巨額債務から逃れることはできない「倉持茂」の悪あがき

巨額債務から逃れることはできない「倉持茂」の悪あがき(1)

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(写真:倉持茂)

債権者が倉持茂と新井康弘に対して提起した訴訟での判決は、債権者が倉持に貸与した5連結の車庫や大理石等の動産の引き渡しの他は、債権者が高崎に所有していたビルの賃貸借契約に関わるごく一部の債権(光熱費)のみを認めただけで、債権者が2000万円を出資した中古車販売事業に係る原資と未払い分の利益ほか、債権者が新井に無償で貸し出したスーパーカー11台について返却時に全塗装をし、さらにレストアをする等の履行を求めた請求を全て認めなかった。また債権者が車検整備で新井に預けたマクラーレンを、あろうことか無免許の倉持が債権者には無断で運転をした上に事故を起こしたことで、倉持が約束した保険金の支払請求についても、裁判官は債権者と倉持との間に金銭的従属関係があるなどと、有り得ない判断、というより思い込みを前提にして、債権者が倉持に無理やり債務を承認させたので、これは公序良俗違反(暴利行為)により無効であるなどという裁定を下した。なお、先の保険金については、倉持と新井が情報開示を拒んだために詳細が不明な中で、新井が保険金の詐欺を働いた疑いを強く持たれている。また、5連結の車庫についても返却しないため、業者に依頼して預かってもらっている保管料(1台当たり毎月3万円で合計15万円)を倉持と新井が責任を持つのは当然だ。
しかし、このような判断は、そもそも債権者と倉持との関係について大きく曲解したものであり、およそ事実に基づかない判断(思い込み)であって、到底納得できるものではない。そして、債権者が倉持と新井と交わした約束の有効性等についても甚だしい事実誤認が多数存在している。
債権者は、これまでに30件ほどの貸金返還請求訴訟を起こし、ほぼ全てで勝訴してきている。それらの訴訟では、この訴訟と同様に債権者を根拠もなく誹謗中傷して債権者の人格や経歴に係る社会的信用をひどく失墜させ、自らを正当化しようとした主張も多くみられたが、担当した裁判官はそのような主張に惑わされることがなく、客観的な証拠に基づいた公正な判断をした結果、債権者が勝訴する判決を下してきた。そして、特に倉持もまた度が過ぎて誹謗中傷を繰り返したのだ。そのため、こうした不公正不公平極まりない判決が下されたのは倉持による誹謗中傷が裁判官の心証に強く影響したという疑いをぬぐい切れないのである。
裁判官が甚だしい曲解をしたとみられる債権者と倉持の関係について、債権者は、20年以上前に倉持と出会った当初、優に一台5000万円以上はするスーパーカーを20台も無償で貸し出し、また、倉持の当時の妻や倉持自身が店を出すための資金のほか、実際には未成年だった息子と娘の学費、さらに息子には別荘購入費等の資金にも充てられ、また倉持がFXで失敗した際の清算のための資金など、種々の支援を行っていた。その他にも債権者は倉持が事業を行えるようにさまざまな支援をし、債権者の会社に来るたびに「飲みに行きたい」と言うので連れて行っていた。債権者が倉持と知り合って以降、債権者が倉持の頼みを断ったことは1件を除いて他にはなかったが、倉持は債権者から借金を重ねるだけで債権者への返済をほとんど行っていなかった。それでいて倉持自身は、周囲に債権者が自分の頼みを断らないと広言して憚らず、債権者の信用を利用しようとしてか、債権者に100人以上の人間を紹介した。しかし、倉持が紹介する人間の多くが何のために来たのかも分からず、しかも素性の怪しい人間ばかりだったことから、債権者は面会を断っていた。このように、倉持は債権者をほぼ一方的に利用することはあっても、債権者が倉持に貸し付けた資金で倉持を従属的に扱うようなことなど全くなかったことは周囲の10人以上の関係者が知っていることだ。
しかも、倉持茂が、債権者に負っている債務を身勝手にも逃れようとして殺人未遂教唆事件まで起こすほど極めて悪質な人間であることが、すでに明らかになっている。そして、債権者が倉持に対して提起した2件の訴訟(1件は倉持とガレージZEROの新井康弘に対して、もう1件は倉持と倉持の債務を連帯保証している母親のあいに対して)とも、吉村駿一弁護士が代理人を引き受けているが、当初、吉村は裁判所に対して「倉持と連絡がつかず、代理人を受けることが出来ない」などと説明し、裁判所は吉村の言に従って裁判を結審させ判決の言い渡し期日まで設定したにもかかわらず、判決当日に突然、「弁論を再開して欲しい」という連絡を入れたため審理が継続することになった。
吉村は、過去に労働問題を扱う弁護士として実績を積んできたようである。そして、その余勢を駆ってのことか、1991年から連続して5回、群馬知事選に出馬していずれも落選しているが、こんな人物が知事選に当選しなかったのは当然だ。特にここ10年ほどの吉村は事件屋、反社会的勢力に属する人間たちの御用達をしているのではないかと思われるほど依頼人の質が極端に悪いとみられ、他の弁護士が受けてくれない事件くらいしか扱っていないようで、それが地元での評判の悪さにつながっている。
倉持(新井)の悪事とは、例えば、取り込み詐欺への加担、自ら闇金融を行うか、暴力団員を使って取立を行わせる、違法なわいせつビデオの販売(警察に逮捕された)を行う、中古車販売に係るスポンサーを対象に売春の斡旋を行うなどといったことをしていたが、そのような経緯の中で周囲の人間から信用を失い、倉持の父親の葬儀等の冠婚葬祭で香典等を出す者も債権者の他にはいないほどだった。
また、FX取引に関しても、倉持は借入を行いFX取引を行ったが、その原資すら返済できない状態になってしまい、最終的に債権者に泣きついてその処理を依頼したものだった。このとき、倉持は、同人の知人友人からも借入を行っていたため、債権者は無視することもできず倉持の損失分の穴埋めを行ったのだ。
債権者から2000万円を借り受けて売れ筋の中古車を仕入れ販売するという事業で、新井と倉持は2人で借入した金で仕入れた中古車を管理していたが、債権者との約束を破って支払いを滞らせ、さらに仕入れた中古車を勝手に売り払ってしまった。また、債権者が修理のために預けたマクラーレンを、運転免許証を有していなかった倉持が運転した際に火災事故を起こしたことで、リストプライスが1億円以上というマクラーレンに大きな損害が発生した。倉持は保険金で賠償すると言っていたが、債権者に弁償せず新井が着服した。当初倉持は支払われた保険金は500万円と言っていたが、裁判で新井は全額をマクラーレンの修理費用に充てたと言い、倉持は保険金を賠償費用に充てるという約束をした覚えはないと虚偽の主張を繰り返した。ただし、この保険金については、債権者が契約内容や支払金額、支払日等の情報開示を求めても、倉持と新井は一切開示しなかったが、債権者がマクラーレンの返還を受けた後に整備工場に預けて確認したところ、修理800万円を要したという事実はなく、新井の主張は全くの虚偽である疑いが強まったことで、保険金詐欺も強く疑われている。また、新井が倉持の無免許を知っていて運転をさせたことは、ガレージZEROの代表者として使用者責任が問われることにもなった。

(写真:新井と倉持が請け負ったレストアにもかかわらず、廃車同然にした)

これまで見てきたように新井が倉持の悪事の全てを承知で倉持に協力してやっていることは疑いがなく、債権者からスーパーカーを借り受けるに当たって、展示を目的にするとか屋内にて保管するなど提示されていたいくつかの条件についても、レストアを行っておらず、そのうちの1台はサイドミラー他いくつもの部品が紛失する事態が起きていて、この車はエンジンだけでも1000万円ではレストアできない状態になっていた。また、同社のHPに掲載している車の写真を外すよう顧問弁護士から何度も要請したが、新井は無責任にも何の対応もせず放置していた。

(写真:ガレージゼロから車を回収後、別の業者にて整備)

倉持の教唆による債権者への襲撃事件の直後、新井が債権者から借り受けた車の処理をめぐって暴力団に一任したが、その男が「新井には3000万円の債権があるので、すぐに車を移動させないと差し押さえるぞ」という脅しをかけたのは、新井(倉持)にとっても最悪の選択だった。倉持による襲撃事件を踏まえて、債権者や関係者が新井に電話を架けても、新井はまともに対応しなくなり、電話に出ても「Tさん(暴力団員)と話して欲しい。Tさんから『お前は話をするな』と言われた」の一点張りとなった。
その男が間違いなく反社会的勢力に属し、しかも倉持が福島を通じて頼りにしたと言われる群馬の暴力団員及びその関係者の一員であることが後日判明したが、これによって新井もまた倉持だけではなく、倉持の背後に控える反社会的勢力とも切ることが困難な関係を継続せざるを得ない状況にあることが決定的となった。
債権者は新井に貸し出していた車を移動させることにしたが、訴訟を提起したのは、それまでに倉持と新井から蒙った実害を精算させることにあったのは言うまでもない。
倉持自身の借入金および連帯保証、飲食店開業に係る賃料、光熱費等の未払い、展示用に借り受けたスーパーカーの借受の条件に係る損害等を総合して精査すると莫大な金額になっていた。それに加えて5連結ガレージやフェラーリのヘッドライト、大理石の返却なども訴訟では求めることになったが、これらの動産については返却命令が出たのに、倉持と新井は未だに応じていない。
2件の裁判のうち、倉持とガレージZEROに対する訴訟で吉村が提出した答弁書と準備書面を見ると、内容は前述した福島の訴訟以上に低劣で、例えば倉持の負っている債務の詳細を故意に不明にして、債権者が倉持に存在しない債務をでっち上げて借用書を書かせたとか、債権者が強引に設定した暴利のために債務額が巨額に膨らんだなどという、あまりも杜撰極まりない主張を根拠も証拠も全く示さないまま並べ立てていた。倉持が作成して債権者に差し入れてきた車の売買に関わる数多くの書類でさえ悉く否認して無効と言い張るのも浅ましい限りだ。そうした主張を裁判官が認容したのは信じられないほど不可解だ。
もう1件の倉持と連帯保証をしている母親に対する訴訟については、吉村は答弁書や主張書面をほとんど提示していない。吉村がこれら2件の訴訟でも福島の訴訟展開と同様もしくはそれ以上に虚偽の主張を繰り返し、原告に対して度の過ぎた誹謗中傷をしていることから、債権者と関係者等は新井と倉持、そして吉村に対して名誉毀損で、また吉村に対しては懲戒請求の手続きを群馬弁護士会に取った。
倉持という人間は頭がおかしいとみられても当然のことばかりの言動を繰り返している。裁判での対応はもちろんだが、暴力団員を使って債権者を襲わせたり、借りた金を返済せずに済まそうとして暴力団を担ぎ出すなど最低最悪なことをする性根の悪さを露呈し、債権者に何から何まで世話になり、謝罪することもしないで債権者がいなくなれば済むくらいに考えたのか。はき違えも甚だしい倉持の感覚はまさに言語道断である。そんな倉持と新井の実態などお構いなしのように弁護を引き受けて審理の再開を通知してきた吉村も吉村だった。
7年ほど前の平成28年7月に、債権者が福島(金澤)明彦に対して起こした訴訟で、吉村が福島の代理人を務めたが、審理で吉村は福島の虚偽の言動をそのまま主張してはばからず、さらにそれらの嘘を正当化しようとして吉村自身が嘘を増幅する主張を繰り返したのである。吉村は、福島の連帯保証をしていた妻の万利子の責任を不明確にするために、福島が万利子の同意も得ずに実印を持ち出し、併せて印鑑登録証も添付して借用書や公正証書に署名押印したと虚偽の主張をさせたばかりか、原告である債権者を誹謗中傷するために、毎日のように嫌がらせや恫喝目的の手紙を自宅に送り付けて万利子を苦しめたなどというありもしない嘘を平然と主張したのである。妻の万利子を保証人につけるので金利を月2%に安くしてほしいという条件を福島が提案した事実を吉村は全く無視していたのだ。福島には金利が月に1割でも貸す人間はいなかったようだ。だが、これに怒った債権者が、それが事実と言うなら、手紙を一通でも証拠として出しなさい、と要求したが、吉村は一切返答できなかった。当然、あるはずのない手紙を提出できる訳はなかった。福島(金澤)に対する訴訟でクレネとベンツAMGも返さず、借金も一銭も返していないようだが、審理で好き放題に行動していた吉村は福島夫妻を説諭するべき立場ではないのか。
この一事を見ても、吉村が弁護士にはあるまじき言動を法廷という公の場でいかに繰り返しているかが分かる。仮に福島がそういう話をしたとしても、法廷で主張する前に事実かどうかを確かめるのは当たり前の話だ。それもしないで、主張すれば偽証に当たる。
倉持が約束をほとんど守らず、何事にもルーズな人間であることは関係者の誰もが知るところだが、こんなでたらめな対応は見たことも聞いたこともないうえに、吉村も倉持と同じく恥を知らなさすぎる。裁判の経過をみても、倉持と新井の主張や証言は嘘ばかりで、代理人の吉村弁護士は倉持の嘘を正当化しようと躍起になっており、全く反省の色がない。証人尋問にも債権者側からは10人以上の関係者がいつでも出廷すると言っていたが、倉持と新井は一人の証人も呼ぶことができなかった。主張の全てがでっち上げだから、証人などいるはずがないのは当然だ。しかも、証人尋問が行われた法廷には、恐らく倉持が頼んだに違いない複数の暴力団関係者が傍聴席に陣取り、倉持はその余勢を駆っての事か、証人席では自分に都合のいい主張ばかりを並べ立て、事実と真実を捻じ曲げたのである。それを、倉持は恥とも感じていないようだから呆れるほかない。襲撃事件を起こした前後に、倉持は周辺の関係者に「大物がついたので、今後は(債務問題は)何とでもなる」と吹聴していたようだが、本当に頭がおかしいとしか言いようがないではないか。倉持は襲撃事件の教唆犯でありながら、今のところは捜査の手が及んでいないが、実行犯の一人は8年半、また一人は7年の実刑判決を受け服役している。二人の公判の証人尋問に際して倉持は「(債権者が)傍聴すると思うので、バリケードを張ってくれないと出廷できない」などという、とんでもない暴言を吐いていたが、倉持が主犯でなければ、そこまで怖がらなかったろう。それを踏まえれば、倉持も遠からず同等かそれ以上の責任を問われることになるに違いない。それに、裁判で勝ったからといって全てが終わった訳ではないことを倉持は強く認識するべきだ。債権者との紛争は倉持が問題を解決するまで続く。もはや、倉持も新井も刑事事件化させる以外には無いと思われる。債権者もその腹を固めているようだが、特に倉持は悪行が多すぎるほどあるだけに、今後は長期間頭を冷やす時間を強制的にでも作らせた方が賢明ではないかと思われるのだ。そうであれば、本人だけでなくそれぞれの家族にも多大な悪影響が及ぶことは必至だ。(つづく)

巨額債務から逃れることはできない「倉持茂」の悪あがき(2)

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倉持茂を以前から知る自動車業界の人物が、倉持の素性やあくどさについて真実を語っており、債権者が倉持を提訴した訴訟にも陳述書を提出していた。今回、それを公開する。これを読めば倉持茂がいかに悪質な人間で、自分の利得を確保するために多くの違法行為を繰り返してきたか、そして、裁判でも自身に不利な事実をことごとく捻じ曲げて誤魔化し、頼み事のほぼ全てを聞いてもらった債権者をさんざんに誹謗中傷するようなあくどい主張を展開したかが分かるはずだ。しかし、解せないのは、こうした陳述書の内容を慎重に検証もしないで一蹴し、誤った判決を下した地裁及び高裁の裁判官たちである。

私と倉持の関係について

(写真:倉持茂)

私は約25年以上前に倉持茂を社長(債権者のこと。以下同)に紹介しました。当時私は自動車販売業を営んでおりましたが、社長にはスーパーカーなどを購入してもらうことがあり面識がありました。なお、社長はスーパーカーを購入する際や金銭の授受が発生する場合には、それが高額であっても、必ず全額を前払いしてくれており未払いの心配がないため、販売業者としては非常に有難いお客様でした。
倉持は当時埼玉県内に4か所店舗を持っておりましたが、社長がスーパーカーを多数所有していることを誰からか聞いたらしく、私に紹介を依頼してきました。倉持を社長に紹介するのは、倉持の素行の悪さから、ためらいがあったのですが、倉持が何回もしつこくせがんできたため、止むを得ず紹介しました。
倉持の素行の悪さというのは、例えば、ちょうど倉持を社長に紹介する直前に、倉持が埼玉三菱コルト自動車販売の社長付特販部にいた小川氏と組んで不当な利益を得ておりました。具体的に言えば、小川氏は、会社には無断で(職務上その権限がありませんでした)、倉持との間で、いつどこのオークション会場にて、三菱のどの車輛(何色を何台)を出品して、どの価格にて落札するかを打ち合わせたうえで販売価格100万円以上の車を90万円でオークションに出し、その直後に倉持が入札し、それと同時に小川氏が落札のボタンを押すことで他社と競ることなく安価に売買を成立させていたのです。そして、倉持は落札後にそれらの車を95万円とか98万円で転売を行うか、再度オークションに出品して現金化をして利益を出すというのが手口でした。これは、売上実績を作りたい小川氏と利益を上げたい倉持の利害が一致して行われたものです。転売先が決まると、小川氏は譲渡書や車検証等の必要書類を社内から持ち出して倉持に交付しておりましたが、小川氏にはオークションに車両を出す権限が社内的にはありませんでしたから、小川氏はその後に会社から訴えられて刑事事件になり、逮捕されました。小川氏と倉持との間でどのような話があったのかは不明ですが、倉持は小川氏一人に責任を負わせ、自身は逮捕を免れていました。倉持は小川氏に「出所した後は面倒を見る」という話をしていたようですが、小川氏が出所しても一切対応せず知らぬ振りを決め込んだようです。
なお、小川氏が倉持からキックバックを貰っていたかどうかは不明ですが、この三菱自動車に絡む詐欺事件において、倉持が関与して甘い汁を吸っていたのは事実です。
この件については、実は私も一度は倉持から誘われ「〇〇さんも一緒にやらない?」と言われましたが、自分はこんな詐欺同然の事には全く関与したくありませんでしたので断りました。私はそのような詐欺まがいの話ではなく、まっとうな取引として、同社社長の中島さんから勧められ、当時の三菱ランサーエボリューションをシンガポールに輸出する話をまとめ上げ、実際にもシンガポールに輸出を行っていました。私は、中島社長に当時所有していたベンツのSLを買い替えろと言われ三菱の新型車エアートレックに買い替えるなどもした関係にあったのです。

倉持と社長の関係について
倉持は、社長と知り合って早々に、スーパーカー20台を無償で借り受けることを社長に依頼しておりました。スーパーカーはそれぞれの購入価格がほとんど1台1億円くらいはするような車ばかりでしたので、社長が倉持にそれらを無償で貸すことにしたと聞いた時は非常に驚きました。倉持には何の信用もなく、そもそも貸し出すことはないだろうと思っておりましたし、貸し出すとしても通常であれば相当の貸出料が必要になるところです。ところが、社長は貸出料すら一切取りませんでした。正直、倉持は社長が「分かった」と言うまで何回もしつこく頼むので、社長は断れなかったようです。
その後、倉持は、借り受けたスーパーカーのうちの1台(ジャガーXJR15)を2000万円で売って欲しいと社長に何回も依頼しましたが、同車の購入価格は少なく見積もっても平均で1台1億3000万円は下らないものでしたので、当然社長は当初はこれを断りました。しかし、倉持があまりにしつこく何度も何度も依頼してくるため、最終的には根負けして売ってしまいました。倉持が社長のジャガーを販売する事になった経緯(金額等)は当時私には全く知らされていませんでしたが、倉持はこの時、社長には自分がレースに使用すると嘘をついていました。そして、ジャガーXJR15の希少性から、これが販売できれば大きな利益になると考えた倉持は、私には社長から売買の了解を得ていると嘘をついた上で、勝手に書類を作成して売買手続きを進めようとしました。
そして、売買手続きに当たっては車検の予備検査をどうしても取得しなければならないので、倉持から力を貸して欲しいと言われ、調布市にあった「サンワールド」社へ話を持って行きました。しかし、倉持は、正規の手続きに必要な試験の費用や時間を惜しんでか、試験が不要となるように、社長の輸入済みのジャガーXJR15について、自らインボイス等を偽造し、輸入前のものであるかのように装ってサンワールド社へ提出しました。しかし、サンワールド社には、当該の車両が日本に輸入された際の記録が残っていたため、倉持の書類偽造が発覚し、私は同社の社長に酷く叱られました。書類の偽造を行うと言い出したのは倉持で、実際に偽造したのも倉持でした。倉持は私には「自分には既に販売先があり、社長の了解も取っている」と言っていたのです。もし、2000万円で販売が可能と知っていたら、私にも大きく利益の出る販売先がありましたが、倉持は私には販売金額と販売先を決して告げようとしませんでした。この話はその後、社長の友人の耳にも入っていて、穏便に処理して戴きたいとお願いしました。ちなみに、同車の現在のオープン価格は3.5億円から4.5億円になっており、当時でも倉持の2000万円という価格設定が極めて破格の低金額であったことは明らかです。
なおこの話は、倉持が社長から後述のFXの投資金の損失の補填を行ってもらった後の話です。倉持は、誰からも借り入れができず返済に窮していたところを社長に助けてもらい、その中には社長の複数の友人からの借入も含まれていることは倉持も良く知っていたことで、こうした借入の総額18億円以上の融資をしてもらったにもかかわらず、虚偽の名目で、かつ、社長の性格に付け込んで執拗に依頼することで、当時でも1億円以上はする高級車をわずか2000万円で買い受けたのです。
私は倉持との付き合いはそれなりに長く、倉持のだらしない性格や嘘ばかりつくところは数多く見てきましたが、この時ばかりは倉持の行動のあまりの厚かましさ、卑しさに愕然としてしまいました。
倉持は、借り受けた展示用スーパーカー20台の価値を十分に理解していたにもかかわらず、管理が極めていい加減であり、放ったらかしにしておりました。これは、貸し出しから約1年程度たった後、私が社長から「車の保管状況は大丈夫かな。見てきて欲しい」と言われ、倉持の店舗に行って判明したことです。すなわち、購入価格で1台1億円を超えるような高級車を預かる際には、風雨にさらされない屋内の車庫に保管することはもちろん、車体や内装が劣化しないよう温度や湿度等も十分に管理する必要があります。しかし倉持は、一部は屋外に放置し、残りは車庫にほとんど入れっぱなしの状態で、全く管理と言えるような管理をせず、1年程度で車はどれもホコリまみれになっておりました。私は同じ自動車販売業者として信じられない思いや、自分が紹介した社長にこのような形で迷惑をかける訳にはいかないと思い、その場で倉持を叱り飛ばし、そのうえで社長に「車をすぐに引き上げた方がいいです」と申し出て、引き上げてもらいました。これは全て事実で、間違いないことです。

(7写真:ガレージZEROの店舗)

こうした経緯があったにもかかわらず、社長は、平成28年10月末ころから倉持と新井に対してジャガーを含むスーパーカー11台を預けておりますが、当時社長からその話を聞いた時は非常に驚きました。私は倉持が前回同様の杜撰な管理をするのではないかと心配しましたが、社長は、「今回は新井さんと共同で行うし、レストア等もすると言ってスケジュールも出してきているのでちゃんとやると思う」と言っておりました。私としては、確かにレストア等を行うのであれば貸出料に相当するものとしておかしくはなく、ビジネスとして成り立つとは思われたものの、そもそも貸し出した車はいずれもそれまでの保管状態がよく、あえてレストアをする必要もないと思われましたので、よりによって倉持に預けることはないのに、と思ったのが正直なところです。私には倉持が真面目に管理できるとも思えなかったし、レストア等のスケジュールも非常に大雑把なために信用できるものではありませんでしたが、社長が倉持や新井を信用している様子でしたので、それ以上は口を挟みませんでした。
もっとも、今回、結果としてはやはり倉持と新井が粗雑な扱いをして、うち一台はバラバラにされて部品も足りない状態を見て、やはり社長を説得してでも止めさせればよかったと後悔しているところです。

倉持について
私は以前からスーパーカーの輸出入で日本と海外を行き来することが多くありましたが、社長にはしばらく連絡を取ることができず、また社長にかけた迷惑を精算することもなかなかできませんでした。しかし、それも平成29年頃に出向いた国で超高級車の取引ができたことで、ようやく「債務の半分以上を返済できます」と伝えたところ、金利分(長い間、利息年15%でした)は安くして戴いたので精算することができました。社長には重ねた非礼をお詫びしたうえで処理させて戴きました。社長は快く和解に応じて下さいました。平成27年11月から海外に出てしまったため、現在までの数年は、倉持との音信も途切れておりましたが、それまでの間に倉持や社長から本件に関わる話も聞いておりました。SNS等で倉持関係の記事や動画を見て、なるほどと思いました。それらの情報にもある通り、倉持は以前から周囲の人間からは全く信用がなく、約束の時刻には遅れることがほとんどで、約束も守らずいい訳ばかりしておりましたが、「自分はこんな社長と知り合いなんだ」と言わんばかりに、社長に100人以上の人間を紹介しようとしておりました。そして「社長には何から何までお世話になっている」と言って、同行した人間が倉持を信用するように仕向けたのです。私もそのうちの何人かに会いましたが、まともな人間はほぼおらず、最終的に社長から「紹介する人を連れてきても会わない」と断られる結果となりました。倉持は自身の信用を付けるために社長を利用していただけです。社長は、最終的に紹介自体を断るまでの間、100人以上もの紹介をよく受けたなと思いましたが、許可なく勝手に連れてくるようになったので「今後は一切だめ」と言って断ったようです。
社長は、当時高崎にビルを所有しておりましたが、同ビルは、以前はデパートとして利用されており、最上階が回転する造りになっているなどで高崎だけでなく群馬県では知らない人が少ないくらい有名なビルでしたので、倉持が「そのビルのオーナーとは友人だ。私の言うことは何でも聞いてくれる」などと言って、社長の名前を使って自身の信用を付けようとしていました。しかし、もともと毎回と言っていいほど約束の時間を守らないようなルーズな人間であったため、社長のおかげで信用を得ても、すぐに信用を失うことを繰り返していました。
ところで、倉持が盛んにFX投資をやっていたのは15年くらい以上も前からで、その前にも映画を作ると言って金を集めたものの、結局はそれらの投資に大きく失敗して、最後には社長に泣きついておりました。もっとも、当時から倉持は信用がなく、10万円の金さえ貸す人はおりませんでしたし、まして失敗した投資資金の肩代わりなどという話であれば、なおさら倉持を助ける人などいません。倉持の知人で助けてくれるとすれば、唯一、社長くらいしかいなかったことは想像に難くありません。

裁判での倉持の主張について
今回、社長が倉持を提訴した裁判資料を読ませてもらいましたが、倉持の言っていることは支離滅裂で出鱈目ばかりです。自分の嘘を無理矢理正当化しようとして社長の人となりを誹謗し、事実を誤魔化しておりますが、倉持の発言にはほとんど事実も真実もありません。私も、社長とは35年以上も付き合ってきて、社長の人となりを良く知っているので、倉持が嘘をついていることはよくわかります。
ガレージゼロ(新井康弘)が社長から展示用に借り受けた車両(11台)にしても、私はガレージゼロは知りませんでしたが、その車両については、うち数台には社長所有の高崎のビルの1階に展示され、残りは同市内の観音山にある車庫に保管されておりました。私はビルにも観音山にも何度も行っておりましたので、よく承知していますが、どの車もビルのスタッフが3日に一度は新品同様に磨いておりました。また、ビルに数台を展示していたことで、社長が当時の松浦高崎市長から「集客に大いに役立つことで、高崎が活気ずく」と言われたこともあって、3か月に一度程度のペースで展示車両を2~3台ずつ入れ替えていましたので、新井や倉持が言うようなカビやサビだらけということはあり得ず、とんでもない嘘です。
高崎のビルの展示車両や観音山の車庫内の車両を撮った写真が証拠として提出されたとのことですが、これらの写真は大半が、私が現地を訪ねるたびに撮ったものです。これを見てもらえれば各車両が多少でも磨けば新車として展示できる綺麗なものであることが分かると思います。
倉持は何を勘違いしているのか、社長には金銭面だけでなく、頼み事を全て聞いてもらうなど、何から何まで世話になっておきながら、それに報いるという気持ちが全くないようです。現に倉持が暴力団員を使って社長を襲い殺害する計画を実行した疑いが強いだけでなく、いくつも明確な証言があると周囲からも聞いております。
倉持はそうした事実を誤魔化し正当化しようとして、ウソばかりを並べ立てております。金銭の借用にしても、社長からの借入では、社長は友人知人の誰に対しても年利15%という条件(ただしこれは返済を長く滞らせてきた債務者に限っており、生活苦の人間からは金利を全く取っておりませんでした)にしていました。倉持は、証人尋問で「自分はもう、社長とは(借り入れが)何十億、何百億ってなっていく中で、当然逃げるわけにもいかないし怖いんで」と言っていますが、社長から金銭を騙し取るようにして作った借金を返済もせず、その返済に窮すると襲撃事件を起こしてすぐに行方不明になった人間です。倉持はこの事件以降、ずっと所在を不明にしていましたが、裁判の時には倉持の知人である反社会的組織の人間を大勢裁判所に同行したと聞いています。
倉持がこのように自己保身のために大恩ある社長を貶めようとすることは、人としてやってはいけないことだし、倉持はすぐにも社長に謝罪するべきだと思います。社長と付き合いのある人には多くの人を紹介されましたが、社長のことを悪く言う人間は一人もいません。社長が嘘をつかないことは誰もが知っていることです。倉持の行動や裁判における偽証は余りにもひど過ぎます。決して許される事とは思いません。
この裁判で、倉持は社長から脅かされたとか、社長と会うたびに殴られたり蹴られたりした、という主張をしているようですが、それは全くの嘘で作り話です。倉持がそれを言うなら、きちんと証拠や証人を出すべきなのに、証拠はおろか証人も一人もいなかったのですから。
社長の会社の本社があった新宿センタービル43階には喫茶店があり、その店は当時、社長に会う順番を待つ客ばかりで毎日20人前後はいて、私もその喫茶店をよく利用していました。しかし、私が社長の会社に出入りするようになってから、社長が周囲の誰かを脅かしたり、誰かを暴行したりするなどの対応をしたことなど、一度も見たことも聞いたこともありません。しかも暴力を振るうような人間が新宿センタービルに入居できるはずはなく、まして社長は30年以上も本社をセンタービルに置き、賃料支払の遅れはもちろん、クレーム等も一切なかったと会社の部長より聞いておりました。
証人尋問の中で、倉持の代理人から「具体的に暴力をふるわれたことがあるわけですか」と聞かれた倉持が「あります」と答えて、「いきなり蹴っ飛ばされたり殴られたり、そういうのは多々ありました」と言っていますが、これは社長からケガをさせられたとして提出した診断書の信ぴょう性を高めようとして倉持が根拠もなく誇張した全くの作り話です。ケガを負わされたという話にしても、また「小川部長も結構自分と同じようにパイプ椅子でぶん殴られたりとか、そういうのは見ています」とも言っていますが、社長室の隣には部長以外にも常に3~5人はいるほか私のような来客もいる中で、社長が一人でいることはまず有りませんから、目撃者がいて当然ですが、そんな人は一人もいません。そもそも社長が誰かを暴行することも有り得ません。
それに、倉持は「保険に入れさせられるんですよ、生命保険」と言っておりますが、生命保険は以前に倉持が自分で入っていた保険で、社長が強制して入らせたものではありません。倉持には信用がないため第三者に保証人になってもらうことができずに、結局は母親を保証人にすることになったと聞いておりました。また倉持は「(社長から)お前、債権譲渡するぞとか、そしたらお前、普通の生活ができなくなるぞとか。そういうことはやっぱり多々言われてました」とも言っていますが、社長がそのようなことを言うことは想像もできません。少なくとも私自身、社長からそのようなことを言われたことは一度もありませんし、社長にそのようなことを言われたという話も聞いたことがありません。
私は、社長の友人を10人以上知っていますが、倉持のような人間は一人もいません。裁判にしても、倉持が勝つはずがないことは本人が一番よく分かっていたことですが、倉持の知人の庄子剛が、勝てるはずのない裁判で勝ったことから、倉持は自身の裁判を長期間放っていたのに、急遽何人もの反社の人間たちが集まって嘘の主張を組み立てれば庄子のように勝てるのではないかと打ち合わせをし、また新井も反社の人間と組んでいくつもの虚偽の話を作り、1年以上も主張書面一つ出さずに放置していたために一旦は決まっていた判決の当日に審理を再開させ、自身を正当化するための全くのでたらめなストーリーを主張し始めたのです。それで、裁判には勝ったようですが、判決は異常なほど誤判であるために見直される可能性が高いのは間違いないところです。
このままでは、倉持が多くの悪事でいくつもの刑事告訴をされるのではないかと思われ、今も心配しております。倉持はここまでいい加減なことをしているのですから、いくつもの容疑がかかるのは当然と思います。
しかし、倉持が本心から謝罪するというのであれば、私も一緒に行って、社長に心底お詫びをしたいと考えております。倉持には嘘をつかずに本当に真面目になれと言いたいですし、真面目になるのであれば、私も微力ながら倉持が立ち直るためにできるだけ協力したいと思っています。(つづく)

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