問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」

問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(1)

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「小野という男は父親が右翼であった影響を受けて10代の頃にその世界に飛び込み、現在も右翼の大物の組織の幹部を務めているようだが、表向きには右翼を名乗ってはおらず、その場の都合に合わせて右翼であることを有効に使っているようだ。仕事として見るべきものはなく、債権の取り立てや紛議(トラブル)の解決を請け負っているようだが、一見すると普通のまともな人間に見えるが、やることなすことが非常識極まりない」と会社役員の多くの関係者が憤りを隠さない。それは当然だろう。会社役員から借り入れた債務の返済を30年間も滞らせて、会社役員が強く返済を迫らないことをいいことに先延ばしにしてきたうえに、特にここ2年ほどはさまざまな虚偽の入金話を言い訳にして借金を重ね、返済の先延ばしを繰り返した揚げ句に一切の連絡を絶ってしまった。他人のことについては「ここまで世話になっておきながらよくこんなことができますね」と平気で言う人間が、何十年も右翼活動をやっていながら礼節を弁えずに詐欺等を繰り返しても一言の謝罪もないことに多くの関係者が「ここまで悪い人間はいない」と呆れ返っている。「金の匂いのする人間にはすり寄って、このような裏切りを平気でする人間は初めてだ」と多くの人間が驚きを隠せないでいる。それ故、小野を知る誰もが小野に同調することなど有り得ないことを小野自身が分かっていない。

しかも、一切の連絡を絶った当日に会社役員と小野を知る共通の知人が小野の自宅を訪ねると、慌てて警察に電話をして警備を頼んだり、その翌日には委任した弁護士が「交渉の窓口になる」と会社役員にFAXで通知するような手際の良さは、小野が会社役員と連絡を絶ったのが計画的であると同時にやっていることが常習であることを強く印象付けている。

(写真:小野敏雄 約束を守らず極めて無責任な人間として、関係者に問題視されている。國學院大學レスリング部の監督というが、OBたちはどこまで小野の実態を承知しているのか)

そもそも、会社役員から逃れることしか考えていない小野にとって、弁護士に委任をしたところで、単に時間の引き延ばしに過ぎないではないか。会社役員には目先の言い訳でしかないウソの返済計画を次から次に並べ立てて本当の話ができないまま、そのネタも尽きたと見るや連絡を絶つとはあまりに無責任な話だ。実際にも委任を受けた弁護士(以下K弁護士という)に対して、会社役員が「問題は至ってシンプルで小野から債権債務を聞き取りするのに時間は1時間もかからないはずだから、1週間前後で協議の場を作ってほしい」と会社役員の顧問弁護士を通じて伝えたにもかかわらず、K弁護士は自身の都合を優先してのことか「年内ギリギリまで時間をほしい」と言って先延ばしにかかった。年末の慌ただしさから会社役員はK弁護士に「ギリギリ12月10日まで」と伝えたが、K弁護士も譲らず前向きな対応をする気配を見せなかった。そして、年末の12月27日から28日になると、「年明けの1月8日あたりに連絡する」と言い出し、さらに年が明け1月8日に会社役員の顧問弁護士が連絡を取っても事務所の事務員が「外出中」と言って、電話にも応対しない。一向に協議の場を作ろうとしないのは、明らかに小野から聞き取りをしようとしても、K弁護士ですら小野から納得のいく説明が聞けず弁護士として対応ができないでいるか、あからさまに時間の引き延ばしだけを小野から依頼されているかのどちらかでしかない。だが、どちらの理由にしたところで、会社役員にとってこの弁護士の対応は妨害行為以外の何物でもなかった。小野は、11月30日に支払うとした約束だけでなく、唯一の担保として会社役員に提示してきた保険契約を未払いのために失効させた。また、借入金が巨額に膨らんでいることから、小野が申し出た法人契約による5億円の保険加入の年内の契約についても何ら意思表示をしないままでいる。関係者によると「小野が1億5000万円の保険が失効させたうえに、5億円の法人契約も曖昧にするのなら、別の担保を出さない限り返済日はとっくに過ぎているので一括で全額を清算するのは当然のこと」と、会社役員と小野の共通の知人は全員が口を揃える。
そして、1月15日にようやくK弁護士から連絡が入ったが、あろうことか「小野氏が会社役員に対して訴訟を提起するので、協議は控えさせていただきたい」というとんでもない内容だった。いったい、何を考えて小野はそんなことが言えるのか。問題の解決は、ただ、小野が会社役員に対する債務の返済をいつ、どういう予定で実行するか、それしかないはずだ。昨年12月1日から弁護士を防波堤のように使って協議の場さえ作ろうとせず、散々会社役員を待たせた揚げ句に訴訟を起こすなどと今になって言っているようだが、小野は詐欺横領を重ねた揚げ句に訴訟を口している。会社役員の関係者は「いつでも自由にしたらどうか。小野は自分の悪事が全て明らかになるだけだ」という。小野に対して会社役員の関係者たちが憤るのは当たり前ではないか。関係者は「全て自分に非があることを承知しているのに、よくこのようなことが言えると思う。大事な証拠となる書証類の一部もK弁護士には送っており、どのような質問にも答える用意はある。それには1時間もかからないので小野氏本人も呼んで欲しい、本人が行きたくないと言うなら仕方が無いが、弁護士と話ができるなら良いと伝えてきたが、1カ月半経っても未だに実現せず、これだけ多くの悪事を重ねて訴訟を起こすというので、『小野は頭がおかしくなったのではないか』と多くの関係者から言われているが、当然のことだ」と言う。

周知のように、小野が会社役員との約束を反故にしたのは、11月30日に会社役員に支払うことになっていた1億1000万円が用意できなかったからである。小野はそれまでに会社役員に言ってきた借入金の返済期日の先延ばしをし続けてきた。11月30日に支払うとした1億1000万円についても、小野が妻の実家の財産分与の話を会社役員にしたのが3か月以上も前の7月初めだった。その際に小野が説明したのは「妻の実父が亡くなった後、母親も高齢のために自分が元気なうちに娘に財産を分けておきたいというので、妻と妻の兄が相続することになり、妻が財産2億5000万円の半分の1億2500万円を受け取ることになったので、8000万円以上を返済に充てます」ということだったが、いつまで経っても手続きが進まず、10月に入ると小野の説明が変わり、「新たな財産(株券等と言っていた)が見つかり、相続財産が4億5000万円になるが、財産分与で私たち夫婦と妻の兄夫婦の4人がそれぞれ1億1250万円を受け取れることになったので、私が受け取る分は全額、それに妻(連帯保証をしている)の分からも返済します」という。その手続きが終了して、小野の銀行口座に振り込まれるのが11月23日(月曜日)の週と言っていたが、それが11月30日になったというのが小野の説明だった。貸金は3種類あるが、最初の合計8000万円に対しては「月1割で貸してください」と小野は会社役員に言ったが、会社役員は年利15%、遅延損害金年30%にしている。また、その後、小野が「助けてください」と言って、他の金融会社へ返すために会社役員が貸し付けた300万円についても、小野は途中で30万円(その後は20万円)をしばらく支払っていたが、返済を滞らせたまま昨年も一度も返済が無かったため、「年末にまとめて300万円を払います」という小野との約束になっていたが、小野が連絡を絶ったために、それも曖昧になっている。

小野が姿を消し連絡を絶ったことで、会社役員が小野の行方を尋ねるために小野の妻の実家に電話をしたことで、小野の話が全くの嘘であることが判明した。小野はそれまでに会社役員には相続の件で妻の実家にしばしば、少なくとも3回は出向いているという説明をしていたが、実際には半年以上も顔を出していなかったからである。しかも小野は、会社役員が小野の妻の実家に電話をして小野の行方を尋ね、小野から至急会社役員に電話をするよう電話に出た義姉と思われる人に依頼しただけのことを、K弁護士には「借金の取り立てで妻の実家にまで電話をした」という嘘の話を大げさにしたため、K弁護士が会社役員に抗議をするということもあり、小野という人間が姿を隠したままで、そこまで話を変えるのか、どれほど会社役員の気持ちを逆なですれば気が済むのかと思う。最近になって分かったことだが、小野は知人たちからは10万円の金も断られるような人間だった。

小野が、会社役員の知り合いがマンションの賃貸契約を結ぶにあたって契約の名義人になっていたこと、そして、「口座からの自動引き落とし」と言って嘘をつき会社役員から毎月の賃料を預かりながら、昨年11月27日から同28日にかけて12月の前家賃として支払うべき賃料を横領していた事実があることを本誌はすでに報じたが、自分から賃貸契約の名義人になっていながら、その後に勝手に解約の手続きをして保証金を受け取ろうとしていた。

「小野は何故、30年以上も全ての面で世話になりながら逃げ回るようなことをするのか。小野はそれでも男と言えるのか、何が日本一の右翼の幹部だ、笑わせるなと言いたい。堂々と出てきて、言いたいことがあれば言えばいい」と関係者の一人が言うように小野のやり方は非常識極まりない。昨年11月30日以降、会社役員との連絡を一切遮断しておいて、小野は姿を現さないまま無責任なことばかりやっているが、それは一番卑怯な振る舞いではないか。小野は10代から右翼の世界に飛び込んで、右翼団体にも所属しながら活動を続けてきたというが、小野のやっていることは人間として許されないことであるだけでなく、自ら標榜している右翼の世界で活動している人たちに対しても明らかに信頼を失墜させることは間違いない。次号では小野がいかに反社会的な言動を繰り返し、詐欺まがいの言動で金銭トラブルをおこしているかについて具体的に触れる。(以下次号)

問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(2)

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会社役員が、小野に対して8000万円(4000万円が2口)を貸し付けた債権が30年を経てすでに10億円以上(年利15%、遅延損害金年30%)に上っていることを伝え、早期の清算を求めたのが一昨年の夏頃だったが、それ以降、小野が会社役員に説明をした返済計画は全て嘘だった。令和元年8月に8000万円の融資を受けるというという話に始まり、沖縄の知人より2000万円の入金があるという話、残土処理事業に絡む話、そして令和2年の5月頃には6年間付き合いのあった人間との間で3億円を受け取ることになっているという話などを小野は会社役員に説明したが、いずれも小野が指定した期日までに実行されず何回も先送りになっていくたびに小野から持ち出された入金話だった。これを見ても分かる通り、どの入金話も小野の作り話でしかない。そして、妻の実家の財産分与の話も何回か変わりはしたが小野の作り話のネタも尽きたようだ。
小野が3年ほど前より「月1割で借りられるところを紹介して欲しい」としつこく懇願したことから、会社役員が根負けして金融会社を紹介した件についても、小野には信用が無いために会社役員が借りる形を取ったが、これも小野は返済を滞らせ昨年6月末で債務が2億円になっているが、問題は小野が借りたことをきっかけにして他に2人が一時的に借り入れを起こしたが、この2人は時間をかけずに返済を完了した。約束を守らずに返済を滞らせ債務を多額にしてしまっているのは小野自身の無責任さに問題があるのは間違いない。小野はこういうことでも会社役員に多大な実害を被らせてきたのだ。

何故、小野は会社役員に本当の話ができなかったのか。機会はいくらでもあったはずで、話を聞いてくれる人だと30年間で分かったいるはずだ。小野が会社役員から8000万円を借り入れたのは今から30年も前のことで、その後も何回も無理を聞いてもらい、小野はこれほど長期間、債務を返済しようとせず放置してきたのかについて信用して待ってくれていたのに、小野には返そうとする意思もなければ努力もしなかったとしか言いようがない。小野は日常の移動で国産の高級車を乗り回し、東京の閑静な住宅街に一戸建ての自宅を構え、自宅の2階をアパートにしている。家族は妻の真理と長男の光、長女の成美の4人だが、子供たち2人が生まれた時期に小野は会社役員からの借り入れをしているが、果たして小野が外で何をやっているのか、妻や子供たちは真相をどこまで知っているのか。小野が自宅の土地を購入したのは平成28年6月のことで、土地の所有名義は小野が代表取締役を務める会社にし、また建物はこの会社と長男光の共同所有になっている。アパートからの賃料収入という固定の収入がありながら、小野は会社役員には返済をするどころか、その他にも300万円の借り入れを起こしたり、あるいは新たな借入先を紹介して欲しいと会社役員に頼んだりしているのはおかしすぎないか。しかも、自宅の土地建物を購入するに当たっても、小野は会社役員から借り入れした金で賄いながら一切説明していなかった。借り入れをする一方で、長期間にわたって返済を怠り続けたツケがどんどん溜まってドン詰まりになったら、会社役員との連絡を一切絶ってしまったのだ。

(写真:小野敏雄の自宅 土地建物の所有名義は小野が代表を務める会社と長男になっている)

会社役員は常々小野に「少しの事でも何でも遠慮せずに言うように」と言っており、また「私に嘘や間違いが一つでもあればいつでも言いなさい」とも言っていたというが、小野はその都度「いえ全く、何もありません」と言うので、会社役員はそのまま小野に対応してきたという。とはいえ、前述したように小野が説明していた入金話が相次いでとん挫することから不可解に思い、小野が尊敬しているという右翼の大物と言われるトップに一度会わせてほしいと言ったことも数回あったという。
「小野が言う入金話が次から次に先延ばしになるので、小野は本当の話をしていないのではないか、という疑念を会社役員が持ち、そうであれば小野が信頼し尊敬しているという右翼の大物に小野と一緒に直接会って面談すれば、小野も気持ちがほぐれて実際の話ができるのではないかと会社役員は考えたようだ」と関係者等は言う。しかし、小野は逆に会社役員の申し出を頑なに拒んだという。10代の頃から右翼の世界に飛び込んで、人生の大半をその世界で過ごしてきたという小野が、今、会社役員にやっていることはあまりに非常識で無責任であることを、小野は十分に承知しているはずだ。会社役員が小野の尊敬する右翼の大物と面談するという意向を小野に伝えたのは、いわば小野に“助け舟”を出したようなものではないか。それにもかかわらず、小野がそれを拒むのは、恐らく小野が周囲の誰に対しても本当の話をしていないために、全てがバレてしまうことを恐れた結果ではないかとさえ思われる。小野は、事態を解決するどころか、逆に拗らせようとしているとしか見えない。

小野が会社役員に説明した入金話の中でも、3億円の授受に係る話は、明らかに事件性の高い内容であることが分かっており、会社役員が小野からの説明で知る所では明らかに脱税に問われる案件に小野が共犯で関わり、かなり以前から脱税に協力した小野に対しても杉並税務署の調査が進んでいるというものだった。小野はそれを材料にして相手から事実上の“口止め料”として3億円を受け取る予定だったという。小野は「脱税に協力した相手が隠匿した利益は約10億円にもなるので、3億円は高くはない」と言ったというが、小野が6年間も付き合いを続け脱税にまで協力した間柄を無視して恐喝まがいの手口を仕掛けることには驚かされる。果たしてこれが全て小野による口から出まかせの作り話とは思えないが、真相が判明するのにそう時間はかからないと思われる。
「小野はどこか太々しさがあるが、根っからの小心者で、自分一人では責任を全うする自覚もなく逃げ回ってばかりいるが、時間が経てばそれだけ問題の解決が深刻になることが分かっているのか。このまま同じ状況を続ける積りなら多くの関係者は徹底して小野の責任を追及するという。その際には小野だけではなく、小野の債務を連帯で保証している妻の真理を始め息子の光と娘の成美のほか身内を巻き込むほどの影響が出ることを小野自身がどこまで実感しているかに尽きる」と会社役員の関係者は言う。小野の友人、知人の中にも小野に文句を言いたい人も数人いるようだが、会社役員と親しいというので我慢してきた人もいることが今回分かったという。

問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(3)

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今号では、小野に係る詐欺横領にも等しい言動を時系列で整理してまとめた。併せて、小野が会社役員に持ち込んだ虚偽の入金話を始め小野から委任を受けたK弁護士の対応等も事案ごとにまとめた。以下に列記した時系列を読めば、小野の言動が詐欺そのものであり、会社役員からの借り入れを逃れるために非常識極まりない対応をしてきたかが理解いただけるに違いない。

〔平成元年〕 西義輝(当時は内河)の運転手として会社役員の会社に来るようになった。
*内河は会社役員に会う際は、当時はほとんど小野に運転させ同行させていたが、一切同席はさせなかった。

〔平成2年〕 会社役員から4000万円を2回、合計8000万円を借入れ。
*「一建からの入金が遅れていて、支払いに間に合わないので、どうしても必要なんです。金利は月に1割で」と懇願した。しかし、その後、小野からは「一建から入金」という話は無く返済もなかった。
*内河が周囲の人間に対して、会社役員に直接電話をかけることも、自分を外して会社役員に会うことも禁じていたが、会社役員は全く知らない話だった。小野はそうした内河の指示を無視して会社役員から融資を受けていたことが後になって判明した。
*ある時、内河が会社役員に「社長、ひょっとして小野に金を貸していませんか?」と尋ねる場面があった。内河が何も言わない会社役員に重ねて「貸しているのなら、もうそれ以上は貸さないでください」とまで理由も言わずに言ったので、会社役員は「小野君に金を貸すか貸さないかは私の判断でやったことだから責任を感じることは無い」と言うと、内河は小野には気を付けてくださいと言っていた。この話は小野も承知している。西に借金を何回も断わられていた。
*長男の光が平成元年に、また長女の成美が平成2年に誕生している。

(写真:債務弁済公正証書 会社役員から借用した8000万円を返済しなかったため遅延損害金年30%で計算して債務額を確定する公正証書を作成した)

〔平成8年〕 同年の11月時点で金利を含めた融資額が1億5000万円になったが、改めて公正証書を作成し小野の妻(真理)が連帯保証をした。
*公正証書を作成してから数年後に「300万円を貸してください。何とか助けてください」と言ってきた。この時は金融会社より10日で3割の金利を2割にしてもらったので借りて、10か月間払ってきた(1か月で金利分が180万円になり、小野の言う通りであれば2か月で元金の倍以上になる)が、やっていけないので助けてくださいと言って、「金利は月1割でお願いします」言って、数か月間は月に30万円を持参したが、すぐに滞り出した。それから数年後には「月に金利20万円を払います」と言ったが、これも長くは続かなかった。

〔平成12年〕 小野が「担保にするものが何もありませんので、何か不測の事態が起きた時のことを考えて保険に入っておきます」と会社役員に言い、1億5000万円の保険証券(質権設定)を差し入れてきた。
*別途に借り入れを会社役員に依頼するようになった。会社役員は今までのことがあり当初は小野の依頼を断っていたが、「月に1割の金利で、どうか借り入れできるところを紹介してください」と涙ぐんで懇願を続ける小野に根負けして、会社役員は自分の金を貸したら甘えて今まで通り返すかどうか分からないことと鈴木の裁判関係でも思いのほか金がかかったので、止む無く知人に連絡を取って、そこから借り入れを起こすことができた。ところが、小野はその返済も滞らせた揚げ句に追加の借り入れを何回も頼んできた。
どのような場面でも会社役員は小野の懇願に応えてきたにもかかわらず、会社役員が小野に代わって知人に頭を下げ返済の時間を猶予してもらうということを何度も繰り返しながら最終では令和2年6月末で2億円になっていた。

〔令和2年〕  小野の返済計画は後段に抜粋して掲載する。
*11月30日、小野は1億1000万円を返済するとして午後1時に会社役員を迎えに来て銀行に行くと約束しながら、約束の時刻になっても姿を見せなかった。小野は日頃から時間の約束だけは正確だったが、連絡もないままに約束の時刻に遅れるとは思ってもいなかった会社役員は1時30分頃から断続的に小野の携帯電話に電話をしたが、小野は一切出なかった。その日の夕刻、会社役員が小野の妻の実家に連絡すると、義理の姉と思われる人が電話に出た。「小野さんが昨日もそちらに伺うと言っていたが、その後は連絡がつかないので」と言うと、「いえ、コロナもあってこちらには半年以上来ていません」と言う。それで小野の言っていることが全て嘘だと分かった。義理の姉には「お手数をかけますが、小野さんに電話をして私に電話をするよう伝えて戴けませんか」と頼み電話を切った。その後も小野から電話が無かったため、再度電話をすると、今度は着信拒否になっていた。
小野は令和2年12月までに債務の担保として法人での保険契約(5億円)を行い、それを担保とすると言い、会社役員には契約の候補リストを提示して「契約の際は保険会社に同行してください」とまで言っていたが、11月30日以降中断している(小野が1月生まれのため、保険料が高くなるので12月中に契約すると約束したことだった)。なお、小野が平成12年に担保として契約した1億5000万円の保険契約は令和2年11月分と12月分が未払になっているため失効した。
11月30日夕刻、会社役員と小野の共通の知人が小野の自宅を訪ね、応答がなかったために引き上げることにしたが、帰路で警察官と思しき2人連れとすれ違ったことから、関係者が会社役員に電話をしてその旨を伝えた。そして、会社役員が最寄りの杉並警察署に電話を入れ照会すると、やはり小野が警察署に電話を入れていたことが判明した。
小野の債務は令和2年12月で約10億円に上っている。また、前述した金融業者からの借入総額は令和2年6月末で2億円となり、300万円の債務返済についても、小野は遅滞している金利分の返済を令和2年12月末までにまとめて300万円を持参するとしていたが、未だ実行されていない。

(K弁護士の対応)
小野が委任したK弁護士は、当初12月1日に通知をFAXで会社役員に送ってきたが、会社役員は顧問弁護士を通じて「年末は忙しいため12月8日までなら日時は合わせるので面談したい。その際は小野氏と同行して欲しいが、無理であれば弁護士さんだけでも構わない。全ての質問に回答する」と伝えた。しかし、K弁護士は「年末まで時間が欲しい」と言うので、ギリギリ12月10日まで待つと改めて伝えた。しかし、K弁護士の対応は「年末まで時間が欲しい」と変わらなかった。そして、12月27日から同28日にかけて、今度は「1月8日頃に連絡する」と引き延ばしたうえ、1月8日という日時に合わせて会社役員の顧問弁護士からたびたび連絡を入れても事務所の所員は「外出中」を理由に対応が横着に終始した。1月8日から同15日までにK弁護士と顧問弁護士の間では数回ほどの電話でのやりとりがあったが、そのいずれも態度が曖昧で、時間の引き延ばしをしているようにしか思われない。
令和3年1月15日、顧問弁護士にK弁護士から連絡があり、「小野氏が訴訟を提起したいと言うので、予定していた協議は控えさせて戴くことにした」と伝えてきたが、K弁護士はさすがに会社役員に対して申し訳ないとお詫びに言葉を述べていたようだ。

(小野による横領事件)
令和2年、会社役員の知り合いが新しい住居を探すに当たり、物件(マンション)を探した。そして賃貸契約は小野の名義で契約することになった。契約に伴う初期費用は約103万円で、会社役員は小野に110万円を渡し契約が成立したが、差額の約7万円を小野が返却しないため後日、会社役員が小野に尋ねると「ああ、そうでした。後で持参します」と言ってとぼけたため、会社役員は「いいよ、取っておきなさい」と言って、小野の手数料代わりとした。ところが、同年11月30日に小野が一切の連絡を絶った後、マンションの賃料12月分が未払いになっていることに加え、小野が勝手に契約の解除を進めていることが判明した。その後、小野が未払分を支払った。しかし小野の行為は明らかな横領行為で、K弁護士の指示が無ければ小野は放置していたことが窺える。

(会社役員への小野の説明)
*内河との関係は不可解で、内河が、会社役員を始めとして体裁を整えなければならない相手と会う時には必ず小野に声をかけ、運転手として同行させていたといい、内河はいくつもの会社を興してそれぞれ名刺を使い分けていたようだが、小野は表向きには代表者や役員になっていたようだ。時には債権の取り立てのようなことを請け負いながら運転手兼秘書の役目で50万円という当時としては破格の報酬を受け取っていたという。
*小野には生業というものが一つもなく、小野の友人が語っているが、「今になって思えば、サークルのような大勢の人たちが集まる所でカモを探していたとしか思えない」ということも何人もの知人が話している。そのうちの一人がG氏ではないかという。小野本人も裏仕事は全て自分がやっていたと自慢しているようだ。

(小野による返済計画の虚偽)
*小野は確かな返済計画も持たないまま、さまざまに入金予定があるというウソの話を繰り返し、金を借りることに専念していたようだ。
*令和元年8月には8000万円融資は間違いないという説明があった。
*沖縄の仕事で2000万円入ると言っていたが、いつの間にか話がとん挫した。
*小野が過去6年ほど付き合いのある会社社長から令和2年5月頃に3億円を受け取る予定があるという話があったが7月1日に延び、これも実行は無かった。
*大量の残土の捨て場の話で小野は何年も引っ張り「間違いありません、確実です」と言っていたが実現しなかった。残土業者は会社役員とは以前より信頼関係にある付き合いがあり、大きな捨て場を用意したため多大な迷惑をかけることになった。ということは、会社役員にも当然大きな迷惑をかけたことになる。
これらの入金話は、小野が知人との雑談の中で聞いたような話だと思われる。

(写真 秋田の土地・建物 小野が財産分与の相続税対策で物納するために会社役員が無償で提供することになっていたが、小野の財産相続の話は架空だった)

令和2年7月以降、身内の相続財産の分配の話を持ち込んできた。これは、小野の妻が実家から財産の分与で1億2500万円を受け取ることになったので、そのうち最低8千万円を会社役員への返済に充てるという。しかし財産分与の予定日が何回か繰り延べされる中で、同年10月に「分与するべき新たな財産が見つかり自分(小野)も4億5000万円の1/4に当たる1億1250万円を受け取ることになった」と言い喜んでいたのは全てジェスチャーであったことが後日分かった。小野自身が受け取る分のほとんどに加えて妻が受け取る金の一部を返済に回すことにすると言っていた。妻の実家の財産の分配で夫に権利が生じることは相続法にはないから、何か特別な事情の説明が無い限り小野の話は真に受けられるものではなかったが、小野はその分配金を受け取るのが11月末日なので、同日に会社役員に返済すると約束した。しかし、これも小野が連絡を絶ったことで全て嘘と判明した。

小野が財産分与の相続税が発生するということから、会社役員は物納するために秋田の土地・建物を無償で提供することにして、その手続きを進めていたが、小野の財産相続の話が架空だったために手続きの作業が全て無駄になった。この件には会社役員の顧問弁護士も2回同席をして小野と面識を持っているが、小野の相続の話がでたらめだったことに呆れていた。

「小野の約束は全てが反故になり、返済期日がとっくに過ぎているので、このような全く非常識で最悪のやり方をするのであれば、令和2年12月末時点で10億円、同年6月末時点で2億円、同年12月末時点で元金300万と金利分300万円、マンションの賃料未払いに係る契約解除と転居に伴う損害請求分約120万円の総額約12億円以上を全額、一括で請求する」(関係者)

問題先送りで訴訟の愚挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(4)

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(写真:小野敏雄 記事を掲載以降、小野の悪事を告発する情報が数多く寄せられている)

小野敏雄の記事への反響が大きくなっている。記事を読んだ読者からの投稿もうなぎ上りだ。「小野は国学院大学のレスリング部の監督というが、恥知らずな詐欺師ではないか」「日本で一番の右翼の幹部を自認しているそうだが、こんな詐欺師が10代から約40年も所属している組織というだけで評価が地に堕ちるのではないのか」ほか小野を知る関係者からの非難の声は特に大きく小野の人格まで疑う投稿もあり近々掲載するが、記事で公開した情報は全て裏付けを取っており事実に基づいている。今のところは、小野の際立った無責任さと詐欺にも等しい作り話で会社役員に迷惑をかけ続けてきた情報を記事として公開しているが、投稿の大半が小野への非難に集中していることから見ても、小野が社会性が全くない人間であるという評価は間違っていないと思われる。また、投稿の中には本誌が詳しくは承知していなかった小野の悪事に関する情報提供も多数寄せられている中で、小野が複数の人間(女性を含む)を騙している事実もある(小野は30年以上も前の昭和63年7月19日に妻の真理と結婚した既婚者だが、自分の都合により独身を通している)。また、残土処理の話や3億円の入金話を聞いていたという投稿があったが、小野が会社役員に持ち込んでいた虚偽の入金話を他の複数にも同様に話していたことが窺われる。口から出まかせとはいえ、作り話を生み出すことは常識のある人間には容易ではないはずだから、逆に言えば、小野が嘘をつかなければいけない被害者が多数いるということだ。このような状況をこのまま続けていたら、今後、家族や身内がどうなるかを小野自身考えたことがあるのだろうか。悪事を重ねて逃げ回ることは一般の人間でもしない。右翼の基本的な信念とは何か、40年も所属する右翼団体や国学院大学に迷惑をかけることを何も感じないのか。複数の関係者によると、「昨年末に国学院大学の理事長と学長宛に小野を告発する書面を送ったが、1か月以上経っても何もアクションを起こしていない。小野に対して厳しい査問をしても小野が本当の話をするかどうか疑問だが、少なくともレスリング部の監督を一時更迭してでも、徹底的に監督指導をして使用者責任を果たさなければ、逆に大学当局が姿勢を問われることになる。大学当局は小野の実情を全く知らなかった可能性もあるが、そうであればなおさら小野がどれだけ社会に迷惑をかけているかを認識して適切に対応するのは当然です」という。小野は自分がしでかした不祥事で大学の執行部まで巻き込んでいることを真剣に考えるべきなのだ。

前述の3億円についていえば、これまでにも触れたとおり、小野が裏仕事の手伝いで付き合いを続けてきた後藤悟志(太平エンジニアリング社長)を半ば恐喝するような裏切りを働いて手にしようとしたものだった。会社役員と小野を知る関係者によると、「後藤には裏仕事を手伝う前任者がいたが、小野はその前任者を蹴落として事実上前任者を追い出させ後釜に座った。これは小野自身が認めていることです。後藤が不動産取引で得た利益10億円について『反社会的勢力の人間に話を付けたのは私一人でやった』と小野は自慢していたが、こんな悪事を長年にわたって好き放題をして逃げ回っている人間にできる訳がない。大ぼらを吹く癖があるようだ。小野は後藤に協力して上手くいったことで礼金を受け取ったようだが、その後、税務署が後藤と小野に調査をかけたことを利用して、後藤から口止め料を取ろうとした。それが3億円の真相だった」という。これが明るみに出ると、2人とも逮捕されるとは小野自身が話しているほどだったという。会社役員と小野を知る知人、友人は少なくとも5人以上はいるが、小野はその誰とも近しい関係を作ろうとせず、互いに連絡を取る必要があった時でも、直後に会社役員に「すみませんが私の電話番号を必ず削除するように伝えてください」と言うので、誰もが不可解に思っていたが、今回の小野の所業には「何なんだ、あいつは。言っていることとやっていることが全て正反対じゃないか。本当に珍しい。よく右翼の幹部と言える」と呆れ果てている。会社役員との約束を破り一切の連絡を絶ったという話を耳にした知人友人たちは当初は、それでも時間を置かずに小野が会社役員に連絡すると思っていたようだが、全く逆の行動を取ったことで小野の対応には全員が本当に怒りを露にして「小野の外見と本性があまりに違い過ぎて、周囲を騙してきたのがこれでよく分かった」と言う。

小野と後藤悟志の付き合いは極めて特殊で、後藤は太平エンジニアリング(空調設備工事の大手)の経営トップでありながら金銭に対しては酷く強欲で、小野は6年間も付き合ってきた中で表には決して見せない後藤の実態を垣間見てきたようだ。毎週最低1回は賭け麻雀に興じ、あるいは飲食を共にする中で後藤の素顔や日常の人との関りや行動を小野はつぶさに見てきた。今回の会社役員とのトラブルを起こしてようやく分かったことだが、小野はそれらの全てを材料にしていつでも後藤を脅すことが出来ると考え続けていた。後藤のことを「金銭面でも女性に対しても最低の男だ」とか「男じゃない、人間じゃない」とまで小野は最大限に好き放題のことを言っており、確かに取材してみると小野の話には裏付けがあって後藤は普通ではないが、小野よりもだらしがない悪党は他にはいないと言うくらい男らしさは全く見当たらない。しかし、裏仕事を手伝うような付き合いをして、一部でも秘密を共有するような関係にあった後藤を脅すなどというやり方はあまりにもゲスで、決して許されるものではない。やるなら、堂々と関係当局に出頭して告発するのが筋のはずだ。小野敏雄という人間はいつもスーツを着て一見真面目そうに見えるが、しかし、小野にその発想しかなかったとすれば、この男の人間性を大いに疑う話ではないか。このまま逃げ回っていても問題が解決する訳ではなく、人としてのまともな心情があるなら謝罪するべきことは謝罪して、今後のことを真面目に話し合うのが常識ある人間の行動と思われるが、そうでなければ誰からも相手にされなくなるだろう。家族や身内までもがそうなるのに時間はかからない。

前述したように、小野は会社役員を始めとして何人もの人間にどれだけの嘘をついて大きな迷惑をかけているか、反対の立場に立って考えてみることだ。時間稼ぎをしたり相手に予定させた結果、どれだけ迷惑をかけ続けたことか。同じように残土処理にしても、会社役員は長年の付き合いがある人脈で残土を処理する用地を手配させ小野に協力したが、小野が一向に手続きを進めなかったために、会社役員は残土処理業者を含めて大きな迷惑を被ったのだ。それにもかかわらず、小野は手続きが宙に浮いてしまったことへの明確な説明も謝罪もしないままだった(恐らく架空の話かブローカー話だ)。そんな無責任なことを小野は自身の人生でどれほどやり続けてきたのか。会社役員の所にも何人も相談に来ているというが、小野は逃げた翌日には弁護士に頼み時間稼ぎをしているようでは何の意味もないどころか、小野や弁護士にとって状況がドンドン悪くなることくらい気づかないのか。委任を受けた弁護士には小野を一喝するくらいの気概があって然るべきだ。
今後は、元友人や知人のほか多くの読者から寄せられた投稿を掲載するとともに、寄せられた情報の取材を続ける中で裏付けが明確になった者から順次掲載していくことにする。(以下次号)

問題先送りで訴訟の愚挙「小野敏雄は狂気の沙汰」(5)

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小野敏雄が周囲にどれだけの嘘をついてきたか、今回、数多く寄せられている読者投稿を見てもよく分かる。一般の読者に加えて、小野をよく知る関係者からも多くの投稿があり、小野への批判が溢れ返っているが、そこから派生して小野が結婚詐欺を働いているのではないか、という情報まであって呆れ返ってしまう。小野は昭和63年に妻の真理と結婚して約34年になるが、気に入った女性に対してはバツイチと言って近づき、結婚をエサにして事実上愛人にしているという。事情を知る関係者によると、「小野は女性の実家に一緒に行って両親に挨拶までしているというから、女性も信じて疑わなかったのではないかと思う。女性は銀座で働いていたようで、店を辞めさせて毎月数十万円の生活費を5年前後も渡していたというが、借金を抱えていながら返済もしないで全くどうかしている」という。
小野は女性には「妻とは別れた」と言い続けていたというが、無責任過ぎて恥ずかしくないのか、と関係者は言う。その一方で小野は会社役員への入金話の一つとして妻の実家の相続財産の分与金受け取りを口実に使っているのだから、本当に節操のかけらもない人間と言うほかない。
小野は10代の頃から右翼の世界に飛び込んで、今も所属している団体で現役の幹部を務めているというが、不可解なことにその事実を周囲にはほとんど明かしていないようだ。よほどの後ろめたさがあるのかは不明だが、「女性には靖国神社の話をしばしばすることがあったようだが、小野が何も言わないために女性は知らず、『右翼でもないのに』とからかっても小野は返事をしなかったというから、それを団体のトップが聞いたら、さぞかし怒りに震えるのではないか」(前出関係者)という指摘があるほどだ。

寄せられているさまざまな情報を総合すると、小野が会社役員の元に頻繁に顔を出すようになったのは2年から3年ほど前のことのようだが、それまでに銀座のクラブに出向いて気に入った女性を愛人にして毎月数十万円の手当を渡すような羽振りの良さは、恐らく後藤悟志との関係にあったことと会社役員からの借金が大部分だと思われる。旧知の関係にあった会社役員に改めて近づき、滞らせていた借金の返済を棚に上げて新たな借り入れを懇願するようになった。しかしそうであれば、小野は何故、後藤の裏仕事(主に脱税の協力)で6年間も付き合っている中で会社役員への返済を一度もしなかったのか。愛人を囲い毎月手当を出すような金があるのであれば、それを返済に充てることは容易だったはずで、それをしなかったのは小野には借りた金を返すという責任感が全くなかったということではないか。それ故に、会社役員から返済の当てがあるのかと聞かれても、口から出まかせの話を次から次に連発して何一つ恥じない、それどころか嘘が限界になると一切の連絡を絶って非常識な言動を繰り返す。

ある関係者によると、「小野は裏仕事を進んで引き受けていたが、成功報酬を20%要求していた。後藤が不動産取引で10億円の利益を上げた際に反社への利益供与の調整や脱税に協力して相当な報酬を受け取ったと思われるが、それを材料にして後藤を脅すなんていうのは人間のやることではない」と言い、後藤もそうした小野の本性を見抜いて関係を疎遠にしたのではないかとも言うが、そうであれば、会社役員への入金話の一つである「後藤から3億円」という話は本当に質が悪いでは済まされない。
小野が会社役員に持ちかけた話の一つが、高額の家の建築代金を会社役員から受け取った直後に元請となる小野の会社を計画的に倒産させて、その金で返済するというものだったという。実際に工事を施工した業者には一部しか払わないという話を聞いて、会社役員が「それは犯罪になる」と言うと、小野は「私の問題なので迷惑はかけません」と平然と言ったというが、普通の人間の感覚ではない。

小野には生業がないという話はこれまでにも触れてきたが、こんな小野の本性を垣間見れば、まともな日常生活を送ろうとする発想がそもそもないのではないかともいえるが、そこで不可解なのが小野が今でも国学院大学レスリング部監督を務めているという点である。関係者が言う。
「大学の理事長と学長には昨年末に小野を査問して、小野がどれだけ世間に迷惑をかけているかをしっかり見極め、そのうえで然るべき対応を望むという書面を送ったが、大学の執行部として公には情報開示を何一つ行っていない。インターネットでレスリング部のHPを見ても、相変わらず監督に小野の名前があるだけでなく、大学の体育会連合会レスリング部OB会の事務局にも小野の名前が載っている。つまり、大学の執行部もOB会も小野に対しては何もしていないということになるが、それで済まされるはずがない。小野に対する対応をしっかりやって、公にするべき情報はしっかり開示しなければ、大学の執行部自体が信用を無くし、レスリング部のOB会幹部の責任も問われることになる」
国学院大学の執行部が小野を正当に処分できない理由が特別にあるのか、それは不明だが、小野のやっていることは単なる無責任とか非常識とか社会的道義的責任では済まされない状況にあることを認識すべきではないか。(以下次号)

 

問題先送りで訴訟の愚挙「小野敏雄は狂気の沙汰」(6)

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これまでにも触れた通り会社役員の知り合いがマンションの一室を賃貸するに当たって、小野が自発的に自分の名義で契約をすることになったが、小野は契約に際して会社役員から契約金として最初に100万円を預かり、その後「少し足りません」と言ってさらに10万円を預かった。ところが、その時小野が金額を水増しして会社役員に請求したという疑いが出ているという。
賃貸契約が終了後、小野はすぐに会社役員に報告もせず、ほったらかしにしていたため、会社役員から契約の清算の話を切り出すと、小野は「すみません、うっかりしていました」と言って後日報告に来たが、その時の説明によれば、家賃と敷金、礼金に加え仲介手数料や火災保険等の合計が103万円余であると言いながら、賃貸契約書のコピーを持参していなかったために会社役員は確認することが出来なかった。そして、差額の6万円余についても小野はその場で清算しなかったため、会社役員は「いいよ、取っておいて」と言うに留めた。

そして今回、小野が会社役員への返済約束を反故にして連絡を絶った数日後に、11月30日までに支払うべき賃料(12月分、18万5500円)が未払いであるという督促が保証会社から来たことで小野の着服が発覚した。賃貸契約が完了後に会社役員が賃料を振り込むと言った時、小野が「自動引き落としになっているので、私の方で預かります」と言ったため、会社役員は毎月27日に賃料分として19万円(時には18万6000円)を小野に預けることにしていたが、小野の着服によって、賃料の支払が口座からの自動引き落としであるという小野の説明が嘘であることも発覚したのだ。
そして、会社役員の顧問弁護士が賃料の支払いをすぐに履行するよう要求すると、小野は支払うと言いつつ賃貸契約を解除する旨を弁護士を介して会社役員に通告してきた(保証金を自分の所に戻そうとしたのではないか)。何という無責任な対応か、周囲の迷惑を何とも思っていないのだ。契約の解除により新たに転居先を探さねばならないという面倒を引き起こしたことに小野から一切謝罪の言葉もなかった。

会社役員は小野の弁護士に賃貸契約に係る小野の責任を問うとともに賃貸契約書(コピー)の開示を求めた。賃料の未払いにしても、遠からず発覚することが分かっていたはずなのに放置していた事実から、小野が着服したのは明白だった。
しかし、小野は「(会社役員に)賃貸契約書を見せて必要な金額と同額を受け取り支払いを済ませた」と弁護士を介して言っているというが、引越しを手伝った複数の関係者が引っ越し作業終了後に近隣の飲食店で食事をした際に、会社役員から小野には最初に100万円を渡し、間もなくして「少し足りません」と言うのでさらに10万円を渡したという話は当時より知っている。
会社役員の所に出入りしている関係者は、会社役員が必要な金を渡す時に、端数があれば多めに切りの良い金額で渡すのが慣例であることを誰もが知っている。いくら生業がなくて固定の収入が無いからといって、マンションの賃貸契約に係る誤魔化しをして着服するとは、小野は何とも浅ましいことをして恥ずかしくないのか。

会社役員から小野の無責任ぶりを明らかにされてきた弁護士は、それでも小野の言いなりになって時間稼ぎに協力しようというのか。小野が訴訟を起こすと言って、会社役員との協議を拒むのは、ただの時間稼ぎに過ぎず、弁解や釈明をする余地がないということが弁護士には分かっているはずで、そもそも訴えるべき理由も根拠もないことくらい分かっていなければ、弁護士の資格も疑われる。
「このままでは、弁護士はおろか所属している事務所自体が大きく信用を失いかねない状況になるのは目に見えている。弁護士という職権を乱用して、会社役員の債権回収ほか小野が約束したことの履行を妨害しているのは事実だから懲戒の対象になる。そうなれば必然的に弁護士と所属事務所の実名も明らかにすることになる。所属している事務所の代表者はそうした事実関係をしっかり把握しているのか疑問だ」
と関係者の一人は言うが、同様のことは国学院大学の執行部にも言えることだ。関係者が続けて言う。
「多くの関係者が連帯して国学院大学の佐柳正三理事長と針本正行学長に小野に対する抗議文を送って、大学としての正当な対応を求めたが、未だに何もしていない。これは明らかに大学としての責任放棄で信用失墜は免れないのではないか」
関係者のこの声は前号でも取り上げたが、同大学の体育会連合会レスリング部のHPには今も小野敏雄の名前が監督として、また同部OB会の事務局として載っている。これは一体どうしたことか。小野を査問して真偽を確かめることすらやらないというのは、関係者も言うように明らかな責任放棄であり、小野の不祥事を庇って何も無かったことにしようとしていると思われても致し方のないところだ。早急に対処しないと使用者責任を問われると思われる。(つづく)

問題先送りで訴訟の愚挙「小野敏雄は狂気の沙汰」(7)

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小野敏雄に対しては、誰もが「ここまで度の過ぎた嘘をつく人間とは全く思わなかった」と驚きや憤りも隠せない。いつも身なりを整えていて周囲に真面目な印象を与えていた小野だから、そのギャップの大きさに呆れているのが実情に違いない。
裁判で、小野は債務不存在を強調しているが、それを裏付ける証拠が一切ない。というより主張そのものが嘘だから証拠など有り得ない。そのために、小野はことさらに債権者を誹謗中傷して、「債権者から脅され書類作成を強要された」等という文言が訴状や主張書面に溢れ返っているが、それで正当化できると思ったら大間違いであり、裁判官を納得させることなどできるはずもない。案の定、裁判官からは債務不存在の理由を示す証拠を提出するよう強く求められているのだ。

(写真:小野敏雄 記事を掲載以降、小野の悪事を告発する情報が数多く寄せられている)

昨年の11月30日に突然連絡を絶って以降、小野は全てを委任したという名目で債権者との接触を避け続け、また、委任を受けた清瀬雄平という弁護士も、当初は債権者と協議をして問題解決を図るような素振りを見せていたのに、結局は「依頼人が裁判で決着させる意向なので面談は控える」として、そのまま裁判での対応になった訳だが、債権者が公正証書や小野の自筆による借用書を提供しても、それを小野に確認したとは思えないような主張展開を始めた。清瀬弁護士が債権者と会おうとしなかったのは、小野には真っ当に問題解決をしようとする意思が全くなかったからであり、それゆえに債務不存在などという苦し紛れの弁解しかできなかったのだ。そして裁判自体も小野にとっては単なる時間稼ぎに過ぎなかったことも明らかだ。

裁判では債権者が被告となっているが、小野が訴状を提出する3日前の2月10日に貸金返還請求の訴状を裁判所に提出しており、本来であれば小野は原告ではなく被告だったはずだ。しかし、裁判所の事務手続き上から、小野を原告とする裁判の期日が先行した。しかし小野は、それを奇貨として自身が監督を務める国学院大學レスリング部のOB会や大学執行部に対し裁判で原告になっていることをアピールし、自分が被害者で訴えている事件ですと言い訳にしていることは容易に想像がつく。しかし、その化けの皮が剥がれるのは時間の問題だ。
小野は父親が右翼だった影響を受け、10代の頃から右翼の世界に飛び込んで、今は日本一の右翼の会長の運転手や秘書的なことをしているという。しかし、実際にやっていることは右翼の名前を使っての取り立てやトラブルの相談のようで、それで生計を立てるのが難しいのは明らかで、当然、レスリング部監督という肩書は必要不可欠になる。そこで築いてきた人脈がこの裁判によって瓦解し全ての信用を失ってしまうことになる。それを小野は本当に分かっているのか、非常に疑わしい限りだ。

小野がどれほど金銭にルーズだからといって、約30年前に債権者から4000万円を2回借りた債務を、債権者が催促しないことをいいことにして放ったらかしにしてきたのは小野の人間性に原因があることははっきりしている。ところが小野は裁判では「借りた事実はない」と言い、逆に債権者には記憶の無い平成8年に2000万円と3000万円、さらに300万円を借り、債権者が無情な取り立てをする中で1000万円と500万円を何とか返したものの、返済のための資金繰りに窮して、それが原因でキャドシステムという会社を倒産させてしまった、と言わんばかりの主張をしている。そこまで具体的な貸借を言うなら、何故、借用書や領収書が一枚もないのか。無情な取り立てをするという人が、何故30年間も催促しないのか、裁判では好き放題のことを言っているが、その1/10でも言い分があれば、弁護士を同行して話し合いをしなかったのは何故か。それに週に3回から5回もマンションに出向くことも無いはずだ。太平エンジニアリングの後藤氏の件にしても、小野は後藤氏の共犯だと自身で認めていることではないか。小野は日本一の右翼の幹部と言っているが、どんな教育を受けているのか。
主張書面で債権者を誹謗中傷することばかりを並べ立てる清瀬弁護士に対して、業を煮やした裁判官が、4000万円を2回借りた事実が無いことを立証しなさい、と強く求めたのは当然であろう。

清瀬弁護士は、債権者が「1時間もあれば全て正確に話ができる」と言って協議の場を作るよう求めても、態度を曖昧にして応じず、小野の時間稼ぎを擁護するような対応を繰り返しただけでなく、「債務不存在」などという実体のない主張を基に訴訟を提起したうえに、裁判では肝心の債務不存在を裏付ける証拠を何一つ出せずに債権者の誹謗中傷を繰り返している。これは明らかに弁護士としての誠実義務や倫理規定等に反するもので、債権者は、清瀬弁護士が今後も同様の弁護を続けるならば懲戒請求を辞さない構えでいる。小野が債権者から逃げるために嘘だらけの作り話を清瀬弁護士に吹き込んだことは明らかだが、過去の30年前後、債権者に頼み事ばかりを持ち込み、債権者が友人知人から借りてでも小野の資金繰りに協力するなど、そのほとんど全てを聞いてもらい、また飲食でもお茶代すら一度も払ったことが無いほど世話になりながら、その恩義も忘れたように掌を返して債権者を誹謗中傷することは絶対に許されるものではない。
今後の裁判で清瀬弁護士がどのような主張を展開をしようとも、小野の主張が全て出鱈目だったとして認め、小野がまず債権者に謝罪するのは当然だ。それに、今後どうするかを、連帯保証をしている妻真理と真剣に相談するべきだ。(つづく)

問題先送りで訴訟の暴挙 「小野敏雄は狂気の沙汰」(8)

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(写真:小野敏雄 記事を掲載以降、小野の悪事を告発する情報が数多く寄せられている)

債権者が知人友人から頼まれ、個人的に融資をした人間が多くいた中で、小野敏雄という人間ほどひどい嘘つきはいなかった。債権者を知る関係者によれば、「過去にも何人かワルはいたが、小野のように弁護士を盾にして陰に隠れ、裁判を悪用して債権者を嘘だらけの主張でトコトン誹謗中傷するようなワルは絶対に許せるものではない」という。それまでは山本丈夫が最悪かと思っていたが、小野を雇用していた西義輝(故人 当時は養子先の内河を名乗っていた)自身が小野を要注意人物と何回も言っていたのがよく分かった。西が小野を同行してアメリカに向かう機内で、小野に「世界でも有力な詐欺師になる」と語り、小野が「社長(債権者)はどうするのか」と尋ねると、「あそこまで全てやってくれた人には感謝とお礼をするしかない」と言い、「どんな悪にも対抗するが、心底優しい人間には悪事を通すことは出来ない」と言ったという。小野はこの話を数年前に債権者にしたが、当の小野が嘘だらけの人間では話にもならない。
しかも、裁判とは言っても、小野が原告として「債務は存在しない」という全く虚偽の主張で提起したのだから、これは不当提訴(濫訴)に当たるはずだ。
小野は債権者が必ず貸金返還の訴訟を起こすとみて、先手を打つように訴えを起こしたのかもしれないが、そうした発想こそが小野の悪質さを表している。

小野の主張に理由がないことは、法廷に客観的な証拠を何ひとつ提出できないことから明らかで、ただ債権者に損害を与えることを目的としていることも明白だ。それにもかかわらず、訴訟提起をするような行為は、不法行為として損害賠償をしなければならない。訴訟を提起することは、憲法で認められた権利であるにしても、その権利が無制限に認められるものではない。小野のように、自身の主張に理由がないことが明らかであるのに、不当な訴訟を続けるなどして事件の解決を妨げるような行為は、不法行為責任が認められて当然なのである。債権者が小野と代理人の清瀬雄平弁護士に対して名誉毀損の訴訟を提起している事実は、その意味で重い。

小野の委任を受けた清瀬雄平弁護士の取り組み方も異常というほかない。小野の主張に全く根拠がないことを知りながら、何故小野の暴走を止めようともせず、逆に同調して小野を煽り立てるようなことをしているのか、それは弁護士にあるまじき行為だ。しかも、小野の虚偽の主張を正当化しようとして、ありもしないことを並べ立てて債権者を誹謗中傷する。これは明らかに犯罪ではないか。
平成の初期の頃から小野は西義輝の運転手兼かばん持ちとして西に同行し、債権者の会社に顔を出すようになった。後日分かったことではあるが、小野は西が自己破産をしていたことから、西が起こしたいくつものダミー会社の代表を務めることで西から毎月50万円の報酬を得ていたようで、普段は自分の仕事として取り立てや浮気調査等のトラブルの相談に乗ることで手数料を稼いでいたと、小野自身が債権者に語っていた。社会人になっても定職に就かず、事実上は無職同然だった。
それから30年以上も債権者と関わる中で、債権者が金融を本業にはしてはおらず、知人友人から頼まれれば貸し付けていたことや、貸し付けた相手の事業等が上手くいかず返済を滞らせても、強く返済を迫るようなことは一度もしてこなかったこと、さらに生活苦に陥った知人友人に対しては金利さえ取らなかったことなど、身近な知人友人の多くが知っていたはずだ。それにもかかわらず、小野が裁判で主張していることは債権者が全く違う人格であると言っているのである。清瀬は、弁護士として小野の噓をもっともらしく正当化しようとしているに過ぎない。「暴利を貪る無免許の金融業者」であると言って「公証役場で100通以上の公正証書を作成している」とか、「債務者を脅迫と強要でマインドコントロールして、がんじがらめにしている」など、いずれも清瀬が債権者に対する裁判官の心証を悪くさせるための謀略でしかない。しかし、債権者が警察署から受けた古物金融取扱いの免許を提示しても、また公正証書の作成はせいぜい十数件ほどだったから、100件以上あるという事実の裏付けを明示して欲しいと審理で指摘しても、小野も清瀬もそうした偽証を改めようともせず、時間稼ぎばかりを狙う中でそれらの誹謗中傷を繰り返してきたのである。債権者が別の債務者への取立を依頼した事実も無く、長い期間連絡を絶っている債務者に債権者と会って具体的な相談をするよう説得に行った関係者に付き添いで過去に一度か二度、債務者の自宅を訪ねてもらった事実はあったが、小野は往復の車の運転をしていただけで、経費も受け取っていた。明らかに事実と違う内容の話を創作して、どこまでも債権者を悪者に仕立て上げようしている小野と清瀬の誹謗中傷である。

(写真:小野が作成した借用書。令和2年7月時点で債務は9億円以上になった)

小野が債権者から4000万円を2回借りたのは平成2年頃だったが、小野は「そのような金は借りていない」と言って、平成8年ごろに小野の経営する会社の資金繰りから1800万円と2700万円を借りたと主張した。それが事実ならば、最低でも小野の手元に借用書の控えや、平成8年5月から平成20年12月まで30万円を、また平成21年1月から平成30年12月まで20万円を支払ったという領収書が1枚でもあるはずなのに、裁判で清瀬が「ありません」と断言しているのだ。約束の時刻に3分でも遅れたら、電話をする几帳面な人間にはあり得ない事だ。現に小野が債権者から8000万円を借り受けた事実は、小野自身が旧知の友人に話していたことから間違いはなかった。その友人は小野から受注した仕事の代金約3500万円が支払われなかったため、自身の資金繰りが悪化してしまった。小野は代金の支払を先延ばしにするために友人に債権者を紹介して融資の口利きをする約束までしていたが、飲食を共にしただけで友人の資金事情を債権者に相談することはなかった。このように、小野が債権者から8000万円を借り入れていたことは明らかで、それにもかかわらず、小野は否定し、ありもしない1800万円と2700万円の借入をでっち上げているのである。仮にそれが事実と言うなら、小野は何故、1億5000万円の債務を認める公正証書を作成し、妻の真理を連帯保証人にしたのか。小野が言うような、債権者による脅迫や強要に恐怖を感じたというのであれば、何故、警察に被害届を出さなかったのか。30年を経た今になって言う話ではないはずだ。ちなみに小野は外見は生真面目そうに見え、また約束の時刻に3分、5分遅れそうな時にも電話をかけるという律義さや几帳面さがあったから、債権者は小野を信用してしまったが、小野の金銭に対する異常なだらしなさを知ると、小野の律義さや几帳面さも詐欺の小道具にしていたとしか考えにくい。

(写真:借用書 小野は月1割の金利で借用指摘債務も返済を滞らせ、令和2年7月時点で債務は2億円に膨らんでいる)

債権者による小野への貸付は、平成2年7月時点で8000万円が元利合計で約9億2000万円になっているほかに300万円、さらに債権者が紹介した金融業者からの借入分が同じく元利合計で2億円になっている。金融業者については、小野では貸せないと業者から言われ、債権者が借入を起こすことまで小野に協力した。それほどの支援をしても、小野は感謝さえせず、返済を滞らせ続けたのである。小野は借入の際には常に「月1割で貸してください」と債権者には言っていたようだが、金利は年15%で遅延損害金は年30%にしていた。他の金融業者について「金利が週3割だというので、返済できないから無理だと言って帰ろうとすると、その業者が『貴方は真面目そうだから週2割でいい』と言うので借りることにして10カ月前後金利を払ってきたが、どうにも資金繰りが出来ない」と言って、債権者が肩代わりで融資をすることもあった。その事実からも小野が資金繰りで返済能力を超えた(最初から真面に返済する意思もなく)高利の金に手を出していたことが分かる。小野は裁判で債権者に過剰な返済をしており、過払い金さえ発生しているというが、それは債権者に対してではなく、別の金融業者から借入をしたものであり、こうした嘘を小野は平気でついているのだ。

小野は自身が返済もせずに放置してきた債務の返済で債権者についた嘘がバレ、どうにもならなくなった途端に一切の連絡を絶ってしまった。それが令和2年11月30日のことである。小野は、その日、妻の実家で遺産分割を受ける手続きを済ませ、午後1時を目処に債権者を訪ねるので銀行に同行して欲しいと伝えていた。ところが予定の時刻になっても小野は現れず、それどころか、その日から一切の連絡を絶ってしまったのである。債権者が小野の安否を心配して妻の実家に電話をしたことで、小野の話が全て嘘であることが発覚したが、その後小野は、あろうことかこのとき債権者が妻の実家にまで債権の回収を迫ったと、とんでもない嘘をついた。

(写真:小野敏雄の自宅 土地建物の所有名義は小野が代表を務める会社と子供になっている)

また、小野が連絡を一切絶った11月30日当日、小野を知る関係者の一人が、「帰宅経路が同じなので、小野の自宅に立ち寄って声をかけてみます」と債権者に言い、実際に小野の自宅に行ってみると、室内の明かりがついているので玄関先で声をかけたが一切応答が無かった。しばらく様子を見たが、変わりがなかったため、関係者は帰路に着いたが、途中で刑事らしき2人連れとすれ違った。そのため、関係者が債権者に電話をかけてその旨を伝え、債権者が最寄りの警察署に電話をしたところ、やはり小野が警察署に警備を依頼する電話を2度も3度もかけて来たと刑事は言う。債権者が詳しい事情を説明したことで刑事も事態をよく理解したため、その後は何事もなかったが、同日の午後1時に債権者の自宅に来るとした約束を一方的に反故にしたばかりか、債権者が何回か電話をしても一切応答しないような対応をしておいて、小野を心配した関係者が小野の自宅を訪ねたら警察に電話をするとは、小野の神経が異常というほかない。小野は裁判で「債権者が直接3回も自宅にやって来た」と言ったが、債権者が小野の自宅を訪ねたことは一度もなく、ここでも小野が事実を捻じ曲げて、債権者に恐怖を感じている被害者を装っている。小野の言動には一事が万事、全く真実が何一つないのである。

(写真 秋田の土地・建物 小野が財産分与の相続税対策で物納するために債権者が無償で提供することになっていたが、小野の財産相続の話は架空だった)

因みに、小野は裁判では遺産分割の話を否定しているが、相続税の物納の件で、債権者の顧問弁護士が小野と2回は会い、物納する予定だった西の秋田の別邸を譲渡する手続きで西の妻の所へ数回行った事実がある。

平成31年に債権者が小野の懇願に応じて、知り合いの金融業者から融資を受けて以降、小野は返済計画で債権者に嘘を言い続けた。中でも、令和2年当時に小野が約6年間懇意にしてきたという、太平エンジニアリングの後藤悟志社長については、同氏の不動産投資で10億円の利益を上げながら、約束した報酬を払ってもらえないとして、同氏を恐喝まがいで報酬の支払を要求するような話を持ちかけてきたが、小野は自ら後藤氏の金銭や女性にまつわるスキャンダルを持ち込み、それを金に換えようとしたのである。特に金銭に関しては後藤氏が巨額の脱税をしており、小野がその一部に加担しているとまで暴露して、場合によっては税務署や警察に出頭するとまで債権者に嘯いたが、結果的には小野が後藤氏を直接攻め立てることまでしたようで、債権者にとっては騙しでしかなかった。

写真:後藤悟志・太平エンジニアリング社長

小野が仮に報酬を受け取れなかったとしても、小野は後藤氏とは週に1回以上は旅行や飲食、賭け麻雀、合コン等の付き合いをしてきて、礼金が少ないと自分の都合だけで後藤氏のスキャンダルを公にして、記者が後藤氏の自宅に行くよう仕向けてまで揺さぶるというのは、人間としてやってはいけないことであるはずだ。これに関連して、小野は、債権者が指示をしてネット情報誌に小野に対する事実無根の記事を書かせているというが、それを実際にやっているのは小野自身であり、債権者の関係者の中にネット情報誌とつながりがある人間がいると知って、後藤氏のスキャンダルを原稿にして債権者に持ち込み、「これで後藤を告発したい」と言って来たのだ。債権者はインターネットに関する情報が全く無く、記者やマスコミ関係者に会ったことも無い。携帯電話でさえ操作が容易でない事は小野も知っているはずだ。ちなみに、小野については、記事を掲載して以来、多くの読者から被害にあった実情が寄せられているので、小野がいつまでも態度を改めず嘘をつき続けているのであれば、公表する用意がある。

小野の嘘には際限がなく、定職を持たないために、返済をする当てもないまま金銭を調達することを目的としていたから、全てが詐欺に等しかった。それを社会人になって以降、現在まで続けてきたのである。こうした嘘をつき続けてきた小野にとって、自分に都合の悪いことは全て嘘で誤魔化すことが習性になっているに違いない。一緒に飲食をしても、小野は一度も支払ったことは無く、債権者が何か頼んだ時には、費用の一部をピンハネすることも一度や二度ではなかった。債権者の知人の転居先を小野が探したことがあったが、見つけた候補は築60年以上のマンションで住める状況ではなかった、まるで幽霊屋敷のような物件で、小野には誠実さが全く感じられなかった。しかも、小野は転居先の賃貸契約を自ら買って出たが、債権者が負担した転居後の家賃を口座からの引き落としと言って偽り、債権者から預かった家賃分の金を着服したこともあった。

融資を受けてから8年以上も放置してきた合計8000万円の債務について、公正証書を作成してから数年後に、担保が何もないので小野は自ら加入していた保険を担保に供するとして「質権設定をして下さい」と言い、さらに妻の真理を連帯保証人にすると言ったのも小野自身であったにもかかわらず、裁判では、保険に強制的に加入させられ、妻を連帯保証人にしろと迫られたとまで言っている。「借用書の作成時に保証人のところが空欄になっていて、誰かが書き加えた」とも言うが、債権者の側で書いても、何の意味もないことくらい小野は判断もつかないようだ。また、返済が覚束なくなった債務者に対しては自殺を強要することも厭わないとして、西義輝と鷲尾義文、小川一の実名まで出したが、債権者が貸付の担保として保険への加入を強制した事実は無く、小野が名前を挙げた鷲尾には10億円以上の貸付があったが、鷲尾は保険には入っていなかったし、また西と小川についても死亡した際の遺書があり、希望するならそれを証拠として提出する。小野と清瀬は全く根拠のない話をことさらに強調しているに過ぎないが、真反対の主張をしても小野は何も感じないというのだろうか。妻の連帯保証について、債権者は3回ほど小野に連絡を取らせたが、そのたびに小野は「電話に出ません」と言ってはぐらかした。これには債権者の傍で聞いていた関係者が数人いる。人は嘘をつくことにためらいを感じるものだが、小野にはその素振りもない。

妻の真理も、小野から何も聞かされていなかったのかも知れないが、そうであれば、妻の真理も小野の被害者の一人であるから、小野に相応の責任を取らせる立場にあるはずだ。小野は身勝手な都合で妻を巻き込んでしまったことを何とも思わず、ただ、妻の責任を除外させようと狙っているかもしれないが、それが通るとは思えない。小野はロシアンクラブで見染めた女性を日本に呼んで、結婚したいと何回も連絡を取っていたこともあった。小野が「妻とはすぐに別れる」と言うので、債権者が「長年付き合って来た奥さんへの情は無いのか」と聞くと、「問題ない」と一蹴した小野に債権者は呆れ果てた。小野の妻や子供たち、さらに妻の実家も全て小野に騙されていることを、遅かれ早かれ分かるはずだ。

小野は複数の女性に対しても結婚詐欺を働いている事実があるが、その一人に対しては、女性の実家まで出向いて両親に「バツイチだが、幸せにします」ともっともらしく挨拶をしたようだ。これは小野が本物の詐欺師である証ではないかと思われるほどだ。小野による結婚詐欺は裁判には関係がないかも知れないが、小野が詐欺の常習者であることを裏付ける証の一つになるに違いない。10代の頃から右翼の世界に入り、今は日本一の右翼の大幹部を自称している小野の本性が、実は詐欺の常習者であるのは、あまりにもギャップが大きく、それこそ右翼を名乗る資格もないと言われて当然である。それとも小野は、父親から「こうして金を稼げ」と教育されたとでも言う積りか。自分のついた嘘で周囲に重大な迷惑をかけ、家族まで巻き込んでいる中で、妻や父親までも詐欺の共犯として巻き込むようなことをするくらいならば、右翼の看板を下ろした方がまだましではないのか。債権者自身も右翼の会長の頭山氏に会わせて欲しいと小野には2回も3回も要請したようだ。すると「少し待ってください」と小野は言ったが、いつまで待っても会わさなかった。自分の嘘がバレるから、会わせることは無いと思われた。小野が右翼のNo.2というので、被害者たちが何も言えず泣き寝入りをしているのではないか。しかし、小野が、見せかけの真面目さとは真反対であることは明らかで、ここまでギャップの大きな人間は見たことがない。清瀬弁護士にしても、全てを承知で小野に同調していることが、所属の弁護士事務所に多大な迷惑をかけていることを真剣に考えるべきだ。(つづく)

 

問題先送りで訴訟の愚挙「小野敏雄は狂気の沙汰」(9)

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(写真:小野敏雄 記事を掲載以降、小野の悪事を告発する情報が数多く寄せられている)

小野敏雄は「日本一の右翼トップが率いる組織のNo.2」を自認してきたが、小野の素性は、それこそ武士の時代ならば即切腹を申しつけられるような詐欺の常習者である。それも複数の女性を被害にかける結婚詐欺まで働いているのだからお粗末極まりないと言って過言ではない。
小野は「父親も若い頃から右翼で、その影響を受けて10代の頃から右翼の世界に入った」と自身で周囲の一部の関係者に語っているが、社会人になっても定職には就かず、右翼団体の名前を使って金銭の取り立てやトラブルの相談に乗って小遣い稼ぎをしているのが実情だった。それでいて、周囲の多くには自分の都合で右翼であることや団体幹部であることを隠し通している。小野が結婚詐欺を働いた何人もの女性の一人とはよく靖国神社に一緒に参拝したようだが、女性が「右翼でもないのに」と小野に言った時にも、小野は話をはぐらかしたという。小野にとっては右翼の肩書も詐欺の道具でしかないのだ。小野がその女性に結婚詐欺を働いていた際に、自分はバツ1と嘘をついて女性に近づき、結婚の約束をして女性の両親に挨拶までする破廉恥は、持って生まれたものなのか。妻がいて、息子と娘の家族がいる人間のすることではない。

小野は外見からは誰も詐欺師とは思わないだろう。いつもスーツを着て身なりを整え、相手と約束した面談の時刻に少しでも遅れそうになると、必ず連絡を入れるなど律儀に対応して信用させる。ところが実際には無責任で非常識極まりない言動を常套手段に詐欺を繰り返しているのだ。その大きな落差には誰もが驚くばかりで目を疑ってしまう。小野の言動の一つ一つが全て本性を隠すための演技であり、偽装なのだということに誰も気づかないのだ。何十年間も顔色一つ変えずに嘘をつき続け、それでも嘘が発覚しそうになると逃げ隠れして、警察や弁護士等に虚偽の話で自分を被害者に仕立て上げたうえに、余りにも度が過ぎる誹謗中傷を繰り返す―それが小野の本性なのだ。
「小野に対して何から何まで世話をしてきた債権者は、これまでに何人もの友人に協力した中で、過去の約30年間、小野のような度の過ぎる騙し方が一番許せないと言っている。しかも、小野の場合は金額だけの問題ではないから、小野に対する批判や非難が関係者だけでなく、時間が経てば経つほど世界中に拡散する結果となり、取り返しのつかない事態を招くことになるが、全て自業自得だ」
と小野を知る関係者全員が言い、家族や身内の実名や写真を公表すべきだという関係者達の意見も思いのほか多いという。小野が太平エンジニアリングの後藤社長のスキャンダルをネット情報に出して欲しいと持ち掛け、6年以上の付き合いがあった中で知り得た後藤氏の情報には、最低でも週に1回の賭け麻雀や女性を物色するための合コンを頻繁に行っているなどがあったようだが、情報の裏付け等の精査に時間をかける中で、間違いはなかったようだ。このときも、小野は債権者がマスコミ関係とは過去にも直接には一切会っていない事を承知していた。

小野は以前から特に金銭にまつわるトラブルをいくつも起こしてきた。多額の借金をしても、小野本人には全く返済の意思がなく、トラブルを悪化させることばかりを繰り返しているのだ。今まで事件化しなかったのが不思議なくらいだ。
小野を古くから知る関係者の一人は、小野が設立した会社(日本キャドシステム)から発注を受けた3500万円が20年近くも未収になっている。小野は、その関係者には債権者を紹介して融資を受けられる道筋をつけるから支払いを待って欲しいと言ったという。関係者が小野による未払が原因で資金繰りに窮し、借入先を紹介して欲しいと小野に言った時に、小野が債権者の名前を出して、「随分前に4000万円を2回借りたが、社長からは返済の催促を受けたこともなく、金利も安いので問題ない」と言っていたのだ。それを聞いて、関係者は支払いを待つことにしたが、いつまで待っても小野は約束を果たさなかった。小野に騙され、いくつもの事業にも資金面で悪影響が出たことで、関係者は人生を大きく狂わされてしまった。

(写真:債務弁済公正証書 会社役員から借用した8000万円を返済しなかったため遅延損害金ねん30%で計算して債務額を確定する公正証書を作成した)

今から30年以上も前の平成2年頃、小野は西義輝の運転手兼カバン持ちとして債権者の会社に出入りするようになった。西はブローカー的な事業を多く手がけていたが、事業に失敗して自己破産を余儀なくされた中で設立していた複数の会社の代表者にダミーを立てる必要に迫られ、それを全て請け負ったのが小野だった。小野はそれで毎月50万円の報酬を得ていたというが、一見すると身なりを整え、必要以上に出しゃばらず、時間を正確に守るという日常の振る舞いから、誰もが小野が生真面目な人間であるとの印象を持っていた。西も小野のそうした外見の印象を重宝がったのだろう。ところが、小野には金銭に対するけじめが全くないという性格が潜んでいたのである。小野は社会人になっても定職に就かず、嘘をついてでも相手から金を借りるか、虚偽の投資話を持ちかけて騙し取るしか収入の術がなかった。西も小野に煮え湯を飲まされたことがあったようで、債権者にも「小野には絶対に金を貸さないで下さい」と話していたくらいだったが、その時点では債権者は短期間のうちに4000万円を2回貸していた。小野が言う「一建からの入金分で返済します」という約束を信じてのことだったが、それは嘘だった。また、債権者の知人が新たな住居を探すに当たって、小野は債権者に取り入ろうとしてのことか、自分から候補となるマンションを探したり、賃貸契約を自身の名義で行うなどしたが、債権者には毎月の賃料の支払が「口座からの自動引き落とし」と言って嘘をつき、債権者から毎月の賃料を預かりながら、一部を横領していた事実もある。目先の金欲しさで、そんな嘘をついたとしか思われない。

(写真:小野が作成した借用書。平成30年12月末時点で債務は9億円以上になった)

債権者は小野の最大の被害者と言っても過言ではないだろう。小野と知り合って約1年後に4000万円を2回、合計8000万円を小野に貸したが、あろうことか今に至るも返済が一切ない。ところが、小野は令和3年2月になって「そんな債務は存在しない」と東京地裁に訴えたのである。その間に小野が何度も書き換えた借用書や公正証書等の書面が数多く債権者の手元に残っており、その中には連帯保証をした妻の真理が署名しているものもいくつもある。借り入れをするために妻が連帯保証をすると小野が債権者に申し出て、債権者が間違いないか、その都度確認していたことである。債務が存在しないなどという、とんでもない訴訟を起こしたことで、小野の本性というべき悪質さや卑怯極まりない姿勢が却って浮き彫りになったのは明らかだった。
実は、小野が訴訟を起こした発端も、債権者につき続けた嘘に限界が見えたことにあった。小野は3年ほど前から債権者の会社に頻繁に顔を出すようになった(それ以前の30年間は週に1回は電話があった)。債権者から新たな借り入れをするか投資話を持ちかけて資金を出させるのが目的だった。小野が債権者に借金を依頼する際には、いつも決まって「金利は月に1割でお願いします」ということを口にした。返済もしていないのに、高額の金利を払うというのは、明らかに融資を受け易くするための仕掛けに過ぎなかった。本当に返す気があれば、30年以上も前の借金を返済しないまま放っておくはずがない。8000万円の借金を始めとする全ての債務は令和元年当時でも金利がかさんで総額が優に10億円以上に膨らんでいた。しかし、小野はそのことには触れずに借金を申し出たのだ。この時、債権者は「更なる貸し付けは無理だ」と言って、小野の依頼を何度も断ったが、小野に「何とかお願いします」と執拗に頼み込まれたために根負けし、新たな貸付けをした。案の定、小野は借りる一方で、返済は一切無かった。その言い訳で小野はいくつもの事案を口にして「これで返済します」と言い続けたが、小野が債権者に持ちかけたそれらの投資話ほかは全てが嘘だったのである。

(写真:借用書 小野は月1割の金利で借用指摘債務も返済を滞らせ、令和2年7月時点で債務は2億円に膨らんでいる)

小野が債権者に持ち掛けた投資案件には、沖縄の浦添市内の土地転売や大量の残土処理など多くあったが、いずれも債権者への返済を先延ばしにするための時間稼ぎでしかないことは明らかだった。それでも、小野は決して計画がとん挫したとは言わず、まだ継続中であるとか間違いなく実現します等と言って悪質な引き延ばしを図っていた。債権者は小野の話が本当であるかどうか気がかりだったが、小野の表情がいつもと変わらないため、あえて詮索をしなかった。しかし、それが小野の債権者へ付け込む常套手段だった。小野が債権者に話した返済計画は五指に余るほどだったが、その一つ一つで時間稼ぎを繰り返したために、1年、2年があっという間に過ぎた。

写真:後藤悟志・太平エンジニアリング社長

小野が持ちかけた投資話には、耳を疑うような話もあった。それは小野が約6年間、懇意の関係にあった太平エンジニアリングの後藤悟志社長から報酬の未払分をもらうというものだったが、実体は恐喝も同然だった。
後藤氏の金銭に対する執着は異常で、下請会社への工事代金の支払を90日から120日まで引っ張り、期限まで待てない業者には系列のファクタリング会社を利用させる。その際の手数料が月に2%以上という設定だが、下請会社は否も応もなく利用するしかないのが実情という。後藤氏はこうした仕組みを作り上げて利益追求に徹して来た一方で、懇意な関係にある知人に頼んで架空の請求書を発行させ、太平エンジニアリングや系列会社から支払われた代金を後藤氏個人が懐にするという違法行為さえ行って、個人資産も増やして来たという。これは小野が「後藤から未払金を回収するために後藤を揺さぶる材料に使う」と言ったことの一つだった。この架空請求に関しては小野も実際に後藤氏から頼まれ、何度か違法行為に加担して報酬を受け取った事実があったという。所轄の警察署や税務署は承知しているようだ。
また、後藤氏が沖縄の土地転売で10億円の利益を上げたという中で、売買した土地の権益に地元の暴力団が絡んでいたことから、小野がその調整役を買って出て事を収めたという。そして、調整の際に小野は後藤氏から調整金を預かり暴力団に渡したという。これは、暴力団に対する利益供与という明白な刑事事件だ。小野は、いざとなれば自身が税務署でも警察でも出頭して自白するとまで債権者に語ったようだが、債権者が、6年間も付き合いのあった後藤氏を自分の資金繰りのために簡単に裏切ることは賛成しない、と言うと、小野は後藤氏のドケチぶりを散々に暴露したうえで、自分が後藤氏からもらった報酬が余りにも安すぎると反発し、「さらに7億円はもらってもいいほどです」とまで言い放った。その後に小野が後藤氏への直接のアプローチをどのようにかけたのか、結局は出頭するなどと言ったのは小野による茶番だった可能性が高い。多くの関係者への取材では、この男の人間性は最悪で、飲食でも過去30年間で一度も払ったことがないようだ。

令和2年7月4日に小野は債権者に2通の借用書を書いた。1通は30年間も引き延ばし続けた8000万円と他の貸付、もう1通は令和元年以降で新たな借入を繰り返した分だったが、8000万円ほかの借入金を合算すると長年の金利分を含め優に10億円を超え、新たな借入分も令和2年7月1日で2億円にまでなっていた。それを返済するため、小野は妻の実家で父親の死亡に伴う財産分与があり、妻が受け取る予定の約1億円を返済金に充てるという話をした。その協議のために小野は妻と共に妻の実家に出向いていると説明したが、2か月過ぎても分与金を受け取る日時が何回も変更になり確定しない。すると、今度は株券等の新たな財産が見つかり、分与金の額が大幅に増えただけでなく、小野も加えて相続財産を分け与えるという話になったという。小野が受け取る分与金は1億円強で、もともと予定していた妻の分与金も併せて返済できると、その時、小野は笑顔を浮かべて債権者に説明した。債権者は相続税の代物弁済で秋田の豪邸を無償で提供するとして小野に顧問弁護士まで紹介し、2~3回面談したにもかかわらず、この話も結論から言えば、100%小野が勝手にでっち上げた作り話だった。妻だけでなく妻の実家まで巻き込んだ嘘をついた小野の恥知らずには限界がない。ここまでの忘恥者には恐らく債権者も会ったことが無いと実感したはずだ。返済を放ったらかしにするという自分の不誠実な対応が生んだ借金で、妻に何回も連帯保証までさせておいて、ありもしない財産分与などよく思いつくものだ。ちなみに、小野が返済をしないために、平成9年から10年にかけて債権者が止むを得ず改めて借用書と公正証書を作成した。その時の債務額は1億5000万円に膨らんでいたが、小野は、提供すべき担保がないと言って、妻の真理を連帯保証人にするととともに、すでに加入していた生命保険に質権を設定することを申し出た。しかし、その後も小野は返済を滞らせるどころか、新たな借り入れを起こしていったのだが、新たな借用書や債務承認をする際にも妻の真理は連帯保証をしていたのである。

(写真:小野敏雄の自宅 土地建物の所有名義は小野が代表を務める会社と子供になっている)

小野が分与金を受け取るために債権者に銀行まで同行してもらうとした令和2年11月30日、小野は約束の時間になっても債権者の前に現れなかった。約束した時刻は午後1時だったが、夕刻になっても小野は来ず、その間に電話をしても、小野は一切応じなかった。債権者の知人(小野も20年ほど前から知っていた)が帰る途中だから、立ち寄ってみると言い、小野の自宅を訪ねたところ、室内の明かりは点いているのに応答がない。そのため、知人も諦めて帰路に着いた。

こうした小野の豹変ぶりは債権者にもあまりにも異常に見えた。多い日には一日に2回も3回も債権者の会社や自宅を訪ねたり、共に飲食を重ねるなどした日常を過ごしてきたはずの小野が、突然、債権者との関わりを一切断ち切ろうとしたのだから、周囲の関係者も誰もが小野の豹変に驚きはしたが、それが、小野が隠し続けてきた本性だったのである。しかも、小野は連絡を絶った翌日から翌々日にかけて、弁護士を使って債権者に小野との直接の連絡を控えるよう通告させたのである。小野が11月30日には債権者と一切の連絡を絶つために周到な準備をしていたのは明らかだった。
債権者は、小野の代理人に就いた清瀬雄平弁護士に、小野に対する債権の詳細を具体的に説明すると言って、何度も面談の機会を作ろうとしたが、清瀬は態度を曖昧にして交渉の場を作ろうとしなかった。そして、年が明けた令和3年1月中旬、「小野が訴訟で対応することにしたので、面談は控える」と一方的に通告してきて、翌2月に入って債務不存在の訴訟を起こしたのである。債権者は既に先んじて貸金返還請求の訴状を東京地裁に提出していたが、受け付けた裁判所の手続きに係る事情から小野の訴状の方で審理が先に始まることになったため、審理が併合されることになった。

清瀬弁護士は、審理では債権者側が提出した借用書や公正証書ほかさまざまな書証類を全て否認して、それらの書類は債権者に脅され、強制されて書いたもので、そもそも債務は存在しないと強調したばかりか、債権者が無免許で高利の金融業を営む人間であり、高金利で債務者を束縛する悪質さから多くの債務者が逃れられないでいる、という誹謗中傷を展開した。さらに、債務の経緯を捏造して、返済している分ですでに過払い金さえ発生している等の虚偽を全面にわたって構築したのである。しかし、審理が進むにつれて、清瀬弁護士による弁論が債権債務の事実関係よりも債権者を誹謗中傷する度合いが強くなっていたために、裁判長が主張を裏付ける証拠の提出を求めたり、争点であるはずの債権債務についての主張が疎かになっている点を指摘したが、清瀬弁護士は「証拠はありません」と断言したばかりか、裁判官の注意喚起にも従わず、審理の度に債権者に対する誹謗中傷を繰り返した。
小野は、公正証書を作成した前後で、担保にするものが無いとして申し出た生命保険(質権の設定)を失効させたばかりか、財産分与での返済と並行して約束していた5億円の保険契約も反故にしてしまった。長く返済を滞らせ放置してきた債権債務を無担保の状態にしてしまったのである。そのうえ、小野が「妻の連帯保証は無効」などという、とんでもない主張を繰り返すようになり、裁判官に筆跡鑑定まで要請したのである。「借用書や公正証書に記した妻の署名は自分が書いたり、知人に書いてもらったもので、妻の自筆ではない」というのが小野と清瀬弁護士の主張で、妻の実印は小野が妻に無断で持ち出し、自分が印鑑証明を取ったと言い、公正証書の連帯保証は小野が妻の代理人として承認したものだが、妻はその事実を承知していないので無効だと言い募っているのだ。
関係者によれば、「小野は裁判で主張するべき材料が無くなって、それでも審理を先延ばしにしようとして、こんなでたらめな主張をしているのだろうが、小野という人間は心底腐りきった奴だ。債権者は最初に公正証書を作成した時に、小野の奥さんに電話をして確認を取ろうとしたが、小野がわざと会話をさせないようにしたのか、直接話をすることができなかった。しかし、小野は間違いなく奥さんが連帯保証をすることを承知していると、何度も債権者に追認したので、それならばということで了解した経緯がある。その後の借用書や債務承認書の作成でも同様に、奥さんが連帯保証を継続してきたので、債権者は小野の返済が滞っても強い督促をしないままで来た。普通に考えれば、30年も返済せずに放置していることなど有り得ない話で、小野は債権者の恩情を逆手に取って、でたらめな返済計画ばかりを並べ立てて、時間稼ぎをしてきた。実際に債権者は返済計画が上手くいかなかったときでも、返済を迫ったことはなかったが、それは小野が借りたものはきちんと返すという約束を守る人間だと信用してのことであって、よもや連絡を絶ったり、債務不存在などという有り得ない訴訟を起こすとは考えもしなかった」という。

債権者への債務返済を逃れるために嘘を並べ立てて、必死で時間稼ぎをする小野は、自分が周囲からどう見られ、評価をどれほど大きく落としているか全く自覚していない。金を得るために人を騙し、嘘をつき通せなくなると姿をくらませてしまうような生き方は最も軽蔑される事であり、債権者が温情をかけた友人知人の中で、同様に債権者を騙したり裏切って所在を不明にした人間に対して、小野自身が「あれだけ世話になっていながら、やることがひどすぎる。本当に許せないですね」と債権者を前にして非難することが何回もあったが、今、小野がやっていることは小野が非難した人間たちの何倍、何十倍も悪質なのだ。
先の関係者も「私は債権者と小野の付き合いについて特に大事なことはほとんど聞いていたが、小野はまるで別人ではないかというくらい、言っていることに真実が一つもない。私にも友人が多くいるが、小野のような人間は初めてだ」と言うが、そのように考えると、小野は決して付き合ってはいけない部類の人間であることがよく分かる。30年もの長い間で債権者にはいろいろな面で世話になっているのに、小野は自分の友人知人を誰も紹介したことが無く、債権者から紹介を受けた知人にも自分の電話番号すら教えない、何かの用事で小野に電話をして用件が済むと、小野は必ず電話の履歴を消して欲しいと強い口調で言う。そういう対応に、周囲の人間は全員が強い不信感を持っていたようだ。小野は自分が債権者についている嘘がバレることを恐れ、徹底して秘密主義を通していたようにも映るが、自分の友人や知人を紹介することは一切なく、また債権者が、小野が借金の返済について曖昧な態度を取り続けて先延ばしを繰り返していた中で、右翼団体のトップを紹介して欲しいという話を2度3度としたことがあったが、小野はそれにも応じなかった。

すでに小野の正体が周囲にも実感される中で、小野と付き合いを続けていた知人が小野に対して距離を取っているという話も聞こえてくるが、友人知人について知り得た情報についても自分の勝手な事情や都合で誰彼構わずべらべら喋ってしまうような人間を誰も信用しないし、最も忌み嫌うに違いない。小野が世間を欺きながら内面に抱えている闇の正体が、このままではさらに世界中に拡散する一方で、家族や身内も大変な思いをするのは必至だ。(つづく)

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