

掲載記事読者ランキング
(過去90日間の総合ランキングです)
1位 極悪! 稀代の事件師「鈴木義彦」の正体(1)
2位 悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(6)
3位 中古車ブローカー「倉持茂」が会社役員を襲わせた動機
4位 F1・絵画・競走馬「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円
5位 ロシア利権と「山本丈夫」の詐欺商法

「読者投稿」掲載のお知らせ

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この度、新たに「読者投稿」の企画を進め、公開することに致しま した。
数多く寄せられるご意見、ご感想、ご希望等の中から厳選して順次取り上 げて参ります。また、貴重な情報についても、十分な取材と裏付けを取りながら 記事化して参ります。

コロナ禍支援に関連したお問い合わせにつきましても下記宛にお願い致します。

専用メールアドレス omeruta7@outlook.jp へご投稿ください。

 

金の亡者 名家滅亡への道(3)

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〔Xデー間近か〕
G社長が国税、司法当局から関心の的になってきたのは、これまでに触れてきたが、包囲網も狭まりいよいよ事件としての着手情報が浮上する模様だ。

(写真下:G社長)
下請けいじめで集めた“上納金”を気に入った女性へのプレゼントに使い、あるいはグループ会社の業務上で発生したトラブルで反社会的勢力との調整をするなど日常茶飯という話をこれまでに触れてきたが、上納金を個人的に費消すれば「みなし所得」となるから、税務当局に申告漏れを疑われる。また、暴排条例に抵触した強引な取引が一度でもG社長の周辺で横行していれば、警察だって黙ってはいない。それ故、下請けの憤懣が爆発して関係当局への告発(通報)が起きていたとしても何の不思議もない。発注額をとことん値切り、支払いサイトを延ばせるだけ延ばし、揚げ句には支払代金を担保に系列のファイナンス会社が融資を実行して金利を稼いだり上納金をせしめることでG社長もG社長の会社も潤って黒字を維持するなどという経営を貫いてきたG社長にこそ責任が集中するのは当然だ。その意味では、ようやくG社長が頭を冷やすタイミングが訪れたと言っても良いのではないか。

G社長がそもそも話題になったのは実兄が代表取締役を務めるホールディングカンパニーが株式を公開するにあたって、大株主との間でし烈な主導権争いが起きた7、8年前に遡る。株式の公開で、大株主が「公開価格が余りに安すぎる」と噛みつき、それを受け付けない経営陣に対してTOB(株式公開買い付け)の圧力をかけ、またグループ会社に粉飾決算の疑いがあるとか、真面目で慎重派と言われた経営トップの実兄についても女子社員との噂、情報が週刊誌に流れる中で弟のG社長も注目されたが、実兄はともかくG社長は日頃から“スネに傷”ある身だから、相当に慌てふためいた模様だ。まさに蚤の心臓の典型だが、しかしG社長の愚かさは、ほとぼりが冷めたと勝手に思い込んだのか、女遊びを止めず吝嗇にも磨きをかけるようなことを現在まで続けてきたことにあった。ここに、当局が改めて着手した所以があり、自業自得である。
G社長の“スネの傷”はいくつもあるから、仮に小さなゴシップが一つ弾けただけでも余罪が溢れ返るに違いない。(以下次号)

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(6)

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〔ベトナムの隠れ資金43兆円の運用で手数料4300億円!?〕

「ベトナムの新旧政権の大多数から、ベトナム国内に留保されている資金を合法的に使えるようにしたいとの要請があった。ベトナム政府はこの資金を使ってインフラ整備を進める」
松尾憲之が3年ほど前の平成29年7月ころ、会社役員をはじめ周囲の関係者に話していた案件というのが冒頭に挙げたものだった。松尾はこの時すでに早川充美と一緒に巨額資金ブローカーをやっていたことが松尾の記したメモに書かれている。

(写真:早川充美 早川の大言壮語は虚言癖を越して犯罪同然である)

 

事情を知る関係者によると、松尾は「ベトナムには得体の知れない資金が沢山ある」と会社役員に力説した模様で、「判明しているものでも63兆円、23兆円、10兆円……などの塊があるが、どれも正体が分かりません。中には日本の旧紙幣も数兆円規模であります。そのため、ベトナムに行って調査します」と会社役員や側近には説明があったという。
新旧ベトナム政権の関係者や複数の資金管理者と会って商談を進め、資金の性質を調べ、安全な資金43兆円をベトナム中央銀行に移動して、銀行間の送金を始めとする手続きの整備をする、というのが松尾のベトナムへ行く目的だったというが、松尾の説明にはそもそも矛盾があって、「ベトナム国内に留保している資金」がなぜ「得体の知れない資金」になり、ベトナム政府が管理できないのか。ベトナムの国家予算は2兆円に満たないが、政権を握るベトナム共産党の縛りは強烈で、例えば旧南ベトナム政府高官関連の“溜まり”があったとしても、すでに過去45年の間で国内でロンダリングされているはずではないか。そして10兆円単位の資金をマネーロンダリングするための協力を依頼されたと松尾は言っているが、その中に「安全な資金」などあるものなのか。しかも、その資金を「ベトナム中央銀行に移動する」というが、そうであれば、その資金はすでに“表の金” であって、国外の人間の手を借りずともすぐに国家予算に組み込むことは可能なはずだ。

松尾は、マネーロンダリングに協力することで莫大な手数料が転がり込むと力説した模様だが、資金の実態については何一つ具体的な説明がない。それは当然のことで、ありもしない巨額資金の操作を、まるでゲームのように楽しんでいるかのような松尾や早川の言動は中毒を超えた病気ではないかとさえ思われる。

巨額資金の操作に登場する政府関係者、政府系銀行、市中銀行はいずれも実体があるもので、送金手続きや資金運用等についても「IBOE」(国際為替手形)とか「PPOP」(資金運用計画)などの専門的な金融用語を駆使して、聞いている相手を煙に巻くのは常套手段に違いない。そして肝心の手数料(コンサルタント料)は5%を関係者5人で分けるとしたが、元の資金が43兆円だけに手数料(5%)は総額で2兆1500億円となり一人分でも4300億円と、とてつもなく巨額だ。しかも、資金運用の報酬は別途で総額45兆円になると計算している。この金額は日本の国家予算でいうと一般会計のほぼ半分に相当する。
ベトナム発出の得体の知れない巨額資金はさらに派生して、日本の1万円の旧紙幣約480億円を現行紙幣に換金するという。旧紙幣の持ち込み先は三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)本店で担当責任者は本店店長であるという。
「初回は1億円と紙幣番号リストを指定された窓口に持ち込み、検品をしてもらう。検品に合格したら換金率は70%なので私の口座に7000万円が振り込まれる」と松尾は説明していたという。そして「翌日から最高100億円ずつを処理していく」と語ったというが、もちろん、先に挙げた43兆円の資金運用も実現していないし、日本円旧紙幣の換金もありはしなかった。ちなみに「換金率」とは何か? 銀行が受け取る手数料というのであれば、30%は違法ではないのか?
「松尾が持ち込んできた巨額資金の運用という話は、もちろん会社役員から借りている債務返済を猶予してもらうことにあったに違いないが、松尾自身はあわよくば巨万の富を手中にできるという夢を見ていたかもしれない」と一部の関係者は言うが、過去には息子(慎介)の前で「3000億円を資金管理者のところで確認した」という話をした時、息子に「その金、いつ確認したのか。3000億円の確認に何時間かかったのか」と聞かれ返事に窮した場面があったともいう。すでに触れてきたように、松尾は自分が招いたトラブルの解決で会社役員に命を救われることが2度3度とあった。そうした経緯を踏まえれば謝罪の一言があってしかるべきだが、それもないまま松尾はただ姿をくらませているに過ぎない。松尾と早川がコンビを組む巨額資金ブローカー詐欺の実態を次号でも取り上げる。(以下次号)

強欲女「ソオミ」に操られた「ソンウンイク」の躓き

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〔韓国系デリヘルを相手に高利金融〕
平成26年3月、貸金請求の訴訟が東京地裁に提起された。金額は1000万円(一部請求)だったが、原告となった債権者にはどうしても許せないことがあった。それは、「事業資金の融資をお願いしたい人がいるのですが」と言って被告の孫銀翼(ソン ウンイク)を債権者のところへ連れて来た藤牧義毅という男が、孫の連帯保証をしつつ孫から紹介手数料を取っておきながら、責任を逃れるために自己破産を申し立て、それが認められると、債権者に対しては開き直って知らぬ存ぜぬの対応を繰り返した。しかし、藤牧が破産申し立てをしたのは孫への貸し付けにかかる公正証書作成前だったのではないか、そうすると連帯保証をした藤牧は免責されないという疑いが後に出てきた。藤牧は「母親には1000万円以上の預金があるので、それを借りてお返しします」と言ったが実行せず、その後「栃木県に数千坪の土地があって、所有している友人も了解しているので、それを売却して返済に充てます」と言って債権者から相手に渡す内金500万円を受け取っていたにもかかわらず、弁護士を介して「債権者に詐欺的な土地売買交渉を迫られ、脅かされた」と虚偽の話をしたが許されることではなかった。案の定、藤牧は間もなくして行方をくらませた。

(写真下:藤牧義毅)(同:500万円の領収書)


孫銀翼(ソン ウンイク)も悪質だったが、その陰に隠れて、孫を操っていた徐吾彌(ソ オミ)という女性も極めてしたたかで、売春グループ(「喜ばせ組」と呼称)を組織したり、デリヘル相手に高利金融を仕掛けるなど、同じ韓国人を使って同胞から荒稼ぎをするというあこぎな金稼ぎが墓穴を掘ることになり警視庁に逮捕された。

孫は経営していたデリヘルの宣伝を請け負う広告代理店「デジタルスタイル」の代表者であった高山隆と営業社員の徐との関わりを持った模様だ。そして、実は表向きには高山が同社の一人取締役で取り仕切っているように見られたが、同社のオーナーは徐自身で、その事実を誰も知らなかったという。徐はデジタルスタイルと同じ所在地に「ジーツープラン」という会社を密かに設立して代表取締役に収まり、高山は同社の取締役で、高山がデジタルスタイルの代表者という肩書きで対外的に広告営業をしていたことになるが、何故、徐が表向きにも代表者を名乗らなかったのかについては、「広告を掲載する上で雑誌社との対応は日本人である方が都合良かったろうが、一方の広告営業で同じ韓国籍の人間を食ってでも荒稼ぎをしようとも考えていたのではないか」(関係者)という。

(写真下:ソ オミ)

事情を知る関係者によると、確かに徐の韓国系デリヘル店への手口はあこぎで、10回分の広告掲載料金を一括で前取りするのが建前になっていたという。
「風俗店側には無許可営業をはじめ風俗嬢のオーバーステイほか警察に相談しづらい事情があるので、それを逆手に取ってチェックが甘い店の広告は半分くらいしか掲載せず、残り半分の料金は騙し取っていた。そして、店側からクレームが入っても『ちゃんと掲載していますよ。文句があるなら警察でもどこでも行ってください』と開き直るので、ほとんどの店が泣き寝入り状態だった」
風俗店は宣伝が命綱なので、月に300万円から400万円をかけるのが普通と言われるが、仮に400万円で5店舗分の広告費の半額を5年間騙し取ったとすると、総額で6億円(200万円×5店舗×12か月×5年)にも上る計算になる。

徐はその騙し取った金を原資に高利金融をやっていたという。もちろん、貸付先は風俗店だった。徐は経営が厳しい風俗店の経営者に「広告料はデジタルスタイルで立て替えるから月賦払いで良い」と言って契約を取った後、2、3回集金したところで「どうしても(広告料を)全額入金しないとまずくなった。もし借りる当てがなかったら、自分が知っている韓国人で金を貸してくれる人を紹介する」と言って孫を紹介して借金をさせ、広告料金を支払わせた。

(写真下:ソンウンイク)

孫銀翼が徐から高利金融をやろうと誘われた時の話では、金利は月3割という暴利で明らかに出資法違反だが、韓国人が日本国内の金融機関から融資を受けるのは難しく、高利でも仕方が無いと思っている。金を借りるなら同国人同士が良い。そして、少々手荒なことをしても警察沙汰になることは無い、というものだった。

徐が孫に声をかけたのは、孫が真面目で使えると思った模様で、実際に孫は「上がった利息は二人で折半」という徐の甘言を真に受けて高利金融の実務を手伝うようになったが、利息が取れるようになるまでの経費や店舗の運転資金、生活費等がどうしても捻出できず、藤牧を頼って債権者から総額で7500万円を借り入れた(うち藤牧は6500万円を連帯保証)のが実情だったという。

しかし、徐は高利金融で利息が取れるようになっても孫には分配しなかった。集金した金額が孫の計算によれば2000万円を超えていた時に、孫が徐に分配を申し出ると、徐は「これから何が起きるか分からないし、もう少し貯めてから折半したほうが良い」という逆提案をして孫を説得してしまったという。孫は徐に騙されているとは露ほどにも考えなかったようだが、徐はその後、利益が相当に出るようになっても孫に分配金を渡すことは無かったため、孫はジリ貧状態に陥り、藤牧に資金を貸してくれる所を頼み、その資金を着服して流用せざるを得ない状態に追い込まれていったという。ただし、これは飽くまで孫の弁明だから、孫と藤牧が最初から債権者を騙す計画だったのではないかとの疑いは残った。

(写真下:金銭借用証書)

孫の事情を知った債権者が藤牧を介して徐に交渉を続けたが、その度に徐は「私はただ雇われているだけなので、お金は無いし払えない」と涙まで流して言ったという。その時点では、誰も徐が実質のオーナーであることを知らなかったために、徐の話を信じるしかなかった模様だ。

徐は孫の使い込みを知った時、自身が孫に対して日常の活動資金はもちろん、約束の分配金を渡さなかったことが着服の原因であったにもかかわらず、一度でも孫から借用書を取れば、後は暴力団を使ってでも回収できると考え、何としても孫に借用書を書かせようとしたが、孫は次第に徐の人間性に気付き始めたために頑として書かなかったという。もっとも、孫は孫でその後に債権者から借り受けた2000万円をほとんどそっくりギャンブルに注ぎ込んでいたというから、孫も徐も、そして藤牧も悪党としか言いようがない。

(写真下:ソンの身分証明書

債権者は孫の事情を知り、孫と藤牧、徐を交えて話し合いの場を持ったが、藤牧が徐に「あなたが経営者なのだから、借金を支払う責任があるのではないか」と問い詰めても、徐は泣き声を交えて「私は社長ではないし、お金も無いので払いたくても払えない」などとしたたかさを見せたという。

冒頭から触れているように、徐は孫や高山の影に隠れてあくどい金稼ぎを繰り返したが、デリヘル嬢たちを組織して売春グループ(喜ばせ組)を展開する中で、徐が客にデリヘル嬢を手配する連絡している事実が発覚して逮捕となり、高山とデジタルスタイルの女子従業員も売春防止法(周旋幇助)違反の容疑で逮捕された。

(写真下:ソンの身分証明書)

藤牧は債権者からの徴求を逃れようとして、相変わらず所在を不明にしている模様だが、債権者が貸金請求の訴訟を提起し勝訴したことで、いつまでも逃げ回っている訳にも行かないであろうと思われる。しっかりと責任を取る自覚を持つべきではないか。(つづく)

被害者を騙して得た金で豪遊「加藤隆一」の悪の行状(1)

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〔過去に催眠商法で犯歴を重ねる〕

他人の土地を担保に入れて融資を受け、融資金をそっくり懐に入れてしまった上に1円も返済しないで貸付先と土地の提供者から逃げ回る――。これも一種の地面師と言えるのではないか。

加藤隆一が静岡県修善寺の土地(調整区域 約1000坪)を担保に債権者から1300万円の融資を受けたが、実際にはその後、加藤に土地を提供した女性(同じ加藤姓だが親族ではない)が債権者を訪ねてきて事情や経緯を説明したことから、債権者も初めて加藤が女性の所有する土地の権利証を騙し取った事実を知ったという。債権者が女性の意を汲んで、土地の権利証を女性に返すと、女性は大変に驚いたが、それも当然だったろう。債権者は加藤への貸金を回収するリスクを一身で負ってしまうからだ。女性の加藤さんは貸金の回収で債権者に最大限の協力をすると言ったという。

加藤は過去に催眠商法を業とする会社を経営していたが、詐欺で刑事事件を引き起こしていたことが何回かあった模様で、根っからの詐欺師であることを窺わせる。

債権者が加藤に連絡を取ろうとすると、加藤の会社が名刺の所在地に無かっただけでなく、住居も転居する前のもので、なかなか所在が掴めなかった。それ故、返済する意志など加藤には毛頭無いものとして、平成14年に約4800万円を請求額とした貸金請求の訴訟を起こしたが、加藤は弁護士を介して和解を申し出てきたため、債権者も応じることとなり、双方の弁護士が協議する中で翌平成15年1月に和解案がまとまった。加藤は請求額を認めると共に、そのうちの1800万円について毎月20万円を90回で払うとした他に「ベルマティック販売」という会社の株券200株を担保に差し出したという。加藤によれば同株の評価額は6000万円以上とのことだった。加藤が和解調書で20万円の支払を約束し、仮に滞っても担保の株券を売却すれば、一定の回収は可能と債権者が思ったのは当然だったのではないか。

(写真下:和解調書)

ところが、加藤は約束の20万円の支払を一度も実行せず、反故にしてしまったのである。しかも、株券を売却しようとしたところ、加藤が巧妙に偽造したものだったということが判明した。この経緯を見ると、加藤には債権者への債務を支払う意志は無かったのではないか。案の定、加藤はまたもや行方をくらませたのである。

加藤の所在が分かったのは1本の電話番号からで、それが加藤の“パートナー”だった女性が経営する会社の電話だった。ところが、会社は当該の所在地に無く、パートナーもすでに会社の経営から外れているという結果に終わり、確たる成果にはつながらなかった。債権者の知人がようやく加藤と接触することができたが、加藤は「金は借りていない」「和解調書を交わしたことも無い」「(債権者とは)知人の紹介で一、二度会っただけだ」と答えたという。その後、加藤が「アルツハイマーの診断が出ている」と言い訳をしつつも和解調書が真正であることを認め、「(土地所有者の)加藤さんと会って、内容を把握したい」という話を債権者の知人にしたが、そこまでだった。加藤は債権者の知人に約束した加藤さんとの面談をせず、債権者に会うこともしなかった。

(写真下:加藤が担保に供した株券)

平成25年に入って間もなく、業を煮やした債権者は改めて和解金請求の訴訟を起こした。しかし、この訴訟では、加藤が法廷に出頭することは無かったから、債権者の請求が即決で認められた。債権者はそれを踏まえて債権を第三者に譲渡するとともに、その第三者に協力する状況を作りながら債権回収を図る対策を立てた。

事情を知る関係者によると、第三者は加藤との接触が難しい中で、加藤のパートナーである女性と交渉を重ねたという。しかし、加藤はパートナーの女性を介して「修善寺の土地の件は、債権者と紹介者が進めたことで、私は何も関わっていない」と、以前の和解時の話とは全く違う話をした。

債権者が取立てをせずにいたら、加藤はこのまま知らぬ振りを決め込もうとしていたに違いないが、そんな思惑通りに行くはずは無いと自覚するべきではないか。また、先の関係者によると、加藤はキャバクラに毎夜のように通っていて、支払いの段になると、いつもキャッシュカードをホステスに渡してATMから現金を下ろさせていたという。残高がどの口座にも数千万円あったのは有名な話だというが、前述したとおり、加藤が催眠商法で詐欺を働いたのは、いずれも被害額が100億円単位という大きな刑事事件であったというから、被害者を騙した金で豪遊を繰り返していたとんでもない詐欺師ということである。

加藤隆一という名前には同姓同名の人間が意外に多いというが、昨年夏頃より公営ギャンブルの予想業者で、同姓同名の加藤隆一という人物がマニア、ファンから「間違いなく詐欺師だ」と総攻撃を受けている。ありもしない予想投票券を提示して「的中」と謳ったり、会員募集が極めて高額であったりしているためだが、加藤もまた過去に予想業者と密接な関係を持っていた時期があったというから、常習的な詐欺の材料にしようとしても不思議ではない。詐欺は必ず発覚して事件化するのは眼に見えている。(以下次号)

「ガレージZERO 新井康弘」にも浮上する詐欺横領疑惑(2)

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〔車のブレーキに操作し部品窃盗の疑いも〕

倉持(新井)の悪事とは、例えば会社役員から2000万円を借り受けて売れ筋の中古車を仕入れ販売するという事業で、新井と倉持は2人で借入した金で仕入れた中古車を管理していたが、会社役員との約束を破って支払いを滞らせ、さらに仕入れた中古車を勝手に売り払ってしまった。また、会社役員が修理のために預けたマクラーレンというスーパースポーツカーを、運転免許証を有していなかった倉持が運転した際に火災事故を起こしたことで、リストプライスが1億円以上というマクラーレンに大きな損害が発生した。倉持は保険金で賠償すると言っていたが、倉持によると保険金500万円が支払われたが会社役員に弁償せず新井が着服したという。新井が倉持の無免許を知っていて運転をさせたことはガレージZEROの代表者として使用者責任が問われることにもなる。

これまで見てきたように新井が全てを承知で倉持と協力してやっていることは疑いがなく、会社役員からスーパースポーツカーを借り受けるに当たって、展示を目的にするとか屋内にて保管するなど提示されていたいくつかの条件についても、レストアを行っておらず、そのうちの1台はサイドミラー他いくつもの部品が紛失する事態が起きていて、この車はエンジンだけでも1000万円ではレストアできない状態になっていた。また、同社のHPに掲載している車の写真を外すように持主の弁護士から何度も要請したが、新井は無責任にも何の対応もせず放置していた。

しかも、襲撃事件の直後、新井が会社役員から借り受けた車の処理をめぐって暴力団に一任した模様で、その男は「新井には3000万円の債権があるので、すぐに車を移動させないと差し押さえるぞ」という脅しをかけたのは、新井(倉持)にとっても最悪の選択だった。倉持による襲撃事件を踏まえて、会社役員や関係者が新井に電話を架けても、新井はまともに対応しなくなり、電話に出ても「Tさん(暴力団員)と話して欲しい。Tさんから『お前は話をするな』と言われた」の一点張りとなった。

その男が間違いなく反社会的勢力に属し、しかも倉持が金澤を通じて頼りにしたと言われる群馬の暴力団員及びその関係者の一員であることが後日判明したが、これによって新井もまた倉持だけではなく、倉持の背後に控える反社会的勢力とも切ることが困難な関係を継続せざるを得ない状況にあることが決定的となった。

会社役員は新井に貸し出していた車を移動させることにしたが、それまでに倉持と新井から蒙った実害を精算させるべく、5000万円以上の損害賠償等を請求する訴訟を提起したという。(倉持の関与が甚だしいために、その部分の請求額が上積みされるという。倉持個人には20億円を優に超える貸金があった点はすでに触れた)

これまでに触れてきた借入金の連帯保証、飲食店開業に係る賃料、光熱費等の未払い、展示用に借り受けたスーパースポーツカーの借受条件に係る損害等を総合して精査すると莫大な金額になる。それに加えて5連結ガレージやフェラーリのヘッドライト、大理石の返却なども求めることになったという。

倉持と新井が真に行動しなければならないことは、先ずは会社役員に謝罪して、自らの責任を明確にすることだ。そうでなければ、民事だけでなく刑事事件としても取り上げる要件が揃った2人の悪事は警察や検察の手によっても裁かれることになる。(以下次号)

「ガレージZERO 新井康弘」にも浮上する詐欺横領疑惑(1)

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〔新井康弘は倉持茂の悪事を全て承知して協力〕

倉持茂が中古車販売のブローカーとして関わりを持った“仲間”の一人に新井康弘という男がいる。新井は倉持と同じ中古車販売や板金塗装等を行う「ガレージZERO」という会社を経営していたが、新たに会社を設立するに際して倉持に声をかけショールームを開設する計画から、会社役員が倉持を介して新井にスーパースポーツカー10台以上を全車無料レストアや全塗装は原価でやる等の条件付で貸し出した。新井はそれらを店舗に展示することで大きな集客につながっていた。世界に数台しかない車を展示したことで、世界中のカーマニアからの問い合わせが1000件を優に超える反響があったという。

しかしその後、そうした良好に見える関係を倉持が壊していくような行動を取り、新井もまた倉持に引きずられるように倉持の悪事に加担するようになった。

倉持は、何事にもいい加減な性格から真剣に取り組まず、約束を守らない、ほったらかしにするという対応を会社役員にした結果、どうにもならなくなって襲撃事件を起こすという経緯につながったが、会社役員の所有するビルで賃貸契約を結び、フロアーの一角に飲食店街を作るという事業計画もまた倉持が何回も悪事を働く典型となった。

すでに触れたとおり、倉持は数多くのテナントを募集して事業を軌道に乗せる自信があると会社役員を説得し、10軒以上のテナントが集まらない場合には1500万円を保証するとまで約束したが、事業主の期待は見事に裏切られただけでなく、倉持はダミーのテナント候補を用意せざるを得ない状況となったが、それまでにも知人のそれぞれの賃貸借契約では相次いで連帯保証をする負荷を負った。そして、そのテナントのいずれもが賃料の未払い等で訴訟沙汰となった。新井もまたその一人で、飲食店を開業するとして賃貸借契約を結び、さらに倉持が別に用意したテナントの連帯保証までしたのだが、倉持は責任を明確にしてしっかりと処理するという人間ではなかった。新井もまた地元暴力団を使うなど無責任過ぎて、自らの賃貸契約は平成29年10月、連帯保証は同年12月に行ったが、賃料の支払いは共に平成30年11月からの賃料と光熱費等の未払い分を合わせると約160万円にも上った。

「おそらく体裁を繕う積りで、倉持が名義を借りたということもあったようだが、新井も無責任過ぎる。やる意欲もない飲食店の開業と称して契約を結べば、倉持の事情はどうあれ新井自身の責任は大きい」と事情を知る関係者の指摘どおり、倉持が会社役員に真実の説明をするのは当然として、新井もまた同じく説明する義務はあったが、いたずらに賃料や光熱費の未払いを続けているばかりだった。

倉持と新井が日常どのような関わり方をしていたのか、新井が全ての責任を倉持に転嫁するように吉村駿一弁護士に頼んだり地元の暴力団に頼むなど余りに深刻な問題にしたことが多過ぎた。倉持が平成30年12月11日に起こした襲撃事件で会社役員に対して決定的な亀裂を生ませることになった。(以下次号)

「金澤(福島)明彦」が群馬に持ち込んだ闇社会(3)

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〔金澤は以前から会社役員の死を期待する発言をしていた〕

金沢明彦が経営していたペット用品販売の「ブルックランズ」という会社で部長に就いていたF氏が次のように語っている。
「利岡から脅されたたり騙されたりして金を取られ、それでも泣き寝入りしている被害者は私が知っているだけでも何人もいる。私の知人は、親からの相続の件で利岡から『お前の不利になることを暴露するぞ』と脅され、執拗に攻められたために止む無く300万円を渡してしまった。利岡は12名いる相続人全員に脅しの手紙を出していた模様で、それ故に前橋警察署に相談に行った、という例がある。被害者の多くが泣き寝入りをするが、やっていることを振り返って恥ずかしくはないのか」
金澤には会社役員との間で借入金の返済、預かった車輛を納める期日等で、約束を100回以上も反故にしてきた経緯があった。そして、改めて借入金の返済期日を約束した際に同席していたF氏が、帰りの車の中で金澤に「約束はちゃんと守れるのか」と確認したところ、金澤は「社長は書いたものを渡しておけばそれで済むし、車も社長が死ねばこちらのものになるから大丈夫」と言って平然としていたために大変に驚いたという。まさに地元の人間が金沢につけた「コウモリ」という仇名が思い出される。
「利岡が『群馬で金澤氏の周りの人間も皆んな感謝している』と言っているが、全く逆で、怖くて泣き寝入りしている人ばかり。金澤は自分のことは利岡にウヤムヤにしてもらって良かったのだろうが、反対に相手の人たちは利岡と金澤は許せないと思っている人ばかりだ。伊東にもいられなくなったらしいが、群馬でも出て行って欲しいと思っている人ばかりだと皆んな言っている」
利岡の妻が住む家が沖縄ということで果物を送ったところ、利岡は配送業者を「中身が毀損した」などと言って散々に脅し、損害賠償させたということから、利岡との関係を控えたという地元関係者もいる。利岡と金澤にはいくつもの恐喝がらみの話があって、あるとき会社役員が所有しているスーパースポーツカーを借りたいという依頼を受けて10台あまりを貸したところ、金澤、利岡は折から明け渡しが予定されていたアイデアビルの交渉を有利に運ぶためにスーパースポーツカーを使おうと考えたようで、結果、競売の落札者から900万円をせしめた揚げ句、利岡はいつものように金澤、ビルの元オーナー(Y氏)には分配せず独り占めしたという。競落者もY氏も利岡の人間性から報復を考えて被害届を出せないままでいた模様だ。
なお、会社役員は平成26年3月に金澤に対して貸金請求の訴訟を起こしたが、金澤は訴訟に一切対応しなかったことからほぼ即時的に判決が出て、会社役員が全面勝訴した。直後、金澤は控訴したが、倉持茂が用意した「回答書」には以下のような件がある。
「私が聞いた詐欺などの話でも、N氏約240万円、S社約2000万円、F氏204万円、K氏への300万円の恐喝、他にM氏(以前の部下)、N氏(建築関係の社長)、喫茶店ココンの家賃を1年半滞納、前橋六供町のペットショップの家賃を最初から半年分滞納して立ち退き処分……、高崎市役所係長は前橋警察署刑事2課へ被害届を提出した等を聞いているが、他にも寸借詐欺をしている模様で、沢山の人たちが被害にあっている」
ちなみに倉持自身も仕事の人脈を拡充させるために、日本ではトップ3に入るスーパースポーツカーカーの専門店D社(栃木県)の社長を始め多くの知人に対して頻繁に若い女性を斡旋していたというから、案外、そんなところからも綻びが現れるかもしれない。D社の社長は女性関係だけは業界でも悪評が立っており、他の面では良いところもあるというので尚更目立っているが、それ以上に子息の評判は悪すぎるようだ。
F氏と倉持が知り得た金澤と利岡の悪事は、前述したように刑事事件につながるものが多くある。すでに本誌でも報じてきているように、倉持が会社役員を襲わせた事件の首謀者である疑いが濃厚である中、倉持の背後には金澤がつないだ反社会的勢力の人脈が控えているだけに、前橋を拠点に闇社会を構築している実態が今後はさらに浮き彫りになる。(つづく)

「金澤(福島)明彦」が群馬に持ち込んだ闇社会(2)

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〔Rよ お前と話すことはもう何もない〕

これは伊東市内に住む高橋重雄という人物が、利岡が会社役員に対して起こした訴訟に関連して綴ったものだが、非常にリアルで利岡を知る人間ならば誰もが共感するのではないか、と思われる。以下、できる限り原文のままを再現する。

《利岡よ、もう俺と坂本に関わるなよ。昔はあれだけ住吉の親分だとか強気で言っていたが、メッキは剥がれたんだぞ。
お前は、自分の取り分が少しでもあったらすぐに取りに行くじゃないか。会社役員から借金の事実があって、自分の顧問料としての取り分があってだよ、相殺してもまだ自分の取り分があったら、いつもならすぐに取りに行くじゃないか。なんで裁判なんだよ。可笑しいだろう、何時もだったら『捕まってもいいから行くべ』って感じで行ってたじゃないか。
それを、裁判でしかも原告だってか、無理無理、お前の嘘が通用する時代じゃねえよ。お前な、俺の家を担保っていうか、最後に400万の金を作るとき、なんて言ったか覚えているか。俺の前で『必ず、俺(利岡)が金を作って来てやるから今回、家を担保に出してくれ』って言っておきながら、最後はどうしたんだ。家を担保にしてっていうか、名義を書き換えられて作った金だぞ。その金を渡してからお前は金を持ってきてくれたか。お前、返済期日だって知ってたろう。最後、家を取られないように最大の難所を助けてくれたのはお前じゃなく坂本だぞ。(注:金澤は、さらに高橋が別に1億円以上の被害を利岡から蒙った話を周囲にしていた模様だ)

今、お前の側近のようにしている金澤だってよ、一番最初にお前のことを裏切ったんだぜ、坂本に相談してきたのは金澤で、会社役員のところに連れて行ったのもお前の悪行を言い始めたのも金澤なんだぞ。
当時、お前、言ってたじゃないか。『金澤は絶対に俺を裏切ってない、誰だと思う高橋』って。俺が『金澤じゃないのか』って言ってやってもお前は信じなかったな。
金澤なんか、こっち来たりそっち行ったりで、ただお前を利用してるだけじゃん。坂本はな、お前を信じて命を預けたんだぞ。分かるか。その間、お前、坂本に何してやった。毎月毎月来る日も来る日も、神経すり減らしてよ。金も渡さず、それで親分かってんだよ。金だけじゃないけどな。ま、いいや。坂本の事は心配すんな俺が面倒みてっから。

みんな気付いたんだよ。お前が張ったりで生きて来たことに。(略)確かに裕福じゃないが、お前といる時よりも楽に暮らしているよ。なんせ、金の無心に来るやつがいなくなったからな。それに仕事の成功報酬だって綺麗なもんさ。とにかく俺に関係のない裁判で俺のことをとやかく見下げた言い回しで自分を有利にするような事、よしてくれないか。迷惑なんだよ。
もう、俺らに関わらないでくれ。二度と家にも来ないでくれ。今後、俺にも女房にも娘家族にも一切連絡しないでくれ。それと、金澤を使って俺のところに電話させるのも止めてくれ。他の人間も全部だ。他にも色々電話で言っていたが、お前と話すことはもう何もないんだ》

以上が、高橋が利岡に宛てて綴った書面である。利岡が伊東にはいられない状況を自ら作ったという実感が伝わってくるが、利岡は移り住んだ先の群馬でも懲りずに同じことを繰り返している。そうであれば、Rは群馬にもいられなくなる日はそう遠くないのではないか。(以下次号)

「金澤(福島)明彦」が群馬に持ち込んだ闇社会(1)

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〔金澤とRの周辺は無法者ばかり〕

本誌では、これまで「中古車ブローカー『倉持茂』が会社役員を襲わせた動機」と題して特集してきた。襲撃事件の主犯が倉持茂であるとの疑いが濃厚となっている中で、倉持の背後には金澤(福島)明彦及び反社会的勢力が周辺人脈として控えている事実もまた、訴訟の関係書類や地元関係者からの貴重な情報を精査しながら取り上げてきた。金澤は群馬の前橋を拠点にして、表向きには「アーデン工房」や「ブルックランズ」(利岡正章も共同代表)等の会社を経営する“事業家”を装いながら、実際には利岡とつるんで詐欺や恐喝を日常的に働いて群馬県警の監視下に置かれている事実は、すでに読者もご承知の通りである。そこで、今号からは、倉持はもちろん倉持の背後人脈にも踏み込んで実際の現場を取り上げる。(注:金澤は、戸籍上は「福島」だが、本誌では「金澤」姓を優先している)

インターネット上でも金澤は妻ともども標的となり、「病的な虚言癖がある」とか「虚栄心や自惚れから、自分を大きく見せようとホラを吹く」と散々な書かれ方をしている。「金澤は『俺は精神病で何をやっても人並みにできない』などと自虐的な投稿をしていて、人の気を引こうとしているが、日常的に悪事を働いているのは誰もが知っているので、すぐに槍玉に挙げられる。『60歳 還暦はいつ捕まるのか』といった投稿で反撃されている」と地元関係者は言うが、金澤が利岡とつるんで近隣の反社会的勢力をも人脈に巻き込んでいる状況は無法者を野放しにしているのに等しく放置できることではないはずだ。

利岡という男は見た目と本性に相当のギャップがあり、特に初めて会った人間ほど騙されてしまう傾向が強いが、それこそ本性をむき出しにすると、ヤクザ口調丸出しの「指を詰めろ」だの「埋めるぞ」「殺すぞ」などと言った言葉を相手に投げつけて、恐怖感を抱かせる最悪の男であるというのが被害者の一致した話だ。また、利岡は車の中に刃渡り35cmのナイフを常備させているようだが、悪事を重ねているだけにいつも狙われていると考えているのかもしれない。しかし、警察の検問(職務質問)にかかれば即銃刀法違反の容疑で逮捕されることぐらい判らないはずはあるまい。

利岡から脅しを受けて前橋警察署の組織犯罪対策課に相談に行った地元関係者は、対応した係長から「住吉会」と書かれた利岡のカラー写真を見せられ、「こいつだね。ブラックリストに載っている奴で、あちこちで悪さをしている。今度電話が来たら、すぐに連絡を下さい。即逮捕します」と言われて安堵したと語っているが、金澤の会社で部長だったF氏の件では、利岡は金澤に「あいつの家に行けば、まとまった金が取れるから、行こう」と言い、金澤が「警察に被害届が出ているので、すぐに逮捕されますよ」と言っても、「万一捕まっても20日で済むから一か八かやろう」と何回も誘ったという。後日、その話を金澤から聞いた地元関係者は、金のためなら何でもする利岡の本性を実感したという。

「利岡は数年前に住吉会のトップから『今後は組の名前を出すな』と厳しく注意されたそうで、それ以降は行政書士を名乗るようになったが、金澤は『利岡はとうとう頭がおかしくなった』とまで言っていた。資格もないのに、みだりに国家資格を振り回して恥ずかしくはないのか、と思う。それに、利岡は女房の旧姓である西条とか藤田とかを名乗って周囲の人間を騙せると思っているかもしれないが、皆が知っていることだからすぐにバレてしまう」

もともと利岡は静岡県伊東市内で坂本や金澤と徒党を組んで同様の悪事を働いていたが、前号でも報じたように金澤が会社役員に利岡を「凄い人」と言って紹介し、以後4年間、会社役員が毎月50万円の顧問料に加え、必要に応じた経費や個別案件での報酬も渡していたが、利岡は坂本や金澤には一切言わずに「ただ働き同然」などという話を繰り返していた。それ故、それだけの“資金”を利岡が受け取っていた事実を知って、さすがに金澤も利岡に見切りをつけて縁切りすることを真剣に考えたという経緯があった。利岡は、自分の仲間(身内)さえ裏切るのだから、いつまでも伊東市内に留まっていることはできず、結局は腐れ縁でつながった金澤を頼って群馬県に移り住んだのが実情だった。ちなみに会社役員の下で処理した個別案件は4年間で僅か2~3件に過ぎず、それでも顧問料を毎月受け取っていたのだから、横着な男としか言いようがない。
伊東で利岡に引導を渡すような“縁切り宣言”をしたとも取れる書面があるので、次号ではそれを取り上げる(以下次号)

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(5)

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〔松尾憲之の巨額資金に飛びついた佐藤俊次〕

「世界大同基金会(以下「基金会」)は台湾から債券類を日本に持ちこみ資金化させた上で企業向けに事業資金を貸し付ける団体」という話で松尾憲之が会員を募っていた平成8年頃、「EIT」という会社の佐藤俊次が松尾が持ち歩いていた基金会の会員募集に飛びついた。EITはシステムエンジニアリングを業としてJR西日本、日立、日本ユニシス等の大手企業を取引先にしていたが、佐藤によれば、当時のEITは医療業界向けのプログラムを構築するために約43億円の資金を調達する必要に迫られ、佐藤が同社社長の小寺誠一郎に基金会の話をすると、小寺は興味を示したことから、後日、松尾が基金会の会長を務める日下重幸を伴いEITを訪ねた結果、基本合意に達して、小寺は入会金500万円の分割支払を約束して融資契約書を交わしたという。松尾と佐藤は手数料として支払われる2億1000万円(融資額の5%)を折半する約束をした。

(写真:佐藤俊次 この男も巨額資金に憑りつかれ、その後自己破産して姿をくらませた)

世界大同基金会については後で触れるとして、佐藤俊次が飛びついたのは約43億円という融資金額だけではなく、世界大同基金会という組織そのものだった。

松尾によると、佐藤は東京新宿にあった基金会の事務所に日常的に出入りするようになる中で、「日下会長の機嫌を取り、運転手を買って出たり、私(松尾)の悪口を言って蹴落としを企てる一方で、私に対しても『松尾君が今の座を明け渡して、自分と入れ替わったほうが仕事も上手く行くと思うし、松尾君より押し出しが良く、弁も立つので適任者だと思う』と言った後、『松尾君の後釜についた暁には、見返りとして松尾君の債務の保証をする』とまで言った」という。

松尾は佐藤の申し出を受け入れるとともにEIT社から入る手数料のうち1億500万円の支払約定書を佐藤からもらい、それを債権者に差し入れた。しかし、EIT社への融資実行が遅れ、松尾は佐藤を連れて債権者を訪ね融資実行が遅れている理由を釈明させた。ところがその後も融資の実行が遅れに遅れた結果、平成11年4月28日、佐藤は松尾の債務のうち1億5000万円を支払う「確約書」を債権者に差し入れることになり、その日から毎週水曜日に松尾と佐藤が債権者の下に経過報告で訪れることにもなったという。

そもそも基金会が融資を実行する原資がどういうものなのかも不明な点が多かったに違いないが、それでも佐藤は債権者を訪ねるたびに同じ言い訳を繰り返した。佐藤が初めて松尾の債権者と会って2年後の平成13年12月7日、佐藤は松尾が負っていた債務25億円の連帯保証人になると言い出し、「基金会からも松尾君の借金返済に十分な報酬を戴くお墨付きをもらっています」と断言して証書に署名し押印した。

だが、佐藤が自信満々に約束したにもかかわらず、佐藤の債権者への説明には一貫性がなく、松尾が承知していた基金会の実情とも食い違っていたという。それまでの報告や説明と食い違っていることに苛立った債権者が松尾をたしなめるが、佐藤の姿勢は一向に変わらず、松尾と佐藤は時間を替えて債権者を訪ねるようになった。

佐藤の言動がおかしいと考えた債権者は松尾に指示して真相を確かめようと動き、先ずはEIT社を訪ねたという。すると、佐藤はEIT社の社員ではなく、小寺社長の知人というだけで許可もなく勝手に作った名刺を持ち歩いていることが判明した。また、松尾や債権者に告げていた住所についても、佐藤はそこに住んでおらず、3年も前に引越していた事実が大家の証言から分かったという。それを松尾が忠告すると、佐藤はしおらしく東京中野に住んでいると言ったが、その直後に転居してそのまま行方をくらませてしまったのである。

佐藤がおよそ10年にもわたって、できもしない約束や嘘の報告を繰り返したのは何故だったのか。「密約を取り交わしていた基金会の日下会長が平成23年8月に癌で死亡した。そのために基金会そのものが消滅した」からと松尾は言う。それまでの約束が全て白紙となり、後ろ盾を失くした佐藤は返済の目処も立たず、完全に姿を消してしまった。

債権者にとっては当然ながら、佐藤が自ら松尾の債務の連帯保証をし、さらに債務全額を重畳的に引き受けた行為が完全な騙しとしか映らなかった。

何よりも姿をくらませたままで一切詫びることもなければ、具体的に返済をどうするかの説明もしないでいる佐藤という人間に対する憤りが増幅するのは当然だった。特に松尾については、一旦は身軽になったはずの債務について子息の慎介が連帯保証をせざるを得なかったから、佐藤に対する憤りはひとしおだった。

ちなみに、債権者と松尾が佐藤の関係者に当たってみると、佐藤に騙されたという被害者が相次いで現れ、その数は判明しただけでも6名おり、さらに山本満からの借入金100万円ほか増える状況にあったという。特に水商売の女性や中年女性に被害者が多いという。佐藤は騙して手にした金の大半を飲食代や遊興費に費消した模様である。本誌が取り上げてきている事件師たちに共通している「悪事を働いてどうにもならなくなると、被害者には一片の謝罪もなくただ姿をくらませて逃げまくる」という例に違わず、佐藤もまた同じ行動を取っているようだが、それで事が収まると思ったら大きな勘違いで、親族全員に迷惑がかかるということが自覚できていないのではないのか。

なお、世界大同基金の原資についてはいくつもの疑問がある。例えば世界大同基金の最高責任者、山口明彦は、アメリカの連邦準備制度委員会や英国王室を含む世界通貨当局が認めると謳い、「FEDERAL RESERVE NOTES」「SILVER CERTIFICATES」等の証券を保有して、これを日本で資金化した上で企業向けの事業資金として貸し付けるとしているが、EIT社に見るように資金化の可能性は全くなかった。そう考えると、基金会の目的は実態不明の巨額資金保有をエサに会員募集を行い、その入会金や会費を貪ることにあるのではないか、とさえ思われる。仮に資金化されても、その振込先が世界大同基金会という法人ではなく、日下と山口個人名義の口座であるのも明らかにおかしい。そんなM資金まがいの基金会を材料にして人を騙し続けた佐藤俊次という男は、根っからの詐欺師といわざるを得ないのである。(以下次号)

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(4)

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〔松尾が再び失踪〕

松尾が早川と昨年の4月13日に面談した際の面談記録がある。会社社長が早川の約束がいつ実行されるかについて松尾を質し結果、松尾が早川と面談したときのものだ。

録音記録は、早川が松尾から連絡がありながら面談の機会をなかなか作れなかったことを詫びているところから始まっているが、山本との交渉は全部を松尾に任せたと言いながら、「山本にコンプライアンスの問題あれば、570億円は全てFATFで吸い上げることになる」と言っている。

また、会社社長の松尾への貸付金についても、3月末には200億円を100%払うと言っていたにもかかわらず「1億円で話はつけられる」と言ったり、松尾から持ちかけた調査案件の件で「1500万円を自分が払ったが、ゲンコツだった」と約束していないことを言ってみたりして、勝手な後付けの作り話ばかりしていた。言っていることには真実は何一つ無く、早川の話には本当の話が全くなかった。

松尾と早川はこの面談の後の4月20日、新宿のヒルトンホテルで会社社長と面談の機会を持ったが、4月13日の話では「社長にはっきり言う」と早川は言っていながら全く違っていた。200億円の支払については、会社社長が質すまで早川から説明することは無く、また説明を求められても苦し紛れの言い訳をした後で「今後は社長と直接話をしたい」と言っていた。

ところが、5月30日に松尾が再び失踪したのである。松尾の失踪以後から早川もまた連絡が取れない状況が続いていることから、2度目の松尾の失踪にも背後で早川が糸を引いているのではないかという疑念が強く、そうであれば当然のごとく早川は全責任を取らざるを得ないことになる。

ちなみに松尾と早川の所在が不明になってからすでに半年以上が経過しているが、「早川が会社社長に説明をしないまま逃げ回っても、早川が胸を張って約束した責任は回避できるものでは無いから全責任を取ることになる。早川が松尾の後見人であるかのように振舞ったことは何人もの人間が承知していることだ。昨年の3月末から数えて9ヶ月以上も放置して一言の謝罪も無いで済むはずが無いことも誰だって分かるはずだ。しかし、早川にその気配が見られない状況では、松尾と早川に対して法的措置はもちろん、やるべき事は全てやるしかない」(関係者)

「特に松尾に関しては、絶対に許されない状況を自ら作っている。口先だけの謝罪ならば話にならないが、それさえも出来ずに姿をくらませている。早川や山本との問題では『一心同体で協力してください』と何回も頼んでおいて、そのためにどれだけの時間を取ったか、40年以上にもわたって同様のことを繰り返してきたことへの真の謝罪がなければ許されるはずはないが、松尾は何も分かっていない」と多くの関係者は強い口調で言う。

M資金まがいの「育成資金」の話を振り回して松尾の債務返済の約束を早川自身がしてきたことに業を煮やした松尾の子息は「毎日のように警察署の捜査員に相談し、また父は社長には以前より『早川も山本も一筋縄では行かないので、一心同体と思って協力して下さい』と何回も頼んできた経緯があったので、警察署も警視庁本部も早川や山本に対しては相当の不信感を持っていて、いつでも事件化する情報を持っているのではないかと思われる」と言っていた。

「早川は、自分のバックには巨大な組織があって、何でもできるような口ぶりで、土田氏の件についても『長野県松本の山中で携帯が見つかった』とさも拉致され殺されたのではないかと思わせるような言い方をしていた。松尾が5月30日に2回目の失踪をした件でも、その後に『関係者の中で死人が出る』という話をしているので、関係者たちが早川の話を調査したが、何一つ本当の話は無かった」

今回の早川や松尾の言動が原因で一人の人間が死亡しているという事実が判明している。ただし、それは早川が言う土田某のことではない。それを早川と松尾はどのように責任を取るのか。両人の状況は極めて深刻だ。

早川が松尾の失踪の理由をでっち上げて、さらに会社社長や松尾の子息との面談の際に「関係者はみんな携帯を公安に盗聴されているから、連絡の際は名前を出さないように」と釘を刺したというが、こうした早川の言動は「虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて人の業務を妨害する」という、警察に対する偽計業務妨害罪 (刑法 233条 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金) に当たる可能性が高い。「流布とは、犯人自身が公然と文書、口頭で伝達するほか、口伝えに噂として流す行為も含む」からだ。

早川はよほど念の入った作り話が好きなようだが、それで松尾の子息や多くの関係者がどれほど被害を被っているか、まるで分かっていないようである。

そして一番重要なことは、早川が松尾が負っている債務を会社社長や松尾の息子の前で堂々と胸を張って「私が責任を持って支払う」と約束したことである。その約束を反故にして、何の説明も無いままただ逃げ回っていても、何も解決はしない。早川が周囲に振り撒いてきた巨額資金プロジェクトなるものの実態を含め、態度を鮮明にしなければ、いずれ事件化するのは目に見えている。

関係者によると、「松尾自身も会社社長には40年以上、何から何まで世話になり、自身が2度も3度も命を助けられ、何十回にも及ぶトラブルを解決してもらったにもかかわらず、これ以上逃げ隠れするのであれば、債権譲渡を含めできる手段は全て取ることになる」(多くの関係者)という。そして「関係者が広く松尾の行方を追いかけるような状況になってからでは、もう松尾には言い訳ができる余地はないはずだから、よほどタイミングを間違えないことが肝要だ。しかも松尾の債務は子息の慎介が連帯保証をしているから、家族ぐるみで影響が出ることになる」とも言う。

早川にしても松尾にしても、過去にも多くの人たちに詐欺まがいの話を振り撒き、多大な迷惑をかけているに違いないと思われる。読者からの問い合わせも殺到するに違いない。(以下次号)

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(3)

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〔早川充美の話はウソだらけ〕
松尾が失踪しているさなかに、会社社長と松尾の子息が早川と面談を重ねていたが、早川に対して人格や品性を疑うような言動を目の当たりにしたという。
「早川は『去年の年収は税引きで40億円で、今年は80億円』とか『愛人3人にマンションを買ってあげていて、何かのときのために現金5000万円をアタッシュケースに入れてそれぞれに渡してある』などと言って、新宿の会員制レストランクラブでは目の前にいる女性を誰彼かまわず口説きまくっていた」
という話だが、余りに見苦しく聞き苦しい話を子息や会社社長はその他にもいくつも聞いている。ある時には「田端駅周辺で銃撃戦に巻き込まれた」と早川がまじめ顔で話すのを聞いて、「実際にありもしないし、すぐにバレてしまうような嘘を平気で言うのは尋常ではないし、おかし過ぎる」と子息が言う。

(写真:松尾憲之。巨額資金ブローカー)

 

松尾が再び会社社長の所に日常的に現れるようになったある日、会社社長が「あなたが3人の男たちに囲まれて脅かされたという話、あれは嘘だということが調査で判明した」という話をした。すると松尾が「本当の話です」と答えたため、別の日にも同じ確認をしたが、それでも松尾は同様の返事であったという。しかし、その後、会社社長に2ヶ所から調査報告書が届いたので、その内容を説明をしようとすると「実は全て早川の言う通りに動いただけだった」と言って会社社長に詫びたという。

早川の言動が何から何まで嘘だらけであることが会社社長にも強く実感させられる中で、その極め付けは早川が周囲に語ってきた身分(肩書き)だった。
「早川はOECDに所属する国際公務員の肩書きを有していると周辺関係者に語り、誰もが早川から『日本でのNO.2』と聞いていた話を真に受けていた」
と会社社長は言うが、実際にはOECDの東京センターやパリ本部で働く日本人の職員名簿(80数人という)に早川の名前は無く、あくまで「自称」に過ぎないということが判明したのだ。しかも、早川が「日本のトップ」と言っていた「松本」という人物についても職員名簿には名前が無く、関係が無いことも分かった。早川は時の政権中枢に直結しているかのような虚言を平然と口にして周囲の人間を惑わしてきた模様だが、「安倍政権は財務大臣の麻生ともども早く潰さなくてはいけない」などと言うこともあって、さも自分がそのような動きの中に身を置いているという“大物”ぶりたい欲望が際立っているのではないか。
いったい、早川充美という男は経歴から日常の関わり等すべてが嘘だらけで、どのような実像がその中に隠されているのか、早川の一番近くで接してきた松尾にさえ分からないことだらけだったに違いない。

そうであれば、早川が会社社長に約束した200億円という巨額の支払についても、早川が勝手に創作し会社社長を騙したものでしかないと言わざるを得ず、実際にすでに触れたように3月末の約束はあっさり破られ、その後、早川から連絡は一切なかった。

早川が200億円の支払を約束した原資とはいったい何だったのか? それが先に触れた「育成資金」に関わる松尾の人脈の一人、山本満という人物につながる話だった。
「山本は松尾に『今日は間違いない』とか『明日は必ず振り込まれる』と言いながら100回以上も嘘をついて振り回した。ただし、山本の嘘は日付が多いのに比べて早川の嘘は全てが作り話で底が知れない。
松尾は債務の返済について、山本から総額で100億円単位の報酬が入るので、それを返済の原資にすると言って一昨年(平成30年)いっぱいは山本に密着していた。山本の銀行口座に振り込まれる金があり、その受け渡しで銀行近くで待ち合わせを毎日のようにしていたが、結局は金が振り込まれないまま1年間を無駄にしてしまった」と会社社長は言う。

松尾が会社社長に説明していた話によると、一昨年の夏頃に早川から「山本満という人を知っているか」と唐突に聞かれ、松尾が知り合いだと答えると、すぐにも紹介して欲しいと頼まれ引き合わせることになったという。
そして、警視庁の捜査員が松尾の寄宿先を捜索した際に発見した「契約書」が、実は早川の所属する「アンベッツポストジャパン100」という会社(東京都港区東麻布所在)が窓口となり、山本満に対して570億円を山本の指定する口座に振り込むという内容の書面だったのである。

松尾から返済原資の概要を聞いていた会社社長が、早川と面談していたときに「200億円を責任を持って支払う」と約束した早川から直接事情を聞く機会があったそうだが、その際に早川は「山本が570億円を受け取り、70億円をアンベッツ、500億円を私と松尾さんで半分ずつ分ける」と言っていたのが、2回目に会った時には「全て私の取り分である」と言い換え、その後、3回目に会った時には、「3月末には200億円を社長に払います」と言ったので、会社社長が「間違いないか?」と再確認すると、「山本にコンプライアンスの問題が無ければ100%大丈夫です」と早川が胸を張って答えたという。
早川が山本に3000万円を立て替えたことを示す領収書が早川の手元にあり、この金を返す約束を山本が守らないので、570億円は全て自分の取り分と早川は言っているようだが、3000万円の領収書が偽造の可能性もあるとのことで、今後、その真贋も調査の一つになると思われる。3000万円という金額は振り込みが普通だが、その痕跡もない。いずれにしても、早川が振り回す「育成資金」の実態を会社社長に早川自身が明確に説明する義務があるはずだった。(以下次号)

鈴木義彦の偽証を増幅させた長谷川幸雄は悪辣(2)

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〔鈴木の嘘を増幅させた弁護士、見逃した裁判官〕

鈴木義彦が親和銀行不正融資事件で逮捕されたのは平成10年5月31日で、起訴はされたが、親和銀行との和解が成立したことで判決は執行猶予となった。銀行との和解は、鈴木が不正に受けた融資金(判明している分だけでも総額で数十億円といわれていた)の一部約17億円を返済することで成立したのだったが、その資金は西義輝、そしてA氏との三者で交わした「合意書」に基づいた株取引で得た利益金から流用された。しかし、その事実がA氏や西に知らされることはなかったから、これは鈴木による横領そのものだった。

17億円という和解金は被告の身であった当時の鈴木にとっては、どうやっても単独で調達できるものではなかった。もちろん、鈴木はエフアールの代表取締役を辞任していたから表向きにも関係することはできなかった。しかも、時期はずれるが、鈴木が山内興産の社長、末吉和喜を騙して預かった「タカラブネ」株200万株(20億円相当)の返還をめぐって起こされた訴訟でも和解交渉を進めていた鈴木は、末吉に対して約4億5000万円の返済を提示して和解に持ち込んだ。その資金もまた株取引によって得た利益金が流用された。鈴木は利益金が無ければ身軽になることはできなかった。そうした“恩恵”を鈴木は独り占めしつつさらに利益金の独り占めを謀ったのである。

鈴木と西が株取引で最初に取り組んだ銘柄は「宝林」であったが、これが約170億円という予想外の利益を上げたことが、その後に起きるいくつもの深刻なトラブルの火種になったのは今さら言うまでもない。鈴木が利益を占有し受益者排除を徹底したために、その後も株取引を継続する中で利益金は鈴木の懐の中で膨れ上がる一方となったが、しかし、株取引で共闘していたはずの西義輝は自殺に追い込まれ、鈴木の側近としてクロニクル(旧なが多、エフアール)をけん引してきた天野裕が都心の京王プラザホテル客室で不審な死を遂げた。鈴木のもう一人の側近だった大石高裕は交通事故で死亡したほか、行方知れずとなった関係者はそれこそ数知れない、というのが実情なのである。仮にその一つでも全容が解明されれば、鈴木を巡る状況は明らかに大きく変わる。

A氏による貸金返還請求訴訟は平成27年7月に提起され、平成30年6月の一審判決を経て同年11月28日の二審判決で幕を閉じた。しかし、一審、二審ともに鈴木の利益占有の実態が暴き出されることも無ければ、前述したような鈴木の周辺人脈が相次いで行方知れずとなり、あるいは不審な死を遂げた真相に迫る手がかりすら封じ込められたと言っても過言ではない。それどころか、審理の場では、代理人弁護士が増幅させた鈴木の嘘を6人の裁判官までもが罷り通らせてしまったのだ。

本誌がサイトの公開以来、現在も継続して鈴木の「偽証」に迫っているのは、まさに鈴木の利益占有が数多くの犠牲者を生んでいる実態の解明に他ならない。

なお、前号の記事で一部補足する必要があるので、それに触れておくが、鈴木による虚偽証言で重要と思われる3点を列記した中で、鈴木が親和銀行不正融資事件で逮捕される直前3日前の5月28日の時点で、鈴木はそれまでにA氏から借用した約28億円の債務を1円も返済していなかったばかりか、さらに8000万円を借り受けた。これから逮捕されるという人間に、仮にそれが弁護士費用であろうが生活支援金であろうが、貸し与える人間は絶対にいないと関係者は口を揃える。しかし、鈴木はそれさえも見事に裏切ったうえに審理の場では嘘で塗り固めた証言により裏切りをさらに繰り返したのである。

また、A氏に言い値で買ってもらったピンクダイヤモンドと絵画についても、鈴木は審理の場では、その前年の10月15日に借り受けた3億円の金銭借用書を合致させるという有り得ない主張を展開したが、この金銭借用書の「但書」には3億円を借り受けるに当たっての担保が明記されていた。そうした事実を裁判官はことごとく無視して、ピンクダイヤモンドと絵画、そして高級時計に係る債権7億4000万円を認めなかったのである。

鈴木は、「合意書」の有効性を認めた平成18年10月16日の、A氏と西義輝との協議の場について、審理では「(A氏や西に)強迫され、『和解書』に署名指印して分配金の支払約束をしなければその場を収めることができないと思った」という証言を繰り返したが、協議の場では全く逆の暴言を鈴木は吐いていた。それは、西に対して「お前、ここで死ねば……、お前にその度胸があるのか」という言葉だった。強迫されたと証言した人間が、実際には脅迫したという人間を恫喝していたのである。このやり取りも、録音テープが証拠として提出されていたが、裁判官は無視してしまったのである。いかに訴訟の判決が理不尽で、裁判官による事実認定の誤りが判決の全てに及んでいるかが分かるのではないか。(以下次号)

「種子田吉郎」を理事長不適格で告発する(1)

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すでに記事をお読みの読者にはご承知の通り、愛和総合病院を中核とした7つの施設からなる病院グループの“総帥”種子田吉郎は、父益夫のダミーとして愛和総合病院の理事長に就任して以降、父益夫が全国各地の病院を相次いで買収するたびに理事長に就いて現在に至っている。しかし、医師の資格がなければ理事長にはなれなかった当時、何故、資格のない吉郎がその高いハードルを越えることができたのか、という謎を抱えたまま吉郎は病院グループを束ねる「東京本部」のトップに君臨した。

これは、吉郎にとって理事長としての不適格性が明確に問われる疑惑だ。さらに父益夫が病院を担保に供すると約束して多くの債権者から融資を受けながら、いざとなると公共性を盾に病院に担保設定をさせなかったばかりか、債務弁済を一切行わない中で「病院は私には関係ない」という主張を繰り返すようになった。吉郎は理事長として種子田益夫のこうした言動を全て承知していたにもかかわらず、この重大かつ深刻な問題を一切解決しようとしなかった。それは、病院という公共性の高い資産を私的財産として私物化しているに等しく、明らかにコンプライアンスに抵触する。それ故、吉郎は理事長としての不適格性を問われている。

愛和グループが昭和58年頃から病院事業を始動した、その当初から種子田益夫がオーナーであり、その後、理事長に就いた吉郎が父益夫のダミーに過ぎないまま現在に至っているのは紛れもない事実である。

種子田益夫に請われて、当初から病院事業に参画した田中延和は弁護士に宛てた書面の中で、全て種子田益夫の指示の下に、買収した病院を指揮するための東京本部を開設し、自らは専務取締役本部長に就き、吉郎を常務に据えた事実を明らかにした上で、病院の収支バランスを取っていくための資金はもちろん、愛和病院グループの傘下に入る病院の買収資金が全て種子田益夫からの資金で賄ったことを明らかにした。また、同じく愛和総合病院の初期の院長だった故村山良介、東邦大学医学部の医師を愛和病院グループに数多く派遣していた事実を知る永田勝太郎など何人もの人たちが、種子田益夫が愛和病院グループのオーナーであることを証言してきた。

それ故、種子田益夫が債権者から負った債務の弁済に、吉郎は親族の一人として、また愛和病院グループのトップとして責任を全うする義務がある。それにもかかわらず、吉郎が一切関知しない姿勢を取り続けてきた行為は道義的社会的問題として問われなければならない。

なお、種子田益夫は、出身である宮崎で昭和50年代に観光事業を手がける中で、すでに広域指定暴力団の「企業舎弟」という肩書きを有しており、反社会的勢力の世界では主に金融業界で跋扈してきたが、平成10年代には東京商銀信用組合を巡る事件で逮捕起訴され、有罪判決を受けた経歴の持ち主。反社会的勢力の企業舎弟として人脈を有する中、吉郎もまた同様の人脈を少なからず有していたと指摘する人もおり、父益夫に指示されるまま“裏金”というべき資金を愛和病院グループにて調達して父益夫に供与しているとの疑いが永らく指摘されてきた。吉郎は幹部数人に「父(益夫)にはウラで毎月6000万円渡すから何もしないで欲しい、と言ってある」という話を何回もしている。しかし、吉郎がそのような話を平気で言えるというのは、何をやっても問題にならないと世の中を甘く見ているからに違いないが、それは大学を卒業後間もなくして、医師の資格がなくても理事長になれた時からのことと思われても仕方ないことだ。それ故にそれが事実であれば、もはや吉郎に理事長の資格がないのは明白である。

こうした事実関係を前提に、病院を所管する厚生労働省、愛和病院グループの各病院を所管する茨城県ほか各自治体や医師会に対して、吉郎及び各病院の監査を求める市民団体が陳情、告発に動く模様だ。特に種子田益夫が反社会的勢力の密接共生者であり、吉郎もまた反社会的勢力に関わりを持ったと疑われている事実は深刻な問題であり、さらに病院グループにおいて毎月6千万円といわれる裏金を種子田益夫に渡していたと吉郎が幹部数人に話していた問題も、もはや放置することは許されない。(以下次号)

鈴木義彦の偽証を増幅させた長谷川幸雄は悪辣(1)

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鈴木義彦が今回の訴訟で証言した内容が、最初から最後までほぼ全て偽証だったということが明白になり、それが読者の間にも浸透しているようで、鈴木を非難する多くのコメントを国内外を問わず戴いている。

代理人弁護士が依頼人の利益を前提に法廷戦術を構築するのは当然だが、そのことによって相手の名誉を毀損したり、過度の偽証を実際の法廷で行うことは許されるはずがない。

鈴木の代理人に就いた平林英昭、長谷川幸雄の両弁護士は、A氏と西義輝、鈴木義彦が平成11年7月8日に交わした「合意書」(はっきりしている事実は「合意書」が無効であれば、株価の買い支えは行われず、大きな利益も生まれなかったという点である)を無効にするために、さまざまな法廷戦術を取ったが、中でも強調したのが「公序良俗違反」「強迫」そして「心裡留保」であった。それを裏付けるためにA氏が反社会的勢力と極めて親密な関係にあるという虚偽の事実を強調して、鈴木が和解時には一旦は「合意書」の有効性を認めて自署し指印までした「和解書」までも無効にしようとした(そもそも「合意書」の作成では西も同席する中、鈴木が一人熱弁を振るって懇願した)。「和解書」が作成された当日、西が香港で殺されかけた事件で鈴木が犯人に仕立てられそうになり極度の心身耗弱に陥ったという主張に始まり、A氏の会社が入るビルのエレベータが故意に止められ、鈴木が事実上の監禁状態に置かれ恐怖心を持ったとか、A氏の背後に暴力団が控えていて、逆らえば命の危険さえ感じたという虚偽の陳述を平然と法廷で並べ立てたが、それは和解書作成後に鈴木がA氏に送った2通の手紙の内容が全てを物語っている。そして、鈴木と株取引の実態を知る西義輝が自殺してしまったために法廷で証言できないことを悪用して、『合意書』を無効にしようとしただけでなく、A氏と暴力団との親密関係を「西から聞いていた」と言って裏づけにしたのであるこれらの言動はA氏の名誉を棄損することになり、平林、長谷川の両弁護士の取り組み方自体に問題が生ずる。被告が法廷偽証に問われる可能性が少ないからと言って、鈴木の嘘を増長させた行為は弁護士に課せられる「信義誠実の義務」(弁護士職務基本規程)に大きく違反するものだ。

これに該当する鈴木の証言の一部を以下に挙げる。

1. 鈴木はA氏に言い値で買ってもらったピンクダイヤモンドとボナールの絵画(注:鈴木は絵画を一度も持参しなかった。他に担保に入っていた)を「売らせて欲しい」と言って平成10年5月28日に持ち出しながら、売却代金の支払も現品の返却もしなかった。それを正当化するために、現品を持ち出す半年以上も前に作成された同額の「金銭借用証書」をもって処理されていると主張した。しかし、時期が全く違っているだけでなく、鈴木がピンクダイヤモンドを持ち出す際にA氏に差し出した「念書」には「預かった」という文言が明記されており、前記の「金銭借用証書」に係る記述は一切なかった。それ故、鈴木(代理人弁護士)の主張は過剰な誤りの主張、立証に当たる。

2.鈴木は平成14年6月27日に15億円の「借用書」を作成したが、一方で平成11年9月30日付の「確認書」をもって「債務は完済された」と矛盾した証言を繰り返したしかも、鈴木は証人尋問で「借用書」の作成そのものを否定し「その日はA氏と会っていない」とまで証言したが、鈴木と西それぞれの「借用書」には同日の確定日付という動かぬ証拠がある。

3.「和解書」作成当日、鈴木はA氏と西義輝の「強迫」に恐怖心を抱いて心身耗弱に陥っていたと主張して、「和解書」への署名指印を無効と主張した。そして、それを裏付けるために、在りもしないA氏と反社会的勢力の関係を過剰に演出した書面(代理人弁護士と鈴木による質疑応答)を証拠として提出した。

こうした実例は、実際には挙げればきりがないほどに列記できるが、上記の1~3だけでも鈴木の虚偽は十分に立証される。いずれにしても平林英昭、長谷川幸雄の両弁護士による、鈴木の嘘を正当化させるための過剰な主張、立証は前述した規程に著しく反するもので、A氏というより鈴木の嘘にまみれた言動を許せないとするA氏の多くの関係者が告訴・告発の準備を進めているという。また、それに併せて鈴木の悪事を“黒子”のように支えてきた青田光市、鈴木の代理人弁護士として、外資系投資会社を装うダミー会社の代理人を務めてきた杉原正芳弁護士に対しても法的措置を進めているという。過去には5億円の賄賂が発覚したロッキード事件で罪に問われた田中角栄元首相、5000万円前後の政治資金や選挙資金で公職を追われた2人の元知事、あるいはニッポン放送株の取引で逮捕された村上世彰等の例を見ても、単純に金額で比較はできないが、対称になった金額がはるかに大きな鈴木義彦が何の咎めも無しに悪事の限りを尽くしている限り、周囲の弁護士でさえも法に触れる行為を繰り返すことになる典型として決して見逃してはならない。

鈴木からの報酬がどれほどのものか想像がつかないが、ここまでやるからには「懲戒」も辞さずという構えで臨んだように思われることを平然とやってのけている平林、長谷川、杉原らの弁護士、さらには誤審(誤判)を招いた地裁、高裁の6人の裁判官に対して国内外から非難、批判の声が多く届いている西義輝の自殺を報じた別誌報道を削除させようとした鈴木が、本誌の記事掲載により事実関係をほぼ全て明白にされながら何一つ言い訳出来ないという事実を彼らがどのように受け止めているのか、いつまでも無視できるはずはないと思われるが真実の声を聞きたいものだ。

戦後話題になった経済事件でも、鈴木のように身近で関わった10人前後の人間が自殺や不審死を遂げ、あるいは行方不明になっている事件の真相がほとんど解明されていない事実をもっと深刻に受け止めるべきではないか。(以下次号)

 

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(2)

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〔早川は松尾の債務立替を確約した〕

平成31年2月中旬、松尾が突然、債権者の前から姿をくらませ、松尾の長男が所轄の警察署に捜索願を出す事態が起きた。捜査員が松尾の寄宿先を捜索したところ、100億円単位の報酬を松尾に支払う契約書や額面が100億円単位の小切手等が多く見つかった。そのため、所轄の警察署だけではなく、本部の捜査員が大量に動員される一方で寄宿先の住人(K氏)に対して6時間以上にも及ぶ事情聴取が行われたという。警視庁本部が松尾の捜索で動員した捜査員は約300人という大掛かりなもので、それも約1ヶ月に亘って続けられたというから尋常ではない。

(早川充美と松尾憲之、山本満が交わした契約書。これも巨額資金が山本の口座に入金されるとの触れ込みだった)

ところが、松尾の失踪の理由が次第に明らかになるにしたがって、背後で「早川充美」という男が松尾の失踪劇を企てた事実が判明したのである。松尾が失踪した直後、松尾の子息と早川が初めて面談した際に松尾の債権者である会社社長が同席したのだが、早川がいきなり「松尾さんは社長に返さなければいけないお金が二百数十億円あるようですね」と切り出したという。そして、その借財を早川自身がまとめるかのような話をしたのだった。

早川の話を受けても、会社社長は初対面の人に話すことでもないと思っていたようだが、その後、早川と3回目に会った時に「私が責任を持って3月末までに200億円を払います」とまで言い切ったことから、会社社長が「間違いない話ですか?」と確認すると早川が「100%間違いない」と言い切った、と松尾の子息慎介は言う。

また、会社社長と松尾の子息が早川との面談を続ける中で、松尾の失踪の理由が早川から語られた。早川の説明を以下に挙げる。

「私が紹介した土田氏と午後5時の待ち合わせで(松尾さんが)赤坂にいるときに3人の男たちに突然囲まれて、『あなたのやっていることは全部把握しているので、すぐに中止しなさい。さもないと、あなたの身の安全は保証できない』と言って立ち去った。それを聞いて松尾さんは恐ろしくなり逃げ出した。男たちから携帯も使うなと言われたので電話もできなかった、ということで私の所へ助けを求めてきたので組織で匿うことになったが、3月の末までは会わせることはできない」

その話を聞いて、会社社長が「そんなに松尾が危険な状態にあるのなら、なおさら警察に話さなければならない」と言うと、早川は慌てた様子で「いや、ちょっと待ってください。トップに相談しますから」と言って戸惑っていたという。そこで会社社長が「トップに会わせて欲しい」と言ったが、早川から返事は無かった。

早川の説明からも松尾の安否が正確には分からず、また大量の捜査員を動員している警視庁本部に対しても松尾自身が失踪の理由や経緯を説明しなければ収拾がつかなかったから、会社社長は早川を説得し、ようやく松尾を3月中旬に引き合わせることに同意させた。

そして、約束通り松尾が会社社長を訪ね、早川が社長に説明したと同様の話を警視庁の捜査員にも説明したのだが、捜査員から何を聞かれても松尾の返事はしどろもどろであった。

結果として警視庁は松尾の失踪には事件性が無いと判断した模様だが、松尾自身に対しては大いに不信感を抱いた模様で、松尾を匿ったはずの早川も警視庁の事情聴取には3時間以上も応じながらまともに対応せず、話をはぐらかしてばかりいたことから、松尾と同様に不審の目で見られた。

早川が会社社長に胸を張って松尾に対する債権200億円を支払うと約束していた3月末が来たが、早川から会社社長への連絡は一向になかった。そして、それから間もなくして、早川が具体的に説明してきた松尾の失踪の理由についても、実はすべてが嘘で、早川が作り上げた架空のストーリーだった事実が判明したのである。(以下次号)

財務省警告の「基幹産業育成資金」に「松尾憲之」「早川充美」が関与か(1)

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最初にこの事件を報じたのは4ヶ月ほど前のことで、松尾憲之という男が突然失踪したのが端緒になったが、家族が警視庁池袋署に捜索願を出すと、本部捜査員が延べ300人体制で捜索するという意外な展開が起きた。その背景には、早川充美という人物が松尾失踪の理由について、恰も何らかの組織が松尾の封じ込めに動いたために恐ろしくなって逃げたという情報を、警察を含め周囲に流したという事実があり、その結果、大騒ぎになってしまったのだ。ところが、その後、早川の情報は全くの作り話であったばかりか、早川が周囲に語っていたFATF(金融活動作業部会 OECDの下部組織)の日本での幹部という身分(肩書き)さえ偽りだった事実が判明した。

ところで、松尾には過去40年以上も世話になり、時には命を救われたことが何度もあった会社経営者に巨額の債務があったが、松尾の失踪以後に早川がこの会社経営者と面談する中で、早川が松尾が負っている債務を「責任を持って処理するために200億円を支払う」と明言したことから、さらに松尾の失踪事件は複雑な展開を見せると同時に、早川が会社経営者にした支払約束を説明もないまま次々に反故にするという事態が起きた。

早川が支払いを約束した根拠は何だったのか。警視庁が松尾の行方を捜索するに当たって、寄宿先から額面100億円単位の小切手や約定書を発見したために、冒頭に挙げたような体制を組む一因にもなった模様だが、実はその資金の解明は、本誌でも不明になっていて、実態が良く分からなかったのだが、今回、改めて松尾憲之関連の記事を掲載するに当たって、早川が支払いの根拠として強調してきた「産業育成資金」の具体的内容について、触れていこうと考える。

〔巨額資金調達はマユツバだった〕

今はまだ被害を蒙った企業が現れてはいない(公表していない?)模様だが、10年ほど前の平成21年8月頃に「基幹産業育成資金」(以下「育成資金」)に基づいた融資話を持ち歩いていた男がいた。それが「松尾憲之」だったのだが、松尾がある債権者に提示した書面(平成21年8月19日付)によると、大陽日酸株式会社という産業用ガスの供給やプラントエンジニアリングを手がける会社に「2兆5000億円を融資することが内諾され」ていて、融資が実行された後に総額で125億円の仲介手数料が入り、それを松尾ほか5人の関係者で分配することになっていたという。

松尾が語るには、育成資金とは「政府系の財団法人理事長を窓口とした日本政府が準備した資金」を指しており、大陽日酸への取扱窓口は「財団法人 日本産業開発青年協会」であったという。

債権者によると「松尾は2週間程度で完結すると言っていたが、一向に成果が出なかった。その話は眉唾だと思っていた」と言うが、まさに浮かんでは消える「M資金」と同様に企業を相手にした詐欺行為にしか見えない。基幹産業育成資金については、財務省がかなり以前から同省のホームページで警告を発してきたが、注意喚起をしているだけで育成資金の概要や被害事実等の具体的な情報を提供していないため不透明な状況にあるために、被害を被った企業が公表しなければ実態は不明のままだ。また、松尾憲之という男は、その後10年経っても懲りずに育成資金を持ち歩いていた人脈と関わりを続け、周囲の債権者たちを相変わらず混乱させているようだ。(以下次号)

中古車ブローカー「倉持茂」が会社役員を襲わせた動機(5)

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〔Rは報酬を独り占め〕

Rがいかに金に汚いかという実例を挙げる。金澤が会社役員にRを紹介した席では出なかった模様だが、Rはその後、会社役員から顧問料として毎月50万円を受け取っていたという。Rは「他の仕事はせずに専従します」と言っていたが、実際には週に1回くらいしか出社せず、しかも他の仕事の関係で何回も逮捕される事態を起こしていた。それでも会社役員は顧問料を払い続けていた。事情を知る関係者によると「会社役員は、Rの実力や実績が金澤の言う通りであれば、毎月100万円を半年間払っても良いと考えたが、部下から反対の声があって半額にしたようだ。だから日常の経費や2~3件の仕事の成功報酬についてもRの言うままに渡し、領収書も取らなかった」とのことで、Rはそれらの金を直接手渡しで受け取っていたという。しかし、その事実は坂本と金澤には一切知らせることなく独り占めにしていた。それ故にある時、坂本と金澤の2人が「会いたい」という連絡をしてきて、会社役員は「Rも同席しないと良くない」と言って断ったが、繰り返し「会うだけでも」という頼みに根負けして会ってみると、坂本と金澤だけでなく会社役員も知らなかったことが多くあったことに関係者全員が大変に驚き、坂本が陳述書に「会社役員はRから『(問題処理で動く協力者として坂本、金澤、関崎の)3人分の経費で月200万円かかる』と聞いていたらしいが、金澤が代表する形で『経費どころかガソリン代ももらっていない』と答えていた」と記述したほどだった。

また、金澤はRにはまともな実績などないことを知り尽くしていたから、会社役員と次のようなやり取りもしていた。「Rに仕事を頼んでいくらくらい損したかを尋ねると、会社役員ははっきり言わなかったが、家2軒分くらいはあった様子であった。その損害とは、半年くらいで解決できると言っていたのが4年以上も全く解決できず延びたことで予定していた返済ができず、無駄な金利が必要になったってことだそうだ」ということで、坂本はそれも陳述書に書き連ねたのである。Rが「1500万円を貸して欲しい」と言って会社役員から借りる時には「入金待ちの案件があるので」と言っていたが、そのような案件などはなく、Rの作り話だったことが金澤等の話で判明したという。寸借詐欺そのものだった。

金澤と坂本はRが顧問料や経費を独り占めしていた真相を知り、当然のように怒りを隠さず「顧問料の件はビックリしましたよね。貰っていたんですから。我々には一銭も貰っていないなんて言っておきながら、しっかり経費まで貰っているんですからね。呆れますよ」「結局、会社役員の仕事を餌にして『成功報酬で5億円以上入るから』等と言って、軽井沢の井上夫妻を始め周りのみんなから金を借りまくっているんでしょう」などと語ったという。

しかし、倉持も陳述書で述べているように、金澤は周囲にはRの悪事を並べ立てて喋りまくっているのに、いざとなるとRの悪事に加担したり、自分が企てた悪事でRに協力をさせたりしてきた。その点でRと金澤を知る関係者の誰もが「2人は“同じ穴の狢”だ」と言う。Rは毎週金曜日には決まって麻雀賭博に興じていたそうだが、それも昨年8月以降はさっぱり声がかからなくなったという。Rを紹介した金澤自身が逆に責められる場面も多くあったに違いないが、金澤はそれでもRとの関係を断ち切らずにいる。

(写真下:福島(金澤)明彦の陳述書)

金澤の会社(ブルックランズ)で部長を歴任したF氏が同じく陳述書を提出しているが、それによると、「会社役員は金澤(福島)よりRの悪い所業は嫌というほど聞いたし、正直、聞きたくなかったことも沢山あったと言っていた。福島はRのことを百も承知なのに、今後自分の尻拭きをしてもらうために何でもRの言うことを聞いているのだろう。皆さんに迷惑をかけるのを止めて、少しは人間らしくしたらどうかと思う。そのためにも、これだけ陳述内容を変える福島は真実を明かす義務があると思う」と述べたが、金澤の身近にいた人間だからこその的確な指摘であるに違いない。ちなみに、ブルックランズの社員は全額歩合制を取っていたそうだが、金澤は社員が成果を上げても真っ当に報酬を払わなかったため、すぐに辞めることが多く、良いことを言う人は一人もいなかった。金澤の妻万利子の評判も悪すぎた。

金澤やSが会社役員の襲撃事件を事前に知っていたという情報も何件か入っている中でどこまで知らされていたのかは不明だが、会社役員を襲った実行犯のうち一人については、すでに懲役7年という有罪判決が出た。強盗傷害という犯罪行為から見て、この判決は予想外に重く、しかもこの犯人は実は凶器を持たずに会社役員を襲っていたというから、残る主犯に対する判決もおおよそ推測できるだろう。そしてこれら実行犯を教唆したと見られている倉持等には、一番重い刑が待ち受けているのではないかと思われる。なお、会社役員は付き合いの長いある車の業者から「社長、この車(マクラーレン)はブレーキに大問題があり、修理しないで乗ったら非常に危険です」と言われて驚き、よくよく調べてみると、それも倉持がブレーキを操作していた可能性が高いという。このマクラーレンは倉持か倉持の先が修理をしていたからだ。つまり、倉持が会社役員の命を狙っていたのは、この襲撃事件だけではないとの疑念も生じたようだ。

今は、金澤と倉持の関係、そして金澤とRの関係は表向きには親密に推移しているように見えるが、状況が変わってくると金澤がRを罵り、あるいは倉持が金澤を罵るという修羅場が現れるに違いない、と多くの関係者が共通して考えている。

金澤がRとつるんで行ってきた悪事が、詐欺や恐喝に始まり、家賃滞納に伴う立ち退きや寸借などに至るまで、いくら挙げてもキリがないほどネット上に溢れている。そうであれば、倉持が起こした事件がきっかけとなり金澤やR、そして周辺の反社会的勢力にまつわる多くの事件が改めて浮上する可能性は極めて高いのではないか。改めて倉持が何故、金澤を頼ったのか、敵の敵は味方とでも思ったとしても余りに不可解ではあるが、その答は倉持自身の責任の取り方に委ねるとして、次号では倉持や金澤(福島)が群馬でどれほどの悪事を重ねているかについて、さらに具体的に触れる。(以下次号)

中古車ブローカー「倉持茂」が会社役員を襲わせた動機(4)

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〔会社役員襲撃の従犯に懲役7年の実刑〕
倉持茂-金澤(福島)明彦-Rという三者の関係は常に自己の利害が優先して、くっついたり離れたりを繰り返しているので、傍から見ると不可解としか言いようがない。会社役員と金澤をめぐる訴訟、そして金澤が紹介した後にトラブルが深刻化した会社役員とRをめぐる訴訟にそれが端的に現れていた。

会社役員が金澤に対して起こした訴訟で、倉持が提出した「陳述書」を先ずは以下に列記する。
「最初に言いたいことは、私は金澤(福島)に会社役員を紹介して欲しいと何回も頼まれたが断り続けた。その理由は無責任で約束を守らない事と、金澤の事で警察が何回も私の会社に来ていたので、紹介する気は一切なかったが、あるタイミングでつい紹介してしまい今でも本当に後悔している。(略)今現在も私同様何人もが刑事告訴をする予定でいる。今までの裁判でも『書面を自分で書くか、弁護士に書いてもらいなさい』と裁判長より注意されているにもかかわらず、今回も、あれだけ最悪な人間と言っていたRを使っていることに関係者全員が呆れている。金澤はRという人間がどんな人間か一番良く知っている筈だ。Rは住吉会のNo.2とかNo.3とか言って、その一番下に金澤がいたようだが、金澤はRの悪事を100項目くらい色々な人に話していて、現に前橋警察のマル暴担当捜査員より金澤の経営する喫茶店にRを出入りさせるなと言われている、と大勢の人たちに言っていたではないか」
これを見れば分かるように、「陳述書」の冒頭からして倉持は金澤を会社役員に紹介したことを後悔して、刑事告訴まで考えていると述べていたにもかかわらず、その倉持自身が今や会社役員との関係が悪化すると、会社役員に何から何まで世話になったことも忘れて掌を返したように金澤に近づいた。地元では「金澤の背後にいる暴力団を頼りにしつつ実行犯3人に会社役員を襲わせた」との声が根強く、本誌にも多く寄せられている。

(写真下:倉持茂の陳述書)

 

そして、金澤自身もまたRがどういう男かについてよく知っていて、Rが会社役員を相手に起こした訴訟では、会社役員が頼みもしないのに「陳述書を裁判所に提出して下さい」と言って持ち込んできた。その書面には以下のような記述がある。ちなみにRにはそもそも会社役員から提訴されることはあっても提訴することなどはなく、自分の立場を有利にしようとするための苦肉の策でしかなかったから、会社役員やその関係者が毎日のように金澤に嫌がらせの手紙を送っているのを見かねた、というこじつけが欲しかっただけだった。

「Rは頭が良いというのではなく、ただ悪賢いだけで情も何もない男のようだ。身近な人間が自殺した際に『全ては問題を早期に解決できなかった自分の責任だ』と言いながら涙を流して遺族に謝罪していたのに、時間が経つと『あれはジェスチャーだった』と平気で言ってのけた」と自殺した関係者の遺族は「Rの顔など二度と見たくない」

「Rは、『私(金澤)が会社役員の関係者から1日数十回も電話され脅されている。それでこの訴訟を起こさなければ会社役員の行動を止められないので本訴に及んだ』と主張しているが、会社役員が電話するのは1日に2回以上はなく、まして会社役員の関係者から電話することは有り得ず、それは誰もが承知していた」

金澤は会社役員に何回も謝罪してこの陳述書(平成24年7月25日付)を作成して持参したが(この時、金澤は「Rが私に嘘の陳述書を書いてくれと言って来るのは間違いないので、その前に出しておきます」と言ったので、会社役員は必要無いと言ったが、金澤は「裁判に是非出して下さい」と言って置いて行った)、それから2ヶ月後の9月24日付で金澤は会社役員と対立するR側に立った陳述書を作成して、「Rさんは平成23年1月末に顧問を退任するまでの間、私の知っているだけでも多くの問題を会社役員のために解決してあげて、その間何回も会社役員から『本当に良い人を紹介してくれて有難う』と感謝された」と、全く逆の内容を書き連ねたのだ。Rの指示があったという話ではあったが、一人の人間が僅か2ヶ月ほどでこれほどまでに豹変した書面を作成するのは異常と言わざるを得ないが、Rとは長い付き合いで、まさにそれが金澤という男なのだ。

ちなみに、この訴訟が起きた時期に前後して金澤はRに対して大きな不満を抱いていたようで、周囲にもその不満を振り撒いていたが、その際に金澤が語っていた内容が以下の通りで、それを見聞きしていた金澤の兄貴分である坂本寿人が陳述書の中で具体的に明らかにした。坂本は、金澤がRに縁を切りたいと言うと、Rに手切れ金35万円を払えと言われたという話も金澤本人から聞いていた。

「金澤に『Rは伊東のマンションから引っ越したみたいだけど、群馬に行ってないかい?』と尋ねると、金澤は『冗談でしょう。群馬に来ても僕は絶対に相手にしませんよ。回りの人たちにも絶対協力するなと言っておきますから』と答えた」

Rは伊東を離れざるを得ないような事情があった模様で、群馬にいる金澤以外に頼る者がいなかったというのが実情だった。そして前述のように金澤は坂本には強気の発言をしていたが、実際にRが現れると、あっさりと迎え入れてしまったようだ。坂本の陳述書にも明らかなように、本音では最悪の評価しかなかったRを、金澤はよくもぬけぬけと会社役員に売り込んだものだ。坂本の陳述書を続ける。

「私(金澤)の母親が知人にお金を貸したが返してくれないのでRに回収を頼んだ。Rは貸金を回収したにも拘らず、母親には『回収に相当な時間がかかる』と報告したが、当の借主から母親に電話がありRの嘘がばれた」

金澤は兄貴分の坂本に「伊東はどういう状況ですか?」と尋ねた後、「こっち(群馬)では、もう誰もRを相手にしない。私が全部本当のことをばらしたから」「Rさんは嘘やハッタリばかりで、自慢話ばかりするから女房もウンザリしている」「会社役員から貰ったロレックスの時計を見せびらかして、『3000万円で買った』なんて言っていたが、奥さんの分までプレゼントしてもらっていた」

「Rは本当に住吉会の人間なのか? 名刺は見たことがあるが、1枚しか持っていない。住吉の大幹部と言って脅すのが得意だが、何回も捕まっている。詐欺みたいな事件で、大幹部がそんな微罪で捕まるのか。最近では行政書士の名刺を使っているらしいが、頭がおかしくなったんじゃないか」

「家内の店に来る客でRを知っている人間は、もうRを信じていない。(略)みんな詐欺師とかゴミだとか言って笑い者にしている」

「私や高橋さんに仕事を見つけさせて、成功報酬は折半と言っておきながら理由をつけて全部持っていく。群馬のアイデアビルの件も、900万円の報酬で『お前には貸しがあったから』と言って私の取り分はゼロだった。貸付の利息は群馬では月2割だが、集金してきても一銭もくれない。全くケチにも程がある」(注:高橋重雄は伊東でのRや金澤たちの知り合い)

「Rを群馬の人に紹介して信用を無くした。今になって後悔しているし、早く縁を切りたい。前橋のマル暴からも目をつけられた」

「Rは、他人に会社役員からの電話は取るなと言っておいて、その人間と連絡がつかないで会社役員が困っていると、自分の力で連絡が取れたようにするのが得意だ」

「Rには色々勉強させられたが、嘘、ハッタリばかりでこんなに金に汚い人は見たことがない。結果的に伊東や群馬ではRの本性の大半がバレたので、付き合っている人は本当に少ないだろう」

「Rは韓国クラブで歌いたいだけで、そんな場所では相手方と大事な打ち合わせが出来る訳はなく、Rは完全にダンベ扱いされているだけだから、そんな経費を会社役員は2~3回で200万円以上も出す必要はなかった」

以上が、会社役員、坂本そして関崎の3人が金澤から聞いた話の一部だった。金澤は平成19年に「弁護士に頼んでも解決できない難しい問題がある。誰か解決してくれる人がいたら紹介して欲しい」という会社役員からの依頼に応えてRを紹介したと陳述書で述べたが、倉持の陳述書を見ると、「金澤は言葉巧みに会社役員に取り入ったと思う。Rを紹介するに当たっては、今まで頼まれた案件は全て片をつけた、裁判は全て勝っている、前橋の何人かの裁判長からRが着いたら絶対に勝ちますよと言われた、などと熱心に売り込んだので、会社役員はRを半年の予定であったが、平成19年1月から約4年間「顧問」として使った。しかし金澤の目的は会社役員に取り入ることで、色々な形で金を得ることができると思ったのではないか」と綴っている。(以下次号)

宝石業界で「竹林利治」が今も府中3億円事件の犯人と囁かれる謎(1)

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〔竹林利治は宝石貴金属で担保金融〕
昨年8月に「府中3億円事件を計画、実行したのは私です」と題した小説がネット上の小説投稿サイトに掲載され、騒然となる事態が起きた。日本犯罪史上で有名な事件の一つに数えられるこの事件は、その後、昭和61年11月に三菱銀行有楽町支店で起きた現金強奪事件、平成2年6月に東京練馬区内の工務店社長宅で起きた強盗事件と区別するために「府中」という冠がつけられているが、3億円事件と言えば、やはり昭和43年に起きた東芝府中工場の社員へのボーナス支給で運送中だった日本信託銀行の現金輸送車が襲われた、この事件を誰もが思い出すほどである。
実は、竹林利治という男は特に宝石業界では「間違いなく事件に関係しているに違いない」と言われるほどあまりにも有名だったという話は誰もが時効から50年経った今も覚えているという。警視庁が公表した犯人のモンタージュ写真に余りに酷似していたことに加え、竹林が宝石貴金属を扱う業界で仕事をする前にはオートバイの修理を業としていたことや、警視庁のローラー作戦に引っかかり事情聴取を受けたという話がいつの間にか広がり、高額の宝石貴金属を扱えるような資金も人脈もない中で突然のように業界に入り込んできた経歴に誰もが違和感を持ったからだったという。事件はすでに時効になってから40年以上も経過しているのに、前述したとおりネット上で大騒ぎとなるほどだから、竹林が何か真相の一端を知っているのではないかとさえ思われる。

ところで、ある資産家が竹林と面識を持ったのは意外に古く、知人の紹介で竹林が「時計を買って欲しい」と言ってきたのがきっかけという。時計は極端に高額のものではなかったようだが、数十万円から数百万円のレベルであったという。そうした付き合いが続く中で、竹林は盛んに投資を勧誘するようになった。特にゴルフ場の会員権については非常に熱心で、会員権業者まで連れてきて「確実に利益を出せます。最低でも元金は保証しますから」と資産家は説得され、資産家は筑波カントリークラブの会員権10口(約3500万円)を始め東相模(現上野原)2口(約2400万円)伊豆ゴルフクラブ1口(2000万円)富士河口湖カントリークラブ1口(約1500万円)などを購入した。しかし、会員権の購入はあくまで投資だから転売益が出なければ意味はなかったが、会員権業者は口約束ばかりで転売は一向に成果が出ず、それどころか元金の保証さえ怪しくなるという事態が起きてきた。

〔偽りの「元本保証」で客を釣る〕

しかし、竹林はこの会員権業者を紹介すると同時に、別の投資案件として株式運用を勧めてきたという。資産家は、株式相場には関心が無かったが、竹林が余りに熱心で「投資した元金は必ず保証するから」という約束をしたので、それならばリスクはないと考え株の購入に踏みきった。竹林は当初、投資資金は3億円と言っていたが、資産家が株式購入を決めると3億5000万円と言い直したが、約束したことだからと考え、資金を竹林に渡して運用を任せることにしたという。竹林は三洋電機ほか複数の銘柄を提示したが、実際に運用した資金の多くが三洋電機に振り向けられたようだったが、資産家がいくら竹林に現物(株券)を渡して欲しいと言っても、色々理由をつけて結局は現物を見せることもなかったし、また、電話で竹林に状況を確認したときには「今は2億5000万円ほど儲かっていますよ」と答えたので、「そろそろ売り時でしょうから、売ってください」と言うと、竹林は「自分も同じ株を買っているので勝手なことは困る。任せた以上は全て任せてくれ」と言って売却しようとはしなかった。株の取引については詳しく承知していなかった資産家は竹林がそこまで言うのならばと待つことにしたというが、竹林が資産家に利益を配当することはなかった。ちなみに竹林は自分も三洋電機株を買っていると言っていたが、株券を渡すこともなければ株券の現物を見せたことも一度もなかったから詐欺同然のやり方であり、竹林が高値で売り抜けるために資産家を騙した疑いは濃厚だった。

約半年ほど続いた株投資で竹林が利益を出していないことに業を煮やした資産家は一旦精算するよう竹林に要請した。そして「元金保証は最初からの約束だから3億5000万円は返しなさい」と念を押すと、竹林は「分かりました」と言ったものの、後日資産家に渡した返済金は1割の3500万円を引いた3億1500万円だった。竹林はその3500万円については明確な説明をせず「手間もかかったので、これしかお返しできない」と頑なだった。資産家とは何年も付き合いがあった中で飲食代等を一度も払ったことがなかった竹林の横着さを知ってはいたが、納得のいかない資産家は「今まで利益を貰っているのならばともかく、売り時を失して約2億5000万円という利益を得られなかったのは竹林さんの問題だろう?元金保証を約束したのだから、利益はともかく元金を全額を返してもらいたい」と言った。

埒が明かないまま竹林が席を外した合間、事務所に同行した資産家の友人(Y氏)が資産家と竹林のやり取りを聞いていたが「社長、ここは取り合えず受け取っておいた方がいいですよ。取りっぱぐれてしまう危険性があります」とアドバイスをしたことから、資産家は友人のアドバイスに従うことにしたという。資産家は「今日のところは受け取っておくが、残る3500万円の処理をどうするか、近日中に説明して欲しい」と言って、その場を終えた。

プロの投資家につながり、仕手筋まがいの株式売買を勧める人間の大半は、自分の儲けだけを考えて誘い込んだ相手には損をさせることもいとわない、という発想を持っている。竹林はまさにその部類の男で、仮に勧誘した資産家に億円単位の損失を与えても平然としているような男だった。そうした竹林の汚いやり方に、竹林の紹介で資産家が知り合ったF氏も忠告を発したことが数年前にあったが、このとき資産家はF氏から「知人2人が竹林をどうしても許せないと言っている」という話を聞き、不測の事態が起きてはいけないと考えて、F氏になだめてもらったという。そうした経緯を竹林は知ってか知らずか、人の恨みを買うような利己的な言動を繰り返していた。

宝石貴金属の買い取りで永らく付き合いが続いた竹林に対して、資産家はゴルフ会員権業者とのトラブルを、全責任を持つと言っていたのに解決しようともしない対応にも怒りを覚える中で株式の運用投資そのものも嘘でノミ行為を仕掛けたのではないかとさえ疑いを持った。竹林はその後、資産家と会うのを避けているが、他にも竹林に被害を蒙った人たちが多くいる模様で、資産家の耳にも聞こえていた。金融の取立ては冷酷さが際立ち、葬儀の香典も全て集金するようなことを平気でやったという話は有名だ。中には「お小遣いを毎月20万円上げる」と言って騙された女子学生もいる模様で、この女子学生は金に困って仕方なしに約束したようだが、何回も騙されたショックで学校を辞め東北の実家へ帰ったというから、竹林の悪事は底が知れない。それ故にそうした被害者たちも、「竹林から謝罪がないときには奥さんを始め親族から回収する方法を色々と考えている」という。(以下次号)

失踪12年でも消えない「佐藤元夫」の犯罪(3)

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〔傷害で逮捕されても佐藤に反省はなかった〕
佐藤からの連絡が入らなくなってから3週間後の9月12日に会社経営者の下に保険代理店から連絡があり、佐藤が加入していた保険会社に架電して、保険を解約するので大至急で返戻金を払って欲しい、と猛烈な勢いで要求したという。佐藤が姿をくらませようとしていると直感した会社経営者の予想通りだった。代理店からの情報では数日中に申請書が佐藤の手元に届くと思われたことから、会社経営者は佐藤の顔を知る知人に、郵便物が届く住所に行き佐藤と話をして欲しいと依頼した。

知人が佐藤と接触できたのは2日後の9月14日で、佐藤は車の助手席に乗って来たものの知人の問いかけには「人違いだ」と言って応じなかったばかりか、助手席の窓に手をかけていた知人を振り切るように車を急発進させたため、知人は怪我を負ってしまった。

(写真:佐藤元夫)

知人が東金警察署へ被害届を出した結果、佐藤は逮捕された。しかし、それでも佐藤は反省することなく、その後、保釈されると再び姿をくらませてしまったのである。逮捕された直後、会社経営者が警察署で佐藤と面会したとき、佐藤は「保釈されたら必ず謝罪に伺います」と言っていたにもかかわらず、それはその場しのぎの言い訳に過ぎなかった。

佐藤が本格的に姿をくらませたことで、会社経営者は佐藤の知人や取引先等に消息を尋ねたが、そこで判明したのは佐藤がそれらの関係者たちにも悪事を重ねていた事実だった。被害額が数千万円から数億円単位のものまで被害者が10人以上もいた。被害者の一人である宮本真知さん(故人 元教師)は総額で5億円以上の実害が出ていて、教え子たちが今後は「佐藤を必ず捕まえて、墓前で謝罪をさせる。必ず責任を取らせる」と意気込んでいる。本誌では事件師たちの顔写真を掲載するに際して、被害者が多かったり金額が大きい時には、公開捜索としての考えの下に掲載した。
会社経営者の関係でも、先に触れた2件で400万円の供託金は、どちらも全くの作り話であったこと、佐藤が会社経営者に持ち込んで資金を出してもらい落札した不動産物件は、すでに売却されていたことが判明して、会社経営者は大きな被害を受けた。佐藤は、折り込み広告を見て電話してきた会社経営者を最初から騙しにかける思惑を持って関わっていたということを強く実感させられたに違いない。

姿をくらませた佐藤元夫は今、どこで何をしているのか、見てきたとおり周囲の知人、友人を騙してでも悪事を続けてきたような男は、自ら被害者たちの前に姿を現して責任を明らかにしなければけじめはつかない。多くの被害者に対しては、関係者から「プロに債権譲渡してでも回収するべきだ」との声も上がっているようだ。(以下次号)

失踪12年でも消えない「佐藤元夫」の犯罪(2)

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〔占有者立ち退きの供託金はウソだった〕

数ある競売不動産の中からどの物件に入札するかという目利きは、一般の不動産業者の仕入れとは違うノウハウが必要という。業界関係者によると、「競売にかかる土地には建物が建っているケースが多いが、内覧ができないために外観で建物の状態を判断しなければいけない。入札するに当たっては裁判所が公表する『現況調査報告書』が唯一と言っていい情報になるが、内容が間違っていても裁判所は責任を負わないことになっている」という。これはほんの一例だが、こうした専門的なノウハウを佐藤は会社経営者に披瀝して信用させたようだ。

東京八王子の物件を落札した際に、不法占有者を立ち退かせるための強制執行の申立を起こす必要が生じた。佐藤が学生時代の友人という弁護士を紹介してきて手続を進める中で、実費の他に供託金200万円が必要であると佐藤が言い、会社経営者は現金を用意して渡した。その後、強制執行が無事に済んでも供託金が戻らないために佐藤に尋ねると、佐藤は裁判所や弁護士の都合を言い訳にしていたが、最後には供託金を横領した事実を認めたという。会社経営者は、このときも佐藤の懇願を受け入れて警察沙汰にしなかったが、それで味を占めたのか、佐藤はある地方都市の物件を落札したときにも、前所有者の占有を解くために同じく供託金名目で200万円を受け取り、その後、横領した。佐藤の悪事は際限が無かった。しかも、占有者が前所有者だったことから、裁判を起こす前に佐藤が直接交渉をすることになったが、あろうことか佐藤は前所有者から120万円を“借金”していたのである。それ故、訴訟で立ち退きが決まった後に立ち退き期限までの賃料相当分から120万円が差し引かれてしまった。

(写真下:債務弁済契約公正証書)

佐藤が悪事を働いて横領着服を繰り返し、それが露見すると必死になって謝罪するが、しばらくすると、佐藤はまた悪事を繰り返す。冒頭にも挙げたように、平成14年8月22日、会社経営者は佐藤が働いた悪事で横領着服した金額を全て合算して、8億5000万円を額面とする「債務弁済契約公正証書」を作成することにした。平成19年3月頃、「知り合いの設計事務所オーナーの関係する物件です」と言って5件の不動産リストを提示し、「売値で10億円以上の物件の運用を任されているので、今年の9月から大々的に販売をかけて一旦社長に返済するので、今年いっぱいの保険料を立て替えてもらえませんか」と懇願したので、今度こそはしっかり成果を出してもらいたいと会社経営者は考え、佐藤の要請を呑んだ。

ちなみに、佐藤が担保に供した生命保険の加入については、保険金の受取人を当時は学生だった娘にしており、佐藤に不測の事態が起きて保険金の支払いが起きた場合には、それを返済に充てるということを佐藤は公正証書に明記した。会社経営者はその時、娘を巻き込むことへの佐藤なりの責任や覚悟を感じて、佐藤を信じることにした模様だが、事実はそうではなく便宜的に実の娘を利用したに過ぎなかったことが、その後の佐藤の言動からも明らかだった。なお、その後、会社経営者が佐藤に対する訴訟を起こした中で、代理人に就いた上原光太弁護士は、前妻と娘の代理人に就いた弁護士より受けた「娘に対する請求は消滅時効」という主張に抵抗もせず、また会社経営者にも詳しい説明もしないまま被告から外してしまう手続を取ってしまったが、これには大きな疑問が残った。

公正証書が作成されてから数カ月後、佐藤が交通違反で逮捕されたというメールが会社経営者の部下の電話に入った。会社経営者は佐藤が無免許で車を運転しているのを知り、何回も注意していたにもかかわらず聞こうとしなかったから、とうとう捕まったと思ったというが、佐藤がメールで知らせてきた釈放の4日を過ぎ1週間が経っても連絡がなかった。それをいぶかしく思った会社経営者が部下に指示をして検察庁や佐藤の知人らに照会すると、佐藤は逮捕された3日後に釈放されていたことが判明したのだった。佐藤の友人の女性が罰金を代納したという。この女性も騙されて数千万円の被害があっていたが、会社経営者はそれを聞いて、直感的に佐藤が姿をくらませたのではないかと思った。(以下次号)

失踪12年でも消えない「佐藤元夫」の犯罪(1)

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〔金主を騙して仕入れた不動産を無断で売却〕

佐藤元夫という不動産業者が会社経営者の前から姿を消してから12年以上が過ぎた。もちろん、姿を消すにはそれだけの理由があって、佐藤の場合には不動産の仕入れで会社経営者から多額の資金を借り受けながら、不動産を取得後に内緒で販売をして販売代金を着服横領した総額が平成14年までの6年間で約8億5000万円という巨額に膨らんでいたこと。そのために「債務弁済契約公正証書」を作成するに当たって会社経営者が佐藤に「金額が大きくなっているので」と言うと、佐藤は法人契約の生命保険を担保にすると言って、立て続けに6社と契約しながら当初は佐藤が真面目に保険料を支払ったが、間もなくして滞りだし、会社経営者が佐藤に頼まれ立替払いをするようになった揚げ句、平成19年9月、会社経営者には無断で保険会社に解約を強硬に申し入れて返戻金を受け取ったこと等ほかにもある。

佐藤元夫は不動産業者といっても、競売で落札した物件を販売する業者で、その市場は不動産業界では特殊ではあったが、平成の時代に入ってバブル景気が崩壊すると、金融機関が一斉に事業用地、個人の住宅を問わず債権回収のために競売にかけるという事態が起きた。“貸し剥がし”という言葉がニュースで流れるほどの社会問題にもなったが、競売不動産の市場が大きく膨らんだ結果、佐藤のような専従業者も増えた。

とはいえ、佐藤が業界でどれほどの実積を有していたかは分からないが、平成8年頃に新聞の折り込み広告で宣伝したのがきっかけで会社経営者との接点ができたという。

最初に連絡を取ったのは、競売不動産の取得に興味を持っていた会社経営者だったが、会社経営者のオフィスに現れるたびに佐藤の方が積極的になり、何度か面談を重ねたときに「一緒にやりませんか」と持ちかけるようになったという。いくつかの入札物件を佐藤が提案して、会社経営者が実際に資金を出した。そして落札した不動産を佐藤が販売して上がった利益を分配するという約束になっていた。

この当時、佐藤は毎週火曜日の午後4時に会社経営者を訪ねて定期的に打ち合わせを行っていたので、会社経営者も安心して任せ未販売の不動産については佐藤が代表を務める会社の所有としていたという。ところが、そのうちの一つであった東京赤羽のビルについて、佐藤の悪事が発覚した。事情を知る関係者によると「この物件は入札価格が1億数千万円で、落札した後の所有名義は佐藤の会社にしていた。毎月、数件の店子から佐藤が賃料を集金して会社経営者に持参していたが、数ヵ月後に会社経営者の友人がビルを買うことになったので佐藤に売買準備の指示をした。しかし、売買契約の当日になって、佐藤が『実はあのビルはすでに売却して、売上代金を横領しました』と白状した」(関係者)という。佐藤は必死になって謝罪し、それこそ額を床にこすり付けるようにしながら、「これからしっかり仕事をして、必ず返済しますので許してください」と懇願したことから、会社経営者は警察に告訴することだけは踏み止まったという。

しかし、この事件発覚から4年、佐藤は会社経営者に対して悪事を働き続けることになる。佐藤は時には競売に係る「供託金」が必要という名目で横領を重ねたのである。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(2)

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〔G社長の蛮行が止まらない〕

G社長が率いるグループ企業は、親会社を軸に20社を超えるが、そこに働く社員たちは、誰もが就職情報誌に載った「年間休日100日以上で残業は月に30時間も無い」といった雇用条件を鵜呑みにして就職したばっかりに、悲惨な社会人生活を送ることになった、と失望と後悔の念に溢れている。

本誌の取材で得られた情報によると、「基本給が限界ギリギリまで低く抑えられ、あらゆる手当が基本給を基準に設定されているから、馬車馬のように働いても毎月の給料は変わらない」という。

グループ企業には金融会社があるが、その会社が存在する目的がG社長らしい。親会社の本業はビルメンテナンスや設備工事で、下請け業者は数えきれないほどいるが、下請になると「下請け会」への入会が強制され、入会費や年会費を徴収される。下請けになったからと言って、常時受注するためには親会社の意向を汲んで徹底的な値切り、長期の支払いサイトに堪えなければいけない。そうでなければ、下請同士の競争に負けてしまうからだ。

しかし、それでは下請会社の経営が維持できず、毎月の運転資金が切迫するから、ここで金融会社が登場して融資を実行する。つまり、親会社が支払う代金を担保に子会社が融資をして金利という利益を貪る。取りっぱぐれは全くない。こうした下請け業者への扱いは、誰が見ても不条理としか言いようがないが、G社長は“温情ある計らい”と考えているから始末に負えない。今のところ現場を知る本社と金融会社の社員、下請け業者から非難や怨嗟の声は上がっていない模様だが、いつそれがマグマのように噴火するか、知れたものでは無い。

というのも、G社長は会社のM&Aやリストラに余念がなく、一旦は買収した会社でも不要になったと思えば、バナナの叩き売りのごとくに切り捨てる。最近の例で言えば、動物保険を業としている会社を高値で売却して巨万の利益を得たが、その会社に働いている社員の処遇などには一切目を向けなかった。前号でも触れたように、好みの女性にプレゼント攻勢をかけながら、時が経って飽きるとポイ捨てしてしまうG社長は、会社経営でも下請け業者への対応でも同じことをやっているのである。

G社長は、いざ自分のことになると、カネにものを言わせて傍若無人な振る舞いが際立つ。実兄が代表を務める巨大ホールディングカンパニーとの癒着を始めとして、私的な資産を増やしたり機密の交際費を捻出することを目的とした会社を用意する。G社長の欲望を満たす一つの例として東京銀座に開業している割烹料理店があるが、同店はG社長自らがオーナーである。

こうしたG社長の身勝手な振る舞いを行政当局が放置するはずも無く、着実に情報を手許に集めている中で、それが公然化する日もそう遠くはない。(以下次号)

F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円(7)

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〔森重毅が嘯く「財産は現金100億円」〕

鶴巻智徳のシリーズ(3)で触れたように、債権者に鶴巻を紹介したのが森重毅だったが、この男は自分の債権が焦げ付きそうになると、新たな債権者に「万一返金がないときには責任を持つので」と声をかけ、債務者に貸付をさせた上で森の回収に充てさせるという極めてずる賢く卑劣なやり方を得意とする男である。しかも、森本人の貸金の金利は最低でも月1割取っていたが、新しい債権者は最初から月3%以下の金利を設定し、その後は銀行金利に近かった。しかし森は「競馬では1レースが約2分30秒で結果が出て、売り上げの25%がJRAの利益になる。それを考えると、月に1割は安いもんだ」と比較にもならない理屈を口にしていた。

森重毅は過去10年以上無免許で車を乗り回してきた男で、よく警察の検問や職務質問に引っかからずにきたものだと呆れ返る。恐らくは免許の再発行が適わないような事情があったに違いない。警察と言えば、森は永らく競馬や競輪、さらには野球賭博の「ノミ屋」(勧誘を行った時点で、各々の法律違反になるのみならず、詐欺罪又は賭博罪に問われる)を密かに、しかも多くの大口の客を抱えて行ってきた。過去には警察が取り締まりの対象として場外の投票券売り場にたむろして客を勧誘するノミ屋を摘発していたが、電話を使って客との連絡を密に取っていた胴元に行き着くことは少なかった。そして、インターネットが普及している今は状況が明らかに変わっているという。しかし、10年以上も無免許運転を繰り返し、ノミ行為とウラ金融を業としてやっていれば、いずれは綻びが出るのは間違いない。「森は過去に監禁されたことが2回あって、その度に10億円を支払って開放された。警察には届けることができない裏の事情もあった模様で、詐欺の常習者だし、ノミ行為で荒稼ぎをしていた上に八百長を行っていた」と関係者は言う。

ある関係者によると「森も他の例に漏れず反社会的勢力に関わる人間が背後に控えている。一部にはその人間からさえも年間で10億円に近い利益を吸い上げていると身近の関係者に吹聴しつつ誘い込んで、自分の思い通りにさせようと計画していたと思われる。それだけに森はノミ屋といっても相当にあくどいやり方をしているという噂になっていた」という。

鶴巻に5億5000万円を貸し付けた債権者に対しても、そもそも「二人でそれぞれ1億5000万円を投資しないか」と提案して、債権者と鶴巻が面識を持つ最初のきっかけを作ったのが森であったという。この時、森は鶴巻の会社が1200億円の負債を抱えて破産宣告を受けた事実を債権者には隠していた。森は、恐らくは自己の回収が目的だったに違いない。そして、いざ債権者が資金を鶴巻に渡したとき、森が資金を用意していない事実が判明した。すると、森は「岡田(鶴巻のNo.2)を知人に紹介したら『あいつの話は信用できない』と言われたので投資は止めた」と債権者に言った。債権者は「そうであれば、ちゃんと説明するべきではないか」と質したが、森は言い訳すらできなかったという。その後、債権者にしてみると、なかなか鶴巻から回収できない状況にあったところに、森が債権者に対して「何か忘れていないか?」と尋ねてきたことがあり、債権者が「何ですか?」と聞くと、「(鶴巻への投資の)手数料をもらっていない」と言うが、投資がうまく行けば謝礼もするが、投資話そのものが森による作り話であったとすると、森という人間は詐欺まがいのことを常時やっていたことになる。ちなみに森は債権者に鶴巻智徳の他にも菅沢利治、丹羽志郎など複数の人間を紹介していたが、いずれも債権者から借り入れ(菅沢利治は2億円以上、丹羽志郎は9000万円以上で、他にも井山某等複数いた)をしていながら返済が滞ったままになっており、森は自分の債権を回収するために嘘の話をして彼らを債権者に紹介した責任は取るべきだ。鶴巻の会社が破産していることを知りながら債権者に紹介した森の責任も大きかった。

(写真:森重毅が紹介した菅沢利治の借用証書)

鶴巻への融資で債権者に重い負担を強いておきながら、「鶴巻を紹介した紹介料を貰っていない」と要求した森に対し、さすがに債権者も怒りを覚え、「森さん、あなた、何を言っているんだ。鶴巻に貸しつけてから、10年以上の間で回収できたのはほんの一部でしかない。それをあなたは分かっているのか。鶴巻に対する債権については、最初の数ヶ月は3%で、その後は銀行金利に近かったが、金利を含めて60億円前後に膨らんでいる。あなたはその責任をどう取る積りなんだ」とたしなめると、森は「いや、そんな積りじゃなかった」と言った後に続けて「金があったら、払いたいが……」と言ったが、実は森はノミ行為の電話番の男には「俺は100億の男と言われている。巷で言う100億円を持っているという人間は、大抵が不動産とか有価証券等の全てを合算しているが、ワシは現金で100億円以上を持っている」という話を何回も豪語していた。

また、森は債権者の人となりについて「社長は、今は金を持っているかもしれないが、いつも人に金を払わせず気前が良いので、いつか貧乏になる。そこへ行くと、俺は現金で100億円はあるからなぁ。土地や高額商品じゃないぞ、現金だからな。俺は社長のようにはならんよ」と周囲に嘯いたという。

数年ほど前に森が債権者を訪ねて来て、「鶴巻さんの件は私にも責任があって何とかしたいが、金が無くて……」とぼやき気味に話を切り出した。そこで、債権者は「森さん、あなたは現金で100億円を持っているそうじゃないか。金がないというのはどういうことか」と質すと、森は口ごもって返事もできなかったという。鶴巻の実情を知っていながら、債権者に鶴巻への投資話を持ちこみ、さらに多額の貸付を発生させた責任を森は債権者の前では何度も認めてきたが、未だ責任を果たす気配すらないという。森は妻を病気で無くし娘が一人いるというが、以前より愛人との間に息子がいる。しかし、前にも触れた通り、ノミ行為の胴元を続けてきた森はいつ警察に摘発されるとも知れず、また、それが現実化した時にどのような事態が待ち受けているか、実感を持っているのだろうか。森は既に高齢で、今後、表には出ないように娘(M)と息子への相続が起きるだろうが、それが上手く隠せるはずはなく、債権者たちが黙過することはないから身辺整理はしておいた方が良いのではないか。第一、税務当局だって見逃すはずはないのだ。鶴巻が死亡してから、すでに10年以上が経つ中で、債権者はようやく森に真摯な対応を迫ることになった。(以下次号)

F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円(6)

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〔不可解すぎる岡田の嘘のつき方〕

岡田瑞穂には得体の知れないところがあって、岡田本人にとっての利害に関係なく嘘をつき書類を偽造する。鶴巻が平成19年8月に死亡した直後、岡田は債権者との折衝を従来どおりに続けていたが、債権者には鶴巻の死を一切告げなかった。債権者が「お見舞いがてら鶴巻さんと話がしたいので、アポイントを取って欲しい」と頼むことが何度もあったが、岡田は「主治医に頼んでアポを取って貰いましたが、今ちょっと具合が悪いみたいなのでもう少し待ってやってください」と言って嘘を突き通した。前述したように、鶴巻の妻(道子)とのアポイントも同様であったから、債権者は岡田の対応が長年仕えてきた鶴巻と鶴巻の親族を護るために発したことかとも考えたこともあったようだ。しかし、債務返済に係る2通の「確約書」は道子が確認して署名したという前提で債権者に説明されたが、岡田の自作であることが発覚し、岡田は債権者からも道子からも決定的に信用を失くした。そうであれば、岡田の嘘や書類の偽造は岡田個人の事情によるものでしかないことになる。例えば、鶴巻や親族の目の届かないところで横領や着服行為が未遂、既遂であったのではないかという疑念が生まれるのだ。もっとも岡田は鶴巻の意向を伝えなくなった後は道子と話をして、道子の指示に従っているという報告をしていた。道子はすでに逝去したが、責任は大きい。

(写真:念書 日本トライトラスト、デルマークラブの債務返済計画を書面にしたが、岡田の話はでたらめだった)

平成6年8月、債権者が鶴巻に初めて融資を実行してしばらく後だったが、鶴巻が債務の一部の返済に充てるとして、熊本県内に所有していた土地(債権者に一旦は名義変更していた)を自治体に売却し、その売却金を債権者に支払うという約束であったが、岡田は売却金約8500万円を債権者には「4500万円で売れた」と偽って残る4000万円を着服した。これは後日発覚したが、それでも岡田は「天地神明に誓って着服などしていません」とシラを切り通した。

また、債権者が提起した訴訟の審理の場で、道子の代理人弁護士が絵画(クロード・モネ作「松林」)の売却の事実関係を質した際に、岡田に対して売却の実行に関わりながら売却先の画廊からキックバックを受け取ったのではないか、と疑問を投げたが、このときも岡田は「売却には関わっていない」と強く否定した。代理人弁護士による追及はそこで終わったが、岡田は嘘に嘘を重ねた上に矛盾を突かれ、あるいは調べれば事実がすぐにも判明することでも自分が吐いた嘘をトコトン認めなかった。

債権者が鶴巻に対する債権回収の場で、岡田が持ち込んできた競走馬の売却や種付け権の売却、道子が所有していると言っていた株式の売却、さらには福島県会津に所有していた土地の売却等による売却金等での債務返済計画について、それらのいずれも、すでに売却済みであったり売却交渉すらなかったことが判明しても、その場の言い訳を繰り返すだけだった。岡田は返済計画が現に進行していることを裏付けるかのような書類、伝票類を偽造することも平然とやってのけたのである。債権者が岡田の嘘を強く疑い、あるいは書類や伝票類への疑念を岡田に直接質しても、岡田は決して認めなかった。書類や伝票類の偽造は、岡田が嘘を認めずシラを切り通すための単なる時間稼ぎや引き延ばしでしかなかった、としか思われない。鶴巻智徳については、ここでひとまず終えることにして、債権者に鶴巻を紹介した森重毅について触れることにする。(以下次号)

F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円(5)

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〔モネの「松林」は売却されていた〕
平成25年に債権者は2通の「確約書」を有力な証拠として、日本トライトラストと道子に対し、貸金返還を前提とした絵画引渡等請求の訴訟を起こした。仮に確約書の作成が岡田の債権者への説明通りではないとしても、少なくとも岡田が確約書を作成するに当たって道子の指示や同意があったのは間違いないとして踏み切った訴訟だった(岡田の話にはうそが多かったので、弁護士から2回も確認を求められたが、岡田は間違いないと答えた)。しかし、前号で触れたように2通の「確約書」を作成したとする道子が真っ向から否定し、信憑性が問われることになった。

 

(写真:確約書 岡田が鶴巻道子の署名を偽造したとして、書面の有効性が問われた)

しかも鶴巻の死亡直前にギャラリー早川へ売却した事実を岡田自身が承知していながら、債権者には全く逆の話をして騙し続け、債権者を信用させるために渡してきた書面すら岡田による偽造ではないかという道子側の主張が裁判官の心証を占めるようになった。何よりも訴訟が提起された直後に岡田自身が道子側の弁護士と面談し、2通の確約書の偽造を認めるかのような自白をしたり、あるいは道子が岡田の自宅を訪ねて確約書の作成経緯を岡田と語り合う内容を録取した音源が証拠として提出されるなどしたために、岡田がモネの「松林」が売却された事実を知らなかったと強弁しても、全く信用されなくなってしまったのである。
その結果、平成26年12月、裁判官は日本トライトラストに対しては、債権者に対して負っている債務が合計で約8億6400万円あることを認め、その支払と一部2億8000万円については平成12年4月28日から支払い済みまで年30%の金員を支払えと判決したが、道子に対しては全面的に請求が退けられてしまった。全て岡田の嘘が招いたことだが、道子が外された影響は大きかった。

債権者は、判決に基づいて債権回収の強制執行を申し立て、実際にもそれが認められたので実行したが、1回目の執行では約23万円、2回目の執行では約5500万円で1億円にははるかに満たなかった。その結果、債権者は改めて連帯保証をしていたデルマークラブと道子に対して損害賠償請求訴訟を起こしたが、デルマークラブについては時効が成立、また道子については前述と同じ理由で退けられ、全面棄却となった。岡田は「全て道子との打ち合わせの上でのことと述べていた

また確約書に記された目黒平町の土地に対しても、岡田は抵当権を設定していたメディア21という会社に対して設定を取り下げさせ、さらにメディア21から債権譲渡を受けた金山澄雄に対しても競売申立を取り下げさせると約束し、確約書でもそれを謳いながら一切実行できず、約束が偽りであったことが裏付けられてしまった。

岡田瑞穂は、鶴巻が鉄工所を経営していた昭和43年から鶴巻に仕えてきた男で、鶴巻が死亡した後も日本トライトラストの取締役として会社に残った。通例でいえば、日本オートポリスの破産宣告で鶴巻の率いた会社グループは、その巨額の負債により事実上瓦解していたわけだが、前述したとおり残された資産があったために日本トライトラストを中心に継続され、鶴巻の死後も残務処理を名目に岡田が居残る余地が残ったことになる。何より会社や鶴巻個人の債務処理については、岡田以外に事情を心得ている社員が一人もおらず、鶴巻が病床に伏せて以降はなおさら、一人岡田が対応していたのが実態だったようである。
道子は法廷に提出した陳述書の中で鶴巻が「岡田に会社をめちゃめちゃにされた。あいつとは二度と会いたくない」と語っていたと述べているが、それは、これまでに触れた2通の「確約書」の作成が一方で債権者の意思に沿った内容としており、また証拠としても提出されたが、今度は道子や道子の代理人に対して自ら偽造したことを白状する書面の作成に協力するような態度を岡田が取ったことから、裁判官には全く心証が悪くなってしまった。岡田が鶴巻の元で債権者に関わりながら、どれほど債権者に損害を与え、混乱させてきたかについては別稿で触れる。(以下次号)

F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円(4)

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〔鶴巻の死亡を隠し通した遺族〕
鶴巻が返済原資にすると債権者に約束した絵画(モネの「松林」)の売却、そして目黒平町の土地売却による債務処理は思わぬ展開を見せた。
何よりも取り上げなければいけないことは、平成14年以降体調を崩し入退院を繰り返していた鶴巻が平成19年8月5日に病死した事実が遺族たちの意思でずっと隠し通されてしまったことである。鶴巻の側近として倒産後も鶴巻の下に残っていた岡田瑞穂によると、鶴巻が亡くなった直後、病院に集まっていた家族で相談したところ、「葬儀となったら、これはえらい騒ぎになるのと、鶴巻夫人も非常に傷心状態にあったため内々で過ごそう」ということになり、鶴巻の死は誰にも知らせなかったという。債権者が岡田に何回も「鶴巻の見舞いに行きたい」と言って都合を尋ねても、岡田はその度に「本人の体調がすぐれず、医者も面会は控えるように言っています」などと言い訳して、会わそうとはしなかったという。

(写真:クロードモネ「松林」)

 

しかし、岡田の言い訳が通らなくなる日が訪れた。債権者が鶴巻の死を知ったのは、鶴巻の死亡から約2年後のことで、たまたま鶴巻の顧問弁護士をしていた松本憲男弁護士に債権者の会社の部長が電話をした際に、会話の途中で松本弁護士から知らされたという。松本弁護士は債権者が鶴巻の死を知らなかったことに驚いていたようだが、部長から報告を受けた債権者が改めて電話をすると、松本弁護士はくどいくらいに「自分から聞いたとは言わないで下さい」と伝えてきたという。その日は岡田が債権者の会社を訪ねて主治医の面会の諾否を伝えることになっていた。それ故、岡田が来社した時に、債権者が「もう鶴巻さんとは会えないんじゃないの?」と揶揄した言葉を発すると、岡田はうろたえ、顔が蒼褪めたという。鶴巻の遺族は鶴巻の死を外部に知られぬよう厳しい緘口令を敷いていたのだろう。その理由は恐らく一つしか考えられず、それは、鶴巻が日本オートポリスの破産後も個人、法人で残してきた資産の処理以外にはなかった。そして、その一つが絵画の作品群で、クロード・モネの「松林」もその中にあった。

鶴巻が所有していた絵画は、その大半が金融機関等で処分されたが、モネの「松林」は他の絵画群から切り離される格好で、鶴巻の裁量に任された模様だ。絵画の作品群はヤマトロジスティクス東京美術品公募展センターと大星ビル管理の日比谷トランクルームの2か所に預けられていたが、すでに触れたように、鶴巻は平成9年頃から金融機関に担保の解除交渉を始め、平成14年頃にはようやく解除の目処がつき、鶴巻は債権者にその旨を提示していたのである。
その後の具体的な経過は不明だが、鶴巻が体調不良を理由に債権者の所へ岡田が定期的に出向くことになり債務承認書(念書)を書き換える中で、債権者は絵画、特にモネの「松林」を処分して返済原資に充てる話をその度に聞き、また処分が遅れている話を岡田から聞くばかりだった。ところが、平成19年4月12日、実はモネの「松林」は密かに銀座のギャラリー早川に売却されてしまい、売却価格の3億1000万円はその日のうちに日本トライトラストの口座に振り込まれたのだった。売却の指示は病床にあった鶴巻自身がしたというが、しかし、その事実は債権者には知らされないままで、岡田の債権者への対応はまさに裏切りだった。さらに岡田による言い訳だけの裏切りの日々が数年続いたが、まさに詐欺の常習犯と言える。

とはいっても債権者はただ手を拱いていたわけではなく、岡田を介して何度も鶴巻の妻道子との面談を要請していたが、道子は体調がすぐれないとか、他に用事が出来たといった理由で日延べするだけでなく、面談の約束が出来ても当日になると突然にキャンセルするということが3年以上にわたって50回以上も繰り返された。
債権者と道子の間に入った格好の岡田は、面談がキャンセルになった理由を道子のせいにしていたが、岡田が本当に道子に面談の必要性を説いて説得していたのかどうか、債権者には少なからずの疑念があった(後日、道子と岡田が2人で計画してやってきたことと思わざるを得ない事実が相次いで判明した)。
そうした中で、デルマークラブが所有していた目黒平町の土地に対しては平成9年から競売の申立が何度か起きていたが、その度に中断していたものの、平成20年6月にメディアトェエンティワンが申し立てた差押えが認められたことから、債権者も放置できずに何としてでも道子との面談を実現させるため、態度を曖昧にしていた岡田に強く要請した結果、ようやく平成23年11月1日、目黒の都ホテル(現シェラトン都ホテル東京)での面談が実現した。

道子は待ち合わせのホテルに単独ではなく、長男の智昭と次女の晴美、そして鶴巻の会社の社員だった田中泰樹を同行したが、予定の時刻に15分以上も遅れたことに詫びるでもなく、また、鶴巻が死亡してから3年間、債権者が何十回も面談を要請しながら当日になると断ってきたことへの謝罪もしないまま債権者が待つ席に長男と一緒に座った。そうした態度に債権者は先ず不快感を抱いた。
そして債権者が貸付金と、その返済にかかる絵画について話を切り出すと、「ご存知のように私は鶴巻とは別居していましたから、社長からの借入金とか、絵画のこととか言われても何も分からない」と言う道子の返答がさらに債権者を不快にさせた。謝意のかけらも感じさせない上から目線のような口ぶりだったからだった。
そのため、債権者が岡田に「絵画はどうなっている? あるんだろうな?」と多少は強い口調で2度、3度と質すと、岡田が「はい、あります」と答えたのだが、すると今度は、同席していた長男の智昭が立ち上がり「おい、いい加減にしろ!!」と岡田に向かって怒鳴りつけたため、岡田も向きになって「表に出ろ」と言い返したことから、あわや取っ組み合いになりかけた。そのため、これ以上は面談を続けられる状況に無く、お開きとなってしまい、道子はどうしても岡田を自宅に連れて帰ると言って、気が進まない岡田に対して「来なさい」と強引な態度を取った。

債権者にとってはただ不快でしかなかった道子との面談は、結局何の成果もなく終わったが、それから1ヵ月半ほどした平成23年12月下旬、岡田が債権者に一通の書面を持参した。その書面は「確約書」と題したもので、債務の返済に関わる絵画(モネの「松林」)の処理、競売の申立が成された目黒平町の土地に係る処理等が具体的に書かれ道子の署名まであったが、その後、この確約書の約束が履行されなかったために、岡田が翌平成24年1月20日付けで前の確約書とほぼ同じ内容の「確約書」を今度は手書きのまま原本を債権者に持参したのだが、これは岡田の創作に基づいた債務返済計画である上に書名も偽造したと主張する道子側と真っ向から対立したのである。(以下次号)

F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円(3)

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〔自己破産をした後に資産を密かに売却〕

日本オートポリスの倒産から2年後の平成6年7月、鶴巻はある債権者から5億5000万円の融資を受けた。1年後の平成7年7月31日を返済期限とした公正証書が翌月の8月末に作成されたのだが、鶴巻は融資を受けるに当たって「東京目黒平町の自宅土地を担保にします」と言って権利書ほか一式を持参したが、債権者は「住居を担保に入れたとなれば、金融機関に対して信用を失くすことが目に見えているので、担保に取るのは控えます」と温情を示したので、鶴巻は感動して何度も債権者に礼を述べたという。ただし、鶴巻への貸付金が債権者の自己資金であったならばともかく、実際には債権者が知人より借り受けたものだったというから、なおさら債権者の厚意が鶴巻には身に滲みたに違いない。しかし、鶴巻は期限が来ても返済する目処が立たないまま金利の支払いさえ遅れる一方だったという。

(写真:債務弁済契約公正証書(5.5億円))

鶴巻が保有していた絵画は、先にも触れたように金融機関の担保に入っていたが、平成9年頃に鶴巻は絵画のリストを債権者に提示して「担保を解除してもらい、これを返済原資に充てる」という申し出をした。しかしそれも実際に実行の可能性が出てきたのは平成14年頃のことで、その間に鶴巻が債権者に返済したのは平成11年に3000万円、平成12年に1億4000万円の合計1億7000万円だった。

鶴巻が率いた会社群の中で日本オートポリスは巨額の負債を抱えて破産に追い込まれたが、デルマークラブ(競走馬関係)、リンド産業(シイタケ栽培)などは表向きには倒産を免れ、中核の日本トライトラストもまた倒産はしたが、債務処理ほかの残務整理を名目に業務を継続した。そして、それぞれの会社が保有する資産、例えばデルマークラブはエーピーインディの種付権(1億円超)のほかに目黒平町に土地を保有しており、またリンド産業は福島県内に1万坪を超える土地を所有(借地分を含む)していた。鶴巻も個人的に絵画(美術工芸品)を保有していたが、前述の通り金融機関の担保に入っていた関係から、金融機関がクリスティーズを始めとするオークション会社に販売を委ねるなどしたものの、実際には販売価格が折り合わずにいた。こうした保有資産は総額で約10億円から11億円と見込まれたが、一方で総額1000億円近い負債を抱えて破産宣告を受けた日本オートポリスの後始末をしつつも、10億円前後の資産がギリギリで差し押さえられなかった背景には、やはり鶴巻の“裏の顔”に遠慮する金融機関やゼネコンなどの配慮があったのかも知れない。そうした中で、債権者が鶴巻の自宅土地をあえて担保に取らなかったという厚意を、鶴巻自身が裏切るような事実がその後相次いで発覚していった。

(写真下:債務返済を約束する「念書」)

第一には、絵画を返済原資に充てると申し出た平成9年から翌10年にかけて、鶴巻が東京地裁に自己破産を申し立て、それが受理されて免責を受けたにも拘らず、債権者には事前に相談も無かったばかりか、債権者の下に破産宣告の通知が届かないような工作をしたことであった。しかも、自己破産申立の手続きを受任した松本憲男弁護士が鶴巻から「当初は1億5000万円の債務であったが、これを返済できなかったため、5億5000万円の債務を承認した公正証書を作成せざるを得なかった」と聞いていたとして、免責債務申立では債権者に対する債務を1億5000万円としたのだった。これは、債権者にとっては寝耳に水だった。関係者によると「松本弁護士は鶴巻が振り出した手形をジャンプする際にも『私が責任を持ってやらせる』と言うほどだったから、仮に鶴巻の言う話が本当であるかどうかを調査するのは顧問弁護士として当然の職務だったはずだ」という。しかし、その形跡は無かった。鶴巻及びその側近として昭和43年以来鶴巻に仕えてきた岡田瑞穂、さらには鶴巻の親族らが債権者に働いた裏切り行為を次号より明らかにする。

ちなみに、債権者に鶴巻を紹介したのは東京中野で事実上ノミ行為や闇金融業を営んでいる森重毅という人物だったが、この人物は相当な曲者であるようで、債権者に鶴巻を紹介したときに“紹介料”を要求したり、鶴巻への投資案件と称してそれぞれ1億5000万円ずつを出しあうという提案を債権者にしながら、実際には債権者だけに出資させた(鶴巻への債権を回収しようとした疑いが持たれる)など、ずる賢さは図抜けているようだ。この森重毅についても別稿で取り上げる。(以下次号)

F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円(2)

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〔2年で潰えた実業家への転身〕
昭和61年1月のある日。東京銀座7丁目の一角に建つビルの一室に数人の男たちが集まり、その中に鶴巻の姿があった。
男たちが集まった目的、それは当時京都に本社を置く日本レースという名門企業を巡る仕手戦に係る問題処理だった。強力な資金力を背景にした仕手筋の乗っ取りをも視野に置いた攻撃に、同社が取った対策として、その後、戦後最大の経済事件とも言われたイトマン事件の中核に位置することになった許永中を京都支配人に迎えた。そして、許永中が放った奇手が同社の売り上げに匹敵する約60億円の手形を乱発したことだった。事実上、経営危機に陥るような手形の乱発で、仕手筋の攻撃は中断したが、思わぬ余波が起きた。乱発された手形とほぼ同額の偽造手形が市中に出回ったのである。鶴巻は額面総額7000万円の偽造手形を掴まされ、その解決を直接許永中にさせようとした。

事情を知る関係者によると、協議の場に迎えられた許永中に鶴巻は「取引がらみで損失を出すわけにはいかない。この金はオヤジの金だから」と詰め寄り、何としてでも偽造手形で出すかもしれない損失を許永中の責任で回収しなければ収まりがつかないと要請したという。鶴巻が口にした「オヤジ」とは、当時は構成員数千人を維持していた広域指定暴力団のトップのことだった。もちろん、鶴巻と血がつながっていたわけではない。鶴巻はトップの“私設秘書”あるいは“金庫番”とも呼ばれていた模様で、その立場を許永中に突き付けたことで許永中も譲歩し株価吊り上げの提案をしたのだと関係者は言う。鶴巻のもう一つの顔、それは反社会的勢力の中に身を置く企業舎弟の顔だった。

(写真:アンリマチス「Femme Couchee dans un Interieur」)

「許永中は『日本レースの株価を最高で400円にまで吊り上げていくから、それで利益を出し損失を埋めて欲しい』と提案した」という。その時点で100円台を上下していた株価を2倍以上に吊り上げるという、大がかりな仕手戦に許永中は自信を持っていたようで、その後、同社の株価は一時的に300円近くまで上昇したから、鶴巻は損失を回収したと思われるが、その後の経過は分かっていない。

日本オートポリスの倒産によって、実業家への夢が潰えた鶴巻が個人的に負った負債がどれほどだったのかは判明していないが、オートポリス(サーキットに併設するホテル、美術館等を含む)の開発費だけでも約600億円とされた中でゼネコンのハザマ(現安藤・間)はオートポリスの競売を申し立てたものの落札者が現れず、債権回収名目でサーキットを引き取り、日本オートポリスは東京地裁で破産宣告(負債約900億円)を受けるに至った。(その後、2005年に川崎重工が買収し、2輪のロードレースイベントが開催され活気を取り戻した。

(写真:クロードモネ「Pres de Vetheul」)

アメリカの競馬界で連勝を重ねたエーピーインディ(エーピーはオートポリス=AutoPolisの頭文字)を筆頭に有していた約60頭の競走馬、日田のサーキットに併設しようとした美術館に収納する予定にあったピカソを始めシャガールやモネなど高名な画家たちが描いた絵画の作品群、東京・目黒平町の土地を始めとする不動産などが多くの債権者によって回収の対象となったのは当然の成り行きだった。そしてその、鶴巻に対する債権債務の処理を巡っては前述のようにいくつもの隠れた攻防やドラマがあった。(以下次号)

F1・絵画・競走馬ほか「鶴巻智徳」が夢に賭けた1200億円(1)

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〔サーキットの開場パーティを祝った元首相〕

世界でも有名な画家が描いた絵画を日本人が買い漁るという、かつてない出来事が起きたバブル景気の時代。それは、今から約30年も前のことだったが、東京全日空ホテルとパリの会場を衛星通信でつないでオークションに参加し、ピカソが描いた「ピエレットの婚礼」を5160万ドル(約75億円)で競り落とし、一躍世界に名を馳せた男がいた。鶴巻智徳という。

(写真:ピカソ「ピエレットの婚礼」)

そしてもうひとつ、日本にF1レースを誘致するという夢を叶えるかのような場面を世間に見せたのが鶴巻だった。大分県日田市(当時は上津江村)の広大な土地に作った全長4.674㎞のサーキットは、当初からF1開催を目指して建設された。それ故、サーキットが完成した直後の平成2年11月30日、鶴巻は日本オートポリスの社長として絵画オークションに参加した時と同じ東京全日空ホテルの宴会場を借り、さらには来賓客に竹下登元首相を招くなど華々しいオープニングパーティーを開催したのだった。

大分県でも交通網が整備されていなかった日田のサーキット場を世間に知らしめるために、鶴巻はF1レースで3度のドライバーズチャンピオンとなったネルソン・ピケがドライブするベネトンチームのスポンサーを平成2年から平成3年にかけて務める中で、サーキットのオープニングイベントには、ベネトンのビジネスパートナーとしてコマーシャル・ディレクターだったフラビオ・ブリアトーレと同チームスタッフ、そしてドライバーのピケを招くなどして、積極的にF1の誘致活動を行った。

(写真:鶴巻智徳)

鶴巻にとって、F1レースの誘致はバブル景気を背景にした“成り上がり紳士”の単なる見栄ではなく、F1レースという興業をビジネス化させようとする大きな賭けだったに違いない。F1の運営全体にまで影響を与える力を有していたバーニー・エクレストンに対してもF1レースを誘致するために様々なロビー活動や交渉を行っていたからで、これが実って平成5年にはF1第3戦を「アジアGP」として初開催   するまでに漕ぎつけたからである。

しかし、鶴巻の夢はそこであっけなく頓挫してしまった。東京全日空ホテルで華々しいオープニングパーティを開いてからわずか2年後の平成4年、日本オートポリスは倒産し、同社の親会社である日本トライトラストは総額1200億円の負債を抱えて倒産した。その結果、翌年に初の開催を予定していたF1はキャンセルとなってしまった。倒産時の負債を一人鶴巻個人が背負えるものでは無かったことは明白だったが、一部には「ピエレットの婚礼」の落札金額75億円は鶴巻の自己調達では賄えず、ノンバンク「アイチ」の森下安道が不足分を補ったという指摘もあるだけに、すでにサーキット(写真)の開場を派手に打ち上げた時点で鶴巻の計画は資金面で行き詰まっていたことが窺える。

(写真:サーキット全景)  鶴巻をF1誘致に駆り立てた背景には何があったのか。F1誘致というとてつもない挑戦は野望でしか無かったのではないか? と思われるのがごく普通の印象である。だが、鶴巻にはもう一つ、世間には絶対に晒してはならない一面があった。鶴巻が活躍できると踏んだ表舞台、F1の興業ビジネスは正にその一面からの脱却で、だからこそ巨額の投資に踏み出したのではないかと思えるのだ(以下次号)

詐話師「松本信幸」は気宇壮大な作り話を振り撒く(3)

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〔謝罪文で詐欺を認めるも反省なし〕
松本が持ち込んだ案件は数が多く挙げればキリがないほどで、「国債の還付金」や「フィリピンの金塊」「アメリカのカジノ事業」などがあった模様だが、松本はその度に秋田義行の名前を出し、また報酬を受け取る話もして信用させ、活動資金や事業資金を名目にして会社経営者から借金を重ねていった。リクルート株の大量購入もその一つだったが、それに平行して松本が持ちかけていたのが「公営競技施設株式会社 ウインズ木更津への融資4億5000万円の仲介」や「聖マリアンナ病院650億円の売買 三菱商事とコンタクト中」「浅草タウンホテル30億円の売買商談申込」などの他に数え切れないくらいの案件を持ち込んだ。口からでまかせとはいえ、よくもそれだけの作り話を吹き込んだものだ。

(写真:約26億5000万円の金銭借用証書)

とはいえ、会社経営者に対しては口頭だけではなく、冒頭に記した「株式購入申込書」(購入者の法人名や個人名が記載されたものが6通ほど)や「状況報告」、さらには義行が手書きしたとする「約定書」などを十数通も持ち込んでいたのだから、呆れ果てる。

松本は会社経営者への借金の返済を引き延ばすために新たな作り話を持ちかけ、あるいは時間を稼ぐ中で「自分の代理人で田代という人物に会って欲しい」と言ったことがあり、聞くと数人で来るというので会社経営者が待ち合わせのホテルに予約を入れた席に着くと、「両手の小指がほとんど欠けている手をテーブルの上に置いて、私を威圧する気でもあったようなので、『あなたは組関係の方ですか?』と尋ねると『違う』というので、『ならば、両手をテーブルから下ろしなさい』と言って、『あなたがここにいるのは、松本の借財について責任を持つということですね?』とさらに聞いたが、男は驚いた様子で『それはできない』という。松本は後日、田代が九州出身の暴力団員で、松本自身、田代に約1500万円を騙し取られたことがあったという話をしたが、いざとなると松本は、そんな小細工しかできない」という場面もあったという。

まだある。松本は「(償いに)給料はいりませんから仕事をお手伝いさせてください」と殊勝な態度を見せて会社経営者の会社に入り込んだが、わずか数ヶ月という短期間で約250万円以上の金が紛失していることが発覚、松本が横領した事実が判明した。その直後から松本は会社には来なくなり、以来、姿をくらませた。

会社経営者の手許には複数通の謝罪文がある中で、松本が謝罪文を書くに当たっては「常習的な詐欺行為を繰り返したもので、言い訳の言葉もなく、浅はかな考えでご迷惑をおかけしたことを心からお詫びいたします」「2人の子供たちも含め親族全員を同行して保証人に立てます」と反省した態度を見せたが、それがまさに素振りだけだったということが、これまでの経緯を見ればよく分かる。松本という男、一見すると真面目に見えるが詐欺を常習的に働くことをやめられない、まさに根っからの詐欺師というほかない。ちなみに松本が会社経営者に吹き込んだ“儲け話”は、多くのブローカーがたむろする喫茶店があり、そこでさまざまな情報を仕込んでいた、と松本は会社経営者に打ち明けたという。

松本は、現在は所在不明で何をしているのか、会社経営者ほか関係者たちには不明だが、手の込んだ偽造書類を作り、資金を出しそうな人物を今も物色しているに違いない。「2年ほど前に松本が謝罪に来るという知人の話があり待ったが、遂に現れなかった」と会社経営者は言うが、寸借詐欺に留まらず、時には反社会的勢力を使って被害者を威圧しようとしたり、未遂とはいえ殺害計画を実行するなど、こんな人間を世の中に放置して置いたら、被害者が増えるばかりではないか。ちなみに、松本は過去に名簿業者の仕事をしていた際に警視庁に逮捕された経歴もある。

松本が姿をくらませてからすでに3年が経過しているので、関係者によると、いよいよ告訴状を警視庁に提出する準備を進めているという。(以下次号)

詐話師「松本信幸」は気宇壮大な作り話を振り撒く(2)

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〔返済逃れで事業計画を持ちかける〕

松本は会社経営者に謝罪し、それを一文に記した。
「(返済を猶予してもらうための)時間稼ぎの為に平成19年から平成26年にわたり、世田谷区代田在住(日本では有名な資産家)の秋田義雄氏の名前、その息子として秋田義行なる全く存在しない人間の名前で何十通もの偽造書類(支払約定書)を提出し、又、ダンボール1箱に1000万の束で2億円分を入れ、そういう箱を何十個(総額75億円)も作り、表面の1枚だけ1万円札を使い写真を撮って、さも大金が手元にあるというトリックを使ったり、大王製紙との接触により香港での運用を本当のように見せかけました」ちなみに松本の嘘が発覚するまでに、会社経営者に手交した金銭消費貸借借用証に記された債務の額面は370億円とか500億円といった途方も無い数字ばかりだった。

(写真:松本が書いた謝罪文 松本は同趣旨の書面を9枚も書いている)

「松本と知り合ったのは35年以上も前のことで、当時、経営していた会社が倒産の危機にあると言って4500万円を貸したのが始まりだった。松本は『実家の家を売って返済します』とか『二人の弟から借りる』とか『香港での取引で払う』と言ったが、全部が言葉だけで返済の実行は無く事業計画の成果など一つも無かった。案件を持ち込むたびに松本は嘘の報告を繰り返していた」
松本を債務者とする借用証書には、連帯保証人の欄に行政書士をしている松本の妻の名が書かれていたが、その事実を知った妻は驚き、「私が保証人と言われても署名していない」とか「私の字ではない」と言ったという。後に分かったことだが、松本が知人に署名させたものと「これは妻が書いたものに間違いない」というものとが混在した形で借用書の体裁を整えていたというが、それでも真偽は不明だ。
松本が詐欺を常習的に働いてきたことは、前述の会社経営者への「謝罪文」を見ると分かる。松本もその事実を認めているのだが、松本と会社経営者との関係は35年以上にも及んでいたのに、その半分以上の時間を松本は身勝手な作り話を振り回して会社経営者から事業資金名目に借金を重ね、あるいは返済を逃れる為に新たな事業計画を持ちかけてきたのだ。

〔リクルート株大量購入という大嘘〕

松本の作り話には2014年10月16日に東証1部に上場したリクルートホールディングスの株式購入もあった。上場後の翌年の9月から10月にかけて何件もの同社株の「購入申込書」を松本は持ち歩いていたのである。
「購入申込書」は、宛先がリクルート社だったり、売主だったりとまちまちだが、購入株数(金額)が1500万株(520億円)、3000万株(840億円)などと莫大で、これほどの株数を単独で保有する大株主は筆頭株主の社員持ち株会(人数非公表 約6400万株)のほかに上場直後の株主構成を見ても大日本印刷や凸版印刷、電通、三井物産ほか数社に過ぎなかった。

(写真:状況報告。松本が手がけるものは実態がなかった)

松本が2015年9月下旬、会社経営者に提示した「状況報告」を見ると、「他者の商談申込件数2件の結果(資金の出所が問題)としてリクルート社の峰岸社長が直に2000万株まで決済することで、JVRD(私の顧客)の調整に入る。300万株(最大3000万円)→ 昨日、仮契約当事者同士で面談が行われ100万株~1000万株の予約を取り、(水)に内金1億円の送金と本契約が行われる。期限は最終期日の10月15日まで」とあって、さらに「(1) 峰岸社長捌き分 上限1000万株で月内交渉中 条件的に1株@3000円で配当が@200円 リクルート社内で実行」「(2)社員持ち株分間接捌き分 上限2000万株で10月15日まで 条件的に1株@2800円で手数料が@300円 社外での実行(買い手に不安あり)」という経緯が述べられているが、実はこの「状況報告」に書かれた内容は全てがこの男の作り話で、実態は一切なかった。一面識もないリクルートホールディングスの峰岸社長が陣頭指揮を執っているかのような作り話を、松本信幸は何の目的で、偽造、捏造の書類まで作成して振り回したのか。それは、会社経営者を始めとした関係者たちから出資金名目に詐欺を働く“小道具”に使った、ということである。「今、数人で進めている事業計画の、自分がペイマスター(胴元)の立場で20~30億円入るので、他には払わずに全額持参します。横領で訴えられる可能性もありますが、覚悟しているので大丈夫です」と会社経営者には言っていたが、松本は金を持参しなかった。会社経営者に限らず被害届が出れば有印私文書偽造、同行使、詐欺等の常習犯として松本がいくつもの罪状で逮捕されるのは目に見えている。

こうした手の込んだ詐欺とは別に、松本は神奈川県小田原の根府川にあるレストランの女性経営者から借用した5000万円の返済を名目に、会社経営者の妻から500万円を借り受けたが、女性経営者への返済というのは嘘で、まさに寸借詐欺だった。また、ある時、松本が会社経営者から借りた資金を又貸しした星野某という男を連れて来た。星野は「お借りした資金は私が責任を持ってお返しします」ということだったが、その後、会社経営者が松本に星野の状況を尋ねると、松本は「星野は海外で殺されたそうです」と言い、会社経営者を驚かせた。しかし松本は都合が悪くなると、相手を死んだことにするのが口癖のようになっていたので、言葉通りに信用できるものではなかった。別に投資事業を一緒にやっていると言って紹介してきた江川某の場合も「江川が何者かに監禁されて、神奈川県警の相模湖警察署が捜索で動いているそうです」とか「監禁から上手く逃げたようですが、今は行方が知れません」などと言って、会社経営者を煙に巻くような言動を繰り返した。いずれも白黒をつければはっきりすることだが、松本が借入金の返済を先送りにする言い訳にしていた嘘が後日判明したというケースは100件以上に及んでいた。(以下次号)

詐話師「松本信幸」は気宇壮大な作り話を振り撒く(1)

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〔資産家の「息子」をでっち上げて約定書を乱発〕

9000億円の資産を有しているとも言われる「秋田義雄」という人物は、その莫大な資産を形成した歴史や義雄自身の人となりが一般にはほとんど知られておらず謎の部分が多い。そこで、それを悪用して「秋田義雄の長男 義行」という架空の人間を作り上げ、約30年以上もの間、ある会社経営者を騙し続けた揚げ句、その嘘が発覚しそうになった時に会社経営者を殺そうとした、とんでもない男が松本信幸である。

(写真下:松本信幸)

「平成25年9月5日付の秋田義行からの約定書に基づき、同年9月21日付で金220億円に、同年8月から平成30年12月までの分割金の内、金9000億円より、2回分の150億円を加算した370億円を現金ネットにてお支払いたします」

と書かれた「約定書」が会社経営者の手元にある。そのただし書きには「尚、秋田義行からの約定書の内容について責任を持って実行すると共に私に何かあった時には全て貴殿に譲渡いたします」(平成25年9月13日付)という文言が続いていた。

秋田義行への事業協力で、松本には200億円からの報酬が約束されている、というのが、松本が会社経営者に説明する「秋田義行との約定」ということだった。さらに松本は秋田義行の直筆になる“指示書”を会社経営者に渡し、いつでもその資金を会社経営者への返済金に充当できると嘯いたのである。松本が会社経営者に提示したその“指示書”は以下の通りだった。

(写真下:秋田義行(架空の人物)が書いたとする指示書)

【〇〇〇 殿  現在、自宅にある金員370億円は全て松本信幸の所有物であり、現在、私が行っている作業の担保として預かっているものなので、松本信幸の指示に従い、すみやかなる移動に協力する事。会長には私から連絡するので、宜しくお願い致します。                       2013.10.31 秋田義行 ㊞ 】(本誌注:会長とは秋田義雄のこと)

会社経営者が松本に貸し付けた資金の総額は、平成15年現在で約26億円余りになっていたが、これは借金を重ねるばかりで返済が全く無いために現在に至る30数年分の金利が元本に加算された数字はさらに膨らむ。松本への貸付はまさに“泥棒に追い銭”の類に違いないが、秋田義雄という日本でも有数の資産家がバックについていると豪語しつつ、義雄の名前のみならず子息義行の直筆の支払約定書を提示されれば、会社経営者ならずとも信用してしまうのではないか。秋田義雄やその関係者が、この記事を読んで松本に対して法的措置を取ったとしても、何ら不思議は無い。

松本は「秋田氏の自宅に住み込んでいて、長男である義行氏と極秘裏にさまざまな事業計画を進めており、その報酬として200億円を受け取ることになっている」と吹き込んでいたのである。松本が自宅に戻るのは年に一度、正月の数日くらいしかないというほど義行との事業に入れ込んでいるかのような口ぶりだったという。時には「義雄氏の別荘がある箱根の強羅まで出向き、義男氏の指示で接客にも対応している」と言って、義雄からいかに信頼されているかを吹聴していた。そして、その事業計画を会社経営者に話すに当たっては、「情報が他に漏れると絶対にまずいので、毎日夕方の5時に社長の自宅に電話をします。電話に出るときには周囲には誰もいない状態にしてください」と言って唆し、さらに「盗聴されてはいけないから」とも言って、いつも公衆電話から一方的に電話を架けてきたために、会社経営者は詳細を確認することもできないままだったという。それでいて、会社経営者が「秋田氏を紹介して欲しい」と言うたびに、「今は香港に行っている」とか「面識のない人には会いたがらない」と言って、会わそうとはしなかった。

(写真下:秋田義行(架空)の約定書)

 

こうした言動を、松本は平成19年から同26年まで7年にもわたって繰り返し、会社経営者はその間、慶弔事にも出られなかったほどだったというが、さすがに嘘が発覚する状況が起きた。

「松本が『秋田義行の家に取り敢えず20億円を取りに行く』と言うので、松本の運転するワンボックスカーに乗ると、途中で一人ピックアップすると言って京王プラザホテルに立ち寄った。ホテル西口の玄関先で待ち受けていた男(後に松本は元田と言っていた)を乗せると、男は一番奥の座席に座ったが口は利かなかった。しばらく走って世田谷代田の商店街に入ったとき、奥に座っていた元田が『顔を見られるといけないので、背をかがめてください』と言うので体を横に倒した直後、元田が私の腕に注射器を刺そうとしたので、咄嗟に払いのけた。松本に車を停めさせ一旦車を降りて、『どういうことだ!?』と問い詰めると、『テストしたんです』と訳の分からないことを言う。どうやら注射器の中身は劇薬だったようで、元田が『打たれたら30秒以内で意識を失う』と言っていた。そして、『横須賀に20億円以上の金が置いてあるので行きましょう』と元田は言ったが、そんな話を信用することはできず、松本に京王プラザホテルに戻るように言った。ホテルに着くと、元田がさっさと降りてしまったため、松本に自宅マンションまで行くよう指示した。しばらくして元田が車に乗り込むときに大量のビニール袋を持っていたことを思い出し、自分を殺してバラバラにする積もりだったかも知れないと考えるようになり、本当は、代田の商店街で車を停めさせたとき、あるいはホテルに着くまでの間で警察を呼べば良かったと痛感した」

松本はとんでもない殺害未遂事件まで起こしたのだ。会社経営者は後日、松本を呼び、その際に元田について尋ねると、「あの男は死んだそうです」と素っ気無く答えたという。会社経営者が松本に迫った結果、松本は遂に真実を話さなければいけないという事態になり、秋田義雄と一面識もなければ、義雄には「義行」なる子息はおらず、松本が作り上げた全く架空の人物だったことまで白状したのである。松本は秋田義雄以外にも江川雅太(6億円を融資するという書面を作成)、星野勇(リクルート株を大量購入すると約束)など4~5人の名前を出していたが、それらの話も全て作り話だった。手の込んだ偽造書類をいくつも作ったり、儲け話を創作するなど尋常ではなく、嘘が通用しなくなると見るや会社経営者の殺害計画まで実行したのだから、実に恐ろしい男だ。(以下次号)

ロシア利権と「山本丈夫」の詐欺商法(2)

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〔右翼活動は片手間で本領は詐欺師〕

「インドの仏像を借金の担保にするということで、東京・品川の倉庫に見に行ったことがあったが、仏像関係100体くらいの他に工芸品等もあって、山本は『18億円で購入した』と言う。しかし、こちらで鑑定をしてもらうと、3000万円~5000万円程度の評価でしかなかった。しかも、その後、山本に仏像がどうなっているかを尋ねると、『倉庫代の未払いのため取られた』と言い訳をしてうやむやにしてしまった」

(写真下:山本が担保にしようとしたインド仏像、工芸品)

山本が吹聴した「プロジェクト」では、アフリカのチュニジアでカジノを開設する計画を持ち出していたが、これについては「千年の杜」株で実害を蒙らせた直後から長期間姿をくらませて、関係者と連絡を取らなかった際の“言い訳”にした可能性が高く、実体があるかどうかも不明だったという。

不動産を担保に金融機関から融資を受ける際、不動産の価値に応じて融資の上限が決められるが、山本は債権者に「鎌倉カントリークラブのオーナーの長男である手塚氏より13億円が入金になるので、この金額を上限に貸していただきたい」と言って、借用書1枚で億円単位の金を何回かに分けて借り入れた。ところが、後日、債権者が山本の言う13億円について山本が紹介した弁護士に確認をすると、山本の話とは全く違って嘘だということが判明したため、それまでに貸し付けた金銭について公正証書を作成することになったものの、貸付金の総額は元金のみで7億5000万円余りになっていたという。ただし、これには先に挙げた株式の損失は含まれてはいない。

この債権者は2年ほど前に山本に対して1億円の返還を求める訴訟を提起したが、これは債権総額の1/10にも満たない一部請求でしかなかったにもかかわらず、山本は「そのような金は一切借りたことはない」などととんでもない否認を繰り返した。さらに東邦グローバル(千年の杜)の株式を買い取る「確約書」を作成していながら「ソチオリンピックに向けたホテル建設の情報を聞きつけた本人が株の購入を決めたもので、(山本は)一切関与していない」とまで開き直り、揚げ句に「(株式を)売るタイミングを教えろと繰り返し言われたが、その度に『私は分からない』と答えたにもかかわらず、株価が急落すると、『損した分をお前(山本)が補填しろ』と強迫され、結果、債務承認書に署名押印させられた」という陳述を法廷に提出して、債権者を誹謗中傷する陳述を並べ立てつつ貸金不存在の理由とした。山本は強迫されたと言うが、関係者によれば「債権者は山本と付き合っている中で呼び捨てにしたことは一度もない。まして年上の人に対してオマエ呼ばわりをする人間ではないことは周囲の誰もが承知している」と言う。山本にすれば、すぐにも警察に被害相談ができたはずである。警察に相談しなかったのは矛盾しているし、よくここまで嘘が言えると関係者が全員口を揃える。

(写真下:債務承認書)

 

しかし、山本と債権者の関係が20年以上も続く中で、資金面だけでなく飲食代や目先の経費さえ一度も払ったことなど無い山本の頼み事に、債権者が全面的に応えてきた事実を周囲の10人以上の知人、友人たちが承知していたから、裁判での山本の嘘だらけの主張を見て「ここまでの悪党はいない」と大変驚いていた。ある大物の誕生会に山本がどうしても出席したいということで、何とか了解を取ったことがあったが、山本は裁判で「無理やりに連れて行かれた」とまで証言したのを聞いて、「ここまで嘘をつく人間とは思わなかった。頼み事を全て聞いてもらいながら謝罪も無い。このような人間は初めて」と怒りを露わにする関係者が全員だった。もちろん、裁判官は山本の主張を認めず、請求金額の支払を命じた。訴訟の過程では、山本の代理人が300万円での和解を申し出たことがあったが、債権者側の代理人に就いた上原光太弁護士が何を考えたのか、その和解の申し出を積極的に債権者に受けるよう勧めたという場面が何回もあったという。訴訟は一部請求ではあったものの、債権者が山本に対して7億円を超える債権を有している事実を全面的に認めるという判決からも明らかな通り、余りに低額の和解金を呑めるはずなどないことは、上原弁護士も承知していたはずで、それ故に債権者には不信感が残った。

「山本は過去に北海道で右翼活動をしていたが、詐欺師で有名だった」とか「山本のような男は絶対に許してはいけない」と知人、友人たちは口を揃えるが、山本は未だ所在を不明にしたままで、関係者に謝罪する気配さえない。なお、山本が所在を不明にした後、不可解な事態が起きた。関係者によると、「債権者の命を狙っているという情報を持った男が、突然、債権者の会社を訪ねてきた。債権者は事情が分からず、その男が知っている限りの情報を教えて下さいと言って聞き質したが、どうやら山本が頼りにしている『朝堂院』とかいう人物に債権者に対する脅しを依頼した模様で、結果としては何も無かったが、山本はやることが卑劣すぎる」

山本が言う「朝堂院」とは朝堂院大覚(本名は松浦良右)といい、過去に空調大手の高砂熱学工業に対して業務提携などを強要したという容疑で平成4年に有罪判決を受けた経歴がある。その後、法曹政治連盟を組織するなどして政界や反社会的勢力にも幅広い人脈を有しているとされるが、山本が朝堂院の名前を頻繁に出すことから、債権者が「その朝堂院氏が、山本さんの債務について責任を持つということですか?」と質す場面があったという。すると、山本は慌てて「いや、そういうことでは無い……、朝堂院にはそんな器量はないし、大したことはない」と否定した。山本は朝堂院の名前を出すときには「この人には警察もヤクザ者も関係ない。ヤクザ者のトップ連中が相談で訪ねることも多い」という話をよくしていたという。山本は債権者の前では付き合いがあるという人物の名前を出すが、友人や知人を含め誰一人債権者に引き合わせることはなかった。「それが詐欺師に共通する特徴で、山本は穏やかで優しそうな雰囲気を漂わせて人を騙す根っからの詐欺師だ」と周囲の人間が口を揃える。

(写真下:山本が債権者に宛てた手紙)

ちなみに、以前、関係者の友人が山本の行方を探したところ「公文書偽造の容疑で愛宕署に逮捕されていた」という情報を数年前に聞かされたという。また金融機関においても山本はブラックリストに名前が乗っている。見かけの優しさで平気で人を騙すと関係者全員が口を揃える中で「山本が逃げ隠れしても見つけるまで公開で捜索をかけてでも探し出す。山本の身内に協力してもらうこともする」と関係者たちの意思は固い。さらにいくつもの刑事事件についても、海外に行っている期間は除かれるため告訴する考えのようだ。(以下次号)

ロシア利権と「山本丈夫」の詐欺商法(1)

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ソチ五輪で山本丈夫が仕掛けた詐欺事件

「千年の杜」(現クレアホールディングス)がロシアの「ホマル」社との間でソチ市に人工島を建設するという合意書が締結されたのは平成20年2月14日のことだったが、この情報が実は同社の株価を吊り上げるための“材料”だったのではないか、という疑いは当初より流れていた。それから4年後の平成24年年5月15日、同社は成果も無く事業からの撤退を表明したからである。

ソチ市で第22回冬季オリンピックが開催されることが前年の平成19年7月に決定したことに呼応して、東京都内のホテルで露日投資フォーラムが開催された際に、前述の「千年の杜」と「ホマル」社による人口島の建設が発表され、埋立費用として必要とされた数百億円のうち100億円以上の資金が、香港系投資ファンドに発行した新株予約権が同年の5月から6月にかけて行使されたとの発表があった。その結果、人工島開発構想の発表前の平成20年1月には19円に過ぎなかった株価が、翌月の2月21日には一時期570円まで急騰した。

こうした株価急騰の裏で暗躍していた一人が山本丈夫(写真)だった。山本は自ら「平成3年頃から、ロシアの航空宇宙雑誌『アエロスペース』をモスクワと日本で発行する会社を経営していた」といい、「モスクワ郊外にある惑星探査機の製作を請け負う宇宙関連公団の副社長と懇意になり、同公団から実物大の惑星探査機の模型をアジア圏で販売する許可を得た」ことから「惑星探査機模型を販売する展示会を兼ねて『ロシア宇宙博』を企画し、大々的に惑星探査機模型の展示を開始しようと考えた」と周辺に語っていたが、どこまでが本当の話なのかは不明だった。

そして、「アエロスペースのつてで、ロシアのソチ市の関係者から『ソチオリンピックのためにホテル建設の発注で耐震建築技術に強い日本の会社を紹介して欲しい』と頼まれ、日本の有力者を紹介したところ、その有力者は東邦グローバルアソシエイツをソチ市に紹介し、同社がホテルの建設プロジェクトを行うことになった」と熱心に同社の株を買うよう勧めたのだった。山本が周囲に語っていたホテル(コンドミニアム)建設が、実際の発表では規模が巨大な人工島の建設になったわけだが、山本から株の購入を勧められた債権者によると、株価が500円前後まで値上がりしても山本が売らせようとしなかったために同社株を買った関係者全員が、株価が急落する中で多額の損失を被ったという。他にも山本は債権者にリゾートマンションの最上階をプレゼントするとも言っていたが、実行されることはなかった。

(写真下:確約書)

「山本は周囲の人たちを“提灯”にして、自分は売り逃げる算段だったに違いない。山本は自分が負っていた債務を『株で得た利益で相殺していただけませんか』と依頼して大量の株を買わせただけでなく、株価が500円前後になっても売らせなかった」(関係者)

その結果、この債権者はさらに2億円の損失を抱えることになった。「山本は『今、売られると非常にまずい』と言って、当初は1株500円で買い戻すと約束していた話が『1株300円ならば問題なく責任を持ち年末までに必ず実行します』と書類まで作成したが、その直後に姿をくらませ連絡も取れなくなった」という。

山本丈夫。この男も他の例に漏れず“大ボラ吹き”の謗りを免れないような話を債権者や関係者たちに振り撒いては、そのための活動資金名目で借り入れを起こすという手口を常習としていた。山本が持ち歩いた投資話はほぼ全て嘘と言っても過言ではない。本人が持ち歩いたほとんどのプロジェクトは「途中で頓挫した」というより、空想のような話を実名を多用して信用させていた。

例えば、先の「ロシア宇宙博」についてみると、山本は「この模型一式は世界に一つしか無いものとしてプレゼントするので、息子さんにでも将来常設展示場を経営させたら、それだけでも大きなビジネスになります」と言って債権者に約束して融資を受けながら、模型販売の売上金が振り込まれる予定の銀行の通帳と印鑑を債権者に渡して「この口座に金がどんどん振り込まれますので、お好きな時に下してください」と言った。また「宇宙に墓地を造る」といったありえない話をもっともらしく自信を持って笑顔で話したが、模型を持って来ることも口座への入金も一切無く、全てが嘘だった。山本からある有力者を紹介して欲しいと何度も頼み込まれ、債権者が紹介すると、宇宙博やインドの美術展の会場用地を探していると言って有力者に物件を探させたにもかかわらず、事業計画が頓挫しても詫びることもなかった。

(写真下:「ブローカー要注意人物」リストに山本の名がある)

過去には「デマントイドジャパン」という会社で代表取締役を務めた平成19年ごろに「日本ウラル鉱山」を吸収合併して以後、ロシア資源開発と宝飾品の販売を同社の事業目的にしたが、同社は投資詐欺で警視庁生活経済課に元社長が逮捕されたバルチックシステムとの関係が取りざたされた経緯がある。

デマントイドとは石の名前だが、そもそもデマントイド石がレアメタルではない上に、同社が会社案内に「金融商品取引法につきましては、株式会社JSKパートナーズを通じて、金融庁関東財務局へ第二種金融商品取引法の届け出を提出済み」と記した文章について、「届出を提出しただけでは投資勧誘はできない。受理されれば登録番号が発行され、それを掲示しなければならない。ちなみに金融庁の登録業者リスト(PDF)には、デマントイドジャパンという業者は登録されていない。なお、『第二種金融商品取引法』という法律はない。おそらく『第二種金融商品取引業者』の間違いだろう」(「ホンネの資産運用セミナー」より)という指摘があった。

「同社の株券を担保にします。最低でも10億円以上の評価があります」と言って、山本は債権者に持ち込んだが、実際には前述の通り二束三文の価値しかなかった。先の関係者が言う。

(写真下:金銭借用証書(10億3000万円))

「こうした類のウソはいくつもあって、土地や別荘等の不動産、リゾート施設の会員権など多くを担保に持ってくると言いながら、実行されたためしがなく、また実兄(山本克彦)がブリヂストンに勤めていて、『いずれ社長になることが内定している』と言っていたが、それも嘘だった。山本との関係は、20年以上も前にゴルフ場の工事代金名目で3億円を山本に貸したのが始まりだった。この時は約束通り3ヶ月程度で返済されたため、その後も友好的な関係が続き、多い時には週に3回以上、少なくても週に1回くらいの割合で銀座や赤坂の高級クラブ等で飲食を共にした」という。そうした付き合いの中で、山本はいくつもの事業計画を持ち込んでは債権者から借り入れを行っていた。

「千葉県内の山林を担保に融資の依頼があって、実際に融資したそうだが、その山林には道路がないという情報が山本を債権者に紹介した男から聞こえてきたので、債権者がその話をすると、山本は慌てて『誰から聞いたのですか?』と尋ね返したので紹介者と答えた。すると、後日、山本が紹介者にひどく噛み付いたという話が聞こえてきたそうだ。おそらく山本はその山林で債権者からさらに借入をしようと狙っていたのだろう」という話もあったようだが、それでも「債権者は山本の話を聞いてやり、頼み事は全て聞いてやっていた」と多くの関係者が口を揃えて言う。(以下次号)

恩を仇で返して巨額資金を隠匿 この顔に要注意!!

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[プライベートバンクも「脱税」の同罪]
「鈴木義彦」が証券市場から吸い上げた利益を海外に流出させて、かれこれ20年が経過する。ペーパーカンパニーを数多く設立、購入しては用済みになると潰して証拠隠滅を図っていたはずなのに、いつの間にか、その実態なき会社からコンサルタント料を取る国際ビジネスマンを騙るようになった。
外資系の金融機関担当者の皆さん、この男と取引をすると、いずれ犯罪に巻き込まれるリスクが高まるので、然るべき機関にご相談の上、本誌にもご一報いただきたい。

鈴木は住居登録地(神奈川県相模原市)には長らく居住していなかったから、毎年の税の申告ひとつとっても不明な点が多い。そして、海外に隠匿しているとされる巨額の資金については、主にスイスの複数のプライベートバンクにて、複数の口座を使って運用されていて、その口座名義人として、鈴木が第三者割当増資という手口を使い、外資を装うために用意したペーパーカンパニーの一部が生き残り、例えば、ホーリーマネージメントリミテッド、マジェスティック・インベストメンツ・トレーディングは今も存在している事実が確認されている。それ故、その一端でも表面化すれば、関係当局は鈴木の財産と見られるすべてに凍結の指示、要請を関係する政府、金融機関にかける。いったん凍結された財産は30年間、解除されることはない(その後は事実上没収の対象となる)。事は国税当局だけでなく、金融庁に蓄積されたデータも共有されて実態の解明に向かうだろう。疑惑が持たれている隠匿資金は十数年間の利回りを含めると1000億円を超える規模になっていると思われるが、全額が国庫に没収されることになるから、国税当局や金融庁が動くのは必至だ。ちなみに事情を知る関係者によると、日本国政府が相手国と司法取引で没収という手続に入ると、鈴木を顧客としたプライベートバンクにも厳罰が下ることになるが、相手国にも事実上分配されるのが慣例という。(以下次号)

中古車ブローカー「倉持茂」が会社役員を襲わせた動機(3)

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〔自己破産しても免責は受けられない〕

「金澤は『債務の支払を請求されたら自己破産する』というのが口癖のようだが、何ら責任を果たしていない」という金澤を知る関係者等の指摘がある。会社役員が金澤に対して起こした裁判で、会社役員から預かった車3台のうち1台は「盗まれた」と言って憚らなかったが、それでいて被害届を出していなかったのは辻褄が合わない。地元関係者によるとRが指示をして金澤にそのような主張をさせているという。また、裁判は金澤敗訴で決着がついているのに「クレネ」(当時約4500万円)という車の返却も数千万円の債務返済も一切していない。もっとも、自己破産と言ったところで、金澤は自身が暴力団との関係が深く、また詐欺や恐喝の常習という事実があるだけに免責にはならないことを自覚するべきだ。この裁判については、地元の人間も大勢が知っているので、「債権者は債権譲渡をして、本人に思い知らせるべきだ」という意見も多く聞こえている。

金澤と妻万利子については、関係者によると「万利子は金澤の債務の連帯保証をしていたにもかかわらず、裁判では『ダンナが勝手に印証を持ち出した』と言って責任逃れをしていた。また金澤は『子供に車を買うと約束をしたから』と言って、金を貸すまで帰らないということもあったが、そうした状況は金澤の側近も聞いているし、録音記録もある」という。金澤は会社役員に無言電話を昼と夕方の2回架けていた節があったが、あるとき会社役員が電話に出ると、金澤が「しばらくです。ちょっとお伝えしたいことがあって」という。会社役員が「何かな?」と聞くと、金澤は「実は、関崎(金澤の後輩)が伊東にいる高橋と私の会社の部長だったFの二人を殺すと言っている」などと言う。これには会社役員も怒りを覚え、「それが事実なら、関崎に先ずは私を殺しに来いと言っておきなさい」と言って電話を切ったようだ。これらの会話は全て録音されていて、何人もが聞いているという。高橋とFが裁判で陳述書を書いたことが理由のようだが、金澤という男は本当に始末に終えない。それもまたRの指示があったとも言われている。

また、金澤と妻に問題が起きると「吉村駿一」という弁護士が代理人に就くが、今までに何人もの弁護士が入れ替わっていたのは弁護士費用を払っていないからだった。裁判の場では吉村弁護士が「相手から毎日のように嫌がらせの手紙が来ている」と言った虚偽の主張を平気で並べ立てたり、ガレージZERO(新井)や倉持の件では調査もしないで書面を作成していたが、懲戒を恐れてか途中で代理人を降りた模様だが、弁護士としての資質が問われる。妻万利子にも“魔性の女”という評判が地元では立っているようだし、また金澤も「日常利用している車などは他人名義にしていて、差し押さえられないようにしている」「二人とも再婚で何人も子供がいるが、地方都市では特に子供たちの将来に影響が出るのではないか、という話もある」(地元関係者)という。

このように周辺が混とんとしている中で、倉持はいずれ出頭せざるを得ないのではないか。襲撃事件を起こしたのは、先ずは会社役員が所持していた書類の中に倉持関係の書類が間違いなくあると踏んで、それを盗るために会社役員を襲わせたと見られるが、実行犯がスタンガンやナイフで襲ったとなれば話は別だ。

倉持が「(金澤が絡む)大きなバック(暴力団?)が着いたから大丈夫だ」と見栄を張る場面があったことは前にも触れたが、会社役員としっかり向き合って問題を解決するという選択をしなかった倉持たちは親族や関係者等に迷惑をかけていることも考えておらず、しかも反社会的勢力がどこまで倉持や金澤を擁護すると言うのだろうか。すでに組員や準構成員、さらには配下の不良関係者も全てリストアップされているという中で、倉持は余りに軽率な行動を取ったことを反省するには遅すぎたようだ。実際に倉持はもちろん、消防署勤務の息子や病院勤務の娘、さらには実母のことを心配して、倉持の友人が倉持の姉や前妻のところへ行ったこともあったようだが、特に姉夫婦の言動は異常であったと言い、また前妻(美容室経営)と息子も常識のかけらさえなかったと感じたという。今後の動向次第ではリスト化されているという当事者たちを含め全て実名を公にする予定である。(以下次号)

中古車ブローカー「倉持茂」が会社役員を襲わせた動機(2)

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[倉持と金澤が群馬で繰り返す犯罪行為]

会社役員が金澤を知ったのは平成15年頃のことで金澤が倉持にどうしても会社役員を紹介して欲しいとしつこく頼んだのがきっかけだったという。倉持は金澤の悪行を十分に承知していたが、あまりのしつこさに閉口して渋々ながらも会社役員に金澤を引き合わせた。

そのときの金澤は応対がしっかりしていて下卑た印象もなく、会社役員は不信感を持たなかったようだが、それが金澤の手口だと分かっていたので、倉持は「社長に紹介したことを反省しています」と深謝したのを何人も聞いている。後日、倉持と金澤がトラブルになった際に、倉持がそれまで面識の無かったR(前科前歴を数多く持つ暴力団準構成員だったが、現在は資格もないのに弁護士や行政書士を騙る)という男から「金澤の言う事を聞かないと殺すぞ」と脅された事実が法廷に提出された証拠から明らかになっていた。金澤という男は、暴力団と警察の間を都合よく立ち回っているようだが、被害の数が余りに多く、警察も放置するわけには行かなくなっている模様だ。

この事実を知っているネットユーザーが多くいて、前号の冒頭に挙げた投稿につながっているに違いない。もっとも、警察署の捜査員の中には金澤と懇意にしている者もいるようで、「それが金澤の逮捕逃れにつながっているというが、暴力団組員のSほかの名前も多くの関係者から県警に被害届が出ているようで、群馬県民だけではなく、地元の暴力団員の間でもSは好き放題やっているという。前述した倉持の事件にもSが何らかの形で関与している疑いが強いという情報が、実は数ヶ月前に地元関係者から寄せられていた。Sに対しては、地元からの突き上げも起きているようで、本家から然るべき処分を受けるのではと噂になっている。そうなれば、ほかの暴力団組織の連中から今度は逆にトコトンいじめられる存在になる」(地元関係者)と言われているが、本人は全く気が付いていないようだ。

前述したように、金澤という男は人当たりの善さで人を騙し、一人当たり数百万円から1000万円以上の被害を続出させている事実が判明しており、さらに言えば、金澤の妻(万利子)もまた「新しく店舗を開くに当たってオーナー側に内装工事をさせておきながら家賃を払わず工事費もオーナー側に負担させたまま引き払うことを常習にしてきた」(事情を知る元従業員)という。「妻の店舗出店の交渉はもっぱら金澤が担っていた」(前同)というから、ネット上では最悪の夫婦として有名になっているので、変装でもしないと外を歩けなくなるのでは、と言われている。妻の万利子については最初は同情の声もあったようだが、今では何事につけ金澤に指示をするほど金澤以上に悪い女との評判である。ちなみに元従業員によると、妻の万利子は「自分の亭主が何をしても金になれば良いと考えているような女で、時には男性従業員を脅すことがある」という話も噂として広がっているという。

問題は、金澤が前述したように広域指定暴力団に関係した当時の人間関係と、地元の暴力団関係者をバックに常習的に詐欺や強迫、恐喝を繰り返しているという事実があることで、倉持もまた金澤に引きずられるように犯罪に加担し、揚げ句、殺人未遂及び殺人教唆事件まで起こしてしまったという結果につながったのではないかと指摘する地元関係者も多くいる。

「現在、倉持は10日で1割の金利を取る高利貸しをしていて、取立てはヤクザ顔負けのきついことをやっているが、場合によっては闇金融業で摘発を受ける可能性も高い」と地元関係者が言っている。その情報は県警も承知しているに違いない。それ故、いくつもの犯罪を疑われる倉持と金澤について今後は警視庁と県警で情報が共有され強い監視下に置かれる可能性は高い。特に両人の反社会的勢力との関わりについては今後も、徹底的に情報収集するという。

倉持は金澤の関係で暴力団員やその関係者と新たに知り合っているが、自身も若い頃からテキヤ(縁日や盛り場などで露店や興行を営む業者)のようなことをやっていた模様で、身近に反社会的勢力の人脈があったから、今回の襲撃事件を機にそれも浮き彫りになる可能性は高い。

Rが会社役員を相手に起こした訴訟で、金澤はRとの関係について「Rのせいで自分は群馬での信用を全て失くした」という陳述書を法廷に提出したが、数多くの詐欺を働いていると疑われている金澤とRは“同じ穴の狢”にしか見えず、金澤のことを“コウモリ”と仇名する向きもあるようだ。ちなみにS(暴力団員)、Rほか女性プロ歌手のNが、建設会社社長を騙して7000万円に上る詐欺(美人局)を働いた、という情報も出ている。またRは法律の知識を悪用して弁護士や行政書士を騙ってもいるようだが、いずれも犯罪行為で罪は重い。(以下次号)

株取引の利益総額470億円を生み出した手口(5)

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[ステラ・グループ立ち上げは鈴木による新たな暗躍舞台]

西義輝が書き残した「鈴木義彦がユーロ債(CB)で得た利益について」を取り上げるのは今回が最後となるが、宝林株に始まる鈴木と西の株取引の実態がいくらかでも実感されたと思われるが、そうであれば、裁判官は株取引の基になった「合意書」を何故無効と断定したのか? という疑問が残るに違いない。

今回取り上げる「エルメ」はエフアール(なが多 クロニクル)と同様に「アポロインベストメント」と社名を変更した後も鈴木はユーロ債の発行、第三者割当増資の実施企業として何度も利用した。

「2002年(平成14年)5月に総額約12億円(44円/2700万株)を発行した」という中で「これは宝林で協力を戴いた平池氏の案件であり、エルメにユーロ債を発行させる運びとなった」ということから鈴木のみが引き受けることになった。

「当初の約束では、平池氏に対して割り当てた株数のうちの100万株を割当価格にて譲渡する条件」で、平池がユーロ債発行に尽力し、株価も一時329円まで急騰して鈴木は約20億円の利益を上げたが、約束を破り平池には100万株を渡さなかった。「平池氏は鈴木氏に大変な憤りを感じ、後にあらゆる鈴木氏の身辺調査をすることに」なると記しているが、鈴木の身辺ではいつも同じようなことが起きる。鈴木が平気で人を裏切り、利益を独り占めにするからだ。

なお、前述したようにエルメはアポロインベストメントと社名を変えたが、「2005年(平成17年)春に、約23億円(44円/5300万株)にてユーロ債及び新株予約権を(鈴木は)引き受け、約30億円の利益を得た」という。そして翌平成18年以降、アポロインベストメントはステラグループと商号を変え、同興紡績ほかいくつもの企業を傘下に治めて行ったが、これは全て鈴木の差し金によるものだった。グループには不動産取引を扱う企業もあり、鈴木の友人、青田光市も日常的にグループの本社に“勤務”するような行動を取っていた。

これまで見てきた主要な株取引に加えて、鈴木は数多くの銘柄にも手をつけていたが、イチヤ、南野建設、シルバー精工、エスコム、オメガプロジェクト、東海観光などその数は20前後にも上る中で約25億円の利益を上げていたという。こうして鈴木が国内外に隠匿した利益の総額は470億円を超える巨額に達した。

鈴木が仕掛けた銘柄で常に巨額の利益を確保してきたことに、不可解で有り得ないと思われる読者も多くいるに違いない。それは当然のことだったが、そこにはカラクリがあった。西の存在である。「エフアール」のところで紹介したように、西は株価買い支えのために12億円の損失を蒙りながら、鈴木は利益を応分に負担も分配もせず独り占めした。つまり、西が株価を買い支えるために資金支援を仰いだA氏が損失全額を被ったことになる。

1999年(平成11年)から2006年(平成18年)までに、A氏が西の要請に基づいて支援、協力した資金は総額207億円にも上ったというが、全ては「合意書」に基づいてのことであり、当然、鈴木は国内外に隠匿した利益をA氏や西に分配しなければならなかった(ただし、西は鈴木との密約で30億円を受け取っていた)。

平成18年10月16日に、その分配をめぐる三者協議が持たれて、鈴木はどこまでも「合意書」を否定したが、紛議の解決のためと称してA氏と西にそれぞれ25億円、そしてA氏には2年以内にさらに20億円を払うと約束して「和解書」が作成されたが、その後、西が蒙った損失総額207億円の内、鈴木関連の買い支え損が58億円超であることを鈴木がA氏に確認した上で、「それを清算した上で利益を3等分する」ということまで口にしながら、約束を反故にして行方不明を決め込んだ。こうした事実が「合意書」から「和解書」に至る7年間に連綿として積み上がっていたにもかかわらず、裁判官はその全てを無視してしまったのである。 (以下次号)

株取引の利益総額470億円を生み出した手口(4)

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[新株売却を違法に仕掛ける]

次に「ヒラボウ」(現OAKキャピタル 東証2部上場)である。「時期は2001年(平成14年)、発行価格は15億円(90円/1600万株)になる」と西は明かした上で鈴木が80%、西田グループが20%を引き受けた。そして、鈴木が得た利益は約20億円であったという。

「この件の担当責任者は、元山一證券スイス駐在所長の茂庭氏でした。私が当時経営していた、日本橋ノモスビル5F内にある投資会社、ファーイーストアセットマネージメントと同フロアに、ユーロベンチャーキャピタルを設立し、ファーイースト社の一室にて茂庭氏が運営代行を行っていた」

山一證券は1997年(平成9年)に自主廃業に追い込まれたが、その原因となったのが1988年9月6日に社長に就任した行平次雄が、バブル崩壊後の株価暴落によって発生した含み損を適切に処理せず、先送りを繰り返した結果、簿外損失が2000億円を超える額にまで膨らんだことにあった。損失を隠すための“飛ばし”の現場が実はヨーロッパ各国にあり、茂庭も簿外損失を隠す中心的な役割を果たしてきた経緯があったことから、そのノウハウは鈴木にとっては、まさに利益隠匿で大いに役立ったに違いない。

「このユーロ債に関しては、ファーイースト社別室にて、茂庭氏立会いの下、鈴木氏の親交ある金融ブローカーや、来社したヒラボウ内部の人物に対し株券の受け渡しを実行しました。鈴木氏は、これらの金融ブローカー会社を3~5社使用し、ヒラボウの新株売却を担当させていた。目的は、自分の名前を出さないことと、本来日本ではすぐに売却できないユーロ債で発行した新株を少しでも早く売却させるためでもあった」

「一方では、西田グループに対し、割当価格の1~2割増しの金額で安く譲渡し、株価上昇に対する協力をさせ、自分が多大な譲渡益を得る工作もしていた」と言い、こうした工作により、鈴木は大量の新株を捌くことに成功したという。ちなみに、金融ブローカーの中で中心的だったのが「吉川某」という元反社会勢力の人間で、宝林株に始まる初期の株取引で吉川も大きな利益を手にしつつSECの目を逃れるようにフランスへ“逃亡”し、以降、同国内に住まっていたという。また、事務所の事務員を愛人として囲い、同じくパリに居住させていたともいう。鈴木は年に7、8回はフランスに出かけていたそうだが、その目的は、もちろん香港経由で海外に流出させた利益をスイスのプライベートバンクに集約させ隠匿する手続をすることにあったろう。

ただし、その後の吉川の消息については知る者が無く、それを鈴木に尋ねた者がいたが、鈴木はあっさりと「あいつは死んだよ」と答えたという。「ある時期から鈴木と吉川の関係がこじれたようで、鈴木が吉川を詰るような口ぶりに変わっていたが、まさか鈴木から『あいつは死んだよ』なんていう話を聞くとは思わなかった」という。最後は「住倉工業」だが、西によると「2002年(平成14年)、割当金額が10億円として鈴木氏と西田グループが合同で引き受けたユーロ債だった」というが、全株式を売却する前に住倉工業が倒産してしまったために、最終的な利益は約3億円に留まったという。 (以下次号)

悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(8)

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〔息子吉郎は真摯に債権者と向き合え〕

種子田益夫の息子(吉郎)は各病院の理事長として、例えば「患者様の意思を尊重し生命の尊厳とプライバシーを守り……」(宮崎医療センター病院)とスローガンを謳って、一人ひとりの患者に寄り添った医療を目指していると強調するが、当の吉郎自身が債権者に対してはまるで逆の対応をしているのだ。そのように明らかな二面性を持った生き方を大学卒業から今日まで約30年以上も続けてきた吉郎並びに表向き吉郎が率いてきた病院グループを、仮に一人の患者としてどこまで信用、信頼して命を預けることができるものだろうか? 極めて大きな疑問である。

「父親が作った巨額の負債は、病院を買収するための財源に充てられたもので、債権者からすると貸金が病院に化けたと言わざるを得ない。吉郎が父益夫の巨額の債務を『私には関係ない』と言い続けること自体あまりに身勝手すぎ、父益夫の債権者を始めとする関係者と真摯に向き合う責任を負うのは当然のことではないか」と関係者が言うように、いつまでも吉郎の姿勢が通るはずは無く、また周囲もそれを許して見過ごすことなどあってはならない。

債権者にとって、種子田に対する債権が発生してから訴訟を起こすまでにかなり時間が空いているが、それは前に触れたとおり、ただでさえ返済の話になると部下を債権者に差し向けて自分は逃げ回っていたのに加えて、種子田は分かっているだけでも3つの金融機関を破綻に追い込むような不正融資を受けて刑事事件となり、数年間は事実上本人と接触が出来ない状況にあったからだった。また、種子田の背後に控える反社会的勢力の存在が大きく影響したと言っても過言ではない。それについては関係者が次のように語る。

「種子田のボディガード兼運転手だった男に種子田が収監される前に『預かっておいてくれ』と言って頼んだ段ボール箱10数箱を、密かに債権者の会社に運んできた。男にしてみると、種子田の債権者に対する対応が余りに悪過ぎて、平気で人を騙し、種子田本人が実業と嘯いたゴルフ場経営は破綻寸前で担保価値など無いのに、価値があるかのごとく振る舞い金主を騙す行為を繰り返してきた。しかも、それでいて金主から集めた金を病院の買収や設備の拡充で積極的に集中的に使いながら、これは私的財産として誰にも渡さないよう工作する、などといったやり方が腹に据えかねたということだった。

段ボール箱が債権者の手に渡ったということで、種子田の後ろ盾になっていた日本有数の暴力団山口組芳菱会のNO.2がそれを返せと言って債権者に対し『タマを取るぞ!』という脅しの電話を何回もかけてきた。債権者にそんな脅しが直接入ったことが数回はあった模様だが、その後は芳菱会の会長(故瀧澤孝)自身が直接面会してくるようになり、債権者は外出で会社を不在にすることが多かったことから部長が対応したのだが、部長によると瀧澤は『ワシは持病があって命は長くないので、命があるうちは種子田から頼まれればどうしても関わらざるを得ない』と言ったという。瀧澤は言葉は丁寧だが、やはりトップとしての迫力があったようだ。次いで瀧澤は『種子田だって少しは返しているのだろう?』と尋ねたそうだが、部長が『最初の一部だけで、その後は一切ありません』と答えると、しばらく黙った後に種子田のやっていることは、正直ワシも許せんと思ったことが何回もある。息子の吉郎は父親が病院を利用して債権者を騙していることを良く知っていて知らん振りを通している。種子田自身がゴルフ場を担保にしながら、病院も事実上の担保になっていて、いつでも必要であればお返しすると息子の吉郎が明言しているなどと言って時間を引き延ばしてきた。吉郎もそれに同調していたので、父親以上に悪質だ』と言ったので、部長は意外に思ったそうだ。そして、瀧澤は『ワシの用件を社長に伝えてくれ。ワシの死後は種子田に全額請求していいから』と言って帰って行った。その後も瀧澤は事前に連絡もなく会社に現れ、そのたびに部長が対応していた。社長の意を受けた部長もまた余計な話はせず、黙って瀧澤の話を聞いた後に『社長に伝えます』という返事をして終わるという面談が何回もあった。そして『様子を見ます』という社長の言葉を部長が伝えると、それが面談の最後となった。瀧澤は部長に草津の別荘の権利証(当時約300万円の評価)を渡した。部長が『これは受け取れません』と返したが、瀧澤は『受け取ってくれ。これは気持ちだから』と言って権利証を置いたまま帰った。以後、瀧澤が来ることはなかったそうだ」

債権者に対して、病院の一部でも売却して返済原資を作るという話をすれば、問題は支障も無く解決するという簡単なことが種子田の発想には全く無いから、反社会的勢力を使ってまで、債権者を屈服させようとしたに違いない。

種子田益夫、そして息子の吉郎もまた社会的道義的責任を取るという、人としての基本的な資質が明らかに欠落している。複数の医療関係者によると、「茨城県内でも有数の病院である牛久愛和総合病院は公共的に重要な責務を負っている。現在の理事長にかかる不祥事は明らかに理事長として不適格であるので、理事長本人で解決できないと言うならば、公正な第三者委員会を設置して検証する。その上で理事長の責任を問い、新たに選任した理事長の下で債権債務の問題を解決するのが最良の方法ではないか」という。極めて筋の通った話で、そうであれば、債権者も納得するのではないか。

すでに本誌にも息子(吉郎)の理事長としての資質に疑問を投げかける読者よりのコメントが相次いでいるが、種子田にかかる記事が読者の注目を集めている証左であるのは間違いない。多くの関係者が言う。

「債権者は知人を金銭的に巻き込んだことで、過去約25年という長い間、重大かつ深刻な事態が続いて来たが、今回の訴訟で何としてでも全面的な解決を導き出したい、と債権者やその関係者全員が考えている」

今後も種子田関連の情報を継続して発信するが、少なくとも種子田に関してこれだけ関心が高まっている中で、マスコミ各社の司法クラブの記者は裁判を傍聴し、種子田本人はもちろん、息子(吉郎)や病院にも直接取材の動きが起きるものと思われる。現にテレビ局を始め取材のオファーが目立つようになっているのは、その動きが始まっているということであろう。読者そして世間一般の常識が種子田益夫、吉郎父子には通じず、また世間の声を聞こうともしない両人にはコンプライアンスの対応はもちろんのことだが、全て公の情報として追及の手を緩めない姿勢で今後も読者の声を反映させながら記事化を進めていきたいと考える。(以下次号)

株取引の利益総額470億円を生み出した手口(3)

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[株価の吊り上げで伊藤忠商事元役員を社長に]

続いて「昭和ゴム」、「ヒラボウ」そして「住倉工業」を取り上げる。西のレポートによると、鈴木は「昭和ゴム」で約40億円、「ヒラボウ」では約20億円、そして「住倉工業」では約3億円の利益を上げたといい、これら3銘柄の株取引でも西田グループとの関係は密接だった。以下、それぞれの銘柄について触れる。

先ずは「昭和ゴム」だが、「これは、鈴木氏及び西田グループとの合同で発行されたユーロ債で、2000年(平成12年)6月、発行金額は11億3000万円(113円/1000万株)だった」という。

「その内、鈴木氏の引き受けた金額はおよそ8億円であり、西田グループがおよそ3億円」だった。鈴木が40億円もの利益を獲得したのは株価が700円前後まで急騰したからで、約6倍の値で売り抜けたことになる。

鈴木は株価を吊り上げるために「IRにおいては私の名前を活用して、伊藤忠商事の元役員を社長に招いて、全面的に株価の吊り上げが行われた結果である」という。

なお、西田グループの“総帥”である西田晴男(故人)については余りにも有名で、いまさら説明など要らないと思うが、同人が手がけた銘柄として有名になったものの過半数は鈴木が巨額の利益を上げて隠匿したとされる銘柄と一致している。また株取引への取り組み方として西田は自らの証券口座だけでなく銀行口座さえ持たずに周辺関係者の口座を使うこと、預金や不動産などの個人資産もほとんど無く、周辺関係者の口座に溜まった潤沢な資金のみだったという点は、そっくり鈴木にも当てはまっている。社債や株式の取得名義人は鈴木がタックスヘイブンに用意した外資を装うペーパーカンパニーであり、株価を高値誘導するのは西や西田グループ、そして取得した株の売りを任された紀井は外資名義で証券金融会社を経由して取引することで鈴木の名前が出ないよう二重三重の煙幕を張る慎重さだった。恐らく鈴木は、株取引で西田の相場作りでの協力を得るだけでなく、その取り組み方すら取り込んだに違いない。西田の“資産”も鈴木が隠しこんでいると言う関係者も少なくない。(以下次号)

株取引の利益総額470億円を生み出した手口(2)

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[西田の側近[白鳥女史]は海外へ逃亡]

西のレポートは次にアイビーダイワの現場に触れている。

「これは2000年(平成12年)5月に実行された。これは鈴木が主導で行ったわけではなく、西田グループの東京事務所で秘書をしていた女性、白鳥女史が中心となり行ったことだった。

およそ70%を白鳥女史、20%を鈴木氏、残りを西田グループの出資にて、およそ12億円(50円/2400万株)のユーロ債を発行した。したがって鈴木氏が引き受けた金額はおよそ2億4000万円であった。

その後、株価は700円前後まで急騰し、利益が約10億円となる。これも鈴木氏および西田グループによる株価操作によるものであり、大変なIR活動、国内の証券新聞および投資顧問会社等への資金提供により、一般投資家に多額の購入を持ちかけた結果でもある」

鈴木と西田晴男との関係は最初の宝林の株取引から密接で、西による株価の買い支えはもちろんあったが、西田グループによる活発な株の売買によって、宝林株はピーク時で2300円の値をつけた。西は1株37円で宝林株を取得することに成功していたから、単純に計算しても63倍近い値で売却したことになる。それ故、鈴木がその後の銘柄選びや株取引で西田グループを重宝がったのは頷けることだった。

「また、この件の中心人物である白鳥女史は、このユーロ債にて15億円以上の利益を上げることができた。ただ、白鳥女史にSEC(証券取引等監視委員会)および国税庁(東京国税局?)から内偵調査が入り、彼女は2002年(平成14年)にヨーロッパへ逃亡し、未だ帰国ができない状況である。ちなみに鈴木氏は、東京オークションハウスの第三者割当増資の際に、私からも要請したものの、自分の資金を使わず、この時に多額の利益を上げた白鳥女史に2億円の増資(出資?)を実行させている」

鈴木は、西との間で利益を折半すると言っていながら、実際には西に対しても分配を先延ばしにしていたことがエフアール、アイビーダイワという2件の株取引の現場を見ただけでも分かる。西が分配に預かろうとして、東京オークションハウスの第三者割当増資を持ちかけても、鈴木は自身では一切協力することなく、白鳥女史に2億円を出させた。鈴木の下で株の売り抜けを任されていた紀井は「鈴木氏の人間性を見ていて、金への執着心は凄いものがあるが、度が過ぎると毒でしかない」と裁判で証言したが、これはまだ優しい言い方で、西への対応で同様の言動を見ると、鈴木はあまりに強欲で、ここまでの悪党はいないのではないか、と関係者全員が言う。

次回も西のレポートを続けるが、読者より多くの注目を戴く中でさまざまな情報が寄せられているため、取材等を進めつつ適宜発信していく予定である。また、記事の内容に重複があるかもしれないが、読者よりの問い合わせに応じた結果、ということである。(以下次号)

株取引の利益総額470億円を生み出した手口(1)

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[相場師「西田晴男」の関与で莫大な利益]

これまでに西義輝が自殺する直前に鈴木義彦ほか関係当事者に宛てて遺した書面(遺書)の一部を公開したが、西が書き記した書面はこの他にいくつもあった中で「鈴木義彦がユーロ債(CB)で得た利益について」と題するレポートには冒頭に「宝林以外のユーロ債の発行、売却についての詳細を記載する」とあるように、エフアールから始まり9銘柄の手口が具体的に書かれている。

貸金返還請求訴訟で、裁判官が西の陳述をほとんど無視したことは触れてきたとおりだが、このレポートを読む限り、裁判官が無視した真意が分からず、不可解でならない。

第一に挙げている銘柄はエフアールで、「時期は2000年(平成12年)、1株あたり50円にておよそ50億円のユーロ債を発行し、100~360円で売却を行いました。但し、これも一部西田グループに割当株を譲渡し、協力を依頼しているため、鈴木氏の利益は約40億円です」

鈴木と西は株取引を行う際に、大量の株を取得するためにユーロ債(CB)や第三者割当増資を鈴木がタックスへイブンに用意したペーパーカンパニーが引き受けた後、西が株の売買を繰り返して株価を高値で買い支える中で取得した株を売り抜ける、というのが手口だった。

「エフアール社のユーロ債発行後、鈴木氏は私に対し、『800~1000円まで株価を上昇させるので、350円前後で買いを入れてください』との指示をしました。私は言われたとおりにおよそ600万株の買付を数日間に亘って行いました。しかし、この指示は鈴木氏が私を利用して株価を上げさせるための罠だったのです。

この時に私が使った金額は、ファイナンスを活用したため約8億円前後だったと思います。しかしながら、私が株の買付を行った直後、株価は暴落基調に入りました。最終的には平均160円前後で全株式の売却を行わなければならない羽目となり、私は約12億円の損失を蒙りました」

鈴木は、西が蒙った損失の言い訳とその損失の補填について、「西田グループが先に株を売却してしまったために売れなくなった」と言い、「後で必ずエフアール株の上昇により補填を行うから、待っていて下さい」と言ったが、その約束が実行されることはなかった。

「紀井氏は、鈴木氏の指示で、ユーロ債にて得た50円の割当株を売却した中で残りの株は1~2カ月程度の期間のうちに売り下がりにて、下値120円までで売却をしている」という。下値でも2.4倍の価格で売却したのだから、鈴木が40億円の利益を上げたのは実感できる。

問題は西が蒙った12億円の損失の処理だった。株取引をスタートするに当たって交わした「合意書」に基づけば、40億円の利益から株式取得ほかのコスト、西の損失額、東京オークションハウスの手数料(10%)等を差し引いて後にA氏と西、鈴木で三等分することになっていたが、西と鈴木は利益を二人で折半する密約を交わしていたから、A氏には一切報告をせず分配金も渡さなかった。しかし、前述したように鈴木が一向に西の損失を補填しようとしなかったために、西は鈴木に確認を求めた。「その後2001年(平成13年)の鈴木氏との打ち合わせの中で、私は損失補填の要求をしましたが、それまで見たことも無い彼の態度と言動により、彼の本心、性格を知ることとなりました」

具体的なことは書かれていないが、鈴木がものすごい剣幕で西に詰め寄り、損失補填の要求を引っ込めさせたことが分かる。そして同時に、鈴木が利益を独り占めして国内外に隠匿して行った実態も窺えるのだ。

ちなみに、鈴木は親和銀行事件で逮捕、起訴された後、表向きにはエフアールの代表権が無くなり、保有株の名義も無くなったが、実際にはそうではなく社名を「なが多」「クロニクル」と変更した後も常務の天野裕に指示をしてユーロ債の発行や第三者割当増資を実行させるという影響力を行使した。

西のレポートにも、「2005年(平成17年)に66億円(37円/1億8000万株)の新株予約権を引き受け」たとあり、およそ半数の株式売却に成功して約30億円の利益を獲得したという。売ることが出来なかった株式は香港のペーパーカンパニーやプライベートバンクに保管されたが、株価が極端に下がり株式に転換するタイミングが無かったともいう。(以下次号)

中古車ブローカー「倉持茂」が会社役員を襲わせた動機(1)

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[凶器はスタンガンとナイフ]
数年前より北関東地域から盛んに情報が寄せられている中に、過去数年間、インターネット上で連日のように「詐欺師」呼ばわりされてきた男がいるという記事があった。この男がネット上で数千件以上に及んで“標的”にされるのは、本当に詐欺を疑われる行為を繰り返し、数百万円単位から時には1000万円以上の被害を受けた人たちが数多く続出しているという情報が投稿者たちより無数に寄せられているからだ。しかも、この男、金澤(福島)明彦は、過去に広域指定暴力団の準構成員の男の配下として活動していた経歴から、被害者を軒並み脅かして警察への被害届けを封じ込め、泣き寝入りさせたことで、金澤を前面に立てながら数人の暴力団関係者(S、Rなど 後述)が関与している情報を群馬県警では掴んでいるが、ギリギリで逮捕を免れてきた模様だ。ネット上ですっかり有名になったからか、金澤は数年前より夫人(4~5人目)の姓である「福島」に変えて同様の詐欺行為を働き続けているという。

さて、今回取り上げる人物は、金澤(福島)とは30年来の付き合いがあり、今は共に地元の不良たちとつるんでいる倉持茂という男である。もちろん金澤とともに群馬県警にもマークされているが、それに加えて昨年12月に3人の不良を使って。都内の会社役員を襲撃する強盗傷害、実際には殺人未遂事件を引き起こして、警視庁もマークしている状況にある。

昨年12月11日の午前10時過ぎ、会社役員が出勤するためにマンションを出てすぐの路上で、突然、背後から首筋にスタンガンを当てられ、会社役員は一瞬意識を失いかけ転倒したが、このままでは殺されるという咄嗟の判断から起き上がって、怯んだ実行犯を捕らえようとしたところ、3人の実行犯のうち2人が前後から向かってきたが、会社役員は実行犯の1人が持っていたスタンガンを奪い取って車道に投げた。すると今度はナイフを取り出して再び襲ってきたので、それも取り上げようとしたが2人同時だったために何か所も革ジャンの上から切りつけられた。それでも会社役員が怯まなかったため、実行犯の1人が「早くやっちまえ!!」と言ったが、抵抗が強かったことから「こいつヤバイ、早く逃げよう!!」と残る2人に声をかけ、待機させていた車に急いで乗り込んだ。会社役員が車の左ドアに手をかけてドアを開け、取られた大事な書類の入った袋を右手で取り返そうとしたが2人の力には勝てず、その状態で車が急発進したため会社役員は再び路上に投げ出され左足首を後輪に轢かれてしまった。直後に救急車で搬送された病院での診断ではナイフで革ジャンの上から切られた傷が数か所、肋骨も4本折れていて全治3ヶ月ということだったが、後日の検査で左足首骨折が分かり、10ヶ月経っても未だに完治していない模様だ。

会社役員を襲った実行犯の男たちは、その後、新宿署に逮捕されたり自ら出頭したが、「倉持から頼まれて会社役員を襲った」と警察に捕まる前に自分たちの友人等に話していたため、今のところは強盗傷害(会社役員が襲われた際に書類の入った袋や財布、金庫の鍵等を盗まれた)の容疑に留まっているが、実行犯の中にナイフを所持している者がいた(会社役員は何か所も切られた)ことに加え、近づくこともできず遠巻きに見ていた人たちも「暴漢たちが会社役員を殺そうとしていたように見えた」と証言していることから、倉持が逮捕されれば容疑が殺人教唆に切り替わる可能性は高いとされる。
倉持の関与については、襲撃事件が起きたことを誰も知らない時に、倉持が当時は一番の友人に電話をかけてきて「社長の会社に電話したら、社長が事件にあったと部長から聞いた」と言ったという。また、事情を知る関係者によると、倉持は以前より懇意にしていた元暴力団組長のU氏にも事件当日に会っていて、事件の話をしていたという。しかしこの時はまだ事件が起きたことさえ誰にも知らされておらず、それにもかかわらず倉持は知っていたことになる。また、会社役員は自宅を引っ越して間もなくのことで、住所変更の手続きもしていなかったから、そのことも倉持とその関係者の2~3人以外は知らなかった。
事件後、関係者が新宿警察署の捜査員から聞いて驚いたのは、倉持が上京のたびに「飲みに行きたい」という飲食店(クラブ)に会社役員が何回も連れて行ったが、そのクラブの近くに襲撃の際に使われた車が何度も停車していたのが防犯カメラに写っていたことだった。この車両は、実は倉持がオークションで落札したものだった。そうであれば、犯行が計画的だったこと、しかも倉持が深刻に関与していたことを強く窺わせる。
ちなみに実行犯は会社役員を襲った際に金品よりも書類袋を狙っていた。書類袋の中に倉持の関係書類が入っていると踏んでのことではなかったかと関係者は言う。倉持の関係書類とは、倉持が会社役員から借り入れした金銭の借用書などの書類で、事件の直前で言えば倉持は11月末の支払予定を先送りしていた返済金の一部を12月7日に持参すると言いながら、さまざまに理由をつけてさらに先延ばししていたのだ。しかも事件後は一切倉持から連絡がなかった。そのことからも、倉持の関与がなおさら濃厚となっている。

倉持は埼玉県内で中古車販売を手がけ店舗は4~5店舗を県内に展開していたが、経営は鳴かず飛ばずで、事情を知る関係者によると、この頃にも3人で組んで刑事事件を起こしていたが、ディーラーの担当者が一人で罪をかぶったために倉持には及ばなかったという。その後、倉持は何とか商売に弾みをつけたいという希望から、会社役員の保有するスーパースポーツカーを店舗に展示してカーマニアの呼び込みを図ろうと計画し、それを会社役員に持ちかけた。
会社役員も倉持の話に快く応じ、20台以上を無償で貸したことから、倉持の店舗は一時は車専門の雑誌で大きく取り上げられて一気に日本中で有名となり店舗も繁盛したという。

「1台数千万円とか億円単位のスーパースポーツカーを無償で20台以上も貸し出すというのは、本来なら信じがたい話だから、その会社役員という人は太っ腹としか言いようがない。相手を信用したとしても1台だって貸す人はいないので、中々できることではない」とスーパーカーの業界関係者は言うが、ほとんど全ての頼み事を聞いてきた。

そうした中で、「どうしても買い取りたい車があるので、買取資金を貸していただけませんか」という話が持ち込まれるようになり、会社役員から1000万円単位の貸付が何度かあったが、これは返済されたものの、それとは別にFX取引などで借金がかさんだ揚げ句、会社役員に何回も懇願して肩代わりしてもらい、平成27年現在での借財がFX取引だけでも約19億円にも上っており、倉持自身には返済のめどを立てることが相当に困難になっていった模様だ。中には母親を保証人にした借入金もあった。

「20年以上もの長い間、何から何まで面倒を見てもらったにもかかわらず、金澤の関係で暴力団と知り合ったからと言って、倉持は車関係の仲間等には『自分には大きなバック(暴力団)がついたので何も怖くないし問題はない』と豪語していたようだ」という話が聞こえている一方で、金澤同様、最後は自己破産すれば返済を免れると考えていたようだが、詐欺や横領の疑いがいくつもあるため免責にはならない。(以下次号)

悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(7)

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〔段ボール箱10数箱が運ばれて〕
種子田が病院を担保にすると言って融資を引き出したにもかかわらず、いざとなると、公共性を盾に担保設定を拒んだり、息子が理事長であって種子田自身は関与していないという主張は、果たして罷り通るものなのだろうか。
関係者によると、「債権者は以前、腓骨神経麻痺症の症状が出て、種子田氏に請われるまま牛久愛和総合病院に1か月以上入院したことがあった。その時の経験から言えば、『オーナー室』という表札のかかった特別室のような広さと設備を整えた部屋があったが一度も使用された様子が無く、また院長以下全職員が種子田益夫氏をオーナーと呼び、種子田氏の客として債権者を最上級でもてなした、ということだった。
種子田氏が病院経営に乗り出してから、債権者から借りた金でいくつもの病院を買収し、力のある医師会や国会議員に頼んで施設の拡充を図り、医師の資格もない息子の理事長就任を図ってきた事実は病院関係者の誰もが知っていて証言している」

種子田が逮捕された平成13年から同14年にかけて、他の暴力団関係の債権者がゴルフ場や種子田の東京と宮崎にある自宅を売却したり競売にかける事態が起きた。そのうち宮崎市内の和風邸宅の競売(平成14年1月)では、種子田のダミーと見られる「汗牛社」が平成15年8月に一旦は自己競落した後の平成17年3月に息子(吉郎)が個人名義により売買で取得し、さらに同年12月に医療法人晴緑会(高知総合リハビリテーション病院と宮崎医療センター病院を経営)に転売したという事実は、まさに病院グループのトップたる息子が種子田の支配下にあることを明確に示しているのではないか。なお、汗牛社が種子田のダミー会社であることは、東京商銀信用組合が事件直後に当該土地に競売の申立をし、種子田(汗牛社)が慌てて資金を調達して自己競落した事実からも明確だった。そのようにみると、種子田が主張して止まない「病院に関与していない」という言葉は絵空事に過ぎず、「病院」という財産を密かに親族名義で蓄え、債権者が手を出せないような構図を構築してきたことに他ならない。そして、法律を悪用して財産を隠匿し、原告関係の多くの債権者を泣かせ続けている行為を決して許容してはならない。私的財産の“本丸”である病院を息子(吉郎)が任せられているのであれば、息子は当然実父益夫の負の部分も引き継がなければ不当と言わざるを得ない。

「種子田の側近だった田中(延和)や梶岡が辞めるときに、債権者に挨拶に来たが、種子田には本当に悪すぎてついていけない、債権者の前でも何度も涙を流して借金を懇願していたが、それも全てジェスチャーで帰りはいつも『してやったり』のにが笑いであったと言っていた」
田中も梶岡も種子田の借金の返済で債権者たちに言い訳ばかりを言わされていたが、側近ですら庇う気にもなれないほど種子田は悪すぎるという。種子田は灰皿や食器一つを割っても「これは、全部、自分のものだ」と言って怒鳴りつけたが、500億円以上の債務を負っていながら責任を果たさず、息子(吉郎)の支配下に置くようなやり方は決して許されることではなかった。まるで人を騙すことが生き甲斐になっているのではないかと思われるほど、種子田は牛久愛和総合病院をエサにして債権者たちを騙し、病院という事実上の私的な蓄財を息子(吉郎)に託してきた。田中は種子田益夫からもらった高級時計を息子(吉郎)が理事長についた後に返したという。また、どれだけ貢献したか分からないほど頑張った田中への退職金は、たったの100万円だったという。

息子(吉郎)が中核となる牛久愛和総合病院の理事長に就いたのは日本大学(芸術学部)を卒業して間もなくのことで、もちろん当時は医師の資格が無ければおいそれと理事長には就任できなかったし、またその後、父益夫が全国7施設の病院を買収していくたびに息子(吉郎)が理事長に就いていったが、息子(吉郎)に病院を相次いで買収する財源があった訳でもなかった。そのような父益夫の“ダミー”に過ぎない息子(吉郎)が理事長としての社会的責任をどこまで自覚して果たしてきたのかは大きな疑問である。

息子(吉郎)にとって最大の疑惑は前述したとおり、昭和50年代後半から同60年代初めにかけて医師の資格が無ければ理事長には就任できなかった課題をどうやってクリアーできたのか、という点である。つまり息子(吉郎)が理事長に就いたのは“ウラ口”であり、そのウラ口は多分に違法性の高い特殊なものだったということになる。

種子田の側近だった田中延和が陳述書に「(吉郎)が大学を卒業したのを機に一ヶ月間アメリカの医療状況を見るためにツアーに参加した」と記しているように、それが息子(吉郎)にとっては病院経営の始まりだった。医師の資格はないから、当然知識や情報も積み上がらず、経験とノウハウも無いまま「大阪、高知、九州、牛久の4ヶ所の病院をコントロールすべく東京本部を創り」、田中が専務、吉郎が常務に就いて、全て種子田益夫の指示に基づいて具体的な方針を実行し運営に当たっていたという。種子田が全国の病院を買収し、グループを形成していく中で東京本部は次第に拡充していくが、吉郎はそこにアグラをかいていたに過ぎず、全ては父益夫の指示によって側近の田中が吉郎のためにお膳立てをしたのが実態だった。そして、種子田が刑事事件で有罪となり刑務所に服役すると、これも種子田の指示に基づいて病院グループは積極的に種子田のアイワグループとは一線を画していったという。

しかし、病院の買収や施設の拡充が種子田の巨額債務によって進められ、今日を迎えていることは明白だから、その事実を無視して病院の経営だけを切り離した状況を維持しようとすること自体に問題がある。なお、田中は一歩も二歩も下がったような口ぶりで語っているが、実際には田中がいなければ、アイワグループも病院も現在の形にはならなかった。(以下次号)

悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(6)

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〔息子(吉郎)もコンプライアンスに抵触か〕
ところで、冒頭にも挙げたように種子田は平成9年に武蔵野信用金庫から受けた融資を巡る背任事件が表面化して警視庁に逮捕される事態が起きた。東京地裁は平成11年6月28日に無罪判決を言い渡したが、控訴審ではそれを破棄して有罪(懲役1年6月)の逆転判決となった。種子田は上告したが、その最中の平成13年10月5日に東京商銀信用組合を巡る不正融資事件が表面化して東京地検に逮捕される事態が起きた。さらに加えて国民銀行が平成12年に経営破たんしたが、その最大の要因が種子田に対する90億円を上回る不正融資だった事実も明らかになった。

この融資には石川さゆりの個人事務所が立ち上げたカラオケボックス運営会社「カミパレス(ドレミファクラブ)」に対する巨額の融資が発覚し、石川さゆりの事業を応援していたのが種子田だったことから、一躍マスコミでも取り上げられることになった。国民銀行の融資で種子田が逮捕されることはなかったが、同行の不良債権を引き継いだ整理回収機構が種子田と石川に対し損害賠償請求訴訟を起こし、最終的に種子田には52億円、石川については10億円の支払い命令が下されたちなみに東京商銀信用組合事件で種子田は平成16年2月、懲役3年6月の判決が下され刑に服した。その後、石川さゆりは返済を続けてきた模様だが、それに反して種子田は返済を滞らせているという。そのことだけでも人間性が分かる。石川さゆりの債務は、元はと言えば種子田が作ったものだ。息子(吉郎)や病院の繁栄を考える前に周囲の関係者にやるべきことをやるという言動が種子田には一切見られない。常に拝金的な考えしか持たないから、そういう発想になるのだろうが、実に浅ましい家族としか言いようが無い。

こうした種子田を巡る刑事事件が頻発したことで、債権者による貸金の回収がままならない状態が数年間続いた。

 

種子田が保釈された後の平成15年5月15日、債権者は種子田の来訪を受け、その場で債務の確認を行ったところ、種子田は否も応も無く認めたという。


「種子田が拘留されたり保釈されても、債権者の前に姿を現すことはほとんどなかったが、それに代わって種子田の部下たちや経理の社員が毎月債権者の下を訪ねて、手形の書き換えや債務確認が行われたが、彼らが返済原資に挙げるのはゴルフ場の売却や会員権であって、病院には一切触れなかった。病院の売却については『社長、一度息子(吉郎 =写真)と会って下さい』という話が種子田の側近の一人で、病院事業の立役者だった田中延和氏から出たが、種子田氏の当時の代理人だった関根栄郷弁護士に止められて実現しなかった。ただし、息子(吉郎)は田中氏から言われ、その後、債権者の代表に電話を架けてきたが、卑しくも病院の理事長とは思えないぞんざいな言葉遣いで『社長さんの関係者は金持ちが多いので、そちらで処理して下さい』と言って、一方的に電話を切ってしまった。もちろん謝罪の言葉はなく、その後も一切電話が架かってくることはなかった」(関係者)

種子田は以前より反社会的勢力との親密関係が指摘され、社会的にはコンプライアンス上で問題ある人物とされてきたのはもちろんだが、息子もまた実父益夫に代わって暴力団関係の債権者に金利を支払っていた事実があるだけに、今後、さまざまな事実が明確になれば実父益夫と同様にコンプライアンス上の問題が浮上すると思われる。

〔銀座で8億円を使った〕
弁護士の関根栄郷は、それまで種子田の委任を受けた弁護団が15人ほどいた中で、種子田の言動や暴力団との深い関係、付き合い方に嫌気して相次いで辞任していったのに唯一親密な関係を続けていた。関根も種子田と二人で銀座のクラブを飲み歩いていたが、時に債権者と鉢合わせをすると、関根と種子田が飛んできて、『できるだけ早めに返済します』と挨拶する場面があったという。債権者がクラブの社長たちから聞いた話では、銀座で一番金を落とす客は誰か? という話があり、種子田が突出してNO.1であり、多いときでは1ヶ月で8億円にもなったという。確かに種子田の銀座での使いっぷりは有名だったかもしれないが、好みの女性を口説くためだけに店に姿を見せていたそうで、決して褒められる飲み方ではなかったという。「息子(吉郎)も父親同様に行儀が良いとはいえない」とは息子を知る店長やマネジャー、多くのホステスたちの証言である。

だが、種子田が銀座で落とす多額の金の出所が、ゴルフ場の会員権の乱売で得た事実上の裏金であり、また息子(吉郎)が管理している複数の病院からの“上納金”でもあったと言われており、これはゴルフ場や病院にとっては明らかな背任行為で刑事事件である。

また平成22年12月9日の面談の際にも、債権者が年末までに具体的な返済計画の提出を求めたが、種子田は「年明けの1月にして下さい」と言って態度を明らかにしないまま帰って行ったが、それ以後は一切連絡が取れなくなり、種子田からの音信も途絶えてしまったという。(以下次号)

悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(5)

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〔医師の資格が無いのに息子(吉郎)が理事長に〕
しかし、債権者にとって最も許し難かったのは、「愛和グループ」の病院を事実上の担保にして債権者や債権者の知人から巨額の融資を受けながら、種子田が取った行動は、息子の吉郎を病院の理事長に据えたまま、種子田と病院の関係を本格的に疎遠にして、原告である債権者や債権者の多くの友人や知人から病院を守る態勢を構築したことだった。
種子田が融資を依頼した際に「病院を担保に供することはできる」と言明したことから、いざその実行を種子田に促すと、病院の公共性を盾に「担保提供はすぐには難しい」と言い出し、さらに時間が経過すると、「病院は自分のものではないので、これから働いて返します」と開き直った返答に終始していったのである。

だが、種子田がオーナーとして病院を支配し続けてきた事実は牛久愛和総合病院の初代院長だった故村山良介を始め、日本医師会の参与だった檜田仁、東邦大学医学部教授だった永田勝太郎などが種子田の依頼に基づいて病院の拡充や医師の派遣等で尽力した事実を「陳述書」にもまとめていることでも明かであるまた愛和総合病院が開設した当時、医師の資格が無ければ理事長には就けなかったにもかかわらず、何の資格もない吉郎(日本大学芸術学部卒)が愛和総合病院ほか傘下に収めた全国の病院でも理事長職に就いた背景には「地元茨城県出身で自民党の厚労族の重鎮たる丹羽雄哉衆院議員が種子田氏から数千万円の献金を受けて厚生省に強く働きかけた賜物だった、という指摘があった」(関係者)という。「種子田が病院のオーナーである事実は病院職員の隅々まで知れ渡っていた事実で、決して揺らぐことはない」(関係者)

「私が病院のオーナーであることに間違いはないので、いざとなったら病院を売ってでも必ず返します」と種子田は言い続けたが、卑劣にも掌を返すような豹変ぶりでその言葉を翻したことから返済は滞るばかりだった。(以下次号)

悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(4)

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〔領収書は偽名の「石原」で〕
ところが、債権者による種子田への可能な限りの協力がなされたにもかかわらず、債権者の周囲からは耳を疑うような話が数多く聞こえてきたという。関係者によると、
「債権者が種子田へ融資をした際、金利分を先取りしたのは額面12億円の時の1回だけで、その後は大半が月2%だったのに、種子田氏は周囲に『金利をいつもまとめて引かれて手取りが殆どない』と語ったそうだが、そもそも金利先取りの話は種子田氏が言ったことで、しかも一度だけだった。債権者から言ったことではなかった。そして金利先取りの話は、すべて種子田氏が返済を先送りするために頼んできたことだった」

また、融資が実行されてから3年4年という時間がたつ中で、返済が殆ど実行されなかったことに業を煮やした債権者が困惑しながら確認を求めたところ、種子田が「(平成10年の)年末までに最低20億円を返済する」と約束しながら、実際には1億円しか持参しないことがあった。債権者が多少は語気を荒げて「何だ、1億円ですか!?」と言った場面があったという。ところが、これについても、種子田は20億円の返済約束を隠して「1億円を持って行ったのに、『何だ、たった1億円か』と言われた」と周囲に愚痴をこぼしたという。
債権者にしてみれば、何年も返済を待たされ、ようやくうち20億円の支払を約束できたというところに、持参したのが1億円だったら、誰だって文句を言うのは当たり前のことである。

さらに領収書についても、債権者は種子田から「石原という名前でお願いします」という依頼があったため、全て「石原」名で領収書を発行していたというが、種子田は「返金しても受領書を出してくれない」などと、とんでもない話を周囲にしていたらしい。これでは、話を聞いた人たちが誤解をするに違いない。債権者の耳に入った話は以上のような次第だが、種子田が他にいくつも作り話をしていた。

ちなみに、長い間逃げ回っていた種子田が平成22年12月9日、ようやく債権者の前に姿を現した時に債権者が最初からのいきさつの全てを話し、「違っているところがあれば、些細なことでも全て言って下さい」と問い質した。すると、種子田は「社長のおっしゃる通りです。済みませんでした」と、ひたすら謝っていた。
しかし、そうした状況下でも種子田はその時「ところで社長、2500万円をお借りできませんか?」と真顔で尋ねたという。
「債権者もこれには本当に呆れ果てたが、種子田氏は債権者の知人にも声をかけ『手数料を払うから社長を説得して』と依頼していたという話が聞こえて来た時には、さすがに債権者も怒りを露わにしていた」(関係者)
種子田の約束や謝罪の言動がいかに言葉だけに過ぎないかがよく分かる。(以下次号)

悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(3)

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〔牛久愛和総合病院のオーナーは種子田益夫〕
種子田のまるで際限がないような金策に債権者は手を焼きつつも、遂には根負けして「自分の周辺関係者に相談するしかない」という考えを種子田に伝えたという。
すると、種子田は「融資を戴けるなら、どのような担保提供にも応じます」と言い、「愛和グループ」系列のゴルフ場(イタリア所在のゴルフ場も含まれていた)や病院を担保に供すると持ち掛けてきた。何人もの債権者の友人たちも種子田の話を聞いている。
その当時、種子田が経営するゴルフ場は宮崎、広島、兵庫などに複数か所あり、また病院も茨木県牛久市の「牛久愛和総合病院」を核に全国の病院を相次いで買収している最中にあったようで、それならば債権者は周辺関係者に相談できるかも知れないと思った。種子田が旺盛に病院を買収している事実、そして債権者から借り受けた資金を病院買収や設備の拡充に投下して入る事実を証言する者も種子田周辺や病院関係者など多数に及んでいる。

種子田による担保提供の話を踏まえ、債権者が知人に相談を持ち掛けると、何人かの関係者から「病院を担保に提供できるなら協力できるかも知れない」という返事があった。
債権者が種子田に「本当に病院を担保に出来るのか?」と念を押して尋ねた。すると種子田は即座に「大丈夫です。息子(吉郎)に理事長をさせていますが、実際の経営者は私なので、担保に入れることは全く問題ありません」と確約したのである。ちなみに、種子田は「灰皿からコップの一つまで全て自分のものだ」と豪語していた。

しかし、その後も日増しに種子田への融資額が増える中で、債権者が担保提供の話を具体的に進めようとしたところ、種子田が「私の病院は、東邦医大、東京女子医大、京都大学医学部の応援や支持を受けて成り立っており、その担保価値は牛久の愛和総合病院だけでも500億円以上は十分にあります。しかし、茨城県を始め厚生省や社会保険庁の監視下にあるため、今すぐには担保にすることはできませんので時間を下さい」と言を翻したのである。

また一方で、種子田は「病院は私、種子田益夫のものであり、私が自由にできるのです。借り入れの担保はゴルフ場会社やアイワコーポレーションにしますが、私が借入をすることは病院が借入をし、病院が保証するのと同じと思って下さい。必ず、借りた金は病院で返します」とか「私の息子も『病院は父から預かっているものなので、いつでもお返しします』と言っているので、大丈夫です」などと疑う余地もないような言動を繰り返したことから、結果として債権者が窓口となり、債権者の複数の知人を巻き込んだ格好で種子田への融資が継続されたという。

関係者によると、今回の訴訟で基本になっている債権額は、正にこうした状況下で発生したものであったという。種子田が「手形が回ってきて、これを処理しないと病院経営までおかしくなる」と言って債権者に過分の協力を頼み続けたひとつの証である。(以下次号)

悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(2)

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「あなたの信用で知人から借りて」
「種子田の人柄や考え方、過去の事業歴が一部でも分かっていれば、融資はもちろん付き合い方も変わっていた」と関係者が言うように、種子田の実態は、事業家としての顔などあくまで表面的なものに過ぎず、ゴルフ場の経営は赤字続きで火の車状態にあり、会員権は裏で5000人前後も募集と販売をしていたのが実情だった。しかし、種子田はその事実を世間には隠し、唯一利益が出始めていた病院経営をさらに拡大するために周辺から借り受けた資金を集中的に投下していたのである。

(写真は手形小切手の一部)

しかし、実際の種子田の日常は株式市場で仕手戦を仕掛ける相場師への資金融資でハイリスクハイリターンによる利益獲得を目指し、それを業とするほどにのめり込んでいたから、法的にも問題のある行動を繰り返していた。その一つの例が平成14年2月に東京地検特捜部が着手した、志村化工(現エス・サイエンス)の株価操縦事件だった。あるいはベンチャー企業の、株式市場での上場による資金調達に関わり、企業の決算対策で不良債権を引き受けて粉飾に加担するようなことも平気で引き受ける人物であることが次々に判明していったのだ。

種子田による債権者への猛烈なアプローチがさらに強まる中、種子田より依頼され12億円の融資を実行した直後からも連日のように債権者の会社に電話をかけてくるかと思えば、予約も無く唐突に訪ねてきて債権者に面会を求める様になった。そして、次から次へと「手形が回ってきた」と言う理由で金策を頼むようになった。

「債権者は、自身の性格や生き様から、一旦口に出して約束したことは必ずやるということを信条としてきたから、種子田氏の融資の要望にも可能な限り応じていた。
とはいえ種子田氏の金策の要求が五月雨式に繰り返され、正月の元日にも部下の大森という社員を債権者の自宅に使いに出すことさえあった。こうして、返済が一切ないところでエスカレートしていく種子田氏の要求に対して、さらなる融資に応じることが難しくなり、『これ以上の融資は無理だ』と伝えたことが何回もあったほどだ」

ところが、種子田はひるむことなく「社長の信用ならば可能だから、他から引っ張って欲しい」と言って、債権者の友人たち数人の名前を出して依頼することさえあったという。友人たちの名前をどこで調べたものか、債権者は呆れて、とんでもないことを言う人だと思いながらも、その度に種子田が土下座して、涙を流しながら「何とか助けて下さい。お願いします」と頭を床に押し付けながら繰り返し懇願したため、債権者も折れて協力する方法を考えざるを得なかったという。(以下次号)

悪のレジェンド「種子田益夫」に新たな訴訟(1)

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〔7億円何とかなりませんか〕
これから触れる内容は、何年もかけて数多くの関係者から聞き取りを続け、それらの情報を精査したものである。

種子田益夫。今でこそ一般にはその名が知られていないかも知れないが、昭和から平成の時代にかけて、武蔵野信用金庫、国民銀行、そして東京商銀信用組合などの金融機関から不正に融資を受けて、そのいずれでも特別背任等の容疑で逮捕起訴され有罪判決を受けた名うての事件師だ。国民銀行の事件では、演歌歌手の大御所、石川さゆりの“パトロン”としてマスコミでも取り上げられ一躍有名になったが、その種子田が今年の7月に貸金5億円の返還を求められる訴訟を東京地裁に起こされていたことが、このほど分かった。

訴訟を起こした債権者(原告)の関係者によると、「この5億円は貸金のほんの一部に過ぎず、種子田氏への最初の融資が発生した平成6年以降、貸金が返済されたのは2回程度、それも債権者に信用を植え付けることを目的としたもので、その後の融資では元金はおろか金利の支払もされずに累積していった結果として、債権の総額が平成15年5月15日の時点で368億円に達していた」と言うから、想像を絶するような金額である。それ故、関係者も「今年(令和元年)現在で債権総額の全額を請求することは可能だが、元金の一部のみを請求することにした」という。種子田を巡る事件もまた詐欺同然の手口が満ちている。

種子田益夫という人物の経歴を見ると、これまでに種子田が行ってきた事業は多種多様で、出身地の宮崎県では21歳の時に丸益商事を起こして金融業を始めたが、わずか2、3年で経営が破たん。その後、兵庫県や愛知県、岐阜県周辺で10数年を過ごした後に丸益産業を興して宮崎県に戻り養豚業を開始するが、これも3か月ほどで経営に失敗し丸益産業も手形不渡りを出し、会社としての機能が完全に失われた。その後、種子田は宮崎を離れたが、昭和50年頃に再び宮崎に戻り金融ブローカーやドライブインを経営するうちにキャバレーやサウナ、パチンコ店等を経営するようになった。しかし、2年後の昭和52年頃に地元の金融機関に貸しを作って、いつでも融資を引き出せることを目的に不良債権を肩代わりしたことが原因で丸益観光グループ各社は軒並み倒産した。ちなみに種子田はいつの頃からか山口組のフロント(企業舎弟)という裏の顔を持つようになり、地元の宮崎県出身の国会議員との関係を深めていた模様だ。
こうした経歴を見れば分かるように、種子田は事業意欲は旺盛でも経営手腕には大きな疑問があった。

(写真下:債務承認書)

 

訴訟を起こした前述債権者が種子田に初めて会ったのは平成6年頃のことで、種子田が負っていた債務の一部約1億5000万円の弁済のための資金を貸し付けたのが始まりだったという。当時、種子田は「愛和グループ」を率いて複数のゴルフ場ほか多種多様な事業経営を手掛ける“実業家”として振る舞っていたが、実際に利益を出している事業はほとんどなく、経営は事実上“火の車”状態だったことが後日判明した。債権者はそうした種子田の実像を知らないまま、紹介者から「月に1割以上の高利に苦しんでいる」という話を聞かされて協力することにしたという。

この債務約1億5000万円(月3%の金利)について種子田は約束の3か月という期限内に完済させたために債権者は信用した模様だ。

種子田の債権者への弁済をした翌日から、種子田による債権者への猛烈なアプローチが始まった。
「種子田から債権者の会社に電話がかかり、『ぜひ、お食事をご一緒したい』と、東京・赤坂の『口悦』という料亭に招かれた。債権者は別の債権者との調整をしたことに種子田が感謝して食事に招かれたと思い、誘いを受けたが、その夜は種子田氏から特段の話も無かったため、『すっかりご馳走になりました』と御礼を言って種子田氏と別れたそうだ。
ところが翌日から、種子田氏が連日電話を架けてきて、その度に『口悦』で食事を伴にすることが4日も続いた。そうなると、さすがに種子田氏には何か思惑があるのではないかと債権者は考えたが、種子田氏からは一向に具体的な話も無かったため債権者も敢えて聞かなかった」(関係者)

しかし、その翌日もまた種子田から電話が入り、債権者は「口悦」に出向いたが、連日の誘いを理由も無く受けるわけにはいかず、「何か私にお話したいことがあるのではないか?」と尋ねることになった。すると、種子田がようやく「7億円、何とかなりませんか?」と本音を切り出したのだ。
債権者が詳しい話を聞くと、種子田には別に強硬な債権者がいて、その調整で協力をお願いしたい、と胸の内を語った。そして「月に1割の金利は問題ないが、食事のたびに2000万円を持参するのが重荷だった。暴力団とは、これを機に縁を切りたい」とも言った。債権者が「これで全て解決できるか?」と尋ねると、種子田は「はい、これで解決します」と答えた。
種子田は、返済は10カ月後になるが、その間の金利はまとめて天引きして欲しいとも言った。また金利は月に5分と種子田は提案したが、それでは金利が高過ぎて返済に窮することを心配した債権者は考え、「もっと安くても良いので、月3分でも十分ですよ」と言うと、種子田は「では4分でお願いします」と言う。債権者が計算すると、貸付金の額面が12億円ならば、月4分の金利を差し引いても手取りで7億円余りが可能になったと種子田に言ったが、種子田は「これで是非お願いします」と頼んだ。

前出の関係者によると、債権者は種子田とのやり取りから「これですべてが解決するなら」と考えて種子田の要望を承諾したが、これが後から考えれば大きな間違いだった。先にも触れた通り、種子田は実業家を装っていただけだったからである。
種子田から食事に誘われた中で、種子田は「宮崎で車のミュージアムをやりたい」と言い出したが、種子田が10台以上の車を東京都内の環八通り沿いと愛知県一宮市のインターオートに預けていたことを債権者は承知していたので、この話だけは本当だろうと思った。その時、債権者が世界に5台しかない車を所有していることを知っていたようで、「(それらの車を)ミュージアムの目玉にしたい」という話を口にしたので、購入した当時の定価は3億5000万円(現在の価値は10億円以上)だったが、3億円で売ることにも同意したという(ただし、車の引渡しは債権債務の処理終了後とした)。しかし、その後の種子田の対応を考えると、こうした話を種子田が口にしたのも債権者への懐柔策の一環だったのではなかったか。(以下次号)

金の亡者 名家滅亡への道(1)

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日本有数の名家に驚愕の疑惑が浮上した。
東京は杉並区内の閑静な住宅街の、ひときわ大きな敷地にプール付き豪邸を構え、ベントレー、ベンツ、ポルシェほか高級外車を10台前後所有し、若い女を自由気儘に乗り替え、我が世の春を謳歌する自称“男の中の男 G社長”という人物が話題の主である。
東京渋谷にあるA学院大学出身のG社長がオーナーを務める会社は、文京区本郷に本社ビルを構えてビルメンテナンスや設備施工を業とし、グループ企業は20社を超える規模で、総資産は個人と法人併せて数千億円といわれている。
しかし、この男の錬金術が正常とは決して言えないのである。
金にものを言わせ下請けを泣かし、社員へは雀の涙ほどの給料で労働を強いる正にブラック企業で、自分だけ良ければ主義の典型的な人物なのである。
個人的に女を口説くのに必要だとしてブランド物や宝石、貴金属などを100万円単位で買うための裏金作りに余念がないというのだ。裏金は関連会社や自分の配下の会社を利用し上納させているという。
G社長の実兄は東大卒のエリートで、3大メガバンクのひとつである某銀行のトップを経て、現在は誰でも知るホテルチェーン企業の代表取締役に納まっており、日本経済界のドンと言っても過言ではない人物という。真面目で慎重派であるためか悪い噂はないが、しかしG社長は実兄と違って錬金術にばかり精を出し、しかもその方法が誠にえげつない。
「会社の年商が800億円規模で、G社長の個人年収は2億円とも3億円とも言われるが、経営陣の役員の年収は1000万円台に過ぎない。大企業の役員で1億円超の年収がザラということで話題になるような時代に、G社長の会社は個人商店そのもの」(関係者)
一般庶民からすると、そこまでの資産家に裏金など必要ないと思われるかもしれないが、そこは守銭奴の守銭奴たる所以であり、出すのは舌でも惜しみ、例え一円玉でも貪る一種の金銭中毒者と言えよう。
地位も名誉も財産も全てを持ち合わせているG社長であるが、残念なことに度胸が極端に欠如しているらしい。G社長は抜群な経済力を武器に企業買収や不動産買収を手掛けている中で、荒稼ぎを目論む代償として反社会的勢力との衝突も避けられない。
この状況に陥ると、G社長はビビリまくり、何と仲介者を入れて問題解決を図り、自分はすっかり影に隠れてしまうのだという。
コーポレートガバナンスやコンプライアンスが叫ばれて久しいが、反社会的勢力の人間と写真を撮っただけでも大問題なのに金のつながりまでできたことが発覚すれば、即座に暴力団排除条例の対象となり、社会から抹殺されるリスクは極めて高い。
しかし、それでも今だに金融機関から取引停止になっていない理由が有るとしたら、それはG社長が実兄の庇護の元にあるからという可能性を否めないのである。
仮に実兄に対する数々の忖度が働き、弟が守られているとすれば、名家といわれるG家全体への悪影響も免れまい。
今回は本誌が得ている情報を基に一部を記事にしたが、G社長が蔓延る限り悪徳財閥の謗りは免れなくなるに違いないから、今後も継続して真相を究明する。(以下次号)

貸金返還請求訴訟証拠書類を再検証する(2)

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(1)確認書
平成11年9月30日付で、A氏がエフアール宛に出した「確認書」は、鈴木が融資を受けるためにA氏に振り出した手形(13枚)を、同社の監査の都合上、どうしても一旦お預かりしたいという鈴木の依頼に応え、A氏の温情で手形の原本と共に渡したものだった。もちろん、それまでに貸付金の返済は一切ない。
ところが、鈴木はこの「確認書」を悪用して、「A氏に対する債務は完済された」
という主張を法廷の場に持ち込み、さらに「債務者はエフアールで、被告は関知しない」とまで主張した。しかし、当時のエフアールは、経営が危機的状況にあり、手形を持ち出した経緯から見ても、鈴木個人の責任ははるかに大きかった。A氏が金員を貸したのは鈴木個人であって、会社であれば天野が対応しなければならなかったが、当時A氏は天野とは電話で話したことも無く、面識すらなかった。
なお、鈴木はA氏の手元にある多くの「借用書」や「預かり書」等の書類(全て原本)を「回収漏れ」と言ったが、鈴木を知る誰もが「鈴木は相手方には出来るだけ書類を渡さずに口約束だけをして、仮に書類を出すことがあった時には、100%回収することに執着する男で、回収漏れなど絶対にあり得ない」と言う。
平成11年7月30日に西がA氏に納めた利益の分配金15億円について、鈴木はA氏に対する債務の返済金であると言って、「確認書」との整合性を取るために支払日を無理やり9月30日と主張した。しかし、西が15億円をA氏の会社に持参したとき、A氏は「合意書」に基づいて、自分の取り分を5億円とし、残る10億円は西と鈴木のA氏に対する債務の返済金の一部に充てるという手続きをした。また、A氏は心遣いで「鈴木さんと分けなさい」と言って西に1億円を渡した。その翌日、A氏の会社に西と鈴木が訪れた際、15億円の処理と1億円を西に渡した件を鈴木に確認すると、鈴木は「有難うございました」とA氏に礼を述べた。15億円が鈴木の言うように返済金であるとしたら、そのうちから西と鈴木にそれぞれ5000万円を渡すようなことは無かったはずだ。
(2)借用書(15億円と10億円)
平成14年6月27日、A氏が鈴木に対する貸付金の整理をするために鈴木を会社に呼び確認を進めた際、鈴木が「A氏社長への返済で西に10億円を渡した」と主張した。驚いたA氏が同席していた西に確かめたところ、西が授受を渋々認めたために、鈴木への債権25億円から10億円を差し引いて15億円とし、西も10億円の借用書を書いた。A氏は鈴木に対し「私に対する返済金であれば、なぜ直接来て話をしなったのか。もしそれができないときでも、なぜ『西に社長への返済金の一部として渡した』ということを、最低電話ででも何故言わなかったのか」と言うと、鈴木は「済みませんでした」と言って謝罪し俯いた。ところが、西が鈴木から受け取った10億円はA氏への返済金などではなく、「合意書」の破棄を西に執拗に迫り、その結果、複数回にわたって西と鈴木の間で報酬名目の金銭の授受が発生したものであった。平成18年10月16日の三者協議の折に、西が鈴木に「これくらいは認めろ」と言うと、鈴木も渋々認めた。
鈴木はその後、法廷に提出した証拠資料(「乙59号証」)の中で、「6月27日に、原告(A氏)との間で債務合計金25億円とする準消費貸借契約の合意をしたことがあるか」という被告側弁護士の質問に「全くない」と言い、続けて「西に対して『原告に支払うべき25億円のうち10億円は西に預けている旨を述べたことはあるか」という質問にも「ない」と言って、A氏からの借入金を25億円に減額する旨の協議など6月27日には無く、A氏への返済金10億円を西に渡したことさえも否定した。当日の二人の借用書には確定日付がある。
しかし、これまで触れている通り、A氏が「今後は株で大きく利益が出るから、鈴木への貸付金40億円以上(約束の遅延損害金30%では60億円以上)を25億円にして欲しい」という西の依頼を了承して6月27日の面談協議になった経緯があり、その場で鈴木が「西に10億円を渡した」という発言がなければ、さらに減額した15億円の借用書を作成することなどなかったし、西もまた10億円の借用書を作成してA氏に渡すことなどなかった。
(3)和解書
平成18年10月16日に作成された「和解書」について、鈴木は「西が香港で殺されかけたという事件の容疑者にされる、という不安と恐怖感、そして側近の紀井に裏切られたという衝撃から、書面に署名指印してしまった」と主張して、「公序良俗違反」「強迫」「心裡留保」という根拠を並べ立てた。あたかもA氏と西に脅かされたからということを強調した。さらに、A氏の会社はビルの8階にあるが、そのフロアーに上がるエレベーターを止められ、監禁状態に置かれたとか、A氏と反社会的勢力の大物とのツーショットも見せられた、と言い、脅迫を受けたかのごとき主張をした。しかし、当日の面談は録取されており、A氏や西が鈴木を脅かした事実など無いことは明白で、紀井が鈴木の指示で取得株式を売り抜け、巨額の利益金を確保している事実を突きつけられたため、弁明が通らないと覚悟して、それでも隠匿資金の流出を最小限に食い止めるために、さっさと「和解書」に署名、指印したことが推察される。なお、鈴木は「合意書」も「和解書」も2度3度と注意深く読んでおり、「文言に不備があれば修正する」というA氏の言葉にも応じて署名、指印したのである。ちなみに、裁判に提出された音源は最後の部分が切れているという不手際があったが、西が別途に録取したものには録音されていた。
「和解書」作成後、鈴木は頻繁にA氏に電話を入れ、「和解書」を追認する言動を繰り返した。さらに、同年10月23日にはA氏の会社を訪れ、「和解書」に記した50億円の支払方法等について、より具体的な内容に触れた。(当日の録音記録もある)
前記電話でのA氏との会話の中で、鈴木が「西が株を買い支えするために蒙った損害は70億円と言っているが、正確な数字を知りたい」と尋ね、2~3日後にA氏が58億円数千万円と伝えると、鈴木は「その損失額は利益から差し引いて3等分するべきですね」と言った。この発言は、まさに「合意書」に基づく株取引が実行された事実を鈴木自身が認めたものだった。
三者協議の場で、紀井が株取引の実態を証言した事実を巡って、鈴木が西義輝に対して「じゃあもう命落とせば良いじゃないか今。そんだけの腹あるのかお前」(録音記録より)という発言をしたが、「強迫された」と言っている人間が、強迫しているという人間に吐く言葉ではない。(以下次号)

貸金返還請求訴訟証拠書類を再検証する(1)

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〔多くの証拠物が語る鈴木の悪事〕
先に「海外の隠匿資金1000億円超の全容解明へ」の記事で、A氏が裁判所に提出した証拠(未提出分を含む15点)を掲載したが、読者より「もう少し詳しい説明が欲しい」という問い合わせがあった。そこで、改めて主要な証拠一点一点について、それが作成されたときの経緯や背景事情を具体的に取り上げる。
(1)合意書
平成11年7月8日にA氏、西、鈴木の三者が「合意書」を交わした。同年の5月末に西が宝林(現サハダイヤモンド)の株式800万株を買収し、鈴木と西は同株をきっかけにして大掛かりな仕手戦を仕掛けようとするが、株価を安定的に高値維持させる資金が覚束ず、宝林株800万株の資金3億円を出してくれたA氏に相談を持ちかけたのが7月8日だった。
それまでA氏や西と会った際の鈴木は、どちらかと言えば寡黙で、常に西を立てる対応が多かったが、その日は別人のように饒舌で、A氏を説得し続けた。「これまでに20~30億円という授業料を払ってきたので、(利益を出す)絶対の自信があります」と力説し、株取引は宝林株で終わらず、いくつもの銘柄を仕掛けていくので安定的に資金が必要であり、それを社長にお願いしたい」と懇願した。さらに鈴木が、A氏に負っていた多額の債務を返済するためにも、この株取引を成功させたいと力説したことからA氏は応じた。
ところが、鈴木は貸金返還請求訴訟の法廷で「A氏から資金提供を受けるために必要だという西に協力して、書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった。事実、その後、社長とは株の話は一切していない」と主張した。
西がA氏から宝林株800万株の取得資金3億円を借り受け、その直後からの株取引で株価を高値誘導するための買い支え資金もA氏から支援を受け、実際に鈴木の指示する銘柄の株価を高値誘導し、そのタイミングで鈴木の側近であった紀井義弘が売り抜けた事実は、紀井の証言からも揺るがない。
西が鈴木に言われるままにA氏に株取引の情報を入れず、またA氏と鈴木の関係を故意に希薄にするような対応をしたために、A氏は蚊帳の外のような状況に置かれたが、そのことで『合意書』に基づいた株取引は無かったという鈴木の主張は正当化などできるはずは無かった。何より、西が志村化工の相場操縦容疑で東京地検に逮捕された際、鈴木の側近であった武内一美も逮捕され、鈴木の関係先が家宅捜索されていた。取り調べで、検事が執拗に鈴木の関与を追及しても、西が頑なに否認し続けたからこそ、鈴木は首の皮一枚で助かったようなものだった。
また、宝林株の売却利益について、鈴木自身が「JAS(宝林)の件では、双方(社長と西)に資金を渡しているはずです」と、「合意書」の効力(実績)を認めている。すでに触れたように、西は宝林株取引の利益分配で30億円を受け取った事実を明らかにしたが、鈴木はいつ、いくらをA氏に渡したというのか?
(2)念書
平成9年9月初旬から同10年5月にかけて、鈴木が資金繰りのためにA氏から借り受けた金員は約28億円に上った。その内訳はエフアールの手形13枚で総額約17億円、借用書で3億8000万円だったが、その他にいくつもの物品を持ち込んでA氏に言い値で買ってもらった中にピンクダイヤモンド(1億3000万円相当)とボナールの絵画(1億7000万円相当)があった。鈴木は後日、ピンクダイヤモンドと絵画、さらにはA氏が保有していた高級腕時計を「売らせてほしい」と言って持ち出したにもかかわらず、売却代金も払わず現品も返却しなかった。それらの売却代金約7億4000万円も、準消費貸借として鈴木の債務となった。
証拠である念書は平成10年5月28日、鈴木がA氏の会社を訪ねた際に持参してきたもので、エフアールの常務取締役、天野裕の署名、押印もあって、A氏はピンクダイヤモンドを鈴木に預け、念書を受け取った。
ところが、その3日後の5月31日、鈴木は親和銀行を巡る不正融資事件で警視庁に逮捕された。A氏はその情報を入手していて、5月28日に鈴木に伝えたほどだが、それでも鈴木の依頼に応えてピンクダイヤモンドを預けたのはA氏の温情だった。しかし、鈴木はA氏の温情を悪用した。
A氏に買ってもらったはずの絵画は、すでに他の債権者に担保として預けられており、また高級時計は知人に持ち込んでバセロン3セットで6億円を借入した事実が確認されている。
また、鈴木は、平成9年10月15日付の3億円の融資で作成した借用書をもって「A氏より買ったもので、それが3億円の借用書」と主張した。ピンクダイヤモンドをA氏から預かる7カ月も前のことである。まったく支離滅裂な主張でしかなかった。(以下次号)

鈴木義彦からの2通の手紙(2)

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〔私一人で立案し稼いだ金〕
「私はこの3年間で西と会ったのは、(略)2回きりです。TELも1回、それきりです」
「特に今回、私を陥れるため作り上げた香港での殺人未遂事件は、考えれば考えるほど、頭にきて眠れません。到底許せることではありません。第三者を入れ、ウソだった、作り話だったと判明させなければ、納得がいきません」
「(紀井は)話し合い当日に全ての仕事をほっぽり出して逃亡していますが、私の被害が多方面で非常に大きいということ。また、やり方が非常に卑劣だということ。また、紀井は、国内外の関係者数名に、私が殺人を犯すような人なので、私の所を辞めたと言っています。(略)このような話をされては、私の国内外における仕事の被害も甚大です。許せません。(略)3人が共謀して、私を陥れようとしたのか、疑念を抱いてしまいます」
鈴木は紀井に約束した報酬の1/100も払っていないのに、よく言えると思うほど身勝手な事情を書き連ねている。
「今回の件も話がほとんど漏れており、どちらにしても、西と紀井がいる限り、秘密保持は出来ません。何とか紀井本人を捕まえて、第三者を入れ、キッチリ紀井から本当の事情を全て聞きたいということ」
そして、「合意書」の件になると、
「よく振り返って考えると、何の株を買うとか、どのくらいの数量を買うか等、株に関することで、3者で話し合いをしたことが一度も無いということ。(西と2人でも一度も無い)また、私一人で立案し稼いだ資金を、国内外の移動という、現在もっとも難しいことで、なぜ、一人だけでやらなければいけないのかということ」
「合意書」を交わして、A氏に株価の買い支え資金を出させておきながら、一方でA氏を蚊帳の外のような状態に置いて、情報の遮断を策したのはほかならぬ鈴木自身だった。
「私一人で立案して稼いだ資金」とは、よく言えたもので、宝林株800万株の取得は西の交渉によるもので、その後の取得した宝林株を高値で売り抜けるための買い支え資金はA氏が出した。もし鈴木が立案したと言うのであれば、それは、利益を密かに海外に流出させ、タックスヘイブンのプライベートバンクに隠匿することだったのではないのか。
しかし、鈴木は、こうした独りよがりの理屈を根拠に「私がした約束は、西の脅しと騙し、紀井の裏切りにより、正常な判断を奪われてしたもので、私を拘束するようなものでは有り得ない」と主張することに尽きた。そして、今後の対応を、「私のことをよく理解してくれている青田氏と、弁護士の平林先生に、国内における全ての問題の代理人として全面委任することにしました」と言って、鈴木自身は身を隠す。
「今後、全てが解決するまで、私がこの件で直接話をすることはありませんし、金を払うこともありません」
鈴木が狡猾と思われるのは、A氏だけは自分のことを理解している、とA氏に思わせるような流れを作っていることではないか。それを窺わせているのが、末尾の件である。
「私は、海外での資金作りに最大限、全力投球するつもりです。また、現状それしか出来ません。(海外口座を作ることは検討しておいて下さい)
何とか私のこの真意をよく理解して戴き、世の中の道理に適う形、納得いかない点の解決に協力してもらい、和解金、支払い方法等の再考をお願いします」

A氏は、鈴木の手紙を読み、「この問題は当事者同士で話し合いをしなければ解決しない(代理人や弁護士が同席するのは構わない)」という趣旨の手紙を平林弁護士経由で鈴木に送った。
しかし、鈴木は頑なに代理人を立てることに固執し、自身は姿を現そうとしない。これも鈴木の常套手段に違いない。なお、A氏は鈴木が代理人を何人立てるにしても、鈴木本人が同席しなければ本当のところが分からないから、必ず同席するということを条件にした。

〔不可解な鈴木の手紙〕
2通目の手紙でも鈴木のA氏に対する態度は変わらないように見えた。
「根本的に私は、今回の件は以前に社長に言いましたが、合意書とか、和解書とか、そんなものは関係ないのです。社長には過去たいへんお世話になり、人物的にも魅力を感じ、男としても一目も二目も置いていました。私にはそう思える人物が過去ほとんどいませんでした。それと100歩譲って西がJASのきっかけを作ったということです。JASの件では、双方に資金を渡しているはずです。西が一人だったら、何と言おうが、何をしようがびた一文渡しません。社長が居るからやろうという気持ちを維持しているだけです」

そして、相変わらず紀井を悪者にして、
「話し合いの後、西が紀井に話し、紀井が私の関係者にTELをして、香港の件を含め、今回の件の話をしたことです。海外の資金は自分のものであって、自分のものではありません。関係者には事情を説明して、各方面対応してもらうしかないのです。当然、関係者は、このような件を一人で対応させるようなことはさせません」
と言って「平林先生の力と青田氏がフォローしてくれなければ、完全な形で資金(現金)を受け渡すことは難しいのです。また、私が逃げ隠れするとか、裁判をするとか、話を壊すつもりならば代理人等立てません」と、代理人を立てることの正当性を強調した。だが、鈴木は実際には何年間も逃げ隠れしていた。

もし、鈴木がこの二通の文面にあるように、A氏に対しては「和解書」の履行に努力するという意思があったならば、代理人となった青田、平林の両人は、本当に交渉する現場を作ったに違いない。しかし実際には逆だった。(以下次号)

鈴木義彦からの2通の手紙(1)

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〔和解書を留保撤回〕
今回は鈴木義彦がA氏に送った2通の手紙を取り上げる。この手紙は、平成18年11月下旬から同12月初旬にかけて郵送されたが、その直前の10月16日にA氏と西、鈴木が「合意書」の存在と共に有効性の認否をめぐって協議を重ねた結果、鈴木義彦がA氏と西義輝にそれぞれ25億円を支払うことを約した「和解書」が交わされたという場面があった。
協議は数時間を経たなかで、鈴木は「合意書」に基づいた株取引を頑なに否定して、当初は宝林株の取得資金3億円をA氏が出したことさえも否定していたが、鈴木の指示で株の売り抜けを全て任されていた紀井が、西の聞き取りに応じて株の売り抜けの現場や利益の総額を始め、鈴木が利益の大半を海外に流出させてきた実態等の真相を語っていた事実が明らかになったことで、鈴木は遂に折れる形となり、冒頭に挙げた金額を支払う約束をA氏と西にしたことから、西が予め用意した「和解書」にA氏と西、鈴木がそれぞれ署名、指印した。
「和解書」には書かれなかったが、鈴木は、A氏にはさらに2年以内に20億円を支払うと約束して協議は終了した。
鈴木がA氏に送った手紙は、この支払約束を留保撤回し、代理人を新たに立てるから、その者たちと交渉して欲しいという内容だった。

「先日帰国しましたが、本日再度、出国せざるを得ません。当分の間、帰れません。理由は、国内で問題が発生しました(詳細は、青田氏から聞いて下さい)。帰国前から、青田氏から多少の情報は得ていたのですが、国内から海外へ切り口を付けようと本気のようです。誰がやったかは確認できませんが、私は西しかいないと思っています。(略)こんなことで本当に今回の件がキッチリ話がつき終わるのでしょうか?」
「紀井もあの日以来逃亡し、私一人では仕様もありません。(略)私は、社長が西、紀井と共謀しているとは思っていませんので、(略)是非、協力、再考して下さい」
鈴木は、利益の隠匿が国税当局にバレて、問題が生じた。その原因を作ったのは西しかいないと決め付けたうえで、先ずは「和解書」の履行に疑問を投げた。そして、三者協議について、
「紀井の卑劣な裏切りに動揺し、3年間に及ぶ西の全てがウソの作り話を、ハッキリさせず、西の罠にはまり、安易に和解してしまったこと、金額についても、現在自分が、全資産を処分して出来うるギリギリの数字を言ってしまったこと(現在の状況では非常に難しい)、また、紀井が言っている数字は、表面上の数字であり、損、経費、裏側の事情が全く分かっていません」としつつ「私しか本当の利益の数字は分かっていません」と断じる。鈴木が三者協議の場で認めたのは、わずかに「合意書」に基づいた株取引は宝林株のみであったが、この冒頭の流れを見ると、鈴木が株取引で上げた利益を不正に海外に流出させていたこと、紀井が証言した利益総額約470億円は事実であること(ただしそれは、鈴木に言わせれば粗利益で、純利益ではない)を認めたうえの話になっている。(以下次号)

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